苗木「ハイパーマルチエンディングシステム?」 【ダンガンロンパ】【安価】 (857)


モノクマ「うん」
苗木「どういうこと?」
モノクマ「ハイパーでマルチなエンディング満載でエクストリームなんだよ!」
苗木「なるほど」
モノクマ「え、わかるの??」
苗木「なんとなくは」
モノクマ「つまり、君の考えるありとあらゆるエンディングが実現可能なんだ」
モノクマ「意中のあの子と二人だけで生存エンドや、全員生存エンド、ハーレムエンド」
モノクマ「はたまた、キミが彼女以上の絶望としてみんなを染め上げる……とかね」
モノクマ「難易度の方も、当然エクストリームだけどね!」
苗木「へぇ~」

モノクマ「……ちょっと喋りすぎちゃったみたいだね」
モノクマ「苗木クン、さっきのわざと?」
苗木「?」
モノクマ「まぁいいや。すでに一度記憶処置はしたけど、もう二回も三回も同じだよね」
モノクマ「忘れろ忘れろ忘れろビーム!!」

――――!!

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1377791040

――――

苗木「……ここは?」
舞園「あっ、気が付きましたか?よかったぁ!」
苗木「舞園……さん?どうして」

どうして彼女がいるんだろう?
国民的アイドル、超高校級のアイドルである彼女が。
ボクとの接点と言えば、中学が同じだったというぐらいだ。話した事はない。
それも彼女の方は覚えていないだろう。

舞園「ここは苗木君のお部屋です。それぞれに個室が用意されてたみたいで。」
舞園「あの後大変だったんですよ?大神さんに苗木君を運んでもらって……」
苗木「あの後……?」
舞園「?大丈夫ですか?苗木君?」

一時的な記憶の混乱だろうと、舞園さんはさっき体育館で起こった出来事を教えてくれた。
ここがおそらく希望ヶ峰学園の校舎であろう事、新入生として15人が集められている事、モノクマと名乗る正体不明の存在、
そしてそのモノクマが語る唯一の、ここから出る方法――コロシアイ。
ボクはそれらの話をとても信じられなかったが、まだ朦朧とする意識で黙って聞いているしかなかった。

舞園「それじゃあ苗木君、私もこの建物を調べて来ますね」
苗木「あっ……」
肝心の舞園さんの事を聞きそびれてしまった。
彼女はボクを知っていた。体育館で自己紹介をしたのだろうか?


>>5
誰と話す?(会話だけでも、しばらく行動を共にしてもいいだろう)


ネタバレありありです。キャラ達は基本、ほっとくとゲーム通りの行動に出ます。
ゲームと少し違うのは、開始時点の舞園さんの親密度をフラットにしています。

霧切

苗木「霧切さん……だっけ?」

霧切「なに?」

舞園さんに聞いた特徴からして、彼女が霧切さんだろう。
返事もそれを肯定している。
そもそも、ボクは彼女の事前情報だけ知らない。
他の超高校級のみんなは、入学前に顔と名前ぐらいは”予習”してあったはずだ。
そんな事を考えてると――

苗木「霧切さんの超高校級の才能って、なんなのかな?」

つい、そんな言葉が出てしまった。

霧切「……言いたくないわ」

苗木「あ、ごめん。急にこんな事聞いて!」

少し馴れ馴れしかったかな?
初対面(ではないのだろうけど)の印象は少し悪くなってしまったようだ。

>>10
このまま話し続ける?続けるなら話題も
今の印象では一緒に行動する事は出来なそうだ
別れて別の人と話す?

ちーたんと話す

「あ、苗木君」

苗木「不二咲さん」

彼女は超高校級のプログラマー、不二咲さん。
その愛くるしい小動物のような外見から、不特定多数の熱烈なファンもいるとかいないとか。

不二咲「この学園の探索だけど、どこもネットは通じてないみたい」

不二咲「扉とか窓とかが破れるかどうかは……ちょっとわからないかなぁ……」

舞園さんも”探索”と言っていたように、どうやら今のみんなの目的は脱出方法を探すことのようだ。

苗木「そうなんだ。ネットとコンピューターがあれば、不二咲さんの独壇場だったのにね」

そう言うと、不二咲さんは少し照れたように俯いた。

さて――

>>18
自分もどこか探索しようか、何か”アイテム”が見つかるかもしれない。(その場合コンマ判定)
それともまだ不二咲さんと会話をするか?(その場合話題も)
不二咲さんとなら一緒に行動出来るかもしれない。
はたまた、別の誰かと話すか?

不二咲と別れ、>>16

―寄宿舎―

大神さん、江ノ島さん、桑田クンがいる。

とりあえず、勝手に人の部屋に入るのはもとより、前をウロウロするのもあまりよくないだろう。
自分の部屋に行ってみる。

苗木「ん?」

自分のドット絵が描かれたネームプレートに、何か引っ掛かってるのが見えた。

チャリン チャリン チャリーン
【モノクマメダル】×2 獲得!!

>>21
さらにどこか探索しようか(コンマ判定)
それとも、誰かと話すか?(話題指定あり、無ければ流れに身を任せる)

桑田と話す

苗木「桑田クン、どうだい?」

魔法の言葉だ。これを最初に言っておけば、話題の一つは確実に引き出せる。
この現状では、恐らくは脱出方法の探索の話題となるだろうが。

桑田「オーッス苗木、こっちは進展なしだ。あのオーガですらビクともしないもん、どうにも出来るかってんだ」

桑田「ところでよお前、さやかちゃんに看病して貰ったんだろ……?クソクソ、クソうらやましいぜ!!」

桑田「あ、変なことしなかっただろうな!?天使のような彼女の優しさにつけ込んでそんなことしやがったら……」

恐らく、の例外がいたようだ。探索の話もそこそこに、舞園さんの話になった。

桑田「あーどうしたらさやかちゃんと付き合えるのかなぁ。苗木なんか知らないか?同級生だったんだろ?」



苗木「桑田クン、どうしてそれを?」

桑田「ん?さやかちゃんから聞いたぜ?三年間ずっと一緒だったんですよ、って」

【彼女は覚えていた】のだろうか?珍しい事もあるものだ。

その後も桑田クンの舞園さんと付き合いたい計画を小一時間ほど聞かされ、

桑田「聞いたんだからお前も協力しろよな!!」

などと理不尽な事を言われた。


>>25
協力する?しない?(協力しておいて後で裏切る事も出来るが、桑田との仲は絶望的になる。)

する

苗木「何が出来るかわからないけど……ボクに出来る事なら協力するよ」

桑田「マジか!?じゃあ早速今夜、俺の部屋で作戦練ろうぜ!」

桑田「じゃ、オレはもう少し別の場所を探索してくるかな。また後でな」

大神さんは律儀にすべての窓を調べている。
江ノ島さんは暇そうにしている。

>>33
別の場所を探索するか?(コンマ判定)
桑田を追いかけて一緒に探索するか?
誰かと話すか?
部屋で休むか?(ただのスキップ)

江ノ島と話す

苗木「探索はどう?」

江ノ島「!?……なんだ苗木か~」

江ノ島「なーんかなんも見つからなそうだし、適当にサボってたとこー」

悪びれなく笑う江ノ島さん。

苗木「大神さんの目を盗んでサボるなんて、やるね」

江ノ島「あはは、だから急に声掛けられてびっくりしたわ~」

苗木「?ところで江ノ島さんって、雑誌とかで見るのとちょっと印象違うね」

苗木「いや、ボクもそんなにそういうの読むわけじゃないから、なんとなくなんだけど」

江ノ島「も~またその話ぃ?あんなん盛ってるに決まってるって言ったっしょー?」

江ノ島「ってかそう何度も言われるとちょっと傷つくなぁ~」

苗木「ご、ごめん」

江ノ島「ま、ジョーダンだけどねー」

ニッシッシ、と笑いながら歩いて行ってしまった。
半分ぐらい冗談ではなかった……のかな?

>>37
別の場所を探索するか?(コンマ判定)
江ノ島を追いかけて一緒に行動するか?
他の誰かと話すか?
部屋で休むか?(ただのスキップ)


―食堂―

朝日奈さん、舞園さん、葉隠クンが話している。

食堂は15人にしてはかなり広い。
元々もっと生徒はいたはずだからだろう。
目に付く物と言えば……観葉植物があった。

「ん?土の中で光る物が……」

チャリーン
【モノクマメダル】×1 獲得!!

>>42
別の場所を探索するか?(コンマ判定)
3人の会話に混ざるか?
他の誰かと話すか?
部屋で休むか?(ただのスキップ)

山田と話す

山田「これは苗木誠殿」

苗木「あ、山田クン」

山田「しかし面妖な建物ですぞ、ここは」

山田「僕の記憶が確かならば……出口はいつも一つ!!もありませんな」

苗木「ははは……」

苗木「でもそうだね、こうしてみんなで手分けしてもうかなり探索してるのに、見つからないようだし」

山田「おや、苗木誠殿はもう他の方の探索結果を聞かれたのですかな?」

苗木「何人か、だけどね」

山田「うむむ……ここはそろそろ、「みんなを食堂に集めてくれ!」といった展開ですかな」

苗木「そうだね、そろそろ全部見回り終わったかもしれない」

山田「では、僕はそれとなくその辺りをブラブラしておりますぞ!」

苗木「あ、山田クンが集めたりは……しないんだね」

山田「そういうキャラではないですからな!それでは!」

苗木「じゃあ、またね」

そろそろみんなの探索も切り上げかな?
それまでに何かしておきたいことは……

>>46
別の場所を探索するか?(コンマ判定)
誰かと話すか?
部屋で休むか?(ただのスキップ)

さくらちゃんと話す

苗木「大神さん、お疲れさま」

大神「む、苗木か」

大神「我は体を動かす事しか出来んのでな、行けるところの窓と扉の破壊を試みてみた」

苗木「えっ、全部の?」

大神「うむ」

苗木「それは本当にお疲れ様ですだよ……」

大神「だがな、全く歯が立たぬ有様でな。我も修行不足なようだ」

大神さんで壊せないなら誰にも壊せないと思うけど……。

(びよよーん)

苗木「?」

大神「ッ!!」

モノクマ「あのー大神さん、ちょっといい?」

大神「出おったな……!」

苗木「モノクマ……!!」

モノクマ「老婆心ながら、一言伝えておこうと思ってさ」

モノクマ「学校の備品を壊すのは、校則違反だよ?違反者はもちろん、オシオキだよ?」

モノクマ「よかったねぇ~窓が丈夫な物ばっかりで」

モノクマ「じゃ、そんだけー。またねー」


大神「校則違反……か」

大神「しばらくは気を付けるとしよう」

大神「だが、その時が来たら我は……」


大神さんの瞳は決意を宿しているように見えた。

さて、
まだ新入生全員を確認してないけど、いいかな?

>>53
まだ確認していない人を探すか?
誰かと一緒にいるか?
みんなを食堂に集めるか?

探す

ええっと、あとまだ確認してない”超高校級”は……

石丸クン、十神クン、大和田クン、腐川さん、セレスさん、かな。

話してない人はまだいるけど、とりあえずは顔と名前を確認しておきたいな。

寄宿舎の部屋、図書館、体育館、辺りに行けばいるような気がする。


>>58
どこに行こうか?

図書館

図書室に行こう


―図書室―

腐川さんがいる。
何か話しかけづらい雰囲気だけど……

【安価下】
話しかけてみるか?

苗木「や、やあ腐川さん、何してるの?」

腐川「ヒッ!?ななな、なんだ、苗木か……」

腐川「あ、あたしになんて用なんかないでしょ!?あっち行ってよ!」

苗木「用ってほどじゃないけど……あ、図書室には何かあった?」

腐川「な、何もないわよ……本は、あるけど、色々」

腐川「窓はあの高いところに一つだけ、脱出はとても無理よ」

苗木「そっか。じゃあ、そろそろみんなで集まろうって事になったんだけど――」

>>65
一緒に行こうか?
別の誰かと行こうか?
一人で行こうか?

(図書室2Fだった……本当はまだ開放されてないけど、影響無い範囲なのでこのまま)

(パソコンあると影響出そうだが…)

舞園と一緒に行き、看病の礼も言う

苗木「食堂に集まると思うから、なるべく来てね」

腐川「……」

苗木「それじゃあ」

ボクもそろそろ行かないとな。
舞園さんと一緒に行こう、桑田クンが言うには気を失ってた間看ててくれたみたいだし。

苗木「そのお礼も言いたいし……ね。」

誰に言うでもなく、そんな建前を口に出していた。

苗木「あ、舞園さん!」

舞園「苗木君、もう具合は大丈夫なんですか?」

苗木「うん、おかげさまで。さっきはありがとうね。看病してくれて」

舞園「いえ、大した事は何もしていません。ただ、苗木君が心配で……」

苗木「舞園さん……」


苗木「(そういえば、舞園さんは中学で同級生だった事覚えているんだろうか……?)」

舞園「ええ、もちろん覚えていますよ」

苗木「……!!え!?」

なんで……?聞こえ……?

舞園「エスパーですから」

アイドルの彼女とも少し違う、いたずらっぽい笑みで言う。

舞園「じょ、冗談ですよ?」

今度は照れた仕草で少し慌てて見せる。

舞園「あ、そうだ。もうみんな集まって来てますよ、私達も食堂に行きましょう?」

苗木「そうだね、行こう」


―食堂―

ほとんど全員集まっている。
いないのは――
腐川さんと十神君と桑田君、かな。

まだ本題には入らないようで、各々雑談している。

これから何かが起こるにしても、誰かと話しておいた方がいい気がする。



>>69
誰と話す?


>>65その辺はフレキシブルに……というか以降開放まで図書室でイベントは起きません)

ちーたん

苗木「不二咲さん」

不二咲「あ、苗木君」

苗木「みんな、あんまりいい報告はないみたいだね」

不二咲「そうだねぇ、パソコン欲しいなぁ……」

苗木「不二咲さん?」

不二咲「あ、ううん。ね、苗木君はパソコンとかする?」

苗木「うーん人並みには、するかな?」

苗木「情報収集とか調べ物したりとか、詳しい人に聞いたり、とか」

不二咲「そっかぁ」

苗木「不二咲さんみたいな人になると、パソコンでどんな事をするの?」

漠然とした質問だった気がしたが、

不二咲「基本は普通の人と変わらないよ?ただ、それをプログラムで効率的にやったりとか」

不二咲「最近はその管理もAIに任せられないかな、って試してるところかなぁ」

不二咲「人がそれをやるには時間が掛かり過ぎる事もね、AIなら出来るんだ」

不二咲「死ぬこともなく……ね」

苗木「へぇ、なんだかすごいね」

そんなことないよ、これしか取り柄ないから、と言いながら不二咲さんははにかんだ。
か、可愛い……これは変なファンが付くのも少し納得かもしれない。

おっと、他の人とも話しておこうかな?

>>72
誰かと話す?
それとも、もう全員集まるまで待つ?

石丸クンと話す

苗木「あ、石丸ク……」
石丸「苗木くん!!遅いぞ!!」

石丸「キミはどうして、いつもいつも団体行動の輪を乱すんだ!」

苗木「え、で、でもまだ来てない人もいるし……」

石丸「そんなのは関係ない!いいかい、団体行動というのはだな……」
「そんなの横暴です!」

あ、舞園さん。

舞園「苗木君は気絶してたんですよ?遅れたくて遅れたわけじゃありません」

本当はだいぶ前から気が付いていて、自己紹介を覚えてないからみんなに会って回ったり、
何か落ちてないかなって探索してたんだけど……。
今は舞園さんに任せてしまおう……。

舞園さんは静かだが強い口調で石丸クンに抗議している。
石丸クンはどこかたじたじだ。

石丸「う、うむ……そう、だな。苗木くん!以後気を付けるように!」

石丸くんはうんうん、と大げさに言いながら足早に去って行った。


苗木「ありがとうね、舞園さん」

舞園「ふふ、本当の事を言っただけです」

舞園さんがボクの斜め後ろの位置にいる。


>>76
誰かと話す?
それとも、もう全員集まるまで待つ?

集まるまで待つ

これくらいでいいかな?本当に?

みんなが集まるまで待とう――


石丸「さて、みんな集まったようだな」

石丸「各自探索した結果を報告しようじゃないか」

石丸「まずは僕からだな。僕は主に体育館とその近辺を調べてみた」

大和田「オレもだ」

石丸「モノクマが出たところだからな、念入りに」
大神「我は別の場所でモノクマに会ったぞ」

大神「寄宿舎の廊下でな。学園の備品を壊すのは校則違反だ、と釘を刺された。苗木も一緒であった」

苗木「うん、その時ボクもいたよ」

不二咲「あ、モノクマなら厨房で会ったよ」

不二咲「厨房を探索してたら突然現れて、食料の事は心配するな~って言われたんだ」

苗木「うーん、呼んでもいないのに神出鬼没だな……」

苗木「……じゃあ逆に、呼んだらどうなるんだ?」

霧切「わざわざ呼びたくはないわね」

【いつか試してみよう】か?


石丸「ともかく!!最初にモノクマが出たところである事は確かだ!!」

石丸「なので……念入りに、調べたのだが」
大和田「何もなかったぜ、脱出出来そうな場所もな」

苗木「じゃあ、他の場所は?」

大神「その前に、我の報告を少しいいか?」

苗木「大神さん」

大神「我は細かい事は苦手でな、まずは端から窓の破壊を試みた」

葉隠「……」

大神「つまり、この建物の全体を把握しているのは我であろう」

大神「この建物内で現在行ける場所だが、校舎は1Fまで」

大神「その内、保健室と赤い扉は封鎖されていた」

大神「もちろん、玄関扉もな。あれは特に頑丈で、扉に銃器のようなものまで付いていた」

大神「寄宿舎の方も1Fまでのようだ」

大神「その内、大浴場は閉鎖されていた」

大神「ただ、そこまで厳重ではなく入ろうと思えば入れそうではあった」

大神さんが建物全体の行ける場所を説明して行く。
そして最後に、

大神「今のところ、行ける範囲では破壊により脱出可能な場所は無いようだ」

それはみんな肯定した。

腐川「け、結局何も収穫なしってこと!?」

セレス「あら、そうでもありませんわよ?」

セレス「本当に出られない事がわかった、ではありませんか」

腐川「~~!!」

セレス「よろしいですか?みなさん、適応するのです」

適応……こんな、異常な状態に慣れたくはなかった。
必ず、必ず希望はあるはずだ。
みんなでここから出る、方法が!!

>>81
コンマ81以上で動機提示
00は直後の犠牲者を出さない為のヒント

ほい

動機提示回避 GOOD!!

苗木「もう少し、もう少しだけ調べてみようよ!」

苗木「どこか見落としたところがあるかも知れない」

霧切「そうね、まだ諦めるような場面じゃないわね」

桑田「でもよ、もうそろそろこの、夜時間?ってのじゃないか?」

桑田「それにちょっと疲れたぜ……色々あってさ」

石丸「そうだな!今日はもう解散として、明日また探索するとしよう!」

石丸「みんな!明日は朝一にここに集合だ!!遅れるなよ!!」


そう、今日は色々あった……。
色々ありすぎた。
今日ぐらいはゆっくり眠りたい……何も考えずに……。


―苗木の部屋―

苗木「シャワーでも浴びるか」

ん?シャワールームのドアが開かないぞ。
説明によれば……男子部屋のシャワールームに鍵は掛からないはずなのに。

どうしようか?


>>85
シャワーを諦めて寝る?
あいつを【呼んでみる】?

呼んでみる

苗木「おーいモノク」
(びよよーん)
モノクマ「なに?」

苗木「うわぁああぁ!?」

モノクマ「何自分で呼んで驚いてるのさ……」

モノクマ「そもそも気安く呼ぶなっていうの!ボクは学園長なんだからね?偉いんだぞ?」

苗木「よ、呼ぶ前から来たじゃないか……」

苗木「それに、呼ばないと来るお前のことだから、呼んだら来ないと思ってたんだよ」

モノクマ「まっ!なんでしょうその言い方!」

モノクマ「べ、べつに苗木クンの為に待機してたわけじゃないんだからね!」

苗木「いいよそういうのは……」

モノクマ「で?何のようなわけ?」

苗木「シャワールームが開かないんだ」

モノクマ「あーはいはいそれね。本当は苗木クンにシャワー浴びさせたくないから黙ってようと思ったんだけど」

苗木「なんでだよ……」

モノクマ「そのドアはコツがいるの!こうしてこうやって、こう!はい、じゃーね!!」

苗木「行っちゃった……なんだあれ」

でもこれでシャワールームには入れた。
今日はシャワーを浴びてゆっくり寝よう。おやすみ……。



~二日目:朝~

食堂に集まったボク達は、特に何か方針も無く
昨日と同じように各自探索する事になった。


>>88
一人でどこかを探索するか?(コンマ判定)
誰かと行動するか?
部屋で休むか?(ただのスキップ)

モノクマと行動
無理なら安価下で

苗木「モノッ」

……

苗木「クマー!」

(びよよーん)

モノクマ「苗木クン、なんか遊んでない?」

モノクマ「それに気安く呼ぶなって言ったよね?ほんと忙しいんだよボク?」

モノクマ「で?なんの用?」

苗木「一緒に探索に行かない?」

何を言ってるんだボクは……自分でもそう思った。
だがもっと驚いてるのは目の前の相手だった。

モノクマ「………………は?」

モノクマ「何言ってんのお前、ボクは言わば仕掛け人だよ?黒幕だよ?」

モノクマ「それを一緒に探索しようだなんて……」

苗木「ダメなの?校則違反なの?」

モノクマ「……」

モノクマ「まぁ、別にいいけどね。言っとくけどこれでボクルートとか、ないからね?隠し裏ルートとかないからね?」

苗木「いいよ別に……なんか自分でも信じられないけど、お前と行きたくなっただけだから」

モノクマ「ヒントとかもあげないからね!?ゼッタイゼッタイのゼッタイだからね!!」

苗木「はいはい」

モノクマ「前代未聞だよまったく……それで、どうするの?」

苗木「なにが?」

モノクマ「なにがって……なんでボクが気を使わなきゃいけないのさ!」

モノクマ「キミがボクと行動してたら、みんななんて思う?」

苗木「あっ……」

モノクマ「あっ……、じゃないよまったく。で?隠れてキミに着いて行くことも出来るけど?」


>>92
モノクマと大っぴらに行動する?
それともモノクマは隠れてる?

大っぴらに行動

苗木「いいよ別にそんなの」
モノクマ「そんなのって!キミはあれか、益荒男か!!意味はよく知らないけど、無頼漢か!!!」

モノクマ「なんなら可愛いクマに擬態するって手もあるよ?ね?そうしなよ?」

クマって……そんなの連れて歩き回ったら、違う意味で目立つだろ……。
なんだか言ってることがおかしくなってるぞ?

苗木「そんなクマより、お前の方が可愛いよ」
モノクマ「うるせー!!!!」

あれ?ボクこんなキャラだっけ……何か怖いものなんて無いって思えて来たな。

モノクマ「はぁはぁ……ボ、ボクとしたことがつい取り乱してしまって……」

モノクマ「(まぁいいか、今のところ苗木クンがみんなの中で占める割合は、全然高くないし)」

苗木「?」

モノクマ「どうなってもしらないからね~うぷぷぷぷ!!」


>>98
モノクマとどこへ行く?
更に誰かと行動するのも可(今の状態で来てくれるかどうかは……)

体育館+江ノ島と

苗木「江ノ島さん」

江ノ島「んー?なーにぃ?苗木ぃーいいぃ!?!」

江ノ島「モ、モノ……モノ…………モノクマぁぁあ!?」

苗木「江ノ島さん、一緒に体育館に探索に行かない?」
モノクマ「いや何普通に誘ってんの、ボクについてなんか言ってあげなよ」

モノクマ「江ノ島さんが可哀想な事になってるよ?」

苗木「あ、ごめんごめん。江ノ島さん、ボク達と一緒に体育館に探索に行かない?」

モノクマ「もういいや……」

江ノ島「え、ちょっ、な、な、どういうこと?じゅん……」
モノクマ「あ、そう!!江ノ島さん行くってさー!!」

モノクマ「(この程度でボロ出そうになるんじゃないっつーの、ほんと残念だな!)」
江ノ島「(う……ご、ごめん盾子ちゃん……)」
モノクマ「(まぁ……アタシですらちょーっとだけ動揺しちゃったぐらいだし、しょうがないか)」
江ノ島「(あとで……説明して、ね)」
モノクマ「(説明っつったってなぁ……アタシもなんでこうなったのやら)」
モノクマ「(ま、大勢に影響が無い、ただのお遊びってヤツよ?苗木にとっては時間のむだむだ)」

その後、つつがなく、どこなくよそよそしく探索は終了した。

チャチャチャチャチャリーンン
【モノクマメダル】×10 獲得!!

~二日目:午後~


>>102
一人でどこかを探索するか?(コンマ判定)
誰かと行動するか?
部屋で休むか?(ただのスキップ)

ちーたんと行動

苗木「不二咲さん」

不二咲「な、苗木……君!?ど、どうしたの?」

あれ?なんか……怯えてる?

苗木「えっと、良かったらでいいんだけど、ボクと一緒にどこか行かない?」

不二咲「…………」

苗木「不二咲さん?」

不二咲「ご、ごめんなさい!!」

走り去ってしまった。
どうしたんだろう?

「(まぁ、あれだけ大っぴらにボクと行動してたら、そりゃ誰かに見られる可能性もあるよね)」

モノクマ「(影響はほとんど無いと思ってたけど)」

モノクマ「(現時点でメンタルが弱いやつには、ちょっとは影響があったのかも、ね?)」


>>105
一人でどこかを探索するか?(コンマ判定)
誰かと行動するか?
部屋で休むか?(ただのスキップ)

十神と行動

苗木「十神クン、ボクと一緒に探索に行かない?」

十神「なんだ貴様は」

十神「苗木誠……超高校級の幸運、だったか。フン、面白い」

十神「本来ならこの俺が愚民と馴れ合う事は有り得んのだが、」

十神「貴様には少し興味がある。行くぞ」


>>108
どこへ行く?
人員追加も可(来てくれるかどうかは今の関係性による)

購買部

―購買部―

十神「購買部だと?」

十神「おいどういうことだ説明しろ苗木!」

苗木「えっと……」

十神「いや待てわかったぞ」

十神「ここに何かがあるんだな?そうなんだろ苗木」

十神「モノクマに聞いた何かが」

十神「それで?ここでどうするんだ?」


>>111
普通にモノモノマシーンを回す?(何回回すかも)
その他自由安価?

2回回す

苗木「二回回そう」

十神「は?」

十神「おい俺を無視するな苗木おい!」


【安価下1と2のコンマ】
モノモノマシーンの結果
コンマの番号のプレゼントが出る
93以上は再安価

【ミネラルウォーター】

【ローラースリッパ】 Lucky!
【無言電話】

GET!!

残り【モノクマメダル】 10 枚


プレゼントをGETしたので、以降隙あらば誰かにプレゼントする事が出来ます。

十神さんは帰りました……。


>>118
一人でどこかを探索するか?(コンマ判定)
誰かと行動するか?
部屋で休むか?(ただのスキップ)

セレスと行動する

メダル残り11枚だ、失礼。

「あら、苗木君じゃありませんか」

苗木「セレスさん」

セレス「ちょうどよかったですわ、少しわたくしに付き合ってくださらない?」

苗木「え、いいけど」

セレス「では参りましょうか」


>>123
セレスさんの向かうがままに任せる?
ここは男らしくリードする?

まかせる

セレスさんの後を黙って着いて行く事にした。

……

セレスさんは――
校舎を隅から隅まで歩く。
体育館に入ってみる。
寄宿舎を端から端まで歩く。

一体どこに向かおうとしているのだろうか?

……

セレス「ふぅ、どうやらわたくしの勘違いだったようですね」

セレス「あなたといれば何か刺激的な事が起こると期待していたのですが……」

セレス「やはり所詮はDランクだったようです。いえ、Fランクでしょうか?」

セレス「モノクマさんも、きっと無意味な遊びだったのでしょう」

セレス「それでは、ごきげんよう」

そうだった――
今の行動可能範囲では、セレスさんがわざわざ行きたがる場所など無かったようだ。


>>127
別れ際にプレゼントを渡す?

渡さない

プレゼントは渡さなかった。

大和田、桑田、山田、葉隠、朝日奈、腐川、不二咲の【恐慌】状態が解除された。


~二日目:夕方~

今日もみんなで集まり、探索の結果を報告しあった。
十神クンだけはこの集会に来なかった。
ともあれ、特に新しい発見は無く、みんなの顔には暗い影を落としていた。



>>129
コンマ71以上で動機提示
00は直後の犠牲者を出さない為のヒント

ほい

動機提示回避 GOOD!!

石丸「諸君!今日はもう解散にしよう!!」

石丸「明日もいつも通りだ!遅れないようにな!」

石丸「それと、腐川くん!!」

腐川「ひっ!?」

石丸「十神くんにもちゃんと伝えてくれたまえ!!」

腐川「な、なんであたしが……」

石丸「それではみんな!おやすみなさい!!」


~二日目:夜~

苗木「ふわぁあ~……ねむ」

おやすみなさい。zzz……
誰に言うわけでもなく、その日は疲れていたのかすぐに眠りに落ちてしまった。


>>133
コンマ99で事件発生

えい

~三日目:朝~


何事もなく夜が明けた。
当たり前か。

今日はどうしようかな?


>>136
一人でどこかを探索するか?(コンマ判定)
誰かと行動するか?
部屋で休むか?(ただのスキップ)

(とりあえず動機提示までは行きたいなぁ、誰か死ぬけど)

ちーたんと行動

苗木「おはよう」

不二咲「お、おはよう苗木君」

まだちょっとぎこちないけど、もう逃げられる事はなさそうだ。
ここはフレンドリーに行こう。


【安価下2】
呼び方を変える?
変えるなら何と呼ぶか

苗木「ちーたん、どっか遊びに行かない?」

不二咲「ちっ……!?あそっ、遊びにって、どこに???」

呼び方は容認してくれたようだ。


【安価下2】
どこに行く?
もしくは、他の人も誘ってみる?

苗木「大和田と石丸でも誘って、どこ行くか決めようかな」

不二咲「でも、って……」

心なしかほっとしたような、久しぶりに見るちーたんの笑顔だった。
モノクマと行動する前に築いた関係は、リセットか……。
【それくらいの代償】はある、と覚えておこう。
メンタルが強くなれば或いはそういう事もなくなるのかもしれない。

不二咲「でも、男の子ばっかりなの?」

そうだった、男3に女1というのはちょっとバランスが悪いかもしれない。
どうする?


【安価下2】
「うん、そうだよ」と言うか?
他にも女子を誘うか?誘うなら誰かも

苗木「朝日奈さんと大神さんを誘おうと思うんだけど、どうかな?」

苗木「結構大人数になっちゃうけど」

不二咲「ふふっ、そうだね。でも、たくさんの方が楽しいかな?」

苗木「じゃあ聞いてくるね」

…………

そして、来たのは石丸クン以外の誘ったメンバーだった。
石丸クンは誘った時、メンバーを聞いて露骨に大和田クンに反応した。
何かごにょごにょ言って「すまないが僕は予定があったのだ!申し訳ないがまた誘ってくれたまえ!」と、断られた。
大和田クンと何かあったのだろうか?


ともあれ、この5人でどこに行こうか?
みんなで相談している。

【安価下2】
自分以外の相談に任せる?
それとも存在感を示してビシッと提案する?

しっかりしてよ!
希望である君たちが、そんな流れに身を任せていたんじゃ、絶望には勝てないよ!!
それともあえて絶望に染まる事によって、それを乗り越え更に眩しく輝く希望になろうというのかい?
素晴らしい、素晴らしいよ!!
そんな大きな希望の誕生を見られるなんて、やっぱりボクはなんて幸運なんだ!!!!!

大和田「って言ってもよぉーこん中で遊ぶとこなんであるか?」

大和田「モノモノマシーンとかいうしょっぼい遊戯台みたいなのはあったけど……」

朝日奈「あ、あれ結構面白いんだよー。なんか変な物出るし」

朝日奈「昨日なんてねぇ……」

……

不二咲「え、そんなもの出るの??」

不二咲「そんなもの何に使うんだろう……」

大神「ともかく、そのモノモノマシーンとやらでは遊ぶという程の時間は掛からぬのではないか?」

朝日奈「あーそうかも」

朝日奈「あ、じゃあさじゃあさ、体育館で何かして遊ぼ!」

朝日奈「ボールとかはあったよ」

大和田「おっ、ちょうど体動かしたいと思ってたんだ。いいぜ」

不二咲「そういうのあんまり得意じゃないけど……がんばるよ!」

大和田「別に頑張るようなもんじゃないぜ?ただ楽しめばいいさ」

朝日奈「なに大和田、あんた不二咲ちゃんには優しいのね~?」

大和田「なっ、べ、べつに不二咲だからとかは、ない、ぜ……」


どうやら体育館でバスケットボールをする、ということに決まったらしい。
ボクの発言力が少し下がった気がした……。

複数人と過ごした場合プレゼントはあげられないようだ。覚えておこう。


~三日目:午後~


【安価下2】
一人でどこかを探索するか?(コンマ判定)
誰かと行動するか?
部屋で休むか?(ただのスキップ)

舞園さんを誘ってみようかな。

苗木「舞園さん、もうお昼食べた?」

舞園「あ、苗木君。まだなんですよ、もし苗木君もまだだったら一緒に食べませんか?」

苗木「うん。ボクもちょうどそう言おうと思ってたところだったんだ」

舞園「ふふ、エスパーですから」

苗木「そのネタまだ引っ張るんだね」

舞園「ちょっと恥ずかしくなって来ました……」

舞園「あのっ、べつに不思議ちゃんとかそういうんじゃ、ないんですよ??」

苗木「あはは。わかってるって、ボクにとっては神秘的、ではあるけどね。遠い存在だし」

舞園「そんなことも……ないのに……」

苗木「ん?何か言った?」

舞園「いいえ、何も言っていませんよ」


談笑しながらお昼を食べた。
舞園さんとどこに行こうか?


【安価下2】
どこに行く?
もしくは、他の人も誘ってみる?

苗木「霧切さんとセレスさんを誘って、どこかに行かない?」

舞園「え、はい、いいです……けど」


少し歯切れが悪い、か?
でも何故か無性にこのメンバーでどこかに行きたいんだ。


霧切「それじゃあ、どこに行きましょうか?」

霧切さんは完全に探索モードのようだ。

セレス「わたくしはどこでもいいですわ」

最初は行く気のなかったセレスさん、舞園さんと霧切さんに半ば無理矢理に近い形で誘われ
渋々といった様子で来てくれた。



【安価下3】
どこに行こうか?

苗木「ねぇみんな、体育館に行かない?」

舞園「いいですけど、どうしてですか?」

霧切「やっぱり最初にモノクマが出てきた場所、あそこに何かがあると見ているのね?苗木君」

いや、そんなご大層な理由じゃないけどね。なんとなく。

苗木「まぁ、それは言わないでおこう」

セレス「何を言わないでおくのですか?」

苗木「え、いや、なんでもないよ」


―体育館―

さて、と。

(びよよーん)

モノクマ「モノクマ登場だよー!」

4人「!!!!」

霧切「ッ……また呼んでもいないのに出て来たわね」

モノクマ「えー、ほんとにー?呼んでないー?」

モノクマ「ボクはいらないクマなの?そうか、ボクの助言なんていらないんだね……よよよよ」


助言……?
モノクマの事だ、素直な助言ではないかも知れない。
いや、100%そうに決まっている。ボクらを混乱させる為だけの助言だ。
どうしようか?受けようか受けまいか?
静観しててもいいかも知れない、霧切さんかセレスさんが決めてくれそうな雰囲気だ。
ボクの主人公補正は著しく落ちてしまうだろうけれど……。


【安価下2】
モノクマの助言を受ける?受けない?
もしくは、静観?

苗木「ハッ 何が主人公補正だよばかばかしい。ボクは帰らせてもらうよ」

霧切「ちょっと苗木君!ふざけている場合じゃ……!」

霧切「でも、そうね。モノクマ、あなたが素直なアドバイスなんてするとは思えないわ」

霧切「どうせ私達を混乱させたいだけの、ただの愉快犯でしょう?」

霧切「そんなもの、わざわざ聞く必要もないかもしれないわね」

セレス「そうでしょうか?ですがわたくしは、聞くだけなら聞いてみてもいいと思いますが」

霧切「苗木君はもう体育館の出口よ」

霧切「ねぇモノクマ。私達3人だけでもそのアドバイスを聞きたい、って言った場合はどうなるの?」

モノクマ「うーん……」

舞園「あ、あの、私もそういうの、怖いです」

舞園「苗木君と同じです。聞きたくありません」


舞園も苗木の後を追う。


モノクマ「あ~あ、2人じゃゼッタイダメだね」

モノクマ「折角今日がラストチャンスかも知れないから、助言しようと思ったのにね……」

モノクマ「おっと!喋りすぎちまったぜ!お口チャックチャック!! んじゃーねー」



~三日目:夕方~

三度目の報告会も、三度目の正直とは行かず成果は特になし。
霧切さんは何か考え込んでるようだけど……あの後モノクマに妙な事でも吹き込まれたかな?危険かもしれない。

あまり時間はないけど、話しておいた方がいいかな?



【安価下2】
霧切さんに話しかける?話しかけない?
それとも、別の誰かと話す?(1人のみ)

苗木「霧切さんっ!」

霧切「どうしたの?苗木君」

苗木「えっと、その、さっき体育館であの後、モノクマに何か言われた?」

霧切「また私達が混乱するような事を、ちょっと言われただけよ」

苗木「なんて?」

霧切「それはあなたには必要のない情報だわ」

苗木「えっ……」

霧切「早々にあの場を後にした、あなたには、ね」

苗木「……」

霧切「もう寝るわね、おやすみなさい」



「うぷぷぷぷぷぷぷぷ」

「あ~ぁ、飽きちゃったなぁ」

「何も起こらないこの絶望的な退屈に、飽きちゃったなぁ」

「超高校級の幸運でも、これはどうかな?」



【安価下】
コンマ11以上で動機提示
00は次の犠牲者を出さない為のヒント

「うぷぷぷ……」

「うぷ……うぷぷぷぷぷぷぷぷぷぷぷぷぷぷぷぷぷぷぷぷぷぷ」

「いいっすか?やっちゃってもいいっすっか?はぁはぁ」

「じゃあねー今回の動機はねー……

DVD!!もしくは、>>200-210で多数決3票以上入ったもののどれかに、安価コンマで決めまーす!!

絶望的でしょ?ほぼDVDだよ! うぷ、うぷぷぷぷぷぷぷ!!!!」




(ってわけで一旦終わります。あんまり面白いところまで行けなくてすいません。)

(そんな遠い安価埋まらねーよ、って場合自分で埋めます……)

(それではそれまで、何書いてもOKです)

100億から始めれば時間稼げるかな

動機は次の日の朝提示されます。
元々原作動機が高確率で提示され、今回の場合100億円が低確率で提示されます。

同一人物の対策ですか、ID変えて書き放題のここだとどういう対策したりするんだろう?
安価で選択肢3つ、その後更に安価で多数決、で少しはマシになったりしますか?

図書室は単純なミスです、すいません。以後行けないものと。

対策っつっても案外難しいよな 同じキャラにには2連続で会いにはいけない 動機はもう安価取らず原作通り行く
同一人物による安価取得は2連続までとかこんなもんか?

あとさっきも書いたけど原作生き残り6人が死亡することはある?

ではID的に一回目の書き込みの場合同一人物とみなして連投無効、繰り下げ。
元々多数決にはしたかったので二段階、多数決で最終決定でやってみます。
コンマは一発で。

>>224
全然あります。
なんでもありあり、ただし無茶振りは残念な結果になってもご了承ください、って感じで。

動機提示決定!!

【安価下】
コンマ1~16でひゃっくおっくえーん!
コンマ17~87でD・V・D!
88~98で裏切り者(高確率で原作通り、再コンマで決定)に行動を起こさせる
99はすべて、00は回避+ヒント

モノクマ「D・V・D!に決定いたしましたー!」

モノクマ「うぷぷぷ、さーてこれは何かが起こりまくっちゃう予感ですぞー!」

モノクマ「わかります、モノクマですから。うぷ、うぷぷぷぷぷぷ!!」


~三日目:夜~


―苗木の部屋―

「なんだか胸騒ぎがするな……もう夜時間だけど、誰かの部屋に行ってみようか?」


【安価下2~7多数決】
行く?行くなら誰の部屋にか(夜時間なので入れてくれるとは限らない)
行かないで寝る?

舞園の部屋

闊槫恍

苗木「舞園さんの部屋に行ってみよう」


―舞園の部屋の前―

コンコン

苗木「舞園さん、起きてる?」

……

舞園「……はい。苗木君ですか?」

苗木「うん。少し話したい事があって、こんな時間で申し訳ないんだけど、いいかな?」

舞園「……」

苗木「なんならドア越しでもいいんだけど」

舞園「あ、いえ、苗木君なら大丈夫ですよ」

ガチャ

苗木「ありがとう、舞園さん」



―舞園の部屋―

舞園「いえいえ。私こう見えても職業柄、痴漢対策とかしっかりやってますから」

苗木「!!いや、そんなこと……」

真顔で言われてしまった。

舞園「ふふ、冗談です」

舞園「それで、話ってなんですか?苗木君」

苗木「うん、ただ舞園さんに話したかったっていうのもあるんだけど……」



【安価下1~5】多数決
舞園さんと中学時代の話をする?
それとも、コロシアイについて話す?

あれ?舞園3桑田4じゃない?まあいい感じになってるしいいや


苗木「ボクらで殺し合え、なんて……」

苗木「とても実感なんて湧かないけど、モノクマは本気なのかな?」

舞園「どうでしょう……わかりません」

舞園「うーん、非力な私の場合、協力者でもいない限り毒殺が定番なんですかね」

苗木「舞園さんッ!?」

舞園「でも、毒なんてここじゃ手に入れられそうも……だったら、不意打ち?」

舞園「あえて非力な女性には無理そうな犯行で疑いの目を背けるという手も……」

苗木「……」

舞園「私、ミステリーの犯人役はまだやったことないんですよ」

にこっ、と。

苗木「舞園さん」

舞園「大丈夫ですよ、そんな現実感の無い事……殺人なんて、テレビや本の中だけのお話です」


なんだか、舞園さんに励まされてしまったみたいだ。


舞園「探偵役もいいですね。あ、でも私のキャラだと助手かな?」

苗木「ミステリーのヒロインで、殺しも殺されもしないポジションっていうと助手が定番かなぁ」

苗木「油断は出来ないけどね。そういう定番を裏切る作品もあるし」

などど、最終的にはミステリー談義で終わった。


舞園「それじゃあ、おやすみなさい。苗木君」

苗木「おやすみ、舞園さん」



―舞園の部屋の前―

桑田「アッ……!?」

桑田「苗木!!どうしてお前がさやかちゃんの部屋から……??」

ちょっとまずいとこ見られたかな。
どうする?


【安価下1~5】多数決
苦しい言い訳をして誤魔化す?
舞園さんと話したくて、と正直に言う?

>>252

>>240文字化けなので、>>236-241までが安価です。
安価の出し方わかりにくいでしょうか?

ちょっと前の桑田の安価が影響するかしないか

正直に言おう、やましい事は何もない。

苗木「舞園さんと話したくて、無理言って入れて貰ってたんだ」

桑田「なにぃーオマエもさやかちゃん狙いだったのか!?」

桑田「くぅ!中学が同じってだけでそこまで有利なんて……羨ましすぎるぜ!」

桑田「それにその人畜無害そうなキャラ!役得か?役得なんか!?」

苗木「べ、べつに狙いなんて、そんな……」

苗木「確かに舞園さんは眩しいぐらい可愛いし、アイドルとこんな話ができるなんて夢のようだけど」

桑田「だろォ?でもオレは本気でさやかちゃんと付き合いてーんだよなー」

桑田「苗木はこの分だと協力してくれそうにないし、どうすっかなぁ」

桑田「うーん……じゃあな、苗木」

必死に考えながら桑田クンは部屋に戻って行った。


―苗木の部屋―

もう相当に遅い時間だ、さすがに寝よう。
ふわぁ……おやすみ。

~四日目:朝~


ボクらはいつものように食堂に集まっていると、

キーンコーンカーンコーン

「えー、テステス、マイクテス」

モノクマ「校内放送、校内放送!オマエラは至急体育館に集まってください」

モノクマ「来なかったら……オシオキだよ?うぷぷぷぷ」

なんだろう、きっとロクな事じゃないわね、などと口々に言いながら、

大神「だが、行かぬわけにはいくまい」

みんな意を決して、体育館に向かう。


―体育館―

モノクマ「オマエラさぁ、なにやってんの?」

モノクマ「密室!集団生活!何より学園長であるこのボクのお墨付き!!」

モノクマ「これだけ条件が揃ってて、なんでコロシアイしないわけ?」

苗木「殺し合いなんてするはずないじゃないか!ボクらは会ったばかりだけど、同級生で、仲間なんだから!」

モノクマ「つい数日前まで赤の他人じゃん、サクッと殺って卒業すればいいのになぁ」

モノクマ「まぁ、オマエラゆとり世代は現実感が無いとか言って動けないってことは、予想の範疇ではありました」

モノクマ「……そこでボクは考えました」

モノクマ「今からその背中を一押ししてあげま~す!」

モノクマ「いいでしょ?自分は悪くない、仕方なかったんだ、って理由。欲しいでしょ?」

モノクマ「ではでは、”動機”をプレゼント~」

ババッ

モノクマが何か封筒のような物を大量に撒いた。

モノクマ「ささっ、各自自分の名前が書いてある封筒を拾ってねー」

モノクマ「ズルはダメだよ?拾ったら視聴覚室へゴー!!」

(びよよーん)


モノクマは姿を消した。
どうやら封筒の中身はDVDのようだ。
これを見ろってことか……?

なんだか嫌な予感がするな。誰かと一緒に見ようか?


【安価下2~6】多数決
誰かと一緒に見る?(誰とかも)
いや、一人で見るべきな気がする?
誰かと一緒に見る場合、安価内で挙げられた名前で多数決

舞園と見る

これって選んだら必ず一緒に見てくれんの?

ここの苗木は・・・何か・・・アレだね、うん
安価次第で他とはけっこう変わるもんだなー

舞園さんと見ようかな……。

何故か天啓のように、そんな考えが浮かんだ。

苗木「舞園さん、その、正直怖くって……」

苗木「これ一緒に見ない?」

舞園「苗木君……」

舞園「はい、実は私も怖くって。苗木君が一緒なら心強いです!」

苗木「そんなに頼りになるかはわからないけど……じゃあ、行こうか」


―視聴覚室―

苗木「まずはボクのから見よう」

舞園「はい」


DVD映像が流れる。
モノクマの悪趣味な演出、無駄に壮大なBGM、オープニング。
ナレーションも入る。

「ここにいるのは一見普通の幸せそうな家族」
「ただ、一つ違ったのは……」

「お子様は、超高校級だったのです!!」

苗木母「誠、しっかりね。身体だけは大事にするのよ?」
苗木母「ほら、お父さんも何か言ってくださいよ」
苗木父「うむ……私は、お前を誇りに思うぞ」
苗木妹「お兄ちゃーん、見てるー?」
苗木妹「がんばってねー!」

ザッザザッザーッ

苗木「?」

ザーーーーーッ

苗木「!!」

ノイズが入ったと思っ……たら…………こんな、こんなことって……
ボクの家族たち……が

苗木「うわあああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!」

苗木「なんだよ!!!なんだよこれ!!!???どうなってるんだよ!!!!!!」

舞園「……そん、な……」

苗木「行かなきゃ、今すぐ行かなきゃ!ここから出なきゃ!!!!」

苗木「ここから出せ!ボクをここから出せ!!モノクマァーーー!!!」

舞園「苗木……君」

落ち着いてください、そんな言葉を飲み込んだ。
舞園はめまいを覚えた。
自分の事を考えてしまったからだ。
こんな状況でも苗木より、自分の事を考えてしまった事と、
実際に、自分の”この”DVDの事を考えてしまったから。

どれほど経ったか。辛うじて立っている。
苗木は少し、落ち着きを取り戻しただろうか。

苗木「…………ごめん、舞園さん」

舞園「い、え……」

大丈夫ですか?そんな言葉も出ては来ない。

苗木「じゃあ、次は舞園さんの……」

正直見たくなかった。

舞園「あ……う……」

舞園「ごめん、なさ、い……」

ボクはこの言葉を都合のいいように解釈した。
見ないで済む事に縋った。

苗木「うん、いいよ。舞園さん……お互いもう、部屋で休もう?」

少し周りを見る余裕が出来た。麻痺したのかも知れないけれど。
みんなもボクと同じような反応だったようだ。きっと内容も同じよう……な……

苗木「うっ…………それじゃあ、ね。舞園さん」

舞園「…………」

こくん、と力なさげに、微かに頷いたような気がした。




~四日目:午後~


少し気分も落ち着いたけど、まだ何もしたくはないな……。


【安価下3】
一人でどこかを探索するか?(コンマ判定)
誰かと行動するか?
部屋で休むか?(ただのスキップ)

視聴覚室を探索

あ、「どこか」か。すまん勘違いしてた

すいませんちょっと休憩します。

>>276
渡された時点でみんな「??」なのでほぼ見てくれます。
自分の先に見せますけど。

>>277
やっぱりキャラ崩壊してますか?すいません、力不足で。

>>284
どこか、は場所指定なのでOKです。コンマはメダルの数になります。

あまり気乗りはしないけど、視聴覚室を探索してみよう。


―視聴覚室―

こんなところに来たら、どうしても気分が滅入ってしまうな……。

ん?石丸クンが座り込んでいる。

とても見てられないぐらい憔悴しきっているようだ。

優等生の石丸クンのことだ、人一倍家族を大事に思っているんだろう。

もちろんボクも家族は大事だ。

それをこんな……モノクマ……絶対に許さないぞ!!


【安価下2~6】多数決
そっとしておいた方がいい気もするが、石丸クンに声を掛けるか?
一人で黙々とここを探索するか?

おかえり

無視するくらいなら話しかけようぜ

声を掛けてみよう

苗木「石丸クン……」

石丸「……苗木くんか」

石丸「僕は……家族を尊敬しているんだ」

石丸「中でも父は、目標であり、超えるべき壁だ、った」

苗木「そんな……あれは」

石丸「わかっている、苗木くん。あんなものでっちあげかもしれない、と」

石丸「頭ではわかっているのに、心では……な」

石丸「あんなものを見せられて平気な人間がいるはずはない、例えまがい物だとしても」

苗木「そう……だね」

苗木「ボクも、ここから出たい、出て確認したい。ずっとそれしか考えていないよ」

石丸「だが……」

苗木「うん、ダメ、なんだ」

苗木「それでもモノクマの用意した”唯一の”方法なんか、考えちゃダメなんだよ!」

石丸「ああ、無論だ!そんなこと、絶対にあってはならない事だ!!」

苗木「モノクマになんか、絶対に負けたりしないんだ!!!」

ボク達は空元気とも言うべく、声を大にしてそう宣言した。


【安価下2】
プレゼントを渡しますか?

【ミネラルウォーター】 【ローラースリッパ】 【無言電話】

そのまま石丸クンとは別れた。



~四日目:夕方~

報告会も今日はロクに探索出来なかったようで、みんな一様に無言だった。
欠席者もちらほら見受けられ、
十神クンは元より、珍しく石丸クンと舞園さんが来ていなかった。


大和田「あんのヤロー!言いだしっぺのくせしてサボるとはいい度胸だ!」

なんだかこの二人は相性が悪いようだ。

桑田「さやかちゃんはどうしたんだ?なぁ苗木、なんか知ってるか?」

苗木「さぁ、わからないや」

思い当たるところがないでもなかったが、ボクが言うことじゃないと思った。


葉隠「んじゃーもう今日は解散でいいべ?」

霧切「そうね。こうして無為に過ごしていてもしょうがないわ」

朝日奈「私も……今日はなんだか疲れちゃったから早めに寝るね……」

おやすみ、そう言い合ってボクたちは解散した。


~四日目:夜~

気持ちは疲れているけど、体がちょっと冴えてしまっている。
どうしようか?

【安価下2~6】多数決
誰かの部屋に行ってみる?(入れてくれるとは限らない)
大人しく寝る?
部屋に行くなら誰の部屋か。安価内の名前から更に安価多数決。

苗木「桑田クンの部屋に行ってみよう」

―桑田の部屋の前―

コンコン

……

コンコンコン

…………


あれ?留守かな?寝ちゃったのかな?

どうしようか……ん?

あれは、石丸クン?

どうしたんだろう、こんな時間に出歩いて。ボクも人の事は言えないけど。

夕方の事もあるし、少し心配だな……


【安価下2~6】多数決
声を掛ける?
掛けない?

苗木「……石丸クン?」

石丸「ん?……ああ、なんだ、苗木くんか……」

石丸「なぁ……苗木くん、僕はどうしたらいいんだろうか?」

石丸「何度考えてもわからないんだ、僕の生きる意味を……」

石丸「僕は……誰を……」

石丸「いや、なんでもない。忘れてくれ苗木君」

石丸「あまり遅くまでふらふらしていては、ダメだぞ」

いつもの風紀委員長の注意だったが、形だけといった感じだった。

苗木「うん、おやすみ石丸クン」



~四日目:深夜~

【安価下3】コンマ
11以上で事件発生!!
1~10で事件回避(先延ばし)
00で+ヒント

うぷ……
うぷぷぷぷぷぷぷぷ!!!!

やったやった!とうとうはじまったぞ!!
たのしいたのしいコロシアイ、わっくわくのドッキドキのゲームが!
犯人のキミには勲章を授けたいぐらいだよ!!
なんてったって一番最初に殺ってくれたんだからね!!

でも、贔屓はダメなんだ。なんせボクは聖職者だからね!
だから陰ながら応援しているよ、頑張って生き延びてね!!

……生き延びられなくても、それはそれで絶望だけどね……うぷぷぷぷ!


~五日目:朝~


葉隠「うーっす苗木っち」

苗木「葉隠クン、おはよう」

苗木「……なんだか今日はいつにもまして、少ないね?」

いないのは――
十神クン、大和田クン、桑田クン、舞園さん、不二咲さん、かな。

何か嫌な予感がする……どうしようか?


【安価下3】
腹が減っては戦は出来ぬ!まずは朝食を食べてから?
ここにいない人の部屋に行ってみようか?(誰の部屋に行くか)

―桑田の部屋の前―

苗木「桑田クン!桑田クン!!」

ドンドンドンドン!!

苗木「桑田ク……」

ドンドッ

ガチャ

桑田「ふわぁ、なんだ苗木?どしたぁ?」

苗木「桑田クン、無事……なの?」

桑田「は?なんだよ無事って。いったい何が起こるってんだよ」

桑田「げっ、もうこんな時間だったか!いやぁ~昨日なぁ……っとっと」

桑田「あれ?これって言わない方がいいんじゃね?スキャンダル……とかになったり」

桑田「とにかく!ちょっと夜更かししちまってな。腹も減ったし、食堂に行こうぜ苗木」

苗木「あ、う、うん……」


―寄宿舎廊下―

そうだ。ついでだからまだ来てない人の部屋に呼びに行こうか?


【安価下3】
来てない人の部屋に呼びに行くか?(誰の部屋に行くか、も)
それとも、このまま食堂に行く?

―舞園の部屋の前―

桑田「うっへっへ、さやかちゃんも寝坊か?いや~まいったなぁ」

苗木「?」

コンコン

……

コンコンコン

…………


いないのかな?
何の気なしにドアノブに手を掛けた。

ガチャ

開いてる……?

桑田「おいおい苗木ぃ~!いくらお前が人畜無害だっつっても、勝手にさやかちゃんの部屋に入るのはオレが許さないぜ?」

苗木「で、でも、何かあったのかも知れないし」

苗木「じゃあさ、入らないで外から中の様子を確認するだけ。それならいいでしょ?」

桑田「う、む……屁理屈な気もするが、オレもさやかちゃんは心配だからな、今回だけだぞ!」

苗木「じゃあ、行くよ」

ガチャ……

……

特に違和感のない、綺麗に整頓された部屋のようだ。

苗木「舞園さんは、いないみたい、だね」

桑田「入れ違いになったんじゃねーの?」



【安価下3】
来てない人の部屋に呼びに行くか?(誰の部屋に行くか、も)
それとも、このまま食堂に行く?

食堂に行って、舞園さんの姿がなかったら皆に相談する

苗木「不二咲さんが心配だ」

彼女はみんなの中で一番か弱い。
まず何かあるとしたら、真っ先に心配すべき相手ではなかっただろうか?

そんな事を考えていたら、自然とボクは早足になっていた。

桑田「お、おい苗木!」


―不二咲の部屋の前―

ドンドン!!

「不二咲さん!ボクだ、苗木だよ」

「いないの?不二咲さん!」

ドンドンドンドン!!

ガチャガチャガチャッ!

開いてる……!

苗木「入るよ、不二咲さん!」

桑田「苗ッ……」

緊急事態だ、桑田クンの意見を挟む余地はない。

不二咲さんの部屋のドアを開けた瞬間……

なにか、異空間にでも迷い込んでしまったかのような錯覚を覚えた。

これは――

明らかに日常とはかけ離れている。部屋中の壁が切り刻まれていて、

何かが暴れたような、いや、争ったような形跡だった。

桑田「……!!なんだ、これ……」

だが、誰もいない。
生きている者も、死んでいる者も。
桑田は、苗木の目がどこかに釘付けになっているのに気付いた。
……バスルーム。

桑田「おい、これって、血……??」

何か赤い物がドア枠にこびり付いている。
苗木はゆっくりとバスルームに近づいて行く。

どうする?


【安価下2】
バスルームのドアを開ける?
それとも、開く?

開く

現時点でヤバそうなフラグを持ってるのは舞園さん、石丸、大和田(?)か

バスルームのドアをゆっくりと開いた。

――――!!

桑田「うわあああああ!!!!」

苗木「――ッ!!」

声にならなかった。
そこには、人はいた。
確かに……もう動かないであろう、大和田クンが。

ピンポンパンポーン!

「死体が発見されました。全校生徒は速やかに体育館に集まってください」

「オマエラ、全員集合だよ!!」


苗木「大和田クン!!大和田クン!!!!」

呼びかけ、ゆする。
しかし反応はない。苗木は諦めず何度も呼びかけ、大和田の体をゆらす。

桑田「なん、で……?」

部屋の状況見る限り争ったのか? 大和田と?
……ちーたんじゃ無理じゃね?

―体育館―

みんなはすぐに集まった。

モノクマ「ボクは嬉しいよ、とうとうやってくれたね。やーってくれたねー!」

苗木「モノクマ……お前がッ」

モノクマ「ん?」

苗木「お前が大和田クンを!!」

モノクマ「へ?どういうこと?まさかボクが殺したっていうの??」

苗木「当たり前だろ!!お前以外に誰がいるっていうんだよ!!」

モノクマ「はぁ?そんなわけないじゃーん。大和田クンを殺したは、当然オマエラの中の誰かだよ!」

苗木「そんなの……信じられるわけ」

十神「フン、仮にお前の言う事が事実だとしたら、その犯人とやらはここから出られるのか?」

モノクマ「あっはっはっ!そんな簡単なわけないでしょ?むしろ、ここからが本番だよ」

セレス「この電子生徒手帳の、”誰にも知られてはならない”という部分ですね?」

モノクマ「そう!それを決める為に、”学級裁判”があるのでーす!」

「学級裁判??」

モノクマ「殺人が起きた一定の時間後に、学級裁判を行います」

モノクマ「そこではオマエラに議論を重ねてもらって、最終的に投票で犯人である”クロ”を指定してもらいます」

モノクマ「その指定した”クロ”が正解なら、”クロ”だけがオシオキ」

モノクマ「もし不正解だった場合は、”クロ”以外の全員がオシオキされるんだ」

不二咲「オシオキ……って……?」

モノクマ「オシオキはオシオキだよ、しょ・け・い!」

「――ッ!!」

モノクマ「それじゃあオマエラ、学級裁判の為に、捜査がんばってねー!」

江ノ島「……」




□□捜査開始□□

【安価下2】
どこか調べるか?
それとも誰かに話を聞きに行くか?

死体を調べよう……

やりたくはないが、やらないわけにはいかないだろう。


―不二咲の部屋―

不二咲さんの部屋には、霧切さんと田中クンがいた。
霧切さんは何やら熱心に死体を調べているようだが……。
田中クンは現場の見張りかな?特に何もしていない。

霧切さんの横から失礼して、死体を調べる。
身体には目立った外傷はなし。頭から血を流している。
うっ……ボク、血は苦手なんだよなぁ。

霧切「致命傷はこれね、後頭部を何か棒状の物で一撃」

霧切「角度からいえば、かなり高いところから振り下ろされたみたい」

霧切「それ以外は、綺麗なものね。彼みたいな人を一撃で仕留めるなんて……”不意打ち”かしら?”それとも”……」


コトダマゲット!! 【致命傷】 【霧切の証言】


【安価下2】
更に話を聞くか?
それとも別の場所を調べるか?
別の誰かに話を聞きに行くか?

不二咲に話を聞く

あと飼育委員もいるのか? 誤植か?

失礼、山田だった……。
動かす時のキャラ的に近くないですか?自分だけ?

不二咲さんの部屋を詳しく調べよう。

発見時にも見たように、部屋中争った形跡がある。

コトダマゲット!! 【不二咲の部屋】

モノクマファイルによると、遺体発見現場はここ。
ボクが第一発見者だからそんなことは知っている。
直後、死体発見アナウンスを聞いたっけ。

ん?死体発見アナウンス……?
何か違和感がある、これは誰かに話を聞いてみた方がいいかもしれない。

コトダマゲット!! 【死体発見アナウンス】

ここは確かに不二咲さんの部屋だ。
電子生徒手帳で確認しても間違いはない。

……!
バスルームのドアノブが、傷付いている……?
壊されてはいないが、壊そうとしたような形跡、なのかな?
こんな事が出来そうな物って、あったかな?
これも誰かに聞いてみた方がいいかもしれない。

コトダマゲット!! 【壊され掛けたドアノブ】


こんなところかな?


【安価下2】
別の場所を調べるか?
誰かに話を聞きに行くか?

不二咲に話を聞く

不二咲さんを探そう。
現場が不二咲さんの部屋である以上、彼女の話は聞いておかなければならない。

この場を後にする。
ここにいる山田クンか霧切さんに同行をお願いするか?

【安価下2】
山田クンと一緒に行く?
霧切さんと一緒に行く?
一人で行く?

(一緒に来てくれない場合もある、一度同行者が付くと、その調査中で新たに同行者を選ぶ事は出来ない。別行動は出来る。)

山田と

苗木「霧切さん」

霧切「何かしら?苗木君」

苗木「今から不二咲さんに話を聞きに行くんだけど、一緒に来てくれないかな?」

霧切「遠慮しておくわ、私は私で調べたい事があるから」


ダメか。霧切さんとはあまりいい関係性を築いているとは言いにくいのかも知れない。
そうでなくとも気難しい人みたいだし。


一人で不二咲さんを探そう。


―体育館―

不二咲さんはどうやら先ほどのモノクマの呼び出しから、ずっと体育館にいたようだ。
――!
腕に包帯を巻いている……?怪我でもしたのだろうか。

何について聞こうか?
【安価下3~5】
選択肢候補三つまで

昨晩から今朝にかけてのアリバイ

何を聞こうか?


【安価下3~7】多数決
昨晩何をしていたのか?
なぜ大和田が不二咲の部屋にいたのか?
両方聞く?(少し時間が掛かるかもしれない)

苗木「不二咲さん」

不二咲「……あ。苗木君……どうしたの……?」

?何か様子が。

苗木「えっと、ちょっと話を聞かせてもらってもいいかな?」

不二咲「うん、いいけど……」

苗木「不二咲さんは、昨日の夜って何してた?」

不二咲「……昨日の夜?えっと……一人で部屋にいたけど」

苗木「え!それってずっと??」

不二咲「……ずっとではないかな?あんまり覚えてないんだ、ごめんね」

苗木「じゃあ、なんで大和田クンが不二咲さんの部屋にいたかわかる?」

不二咲「……ごめん、それもわからないんだ……」

不二咲「大和田君が部屋にいたのは、”見ていないから”」

――!見ていない?そんな事が有り得るのか?

あまり要領を得ないようだ。
本当に覚えていないのか?何かを隠しているのか?

コトダマゲット!! 【不二咲の証言】

こんなものかな?



【安価下2】
別の場所を調べるか?
誰かに話を聞きに行くか?

桑田に話を聞く

苗木「桑田クンに話を聞きに行こう」

不二咲さんは、とても一緒に捜査しよう、という感じではない。


―体育館前ホール―

桑田クンがトロフィーや賞状を念入りに調べている。
あ、モノクマメダルが飛び出したみたいだ。

苗木「桑田クン、ちょっと話聞いてもいい?」

桑田「オーウ、苗木!つってもよぉ、オレは事件に関してはお前の知ってる事以上は知らないぜ?」

桑田「出遅れた感があるから、他のヤツらが調べなさそうなところをあえて調べてるんだ」

苗木「そ、そうなんだ」


何を聞こうか?
【安価下3~7】
選択肢候補

昨晩言っていた「スキャンダル」について

桑田クンに聞くべき事はあまりなさそうだし、いっぺんに全部聞いてしまおう。

苗木「ねぇ桑田クン、今朝言ってたスキャンダルの話なんだけど……」

桑田「あーあー!聞こえねー聞こえねー!」

桑田「あれはもう言わないって決めたんだ、どうしても聞きたかったら”彼女”に聞け!」

桑田「”彼女”が話してもいいってんなら、いいんじゃね?」

苗木「わかったよ……」

昨夜の事も、これと同じみたいだな。

コトダマゲット!! 【スキャンダル?】


苗木「じゃあさ、ここにある模擬刀について、何か知ってる?」

桑田「ん?これか?んー……オレも長物とかちょっと好きでよ、気になってはいたんだが」

桑田「なんか、これ芸術的になってね?」

苗木「元々こんなんじゃなかったの?」

桑田「ありえねーだろ。刀としておかしいだろこの形は」

コトダマゲット!! 【曲がった模擬刀】


苗木「昨日さ、夕方の報告会の後で大和田クンに会った?」

桑田「ん?いや、昨晩は大和田には会ってねーよ?」

苗木「そっか。それくらいかな、ありがとう」

桑田「おう、がんばれよー」

なんで他人事なんだ……。



【安価下2】
別の場所を調べるか?
誰かに話を聞きに行くか?

その際、桑田に同行してもらうよう頼むかどうかも

不二咲の部屋に入った時に気づいたこと

どう考えても、桑田クンの言う”彼女”って、彼女の事だよなぁ……。
ここはやはり話を聞きに行こう。


―舞園の部屋の前―

コンコン

舞園「はーい」

苗木「あ、ボク、苗木だけど」

舞園「苗木君ですか?今開けますね」

タッタッタッ ガチャ

―舞園の部屋―

舞園「いらっしゃいませー」

完璧な営業スマイルだ。今度はどんな冗談だろう……?

苗木「あ、えっと、ちょっと話を聞きたいんだけどいいかな?」

舞園「私に出来る事ならなんでもします、苗木さん」

苗木「あ、ありがとう。じゃあ――」


【安価下1~5】
無意味な事以外全部聞いてみよう

今朝、部屋の鍵がかかってなかったけど大丈夫だった?

苗木「あの、聞いていいかわからないんだけど……」

苗木「昨日の夜、桑田クンと」
舞園「はい、一緒にいましたよ」

――!

苗木「やっぱり。桑田クンに昨日夜何してたか聞いても、言わない方がいいだとか言いたくないだとか言っててさ」

苗木「結局、なんか”彼女”がいいって言ったら教えてやる、ってことになってね」

苗木「舞園さんの事じゃないかなーと思って聞いてみたんだ」

舞園「あはは、気を遣ってくれるのはありがたいですけど、そんなのじゃ誰にでもすぐバレちゃいますよねー」

もう、桑田君は隠し事が下手だなぁ、と少し小声で。

舞園「別に隠す必要なんてないんですけどね?」

舞園「こんな状況でスキャンダルも何も……」

もう、どうでもいいし、と。

舞園「そもそも、私と桑田君は仲良くお話してただけですよ」

にっこり、疑いようのない笑顔でそう言う。

苗木「それって何時から何時ぐらいまでかわかる?」

舞園「そうですね、報告会が終わってちょっとしてから~……」

舞園「桑田クンが寝てしまうまで、ですね」

なるほど、後でまた桑田クンに話を聞いてみる必要があるかな。

コトダマゲット!! 【舞園の証言】


苗木「ところで朝食にはなんで来なかったの?」

舞園「……それがですね、さすがの私も眠くって。ちょっと寝てしまっていたんです」

舞園「アイドルなのに、体力落ちちゃってるんですかね?そんなにブランク無いはずなんだけどな」

舞園「でも、少し遅れてですけど朝食を食べに食堂には行きましたよ?その時苗木君はいなかったみたいですけど」

コトダマゲット!! 【食堂にいたメンバー】


苗木「あ、最後に一ついいかな?」

舞園「はい、なんでもどうぞ」

苗木「舞園さんの勘の鋭さを見込んで……」

苗木「ズバリ!今回の事件で気になった事ってある?」

舞園「気になった事ですか?そうですね……」

舞園「大和田クンを殺せるような人って、誰なんだろう、って」

舞園「ここには、持てば圧倒的有利になるような凶器もないですし、」

舞園「毒薬の類も今のところなさそうですよね?何よりモノクマファイルによれば……」

舞園「死因は、撲殺。そんな事出来る人、私には3人しか思い浮かびません」

苗木「それって……誰?」

舞園「すいません、私の口からは……」

苗木「じゃあ――」

名前を3人挙げてみよう。当たっていれば無言の肯定をしてくれるはずだ。


【安価下3~7】選択肢
3人以上にならなかったら再安価

すいません、ちょっと出かけて来ます。
スマホからももしかしたら書けるかも知れないので、トリ付けときます。

安価下

一撃の不意打ちなのに部屋の中は争った後で滅茶苦茶なのか…?

サーバ移転だったんですね。
ちょっと中断が多かったので、あまり引っ張る程でもない3人を挙げるのは挙がった順番で行きます。


>>440
”証言”は嘘や間違いもあります。ただ、理由なく嘘を吐いたり間違ったりはしません。
客観的事実ですぐバレる嘘や間違い、つまりこの場合”一撃”と”部屋の壁に無数の傷”は正しいです。

不二咲さん……は無理じゃないか?
自分で思いついた直後に、自分でその考えを否定した。
舞園さんは元より、女の子には無理じゃないだろうか?
あ、い、いや、大神さんは……ごめんなさい。

山田クンは体を動かす事は得意ではないようだ。
喧嘩もしたことが無さそうだし、一見大和田クンに勝てる要素がないように見える。
見た目では、力はあるのだろうか……?

ともかく、”誰でも出来た”といえる状況以外で可能性のある人物を3人に絞ろう。
順当に、そういう事に強そうな人を上から順番に


苗木「3人なら大神さん、石丸クン、桑田クン、かな?」

舞園「……」

舞園さんの表情を観察する。
それにしても綺麗な顔だなぁ――――

おっと。今はそんな事考えている場合じゃなかった!
舞園さんの表情は、ボクが挙げた3人について肯定しているように、そして少し申し訳無さそうに見えた。
桑田クンなんかは庇うかとも思ったけど、仲良いみたいだし。
やっぱりウソはつきたくないのかな?
この意見は有力な手掛かりになるかもしれない。覚えておこう。

あとは……格闘といえば、あの人に話を聞きに行ってみようか?
桑田クンにまた話を聞きに行く必要もあるかもしれない。
それと、まだ穴あき状態の手掛かりについても確認した方がいいだろう。


【安価下2】
別の場所を調べるか?
誰かに話を聞きに行くか?

その際、舞園に同行してもらうよう頼むかどうかも

苗木「それじゃあまたね、舞園さん」

正直、助手は欲しいが、ここは慎重になった方がいいと何かがささやいている。
そんなこと言ってると、ずっと一人かも知れないけど。


さて、桑田クンに話を聞きに行こう。
桑田クンは言っていた、”彼女”がいいと言えば話しを聞かせてくれるって。

――桑田の部屋――

苗木「それで桑田クン、舞園さんとはずっと一緒にいたの?」

桑田「あ、アァ!?さ、さやかちゃんとなんて一度も一緒にいたことなんてね...」
苗木「いや、もう舞園さんには話聞いたから」

桑田「っそ、そうか、さやかちゃんがいいって言うなら、仕方ないか」

あれ?これもしかして、カマ掛ければ聞き出せたんじゃ……
まぁいいか、堂々と聞いてみよう

苗木「それで、どうなの?」

桑田「んーほとんどずっと一緒にいたかなぁ」

苗木「ほとんどって、具体的にはいつからいつまで?」

桑田「細けぇなー。えっと、夕方の集会?があってからしばらくした後から」

桑田「不覚にもオレが寝ちまうまで、だな」

苗木「どうしてそういうことになったのか、順を追って説明してくれる?」

桑田「まずオレは集会が終わって部屋に帰ると、手紙がドアに挟まってたんだよ」

桑田「それはさやかちゃんからの手紙でよ、話したい事があるから自分の部屋に来てくれないか。って内容だった」

桑田「ほら、さやかちゃん昨日の夕方の会に来てなかっただろ?だからそれに関係する事かなーと思って、」

桑田「特に意識せずに部屋に向かったんだ」

苗木「そこからはずっと一緒だった?」

桑田「そうだな。つってもさやかちゃんの部屋だから、オレが寝ちまった時も朝方起き出した時もさやかちゃんはいたぜ」

桑田「実際ずっと一緒だったんじゃねーか?オレにはわかんねーけど」

苗木「さやかちゃんは桑田クンにどんな話があったの?」

桑田「んー大半がとりとめもない雑談だったけど。ってか、ほとんどオレがさやかちゃんに質問しまくってたな」

桑田「最初は、さやかちゃん怯えてたみたいだったな」

~~~~~

舞園「桑田クンはその、モノクマのDVDは見ましたか?」

桑田「あー……ああ、一応、な」

桑田「正直見るのは怖かったけど、見ないのはもっと怖い気がしてなぁ」

舞園「桑田クンのも、やっぱりあの……」
桑田「ああ。家族を……許せねぇぜモノクマの野郎ッ!!」

舞園「……みんなそういう映像なんでしょうね」

舞園「私は怖くて見られなかったんですけど、聞けば聞くほど余計もう見られそうもないですね……」

桑田「あ、さやかちゃんは見てないんだ?でも、なんで?」

舞園「苗木君のを一緒に見たんですけど、それだけでもう……無理だったんです」

桑田「そうだなぁ。人のでもあれはきついだろうな」

~~~~~

桑田「そこからはもうオレの出番よ!」

桑田「持ち前の明るさでさやかちゃんの気を紛らわせ、元気付けていったってわけだ」

ん?桑田が起きだしたのは桑田自身の部屋のはずだぞ

>>451
舞園の部屋でちょっと寝てしまって、起きて解散してから自分の部屋で寝た、って感じです。
時系列がややこしくなってるのはアリバイ関係の残骸なんです。
でもそんな正確に死亡推定時刻割り出す方法が無かったので、あんまり意味なくなってるかも。

苗木「なんだか二人はお似合いみたいだね」

桑田「!っだっろー!?もう一晩で熱い絆が生まれた気がするぜ!!」

桑田「なんてったって朝までほぼ二人きりだったんだからなー!」

――!

苗木「……ほぼ?」

桑田「ああ、それが朝方オレが起きたら、さやかちゃんはもちろんいたんだが」

桑田「不二咲もいたんだ」

桑田「なんでも転んで怪我したとかで、さやかちゃんが連れて来て手当てしてた」

桑田「しっかし、さやかちゃんってなんでも出来るよなー!料理も上手いらしいぜ?かー食ってみてぇ~!」

苗木「それで、その後は?」

桑田「その後は不二咲もちょっと加わって話してたぜ」

桑田「不二咲はほとんど喋ってなかったけどな、転んだ拍子に頭打ったのかもってさやかちゃんがしきりに心配してたなぁ」

桑田「それでしばらくして大丈夫そうってんで、不二咲は部屋を出て行って」

桑田「オレも一度寝ちまったぐらいだし、限界だったんで解散ってことで部屋に帰ったんだ」

桑田「『不二咲さん、もしちょっとでも何かあったらすぐに言って下さいね』『桑田クン、無理しないでくださいね。また明日お話しましょう』って」

桑田「さやかちゃんやっぱ優しいよなー!アイドルで優しくて性格もいいとか、マジありえねーぜー!」

コトダマアップデート!!
【スキャンダル?】


聞いてもいない事を長々と語ってくれた。
でも、重要な情報もあったみたいだ。
桑田クンの話はこれくらいでいいかな?


【安価下2】
桑田に別の事を聞くか?聞くなら何を聞くか

別の場所を調べるか?
他の誰かに話を聞きに行くか?

その際、桑田に同行してもらうよう頼むかどうか

桑田クンじゃ役に立たないよな……。
ハッ ボクは今なんて?

大神さんに話を聞いてみよう。
今回の事件は争った様子があるのと、あの大和田クンを一撃で殺しているのが気になる。
ボクにわからない事でも大神さんなら何かわかるかも知れない。

――不二咲の部屋――

苗木「あ、大神さん、こんなところに」

そこには入り口近くに大神さんと、奥で何やら調べているらしき十神クンの姿があった。

大神「む、苗木か。山田と見張りを交代したところだ」

大神「なんでも霧切がトラッシュルームを調べたいようでな、掃除当番である山田がおらぬと開かないそうなのだ」

苗木「そうなんだ。ボクは大神さんにちょっと聞きたい事があるんだけど、いいかな?」

大神「ああ。我にわかる事であればなんでも答えよう」


【安価下2】
何を聞こうか?

苗木「この傷だらけの壁だけど、不自然なとこってないかな?」

大神「そうだな。我は得物を使う事は無いが、相手にした事はいくらかはある」

大神「この傷は何か刀のようなもので付けられたのだろう」

大神「不自然と言えるかどうかはわからぬが、ここで暴れた者は一人だ」

大神「相手がいたかどうかはわからぬが、もしいたとしても一方的であったと思うぞ」

苗木「なるほど……ありがとう、大神さん」

コトダマアップデート!!
【不二咲の部屋】

他に聞く事はあるかな?

【安価下1~3】
よっぽど意味ない事以外全部聞きます

苗木「大神さんは昨日の夜から今朝に掛けてって、何してた?」

大神「事件があったと思われる時間帯か。我は夕食後、日課の鍛錬を部屋でこなし、」

大神「何かタンパク性の手軽な食材は無いかと食堂へ向かった」

大神「ちょうど夕食の残りの卵があったので、それと豆乳を飲み部屋に戻った」

大神「もう結構な時間だったのでそのまま自分の部屋で朝まで眠り、起きてすぐに食堂へ向かった。こんなところか」

大神「フッ……アリバイと呼べるようなものは一つもないな」

苗木「あ、違うんだ!一応みんなに確認してるだけなんだよ」

苗木「でもしょうがないよ、ほとんどみんな寝ている時間だから」

苗木「その時間帯に、不審な人を見なかった?」

大神「ふむ。怪しい人物というのはいなかったぞ」

大神「事件と関係ありそうと言えば、大和田がランドリーに入って行くのは見たな」

大神「奴はよく夜中に洗濯をするようで、前にも見かけているがな」

大神「あとは――その時間帯に出会った人物は、食堂で朝日奈。廊下で石丸ぐらいだ」

大神「朝日奈とはしばし話をし、石丸は遠目だったので声は掛けなんだ」

苗木「その時の大和田クンと朝日奈さんと石丸クンは、どんな様子だった?」

大神「大和田と朝日奈は夕食時と変わりない様子であったな。石丸は茫然自失といった感じであった」

苗木「石丸クンか……少し気になるな」

苗木「ところで、ところでなんだけどさ」

苗木「大神さんは、大和田クンの事を誰が……その、殺したと、思う?」

大神「我にはわからぬ。思い付きもせん事だ」

大神「ただ、大和田は、なかなかに鍛えられた男だっただろう」

大神「普段の動きや肉の付き方からの推察でしかないが、あの男を正面から攻撃して」

大神「一撃の下に倒し伏せる事が我にでも可能だろうか。とは考えてしまうな」

大神「もしかすると犯人は我以上の実力を持っているのではないだろうか」

苗木「え……!!大神さん以上!?」

大神「フッ、もちろん武器を持った場合に限り、だがな。我もまだまだ修行不足ではあるが」

苗木「そ、そうなんだ……」

苗木「ありがとう大神さん、聞きたかった事はこれくらいかな」

大神「我は頭を使うのは得意ではない。だが、それ以外の事であれば何でも言ってくれ」

コトダマゲット !!

【大神の証言】



【安価下2】
十神クンに声を掛けるか?

別の場所を調べるか?
誰かに話を聞きに行くか?

「十神クン、捜査の方はどう?」

十神「なんだ、苗木か。お前に報告する必要はない」

十神「それより死体を発見した時の事を教えろ」

苗木「あ、うん」

話を聞こうと思ったけど、逆にいきなり聞かれるとは思わなかった。
まずは答えてから、話を聞いてみよう。

苗木「えっと十神クンは今日の朝食には来なかったよね?そこから話した方がいいかな」

十神「フン、好きにしろ」

苗木「ボクらはまずいつもの時間に朝食会として、食堂に集まったんだ」

苗木「その時いなかったのが十神クン、桑田クン、舞園さん、不二咲さん、そして大和田クン」

苗木「ボクは胸騒ぎがして、桑田クンの部屋に行ったんだ」

苗木「そしたら桑田クンは普通に寝坊で、拍子抜けして。ついでに二人で他の人も呼びに行こうってなって」

苗木「舞園さんの部屋に行ってみたんだけどいなくて、これは後からわかったんだけどちょうど入れ違いだったみたい」

苗木「そして次は不二咲さんの部屋に。そこはもうのんきな朝の雰囲気ではなくて、入る前から異質な空気だった」

苗木「桑田クンは何も感じていなかったみたいだけど、一刻を争うと思ったからボクだけ走って行って」

苗木「急いでドアを開けて中を覗いてみたら……部屋がこの有様でね」

苗木「でも、この異様な雰囲気はここじゃない、シャワールームだってすぐにわかって」

苗木「シャワールームをあ、開けたら……」

十神「もういい。貴様の話は長すぎる。それで?大和田の死体を見つけて、死体発見アナウンスが流れたのか?」

苗木「うん……あ、ううん、ちょっと遅れてアナウンスだったかな」

十神「それは桑田が後から入って来たタイミングか?」

苗木「たぶんそうだと思う。ん?あのアナウンスって何か意味があるの?」

十神「凡人でもここまで言えば気付くか。俺には最初から違和感があってな」

十神「もし第一発見者が発見した時に流れるのだとしたら、犯人はどうなる?」

苗木「え?」

十神「ともかく何か条件付けが必要なはずなんだ」

十神「それをモノクマに確認したところ、奴め、『あ、ごっめーん!言い忘れちゃった!テヘ』だと。ふざけやがって」

苗木「それで、その条件って?」

十神「……まぁいい教えてやる。その代わり、俺の為に励めよ」

十神「その条件は”犯人以外の3人以上が死体を発見した時”だそうだ」

十神「俺からくれてやる情報は以上だ。せいぜい楽しませてくれよ」

コトダマアップデート !!
【死体発見アナウンス】


【安価下2】
十神に他の事を聞くか?

別の場所を調べるか?
それとも、別の誰かに話を聞きに行くか?

その際、十神に同行してもらうよう頼むかどうかも

十神「聞こえなかったのか?俺からくれてやる情報は以上だ、と」

十神「そもそも最初にお前に報告する必要はない、と言っただろう?もう忘れたのか。これだから愚民は」

十神「そんな事より、お前にはまだ話を聞かなくてはいけない人物が残っているんじゃないのか?」

話を聞かなきゃいけない人物……か。

事件が起こってからまだ話してない人は、山田クン、葉隠クン、石丸クン、朝日奈さん、腐川さん、江ノ島さん、セレスさん、かな。
中でも事件に関係してそうなのは――


【安価下2】
誰に話を聞きに行こう?

その際、十神に同行してもらうよう頼むかどうかも

(十神、最初からずっと放置され気味だったんでちょっと寂しがってます)

苗木「……石丸クンに話を聞きに行こう。十神クン、一緒に行ってくれないかな?」

十神「なんだと?何故俺がお前なんかと一緒に行動しなくてはいけないんだ」

十神「フン。俺はこれから教室を調べに行く。着いて来たかったら苗木、お前が来い」


――1-A教室――

あ、石丸クンだ。隅の方でうずくまっちゃって……視聴覚室の時と同じような状態だ。

石丸「あ……十神くん、また何か用かね?ん、今度は苗木くんも一緒か」

十神「俺はこの教室を調べに来ただけだ。用があるのは苗木のようだぞ」

苗木「……。あ、えっと、石丸クン、ちょっと話聞いていいかな?」

石丸「あぁ……かまわないよ」


【安価下2】
何を聞く?

苗木「昨日の夜思い詰めてたみたいだけど、大丈夫だった?」

石丸「苗木くん……心配してくれるのか、ありがとう」

石丸「まだ僕の中では答えは出ていないが……あまり時間もないのかもしれないな」

苗木「ところでどうしてこんなところに?」

石丸「教室は、落ち着くんだ……気付いたらここにいたのだが、もうどこにも行きたくない……」

苗木「(まだ悩んでるみたいだ……どうしようか?)」


【安価下1~5】
よっぽど意味ない事以外全部

苗木「悩みがあるなら僕でよかったら聞くよ?」

石丸「苗木くん……いや、いいんだ。こんなもの答えはもう出ているんだ」

石丸「規律は破ってはいけない、秩序は守らなくてはならない。どんな理由があったとしても」

石丸「いや、それ以上に人としてそんなこと……あってはならない事なんだ」

苗木「うん、そうだね」

モノクマの決めたルール、の事かな?

事件について何か聞いておこうか?

【安価下1~3】
よっぽど意味ない事以外全部聞きます

苗木「事件の前、大和田クンと何かあった?」

石丸「……大和田くん!?い、いや、それより事件というのは?」

え?
苗木「大和田クンが殺された事件、だけど」

石丸「なんだと!!?大和田クンが……殺され、た……?」

石丸「ち、違う!僕はやってない!本当だ!!やってない……」

石丸「そんな……まさか」

苗木「大丈夫、落ち着いて石丸クン!今その犯人を探し出さないと、みんなモノクマに処刑されてしまうんだ」

苗木「だから何か、何でもいいから大和田クンについて知ってる事があったら教えてくれないかな」

…………

しばらく、石丸クンは何事かつぶやいたり、急に叫び出したりを繰り返していた。

十神「時間の無駄だな。こいつは限りなく怪しいぞ、じゃあな」
十神クンとは別行動をする事になった。教室の調査はいいのかな?ロクに調べてなかったように見えたけど……。


やがて石丸クンも少し落ち着いて、ポツポツと語ってくるようになった。

「……僕は、僕は大和田クンが怖かったんだ」

石丸「彼の粗暴な行いを正そうとすると、その矛先は僕に向かって来る」

石丸「悪に屈するなどあってはならない事だ!だが……それでも」

石丸「自分に向けられる暴力に、加えてこの状況だ」

石丸「いつ自分が、叔父や……あの映像の、家族のように……」

石丸「そう!家族の事も心配だ。いくら正しい行いをしていたとしたって、圧倒的な暴力の前には」

石丸「屈しそうになる事もあるんだ……」

苗木「石丸クン……」

またしばらくうなだれてしまう。
……聞きづらいことだが、聞かなくてはならない。

苗木「あ、石丸クン、これはみんなに聞いて回ってるんだけど」

苗木「昨日の夜から今朝に掛けて、どこで何してた?」

石丸「やはり僕を疑うのだな」

苗木「あ、だからそういうことじゃ……」

石丸「……いいんだ、仕方のない事だ」

石丸「そうだな――昨日は晩御飯も食べる気にならず、ずっと部屋に篭ってどうすればいいか考えていたんだ」

石丸「夜中部屋を出て君に会ってから、空腹感を覚えたので台所に寄って夜食をいただいたな」

石丸「ふ、こんな時でも腹は減るんだな。それも、苗木くんに会ったからかも知れないが……」

石丸「それから朝方まで自室で寝て、少し早めに目が覚めたのでそのまま食堂へ向かった」

石丸「途中会ったのは舞園くんと不二咲くんぐらいだな。不二咲くんはどうも体調が悪そうだったので、」

石丸「大丈夫か?と声を掛けたが、舞園くんが私の部屋に連れて行きます、と言うので、任せて食堂へ行った」

石丸「食堂には誰もいなかったぞ」

石丸「これでいいか?苗木くん。よければ、すまないが一人にさせてくれないか……」


コトダマゲット !!
【石丸の証言】

コトダマリスト

【致命傷】
死因は後頭部を棒状の物で一撃。
凶器は判明していない。
傷跡から、高いところから振り下ろされたもののようだ。

【霧切の証言】
被害者に致命傷以外の最近出来た傷はない。
不意打ちかそれに近い状態であった可能性があるらしい。

【不二咲の部屋】
壁にある無数の傷を付けたのは一人のようだ。
その際相手がいたかどうかは不明。

【死体発見アナウンス】
犯人以外の3人以上が死体を発見した時に流れるらしい。
ボクと桑田クンが見つけた時に流れたということは……?

【壊され掛けたドアノブ】
素手では無理であろう傷が付いている。

【不二咲の証言】
覚えている限りでは、ずっと自分の部屋にいたらしい。
大和田の事は見ていない。

【スキャンダル?】
桑田は夜通し舞園と一緒にいた。
朝方の少しの間は寝ていた為わからない。その後は不二咲も一緒にいたらしい。

【曲がった模擬刀】
有り得ない形の模擬刀。
桑田によると、元はこんな形ではなかったらしい。

【舞園の証言】
桑田と舞園は、桑田が寝るまで夜通し一緒にいたらしい。

【食堂にいたメンバー】
苗木が出て行ったしばらく後、舞園が遅れて来た。
桑田は一度も顔を出していない。
十神、不二咲は不明。

【大神の証言】
大和田は夜中の洗濯時点では生きていた。
大和田を正面から一撃で仕留める事は、大神ですら難しいようだ。

【石丸の証言】
事件の事を知らなかった?
朝方に舞園と不二咲を見かけた。
不二咲の体調が悪そうなので舞園が部屋に連れて行った。

これでたぶん最低限のコトダマは手に入れたはずです。
あとは調査や聞き込みを続ければ難易度が下がる、かな。

このまま裁判を待つ、という選択が出来るようになります。
もうとっくにわかってんだよ簡単すぎ、って場合選んでください。
それではまた~

Chapter1終了までは行きたい。

ぼちぼち始めて行きます。

「石丸クンに同行をお願いするのは無理そうだな……」


【安価下2】
別の場所を調べるか?
誰かに話を聞きに行くか?

学級裁判に備えるか?

不二咲さんに話を聞こう。
彼女の性格的に嘘はつかないと思うけど、不明瞭な点があるはずだ。
しかし、彼女は何か様子が変だった。聞き方を気を付けないと今後に影響があるかもしれないぞ――

――体育館――

不二咲さんはまだ体育館にいた。
心ここにあらずといった感じで、天井に引っ掛かってるボールを見つめている。

苗木「不二咲さん」

不二咲「……あ。苗木君……どうしたの?」

苗木「(何をどう聞こうか?)」


【安価下2】

苗木「腕、大丈夫?その包帯の傷って、どうしたの?」

不二咲「ん……まだズキズキするけど、大丈夫。これね、」

やや間があって

不二咲「転んじゃった……んだと、思うよ」

後の方は声が小さくなっていたが、聞き逃さなかった。
思う……?

苗木「もしかして、覚えてないの?」

不二咲「……うん。気付いたら廊下で倒れてて、舞園さんが助け起こしてくれて」

不二咲「状況から見て転んだんじゃないかなぁ、って」

苗木「どんな怪我だったの?」

不二咲「えっと、両腕にいくつかの打撲の痕と、内出血してたかな……」

不二咲「見た目ひどそうだったから、自分でもあんまり見られなくって」

苗木「そっか……保健室も開いてないし、今は満足な治療は出来ないね」

不二咲「大丈夫だよ、こんなの。大和田君に比べたら……」

苗木「そう、だね」

苗木「でもあまり無理はしないでね」


コトダマゲット !!
【不二咲の怪我】


【安価下2】
まだ不二咲さんに聞くことがあるか?(内容も)
別の場所を調べるか?
誰かに話を聞きに行くか?

学級裁判に備えるか?

折角なので両方

苗木「怪我をする直前って何があったかな?覚えてる限りでいいんだ」

不二咲「……ご飯食べ終わってからはずっと部屋にいたってことぐらいしか……」

不二咲「それで、いつも通り寝て、朝方トイレに行って……」

不二咲「……あれ?トイレに行った覚えがないかもしれない。寝ぼけてたのかな?」

不二咲「ごめんね、役に立ちそうもなくて……」

苗木「いや、そんなことないよ。ありがとう」

……特定の時間に記憶がない、というのは何か手掛かりになるかも知れないぞ。


コトダマアップデート !!
【不二咲の証言】

苗木「少し元気になったようにも見えたけど、不二咲さんに同行をお願いするのはまだ心苦しいな……」

あっ!そもそもボクはもう十神クンと一緒に捜査をしているじゃないか!
一緒に捜査してる……んだよね?


――トラッシュルーム――

霧切さんと山田クンがいる。

苗木「霧切さん、どう?捜査の方は」

霧切「……苗木君」

霧切「そうね、大体は見えて来たわ。凶器と犯行時刻とアリバイと、犯人。わからないのは、動機ね」

霧切「ここから出られる、それだけでも動機となるのかもしれないけれど。私にはどうもそれだけじゃないように思えるわ」

霧切「何故わざわざ大和田君を狙ったのか……もね」

霧切「あとは捜査をしてもわからない事だから、本人たちに直接聞くしかないわね」

苗木「(霧切さんはもう行ってしまいそうだ。何か聞きたいことはあるか――?)」



【安価下3ぐらいまでで】
何を聞くか?
聞かないが多かったら次の安価

特定の時間の記憶をなくす
そんなことが人為的にできると思う?

>>503
それってこの事件に関してですか?
それとも全体に対する謎として?

安価下

苗木「ねぇ霧切さん。変な事を聞くようだけど――」

霧切「前置きはいいわ。何?」

苗木「人為的に特定の時間だけの記憶を消す事って、可能だと思う?」

霧切「――!!」

霧切「あなた……どうしてそれを?」

霧切「……いえ。どうしてそんな事を聞くの?」

苗木「え、いや、なんとなく事件と関係してるんじゃないかなぁと思って……」

霧切「”事件”ね……。かなりの大規模な施設と、最先端の、いえ、それ以上の技術力があれば可能だとは思うわ」

霧切「これでいいかしら?」

苗木「う、うん。ありがとう霧切さん」

苗木「あ、ついでと言ってはなんだけど、今回の事件に関して何か少しでも情報が欲しいんだ。お願い出来ないかな……?」

霧切「……ふぅ。仕方ないわね」

霧切「苗木君はどんな事を調べて、どこまでわかっているの?」

…………

霧切「……なるほどね。案外よく調べているじゃない。まだわからない?」

霧切「そうね……じゃあ、あなたの知らなそうな事を一つ教えてあげるわ」

霧切「これは葉隠君の証言ね。『大和田っちを最後に見たのは、昨日の深夜~早朝ごろ。ちょうどションベンしに行ったらばったり会って、連れションしたんだべ!』」

霧切「だそうよ。彼の言葉に嘘がなければ……大和田君の死亡時刻がだいぶ絞り込まれるんじゃないかしら?」

霧切「私から言えるのは、これぐらいよ」


コトダマゲット !!
【葉隠の証言】



霧切「苗木君。この事件、あなたは何もしなくていい……いいえ、出来ないと思うわ」

苗木「そんな!誰かに頼りきりなんて出来ないよ!ボクだって何かの役には立ってみせるよ」

霧切「そういうことじゃないのだけれど……。いいわ、どうせ不参加は認められないだろうし」

霧切「あなたの答えを見せてちょうだい。それでは、裁判で会いましょう」

苗木「行ってしまった……もうここに用はないはずだ。ボクも行こう」



「あのー……僕のことは無視ですか?かまいませんけどね、今回ただの見張り役ですし……」



【安価下3ぐらいまでで判断】
別の場所を調べるか?
誰かに話を聞きに行くか?

学級裁判に備えるか?

モノクマファイルの確認

>>512
モノクマファイル配られてないんですよね。
あの野郎、最初だからってたぶん配り忘れたんですよ、たぶん裁判開始直後に配られるんじゃないかな……。

最後に大和田クンの部屋を見てみようかな。

特に異常はないようだ。シャワールームも別段何もない。
”工具セット”も開けられてはいないようだ。



キーンコーンカーンコーン

「えーボクもそろそろだれて来たんで、やっちゃっていいっすか?」

「それでは、お待ちかねの学級裁判をはじめまーす!」

「オマエラは学校エリアの赤い扉にお集まりください」

「ではでは……また後でね~!!」



いよいよはじまる……

命がけの謎解き

命がけの騙し合い

命がけの信頼

命がけの裏切り


命がけの……

学級裁判が!!



学  級  裁  判

      開
     廷
     !!

コトダマリスト

【致命傷】
死因は後頭部を棒状の物で一撃。
凶器は判明していない。
傷跡から、高いところから振り下ろされたもののようだ。

【霧切の証言】
被害者に致命傷以外の最近出来た傷はない。
不意打ちかそれに近い状態であった可能性があるらしい。

【不二咲の部屋】
壁にある無数の傷を付けたのは一人のようだ。
その際相手がいたかどうかは不明。

【死体発見アナウンス】
犯人以外の3人以上が死体を発見した時に流れるらしい。
ボクと桑田クンが見つけた時に流れたということは……?

【壊され掛けたドアノブ】
素手では無理であろう傷が付いている。

【不二咲の証言】
夕食から寝るまでは部屋でずっと一人でいたらしい。
自分の部屋で寝て、朝方目が覚めた辺りから怪我をするまでの記憶が無い。
その間、大和田の事は見ていない。

【スキャンダル?】
桑田は夜通し舞園と一緒にいた。
朝方の少しの間は寝ていた為わからない。その後は不二咲も一緒にいたらしい。

【曲がった模擬刀】
有り得ない形の模擬刀。
桑田によると、元はこんな形ではなかったらしい。

【舞園の証言】
桑田と舞園は、桑田が寝るまで夜通し一緒にいたらしい。

【食堂にいたメンバー】
苗木が出て行ったしばらく後、舞園が遅れて来た。
桑田は一度も顔を出していない。
十神、不二咲は不明。

【大神の証言】
大和田は夜中の洗濯時点では生きていた。
大和田を正面から一撃で仕留める事は、大神ですら難しいようだ。

【石丸の証言】
事件の事を知らなかった?
朝方に舞園と不二咲を見かけた。
不二咲の体調が悪そうなので舞園が部屋に連れて行った。

【不二咲の怪我】
転んで怪我をしてしまったらしい?
特に酷いのが腕で、無数の打撲痕があり内出血しているらしい。
実際に見てはいないので詳細は不明。

【葉隠の証言】
深夜~早朝頃に大和田と会っている。

難易度設定を変更しますか?

シンセツ
ユルヤカ<]
イジワル

【安価下3までぐらいで】


セレス「それでは、まずは何の話をいたしましょうか?」

モノクマ「あ、ちょっとちょっと待って!」

モノクマ「これ、苗木クンに渡し忘れてました。メンゴメンゴ~!」

コトダマゲット !!
【モノクマファイル】
被害者は大和田紋土。死因は頭部打撲による脳挫傷。
他に最近付けられた目立った外傷は無し。

苗木「モノクマ……ッ!!こんな大事なものを!」

モノクマ「ご、ごめんね苗木クン……はじめてだったから……ぽっ」

苗木「……はぁ……」

なんかいきなりどっと疲れた。


「気を取り直して、はじめましょうか。まずは>>525について話し合いましょう」

凶器

苗木だけ配られてない、と思いきやコトダマリストに入れ忘れてただけみたいですね。
気を付けます。

セレス「凶器について話し合いましょうか?」

葉隠「【模擬刀の先制攻撃】だべ!」

江ノ島「そーいうのいいから~」

霧切「現場には【凶器らしき物は無かった。】処分したか、どこかに隠したか」

葉隠「おお、霧切っち!なんか刑事みたいだべ!」

石丸「やはりここは定番の【バールのようなもの】ではないか?」

朝日奈「そんなのどこにあるの?あるもので考えようよ……」

朝日奈「台所にあった【包丁】とかは?」

山田「確かにそれなら【誰にでも持ち出せました】し、扱いも楽ですな」



【安価下3ぐらいまでで決める】
どこを何で論破、また同意する?

朝日奈「台所にあった【包丁】とかは?」
               ↑
             【致命傷】
                  「それは違うよ!」苗木
             BREAK !!


苗木「これを見てよ。致命傷は、後頭部を棒状の物で一撃、って書いてあるよ」

苗木「包丁ではこんな傷、出来ないよね?」

朝日奈「あ、そっか!じゃあ凶器はなんだったのかな……?」

大神「それに、包丁はこの事件で全く使われていないのであろうか」

霧切「それは議論を進めて行けばわかる事だわ」


桑田「致命傷を与えた凶器が包丁じゃないってことはわかったけどよ……」

桑田「じゃあなんなんだ?他に凶器になりそうなものなんてあったか?」

石丸「持ち運べる物でそのような形状の物は、無かったと思うぞ!」

葉隠「……オーガならなんでも持ち運べるんじゃねーか?例えば窓の鉄格子とか」

朝日奈「ちょっと葉隠!怒るよ!」

大神「我にもあの鉄格子は外せぬ、すまんな」

朝日奈「いいんだよさくらちゃん、真面目に答えなくても!」

舞園「あ、マイクスタンドとかはどうですか?」

舞園「確か体育館にありましたよね」

桑田「おお、それだ!さやかちゃん!」

霧切「確かに形は合わなくはないけれど……」


【安価下3ぐらいまで】
誰のどの発言を、何で撃つ?

桑田「致命傷を与えた凶器が包丁じゃないってことはわかったけどよ……」

桑田「じゃあなんなんだ?他に凶器になりそうなものなんてあったか?」

石丸「持ち運べる物でそのような形状の物は、無かったと思うぞ!」

葉隠「……オーガならなんでも持ち運べるんじゃねーか?例えば窓の鉄格子とか」

朝日奈「ちょっと葉隠!怒るよ!」

大神「我にもあの鉄格子は外せぬ、すまんな」

朝日奈「いいんだよさくらちゃん、真面目に答えなくても!」

舞園「あ、マイクスタンドとかはどうですか?」

舞園「確か体育館にありましたよね」

桑田「おお、それだ!さやかちゃん!」

霧切「確かに形は合わなくはないけれど……」


【安価下3ぐらいまで】
誰のどの発言を、何で(>>517)撃つ?

石丸「持ち運べる物でそのような形状の物は、無かったと思うぞ!」
                      ↑
                 【曲がった模擬刀】
                            「それは違うよ!」苗木
                    BREAK !!

苗木「石丸クン、その条件に合う物はあったと思うよ。それは、これだよ」

石丸「た、確かにそのようなものもあったな……失念していた」

苗木「それにこの模擬刀には、曲げられた形跡があるんだ。前はこんな形はしていなかったはずだよ」

苗木「断定は出来ないけど、凶器に使われてこうなった可能性が高いんじゃないかな?」

霧切「そうね。それに、私が調べたところ、傷口の形とも一致したわ。」

桑田「いっ!死体に触ったのか!?」

霧切「ええ。触らなければ、情報は得られないわ」

セレス「ともかく、凶器は模擬刀ということでいいでしょう」

十神「……待て」

十神「模擬刀が犯行に使われた凶器の一部ということは認めてやろう」

十神「だが、凶器はそれだけだったのか?大和田を殺した以外にも、何か道具が使われた形跡がある」

苗木「(十神クンはあれの事を言ってるのかな……?)」


【安価下3ぐらいまで】
>>517のどれか

これだ!
【壊され掛けたドアノブ】

苗木「十神クン、それって……【壊され掛けたドアノブ】の事だよね?」

十神「フン……」

苗木「これは不二咲さんの部屋、つまり現場のドアノブなんだけど」

苗木「かなり酷く壊され掛けてるんだよ。もし鍵を掛けていても開いてしまうかも知れないぐらいに」

苗木「こんなこと、素手ではとても無理なんだ。例え大神さんでもね」

苗木「出来るとしたら……それは、”工具セット”だけなんだよ」

霧切「”工具セット”……?」

苗木「うん、霧切さんは知らないかもしれないけど、男子にはみんな”工具セット”が各部屋に配られているんだ」

腐川「そ、そんな危険な物を男だけが持ってるっていうの!?」

苗木「そこまで危険じゃないよ。この金槌だってこの大きさで人を殺すのは難しいし、ドライバーだって包丁より殺傷能力は低い」

苗木「でも、ドアノブに対しては効果は絶大だ」

腐川「つまり、どういうことよ……」

苗木「つまり犯人は大和田クンを殺す過程で、工具セットを使ってシャワールームのドアをこじ開けた可能性があるんだ!」

腐川「じゃ、じゃあ犯人は男ってこと……?」

苗木「それはまだわからないよ。次の議論を進めて行こう」

苗木「次は、>>550について話し合おう」

昨日の大和田の動向

大和田クンがいつまで生きていたか

朝日奈「大和田、夜ご飯の時にはいたよね。みんな見てたと思うけど」

大神「ああ」

石丸「……【僕は見てない】が、みんなが言うならそうなんだろう」

大神「それ以降、【最後に見たのは我】だろうな。夜中の0時頃ランドリーに入って行くのを見かけた」

大神「前にも同じ時間帯に見かけたことがあったのでな、特別不審には思わなかったのだ」

江ノ島「それ以外にはいない~?ま、しょうがないよねーそんな時間だし」

葉隠「うーん、となると大和田っちの死んだ時間は結構幅広いべ?」

セレス「【夜中から朝食の時間まで】、でしょうか。広いですわね」


【安価下3ぐらいまで】
誰のどの発言を、何で(>>517)撃つ?

あまりに見え見えなのはウィークポイントなしにしたりしてみてるけど、でも結局はあまりに見え見え……
難しいねこれー

大神「それ以降、【最後に見たのは我】だろうな。夜中の0時頃ランドリーに入って行くのを見かけた」
                ↑
             【葉隠の証言】
                          「それは違うよ!」苗木
               BREAK !!

苗木「それは違うよ……ね、葉隠クン?」

葉隠「へ?」

苗木「キミはこう証言してるよね?『大和田っちに昨日の深夜から早朝ごろ会った』って……」

葉隠「ああ!!」

葉隠「忘れてたべ!」

苗木「こ、こんな大事なこと忘れないで欲しいな……」

葉隠「忘れちまってたもんはしょうがねーべ!」

苗木「でもこれで、大和田クンは早朝までは生きてたってことになるよね?」

腐川「こ、こんないい加減な男の言うことを真に受けてもいいわけ!?」

朝日奈「ま、まぁまぁ腐川ちゃん……確かにそうだけど……」

苗木「……そ、それを言ったらキリがないから、とりあえずこれが正しいとして、話を進めてみよう?」

セレス「その時間から朝食の時間までのアリバイ、ですわね?」

十神「おいミトコンドリア、大和田に会ったのは何時頃だ」

葉隠「ミト……って俺のことだべか!?ひどいべ……」

朝日奈「そうだよ!ミトコンドリアさんに失礼だよ!!」

葉隠「うう……それが、時計は見てなかったんだべよ……たぶん感じからすると、4時か5時ぐらいだと思うだけども」

十神「チッ、使えない奴だ」

苗木「……曖昧な感じになっちゃったけど、一応アリバイについて議論を進めてみようよ」

あ、ぶっちゃけルート分岐はあります。
間違いではないけど悪い結末に行きやすくなる、みたいな。

犯人は変わらないです。
その次以降の話で影響して来ますね。


アリバイ議論が思ったより難しい。

アリバイについて

セレス「アリバイですか……【4時から7時】、でいいのでしたっけ?」

朝日奈「うん。起床の放送が流れるのは7時だったよね」

山田「しかし、そんな時間にアリバイがある方が珍しいのではないですかな」

十神「フン、ならばアリバイがある者は名乗り出ろ。ちなみに俺は無い」

桑田「偉そうに言うことじゃないだろ……あー俺はー……その辺りの時間帯にさやかちゃんと一緒にはいたんだがよ」

桑田「途中ちょっと寝ちまってるんだよな、【5時過ぎぐらい】に。まぁないよりはマシだろ?」

舞園「私はその後【部屋を出てすぐ】、不二咲さんが倒れてるのを見つけたんです」

石丸「ああ、確かに僕も舞園くんと不二咲くんに会ったぞ。5時過ぎ頃だ。不二咲くんは【具合が悪そうだった】ので心配していたんだ」

舞園「その後すぐ【私の部屋】に連れて行って、軽い手当てをしたんです。その頃桑田クンが起きてきて……」

桑田「ああ、それが6時前だったぜ。なんで不二咲が?と思ったけど、事情聞いて、【頭打った】かも知れないからしばらく様子を見ようって」

舞園「大丈夫そうなので、起床時間直前ぐらいに【みんなそれぞれの部屋】に帰りましたね」




【安価下3ぐらいまで】
誰のどの発言を、何で(>>517)撃つ?

舞園「大丈夫そうなので、起床時間直前ぐらいに【みんなそれぞれの部屋】に帰りましたね」
                                      ↑
                                  【不二咲の証言】
                                              「それは違うよ!」苗木
                                     BREAK !!


苗木「ねぇ、不二咲さん。舞園さんの部屋から帰って来た後の事は、覚えてる?」

不二咲「うん。覚えてるよ」

苗木「じゃあ、自分の部屋で大和田クンを見なかったっていうのは、本当?」

不二咲「……うん。見てないよ」

苗木「不二咲さんの記憶が無かったのは、目が覚めてから怪我をして舞園さんに助けられるまでの間だよね」

苗木「その間以外は大和田クンを見なかった、ってことでいいのかな」

十神「ん?待て、どういうことだ苗木」

十神「葉隠の証言では、大和田が死んだのは4時から7時。舞園の証言では、不二咲が部屋に帰ったのは7時少し前」

十神「しかし不二咲は大和田を見てすらいないと言う。どういうことだ説明しろ」

苗木「三人のうち、誰かが嘘をついている……?」

セレス「もしくは、大和田君が殺されたのは不二咲さんの部屋ではない、とか」

霧切「いいえ、それは無いと思うわ。大和田君の死体を人目につきやすい時間帯に移動させるなんて危険すぎる」

霧切「それに、一人では引きずらずに大和田君を運ぶのは無理だわ。協力者か道具でも使わない限り廊下に跡が付くはずよ」

大神「いや、我なら一人でも可能だ。だが、我はやっていない」

苗木「(素直に言ってくれるのはいいけど……候補が一人増えちゃったよ……)」

セレス「どうしましょう、これでは議論が続けられないと思いますが。嘘の上に成り立つ議論なんて、これ以上重ねても無意味です」

苗木「(どうしよう……誰が嘘をついているんだ?)」



【安価下3ぐらいまで】
人物を指定しろ

嘘をついているのは……不二咲さんだ!!


【安価下3ぐらいまで】

だけ?

すいません割と重要なとこなんで、だけ1票 舞園さん1票でもうちょい安価します

【安価下3まで】
嘘をついてるのは不二咲だけ?
他にもいる?(いるなら名前)

苗木「……不二咲さん。キミは嘘をついているね?」

不二咲「……え?」

苗木「大和田クンの死亡推定時刻は4時から7時、そして不二咲さんが自分の部屋に帰ったのは7時ちょっと前」

苗木「なのに殺害現場である不二咲さんの部屋で、大和田クンを見てないっていうのはおかしいよね」

苗木「これは、不二咲さんは本当は部屋に帰っていないのか、本当は大和田クンを見ているのか」

苗木「どっちにしろ嘘をついているということになる!」

不二咲「……う、うう」

反論はないようだ。

霧切「……」

朝日奈「でも、どうして嘘なんてついたの?ま、まさか……」

葉隠「不二咲っちが犯人だからだべ!そうに決まってるべ!!」

朝日奈「あんた……!」

葉隠「み、みんなもそう思ってるべ!なぁ!?」


>>588
はい
いいえ

いいえ

苗木「……まだ、そうは言い切れない」

朝日奈「苗木!」

苗木「(何か、何かはわからないけど引っ掛かるんだ……)」

霧切「……不二咲さんは嘘をついていないと思うわ」

苗木「え――!」

霧切「不明瞭な点はあるけれども。少なくとも、事件に関しては嘘をついていない」

霧切「苗木君。場所も、証言も、正しいのだとしたら……ここまで言えば分かるわね?」

苗木「(場所も、証言も、正しいのだとしたら……)」

苗木「(疑うべきは――)」



閃 き ア ナ グ ラ ム 開 始 !


     お か ん
         じ
  め         ぶ
ぶ      ん  さ


>>595
○○ん

じかん

あ、「み」入れときゃ良かった……

苗木「じかんだ!」

十神「じかん?どういうことだ説明しろ>>599

>>598

苗木「不二咲さんが部屋に戻った時点では、大和田クンはまだ生きていたし部屋にもいなかったんだよ」

十神「な、なんだと……?」

苗木「考えてもみてよ。大和田クンが殺害されたのは4時以降ってだけで、4時から7時だと思っていたのはボクらの勝手な思い込みだったんだ」

桑田「た、たしかに……誰かが言い出したから信じちまったけど、7時までにって限定する必要はねぇな……」

苗木「ボクと桑田クンが大和田クンの死体を発見したのは8時頃。1時間近く空白の時間があるはずなんだ」

十神「つまり、死亡推定時刻――」

十神「不二咲が犯人なら4時から8時、それ以外なら7時から8時、ということになるな」

十神「そして7時から8時に犯行が可能だった人物は、起床時間に食堂に居なかった人物」

十神「つまり、俺と舞園と桑田と不二咲。これでいいな?>>605

ん、あれ?
そういやなんで石丸って大和田が死んだこと知らなかったんだ?

ごちゃごちゃしてきたし時間も時間なんで、、一時閉廷しますか。
というかこれChapter1って感じしないんですがそれは

不二咲ちゃんこんだけ怪しい言動してても犯人じゃないって信じて貰えるんだもんなぁ
愛を感じる

ではでは、良い夢を……

やっぱ苗木と桑田より前に死体発見した人間がいるってことか。
候補としては必要以上に取り乱していた石丸、言動全般が不確かすぎる不二咲のどちらかかな

考えたくないがこの時点で一番怪しいのは舞園ちゃんだよなぁ。
DVD見て不安になって夜中に誰かと一緒にいたいと思う。これはいい。
だが何故人畜無害そうな苗木ではなく見た目DQNな桑田を選ぶ?

犯人像を意図的に「素で戦闘力の高そうな人間」に限定するような言動してるし(「そんなことができそうなのは3人だけ」など。)つまり非力な人間(自分含む)を容疑者から外すように仕向けている。

凶器を模造刀と仮定すると部屋の中の無数の傷は大和田を[ピーーー]過程で犯人が模造刀でつけたことになる。つまり「模造刀をもって部屋中を暴れまわり一方的に大和田を追い詰めた」と言うことだがさくらちゃんが「そんなことは我にもできん」と言っている。
それを考えれば「物理的に」大和田は反撃できなかったのではなく「心理的に」反撃できなかったんじゃなかろうか。つまり逆に相手が「反撃すればうっかり[ピーーー]、または大けがを負わせてしまいかねないか弱い人間」であった、という考え方もできる。それ故に大和田は反撃を躊躇い逃げ回るしかできなかった。

石丸の動揺は大和田の死体を最初に発見したため。
死体を発見したという恐怖とこのままでは自分が疑われるという恐怖から誰にも告げずにいたが、彼の性格からして「隠し事をする」ことがストレスになり、あの不自然な取り乱し方につながったと考えられる。

長文すまん。

まぁ思いついたことを並べただけだから穴があるのは承知してるよ。

ならばこういうのはどうだろうか。
大和田は舞園の名で不二咲の部屋に呼び出された。これからの事を3人で話し合おう、などと言う名目で。桑田ほど舞園を信用していなかった大和田は万が一のために自室の工具箱よりハンマー(または武器になりそうなもの)をこっそり持って不二咲の部屋へ。
不意に襲われる大和田。相手が舞園だと知った大和田は本気で反撃すれば殺してしまいかねないと反撃を躊躇う。
トチ狂って模造刀を振り回す舞園から逃げ回るだけの大和田。しかしこのままではいつかやられてしまう。
不二咲を女だと思っていた大和田はシャワー室に立てこもることを考える。そうしているうちに物音で誰かが来てくれるかもしれないし、舞園の頭も冷えるかもしれない。
シャワー室のカギを破壊するために持っていたハンマーで鍵を破壊しようとするが、手間取っているうちに背後から一撃。

しかしその場面を不二咲に見られてしまう(第一発見者)。
口封じのために不二咲をも殴って気絶させ自分が助け起こしたかのように装い自分の部屋へ連れて行くという名目で現場から遠ざける。

連れて行く途中に石丸に見られる。

石丸、二人の様子に不審を覚え不二咲の部屋へ行って死体発見(第二発見者)自分が疑われることを恐れた石丸は黙ってその場を立ち去る。

不二咲を連れて自分の部屋に戻り、眠っている桑田を起こしてずっと自分といたかのように錯覚させる。

その後、苗木と桑田が大和田の死体を発見。(第三、第四発見者)

死体発見アナウンス。

まぁ自分でも穴だらけだと思うがこういうのを話してるうちに何か思いつくかもしれんし、許してくれ。

不定期な上にのろくてすいません。
モンハン買ってすいません。

やり方を思い出しつつぼちぼちやって行きたいと思います。

十神「では改めて聞くが、容疑者は俺と舞園と桑田と不二咲」

十神「この中から犯人を絞って行くという方針でいいんだな?」

葉隠「急に十神っちが饒舌になったべ」

苗木「(うーん、他に容疑者候補と言うべき人はいないかな……?)」

霧切「容疑者の絞り込みが済んだのなら、次の議論へ移りましょう」


【安価下5ぐらいまで】
他に容疑者候補がいるかいないか
(いないならいない、で)

と言うわけで気長に安価待ちします。これ以外5人分ぐらいで。

苗木「……大和田クンが自殺したかもしれないっていう可能性はないかな?」

霧切「そうね。状況的に有り得ないとは思うけれども……」

霧切「大和田君の死因は後頭部を棒状の物で殴打され、脳挫傷」

霧切「これを一人で行うような仕掛けとなると、かなり大掛かりなものになるわ」

霧切「そんな痕跡は全く無かったし、何よりこの閉鎖空間では用意出来ないでしょうね」

霧切「その可能性は除外してもいいんじゃないかしら」

苗木「そっか。うん、じゃあ4人には申し訳ないけど……犯人はその4人の中にいる、と思うよ」

十神「なるほどな。だが困ったな?俺は元より、他の3人も、もはやアリバイは皆無と言ってもいい」

十神「どうする?運に任せて投票ででも決めるか?」

霧切「いえ、アリバイの事はもういいわ。別の角度から考えてみましょう」

霧切「そうね、次の議論は――」



【安価下5ぐらいまで】
何について議論するか?

候補選出、多数決取ってたらそれに決定
(無かったら選択制に変更)

苗木「……ねぇ、モノクマ」

モノクマ「zzzzzz……ハッ!?な、なんだい苗木クン??」

苗木「(ね、寝てた……?全然確信に至らないから退屈だ、ってことか……?)」

苗木「確認したいんだけど、あの死体発見アナウンスってさ」

苗木「ボクらの中で3人が死体を発見した時に流れる、でいいんだよね?」

モノクマ「そうですね、その通りです」

苗木「それって、犯人は含まれるの?」

モノクマ「……えーあれを裁判の材料にされることは本意ではないんですが……」

モノクマ「その辺はフレキシブルに対応して行きます!」

苗木「で、どうなのさ?」

モノクマ「あーもうわかったよ!今回は含みません!!クロ以外の3人目が死体発見と同時に流れました」

苗木「ありがとう、モノクマ」

モノクマ「……フン」

誰が死体を発見したか

十神「……それが何か重要な事なのか?」

霧切「話して行けばわかるかも知れないわ。ともかく議論を進めて行きましょう」

桑田「死体発見アナウンスの事ならはっきり覚えてるぜ、俺が【見たと同時に流れた】からな」

桑田「そん時は苗木が一緒だった、確か【苗木は先に死体を見つけた】はずだ」

朝日奈「それで二人かぁー。【他に誰かが見てるはず】なんだよね?」

桑田「あれ?これってもしかして【オレは犯人から除外される】んじゃね?」

山田「ふむ。【アナウンスが流れた時に死体を発見していた苗木誠殿と桑田怜恩殿は、犯人ではない】ということですな」

大神「では、【もう一人の発見者】は何故名乗り出ないのだ?名乗り出れば【無実である事が証明出来る】であろうに」


【安価下3ぐらい】
誰のどの発言を、何で撃つ?

(これより、誰かの発言の嘘や間違いを指摘する時に、他の発言をコトダマとして使うことも出来ます)
コトダマリスト>>517

記憶あり早かったかな。
正直難易度の調整が一番難しい。
簡単に当てられてもつまんないかなーって思うとどうしても難易度上げすぎちゃうのかも。

山田「ふむ。【アナウンスが流れた時に死体を発見していた苗木誠殿と桑田怜恩殿は、犯人ではない】ということですな」
                                     ↑
                               【死体発見アナウンス】
                                              「それは違うよ!」苗木
                                     BREAK !!

山田「な、なんですかな!?なんですかなー!?」

苗木「山田クン。アナウンスが流れるのは犯人以外の3人”以上”が発見した時なんだ」

山田「で、ですからあと一人は今わからないとしても、二人は苗木誠殿と桑田怜恩殿で確定なのですから」

苗木「ボクと桑田クンが三人目と四人目だとしたら?」

山田「あっ……」

苗木「あくまで可能性の話だけどね。でも、これだけで犯人じゃないとは決め付けられないはずだよ」

大神「そうだな、我が早計であった。だが、そうなると二人以上の人間が死体を発見しても黙っていたということになるな」

苗木「それも可能性だけどね。少なくとも一人は見つけても黙っている人がいる。その、第一発見者について議論してみようよ」

第一発見者について

十神「フン。そうは言うがこれだけ議論していて名乗り出ないのなら、無駄なのではないか?」

霧切「そうでもないわ。今回の事件では苗木クンと桑田クンより前に【死体を発見出来る時間は限られている】のよ」

十神「……そうか!犯行時刻が7時~8時、発見時刻が8時過ぎとなると、【容疑者である四人の中に第一発見者がいる】のか」

葉隠「えーっと、つまりどういうことだべ?」

十神「わからないのか愚民が。いいか?桑田が犯人だとしたら残る三人の内二人が、

十神「それ以外なら一人が【死体を発見したが黙っていた】、つまり【事件に関わっていた】ということになるんだよ」

腐川「そそ、それって【共犯者】……とか……?」

霧切「ねぇ、共犯者がいた場合どうなるの?モノクマ」

モノクマ「ん?どうもなんないよ?そんなの関係なく、投票で外せばクロ以外はオシオキ、当てればクロだけオシオキだよー」

霧切「そう……とりあえずは【共犯のメリットはなさそう】ね」

朝日奈「でも、私たちは今それを聞くまで知らなかったよね?」

「……」

朝日奈「あ、あれ?なんか変なこと言っちゃったかな……?」

セレス「オホン!貴女はたまに確信を突きますわね……」

セレス「ところで、発見者の方が黙っているメリットなんてあるのでしょうか?」

霧切「……黙ってるという考えがそもそも違うのかも知れないわね」

霧切「例えば、そうね。共犯と少し似ているかもしれないけれど、【脅されている】とか【庇っている】とか、そもそも【覚えていない】とか」



【安価下3ぐらい】
誰のどの発言を、何で撃つ?

コトダマリスト>>517

霧切【覚えていない】
←【不二咲の証言】

でも、ゲームのChapter1並の難易度にしたらつまんなくないですか?さすがに。
と思ってやりすぎた感はありありとなんですが……。
もう段階的に難易度上げて行くとか言うのは諦めます、たぶんきっとずっとこのくらい。

安価はこれ以外

これまでの議論を是とするなら無いです(ないよね?)
ちなみにこれまでの議論を蒸し返す事も可能、はっきりとした否定材料があれば。
でもおすすめとしては別の議題立ててそっちから攻める方がいいかも。
例えば石丸についてなら「石丸の証言について」とか。

安価もう一人ぐらい

OK

違う意見出てたらそっから多数決安価にしようかな、ってぐらいです。

基本、コトダマリスト内で疑問に思う事や不審に思う事を議論していけばいいんじゃないかなぁと。

あ、>>672って同意でいいんですよね?
そういえば今更ながら、無印では同意無かったな……でも結果としては正解と同じなのでこれで進めます。

霧切「例えば、そうね。共犯と少し似ているかもしれないけれど、【脅されている】とか【庇っている】とか、そもそも【覚えていない】とか」
                                                                         ↑
                                                                    【不二咲の証言】
                                                    苗木「それに賛成するよ!」
                                                                       BREAK !!


十神「覚えていないだと?そんな馬鹿な事が……」

苗木「あるかもしれない」

苗木「少なくとも、その可能性がある人が一人はいるんだ」

苗木「そうだよね?不二咲さん」

不二咲「……え?」

苗木「不二咲さんは今朝の事を覚えてない。いや、覚えてない時間帯があったよね?」

苗木「その時間帯って、正確にわかる?」

不二咲「……うーん、正確にはわからないかなぁ。ごめんね、あんまり時計見る習慣がなくて」

苗木「ということは、前後の出来事からだいたいの時刻を知るしかないかな」

苗木「記憶が無い時間帯は、目が覚めてから、怪我をするまで、だったよね」

苗木「他の人の証言からすると……だいたい4時~6時前、になるのかな?」

葉隠「ん?どうしてそうなるんだべ?」

苗木「まず、4時以前は恐らく事件に関係する事は起こってないはずなんだ」

苗木「そして不二咲さんが怪我をしてるところを舞園さんが発見して、」

苗木「部屋に連れ帰って手当てをしたのが遅くても6時前なんだ」

苗木「それは石丸クンと桑田クンも目撃しているから確かなはずだよ。そうだよね?」

桑田「おう、オレは目ぇ覚めたら時計見る習慣があるからな。確かだぜ」


石丸「うむ。僕は10分おきに時計を見ることにしてるからな。確かに5時50分~6時の間だったぞ」

朝日奈「あれ?それって不二咲ちゃんが第一発見者じゃないってことじゃない?」

セレス「そうとも限りませんが……少なくとも記憶が無い時間帯にはまだ死体は無い、ということになりそうですわね」

桑田「ふ、ふりだしじゃねーか!結局第一発見者は誰なんだ?」

セレス「覚えてないわけでもなく、名乗り出もしない、ということはこの事についてはこれ以上議論しても無駄なのではないでしょうか?」

霧切「……そうね。とりあえずは他の事を話し合いましょうか」

工具セットについて

苗木「何者かが不二咲さんの部屋のドアノブを壊そうとした工具セットだけど、誰の工具セットなんだろう?」

腐川「そ、そんなの【男ども全員の工具セット】を確認してみればわかるじゃない!」

腐川「あ……あ……もも、もしかしてそれって【犯人】……?」

苗木「……それはまだわからない」

苗木「ちなみにボクの工具セットは一度も使ってないんだ、開封してないならわかるはずなんだよね」

十神「フン。俺の工具セットも未開封だ」

石丸「工具セットとはこれかね?僕のも未開封のようだな。【こんな物が支給されていた】のか」

桑田「あーオレは工具セット使っちまったんだ。その、【時計の調子が悪くて】な。どうしても気になって中見てみたんだ」

山田「僕は使っていませんぞ、この通り」

葉隠「お、俺じゃねーべ!俺は【何にもしてない】べ!!ほ、ほら工具セットなら新品のピカピカだべ!」

大神「ふむ。これで【すべての工具セット】が確認出来ただろうか」



【安価下3ぐらい】
誰のどの発言を、何で撃つ?

コトダマリスト>>517

不二咲ちゃんをつつく、ってことでいいのかな

大神「ふむ。これで【すべての工具セット】が確認出来ただろうか」
                  ↑
           【男ども全員の工具セット】
                            「それは違うよ!」苗木
                 BREAK !!


苗木「本当にすべての工具セットを確認出来たのかな?」

大神「なんと。苗木、どういうことだ」

苗木「モノクマ、男子に支給された以外でこの学園内に工具セットみたいなものってあるの?」

モノクマ「んー?んー今はないねー」

苗木「じゃあ、支給された工具セットは”全部で何組”?」

モノクマ「ドキッ!そ、それを言ってもいいものか……チラッ」

「……」

モノクマ「面白そうだから言っちゃおーっと。8組だよ」

朝日奈「え?」

朝日奈「ま、待って待って、苗木、十神、石丸、桑田、山田、葉隠……6組しか確認してないよ!?」

十神「馬鹿め、大和田がいるだろう。もっとも、奴の工具セットは使用されていなかったがな」

朝日奈「あ、そっか!でもでも、それでもあと一つ足りないよ?」

舞園「モノクマさんの嘘、という可能性もありませんか?」

モノクマ「失礼な!ボクは嘘なんかつかないよ!!」

モノクマ「もしついたとしても、それは優しい嘘だけだよ」

セレス「もう宜しいのではないですか?すでに一人、工具セットを使った人がいたのですから」

セレス「それに……おあつらえ向きに、その方は容疑者の四人の中の、桑田君ですし」

桑田「お、俺を疑ってんのか!?ちげーって!まじで!!アホアホアホアホアホアホアホ!!!!」


【安価下5ぐらい】
1 8組目の工具セットをどうしても確認する
2 別の議論をする
3 投票タイムに移る

すいません寝落ちしそうなので今日はこれくらいで。
思ったこと色々言ってもらえるのはありがたいです。

安価はこれ以外

ではでは、よい夢を……

それはありますよねー、でも気付いてももう後戻りは出来なかったり。
言い訳すると、原作ゲームでも全体の謎は結構難しくて、比較的簡単な個々のロンパとかをしていく事で
裁判が進んで判明する事実と真相って感じだと個人的に思ってます。

これも、最初なんだこりゃって感じでも、そこそこ進んだ今だと結構絞れてきてませんか?
そうでもなかったら……もうちょい頑張ります。


桑田「まだ明らかになってない工具セットが一つあるんだろ!?そっち確認しろよアホ!!」

江ノ島「そんなホントにあるのかどうかもわかんないモンより、目の前のあやしーヤツじゃない?アンタチョー焦ってるしー」

苗木「いや、ボクは桑田クンの意見に賛成だ!」

苗木「やっぱりわからないまま放置しておくことは出来ない、8つ目の工具セットの確認をしておこうよ」

霧切「本当にそれでいいのね、苗木君」

苗木「……うん」

朝日奈「でも、もうどうしようもなくない?男子は全員工具セット見せたし……」

霧切「……ふぅ。わかったわ」

霧切「工具セットは男子全員に一つずつ配られたと言っていたわね」

霧切「そして女子には裁縫セットが全員に一つずつ。この二つの合計が変わる事はない」

霧切「苗木君、ここまで言えばわかるわね?」

苗木「……」

苗木「そうか!ねぇみんな、今度は女子の裁縫セットをそれぞれ見せてくれないかな?」

朝日奈「え?そんな事して何になるの?まーいいけど、はい」

朝日奈さんが新品の裁縫セットを取り出す。


大神「我のはこれだ。まだ使ってはおらぬ」

霧切「……私のはこれよ。特に使う用事もなかったから、開けてないわ」

江ノ島「あたしのはこれー!ちょっと制服のボタンが取れ掛かってたから、そん時使ったよ」

江ノ島「あ、今意外そうな顔したでしょ!こう見えてあたし縫うのとか得意なんだよー?今度やったげようか?」

舞園「私のはこれですね。ちょくちょく使っているので新品ではないです」

腐川「あ、あたしのはこれよ。ゆ、指怪我したくないから……針なんて使わないわ、新品よ」

セレス「わたくしのはこれですわね。針仕事なんて使用人にやらせればよろしいではありませんか」

セレス「……出来なくはないですけども」

間があって、後に誰も続きそうもないぐらいの時間が過ぎる。

苗木「……?」

苗木「不二咲さん?」

また呆然としてるのかな、と思って不二咲さんの方を見ると、俯いたまま震えている。

苗木「大丈夫?不二咲さん……」

みんなも心配そうに不二咲さんの方を見る。

霧切「……不二咲さん」

霧切「こうなってしまっては、もう言うべきだわ」

その言葉に、みんなわけがわからないという顔を浮かべる。

「……そう、だね」

不二咲「……僕はね、こんな格好をしてるけど」



不二咲「男なんだ」


「ええええええええええええええええええええええええ!!!!!」

裁判場が揺れた。
もちろんボクも、その一因の一人だった。

不二咲「……僕は小さい頃から体が弱くて、心も弱くて」

不二咲「いっつも言われてたんだ、男のくせに男のくせにって……」

不二咲「……それで思ったんだ、いっそ女の子になっちゃえばこんな事言われなくて済むんじゃないかって……」

不二咲「気持ち悪いよね、こんなの……」


「……」


誰も、何も言えなかった。
あまりにも突然の事で、しかも本人を目の前にして……。
と思ったら、

山田「まさかの男の娘でしたか!こ、これは……よもや現実でこのセリフを言う時が来ようとは」

山田「こんなにかわ」
霧切「あまりいじらないであげて頂戴」

霧切「……出来れば隠し通せればいいと思っていたわ。今回の事件にはあまり関係がないでしょうからね」

霧切「そう。自分から言う決心が付くまでは……ね」

ボクには霧切さんが自嘲的な笑みを浮かべたように見えた。
関係ない……?でも、あまり?
今回の事件、霧切さんは何を知っているんだろう?いや、すべてを知っているのだろうか……?

霧切「ともかく、この事実でまた議論をするべき事が増えたんじゃないかしら?」

そうだ、今回の事件。このままではまだわからないことがある。
このままでは……みんなが処刑されてしまう!!

苗木「そうだ、不二咲クン!キミの工具セットを見せてくれるかな?」

不二咲「……うん、いいよ。これだよ」

苗木「ありがとう」

不二咲クンが見せてくれた工具セットは、封を切っていない新品だった。


十神「フン。少々想定外の事は起きたが、これで決まったんじゃないか?」

葉隠「想定外過ぎるべ……」

十神「事件の起きた現場で工具セットは使われた。それは犯人が使った可能性が高い」

十神「今、工具セットの所在はすべてが明らかになった。使われたのは一つだけ」

十神「その唯一使われた工具セットの持ち主は……貴様だ、桑田!」

十神「くっくっく……もう言い逃れは出来んな」

>>715
1 別の議論をする
2 投票タイムに移る

不二咲の腕の打撲痕
石丸がアナウンスがあったにもかかわらず事件発生を知らなかったわけ

とりあえず 1

十神「では、投票タイムと行こうじゃないか……」

苗木「待ってよ!」

十神「なんだ?苗木」

苗木「まだ気になってる事があるんだ。それを話し合ってからでも遅くはないんじゃないかな」

十神「気になる事とはなんだ?言ってみろ」

苗木「それは……」

>>718
1 石丸クンの証言だよ
2 不二咲クンの朝以降の行動だよ
3 その他自由

2


苗木「不二咲クン、前に話を聞いた時は昨日の夜から朝までの事を聞いたよね?」

苗木「ボクたちは勘違いをしてたんだ。殺人なんて人目に付きたく無い事、当然夜時間に行われたんだろうって」

苗木「でも、議論を進めて行く内に大和田クンが殺されたのは7時以降じゃないかってことになった」

苗木「つまりアリバイとして重要なのはむしろ7時以降」

苗木「不二咲クンには、7時以降どうしていたのかをまだ聞いていなかったんだ」

十神「ふむ。俺と不二咲以外の人間は多少の空きはあれど、どうしていたかの話をしていたな」

十神「いいだろう、俺もついでに話してやる」

そういや十神の行動ってなんもわかってなかったな

死体発見アナウンスまでについて


十神「もう決まってるんだ、さっさと済ませるぞ」

十神「俺は自分の部屋で朝食を済ませ、食後のコーヒーを飲んでいる時に【起床放送を聴いた】」

十神「それ以降は部屋で本を読んで過ごし、その内【死体発見アナウンスを聴いて】煩わしくも出向いてやったというわけだ」

朝日奈「じゃあ、【十神の事は死体発見アナウンスまで誰も見てない】のかな?」

「…………」

セレス「そのようですわね」

不二咲「……えっと。【あんまり時計は見てなかった】から、覚えてる事を順番に言うね」

不二咲「気付いたら怪我をしていて、舞園さんに助け起こされて、【すぐに舞園さんの部屋に連れて行って貰った】んだ」

不二咲「舞園さんの部屋には【桑田君がいた】よ。寝てたみたいだけど、【手当てをして貰ってる内に桑田君が起きてきて】」

不二咲「それから少し三人で話をしてから、みんな自分の部屋に帰る事にしたんだけど」

不二咲「僕は部屋に帰る前にトイレに行って、部屋に帰ろうとしたら【死体発見アナウンスが流れた】んだよ」


>>727
誰のどの発言を、何で撃つ?

コトダマリスト>>517

じゃあ舞園は別れてすぐに食堂に行ったのか…?
それと舞園と不二咲が会ったのが5:50~6:00の間
三人で一時間近く話してたのか?

安価下

すまん……直前まで迷ったんだけど、>>724やっぱ差し替えます。

死体発見アナウンスまでについて


十神「もう決まってるんだ、さっさと済ませるぞ」

十神「俺は自分の部屋で朝食を済ませ、食後のコーヒーを飲んでいる時に【起床放送を聴いた】」

十神「それ以降は部屋で本を読んで過ごし、その内【死体発見アナウンスを聴いて】煩わしくも出向いてやったというわけだ」

朝日奈「じゃあ、【十神の事は死体発見アナウンスまで誰も見てない】のかな?」

「…………」

セレス「そのようですわね」

不二咲「……えっと。【あんまり時計は見てなかった】から、覚えてる事を順番に言うね」

不二咲「気付いたら怪我をしていて、舞園さんに助け起こされて、すぐに舞園さんの部屋に連れて行って貰ったんだ」

不二咲「舞園さんの部屋には【桑田君がいた】よ。寝てたみたいだけど、【手当てをして貰ってる内に桑田君が起きてきて】」

不二咲「それから少し三人で話をしてから、みんな自分の部屋に帰る事にしたんだけど」

不二咲「僕は部屋に帰る前にトイレに行って、部屋に帰ろうとしたら【死体発見アナウンスが流れた】んだよ」

不二咲「この間には、【舞園さんと桑田君以外には誰にも会わなかった】よ」


>>734
誰のどの発言を、何で撃つ?

コトダマリスト>>517

期待…

不二咲の『この間には』って怪我に気づいてからの話か?

不二咲「この間には、【舞園さんと桑田君以外には誰にも会わなかった】よ」
                            ↑
                        【石丸の証言】
                                    「それは違うよ!」苗木
                           BREAK !!

苗木「不二咲クン、この時石丸クンには会わなかったの?」

不二咲「うん、この時は会わなかったよ」

石丸「そんな馬鹿な!確かに具合の悪そうな不二咲くんを連れ抱えた舞園くんと、廊下で会ったのだ!」

大神「不二咲が意識を半ば喪失していて、石丸に気付かなかったという事は無いのか?」

石丸「い、いや……そこまで重病ではなかったはずだ。僕が呼び掛けたら返事もしてくれていた」

不二咲「石丸君と会った時の事は覚えてるよ?」

石丸「へ?……??」

苗木「(これは……どういうことだろう。この矛盾を繋げるカギは……)」


>>740
コトダマを選べ

コトダマリスト>>517

マジで不二咲なんなんだこいつ…
コトダマから選べってことはその中に間違いなくあるんだよな

安価下

”この間”は、舞園に助け起こされてから死体発見アナウンスが流れるまで、になります。
日本語的にまずかったかな、何か良い言い方ってありますか?

そして「石丸の証言について」の議論挟んだ方がよさげ?

舞園が不二咲を発見した時(石丸目撃時)に不二咲の意識があったなら自分の怪我くらい見てるはずだよなー
でも不二咲は実際に怪我を見ていないと言う…

何故なのか

苗木「これで証明するよ!」

  →→→【石丸の証言】

石丸「それがどうかしたのかね?苗木くん」

苗木「(しまった!これじゃなかったか)」

苗木「(石丸クンと不二咲クンの言っている事、色々食い違ってるように見えるけど……)」

苗木「(もしかして、本当に食い違ってるのはアレだけじゃないか?)」

>>749
コトダマを選べ

コトダマリスト>>517

不二咲の怪我

苗木「これで証明するよ!」

  →→→【不二咲の怪我】


苗木「不二咲さん、腕の具合はどう?」

不二咲「さっきモノクマが痛み止めとか色々薬をくれて、だいぶ楽になったよ」

不二咲「見た目は結構腫れちゃっててちょっと痛々しいんだけどね……」

石丸「不二咲くん、怪我をしたのか。大丈夫か?」

「――!」

苗木「(やっぱりそうか!)」

苗木「石丸クンはもしかして、不二咲クンの怪我を知らなかった?」

石丸「ああ、今はじめて知った。どうして怪我をしてしまったんだい?」

苗木「石丸クン……不二咲さんが倒れていた原因は、この怪我なんだ」

石丸「なに!?だが、僕が廊下で会った時には、怪我をしているような様子は……」

苗木「じゃあ、舞園さんと桑田クンは、不二咲クンが倒れた原因がなんだったと思った?」

桑田「怪我だろ?あんだけ紫に腫れてたらすぐわかるぜ……」

舞園「はい、私もそう思いました。なのですぐに手当てをしなくちゃ、と思ったんです」

苗木「不二咲クンの怪我は、一目で酷いものとわかるぐらいだったみたいだね」

苗木「それを石丸クンが見逃すとも思えない。つまり――」

苗木「石丸クンと不二咲さんが廊下で会った時には、不二咲クンはまだ怪我をしてなかったんだ!」

大神「なんと!」

石丸「そうなのかね?不二咲くん!」

不二咲「……うん、そう、だ。ごめんねすぐ気付かなくて。ちょっとごっちゃになってたみたい」

苗木「――!」

苗木「(ごっちゃ?ごっちゃって……何かと何かを間違えていた、ということか?)」

苗木「(つまりこの一連の出来事……)」


>>756
1 不二咲クンの記憶がまだ曖昧
2 実は石丸クンの記憶が曖昧
3 似たような事が二回起きた
4 夢

あと問題は誰がどうやって大和田を殺したかだな

苗木「似たような事が二回起きたんだ!!」

十神「なんだと……?どういうことだ苗木」

苗木「つまり、石丸クンと不二咲クンと舞園さんが廊下で会った時と、」

苗木「不二咲クンが怪我をして、それを舞園さんが連れ帰って手当てをした時とは、別の出来事だったんだよ」

苗木「そうだよね?不二咲クン」

不二咲「……うん」

腐川「な、なんであんた、そんな大事なことすぐ言わなかったの!?」

不二咲「ごめん……」

苗木「ま、待ってよ腐川さん!不二咲クンは今こんな状態なんだ、仕方ないよ……」

苗木「(でも、不二咲クンの今の状態……怪我だけが原因なんだろうか?)」


苗木「不二咲さんは仕方ない。けど、どうしてもわからない事があるんだ」

苗木「……どういうことかな?」


>>763
怪しい人物を指定しろ!
(高校生15人から。すでに死んだ人間も可)

舞園

ああ、とうとうやっちまった

×不二咲さんは仕方ない
○不二咲クンは仕方ない

苗木「どういうことかな?……舞園さん」

舞園「え……?」

苗木「舞園さんは、この二つの出来事両方の当事者だよね」

苗木「百歩譲って、最初はみんながこの二つの出来事を一つと勘違いしてるとは思わなかったとしても」

苗木「違和感に気付く事はあったはずだよね?」

苗木「決定的だったのは、石丸クンの食い違いだ。さすがにあそこで指摘しないのは、有り得ないんじゃないかな?」

舞園「それは……私もよくわかってなくて……」

舞園「間違っているのなら不二咲クンが訂正すると思ってたんです」

舞園「それに、どちらも7時よりだいぶ前の出来事だったので、事件にはあまり関係無いと思ったんですよ」

セレス「一応、筋は通ってるように見えますわね」

セレス「二回目の出来事の時、桑田クンも時間を確認してましたよね?」

桑田「あ、ああ。確かにオレが起きた時間は6時前で、その時不二咲は怪我をしてたぜ」

セレス「……ふぅ。結局容疑者はまだ四人のまま、というわけですか?」

葉隠「なぁ、これってもしかして……進展したように見えて、全然進展してないんじゃないべか!?」

苗木「(いや……そんな事はないはずだ。何か引っ掛かるんだ……何か……)」

ちょっと休憩します。

予想とか思った事とか助かります、頭の中整理とかやらかしてないかの確認とか出来るので。

酔ってません、酔ってませんてばー

のろのろですが、これから論破安価まで書いたらだらだら始めたいと思います。
時間もちょっと遅いですが、お暇ある方は付き合っていただけると恐悦至極でございます。

ところで、今回の事件では適応外ですけど、裁判が間違った方向に行って、投票が間違っちゃっても
そいつ処刑してそのまま続けるってのはまずいですかね?
真相は闇の中、そして殺人者とまた共同生活を続ける。
なんかこの方が個人的にはモノクマっぽいかなぁと。
少なくともこいつ絶対クロ外に出す気ないだろうし、残り全員自分で処刑するなんて糞つまんねーことやらなそう。
もちろん苗木たちに伝えられるルールは変わらず、ルールに則って行われてると思ってる。

異変に気付けるのは真のクロだけっすね。
他は相変わらず間違えればクロ以外死ぬと思い続けます。
誤認続けるとミナゴロシENDの可能性もある、ってのが素敵。

処刑が終わったあとモノクマのいないところで真のクロがばらしたらもう殺人がおこらなそうだけど。
殺人しても卒業できないってばれたらクロもだまってないだろうし。

>>784
>殺人しても卒業できないってばれたらクロもだまってないだろうし。
あー、それがあるか。
明らかな設定捻じ曲げは良くない。また別の機会にします、ミナゴロシEND実装は。

ミナゴロシENDって推理ゲーの醍醐味じゃないですか?
最後三人ぐらい残って安心してたら自分が殺されて、薄れゆく意識の中でああ……間違っていたんだ……みたいな。

苗木「……何かおかしくないかな?さっきも気になったんだけど、合わない気がするんだ」

桑田「ん?何がだ?」

苗木「モノクマ!あの朝の放送だけど、あれって時刻は正確なの?」

モノクマ「もっちろんです!衛星と連動して誤差0.00001ミリ秒まで自動で修正してるんだから!」

モノクマ「世界のどんな時計より正確だよ?エッヘン!」

苗木「そっか……じゃあ、間違ってるとしたらそれ以外、ってことになるんだね」

苗木「ねぇみんな、次は起床放送と時間について議論しない?」

苗木「起床放送の少し前から、死体発見アナウンスまで。わかる範囲でなるべく時刻も、正確にね」

起床放送と時間について

十神「フン。二度手間だ、簡潔に行くぞ」

十神「俺は起床放送と死体発見アナウンスの【両方を、自分の部屋で聴いた。】以上だ」

桑田「えーっと、オレは【起床放送は聴いてない】な。」

桑田「なんせほぼ徹夜でよ。【6時半ぐらいに部屋帰ってソッコーで寝ちまったから仕方ないよな】」

桑田「そんかわり死体発見アナウンスはバッチリだぜ!苗木に起こされて不二咲の部屋に寄って、」

桑田「そこで……死体を見つけたら、鳴ったんだ。【8時ちょい過ぎ】だったぜ」

不二咲「……僕も【7時の起床放送は聴いてない】んだ。みんなの話だと、【トイレに行っていた時に流れてたはず】なのかな」

不二咲「【死体発見アナウンスはトイレで聴いた】よ。この時も時計とか無かったし、時間はわからないや……」

舞園「私は【二人が部屋を出て行った後、歯を磨いてる時に起床放送を聞きました。】」

舞園「でも、少しだけ寝ようと思ってベッドに横になって【1時間ほど寝た】と思います」

舞園「それから食堂に行って、【皆さんと一緒に死体発見アナウンス】を聴きました。【食堂の時計は8時ちょっと過ぎ】でした」


>>794
誰のどの発言を、何で撃つ?

コトダマリスト>>517

みんな悩んでるな

安価下

記憶アリっす、あれ以来ずっと。
記憶ナシだと>>1の難易度が跳ね上がるので……すいません。

再安価

>>798
誰のどの発言を、何で撃つ?

コトダマリスト>>517

アリなのか アリならなんとかなるか
死体発見アナウンスはトイレで聴いたでトイレに行っていた時に流れてたはず
論破

不二咲「みんなの話だと、【トイレに行っていた時に流れてたはず】なのかな」
                            ↑
                【死体発見アナウンスはトイレで聴いた】
                                           「それは違うよ!」苗木
                           BREAK !!


苗木「不二咲クンって、便秘?」

不二咲「え……」

朝日奈「ちょ、ちょっと!何デリカシーのないこと聞いてんのよ苗木!!」

苗木「い、いや、大事なことなんだよ」

苗木「だってこれだと、不二咲クンは1時間以上もトイレに入っていた事になるんだ」

葉隠「へ?なんでだべ?」

苗木「トイレに行く直前、舞園さんの部屋を出た。桑田クンの証言だとこの時6時半ぐらいだよね」

苗木「そしてトイレで死体発見アナウンスを聞いた。これが8時過ぎ」

苗木「舞園さんの部屋からトイレまで移動するのに1時間も掛からないよね?」

苗木「だとすると、トイレに1時間以上も篭ってた事になるんだよ!!」

腐川「そ、そんな事、どや顔で言わないでよね……」


不二咲「ま、待って。僕はその……便秘じゃないし、トイレにもそんなに篭ってはいないよ……」

苗木「そう。便秘だとしてもそんなに長時間篭ったとは考えにくい。そして――」

不二咲「だから便秘じゃ……」

苗木「そして、起床放送の時間はこれ以上ないくらい正確なんだ。つまり間違ってるとしたら……」

十神「舞園の部屋を出た時間、というわけか」

桑田「いや、でも確かにオレは時計を確認して!……いや……」

十神「何か思い当たる事があるのか?」

桑田「…………」

「……」

苗木「桑田クン、確かさっき時計の調子が悪かったって言ってたよね?」

苗木「それって、どこの時計?」

桑田「…………ふぅ。ごめん、さやかちゃん」

舞園「いえ、いいんです。本当の事を言ってください」

ある者は神妙な顔で聞き、ある者は何の事だか訳が分からないと言った風だ。
ボクはそのどちらでもなく、ボクの考えが間違いであればいいと願っていた……。

もしかして、ミナゴロシ√の場合は舞園さんを庇って桑田がアポな予定だった?


桑田「さやかちゃんが疑われると思ってああ言ったけど、工具セットを開封した理由」

桑田「本当は時計の調子が悪いのは、さやかちゃんの部屋のだったんだ」

桑田「それで、中開けられないかって相談されて、オレの工具セットを貸したんだよ」

舞園「はい、その通りです。ですが、私は時計の時間を直しただけです」

舞園「工具セットも、桑田クンが私の部屋から出て行く時にすぐ返していますし」

舞園「結果的に時間はまだ狂っていたのかも知れませんが、事件とは無関係です」

大神「……確かに。すぐに返したのならその後使う事は出来ぬな」

山田「不二咲千尋殿の部屋のシャワールームの鍵を壊す事には、その工具セットは使えませんな」

そうなのか……。そうかもしれない。
でも、この全体に靄が掛かったような感覚はなんだろうか。
もっと全体像がはっきりすればわかるような気がする。

苗木「……そもそも、舞園さんの部屋の時計はどれだけズレていたんだろう?」

セレス「少なくとも1時間ぐらい、でしょうか?」

セレス「先ほどの話ですと、はっきりとズレが生じているのは不二咲君がトイレに入っていた間」

セレス「つまり、1時間~1時間半ほどですわね」

苗木「じゃあ、1時間ズレていたと仮定して、流れを追ってみよう」

>>804
舞園ちゃんならモノクマにこっそり耳打ちでもされて、
「実はまだメンバーみんな生きてるんだけど、このまま卒業したんじゃ死んじゃうかもねー」
「そこで特別に!アナタだけに!とっくべっつルールを設けましたー!!」
とか言われて裁判でバレずに全員殺したらグループメンバー助けてやるって条件にしたら、本気出しそうだよね……。

これが今朝の全貌だよ!!


苗木「まず、桑田クンが舞園さんの部屋で寝てしまったのが5時過ぎ」

苗木「おそらくこの後、舞園さんの部屋の時計は1時間進んでしまったんだろう」

苗木「石丸クンが廊下で具合の悪そうな不二咲クンと、それを助け起こした舞園さんと会った」

苗木「この時不二咲クンは怪我をしていなかったんだ。これが5時50分から6時頃だね」

苗木「6時から7時前の間、時間はわからないけど不二咲クンは一度は自分の部屋に帰ってるはずなんだ」

苗木「そしてまたその間のどこかで、不二咲クンが怪我をするなんらかの事が起こった」

苗木「朝の放送を聞いてないということは、記憶が無かった時間帯は7時を跨いでるんだろうね」

苗木「目が覚めてから怪我するまでの時間が無い、という事は6時頃に寝て7時前に起きて怪我をした、ってことかな」

苗木「6時頃に桑田クンが起きた、って言ってたけど、この時本当は7時を過ぎていた」

苗木「つまり舞園さんが不二咲クンを助け起こした二回目の出来事も、7時を過ぎていたんだ」

苗木「その後舞園さんは不二咲クンを自分の部屋へ連れて行き、起きた桑田クンと三人で少し話をする

苗木「時計は6時半過ぎ、本当は7時半過ぎに解散となり、桑田クンは自分の部屋、不二咲クンはトイレへ」

苗木「桑田クンは部屋に帰ってすぐに寝て、すぐにボクに起こされる。そして一緒に死体を発見する」

苗木「不二咲クンはトイレで死体発見アナウンスを聞く。舞園さんは食堂に向かって、そこでアナウンスを聞いた」


セレス「……こうして見るとかなりタイトなスケジュールですわね」

苗木「この通りなら、大和田クンが殺された時間はかなり限定出来るはずだよね」

苗木「不二咲クンが起きた7時前から舞園さんの部屋に連れて来られる7時過ぎ」

苗木「この時間帯に、舞園さんに見られずに、見られても怪しまれずに不二咲クンの部屋に居られる人物は三人しかいない」

苗木「殺された大和田クンと、部屋の主である不二咲さんと、」

苗木「……舞園さん。そうだよね?」

舞園「……」

苗木「……一度なら、間違いや言いそびれたとも思う。でも、それが二回目ともなると疑惑に変わったんだ」

苗木「舞園さん、キミは不二咲クンが言うまで間違いを訂正しようとしなかったし、」

苗木「桑田クンが言うまで工具セットの事も黙っていた」

苗木「それにさっきも……桑田クンと不二咲クンの発言を聞いた上で、辻褄を合わせる為に嘘をついたよね?」

苗木「不二咲クンの部屋に居たであろう、この三人の間で何が起こったのかはボクにはわからない」

苗木「けど、それを隠そうとしているのはキミだけなんだ……キミが、殺したんだね……」



苗木「舞園さん」

舞園「……はい、そうです……」


苗木「……ッ!」

苗木「どうして……ッ……どうしてこんなことしたの……?」

舞園「……ごめんなさい、苗木君。私、結局見てしまったんです……」

苗木「見て……?」

舞園「あのDVDです。苗木君のを見て予想は付いていました。でも、だから……だからこそ!!」

舞園「見なくてはいけなかったんです……私のすべてだから!!!!」

舞園「家族よりも!仲間よりも!私の……好きな人、よりも……」

舞園「グループのメンバーは私の生きる意味です」


舞園「そして、殺す意味です」


舞園「ごめんなさい、苗木君……ごめんなさい…………ごめんなさい……」


暴きたくなかった、こんな事。
霧切さんが何もするなと言った理由は、これだったんだな……。
ボクの身近な人が死に、もっと身近な人が殺した。
こんな、こんな事が起こっていいわけがない…………。



場内が静寂に包まれる。
みんな、何も言えない、何を言ったらいいかわからない。
その静かさを破るモノ、

モノクマ「zzzzzz……」

パチン、と鼻ちょうちんが割れる。

モノクマ「ハッ!?あれ?終わった?終わっちゃった?」

モノクマ「コ、コホン。それではいいっすか?投票ターイムイッちゃいましょうかー!」

モノクマ「オマエラはお手元のスイッチを押してくださーい」

モノクマ「あ、白紙投票とかはないからね!棄権もダーメッ!!絶対に誰かには入れてくださいねー」

モノクマ「入れないと……おしおきだからねぇ!」

苗木「くっ……」

カジノのスロットマシーンのような物が現れた。
スロットのリールには、デフォルメされたボクらの顔のようなものが描かれている。


舞園 舞園 舞園

   GUILTY!!


モノクマ「だーいせーいかーい!」

モノクマ「そうです。大和田クンを殺したおっそろしーい殺人鬼は、舞園さやかさんでしたー!」

苗木「モノクマ……ッ!!お前のせいでッッ!!」

モノクマ「なーに?そうやってすぐ人のせいにするの?殺したのも、処刑させるのも、ぜーんぶオマエラじゃん」

葉隠「だ、だってよ、そうしなかったら俺たちが殺されるんだべ!?し、仕方なかったんだべ」

朝日奈「アンタ……!そんな言い方」

十神「フン。だったら貴様は舞園に投票しなかったのか?」

朝日奈「そ、それは……」

霧切「……舞園さん、教えてくれないかしら」

霧切「どうして、大和田君を狙ったの?」

舞園「……いえ」

舞園「私が殺そうとしたのは、不二咲クンだったんですよ」

舞園「理由は……私でも殺せそうだったから、それだけです……」

舞園「ごめんなさい、不二咲クン」

不二咲「あ……う…………」


舞園「不二咲君、何か思い出せそうですか?……でも、思い出さない方がいい事も、ありますよ」

霧切「……それがどうして、大和田君を?」

舞園「彼が邪魔をしてきたから、でしょうか」

舞園「具合の悪そうな不二咲君を偶然見つけて、部屋まで送った後で……計画を変更したんです」

舞園「元々は桑田君を殺そうと思ってたんですけどね。……ごめんなさい、桑田君」

桑田「お、おぉ……」

舞園「不二咲君が、今なら私でも殺せそうなのと、部屋で寝ている桑田君を利用出来るんじゃないか、って思ったんです」

舞園「でも、不二咲君も必死でした。怪我を負わせただけで、シャワールームに立て篭もられてしまいました」

舞園「カギを掛けられてしまったと思って、工具セットを持って来たんですけどダメでした」

舞園「すべて終わった後で、カギなんてなかったって知ったんですけどね。不二咲君が中から必死に抑えていただけだったんです」

舞園「でもその時の私は他にこじ開ける道具がないか、探しました」

舞園「どうしても見つからず、いつ誰に見つかるかもわからないので焦っていると、不二咲君の部屋が開いていたんです」

舞園「それが大和田君でした。どうやって入ったのか、シャワールームの中で屈んで不二咲クンに呼び掛けていました」

舞園「それはもう焦りましたよ。何も考えられなくなって、無我夢中で後ろから模擬刀を振り下ろしたら――」

舞園「大和田君が、倒れていました。……後は苗木君の言った通りです」

舞園「さぁ、もういいですか……?」

苗木「……待ってよ舞園さん」

苗木「どうしてその時、不二咲クンも一緒に……殺さなかったの?」

舞園「やだなぁ苗木君、私がそんな殺人鬼だと思ってるんですか?ふふ」

いつものように笑っていたが、その笑顔はボクの知っている彼女では無いように見えた。

舞園「人を殺すのが目的じゃないんですよ、ここを出る為に殺すんですから一人で十分じゃないですか……」

霧切「でも、不二咲君はあなたが大和田君を殺したのを、見ていたのよ」

霧切「そんな不確定要素を残してまで……」

舞園「……殺すのは一人で十分だったから、って言うのは、嘘です」

舞園「不二咲君も利用出来ると思ったからです。心身喪失状態だったので裁判を掻き回してくれるだろうって」

舞園「実際いい働きをしてくれましたね。それに……どんな状態であれ、彼は私が犯人だなんて言いません」

舞園「私が不利になるような事も言わないと、確信していました。不二咲君はそういう人です」

霧切「そんなこと……」

舞園「わかりますよ」


舞園「……エスパーですから」

モノクマ「さーそれでは記念すべき第一回目のおしおき、いってみよー!!」

苗木「ま、待てよ!」

モノクマ「超高校級のアイドルである舞園さやかさんに」

苗木「待てって!!」

モノクマ「スペシャルな」

苗木「やめろ……」

モノクマ「おしおきを」

苗木「やめろおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!」

モノクマ「用意しました!」

ぴこーん!
モノクマがハンマーでボタンを叩く。

      GAME OVER

マイソ゛ノさんか゛クロにきまりました。
   おしおきをかいしします。

舞園「……苗木君、ごめんなさい……」

舞園さやかの後ろから、どこからともなく拘束具が飛んで来る。
ソレが彼女を捕らえると、また、闇へと引き摺って行った。

  舞園さやか薨去祭コンサート


舞園さやかは歌っている。スポットライトが眩しいステージで。
舞園さやかは踊っている。バックダンサーには女装をしたモノクマ。
モノクマバックダンサーが舞園さやかにぶつかる。
それでも彼女は歌うのを、踊るのをやめない。
次第にエスカレートして行くモノクマバックダンサーの嫌がらせ。
舞園さやかはすでに手足が折れていた。
それでも彼女は歌うのを、踊るのをやめない。
雨が降る、嵐が吹く、雷が鳴る。
彼女の声はもう誰にも届かない。
それでも彼女は歌うのを、踊るのをやめない。
スポットライトが増えて行く、どんどん眩しくなって行く。
やがて真っ白になり、もう何も見えなくなり。
舞園さやかは、焼け焦げて死んでいた。




モノクマ「いやっほーう!!エクストリーム!!」

モノクマ「いやぁ、処刑って本当にいいものですねえええええええ!!」

モノクマ「じゃ、今日の裁判はこれでおしまいだよー。はい現地かいさーん」


苗木「ぐっ……う……うぅ…………」

朝日奈「舞園……ちゃん……」

大神「く……ッッ!」

山田「あわ、あわわわわわわわわ」

葉隠「嘘だべ……何かの間違いだべ……」

腐川「…………ぶくぶくぶくぶく」

不二咲「あ…………」



>>826】コンマ
30以上で霧切が最後余計な事を言う


霧切「……後ろから突然殴られたにしても、大和田君ほどの人が一撃で殺されるとは思えないわ」

霧切「状況から見て恐らく……不二咲君を庇ったのね」

不二咲「え……」

霧切「舞園さんの言っていた、思い出さない方がいい事もある、という言葉もそれを裏付けているわ」

不二咲「そん……な……僕を庇って……僕のせいで大和田君は……?」

石丸「そう、だったのか……」

石丸「すまない、大和田くん!すまない!!」

石丸「告白する!僕は大和田くんを殺そうとしていた!!」

「ええ!?」

石丸「家族の……映像を見せられた時、頭をよぎったのだ」

石丸「殺すなら彼だ、と……」

石丸「そんな矢先の事件で、自分が殺したのじゃないかと思っていた」

石丸「殺そう思う事自体が悪だ!すまない、皆すまない!!」

石丸「そして僕は大変な勘違いをしていたようだ……」

石丸「彼を粗暴で下品で根性なしですぐ暴力に頼ろうとする最低の人種だ、と!」

石丸「だから殺すなら彼だと、思ってしまったんだ……!すまない!すまない!!」

石丸「だが、違ったのだな。君はいざという時暴力ではなく……人を守れる人間だったのだな……」

石丸「うおおおおおおおお!!!!君の守ろうとしたもの!!僕が全力で守る!!」

不二咲のメンタルが最低になりました。
石丸が半石田みたいになりました。


こんなんで大丈夫ですか?
Chapter5ぐらいで終わるとして、どんだけ掛かるんだろうか。
でもやっと日常編に戻れる……もう普通の日常じゃないかも知れないけど。
裁判の展開で変わるのは、次のChapterでの各キャラのメンタルとかです。
今回で言うと不二咲をあまりつつかなければこうはならなかったかも。
不正解じゃないけどダメな方ダメな方に罠張って、結構行ってくれてましたね。

でも、どん底から這い上がれればより強い希望が生まれるよね!!
楽しみだなぁ、どんな希望を見せてくれるんだろう?
その瞬間に立ち会えるなんて、ボクはなんて幸運なんだ!!


ではでは、よい夢を……

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2016年01月03日 (日) 13:33:41   ID: fiURlXAl

いいじゃん

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