IFドラゴンボール『バーダック地球へ』 (88)
北の銀河の惑星ベジータ、そこにはサイヤ人という戦闘民族が日々己の戦闘力を駆使し戦い続けていた。サイヤ人同士との戦いにも飽きてきたそのころフリーザ一族と名乗る宇宙人の集団が現れた。フリーザ一族の王コルド大王はベジータ王に言った。
コルド大王「ベジータ王よ、宇宙にはまだまだ強い奴らがたくさんおるぞ?どうだわしらと組んでみないか?」
ベジータ王「その前に貴様らが強いのかどうか試したいのだが」
コルド大王「それは全宇宙を制覇してからでも遅くはない、まずは手始めにこの星を制圧しないか?」
ベジータ王「この星は?」
コルド大王「酸素濃度も問題はない、科学もそんな発達はしてないが腕力に自信がある宇宙人の星だ」
ベジータ王「ほう」
コルド大王「どうだ?」
ベジータ王「ならばまずは下級戦士を送り込もう」
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そして次々にサイヤ人は他の惑星に戦いを挑み、破壊し侵略していった。そして月日がたったある日
カナッサ星
トオロ「くっ、もうだめだ」
バーダック「フン、雑魚が」
トオロ「こうなれば最後の手段だ!!」
バーダック「なんだ?見せてみろよ」
トオロ「はぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」
バシュイイイイイイイイン
ピピピピ
バーダック「何?戦闘力が上がっているだと?」
シュイイイイイイイイン
ピピピピ
バーダック「まだ上がっている」
トオロ「はぁぁぁぁぁぁぁ!!」
シュイイイイイイン
ピピ
バーダック「ん?」
シュイイイイイイン
バーダック「たいした戦闘力だが……」
ピピピピ
バーダック「下がった?」
ピピピピ
バーダック「いや」
トオロ「ググググ」
シュイイイイイイン
。バーダック「拳にエネルギーが溜まっているようだな」
トオロ「くらえ!!」
ザッ
バーダック「早いっ!!」
ゴゥ
トオロ「カナッサ最終奥義幻の拳!!」
ドゥゥゥゥン
バーダック「ぐあぁぉぁぉぉ!!!!」
トオロ「フー、フー」
バーダック「ぐあぁぁぁぁぉぁ!!!」
トオロ「この奥義は」
バーダック「オォォォォォ!!!!」
トオロ「カナッサ星に伝わる最終奥義」
バーダック「ギャアアアアアアアア!!!!」
トオロ「肉体よりも精神にダメージを与える」
バーダック「くっ、貴様」
トオロ「貴様は近いうちに未来を見るだろう」
バーダック「ちっ、肉体にダメージを与えないとかサイヤ人なめるなぁ!!」
ポーピー
トオロ「ぐあぁぁぁぁぉぁ!!」
バーダック「消し炭にしてやる!!」
ポーピー ポーピー ポーピー
ドゥゥゥゥン!!
バーダック「チッ、後味悪いぜ」
バーダックは任務を完了し惑星ベジータに戻った。
惑星ベジータ病院
パラガス「ブロリーを殺さねばならないとは」
中年のサイヤ人パラガスは悩んでいた。この年で産まれた息子を殺さねばならないことを
パラガス「生まれ時からベジータ王よりも戦闘力が高い、私は誇りに思った。しかし王の命令は逆らえん、どうすれば……」
カカロット「うぎゃー!!うぎゃー!!」
ブロリー「う…うぅ」
パラガス「情けないぞブロリー」
ブロリー「あぅぅぅ」
パラガス「余計に殺せん」
カカロット「うぎゃー!!」
ペチペチ
パラガス「カカロットの尻尾がブロリーに」
ブロリー「うぁうぅぅ」
パラガス「戦うのだブロリー」
バーダックのポッド
バーダック「くっ、頭が割れるように痛い」
ホーホッホッホ
かーめーはーめー波ァ!!
ぶるぁぁぁぁ!!!!
界王拳!!
どどん波!!
消えろぶっ飛ばされんうちにな
パッパラパー
フュージョン!!
ブロリーです
バーダック「いろんなビジョンが流れこんで来やがる……くっ、こいつが本当なら俺は……前にも同じようなことがあったかもしれん……デジャブというやつか……へっ、仲間にこのことを伝えても誰も信じねぇだろうよ……仕方ねぇ、俺一人で実行するしかねぇ……ラディッツはやめておこうあいつはフリーザを心酔してやがるからな……カカロットを連れていくか……」
フリーザの宇宙船
フリーザ「何?私を支持していない一部のサイヤ人がクーデターを仕掛けるですって?」
ザーボン「はい、どうやらフリーザ様と戦わせてくれないのならベジータ王がフリーザ軍を指揮すると」
フリーザ「仕方ない、私を支持するサイヤ人を集めなさい」
ザーボン「御意」
ドドリア「各星に散らばったサイヤ人達にはどう伝えるんですかい?」
フリーザ「小惑星が衝突したとでも言っておきましょう」
ドドリア「ベジータ王子はどうするんです?」
フリーザ「うまく利用しますよ」
数日後
サイヤ人「バーダック、お前はどうするんだ?」
バーダック「あぁ?何がだ」
サイヤ人「ベジータ王につくのか、フリーザ軍につくのかだ」
バーダック「……」
サイヤ人「俺、お前とも戦ってみたかったんだよな」
バーダック「俺はしばらく旅に出る」
サイヤ人「はぁ?」
バーダック「休暇だよ」
サイヤ人「お前、惑星の一大事なんだぞ、それにそんなこと許されるわけが……」
バーダック「だからどさくさに紛れんだよ」
サイヤ人「何か変わったなお前」
バーダック「フッ、じゃあな」
バーダックは同族に別れを告げ、カカロットのいる病院へ向かった。そこには一人悩むパラガスの姿があった。
病院
バーダック「ん?オッサン、何してんだ?孫の顔でも見にきたか?」
パラガス「お前はバーダック、私は息子の見舞いに来ただけだ。」
バーダック「ほう、名は?」
パラガス「ブロリーだ」
バーダック「何?」
俺は悪魔だ
カカロットォ!!
雑魚のパワーを吸収したとてこの俺を越えることはできぬぅ!!!!
バーダック「こいつは、脅威だ」
パラガス「まさか」
バーダック「こいつは今俺が殺す」
パラガス「貴様!!ベジータ王の刺客かっ!!」
バーダック「違うな、俺はサイヤの誇りを持った地球人だ」
パラガス「何を言っている?」
バーダック「ん?だからこいつは今殺すと」
パラガス「殺させん!!」
バーダック「ちぃっ」
キュイイイイイイン
パラガス「その構えは王家に伝わるギャリッ……」
バーダック「かーめーはーめー波ァァァァァァ!!」
バシュウゥゥゥゥゥゥン
パラガス「ブロリーィィィィィィィ!!!!」
>>11
バーダック「この技は一体……」
パラガス「ガハッ」
バーダック「急所は外れたようだがしばらく黙ってろ」
パラガス「うぅ…ブロリー、ブロリー」
バーダックはゆっくりとブロリーに近づきカカロットを抱き上げエネルギーを溜めた。
ブロリー「うぅ」
ピピピピ
バーダック「何っ!?」
ピピピピ
バーダック「ハッ!!」
ポーピー ポーピー ポーピー ポーピー
ドガァァァァァン
バーダック「よし、この星を脱出する」
パラガス「あぁう……ブロリー……」
バーダックはポッド発着所まで走った。しかし不振を感じたサイヤ人の一人がバーダックを追いかけてきた。
ターレス「待ちな」
バーダック「ターレスか」
ターレス「兄貴、フリーザ様のところへいくのか?それともベジータ王のところへ?」
バーダック「俺はしばらくカカロット共に他の星へ制圧しにでかける」
ターレス「誰の命令でだ?」
バーダック「俺の独断だ」
ターレス「星のいや、サイヤ人の一大事だというのに呑気なものだな」
バーダック「ウォーミングアップしてからでもどっちにつくか考えても遅くはないだろう?」
フリーザ兵「ターレス隊長」
ターレス「あん?」
フリーザ兵「大怪我したサイヤ人の親子を見つけました。どういたしましょう?」
ターレス「俺が後で話を聞く治療しておけ」
フリーザ兵「ハッ」
ターレス「さて兄貴これはどういうことかな?」
バーダック「奴は危険なんだ」
ターレス「ほう、それはブロリーのことかな?」
バーダック「そうだが」
ターレス「兄貴はベジータ王の刺客というわけだな?」
バーダック「違う、とにかく奴は危険なんだ両陣営にはな」
ターレス「サイヤ人らしくないことを言うじゃないか、兄貴もしかしてこの前の惑星で変な影響を受けたようだな。」
バーダック「そんなことはない」
ターレス「ブロリーのことは心配するなこちらで制御すればいい話だからな」
バーダック「そうか」
ターレス「行かせんぜ」
バーダック「ちっ」
シュタ
シュタ
バーダック「ここは全力で逃げるぜ」
ターレス「待ちやがれ裏切りものがァァァァ!!」
バーダック「カカロットを抱いているわけで片手しか使えん」
ターレス「なめるなァァァァ!!」
バーダック「こういうときは」
太・陽・拳
シュイイイイイイン
ピピピピ
ターレス「何をする気だ?」
バーダック「太陽拳!!」
ビカッ
ターレス「うわっ!?」
バーダック「ターレスの動きが止まったか今のうちだ」
ターレス「畜生、なめやがってぇ!!」
ピピピピ
バーダック「うん?」
ターレス「おらァ!!ありったけのメテオバーストをくらいやがれ!!」
キュウウン キュウウン キュウウン キュウウン キュウウン
バーダック「奴め、目が見えんから適当に撃ちやがったな、今のうちだ」
ターレス「キルドライバーァァァァァ!!!!」
キュイイイイイインヴヴヴヴヴヴン
ピピピピ
ドガァァァァァン
バーダック「ぐあぁぁぁぁぉぁ!!!!」
ターレス「かすかに見えるぞ詰めが甘いな兄貴、いやバーダック!!」
バーダック「くっ、片手だけじゃ駄目か、しかしカカロットは無事だ」
ターレス「視力が戻ってきたこれで狙えるぜもう一度キル……」
バーダック「カカロット、たかいたかいだ」
ターレス「自分の息子を投げやがったっ!!」
バーダック「今だ!!ありったけのパワーで太陽拳!!」
ビカッ
ターレス「なにぃぃぃぃぃ!!!!」
バーダック「くっ、今度こそ今のうちだ」
ターレス「ちくしょう、ちくしょう、目が見えん!!目が見えんぞぉぉぉぉ!!」
ターレスはありったけのパワーで全方位にエネルギー弾を放ちバーダックを苦しめた
バーダック「くっ……カカロットだけ…は…」
そしてポッド発着所に着き、まずカカロットをポッドに乗せた。
バーダック「俺の…ポッドについてくるよう…プログラムして……完了…次に俺だ」
病院
ターレス「ちくしょう目が見えねぇ」
フリーザ兵「ターレス様」
ターレス「あん?俺は目が見えねぇんだ医者を呼べ」
フリーザ兵「その前にブロリーのことなのですが」
ターレス「聞こう」
フリーザ兵「エネルギー波をくらったはずなのにノーダメージなのです」
ターレス「ほう、そいつは凄い」
パラガス「お前は……バーダック……戻ってきたのか?」
ターレス「オッサン、俺とアイツを一緒にするな俺はターレスだ」
パラガス「それにしても似ている。」
ターレス「……視力が回復してきた」
タコ科学者「ここにいましたか」
ターレス「タコ野郎」
訂正
病院
ターレス「ちくしょう目が見えねぇ」
フリーザ兵「ターレス様」
ターレス「あん?俺は目が見えねぇんだ医者を呼べ」
フリーザ兵「その前にブロリーのことなのですが」
ターレス「聞こう」
フリーザ兵「エネルギー波をくらったはずなのにノーダメージなのです」
ターレス「ほう、そいつは凄い」
パラガス「お前は……バーダック……戻ってきたのか?」
ターレス「オッサン、俺とアイツを一緒にするな俺はターレスだ」
パラガス「それにしても似ている。」
ターレス「俺とバーダックは双子だからな」
タコ科学者「ここにいましたか」
ターレス「その声はタコ野郎」
タコ科学者「フリーザ様にはもうお話致しました。ブロリーの件です」
ターレス「何だ?」
タコ科学者「コンピューターの計算によりますとこのままブロリーが成長するとそのままの状態で大猿のように凶暴化し手がつけられなくなります。そこでブロリーをある程度成長させてから冷凍睡眠し制御装置で思うがままに操るのです」
パラガス「かわいそうだが、それが事実ならやってくれ」
ターレス「しかし成長するにも数年いや十数年かかるぞ」
タコ科学者「薬で成長させるのですよ」
ターレス「なるほど」
タコ科学者「ところでターレス様」
ターレス「何だ?」
タコ科学者「私の見解ですとターレス様の目は一時的な失明でございます。」
ターレス「貴様、もしこのまま視力が戻らなかったらタコ焼きにしてやるぞ」
タコ科学者「怒りをお沈めください、バーダックは体内のエネルギーを放出し太陽のように発光させたのだと思われます」
ターレス「意味がわからねぇが凄く眩しかったぜ」
ポッド発着所
バーダック「さぁ…出発だ…ぜ」
バーダックは自分のポッドを発進させ宇宙へと飛び出した。
バーダック「カカロットのポッドもついてきてるようだぜ」
フリーザ軍宇宙船
フリーザ「おや?あのポッドは……」
ザーボン「搭乗している戦士はバーダックのようです」
フリーザ「バーダックといいますと最近カナッサ星で活躍したサイヤ人ですね」
ザーボン「どうやら他の惑星に行くようですが撃ち落としますか?」
フリーザ「いずれ迎えに行きますよ彼が向かった先にね」
ザーボン「ですがフリーザ様、彼はベジータ王側かもしれないんですよ?」
フリーザ「ホッホッホ、そんときは殺しますよ」
ザーボン「あと登録不明のポッドはどうしますか?」
フリーザ「バーダックと同じ扱いです。とりあえず放っておきなさい」
ザーボン「了解しました。」
バーダックのポッド
バーダック「フリーザの奴……俺を…見逃すというのか?……ゴフッ……」
バーダック「今の…俺の…戦…闘力では…フリーザ軍いや……コルド一族に勝てや…しねぇ…ゴフッゴフッ……地球に……地球に行けば……カカロットを……強く……できる…は…ず…」
クウラ軍宇宙船
サウザー「フリーザ様がサイヤ人のポッドを見逃したようです」
クウラ「フン、奴も甘いな」
サウザー「撃ち落としますか?」
クウラ「フリーザがまいた種だ奴に後始末させればいい」
サウザー「そうですか」
バーダックとカカロットが惑星ベジータを去った後、ベジータ王率いるサイヤ人とフリーザ軍との戦争が始まった。両者とも戦いは互角だったがフリーザが飽きたのでデスボールでベジータ王率いるサイヤ人軍団は惑星ベジータとともに消し去られた。
バーダック「今の…俺の…戦…闘力では…フリーザ軍いや……コルド一族に勝てや…しねぇ…ゴフッゴフッ……地球に……地球に行けば……カカロットを……強く……できる…は…ず…」
クウラ軍宇宙船
サウザー「フリーザ様がサイヤ人のポッドを見逃したようです」
クウラ「フン、奴も甘いな」
サウザー「撃ち落としますか?」
クウラ「フリーザがまいた種だ奴に後始末させればいい」
サウザー「そうですか」
バーダックとカカロットが惑星ベジータを去った後、ベジータ王率いるサイヤ人とフリーザ軍との戦争が始まった。両者とも戦いは互角だったがフリーザが飽きたのでデスボールでベジータ王率いるサイヤ人軍団は惑星ベジータとともに消し去られた。
フリーザ「美しい花火でしたね」
圧倒的だフリーザ様!!
この人がボスでよかったぜ!!
あまっちょろいベジータ王なんていらなかったんだ!!
一生あんたについてくぜ!!
フリーザ「ホッーホッホッホッホッホ」
パラガス「バーダックめいつか必ずカカロットとともに殺すブロリーの力でな」
地球
パオズ山
孫悟飯「さて、今日も1日妖怪退治じゃな……うん?」
キィィィィィィィィィィン
悟飯「流れ星かのぉ?」
ドガァァァァァン!!!!
悟飯「いや、隕石か!?」
悟飯は隕石が落ちた場所に向かった。移動中二つの「気」があるのを感じた。一人は弱りはてもう一人は赤子だと気の大きさでわかった。
悟飯「おや?明らかに人口物じゃのう……まさか宇宙人ってやつか?ム…一つは空いておるな」
悟飯は山の斜面を片足だけで滑り落ち現場に向かった。
悟飯「この赤子は宇宙船の落下で頭を強く強打したようだ……さて…もう一人は……」
ウィィン
バーダック「カ…カ」
悟飯「おぬし大丈夫か?」
バーダック「」
悟飯「気絶しおったわい……フム…みたところ気功波での火傷……貫通している部分もあるのぉ」
悟飯は自宅に二人を運び治療した。バーダックは目がさめずカカロットだけが目覚めた。
カカロット「あぅ」
悟飯「お主おとなしいのう」
カカロット「たぇ」
悟飯「ちょっとまっておれミルクを探してくるからのう」
悟飯は友達である山の動物達と協力しカカロットの世話をした。そしてとりあえずカカロットに悟空と名付けバーダックに悟天と名付けた。そして数年後
悟天「くっ……」
悟飯「おや?目が覚めたかい」
悟空「父ちゃん!!」
悟天「俺は一体……」
悟飯「お主は大怪我していたんでワシが治療したのよ」
悟天「てめぇが?」
悟飯「ここ数年目が覚めないんで悟空はワシが育てたぞい」
悟天「悟空?」
悟飯「そうそう、ワシの名前は孫悟飯、このパオズ山で妖怪退治の以来を請け負い生活しておる」
悟空「オッス、父ちゃん、オラ悟空だ」
悟天「大きくなったなカカロット俺はバーダックだ」
悟空「カカロット?バーダック?オラそんなん食べたことねぇぞ」
悟天「いや食いもンじゃねぇお前の名前と俺名前だ」
悟空「オラ、悟空で父ちゃんは悟天だぞ」
悟天「……」
悟飯「すまんのぉ、お主達の名前がわからんので勝手につけた」
悟天「まぁいい……それにしてもこの星が地球か?」
悟飯「そうじゃよ……お主やはり宇宙人じゃったか」
悟天「あぁ、俺は戦闘民族サイヤ人だ」
悟飯「戦闘民族ってことはお主…武道家か?」
悟空「ブドウ!!オラ、ブドウ食いてぇぞ!!」
悟飯「悟空…魚をとってきてくれんかの?」
悟空「わかった!!」
悟天は惑星ベジータでの出来事を話した。
悟飯「宇宙は凄いのぉ」
悟天「地球人は宇宙には行かないのか?」
悟飯「難しいらしいのぉ」
悟天「ところであんた強いのか?」
悟飯「強いぞ」
悟天「ならば手合わせしてもらえないか?」
悟飯「いいぞ」
夕方、夕飯を済ませた悟飯と悟空は寝る支度を始めた。
悟天「おい、もう寝るのか?」
悟飯「日がくれたら寝るのがわしらの生活スタイルじゃ」
悟天「そうか」
悟天は思った。悟空は満月をまだ見たことないようだと
悟天「じじい」
悟飯「なんじゃ?」
悟天「サイヤ人は月を見ると大猿に変身する」
悟天「特に子供が大猿になったら凶暴化して朝になるまで手がつけられなくなる。決して悟空に月を見せるな」
悟飯「わかった。」
その夜、悟天は弱々しい足取りで外に出た。地球は惑星ベジータとは違いとても静かな星だと肌で感じていた。
悟天「リハビリだな」
悟天は山の中を歩き回った。弱々しい足取りもだんだん回復してきた。次にエネルギー波をだしたがいつもの半分以下のパワーだった。
悟天「弱くなってやがる……」
悟天は寝転がり星を見渡し眠った。
>>39
翌日、悟天は魚を釣り弱々しいエネルギー波で魚を焼きガッツリ食い走って自宅まで戻った。
悟空「父ちゃんどこ行ってたんだ?」
悟天「リハビリだ」
悟空「オラもリハビリっていうやつ食べてぇぞ」
悟天「食いもンじゃねぇ」
悟空「じゃあなんだ?」
悟天「トレーニングだ」
悟空「やっぱり食べたんじゃないか!!」
悟天「……」
悟空「オラもリハビリとトレーニングってやつ食べたい!!」
悟天「確かに魚は食ったが……ところでじじいは?」
悟空「じっちゃんは妖怪退治しに行ったぞ」
悟天「お前は妖怪と戦ったことあるのか?」
悟空「あるぞ」
悟天「勝ったか?」
悟空「負けちまったぞ、でもワクワクした」
悟天「フッ、強いやつと戦うとワクワクするのはサイヤ人の特性だ」
悟空「オラ難しいことよくわかんねぇけどもっと強くなりてぇ」
悟天「そうか、じゃあ俺とトレーニングするぞ」
悟空「食うんか?」
悟天「いやまぁ…食うのもトレーニングの一部だが……」
悟飯「それを修行と言うんじゃよ」
悟空「なんだ修行のことだったんか食いもンかと思ったぞ」
悟天「お前、食べることに執着しすぎだぞ」
悟飯「フム、悟天、お主と手合わせしてみるかのぉ」
悟天「久々に腕がなるぜ」
悟空「オラも修行してぇ」
外へ出た三人は広々とした草原へ行き構えた。
悟天「見な、じじいこれがサイヤ人の戦闘スタイルだ!!」
タンッ
悟天は走りはじめ、悟飯めがけてパンチを放った。
悟飯「遅いのう」
フッ
悟天「まだだ!!」
バシッ
悟天は即座に蹴った。
悟飯「お主の蹴りなど目を閉じてもガードできるわい」
悟天「ならばエネルギー波ァ!!」
ホーヒューン
悟飯「それが全力かの?」
悟天「くそっ、冗談じゃないくらい弱体化してやがる」
悟飯「これがワシの気功波じゃ」
ボワーン
悟飯「ジャン拳波ッ!!」
キュオーン
悟天「……」
悟空「さすがじっちゃん」
悟飯「まぁ、病み上がりなんじゃゆっくり修行すればええ」
悟天「ああ」
そしてまた少し月日が流れた。
悟天「きょうは依頼が結構あるな」
悟空「オラ食えそうなのがいい」
悟飯「わかっておる」
三人はパオズ山周辺の妖怪退治を始めた。
悟天「でやぁ!!」
妖怪「ぐえっ」
悟空「といやー!!」
妖怪「こんなガキに……」
妖怪ボス「石になれっ!!」
悟飯「ジャン拳」
フッ
妖怪ボス「消えた!!」
悟飯「グー」
妖怪ボス「グハッ」
悟飯「チョキ」
妖怪ボス「目がァ!!」
悟飯「波ァ!!」
ゴウゥゥゥゥン!!
妖怪「ボスゥゥゥ!!」
悟天「お前も消し飛ばすぞ」
妖怪「こうなったらガキだけでも」
悟空「オラか?」
悟天「悟空お前のとっておきを見せてやれ」
悟空「ジャン拳」
妖怪「死ねぇぇぇぇぇぇ!!」
悟空「グー、チョキー、パー」
悟飯「怒涛のジャン拳ラッシュが決まったのう」
妖怪「ガハッ」
悟天「ライオットジャベリン」
キュゥゥゥンポーピー
ドガァァァァァン!!
悟天「豚妖怪の丸焼きの完成だ」
悟飯「妖怪は食えんよ」
悟空「オラ腹へった」
悟天(大分カンが戻ってきたぜ、だが気功波の威力があがらねぇし空も飛べねぇ)
そのころ西の都ではブルマという若干残念な天才美少女がドラゴンボールを見つけた。
ブルマ「何これ」
ブリーフ博士「それはドラゴンボールというらしくてな、7つ揃えるとなんでも願いが叶うらしいぞ」
ブルマ「迷信でしょ?」
ブリーフ博士「ワシも迷信だと思うよ」
ブルマ「でも研究してみたいわ」
ブリーフ博士「ワシは興味ないんでお前にあげるよ」
ブルマ「ええ、もらっとくわ」
ブルマは思った。もしドラゴンボールを揃えて願いを叶えたらイケメンを恋人にしたいと。そして研究しはじめた。まずはドラゴンボールの固さを調べた。
とても固い
石じゃない
そして、特殊な波動を発見した。
そして、数年の歳月をかけてつくったのがドラゴンレーダーである。
そしてまた月日は流れ
悟空「ん?」
ブロロロロ
悟天「どうした悟空」
悟空「なんか近づいてる」
悟天「見たところ機械のようだが」
悟空「止まったぞ」
バタン
ブルマ「ふうドラゴンレーダーの反応はこの辺ね」
悟空「!!」
悟天「地球人の女か」
悟空「お前妖怪だな!!」
ブルマ「妖怪?私が?」
悟空「変なもんから出てきたし姿も見たことねぇから妖怪だ!!」
悟天「……」
ブルマ「私はれっきとした人間よ」
悟空「じっちゃんに仕返しに来たんだな!!伸びろ如意棒!!」
ブルマ「ごふっ」
悟空「次はジャン拳だ!!」
ブルマ「なっ!!」
悟空「ジャン拳」
悟天「やめろ悟空」
パシッ
悟空「父ちゃん?」
ブルマ「あんたその子のパパね?」
悟天「パパというのは親父ということか?それならそうだ」
ブルマ「いきなり妖怪扱いされて攻撃してくるなんてしつけがなってないわね」
悟天「フン、小娘、口の聞き方に気をつけろよ」
ブルマ「なによ!!その子が悪いんでしょ!?」
悟天「何か気に入らねぇがこの山に何かようか?」
ブルマ「あ…あぁ、そうだったこれを探してるんだけど」
悟空「じっちゃんの宝物とソックリだ」
ブルマ「知ってるの?もしよかったら譲ってくれない?」
悟空「ダメだ!!じっちゃんの大切なモンだからな!!」
悟天「そういうわけだ帰んな」
ブルマ「私のパンティ見せてあげようか?」
悟空「それはおいしいもんか?」
ブルマ「キャンディじゃないわパンティよ」
悟空「なんだかよくわからないけど見せてくれ」
ブルマ「君にはまだはやいかな」
悟天「……さっさと帰れ」
ブルマ「チラリ」
悟天「……」
ブルマ「チラリ」
悟天「……」イラッ
ブルマ「チラリ」
悟天「……」イライラ
ポーピー
ドガァァァァァン
ブルマ「あああああああ!!」
ブルマ「知ってるの?もしよかったら譲ってくれない?」
悟空「ダメだ!!じっちゃんの大切なモンだからな!!」
悟天「そういうわけだ帰んな」
ブルマ「私のパンティ見せてあげようか?」
悟空「それはおいしいもんか?」
ブルマ「キャンディじゃないわパンティよ」
悟空「なんだかよくわからないけど見せてくれ」
ブルマ「君にはまだはやいかな」
悟天「……さっさと帰れ」
ブルマ「チラリ」
悟天「……」
ブルマ「チラリ」
悟天「……」イラッ
ブルマ「チラリ」
悟天「……」イライラ
ポーピー
ドガァァァァァン
ブルマ「あああああああ!!」
ブルマ「知ってるの?もしよかったら譲ってくれない?」
悟空「ダメだ!!じっちゃんの大切なモンだからな!!」
悟天「そういうわけだ帰んな」
ブルマ「私のパンティ見せてあげようか?」
悟空「それはおいしいもんか?」
ブルマ「キャンディじゃないわパンティよ」
悟空「なんだかよくわからないけど見せてくれ」
ブルマ「君にはまだはやいかな」
悟天「……さっさと帰れ」
ブルマ「チラリ」
悟天「……」
ブルマ「チラリ」
悟天「……」イラッ
ブルマ「チラリ」
悟天「……」イライラ
ポーピー
ドガァァァァァン
ブルマ「あああああああ!!」
悟天「帰るぞ悟空」
悟空「うん」
ブルマ「」
自宅
悟飯「今の爆発はなんだったんじゃ?」
悟天「大したことじゃねぇ」
悟空「じっちゃんの宝物を持っていこうとした悪い奴がいたんで父ちゃんが凝らしめたんだ。」
悟飯「宝物?」
ブルマ「見つけたわよ」
悟飯「!?」
悟天「貴様」
悟空「じっちゃんの宝物を守る!!」
ブルマ「私の車弁償しろ!!」
悟空「しょんべん?」
悟天「ますます気に入らねぇ」
悟飯「待ちなさい三人とも」
ブルマ「あなたがこの家の主人ね」
悟飯「いや、若い女の子を見るのは久しぶりじゃのう」
ブルマ「今度は話がわかりそうな奴ね」
悟飯「そんで、どういったご用件で?」
ブルマ「この玉を探してるのよ」
悟飯「ほう、ワシの持っている奴に似ているのう中に描いてある星の数が違うがのう」
ブルマ「どうしても欲しいのよ」
悟飯「フム、いいじゃろう、使い道に困っておったところじゃ」
ブルマ「え?いいの?」
悟空「オラ納得いかねぇぞ」
悟天「てめぇ、それを集めてどうする気だ?」
ブルマ「あなたたちには言わないわ私の車を壊したんだし」
悟飯「壊したのかの?」
悟天「ああ、気に入らねぇんでぶっ壊してやった」
悟飯「女の子には優しくするもんじゃよ」
悟飯「それを集めてどうするんじゃ?」
ブルマ「願いを叶えるの」
悟飯「凄いのう」
悟天「こんな得体のしれない奴を信じるのか?」
悟飯「美人に悪い人はおらん」
悟空「願いってどんな願い叶えんだ?オラ美味しいもんたくさん食いてぇぞ」
ブルマ「イケメンな彼氏が欲しいのよ」
悟飯「ワシじゃだめかのう?」
ブルマ「ダメよ」
悟飯「そうか」
ブルマ「あと、5つ探さないと」
悟飯「二人とも、この子の探し物手伝ってあげなさい」
悟空「おもしろそうだなオラ行きてぇぞ」
悟天「じじい、いいのか?あんたももう年だろう」
悟飯「ワシのことはええ、そろそろ引退するつもりだしの」
悟飯「それに悟天、地球にはまだまだ強い奴がいるはずだお主のリハビリにもなるじゃろう」
悟天「ほうそれは興味深い」
悟空「オラも強い奴と戦いてぇ」
悟飯「話は決まりじゃ、お嬢さん今夜は止まって行きなされ」
ブルマ「移動手段も無くなっちゃったしそうするわ」
悟飯「今夜はご馳走じゃのう」
悟飯はノリノリで山のご馳走を用意をしブルマをもてなした。
夜
庭
悟天「ふっ、はぁ!!、でやぁ!!」
ブルマ「……」
悟天「うぉりぁ!!」
ブルマ「悟空って子寝るの早いね」
悟天「じじいの教育方針だ」
ブルマ「ところであんた達とおじいさん、全然似てないね」
悟天「俺達は地球人じゃないからな」
ブルマ「何言ってんの?」
悟天「地球人は宇宙に興味ないんだな」
ブルマ「あんまりないかな」
悟天「お前もう寝ろ」
ブルマ「嫌よ星が綺麗なんだもの」
悟天「そうだな」
ブルマ「ところでその尻尾って飾りなの?」
悟天「うるせぇな本物だよ」
ブルマ「すごーい」
悟天「触るんじゃねぇ」
ブルマ「そういえばこれなんだけど」
悟天「スカウターがどうした?」
ブルマ「治してみたわ」
悟天「何?」
ピピピピ
悟天「5か」
ブルマ「どういうこと?」
悟天「てめぇの戦闘力だよ」
ブルマ「それって強いの?弱いの?」
悟天「雑魚だな」
ブルマ「ひどーい」
悟天「俺の戦闘力は……95かフン、ずいぶん弱体化したぜ」
ブルマ「おじいさんと悟空の戦闘力は?」
悟天「じじいは」
ピピピピ
悟天「90?俺より低いのに……強いぞ」
ピピピピ
悟天「悟空は10か……サイヤ人としてはまだまだだな」
ブルマ「面白そうだから私も作ってみる」
悟天「コルド軍の技術が地球人に作れるとは思えないが」
ブルマ「やってみる価値はあるわ…でも今材料がないから自宅に帰ってからね」
翌日
悟飯「ではいってくるといい」
悟空「おーっし、オラとてもワクワクしてっぞ」
ブルマ「私はこれ」
悟天「ん?」
BOM!!
悟空「なんだ!?」
ブルマ「バイクよ知らないの?」
悟天「一人乗りか?」
ブルマ「そうよ」
悟空「それ速いんか?」
ブルマ「速いわよ」
悟空「おーっし、オラ走る!!」
悟天「リハビリには丁度いい」
ブロロロロ
ターン
ターン
悟飯「おや、別れの挨拶も無しか……さて引退討伐するかの」
山道
ブルマ「あー、トイレ行っとけばよかった」
悟空「おーい、ブルマぁ」
悟天「おせぇな」
ブルマ「!!」
ブルマ「ちょっとまって、私バイクなのよ!?」
悟空「父ちゃん早いなぁ」
ピピピピ
悟天「ん?」
プテラノドン「ギャオオオオン」
ブルマ「え?」
悟空「うひゃー、ブルマがプテラノドンにつれていかれたぞ」
悟天「戦闘力は16かタイプは恐竜……」
ブルマ「助けてぇぇぇ!!」
悟空「伸びろ如意棒!!」
ぐにゅーん
悟空「ありゃ?届かねぇ」
悟天「如意棒を投げろ悟空」
悟空「わかった」
ヒョイ
ブルマ「え?」
ヒュルルルル
悟空「あ」
悟天「悟空、アイツを食うぞ」
悟空「わかった」
プテラノドン「ギャオオオオン!!」
悟天「焼きプテラノドン程度の気功波」
ポーピー
プテラノドン「ギャ」
ゴゥゥゥゥン
悟空「上手に焼けたぞ」
悟天「我ながら素晴らしい気功波の使い方だったぜ」
二人で盛り上がっていたそのことブルマは
ブルマ「助けてぇ……洗濯物干したみたいになってるじゃなーい」
悟天「手羽先よこせ」
悟空「じゃあオラはむね肉だ」
数時間後
悟天「ブルマはどこだ?」
悟空「そういえばわすれてた」
悟天「確かあの方向に如意棒を投げたんだっけか?」
悟空「いたぞ」
ブルマ「助けてぇ」
悟天「情けねぇツラじゃねぇか」
悟空「何か水がポタポタおちてんぞ」
ブルマ「おしっこもらしちゃったのよ!!」
悟天「悟空、如意棒とブルマを回収しろ」
悟空「戻れ如意棒」
ぐにゅーん
ブルマ「着替えなきゃ」
BOM!!
ブルマ「こっち見ないでよね」
悟天「てめぇの体なんざ興味はねぇ」
悟空「また出てきたぞすげぇ」
ブルマ「見るなってば!!」
悟空「すげぇ、すげぇ」
ブルマ「……着替えるか」
悟空「あ」
悟天「次はティラノサウルスを丸焼きにしてみ…」
悟空「うわぁぁぁぁぁ!!」
悟天「なんだ!?」
ブルマ「見るなぁぁぁ!!」
悟空「チンもねぇタマもねぇ!!いやタマはあるけどやっぱりねぇ!!」
ブルマ「変なこと言うんじゃないわよ!!」
悟空「うわぁぁぁぁぁ!!うわぁぁぁぁぁ!!」
悟天「……とりあえず早く着替えろ」
ブルマ「う…うん」
孫親子とブルマの旅は始まったばかりでこの始末☆はてさてこの先どうなりますことやら
終わり
悟空「うわぁぁぁぁぁ!!うわぁぁぁぁぁ!!」
落ち着けぇ、ここで一区切りにしただけだぁ。続編は気が向いたら書くけどドラゴンボール集めてまた一区切りにするか天下一武道会まで書くのか考えている。そんでフリーザ軍から誰か出すかも考えている
質問なんだが
牛魔王って亀仙人の弟子なのになんで盗賊してたんだ?
ならずものってフリーザ軍の残党も含まれてるよな?
このSSまとめへのコメント
牛魔王は盗賊じゃないぞ
原作読んだ事無いのか?
牛魔王は自分が旅だか何かして集めた宝が有名になって
それ狙ってくる奴をぶっとばしていくうちに
エスカレートしていって、教科書に載るぐらいの悪人扱いになったんだよ
過剰防衛してただけで、盗賊じゃない
映画も含めるとかなりの長編SSになるな
かなり面白かった。
にしせもバーダックが相当弱体化してる。