アルミン「アルミンミン主主義ミンミン共和刻?」(169)

アルミン「なにそれ」

エレン「この前決まったんだよ」

アルミン「何が」

ミカサ「一晩アルミンといちゃいちゃする権利」

アルミン「はい?」

エレン「今日からな。今晩は俺だ」

アルミン「いや、待ってよ」

ミカサ「明日は私。明後日はライナー」

アルミン「待ってってば」

アルミン「なんでそんなことになってんの」

エレン「アルミンと一緒にいたいからだ」

アルミン「理由として不十分だね。今だって一緒にいるでしょ」

ミカサ「もっと、こう…濃厚な」

エレン「そうそう。二人っきりで抱きついて」

アルミン「いやいや、意味がわからないよ」

アルミン「エレンとミカサは百歩譲るとして、なんでライナーも?」

ミカサ「心配しなくてもこちらからは手を出さない約束だから」

エレン「そう。性的な行為はアルミンからじゃないとダメってなってるから」

アルミン「え?」

エレン「まぁこのルールは主にライナーを封じ込めるもんだし」

アルミン「いや、そうじゃなくて」

ミカサ「アルミンならいつでも歓迎する」

アルミン「君は何を言っているんだ…」

エレン「ライナーの次はアニ、ベルトルト、クリスタだ」

アルミン「何勝手に決めてるの。僕の意思は?」

ミカサ「?アルミンが嫌がる理由がないでしょ?」

アルミン「大有りなんですが」

エレン「俺と一緒に寝るのは嫌なのか?」

アルミン「嫌じゃないけど、抱きつかれたりとかは嫌だよ」

エレン「そうなのか」

ミカサ「しかしアルミンの意思は無視する」

アルミン「えー」



アルミン「というわけで、詳しく説明してもらうからね」

アニ「何を?」

アルミン「その、なんだっけ…」

ベルトルト「アルミンミン主主義ミンミン共和刻?」

アルミン「そう、それ。何なのさ」

ライナー「アルミンをミン主主義な俺らがミンミンしながら過ごす和やかな刻、ってことだ」

アルミン「ますます意味がわからないよ」

クリスタ「わからなくてもいいよ」

ミカサ「そう。アルミンはみんなから愛されてる。それだけわかれば大丈夫」

エレン「てことで決まりな」

アルミン「いや、何が決まったんだよ」

エレン「今晩俺と一緒に寝るんだよ」

アルミン「だから、なんでそうなるの」

ライナー「アルミン、お前が悪い」

アルミン「えっ?」

ライナー「なぁ、アニ」

アニ「そう。ね、クリスタ」

クリスタ「うん。アルミンが悪い」

ミカサ「ので、アルミンに拒否権はない」

アルミン「待て待て待て。なんで僕が悪いの」

ベルトルト「なんかこう、愛でたくなるオーラが出てる」

ミカサ「ので、アルミンが悪い」

アルミン「知らないよ、そんなこと」

アニ「いいじゃない。減るもんじゃないし」

アルミン「いや、だからそういう問題じゃなくて、僕は一人で寝たいんだけど」

ミカサ「アルミンの意思は無視すると言ったはず」

アルミン「嫌いになるよ」

ミカサ「私たちはもう我慢の限界。嫌われようが一緒に寝る」

ライナー「だな」

アルミン「えー…やめてくれないの…」

クリスタ「私と寝るのは嫌?」

アルミン「そもそも女性陣はどうやって男子寮で寝るんだよ…」

アニ「何言ってんの。アルミンが女子寮に来るに決まってんじゃん」

アルミン「えっ」

ベルトルト「さすがに女子が一人で男子寮に乗り込むのはまずいからね」

アルミン「おかしい。僕は男で、女子以上に異性の寮に入っちゃいけないんだけど」

ミカサ「何度も言うようにアルミンに拒否権はない」

エレン「アルミン、男なら腹を括れ」

アルミン「腹を括っても無理だろこれ」

クリスタ「大丈夫、アルミンは女の子みたいだから」

アルミン「問題解決してないうえに傷ついたんだけど」

アニ「私が癒してあげるから、三日後の晩に女子寮に来なさい」

アルミン「いや、だからさー」

ベルトルト「これ以上の議論は不毛かな」

ライナー「だな。解散だ」

アルミン「待ってよ」

エレン「ほら、寝るぞアルミン」グイッ

アルミン「ちょっ」ズルズル

ミカサ「アルミンに拒否権はない」

アルミン「おかしいよ、こんなの!」ズルズル

クリスタ「ごめんね、ミン主主義なの」

アルミン「なんだよミン主主義って」ズルズル

アニ「ミン主主義はミン主主義」

アルミン「答えになってないし」ズルズル



エレン「ひさしぶりだな。こんなに密着して寝るの」

アルミン「暑いからあんまりくっつかないでよ…」

エレン「まあまあ」ギュッ

アルミン「ちょ、後ろから…」

エレン「アルミン、俺より体が一回り小さいしちょうどいい抱き枕だな…」

アルミン「さすがに男同士で気持ち悪いよ」

エレン「アルミンは俺にとって弟みたいなもんだから、何も問題ないだろ」

アルミン「僕はエレンを兄だと思ったことはないよ」

エレン「照れんなよ」ギュッ

アルミン「照れてないし」

エレン「ずーっとこうしていたいな…」

アルミン「暑いって。離れてよ」

エレン「俺はアルミンの温もりがちょうどいい」

アルミン「だから僕は暑いの」

エレン「知らん」ギュッ

アルミン「嫌いになるよ?」

エレン「一晩だけ…」

アルミン「はい、エレン嫌い」

エレン「…」

アルミン「…エレン?」

エレン「…」zzz

アルミン「…」

アルミン「ちょっと…抜け出せない」モゾモゾ

翌朝

アルミン「ん…」パチッ

エレン「おっ、起きたか」ツンツン

アルミン「…」プニプニ

エレン「ん?まだ眠いか?」ツンツン

アルミン「何朝からほっぺ突ついてんの」ベシッ

エレン「悪い悪い。寝顔が良かったから」

アルミン「あっそ」



ミカサ「おはよう、エレン、アルミン」

エレン「おはよう」

アルミン「…」ムスッ

ミカサ「アルミン、どうしたの」

アルミン「…」

エレン「ほっぺツンツンしたらこうなった」

ミカサ「怒る理由がアルミン」

アルミン「…ふん」

エレン「そう怒んなよ」ナデナデ

アルミン「撫でないで」ベシッ

ミカサ「アルミン、今夜のことだけど」

アルミン「さすがに女子寮に行くのはダメでしょ」

ミカサ「大丈夫。他の女子の許可はとってある」

アルミン「いや、教官が許してくれないよ」

ミカサ「それも大丈夫。ちゃんと説得(物理)してある」

アルミン「教官、どうしてこんなことを許可した…」

ミカサ「ので、夕食後にお持ち帰りする」

アルミン「僕は物じゃないんだけど」

エレン「アルミンは抱き枕だろ?」

アルミン「…」

エレン「無視ミンかわいい」

夕食後

アルミン「ごちそうさまでした」

ミカサ「では」ヒョイ

アルミン「うわっ、担がないで!」

ミカサ「お持ち帰り」タタタ

エレン「落とすなよー」

ライナー「明日は俺か」ソワソワ

アニ「私も寝よ」スタスタ



アルミン「本当に一緒に寝るんだ…」

ミカサ「さ、早くここに」ポンポン

アルミン「帰りたい」

ミカサ「今夜は帰さない」

アルミン「えー…」

ミカサ「遅い、早くしなさい」グイッ

アルミン「うわっ」ドサッ

ミカサ「ふふ…」ギュッ

アルミン「あーもう…」

ミカサ「ちょうどいい抱き枕。エレンが言ってた通り」

アルミン「抱き枕扱いはやめて」

ミカサ「弟扱いしてもいいってことだと受け止める」

アルミン「どうしてそうなるんだよ…」

ミカサ「そうしたいから」ギュッ

アルミン「あの…ミカサ…」

ミカサ「何?」

アルミン「ミカサは女の子で、僕は男なんだけど」

ミカサ「だから?」

アルミン「だから、あまり抱きつかれるのは…」

ミカサ「アルミン、興奮してるの?」

アルミン「正直、少し…でも襲ったりはしないから安心してね」

ミカサ「私で我慢できないようでは、アニとクリスタを我慢することはできない。二人の方が女の子らしい」

アルミン「あ、自覚あったんだ」

ミカサ「ので、私を襲うといい」

アルミン「なんでその結論が出たんだよ」

ミカサ「私と性行為をすることで、耐性がつく。二人と抱き合っても興奮しなくなる」

アルミン「どんな理論なの…」

ミカサ「私からアルミンを襲うのは違反。アルミンから私を襲って」

アルミン「襲わないし」

アルミン「もう寝るよ」

ミカサ「チッ」

アルミン「耳元で舌打ちしないでよ」

ミカサ「…」フー

アルミン「わっ」ビクッ

ミカサ「今夜は寝かさない」

アルミン「明日も訓練だからもう寝たいよ」

ミカサ「…」フー

アルミン「くすぐったい」ビクッ

ミカサ「…」フー

アルミン「やめて…」ビクッ

ミカサ「…」ギュッ

アルミン「…」

ミカサ「…」

アルミン「…」

ミカサ「…」zzz

アルミン「…」

アルミン「…ミカサ?」

ミカサ「…」zzz

アルミン「…」モゾモゾ

アルミン「エレンより力強いんだけど」モゾモゾ

翌朝

アルミン「ん…」パチッ

ミカサ「…」スリスリ

アルミン「…ミカサ、何してんの」

ミカサ「アルミンのほっぺをスリスリ」スリスリ

アルミン「もー」

ミカサ「柔らかくて病みつきになる」スリスリ

アルミン「食堂に行くよ」

ミカサ「もう少し」スリスリ

アルミン「早くここから出たいんだけど」



エレン「おはよ」

ミカサ「おはよう、エレン」ナデナデ

アルミン「おはよう…」

ミカサ「アルミン、挨拶は元気よく」ナデナデ

アルミン「君が撫でてるから元気ないんだよ」

ミカサ「なら元気はなくていい」ナデナデ

アルミン「はぁ…」

エレン「どうだった?アルミン抱き枕」

ミカサ「最高。熟睡してしまった」ナデナデ

アルミン「だから僕は抱き枕じゃないって」

エレン「すまんすまん。俺の弟だもんな」

アルミン「違うって」

ライナー「よう。今夜は俺とだな」

アルミン「あ、そ」

ライナー「楽しみにしてるからな」スタスタ

アルミン「はぁ…」

ミカサ「アルミン、ライナーが襲ってきたら思い切り叫んで。すぐに助けに行く」

エレン「俺も助けるからな。遠慮なく呼んでくれ」

アルミン「そう…」

ミカサ「やはり元気がない。ライナーのせい」

アルミン「いや、君たちのせいだよ」



ライナー「よし」ゴロッ

ライナー「ほら、俺の上で寝転べ」

アルミン「それはちょっと…」

ライナー「大丈夫だ。俺は頑丈だからな」

アルミン「そういう意味じゃない」

ライナー「恥ずかしがんなよ。ほら」グイッ

アルミン「わっ」ポフッ

ライナー「よしよし」ギュッ

アルミン「…ライナーって、ホモ?」

ライナー「違う」

アルミン「でも、それっぽい噂が流れてるよ」

ライナー「あれだろ。普段ベルトルトと一緒にいるし、ケツにぶちこむとか言ってるからだろ」

アルミン「たぶんそうだろうね」

ライナー「安心しろ。俺はクリスタLOVEだ」

アルミン「なら僕と寝なくてもいいよね?」

ライナー「それとこれは別だ」ギュッ

アルミン「やっぱりホモ野郎じゃん」

ライナー「うるせえ、掘るぞ」

アルミン「性的な行為は禁止じゃ?」

ライナー「冗談に決まってんだろ。ホモじゃねえし」

アルミン「そんな冗談ばっか言ってるからホモ扱いされるんだよ」

ライナー「なんだかんだで俺の上で落ち着いてるアルミンかわいい」

アルミン「キモい」

ライナー「はっはっは」ナデナデ

アルミン「…」

ライナー「しかしあれだな。エレンが言ってた通り、いい抱き枕だな」

アルミン「こんなに重い抱き枕があるわけないでしょ」

ライナー「いや、俺にはちょうどいい重さだな。安心する」

ライナー「しかも匂いが良い」

アルミン「そうですかい」

ライナー「おっ、照れてんのか?」

アルミン「…もう寝るね」

ライナー「はは」ナデナデ

アルミン「おやすみ」

ライナー「おう…」

アルミン「…」

ライナー「…」

アルミン「…」

ライナー「…」zzz

アルミン「…ライナー?」

ライナー「…」zzz

アルミン「エレンもミカサもそうだけど、なんで僕より早く寝れるんだよ」

アルミン「とにかく降りよ」ゴロッ

ライナー「…むにゃ」ギュッ

アルミン「ちょ」

ライナー「…」zzz

アルミン「…また抜け出せない」モゾモゾ

翌朝

アルミン「ん…」パチッ

ライナー「あ」

アルミン「おはよう…なんか寒い…えっ」

アルミン「う、うわああああ!なんでライナー、僕のズボン下ろしてんの!?」

ライナー「こ、これはだな、アルミン!」

ミカサ「ふっ!」ドゴォ

ライナー「うぼぇえ!」ドサッ

ミカサ「死ねっ!死ね!」ドゴォ
ドゴォ

エレン「大丈夫かよ、アルミン」

アルミン「いや、大丈夫だとは思うけど…」

エレン「すまねえ、さっきまでは頭を撫でてただけだったから油断した」

ライナー「」

ミカサ「ふー…アルミン、大丈夫?」

アルミン「大丈夫だけど…エレンはともかくなんでミカサがここに」

ミカサ「食堂から悲鳴を聞いて飛んできた」

アルミン「僕が叫んでからライナーを殴るまで五秒くらいしかなかったよね」

ミカサ「私なら余裕」

アルミン「いや、さすがに無理だろ。本当に食堂にいたの?」

ミカサ「私だからできた。それが事実」

アルミン「そうですか。もう深くは聞かないよ」



クリスタ「最低」

ライナー「誤解だ!俺はアルミンがズボンを脱いだのを直そうとしてただけだ!」

エレン「信じられるかよ。だいたいなんで都合よくアルミンが脱ぐんだよ」

ライナー「本当だっての!」バンッ

ミカサ「とりあえず、ライナーは今後アルミンに近づかないように。アルミンもライナーに近づいちゃダメ」

アルミン「うん…」

ライナー「そんな…」

アニ「自業自得」

ベルトルト「擁護できないね」

ライナー「うわあああ!」

注:ライナーの証言は真実です



アニ「さて、私の番」

アルミン「ではお休みなさい」スタコラ

ミカサ「逃がさない」ヒョイ

アルミン「あう」

ミカサ「お客様、どちらまで運びましょうか」

アニ「私のベッドまで」

ミカサ「了解」タタタ

アルミン「うわあああ」ジタバタ



アニ「隣に来て」チョイチョイ

アルミン「はい…」

ミカサ「良い一夜を…」ススッ

アニ「さて…」ギュッ

アルミン「やっぱりこうなるのね」

アニ「当然」

アルミン「何が当然なのか」

アニ「アルミンが悪い、で結論出たし」

アルミン「理不尽すぎるよ、それ」

アニ「事実だから仕方ないし」

アルミン「いや、おかしいよ」

アニ「何言っても無駄。ミン主主義だし」

アルミン「そのミン主主義って何」

アニ「民主主義をもじったやつ」

アルミン「いや、だから」

アニ「とにかくアルミンは私たちにミンミンされてればいいの」ギュッ

アルミン「ミンミンって…あの、アニ?」

アニ「何?」

アルミン「さっきから僕に抱きついてるよね」

アニ「うん」

アルミン「胸が当たってるんだけど」

アニ「うん」

アルミン「いいの?」

アニ「うん」

アルミン「…襲っても?」

アニ「アルミンが襲うわけがない」

アルミン「襲うよ?」

アニ「やってみる?」

アルミン「…」クルッ

アニ「…」

アルミン「…」

アルミン「じゃあ…」スッ

アニ「…」ペチッ

アルミン「いたっ!」

アニ「…」

アルミン「…」

アニ「期待した?」

アルミン「少し」

アニ「残念」クスクス

アルミン「なんなのもう…」

アニ「アルミンからしか手を出してはいけない」

アニ「でも、それを拒否してもいいの」

アルミン「そうですか」

アニ「ミンミンと恋愛感情は別だからね。残念でした」ギュッ

アルミン「…だからミンミンって何なの」

アニ「ミンミンはミンミン」

アルミン「また聞いても意味不明なんだろうね」

アニ「こうやってアルミンといちゃいちゃすること、かな」

アルミン「最所からそう答えてよ」

アニ「…」

アルミン「…」

アニ「それっ」ゴロゴロ

アルミン「うわっ」ゴロゴロ

アニ「ふふ」ゴロゴロ

アルミン「ちょ、目が回る」ゴロゴロ

ミーナ「抱き合って転がってる…」

ユミル「おい、こっちまで転がってくんなよ」

アニ「はい、反対回り」ピタッ ゴロゴロ

アルミン「うわぁぁ」ゴロゴロ

ミカサ「楽しそう」

クリスタ「私もやってみようかな…」

アニ「はい、終わり」ピタッ

アルミン「あー…何今の」グッタリ

アニ「楽しかったでしょ?」

アルミン「しんどかったよ…」

アニ「そう」ギュッ

アルミン「はぁ…」

アニ「…」

アルミン「…」

アニ「…」ウトウト

アルミン「…アニ」

アニ「ん…」ウトウト

アルミン「眠い?」

アニ「…うん」ウトウト

アルミン「おやすみ」ナデナデ

アニ「…うん」ウトウト

アニ「…」zzz

アルミン「…」ナデナデ

アニ「…」zzz

アルミン「…」ウトウト

アルミン「…」zzz

翌朝

アルミン「ん…」パチッ

アニ「…」zzz

アルミン「…朝か」

ミカサ「おはよう」

ミーナ「ゆうべはおたのしみでしたね」

アルミン「おはよう。ミーナはなにそれ」

アニ「ん…」パチッ

アルミン「おはよう、アニ」

アニ「しまった!モーニングキスを逃した!」

アルミン「うぇっ!?」

アニ「嘘」

アルミン「…」

アニ「私からの性行為は禁止だし」クスクス



アルミン「はぁ…」グッタリ

エレン「疲れてんな」ナデナデ

アルミン「うん…エレンたちのせいだけど」

エレン「俺は悪くないぞ?抱きついて寝てただけだしよ」

ミカサ「私も悪くない。つまり、ライナーが悪い」

ライナー「おい」ガタッ

ミカサ「アルミン、ライナーと目を合わせちゃだめ」

アルミン「うん」

ライナー「」

アニ「自業自得だし」

ベルトルト「…」ソワソワ



アルミン「さて、寝よう」

ベルトルト「はい、こっちこっち」

アルミン「今日ぐらい一人で寝かせてよ」

ベルトルト「ダメに決まってるよ。せっかく順番待ちしたのに」

アルミン「迷惑だし」

ベルトルト「本気を出せばアルミンくらいなら難なく誘拐できる」ヒョイ

アルミン「うわ」ジタバタ

ベルトルト「よいしょ」

ゴロッ

ベルトルト「…」ギュッ

アルミン「またこうなるのか…もううんざり」

ベルトルト「僕はアルミンと違って初めてなんで」

アルミン「それこそ知らないよ」

ベルトルト「エレンが言ってた通り、抱き枕としていい感じ」ギュッ

アルミン「エレン、どれだけ言いふらしてんの…」

ベルトルト「事実だから仕方ないさ」

アルミン「いや、事実でもこんなこと言いふらす必要ないよね?」

ベルトルト「減るもんじゃないし」

アルミン「君たちと議論しても無駄でしかないね」

ベルトルト「みんなとはどういう風にいちゃいちゃした?」

アルミン「一方的にいちゃいちゃしてきたよ」

ベルトルト「ふーん…」

ベルトルト「…」クンカクンカ

アルミン「ぇ?何?」

ベルトルト「…」クンカクンカ

アルミン「ちょ」

ベルトルト「…」クンカクンカ

アルミン「うわ」

ベルトルト「…」クンカクンカ

アルミン「やめて」

ベルトルト「…」クンカクンカ

アルミン「しつこい」ペチッ

ベルトルト「はは、ごめんごめん」

ベルトルト「でも、良い匂いだよ」ナデナデ

アルミン「なんで撫でてんの」

ベルトルト「撫でたいし」ナデナデ

アルミン「…」

ベルトルト「ふんふんふーん」ナデナデ

アルミン「…そういえば僕からオーラが出てるって?」

ベルトルト「うん。愛でたいオーラ」ギュッ

アルミン「なんでかな」

ベルトルト「エレンが言ってたけど、弟みたいなんだよ」

アルミン「弟じゃないし」

ベルトルト「本人は気づかないもんさ」

ベルトルト「ふぁ…寝ようか」

アルミン「僕は最初からそのつもりだけど」

ベルトルト「おやすみ…」ギュッ

アルミン「苦しいから抱きつきながら寝ないで」

ベルトルト「いいでしょ…」ウトウト

アルミン「よくない」

ベルトルト「…」zzz

アルミン「…おーい」

ベルトルト「…」zzz

アルミン「またか…」モゾモゾ

ベルトルト「…」ギュッ

アルミン「はぁ…出れない」モゾモゾ

翌朝

アルミン「ん…」パチッ

ベルトルト「おはよ」

アルミン「おはよう…ベルトルトは何もしないんだね」

ベルトルト「えっ?」

アルミン「だいたい朝起きたら何かされてるんだ」

ベルトルト「そうか、その手があったか」

アルミン「今気づいても手遅れだね」

ベルトルト「次回はちゃんとするよ」

アルミン「え」



エレン「ああ、これからずっと回してくからな」

アルミン「そんなぁ…」

ミカサ「アルミンに拒否権はない」

アルミン「うぇぇ…」

クリスタ「今夜は私…」ソワソワ

ユミル「チッ」

ミカサ「心配しなくても、ライナーにはもう二度と順番は回ってこないから」

アルミン「少し安心したよ」

ライナー「」



アルミン「…」コソコソ

ミカサ「おっと、どちらまで?」ガシッ

アルミン「ひっ」

ミカサ「逃げても匂いでわかる。無駄な抵抗はよしなさい」ヒョイ

クリスタ「私のベッドまで」

ミカサ「御意」タタタ

アルミン「はぁ…」

ユミル「今日は一緒じゃないのか…」ウルウル

クリスタ「ごめんね」ギュッ



アルミン(よく考えたら、これはラッキーじゃないか)

アルミン(男子からの憧れの的、クリスタと一緒に寝られるという…)

クリスタ「はい、隣に来て」ポンポン

アルミン「う、うん」ゴロッ

クリスタ「…」ギュッ

アルミン(…たぶん今、男子で一番僕が幸せ)

クリスタ「…」

アルミン「…」

クリスタ「…」zzz

アルミン「えっ」

クリスタ「…」zzz

アルミン「…」

アルミン(えええええ!?)

アルミン(ちょっと…さすがにそれはないよ)

アルミン(今まで散々変な絡まれ方したのに、クリスタは何もしてこないなんて!)

クリスタ「…」zzz

アルミン「…」

アルミン(いや、待てよ…)

アルミン(クリスタが寝てるということは、寝顔見放題じゃないか)

アルミン(あわよくば、キスとか…)ゴクリ

クリスタ「…」zzz

アルミン「…」

アルミン(行けっ、アルミン!男だろ!)

アルミン「…」クルッ

クリスタ「…」ニコ

アルミン「…」ビクッ

アルミン「あ、あれ…?」

クリスタ「ふふ、何で振り向いたのかな?アルミン」

アルミン「いや、あの、寝返りを…」

クリスタ「ふーん」ギュッ

アルミン(正面からはやばいって!)

クリスタ「…アルミンってさ…意外とえっち?」ピトッ

アルミン「えっ」

アルミン(しまった!いつの間にやら股ミンが膨らんでる!)

クリスタ「やっぱりアルミンも男の子なんだね」クスクス

アルミン「あ…その…ごめん」

クリスタ「いいの。怒ってないし」

アルミン「そりゃどうも…」

クリスタ「代わりに、舐めさせてほしいなー」

アルミン「えっ」

アルミン(これは…!)

クリスタ「私じゃ、だめかな?」シュン

アルミン「い、いや、だめじゃないよ!」

クリスタ「やった」パァ

アルミン(女神スマイル)

クリスタ「じゃ、失礼します」

アルミン「うん…」ドキドキ

クリスタ「…」ペロッ

アルミン「うひゃぁ!」ビクッ

クリスタ「…」ペロペロ

アルミン「く、くすぐったい」ビクッ ビクッ

クリスタ「舐めていいって言ったんだから我慢してよ」クスクス

クリスタ「…」ペロペロ

アルミン「いや、あのっ、んっ」ビクッ ビクッ

クリスタ「アルミン良い味」ペロペロ

アルミン「まさか、んっ、ここまでくすぐったいとは」ビクッ ビクッ

クリスタ「我慢我慢」ペロペロ

アルミン「わあぁぁ」ビクッ ビクッ

ミーナ「顔舐めて、まるで犬じゃん」

ユミル「羨ましい…」

アニ「うん」

ミカサ「羨ましい。次は私も」

クリスタ「ごちそうさま」ペロッ

アルミン「うぁ…べとべと」

クリスタ「ごめんね」フキフキ

アルミン「…」

クリスタ「…」

クリスタ「えいっ」グイッ

アルミン「わっ」ゴロッ

クリスタ「ふっ」グイッ

アルミン「…クリスタ、何をしてるの?」ゴロッ

クリスタ「アニとアルミンがやってたやつ」

アルミン「あー…あれか」

クリスタ「よいしょ」グイッ

アルミン「クリスタじゃアニほど力も要領もないから無理だよ」ゴロッ

クリスタ「でも楽しそうだったし、私もしたいの…」

アルミン「…仕方ない。僕も転がってあげるから」

クリスタ「やった」

アルミン「あっちに向かって転がるからね」

クリスタ「うん」ギュッ

アルミン「せーの」ゴロゴロ

クリスタ「きゃっ」ゴロゴロ

アルミン「うわっ、速い!」ゴロゴロ

クリスタ「きゃああ」ゴロゴロ

アルミン「うわああ」ムギュ

ハンナ「ぬぁ!」

クリスタ「ハンナ、ごめん!」ゴロゴロ

ミーナ「きゃあ!こっち来ないで!」

ミカサ「ストップ」ガシッ

アルミン「うげっ」ピタッ

ミカサ「反対回り」グオッ

アルミン「うわああ」ゴロゴロ

クリスタ「きゃああ楽しい」ゴロゴロ

ユミル「おい、そっちは壁だぞ」

アルミン「ぶへっ」ドンッ

アルミン「いたたた…」

クリスタ「アルミン、大丈夫?…あ」

アルミン「うん…あ」

クリスタ「…」

アルミン「…」

ミーナ「ねえ、あれアルミンがクリスタを押し倒してるように見えるけど」ヒソヒソ

アニ「やるね、アルミン」ヒソヒソ

ミカサ「アルミンにはまだ早いという考えとアルミンの成長が喜ばしいという考えが戦ってる」ヒソヒソ

アルミン「あの…」

クリスタ「…」ギュッ

ユミル「何してんだてめえ」バシッ

アルミン「いてっ」

クリスタ「ユミル、暴力はだめだよ」

ミカサ「ユミルにペナルティを与える」グイッ

ユミル「えっ」

アニ「アルミンへの暴力は重罪」グイッ

ユミル「えっ」

ミカサ「こちょこちょの刑」コチョコチョ

アニ「悶え苦しむがいい…」コチョコチョ

ユミル「あはははははwwwwww」ジタバタ

ミーナ「ほれほれ」コチョコチョ

アルミン「…」

クリスタ「…雰囲気ぶち壊し」

クリスタ「もう寝ましょ」プイ

アルミン「あ…うん」ゴロッ

ユミル「ひひひひwwwwww」ジタバタ

ミーナ「やっべ楽しい」コチョコチョ



ユミル「…」zzz

ミカサ「…」zzz

アニ「…」zzz

ミーナ「…」zzz

アルミン「…」

クリスタ「…」zzz

アルミン「…」

アルミン(眠れない)

アルミン(さっきのやつのせいかな…)

クリスタ「…」グスッ

アルミン「ん?」クルッ

クリスタ「…ぅ」グスッ

アルミン「クリスタ?」

クリスタ「…ぅぅ」グスッ

アルミン「どうしたの?」ナデナデ

クリスタ「アルミン…あのね…教官が私に笑いながらトマトを投げてくるの」グスッ

アルミン「えっ」

クリスタ「逃げても逃げても追いかけてくるの」グイッ

アルミン「あー…それは怖かったね」

クリスタ「うん…」ギュッ

アルミン「もう大丈夫だから。教官はいないよ」ギュッ

クリスタ「うん…」ウトウト

クリスタ「…」zzz

アルミン「…寝た?」

クリスタ「…」zzz

アルミン「びっくりした…どんな夢だよ」

クリスタ「…」zzz

アルミン「またがっしり抱きつかれちゃったよ…」

アルミン「…」ウトウト

アルミン「…」zzz



アルミン「ん…」パチッ

クリスタ「あ」

アルミン「…なんでクリスタは僕の上で寝てるのかな」

クリスタ「えーと…寝心地いいから」

アルミン「そうですか」

ユミル「ほら、クリスタ。アルミンが起きたから食堂行くぞ」

クリスタ「うん。じゃ、先行ってるね、アルミン」タタタ

アルミン「はいはい」

アルミン(良かったような悲しいような)



アルミン「おはよー」

エレン「おはよ。聞いたぜ、クリスタを押し倒したってな」

アルミン「事故だよ…」

エレン「え、良い雰囲気だったって聞いたぞ」

アルミン「そんなことないさ。うん。そうさ。うん」

エレン「なんか変だな。疲れてんのか?」ナデナデ

アルミン「疲れないわけがないでしょ。やめて」ペチッ

エレン「ちぇっ」

ミカサ「安心して。今日は安息日」

アルミン「ん?何それ」

ミカサ「今日はアルミン一人で寝る日」

アルミン「おお…やっとゆっくりできるのか…」



アルミン「さて、おやすみ」

エレン「おやすみ」

ベルトルト「おやすみ」

ライナー「…」

コニー「おやすみ」



アルミン「…」

エレン「…」zzz

ベルトルト「…」zzz

ライナー「…」zzz

コニー「かーちゃん…むにゃ」zzz

アルミン「…」

アルミン(眠れない…なんでだ)

アルミン(疲れてるはずなんだけど)

アルミン(昨日も途中まで眠れなかったけど)

アルミン(あれはあんなことがあったからで…)

アルミン(いや、待てよ)

アルミン(クリスタに興奮してたのなら、抱きつかれたら余計に眠れなくなるはず…)

アルミン(抱きつかれたら…ん?)

アルミン(まさか…)

エレン「…」zzz

アルミン「エレン」ユサユサ

エレン「…んが?」

アルミン「エレン」

エレン「アルミンか…どうした?怖い夢でも見たのか?」

アルミン「うん…だから少し一緒にいて…」

エレン「少しどころか朝までいいぞ」

アルミン「ありがとう」ゴロッ

エレン「アルミンから来るなんて余程怖かったんだな。可哀想に」ギュッ

アルミン「うん…」

アルミン(やっぱり抱きつかれると安心する…)

エレン「ねーむれー、ねーむれー」ポン ポン

アルミン「子守唄は…いいよ…」ウトウト

エレン「そうか」ナデナデ

アルミン(眠く…なってきた…やっぱり…僕は…)

アルミン「…」zzz

エレン「寝たか」

エレン「良い夢見ろよ…ふぁぁ…」ウトウト

翌朝

アルミン「ん…」パチッ

エレン「お」

ミカサ「アルミン、大丈夫?」

アルミン「えっと…おはよう」

アルミン「いや、そうじゃない、なんでミカサがここにいるの」

ミカサ「アルミンが怖い夢を見てエレンに泣きついたと聞いて飛んできた」

アルミン「大げさだよ…」

エレン「アルミンから俺のとこに来るなんて異常だろ」

ミカサ「さあ、アルミン。私の胸で思いっきり泣くといい」ハァ ハァ

アルミン「それが本音だろ」



アルミン「あー…怖い夢を見たっていうのは嘘なんだ」モグモグ

エレン「えっ?」

アルミン「嘘ついてごめんね」

エレン「それはつまり一人で寝るより俺と一緒に寝たいから嘘ついたんだよな?そうだよな?」ガタッ

アルミン「えっと…半分正解かな」

エレン「よっしゃ」

アルミン「別にエレンじゃなくてもよかったんだ。たまたま隣にいたから」

エレン「」

ミカサ「なら私が隣にいたら?」

アルミン「ミカサでもいいよ」

アルミン「とにかく、誰かに抱きつかれながらでないと、眠れなくなっちゃったみたいなんだ」

エレン「なんでそんなことに」

アルミン「君たちが連日抱きついてきたからに決まってるだろ」

ミカサ「つまり、アルミンは私たち無しでは生きていけない体になったと」

アルミン「そこまでは言ってないよ」

エレン「じゃあ、安息日は俺と一緒に寝ような」

ミカサ「エレン、私がアルミンと寝る。アルミンの心を癒せるのは女性である私」

アニ「その理屈だと私もいけるはずだよね?」ヒョコ

クリスタ「私も」ヒョコ

アルミン「今の話、聞いてたの?」

アニ「最初から全部」

クリスタ「うん」

エレン「いや、お前らじゃアルミンが遠慮する。ここはやはり同姓で兄貴分な俺がだな」

ライナー「元祖兄貴分です」ヒョコ

ベルトルト「身長的には一番の兄貴分です」ヒョコ

アルミン「うわっ」

ミカサ「アルミン、ライナーから離れて」

アルミン「うん」ススッ

ライナー「」

アニ「いや、もう一晩過ごした仲だし、遠慮とかないと思うけど」

クリスタ「うんうん」

エレン「うるせえな。黙って俺に任せろよ」

アニ「いや、私が」

ミカサ「アルミンは今も私の言うことを聞いた。アルミンは私のもの」

アルミン「違うし」

クリスタ「ア、アルミンは私に興奮したから、私が責任をもって育てる!」

ベルトルト「ここは一番アルミンに優しかった僕に一票」

アルミン「なんか意味がわかんないんだけど、僕の意思は?」

ミカサ「ない」

アルミン「左様ですか」

ワーワー

ユミル「何がいいんだよ、アルミンの」

サシャ「なんかかわいいからでしょ?食べたくなりますもんね」モグモグ

ミーナ「食べたくはないけど、かわいいよね」

ユミル「だからって、何なんだよあいつら。宗教団体みたいじゃねえか」

ミーナ「私も参加しようかな…アルミンミン主主義ミンミン共和刻」

ユミル「なげえよ」


終わり

元々スレタイだけの一発ネタなんで中身はおまけです

エロがない理由はお察しを
申し訳ない

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2014年01月01日 (水) 06:54:00   ID: 18CGeZlC

このネーミングって元はやっぱりテポドン

2 :  SS好きの774さん   2014年01月01日 (水) 06:55:04   ID: 18CGeZlC

すまん、※1はミス

このネーミングって元はやっぱりテポドンの国でいいのかな?

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