戦刃「ぁっ///だめぇ……苗木君……盾子ちゃんが起きちゃう……」 (159)

 

ピンポンパンポーン

『苗木誠君。至急放送室まで来てください』

苗木「あれ?呼び出し?」

大和田「お?苗木なんかやらかしたか?タハハ。お前も不良になったか」

苗木「心当たりないけど……とりあえず、行ってくるね」

葉隠「お土産よろしく頼むべ」

苗木「それはないよ」


石丸「お!苗木くん!来てくれたか」

苗木「ボクを呼び出したのは石丸クン?何でわざわざ放送マイク使ってまで呼び出したの?普段教室で会ってるのに……」

石丸「うむ。実はだな。苗木くんに希望ヶ峰学園の放送に出演して欲しいんだ」

苗木「また急な話だね……何でボクなの?」

石丸「全校生徒の中から厳正なるクジ引きで選んだんだ。おめでとう!流石は超高校級の幸運だ!」

苗木「そうなんだ……まあ、面白そうだし別に出てもいいよ」

苗木(あれ……超高校級の幸運ならボクより強力な才能持ってる先輩がいたような気が……)

石丸「うむ。君なら引き受けてくれると思ったぞ!」

苗木「あ、あの石丸クン?なんか嫌な予感してきたんだけど」

石丸「実は超高校級の放送部の大山のぶ代くんが風邪で休んでしまって、代わりの人が急遽必要になったんだ」

苗木「やっぱり……大山さんの穴埋めとかボクには無理だよ。いつも面白い放送しているあの人の代役なんて想像しただけでプレッシャーでわさび吐きそうだよ」

石丸「その辺は心配いらないから安心してくれたまえ。苗木くんにやってもらうのは居眠り禁止の校則を破る不届き者に寝起きドッキリをしかけるというものだ。ターゲットのリアクションが重要視されるから苗木くんはただ起こすだけでいいぞ」

苗木「なんで寝起きドッキリ……」

石丸「この前苗木くんに借りたバラエティ番組のDVDを参考にしたのだ!結構勉強になったぞ!これでみんなの気持ちも少しはわかるといいなあ!はっはっは」

苗木「え?この企画の発案者って石丸くんなの?」

石丸「そうだぞ!居眠りで学園の風紀を乱す輩を成敗するだけでは皆の心はつかめない!ここは寝起きドッキリで遊び心を入れるのも悪くないと思ってな」

苗木「遊び企画なのに風紀委員の仕事忘れないなんて流石超高校級の風紀委員……」

石丸「ちゃんとアシスタントも用意してあるぞ。入ってきてくれたまえ!」

ギイイ

戦刃「苗木君のアシスタントをすることになったの……よろしくね」

苗木「戦刃さんがアシスタント?寝起きバズーカを持ってきてくれたんだ」

石丸「バズーカの扱いに慣れてそうだからアシスタントとしては最適だろ」

苗木「寝起きバズーカくらいならボクでも使えそうだけど……」

戦刃「違う……これは本物のバズーカ」

苗木「 ち ょ っ と 待 て 」

石丸「ん?何か問題でもあるのかね?僕がみたバラエティ番組でもバズーカで……」

苗木「あれは偽物のバズーカだよ!!!誰が本物のバズーカで人を起こすか!!!」

石丸 戦刃「な、なんだってー!!!」

戦刃「え……わ、私はどうすればいいの?バズーカ使っちゃ駄目なの?」オロオロ

苗木「戦刃さん落ち着いて。とりあえず、本物のバズーカを用意しちゃったものは仕方ない。空砲を使って起こそう」

戦刃「良かった……徹夜で整備したのが無駄にならなくて」

石丸「ところで今回のドッキリのターゲットなのだが……なんと江ノ島くんだ!」

苗木「知ってた」

石丸「なに!君はエスパーか!」

苗木「この流れとスレタイ見れば誰だって予想は付くよ……」

石丸「コラ!苗木くん!メタ発言は校則違反だぞ!」

苗木「そんな校則はない!」ソレハチガウヨ!


江ノ島「ムニャムニャ…」

苗木「ターゲット確認。これより接近する」

戦刃「苗木君。もう少し静かに歩いて」ボソボソ

苗木「え?なんだって?」スタスタ

戦刃「ぁっ///だめぇ……苗木君……盾子ちゃんが起きちゃう……」

苗木「無理にスレタイ回収しようとしなくていいから」

戦刃「おはようございまーす(小声)」

苗木「どう?」

戦刃「寝てる」

苗木「それじゃあそろそろ行く?」

戦刃「うん」

江ノ島「ナエギー…ソコハダメダッテー」

戦刃「!!!!」

苗木「いやいやボクは何もしてないから。ただの江ノ島さんの寝言だよ」

江ノ島「ヒドイ…ワタシノコトハ、アソビダッタノ」

戦刃「苗木君……」ジトー

苗木「本当に何もしてないってば!冤罪だよ冤罪!やめて!こっちにバズーカ向けないで!」バタバタ

苗木(しまった!今の騒動で江ノ島さんが起きたんじゃ……)

江ノ島「…………」

苗木(まだ寝てる……?)

江ノ島「苗木にフラれるなんて絶望的だよ。もう死ぬしかない」チラッ

苗木「あ、もうこれ完全に起きてるね。薄目開けてチラ見してるね」

戦刃「盾子ちゃん起きてる?」

江ノ島「…………」

戦刃「返事がない。寝てるみたい」

苗木「いやいや絶対起きてるから!江ノ島さん。寝てたら右手上げて」

江ノ島「ノシ」

苗木「かかったなアホが!ボクの言葉に反応したのは起きてる証拠だ!」

戦刃「ほら。苗木君の言う通りに右手上げたからやっぱり寝てるんだよ」

苗木「何で今のやりとりで騙されるの!?」

戦刃「苗木君さっきから声が大きいよ……」

苗木「もう江ノ島さん起きてるから小声で話す必要ないって!ドッキリ企画失敗だよこれ」

戦刃「ぁっ///だめぇ……苗木君……盾子ちゃんが起きちゃう……」

苗木「何でスレタイ2回も回収してるの!」

江ノ島「ちょっとーやるなら早くしてくれない?待ちくたびれたんだけど」

戦刃「ごめん盾子ちゃん。それじゃあいくよ」

苗木「いやいや。何ナチュラルに会話してるの!戦刃さんも江ノ島さんが起きてることに気づいてるよね」

戦刃「盾子ちゃんは起きてない……」スッ

苗木「あ!今、目を逸らしたよね。本当は戦刃さんも気づいてるってバレバレだから」

石丸「コラー!苗木くん!折角江ノ島くんと戦刃くんが空気を読んで寝てる前提で話を進めてくれてるんだから、君も少しは空気を読みたまえ!」ガラ

苗木「」

戦刃「苗木君?」

江ノ島「あーあ。一番空気読めって言われたくない人に言われた絶望で抜け殻になっちゃった」

戦刃「苗木くーんもしもーし」

苗木「」

江ノ島「これはちょっとやそっとのことじゃ起きないね」

戦刃「どうしよう……」オロオロ

江ノ島「お姉ちゃん。その手に持ってるもので起こしてあげればいいじゃん」

戦刃「あ、そうだ!盾子ちゃん頭いい!」

江ノ島「さあ。皆さん耳を塞いで」

戦刃「いくよ……」

ドン!!

苗木「う、うわあああ!!」

戦刃「ドッキリ大成功!!」デッテレー

江ノ島「いやいや。ターゲットは私なんでしょ?明らかに失敗してるから」

江ノ島「大体にしてねー。アンタたちの絶望には足りないものがあるんだよ。そんなんじゃ視聴者は飽きちゃうっつーの」

石丸「足りないものだと!なんだねそれは!!」

江ノ島「お前に足りない物、それは!情熱、思想、理念、頭脳、気品、優雅さ、勤勉さ!そして何よりもー!絶望感が足りない!!」

苗木「絶望感とは」

江ノ島「大体にしてねードッキリなんてものはターゲットを絶望の淵に追い込んでナンボのものだよ。とにかく!絶望!絶望!絶望!そしてネタ晴らしで希望を見せると思いきや、絶望!これドッキリの鉄則ね」

苗木「そんなこと言われても具体的にどうすればいいのかわからないよ」

江ノ島「そうだねー。>>25>>28するとか?」

ちーたん

レイプ

石丸「ちょっと待ちたまえ!そんなことしたら強姦罪で捕まってしまうではないか!」

江ノ島「大丈夫だって。日本の法律では男がナニされようが強姦罪は成立しないから」

石丸「そうか。それなら安心した」

苗木「強制わいせつ罪は適用されると思うよ……」

江ノ島「というわけで、お姉ちゃん。ハイ、よろしく!」

戦刃「えっ」

江ノ島「えっじゃないでしょ!」

戦刃「で、でも……私初めてだもん」

江ノ島「苗木は草食系だからお姉ちゃんが肉食系にならないとゲットできないよ」ヒソヒソ

戦刃「そ、それは……」

江ノ島「大丈夫だって!いまどき、高校生で処女捨てるのだって普通だって」

戦刃「うぅ……でも初めては苗木君が……」

江ノ島「何?私に逆らう気なの?」

戦刃「そ、そんなことしないよ」

江ノ島「じゃあ、さっさと行ってくる!お姉ちゃんの超高校級の軍人の能力なら気づかれずに背後から襲うのなんて楽勝でしょ!肉壷ワッショイ!」

苗木「やめなよ」

戦刃「苗木君……」キュン

江ノ島「なんだよ邪魔すんじゃねえ!」

苗木「戦刃さんが困ってるじゃないか!」

江ノ島「でも安価は絶対!2ちゃんねらーの苗木ならわかるよね?」

苗木「それは違うよ!安価では誰がレイプするとまでは指定されてない!つまり、江ノ島さんが行ってもいいってことじゃないか!」
江ノ島「やだよ」

苗木「何で?」

江ノ島「だって不二咲の体にもう飽きたし」

苗木「どういうことなの……」

江ノ島「いやーちょっと入学した時につまみ食いしちゃって」

石丸「なんだと……僕の知らないところでそんな不純異性交遊が行われてただなんて」

江ノ島「だから不二咲は非童貞なの。お姉ちゃんがそこまで罪悪感感じる必要なんてないんだよ」

戦刃「そうなのかな……」

江ノ島「大丈夫だって平気だから。だから行けるよね?初めての逆レイプ」

戦刃「うん。なんか行ける気がしてきた」

苗木(あれ?なんか洗脳されてない?)

戦刃「それじゃちょっと行ってくる」

江ノ島(自分が初めてだって根本的な問題忘れてる残念な姉……。あ、ちなみにさっきの話は嘘だよ。不二咲はまだ純情な童貞のままなのでしたー)

不二咲「あーまた負けちゃった。千秋ちゃんはゲームが強いね」

七海「どや……と言ってもお父さんが私の人工知能を作ってくれたお陰だよ」

不二咲「ううん。千秋ちゃんが自ら学習して勝ちパターンを会得していったからだよ」

七海「そうかのかな……そういえば、最初の頃はお父さんに全然勝てなかった気がする」

不二咲「えへへ。千秋ちゃんは僕の自慢の娘だよ」

七海「なんだか面と向かって言われると恥ずかしいなあ……」

戦刃(む、娘!?まさか盾子ちゃんとの娘!?やっぱり不二咲君は非童貞だったんだ!)

不二咲「あ。もうこんな時間だ。そろそろ例のプログラム書かないといけない」

七海「もう行っちゃうの?」

不二咲「うん。ごめんねぇ。またここに戻ってくるからその時になったらまた遊ぼうね」

七海「約束だよ!」

戦刃(よし、今しかない!)ガバ

不二咲「ん……」ガタ

七海「お父さん!?どうしたのお父さん!今なんか変な音したけど……」

戦刃「ごめんね……不二咲君」

不二咲「んんー……」

七海「お父さん……その女の人誰?」

戦刃「え……パソコンの中に人間……?科学の力って凄い」

不二咲「ぶはぁ…な、なんなの?戦刃さん……」

戦刃「静かにして……んちゅ……」

七海「お父さんが知らない女の人とキスしてる……」

不二咲「えっぐ……やめてよぉ……どうしてこんなことするの」

戦刃「不二咲君を絶望させたい……ただそれだけ」スッ

不二咲「ナ、ナイフ?や、やだ……殺さないでぇ……」

戦刃「動かないで。服を切るだけだから」

不二咲「やだぁ…」バタバタ

戦刃「動かないでって言ってるよね?肌まで切れちゃうよ?」

不二咲「もうやめて……」

戦刃「不二咲君の上半身が丸見えだよ」

不二咲「見ないでよぉ」

戦刃「…………勝った」フフッ

七海「何に勝ったの?ゲームの話?」バイーン

戦刃「…………負けた」シュン

不二咲「だ、誰か助け…ふぐ」

戦刃「助けなんて呼ばせない……大神さんが来たら流石に面倒だし」

七海「お父さん?助けが欲しいの?ど、どうしよう……私じゃ何もできない」

戦刃「それじゃ次はズボンを切るよ」ザザ

不二咲「んー」

戦刃「……あれ?なんかふにゃふにゃ」ツンツン

不二咲「ひゃう!」

戦刃「もっと硬くて大きいイメージだったんだけど……」

七海「きゃあっ///お、お父さんのが丸見え……え、えっちなのは良くない……と思うよ」

戦刃「……………………」

戦刃「どうしよう……ここからどうすればいいのか全くわからない」

戦刃「そうだ。丁度いいところにパソコンがあるから調べてみよう」

七海「…………」むすっ

戦刃「あれ?動かない」

七海「お父さんに意地悪する人は嫌い」

戦刃「もしかして貴女が邪魔してるの……?」

七海「ふん」ツーン

戦刃「そうなんだ……あまり手荒な真似はしたくないけど仕方ないよね」

不二咲「えっ」

戦刃「私も貴女のこと余り好きじゃない……胸とか胸とか胸とか」ガンガン

七海「きゃ、きゃあ!じ、地震!?」

戦刃「機械は叩けば直るって言うけど、パソコンは直るのかな?」バシバシ

七海「ゆ、揺れる…お父さん助けて!」

戦刃「嫌味か!胸が揺れてるのは嫌味か!」

不二咲「や、やめてぇ!千秋ちゃんには手を出さないで」

戦刃「だって、このパソコン使えないんだもん」

不二咲「うぅ……戦刃さんの言う通りにするから、千秋ちゃんを壊さないで」

七海「お父さん……」

戦刃「続きはどうすればいいのか教えて」

不二咲「え、えっと……まず、ゴニョゴニョを立たせる必要があるんだけど」

戦刃「え?なに?聞こえない?」

不二咲「お…おちんぽを立たせるんだよ……」

戦刃「どうやって?」

不二咲「うぅ……さ、触って刺激したり……」

戦刃「こう……かな?」ギチギチ

不二咲「い、いだいいい!!も、もっと優しくしてぇ!」

戦刃「力加減が難しい……」スリスリ

不二咲「あっ///」

戦刃「あ、ごめん。痛かった?」

不二咲「ち、違うよぉ……今のが丁度いい具合」

戦刃「うーん……」シュコシュコ

不二咲「ハァハァ…」ムクムク

戦刃「あ、な、なにこれ!大きく太く硬くなった」

七海「お父さん……」

不二咲「千秋ちゃん……そんな目で見ないで……」

ふぅ…

七海「あ、あの……」

戦刃「何?」

七海「どうせ辞める気なんてないんだよね……」

戦刃「そのつもり……どの道終わらせないことには私も帰れないし……」

七海「だったら……これ見て」

戦刃「残念な人にもわかる逆レイプ講座?」

七海「……やるんだったら早く終わらせてここから出てって」

戦刃「なるほど……こういう風にやればいいんだ……」

七海「ごめんねお父さん……私には止めることはできないから……せめて、お父さんが早く解放されるように手助けするくらいしかできないから……」

戦刃「ふーん……男の人でも乳首は感じるんだ……」ギュム

不二咲「ひゃぅっ///」

戦刃「可愛い声出して女の子みたい……と煽ると効果的です。本人がコンプレックスを感じてるなら尚更……と」

不二咲「あぁ……い、言わないでぇ」

戦刃「大丈夫。私も胸にコンプレックスはあるから気持ちはわかるよ」

不二咲「そういうことじゃなくて……」

戦刃「あ、乳首も立ってきた」

不二咲「やだぁ……」

戦刃「不二咲君ばかり気持ちよくなってないで、私のも舐めて」

不二咲「えっと……」

戦刃「ほら」ガシ

不二咲「んぐぐ……」チロチロ

戦刃「な、なんか変な感じ……くすぐったい」

不二咲「ん……」

戦刃「休んでたらいつまでも終わらないよ」

不二咲「んはー」ジュルジュル

戦刃「ぁっ……その調子」グリグリ

戦刃「そろそろいいかな?程よく濡れてきたら挿入します……」

不二咲「戦刃さん…もうやめようよ……流石にこれ以上は」

戦刃「ダメだよ。逆レイプを終わらせないといけないんだもん」

不二咲「うぅ……」

戦刃「ゆっくり近づけて……んっ…入っていくのがわかる?」

不二咲「あ……ああ!ダメ!抜いてぇ!!」

戦刃「もう遅い。奥まで入った」ズプリ

不二咲「あ……ああ。初めてだったのに……」

戦刃「えっ」

不二咲「えっ」

戦刃「だって娘がいるんじゃ……」

不二咲「えっ」

戦刃「えっ」

戦刃(なにがなんだかわからない……でも、私は盾子ちゃんと違って頭が残念だから深く考えてもわからないよ……こういう時は……)

戦刃「考えるより先に体を動かそう」パンパン

不二咲「あぁぅ……い、いきなり動かないで」

戦刃「娘の前で犯されて恥ずかしくないの?」

不二咲「ち、千秋ちゃん見ないで……あん……き、気持ちいいよぉ///」

戦刃「ねえ。お父さんの喘ぎ声聞いた感想はどう?絶望的?」

七海「いつか天罰が下ればいい……と思うよ」キッ

戦刃「残念でした。私は今までに戦場で何人も殺してきた……今更これくらいのことで天罰なんて下らないはず」

不二咲「ん…戦刃さん……!」パンパン

戦刃「あっ…自分から腰振っちゃうんだ」

不二咲「ち、違うよ!早く終わらせたいだけだよぉ……」

戦刃「ふふっ……照れちゃって。そういうことにしといてあげる」

七海「お父さん……早く……」

戦刃「ほら。もう少しで解放されるよ。娘も待ってるから頑張ってお父さん」

不二咲「あん……あ……あっ……イ、イキそう」パンパン

戦刃「あっ……わ、私も……」

不二咲「あっ……ぁん……イ、イクウウ!!」ビュルビュル

戦刃「はぁはぁ……これにて任務完了……」

七海「終わったんだよね……約束通り早く出てって!もう顔も見たくない!」

戦刃「ちょっと待ってて……」ガサゴソ

戦刃「ドッキリ大成功ー!」デッテレー

不二咲 七海「は?」

戦刃「……あれ?リアクション薄い?」

不二咲「え?まさかこのためだけに僕はこんな酷い目にあわされたの?」

戦刃「あ、いや。だからこれはドッキリだから……」

七海「はぁ……」

戦刃「え、えー……」

不二咲「戦刃さん。悪いけどもう話しかけないで。流石の僕もこれは許せないよ」

戦刃「」

戦刃「で、でもこれは盾子ちゃんにやれって言われたから……」

不二咲「七海ちゃんごめんね……僕が弱かったばっかりに」

七海「お父さんが悪いわけじゃないよ……」

戦刃「あ、あのー……」

不二咲「ちょっと待って。新しい服に着替えてくる」

戦刃「た、助けてー盾子ちゃん!」

江ノ島「いやー。流石の私も引くわー。娘の前で逆レイプとかないわー」

戦刃「えっ」

江ノ島「娘の前で童貞卒業なんて絶望どころか人類未踏の偉業レベルだよ。誰がこんな残念なことをしろと言った」

戦刃「そんな……あ、苗木君!」

苗木「……」スッ

戦刃「え……ちょっと目を逸らさないで」

苗木「信じて送り出した戦刃さんが逆レイプにドハマリしてクサレ外道なことをするなんて……」ボソ

石丸「こ、こら!君たち!差別は良くないぞ!いくら戦刃くんがぐうの音も出ない畜生だからって!」

戦刃「」

江ノ島「いやー……これ差別とかそういう問題じゃないでしょ」

苗木「ドッキリだからって許していいの?それこそ風紀が乱れるんじゃない?」

石丸「ぐぬぬ……戦刃くんすまない!君はもうぼくの手にすら負えない!!!うおおおおおおおおおおお!!!」

戦刃「」

戦刃「ご、ごめんなさい……まさかこんなことになるとは思わなくて」ポロポロ

江ノ島「何?泣けば許されると思ってるの?本当に泣きたいのは誰だと思ってんの!」

戦刃「ごめんなさい……ごめんなさい……」

苗木「反省だけなら猿でもできるよ」

戦刃「私どうしたらいいの……?」

石丸「それは……罪を償って更生するしか……」

江ノ島「もう更生のしようがないくらい手遅れだと思うけどね」

戦刃「うわああああん」

苗木「戦刃さん……」

戦刃「苗木君?」

苗木「これ」スッ

戦刃「え?」

ドッキリ大成功!

戦刃「…………え?」

江ノ島「うぷぷぷぷぷ……ぶひゃーひゃひゃひゃ!!」

戦刃「ど、どういうこと!」

苗木「実はあれ不二咲クンじゃないんだよ」

戦刃「え……あ、あれ?」

左右田「じゃじゃーん。俺が一晩で作った超高性能な男の娘型ラブドールなんだ」

戦刃「だ、誰!?」

江ノ島「このマイクに向かって声を出すと」

不二咲(ラブドール)『君は実に残念だなあ』

戦刃「…………」

戦刃「…………」

不二咲「ちなみに本物の僕は遠隔操作で千秋ちゃんに命令送ってたんだ」

七海「色々酷いこと言ってごめんなさい……」

戦刃「え?」

苗木「うん。戦刃さんはただラブドールを逆レイプしただけだから何も悪いことしてないんだ」

江ノ島「実は全てお姉ちゃんを孤立させると見せかけるドッキリの仕掛けだったんだよ!」

戦刃「な、なんだってー!」

石丸「戦刃くんすまない……いくらドッキリとはいえ、君を侮辱するようなことを言って」

戦刃「」ポカーン

江ノ島「ま、これでドッキリ大成功ってことでよしとしようじゃないの」

戦刃「ちょっと待って……」

江ノ島「ん?」

戦刃「それじゃあ私が処女を捧げた相手は…………」

一同「…………」

戦刃「ふふふふふ」ジャキーン

左右田「ぎにゃあああああああああ!!み、みんな逃げろー!殺されるぞ!!」

江ノ島「うぷぷぷぷ。みんなドッキリはほどほどにしないと思わぬ恨みを買っちゃうぞ♪」

終里

適当にみんなにドッキリ仕掛けるだけのSSのつもりだったのにどうしてこうなった…
一応オチがついたということで今回は一旦終了
次にスレ立てる時は、今回出なかった1メンバーの誰かにまたドッキリ仕掛けるかも

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom