巨人の胃袋…
エレン「くそ…!…どうして…!」ぜぇ…ぜぇ…
エレン「どうして、俺達は…いつも奪われる…ッ!」ブワッ…
『…少年よ…聞こえるか?…私の声が…』
エレン「人の…声!?…誰だ!…一体どこに…?」キョロキョロ…
『私の名はギリアム・イェーガー…君にゆかりのある者さ』
エレン「え…?」
『細かい説明は後だ…生きたければ叫べ。“XAN Guist (ザン・ガイスト)”と!』
エレン「…XAN Guist … ?」
―カッ!―
エレン「わ!な、なんだ…これ!」
市街地…
アルミン「ぼ…僕のせいだ…僕のせいで…エレンが!」ガクガク…
巨人「…!?」ピクッ…
巨人「ウオォー…!?」ブシャアー!
アルミン「うわぁー!」ギクッ!
アルミン(き…巨人の体が…いきなり弾けとんだ!?)
黒い鋼の巨人「…」ヴゥン…
アルミン「…!?…巨人の中から…別の巨人が…!」
アルミン(なんだ!?…この…まるで鋼の全身鎧を着込んだような黒い巨人は…!?)
『アルミン?…そこにいるのはアルミンか?』
アルミン「…!…その声は…エレン!?」
アルミン「その黒い巨人はエレン…君なのかい!?」
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