研究者「過去に戻る実験だ。」 (11)

ちなみに科学とかはそこまでです。

銃がメインですね。

そしてグロありです。

間違ってる部分もあるのでそこらへんは指摘をお願いします。



SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1374840453


「君がチャールズ・ウィルソン教授?」

「ええ」

「じゃあ実験室に入ってください。」

「分かりました。」

「世紀の大実験ですよ。」

「そうですね。」

「それでは夢の世界へいってらっしゃい。」

そう彼は今から夢の世界へ行くのだ。

背もたれがついた椅子に座らさせられる。

「今から君が行くのは君の先祖の記憶だ。」

腕と足を拘束される。

そして、ヘルメットみたいなものをかぶせられる。

「君は思ったままに動いてくれていい。記憶がそうしてくれるはずだ。…よし、準備はいいか?」

「……はい。」

「それではいってらっしゃい。」

パン

俺は昔、一流の賞金稼ぎだった。

そして西部で最凶と言われる男に勝った。

だから俺は足を洗い、町の小さな時計屋になった。

こうして十年経った。

俺は仕事が終わり、酒場で飲んでいた。

しかし、なぜか全く酔が回らない。

いつもなら簡単に回るのに

そして俺の二個隣の男が俺をジロジロ見ていた。

嫌な予感がする…

俺は腰の銃に手をかけた。

緊張で呼吸が荒くなる。

最後に人を撃ったのはだいぶ前だ……当てれるか?

当てれるか不安になりながらも冷静を保った。
そして男はリボルバーを取り出した。

俺はそれを確認した瞬間、周りがスローになる。

ホルスターからリボルバーを取り出した。

男は俺に狙いをつけた。

俺はほぼ狙いをつけた。

そして二人共引き金に指をかけた。

ズドン

乾いた発砲音がなる。

周りが元に戻り、ホルスターにリボルバーを直した。

「う…」

俺の撃った弾は心臓にあたり、男がリボルバーを落とした。

「さ、すがだ…賞金稼ぎ…いや、殺し屋だな………」

「…俺は時計屋だ。」

「…勝てると思ったが流石に無理だったか……」

時計屋「何が目的だ。」

男は震える手で紙を出した。

『元最強の賞金稼ぎを捕まえた奴は100万ドルと最強の賞金稼ぎの称号を与える。生死は問わない。 C保安官』

「…誰だ?こいつは」

男「お…れが知ってるのは…ここ…までだ………西部最強の一人と言われるあんたと戦えてよ…かったぜ…」

男は目を開けたまま何も喋らなくなった。

「……」

店主「そ、その男は誰に撃たれたんだ!?」

「……」

幸い誰も俺が撃ったことには気づいていない

俺は金を払い、外に出た。



俺は家に戻り荷物を整えた。

ここでは暮らせない…

いろんなものを入れる。

そして服装を整えて、ホルスターを腰に巻く

さあ、行くか。

と思った時、頭の中で疑問が浮かぶ。

何故俺に100万ドルの賞金を賭けたんだ?

賭けるのは警察だ。

しかし、俺はここしばらく悪いこともしていないし国に迷惑もかけていない、

そんな俺に100万ドルも賭けるか?

……考え過ぎか

早く馬を引いて旅にでよう

ガタン

音がした瞬間、俺は伏せた。

弾丸が飛んでくる

ズドォン ズドォン

ギリギリ躱した。

俺はカウンターに隠れた。

何者かが踏み込んで来た音がする。

また銃を連射し始めた。

音からしてライフルだ。

俺は運悪く、リボルバーに弾を込めてなかった。

なので敵が七発まで撃った事を確認して、

飛び出て銃を蹴り飛ばした。

俺を撃ってきた奴は深く帽子をかぶり、顔が見えない。

とにかくそいつのホルスターからリボルバーを奪う。

だがその瞬間、そいつの蹴りが俺の顔に飛んでくる。

それを避けてタックルを食らわすと、倒れた。

俺は銃を構えて離れた。

一分たったが立ち上がらないので近づくと、

懐からデリンジャーを取り出し俺の事を狙った。

俺はリボルバーでデリンジャーを撃って発砲をやめさせたが、

床に落ちて結局弾が出た。

床に綺麗な穴があいた。

そいつはまだ武器を持っている素振りを見せたので

俺はそいつの後ろにまわり抱きついた。

武器を取らせないように羽交い締めにする。

「野郎に抱きつく趣味はねえが…って」

「……お前、女か?」

俺の力が一瞬抜ける。

「死ね!!変態!!」

俺に肘鉄を入れた。

「う…」

目の前が薄れていく。

そいつの顔が見える。

「お…んな?」

そして、俺の目の前は真っ暗になった。
・・・・・・・・・
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・・・・・・
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・・・
・・

ぃルソンくん!!ウィルソンくん!!

目を覚ました。

「ウィルソンくん大丈夫か!?」

「はぁはぁはぁ……」

呼吸が乱れる。

そして腹に痛みを感じた。

「あっちの世界の痛みはこっちでも痛みとしてくるから気をつけるんだ。」

「って言ってもあっちの世界はムービーが流れてるみたいなもんでそんな事できないんですよ!?」

「それはしょうがない。銃の腕がゼロな君では西部は生き残れないだろ?」

「……」

「ある程度は記憶がやってくれる。」

「もう一度行けるか?」

「はい。」

「よし、始めろ。」

パン

今日はこれで終わりです。

投稿時間は一週間後ぐらいです。

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