アニ「私が、その、アルミンを好き、という風潮」(357)

アニ「アリだと思う!」キリッ



前回『アニ「私がエレンを好きだという風潮」』の一応続きです。ただ、見ていなくても
・アルミンかわいい
・アニとミーナとミカサの仲がいい
・アルミンが大変鈍感
・アルミンはかわいい
というのさえ把握して頂ければ幸いです。後今回はアニ→アルミン要素が中心です。


※同じ題名のSSがありますが、なんら関係はありません。もしそちらを期待された方は大変申し訳御座いません。作者のミスです。すみません。また、そちらの作者様には大変ご迷惑をおかけします。本当に申し訳御座いません。

前回以上に見切り発車でいきます。


―――――――――


ミカサ「ではさっそく始める。何かいい案は?」

ミーナ「はい!ミカサ作戦参謀!」

ミカサ「はい、ミーナ」

ミーナ「裸エプロンは男子の夢だと聞きます!」キリッ

ミカサ「採用。さぁ、アニ」ソッケツ


―――――――――



アニ「ア、アルミン!///」

アルミン「おはようア――」キビッ

アニ「―――///」



ミーナ「アニ、顔真っ赤っかですよ」

ミカサ「一応、下着を付けている、とは言え、前から見たら、裸エプロン」

ミーナ「冷静になったら、羞恥以外の何物でもない姿ですね」

ミカサ「涙目、モジモジ、顔真っ赤」

ミーナ「襲いたい」(頑張って)

ミカサ「声に出ている。逆」

ミーナ「あ、アルミン何かに気がついた」

ミカサ「一旦部屋に戻ったみたい」

ミーナ「スマート本展開クルー?!」ドキドキ

ミカサ「……いや、あの様子は」

ミーナ「あ、部屋から出てきた。あれ、何か持ってる」

ミカサ「やっぱり。作戦は、失敗」

ミーナ「どういうことですかミカサ作戦参謀」

ミカサ「昨日は一日雨、きっとアルミンは、アニが着る服がない、と考えた、ので、自分の服を、渡した!」キリッ

ミーナ「な、なんだってーッ!」

ミカサ「見て、あの無垢で天然な善意満天な笑顔を」

ミーナ「で、でも普通は異性に借りにきたりしないって」

ミカサ「私やミーナに、迷惑をかけたくないから、アルミンを頼った、とアルミンなら勘違い出来るはず!いや、勘違いしている!」

ミーナ「あ、そのまま帰っちゃった。あーあ、失敗かぁ」

ミカサ「ひとまず、アニを回収。アニ、アニ!」

ミーナ「あれ、服を受け取ったまま固まってますね。恥ずかしさのあまりオーバーヒートしましたかな?」

ミカサ「あの姿のまま、立ち往生は、危険。回収する」




アニ(アルミンの、何時も、着ている、服、だぁ……///)ギュー



―――――――――

ミーナ「ネコ耳には万物事象を覆すエントロピーがあると聞きます!」キリッ

ミカサ「採用」ソッケツ

アニ「私の意志は!」


―――――――――


ミカサ「アルミン、何も聞かずに、これを付けて」

アルミン「これって、カチューシャ?に、耳がついてるね」

ミカサ「アルミンなら、きっと似合う」

ミーナ「因みに私のです」

エレン(なんでそんなの持ってんだよ)

アルミン「……いや、なんで僕がつけるの?」

ミカサ「大丈夫、心配しなくてもアルミンには凄く似合う」

アルミン「心配しているのはそこじゃないんだけど」

ミーナ「自分でつけるか、無理やりつけられるか、さあどっち!」グッ

アルミン「それ二択になっていないよね」

ミカサ「そうは言いつつ、ちゃんとつけてくれるアルミンは優しい」

アルミン「ありがとう。これで、いいのかな?」カチャッ

ミーナ(妄想はしていたけど)

エレン(なんでこんなに)

ユミル(違和感ねぇんだよ)

クリスタ(かわいぃ………///)

ミカサ「アルミン、かわいい」

アルミン「そう言われるのは、複雑だよ」

クリスタ「アルミン、アルミン」クイクイッ

アルミン「どうかした、クリスタ?」

クリスタ「――――お手」スッ

アルミン「………ん?」

クリスタ「――――ごめん、なんでもない///」

ユミル(かわいい)

ライナー(かわいい)

アルミン「………はぁ、はい」ヒョイッ

クリスタ「―――///!」ビクビクッ

クリスタ「ぁ、ぁりがとぅ……///」

アルミン「どういたしまして」

ミカサ「よくできました」ナデナデ

アルミン「ミカサは頭なでないで」

ミーナ(これは妄想以上やわぁ………)


アニ「―――あれ?」



―――――――――


ミーナ「はい!女の手料理は媚薬よりも強烈だとこの前雑誌に書いてありました!」

ミカサ「いいですとも」

アニ「いやまてまてまて」



―――――――――

アニ「ほら、出来たよ」

ミカサ「………うん、不味くはない」

ミーナ「………うん、食べられる」

アニ「―――言いたいことがあるなら、ちゃんと言って」

ミカサ「あまりにも可もなく不可もなくなため、評価しにくい。悪い点はないもののアピールする点もないのでコメントに困る」

ミーナ「いっそ爆発させるとか鍋が溶けるとか料理から悲鳴が木霊するか、あるいは食べたら強制イメージ突入させるか裸になるかそのくらい突き抜けてほしかったよ」

アニ「少しはフォローしてくれてもいいだろう」

サシャ「呼ばれた気がして参上しました!」スッ

アニ「呼んでないから帰んな」

サシャ「まぁまぁそう言わずに。おや、肉じゃがですかこれは?」

アニ「肉は殆ど入っていないけどね」

ミーナ「女の手料理、18番ね」

アニ「ミーナ、それちょっと古い」

サシャ「はむっと。ぉぉ、アニも見かけによらず料理出来るんですね」パクパク

アニ「見かけによらずってのは余計だよ」

サシャ「ですが、具材の食感がバラバラですねぇ。一気にまとめて入れてしまいましたね」

アニ「ギクッ」

サシャ「味付けも大雑把すぎます。具材に味がしっかり染み込んでいませんし、もったいないですよ?」

アニ「……あんたに、指摘されるとなんだか異様に落ち込むよ」

サシャ「失礼な!」

ミーナ「まぁ、言うほど具材グチャグチャだったりしないけどね」

ミカサ「味も普通」

サシャ「つまり、アニの料理は男っぽいんですよ」

ミーナ「意外と乙女なのにね」

ミカサ「バレバレ」

サシャ「でも料理は男前です」

アニ「よしわかったあんたら表でな」


―――――――――


アニ「全く、なんで私も言われるがまま流されてるんだよ」


アニ(大体しょうがないじゃないか。物心ついた時にはパパと二人暮らしだったし)


アニ(………はぁ、本当に、何をやってんだろう、私)


アルミン「アニ?」


アニ「アルミン?」

アルミン「洗い物?」


アニ「厨房借りたからね。面倒だけど」


アルミン「へぇ、アニも料理出来るんだ」


アニ「なんだい、あんたも似合わないなんて言うのかい? 」


アルミン「そうじゃないよ。意外だなとは思ったけど、やっぱり女の子なんだなぁって」ニコッ


アニ「………その言い方も、困るよ。アルミンは料理出来るの?」

アルミン「一応、ね。両親は早くに亡くなっちゃって、シガンシナ区にいた時からおじいちゃんと二人暮らしだったから。自然と覚えたんだ」


アニ「………悪い」


アルミン「気にしないで。今じゃいい思い出だよ」


アニ「………」


アルミン「―――アニって、やっぱり優しいよね」


アニ「――――そんなことないよ。用がないなら帰んな。邪魔だよ」テレッ


アルミン「そうだね」スッ

アニ「………いや、何してるの」


アルミン「二人でやった方が早く終わるでしょ?」ガシャガシャ


アニ「いや、私頼んじゃ―――」


アルミン「僕が勝手にやってるだけだよ。それに、実は洗い物って嫌いじゃないんだ」ニコッ


アニ「はぁ、もう…………好きにしな」


アルミン「ありがとう」

少ないですが、今日はここまで。
明日も夕方、夜あたりに投稿しやす。

後今回は多分エレミカ要素はなくなると思いますのでウワナニヲスルヤメ――――


―――――――――


ミーナ「はい!ずぶ濡れ下着が透ける姿に欲情しない男はいません!」キラキラ


ミカサ「本音は?」


ミーナ「私が観たいだけです!」キリッ


ミカサ「正直者。よって採用」


アニ「ミーナちょっとま――」サバーンッ


―――――――――


アニ「くっ、何処に逃げた」ダダダダッ


アルミン「アニ?どうしたの、こんないい天気にずぶ濡れで?」


アニ「ミーナとあんたの幼なじみにやられたのさ。二人を見なかったかい?」


アルミン「今朝一緒に朝食を取った後は見てないよ」


アニ「そう、見かけたら―――」


ミカサ「隙アリ」ザバーンッ

アニ「…………」ズブヌレ


アルミン「ア、アニ?」アセアセ


アニ「………ふふ、ふふふふふ」ゴゴゴゴゴ


アニ「アルミン、あんたの幼なじみ、一人減るけどいいよね?」


アルミン「ははは……、それは困るから、止めて欲しいな」


アニ「善処してみるよ」

アルミン「あ、待って」


アニ「何?」


アルミン「ずぶ濡れのままだと風邪ひいちゃうから。アニは上位なんだから、風邪でもひいたら大変だよ?」フキフキ


アニ「あ、ありが―――///」ピコーンッ


アニ(しまった!水分含んで服が透けてる///)


アルミン「一旦戻って着替えた方がいいかな?どうかした?寒い?」フキフキ


アニ「い、いや、大丈夫///」


アルミン「…………!」ピコーンッ


アニ(気が付かれた///!)ビクッ

アルミン「安心して、このタオルまだ僕使ってないから。だから汗とか大丈夫だよ」


アニ(そこじゃない!)


アルミン「こういうのって女の子は敏感だよね。気が回らなくてごめん」


アニ「あ、いや」


アルミン「髪も勝手に拭いちゃうし、いつもの癖でつい」


アニ(寧ろ嬉しかったよ!)


アニ「ん?いつも癖?」

アルミン「昔エレンの家に泊まった時に、よくミカサの髪拭いてたんだ。ミカサ、自分の事にはズボラだから。折角綺麗な髪なのに」


アニ「へ、へぇ………」ピキッ


エレン「アルミ~ン!そろそろ再開するぞー!」


アルミン「いけない、エレンの自主練に付き合ってたんだ。それじゃあね、ちゃんと着替えてね」


アニ「あぁ、わかったよ。頑張んな」


アルミン「そっちも、程ほどにね」


アニ「………はぁ」


―――――――――


アニ「」テクテクテク


ベルトルト「アニ?ってどうしたの!?」


アニ「あぁ、ベルトルト」


ベルトルト「うわあっ!前!前ッ!は、早く着替えないと!はい、これ着て良いから!」


アニ「――――」ジィィィ


ベルトルト「ア、アニ?」上半身全裸


アニ(これが、男子の普通の反応、だよねぇ)ハァ

アニ「ベルトルト、流石に上半身裸は不味いって」


ベルトルト「え?………うわっ!」ザバッ


アニ「後、ミーナとミカサ見なかった?」


ベルトルト「いや、見かけてない、かな///」


アニ「そう、わかった」


アニ「――――それと」


ベルトルト「え?―――――ッ!」ビシッ


アニ「意識しすぎ。見せもんじゃないよ」テクテクテク


ベルトルト「――――ッ!」臑にクリーンヒットで悶絶中

今日はここまで。
ベルトルトさんラッキースケベおめでとう。

この後、アルミンのタオルを手に入れてどうでもよくなったアニでした。
ただ少しミカサに嫉妬。

明日もまた投稿しやす。短いですが、すみません。


―――――――――


ミーナ「はい!酔った女は森羅万象強靱無敵と言います!」ズバッ


ミカサ「採用」ソッケツ


アニ「まてまてまてまて!流石にまて!」


ミカサ「どうしたの、アニ」


アニ「それはつまり、酒を飲むってことだろ?」


ミーナ「そーだね」


アニ「私達は紛いなりにも訓練兵。その私らが飲酒なんて、教官にバレでもしたら、下手すりゃ開拓地行きだよ?」


ミカサ「大丈夫、問題ない」キリッ


―――――――――


掲示『今月末、懇親会を開催します。主催アニ・レオンハート』


ミカサ「ブイッ」エッヘン


アニ「ちょっとまてえええええええええッッッ!!」ガタンッ


アニ「何?なんで通っちゃってるの!そして私が主催者って!」


ミーナ「だってアニの為にやるんだもん」


ミカサ「大丈夫、ちゃんと助っ人も用意してある」ブイッ


―――――――――


アニ「結局、言いように言いくるめられて、この有様だよ」


アルミン「ははは、それは災難だったね」


アニ「でもよかったのかい?私の手伝い、いや、懇親会の内容ほぼ丸任せにしちゃうけど」


アルミン「気にしなくてもいいよ。こういう時じゃないと、僕は役にたたないしね」


アニ「ま、アルミンが手伝ってくれて私は本当に助かるよ」

アニ「しかし、まさかこうも簡単に、普通に通るなんてね」


アルミン「いくら訓練兵とはいえ、僕達はまだまだ子供だし、ずっと訓練ばかりじゃ色々溜まっちゃうしね」


アルミン「たまには息抜きを認めないと、身が持たないと思うよ」


アニ「だからって、こうも堂々とお酒飲んだりして、大丈夫なのかい?」


アルミン「ガイドラインもあるし、訓練兵を卒業したらそれこそお酒を飲む機会なんて多々あるでしょ?その時に、自分がどれくらい飲めるのか把握しておくのも大事だよ?」

アニ「………アルミン」ジィィィ


アルミン「ん?なに?」ギクッ


アニ「やけに、すぐ解説できるね」


アルミン「……………実は、みんなに頼まれて、教官を説得したの、僕なんだ」


アニ「やっぱり」


アルミン「ごめんね。アニに迷惑かけちゃって」


アニ「はぁ、誰も迷惑だなんて思っちゃいないよ」


アニ(それに、私も少し、楽しみだし)クスッ


―――――――――


アルミン「簡単にアンケートも取ってあるから、はい」


アニ「相変わらず、用意がいいね」


アニ(で、だ)ジィィィ


ライナー「昨日の夕食に集めたのだろ?よく集計出来たな」


ベルトルト「夜遅くまでやってたみたいだし、あんまり無理しないでよ」


アニ(なんでこいつらもいるんだよ。二人っきりだと思ったってのに)ハァ

サシャ「今から楽しみですねぇ。アニ?どうかしましたか?」


アニ「なんでもないよ」プイッ


アルミン「まず食材の方を見て、酒屋は最後でもいいかな」


サシャ「食糧庫から拝借すればいいんじゃないですか?」


アルミン「今回は、訓練に関係のない個人的な催しだから、食糧庫の食糧を使うわけにはいかないんだよ」


サシャ「では当日買いに来れば良いじゃないですか」


アルミン「個人って言っても、今回はかなりの人数が参加するからね。足りませんでしたっていう事態になっちゃうと、折角の懇親会が台無しになっちゃうから」

ライナー「心配しすぎな気もするが、中途半端な量だとサシャが一人で食い尽くすかもしれんしな」


サシャ「いやいや、それほどでも」エヘヘ


ベルトルト「サシャ、褒められてないよ」


アルミン「日持ちするものとかは、今日買って保管してもらうから。結構な量になるから二人にも頼んだんだ。ライナーとベルトルト、折角の休日にごめんね」


ライナー「気にすんな」


ベルトルト「僕も楽しみにしてるからね。手伝えることがあればよろこんで手伝うさ」

アニ「あれ、ならサシャはなんで連れてきたの?」


アルミン「………サシャが、どれくらい食べるか、把握仕切れなくて」


サシャ「エッヘン」


ベルトルト「サシャ、だから褒められてないよ」


アニ「食い意地だけは、人一倍だね」


サシャ「そんな私のことまで考えてくれるアルミンは好きですよ~」ダキッ


アルミン「抱きつかれても、一定範囲以上は買わないからね」

サシャ「そこをなんとか?」グリグリ


アルミン「だめ」キッパリ


サシャ「こんな美少女が抱きついているのに?」


アルミン「最近は、女性からのセクハラで苦しむ男性が増えてるとか」


サシャ「グヌヌ、手強いです」ワシャワシャ


ベルトルト「ははは、サシャは相変わらずだね。――――アニ?」


アニ「―――なに?」ギロッ


ベルトルト「何でもないです」シュンッ

短いですがまた明日。
あとベルトルトの扱いが変ですが、彼には一応大事な役目が、あるんじゃないかなぁ。

サシャがアルミンをワシャワシャやってるのかわいい。


―――――――――


サシャ「ふっふふ~!これは月末が楽しみですよ~!」フッフッフッ


アニ「食糧庫に忍び込んで摘み食いするんじゃないよ」


サシャ「善処します」キリッ


ライナー「鍵だ鍵、鍵かけて保管しとこうぜ」


ベルトルト「まぁ、小麦粉とかチーズとかなら、大丈夫じゃないかな?」


ライナー「ベルトルト、疑問符付いてるぞ」

サシャ「これで終わりですか?」


アルミン「うん。後は酒屋に行って予約して、当日まとめて取りにくるだけだよ」


アニ「へぇ、万が一の時用にちゃんと予算のこしてあるんだ」


ライナー「本当に、抜かりないな」


アルミン「几帳面で心配性なだけだよ。たしか、この辺りって聞いてたんだけど……」


酒屋の娘「――――アルミン?」

アルミン「――――あ」


酒屋の娘「やっぱり。アルミンだ!久しぶり!覚えてる?」


ライナー「なんだ?知り合いか?」


サシャ「―――――ライナー、他に酒屋ってありませんでしたっけ?」


ライナー「いや、無い訳じゃないが、どうしたんだよ」


サシャ「―――女の感ってのですかね。あの女、なんか、好きになれません」クンクン


ライナー「感って、失礼だろそりゃ。アルミンの知り合いみたいだし」


サシャ「―――気のせい、だといいんですけど」

酒屋の娘「アルミンちっとも変わってないね。今なにしてるの?」クスクス


アルミン「え?今は、その、訓練兵、かな?」


酒屋の娘「アルミンが、訓練兵?」キョトンッ


酒屋の娘「…………プフフッ!あのアルミンが?本当?」クスクス


ライナー「アルミン、知り合いか?」


アルミン「え?あぁ、うん。シガンシナ区、にいた頃の」


酒屋の娘「貴方達も、訓練兵?」クスッ


ライナー「あぁ、アルミンと同じ訓練兵だ」


酒屋の娘「―――へぇ、本当に、そうなんだ」

酒屋の娘「ウチ、シガンシナ区がまだ安全だった頃、アルミンの近所に住んでいた、所謂幼なじみってやつです」


ベルトルト「へぇ。つまり、エレンやミカサ以外の幼なじみか」


酒屋の娘「―――ミカサ」ボソッ


アルミン「………うん、シガンシナ区があんな事になってから、別れたままだったんだ。……大丈夫だった?」


酒屋の娘「あの後、親戚のここに引き取られて、なんとか生活出来てるわ。アルミンの方こそ、訓練兵になってるなんてビックリしちゃった」クスッ


酒屋の娘「本当、ビックリ」


アルミン「―――」

アニ(アルミン?)


サシャ「ア~ルミン!つもる話もあるでしょうが置いちゃって、早く用事済ませちゃいましょ」ダキッ


酒屋の娘「用事?うちに何か?」


アルミン「…………うん、ちょっとこれに書いてあるお酒を予約しておきたいんだ」


酒屋の娘「はいは~い、どれどれ?うん、全部取り扱ってるものだから、大丈夫だよ。量とか決まってる?」


アルミン「一応。予算と相談しながら、かな」


酒屋の娘「なら、アルミン借りてもいい?奥で書くものとかあるし」

アニ(アルミン?)


サシャ「ア~ルミン!つもる話もあるでしょうが置いちゃって、早く用事済ませちゃいましょ」ダキッ


酒屋の娘「用事?うちに何か?」


アルミン「…………うん、ちょっとこれに書いてあるお酒を予約しておきたいんだ」


酒屋の娘「はいは~い、どれどれ?うん、全部取り扱ってるものだから、大丈夫だよ。量とか決まってる?」


アルミン「一応。予算と相談しながら、かな」


酒屋の娘「なら、アルミン借りてもいい?奥で書くものとかあるし」

サシャ「お腹空いたので早くしてくださいね」


アルミン「うん、そんなに時間かからないから大丈夫だよ」


酒屋の娘「は~い離れてね~。じゃあアルミン借りますね」


アニ「アルミン、私も行こうか?」


アルミン「―――大丈夫、すぐ終わるから」


酒屋の娘「それで、予算は?」


アルミン「これくらいかな―――――」

書き溜め全部消化。
エラーにエラーが重なり、二重投稿してしまいすみませんでした。まだエラーが続きそうなんで、今日はあきらめます。


てか酒屋とかあるのかなこの世界。色々無理が見えてきました。

アルミン君の受難はまだ続く!

一応、構成上ではそこそこ出張ります。アルミン関係で、どうしても必要なので。
注意書きし忘れましたが、簡単な原作改変?や地味にモブキャラでます。
ご了承ください。

ライナー「サシャ、気にしすぎなんじゃないか?いい子じゃないか」


サシャ「そうですか?あれは裏に逸物抱えてますよ。見る目無いですね」


ライナー「お前には言われたくない」


サシャ「アルミンの様子も、少し変でしたし。ねぇアニ」


アニ「さぁね?偶然の再会に戸惑っていただけじゃないかい?」


サシャ「心にもないことを」

ライナー「……お前って、そういうこと話すんだな。てっきり食い物以外興味ないのかと思ってたぜ」


サシャ「ライナーはいつまでもクリスタクリスタ言ってないで、もう少し内面を視るようにしてはどうですか?」


ライナー「ちょっとまて!俺は全部まとめてクリスタをだなぁ!」オオゴエ


ベルトルト「ライナー、恥ずかしいから黙って」ムグッ


サシャ「ベルトルトはどう思います?」


ベルトルト「そうだね。アルミンの知り合いなら、悪く言いたくないかな」


サシャ「出来れば、私だってそうしたいですよ。気のせいなら、それでいいんです」

アニ「ま、私らには関係ない事だよ」


サシャ「………アニは、気になりませんか?」


アニ「だから、部外者が立ち入る問題じゃないってことさ」


ベルトルト「アルミン、戻って来たみたいだよ」


酒屋の娘「それじゃあ待たねー、アルミン」ヒラヒラ


アルミン「うん、また」


ライナー「で、どうだった?」


アルミン「大丈夫だったよ。寧ろ、少しサービスして貰ったくらい」

ライナー「いや、そうじゃなく―――」


サシャ「ご飯の時間ですね!」グイッ


ベルトルト「今から帰って食堂に行くよりは、このあたりで済ませようか」


サシャ「ですよねー!では早速!」ワキワキ


アルミン「サシャ、慌てなくても逃げないよ」


アニ「アルミン」


アルミン「アニ、何?」


アニ「………早く行くよ」


アルミン「うん、そうだね」

サシャがこの手の話題に敏感なのが書いていて違和感。
ただ、勘のいい子だし、意外と周りみてるしいいかな?

今書いてますが、後少しだけ投稿しやす。ちょっと送れます。

無理眠い。
ちょっと調整中。過去ねつ造中。

因みに訓練兵一年目経過位を意識していました。が、色々無理がありそうですので、気にしないでください。



―――――――――


ミーナ「ミカサ、一つ聞いてもいい?」


ミカサ「何?」


ミーナ「ミカサはさ、エレン程じゃないにせよ、アルミンにも過保護じゃない?」


ミカサ「過保護かどうかは、わからない。でも、エレンと同じくらい、大切」


ミーナ「良かったの?」


ミカサ「……質問の、意味が分からない」

ミーナ「まぁ、焚き付けたのは私なんだけどさ、アニとアルミンをくっつけるのに手伝わせちゃって良かったのかなって」


ミーナ「前は、あぁ言ってくれたけどさ。やっぱりミカサにとっては、アルミンも特別じゃない?」


ミカサ「……アニが、どれだけアルミンに向かっているかは、もう理解している」


ミカサ「ので、問題ない」


ミカサ「それに」


ミーナ「それに?」


―――――――――


クリスタ「どういう、こと?」キョトン


エレン「前言ったことあったろ?アルミンが昔いじめられてたせいで、自分を過小評価しすぎるって」


ユミル「そういや、そんなこと言ってたな」


エレン「昔はもっと明るかったし、友達も多かったんだよ」


ユミル「ん?まてよ。今さっき苛められっこだって言っただろ?」


エレン「――――まだ、シガンシナ区にいた頃、ちょうどミカサが家に来たあたりだったかな」


―――――――――


ミカサ「あの頃、私がエレンの家族に迎えられた頃、私はアルミンと知り合った」


ミーナ「さぞ可愛かったんでしょうねぇ」


ミカサ「勿論」キッパリ


ミカサ「その頃のアルミンは、近所の子供達のまとめ役だった」


ミカサ「私が知り合った頃には、アルミンとエレンは親友同士で、私も当然、親友になった」


ミカサ「なぜなら、私とエレンは家族だから!」キリッ



―――――――――


エレン「ま、ミカサも見て解るとおり、一癖も二癖もあるだろ?」


ユミル(お前がいうか)


エレン「父さんからも仲良くするように言われてたし、俺も、なんとかしたかったからな。だからよく三人で行動するようになったんだよ」


クリスタ「へぇ、エレンって意外に面倒見がいいんだね」


エレン「そうか?普通じゃねーの?」


ユミル「で、そのアルミンがどうして苛められっこになるわけだよ」


エレン「……多分、キッカケは」







エレン『マジでか!』


アルミン『う、うん///』


ミカサ『こくはく?』キョトン


エレン『こくはくってのは、好きな人に好きですって言って、相手も好きですっていったら、家族になるんだって。父さんが言ってた』ドヤァ


アルミン『そ、そんな家族だなんて、大袈裟だよ!』

ミカサ『エレン』クイクイ


エレン『ん?どうした?』


ミカサ『好きです』


エレン『ああ』


ミカサ『?』クビカシゲ


エレン『?』クビカシゲ


アルミン『?』


ミカサ『それで、アルミンは何って言ったの?』

アルミン『―――――うんって///』


エレン『誰なんだよ教えろよ!』


アルミン『あ、後で!』アセアセ


ミカサ『エレン、無理強いはだめ』


エレン『ちぇっ。後でちゃんと教えろよ!約束だからな!』


ミカサ『出来れば、私にも』


アルミン『うん』ニコッ






―――――――――


―――――――――


ミカサ「その後だった。アルミンが虐められるようになったのは」


ミーナ「………それは、男子の嫉妬?」


ミカサ「どうだろう、あったのかも、しれない」


ミカサ「アルミンは、壁の外の世界に、興味がある。でも、あの頃は、今以上に、そういう思想は、危険視されていた、忌み嫌われていた」


ミーナ「まぁ、壁が破られるなんて思いもしなかったしね」


ミカサ「でも、アルミンもその事はわかっていたし、だから私やエレンにしか、そう言うことを話さなかった」


ミカサ「なのに、『異端者』として、虐められていた」


ミーナ「ミカサ、ちょっと怖いいやわかるけど怖いから」ブルブル



―――――――――

エレン「ま、その連中は俺とミカサで蹴散らしたんだが」


ユミル「お前が?」ジィィ


エレン「………ミカサが、大半俺んち送りにしてな」


ユミル「だろうな」


クリスタ「でも、どうして急に?だって、皆仲が良かったんでしょ?」


エレン「俺だって詳しくはわかんねぇよ。アルミン、教えてくれねぇし」

エレン「ただ、その告白が原因だろうってのはわかるけどな」


ユミル「アイツ、頭いい代わりに、どっかの誰かさんみたいにかなり頑固だからなぁ」ジロッ


クリスタ「?」キョトン


エレン「それから、女性恐怖症にもなってたし」


クリスタ「本当に?!」グシッ


エレン「だ、大丈夫だって。俺とミカサでちゃんと直した。じゃなかゃクリスタとも話せてないだろ?」


クリスタ「そ、そうだよね」ホッ



―――――――――


ミカサ「大変だった。初期は私にすら触れない程」グスッ


ミーナ「うわぁ、それは辛いわ」


ミカサ「憂さ晴らしに、近所のいじめっ子を蹴散らした。私は悪くない」


ミーナ「うん、悪くない」


ミカサ「エレンに女装させたり、同じベッドで三人で寝たり、一緒にお風呂に入ったり」


ミーナ「妄想済みです」


ミカサ「でも、その影響で元からあった女性耐性が要塞鉄壁と化した」


ミーナ「あぁ、納得」


ミカサ「………アルミンに、拒絶されるのが、耐えられなかった」グスッ

ミーナ「でも、同じ女性としても意味不明だね。告白して、すぐに別れて、そして苛めを促すなんて」


ミカサ「私にも、わからない。でも、その告白が、アルミンの卑屈思考に拍車をかけた。それは今も直っていない」


ミーナ「あれ、でもアルミンって、シガンシナ区にいた頃にも告白されてたんだよね?」


ミカサ「元々、アルミンはとても優しい。ので、苛めが始まっても、人気があった」


ミーナ「そしてかわいいときたもんだ。ほっとけないって」


ミカサ「でも、要塞となった精神に、卑屈内向き思考が加わったアルミンの前では」


ミーナ「ですよねー」


―――――――――


ユミル「で、あいつの過小評価癖を直すいい機会ってか?」


エレン「勿論、クリスタが本気だったってのが協力した一番の理由だ」


エレン「……まぁ、そう思わなかった訳じゃないけどな。悪かったな、クリスタ」


クリスタ「ううん、気にしないで。でも、大丈夫かなぁ」


ユミル「うちの女神様でダメならアイツは一生童貞だって」


クリスタ「ユ、ユミル///」


ユミル「これを切欠に、もう一人も直りゃいいけどな」


エレン「誰のことだ?」


ユミル(お前だよ)

以上。
過去ねつ造に、つじつま合わせやらで大変です。うまくかけずにさらに大変です。

色々すみませんでした。
でもあのアルミンが女子の間で話題にならないなんておかしい!

尚、次回投稿予定は明日?今日?の夜となります。
よろしくお願いします。
後何気にミカサさんとエレンが一緒にお風呂入っていましたが関係ないよね。
だって家族だから!




―――――――――


ミーナ「はい!胸の大きさに定評のあるアニはアルミン的にありか、なしかを調べるべきです!」ワキワキ


ミカサ「盲点。採用」ソッケツ


アニ「ミーナ、それ普通にセクハラ」アキラメ

ミーナ「だってさぁ、今度の懇親会で、ホロ酔いアニちゃんがアルミンに迫るわけですよ」


アニ「ホロ酔いアニちゃん?」

ミーナ「少し顔赤くして、暑いね、とか言って胸元パタパタさせるんですよ。勿論アルミンの角度から中が見える様に」


ミカサ「詳しく」


ミーナ「ポイントは首回りが広く、且つ前のめり顎を上げ上目遣い少しテレさを入れる事。ワンクッションに相手の肩に寄りかかるのも大事よ」


ミカサ「フムフム。続けて」メモメモ

ミーナ「しか~し、ここでもしアルミンが貧乳至上主義者だったなら、こうなる!」ビシッ




アルミン(妄想)『はぁ、貧乳じゃない胸にいったい何の価値があるの?緊急時の栄養にでも貯めてるの?夢が詰まってるとか本気で思ってる?詰まってるのは不甲斐なく垂れる哀れな未来だけだよ』




ミーナ「こうなる!」


ミカサ「なん、だと?」


アニ「いやその妄想はおかしい」

ミーナ「勿論アルミンが巨乳推進機構入会者だったのなら」


アニ「それ以上アルミンを汚さないで頼むから」ヒッシ






アルミン(妄想)『大は小を兼ねるというけど、それは巨乳は貧乳を駆逐するとも言い換えられるよね。女性の象徴なんだから、それが小さいって女性として終わってるって神様から言われてるようなものだよね。脂肪の塊だなんだいう人もいるけどその自分の脂肪からも見放されてどんな気分?」







ミーナ「となる訳」


ミカサ「なるほど」メモメモ


アニ「止めてって言ったよね私」グタンッ

ミーナ「と言うわけで、アルミンに聞いてみよう」


アニ「誰が?」


ミーナ「アニが。と、言いたいんだけど、ここは流石にミカサに」


ミカサ「任せて。私の会話術でさり気なく聞き出してみせる」キリッ


ミーナ「本当は、羞恥心と戦いながら顔を真っ赤にしてなんとか聞き出そうと四苦八苦するアニを見たかったんだけど、自重しました」ニヤニヤ


アニ「最近欲望が口に出てるよミーナ」


―――――――――


エレン「過酷な訓練なんだから、もう少し量を増やしてくれねぇかな」


アルミン「ある程度の量はあるんだから、贅沢言っちゃだめだよ」


エレン「だけどなぁ、訓練終わりでこの量だろ?」グゥゥ


アルミン「十分あると思うけどね」


ミカサ「アルミン、聞きたいことがある」クイッ


アルミン「なんだい?座学で解らないところでもあった?」

ミカサ「アルミンは巨乳と貧乳、どちらが好き?」


アニ「ブォフッ!」


クリスタ「ガタッ」


モブ女A「ガタッ」


モブB女「ガタッ」


モブA男「ガタッ」


ライナー「ガタッ」


アルミン「ミ、ミカサ、こんな所で、なに言ってるの///?!」アセアセ

ミカサ「なら、質問を変える」


ミカサ「同期の中で一番理想的な胸をしているのは誰?」


アルミン「うんミカサ、更に悪くなった」


エレン「いきなり何言ってんだよ」


ミカサ「重要なこと。因みにエレンはどっち派?貧乳?巨乳?ミカサ?」

エレン「俺か?………そうだな、よくわかんねぇけど、小さい方が良いんじゃないか?立体機動の邪魔になんねぇし」


ミカサ「………エレンに聞いた私が悪かった。それで、アルミンは?」シュンッ


エレン「ひでぇな答えたのに」


ライナー「はっはっは、エレンにはまだ早すぎたんじゃないのか?」スタッ


ミカサ「ライナーには聞いていない。それで、アルミンはどれ?」


ライナー「待てって。こんな所で言わせるのも可哀想だろ?それに、恥ずかしい」


エレン「そうか?」キョトン

ミカサ「なら、ライナーにも言わせるからアルミンも答えて。それなら、恥ずかしくはない、はず」


アルミン「いやいや恥ずかしいよ」


ライナー(キタ!この瞬間を待っていた!)


ライナー「俺は断然クリ――――」フガッ


ユミル「ライナーさんよぉ、まだ食事中じゃあねぇかい?ちゃんと食べねぇと失礼だよなぁ。なぁ、ベルトルさん」グリグリ


ベルトルト(ライナー、クリスタにアピールしたかったの?それともストレスでおかしくなったの?)

エレン「ベルトルトは貧乳巨乳どっちなんだ?」


ベルトルト「エレン?!君まで何言ってるの?」


エレン「いや、なんか俺だけ恥ずかしい事カミングアウトしたみたいで。後単純な興味本位」


ベルトルト(別の意味で恥ずかしいけどね、エレン)


ユミル「そういや、ベルトルさんはそう言う話題あんま聞かねぇな」


ライナー「モガモガガガガ」


ベルトルト(ライナーがパンを口に詰められて白目むいてる?!)

ユミル「この際だ。アルミンもベルトルさんもまとめて言っちまえよ。あ、判ってると思うが、ある特定の人物の名前を言いやがったら」グイッ


ライナー「――――」ブラァン


ユミル「判ってる、よな」ニコォ


ベルトルト(ま、マズい。ここは話題をズラして。きっとアルミンも乗ってくれる!)


ベルトルト「そうは、言われても、大きさなんて個人で認識が違うだろうし」チラッ


アルミン「!特定の人物を言っちゃうと、その人に失礼でしょ?だからやめ――」ウンッ


ミカサ「なら、いい考えがある」スタッ

ミカサ「私より大きさければ巨乳。小さければ貧乳」


クリスタ「ぐはっ」ブフォッ


ベルトルト(あ、これ詰んだ)


ユミル「そりゃ分かりやすいな。ミカサなら気兼ねないし、適任だしな。で、どうなんだよ二人とも」ニヤニヤ


ベルトルト(くっ!ここは、もう早めに言って逃げよう)


ベルトルト「なんだか失礼な気がするんだけど」


ミカサ「気にすることはない。後、同じくらいは、なし。何故なら私のは、エレンのものだから」キリッ


エレン「は?ミカサの物はミカサの物だろ?」

ユミル「早く言わねぇと、夕食時間終わっちまうぞ?」ニタニタ


ベルトルト「………はぁ、分かったよ。ユミル、じゃんけんして」


ユミル「ん?なんだよ急に」ジャンケングー


ベルトルト「勝ったね。じゃあ巨乳で」ジャンケンパー


ユミル「………ベルトルさん、そりゃ卑怯だぜ?」


ベルトルト「こうやって決めるくらい、どちらでも構わないんだよ。僕は好きになった人の大きさが、一番なんだからね」


エレン「おぉ、ベルトルト、なんかカッコいいな」キラキラ


ベルトルト(よし!上手くごまかした!)

中途半端ですが今日はここまで。理由は携帯の電池が風前の灯火のため。

最近アルアニっぽくないですが、一応このお話はアルアニ主体です。
ミーナのキャラ崩壊が凄まじいですが、同じくらいアニも崩壊してるので、気にしない。でもごめんなさい。

ユミル(上手く逃げやがったな、ベルトルさん。ま、本命のアルミンから聞き出せりゃあよしとするか)


サシャ「なんの話ですか?あ、アルミン食べないなら貰いますよ貰いますねいいですね!」ダキッ


アルミン「サシャ、後で分けてあげるから落ち着いて」


ミーナ「………サシャって、目立ちませんが、大きいよね」


ユミル「………そして、あの恥ずかしがりよう。密着してくるもんだから、自然と当たるもんな」


アルミン「な、何を言ってるんだよ///!」


ユミル「なんだよアルミン、ベルトルさんと同じく巨乳派か?」ニヤニヤ

クリスタ「くっ!」グサリッ


アルミン「違うよ!これは事故、不可抗力みたいなもので!」アセアセ


ユミル「じゃあ貧乳好きか?あ、自分で揉んで育てる派か」


アルミン「ちが!違うから!違う違う!何でみんな納得してるの!」アセアセ


ミカサ「ではもっと単純にする。クリスタとアニ、どちらの胸に欲情する?」


クリスタ「!」ビクッ


アニ「!」ビクッ


アルミン「もう単純じゃなくて最悪の二択になっちゃったよ!」アセアセ

ユミル「なんだ?アルミンさんはクリスタじゃあ物足りないってか?あ、それともライナー加えた方がいいか?」


アルミン「余計に悪いよ!」


ライナー「勝手に巻き込まれて理不尽に罵倒された」ヨロッ


ベルトルト「復活早いねライナー」


アルミン「あ、いや、ライナーが悪いんじゃなくてね、選択肢が悪いって言うか、質問そのものが悪いって言うか」」アセアセ


ライナー「目が覚めたらアルミンからも蔑まれる。はは、俺はライナー皆の兄貴分……」フフフッ


アルミン「あの、えっと、だから」アセアセ


ユミル「くっくっく」クスクス


訓練兵A「んなわけねぇって。あはははっおっと、わりぃ」ドカッ

ライナー「うぉ」ズイッ


アルミン「うわぁ」コテンッ


ユミル「―――ん?」モキュッ


アルミン「――――ぁ」ムニャッ



――アルミン、ユミルに顔からダイブ―――――



ミーナ「……ハプニングキタコレ」


ライナー「わ、わりぃ」タラァリ


ミカサ「………そう言えば、ユミルも意外に良い体つきをしている」ジロジロ


サシャ「そうですね。普段の言動とかクリスタで隠れてますけど」


クリスタ「………わたしより、むねおおきぃ」ボソッ

ユミル「!お、おい!いい加減離れろって!」グワッ


アルミン「―――――」ポォォ


アルミン「―――あ、あ、あ……///」カァァァ


エレン「てことは、やっぱりアルミンもベルトルトと同じで巨乳好きってことか?」シレッ


アルミン「うわあああああああああああん」ダダダダダッ


ミカサ「エレン、止めをさしてどうするの。ミーナ、ちょっと行ってくる。そっちをお願い」


ミーナ「そっち?」


アニ「///」ポォォ


ミーナ「……わかったわ」

ライナー「アルミン、大丈夫か?」


ベルトルト「ミカサが行ったし、大丈夫だよ。僕的には、君の方が心配かな」


ライナー「何、ちゃんと意識ははっきりしてるぞ。頑丈が取り柄だからな」


ユミル「なら、もう一回気絶しちまっても、大丈夫だよなぁ」ゴキゴキ


ライナー「……ま、待て。あれは、事故、事故なんだ。ワザとじゃあない」


ユミル「当たり前だ。ワザとなら今頃首根っこかきむしってるとこだ」


ライナー「……ベルトルト」アイコンタクト


ベルトルト「………はぁ、ねぇユミル」

ユミル「ぁあん?」ギロッ


ベルトルト「……明日の訓練に支障がない程度にしてね」


ライナー「ベルトルトオオオォォ」


クリスタ「ユミル、ダメだよそんな―――」


ライナー「クリスタ!」


クリスタ「一瞬で終わる程度の痛みじゃ」クスッ


ライナー「クリスタアアアアア」

短いですがこの辺で。

書き溜めしてからになるので、明日明後日投稿できるかわかりません。
更新遅くてすみません。

書き溜め中。
ベルユミは、個人的には好物ですが、今回入るかわかりません。なるかわかりません。
少なくとも、ベル→アニを意識させながらベルトルトは出しています。
でもこのSSはアルアニですのでごめんなさい。


―――――――――


ミーナ「髪型を変えた女を見たときの反応で、男性の意識度がわかるらしいです!」キランッ


ミカサ「なんと!」


アニ「あんたはそうそうにバッサリイメチェンしたろ」


ミーナ「私はイメチェンしると認識されなくなります!ステルスミーナです!」グスッ


アニ「私見てたから!可愛かったよ」

ミーナ「さて、それではミカサ参謀長」パチンッ


ミカサ「合点」ガシッ


アニ「え?」ワタワタ


ミーナ「アニって意外と髪が長いし、綺麗なんだよねぇ」ワキワキ


ミカサ「最も、お風呂上がりにしか髪を下ろした姿にならない、ので、男子はあまり知らない」


ミーナ「前々から、その長い髪をいじくり回したいと常々思ってたのに、悉く逃げられていました」シクシク


ミーナ「が、しかし!」ガハハッ


ミカサ「……一つ、質問、いい?」


アニ「何さ?」アキラメ

ミカサ「アニは、いつもその髪型をしている。なぜ?」


アニ「――――お父さんが、教えてくれた結び方だから///」テレテレ


ミーナ(お父さんグッジョブッ!アニはこんなに可愛く育ちましたよ!)グゥゥゥ


ミカサ「………いい」


アニ「………は、早く!髪型変えるんだろ!」テレテレ


ミーナ「はいは~い。切るんじゃないし、また戻せるから、安心していいからねぇ」ニヤニヤ


アニ「ミ、ミーナ!」テレテレ


―――――――――

――――――

―――




ミカサ「二つ括り、後ろ縛り、ポニテ、サイドポニテ、ばっさりおろす、三つ編み。基本的なものは全部試した」


アニ「まだ続けるのかい?」


ミカサ「私は、こういう事には疎い」


ミーナ「フッフッフ、ここからが本番、私の本気よ」


ミカサ「………ミーナ、その手に持ってるものは?」

ミーナ「セット時に使用する道具」キリッ


アニ「なんか、異様に多いんだけど。それと、その本は?」


ミーナ「参考書。大丈夫、私練習してるから」


ミーナ(頭の中で!)


ミカサ「……アニ、逃げるなら今のうち。ミーナの目が怖い」


アニ「……逃げたいよ。でも、なんだか、あんなに楽しそうなミーナに、悪い気もするしさ」


ミカサ「……頑張って」

―――――――――


「ミーナ、それは一体」


「頭上がこれまで感じたことないくらい重い、いや空気抵抗感じてるんだけど!」


「もうちょい、盛るか」


「何?盛るって何?ミカサ!何が起きてるの!」


「私には、理解の範疇を越えている、すまない」


「ふははははっ!いいぞぉもっとゴージャスに!」


ユミル「ミーナ、この前貸したのいい加減に返、せ……」ガチャッ


ミカサ「あ」

ミーナ「ふははははははっ!」キャハハハハハハハ

アニ「…………ユミル///?」

ユミル「………アニ、なのか?」コンワク


アニ「私だよ。一体何が起きてるっていうのさ」ジカクナシ


ユミル「………ほれ」テカガミ


アニ「……………」ミルミル


アニ「――――///!」


アニ「ミミミミミーナ!何この髪型!」アセアセ


ミーナ「デラックス超大型巨人盛り」ドヤァ

ユミル「わりぃ、意味がわかんねぇ」


ミカサ「ミーナが、この本を見ながら、まるで何かにとりつかれた様に」


ユミル「………アニ、それどうやって直すんだ?」


アニ「え?どうって、あれ、固い」カチコチ


ユミル「専用のスプレーかけるか洗い落とすかしないとそのままだぞ」


ミカサ「……これ?」カラカラ


アニ「………ミーナ、ねぇミーナ」ユサユサ


ミーナ「どう?この完璧な髪型!背の低いことがコンプレックスなアニでもあら不思議!これで憧れの長身ゲットよぉぉお!」オホホホホ


ミカサ「えいっ」トンッ


ミーナ「みきゃっ!」バタッ

ミカサ「………すまない、止めるタイミングを見失ってしまった」ショボンッ


アニ「……どうすんの、これ?」カチコチ


ユミル「なんか、衝撃的すぎて笑うに笑えねぇな」


アニ「いっそ笑ってくれた方が……いや、笑われても嫌だけどね」


ユミル「まずその髪直してこい」


ミカサ「まって。入浴所に向かうなら、問題がある」


アニ「…………こんな姿、誰にも見られたくない」ブルッ


ユミル「だよな。私ならその場で髪切るわ」


アニ「いや、流石にそれは」カチコチ

ユミル「………本当に、かってぇなぁ」


ミカサ「布で隠す」フサァ


ユミル「…………妖怪?」


アニ「………違う」


ミカサ「でも、一応顔も隠れている」


アニ「……仕方がないね」




―――――――――

――――――

――

ベルトルト「入浴時間、もう少し増やして欲しいよね」


アルミン「仕方がないよ。人数多いんだし」


ベルトルト「でも、足を伸ばせるのは気持ちいいね。大浴場のおかげだよ」


アルミン「ベルトルトは大きいもんね。羨ましいよ。あ、いけない。忘れ物したゃった。ごめん、先に行ってて」


ベルトルト「すぐそこだし、待ってるよ」


アルミン「そう?じゃあ急いで戻るから、ごめん」ダッダッダッ


ベルトルト「ふう、風が気持ちいいなぁ」


??「ふぎゃ」ドカッ

ベルトルト「うわっ!だ、大丈夫?って、ア、アニ?」ビックリ


アニ「―――///」アセアセ


ベルトルト「アニ、だよね。ど、どうしたのその髪h――」


ミカサ「せりゃっ!」ドカッ


アニ「ふんっ!」ブンッ


ベルトルト「うわぁあっ!」ガッタンゴトンッ


ミカサ「アニ、早く」


アニ「あぁ」


ユミル「ベルトルさん、どんまい」




―――――――――


アルミン「お待たせ。どうかしたのベルトルト?!」アセアセ


ベルトルト「―――髪の長い、タワーなお化けに、襲われた」


アルミン「?」





その後、一部訓練兵達の間で『デカくて強い黄色のお化け』という怪談が誕生したとかしなかったとか。

今日はこのへんで。

寄り道しすぎてアルアニになってませんが、次は進む予定です。

アルアニだけじゃなくてどうかアルクリも~~(;>_<;)

>>1は女性?

只今絶賛調整中。
もうしばらくかかるかもしれません。
早く宴会シーンにいきたいです。

>>159今回は、アルアニが主体で書いている関係上、前作ほど、アルクリ要素が少なくなってます。ただ、この鉄壁アルミンはそうそう陥落しないので、アルアニ一直線には、多分ならないですかね。ベルユミ同様、わりと好きなんですよ。


>>160一応 ですが、アルミンの可愛さの前では関係ないですね。


―――――――――


アニ(最近、ミーナやミカサの言うことを素直に聞きすぎた)


アニ(徐々にエスカレートしてくるし、私も流されるし)


アニ(全く、何やってるんだよ、私は。少し頭冷やそう。―――ん?)


アニ(―――アルミン?)





アニ「何してるんだい?」


アルミン「アニ。資料室から借りてきた本を読んでいたんたよ。今日は風が良いからね。ちょうどいい日陰もあったし」


アニ「こんな朝早くに?」


アルミン「アニだって」


アニ「私は、脱走してきたのさ」


アルミン「なにそれ?」

アニ(……あの二人のおかげで、こうして普通に会話できるようになったことには、感謝しなきゃ駄目なのかね)


アルミン「――――」ヨミヨミ


アニ「――――アルミン」


アルミン「――――」ヨミヨミ


アニ「――――」ナデナデ


アルミン「――――」ヨミヨミ


アニ「よっ」パンッ


アルミン「うわっ、どうしたのアニ」ビクッ

アニ「いや、女慣れしてるだけか、集中してるだけかわかんなくって」


アルミン「読み始めると、本に集中しすぎちゃうみたいで。昔から注意されてるんだけど、ね」


アニ「アルミンらしいじゃないか」ナデナデ


アルミン「でも、集中しているからといって、無視しちゃうのは駄目だよね。ごめんね」


アニ「………ねぇ、アルミンってさ、女慣れしてるよね」


アルミン「女慣れ?」

アニ「そう。男子ってさ、女子にこういうことされると嫌がったりするだろ?」


アルミン「あぁ、確かにそうだね」


アニ「女慣れしてるのか、女として認識されていないのか。一応傷付くんだよ」


アルミン「アニは女の子だよ」


アニ「あ、女慣れしてるっぽい発言」


アルミン「ははは、違うよ。これは、僕が、男っぽくないから、かな?」

アルミン「ほら、僕って中性的な顔つきでしょ?背も高くはないし、声も。だから、昔から女の子にも、男子としてじゃなくて、同じ女子として、女友達みたいに観られていたみたいだから」


アニ「変な話だね」


アルミン「そう?僕は寧ろ納得出来たよ」


アニ「――――隣、座るよ」


アルミン「いいけど、どうしたの?」


アニ「疲れた。ここ日陰で涼しいから、朝食まで一休みするんだよ」


アルミン「あぁ、ならお構いなく」


アニ「…………やっぱり、女慣れしてる」


アルミン「だから違うって」


―――――――――


ミーナ「ミカサ参謀長、明日ですね」


ミカサ「今まで、アニはミーナの無茶ぶりの数々を見事こなして、きた!」


アニ「無茶ぶり言っちゃったよ」


ミーナ「私とミカサは、会場準備だけど、大丈夫?」


ミカサ「買い出し班は、アニ、アルミン、クリスタ、ライナー、ベルトルト、ユミル。確かに、不安」


アニ「いや、確かに無愛想だけども、仲が悪い訳じゃないからね」


ミーナ「アニは照れ屋さんだもんね」クスッ

アニ「……ねぇ、ミカサ。シガンシナ区に居た頃の、知り合いって覚えているかい?」


ミカサ「エレン、アルミン。後、カルラおばさん、グリジャおじさん、ハンネスさんくらい。同年代は、エレンとアルミン以外殆ど話したことは、ない、けど?」


アニ「アルミンやエレンも?」


ミカサ「どの程度の仲を、知り合いと言うのかわからない。ただ、エレンとアルミン程親しい人は、同年代ではいなかった、と思う」

ミーナ「でも、案外居るかもね。ミカサにしたって、自分が覚えていないだけで、相手は覚えているかも知れないし」


ミカサ「そう?」


ミーナ「特に、アルミンなんて――、あ……」


アニ「アルミン、なんて?」


ミーナ「……ミカサ?」ジロッ


ミカサ「アニには、構わない」コクリ


ミーナ「………ミカサから聞いたんだけどね――――」




―――――――――

―――――

――





アルミン「先に酒屋で支払いを済ませてから、残りの物を買う予定だから、よろしく」


ライナー「おう、でも最後の方がいいんじゃないのか?重いだろうし」


アルミン「お会計だけ、先にね。大丈夫だとは思うけど、万が一予算が無くなって、予約したのに払えませんは悪いし」


ユミル「なんなら、配送してもらえば?やってるんだろ、そういうの」


アルミン「それも、予算が余ったらかな。思ってたよりも、費用かかるかもしれないし」


ベルトルト「最悪、一旦戻って男手を連れてくればいいしね」

アルミン「食材はなるべく早く持って行きたいから、優先はそっちかな」


ユミル「ま、この二人ならどんだけ量が増えても安心だろうな」


ライナー「ユミルは何で付いてきたんだよ」


ユミル「クリスタの付き添い」キリッ


ベルトルト「だよね」


クリスタ「二人共、持てなかったりしたら言ってね。私も手伝うね」キラキラ


ライナー(結婚しよ)

ユミル「ま、成績上位のライナーにベルトルさんが、私の代わりに頑張るさ。なぁ、クリスタに、力仕事なんて、させるわけないよなぁ」グググッ


ベルトルト「ははは、善処すりよ」


クリスタ「もう、ユミル!………アニ?」


アニ「ん、なんだい?」


クリスタ「何か、考え事?」


アニ「……何でもないよ」


酒屋の娘「――――ミ~ン!アルミ~ン!」タッタッタッ

ライナー「お、あの子、酒屋の娘じゃないか?」


アルミン「そうみたい。………ちょっと行ってくるね」タッタッタッ


ユミル「………なる程。芋女がいけ好かない言う訳だ」フムフム


ベルトルト「サシャも、余り良い印象じゃなかったみたいだね。分かるものなの?」


ユミル「なんとなく、な。ま、外れる時もあるけど」


クリスタ「ユミル、そんなこと言ったら失礼だよ」


ユミル「ははっ、クリスタは優しいなぁ」グリグリ


アニ「…………戻ってきた」

アルミン「ごめん皆!お待たせ」


アニ「で、何だったんだい?」


アルミン「―――買い出しなんだけど、僕抜きで、頼めるかな?」


クリスタ「大丈夫だけど、どうしたの?」


アルミン「店の方を、手伝ってって頼まれちゃってね」


クリスタ「手伝おうか?」


アルミン「いや、大丈夫だよ。少しの間だけだし、買い出しが終わる頃には、戻れそうだよ。それに、配送もしてくれるみたいだし」


ユミル「クリスタが店に立つと、それだけで大忙しになるもんな」ケラケラ


ライナー(確かに)

ベルトルト「でも、本当に大丈夫かい?やっぱり―――」


アルミン「大丈夫。はい、これ残りの予算。後はお願い」


アニ「アルミン」


アニ「………がんばりなよ」


アルミン「―――うん。じゃあまた」






クリスタ「よかった、のかなぁ」トボトボ


ユミル「良いも悪いも、アイツが大丈夫って言ったんだろ?なら平気さ」


クリスタ「でも」


ユミル「気になるなら、買い出し終わってから様子でも見に来ればいいだろ?」


ライナー「よし、まずは買い出しだ。アルミンから頼まれたんだ。ちゃんとやらんとな」


アニ「………行くよ」


―――――――――



ライナー「結構な、量に、なったな」グッ


ベルトルト「ライナー、そんな無理して一人で持たなくても」


ライナー「安心、しろ、この程度、兵士である、俺には、造作もない」グググッ


クリスタ「だ、大丈夫?」


ライナー「大丈夫だ、問題ない」キリッ


ユミル「下心見えすぎ」


アニ「あんた達、先戻ってて。アルミンの様子、見てくるから」


クリスタ「私も!私も行く」パッ

ユミル「ベルトルさんらは先に戻ってな。もしかしたらもうアルミン戻ってるかもしれねぇし」


アニ「いや、私だけで」


ユミル「んじゃ、そういうことで」グイグイ


アニ「ちょっと、ユミル押さないで」グイグイ


ベルトルト「―――――――うん、じゃあ戻ろうか」


ライナー「ベルトルト………、いやなんでもない」


ベルトルト「持とうか?」


ライナー「大丈夫だ」


―――――――――


クリスタ「……アルミン、だよね」


アニ「……多分、ね」


クリスタ「……だよね」


ユミル「………なんで女の格好してんだよ、あいつ」


アニ(そしてなんで似合ってんだよ)


クリスタ(かわいい///)


ユミル「もうちょい隠れて、近く行こうぜ」






アルミン「ありがとうございました」ペコッ


酒屋の娘「助かったよアルミン。それに、似合ってる」


アルミン「はは、ありがとう」


酒屋の娘「女物の服しかないから仕方がない。でも、本当に訓練兵だったんだね」


アルミン「うん、毎日大変だけどね」


酒屋の娘「でもアルミン、身体弱いから心配だよ。訓練についていけてないでしょ?脱落したら家に来る?」クスクス


アルミン「なんとか付いて行ってる、かな」

酒屋の娘「あ、でも訓練所は男女の区別しっかりしてるし、アルミンには居やすいのか」クスクス


アルミン「そう、だね」


酒屋の娘「―――告白とか、沢山されたんじゃないの?」


アルミン「まさか」


酒屋の娘「だよね」


ユミル(………おいおい、何が目的なんだよこの女。てかこいつか?アルミンのトラウマ女ってのは)ダラダラ


酒屋の娘「アルミン女の子っぽいし、異性なのに話しやすいから勘違いする女子多いもんね」


アルミン「―――これ、どこに運べばいいの?」


酒屋の娘「外の脇のとこ。重なってるから」


アルミン「わかった」

酒屋の娘「―――アルミン」


アルミン「あれ、まだ残ってた?」


酒屋の娘「―――訓練兵なんて辞めて、家にきなよ。両親内地に出稼ぎで、今私独りなのよ」


アルミン「……ごめん」


酒屋の娘「訓練兵なんて、アルミンに合ってない。訓練だっていつ脱落してもおかしくないでしょ?」


アルミン「……それでも、頑張るって、決めたから。約束、したから」


酒屋の娘「―――ここなら、あの二人ともいつでも会えるよ?」

酒屋の娘「アルミンは、あの二人に追いつこうと訓練兵にまでなったんだよね」


アルミン「――――それも、あるのかな?」


酒屋の娘(やっぱり)グッ


酒屋の娘「でも、それって―――二人に迷惑なんじゃないかな?」


アルミン「―――!」ビクッ


酒屋の娘「そのうち、訓練にも絶対に付いていけなくなる。それは、アルミンが一番わかっているでしょ?」


酒屋の娘「例えなんとか卒業したとしても、ね。なのに、二人を追いかけるんだよ?」

酒屋の娘「きっと、あの二人なら、アルミンに手をさしのべるよ?」


酒屋の娘「でもそれは、シガンシナ区に居た頃とは違う。本当に、命の危険がかかるんだよ?」


酒屋の娘「アルミンは頭がいいんだから、とっくに気が付いているんでしょ?」


アルミン「―――置いてくるね」


酒屋の娘「アルミン、ホントはもうわかってるんでしょ?」


―――――――――


『え、気づいてくれてなかったの?』


『うん、あれ、冗談だったの。罰ゲーム?みたいな。この前かくれんぼで負けちゃって、男子に告白しなきゃいけなかったんだ』クスクス


『アルミン、他の男子と違って女の子みたいだし、優しいから人気なんだ。同じ女子の友達みたいだから』クスクス


『でも、まさかそこまで本気になるなんて思ってなくて、てっきり冗談が通じていたと思ってたんだ。罰ゲームだし、見張られてたし』クスクス


『てっきり、察してくれたと思ってたのに、ごめんね。これからも、今まで通り』クスクス


『優しくて、女友達みたいな関係で』ニコッ




―――――――――

―――――

―――

アルミン「よっと」ガシャンッ


アルミン(重い。あんなに訓練しているのに、全然重いや)


アルミン(………訓練兵になって、もうとっくに一年。その成果が、この有り様だもんね)


アルミン(わかってたんだけど、やっぱり、辛いなぁ)


アルミン(………うん、わかってる。自分の事だもん)


アルミン(―――――)


アルミン(………辛いなぁ)ハァ


元いじめっ子「――――ちびミンじゃね?」ヒョイッ

修正しながら投稿しましたが、この辺で。
大変長らくお待たせした割には、大して進まず、誠に申し訳御座いませんでした。
明日も投稿予定です。
何か意味不明な点がありましたら、お答えします。
長らく、放置気味になってしまい大変申し訳御座いませんでした。

元いじめっ子「やっぱちびミンじゃん!お前、なんて格好してんだよ!」ニタニタ


アルミン「――――手伝い、でね」


元いじめっ子「手伝いって!手伝いがその格好かよ。やっぱ昔から変な奴は変わんねーんだな」ニタニタ


アルミン「……僕まだ仕事あるから」


元いじめっ子「そういやいつも腰巾着みてえに付いてってた二人はどうしたんだよ?」ニタニタ

アルミン「―――エレン達なら、宿舎だよ」


元いじめっ子「宿舎?アイツら、訓練兵になったのかよ!え、じゃあお前も?かぁ~、あっりえねぇ~」ゲラゲラ


アルミン「それじゃあ」


元いじめっ子「でも訓練兵になっても、ちびミンは女くせぇなぁ。その服も似合ってるぜ」


酒屋の娘「アルミ~ン。あら、久しぶり」


元いじめっ子「よぉ。しっかしお前も、随分物好きだな。――――あ、違うな」

元いじめっ子「昔みたく、他人に取り繕ってんのか?頭だけはいいもんな、お前」


元いじめっ子「誰かに助けてもらわねぇとなーんにも出来ねぇもんな」


元いじめっ子「その顔活かして男女関係なく懐柔したりとか?まあ訓練兵の女なんてろくなのいねぇけどな!」







ユミル「おい、なんかやべぇぞ?大体アイツもなんで言われ放題なんだよ」コソコソ


クリスタ「訓練兵っていっても、一応王国の管理下にあるんだから、一般市民に手を出しちゃだめなんだよ」コソコソ



―――――――――


アルミン『そう?僕は寧ろ納得出来たよ』


―――――――――




アニ「………あぁ、そっか」

クリスタ「アニ?」


アニ「あいつは、誰も信じ切れないんだ。仲間や、エレンやミカサや、自分を」


アニ「きっと、シガンシナ区に居た頃、色々あったんだろうね。詳しくはわかんないけど」


アニ「…………何が『頑張る』だよ」タッ


ユミル「おい、アニ」


――――

―――――

―――――――――



アルミン(何してるんだろ、僕。言われたい放題。あ、皆ちゃんと買い出し終わったかな)


アルミン(大丈夫、だよね。皆しっかりしてるし。まだ終わんないのかな)


アルミン(反論、いや、訓練兵なんだし、いざこざは避けないと。大丈夫、慣れてる)


アルミン(―――うん、大丈夫。こんなの、慣れてる)

酒屋の娘「いい加減にしときなさい。これからアルミンはうちで働くんだよ?」イーダ


元いじめっ子「え、マジで?だってこいつちびミンだぜ?独りじゃピーピー言うことしか出来ねーやつだぜ?」ゲラゲラ


酒屋の娘「うちには必要なんです。ね、アルミン」ネー


アルミン(そう、いくら理想を言っても、頑張るっても、結果は思い通りにならない。非情に、辛辣に、現実を突きつけてくる)


アルミン(―――枷になるくらいなら)

元いじめっ子「その格好で売り子でもやんのか?ハハハッ!お似合いじゃねーか!」ゲラゲラ


アルミン(なんで、言い返せないんだろう。――――あぁ、そっか)


元いじめっ子「訓練兵なんて初めから無理だったんよ。あ、それともお気楽な夢言いながらちやほやされたかったとか?」ニタニタ


アルミン(当たってる、図星なんだ。なんだ、そっか。ははは………)


元いじめっ子「ま、訓練兵なんてロクな女しかいないだろうけどな―――――」






「アルミン、何してんだい?」ギュウウウウ

アニ「遅いじゃないか。皆心配してるよ?」ギュウウウウ


アルミン「―――アニ?」キョトンッ


アニ「あんたが居ないと、大変なんだから。私一人じゃ、もうお手上げ」ハァ


酒屋の娘「………ングッ」ギロッ


元いじめっ子(あれ、訓練兵の女ってもっと骨格歪んでんじゃねーのかよ!しかも胸でけぇ?!)ドキドキ


元いじめっ子「お、おいあんた――」エロエロ


アニ「そこの時代遅れ似非世紀末もどき」ズッパリッ

元いじめっ子「て、誰のこと言いやがった!」ガラッ


アニ「あんたの事に決まってるだろ?私は根性の無い奴の名前なんかに興味ないからね」


アニ「で、だ。私から一つ、訂正しておきたい事がある。アルミンは―――」





アニ「アルミンは、あんたとは違って、立派な男だよ。私が、私らが保証する」






アルミン「―――ッ!」ドキッ

酒屋の娘「―――何言ってるの、アルミンはアルミンじゃない」ギロッ


アニ「そう?私には、そこの全身公衆猥褻物なんかよりも、よっぽどいい男だよ」


元いじめっ子「てめ――」


酒屋の娘「違う、アルミンはアルミン。あなた、同じ訓練兵なんでしょ?私はね、幼なじみなの。昔からの知り合いなの!あんたなんかとは違うの!」イライラ


酒屋の娘「アルミン、やっぱり辞めなよ、訓練兵なんて。行くところないなら家に来なよ。アルミン、頭はすっごくいいんだから、絶対にいいよ、ね」イライラ


アニ「ほら、わかってない」


酒屋の娘「部外者は黙ってて!」イライラ

アニ「残念。今アルミンは訓練兵で、私は…………、アルミンの仲間。部外者はそっち」


アニ「アルミンは、あんたが言うように頭が良いんだ。だから、訓練兵になるってことが、自分にとってどれだけ過酷な事なのか、ちゃんと分かっていた」イライラ


アニ「それでも、アルミンは訓練兵になったんだ。部外者のあんたらが、口出しするもんじゃないよ」


酒屋の娘「違う!私は部外者なんかじゃない!やっと見つけたんだ!邪魔をするな!」イライラ


アルミン「○○○」[酒屋の娘の名前。適当に入れてください]

すみません、眠い。中途半端ですが中断。

やっと見つけたも何も、別に探し回ってたわけでもないくせに・・・

> アニ「遅いじゃないか。皆心配してるよ?」ギュウウウウ
ところで、これは抱きついてるのかな
抱きついてるならアルミン焦りそうだし、連れてこうと引っ張ってるのかな

>>228
支離滅裂なのは半分仕様、もう半分能力不足です。
『突然の別れから数年、運命的な出会いを果たした二人』という状況に酔ってるだけと思ってください。


アニはアルミンに後ろから抱きついていますね。ただ、アルミンの方は反応する余裕ないですけど。

酒屋の娘「アルミン、わか―――」ハッ


アルミン「ごめん。君の提案には、乗れない。僕は、これからも、この道を進んでいくよ」


アルミン「だから、ごめん」


酒屋の娘「………なんで」


アルミン「自分で決めた事だしね。それに」






アルミン「―――皆が、待ってるから」

酒屋の娘「―――あ」


元いじめっ子「無視してんじゃねぇよ!少しデカいからって調子ノってんじゃねーぞ!」


アニ「は?私はアルミンより小さいんだけど」


元いじめっ子「な、ち………、へっ、これだから訓練兵の女ってのは。お前に比べたら月とすっぽんだな」


酒屋の娘(空気読めよ、話振るなよ仕えねぇな。でも―――)チッ


酒屋の娘「アルミン、あのね―――」

クリスタ「アルミン、アニ。まだかかりそう?」キラキラ


クリスタ「もう、二人とも遅いんだもん。心配しちゃった」キラキラ


酒屋の娘「…………ぇ」キョトン


クリスタ「はじめまして。アルミンと同じ訓練兵のクリスタ・レンズです」キラキラ


元いじめっ子「………ぁ///」マブシッ

クリスタ「アルミン、そろそろ戻らないと。もし、まだかかるなら私代わるけど?」キラキラ


アルミン「………そろそろ、宿舎に戻るね。配送、大丈夫?持って行こうか?」


酒屋の娘「―――いい」ブスッ


アルミン「――うん、わかった。それじゃあ着替えてくるね」タッタッタッ


酒屋の娘「………」タッタッタッ

ユミル「あ~らら、あいつすげぇ顔してたなぁ」ケラケラ


アニ「やっと出てきた」


ユミル「いやいや、ちょっと面白そうだったしな。良いタイミングで私のクリスタ出したろ?」


クリスタ「ユミルが放してくれなかったんだもん」


ユミル「その場の空気ってのがあるんだよ。さて、おい」


元いじめっ子「な、なんだよテメェ」(なんであんな異次元レベルが訓練兵なんかにいるんだよ可笑しいだろ!)コンワク

元いじめっ子(こいつら、たしかちびミンの同期らしいな)


元いじめっ子(まて、訓練兵っつっても、所詮は女。俺が負けるわけねぇ。だよな、だよな!なら裏連れてって、だよな!)ピキーンッ


元いじめっ子(あんな化け物女がそうそういるわきゃねぇ。居たら困る)


元いじめっ子(こいつが、一番厄介そうだな。ちびデカは目つきやべぇし、狙うなら――)


元いじめっ子(人質取っちまえば、後は―――)ニヤッ

一旦中断。
無駄に長くなってごめんなさい。

更新再開。ちょっとですが、宴会前までいきたいです


―――――――――

――――――

―――



ユミル「お前、訓練兵舐めすぎだろ?」バーカ


アニ「そういえば、最近の対人訓練はミカサと一緒だっけ?」

クリスタ「まさか、こんな形で役に立つなんてね」アキレ


元いじめっ子「ミ…ミカサ……」ビクッビクッ


ユミル「さて、と。私はこいつをどっかに投げ捨ててから宿舎に戻るわ。二人はアルミンと一緒に先帰っててくれ」ヨッコイショ


元いじめっ子「ぐげっ!」グギッ


クリスタ「ユミル、待って!」メガミィ


元いじめっ子(こ、この女、まさか、女神?!)ドキッ

クリスタ「手袋しないとユミルの指汚れちゃうよ」ニコッ


元いじめっ子「何でだよ!」


ユミル「ほら、さっさと来いよな」グイッ


アニ「待って、ユミル」


元いじめっ子(こ、今度こそ!)ドキッ


アニ「―――――忘れ物」フッ

アニ「ふんっ!」シュタッ


元いじめっ子の息子『ライフデウケル!』


元いじめっ子「んのぼらぁぁぁ―――」ビクンビクンッ


ユミル「………運ぶの面倒にしてどうすんだよ」ハァ


アニ「引きずって行けば?」シレッ


ユミル「それもそうだな」ズルズル







ユミル「この辺で、よっと」ドサッ


元いじめっ子「て、てめぇぇ、このまま゛で、すむと」グギギ


ユミル「さ~て、さっさと帰ってクリスタ待ってるか」クルッ


元いじめっ子「ぎげよ!」グギギ


元いじめっ子(あれは、あの遠くからでもわかる長身は!)ハッケン


元いじめっ子(凶暴性は俺の仲間じゃ俺以上の暴れ者。付いた通り名は『裏町の大型巨人』良いところに来てくれたぜ!)ニヤッ

元いじめっ子「―――はっはっは、ざまぁみろ」ニタニタ


ユミル「あ゛?」ギロッ


元いじめっ子「今日の俺には、勝利の女神が付いてたみたいだぜ」ニヤッ


ユミル「きもちわりぃな」ゲェェ


元いじめっ子「はっ!減らず口は今の内に言っとけよ!後ろみやがれ!」エバエバ


ユミル「後ろ?」クルッ






ベルトルト「ユミル、こんな所で何をしてるの?誰その人」ヒョコッ


ユミル「ベルトルさんこそ、てかそのアイアンロックしながら引きずってる奴は?」


ベルトルト「いや、やっぱり心配で荷物をライナーに任せて様子を見に来たんだよ」アハハ


ベルトルト「そうしたら、この人に急に絡まれて、困ってる所にユミルを見つけて」ハァ


ユミル「いやいやベルトルさん。それ、全然困ってる様には見えない」

ベルトルト「でも、噛みついてきたからつい」ブランブラン


ユミル「それで、アイアンロックかよ。放してやれよ、こいつの知り合いみたいだし」


元いじめっ子(……………いた、裏町の超大型巨人)ダララララ


ベルトルト「そうなの?よかった、なんだかさっき気絶しちゃって困ってたんだよ」アハハ


ユミル「頭蓋骨、無事だよな」

元いじめっ子(あ、やべ、ちびってる)ジョロロロロロ

―――――――――


ユミル『――――あぁ、そうだ。一つ忠告しといてやる』


ユミル『二度と、私らの視界にはいるな。そうじゃねぇと』


ユミル『―――喰っちまうぞ』

―――――――――




元いじめっ子「ちきしょう、何なんだよ今日は」イラッ


元いじめっ子「女にボコボコにされるわ、化け物みたいなデカい奴現れるわ、俺が何したってんだよ」イラッ



ドカッ



元いじめっ子「おいチビなにぶつかってきてんだよ邪魔だチビ」イラッ






リヴァイ「――――チビ?」ピキッ



その日、元いじめっ子は巨人よりも恐ろしい存在を、身を持って思い知らされた。
何をされたのかは、表現するにはおぞましすぎるので、想像にお任せしよう。






アルミン「お待たせ。あれ、ユミルは?」


クリスタ「先に帰ったよ。あの子は?」


アルミン「仕事に戻ったよ。配送は親戚の人が戻ってきてからって」


アニ「ほら、私らも、帰るよ」


クリスタ「そうだね。エレン達待ちくたびれてるよ」


アルミン「―――うん!」


アルミン(――――ありがとう。この言葉は、僕にもっと自信がついてから、改めて言うから)


アルミン(だから、今は心の中で言わせて)

以上。アルミントラウマ克服回でした。何がどうトラウマで克服したのかわかりにくくてすみません。
次はひたすら崩壊の宴会です。キャラ崩壊がデフォルトになると思うので、気をつけてください。


それでは書きためます。

乙乙!
面白かった
俺の読解力が足りてないのかもしれんが酒屋娘は結局アルミンが好きだったの?
それともおもちゃとして好きだったの?

ライナーかベルトルト、ユミル、アニあたりにボコボコにしてもらおうともおもいましたが、こういうことは兵長が適任とおもい変えました。

>>255
描写不足にカットした部分もあるのでいまいち伝わりにくかったですが、わかりやすく言ってしまえば、彼女は独占欲の強すぎるヤンデレと考えてください。
そこそこ詳しく知りたいなら、下手ですが解説しますよ。

書いたはいいが、何処に入るか行方不明になった文は最後にでも気ぼうがあれば投稿するかもです。
長くなるんで興味ない人スルーで。私の単なる妄想です。


元々シガンシナ区の頃からアルミンの事が好きでしたが、ある日ミカサが現れます。
ミカサとしては、エレンの親友であるアルミンと親友になることは必然。なぜなry
ですが、周りは人気者のアルミンに常に着いてくる(様に見えるだけ)ミカサ。それに嫉妬した彼女が告白に動きました。

しかし、独占欲の強い彼女は、言ってしまえばアルミンを文字通り自分の物にしたかった。それには、ミカサ、周り、エレンも邪魔です。
加えて、アルミンの秘密も知ります。壁外への憧れです。彼女には理解できません。またこれではアルミンは離れてしまいます。この夢も諦めさせたいのです。

これが、彼女がいきなり罰ゲームといって別れ、いじめを助長した理由となります。尚、ミカサは間接的に、女子の噂話を小耳に挟んだ程度で知ってたりします。

彼女の計画は、別れて孤立化、壁外への夢を消し、周りに誰もいなくなった所で自分が捕まえる、という見栄を張ったマセガキの発想です。

ありがたや>>1 !!!
しっかし屈折してるわねー…
同じヤンデレと執着言う言葉でも、相手の夢の為に行動を起こすミカサと、
その夢を壊し孤立させようとする酒屋娘は雲泥の差だわ

長い。ごめんなさい。わかっていると思いますが、これはただの妄想です。

↓続き
アルミンのトラウマは、一気に裏切られすぎた事、更に自分が非力で無力な事。そして、女子から異性として認識される事はないという事です。これが無敵要塞の原因であり、彼女もこれを狙っていました。

孤立化させる際、万が一他の女子が迫ってきた時の保険です。自分は運命の赤い糸(笑)があるから安心とか思っちゃってます。
しかし、途中でシガンシナ区は壊滅。結果、無敵要塞がトラウマと共に残りましたとさ。

前にも書きましたが、訓練兵になってから会ったのは偶然で、やっぱり勘違いしちゃってます。そして、一気に捕獲しようとして、見事失敗しましたとさ。

わかりにくくてすみません。
今回のは、前のスレで女子からの罰ゲーム告白が生々しい、というのから考えました。
元いじめっ子も、彼女の差し金で来たりしてます。本人自覚なく最終的にボコボコですが気にしない。

>>262
モデルはレディコミでみたライバル役の人を数割り増しにヤンデレ化させた感じです。いい勉強になりました。

ミカサさんなら、そんなことする前にズキュゥゥゥンとキスとかするんじゃないですかね?


―――――――――


アニ「あっという間に準備も終わったね」


ミーナ「一番大変だったのは、調理だけどね」


ミカサ「正確には、料理の最中サシャが摘み食いをしないように抑えていること」


ミーナ「サシャ、自分が作っている時はいいのに、手が空くと直ぐに口に運ぼうとするんだもん」


クリスタ「料理はもう運んじゃう?」


アニ「任せるよ。男手必要なら、呼ぼうか?」

クリスタ「大丈夫かな。ライナーもいるし」ハハハ…


ユミル「クリスタ、もう運んじまおうぜ!サシャがあぶねぇ!」ガシガシ


サシャ「し、失礼な!ちゃんと我慢してるじゃあないですか!」グラグラ


ユミル「ライナーに抑えつけて貰ってる状態で何言ってやがる!」ビシッ


サシャ「おいしそうなんですよ!」キッパリ


ユミル「もうこいつ縛り付けようぜ!」


アニ「………大変だね」

電源切れたり寝落ちしたりで若干放置気味になりました。
一応区切りのいいところまで投稿しやす。

クリスタ「ははは……、じゃあ、運んじゃうね」テトテト


ミーナ「アニ、お酒来たってさ」


アニ「随分遅かったね。ギリギリじゃない。―――アルミンは?」チラッ


ミカサ「アルミンならマルコと会計をまとめている」


アニ「そう。それじゃあ行ってくるよ」


ミカサ「手伝う」


ミーナ「待って、男手は………、ミカサいるからいっか」ハハハッ



―――――――――



酒屋の娘「…………はい、受領書」ムスッ


アニ「どうも。今個数確認するから」シレッ


酒屋の娘「………アルミンは?」


アニ「来ないよ。仕事中」


酒屋の娘「ならさっさと数えて」


アニ「そうするよ」


酒屋の娘「さて、――――久しぶりね、ミカサ」 ムッ

ミカサ「………アニ、知り合い?」キョトン


アニ「違うよ。あんたがシガンシナ区に居た頃の知り合いだとさ」


ミカサ「…………誰?」


酒屋の娘「―――わかってたけどね。あんたはエレンとアルミン以外どうでもいいみたいだったし」イラッ


ミカサ「それは違う。でも、あなたがそのどうでもいい一人であるのは、確か」サラッ


酒屋の娘「………邪魔者」ボソッ

アニ「確認終わったよ。はい、受領書」


酒屋の娘「………私も、訓練兵になればよかった」ボソッ


ミカサ「―――無理。結果は変わらない」バッサリッ


酒屋の娘「……なんだ、ちゃっかり覚えているじゃん」チッ





酒屋の娘「――――それじゃ、『さようなら』」ニコッ

アルミン『―――さよなら、かな』


酒屋の娘『どういう意味?』


アルミン『シガンシナ区の頃の、ずっと居座り続けていた自分に、かな?制服、洗ってから返そうか?』


酒屋の娘『―――気にしなくても、いい』


アルミン『わかった。それじゃ、皆を待たせてるから』


酒屋の娘『皆?』


アルミン『うん。皆』


―――――――――




酒屋の娘「………………」


酒屋の娘「…………ちくしょう」ググッ


―――――――――



ミーナ「それでは大変長らくお待たせしました。これより、懇親会開始と乾杯の音頭をしたいと思いま~す」


ミーナ「アニが」キラーン


パチパチ


アニ「――――は?」キョトン


ミーナ「さーみんな~?グラスは持ったか~い?お酒の強要は禁止だからね~。おさわり、過度なスキンシップもだよ~。違反者にはその場で現段階総合成績首席のミカサ・アッカーマンによる殺撃武攻六式ミカサちゃんスペシャルの被験体になってもらいま~す!」ウォォォッ



「「うおおぉぉぉおおおっ!」」ワイワイ

ミーナ「それじゃあみんな、グラスを持って。はい、アニ」


アニ「いや、ミーナちょっとってば!」アセアセ


ミーナ「アニが主催なんだから。ささ、ビシッと!」ドンッ


アニ「待って、いきなりなんて、何言えばいいのか」アセアセ


アニ「―――――――///」


アニ「――――か、カンパィ///」テレテレ




「「カンパ~イ!」カシャーンッ




エレン「アニのやつ、どうしたんだ?」


ミカサ「羞恥心と闘っている。ところでエレン、飲み過ぎには気をつけて。しっかりと胃に料理を入れて、一気飲みなどは絶対に」クドクド


エレン「わかったわかった、だから今日くらいは小言は勘弁してくれよ」


ミカサ「でも、私はエレンの事を思って――」


アルミン「エレン、あっちにあるサシャの料理美味しかったよ。食べてきたら?ね、ミカサ」


ミカサ「そうする。行こう、エレン」グイグイ


エレン「引っ張んな引っ張んな!わかったから引っ張んなって!」


アルミン「エレンは相変わらずだね」ハハハッ

アニ「…………あれ、アルミンは飲まないの?」


アルミン「昔ハンネスさんに無理やり飲まされた事あって、ちょっと苦手かな」


アニ「だから、オレンジジュース?」


アルミン「うん。折角だから、ちょっとは飲んでみようとは思ってるけどね。アニは?」


アニ「強いわけじゃないけど、特別弱くもないよ」


アルミン「強そうな印象なのに、ちょっと意外」


アニ「私だって、一応は乙女なんだよ」

アルミン「酔ってる?」


アニ「素面だよ」


アルミン「じゃあまだ飲んでないんだよね」


アニ「ごらんの通り」


アルミン「じゃあ、はい」クイッ


アニ「――――乾杯」クイッ






カンッ

一旦、といいますか大筋はこれでおわりです。

実は悩み中。この後カオスな宴会風景になりますが、あれ、これ既に皆やってんじゃん、と思い、このまま綺麗に終わってもいいかなぁって。

一応書きためしてはいますが、中々うまく進まない。パクりにならないように注意してるんでかなり遅いです

ノリと勢いに任せて書いちゃっても、いいのかい?

その場で書くので遅いし酷いです。プラグ?何それ。
エロ?それは君の妄想力にかかっているかな?

というわけで、目標今日明日以内に完結で投稿させていただきます。なるべく他作品と被らないように注意します。

―――そして―――

――混沌へ――



コニー「三番コニー・スプリンガー!キース教官がサシャに説教をするときの口癖ッ!いきます!」


コニー「わからないな……」ズズズッ



「「ギャハハハハハッ!」」



アニ「……教官に見られたらイチコロだね」ホロヨイ


アルミン「…………」ポアポア


アニ「アルミン?」


ミーナ「必殺必中パイ揉みっ!」ガシッ

アニ「きゃぁっ!」ビクッ


ミーナ「アニってばぁ、アルミンばっかりかまってないで私にも絡んでよぉぉ」モミモミ


アニ「ミーナ、止め、まずその手の動き止めて!飲み過ぎキャッ」


ミーナ「アニとぉ、仲良くなぁるのにぃどぉぉぉれだけあたしががんぶぁったのかわきゃっつるのぉ?ねぇあるみん」モミモミ


アルミン「……………え、何?」ポカポカ

アニ「アルミン、どうしたの?ミーナちょっと黙っててね。なんだか顔赤いよ?」


アルミン「おかしぃな、まだ、オレンジジュースしか、飲んでないのに」ポカポカ


アニ「それ、どこから持ってきたんだい?」


ミーナ「はいっ!わらしがカクテルにすり替えました!」キリッ

ミーナ「だってアルミンお酒飲まないんだもん。折角アニがいい感じに色っぽくなったのにぃ」ボソッ


アニ「………アルミン、それお酒みたいだよ?」


アルミン「あぁ、やっぱり」ポアポア


アニ「やっぱりって、気づいてたのかい?」


アルミン「なんとなくね。ただ、こういう席だし、いいかなって?」クスッ


アニ(――――あ、やばい。そこら辺の女子より色気ありまくり///)

アニ「待ってな、今ミカサをミーナ頼むから一旦揉むのやめて!」


ミーナ「病み付きになるわぁ………」モミモミワシャワシャ


アニ(取りあえず、ミカサを呼んで)


ミカサ「――――」ダキッ


エレン「で、その時ミカサとアルミンとでだな――――」ホロホロ


ミカサ「………エレン、はい」アーン


エレン「パクッ。で、それがなんとな――――」クドクド

ジャン「なんでナチュラルにあーんしてもらってんだよあの死に急ぎ野郎は!」イライラ


マルコ「まぁまぁ、落ち着いてジャン」


ジャン「しかもミカサに抱き付かれていやがるし!肩に顔乗っけられてて羨ましんだよアイツ!」イライラ


マルコ「まぁまぁ、落ち着いて」


ジャン「あれか、俺に対する当てつけか?嫌がらせか?」グスッ


マルコ「まぁまぁ、落ち着いて」

ジャン「……なぁ、マルコ。さっきから同じ相槌しか聞こえねぇんだが」


マルコ「まぁまぁ、落ち着いて」ポカポカ


ジャン「……マルコ、お前、酔ってるのか?」


マルコ「まぁまぁ、落ち着いて」ウトウト


ジャン「―――おいエレン!勝負だ勝負!こうなりゃやけだ!」ガバッ

ユミル「私もさ、ほら、確かにクリスタ酔わせて、その、色々考えたさ。それ目当てで、酔わせたしな」


ベルトルト「うん。珍しくライナーとグルになってたもんね」


ユミル「だが、それは、クリスタがいつも色々ため込んでんだろうなって思って、その、いい機会かなっとな」


ベルトルト「うん、そうだね。ユミルは面倒見がいいもんね」

ユミル「…………その、すまん」


ベルトルト「いいよ。ライナーも嬉しそうだしさ」ハハハ


ライナー「ク、クリスタ。ちょっ、ま、身体はそんなに曲がら、グガッ」アババババ


クリスタ「あはははっ!ライナーおもしろーい!ほ~らまだまだ一杯あるからね~。大丈夫、ライナーなら出来るよ!」キャハハハハ


ライナー「待ってそれロック!ジンのロック!ロックてか瓶のまま!いやいや待って表示みて度数38って書いてる!」アセアセ

クリスタ「遠慮、しないで。大丈夫。ライナーなら、出来るよ///」ネットリ


ライナー「う……///」ポッ


クリスタ「ほら、くち、あけて………ドーーンッ!」ガババババ


ライナー「あばばばばばばっ!」ピチピチッ


クリスタ「あはははっ!ライナー魚みたいにピチピチしてる!おっもしろーい!」アハハハハッ


ユミル「………白目に泡吹いて色々やばそうなのにか?」


ベルトルト「自業自得、じゃないかな」

ユミル「――――ま、クリスタが楽しそうでなによりだ」ハハッ


ベルトルト「そのクリスタ、ライナーイジリに満足したのかこっち見てるんだけど」


ユミル「………今、目があった。すっごい笑顔でこっち来る」


ベルトルト「それじゃあユミル、頑張って」


ベルトルト「………離して」ガッシリッ


ユミル「ベルトルさん、逃がさねぇよ」ガッシリッ




―――――――――

―――――

―――

エレン「よっしゃあああああっ!」グピッ


ジャン「うぇぇぇ、なんだこいつ、見かけによらず、滅茶苦茶つぇえじゃねぇか」フラフラ


エレン「はっ!ハンネスさんに無理矢理飲まされたりしたからな」フラフラ


ジャン「はっ!てめぇだって、フラフラじゃねぇかよ」フラフラ


エレン「どんな状態だろうが、勝ちは勝ち、なんだうぅうっ!」ウッ

ジャン「ぁぁ、水、みずを」フラフラ


エレン「んなもん、自分で取れよ、ミカサ、ジャンにみず」フラフラ


ミカサ「………、えれんは?」ポカポカ


エレン「ジャンの次でうぅっ」ウッ


ジャン「はっ!誰がてめぇの施しなんざうぅっ!」ウッ


ミカサ「………、――!」ピコーンッ

ミカサ「コクッ。―――ん」スッ


ジャン(うぉぉおお!ミカサが、ミカサが俺を気遣ってくれたあ!?し、しかも、ミカサが使ったグラス!?でもなんで口に水含んでんだ?)


ジャン(てか、これって間接、キキ、キ、キス?!いやいやこれは不可抗力。そう、致し方ない、そう仕方がないことなんだ。だから決してやましい想いがあるわけじゃあ―――///)


ジャン「わ、わりぃ///……さんきゅぅ――――」


ミカサ「―――――」ズキュゥゥゥゥンッ

エレン「―――――ぷはっ。普通にコップで渡せよ」クチウツシサレタ


ミカサ「ジャンに渡してしまった。ので、仕方がない」ペロッ


エレン「――――なら仕方がないか」フラフラ


ミカサ「うん、仕方がない」ペロッ


エレン「ぁぁ、まだみずほしいわぁ」


ミカサ「わかった。ジャン飲まないならかして」グピッ


ジャン「―――」マッシロッ


モブ「ジャン、強く生きろ」ナミダメッ

一旦中断。ごめんなさいねむいっす。
後はアルミンをいじれば良いだけだやったー

アニ「ぜぇ、ぜぇ、やっと振り解けた」ゼェハァ


ミーナ「うぅ……、アニのいけずぅ……」ゥゥ


アルミン「はぃ、ぉっかれさまぁ」スッ


アニ「ありがとう。助かるよ」


アニ(あれ、ポカリかと思ったのに、変な味がする)ゴクゴク


アニ「アルミン、これ、どこから持ってきたの?」

アルミン「ん?あっちでハンナがくれたぁ」ポカポカ


ハンナ「サシャ特製ブレンドカクテルよ」グッ


サシャ「ウォッカのポカリ割ですけどね。度数高めに注文されました」グッ


ハンナ「注文しました」ニコッ


アニ「待てよこら!」


サシャ「良いじゃないですか。こんな機会、楽しまなきゃ損ですよ」


ハンナ(主に楽しむのは私達なんだけどね)ニヤニヤ

アニ「ぅ、あんなの一気に飲むんじゃなかった………」クラクラ


サシャ「おかわり、いりますか?」


アニ「いらない。大体、あんな事言っときながら、あんたは素面じゃないか」


サシャ「いえ、私も結構飲んでますよ?」シレッ


アニ「あのミカサですら……」


「ミカサがエレンを押し倒すぞっ!」ガヤガヤ

「ジャンが息してないの!」ガヤガヤ

「気にすんな!いつものことだ!」ガヤガヤ



アニ「―――何してるんだよミカサ」


サシャ「ミカサのは、かなりきつめのをお願いされましたしね。まぁ半分は酔ったフリでしょうけど」

ハンナ「サシャってお酒強いんだね。どんなのでも顔色変えずにペロリだもん」


サシャ「私の場合、小さい頃から慣れていましたし。体質、ですかね。寒い時なんか、お酒で紛らわせてましたし」


アニ「とりあえず、水――」フラフラ


アルミン「…………」ガシッ


アニ「………アルミン、離してくれない?水飲めないんだけど」フラフラ


アルミン「―――えいっ!」クワッ

ハンナ「あら、やっぱりアニって髪綺麗よね」ウラヤマ


ミーナ「えっへん!」エバッ


サシャ「ミーナが威張る事無いですよ」


アニ「ア、アルミン。どうしたんだい///」アセアセ


アルミン「ふ~ん、ふふ~ん」ポカポカ


アニ「あの、アルミン?アルミン///」


アルミン「えへへ……、アニって、髪綺麗だよねぇ」ポカポカ


ハンナ「端から見たら髪いじくりあってじゃれ合ってるようにしか見えないね」


ミーナ「照れてるアニきゃわいぃ」


サシャ「ミーナ、お水どうぞ」

アルミン「ふふ~ん、ふ~ん、ふふふ~ん」ポカポカ


アニ「――――///」


アニ(顔近い顔近い!てかやばい!癖になるくらい気持ちいい!)アセアセ


ミーナ「!アルミン、新しいアイテムよ!」ピコーンッ


ハンナ「あら、ネコ耳カチューシャじゃない」


サシャ「なんで持ってるんですかね」


ハンナ「受け取ったアルミンは、躊躇なくアニに付けたね」


ミーナ「ネコ耳アニはぁはぁ」ハァハァ


サシャ「ミーナ、もう静かにしてください」

アニ(まずい。このままだと、色々とマズすぎる!)


アニ「ア、アルミン。あんまり呑んでばかりだと、胃に悪いよ?」


アルミン「そ~だね~。両手ふさがってるもんね~」ワシャワシャ


アニ「だから、ね。一旦離して」


アルミン「じゃあ、アニが食べさせて?」トロンッ


アニ「――――え?」キョトン


アルミン「アニの両手は空いてるから、代わりに食べさせて」アーン

アルミン「あーん」


アニ「いや、アルミン?」


アルミン「あーん」


アニ(口開けたままのアルミンかわいぃ///)


アルミン「あーん」


アニ「―――――///」ヒョイッ


アルミン「パクッ」モグモグ


ミーナ「なにあれかわいぃ///」


サシャ「―――飼いたいですね」


ハンナ「………どっちを?」

アニ(何、してるんだろ私。アルミンに、あ、あ、あーんなんて――――///)


アルミン「これって、じょしがつくってくれたんだよね?」ポカポカ


アニ「ん?そうだね。そっちの方が安上がりだし」


アルミン「アニがつくったのは?」


アニ「え?私は……、他にやることがあったから、作ってないよ」


アルミン「ざんねんだなぁ」ガッカリ

アルミン「こんど、アニの手料理、たべたいなぁ」ニコッ


アニ「………機会が、あったらね///」


ハンナ「アルミンって、酔うと危ないわね」


サシャ「特別なフェロモンでも出してるんですかね?」


ミーナ「サシャが、フェロモンなんて単語を正しく使ってる?!」


サシャ「いい加減に起こりますよ?」


アルミン「――――」ジィィィ


アニ(髪わしゃわしゃ、止まった。気持ちよかったのに…………)

アルミン「―――!」ダキッ


アニ「――――」思考停止


ハンナ「あら、アルミンったら大胆」


サシャ「酔っ払ってるせいで、少し幼児化したんですかね」


ミーナ「アルミンは普段から何かとため込んでるみたいだしね」


ハンナ「お人好しというか、苦労人気質っていうか」


サシャ「ま、頼ってる私らにも問題ありますけどね」

アルミン「ん~……」グリグリ


アニ「―――はっ」


アルミン「――――ぃぃにおぃ……」グリグリ


アニ(……よくわからないけど、取り敢えず、今の内に水分補給を)


アニ(―――いけない、意識してはいけない。アルミンが私に抱きついてグリグリしているなんて、意識を、意識を///)コップを手に


アルミン「ふにゃぁ……」ギュゥゥゥッ


アニ「ヒャイッ」バシャンッ

ハンナ「アニの持ってたコップから水がザバーンね」


サシャ「アルミンの頭に直撃ですよ」


ミーナ「アニの服も透けたね!」


サシャ「なんで嬉しそうなんです?」


アニ「ごめんアルミン、大丈夫?!」


アルミン「………ふぇ、ア……ニ?」ヒタヒタ

アルミン「――――」ヒタヒタ


アルミン「―――」パッチリッ


アルミン「――――!」ビックリッ


アルミン「うわあああああっ!」バサッ


アニ「アルミン?」


アルミン「ごごごごごめんアニ!あの、僕酔っちゃってたみたいで!その、記憶があやふやっていうか、僕じゃないっていうか!」アセアセ


サシャ「さっきので酔いがさめたみたいですね」


ハンナ「あんなにあたふたするアルミン、初めて見た」

アニ「落ち着きなよ。ほら、まずこれで拭きな」


アルミン「うん、ありが……と…――――///」


アニ「…………」視線の先へ


アニ「――///」


アルミン「あ、ごめ、違、ワザとじゃなくて、えと、目の前にあったっていうか、気が付いたらみちゃってたっていうか」アセアセ


サシャ「上着が白いので、下着がもろ見えですね」


ミーナ「私が下着チョイスしました!」


ハンナ「生き生きしてるね、ミーナ」

アニ(あれ、何か、違和感が……)


アルミン「ふんっ」ザバッ


アニ「ちょっと!何頭から水かぶってるの?」


アルミン「いや、ちょっと頭を冷やそうかなって。あははは……」


アニ「いやだからって」


アルミン「濡れちゃったし着替えないとね。はははははっ!」タタタタッ


アニ「……着替えてこよう」




―――――――――




アニ(髪下ろしたままだ。ま、いっか)

アニ「アルミン、落ち着いた?」


アルミン「うん、かなり……。我ながら恥ずかしいよ」


アニ「普段みれない、珍しいアルミンが観られて、良かったよ」


アルミン「うぅ……///」


クリスタ「ア~ルミィィィィンッ!」ダキッ


アルミン「ひゃっ!」


ハンナ「あ、クリスタがタックルをかけて参戦したみたい」


ミーナ「アルミン、ひゃっ!だって」

クリスタ「アルミンが構ってくれなぁい~」グリグリ


アルミン「クリスタ、酔ってるね、相当酔ってるね」フリフリ


クリスタ「酔ってまぁぁすぅ。えへへぇ………///」


アルミン(振り解けない、あれ、クリスタってこんなに力強かったっけ?)フリフリ


アルミン「そうだ、ユミル!ユミルは?」


アニ「ユミルなら、あっちでベルトルトと一緒に倒れてるよ」


クリスタ「――アルミン、わたしのこと、すき?」

アニ「――――!」ビクッ


アルミン「うん。クリスタも大切な、仲間だも――」


クリスタ「いぃぃぃぃぃっ」口を引っ張る


アルミン「ヒガガガガガッ!」


クリスタ「わたしはぁ、そぉんなに魅力ないんですかぁ?あにみたいなおっぱいおっきいほぅがいぃんですかぁ?」イィィダッ


アニ「――――///」ムネカクス

アニ「クリスタ、落ち着いて」ガシッ


クリスタ「うわぁぁぁぁんっ!やっぱりおっぱいなんだぁぁぁぁぁっ!」ジタバタ


アニ「水でも飲んで落ち着いて。そんな恥ずかしいこと大声で叫ばない。頭に響くから」


クリスタ「ぶぅぅ………――――」キラーンッ


クリスタ「アニって、いぃからだしてるよねぇ………」ウットリ


アニ「………クリスタ?」


クリスタ「アルミンの前に、アニで味見でもしよっかなぁ………」ジュルリッ


アニ「クリスタ、あんた相当酔ってるんだよだから離して!」

アルミン(まだ、少しクラクラする。あの二人、大丈夫、かなぁ?)ポカポカ


女訓練兵「あ、あの!」ガチガチ


アルミン「どうか、した?揉め事でも発生したの?」


女訓練兵「い、いいいいいえ!アルミンに、用事があるんです!」ガチガチ


アルミン「………僕に?」


女訓練兵「――――――」スーハー









女訓練兵「――アルミン!私と付き合ってくださいっ!」



シーン…………



アルミン「………僕と?」キョトン


女訓練兵「は、ひゃいっ!あの、男女交際という、意味の方で!」ガチガチ


ハンナ「あら、勢いに任せて言っちゃったわね」


サシャ「がっちがちですけど、大丈夫ですかね」モグモグ


ミーナ「まぁ、無敵要塞ウォール・アルミンの前には、無駄な―――」


アルミン「―――――///」カァァァァッ

ハンナ「思いっきり反応しちゃってるんだけど。顔真っ赤」


ミーナ「へ?」


サシャ「初々しい反応見せちゃってますよ?後、じゃれあってた二人がすごい顔してます」


ミーナ「嘘?」


アルミン「―――――///」カァァァァ


ミーナ「なん……だと…?」


女訓練兵「あの、その、えっと………ど、どう、です、か?」モジモジ


アルミン「―――え、と、その、初めてっていうか、その、慣れてないっていうか……だから」アセアセ

アルミン「今は、まだ、そんな余裕無くて、だから、その……///」アセアセ


アルミン「――お、お友達から………///」カァァァァッ


女訓練兵「―――あ、はい………///」カァァァァッ




「あの子、振られちゃったね」

「でもさ、あのアルミンが、ちゃんと告白に答えたんだよ?」

「あれ、もしかして、今チャンス?」

「私もお友達からスタートしたいっ!」

「わたしは、ゆくゆくは正妻ポジションに……」

「アルミン、かわいぃなぁ」

クリスタ「………アニ、私やるべきことができたみたい」

アニ「奇遇だね。私もだよ」

クリスタ「じゃあ」アニ「さっそく」


クリアニ「「アルミンッ!」」


ハンナ「ねぇ、クリスタもだけど、アニとアルミンもまだ相当酔ってるでしょ」


サシャ「本人は酔ってないって言い張るパターンですね」


ミーナ「アニ!そこだっ!女気みせろっ!」


ハンナ「……私も、お酒の勢いに任せて告白しよっかな」


サシャ「いいんじゃないですか?作りますよ」


後日、ハンナとフランツは付き合うことになりました。
蛇足ですが、アルミンの貞操は守られました。

かなりぐだぐだしましたが、一応これで終わりです。
宴会シーンが思いのほか難しかったです。書き直したいレベル。寧ろ、誰か書き直してレベル。
御視聴ありがとうございました。
何かあればご答えします。

乙!!!!!
もし答えてくれるなら、
アニクリ+モブ女のアルミンモテモテみたいなぁあぁ

>>346
ネタ切れ起こしてますので、厳しいです。書きたいけど書けないです。

アルミンとアニのゴールインが残ってたりしますが、うまく頭が回りません。

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2015年01月04日 (日) 23:01:54   ID: SSfVFIIt

2 :  SS好きぱぴぷぺぽ   2015年01月15日 (木) 01:49:09   ID: uHN9jhS8

おもろかったお

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