ミカサ「呪い花?」(183)


~夜中、宿舎~

ミカサ「」スゥースゥー

ミカサ「ん…」スゥー

ミカサ「…!」

バサッ

ミカサ「…何だかよくわからないけど」

ミカサ「嫌な夢を見た様な…ん?」

ミカサ「何、この花…綺麗」

ミカサ「枕元にあったけど、何なんだろう」


~朝、食堂~

ミカサ「おはよう、エレン。アルミンも」

エレン「うーっすミカサ」

アルミン「おはようミカサ」

エレン「…ん?なんだその花」

ミカサ「枕元に落ちてた。綺麗だったからエレンにも見せようと思った。」

エレン「へ~…」スゥー

エレン「いい匂いがするなぁ~…」

ミカサ「ホントに?それは知らなかった」

エレン「甘い…甘い匂いが…甘い…甘い…」

ミカサ「?」

アルミン「? どうしたのエレン」


エレン「……」

ミカサ「え、エレン…!?」ユサユサ

アルミン「まさかその花が…」

ミカサ「嘘…?だったら私のせい――

エレン「…お?…ふぁぁあ…」

ミカサ「! エレン!」ガシッ

エレン「!? どうしたんだミカサ!?」

アルミン「いや、エレンがその花の匂いを嗅いでから急に黙り込んだから…!」

エレン「あ?ああ、ごめん…寝てた…」

アルミン「寝てた!?立ったまま!?今!?」

エレン「ああ…心配させちまったみたいだな。ごめんなアルミン」

ミカサ「エレン、大丈夫なの?」

エレン「心配するなよ、ミカサ」ナデナデ

ミカサ「!?」


エレン「ミカサ…」ナデナデ

ミカサ「エレン…!」ボーッ

アルミン「…?」

アルミン(エレンの様子が少しおかしい…?)

コニー「おはようお二人さん!朝から熱いねぇ!!」

エレン「ハハハ、よせよコニー。照れるだろ」ニコッ

ミカサアルミンコニー「!?」

アルミン「なにか…」

アルミン(おかしい…!)


コニー「あ、ああごめんごめん!」ダダダ

エレン「ったくアイツ…」

エレン「さ、俺たちも席につこうか!」ギュ

アルミン(エレンがミカサの手を握った…!?)

ミカサ「う、うんっ…!」

ミカサ(な、なに!?今日のエレン…凄くおかしい。…でもイイ!!)


ミカサ(今日は何やっても許されそう。…なら)

ミカサ「えいっ」ダキッ

アルミン「!?」

アルミン(い、いくらなんでも抱きつくのは…!?)

エレン「ハハ、ミカサは軽いなー!それっ!」

ミカサ「!?」

アルミン(お姫様だっこだとおおおおおおおおおおおおおおおお!!?)

ミカサ「あ、あわわわわわ!!!」

アルミン「いつも冷静沈着なミカサが慌ててる!」

エレン「紅くなったミカサも可愛いな」

ミカサ「!!?」

アルミン「もうやめて!ミカサのライフはゲージ満タンを突き抜けてるのよ!」

ミカサ「制御不能」ボンッ

アルミン「逝った…!」

ライナー「お、おいお前ら…」

ライナー「食堂のど真ん中でいちゃつくのはいいが…周りのことも見てくれ」

ジャン「」チーン

アニ「」チーン

クリスタ「」チーン

アルミン「朝からカオスだ…」


エレン「よっと」

ザッ

アルミン(何とかミカサを下ろしてみんな食事に入ったけど…)

アルミン(気まずい…)

ユミル「ようようよう!!」

ユミル「うちの女神様を放心状態にさせてどうすんだよ!」

エレン「それはすまなかったな」スクッ

ユミル「・・・っ!」

ユミル(エレンから見下ろされている…あれ?なんかコイツ身長伸びてね?)


エレン「ユミル…」

ユミル「な、なんだよ…」

エレン「怒り顔も可愛いけど、笑ってくれたほうがもっと可愛いと思うぞ」ニコッ

ユミル「なっ…!」///

ユミル「なにいってんだ!この馬鹿!」ポカポカ

エレン「ハハ、よせよユミル」ニコニコ

アルミン(元気な子犬とじゃれ合ってるみたいだ…!)


ライナー「お、おい…ホントどうしたんだエレン…」

ベルトルト「何かおかしいよ…」

ライナーベルトルト(…あれ?)

ライナー(エレンが俺より大きい…)

ベルトルト(ボクと同じくらいだ…)

エレン「ハハ、子犬みたいで可愛いもんだから…つい」ニコッ

ライナー「!」ウホッ

ベルトルト「!」//

ベルトルト(ライナーはともかく…ノーマルのボクまでエレンの笑顔にドキッっとしてしまった…)


ユミル「なぁぁにが子犬だぁぁ…!!!」//

エレン「フフ…」ナデナデ

ユミル「くそぉぉ…遊ばれてる…」

ユミル「覚えとけよっ…!」

エレン「あっ、おいユミル!…いっちゃったか」

ベルトルト「あれじゃあ仕方ないよ…」

ライナー「だな、とりあえず飯食おうぜ。サシャに食われちまう。」

ベルトルト「そうだね」

エレン「だな」


―――


サシャ「アルミン、いらないならそのパァンを私にくれませんか?」

アルミン「いらない訳がないよ…」

サシャ「ちぇー…」

エレン「サシャ、やるよ」

サシャ「ええええ!!くれるんですか!?」

エレン「ああ、やるよ」サッ

サシャ「ありがとうございます!」

「・・・」

サシャ「…あのー、くれないんですか?」

エレン「だから、はい」

サシャ「えーっと…え?…これって俗にいう『あーん』っていうヤツになるんですが…」

エレン「そうだよ。」

サシャ「えっ」


サシャ「た、食べますよ!食べますからね!?」

エレン「どうぞ」ニコニコ

サシャ「あーーー……」

エレン「」ニコニコ

サシャ「…うう」///

エレン「? どうした食べないのか?」

サシャ「うう…食欲がなくなりました」///

エレン「そうか…残念だな…」

エレン「パンを食べてるときのサシャの顔、可愛いから見たかったのに…」

サシャ「」ボンッ

アルミン(エレン…君は…)

アルミン(…なんて男だイケメンエレン)

アルミン(どんどん女の子を落としていく…)

アルミン(そこに痺れる!憧れる!)






ライナー「・・・」

ライナー(イイネ!)


今日はここまでにします。
もう寝るジャン

おやすみんあるみん

小俣!
>>1です。今日もがんばっち書いてくよ~

ちなみに元ネタはありません。妄想です。

キース「それでは、今日の訓練を始める…!」

キース「・・・」

キース(あれはエレンか…!?)

エレン「・・・」キリッ

キース(グリシャ、お前の息子なんか凄いぞ)


ミカサ(エレンかっこいい)///

キース「それでは今日は早速立体機動訓練に入ってもらう!各自15分後に森の南部拠点に集合しろ!」

全員「ハッ!」


ミカサ「フッ!」バシュ

ジャン「やっぱりミカサはぇぇな…!」バシュ

ベルトルト「とか言ってるジャンも立体機動はさすがだね」バシュ

ライナー「俺たちでも追いつくのがやっとだぜ…!」バシュ

エレン「お先にミカサ!」バシュ

ミカサジャンベルトルライナー「!?」

エレン「それっ!」バシュ

ミカサ「…追いつけない!」

ジャン「おい…なんだアイツ…」

ライナー「…しるか」

ベルトル「ボクも」

エレン「おっ!的が見えてきたな…!」

エレン「よっ」クルクル

ミカサジャンベルトルライナー「!?」

ジャン「なんか回ってるぞ!大丈夫かアイツ!」


ミカサ「違う…!」

ジャン「は?」

ミカサ「あれはわざと回ってる…!」

ライナー「なんだと…!?」

エレン「よっ」ズバズバッ

ミカサジャンライナーベルトル「!?」

ミカサ「斬撃を二つも…!?」

ジャン「なんだあれ…」


キース(回転斬りをする者は確かにいたが…斬撃を二つも繰り出す者は…見たことがないな…)

キース(グリシャよ、なんだお前の息子)

ミカサ「凄い…!」

エレン「よっしゃ、次に行くぞ!」

――

ミカサ「今日のエレンは凄かった」ウットリ

エレン「あんなの大したことねぇよ。練習すればミカサにだって出来る。」

ミカサ「本当…?」

エレン「勿論だ。そうだ!俺が教えてやろうか?」ニコッ

ミカサ「! ぜ!ぜぜぜひお願いする!」


エレン「で、このタイミングで手を…」ギュ

ミカサ「う、うん…!」ドキドキ

ジャン(あの野郎…!技を教えるとかふかしてミカサの手を握って…!)

ミカサ(なんだろう。今日のエレン、最高)

エレン「よし、じゃあやってみろ」

ミカサ「う、うん…」

バシュ

ミカサ「」


ミカサ「たしか…」

ミカサ(ここで!)クルッ

ミカサ(…こう!)クルクル…!

ミカサ「フッ…!」

ズバッ

ミカサ「くっ…」スタッ

ミカサ「エレンのように二つは無理…」ショボン

エレン「何言ってんだよ」

ミカサ「え?」

エレン「これだけでも十分すげぇよ。よくやったな、ミカサ」ナデナデ

ミカサ「!?」ボンッ


今日はここまで。
明日は普通にバイトなんで遅くなるかも
最近人が少なくて鬼の様なシフトなんだ

じゃあまた明日、ばいなら

ただいまんk
>>1です。
少しの間キーボードが変になってたので少し焦りました。

アニ「」チーン

クリスタ「」チーン

コニー「おい!何ぶらさがってんだよ!危ないだろ!」

ユミル「くそっ…なんだこのモヤモヤした気持ちは…!」

コニー「お前までぶら下がってんのかよ!」

~対人格闘訓練~

ライナー「組もうぜ、エレン!」

エレン「ああ、いいぜ」

ライナー(いくらお前がイイ男だからって俺の女神にまで…)

ライナー(いつもは訳があって本気は出さないが今日は…)

ライナー「ん?なんだその構えは…」

エレン「昔、アルミンの本で読んだんだ。空手って技術らしい」

ライナー「フッ…空手だって?俺が空手は雑魚って代名詞にしてやるよ」

エレン「お前、名前は?」

ライナー(…あれ?)

ライナー「ライナー・ブラウンだ。」

エレン「今日から俺がライナー・ブラウンの代名詞を雑魚にしてやるよ」

ホーリーランド


ライナー「それっ!」

エレン「低姿勢のタックルか!?」(速いッ)

アニベルトル(ライナーは本気か!?)

エレン(だが…)

エレン「せァ!」

ドゴッ

ライナー「がっ…!?」

アニ(延髄に手刀…!?あの速さに反応するのか)

エレン「いやー、読んでて良かったぜ、マンガって書物」

エレン「ごめんな、ライナー。立てるか?」

ライナー「」プクプク

エレン「ライナー…」

エレン「それっ」

ベルトルト(エレンがライナーをお姫様だっこだとおおおおおおおお!!?)

ミカサ「え、エレン!そんなゴリラにエレンのお姫様だっこは勿体ない!ので、首輪にでもつけて引きずるべき!」

エレン「こら、大切な仲間にそんなこと言ったら駄目だろ?」

ミカサ「あう」

エレン「教官、私のミスでブラウン訓練兵は気を失ってしまいました。自分は責任を持ってブラウン訓練兵を医務室に運ばせて頂きます。」

キース「はい、どうぞ」

キース(イカン!エレンに呑まれて敬語に…!)

キース「わかった、行ってこい!だがライナーを下ろしたらすぐに戻って来い!今は休憩中ではなく、訓練中と言うことを忘れるな?」

エレン「はい!」

エレン「エレン・イェーガー、ただいま戻りました!」

キース「…訓練に戻れ」

キース(はぇぇ…)

―――

アニ「エレン」

エレン「? アニか、どうした?」

アニ「今日も私が稽古つけてやるよ。一勝負どうだい?」

エレン「そうだな、まだまだ未熟だしアニに勝てるとは思えないが…頑張ってみようかな」

アニ「フン…きな」サッ

エレン「よし…」

アニ(来た来たきたあああああああああああああああああ!!!ついに私の時代きたあああああああああああああああ!!!)


アニ「フッ…!」

エレン(鋭いジャブだ。だが…!)

パシッ

アニ「!?」

アニ(嘘…!?私の拳が掴まれた!?)

エレン「それっ」

アニ「くっ…!」

アニ(何…この技…!?地面に倒される…!?)

ドサッ

エレン「ここからが本番だ!」ギュ

アニ「!?」

ミカサ「な、なななな!!!」

サシャ「エレンがアニに抱きついてる…!?」

ユミル「寝技だ馬鹿!!!寝技寝技寝技!!!!」

ユミル「見ろ!」

アニ「///」ニヤニヤ

クリスタ「喜んでるッ!?」

サシャ「卑怯です…!」

ミカサ「」ギリギリ

ユミル「おい!いつまで続くんだコレ!?」

エレン「本には30秒寝技をかけて続けたら勝利と書かれていた!」

クリスタ「早く!この30秒!」

アニ「仕方ないね、私が数えてやるよ」

アニ「いいぃぃぃぃぃぃいいいいいいいいいいいち、にぃぃいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいーい!」///

ユミル「なげぇぇぇぇぇえええええええええ!!!」

アニ「あ、一瞬だけ寝技がとけた。はい、また数えなおし」//

エレン「なに!?」

アニ「いぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃち!」

ユミル「あああああああああああああああああ」

クリスタ「ユミル壊れすぎだよ…」

アニ「にいいぃぃぃぃいいいいいいー―――

キース「おい」

アニ「」

ユミル「ざまぁあああ!!」

クリスタ「グラウンド20週とはね…足りない」

ミカサ「死ぬまで走るべき」

サシャ「そうですね…ハッ!」ピコーン

サシャ「エレーーン!」

ミカサユミルクリスタ「あっ!」

エレン「ん?サシャか!丁度いい、対人格闘の相手がいなくて困ってたんd――

サシャ「」バターン

エレン「!? お、おい!大丈夫か!?」

サシャ「」

エレン「…急いで医務室に連れて行かないと…」

ミカユミクリ「!?」

エレン「っしょ。軽いな、サシャ」

サシャ「」///

エレン「顔が赤くなった!?熱か!?」サッ

サシャ「!?」///

ミカサ「おでこと」

ユミル「おでこを」

クリスタ「ごっつんこ…」


エレン「兎に角、急いで医務室に…!」

エレン「教官!ブラウス訓練兵が突然倒れたので医務室に運んできます!」

キース「待て」

エレン「待てないですよ!サシャに何かあったらどうするんですか!?」

キース「落ち着け、イェーガー訓練兵」

キース「コホン」

キース「あ、あんなとこに大量の蒸かした芋が」

サシャ「」ビクン

サシャ(反応したら駄目だ反応したら駄目だ!!)

エレン「!? サシャ、大丈夫か!?」

キース「あ、あんなとこに凄く美味しそうなステーキが」

サシャ「」ビクビクビクン

エレン「!? おい!サシャ!」

キース(しぶといな…それなら)

キース「あ、あんなところにイェーガー訓練兵が大量の蒸かした芋と美味しそうなステーキを食べて幸せそうな顔をしてる」

サシャ「!?」バッ

ミカユミクリ「!?」バッ

エレン「! サシャ!無事だったのか!?」

サシャ「あ」

キース「」ゴゴゴゴゴゴ

うーし、ちょっと買い物行ってきます

サシャ「はっ・・・はっ・・・」

コニー「おい、まだ走ってるぜアイツ」

エレン「よぉぉし!ここからだサシャ!ここからが粘りどころだ!」

サシャ「はっ…はいっ・・・!」キラキラ

コニー「なんでエレンまで走ってんだ…」

マルコ「なんでも見抜けなかった自分にも責任はあるって言って自らすすんでサシャの罰に付き合ってるらしい。」

コニー「でもよぉ…」

サシャ「はっ…はっ…!」キラキラ

コニー「あれ罰受けてるやつの表情かよ…」

エレン「まだだまだだ!お前ならまだいける!」

サシャ「はっ・・・!はいっ!」キラキラ


キース「もういい、それ罰になってないから…もう終わり」

~水のみ場~

エレン「いやぁー、いい汗かいたな!」

サシャ「フフッ…エレンのお陰で私も頑張れました」ニコッ

エレン「よかったよ、サシャの力になれて」ナデナデ

サシャ「は、はぃぃ…」///

サシャ「あの」

エレン「なんだ?」

サシャ「私、エレンのことが好クリスタ「ヱレーン!!」

サシャ「」

エレン「クリスタ!よくここがわかったな」

クリスタ「エレンのことならなんでもわかるよっ」ニコッ

クリスタ(抜け駆けは駄目だよ?)チラッ

サシャ(チッ・・・!)


クリスタ「はい、エレン!」サッ

エレン「お、タオルありがとな。クリスタ」

クリスタ「はい、サシャも」

サシャ「ありがとです」チッ

エレン「流石クリスタ、優しいなー」ニコニコ

サシャ「!?」

クリスタ「うふふ、そんなことないよー」

クリスタ(計算通り)ニヤッ

クリスタ「さ、もう少しでご飯だし食堂に行こっ」

エレン「その前に少し部屋に帰らせてくれないか?流石に着替えないと汗が気になってよ」

クリスタサシャミカサ「!?」

クリスタ「そ、そうだね!早く自分の部屋に戻るべきだよ!早く早く!」

エレン「ん?あ、あぁわかったからそんな急かすなよっ」ニコニコ


サシャクリスタミカサ「これは…いくしかない!」ザッ

―――

エレン「ふぅー」ガチャ

ライナー「お、エレンか。お疲れ様」

アルミン「お疲れ様」

エレン「あ、ライナー。すまないな…ちょっと力の加減が苦手でさ…」

ライナー「気にするなエレン。お前のほうが強かった。それだけだ。」

エレン「そんな。お前はまだまだ俺より強い。」

ライナー「しかしな…」

エレン「兵士は対人格闘が全てじゃない。そういうことだ。」

ライナー「ああ、その言葉ありがたく受け取っておくぜ」フフ

アルミン(何だこの友情)

クリスタ「は、早く脱がないかな…!」

サシャ「何か空腹感も忘れそうな気持ちです…!」

ミカサ「ハァハァハァ…」

エレン『じゃあな』

ライナー『ああ、先に食堂行っとくぜ』

アルミン『お先に!』

エレン『さてと…着替えるか…』

クリサシャミカ「キタアアアアアアアアア!!!」

キース「おい」

クリサシャミカ「」

キース「晩飯が終わるまで走って来い。早くしろ!!」

エレン『ん…?何か外が騒がしいな…。ま、いっか…』


エレン「よっ」ガチャ

アルミン「あ!エレン!」

エレン「あれ?ミカサ達がいないけど…」

アルミン「ああ…よくわからないけどグラウンド走ってたよ。多分また何かしたんじゃないかな。」

エレン「そうか、だったらまた一っ走りしとこうかな…」

アルミン「うーん、エレンが走りたいなら別に ユミル「いーよいーよっ!」

エレン「ん、どうしたユミル」

ユミル「食うことも訓練って教官も言ってただろ?だからさ、私達は私達で、クリスタ達とは別の訓練に励もうぜっ!」

エレン「んー、まぁ確かに少し腹減ったし…アイツ等には申し訳ないがこっちはこっちでご飯を頂くとするかぁ」

ユミル「そうそう!」

ユミル(クリスタすまん!お前の犠牲は無駄にしない!)


ユミル「じゃあ私はエレンの隣に…」

アニ「」モグモグ

ユミル「おい」

アニ「」モグモグ

ユミル「お前だよお前」

アニ「あ、エレン食べカス」ヒョイ パクッ

エレン「フフ、ありがとなアニ」ニコッ

ユミル「ーーーーーー!!!」バタバタ


ユミル「どけ、アルミン」

アルミン「ええ!?」

ユミル「何だ?エレンの隣がそんなにいいか?ホモか?ホモなのか?そうか、だったら仕方ない。多分、明日にはアルミンはホモだって噂が広がってるかもしれないな。そしたらライナーも喜ぶだろうな。そうだ、縛ってライナーの目の前に置いてみよう。そうしたらきっとライナーも喜ぶぞ。」

アルミン「どうぞ」

ユミル「はい、よろしい。」

ユミル「あー、エレン。」

アニ「それでね、その時ミーナがね。「私は腐ってないよ!」って言ったんだよ」

エレン「ハハハ!ミーナが言いそうな台詞だな!」

ユミル「どうしてもって言うなら、私があ、あ、あああーんをしてやってもいいが?」

アニ「で、この前ライナーのケツ蹴ったら…」

エレン「ハハハハハ!まだそんなことやってんのか!」

ユミル「あの…エレン?」

アニ「あ、エレン。私のパンやるよ」

エレン「お、ありがとな。だったら俺の肉あげるぜ!」ヒョイ

アニ「フフ…ありがとね」///

ユミル「え、エレン…」グスッ

ユミル「う、うわぁぁぁああああん!!」

エレン「!? ゆ、ユミルっ!?どうした!?」

アニ(チッ…)

ユミル「え、エレンが構ってくれないぃぃ…」グスッ

エレン「ご、ごめんなユミル!?」ナデナデ

ユミル「・・・」

エレン「ホントごめんなユミル。何でもするから許してくれ…」

ユミル「ん?」


アニ(それはいけない…!)

ユミル「―ス…」

エレン「え?」

ユミル「キスしろ…」グスッ

エレン「え!?えええええええ!?」///

アニ(あ、今日始めてエレンが照れるとこ初めて見た)//

ユミル「今何でもするって言ったよね?」

エレン「くっ…男に二言はねぇ…」チュッ

アニ「!?」

ユミル「…なんで頬にするんだ」

ユミル(はぁぁぁあん!!いやったぁぁぁぁん!!)

ユミル「ま、仕方ねぇな…今日はこれで許してやるか…」//

アニ「・・・」ゴゴゴゴゴ

ユミル「フッ」

アニ「!?」

エレン「さ、さぁ!ご飯食おうぜ!」

ユミル「はいはい」ニヤニヤ


言葉を書く際に最後に『。』は付けない方がいいですよ。基本です
×「おはよう。」
〇「おはよう」

ただいマルコ
遅くなってごめんなさイェーガー

~女子宿舎~

ミカサ「ふぅ…疲れた。まさか巻き添えを食らうなんて」

サシャ「いや、ミカサも覗こうとしていたじゃないですか」

クリスタ「ふへぇー、もう立てない…」パタッ

サシャ「私もご飯も食べずに走り続けましたし…もう駄目かもです…」

ユミル「おかえり」ニヤニヤ

ミカサ「ただいま。…何?ユミル?ニヤニヤして」

ユミル「あぁー、エレンの照れた顔可愛かったなぁー、チューもしてもらったし」ニヤニヤ

ミカサ「話せ」ギリギリ

ユミル「ヒェッ…」

アドヴァイスありがとうです。気をつけます!


アニ「どうってことない。ユミルがエレンにキスしろとか迫ってエレンがキスした。頬に」

ミカサ「ユミル、今回は見逃す。だが安心してはいけない。もし口だったら貴方を削いでた」

ユミル「ヒェッ…」

クリスタ「でも頬にキスだけでも凄く羨ましい…」ジーッ

サシャ「ううう…ご飯も食べられないし照れたエレンも見れないですし…泣きっ面にハチミツです…」

アニ「ご飯って言えば、ほらっ!」ポイッ

サシャ「パァン!」シュバッ モグモグ

アニ「エレンが走り続けて可哀想だからアンタにって」

サシャ「ううう…エレンんんんん…」グスッ

ユミル「これは正に泣きっ面にパンだな」フヒッ


ミカサ「エレンの唾液がついてないパンに興味はない」チラチラッ

クリスタ「いや、どう見ても興味あるよね」

ミカサ「ない」

ユミル「しかし驚いたな。アニがしっかりエレンの言った通りにサシャにパンを渡すなんて」

アニ「別に」

アニ(アイツにお願いされたんだから…聞かないわけにはいかないだろ…)///

ユミル「ま、今の私には余裕があるから、別に気にしないけど」フヒッ

ミカサ「ユミル」

ユミル「すみませんでした」


~男子宿舎~

ライナー「エレン!風呂に行こう!」ガシッ

エレン「ああ!」ガシッ

アルミン(肩まで組んで…凄い仲がいいな)クスッ

ベルトルト「急に仲が良くなったね」ハハハ

アルミン「今のエレンは何故か兄貴肌だからね。元々兄貴肌のライナーと気が合うんじゃないかな」

ライナー「明日は負けないからな!」

エレン「ああ、俺もライナーから色々と学ばさせて貰うぜ!」

エレンライナー「ハハハハハハハ!!」


深夜

~女子宿舎~

アニ「エリェン…」ムニャ

サシャ「ステーキトエレン…」ムニャダラ…

ユミル「チョッ…エレッ…フヒヒヒヒ…」グゥー

クリスタ「エレンエレンエレンエレンエレンエレン…」ムニャ

ミカサ「・・・」

ミカサ(今日のエレンはとても素敵だった。)

ミカサ(でも)

ミカサ(もっと構って欲しかった)ギュ




花『リィィィィン…』



~食堂前廊下~

サシャ「今日の朝ご飯はなんでしょうかねー」

クリスタ「ふぁー…」

ユミル「おいおいクリスタ…天使がそんな大口あけて欠伸とかしないでくれよ…」

ミカサ「・・・」

ガチャ

アルミン「あ、おはようみんな~」

ライナー「おう、遅かったな」

エレン「おはよう、みんな。」

ミカアニユミクリサシャ「おはようエレ エレン「おはようミカサ」ニコッ

ミカサ「!? お、おはようエレン…」///

ミカサ(私だけ特別)///

アニユミクリサシャ「」イラッ


エレン「さ、朝ご飯食べるか!」

ミカサ「エヘヘヘヘ…」ボーッ

アニ「じゃあ私はエレンの隣に…」

ユミル「わったしも~」

クリスタ「じゃあ私エレンの正面~」

サシャ「ああああ…!」

ミカサ「ハッ!?」

ミカサ(気が付いたら席が…!)

エレン「ほらっ、ミカサ」グイッ

トンッ

ミカサ「!?」

アニ「ひ」

ユミル「ざ」

クリスタ「の」

ライナー「う」

サシャ「えええええええええええええええええええええええ!!!?」


アルミン(エレン…君はやっとでミカサの気持ちに…!)

アニユミクリサシャ「」ゴゴゴゴゴゴゴ

アルミン「胃がいたたたたた」

ベルトルト「昨日といい…エレンは随分と男前になったね」

ガチャ

ジャン「おーっすお前ら!そしてミカサ!」バッ

エレン「おーっすジャン!」

ミカサ「」///

ジャン「」ゴハッ

アルミン「ジャンが吐血した!?」

エレン「ほら、ミカサ。あーん」

ミカサ「あーん…」///

アニ「」ゴゴゴゴゴゴ

ユミル「」ゴゴゴゴゴゴ

クリスタ「」ゴゴゴゴゴゴ

サシャ「」ゴゴゴゴゴゴ

アルミン「二人羽織りみたいだね!!アハハハハハハハハハハハハ!!!」

ふぅー。今日はここまで
というのも少し書きたい物があるんだ!
と言うわけでそっちのスレ建ての準備してくるから、また明日!多分!

ライナー「おい、エレン」

エレン「どうした?ライナー」

ライナー「お前とミカサはいいかもしれんが回りをよく見ろ」

ライナー「凄い目立ってるぞ、お前ら...」

エレン「フフッ...そうか、それはすまなかったな。ライナー」

エレン「こいよ、ライナー」

ライナー「え?」

エレン「座りたいんだろ?」ポンポン

ライナー「」

アニ「ライナー」

ライナー「す、すまない。エレン。だが代わりにアニを座らせてやってくれ!」

アニ「よし」

エレン「ん?別に構わないが...ミカサが膝の上から退こうとしないんだよなぁ...」

ミカサ「...」

ミカサ「私限定特等席」

ユミル「馬鹿めミカサ!その位置ではあーんをすることは出来まい!」

ミカサ「...は!?」

アニ「あーん」

ユミル「あ、くそ!フライング!」

エレン「ん?あーん」パクッ

エレン「うん、美味しい」ニコッ

アニ「フフッ」

ミカサ「見えない!エレンの笑顔が!くっ!」

エレン「こうすればいいだろ」

グイッ

ミカサ「...」

アニ「」

ユミル「」

クリスタ「」

サシャ「アババババ」

アルミン「膝の上に乗せて向かい合ってる...」

ジャン「てめぇ!エレン!」バッ

アルミン「ジャン!君だけが頼りだ!このカオスを止めてくれ!」

エレン「ミカサ、すまないが退いてくれ」

ミカサ「でも...」

エレン「大丈夫だ。あとで好きなだけ ミカサ「どうぞどうぞ」

エレン「ジャン...」

ジャン「エレンてめぇ!!」ガッ

エレン「ハハ、服が伸びるだろ?」キラキラ

ジャン「うっ...」

エレン「」キラキラ

ジャン「うう...すまなかった...」

アルミン「ジャンが太陽の笑顔に負けた...」

エレン「寂しい思いさせてごめんな、ジャン」ギュッ

ジャン「!?」///

ミカサ「ジャン...?」

エレン「やめろ、ミカサ。ジャンは素直になれないだけなんだ。本当は仲間思いで良いやつなんだよ。ただ今日はいつもより寂しかっただけなんだ」

エレン「そうだよな?ジャン」

ジャン(あ、なんかポワポワしてすっげぇ落ち着く...兄貴が出来たみたいだ...)

ジャン「うん...兄貴...」

全員「兄貴!?」

ジャン「は...!?俺は一体何を...!?」

エレン「ハハハ!ジャンの兄貴か!悪くないな!」アタマヲガシガシ

ジャン「な、やめろやめろぉー!」///

ミーナ「エレジャン...」フヒッ

エレン「どうした、ミーナ?」

ミーナ「!?」バレタカ!?

エレン「...そういえば俺ってミーナと同じ班なのにあんまり話してなかったな」

ミーナ「そ、そうだね!」

エレン「よろしくな、ミーナ」ニコッ

ミーナ「!?」//

ミーナ(落ち着け!ミーナ・カロカイナ!私は男と男にしか...!)

エレン「? どうしたミーナ?」

ミーナ「恋...」

エレン「ん?」

ミーナ「いいかも...」

ミカサ「...チッ、また女狐が...!」

リィィィン

エレン「...」

アルミン「ん?」

エレン「ミカサ、さっきの続きしようか」ニコッ

ミカサ「うん...!うん...!」

アルミン「......?」

アルミン(一瞬だったけど...エレンの目がおかしかった...)

アルミン(今までエレンの行動に驚いてばかりだったから深く考えなかったけど...)

アルミン(最初にエレンがおかしくなったのって...あの花の匂いを嗅いでからだったよね...?)

アルミン(あの花は...)

アルミン「ミカサ、そういえばあの綺麗な花はどうしたの?」

ミカサ「? あの花なら私の枕元に瓶に入れて飾ってる。とても綺麗」

アルミン「よかったら、その花を見せてくれない?」

ミカサ「? 別に構わない」

ミカサ「でも花は部屋にある。渡すのは明日の朝でいい?」

アルミン「うん。大丈夫だよ!」

アルミン(少し調べる必要がありそうだな...)

エレン「おーい、二人して何話してんだ?」

ミカサ「! そうだ、さっきの続き、エレン!」

エレン「ああ、ほら、座れよ」ポンポン

ミカサ「やった」ピョン

ー立体機動訓練ー

ミカサ「エレンの背中を追うのも悪くない」バシュ

エレン「気を付けろよミカサ、立体機動は危険だからな」バシュ

ミカサ「わ、わかって...わっ」スカッ

ミカサ「あ、アンカーが...!」

エレン「ミカサ!」バシュ!キュルキュルキュル!!!

バッ

エレン「大丈夫かミカサ!?」

ミカサ「う、うん...!」

ミカサ(お姫様だっこ...)

ー対人格闘ー

アニ「エレン、私と組もうよ」

エレン「悪い、アニ。今日はミカサと組む予定なんだ」

アニ「よ、予定だろ!?約束じゃないんだし組もうよ!」アセアセ

エレン「ごめん、俺はミカサと組みたいんだ...」

アニ「...」ガーン

ミカサ「フフフ...フヒッ」

ミカサ「♪」

ミカサ(今日のエレンは素晴らしい)

エレン「ここは、こうやって...」ギュッ

ミカサ「あっ...」(手を...!)

エレン「こうすれば上手く技が決まるんだ」

ミカサ「勉強になる!」

エレン「ふふ、ミカサは頑張り屋さんだな」ナデナデ

ミカサ「そそそそそんなことない!!」///

アニ「ライナー、組もう」

ユミル「ベルトルさん、構えて」

クリスタ「アルミン、準備出来てる?」

サシャ「ホァァァタァァァァア!!!!アチャチャチャチャア!!!」

コニー「いたいたいたいしぬしぬしぬ!!!」


ー食堂ー

ライナー「今日は散々だった」ボロボロ

アルミン「だね」ボロボロ

ベルトルト「なんで僕らが...」ボロボロ

コニー「いてぇ...」ボロボロ

エレン「どうした?お前ら」

ライナー「俺らは...お前のせいでな...!」

アルミン「そうだよ!」

エレン「何かよくわからないけど...迷惑かけたみたいで悪かったな...すまん」シュン

ライナー「うっ...」

アルミン(こっちが何か申し訳ない気持ちになってくる...)

ミカサ「あーん」

エレン「あーんっ...うん!美味しいな!」ニコッ

ミカサ「えへへ」

ライナー「でも、何かムカつくな...」

アルミン「多分、それが嫉妬ってやつさ...」

ベルトルト「ああ...通りで...悲しさも込み上げてくるわけだ...」

コニー「ん?しっと?なんだそれ、だれかがくやしがったのか?」


ー女子寮ー

アニ「今日は...辛かったね...」

ユミル「ああ、余計疲れた...」

クリスタ「うう...ミカサばっかりズルいよ...」

ミカサ「これが私達の愛。あなたたちが立ち入ることの出来ない領域」フフフ

サシャ「こうなったら、みんなで協定組みませんか?」

ミカサ「なぬ?」

アニ「いいね、みんなで協力してミカサとエレンを引き剥がすんだね?」

サシャ「そうです!みんなで力を合わせれば...いけるはずです!」

クリスタ「はーい!やるやる!」

ユミル「...のった!」

ミカサ「フッ...無理...精々足掻いて...フフフ...」

ユミル「」イライラ

アニ「ん?ところでミカサ、その花綺麗だね」

ミカサ「これは凄く綺麗。枕元に置くと良く眠れる」

クリスタ「へぇー」

サシャ「見たことありませんけど...食べられますかね?」

ユミル「花は基本愛でるものだぞ...」

アニ「最近少し眠れなくてさ、ミカサがそんなに言うなら今日それ貸してくれない?」

ミカサ「別に構わない。でも、明日アルミンに渡す約束をしたから朝には返して」

アニ「了解」

クリスタ「アルミンも寝付きがよくないのかな?」

ミカサ「何か調べる風な感じではあった」

サシャ「確かに、こんな花見たことないですしねー...もしかしてすっごい貴重な花だったりして...」

ユミル「よし、売ろう」

ミカサ「」ギロ

ユミル「なんでもありません」

アニ「とりあえず、今夜だけ借りるよ...これで本当に寝付きが良くなるなら毎日借りたいんだけどね...」

アニ「ま、気休めにはなるか...」

ミカサ「寝付きが良くなるのは本当。だから安心して」

アニ「ふーん。ま、期待してるよ」


ー夜中ー

アニ(はぁー...エレン...今日はミカサにベッタリだったな...)

アニ(私のことも見てほしいのに...ハァー...)

花『』

アニ「明日はエレンがもっと私に構わないかな...ハァー...」ボソッ

花『リィィィン...』


ー朝、食堂ー

ガチャ

エレン「おはよう、みんな」
アルミン「おはよう」

ライナー「オーッス!」

ベルトルト「おはよう、エレンとアルミン」

エレン「うーん...まだ来てないかぁ...」

アルミン「ん?ミカサ?確かにここにはいないね...」

ガチャ

ミカサ「エレーン!」キラキラ

アルミン(ミカサがすっごい笑顔だ!?)

アニ「はぁ...」

アニ(今日もミカサと対人格闘組むのかな...?)

エレン「待ってたんだぞぉぉぉお!?」

ミカサ「待たせてごめんなさい、エレ「アニ!」ダキッ

ミカサ「え...?」

エレン「アニィィィイ!!」スリスリ

アニ「!!?」///

アニ(ふふ、ふ、ふぇぇぇぇぇぇえ!!?)

ねるぞよ...オヤスミン

このエレンがどんな感じかあんま想像できなかったんだけど
ジャンの言う兄貴っぽいってので大体理解した
めっちゃいいお兄ちゃん系か
大草原に立ち太陽の光を浴びて真っ白な歯を光らしてる感じの

>>140まさにそんな感じのエレンを想像してもらえるとありがたい
バイト終わりました。>>1です。今日は早めに書こうと思います

エレン「まーた寝坊しちゃってみんなに迷惑かけたのかアニ?」ナデナデ

アニ「ね、ねぼうなんか…してない…よ!」///

ライナー「ほう、これはなかなかどうして・・・」

アルミン「うん、これは案外悪くないね・・・」

ミカサ「ど、どういうことなの・・・!?」

サシャ「今日はミカサじゃなくてアニですか…一体エレンに何がおきてるんですかね?」

ユミル「わからん、原因がわかれば利用・・・いや、対処出来るんだがな」

クリスタ(・・・・・・もしかして・・・花?)

アニ「そ、それより離してよ・・・みんな見てる・・・!」

エレン「嫌か・・・?」

アニ「う・・・嫌・・・、じゃない」///

エレン「うふふふ!可愛いなぁアニ!お兄ちゃん嬉しいぞ!」

全員「!?」

アニ「おにっ、お兄ちゃん!?」

エレン「ん?お兄ちゃんだろ?」

アニ「えええええええ・・・!!」カァァ///

エレン「嫌か・・・?」

アニ「嫌・・・、じゃない」///

ミカサ「」ギリギリ

アニ「お兄ちゃん・・・」スリスリ

エレン「甘えん坊だな、アニは・・・フフ」ナデナデ

ライナー「エレン、食堂の中心で愛を育むのはいいが・・・もう少しで訓練が始まるぞ?急いで食ったほうが・・・」

アニ「」ギロリ

ライナー「・・・」

アルミン(さよなライナー)

アルミン「それより、ミカサ。花持って来てくれた?」

ミカサ「」ポイッ

アルミン「わっ、投げないでよ!」

ミカサ「」

アルミン(うわ、こりゃもう駄目だ)

クリスタ(アルミンがあの花に興味を持ってる・・・?やっぱりあの花には何かありそう・・・)

エレン「そうだな、そろそろご飯食べないと訓練が始まっちゃうか…」

アニ「う・・・」

アニ(もっとエレンに撫でられたかった・・・)

エレン「ほら、こいよアニ。一緒に食べようぜ!」ギュ

アニ「! うん!」

ミカサ「」ポカーン

ユミル「一気に入り込む隙がなくなったな」

サシャ「卑怯です…まさかアニがエレンの妹だったとは…」

クリスタ「信じちゃうんだ…サシャ…」

エレン「ほら、あーん」

アニ「・・・あーん」///

エレン「どうだ?美味しいか?」

アニ「うん・・・」///

エレン「そうか」ニコッ

サシャ「私も!私もお願いします!」

アニ「駄目、これは妹の特権だよ」

エレン「そういうことだ、ごめんなサシャ」

ミカサ「女狐が・・・!」ギリギリ

ミカサ「ハッ!」

アニ「?」

ミカサ「アニは妹、これは1000歩譲って認めよう」

エレン「ん?あ、あぁ・・・」

ミカサ「私はエレンの家族」

エレン「ああ、勿論だ」

ミカサ「つまり、アニは私の妹!!!」ズドーン

アニ「!?」

ミカサ「お姉さんの言うことは聞こう。そうよね、エレン?」


エレン「いや、何言ってんだ・・・アニはお前のお姉ちゃんだろ?」

ミカサ「!!?」ドカーン

アニ「え?何だって?お姉ちゃんの言う事は・・・なんだっけ?ええ?」ニヤニヤ

ミカサ「この・・・こうなったら・・・!」ガタッ

アニ「!」サッ

エレン「こら!」

ミカサ「!」ビクッ

エレン「お姉ちゃんに拳を向けたら駄目だろ!」

ミカサ「はい・・・ごめんなさい・・・」

ミカサ(エレンに叱られてる・・・これはこれで・・・)

エレン「全く、ミカサ・・・もう少し大人しい性格になってくれればな・・・」ナデナデ

ミカサ「フフフフ・・・ごめんなさい・・・」ニヤニヤ ピース

エレン「ったく、なんで笑ってんだお前」ハハ

アニ「ぐぐぐ」

ミカサ「は!」

アニ(また何か気づいたか・・・!?)

ミカサ「エレン、あーん・・・して」

エレン「ん?ああ、いいぞ」

ミカサ「妹の特権」ピース

アニ「ぐぎぎ」

ブッチッパ

このSSまとめへのコメント

1 :  ✨リヴァイ✨   2015年02月05日 (木) 22:22:39   ID: uEPQrIrN

エレンかっけェ(°_°)
ミカサがんばって!!

2 :  SS好きの774さん   2015年02月23日 (月) 04:35:34   ID: 7S6vb1x6

花はその人の記憶の改竄できる道具という認識でよろしいでしょうか?

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