剣心「なんでござるか」
俺「不殺って、人を殺さないって意味だよね?でもこれ、刃が逆に付いてるってだけで鉄の固まりでしょ?」
俺「こんなんで人を殴ったら死んじゃうよね?しかもキミさ、なんか凄い剣術の使い手なんでしょ?」
俺「飛天御剣流っていったっけ。それであのわざあるよね、九頭龍閃」
剣心「・・・」
俺「あるよね?」
剣心「・・・あるでござる」
俺「あれってさ、一瞬で9回も目にも留まらぬ突きを出すんだよね。これ、鉄の塊。これでそんなことしたらさ、どうなる?」
剣心「・・・」
俺「死んじゃうよね?剣術やってるならわかるでしょ?こんな重いもので凄い速度で人を殴ったら死んじゃうことくらい」
俺「これで不殺なんてちゃんちゃらおかしいよね?そもそも人を殺さないなら闘わなければいいんだし」
俺「もっといえば、逆刃ってことはいざという時は刃を使うつもりってことでしょ?本当に刃を使わないなら付ける必要ないもんね」
剣心「・・・もういいでござる」
俺「よくないよ。まだ話してる途中だよ。あれ?なんで刀を抜いてるのさ、ねえ。どうするの?脅すの?」
俺「これは不殺の逆刃刀でござる」
俺「ちょっと待って」
俺「これは不殺の逆刃刀でごさる」
剣心「ちょっと待って」
剣心「キィエエエエエエエエエエエエエイ!!!」
俺「ぐあーーーーーーっ!!!」
松本「焔玉ってあれやん、人間の脂で燃えるらしいやんか」
浜田「そうやで」
松本「おかしいやんか!だったら紅蓮腕も脂にせえよ!」
浜田「ええやんけ火薬とか派手やし」
松本「ええー!んで最後は何も無しに燃えるんかい!」
浜田「あれも脂や」
松本「ええー!もう意味わからん!じゃあな、じゃあな、なんで弐の秘剣は火薬にすんねん!」
浜田「もううるさいわ!ハガキー」
剣心「安心しろ、峰打ちだ」
>>1「」
剣心「あ」
剣心「・・・もういいでござる」
俺「よくないよ。まだ話してる途中だよ。あれ?なんで刀を抜いてるのさ、ねえ。どうするの?脅すの?」
びゅんびゅんびゅんびゅん!!
俺「ひえええ!?」
俺「…………」ガタガタガタ
剣心「安心するでござる、全て寸止めでござるよ。驚かせてすまない」
俺「あ、へ…てひぃへ?」ジョロロロロ
剣心「そなたの言う通り、一歩間違えれば逆刃と言えども殺人は可能。
……そのような事にならぬよう、一から鍛え直すのに苦労したでござる」
剣心「それに、人を殺さないならば戦わなければ良い……というのは分からなくも無い話ではある。
実際に戦わずして済ませられるならば、拙者もそうしたい。しかし……」
俺「は、はい……」
剣心「太平の世でも、目の前に危険に陥る人がいる時、守るべき者を守らねばならぬ時もある。
「不闘」などという贅沢が許されぬ時もあるでござるよ」
俺「俺が間違ってました、すんません!!」土下座
終わり
別に普通の刃でも手や足切り落とせば殺さずに勝てるじゃん
>>116
動脈とかイクだろう
いい加減にしろ
このSSまとめへのコメント
マジレスすると九頭龍閃は人体の急所に同時に打ち込む技で最後以外突きじゃないし、その最後の突きも柄頭でやってるから刺さらない
まあそれでも鉄の棒で神速で殴られたらどっちみち死ぬけど