P「ああ、ただいま。まゆ」
まゆ「お風呂にします? それともご飯ですか?」
P「汗流してくる。ご飯の用意、よろしくな」
まゆ「わかりましたぁ」
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まゆ「うふ…。新婚生活…素敵ですねぇ……」カチャカチャ
P「あちー。まゆ、お先」
まゆ「はい。準備できてますよぉ」
P「おっ、美味そうだな」
まゆ「○○さん、どうぞ」
P「おっとすまん。ありがとな」トクトクトク
まゆ「はい、どうぞぉ」
P「ん、いただきます。ごくっ――ぷはぁ! 美味い!」
まゆ「うふふ…」
P「まゆが飲める年になれば、一緒に乾杯できるのになぁ」
まゆ「今は麦茶でがまんしてくださいねぇ」カチッ
P「もちろん。さぁ食べよう、いただきます!」
まゆ「いただきます」
…
P「――それでさ、向こうのディレクターが誉める誉める。俺はもうなんて言ったらいいかわからない」
まゆ「うふふ」
P「思い切って、そうでしょうそうでしょう、しかしこういった子もいますよ、って言ってみると食いついてきてなぁ」
まゆ「○○さんは仕事上手ですねぇ」
P「いやいや、がんばってるのはアイドルだからな。まゆも、もっとアイドルさせてあげたかったが…」
まゆ「もう…、その話は終わったじゃないですかぁ」
P「そうだが…」
まゆ「たくさんアイドルの仕事をさせてもらって、CDまで出させてもらって、思い残すことはなにもないですよぉ」
それに、引退しても○○さんと一緒にいられるなら…うふふ♪」
P「まぁそう言ってもらえるなら、プロデューサー冥利につきるよ」
まゆ「そうです、まゆは○○さんとずっと一緒、ずっとずぅっと…うふ、うふふ……」
P「まゆ?」
まゆ「はい?」
P「あ、いや、ごちそうさま」
まゆ「はい、おそまつさまでした。片付けますね」
P「手伝うよ」
まゆ「ありがとうございます」
P「じゃあ、先に寝るよ。おやすみ。愛してるよ、まゆ」
まゆ「はぁい、おやすみなさい。あなた」
バタン
まゆ「…うふ」
まゆ「うふふふ、ふふ…愛してるよ、ですって。うふふ…」パタパタ
まゆ「まゆも、まゆも愛してますよぉ…、うふ、嬉しいです、運命の人と一緒になれて…」
まゆ「はぁ……まゆの、数年越しの想いが、本当に叶ったんですねぇ…」
まゆ「うふふ…♪」
チュンチュン
P「おはよう、まゆ」
まゆ「おはようございます、○○さん」
P「まゆは今日もかわいいな」
まゆ「うふふ…そんなこと言ってもなにも出ませんよぉ?」
P「おや。朝食の一品くらい増やしてくれてもいいのに」
まゆ「納豆食べますかぁ?」
P「ははは、悪かったよ」
まゆ「うふふふ」
P「さーて、そろそろ出勤しますかー」
まゆ「○○さん、ネクタイ…直してあげる。あら、ステキな柄…。もしかして…誰かのプレゼント? そんな訳ないですよねぇ? うふふ…」
P「ありがと、まゆ。これは所長がボーナス代わりにくれたやつさ」
まゆ「そうなんですかぁ」
P「じゃ、いってくるよ。まゆ」
まゆ「はい…」
チュッ
P「帰るのが遅くなるようなら連絡する」
まゆ「いってらっしゃい。気をつけてくださいねぇ」
P「はーい」
バタン
まゆ「うふ」
まゆ「うふふふ…いってきますのキスまで…夢みたいです…」
まゆ「……」
まゆ「え?」
「……ーい、ま……」
まゆ「ま、まさか…」
「おーい、こんなところで寝てたら風邪ひくぞ。まゆ」
まゆ「あ……○○さん…?」
P「なんだ突然、俺の名前なんか呼んで。さてはまゆ、寝ぼけてるな」
まゆ「は、え、ま、まゆ、寝て…!?」
P「おー、無邪気な寝顔だったぞ」
まゆ「ぷ、プロデューサーさん…!」
P「ほらとりあえず顔洗ってこれば? 誕生日会やるっていってたろー」
まゆ「あ、はい…」
P「そうそう、まゆ?」
まゆ「はい?」
P「誕生日プレゼントは結婚指輪じゃないぞ」
まゆ「~~っ!」
P「けけけ。ずいぶん良い夢みてたみたいだな!」
まゆ「ゆ、夢のそとでも、ずぅっと一緒ですよぉ」
P「はいはい、いーから顔洗ってこいって。みんな待ってるからな」
P「誕生日おめでとう。まゆ」
まゆ「この先の誕生日もずっとずっと、一緒ですからね♪」
おしまい
おめでとう。ありがとう。
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