エレン「ど、童貞じゃねぇし!」(84)

ジャン「エレン!いつもいつもミカサに世話焼かれやがって!ガキみてぇによ!」

エレン「何だよジャン!ケンカ売ってんのか!?」

アルミン「またか…」

マルコ「ごめんね…」

ジャン「いぃやぁ?事実を言ったまでだ!女にいちいち世話焼かれんのが童貞臭いってんだよ!」

エレン「ど、童貞じゃねぇし!」

構想なし、着地点なし、104期を童貞まみれにしていくだけ、よろしければおつきあいください

ジャン「はっ!どうだか!」(…おいおい…こいつ非童貞かよ…)

アルミン「えっ!?そうだったの!?エレン!?」(嘘だ…エレンに先こされるなんて…)

エレン「あ、ああ!当たり前だろ?この年で童貞は恥ずかしいって!」(…ぼ、墓穴掘ってる気がする…)

マルコ「…」(え?この年で童貞って恥ずかしいの!?)

エレン「そういうお前こそどうなんだよ!童貞なんじゃねぇの?」

ジャン「はっ!童貞が人をガキだって馬鹿にすると思うか?」(こいつ…鋭い!…ここは…)

ジャン「なぁ!マルコ!一つ上のお前ならオレが童貞じゃないってわかるんじゃねぇか?」

マルコ「あ、ああ…」(僕に振るなよ!僕も童貞だよ!)

エレン「…」(ジャンの口ぶりだとジャンもマルコも非童貞か…くそっ…何だよそれ…!)

ジャン「そういやお前はどうなんだよ、アルミン」(こいつは…童貞だろ…見た目からして)

アルミン(僕に振るなよ!この中じゃ僕が一番童貞臭いよ!)

エレン「アルミンが童貞なわけないだろ!いい加減にしろ!」

アルミン(何言っちゃってんの!?君がいい加減にしてよエレン!)

マルコ「で、どうなのさ、アルミン」(違う…違うと言ってくれ…!)

アルミン「…もちろん僕も経験済みさ!」(何意地張っちゃってんだよ!僕!)

エレン「ほらな?言ったろ?」(嘘だ!嘘だ!アルミンが非童貞なんて…!)

マルコ「へ、へぇ…そうなんだ…」(アルミンまで!?そんな…ってことは…)

ジャン「ふーん、ま、どうでもいいけどな」(こいつもかよ!…いや待てよ…そうすると…)

エレアルジャンマル((((この場に童貞ってオレ(僕)だけか!))))

コニー「よう!お前ら!何話してんだ?」ヒョコッ

エレン「あ、コニー」(こいつは童貞だろ…どう考えても)

ジャン「なぁに、ただ童貞は恥ずかしいって話をな」(こいつは童貞だな…きっと)

コニー「ふーん、面白いか?そんな話してて」(童貞って何だ!?恥ずかしいものなのか!?)

マルコ「いや…ただ、誰が童貞かそうじゃないか気になってね」(コニーは童貞だろ…おそらく)

アルミン「コニーはどうなんだい?」(コニー…!童貞であってくれ…!)

コニー「え?それは…」(だから童貞って何だよ!?わからねぇけど…恥ずかしいことってんなら…)

コニー「童貞なわけないだろ?そうだったら恥ずかしくて外も歩けねぇよ」(こ、これでいいんだよな?)

エレアルジャンマル((((何でハードルあげるんだよ!…それにコニーも非童貞か!くそっ!))))

エレン「だ、だよなぁ!童貞なんて恥ずかし過ぎるぜ!」(どんどん墓穴掘ってるな…オレ…)

ジャン「まったくもって同意だな、実力がないならまだしも、ここにいるのは成績優秀者ばかりだぜ?」(自分でハードルあげてどうすんだよ!?オレ!?)

アルミン「僕は別に成績優秀じゃないけど非童貞だよ、自慢じゃないけどね」(自慢じゃないに決まってるだろ!ただの嘘だよ!)

マルコ「僕なんてみんなより一つ上だからね、もし童貞なら恥ずかし過ぎるよ」(実際一番恥ずかしいよ!)

コニー「おう!成績優秀なら童貞なわけないモンな!」(だから童貞って何なんだ!?)

エレン「じゃ、じゃあ逆に経験豊富そうなのは誰だと思う?」(こ、ここは…話題をそらさないと)

ジャン「やっぱ…長身のベルトルトや、年長のライナーとかか?」(まぁ…こいつらは非童貞だろうな…間違いなく)

コニー「聞きに行ってみようぜ!気になる!」(もしかしたら童貞の意味がわかるかもしれねぇしな!)

アルミン「いや、やめた方がいいんじゃ…」(多分非童貞だろうし…聞くのは…)

マルコ「う、うん、僕もそう思う」(そんな自殺行為…)




ベルトルト「僕やライナーの名前が聞こえたけど、何の話をしてるの?」

エレン「ぐっ…い、いや、なんでもねぇよ!なぁ!」

ジャン「ああ、なんでもないな」

コニー「実はベルトルトに童貞かどうか聞きたくてな!」

ベルトルト「え?」

エレアルジャンマル((((コォォォォニィィィィ!!!!))))

ベルトルト(えっと…正直に言った方がいいのかな?多分みんなも童貞だよね?)

ベルトルト「み、みんなはどうなんだい?」

コニー「全員童貞じゃないぜ!」

ベルトルト「」

エレアルジャンマル「…」

ベルトルト(嘘だろ!?マルコ以外はみんな僕より年下だろう!?…こ、ここは…)

ベルトルト「いやぁ…そんなに経験はないけどね」

エレアルジャンマル((((なんだよ!その余裕!雰囲気からして非童貞だよ!))))

コニー「や、やっぱりな!」(結局わかんねぇ…何なんだよ…一体)

ベルトルト(う、嘘ついちゃった…ばれたら軽蔑される…助けてライナー!)

ベルトルト「こ、この際、ライナーにも聞きにいかないかい?」(こういうのはライナーの得意分野だし…頼れるよね?)

エレン「ら、ライナーか…」

ジャン「あいつは男の中で一番年上だし一番優秀だからな…何人相手にしてることやら…」

アルミン「それになんか大人の余裕っていうか…そういうのまとってるよね」

マルコ「いつも冷静だしがっついてるとこも見たことないしね」

コニー「つまりどういうことだ?」

アルミン「聞くだけ無駄ってことだよ」

ライナー「何が聞くだけ無駄なんだ?」

アルミン「だから童貞かどうか…ってうわぁっ!?」

ベルトルト「ライナー!」

ライナー「そんなに驚くなよ…で?童貞かどうかだって?」

エレン「あ、ああ…」

ジャン(この際聞いとくか…)

マルコ(どうせ非童貞っていうんだろ…わかってるよ)

コニー(ライナーなら詳しく話してくれんじゃ…)



ライナー「俺は童貞だ」





全員「え?」

今日はここまで、女子の処女バージョンも書こうか思案中

ライナー「うん?何をそんなに驚いてるんだ?」

エレン「お、お前…童貞なのかよ…嘘だろ?」

ライナー「おいおい、なんで俺がそんな嘘つかなきゃならん」

コニー「恥ずかしくないのか?」

ライナー「うーん…考えたこともないな、恥ずかしいか?」

マルコ「君は一番年上じゃないか、み、みんな童貞を捨ててるのに」

ライナー「え?お前らみんな非童貞なのか?」

ジャン「あ、ああ…」

ベルトルト「…」

ライナー「…ベルトルト、相手はあいつか?」

ベルトルト「え?ああ、うん…」(あいつって誰だ!?心当たりなさ過ぎてわからない!)

ライナー「そうか…よかったな」(アニとそこまで進んでたとは…やるじゃないか、ベルトルト)

アルミン「…えーと…僕らが君より先に…その…経験があると知って、惨めだとか悔しいだとか思ったりしないの?」

ライナー「なんでそんなこと思うんだ、まぁ、少し寂しいってのはあるがな」

全員「…」

コニー(少し整理するか…童貞ってのは何かを経験することで捨てられる、そんでもって相手が必要)

コニー(それで、捨ててる可能性が高いのは歳食ってる奴や、大人っぽい奴、それに童貞であることで恥ずかしがる奴とそうでない奴がいる)

コニー(ライナーは恥ずかしくないけど寂しいって言ってた…なるほどな)

コニー(…わからん!!)

ライナー「しかしな、ベルトルトやマルコはともかくコニーやアルミンまでとは」

ライナー「相手はやっぱり訓練兵の誰かか?…いや、言いたくないなら言わなくてもいいが」

アルミン(訓練兵になる前はライナーですら14歳…やっぱり女子の誰かって言った方が無難か…)

アルミン「うん、そうだよ」

エレン「!!…ああ、オレもだ!」

ジャン「オレも…な」

マルコ「え?…ああ、僕もだよ」

コニー「オレもだ!」(みんな言ってるし、これであってるよな?)

ベルトルト「え?え?ぼ、僕も…」

ライナー「知ってる、さっき言ってたろ?」

ベルトルト「え?」(だ、誰のこと言ってるんだよ!?)

ライナー「お前ら全員彼女がいるのか、よかったな」

コニー「え?」

ライナー「うん?童貞を捨てたってことはそう言うことだろ?」

アルミン「!!…ああ、もちろんさ!」

エレン「い、いるに決まってんだろ!」

ジャン「あ…ああ、当たり前だろ!」

マルコ「え?う、うん…」

ベルトルト「え?え?…ぼ、僕も…いる」

コニー(…は!そうかわかったぞ!彼女がいないとできないってことは、童貞ってのは…)



コニー(母ちゃん以外とキスしたことない奴のことだな!)

コニー(…でも、オレもしたことないけど…今更ほんとのこと言うのも癪だし…)

コニー「オレだっているぞ!」

ライナー「そうか…なんだか寂しさが一段と増したな…ま、仕方ないか」

ライナー「さて、色気のある話もこれでおしまいだ、さっさと寝るか」





ミカサ「…」

アニ「…」ペラッ

ミーナ「ふわぁ…」アクビー

サシャ「…」ウトウト

クリスタ(ユミル遅いなー…どこ行ったんだろ?)

ミカサ「…私は!」

全員「」ビクッ



ミカサ「非処女だ」

全員「…は?」

アニ「…いきなり何なの?あんた…」

クリスタ「そ、そうだよ!いきなりそんなこと口にするなんて…///」

ミーナ(どうしよう…どんなリアクションすればいいのかわからない…)

サシャ「…?」

ミカサ「私は非処女、相手はエレン」(…嘘だけど)

サシャ「な、何が言いたいんでしょう?」

ミーナ「多分だけど…エレンと自分はそういう関係だって言いたいんじゃない?」

クリスタ「///」

アニ「…やっぱり私、あんたのこと苦手だよ」(くそっ…!こんな猪女に負けるなんて…!)

ミカサ「私はやっぱり女として見られてる、少なくともエレンには」(妄想だけど…)

アニ「…で?」

ミカサ「15過ぎて処女だなんて…女としての魅力が皆無なのに違いない」(私はまだ14、問題ない)

アニ「」イラッ

ミーナ「」

サシャ「…」

アニ「…興味ないね」イライラ

ミーナ「ふ、ふーん…ミカサはそう思うんだぁ…」

サシャ(私には…女としての魅力が皆無…)

クリスタ(私は14だし…まだ大丈夫だし…)

ミカサ「…もしかしてあなた達…処女なんてことは…」

アニ「そんなわけないでしょ、ロストヴァージンしてるに決まってるでしょ」(…ああ…やっちゃった…)

ミーナ「わ、私もだよ、うん…」(…勢いで嘘ついちゃった…)

サシャ「えーと…私も…です」(もう…なるようになれ…)

クリスタ(え?み、みんな…そうなんだ…)

ミカサ「…なるほど…クリスタ以外は…」

クリスタ「わ、私も!」(何意地張ってるの!?私!?)

ミカサ「なら、ここにいるみんなが…」(これは想定外…)

アニ(私以外みんな…)

ミーナ(ばれたら…笑われるね…これは)

サシャ(なんでこんな事言っちゃったんでしょう…)

アニ「ちなみにあんたが引っ付いてるあいつなんて眼中にないよ、私の相手はもっと大人っぽい男だから」(こうなればとことん張り合ってやる)

ミカサ「そう、それを聞いて安心した」(アニはエレンに手を出すつもりはない…)

ミーナ「へ、へぇ…アニは大人っぽい人が好みなんだ」(まぁ…アニもどこか大人びたところがあるしね…)

サシャ(こ、この手の話は苦手なんですよね…)

ミーナ「サシャの相手はどんな人なの?」

サシャ(ひぃぃぃ!?こっちに振らないでください!)

サシャ「えーと…えーと…」

ミーナ「あ、言いたくないならいいよ、うん」

サシャ「すいません…」

ミカサ「それにしても…クリスタが経験済みとは…意外」(まさかクリスタに先を越されてたなんて…)

アニ「そういえばそうだね…」(ミカサはともかく…この子にまで負けたなんて)

ミーナ「ミス・純潔って感じだもんね」(実際は私が純潔なんですけどね…)

サシャ(クリスタだけはと思ってたんですけど…)

クリスタ(あぁぁ…嘘なんてつかなきゃよかった…)

クリスタ「わ、私は…そんな…えーと」

ミーナ「あ、でも、ユミルがいつも一緒にいるしね」

クリスタ「え?」

ミカサ「ああ、なるほど…」

アニ「確かに…あんな貞淑さと無縁の存在の近くにいれば毒されるよね」

クリスタ「あう…」(…否定できない)

サシャ「もう雰囲気からして百戦錬磨ですもんね」

ミーナ「帰ってきたら聞いてみない?何人相手にしたか」

ミカサ「うん…」

アニ「いいんじゃない?私も興味ある」

サシャ「決定ですね」

クリスタ「うう…やめた方がいいんじゃ…」

ガチャ

ユミル「ただいまぁ!私のこと待ってたか?クリスタ!」

全員「」ビクッ

ユミル「どうしたんだよ、部屋の隅にかたまって」

クリスタ「えっとね、ユミル…あの…」

サシャ「そのですね…ちょっと聞きたいことが…」

ユミル「何だよ、はっきりしねぇな」

アニ「…」

ミーナ「あー…」

ユミル「何なんだよ、早く言えよ」

ミカサ「じゃあ、単刀直入に聞くけど、あなた処女?」

アニクリサシャミナ「!!」

ユミル「当たり前だろ、結婚もしてねぇのに」

全員「え?」

ユミル「え?」

今日はここまで、さて、どうやって風呂敷たたむか…

ユミル「え…その…普通そういうのは結婚してからじゃないか?」

ミカサ「いやいや…」(まさか…ユミルが…)

アニ「なにそれ…古臭い」(この中で一番貞淑だったなんて…)

ユミル「ふっ…!?」

ミーナ(なんだろ…負けた気分)

サシャ(あのユミルが…)

ユミル(もしかして…昔とは価値観が変わっちまってるのか…いや、待てよ…ってことは)

ユミル「く、クリスタ…お前…もしかして」

クリスタ「?…なに?」

ユミル(い、いや…聞いちゃダメな気が…)

アニ「それにしても律儀に純潔守ってるのがユミルだけだなんてね」(…今更私も純潔なんて言えない…)

ユミル「」

クリスタ「あれ?どうしたのユミル?」

ミーナ(あっ…)

サシャ(これは…)

ユミル「…そんな…クリスタが…」

クリスタ「?」

ミカアニサシャミナ「…」

ユミル「…もう…寝る…」モソモソ

クリスタ「そう?おやすみユミル」

ユミル「おやすみ…ううぅ…」

ミカサ(今になってこんな話を始めた自分を呪いたくなってきた)

アニ(どうしたんだろ…自分だけ処女ってのがそんなにショックだったの?)

ミーナ(そりゃね…好きな子(?)が目の前で経験済み宣言されたらね)

サシャ(…明日が休日でよかったです…こんな調子で訓練したら、ユミル怪我しちゃいます)

クリスタ「わ、私たちも寝ようか、いくら明日が休みだからって夜更かしはいけないよね」

ミカサ「え、ええ…」(もうこの話は封印しよう…)

アニ「そうだね…」(や、やっと終われる…)

ミーナ「う、うん…」(心労が半端じゃないよ…)

サシャ「お、おやすみなさい…」(ユミル…明日おきれるでしょうか…)

短すぎるけど今日はここまで、用事が入った

あと、多分ライユミ的な展開になると思うので、苦手な人はすいません

―翌日―

ライナー「おい、お前ら!起きろ!休みだからって怠けるなよ」

エレン「…お…おお…」(…気まずい)

アルミン「お、おはよう…」(ろくに顔も見れないよ…)

ジャンマルコニ「…」

ライナー「どうしたんだお前ら、浮かない顔して?」

ベルトルト「ちょ、ちょっとね…ぼ、僕たちは先に食堂の方に行くから…」

ライナー「?…おう、わかった」



ユミル「…」

クリスタ「お、おはようユミル」

サシャ「げ、元気出してくださいよ!早く食堂に行きましょうよ!」

ミカアニミナ「…」

ユミル「…悪い…先に行っといてくれ」

クリスタ「え…そう…ユミルがそういうなら」





ユミル「…はぁぁぁぁぁぁ…」スタスタ

ユミル「そんなことってありかよ…天使が手垢付きだって…」

ユミル「60年の間にこんなに貞操観念について認識の差がついてたなんて…」

ユミル「…あいつが訓練兵になる前はそんなことしてる暇無かったろうし…ここに来てからだな、年齢的にも…」

ユミル「…誰だ…」

ライナー「よう、こんなとこで何してんだ?」

ユミル「…お前か?」

ライナー「何だ、藪から棒に」

ユミル「…はっ…絵面的に犯罪だな」

ライナー「…一体なんなんだ?」

ユミル「お前に言ったって仕方ねぇよ、それより食堂行かないのか?他の奴はみんなそろってるぞ」

ライナー「それはお前もだろう…いや、俺もそうしたいのはやまやまなんだが…どうにもな」

ユミル「どうした、仲間外れにでもされたか?」

ライナー「…まぁ…似たようなもんだ」

ユミル「そうか、私もだ」

ライナー「そうか」

ユミル「そうだ」

ライナー「…なら、今日は時間もあるし、年寄り同士愚痴りあってみるか?」

ユミル「…年寄りっていうなよ…まぁ、私も暇だし付き合ってやるよ」

ライナー「なら飯を取ってくるか、パンだけでも腹に詰めないとな」

ユミル「私のぶんも取ってこい、ここで待っといてやるよ」



―休憩所的な場所―

ライナー「…」

ユミル「…」

ライナー「…クリスタが?」

ユミル「そうだよ…はぁぁぁ…」

ライナー「…誰だ?」

ユミル「相手か?知らねぇよ…というか何人なのかもわからねぇ」

ライナー「…なるほどな…」

ユミル「おう…」

ライナー「…」

ユミル「…」





ダズ「何あの二人怖い」

ユミル「クリスタの他にも私以外の奴は全員貫通済みでよぉ…」

ライナー「…うん?」

ユミル「なんだ、お前も私が未貫通だって馬鹿にすんのか?」

ライナー「…いや…確かに驚きはしたが悪いことじゃないだろう、それに俺だって未経験だしな」

ユミル「…え?」

ライナー「仲間はずれってのもそのことだ、昨日の晩そういう話をしてな、俺以外皆非童貞だった」

ユミル「…いやいや…お前一番年上だろ?甲斐性ねぇな」

ライナー「お前もな」

ユミル「…」

ライナー「…」





ダズ「あいつらこんなとこでなんつう話をォロロロロロロロロロロ」

ライナー「…まぁ…クリスタのことに関しては俺達が口出しすることじゃない」(内心、クルものがあるが…)

ユミル「それはわかってるんだが…何より、クリスタと私が違うってのが一番嫌だ」

ライナー「…確かに…こんな事で疎外されるのはかなわないな」

ユミル「…なぁ」

ライナー「なんだ?」

ユミル「お前、今から私の相手しろよ」

ライナー「は?」

ユミル「お前も私も仲間外れは嫌、ウィンウィンだろ?」

ライナー「うーん…お前はそれでいいのか?」

ユミル「クリスタが私に合わせられないなら、私がクリスタに合わせるだけだ」

ライナー「つまり相手は誰でもいいのか…なら俺じゃなくても」

ユミル「ヤリチン相手なんてゴメンだ」

ライナー「…」

ライナー「…期待はするなよ?」

ユミル「お前もな」

何でダズがこの話で吐くんだよwwww

>>65

お前が振るからだ

あと、エロは書くべき?それとも書かなくていい?

―数時間後、どっかの部屋―

ユミル「あ``あ``ぁぁぁ…まだ痛むぜったく…」

ライナー「すまんな、どうにもやり方がわからなくて」

ユミル「謝んなよ、私も望んだ結果だし」

ライナー「…」

ユミル「これで私もお前もあいつらの仲間入りってわけだ、早速あいつらに言いふらすか」

ライナー「…言いふらすのか…」

ユミル「じゃないとヤッた意味ないだろ?お前だって男どもに言うんだろ、お互い様だ」

ライナー「まぁな…」

ユミル「ほら、さっさと行くぞ、肩貸せ」

ライナー「ああ…」



―食堂―

エレン「…ライナーの奴来なかったな…」

アルミン「あそこまであからさまに避けたらこうなるよ」

ベルトルト「ライナーって意外と繊細だし、きっと落ち込んでるんじゃないかな」

コニー「何!?ライナーに嫌なことしちまったのか!?あいつ来たら謝らねぇと…」

ジャン「…オレには関係ない…うん」

マルコ「…」

クリスタ「ユミル…どこに行ったんだろ…」

サシャ「待ってれば来ますよ…きっと」

ミカサ(…いまだに罪悪感が…)

アニミナ「…」



ダズ「おいお前ら、面白い話があるぜ」



ライナー「着いたぞ、多分まだ全員ここにいると思うが」

ユミル「ならいいんだけどよ、ほら開けろ」

ライナー「はいはい」

ガチャ

全員「あ…」

ライナー「…よぉ」

ユミル「クリスタ!いるか?」

クリスタ「…」

ユミル「実はな…私も…」

クリスタ「…」プイッ

ユミル「あれ…?」

ライナー「お前ら!俺もな実は今しがた…」

エレン「…気に病んで損した」

ライナー「え?…」

アルミン「…馬鹿馬鹿しい…」

ミカサ「なんで罪悪感なんて感じてたんだろう…」

ユミル「これは…どういう…」

サシャ「さぁ?自分で考えたらどうですか」

ライナー「おい、ベルトルト…」

ベルトルト「悪いけど、話しかけないでくれないかな?」

アニ「…」





ライユミ「え?」

コニー「ライナー、実はオレお前に謝ろうと…」

おわり

ごめんよ、着地点が思いつかなかった

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