魔王城内
勇者「いったいどこに…」
魔王「ううむ…」
勇者「よし!魔王は右を!俺は左を探す!いいか?」
魔王「任せろ!」
勇者「先に魔王を見つけた方が一万ゴールドだぞ!!」
魔王「ふふ…よかろう。まぁ楽勝だな。」
勇者「言ったな~?よーいスタート!!!」ダッ
魔王「ちょwいきなりw」
勇者 ダダダダダダダダッッッ!!!!
魔王 タッタッタッタッタッッッ…
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魔王「と言ったものの…いつ打ち明けるか…」
魔王「始まりの村からはるばる共に魔王討伐にきたが。」
魔王「我が魔王だと…」
魔王「どないしよ…あっ方言でてもうた…」
勇者「魔王コロス魔王コロス魔王コロス」ダダダダダダダダッッッ!!!!
勇者「ん?そういえば…」
勇者「魔王の名前も確か…」
勇者「魔王だったな」
勇者「あれ?」
魔王「こうなったら…」
魔王「「スライムッ!」」テレパシー
スライム(擬態:魔王ver)「「あっ!魔王さま!」」受信
魔王「「スライム!今から中央庭園に来い!擬態のままで!」」
スライム「「え?なぜです?」」
魔王「「気にするな!至急!頼む!」」
スライム「「魔王さまが自分なんぞに頼むと!ありがき幸せ!今すぐ参ります!」」
魔王「すまぬ…スライム…」
中央庭園前
ダダダダダダダダッッッ!!!!
勇者「おっ?」
魔王「む?」
勇者・魔王「いたか!?」
勇者「ということは」
魔王「お前もか」
勇者「ここからは一緒に探すか。」
魔王「いや、その必要はなさそうだぞ!」
勇者「どういうこった?」
魔王「前方を見ろ」ひそひそ
勇者「あいつは!」ひそひそ
勇者・魔王「魔王!」ひそひそ
スライム「魔王さままだかな~」
魔王「とりあえず賭けは我の勝ちだぞ」
勇者「くそう…」つ一万
魔王「はっはっは。すまんな」受け取り
勇者「それにしても…」
魔王「どうした?」
勇者「あの魔王、ぷるぷるしてるな」
魔王「たぶん骨粗しょう症なんだろう。こう…座りっぱなしで」
勇者「なるほど!」
勇者「しかも頭上にLV⒈ってでてるぞ」
魔王(まぁ…スライムだし…)
勇者「あれ本当に魔王か?」
魔王「ギッ!ギクーーーーッ!!!」
魔王(やばい!やばい!今日の勇者なんか頭いいぞっ)
勇者「もしかして…」
魔王「もしかして?」ダラダラ…
勇者「おまえが魔王だったりしてー…」
魔王「」
勇者「い、いや!言ってみただけ!言ってみただけだから!」
魔王「だ、だよな!驚かしおって…」
スライム「あっ!!魔王さま!」
魔王(ぐおおおおお~!ばかものがあああ!!)
勇者「え?」
魔王「バギムーチョ!!」カッ!
魔王「ジゴデイン!!」カッ!
魔王「ドルマドン!!」カッ!
魔王「ベタドロン!!」カッ!
魔王「ザラキーマ!!」カッ!
勇者「もういい!もういい!消し炭になってるから!!」
勇者「ま、まぁ魔王は倒せたし、一件落着ってことでwねw」ハハハ…
魔王「そうだな!そうだよな!いやよかったよかった!」はっはっは!!!
勇者(それに…魔王にいっつも守ってもらってばかりだし…こいつが魔王なわけない!)
一応ステータス
勇者 LV12 バランスタイプ 逃げ足が速い
魔王 LV97 魔法タイプ 闇のローブで攻撃を吸収
魔王「勇者にフール掛けといてといて良かった…」ボソッ
勇者「どうした?魔王?」
魔王「ん?いやなんでもない!なんでもないぞ!」
魔王「それより…さっきの奴は弱すぎだ。たぶんフェイクだ。」
勇者「やっぱりか~」
魔王「さ、勇者よ魔王を倒しに出発だ!」
勇者「なんか頭がもやもやするなぁ~」
勇者「ま、いっか」
こうして彼らは魔王討伐という名の
世界巡りの旅にでたのだった。
END
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