・咲の京太郎が主人公です。
京太郎ssがあまり好きでない方はバックをお願いします。
この作品はたまに安価を取る場合がありますが、行動毎の安価ではないのでご了承ください。
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とある事務所
「社長、やはり彼にはまだ早いかと……」
社長「ふむ……」
京太郎「………」ドキドキ
社長「よし、決めた。君を我が社に採用しよう」
「社長!?」
京太郎「ほほほ、本当ですか!?ありがとうございますっ!!」
「彼は中卒ですよ!まだ義務教育を終わらせたばかりの若者がマネージャーなどという社会に足を入れるには時期がーー」
社長「まぁ落ち着きたまえ。私に一つ考えがある。それを聞いてもらってから意見を聞こう」
「……分かりました」
社長「須賀京太郎、と言ったかね」
京太郎「はい!」
社長「試験を見ていたが、君は非常に優秀なマネージャーになる素質を持っている」
京太郎「ありがとうございます!」
社長「しかし彼の言うとおり中卒では社会のことなんて全くわからないだろう」
京太郎「それは……」
社長「そこで、だ。君には高校に通ってもらうよ」
京太郎「高校ですか……?」
社長「ふむ。だがただ普通に高校に通うのではない。私の指定する学校へ行き、そこの麻雀部でマネージャーを三年間務めてもらう」
京太郎「麻雀部のマネージャー……」
社長「そこには私の知り合いがいるからね。思う存分、コキ使うように言っておく。大変だろうが、マネージャー志望ならその程度でへこたれてもらっては困るからね」
京太郎「わ、分かりました」
社長「無論、学費や生活費はうちが負担しよう。将来の有望株の育成費と思えば安いものだ。どうかね?」
京太郎「ぜひやらせてください!」
社長「いい返事だ。君も、依存はないだろ?」
「まぁ……それなら……」
社長「よし、それでは決まりだな。当然だが、キツさに耐えきれなくなればそれは学校を辞めると同時にうちの採用も取り消しだ。頑張ってくれたまえ」
京太郎「精一杯頑張らせていただきます!」
社長「じゃあ、君は3日後にある○○高校の試験を受けるように」
京太郎「分かり………え?」
社長「裏口入学なんてないからね。はっはっはっ!」
京太郎「うぇぇぇぇーー!?」
安価取ります。
下2~10で数の最も多い高校を京太郎の入学先にします。
これより下2~8
清澄以外でお願いします。
宮守
>>4ミスです。
宮守、風越、阿智賀、龍門渕等女子高もありです
>>5ミスでした……
京太郎の入学先は阿智賀に決定します。
少々お待ちください。
京太郎「よし!今日から高校生だ!試験はギリギリでの合格だっけど気にするまい!マネージャーとして麻雀部をサポートしないと!」
??「うおぉぉぉぉーー!今日から高校生だぁぁ!」ドドドドド
京太郎「うぉっ!?危ねぇ!」
??「ごめんなさーい!」ドドドドド
京太郎「なんだあの子…?高校生とか言ってたけどジャージ着てたしどう見ても中学生か高校生だぞ……」
京太郎「てか四つ角から飛び出すなよな……。後数歩遅かったから衝突してーー」
??「待ちなさいシズ!そんなに走っても学校は逃げなーー」
ゴチン!
京太郎・??「いたっ!?」ドサッ
京太郎「んだよこれ…。さっきの回避出来たと思ったのに続けざまにこられたら避けれないっての……。ん……?」
??「いった~……。朝から何よ……。災難ね……。ん?」シタムキ
純白のパンツ「ヤァ」
京太郎「……」
??「………いやぁぁぁぁーー!!!」バチン!
京太郎「ぱえりあ!?」
??「朝から最悪…!こうなったのはシズのせい…。こらシズーーー!!」
京太郎「」チーン
いきなりミス連発ですね…。
次からないように気をつけます。
それでは投下です。
~~~~~
阿知賀高校
キーンコーンカーンコーン
京太郎「だらっしゃぁぁーー!」ドドドド
ズサーーー!
京太郎「セーフ!」
担任「アウトな。チャイムが鳴る時には席に座っておくように。これ初日だぞ。入学式の日にギリギリで登校するやつがいるか」
京太郎「す、すみません…」
担任「まぁいい。とりあえず席に座れ。お前の席はあそこだから」
京太郎「は、はい」
クスクス、ナニアノキンパツ
イキナリチコクトカナニカンガエテルンダロウネ
ドウセエッチナコトシカカンガエテナインデショ、アタマワルソウダシ
京太郎「(うわぁ…。いきなりイメージ最悪じゃないかよ……)」ストン
??「あ、今朝の人じゃん」
京太郎「ん?お前は……あ!朝のジャージ娘!」
??「あはは、ごめんね。ちょっとテンション上がっちゃってて。私、高鴨っていうんだ。よろしくね」
京太郎「おう、俺は須賀だ。それより、今日はお前の連れのせいで遅刻したんだぞ」
穏乃「憧のことかな…。そういえば憧、さっき変態不良にぶつかって最悪とかなんとか言ってたような…」
京太郎「酷い言われようだな…。俺は被害者だってのに…」
穏乃「憧のことかな…。そういえば憧、さっき変態不良にぶつかって最悪とかなんとか言ってたような…」
京太郎「酷い言われようだな…。俺は被害者だってのに…」
穏乃「ん~、憧は男子が苦手だからね。仕方ないといえば仕方ないというか……とりあえずごめんね。私が憧の代わりに謝ります」
京太郎「もういいよ。遅刻した分、理想郷は見えたわけだし。理不尽ではあるけど気にしても無駄だろうから」
穏乃「それより、わざわざ今年から共学になった阿知賀に来たってことは何か目的でもあるの?」
京太郎「あるよ。大きな目的がな。高鴨は?」
穏乃「私も!絶対に叶えたい目的が一つあるんだ」
京太郎「へぇ。お互い、頑張ろうな」
穏乃「うん、そうだね」
数日後
京太郎「やっと今日から部活の仮入部期間か。ようやく本来の目的を開始することができる。こっからはある意味仕事だ。中学の時に勉強したことを発揮しまくるぜ!」
コンコン
京太郎「失礼します。担任先生はいらっしゃいますか?」
担任「ん~?おぉ、須賀か。どうした」
京太郎「実は僕、元から入部する部活を決めていたので仮入部期間飛ばして入部しようと思っていまして」
担任「ほぅ、そうなのか。別に構わんが、どこに入るんだ?」
京太郎「麻雀部に入ろうかと」
担任「………麻雀部?」
京太郎「はい、麻雀部です」
担任「…ここ、麻雀部なんてないぞ?」
京太郎「…………え?」
少し落ちます。
1時間程で戻ってきます
京太郎「いやいや、そんなことはないはずですよ?」
担任「ないない。たしか同好会ならあったはずだが、俺の記憶が正しければ1人しかいないはずだ」
京太郎「そ、そんなはずは……」
担任「誰かに聞いたのか?一旦、その人に聞いてみればどうだ」
京太郎「は、はい……」
~~~~~~
京太郎「どういうことですか社長!?」
社長『ん~、同好会だったか。赤土が阿知賀に戻ると聞いたからてっきり部活が復活したのかと思っていたんだが』
京太郎「これどうするんですか!?今更他の高校になんていけませんよ!」
社長「だが今日電話した時には赤土は須賀君がマネージャーをすることを承諾してくれたんだが……」
京太郎「担任は、同好会ならあるけど部員は1人しかいないと言ってましたよ。僕、個人に付くんですか?」
社長『分かった。その件についてはこっちで少し調べるから、須賀君はまず阿知賀にいる赤土晴絵という教師を探してくれ』
京太郎「わ、分かりました」
京太郎「はぁ…。どうするんだこれ…」
??「あ、もしかして君って須賀君?」
京太郎「はい?」クルッ
赤土「どーも。私、赤土って言うんだ。今年からここの教師をしてる。さっき担任先生に君のこと聞いて探したよ」
京太郎「赤土先生?ちょうど僕も探そうとしてたところなんです」
赤土「そうなんだ。社長から話は聞いてるよ。麻雀部のマネージャー志望だって?」
京太郎「そうなんですけど同好会しかないって……」
赤土「あー、それね。大丈夫。ついさっき、5人揃ったところだから」
京太郎「さっき……?」
赤土「うん、さっき。ちょうど5人。ギリギリだけどね」
京太郎「そうですか…。まぁ5人いるなら全国には行けますし」
赤土「お、目標高いね」
京太郎「当然です。そのためにここに来たんですから」
赤土「目標が高いことはいいことだ。じゃ、早速部室に行こうか」
京太郎「はい!」
赤土「よし、それじゃ……っと、一つ言っておかなきゃいけないっけ」
京太郎「?」
赤土「うち、男子苦手な子、多いから」
京太郎「………マジすか?」
赤土「うん、マジ」
赤土「てなわけで、うちにマネージャーが来ます」
憧「却下!それ男でしょ?なにしでかすか分からないじゃない!」
宥「男の子……ちょっと怖いかも…」プルプル
玄「大丈夫だよお姉ちゃん。私がついてるのです」
赤土「ん~、まぁそう言わないで。彼はきちんとした会社の育成枠みたいなものだから。普通ならお金払うところを無償でなんだし。こんなチャンスないよ?」
穏乃「そうだよ憧。いいじゃん。私達も麻雀に集中したいし」
灼「それで晴ちゃんの負担が減るなら私はいい」
憧「で、でも……」
赤土「とりあえず会うだけ!ね?もう部室の前で待ってもらってるし」
憧「まぁ、それだけなら……」
赤土「よし、じゃあ入って来て須賀君!」
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