この話は、東京某所にあるゲーセンの実話を基にした話であるとかないとか…
ただ主人公がカイジってだけ。時系列ガン無視
立木「あてもなく、ただぶらぶら歩くカイジ…まさに絵に描いたようなダメ人間!」
カイジ「クソッ…どうすればいいんだ…手術費…帝愛の借金!?」とぼとぼ
カイジ「この俺が…借金一千万なんて…とても無理…いや、利子でもっと膨れてるかも…」
カイジ「うっ…なんでいつもこうなんだ…?俺は!?」
カイジ「でも…それがわかってるのに…なんで行っちまうんだ!?パチンコ…!勝てたからいいけど…」
どんっ!
???「あっごめんよ」ぽろっ
カイジ「っと…わりぃ…」
カイジ「ん…あいつ、何か落としたぞ…これは…財布だ!ラッキー!さっきのあいつが、落としてったんだ!…これで!」
カイジ「……いや…やっぱダメだ…拾った金で博打なんて…それこそクズ…返そう…今確か…あのビルに…」
???「君…不思議だね?」
カイジ「は!?」クルッ!
カイジ「あ!さっきの!ほ、ほら!あんた、コレ、落としたろ?俺、返しにきたんだ!」
???「あぁ…サイフね…いくらはいってた?」
カイジ「知らねぇ!中身には手なんかつけてねぇよ!ほら、確認してみてくれ!」
???「ふふふ…そうか、知らない、開けて確認しろ、か…ほら、今の聞いたろ?ゲームは僕の勝ちだな」
太った男「わかったよ!!おらっ!金だ!クソっ!ついてんな!!ちきしょう!」
カイジ「なんだ…!?今のやりとり…まさか!?」
???「ただ、ゲームをしていただけだよ…あの男とね…君が空の財布を開けたり、ネコババすればヤツの勝ち」
???「だが、君は僕のところに返しに来た…この場合、僕の勝ちだ…」
カイジ「て…てめぇっ!人の善意をっ…!あざ笑い、食い物にしやがってっ…!」
???「怒るなよ。泣きながらあるいて一喜一憂してる君が悪くもあるんだよ?…ほら」スッ
カイジ『か、金!』
???「バイト代さ…半分やるよ…50万」
カイジ「ってことは…あの[ピザ]とは100万賭けてたってことか!?とてもそんな金持ちには見えなかったが…」
???「当然さ…彼も実力で勝ち取った者だからね…もっとも、正々堂々と勝負しちゃ、僕に勝てないから、こんな単純なゲームを挑んできたんだけどね…」
カイジ「実力…勝負…もしかして…カジノ!?ギャンブルか!?」
???「まぁ…そーいう見方もあるかな?」
カイジ「頼むっ!教えてくれ!その場所をっ!」
???「へー…興味あるんだ?…そこまで言うなら、いいよ?ついといで…」
立木「カイジは、怪しげな男ついていき、案内される…悪魔の巣へとっ!!!」
カイジ「こっここは!?ゲーセン!?」
???「そうだよ?ここはゲームセンターさ…とびきりのね…」
カイジ「まさか…さっきからあんたがゲームゲーム言ってるのは…あぁっ!?」
カイジ「知ってる!これは…テトリス、ぷよぷよ…etcパズルゲー!?あっちのは、鉄拳、スパⅣ…etc格ゲー!?後ろのは…ガンダムVSシリーズにバーチャロンシリーズ!?…etc対戦シューティング!?」
???「そうそう!よく知ってるじゃない!?ここはね、あらゆる対戦ゲームが揃っている。理想のゲームセンターさ…それにごらん?」
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やせ男「くくく…俺のバルログの勝ちだな…」
ぶ男「ちっ俺のザンギが…ほらよ」スッ
カイジ「か、金!?やつら、ゲームで金を賭けてたのか!?」
???「人聞きが悪いなぁ…賭博じゃなくて、友達間で、あくまで金をあげたりもらったりしてるだけさ…偶然それがゲームの後だったってだけだよ」
カイジ「…わかった…勝てばいいんだな?ここで!」
???「あはは!…熱いねぇ君!嫌いじゃないよ?君みたいなタイプは…よし!君に興味がわいた!どうだい?君さえよければ…僕と一緒にゲームしないかい?僕の名は…ウメハラ」
カイジ「俺はカイジ…よろしくな。ウメハラ…」
ウメハラ「いいのかい!?いやぁありがたいな♪さすがに一人で野良プレイってのも悪くないんだけど、寂しくてね…あ!もちろん、君と僕が勝負するってわけじゃない。あくまで僕は君がどんなゲームをするのか見たいだけ…どうする?ノーレトで遊ぶこともできるけど…練習するかい?」
カイジ「あぁ…久々にやるからな…ゲーム」
カイジ「まずは>>5からだ」
いっき
カイジ『テトリス…これぐらいならわかる…ッ!積んで、埋めて、消すッ!コレだけだ!』
カイジ「ん!?」
カイジ『なんだ…結構楽しいじゃねぇか…単純なゲームなのに…』
ウメハラ「カイジくん、今、すごくいい顔してるよ?君」
カイジ「え?」
ウメハラ「今、そのテトリスをやってるうちに、ちょっと楽しいかも?って思ったろう?そう、それでいいんだ。
その気持ちを忘れちゃならない。ゲームをやるときにもっとも大事なこと…それがこそが、楽しむことなのさ…」
カイジ「なるほど…楽しむことか…なぁ、ウメハラ」
ウメハラ「なんだい?」
カイジ「このゲーセンだって、タダでゲームやらせるわけじゃないんだろ?そろそろここのルールを詳しく教えてくれよ」
ウメハラ「あぁ、そんなことか、いいとも。まず、ここは営業時間がはっきり決まってる。年中無休、早朝5時~深夜1時まで営業していて、中には個人シャワールーム、レストラン、カプセル式の休憩室まで完備されてる。ほとんど有料だけど、このフロアにある、あのドリンクサーバー、あれは無料さ、ジュースでも酒でも好きなだけセルフサービスで飲める。
麻雀ゲームで勝負してる人たちは、よく自分を酔わせて恐怖心を消そうとしているのをよく見かける。
で、各ゲームの賭け金については、特に決まっていない。双方合意の上なら、たとえ自分が1千万賭け、相手が100円しか賭けなくても、カイジくんが認めれば勝負開始。勝てば100円儲け、負ければ1千万失う…おもしろいでしょ?
ちなみに、一度勝負が始まったら、もう止められない。終わりまでやりきらなきゃダメさ。
負けた金を払わないのは問題外。その場合は、店側が手伝ってくれる。店内のあちこちに仕掛けられたカメラが証拠となり、双方合意した場面を再生しそれを証明してくれる。
金が足りず、払えないって時は店側にお金を借りることが出来る。
でも、いくら貸してくれるかは知らないし、返せなかったらどうなるのか僕は知らない。たぶん別室行きだろうけど、
こんなところさ、
どうだい?なかなかいいところだろ?」
カイジ「まだだ…!まだ残ってるだろ?ここのルールが…!!場代が!」
ウメハラ「…はははッ!!さすがだね?カイジくん!そのとおり、本来なら、24時間営業でもいいんだろうが、
それでは徴収が出来ないんだろう…ここのプレイ料金…ま、そこまで高くないよ?たったの10万円さ…ここを出て行くときにさっき通ったカウンターに必ず支払わなきゃならない」
カイジ「10万!?…もし…ゲームで大負けして…払えなかったらどうなるんだ?」
ウメハラ「そのときは、店側に捕らえられ、別室行き…そのあとは知らないなぁ?行ったことないし?」
カイジ「ということは…必ず10万以上勝たなきゃ…赤字ってことか…」
ウメハラ「ま、そうだね。でも、心配することないよ?勝てばいいんだし。中には、本物の金持ちがまぎれていて、
金で腕のいいゲーマーを雇って、生で人が落ちぶれたり、大負けしたりしているところを見て楽しむ輩もいる。
でも、こーいう輩こそ狙い撃ち。金がかかってるとはいえ、他人のためにゲームをするやつは弱い。欠けているのさ…」
カイジ「欠けている…?」
ウメハラ「そ、熱が欠けているのさ。手に汗握る緊張、果てしなく続く読み合い、結果、どちらかが負け、勝つ…
それが、ゲームの正しい姿さ、それこそ王道」
カイジ「王道…」
ウメハラ「あ…あはは、ごめんごめんちょっと僕も熱くなりすぎたよ。ほら、次はどうする?次も練習かい?それとも
勝負…行くかい?」
カイジ「>>10」
ガンシューで勝負
カイジ「勝負だ…ッ!!今の俺に…遊んでる暇なんかねぇ…ッ!パチンコで勝った5万、さっきのバイト代が50万…プレイ代で10万-され…今の俺の全財産が45万!一千万なんて金、悠長にギャンブルして、届く額じゃねえ…ッ!!」
カイジ「だが…ここなら…ッ!」
ウメハラ「勝ち続けられれば、可能性あるね。一千万なんて金は」
カイジ「それに…これはゲーム…イカサマも何もない!あるのは…」
ウメハラ「そうだね…みんな戦う条件は同じ…あるのは力さ」
カイジ「あぁ…ッ!俺は勝つッ!!」
ウメハラ「わかった…じゃあ、行ってみようか!しょっぱな、何で行くんだい?」
カイジ「俺が今までやったゲーム…ガンダム…太鼓の達人…ガンシュー…シューティング…
とりあえず、これらを回せばいい、まず俺が選ぶのは…」
カイジ「ガンダムVSシリーズだ!ウメハラ!俺とタッグを組んでくれ!」
ウメハラ「よし、いいよ?でも、知ってのとおり、ガンダムVSシリーズは旧作から新作まで、全て揃っている。
その中のどれで遊ぶんだい?僕はどれでもいいけど?」
カイジ「>>20」
エウティタ
カイジ「フルブ!コレで、勝負だ!」
ウメハラ「最新作を選んだか…さて、ゲームは決まったし、賭け金はどうする?ここはさっき言ったとおり、
賭け金に上限も下限もないんだ。ただ双方が合意すればいい。君が賭けた分と同額を、僕も賭けるからさ、どうする?」
カイジ「>>23」
カイジ『まだ、場も見えてねぇんだ…それに、考えたくはないが…ウメハラが裏切るかも…ここは1万だ』
カイジ「1万だ。1万で勝負する!」
ウメハラ「わかった。じゃ、ちょうど相手待ちのコンビがいるみたいだから、入ろうか?
1万ならすぐ受けてくれると思うよ?」
カイジ「よし…行こう…!」
ウメハラ「じゃ、僕は先に反対側座ってるから、カイジくん。声、かけてきてくれるかい?」
カイジ「あぁ…わかった」
カイジ「あんたら、この固定代…空いてるか?」
A「ん?ああ、空いてるよ?なんだい、兄さん。見ない顔だけど、俺達と勝負するのかい?」
B「言っとくけど、俺達そこまで強くないぜ?レートも10万以上は受けないぞ?」
カイジ「なら大丈夫だ…1万オールの勝負…受けてくれるか?」
A「1万オール?ははは!ならいいとも!」
B「受けるぜ、その勝負。俺達は認める。全員が1万ずつ賭ける勝負…あんたのチームも認めるだろ?」
カイジ「あぁ、認める」
A「よし、双方合意だ!すわんなよ!」
B「ま、お手柔らかに頼むぜwwwwww」
カイジ「…よろしくな」
ウメハラ「合意したみたいだね?じゃ、カイジくん。好きな機体つかいなよ。僕はガンダム使うから」
カイジ「>>25」
持ってる分、全部だ!
一応安価してくれたら全部のっける。とりあえず早い者勝ちってことで、どむもすみません
カイジ「これ…Ξガンダム!これは知ってる!たしか…射撃がつよいはず…よし俺はΞだ!」
ウメハラ「へぇΞか、じゃ…始まるよ。相手はガナザクにディスティニーバランスのいいチームだね。ま、気楽に行こう」
カイジ「一体どうなるのか…俺もやったことはあるが…熟練してるわけじゃない…この勝負>>40だ」
初代がガナに270コン当てて、そこからペース掴んで勝利
すんません
A「へへへ…ま、勝ちだな?この勝負…」
B「あぁ、あいつの顔見たか?いかにもこっちの機体は何が出来るんだ?って感じでジロジロCPU戦をみてやがったwwwwww」
A「お互い30.20コンビだが、あの馬鹿がどっちかを操作してる以上。こっちの勝ちだなwwwwww」
B「お?俺の運命に初代が突っ込んできやがったwwwwwwこいつがさっきの馬鹿か?」
A「いや、こっちかもしれないぜ?さっきからファンミサばら撒かずに、メインばっかおぼつかねぇズンダでばら撒いてやがるwwwwww」
B「はい!初代先落ち~」
A「こっちも落ちたぜ?Ξがガナザクに負けるか?フツーwwwwww」
カイジ『くそ…!ダメだ…ウメハラはディスティニーにちょっとはダメージを与えたようだが…俺がダメっ!一度も当てられず…死んだ…あ!?何だこれ…!?俺の体力が少ない!?』
ウメハラ「♪~」
カイジ「くそ…なんで…俺だけッ…!?」
B「コスオバもしらねぇのかwwwwwwΞがあの馬鹿だな?ん?A、どうした?」
A「お…落ちちまった…!?」
B「何ぃ!?そんな馬鹿な!?お前MAXだったじゃねぇか!?」
ウメハラ「♪~」
カイジ「なんだ?なんか敵が慌てている…は!?今しかねぇ!」
パワーで押すっ!
B「し、しまったぁ!?落ちる!?」
B「お、おい!俺コスオバだぞ!?何してんだ!A!?」
A「あぁあああああああ!?!?!?」
ウメハラ「はい、ラストシューティング」
A「ま、まけた…わかんねぇ…なぜ負けたんだ…」
B「馬鹿やろう!落ちたからだ!クソ!ほら!金だ…あ、あんたは!?」
カイジ「は?」
B「てめ…キタねぇぞ!なんでこんな低レートな勝負に!?」
ウメハラ「あらら」
カイジ『どういうことだ?』
A「あ、遊ばれてたのか…おれたち…」ぐにゃ~
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