ユミル「死に急ぎ野郎と恋人同士になった」(208)
ユミル「なんでこうなっちまったんだか…」
エレン「………いきなり何言い出してんだ…ってか、彼氏に対して死に急ぎ野郎とか言うなよ!」
ユミル「………」ジー
エレン「な、なんだよ?………そんな見つめるなよ…///」プイ
ユミル「///」キュン
ユミル「…っじゃねえよ!!何こんな奴にキュン///っとかしちゃってんだよ!!」
エレン「………こんな奴って言われた…こんな奴って…」ズーン
ユミル「あ…」
クリスタ「…いい加減にしなよユミル!エレンが可哀相でしょ!?」
ユミル「わ、悪かったよ…そんな落ち込むなよエレン」
クリスタ「もう…ごめんねエレン、本当はユミルもエレンの事大好きなんだよ?」
エレ・ユミ「「え?(はぁ!?)」」
ユミル「ちょ!クリスタふざけエレン「本当かクリスタ!?」
クリスタ「うん♪ユミルってば、私と二人の時はいつもエレンの事ばっかり話すんだよ!」
ユミル「クリスタぁぁぁ!!?」
エレン「…ユミルが…俺の事…ばかり…///」カァァァ
ユミル「いやいや!違うからなエレン!!そんなの嘘だからな!?」
エレン「え………嘘なのか?」ウルウル
ユミ・クリ「」キュン
ユミル「ハッ!!い、いや…その…」アセアセ
クリスタ「う、嘘じゃないよ!例えばこの前なんて…」
ーーーーーー
ーーーーー
ーーーー
ーーー
ーー
ー
ユミル「クリスタ…」
クリスタ「んー?何?」
ユミル「………今度の休日にまたあいつと出かける事になったんだけどさ…」
クリスタ「あいつって…エレンの事?」
ユミル「そう…それでさ、どんな服着て行けばいいのかなって思って…」
クリスタ「………ふふっ」
ユミル「な、何だよ…」
クリスタ「別に~♪ユミルもやっぱり女の子なんだなぁ、って思っただけ♪」
ユミル「う、うるさいんだよ!そ、それよりどうしたらいいと思う?」
クリスタ「うーん…って言っても、前にお出かけする事になった時も同じ事言ってたよね?」
ユミル「………そ、そうだっけ?」アセアセ
クリスタ「…まあいいけど………じゃあ今回も私がユミルを可愛くコーディネートしてあげようかな♪」
ユミル「こ、この前みたいなフリフリしたやつは止めてくれよ?」
クリスタ「えー?あれスッゴく似合ってたのにー」
ユミル「だ、だって恥ずかしいだろ!…あいつに会った時なんて、恥ずかしすぎて死ぬかと思ったんだぞ!?」
クリスタ「じゃあユミルの事をみて…エレンは何て言ってくれたの?」
ユミル「え!?………いや…その…///」
クリスタ「…何て言ってくれたの?」ニヤニヤ
ユミル「…あ…あぅ……………ぃぃって…」
クリスタ「何?聞こえないよ~?」ニヤニヤ
ユミル「ッ!!可愛いって言ってくれたんだよ!!」///
書き溜め終了
ラストは決めてあるので後はひたすらデレデレユミルを書けたらいいかなと…
もう一つと同時進行なので更新はゆっくりになると思います。
デレデレなユミル書きたかったんだ、堪忍な…
クリスタ「ふ~ん♪」ニヤニヤ
ユミル「っ!!もういいだろ!?とにかく、そういう事だからな!」
クリスタ「はいはい…でも、この前の服も本当に似合ってたのに…」
ユミル「あ?……」
クリスタ「似たようなのまだいっぱいあるのになぁ…」チラチラ
ユミル「………」
クリスタ「エレンもきっとまた、可愛い!って言ってくれると思うけどなぁ………」チラチラ
ユミル「………うぅ」
クリスタ「まあ、本人が嫌って言うなら仕方ないよねぇ…無理矢理は私もさせたくないし」
ユミル「…な……ぃぃ」
クリスタ「え?なになに?」ニヤニヤ
ユミル「あ、あいつがどうしてもって言うなら…その………着てやらない事もない………///」カァァァ
クリスタ「」(可愛いッ!………私が言わせておいてなんだけど、こんなの今までのユミルからじゃ全然考えられないよ!)
クリスタ「はっ!…じゃ、じゃあ、また今度二人でああいう服見に行こっか!」
ユミル「…う、うん///」
クリスタ「」キュン
クリスタ(本当なんなのこのユミル!?エレンと付き合い始めてからスッゴく乙女になっちゃってるよ!)
クリスタ「あ…じ、じゃあ決まりね!とりあえず今度の服は手持ちのやつから可愛いの選んで着て行こうね」
ユミル「…うん!」
クリスタ(…恋って凄いな、あのユミルをここまで変えちゃうなんて………嫌、エレンが凄いのかな?)
ーーーーーー
ーーーーー
ーーーー
ーーー
ーー
ー
クリスタ「みたいな事がしょっちゅうあるんだよ!」
クリスタ「だから私もユミルにキュンキュンしっぱなしで………あれ?ユミル?エレン?」
サシャ「ユミルなら顔を真っ赤にして涙目で食堂を飛び出して行きましたよ?」モグモグ
クリスタ「サシャ!?…エ、エレンは!?」
サシャ「エレンはそんなユミルを追いかけて行きました………ごくん…フー」
クリスタ「そ、そっか…なら大丈夫かな?…ってかサシャそれ…」
サシャ「いやぁ、ユミルもエレンもパァンを残して行ったので、私が頂くことにしたんです!もったいないですもんね!」
クリスタ「あ、あはは…」
一方ユミルとエレンは…
ドドドドドッ!!
ユミル「来んなぁ!!こっちに来んなよぉ!!」
エレン「いや、ちょっと待てってユミル!俺はすげえ嬉しかったぞ!!」
ユミル「ッ!?うわぁぁん!!やっぱり来んなぁ!!」
エレン「うぇ!?た、頼むから待ってくれよぉ!!」
アルミン「…相変わらずだね」
ミカサ「…エレンも苦労している」
アルミン「まあ、ユミルも最初の頃とは人が変わったようになってるけどね」
ミカサ「そこがさすがはエレン、と言ったところ…」
アルミン「………ミカサは本当によかったの?」
ミカサ「?何の事?」
アルミン「…エレンがユミルと付き合うって事、よく許したね?」
ミカサ「………私はエレンの家族…エレンが幸せになってくれるなら…私が1番じゃなくても構わない」
アルミン「そっか………ミカサも変わったね」
ミカサ「それに…」
アルミン「?」
ミカサ「まだエレンがユミルに捨てられる可能性も否定できない…」
アルミン「………え!?」
ミカサ「そしてもしそうなったら、失恋して傷ついたエレンを颯爽と現れた私が慰める」
アルミン「………で?」
ミカサ「エレンは「やっぱり俺にはミカサしかいない!!結婚しよ!」と、私に対してプロポーズしてくる…」
アルミン「へ、へぇ…」(やばい、ミカサがやばい…相変わらずやばい…)
ミカサ「後はエレンを傷つけたユミルを私が削いでしまえば問題は全て解決…二人は生涯幸せに暮らしましたとさ、めでたしめでたし…」
アルミン「………」
ミカサ「どう?」
アルミン「いや、どう?って言われても…」
ミカサ「………ほんの冗談だったのに…」
アルミン「いや冗談に聞こえないから!!」
ミカサ「まあ、半分は本気」
アルミン「半分!?半分ってどこから半分なの!?」
ミカサ「いや………9割ぐらい本気かもしれない」
アルミン「それもう冗談じゃないから!!」
アルミン(ああ、まだ当分胃が荒れそうだなぁ…うぅ)シクシク
ミカサ「エレン………私はいつでも準備できてるから」
アルミン「だからやめなよ!!」
とりあえずここまで。
ミカサは本当は二人の幸せを祈ってますよ。
ユミル「はぁ…はぁ………もう無理だ…走れねぇ…」
エレン「ユミル!!」ダキッ
ユミル「!?」
エレン「やっと捕まえた…」ギュウ
ユミル「あ…な、なに抱き着いてんだよ!?はなせ!///」
エレン「いやだ、こうしてないとまた逃げちゃうだろ?」ギュウゥゥ
ユミル「あうぅ…はなせよ馬鹿ぁ!///」
エレン「絶対に離さないからな」
ユミル「…うぅ///」…ギュ
アルミン「…凄いね、人前だっていうのに全然気にしてないみたい」
アルミン「ってかユミルも抱きしめ返してるよねあれ………ミカサ?」
ミカサ「」ギリギリ
アルミン(あ、さすがにこれはまずい!?)
エレン「…俺さ、ユミルがいつも俺の事考えてくれてるって分かってすげえ嬉しかったんだぞ?」
ユミル「だから言うなってばぁ!うぅっ///…」
エレン「…ユミルが俺の彼女でよかった。…本気でそう思ってる」ギュウ
ユミル「ッ!?///」
エレン「なあユミル」
ユミル「な、何だよ…」
エレン「んっ…」チュ
ユミル「んんっ!?」
アルミン「あかん…これはあかん」
アルミン(終わった、さようなら平和…こんにちは胃痛さん…)
アルミン「…」チラ
ミカサ「ねぇエレン見て……私達の可愛い赤ちゃんだよ…」ウフフ
アルミン「」
エレン「ん………悪いユミルが可愛すぎてつい」
ユミル「………私も…」
エレン「え?」
ユミル「私もエレンが彼氏でよかったって…そう思ってるよ///」
エレン「…ユミル!」パァァァ
アルミン「あれは本当にユミルなのかな…実は途中からそっくりさんが入れ代わってました的な!………ないよね…」
ミカサ「エレン…私、後二人は子供ほしいな…だから今夜も一緒に頑張ろうね…」
アルミン「………胃が痛い」キリキリ
ーーーーーーー
ーーーーーー
ーーーーー
ーーーー
ーーー
ーー
ー
今日は休みじゃけん、暇あったら書くけんの。
何かあれば意見よろしく。
ー格闘術訓練ー
エレン「寝技はこういう感じで相手を…」ギュ
ユミル「あ、ああ///」
エレン「ユミル?大丈夫か?」
ユミル「ッ!だ、大丈夫だからさっさと続きを教えろよ!」
エレン「あ、ああそうか?なら…こうやるともっと強くしまるから…」ギュウゥゥ
ユミル「…くぅぅぅ///」
アルミン「またこれですよ…」
サシャ「ユミル幸せそうですね」モグモグ
クリスタ「…何食べてるのサシャ?」
サシャ「ユミルがくれたパァンの残りです…はむ…」モキュモキュ
コニー「教官に見つかったらまた夕飯抜きだぞ…」
ミカサ「」ギリギリ
ライナー「ミカサ!!これ本当にやばいやつだ!頼むからはなしてくれぇ!!」ミシミシ
アニ「あほらし…」ゲシ
ベルトルト「いたっ!?なんで僕を蹴ったの!?」
アニ「うるさい…」ゲシゲシ
ベルトルト「痛い!痛いってばアニ!」
ミーナ「青春だねぇ…」
コニー「でもエレンもなんでまたユミルなんか選んだんだ?…あいつ別に可愛くnエレン「コニー…」ッ!?」
アルミン「あ、エレン」
コニー「な、何だよ!びびらせんなよ!エレn」ガシ
エレン「コニー、二度とさっきの台詞は言わないほうがいいぞ?」ミシミシ
コニー「ッ!ち、ちょっとまてエレン!しまってる!すげえ首しまってるって!」
エレン「あぁ?駆逐してやろうかコニー?」
なんとなく、エレンはこういう時脅して解決じゃなくて、いかにユミルが可愛いかを、ぶすっとしながら説明しそうではあるな
ユミル「何やってんだよ…」
クリスタ「あ、ユミルもお帰り♪」
ユミル「おぉ、ただいま私の嫁♪」
ミカサ「ユミル…次は私と組もう」ミシミシ
ライナー「」ピクッピクッ
アルミン「ライナーェ…」
ユミル「いやお前とは絶対やんねぇよ」
ミカサ「なぜ?私なら苦しませず、すぐ楽にしてあげられるのに…」
クリスタ「怖いよミカサ…」
アニ「エレン、次はどうせ私と組むんだろ?」
エレン「いや、次はミーナに教える約束だったからな、おーいミーナ!早く始めるぞー」
ミーナ「うーい!という訳だからアニ…ごめんね」
アニ「…」ゲシゲシゲシゲシ
ベルトルト「ちょっ!?本当に…やめっ!ッ!?」
>>31 それも考えたんだけど、このSSのエレンは「ユミルが可愛いのは俺だけが知ってればいい!」って感じのイメージで書いてるので。
そのイメージから行くとこうなるかなぁみたいな感じですね。
>>33
なるほど、ならコニーの発言はスルーしそうだが………まぁ面白いから良いや!
ー立体機動訓練ー
エレン「早く来ないと置いてくぞユミルー」
ユミル「お前は早すぎるんだよ!!周りの奴らも見ろよ、ちょっとはスピード落とせ!」
エレン「だってさぁ…二人で先に行ったら少しはイチャイチャできるだろ?」ボソッ
ユミル「ッ!?///」ボッ
エレン「ほら、だから早く行こうぜ!」パシュ
ユミル「あ…ま、待てよエレン!///」パシュ
アルミン「………何だかなぁ…」
コニー「サシャ!今日も飯を賭けて勝負しようぜ!」
サシャ「この私に挑むとは…いいでしょう!コニーのパァンはいただきです!」
>>34 ちょっと説明足らずでしたね。
確かに自分だけが知ってればいい!なんですが、ユミルが大好きなエレンはユミルを馬鹿にされたりする事が非常にきらいなのです。
まあ、所詮はssなので、お気軽に楽しんでくださいませ!
>>36
何度もすいません。納得しました。
ミカサ「寒い…エレン…どこ?」ブルブル
アニ「邪魔だよ」ゲシ
ライナー「俺を踏み台に!!?」
ベルトルト「ライナーぁぁぁ!?」
ミーナ「皆待ってよぉ…グスッ」
エレン「ほらユミル早く!こっちこっち!」
ユミル「ったくもう、分かってるよ!!///」
アルミン「………何だかなぁ…」
マルコ「アルミン、それさっきも言ったよね?」
ミカサ「寒い………寒い」
クリスタ「ミ、ミカサ?大丈夫?」
アルミン「…やっぱり強がりだったんだねー」
>>37 いえいえこちらこそ!注意したようになってしまい申し訳ないです。
よろしければこのSSをどうか最後までお楽しみください!
ー夕食の時間ー
エレン「ほらユミル、俺の食べさてやるよ」
ユミル「…どれも一緒の飯だろうが…」
エレン「そんな事言うなよ…ほら、あーん」
ユミル「!?そ、それだけは絶対やらないからな!?」
エレン「………」ウルウル
ユミル「だぁぁぁ!?分かったよ!分かったからそんな目でこっちを見るな!」
ミカサ「ほらエレン、あーん」
アルミン「…ミカサ、僕はエレンじゃないから…」
コニー「くそぅ!まさかこの天才の俺が負けるとは…」
サシャ「残念でしたね!私のほうが一枚上手です!」
ミーナ「アニ、あーん」
アニ「………」
ミーナ「…ごめんなさい」
ライナー「ベルトルト…あーん」
ベルトルト「…冗談もほどほどにしなよ?」
クリスタ「あーん…パクッ♪………はぁ…」
ライナー(一人あーんか…結婚しよ)
ベルトルト「君が何を考えているのかすぐ分かったよライナー…」
エレン「ユミル、あーん」
ユミル「あ、あーん///」パクッ
エレン「どうだ?美味いか?」
ユミル「ん………だから味は一緒だって言ってんだろ…」
エレン「じゃあ、今度はこうするか」ハムッ
ユミル「あ?何考えて…むぐッ!?」
アルミン(なるほど、口移しとは…こいつぁたまげた…)
マルコ(キャラがおかしい事になってるよアルミン!?)
アルミン「SSだからなんでもありなんだよマルフォイ」
マルコ「誰だよ!?」
ライナー「クリスタ!俺に!俺にあーんて!…」
ミーナ「クリスタ、あーん」
クリスタ「あーんっ♪ありがとミーナ!///」
ミーナ「いいんだよぅ!えへへ///」
ライナー「」
ベルトルト「…」ポン
アニ(…さっきやればよかったかな)
とりあえずここまで!
お付き合いいただいた方々感謝でござる。
また夜にでも更新できたらいいなと思ってます!
では
ノシ
夕食後
エレン「なんか今日もあっというまだったな…」
ユミル「…そうだな」
エレン「………」ギュ
…ユミルの手を握るエレン
ユミル「………」ギュ
ユミルもそっと握り返す
エレン「………俺さ…」
ユミル「?」
エレン「家族を………母さんを失ったあの日から、今までずっと…強くなる事だけを考えて生きてきた」
ユミル「………」
エレン「…強くなって、この世から巨人を駆逐して………そんで、いつか外の世界を見に行くんだ…って」
ユミル「………」ギュウゥゥ
エレン「アルミンと約束してたんだけどな………っし!ちょっと予定変更だ!」
ユミル「…え?」
エレン「俺は…ここにいる皆と外の世界へ行く!アルミンにミカサ、サシャとコニーに、ライナーとベルトルト…アニとミーナとマルコも……………そんで」ギュウ
エレン「ユミル………お前には誰よりも…俺の隣にいてほしいんだ」
ユミル「………ッ!?///」ボッ
エレン「………嫌…か?」
ユミル「………ふざけんな馬鹿…」
エレン「や、やっぱり嫌だったか?なら無理nユミル「今更離れられる訳ねぇだろうが…」…え?」
エレンがデレンになる経緯が知りたい
ユミル「…」ダキッ
エレン「ッ!?ユ、ユミル!?」
ユミル「あんだけ普段ベタベタしやがって…」
エレン「え?…あ、ああ、悪かったよ…」
ユミル「嫌だって言ってんのに…すぐ涙目になるしよ…」
エレン「…ごめん」
ユミル「…こんなに好きにさせやがったくせに」ガバッ
エレン「へ?んむぅ!?」
ユミル「んっ///…」
エレン「んんっ!?………ん…」
ユミル「ん………ぷはっ…」
エレン「んあ…///い、いきなりなにすんだよ!?///」アワアワ
>>50 ごめん、このSS長く書くつもりだから…
このやり取り終わったら書きたいシーンいっぱいあるし、そのシーンも書くつもりだったから気長に待ってね!
ユミル「…」ダキッ
エレン「ッ!?ユ、ユミル!?」
ユミル「あんだけ普段ベタベタしやがって…」
エレン「え?…あ、ああ、悪かったよ…」
ユミル「嫌だって言ってんのに…すぐ涙目になるしよ…」
エレン「うっ…ごめん」
ユミル「…こんなに好きにさせやがったくせに」ガバッ
エレン「へ?んむぅ!?」
ユミル「んっ///…」
エレン「んんっ!?………ん…」
ユミル「ん………ぷはっ…」
エレン「んあ…///い、いきなりなにすんだよ!?///」アワアワ
ユミル「てめぇ…なに当たり前な事言ってんだよ!こんなに好きにさせた責任ぐらいとりやがれ!」
ユミル「…今更置いていくなんて、そんな事…絶対許さないからな!」ギュウゥゥ!
エレン「ユミル…」
ユミル「あうぅぅ///」
エレン「…うん、ずっと一緒だ…絶対離さないからな」ナデナデ
ユミル「当たり前だばかぁ!…うぅ///」
エレン「…そうだよな、当たり前だよな」ナデナデ
アルミン「…エレン」ウルウル
ミカサ「………エレン」ギュ
コニー「エレン…あいつ…」ウルウル
サシャ「えぇ話やぁ…えぇ話やぁ!」ドバー
ベルトルト「エレン…」
ライナー「………ふっ」
アニ「あいつらしいね…」
ミーナ「…青春だねぇ」グスグス
マルコ「やっぱりエレンは凄いよ…」
ジャン「………今俺の名前無かったよな?」
アルミン「あ、いたんだジャン?」
ジャン「いたよ!初めての登場なのに何だよこの扱い!」
ジャン以外「うるさい(よ・ぞ)!」
ジャン「」
エレン「ユミル…」ナデナデ
ユミル「エレン…///」ギュウゥゥ
一旦休憩します。
数日後の朝
ー食堂ー
エレン「えっと…」キョロキョロ
クリスタ「あ、おはようエレン」
エレン「ああ、おはようクリスタ…あれ、ユミルは?」
クリスタ「えっと、それがちょっと…」
エレン「?」
クリスタ「実はユミルちょっと体調が悪いみたいで…」
エレン「え?…」
クリスタ「あ…そ、そんなに心配しなくても大丈夫だよ?…ちょっと風邪気味ってだけだから…」
エレン「そ、そうか…なら少し安心だな」
クリスタ「今は医務室にいると思う…多分エレンが行ってあげたら喜ぶんじゃないかな?」
エレン「…サシャ俺の分の飯やるよ!」
サシャ「本当ですか!?エレン大好きです!」
エレン「おう!クリスタも教えてくれてありがとうな、俺行ってくるよ!」タッタッタッ
クリスタ「あ、エレン!………もう行っちゃった…」
クリスタ(…本当は「エレンには絶対来るなって言っとけよ?」ってユミルに言われてたんだけど…)
クリスタ(あれはつまり、本当は来てほしいって事だよね?)
クリスタ「………ユミルは幸せ者だなぁ…」クスッ
サシャ「はい!私は幸せ者です!」
クリスタ「………サシャは相変わらずだね、あはは」
サシャ「ハグハグ…そういえば前から聞きたかったんですが…」
クリスタ「何?」
サシャ「モグモグ…どうしてエレンはユミルと付き合う事になったんですか?」
クリスタ「えっと…(私が勝手に言っちゃっていいのかな…でもユミルが自分で言うはずもないしなぁ…)聞きたい?」
サシャ「ぜひ!」
クリスタ「…私から聞いたって事、ユミルには秘密だよ?」
サシャ「了解です!」
クリスタ「じゃあ、教えてあげる♪(本当は私も言いたくて仕方なかったんだけど)えっと…最初はね…」
ーーーーーー
ーーーーー
ーーーー
ーーー
ーー
ー
ユミル「おい、死に急ぎ野郎」
エレン「ユミルか…なんだよ?」
ユミル「なんだよじゃねぇよ!お前最近クリスタにずっと付き纏ってるらしいなぁ!」
クリスタ「ちょ、ちょっとユミル、やめなよ…」
エレン「つ、付き纏うって…ただクリスタは馬術が上手いから教えてもらってるってだけだぞ?」
ユミル「馬術だけならな!それ以外の訓練でもよく一緒になってるみたいじゃねぇか!」
エレン「それは馬術の事を教えてもらったから、お礼に格闘術とか…俺に出来る事を教えてやろうと思って…」
クリスタ「そ、そうだよユミル、エレンはただ私の為にいろいろ教えてくれてるだけで…」
ユミル「なにもこいつに教わる必要はねぇだろうが!………おいエレン、お前ひょっとしてクリスタに気があるんじゃねぇだろうな?」
エレン「はぁ!?」
クリスタ「ユ、ユミル!///」カァァァ
ユミル「…おい、クリスタなんで赤くなってんだ?…まさかお前も!?」
エレン「な、何勘違いしてんだよ!俺とクリスタはただの仲間だっての!なぁクリスタ!」
クリスタ「あ………うん…そうだよね…ただの仲間…だよね…」シュン
ユミル「………本当だろうな?」
エレン「嘘なんかつかねぇよ…好きなら好きって俺ははっきり言うっての…」
クリスタ「」ガーン
ユミル「…ならもう少し距離を置けよ、周りからみたらお前ら…付き合ってるようにしか見えないからな」
エレン「わ、分かった…気をつけるよ…」
ユミル「…クリスタに教えてやるつもりなら、たまに私とも組め…それなら周りの奴らに変な誤解はされないだろうしな」
エレン「あ、ああ、じゃあ明日からよろしくな」
ユミル「ふん…クリスタもそれでいいな?」
クリスタ「………うん」
ユミル「ならもう行くぞ…じゃあな死に急ぎ野郎」
エレン「お、おう…またなユミル、クリスタ」
ユミル「………ちっ」
クリスタ「ま、またねエレン、おやすみ…」
一旦休憩
今日は寝ずに書いていく
宣伝みたいになってしまうが一応いっておくともう一個書いてるSSのユミルルート的な感じで書いてます。
エレンと別れた後
ユミル「なあ、クリスタ」
クリスタ「…何、ユミル?」
ユミル「…正直に答えてくれ…お前あいつの事が好きなんだろ?」
クリスタ「………どうなんだろうね…」
ユミル「は?ふざけてんのか?」ギロ
クリスタ「ち、違うよ…ただ………私なんかが好きになっていいのかなって思ってて…」
ユミル「………」
クリスタ「…エレンは凄いよ?ずっと前だけを見て生きてる…エレンと一緒に過ごすだけで私も変われるんじゃないかって思えるぐらいに…」
ユミル「…そりゃいい事じゃねぇか」
クリスタ「…そうだね、いい事だよね………でも駄目だよ…」
ユミル「あ?」
クリスタ「今の私はまだ何も変わってない…今の………こんな私がエレンを好きになるなんて、そんなの許されないよ…」
ユミル「…ちっ」
クリスタ「………」
ユミル「なら変わってからでいいじゃねぇか!」バシ
クリスタ「いたっ!?」
ユミル「訓練期間なんて後数年もあんだし、急ぐ必要はねぇよ」
クリスタ「ふぇ?」
ユミル「…まぁ、よりによってあいつってのは気にくわねぇが、お前がそこまで想える相手だって言うなら仕方ねぇ…認めてやるよ」
クリスタ「えっと…いいのかな…」
ユミル「あ?いいに決まってんだろうが!これ以上ぐだぐだ言うならあの野郎をぶっ飛ばして終わりにすんぞ?」
クリスタ「だ、駄目だよ!?」
ユミル「ふん!…明日からは私も一緒に行動する事になったまったし、いろいろ手伝ってやるから、お前もさっさとあいつに告白できるようになれよな」
クリスタ「こ、告白って///」カァァァ
ユミル「………やっぱ一発ぐらいぶん殴ってやるか」
クリスタ「だ、だから駄目だってばぁ!」
ーーーーーーー
ーーーーーー
ーーーーー
ーーーー
ーーー
ーー
ー
クリスタ「それでユミルも一緒に行動するようになったの」
サシャ「………あのー…」
クリスタ「なにサシャ?」
サシャ「今の話を整理すると…クリスタがエレンを好きだったという事になりますよね?」
クリスタ「うん、もちろん今でも大好きだよ?」
サシャ「い、いろいろツッコミたいのですが…で、では何故エレンはユミルと?」
クリスタ「んーと、それはね…」
ーーーーーーー
ーーーーーー
ーーーーー
ーーーー
ーーー
ーー
ー
エレン「ユミル」
ユミル「あ?気安く名前呼んでんじゃねぇよ」
エレン「えー…お前が昨日私とも訓練しろって言ったんじゃねぇか…」
ユミル「…そういや、そんな事言ったけな…」
エレン「自分から言っといて忘れんなよ…」
ユミル「うるせえよ、男がいちいち細かい事気にすんな」
エレン「はいはい………んで、やるんだろ?」
ユミル「…ちっ、言っとくがクリスタの為だからな?」
エレン「分かってるよ、ほら、俺から先にやるぞ?」ダッ
ユミル「ああ、こいよ(ついでに一発ぐらいぶん殴ってやるか…)…ッ!?」グル
エレン「………お前やる気あんのかよ?」ギリギリ
ユミル「くっ…ちょ、おま!?(一瞬でかためられた!?)」ジタバタ
エレン「………」パッ
ユミル「はぁ…はぁ…」
エレン「………大丈夫か?」
ユミル「はぁ…はぁ…て、てめぇ随分やってくれるじゃねぇか…」
エレン「いや…結構手加減したつもりなんだけどな…」
ユミル「上等だこの死に急ぎ野郎…次は私の番だよなぁ!」ダッ
エレン「…」スッ
ユミル(ッ!?避けられ…)
エレン「…」ヒョイ
ユミル(足!?…やば、体制が…)
エレン「おっと」ギュ
ユミル「!?」
エレン「…悪い、反射的に足が出ちまった」
ユミル「い、いいからさっさと離せよ!!」バッ
エレン「あ、ああ悪い…」
ユミル(くそが!!まじでむかついてきた!絶対ぶん殴ってやらないと気がすまねぇ!)
エレン「なぁ、基礎的な事から練習するか?」
ユミル「必要ねぇ…っよ!」ブン
エレン「うおっ!」スッ
ユミル(…今だもう一発!…ッ!?)ガッ
エレン「あ」
ユミル(足が!?やば…)
エレン「うおぉっ!?」
ユミル「あ!?」
ドサァ!!
クリスタ「ん?…ユミル!エレ…ン!?」
ユミル(いってぇ………ッ!?)
エレン(いたた…んんっ!?)
クリスタ(な、なんで!?なんで二人がキスしてるの!?)
アルミン「ミカサ!落ち着いてよ!」
ミカサ「フーッ!?フーッ!?」
コニー「なぁ、なんであいつらキスしてんだ?」
ベルトルト「…僕にもわからないよ…」
アニ「」スパァン!
ライナー「………いい蹴りだアニ…」ドサ
ジャン「…あいつクリスタと付き合ってたんじゃねぇのか?」
マルコ「いや、あれはどう考えても事故だよね」
ミーナ「キス………うわぁ///」
ユミル「ぷはっ………あ、あぁ…」
エレン「あ………お、おいユミル…///」
ユミル「う…」カァァァ
エレン「う?」
ユミル「うわぁぁぁぁぁ!!?///」ダッ
エレン「えええぇぇ!!?」
クリスタ「エレン何してるの!?」
エレン「クリスタ!?いや、今のは事故で…」アワアワ
クリスタ「そ、そっか…じゃなくて!と、とりあえずユミルを追いかないと」
エレン「あ、そ、そうだよな!」ダッ
クリスタ「あ、でもエレンが行っちゃ……って…もう!」
アルミン「ミカサ、あれは事故だから!本当落ち着いてよ!」
ミカサ「フー!!フー!!」
トントン
ベルトルト「…ん?」
アニ「次はあんたの番だね」
ベルトルト「」
コニー「エレンの奴すげぇな、あんな技があんのかよ」
ジャン「…お前は黙ってろコニー」
マルコ「うーん、これはちょっとなぁ…」
ミーナ「うんうん、青春だねぇ///」
キース「接吻か………ほぉ///」
読者「」
ーーーーーーー
ーーーーーー
ーーーーー
ーーーー
ーーー
ーー
ー
クリスタ「ってな事があったり…」
サシャ「ああ、だからあの日皆さん騒いでたんですね…」
クリスタ「そう言えばサシャいなかったね?」
サシャ「…ちょっと気分転換にひとっ走りしてまして…」
クリスタ「…また何かしたのね…」
サシャ「………そ、それでその後は?」
クリスタ「えっと、二人とも無事に戻ってきたよ?…何があったかは知らないけど…」
サシャ「なるほど…」
ーーーーーー
ーーーーー
ーーーー
ーーー
ーー
ー
ユミル「くそ!…くそ!…」
エレン「…はぁはぁ…やっと見つけた…」
ユミル「!?………てめぇ…何で追いかけてきたんだよ!」
エレン「…あれで追いかけんなってほうが無理あるだろ…」
ユミル「…うああぁぁぁぁもう!!」
エレン「ユミル?」
ユミル「てめぇ何してくれてんだよ!無理矢理押し倒して…あんな事するとか信じらんねぇぞ!」
エレン「えぇぇぇ!?いやいや、むしろ押し倒されたのは俺のほう…」
ユミル「あ!?お前まさか自分は悪くないとか言うんじゃねぇだろうなぁ!?」
エレン(えー…俺が悪いの?いや、確かに俺のせいでもあるけどさ…)
ユミル「くそ!くそ!くそぉ!!」ガッガッ
エレン「ば、馬鹿!なに殴ってんだよ!?怪我すんだろ!?」ガッ
ユミル「離せよ!…離せよぉ!」ポロポロ
エレン「ッ!?」
ユミル「くそぉ………あんな事するつもりじゃなかったのによぉ…」
エレン「………」
ユミル「最悪だ…本当最悪だ…うぅ」ポロポロ
エレン「…ったく」ギュ
ユミル「…うぁ?」
エレン「そんなに泣くなよ、傷付くじゃねぇか…まあ、悪いとは思ってるけどさ…」
ユミル「なにすんだよぉ…離せよぉ!」ポカポカ
エレン「駄目だ、泣き止むまで絶対離さない」
ユミル「…あぁ?…ふざけんなよぉ!…うぁぁ…」ボロボロ
エレン「………」ナデナデ
数分後
ユミル「………もういいから離せよ…」
エレン「あ、あぁ…」パッ
ユミル「………」
エレン「………」ポリポリ
ユミ・エレ「「あ、あのよ(さ)」」
ユミ・エレ「「…あ」」
ユミル「な、なんだよ…」
エレン「いや、先に言ってくれよ」
ユミ・エレ「……………」
ユミ・エレ「………ぷっ」
ユミル「あは、あはははは…」
エレン「ふっ…ったく、何してんだろうな俺達」
ユミル「そりゃこっちの台詞だ馬鹿…」
エレン「いや、俺が言ってもいいだろ?」
休憩する、まだ今日は書く予定
再開してきます。
私用だがマックの1000円バーガーに後悔した。
じゃあ書いていきます。
ユミル「…あの…さ…」
エレン「?」
ユミル「私が泣いたって事…誰にも言わないでくれよ?」
エレン「…分かってる、誰にも言わねぇよ」
ユミル「………ぅ」
エレン「え?何?」
ユミル「あ、ありがとよ!…その…頭撫でてもらって………ちょっと嬉しかった///」テレ
エレン「」キュン
ユミル「あ…ち、調子にのんなよ!?元はと言えばお前が悪いんだからな!!」
エレン「…ぷっ…分かった分かった、俺が悪かったよ」クスクス
ユミル「な、何笑ってんだてめぇ!///」
エレン「いや…ちょっとな」フフッ
ユミル「て、てめぇ…やっぱり一発殴らせろ!」ブン
エレン「うおっ!?わ、悪かった!悪かったって!」パシッ
ユミル「…ったく、本当調子のんなよ!」ビシッ
エレン「はいはい…じゃあ、そろそろ皆のとこ戻るか、心配してるだろうしな」
ユミル「あ、ああ、そうだな…」
エレン「あ、そうだ…ユミル」
ユミル「あ?んだよ?」
エレン「お前…笑ったほうが可愛いぞ?」
ユミル「………あぁ!?///」ボンッ
エレン「じゃあ、行くか」ダッ
ユミル「ちょ、てめぇ!やっぱ一発殴る!絶対殴る!」ダッ
エレン「そりゃ勘弁だ!」タッタッタッ
ユミル「待ちやがれこの野郎!!」タッタッタッ
ーーーーーーー
ーーーーーー
ーーーーー
ーーーー
ーーー
ーー
ー
サシャ「じゃあユミルはその事があってからエレンを好きになったんですかね?」
クリスタ「んー、確かにそれがきっかけだったとは思うかな…」
サシャ「ふむふむ、じゃあユミルがエレンに告白したんですか?」
クリスタ「ううん、告白したのはエレンのほうからだったみたいだよ?」
サシャ「………あ…ご、ごめんなさい」
クリスタ「大丈夫、気にしないでいいよ」ニコ
サシャ「えっと、じゃあエレンもユミルを好きになったって事ですか?」
クリスタ「えっと…なんでそうなったかの話も聞きたい?」
サシャ「…正直気になります」
クリスタ「うん、じゃあ話してあげよう!えっと、エレンがユミルを好きになったのは………」
ーーーーーーー
ーーーーーー
ーーーーー
ーーーー
ーーー
ーー
ー
幾度目かの格闘術訓練
エレン「なあユミル」パシッ
ユミル「あぁ?なんだよ、くそ野郎」ブン
エレン「こんどの野営訓練だけどさ」スッ
ユミル「ああ、山に行くやつか?それがどうしっ…た?」ヒュッ
エレン「おっと、いや、そういうの初めてだろ?だから一応、どういう準備してるかなっ…てさ!」ヒョイ
ユミル「ちっ…ちょこまかしやがって…ってか山なんて何回も行ってるだろうが」ダッ
エレン「日帰りはな…でも今回は違うだろ?二日も山ん中だぜ?…よいしょっと」ガシッ
ユミル「日帰りも泊りも一緒だっての!…うおぉぉ!?」グルン
エレン「そうか?俺なんかそわそわして気持ち悪いんだが…」ギリギリ
ユミル「て…めぇ…なに普通に…人の事締めあげてん…だよ!」ブン
エレン「おお!抜け出せるようになったか!俺も頑張らないとな」
ユミル「お蔭様でどんどん上達してるっつの、お前と格闘術やると全く手を抜けやしねぇ…」
エレン「当たり前だ、訓練なんだから真面目にやれよな」
ユミル「私はお前みたいに目標がある訳じゃねぇんだよ…」
エレン「なら作ればいいじゃねぇか」
ユミル「簡単に言ってくれるよな…」
エレン「?…まあとりあえずそういう訳だから、野営訓練の時もよろしくな!」
ユミル「………は?」
エレン「いや、は?って…俺達は一緒の班だろ?」
ユミル「…誰が決めたんだよ…」
エレン「クリスタが決めたんだろ?…もしかしてお前聞いてなかったのか?」
ユミル「…何も聞いてない」
エレン「おいおい…クリスタの奴言い忘れたのかな…」
ユミル「…何も聞いてない」
エレン「わ、分かったって…だったら後でクリスタに確認してみればいいじゃねえか」
ユミル「…ああそうだな」
エレン「じゃあ、次は俺の番だな!」ダッ
ユミル「は?いや、お前ちょっとまっ…あぁ!?」
ドサァァァ
オイ!マタユミルトエレンガキスシテルゾ!
アイツラモウツキアエヨ…
アレデネラッテナイッテイウカラスゴイヨネ…
クリスタ「あれ?…なんかおかしいような………まあいっか…」
携帯の電池がつきた…
ちょっと充電するから中断する。
訓練終了後
ユミル「…で、クリスタどういう事だ?」
クリスタ「そのまんまの意味だけど…」
ユミル「意味は分かってんだよ!私が聞きたいのは、どうして私に何も言わなかったかって事なんだよ!」
クリスタ「…だってユミル、エレンが居たら絶対嫌って言うでしょ?」
ユミル「当たり前だ!普通の訓練ならともかく、なんで野営訓練まで一緒にやらないといけないんだよ!?」
クリスタ「…へー、そんな事言うんだ?」
ユミル「な、なんだよ…」
クリスタ「…ユミルってば、最初は私の為に仕方なくエレンと訓練してるんだ!…みたいな事いってたよね?」
ユミル「最初も何も私はずっとそうだよ!」
クリスタ「…でも最近は私よりも、エレンと訓練してる時間が長いよね?」ジロジロ
ユミル「そ、それはあいつがやろうって言うから仕方なく…」
クリスタ「あれー?今日の訓練の時も「おいエレン!今日もさっさと始めるぞ!」って自分から誘ってたよねー?」
ユミル「…そ、そうだったか?」アセアセ
クリスタ「…もしかしてユミルも…」
ユミル「な、なんだよ…」
クリスタ「…エレンの事好きになっちゃったの?」
ユミル「はぁ!?な、何言ってんだよ!?私が!?あんな奴の事を!?冗談も大概にしろよ!」
クリスタ「…余計怪しくみえるよ…」
ユミル「ッ!確かにあいつは思ってたよりいい奴だったし…結構優しいし…その………カッコイイ…けどよ…全然、好きとかそんなんじゃねぇよ!!」
クリスタ「………それ好きだって言ってるようなもんだよ…」
ユミル「だ、だからちげぇって!仮に私があいつを好きだとしても、それはLoveじゃなくてLikeなんだよ!」
クリスタ「…結局好きって事じゃない…」
ユミル「全然違うだろうが!?」
クリスタ「………別に私はいいよ?」
ユミル「はぁ?何がいいんだよ?」
クリスタ「ユミルにならエレンを取られちゃってもいいって言ってるの!」
ユミル「…お前は話を聞いてたのか?」プルプル
クリスタ「別に好きじゃないならそれでいいよ?…ただ、私に遠慮して自分の気持ちに嘘をついてほしくないだけ!」
ユミル「………」
クリスタ「…でも勘違いしないでね!」ビシッ
ユミル「?」
クリスタ「私だって当然譲ってあげる気なんて全くないからね!」
ユミル「いや、譲るも何も…」
クリスタ「ていっ♪」デコピン
ユミル「いたっ!?」
クリスタ「…私負けないからね、だって今ならはっきり言えるもん!私はエレンの事が好きだって!」
ユミル「クリスタ…」
クリスタ「だからユミルも…自分の気持ちに素直になって…ね?」
ユミル「………ごめん」
クリスタ「謝らないで、私嬉しいんだよ?」
ユミル「?」
クリスタ「大好きな親友と同じ人を好きになれるって事!それってとても素敵な事だと思わない?」ニコニコ
ユミル「ッ………そうかもな」
クリスタ「絶対そうだよ!………だからお互い恨みっこなし!…ただ………これから何があっても…ずっと親友でいてね…ユミル…」
ユミル「………当たり前だ馬鹿」フッ
クリスタ「あー!馬鹿って言った!馬鹿はユミルのほうでしょ!このツンデレ!!」
ユミル「だ、誰がツンデレだこのやろう!」
クリスタ「うわーユミルが怒ったー逃げろー♪」ダッ
ユミル「あ、ま、待てよクリスタ!」タッタッタッ
ミーナ「せいsキース「青春じゃのう…」…」
とりあえずここまで
次回、野営訓練編
ではまた
ノシ
野営訓練当日
ユミル「………暑い…」
クリスタ「…暑いね」
エレン「二人とも大丈夫か?」
ユミル「…お前はなんで平気そうなんだよ…」
エレン「いや、暑いのは暑いけど、これぐらいなら俺はまだ大丈夫かな」
クリスタ「うぅ…暑いだけならまだいいんだけどね」
ユミル「ああ…このくそ重い荷物がな…」チラ
エレン「そんなに重いか?」
ユミル「お前はいいよな…体力あるから…」
エレン「まあ自主トレもやってるからな、そりゃ体力には自信あるよ」
ユミル「ぜぇ……ぜぇ…」
クリスタ「はぁ…はぁ…」
エレン「やっぱ山っていいよな、なんかこうテンション上がってくるしな!」ワクワク
ユミル「ガキか…」
クリスタ「遊びに来るのと訓練で来るのとじゃ全然違うよぉ…」
エレン「そうか?俺は今もすげえ楽しいぞ?」
ユミル「うがぁぁぁぁ!!もう無理だ!休憩するぞ!」
エレン「おいおい、まだ始まってから全然時間経ってないぞ?」
クリスタ「はぁはぁ…私も少し休まないときついかな…」
エレン「仕方ないか…じゃあここで一旦休憩にするか」
クリスタ「も、もう歩きたくない…」ヘタ
ユミル「…ってかこの訓練って任意参加だろ?なんでやる事にしたんだよ…」ドサ
クリスタ「…体力をつける為にいいかなって………それにこの訓練、無事に終えたら評価も凄い高いし…」
ユミル「だからってこりゃいきなりハード過ぎるだろ…」
エレン「おお!初めて見る虫だ!アルミンがいれば名前とか分かんのになぁ…」
ユミル「………あいつ本当にただのガキじゃねえか…」
クリスタ「あはは、エレンは本当元気だね」
エレン「ん?………ユミル、クリスタ」
ユミル「あ?」
クリスタ「どうしたのエレン?」
エレン「休憩は終わりにしよう、ちょっと急いだほうがいい…」
ユミル「はぁ?」
クリスタ「な、なんで?」
エレン「多分だけど…」
エレン「雨が降るかもしれない」
ーーーーー
ーーーー
ーーー
ーー
ー
ザァァァァァ
ユミル「はぁ…はぁ…まだ着かねえのかよ!」
クリスタ「も、もう限界…」
エレン「…もうすぐ今日寝泊まりする小屋に着くはずだなんだけど…」
ユミル「しかも本当に雨は降ってきやがるし…」
クリスタ「うぅ…びしょびしょだよぉ…」
ユミル「おいエレン」
エレン「ん?」
ユミル「お前なんで雨が降るって分かったんだ?」
エレン「………なんとなくだよ…」
ユミル「あ?なんとなくだぁ?」
エレン「…とりあえず、今は急ごう、雨もどんどん強くなってきてるし…このままだと…」
ガラッ
ユミル「ッ!?エレン!!」ダッ
エレン「ん?まだなんか…!?」ドン
クリスタ「エ…エレン!」
…ドオォォン
ザァァァ………
エレン「いっ…て…ハッ!二人とも大丈…ッ!?」
クリスタ「…起きてよユミル!ねえユミルってばぁ!!」
ユミル「…」
エレン「…嘘だろ………ユミル!」ダッ
クリスタ「どうしようエレン、ユミルが…ユミルがぁ!」
エレン「…俺のせいだ………おいユミル!しっかりしろ!」
クリスタ「ユミル!ユミルってばぁ!」
ユミル「う…」
エレン(!息はしてる…でもこのままじゃ………)
クリスタ「どうしよう、エレンどうしよう!」グス
エレン(また…失っちまうのか?)
クリスタ「ユミル…ユミル!」
エレン(強くなる為に訓練兵になって………そんで巨人を駆逐してやるって…)
クリスタ「ヒック…やだよ…やだよぉ…」グスグス
エレン(…助けてくれた仲間一人救えなくて…何が、外の世界に行くだよ…)
エレン「ふざけんな…」ボソッ
クリスタ「…ふぇ?」グス
エレン「クリスタ!」
クリスタ「ッ!な、何!?」
ビクッ
エレン「ユミルの荷物はお前が持ってくれ、俺がユミルを背負って行く」
クリスタ「え?」
エレン「地図通りならもうすぐ目的地の小屋に着くはずだ…早くユミルを連れていかないと、このままじゃ命が危ない」
クリスタ「だ、だけどエレンだって荷物が…」
エレン「…俺のはここに置いて行く」
クリスタ「!?で、でも!」
エレン「今はユミルのほうが大事だ…クリスタ、早く用意してくれ」
クリスタ「…わ、分かった」ダッ
ユミル「うぅ………」
エレン(…絶対に助けてやるから………っ!死なないでくれよ!)
ザァァァ
ーーーーーーー
ーーーーーー
ーーーーー
ーーーー
ーーー
ーー
ー
一段落
今更ながら文章って難しいな…
もうちょっと状況説明の文をいれたほうがいいのか?
物語を早く進めようとして台詞がはしょられすぎてるような…
ー山中の小屋ー
パチパチ
ユミル「ううん………んん?……はっ!」ガバッ
エレン「っ!ユミル!」
ユミル「あ、あれ?ここは?…ってかエレン!お前大丈夫か!?」
エレン「そりゃこっちの台詞だ………お蔭様で俺のほうは怪我一つないよ」
ユミル「ク、クリスタは!?」
エレン「しーっ…クリスタなら先に寝かせたよ、ユミルが起きるまで私も休まない!って大変だったんだけどな…命に別状はないって理解したら休んでくれたよ」
ユミル「そ、そうか…ならよか…ッ!?」ズキッ
エレン「!まだ寝てなきゃ駄目だ…捻挫に打撲…体中傷だらけなんだぞ?」
ユミル「いってぇ…そういう事は先に言えよな…」ズキズキ
エレン「…悪い」
ユミル「あ?なんだよ辛気臭い顔して、もしかして私が怪我した事、気にしてんのか?」
エレン「…気にするなってほうが無理だろ…」
ユミル「へっ、お前らしくねえな。今朝のガキみたいなお前は何処いったんだよ」ケラケラ
エレン「………ごめん」
ユミル「や、やめろよそういうの!私は別に何も気にしてねえからな!?」
エレン「…でも本当…よかった」ダキッ
ユミル「はぁ?///ちょ、お前何しやが…ッ!?」
エレン「生きててくれて…無事に目を覚ましてくれて………本当にっ…よかった…」ポロポロ
ユミル「お、おいエレン…」アセアセ
エレン「…」グス
ユミル「………はぁ…」
ユミル「…ったく、お前って本当ガキだよな。普段の駆逐してやる!って言ってるお前はどこいったんだよ…ってかとりあえず離れろ///」
エレン「あ、ああ…悪い…」パッ
ユミル「でも…ありがとな」
エレン「…いや、助けてもらったのは俺のほうだぞ?ユミルが居なかったら岩が直撃してどうなってたかわかんねぇし…」ゴシゴシ
ユミル「ならお互い様って事でいいだろ?…第一、仲間なんだから助けあって当然だろうが…」
エレン「………」ジー
ユミル「…何だよ?」
エレン「いや…ユミルがそういう事言うと思ってなくて…」
エレン(あ、また怒られるか?)
ユミル「………そうだな」
エレン「え?」
ユミル「私が、仲間…なんて言葉…使うのおかしいよな…」
エレン「ユミル?」
ユミル「多分………クリスタと一緒にどっかの死に急ぎ野郎と訓練しすぎたせいだな」
エレン「…なあ、それってもしかして俺の事か?」
ユミル「もしかしなくてもお前の事だよ馬鹿」
エレン「…ひでえ」
ユミル「本当、お前と一緒にいると私まで馬鹿になっちまいそうだ…」
エレン「…そんなに馬鹿馬鹿言うなよ…」
ユミル「…あ、そういや」
エレン「どした?」
ユミル「あの時は聞き損なったけど…なんで雨が降るって思ったんだ?」
エレン「…その話するのか?」
ユミル「当たり前だ!何となくで休憩時間を減らされちゃたまんねえよ!」
エレン「うーん…何から言えばいいのか…」
ユミル「?」
エレン「…俺が家族…母さんを巨人に殺されたって言うのは知ってるよな?」
ユミル「…ああ」
ユミル(こりゃ聞かないほうがよかったかもな…)
エレン「その時からさ、嫌な事が起きそうになると…本当…何となく分かっちまうんだよ」
ユミル「…だから雨が降るって分かったのか?」
エレン「半分は当たりかな…」
ユミル「半分?」
エレン「雨が降るって事より、雨が降ってきた後に何かが起こる予感がしたんだ、だから早く目的地に着かなきゃって…」
ユミル「なるほどな、だから急いでた訳だ」
エレン「まぁ、結局意味なかったけどな…ユミルに怪我させちまってるし…」
ユミル「いや、充分意味あっただろ」
エレン「え?」
ユミル「だって、あの時のんびり休憩してたらこの小屋に着くのはもっと遅れてたって事だろ?もしまだ目的地まで距離があるところで、さっきみたいな事があったらもっと大変な事になってるぞ?」
エレン「で、でも、ちゃんと休憩してたら誰も怪我しなかった可能性も…」
ユミル「あくまで可能性は可能性だろ?絶対に事故が起きないって言える訳じゃない」
エレン「………」
ユミル「それに…結果的に怪我はしたけどよ、私は助かった。ならそれでいいじゃねえか」ケラケラ
エレン「………たんだ…」
ユミル「あ?」
エレン「怖かったんだよ…また、大切な人を失うんじゃないかって…しかも今度は自分のせいで…」
ユミル「…」
エレン「母さんが殺された時…俺は何もできなくて…ただのちっぽけなガキで…無力だった…」ギュ
エレン「もう二度とあんな思いはしたくないって…だから強くなろうとしたのに…」
…また夜に書くと思う
おやすみなさい…
ユミル「この馬鹿」ブン
エレン「いてぇ!?」ゴッ
ユミル「馬鹿だとは思ってたが、まさかここまで大馬鹿野郎だったとはな」
エレン「うぅ…そんなに馬鹿って言わなくてもいいだろ…」
ユミル「…いいからほら、ちょっとこっち来い」グイ
エレン「え?うおぉっ!?」
ユミル「よし、これでいい」
エレン「え、え?」
エレン(な、なんでひざ枕されてんの?…)
エレン「ユ、ユミル?」
ユミル「うるさい、ちょっと黙ってろ」
エレン(ええぇぇぇ…)
ユミル「ったく」ナデナデ
エレン(あ、頭撫でられてる…)
ユミル「…あの程度でこの私がくたばる訳ねえだろ?お前は私を甘くみすぎなんだよ」
エレン「…」
ユミル「…お前はよくやってるよ。でも、全部自分一人で背負う事はねえだろ?もっと周りの連中に頼ればいいんだよ、私やクリスタとかな」ナデナデ
エレン「でも俺は…」
ユミル「でもじゃねぇんだよ、お前が誰かを守りたいって思うように、他の奴………例えば、私とかクリスタだってお前の事を守ってやりたい、困ってたら助けてやりたいって思うんだからよ」ナデナデ
エレン「………」
ユミル「お前はよくやってるよ。…でも全部自分一人で背負わなくてもいいんだよ。………さっきも言ったけど、私達は仲間なんだからな」ナデナデ
エレン「………ぅ」グス
ユミル「…安心しろよ、私はお前やクリスタを残して死んだり死ねえから…」
一応言っとくとユミルの台詞はミスじゃないよ!
大事な事だから二回言ってエレンにいい聞かせてるんですよー
エレン「………グス」
ユミル「…お前の場合はもっと他人に甘えりゃいいんだよ、少なくとも私はそんなお前を受けとめてやるから…」ナデナデ
エレン「ヒック…ぅぅ…ぅぁぁぁ…」
ユミル「よしよし、ずっと一人で抱え込んでたんだよな…辛かったよな…」ナデナデ
エレン「…ぅ…ヒック…」
ユミル「泣きたいだけ泣けばいい…ここにいるのはお前を想ってる奴だけなんだからな」
エレン「ぅ…ぅあぁぁぁ!ひっ…ぅあぁぁぁ!!」ギュウ
ユミル「…大丈夫、大丈夫だからな」…ギュウ
ーーーーーー
ーーーーー
ーーーー
ーーー
ーー
ー
エレン「…zzz」
ユミル「ったく、泣くだけ泣いたら寝ちまいやがった」
クリスタ「………ユミル」
ユミル「クリスタ…悪い、お起こしちまったか?」
クリスタ「まあ…あれで起きるなってほうが無理だよね…あはは」
ユミル「…それもそうか」
クリスタ「…ねぇユミル」
ユミル「ん?なんだよ?」
クリスタ「今日は三人で寄り添って寝よっか…」
ユミル「はぁ?何言ってんだ…って言いたい所だが…今日ぐらいなら別にいいかもな…」
ーーーーーー
ーーーーー
ーーーー
ーーー
ーー
ー
エレン「…zzz」
ユミル「ったく、泣くだけ泣いたら寝ちまいやがった」
クリスタ「………ユミル」
ユミル「クリスタ…悪い、起こしちまったか?」
クリスタ「まあ…あれで起きるなってほうが無理だよね…あはは」
ユミル「…それもそうか」
クリスタ「…ねぇユミル」
ユミル「ん?なんだよ?」
クリスタ「今日は三人で寄り添って寝よっか…」
ユミル「はぁ?何言ってんだ…って言いたい所だが…今日ぐらいなら別にいいかもな…」
訂正
ユミル「お起こし」×
ユミル「起こし」○
クリスタ「ふふっ、じゃあエレンが真ん中ね」
ユミル「え、いや、私はクリスタの隣が…」
クリスタ「はいはい、ユミルも本当はエレンの隣がいいんだよね?」ニコニコ
ユミル「………ちっ///じゃあ、それでも構わねぇよ」
クリスタ「素直じゃないんだから」クスクス
ユミル「うるさい………おやすみ、クリスタ」
クリスタ「…うん、おやすみユミル」
ユミ・クリ「おやすみ、エレン」ギュ
エレン「…zzz」
ーーーーーー
ーーーーー
ーーーー
ーーー
ーー
ー
ー翌日ー
エレン「………ん…んん…ん?…あれ…俺…いつの間に………ッ!?」
クリスタ「スゥ…スゥ」ギュウ
ユミル「ぅぅん…zzz」ギュウ
エレン「」
エレン(ど、どういう事なの?…)
エレン「ってか動けない…」
クリスタ「スゥ…エ…レン…zzz」ギュウゥゥゥ
エレン(ッ!?ちょ!クリスタ!?)
ユミル「コノ…バカヤロウガ…zzz」ギュウゥゥゥ
エレン(ユミルまでぇぇぇ!!?うわぁぁ…胸とか胸とかいろいろやばい!)
エレン「お、おい二人とも…」
クリスタ「ダイ…ス…キ…zzz」
ユミル「ス…キ…zzz」
エレン(え?え!?ね、寝言だよな!?…あぁいいにおいがするなぁ………やばい、あれがやばい…頼むからおさまってくれぇ!!)
とりあえずここまで…
ではまた
ユミル「………ん…」
エレン(あー…これやばいスッゴいやばい…)
クリスタ「ぅん……んー…zzz」ゴロッ
エレン(お、クリスタが離れた…後はユミルをなんとかして…)チラ
ユミル「………」
エレン(…そういや俺…昨日ユミルに…)ジー
エレン「………何考えてんだ俺…」
ユミル「………」
エレン「………」…チュ
ユミル「っ!?………」
エレン「………あ…」
エレン(な、何やってんだよ俺!?寝てる相手にキスなんて…最低にも程があるだろ……いや、事故でしちまった事はあるけど………でも…)
ユミル「………」
エレン「…なんか…すげぇ愛おしく思えてきた」
ユミル「………///」
クリスタ「…」ジー
エレン「…何言ってんだろ…俺………もっかい寝よ…………ってか寝れんのかな?」
ユミル「………ぅぅ///」
クリスタ「………ずるい…」ボソッ
数時間後
エレン「ーさて、出発するか!」
クリスタ「…」ジー
ユミル「あ、ああ、そうだな///」
エレン「な、なんだクリスタ?」
クリスタ「…別になんでもないよーだ…」
ユミル「は、早く行こうぜ………///」
エレン(な、なんか変な空気だ…)
クリスタ(…もう、勝ち目はないかな…)
ユミル(あ、あいつ…ふざけんなよ!///………寝てる私に…あ、あんな…キ、キスなんかしやがって!///絶対責任とらせ………いやいや!責任とらせる必要は…ああ、訳わかんねぇ!?)
数時間後
エレン「ーさて、出発するか!」
ユミル「あ、ああ、そうだな///」
クリスタ「…」ジー
エレン「な、なんだクリスタ?」
クリスタ「…別になんでもないよーだ…」
ユミル「は、早く行こうぜ………///」
エレン(な、なんか変な空気だ…)
クリスタ(はぁ…もう勝ち目はないかな)
ユミル(あ、あいつ…ふざけんなよ!///………寝てる私に…あ、あんな…キ、キスなんかしやがって!///絶対責任とらせ………いやいや!責任とらせる必要は…ああ、訳わかんねぇ!?)
とりあえず訂正
ーーー
ーー
ー
クリスタ「ーってな感じで、エレンはユミルに惹かれちゃったんだろうね」
サシャ「…二人とも、凄い青春してますね」
クリスタ「ねー…本当、羨ましい」
サシャ「あ、あはは…」
クリスタ「でも…」
サシャ「…?でも?」
クリスタ「二人が幸せならそれでいいかな…私の事も大事にしてくれてるし♪」
サシャ「…そうですね!私も二人が幸せなら凄く嬉しいです!」
クリスタ「うん!私もスッゴく嬉しい」ニコニコ
サシャ「…そういえば、エレンは今ごろ、どうしてるんでしょうね?
クリスタ「多分、ユミルに付きっきりで看病するとか言ってそうだね」
サシャ「ありえますね…」
場所は変わって…
ー医務室ー
ユミル「…お前はなんでいるんだよ…」
エレン「クリスタに、ユミルが風邪気味って聞いたから…」
ユミル(あいつ…エレンにだけは言うなってあれほど…)
エレン「どれどれ…熱は、っと」ピタ
ユミル「ッ!?///」
ユミル(こ、こいつ額で!?ってか顔ちけぇ!!///)
エレン「…結構あんじゃねぇか。えっと、タオルはっと…」
ユミル「あ…」
エレン「ん?どした?」
ユミル「…な、何でもない…」
ユミル(キス…してほしかったけど…風邪うつったら駄目だしな…)
エレン「あ、そっか。そういや、まだだったな」
ユミル「は?何が?」
チュ…
ユミル「………」
エレン「おはようのキス、するの忘れてた」
ユミル「おはよう…?」
エレン「うん。おはよう、ユミル」
ユミル「…おはよう…」
エレン「じゃあ、水持ってくるから、ちょっと待っててくれよな」タッタッタッ
ユミル「………///」
医師(私がいる事忘れてるんだろうなぁ………出るとしよう)スタスタ
医師「青春だなぁ…」
ーーー
ーー
ー
エレン「ほら、タオル」
ユミル「あ、ありがとよ…」
エレン「………」
ユミル「………」
エレン「………」
ユミル「………いつまでいる気だ?」
エレン「ん?俺はユミルの傍にずっといるよ」
ユミル「そういう意味じゃねぇよ!」
エレン「…?違うのか?」
ユミル「はぁ……お前、私の様子を見に来たんだろ?」
エレン「ああ」
ユミル「じゃあ、もういいだろ?…ほら、早くみんなのとこに戻れよ」
エレン「嫌だ」
ユミル「は?」
エレン「ユミルが元気になるまでここにいる」
ユミル「……お前なぁ…」
エレン「ユミルは俺が傍にいちゃ嫌なのか?」
ユミル「い、嫌なわけないだろ。でも、お前には訓練があるだろうが」
エレン「一日くらいやらなくても平気だって」
ユミル「いや、そういう問題じゃ…」
医師「ーあれ?イェーガー訓練兵…まだいたのかい?」
エレン「先生…俺、今日はユミルの傍にいてやりたいんです!」
ユミル「無理に決まって……」
医師「仕方ないなぁ。じゃあ、キース教官には私が上手く伝えておくよ」ニコニコ
ユミル(ええぇぇ!?)
エレン「ありがとうございます!!」
医師「あはは。じゃあ、私は行くから…後は君に任せたよ~」
ーーー
ーー
ー
ユミル「あんなんでいいのかよあの医師…」
エレン「ん?知らないのかユミル」
ユミル「…あ?何がだよ?」
エレン「あの人…訓練兵同士の恋愛を応援してくれてる人らしいぞ」
ユミル「……初めて聞いたんだが…」
エレン「あの人に恋愛事で相談する奴も多いみたいだし、結構みんなに信頼されてるんだろうな」
ユミル「へぇ……ってかエレン」
エレン「なんだ?」
ユミル「なんでお前は一緒にベッドに入ってるんだよ…」
エレン「あ、やっぱ辛いか?二人っきりだし、ユミルにくっついていたかったんだけど…」
ユミル「…いや、辛くはねえよ。…だから…別にこのままでもいい…」
エレン「そっか。じゃあこのまま一緒に寝ようぜ」
ユミル「……うん」
エレン「にしても、風邪かぁ…。最近寒くなってきたもんな…」
ユミル「…だな」
エレン「次の休日までには治さないとな」
ユミル「ああ、わかってるよ」
エレン「…んー」
エレン(そうだなぁ……よし、いいこと思いついた!)
ユミル(ってか、まじで体調戻さないとな。せっかくの休日が台なしになっちまう…)
エレン「デート楽しみだな」
ユミル「……デート…か…///」
ーーー
ーー
ー
一週間後
ー女子寮ー
クリスタ「ユミル、朝だよー」ユサユサ
ユミル「んぅ……んん?……クリスタか……おはよう…」
クリスタ「おはよう、ユミル」
サシャ「うぅ…今日も寒いですね…」
ミカサ「私は平気」グルグル
サシャ「マフラー持ってますもんね」
ミーナ「ミカサいいなぁ…」
ミカサ「ふふっ」ドヤァ
ユミル「………」スッ
クリスタ「あれ?ユミル……それって…」
ユミル「ん?ああ、これか?」
クリスタ「うん。それ…マフラーだよね?そんなの持ってたっけ?」
ユミル「……貰った」
クリスタ「貰ったって…もしかしてエレンに?」
ユミル「ああ。この前の休みに出かけた時にな…買ってくれたんだ」
ミカサ「!?」
ユミル「あと……あいつも同じ物を買ったんだ」
ミカサ「!!!??」
クリスタ「よ、よかったね!」
クリスタ(い、いくらなんでもラブラブ過ぎない!?)
ミカサ「ユ、ユミル…今なんて…」
ユミル「…///は、早く飯食いに行こうぜ!あいつも待ってるだろうし!」ガチャ
クリスタ「う、うん」
ミカサ「ッ!ユミル、待っ…」
エレン「…よっ」
ユミル「あ…」
クリスタ「あ、エレン」
ミカサ「ユミ………エレン…?なぜここに?」
エレン「ユミルに早く会いたくてさ」
クリスタ「あ、そのマフラー」
エレン「これか?いいだろ?ユミルとおそろいなんだ」
ユミル「お、おい///」
ミカサ「」
エレン「ほら、早く行こうぜ。待ってる間に体が冷えちまった」グイッ
ユミル「うぁぁ///」
サシャ「朝からイチャイチャしてますね~」
ミーナ「いいな~。私も彼氏欲しいな~」
エレン「ユミルの手、暖かいな」
ユミル「お、お前の手が冷たすぎるんだよ!」
エレン「嫌か?」
ユミル「嫌なわけないだろ!!」
エレン「だよな。ずっと一緒にいるって約束したしな」
ユミル「あ。…うぅ///」
エレン「なにがあってもこの手は離さない。俺達はずっと一緒だ」
ユミル「…そうだよな…ずっと一緒なんだよな」ギュウ
ミカサ「」カジカジ
クリスタ「ミ、ミカサ…マフラー噛んじゃダメだよ…」
終わり
さて、いい加減終わらせないと、と思い書きあげました。
だらだら長引かせた割にありきたりな展開で申し訳ないです
あ、あと転載は禁止です。
読んでいただいた方々、ありがとうございました。
このSSまとめへのコメント
青春・・・か。(*・ω・)ノ