玄「小さいおもちも良いよね」咲「えっ」 (48)
阿智賀女子控え室
玄「ちょっと飲み物買って来るね」
憧「あ、私にもお願い」
灼「私もお茶買ってきてほし…」
玄「おまかせあれ!」
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玄「ふんふふ〜ん…♪」テクテク
玄(…ん?あれは…)
モブ女1「だから謝ってすむ問題じゃないっての!」
モブ女2「あーあ、お前のせいで制服が汚れちゃったよ」
咲「すみません!本当にすみません!」ペコペコ
玄(和ちゃんの高校の……宮永さん?」
モブ女2「どうしてくれんだよ?制服これ一着しかないってのにさぁ」
咲「ううっごめんなさい…」
モブ女2「お詫びにクリーニング代3万よこせよ」
咲「3万!?す、すみません持ち合わせが足りなくって…」
モブ女1「ああっ!?じゃあ誰かから借りて来いよ」
咲「ううっ…そんな…」ウルウル
玄(こ、これは一大事なのです)
玄「やめるのです貴方たち!!」
モブ女1「あん?誰だよお前?」
玄「やめてあげてください!その子泣きそうじゃないですか!」
モブ女2「そいつが私にぶつかって私の制服にコーヒーぶちまけたんだよ!」
モブ女1「そーだそーだ!クリーニング代払うのは当然だろ!?」
玄「だからってそんな2人がかりで怒鳴りつけなくたって…」
咲「うう…」
白望「…ねぇ、ちょっと」
モブ女1「また外野が出てきやがって…何だよお前!?」
白望「私あなた達がぶつかる所たまたま見てたけど」
白望「そこの2人組、コーヒー片手によそ見しながら歩いてた」
白望「だからそっちの清澄の子は何も悪くないよ」
玄「えっ!?そうなんですか!?」
白望「うん」
モブ女1「…チッ!余計なこと言いやがって…」
モブ女2「お前ら覚えてろよ!!」バタバタ
玄「行っちゃいましたね…」
咲「あ、あの、お二人ともありがとうございました!!」ペコペコ
白望「…ううん。こっちも今まで傍観しててごめん」
白望「そっちの髪長い子が出てこなかったら見てるだけだったかも…私ダルがりだから…」
咲「い、いえっ気にしないでください!結局助けていただいちゃったし…」
白望「…うん。じゃ、私もう行くから…」テクテク
咲「あ、はい。本当にありがとうございました!!」ペッコリン
玄「でも宮永さんが無事でよかったよ」
咲「あ、松実さんでしたよね。和ちゃんのお友達の」
玄「うん。松実玄だよ。よろしくね宮永さん」
咲「宮永咲です。松実さんにも助けていただいて本当に助かりました」
玄「というか何なのあの人たちは!言いがかりにもほどがあるよ!」
玄「しかもクリーニング代3万よこせとか……って、ああっ!?」
咲「えっ!?」
玄「宮永さんの制服もコーヒーで汚れちゃってるよ!?」
咲「あ、ほんとですね…」
玄「い、急いで拭かないと!!」
咲「うーん、今からじゃとても落ちそうにないですけど…」
玄「水で濡らしたハンカチで擦ったらいけるかも!!」
洗面所
玄「…うん、このくらい濡らせばいけるかな」
玄「宮永さん、ちょっと動かないでね!」ガシッ
咲「ふぇっ!?あ、あの私自分でやりますから…」
玄「自分でだと汚れが分かり難いでしょ?」
玄「いいから私におまかせあれ!」
咲「は、はい。じゃあお願いします」
玄「うーん…もっと力入れないと無理かな…」フキフキ
玄「えいっ!えいっ!」フニフニ
咲「…っ!?」
咲(む、胸に松実さんの手が思い切り当たってるよ…///)
玄「このっ!このっ!」フニフニフニ
咲「んっ!んんっ!」ビクンッ
玄「おりゃあああああああ!!」フニフニフニフニフニ
咲「ふああああああ!!」ビビクンッ
玄「よし!大分綺麗に落ち……って…」フニフニ
玄(夢中になってて気づかなかったけど、この感触…)フニフニ
玄(わ、私思い切り宮永さんのおもちを…っ!?)
咲「」クテッ
玄「わああっ!?宮永さーんっ!!」
————
玄「あのっ!本当にごめんなさいっ!!」ペコペコ
咲「い、いえ///おかげ様で汚れも綺麗に落ちましたし…」
咲「ありがとうございました、松実さん」ニコッ
玄「う、うん///」ドキッ
玄(笑顔可愛い…)
咲「あ、あの!お礼に何か奢らせてください!!」
玄「えっ?わ、悪いよそんなの。私が好きでやったんだし…」
咲「でも私の気がすまないんです。ちょうど向かいに喫茶室もありますし」
咲「お願いします松実さん!私どうしてもお礼がしたいんです!!」
玄「うーん…それじゃあお言葉に甘えちゃおうかな?」
咲「は、はいっ!!」パアッ
玄(うっ///笑顔の破壊力半端ない…)
喫茶ノウミサン
咲「何でもお好きなもの頼んでくださいね」
玄「ありがとう。うーんどれにしようかな…」
玄(あ、このパフェ美味しそう。だけど悪いよね、少々高いし)
玄(よし、ここは無難にアイスティーでも…)
咲「あ、パフェとかでも全然構いませんから」
玄「えっ!?(はわわ、思考が読まれてる!?)」
咲「ふふっ。松実さんさっきからパフェのページを食い入るように見つめてますし」
玄「あ、あはは…(ううっ恥ずかしい…///)」
咲「私もちょうど甘いもの食べたかったんです。なので2人でパフェ頼みましょうか」
玄「う、うんそうだね。…じゃあこの苺パフェにしようかな」
咲「苺パフェですね、分かりました。…店員さん注文お願いします〜」
咏「…おや?あの2人は…」
店員「お待たせしましたー」
玄「わあ、美味しそうだね!」
咲「ほんとですね。では食べましょうか」
玄「うん。いただきます!」パク
咲「いただきます」パク
玄「ひゃ〜。すっごく美味しい!!」
咲「私のチョコパフェはちょっと甘すぎかも…」
玄「そうなの?…あ、良かったら私の苺パフェ食べてみる?」
咲「えっ、いいんですか?」
玄「うん。…はい、どうぞ!!」ヒョイ
咲「…えっ!?」
玄「さあさあ!遠慮しない…で…」
玄(はっ!勢いでスプーン差し出しちゃったけど…)
玄(これって俗に言うはい、あーんじゃ…)タラタラ
咲「え…えっと…///」
玄(ううっ宮永さん固まってるよ…引かれちゃったかな…どうしよ〜)アワアワ
咲「…い、いただきます!///」パクッ
玄「!!」
咲「…あ、凄く美味しいです///」
玄「へっ?あ、そう?良かったよ!///」
咲「はいっ」ニコッ
玄(ひゃ〜むちゃくちゃ照れるっ///)
咲「あ、あのっ」
咲「良かったら、私のチョコパフェもどうぞ///」スッ
玄「!?」
玄(あわわ、宮永さんも私と同じようにスプーンを…)
玄(ど、どうしようどうしよう///)チラッ
咲「?」ニコッ
玄「!!い、いただきます!!///」パクッ
咲「ど、どうですか?」
玄「…うん!甘くて美味しいよ!」
咲「お口に合って良かったです///」
玄「///」
咲「///」
玄咲(は、恥ずかしいけど何だか嬉しかったり///)
店員「ありがとうございましたー」
玄「…ふぅ。宮永さんごちそうさま!」
咲「いえ。私の方こそ色々と助けていただいちゃって…」
咲「本当にありがとうございました!松実さん」ペッコリン
玄「そ、そんな大したことしてないよ私///」
咲「それでも嬉しかったんです」
咲「私、松実さんみたいな優しい人と知り合えてよかったです」
玄「わ、私の方こそ宮永さんみたいな可愛い子と知り合えたし…///」
咲「…へっ?可愛いっ?///」
玄「うんっ!宮永さんは素直で可愛いと思うよ!」
咲「あ、ありがとうございます松実さん///」
咲「可愛いなんて言われ慣れてないから照れちゃいます///」
玄「///そ、そうだ!せっかく仲良くなれたんだし…」
玄「良かったら、私のことは玄って呼んでもらえないかな〜なんて…」
咲「…へっ?」
玄「///」カアッ
咲「っ///…は、はい。…玄、さん///」
玄「う、うん!!」パアッ
咲「あ、あの、私のことも咲って呼んで貰えたら嬉しいです…///」
玄「!!わ、分かったよ。…咲ちゃん///」
咲「は、はいっ///」
玄「///」
咲「///」
玄咲(か、顔から火が出そう///)
咏「…ちょいと、そこのお二人さん」
咲「えっ!?」
玄「あ、三尋木プロなのです!」
咏「さっきから見てたけど、あんた達ずいぶんとラブラブだねぇ」
玄咲「え、ええっ!?///」
咲「な、ななな…///」
玄「あああ、あのその…///」
咏「かーわいいねぇ照れちゃって。そんな初々しい2人にプレゼントだよん!」
咏「はい、これ!」スッ
玄咲「えっ!?」
咲「このチケットは…?」
咏「それね、最近この会場付近にできた観覧車の整理券だよ」
玄「観覧車?」
咏「うん。しかもカップル専用だよん」
玄咲「!?」
玄「か、カップルって…///」
咲「わ、私達さっき知り合ったばかりですよっ!?///」
咏「まあまあ。とりあえず2人で乗ってきなよ」
咏「じゃあねん〜♪」
玄「…行っちゃった」
咲「どうしましょう、この券…」
玄「……」
咲「……」
玄「あ、あのっ!せっかく貰った券だし」
玄「咲ちゃんさえ嫌でなければ……乗ってみようか、観覧車///」
咲「!!は、はい、ぜひ!!///」
玄「じゃ、じゃあ私、いったん戻ってコーチに外出許可貰ってくるね!」
咲「はい、私も部長に報告してきます!」
玄「それじゃあ一時間後にこの喫茶室の前でね」
咲「はい、玄さん。それではまた後で///」
玄「うん、また後でね。咲ちゃん///」
阿智加女子控え室
穏乃「あ、お帰りなさい玄さん!」
憧「飲み物買いに行っただけでずいぶんと時間がかかったわね」
灼「って玄、手ぶら…」
玄「それどころじゃないのです!!」
玄「赤土さん!今から観覧車に乗ってきてもいいですか!?」
晴絵「え?ああ、最近近くにできたアレね。いいよ、行っといで」
憧「んん?あれって確かカップル専用よね!?」
穏乃「おおっ!!誰と乗るんですか玄さん!?」
玄「え、えへへ…内緒///」
灼(…いいなぁ玄。私もハルちゃんと…)
晴絵「カップル専用観覧車かぁ…ま、私には縁がないな」
灼(ガクッ)
清澄控え室
咲「あの部長、ちょっと出てきても良いですか?」
久「あら、今帰ってきたばかりなのにまた出かけるの?」
咲「はい、この近くにできた観覧車に乗りに…」
和「」ガタッ
和「さ、咲さん!!誰ですか!?誰と行くんですかっ!?」
咲「え、えっと…内緒///」
和「」
久「ははーん、あのカップル専用観覧車ね。いいわ、行ってらっしゃい」
優希「咲ちゃんもすみに置けないじぇ」
まこ「あんまり遅くならんようにな〜」
咲「はいっ」
和(私の咲さんがどこぞの泥棒猫に…許せません!!)ギリギリ
玄「あっ、咲ちゃーん!こっちこっち!!」
咲「はあはあ…す、すみませんお待たせして…」ゼイゼイ
玄「ううん、気にしないで」
咲「本当にすみません。私、方向音痴で…」
咲「この大会中もよく迷子になって皆に迷惑かけちゃうし…」ウルッ
玄(はうっ!涙目の咲ちゃん超絶かわいいのです///)
玄「な、ならこうやって…」ギュッ
玄「はぐれないように、手を繋いでいこっか///」
咲「っは、はいっ///」
玄(咲ちゃんの手、柔らかいな…///)テクテク
咲(玄さんの手、あったかい…///)テクテク
玄「あ、ここだね。観覧車乗り場はっと…」
咲「わわっ!すごい人ですね…」
菫「さあ宥さん、お手をどうぞ」
宥「ありがとう菫ちゃん」
哩「空中リザベーションぞ、姫子!!」
姫子「はい部長!!」
セーラ「カンランシャガデルデー」
泉「竜華先輩から券くすねてきた甲斐がありましたね!」
郁乃「さあ末原ちゃんれっつらごー♪」
恭子「メゲるわ…」
玄「な、何だか女の人ばかりだね」
咲「はい、しかも見知った人が何人かいるような…」
玄(ん?なんか今お姉ちゃんがいたような気がしたけど…ま、いっか)
咲「あ、玄さん玄さん!次私達の番ですよ!」
玄「うん!…何だかドキドキするね///」
咲「は、はい///」
係員「次の方お乗りください〜」
玄「足元ぐらつくから気をつけてね咲ちゃん」
咲「はい…わ、わわっ!?」グラッ
玄「あ、危ないっ!!」ガシッ
咲「っ!!」ボフッ
玄「さ、咲ちゃん大丈夫っ!?」
咲「は、はい。…あわわっ///」
咲(わ、私思い切り玄さんに抱きついちゃってるよぉ…///)
咲(でも玄さんの腕の中って何だか安心する…って何考えてるの私///)
玄(はぅ、咲ちゃんの髪良い匂いがする…ってこれじゃ変態だよ私///)
咲「あ、ありがとうございます玄さん///」バッ
玄(あ、離れちゃった…寂しい…)
玄「う、うん。とりあえず座ろっか」
咲「はい」
玄(…寂しい?…どうしてそんな風に思うんだろ…)
玄(私…もしかして…)
————
咲「わぁ、だんだん高くなっていきますね」
玄「うん。…あ、あれ大会の会場だね」
咲「あ、ほんとですね。こうして見ると大きいなぁ」
玄「それにしても周りはビルばっかり。さすが大都会ってかんじだね」
咲「ですね。でもこんなに建物がビッシリだとちょっと息が詰まりそうです」
玄「あ、それ分かるかも。私も田舎暮らしだから」
咲「玄さんは奈良でしたよね」
咲「私、関西って行ったことないので憧れちゃいます」
玄「!!あ、遊びにおいでよ!!咲ちゃんなら大歓迎だよ!!」
咲「えっ!?」
玄「うちの家、旅館を経営してるんだ。咲ちゃんの為に良い部屋空けておくよ!」
咲「あ、ありがとうございます玄さん///」
玄(はっ!?私ってばつい興奮して///)
咲「…あ、あの」
咲「良かったら、長野にも遊びにきてください」
咲「何もない所ですが、精一杯おもてなししますんで…///」
玄「!!う、うん!!絶対に行くよ!!」
咲「はい!待ってますね」ニコッ
咲「…でもこの大会が終わったら」
咲「玄さんと会えなくなっちゃうんですね…」
玄(あ……)
咲「せっかく知り合えたのに寂しいです…」
玄「………嫌だよ」
咲「えっ!?」
玄「私、咲ちゃんと離れたくない…」
咲「!!」
玄「私、咲ちゃんが好き。大好き」
玄「いつの間にか、すごく好きになってた…」
咲「玄、さん…」
咲「……私も」
玄「咲ちゃん!?」
咲「私も玄さんのことが大好きです」
玄「っ!!」
咲「今日玄さんと出会ってから、だんだんと玄さんのことで頭が一杯になって…」
咲「ああ、私玄さんに恋しちゃったんだなって、気づいたんです」
玄「咲ちゃん…ほんとに!?」
咲「…はい///」
玄「うわああああああん!!」ガバッ
咲「わわっ!?」
玄「咲ちゃああああああん!!」ポロポロ
咲「く、玄さん苦しいです…///」
玄「だって嬉しいんだもん…」ギュッ
咲「…私もです、玄さん」ギュッ
————
咲「玄さん、落ち着きましたか?」
玄「う、うん。ごめんね取り乱しちゃって…」
玄「私のほうが年上なのに恥ずかしいなぁ///」
咲「ふふっ。そんな玄さんも可愛いです」
玄「っ///咲ちゃんの方が可愛いよ!!」
咲「いえ、玄さんの方が何倍も可愛いです!!」
玄「ううん!!咲ちゃんの方が百万倍可愛いっ!!」
咲「玄さんですってば!!」
玄「咲ちゃんだよ!!」
玄咲「………」
咲「…ふふふっ」
玄「あははっ」
————
係員「ご利用ありがとうございました〜」
咲「結局あんまり景色見れませんでしたね」
玄「それどころじゃなかったからね///」
咲「ですね///」
玄「…でも、おかげで咲ちゃんという可愛い恋人もできたし」
玄「観覧車、乗ってよかったよ!!」
咲「はいっ。券をくれた三尋木プロに感謝しないとですね」
玄「……ねえ、咲ちゃん」
咲「はい?」
玄「私、会いに行くから」
玄「咲ちゃんが寂しい思いをしないように、ちょくちょく会いに行くから」
咲「はい。…私も玄さんに会いに行きます」
咲「バイトしてお金貯めて、時間の許す限り会いに行きますから」
玄「うん。…だから咲ちゃん」
咲「はい?」
玄「浮気は、ダメだからね!!」
咲「ええっ!?そんなのしません!!それなら玄さんだって…」
玄「私は咲ちゃんひとすじだから大丈夫!!」フンス
咲「それなら私も玄さんひとすじですよ!!」
玄「でも心配だなぁ…」
玄(何だか強力なライバルがいそうな気がするし)
咲「え、えっと、じゃあ…」
玄「うん?」
咲「」チュッ
玄「っ!?」
咲「…私は玄さんひとすじだって証です///」
玄「あ…///」カアア
玄「そ、それじゃ私も…」
玄「」チュウッ
咲「ん…///」
玄(あ、唇から好きって気持ちが溢れ出してくる)
玄(キスって凄い魔法だな…)
咲「…ぷはっ」
玄「私も咲ちゃんひとすじだって証。伝わったかな?」
咲「は、はい///」
玄「よし!じゃあ想いが通じた記念にもう一回しよっか!!」
咲「ええっ!ま、待っ…」
玄「」チュウウ
咲「んんっ…玄、さ…///」
————
————
玄「…よし!お庭のお掃除も終わったのです!」
宥「玄ちゃん、大会が終わってから張り切ってるねぇ」
玄「えへへ、分かる?お姉ちゃん」
玄「だって…」
咲「2番テーブルにカツ丼お出ししてきました」
まこ「おう、ごくろうさん」
まこ「それにしても最近やけに精が出るのう咲は」
咲「だって…」
玄咲「素敵な恋人に会いに行くためですから!!」
カン!
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