シャル「一夏童貞臭い」一夏「っ！？」 (32)
一夏「た、たしかに俺はその、童貞だけど別に俺の歳だったら普通だと思うし臭いとかちょっと酷くないか」
シャル「違うよ、抽象的な意味じゃなくて本当に匂いがするんだよ」
一夏「えぇっ！？ちゃんと毎日身体洗ってるのに」ｸﾝｸﾝ
シャル「洗ったくらいじゃ駄目だよ。16歳で童貞のままの男の子は特有の匂いがするの」
一夏「そんな・・・嘘だろ？」
シャル「中学校の時の保健で女子は習うんだ」
一夏「俺たちがサッカーしてる時に女子が話してたのってそれだったのか！？」
シャル「うん。男子にはわからない匂いで女子しか感じないんだって」
一夏「マジかよ・・・」
シャル「しかもどんどん酷くなるから、女の子も寄り付かなくなっちゃうんだよ」
一夏「そんな！？」
シャル「本当は男子に言っちゃいけないんだけど、僕は一夏の友達だから・・・」
シャル「一夏が女の子に避けられて魔法使いになっちゃう前に教えてあげたかったんだ」
一夏「シャル・・・ありがとう。でもどうしたらいいんだ？もう俺って臭いんだろ」
シャル「大丈夫。僕は気にしないから」
一夏「シャルはほんと良い奴だな・・・」
シャル「そんなことないよ」
一夏「はあ・・・本当にどうしよう。女子だらけのこの学園で童貞臭い俺なんて嫌われるだけじゃないか」
シャル「手は一つしかないよ」
一夏「なにかあるのか！？」
シャル「簡単な話だよ。童貞を卒業すれば童貞臭は消えるんだから」
一夏「なるほどその手が！！」
一夏「って臭い俺の相手なんか誰もしてくれないよ・・・」
シャル「僕はぜんぜんまったく気にならないよ」ﾆｺﾆｺ
一夏「誰かに告白してデートして・・・」
シャル「そんなことしてたら手遅れだよ？デート中も『うわ童貞臭い』ってずっと思われて嫌われちゃうもん」
シャル「僕はまったくひとつも気にならないけどね」
一夏「それじゃどうしろっていうんだよ！いきなりセックスさせてくれなんて、それでさせてくれるわけが」
シャル「試しに頼んでみたらどうかなぁ。そうだ、頼む練習に僕をオススメするよ」
一夏「プロの人にお金を払って・・・」
シャル「それは絶対駄目！それはシロウト童貞って言ってもっと臭くなっちゃうんだよ！」
一夏「そうなのか！？」
シャル「うん。それをするともう一生童貞臭さが抜けなくなっちゃうんだって」
一夏「そんな・・・・・・くそっ、どうしようもないのか」
シャル「僕は一夏の為ならなんだってするからいつでも言ってね」ﾆｺﾆｺ
シャル「大変だね。このままじゃ一生彼女も出来なくて一人で死んでいくことになっちゃう」
一夏「そんなのイヤだああああああああ！！」
シャル「なら今のうちになんとかしないと」
一夏「そうだな・・・恥をしのんで誰かに頼むしかないのか・・・」
シャル「・・・」ﾆｺﾆｺ
一夏「誰に・・・」
シャル「理解があって臭いのも気にしないでちゃんと秘密が守れる子がいいんじゃない？」
シャル「あ、ちなみにフランス人って世界一口が堅いって言われてるんだって」
一夏「よし！決めた！」
シャル「・・・」ﾄﾞｷﾄﾞｷ
せんとう「一夏！騙されるな！お前の童貞は11歳の時に朝勃ちしていたの見計らって既に終えている！」
一夏「さすが！」
ドアバーーン！！
鈴「だまされちゃ駄目よいちかぁっ！！」
一夏「す、鈴！？」
シャル「だ、だますってなんのこと？それにノックもしないで」
鈴「そいつは適当なこと言ってあんたの童貞狙ってるだけ！逃げて！」
一夏「なんだって！？」
シャル「・・・くくく、バレちゃしかたない。でももう遅いね！僕は既にパンツを脱いでる！」
鈴「なっ！？」
シャル「一夏のズボンを脱がせて挿入、2秒もかからないよ！！」ｶﾞﾊﾞｯ
鈴「させるかあああああああああああ！！」ｶﾞｼｯ
シャル「は、速い！！離してよ！僕は一夏と幸せになるの！！」
鈴「離せって言われて離す馬鹿はいないのよ。それにあんたはあたしとここで死ぬの！」ｷｭｲｲｲﾝ
鈴「さよなら一夏・・・幸せにね」
一夏「す、鈴ーーーーーーーーーッ！！！」
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