魔王「弱くなりたい」 側近「は?」 (308)

多分あまり長くならないと思います、今はとりあえず最初だけ。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1373951671



側近「すみません魔王様、もう一度言ってください」

魔王「弱くなりたい」

側近「……聞き違いですかね?弱くなりたいって言いました?」

魔王「言ったとも」

側近「……馬鹿言ってないで準備してください、そろそろ水の国の勇者がここに」

扉「ギギィー」

勇者「魔王覚悟!今日こそ貴様を倒す!」

魔王「吹き飛べ」サッ

勇者「ぐわあーーっ」ドサッ

魔王「……おかしくない?」

側近「何がですか?あっ勇者の棺桶はちゃんと送っておいて」

魔物「分かりましたー」ズリズリ



側近「それで何がですか?」

魔王「弱すぎるだろ勇者が!一発で終わるんだぞ!」

側近「そりゃあそうですよ、衝撃波にあんだけ魔力込めてたら」

魔王「え?ただ腕を振っただけだよ?」

側近「はい?」

魔王「だから腕を振っただけ、そしたら纏ってる魔力が勝手に衝撃波になっちゃうんだよ」

側近「いやあなたどれだけ魔力強いんですか?」

魔王「今は1%位しか出してないかな」

側近「1%で魔族最強ですか……」

魔王「それよりも勇者だよ!あんなに弱いのはおかしいよ!」

側近「私はあなたの強さがおかしいと思います」



魔王「父さんってさぁ、勇者にやられて魔王辞めたんだよね?」

側近「そうですね、先代はそれが原因で腰を痛めましたからね」

魔王「それで僕が成人したから、正式に魔王になった訳だ」

側近「先代も泣いて喜んでましたね、あなたが立派になったって」

魔王「まあそれはいいとして、つまり勇者は魔王並に強い訳だよね?」

側近「まあ一概には言えませんが、そういう事になりますね」

魔王「おかしいだろ?いくら何でも勇者が弱すぎるよ!父さんの時代と比べて明らかに弱くなってるよ!」

側近「あーそういう事ですか、つまり今の勇者に合わせて、パワーダウンして、もっといい勝負がしたいと」

魔王「そうそうそんな感じ」



側近「時に魔王様、あなたのHPってどのくらいですか?」

魔王「え?確か第一形態で100万くらい?第二形態はなった事ないから分からない」

側近「先代は最終形態までいって、やっと8万くらいでしたかね、MPは?」

魔王「使い放題の∞です!」

側近「先代は全形態共通で1000でしたね、攻撃力と防御力は?」

魔王「999でカンストしちゃって計れないって」

側近「先代は350と150だったかな?次に使える魔法は?」

魔王「この世の魔法全部と、オリジナル魔法が使えます!」

側近「先代は全部で40程でしたかね、さてここまでであなたと先代、どっちが強いですか?」

魔王「えっ?父さんだろ?子供の時にくらった拳骨が死ぬほど痛かったし」

側近(確か先代のほぼ全力の拳骨で、小さなたんこぶしか出来なかったんだっけ)



側近「とりあえず魔王様、勇者が弱いんじゃなくてあなたが強すぎるんですよ」

魔王「そうかな?」

側近「まあ私達としては、魔王様が強いのは喜ばしい事ですが」

魔王「でもさぁ退屈なんだよねー、仕事も大してないし勇者の相手はすぐに終わるし」

側近「なんなら人間の国に攻め込みますか?近場の土の国にでも」

魔王「めんどくさいなぁ、侵略したってどうせ大して変わらないでしょ?」

側近「まあ魔王様が本気になれば、多分3日とかかりませんね」

魔王「そんなのやる気出ないよー」ゴロゴロ

側近「ちょっと魔王様!絨毯の上を転がらないでください!」

魔王「たーいーくーつー」ゴロゴロ



側近「仕方ありませんね、今日はもう勇者も来ないでしょうし、好きにしてていいですよ」

魔王「やったー、図書室にでも行こっと」

側近「やれやれ……」

 -----

魔王「何か面白い本はあるかな?……ん?魔力封印の書?……待てよ、これを上手く使えば」スッパラパラ

魔王「ふむふむ……むー……ん?……おおっこれだ!よし早速準備して明日からやってみるか」

 翌日

魔王「おはよう側近」

側近「おはようございます、今日は光の国の勇者と、火の国の勇者がここまで来そうですね」

魔王「そんな事よりも僕ちょっと旅に出るから、後は宜しく」

側近「先に光の……はい?今何と?」

魔王「ちょっと旅に行ってくる、勇者には留守だって伝えてよ、じゃあ行ってくるね」スタスタ

側近「ちょっと待った!いきなり何でどこへ何の為に!?」

魔王「いやー昨日面白い本みつけてさぁ、ほらこれの……このページ見て」

側近「魔王の力を封印する方法?これにより魔王の力を弱め、有利に戦えます?これって人間の国の本じゃないですか」

魔王「でさぁこれをすれば僕が弱くなるでしょ?だからやってこようと思って」

側近「つまり何ですか?魔王様自ら魔王様の力を封印する旅に出ると?」

魔王「そういう事、じゃあ行ってくるねー、後は宜しくー」ダッ

側近「あっちょっ待ってください魔王様!おかしいですよこんなの!待ってください!」ダッ

 -----

勇者光「おい魔王!今回こそお前を倒……す」

僧侶「誰も居ませんね」

勇者光「どこ行った魔王!」

とりあえず今はここまでで。
続きは時間が取れれば夜にでも、ではまた。

どうも1です。
とりあえず再開します。



魔王「さてとまずはどこから行くかな?」

側近「本気で行くんですか?」

魔王「あれ?何で側近が居るの?勇者への伝言は?」

側近「あなたを連れ戻そうと思いまして、伝言はとりあえず門番に任せました」

魔王「ふーんそっか、でもこの封印を終わらせるまでは帰らないよ」

側近「止めましょうよ封印なんて、それで勇者にやられたりしたら、元も子もないですよ?」

魔王「勇者達が弱すぎるんだから仕方ないだろ?せめてダメージを受けてみたいんだよ」

側近「そういえばわざと殴られたら、ダメージ0でしたっけ」

魔王「そんな気なかったのに、僕の魔力が結界になってたんだよね、勇者ももっと強い武器で来れば良かったのに」

側近(あれ確か精霊の祝福がかかった剣だったような、あれより強いのってそんなにないよね?)



側近「じゃあせめて魔物達にやらせましょう、それならいいでしょう?」

魔王「ダメだよ、こういうのは自分でやらなきゃ、それにせっかくの外だしね、のんびりしていきたいんだよ」

側近「……はぁ、分かりましたよ、でも一応私もついて行きますよ、魔王様にもしもの事があったら困りますから」

魔王「分かった一緒に行こう」

側近「それで?具体的な方法はどんな感じですか?」

魔王「ん?えーとねまずは、火水土風光闇の6つの国にある祠に行くらしい、そこでそれぞれ儀式をすればいいんだって」

側近「祠で儀式ですか……、順番とかはありますか?」

魔王「書いてないから多分関係ないかな?とりあえず一番近いし、うちの国の祠から行こうか」

側近「この闇の祠ですね、地図だともっと南ですね」

魔王「まあ急ぐ訳じゃないし、のんびり歩こうか」スタスタ

側近「こうしてる間にも、城には勇者達が来てるんですけどね」

 -----

勇者光「くそっ魔王め!出て来い!」

門番「きゅぅ」

僧侶「うーん、この魔物何か言おうとしてたような」



魔物「あっ魔王様だ!」

魔物2「本当だ!」

魔物3「やっぱりカッコいいなー」

魔物4「歴代最強っていうしな」


側近「さすが魔王様、すごい人気ですね」

魔王「歴代最強なんて、そんなの恐れ多いよね」

側近(いや間違いなく最強ですって、第一形態だけでHP100万とか有り得ないですもん)

魔王「そういえば儀式に確か必要な物が」パラッ

側近「何が必要ですか?」

魔王「えっとまず聖水と、神樹の種だって」

側近「神樹の種はともかく聖水ですか?この闇の国にありますかね?」

魔王「まあ無かったら先に土の国にでも行こうか」

側近「それしかないですね、とりあえずあの店から入りましょうか」



魔王「ども」ガラッ

店主「まっ魔王様!うちの店に何か用ですか?」

魔王「ちょっと探し物をね、神樹の種と聖水なんだけど」

店主「聖水ですか?種はどっかにあったかもしれませんが、聖水はちょっと……普段売れないもので」

側近「まあ仕方ないですね、基本的に人間が使うものですし、とりあえず種だけ買いますね」

店主「ちょっと待っててください、奥を見てくるんで」スタスタ

魔王「やっぱり聖水は無いか、祠は後回しだな」

側近「まあ土の国まで行けばあるでしょう、人間達の国なら、道具屋で売ってるはずです」

魔王「とりあえず聖水を6つ買って、種も6つ必要なんだよね?」パラッ

店主「お待たせしました、すみません魔王様、探してみたんですが1つしかありませんでした」

魔王「ん?なら仕方ないね、それいくら?」

店主「そんな!魔王様からお金なんていただけませんよ!タダで差し上げます」

魔王「そんな訳にはいかないよ、魔王だからこそしっかりやんないとね、それでいくらぐらい?」

店主「えっとその、一応1つで5万Gです」

魔王「むむ……、手持ちが4万しかない……側近1万貸して」

側近「はいはい……どうぞ」

魔王「ありがとうはいこれ」

店主「どうもありがとうございます、それではこちらをどうぞ」

魔王「よし!次は聖水だね」

側近「じゃあ土の国に行きましょうか」

魔王「他の国に行くのって久しぶりだよ、楽しみだなぁ」

側近(……大丈夫だよな?バレないよな?)



側近「それで?どうやって行きますか?一応移動魔法で行けますけど」

魔王「うーん……せっかくだし、徒歩と船で行こうよ」

側近「船ですか……、じゃあ一度お金を取ってこないといけませんね」

魔王「あーそうだった、仕方ないなちょっと城に行ってくるよ、えいっ移動魔法!」バシュッ

側近「あっちょっと!私も行きますよ!移動魔法!」バシュッ

 -----

魔王「さてと、まずは部屋に行って」スタスタ

勇者光「見つけたぞ魔王!今度こそお前を倒す!」

勇者火「手を貸すぜ!」

魔王「あーごめんね、今あんまり時間無いんだ、えいっ」ブンッ

勇者光・火「「ぐわあーーっ」」バタタッ

魔王「これでよしと」スタスタ

側近「待ってください魔王様!ってこれは光の国の勇者と、火の国の勇者か、おいお前棺桶は任せたぞ」

魔物「了解です!」ズリズリ

側近「さてとよく考えたら私もお金とか、日用品が必要だな、魔王様と違って何の準備もしてないし、ちょっと取ってくるか」スタスタ


僧侶「お金と日用品?どこかに行くのかな?」コソコソ

とりあえず今日はここまでにします。
基本的に時間が空いた時に書きにくるので、のんびりとお待ちください。
それと何か気になる事とかあったら言ってください、ではまた次回に。

どうも1です。
今起きた事をそのまま話すぜ、夕方に時間が空いた俺は投下をしようとして最初の1レス目を書き終えたんだが、ちょっと出掛ける事になって書き込まずに携帯を鞄に入れて出かけたんだ。
そして帰ってきたら携帯の電源が落ちていた、充電が切れたわけでもないのにだ、電池切れとか誤操作とかなんかじゃない、もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ。
てな訳でもう一度書いてきますので、少しお待ちください。



魔王「土の国に行くのは久しぶりだなぁ、何年振りかな?」

側近「確か100年前では?土の国のゴーレム達に会いに行ったのが最後ですよ」

魔王「いや確か50年前にも来たような?」

側近「その頃は魔王になる勉強をしてたはずですが?そういえば何回か抜け出してましたね」

魔王「そうだ思い出した!確かこっそり遊びに行ったんだ、懐かしいなぁあの女の子元気かな?」

側近「……女の子ですか?それは魔物のですか?」

魔王「いや人間のだよ、確かあの時まだ10才くらいかな?」

側近「では今は60才くらいですか、人間ならもうおばあさんですね」

魔王「あーそうか、人間だもんな」

側近「それに会えたとしても覚えていないと思いますし、もし覚えていたとしても人違いと思いますよ、何せ50年振りなんですから」

魔王「そっかぁ残念だな……、まあ仕方ないか、っとそろそろ人間達の港に着くな」

側近「では私はそろそろ姿を変えますかね、適当に人間の姿に……変身魔法!」パァッ

側近「これでよしと、さあ行きましょうか」

魔王「そうだな……ん?あれは」


僧侶「魔王が船に……私も、運賃は確か……そういえばお金は勇者が持ってたんだった、私乗れない」ガクッ



僧侶「どうしよう……このままじゃ見失っちゃう」

魔王「あっやっぱりだ」

僧侶「ひゃっ!なっ魔王!」

魔王「久しぶり」

側近「知り合いですか?」

魔王「ほら光の国の勇者と一緒にいた」

側近「ああそういえば、でも何故ここに?」

僧侶「えっとその、勇者とはぐれてしまって」

魔王「勇者はどこに?」

側近「魔王様が倒したじゃないですか、光の国の勇者と火の国の勇者をまとめて」

魔王「ん?あーそういえば城で飛びかかってきたような、急いでたから適当にやっちゃったんだよね」

側近「一応棺桶は国に送りつけておきましたが」

僧侶「棺桶を……そうですか、いつも国で復活するのはそういう仕組みだったんですね」

側近「ええまあ、ところであなたはどうしたんですか?先ほどはずいぶんと落ち込んでましたが」

僧侶「その……お金は勇者が全部管理してたので、船に乗れなくて」

側近「なるほど……帰れないと、どうしますか?魔物にやられれば国まで帰れますよ」

僧侶「それって1回死ぬって事じゃないですか!そんなの嫌ですよ!」

側近「魔物は嫌……まさか一人で魔王様に挑むつもりで?」

僧侶「そんな訳ないですよ!絶対に無理ですよ!勇者が勝てないのに私が勝てる訳がないじゃないですか!」

側近「そうですか、ではどうするんですか?見たところ移動魔法も使えないようですが」

僧侶「うう……」ガクッ

魔王「じゃあついてくるか?」

側・僧「「へ?」」



魔王「船の運賃くらいなら出してやるよ」

側近「ちょっ魔王様!?何を言ってるんですか!?相手は勇者の仲間ですよ!?」

僧侶「うう……ありがたいですが、すぐにはお金を返せそうにないですので、遠慮させてもらいます」

側近「気にする所が違う!」

魔王「別に返さなくていいって、困った時はお互い様だろ?それに旅は道連れっていうしさ」

側近「あなた魔王でしょう!もっと自覚を持ってください!」

僧侶「ああ主よ、この世界はこんなにも愛に溢れています、主のお導きに感謝します」パァァ

側近「違うからね!その神様は魔王様の敵だから!導きとかじゃないから!」

魔王「とりあえず3人分の乗船券ください」

店員「はいはい3人分ですね、はいどうぞ1500Gです」

魔王「これで」チャリ

店員「ありがとうございます、よい船旅を」

魔王「よし行こう」スタスタ

僧侶「この御恩は一生忘れません」スタスタ

側近「私を無視するなー!」



魔王「うーん潮風が気持ちいいなぁ」

僧侶「そうですねぇ」

側近「間違ってる、絶対間違ってる」

僧侶「そういえば魔王さんはどこへ行くんですか?」

魔王「とりあえずは土の国だな、あとは他の国を適当に回って行くつもりだよ」

僧侶「何か目的があるんですか?」

魔王「この本の、このページを見て」パラパラ

僧侶「えっと魔王の力を封印する方法?まさかこの封印をさせない為に?」

側近「それが普通ですよね」

魔王「違うよ、その封印をして僕の力を弱くしたいんだよ」

僧侶「自分の力を自分で封印するんですか?」

魔王「そうすれば勇者達ともっといい勝負ができるだろ?」

僧侶「なるほど……紳士的ですね、分かりました!私も儀式をお手伝いします!」

魔王「本当!よかったぁ、実は儀式の時に人間がいないとできないものもあるみたいでさ、手伝ってくれたら助かるよ」

僧侶「私の力でお役に立てるなら喜んで」

側近「……色々間違いすぎですよ」

魔王「それじゃあまずは聖水を買って」

僧侶「神樹の種も必要なんですね」

側近「……はあ」

とりあえず今日はここまでで。
途中間が空いてすみませんでした、しかし最近携帯が不調です、充電してるのに前触れなく電源が落ちる時が、いい加減替えるべきですかね?
ではまた次回に。


バッテリーだけ変えてみるとか

どうも1です。
また少し投下します。
>>29かれこれ4年程?使ってます、バッテリーも確か2回替えたはず。



魔王「着いたー!」

側近「土の国は久しぶりですね、僧侶さん道具屋の場所は分かりますか?」

僧侶「とりあえず2軒程、ただ神樹の種は無かったかと思いますが」

魔王「それなら僕に任せてくれ、穴場の店を知ってるんだ、……まあ50年前の時のだけど」

側近「他に当ても無いですし、そこに行きましょうか」

僧侶「どんなお店でしょうか?」

魔王「じゃああっちだよ」スタスタ

 -----

魔王「確かこの辺に……、あっあったあった、懐かしいなあの頃のままだよ」

僧侶「こんな所にあったんですね」

側近「当時もここで買い物を?」

魔王「おやつとか色々ね、こんにちはー」ガチャ

店員「いらっしゃい、おや?見ない顔……ん?あなたどこかで」

魔王「ん?僕?」

店員「あっもしかして魔王お兄ちゃん?」

魔王「あっもしかして看板娘ちゃん?うわー久しぶり!」

店員改め看板娘「まあまあ本当に久しぶり、あれからもう50年位になるかしら?お兄ちゃんは変わらないわね」

魔王「これでも魔族だからね」

看板娘「それにしても、急に来なくなって心配してたのよ」

魔王「いやー色々勉強とか忙しくて、今は魔王やってるし」

看板娘「あらあらすごいわ、魔王なんて大変でしょう?」

魔王「そうでもないよ、僕こう見えて結構強いから」

側近「結構どころじゃないでしょうが、というか何で自分が魔王だって言っちゃうんですか!」

魔王「え?だって僕が魔王の息子だって話した事あったし」

側近「そんなに軽々しく話さないで下さい!」

僧侶「えっと聖水と神樹の種ありますか?」

看板娘「聖水と神樹の種ね、確か種は奥にあったかしら?」

側近「そっちもマイペースですね!」



???「おばあちゃーん、お客さん?」ガサゴソ

看板娘「ちょうど良かったわ、ちょっと奥から神樹の種を持ってきてくれるかしら?」

???「分かった今持ってく」ガサゴソ

魔王「もしかしてお孫さん?」

看板娘「ええそうなの、これが本当にいい子で、忙しい旅の合間をぬっては店を手伝ってくれて」

僧侶「まあ何て素晴らしい方でしょう、きっと神のご加護がありますよ」

魔王「看板娘ちゃんの孫かぁ、どんな子かな?」

看板娘「とっても可愛い女の子なのよ」

側近「女の子……旅……それにさっきの声……、まさか……」

???「よいしょっと、はいおばあちゃん神樹の種、お客さんもいらっしゃ……」

魔王「あっ」

???「魔王!?」

魔王「土の国の勇者だ」

側近「やっぱりですか」ハァ

看板娘「そういえば勇者と魔王なんだから、知り合いでもおかしくないわよね」

勇者土「何でアンタがここに居るのよ!」

魔王「買い物に来た」

勇者土「魔王がふらふら出歩くな!」

側近「まったくもってその通りですね」ウンウン

勇者土「しかも僧侶さんも何でここに居るの?光の国の勇者が探してたわよ」

僧侶「主のお導きです」

勇者土「あっ……そうなの?」

側近「何でしょうか?土の国の勇者にものすごい親近感が湧いてきました」



勇者土「それにしても魔王が買い物なんてね、何でこの店に来たのよ?」

魔王「何でって、50年前は常連だったんだぞ?」

勇者土「そんな昔の事知るか!そもそも魔族が人間の店に来るのがおかしいのよ!」

看板娘「落ち着いて勇者ちゃん、この人は私のお友達なのよ」

勇者土「へ?……もしかして前に話してくれたお兄ちゃん?」

看板娘「そうよ、引っ込み思案だった私の最初のお友達よ」

勇者土「そんな……、おばあちゃんから聞いたお兄ちゃんが魔王だったなんて、おのれ魔王!よくも騙したな!」

魔王「いや知らないよ、それは明らかに僕の責任じゃないよね?」

僧侶「えっと種があと5つと、聖水が6本ですね」

看板娘「えっと種が5つで25万Gと、聖水が6本で120Gね」

勇者土「そっちも普通に買い物しない!状況とか空気を読んで!」

魔王「あわせて25万120Gだね?よいしょ」ドサドサ

看板娘「えっと1万……2万……」

勇者土「だから買い物よりもこっちの話が先でしょうが!」

側近「あっ何かすっごい楽だ」



勇者土「大体神樹の種なんて何に使うのよ」

魔王「ああこの本のこのページ」パラパラ

勇者土「魔王の力を封印?……で?何でアンタが神樹の種を?まさか封印に必要なものを消すつもり?」

側近「だったらよかったんですけどね」

僧侶「魔王さんはこの儀式で、ご自身の力を封印するつもりなんですよ」

勇者土「は?冗談でしょ?」

魔王「失礼な!こんな冗談なんて言わないよ!」

勇者土「え?じゃあ何?アンタ自分を弱くするために、世界をまわって来るつもり?」

魔王「いかにも!」

勇者土「……何の為にそんな事」

魔王「だって勇者達が弱いんだもん」

勇者土「うるさいチート魔王!アンタが強すぎるんだ!他の魔物や魔族は倒せるんだ!」

僧侶「確かに魔王さんは強いですよね、どの位のHPなんですか?」

魔王「第一形態で100万位だよ、第二形態以降は分からないな、ちなみにMPは∞!攻撃力と防御力は999でカンストして計れません!」

勇者土「……」

僧侶「スゴいですね、さすが魔王さんです」

勇者土「……勝てる訳ないじゃない」ガクッ

今日はここまでで。
ではまた次回に。

勇者達のステータスが知りたいな!

>>36
ベースのイメージはドラクエで、細かい数字も要りますか?

では簡単に。

 勇者光 LV75
 HP540 MP300 攻撃翌力380 防御力280

 勇者火 LV70
 HP650 MP160 攻撃翌力430 防御力300

 勇者水 LV73
 HP430 MP390 攻撃翌力230 防御力200

 勇者土 LV80
 HP580 MP400 攻撃翌力420 防御力320

 僧侶 LV60
 HP280 MP340 攻撃翌力180 防御力160

こんな感じですかね?勇者風はまだ出てないので見送りで、こうして改めて見ると、ドラクエベースというには攻撃翌力と防御力が低いですかね?
まあいずれにしてもこの魔王相手じゃ、というパラメータです。

ちなみに側近はこんな感じ
 側近
 HP27000 MP600 攻撃翌力250 防御力130
これがNo.2

いつの間にかsage進行になってる・・・
危うく更新見逃すところだったぜ

そしてなぜsaga外れてるの?


クッキーの関係じゃね?専ブラ入れてメ欄固定すれば解決?

どうも1です。
>>43他のスレでもそうなんですが、自分は基本的に投下開始又は予告と、本文と投下終了、これ以外は大体sageで書いてます、なので今のこのレスもですね。
sagaが外れたのは一度別のページ見に行ってたからです、>>44のいう専ブラ使えば大丈夫らしいですが、全く知らないので使ってません。
とりあえず時間が取れればですが、今日の夜か明日の夜位にまた来たいです。

どうも1です。
時間が取れずに結局1週間経ってしまいましたが、今から続きを書きます。
所で最近スレの検索が出来ないんですが、どなたか理由が分かりますか?



魔王「さてと、買い物も済ませたし、そろそろ行こうかな、またね看板娘ちゃん」

看板娘「ええまたね、魔王お兄ちゃん」

側近「まずはどこに行くんですか?」

魔王「とりあえず土の国の祠かな?そしたら火の国行って風の国行って、船で光の国だな」

僧侶「そこで折り返して、また船で風の国に戻って、今度は水の国を通って帰ってくればよさそうですね」

側近「それなら一通りまわれますね、最後に闇の国の祠に行くと」

魔王「大体決まったね、じゃあ出発!」

勇者土「ちょっと待ってよ!アンタ本気で封印をするつもり?」

魔王「そうだけど?」

勇者土「信用出来ないわね」

僧侶「そんな事はありませんよ、魔王さんは素晴らしい方ですから、敵であった私にも救いの手を差し伸べて下さいましたから、きっと神の御加護があります」

勇者土「魔王に加護なんていらないでしょ!むしろあったら困るわよ」ハァ

側近「ですよね?色々とおかしいですよね?」ウンウン

魔王「まあとりあえず、しばらくの間は魔王城には帰らないから、他の国の勇者にも伝えてよ」

勇者土「……やっぱり信用出来ないわ、私は簡単に魔王の言葉を信じはしない!」

僧侶「ではどうすれば?」

勇者土「簡単な事よ、私がついて行って監視すればいいのよ」

側近「えっ?」

魔王「あーいいよ、人数が多い方が旅は楽しいし」

僧侶「これも主のお導きですね」

勇者土「アンタがちゃんと封印をするかどうか、しっかりと見張ってやるからね」ビシッ

魔王「じゃあ改めて出発!」スタスタ

僧侶「確かもう少し東でしたね」スタスタ

勇者土「ちょっと他の勇者にハト飛ばしてくるわ、魔王がしばらく留守にしてるって」スタスタ

側近「えぇー?……まあいいか、これで私の負担が減るかもしれないし」



魔王「祠までは半日くらいかな?」バサッ

僧侶「確かここの町まで2日くらいですから、1日はかかるかと」

勇者土「魔物に襲われる分だけ時間がかかるものね」

魔王「ん?ああそっか、僕達と違うもんね」

勇者土「アンタはそりゃあ襲われないわよね、何せ魔王だし」

魔王「いやいやそうでもないよ、闇の国以外に住んでる魔物だと、僕の管轄外だったりするし、知能が低くて話が通じないのも居るし」

僧侶「そうなんですか?」

勇者土「魔王って言っても魔物全部の王様じゃないのね」

魔王「魔王ってのはあくまで、魔族の王様だからね、魔物を束ねているのは獣王さんとか竜王さん何かがやってるよ」

勇者土「ああ確か、獣王は火の国の勇者が、竜王は姐さんが倒したんだっけ」

魔王「そうそう、2人共それを機に引退したんだよね、今は息子さんや娘さんが跡を継ぐ準備をしてるらしいけど」

勇者土「そっか……?引退?」

魔王「そう引退」ウン

勇者土「引退って……まさか生きてるの!?確か止めをさしたって聞いたけど」

魔王「あの2人がそんなに簡単に死ぬ訳ないって、獣王さんは真っ二つになっても、3日でくっつくし、竜王さんに至っては命が8つあるんだよ?一度や二度やられたくらいじゃ死なないよ」アハハ

勇者土「……ちょっとなめてたわ、アンタ以外も十分化け物ね」

魔王「ちなみに僕の父さん、つまり先代の魔王も生きてるよ、当時の勇者にやられて腰をやっちゃって引退したんだ」

勇者土「今あかされる衝撃の事実」

魔王「最近は3人でよく集まって、お酒飲んでるよ」

勇者土「あーうん……、何か色々とイメージ崩れたよ、色々と……」ガクリ

僧侶「魔王さん達ってすごいんですね」

側近「そんな感想で済むあなたも十分すごいですよ」



魔王「もうじき祠かな?」

勇者土「さっきから魔物が近寄ってこないわね、そのおかげで本当に半日でついたわ」

僧侶「きっと神の御加護ですね」

側近「いやむしろ魔王様を見たからでしょう、この辺りはまだ比較的魔王様の顔が通じますし」

勇者土「ふーん、あっあれじゃない?」

魔王「むう……そうみたいだな、よし早速行こう」

僧侶「いよいよ最初の儀式ですね」

勇者土「変な真似したら斬るからね」チキ

魔王「いいけどダメージ0だよ?」

勇者土「……早く儀式をやりなさいよ!」

側近「よく考えたら監視の意味無いですね、魔王様を止めれない訳ですし」

勇者土「うるさい!……なんでこんなに強いのよ、どう考えても詐欺じゃない」

魔王「えっとまず始めに、祠の中の祭壇に聖水をかける、次に精霊に祈りを捧げる」

僧侶「じゃあ祈りは私がしますね」

魔王「最後に祭壇に神樹の種を乗せれば完了だな」

僧侶「じゃあ早速やりましょう」

魔王「まず聖水をかけて」バシャバシャ

勇者土「……アナタは参加しないの?」

側近「私としては封印なんて止めて欲しいんですよ、それで勇者達にやられたらバカみたいじゃないですか」ハァ

勇者土「まあそりゃそうよね、それが普通よ」

側近「まあああ見えて魔王様はなかなかに聡明なお方ですから、封印をしても勇者達に負けない確信があるのでしょうが」

勇者土「あれで?全然そうは見えないけど」チラッ

魔王「おおっ祭壇が光り出した!」

僧侶「私祈りますね」

側近「魔王様はこの世界の全ての魔法と、自分で作ったオリジナル魔法が使えます、その気になれば全快魔法も使えますよ」

勇者土「HP100万で全快とか、こっちの勝ち目無いじゃない……、まあそもそもダメージが当たらないけどね、あの結界のせいで」

側近「あああれですか?何でもあれって結界じゃなくて、ただ魔力を纏ってるだけらしいですよ」

勇者土「……うん何だろう、何だか涙が出て来た」グシグシ

側近「ハンカチどうぞ」スッ

勇者土「ありがと」



魔王「最後に種を乗せて」ヒョイ

僧侶「どうなるんでしょうか」ワクワク

祭壇「……」ピカピカ

魔王「……あれ?手順は間違えてないよな?」パラパラ

僧侶「何がいけなかったんでしょうか?」

勇者土「あれじゃないの?全部の祠で儀式をしたら何か起こるとか」

魔王「ああなる程、じゃあとりあえず次の祠に行こうか」

僧侶「次は火の国の祠ですね」

側近「それじゃあ行きましょう」

魔王「あっそうだ、ちょっとみんな祠から離れてて」

側・勇・僧「「「?」」」スタスタ

魔王「よーし、完全結界魔法!」ピキーン

側近「うわっ」

僧侶「すごいですねー」

勇者土「いやいや何よ今の?あんな強力な結界見たことないんだけど?」

魔王「僕のオリジナル魔法さ、既存の結界魔法を4つとオリジナルの結界魔法を3つ、計7つの結界で互いに護り合うようにして、攻撃を防ぐんだ」エヘン

勇者土「7つ!?アンタそんな事も出来るの?」

側近「2重結界なら知ってますが、7重ですか……」

僧侶「さすが魔王さんですねー」

魔王「これでこの祠は安全だね、さあ次に行こうか」スタスタ

勇者土「……そりゃ安全でしょ、こんなの勇者が全員集まっても壊せないわよ」ハァ



側近「次の火の国までは徒歩ですね」

魔王「火の国かぁ、僕まだ行った事ないんだよね」

僧侶「火山が沢山あるんですよ、そのおかげで温泉も沢山あります」

魔王「温泉かぁいいなぁ、せっかくだしどこかで入ろうか」

僧侶「いいですね、そうしましょう、側近さんも土の国の勇者さんもそれでいいですか?」

勇者土「まあ構わないけど、私も温泉好きだし」

側近「異論はありませんよ、私も初めてですから、ちょっと気になります」

魔王「じゃあ火の国でまず温泉に入って……ん?」バサッ

側近「どうしました?」

魔王「ほらここ、この途中にある森って確か」

側近「ああなる程、ついでに寄っていきますか?」

魔王「この間近くまで来たら会いに来いって言ってたし、久しぶりに姫ちゃんにも会いたいし」

側近「ふむ……まあ仕方ないですね、すいません2人共、火の国に行く前に寄りたい場所があるんですが」

僧侶「はい分かりました」

勇者土「構わないけどどこに行くの?それに姫ちゃんって誰?」

側近「獣王の住む森ですよ、ちなみに姫ちゃんと言うのは獣王の娘の獣姫さんです」

勇者土「ああ例の跡継ぎさんね」

側近「魔王様の幼なじみでもあるんですよ」

僧侶「だから姫ちゃんなんですね」

魔王「150年振りかな?楽しみだな」

勇者土「……ねえ、そういえばアンタって何才なの?50年前から姿がほとんど変わってないのよね?」

魔王「ピチピチの1520才です!」

僧侶「そんなお年なんですか?」

側近「人間で言えば15才ぐらいですよ」

勇者土「若っ!私と変わらないんじゃない」

側近「一応魔族は1500才で成人ですから魔王を継いでますが、本来ならあと1000年は先代に頑張ってもらいたかったんですよ」

魔王「腰をやっちゃったんだから仕方ないって」

僧侶「そうですね、無理したら寝たきりになるかもしれませんしね」

勇者土「そういう問題かしら?」



魔王「まあとりあえずはのんびり行こうか、森まであと5日はかかるし」

僧侶「獣王さんですか、どんな方でしょうか?」

勇者土「そういえば火の国の勇者達しか知らないのよね、私達が行く前にやっつけてたから」

側近「火の国の勇者ですか、腕力自慢の武闘派勇者でしたね」

魔王「そうなの?」

側近「まあ魔王様にとっては、大した違いはないでしょうが、そういえば他の勇者達は何をしてるんですかね?」

僧侶「勇者は元気でしょうか?」

勇者土「魔王がしばらくいないって分かってるはずだし、修行でもしてるんじゃない?」

 -----

勇者光「土の国の勇者から手紙?僧侶の行方が分かったのか?」カサカサ

 -----

勇者火「魔王がしばらく留守にしているだと?」

 -----

勇者水「いったいどういう事だろう?」

 -----

勇者風「……」カサカサ

 -----

勇者土「……あっ、いない理由とか僧侶の事とか書き忘れた、まあいっか」

とりあえず今日はここまでです。
次の投下は一応1週間以内を目標にしてます、ではまた次回に。
質問があればどうぞ。



温泉のサービスシーンはありますか

>>55
需要はありますか?

どうも1です。
色々議論した結果、要望通りに本来の女湯シーンを泣く泣くカットし、男湯の魔王側のサービスカットを入れる事になりました、おそらく次次回かその次になると思いますがお待ち下さい、ではまた。

どういうことだぁおい

>>60こんな感じに。

男湯の入浴シーンなぞ書いて何がたのしいんじゃあ!

女湯のサービスシーンじゃあ!

入浴シーンは女湯が当たり前じゃあ!

女湯は当たり前、つまりサービスシーンとは言えない。

サービスシーン=普通とは違うもの。

えっじゃあ男湯?

分かりました(血涙)←今ここ

えっ?じゃあいいんですか?女湯の方でいいんですか?本気で泣く泣く男湯の会話考えてたけど、女湯の方でいいんですか?>>65さん!

混浴?

>>65
混浴は多分無しです。
まあ一応両方の方向で考えておきます、女性3人の女湯と、魔王+αな男湯をこうご期待。

魔王が西田敏行にしか見えない
誰か上から塗り潰せるキャラ教えてくれ

>>67
魔王は一応イケメソです、イケメンまではいかない3枚目な感じで。
なんで西田さん?

三枚目は道化だよwwwwwwwwwwwwwwww

>>70
顔だけいい道化、まさにこの魔王じゃないですか。

何か眠くないんで、眠くなるまでちょろちょろ書きます。



勇者光「僧侶は一体どこに……ん?またハトか、今度は何だ」パラッ

 -----

勇者火「第17回対魔王会議を行います?」

 -----

勇者水「つきましては明日までに集まれ?」

 -----

勇者光・火・水「「「遅れたら飛ばす、来なかったら潰す、風の国の勇者より……、移動魔法!」」」バシュッ

 -----

勇者土「あれ?ハトだ何だろ?えっと第17回対魔王会議を行います、つきましては明日までに来てくれると嬉しいです、遅れる場合や来れない場合はそのハトで、おり返し連絡して下さい、風の国の勇者より」

魔王「何々?勇者会議?行って来てもいいよ?」

勇者土「いや別にいいかな、私にはアンタの監視っていう役目があるしね、えっと忙しいので行けません、土の国の勇者より、これでよしと」バササ

僧侶「森まであと2日くらいですかね?」

側近「ですね、今日はもう少し歩いたら野宿にしましょう」

 -----

勇者風「……」パラッ

勇者風「……」シュン



勇者光「しかし急だったな、いきなり明日までには無いよな」

勇者火「まったくだぜ、こちとら修行の準備してたっての」

勇者水「まあ集まった理由は、多分土の国の勇者からの手紙だよね、魔王がしばらく城にいないって」

勇者光「というかどこでそんな情報を手に入れたんだか」

勇者火「つうかその土の国の勇者はまだか?あいつ遅刻だぜこれ」

勇者水「確かに遅いね」

ドア「ガチャ」

勇者風「……あの子は来ないよ、……忙しくて来れないって」ズーン

勇者火「何だよそれ?俺達も忙しい中集まったのによぉ」

勇者風「……なあ火の?あの子に文句があるの?」ジロリ

勇者火「あっやっ別にそんなんじゃ、ははは」

勇者風「そう?まあいいや今回は見逃すね、……次は飛ばすから」

勇者火「ははは……はい」

勇者光「えっとその、姐御が今回俺達を集めたのって、やっぱり彼女の手紙の内容についてですか?」

勇者風「……そう、あの子の土の国は闇の国の隣にある、信憑性はかなり高い」

勇者水「魔王が城にいないとすると、どこに行ったんでしょうね」

勇者風「魔王の居場所はわからない、というよりも今はそれよりもあの子についてだ!」ダンッ

勇者火「へ?それってつまり?」

勇者風「この情報を得る為にあの子がどんな危険を冒したのか、ああ心配だ……おのれ魔王め」ギリギリ

火・光・水(((出た姐御の、土の国の勇者に対する超過保護)))

勇者風「お前達も心配だろう?あの子の事が、くそっ魔王の奴、あの子に傷一つつけてみろ、八つ裂きにしてやる」

勇者光(傷どころか何度もやられてるけど)

勇者水(八つ裂きって魔王強すぎるよね、正直出来る気がしないよ)

勇者火(つうかマジで土の国の勇者はどこだよ、姐御が暴走しそうで恐えよ)

勇者風「ああ心配だ」



勇者水「あのっちょっといいですか?」

勇者風「ん?何?」

勇者水「実はちょっと気になる本を見つけまして、この本なんですけど」スッ

勇者光「何々……魔力封印の書?」

勇者水「これのこのページです」

勇者火「魔王の力を封印する方法?アイツが弱くなるのか?」

勇者風「確かに大事な事だが、今はあの子の安全を確保するのが先だろう」

勇者水「それでこの封印ですが、それぞれの国にある祠で儀式を行うんです、確か土の国の祠は彼女の故郷の近くに「よし!早速行こう!その時あの子の様子も見よう!移動魔法!」バシュッあっちょ、行っちゃった」

勇者光「追いかけた方がいいな」

勇者火「だな」

光・火・水「「「移動魔法!」バシュッ

 -----

勇者風「……いなかった、町にいなかった」ズーン

勇者光「おいどうするよ?」

勇者火「どうもこうもないだろ!下手に刺激したら飛ばされるぞ」

勇者水「えっとあっそろそろ祠が見えて……」

勇者風「……何あれ結界?」

勇者火「見たことない結界だな」

勇者光「……だめだな入れない」

勇者水「すごい結界だよ、こんなすごい結界をだれが張ったんだろう?」

勇者風「まさか魔王?封印の存在に気づいたのか?」

勇者光「だとしたらこの結界は封印を出来ないように?」

勇者火「ちぃっ壊す必要があるって事か」

勇者水「そのようだね」

勇者風「やるぞお前達!とっとと片付けてあの子を捜す!」

光・火・水「「「お……おー!」」」

 -----

いい感じに眠くなってきたんでここまでで。
ではまた次回に。

どうも1です。
時間が空いたので少し投下します。



魔王「ん?この感じ」

側近「どうしました?」

魔王「だれかが結界を攻撃してるみたい」

勇者土「祠の結界を?一体誰が?」

魔王「さあ?そこまではわかんないや、ただ破られはしないと思うよ」

僧侶「ものすごい結界でしたものね」

勇者土「あんなの破れる訳ないわよ」

側近「今は森に行きましょう、そろそろ見えてきますし」

魔王「そうだねっと、見えてきたよ」

勇者土「あれが獣王の森かぁ」

僧侶「どんな方でしょうね」

 -----

勇者風「くうっこんな物に時間をかけていられないのに!あの子は無事なんだろうか?」ガゴッドゴッ

勇者光「しかしすごいな、4人で攻撃しても傷一つつかない」

勇者火「だあっくそっ、魔王の野郎むちゃくちゃなもん置いていきやがって」

勇者水「うーん、解除もできそうにないね、どうしよう?」

勇者風「おのれ魔王!許さない!」ドゴガゴッ

 -----



魔王「やっと着いたね」

側近「久しぶりですね」

勇者土「こんな風になってるのか」

僧侶「光の国では見ない木ですね」

??「止まれい!この森に足を踏み入れるは何者だ!」ゴアッ

勇者土「うわっすごい声」

魔王「あっ獣王さんお久しぶりです」

獣王「おっなんだ魔王君か、はっはっはっ驚かしてすまないな」

側近「近くまで来たので、急でしたが寄らせていただきました」

獣王「おう構わんぞ、君たちならいつでも来てくれ、ん?そっちは人間か?珍しいな」

勇者土「えっと土の国の勇者です」

僧侶「光の国の勇者の仲間で、僧侶と言います」

獣王「おおっ勇者達かそいつは益々珍しい、私を負かしたあの小僧は元気か?」

勇者土「えっ?あっはい、元気いっぱいでうるさいくらいですよ」

獣王「そうかそうか!では次に会った時に伝えてくれ!またケンカしようとな」ガハハハハ

勇者土「ケ……ケンカ?」

獣王「ああケンカだ!先代魔王と竜王以外でケンカに負けたのは、あの小僧が初めてよ!」ガハハハハ

勇者土「あいつ死闘の末に倒したって言ってたなぁ」

側近「なにぶん豪快な方ですから、3日あればどんな怪我も治りますし、ほとんど不死身に近いんですよ」

勇者土「だからってケンカって、あいつが聞いたら喜ぶか倒れるか微妙ね」



獣王「まあ立ち話もなんだし、家に行こうか娘も喜ぶよ」

魔王「姫ちゃん元気かな?」

側近「まあ獣姫さんも獣王譲りの頑丈な方ですからね、元気なのは間違いないでしょう」

勇者土「獣王譲り……」

僧侶「あっちの木も初めて見ました」

勇者土「本当にマイペースね僧侶さんは」ハァ

 -----

獣王「帰ったぞ!」

獣姫「あっお帰りなさいパパ!」

獣王「おうただいま、それとお客様だぞ」

魔王「姫ちゃん久しぶり!」

側近「ご無沙汰してます」

獣姫「魔王君!お久しぶり!側近さんも!ってあら?そちらの人間は?」

勇者土「どうも土の国の勇者です」

僧侶「僧侶です」

獣姫「勇者?パパに勝ったのとは違う方ね、でも何で勇者が魔王君と一緒にいるのかしら?」

魔王「実は今旅の途中でね、土の国の勇者と僧侶とは一緒に旅してるんだ」

獣姫「何故勇者と?しかも女性なんて」ジー

獣王「まあ旅は道連れと言うしな、魔物も魔族も人間も、人数は多い方が楽しいものな」

魔王「ですよね、とりあえず次は火の国に行くつもりなんです」

側近「それで近くまで来たので、こちらに寄らせてもらったんです」

獣王「なるほど火の国か、あそこの温泉はなかなか良いものだ」

魔王「僕温泉初めてなんで楽しみなんですよ」

獣姫「温泉……、はっまさか魔王君と裸の付き合いをするつもりでは」

勇者土「誰がするか!第一温泉は男女別よ、最初から一緒には入れないものなの」

獣姫「つまり一緒に入れれば入ると?」

勇者土「だから入らないって!誰が魔王なんかと一緒に入るのよ!」

獣姫「ムムム……信用できませんわね、ここは私もついて行きますわ」

魔王「えっいいの?獣王さんって引退したんだよね?姫ちゃんが新しい獣王なんじゃないの?」

獣姫「そんな事よりも魔王君の貞操が心配ですわ!」

勇者土「いらない心配よそれ」

獣姫「いいえ!これはフィアンセとしてちゃんとしなければ」

勇者土「フィアンセ?って魔王の?」

獣姫「いかにも!私が魔王君のフィアンセの1人!獣姫ですわ」

勇者土「へーそうなんだ」



獣姫「フィアンセとして、魔王君に近寄る女は許せませんわ!」

勇者土「いや私は魔王を監視してるだけで」

獣姫「口ではそう言っていても、夜な夜な魔王君を誘惑してるんじゃありませんの?」

勇者土「しないわよそんな事、私は勇者でコイツは魔王なのよ?」

獣姫「歴史を紐解けば、恋仲になった魔王と勇者もいますわ、つまりあなたは魔王君を狙っているのでしょう?」

勇者土「だから狙ってないっての!誰がこんな奴好きになるのよ!」

側近「いやーヒートアップしてますね、魔王様としてはどうですか?」

魔王「うーんそうだなぁ、僕としてはやっぱり恋愛結婚がいいなぁ、姫ちゃんには悪いけど父さん達が勝手に決めた訳だしね」

側近「そうですか……、ところで僧侶さんはどこに」

僧侶「じゃあ水さえあればどこでも育つんですね」

魔物「こいつの実はうまいんだぜ、甘くてモチモチしててさ」

僧侶「国に帰ったら早速植えてみますね」

魔物「頑張れよ嬢ちゃん」

勇者土「何で木の苗をもらってるの?」

僧侶「見たことない木だったので、光の国に行った時に実家に寄って植えようかと」

勇者土「どれだけマイペースなのよ?」ハァ

獣姫「ライバルが2人も増えて、でも私負けませんわ!パパ!私も魔王君に付いていきますわ!」

獣王「おう!頑張れ娘よ!」ガハハハハ

勇者土「ああもう、そんなんじゃないっての!」

魔王「あっまだ結界攻撃されてる」

側近「ずいぶんしつこいですね?一体誰でしょうか?」



獣王「じゃあ気を付けるんだぞ」

獣姫「行ってきますわ」

勇者土「何で私が魔王なんかと」ブツブツ

僧侶「楽しみですね」ワクワク

魔王「温泉かぁ早く入りたいなぁ」

側近「少し急げば明日には着きますかね?」バサッ

魔王「よーし温泉目指して出発!」

獣姫「おーですわ」

僧侶「どのくらい大きくなるでしょうか?」

勇者土「そりゃあ顔はそこそこいいけどさぁ、おばあちゃんもいい人だったって言ってたけどさぁ、所詮魔王な訳で」ブツブツ

側近「見事にバラバラですね」

 -----



魔王「おお!これが火の国かぁ」

側近「名前の通り火山活動が盛んで一年中暖かいんですよ」

僧侶「国中の至る所に火山と温泉があるんですよ」

勇者土「ヤなことは温泉入って忘れましょう」ハァ

獣姫「魔王君と一緒に入りたかったですわね」

魔王「えっと一番近い温泉は……あと少しだね」

側近「そう言えば獣姫さんは姿を変えないんですか?」

獣姫「私は耳を隠せば、人間とそんなに変わりませんので」

僧侶「温泉に入ったら、名物の温泉卵を食べてそれから」

勇者土「温泉饅頭も食べなきゃね」

魔王「温泉楽しみだなぁ、早く入りたいなぁ」

側近「うらやましいですね、私は姿を変えてないと、一発で魔族とバレますからね」

獣姫「大変ですわね」

勇者土「あっあれね、温泉のある宿屋」

魔王「おお!温泉!」

僧侶「でもまずは上がってすぐに飲む牛乳ですよねー」

側近「せめて角と翼が無ければ誤魔化せるんですけどね」

獣姫「私は耳以外だと爪くらいですわね、うっかりしまい忘れたらさすがにバレてしまいますわ」

魔王「おばちゃん!5人で二部屋お願い!あと温泉!」

女将「はいはい5名様ですね、では一晩150Gになります」

魔王「はいこれで」

女将「はい確かに、ではあちらの部屋をお使い下さい、それと温泉はそこの階段を下りた所にありますのでご自由にどうぞ」

魔王「よーし荷物置いたら早速入ろうか」

勇者土「そうね……、一応先に言っておくけど、覗いたら斬るからね」

魔王「そんな事しないって」

側近「私はともかく、魔王様は斬られても平気でしょうね」

勇者土「くうっコイツの強さが恨めしい」

魔王「そんな事より早く行こうぜ!いざ温泉!」

側近「ああ待って下さい魔王様!では皆さんまた後で」

勇者土「まったく……じゃあ私たちも行きましょうか」

僧侶「そうですね」

獣姫「なんとか魔王君と一緒に入る方法は……」

勇者土「さってと温泉温泉」

ここで一旦終わりにします。
また後で時間が出来たら投下しに来ます、ではまた。
質問などあればどうぞ。

不思議な展開過ぎて続きが全く読めんなwwwwww
特に描写は無かったと思うけど側近って女とは出たけど外観的にはどんな感じ?
現状だと魔法的な人っぽいんだろうけど実体はツノや翼が生える程度?完全に別物?

5人で二部屋か
男1女4で二部屋か
そうかそうか

気付いたら寝てましたガクッ今日はここまでにします。
>>88基本的には角と翼を消して、適当に人間っぽい服装に変身してます、顔等はさほど変えていません、なので勇者土や僧侶がすぐに側近と気づいた訳です。
>>88>>90?あれ?>>66で一応示してますが……?自分何か間違えましたかね?
それと必要ないかもしれませんが、以前見送った姐御こと、勇者風のステータスもついでに書いときます。

 勇者風 LV90
 HP890 MP600 攻撃力730 防御力640

こんな感じです、そりゃ他の勇者がビビりますね、ではまた。

魔王一人で一部屋と側近勇者土僧侶獣姫の4人で一部屋の振り分けなんでしょ?
アンバランス過ぎるから誰か(多分勇者土)魔王と一緒に寝ると予想しただけだ

>>92
まあ多少は意識して書きましたが、自分の書き方が悪かったみたいですね、>>86の側近の最後のセリフをよくお読み下さい。

なんか目がさえたんで、少しだけ投下します。
せっかくなので両方やります、お楽しみの女湯パートの前に、まずは男湯パートから。



魔王「おおっこれが温泉かぁ」

側近「温泉は久しぶりですよ」

魔王「いいなぁこれ、魔王城にも作ろうかな?」

側近「反対はしませんが、まず温泉が湧かないとダメですよ」

魔王「その辺はこう、魔法でマグマとか操ったりね」

側近「……やっぱり止めて下さい、色々と後が大変そうなんで」

魔王「側近のケチ」

側近「はいはい、とりあえず入る前に体洗って下さいね」

魔王「おっとそうだった、……しかし客がいないな」ゴシゴシ

側近「時間帯のせいですかね?まあこのご時世、勇者以外で旅してる人は少ないでしょうし」ゴシゴシ

魔王「それもそうか、あっじゃあ側近も変身解いていいんじゃない?翼とか凝っちゃうでしょ?」ザバッ

側近「それは止めときます、他の客が来たら面倒なので」ザバッ

魔王「それもそうか、よしっ入るぞ!」バッザバッ

側近「ちょっ静かに入って下さいよ!まったく」チャポ

魔王「あー気持ちいいー」

側近「ですねぇ」



魔王「この普通の風呂とは違う広々とした感じ、いいなぁ」

側近「ですねぇ」

キャッ ナニスルノヨ! コノ! チョッヤメッ

魔王「女湯の方が騒がしいな」

側近「ですねぇ」

魔王「側近さっきから同じ事しか言ってないけど?」

側近「ですねぇ」

魔王「……やっぱり魔王城にも作ろう温泉」

側近「それはダメですねぇ」

魔王「くそっ」

ガラッ

魔王「お?誰か来たか?」

側近「ですねぇ」

???「おっと先客か?珍しいな」

魔王「ん?どこかで見たような?」

側近「ですねぇ……ん?」

???「そうか?まあ勇者やってるからな、顔ぐらいは知っててもおかしくないわな」ゴシゴシ

魔・側((火の国の勇者だ))

勇者火「いやーやっぱり温泉はいいぜ!普通の風呂だけじゃ物足りないんだよなぁ」ザバッ

魔王「どうしよう?ここで戦ったらさすがに店の迷惑だよね?」ヒソヒソ

側近「ここはさりげなく顔をそらしたりして誤魔化しましょう、幸い火の国の勇者はちょっとバカですし」ヒソヒソ

勇者火「邪魔するぜ、ふぅー極楽極楽」チャポ



勇者火「なぁ俺は地元なんだけど、あんたらはどこから来たんだい?」

魔王「え?僕たちですか?」

側近「土の国の方から来ましたよ」

勇者火「あああっちの人か、あそこは山やら森やらあって住みやすそうだよなぁ、まあ温泉がないから俺は嫌だがな」ハハッ

魔王「ちょっと側近、嘘ついていいの?」ヒソヒソ

側近「いや私たち魔王と側近ですからね?嘘くらい大丈夫ですよ、それに完全に嘘でもないですよ?土の国の向こうに闇の国があるんですから」ヒソヒソ

魔王「あーまあそうだけど」ヒソヒソ

勇者火「温泉はいいよなぁ、1日に3回は入りたいぜ」

魔・側((いやいや!入りすぎだから!))

勇者火「あっそうだ、なああんたら土の国から来たんならさぁ、土の国の勇者分かるか?ちょっと探してるんだよ」

魔王「探すって何で?」

勇者火「魔王が城を留守にしてるって手紙が来たんだがな、それを見た姐御が心配しだしてな、探して来いって言われてさぁ」

側近「姐御?」

勇者火「ああ姐御ってのは、風の国の勇者の事な、強いし少し年上だからみんな姐御って呼んでんだ」

魔王「へーそうなんだ」

勇者火「まあそれで探してる途中で、ちょいと温泉に浸かりに来たって訳だ」

側近「なるほど……、ここに来るまでに見ましたよ」

勇者火「本当か?だとしたら獣王の森辺りか?まあもう獣王は死んでる訳だし、ちょろっと探しに行ってみるかな」

側近「頑張って下さい、私たちはそろそろ上がりましょうか」ザバッ

魔王「そうだね」ザバッ

勇者火「おうっまた入りに来いよ!」

魔王「機会があれば」ハハハ

側近「ではお先に」

勇者火「んーいい湯だなぁ、……ん?さっきの2人誰かに似てたなぁ」ンー?



魔王「いやーびっくりした、まさか火の国の勇者に会うとは」

側近「少し油断してましたね」

魔王「これからは気をつけないとね、うっかり戦いになったら周りに迷惑だし」

側近「それを気にするのは、魔王としてどうなんでしょうか?」

魔王「あっそうだ、確か温泉に入った後は牛乳なんだっけ?」

側近「そういえばさっき僧侶さんが言ってましたね」

魔王「おばちゃん牛乳ある?」

女将「1本5Gだよ」

魔王「じゃあ2本ちょうだい」チャリン

女将「はいよ、どうぞ」コト

魔王「いただきます!」グイッ

側近「うん美味しいですね」グビッ

魔王「ぷはっ、ごちそうさま!」

側近「これからどうします?」

魔王「うーん女の子たちが出てくるまで待つ?」

側近「でも火の国の勇者にばったり、なんてのは避けたいですが」

魔王「そうだねー、ん?あっ出てきたみたいだね、おーいみんなー」スタスタ

側近「ん?何かあったんですかね?入る前と比べて何かが違う気が?」ハテ

男湯パート終了です。
女湯パートの方は、今日時間が空いたら投下に来ます、ではまた。
質問苦情等あればどうぞ。

今まで側近を女と思ってたがそんな描写かけらとしてなかったわ
チクショウ…ハーレムパーティーじゃなかったのか…
逆に周りがいなけりゃ♂しかいないウホッパーティーか

>>100
正直に言えば、どっちでも行けるように書いてました、男と決めたのは男湯パートを書くことにしたからです、さすがに魔王一人じゃ間が保たない。
つまりサービスシーンの要求が無ければ、側近は女だったかもしれません。

男湯のサービスシーンってこれだけ・・・?
>>66の女3人を素で「魔王以外全員(側近も女)」と勘違いして「+α」は新キャラ登場と思ってました
でも側近も女でハーレムだと話がワンパターン化しそうだから男で正解だと思う

>>103
これ以上は気力が保たなんだ、何が楽しくて野郎の風呂の会話を書き続けなきゃいけないんですか?
まあ一応そういう受け取り方をするように、側近が女に思われる様に書いてたのは事実ですはい。

男湯なんぞどうでもよろしい
さあ次はよ

勇者土ちゃんと獣姫ちゃんのお約束はよ

どうも1です。
>>105>>106多分投下は夜の8時~10時くらいに始めれそうです、……お約束ですか?何ですかね?
ところで皆さんはちっぱいとでかぱいと普通のどれがいいですか?まあ特に参考にはしませんが。

大きい小さいは問題ではない
美しければそれでいい

どうも1です。
>>110同士よ!
ぼちぼち始めようと思います、皆さんのご期待に添えるか分かりませんが、いよいよ女湯パートです。



僧侶「温泉は久しぶりですねぇ、とっても楽しみです」

勇者土「そんなに?」

僧侶「私達のパーティーには他に女の子が居なかったので、いつも1人で入ってたんですよ」

勇者土「私も1人旅だったから、仲間と入ったりしたことないのよね」

獣姫「私も1人で入りに来る事が多いですわね」

勇者土「じゃあ今日はちょっと話しでもしながらって、あれ?結構混んでるわね」

僧侶「空いてる場所が並んでる所が無いですね」

獣姫「仕方ないですわね、バラバラで脱いで中でまたお会いしましょう」

勇者土「そうね、じゃあ私はあっちで」

僧侶「なら私はこっちにします」

獣姫「ではまた後で」

 -----

僧侶「えっと2人は」キョロキョロ

獣姫「あっ僧侶さん、勇者さんは?」ポヨン

僧侶「いえまだみたいで、……お胸けっこうあるんですね」プヨン

獣姫「あら僧侶さんもそれなりですわよ、それに勇者さんは多分もっと」

僧侶「そうですね」

勇者土「あっいたいた」

獣姫「あら勇者さ……」

僧侶「遅かっ……」

勇者土「ごめんね、サラシ外すのに時間かかっちゃって」ボヨン

獣姫「サラシですか?」ジー

勇者土「うん、旅してるとけっこう邪魔になるから、普段はサラシで押さえてるの」

僧侶「かなり大きいんですね」ジー

勇者土「そうかな?あんまり人と比べた事ないから」

獣姫「……負けましたわ」ガクッ

僧侶「むむっうらやましいです」ジジー

勇者土「えっと……ちょっと恥ずかしいよ」カァ



勇者土「とりあえず体洗おうよ」スタスタ

僧侶「土の国の勇者さんが、本当はあんなに大きかったなんて」ムゥ

獣姫「一体何を食べればもっと大きくなるんでしょうか?」グイグイ

勇者土「2人共どうしたの?」

獣姫「いえ別に」ジー

僧侶「なんでもないですよ」ジー

勇者土「いやだから、そんなに見られると恥ずかしいって、早く洗っちゃおうよ」カァ

僧侶「そうですね」

獣姫「分かりましたわ」

 -----

勇者土「よいしょっと、ふぅ」チャプン

僧侶「ああいい湯ですね」チャポン

獣姫「気持ちいいですわ」チャポン

勇者土「やっぱり温泉はいいねー、土の国にも湧かないかな?」ノビー

僧侶「光の国にもあればいいんですが(体を伸ばすと胸が強調されて、更に存在感が)」

獣姫「入りたくなる度に火の国に来るのは、少々面倒ですわね(触り心地も良さそうですわね)」

勇者土「あー幸せー」グイッザバッ

僧侶(そのまま仰向けに!?胸がお湯から出てます!)

獣姫(柔らかそうですわね、こうスベスベモチモチしてそうで)スゥー ムニッ

勇者土「へっ?」

獣姫「あっそのつい」ムニュッ

勇者土「きゃっ!なんで揉むのよ?」

獣姫「いえその、とても触り心地がよさそうだったものでつい」ムニュムニュッ

勇者土「あっだから何するのよ!」グイッ

獣姫「すみませんですわ」ムギュムギュッ

勇者土「いたっちょっと獣姫さんやめて」

僧侶「えいっ」ムニュッ

勇者土「えっ?僧侶さん?」

僧侶「すごい弾力ですね、これも神のご加護ですか?」ムニュムニュッ

獣姫「一体何が詰まっているんでしょうか?」ムニュムニュッ

勇者土「ちょっやめっ」

僧侶「むむむ」ムニュムニュッ

獣姫「何だか病みつきになりそうですわ」ムギュムギュッ

勇者土「やめてってば!」ザバァッ

僧侶「あっ」

獣姫「むう……名残惜しいですわ」

勇者土「もうなんなのよー」



僧侶「すみません、とても触り心地が良さそうだったもので」

獣姫「つい本能的に」

勇者土「ふんっ知りませんー」フイッ

僧侶「それだけ土の国の勇者さんの胸が、魅力的な胸だって事ですよ」

獣姫「そうですわ、私たちがつい触ってしまうほどに」

勇者土「むう……何だかあまり嬉しくない」

僧侶「うーん……あっあれですか?やっぱり私たちよりも魔王さんに言われたいですか?」

勇者土「へえっ!?なっ何でそうなるのよ!?」

僧侶「え?だってそういうのはやっぱり、男の人に言ってもらいたいかと思って」

勇者土「いきなり言ったらセクハラじゃない!魔王がそんな事言ったら容赦なく斬るわよ!」

獣姫「むむっそれは聞き捨てなりませんわね、魔王君を斬るなんて私が許しませんわ」

勇者土「別にいいじゃない、どうせ斬りつけても効かないし」

僧侶「ダメージ0なんですよね」

獣姫「まあ!さすがは魔王君ですわ」

勇者土「早く封印を終わらせないとね」

獣姫「封印?」

僧侶「そういえばまだ獣姫さんには話していませんでしたね、実は魔王さんは--

 -----

--という訳で旅をしているんです」

獣姫「まあそうでしたの、魔王君ったらそんな事をするなんて」

勇者土「そうでもしなきゃまず勝負にもならないのよ、認めたくはないけどアイツは強すぎるのよ」

獣姫「うーんそうですわね、魔王君が自らやっている事ですし、でもフィアンセとしてはやっぱりやめて欲しいですわ」

僧侶「じゃあ後で魔王さんに言ってみますか?」

獣姫「そうしますわ」

勇者土「……何であんなに強いんだろ?」

あれ?繋がらない?

やっと繋がった。
ちょっとキリが悪いですが今日はここまでにします、ではまた。

百合要素が少ないぞゴラァ

どうも1です。
昨日はちょっと気分が乗らなくて投下に来れませんでした。
>>117-121何だか思ってた以上に百合展開を期待されていたみたいですね。
ただ自分は正直に言えば、書けない事はないのですが少々苦手です、書こうにもご覧の通り、あの百合百合しい雰囲気がうまく表現しきれないもので。
まあとりあえず今日の夜に続きを書きに来たいです、ではまた。

どうも1です。
少々遅くなりましたが今から投下します、それとアレがアレする可能性はありますが、残念ながらアレをアレしてアレする展開はないかと思います。



勇者土「ねえ獣姫さん、魔王って昔から強かったの?」

獣姫「そうですわね、私の知る限りでは300才くらいの頃、すでにお義父様より強かったのではないかと」

勇者土「あの獣王さんより?」

獣姫「違いますわ、先代の魔王様、つまり魔王君のお父様ですわ」

僧侶「小さな頃から強かったんですね」

勇者土「というよりも、当時の魔王より強いって、それってその頃からすでに魔族最強って事よね?」

獣姫「そうですわね、魔王君は歴代の魔王の中でも、圧倒的に強いのですわ」フフン

勇者土「そりゃあんなのがゴロゴロいたら困るわよ、本気出したら10日くらいで世界征服できるんじゃないの?」

僧侶「あり得ますねー」

獣姫「まあ魔王君には、そんなつもりはありませんわね」

勇者土「わざわざ自分で自分の力を弱めようって考えるくらいだもんね」

僧侶「ですねー」

勇者土「……僧侶さん?何だかさっきから」

僧侶「何ですかー」ポー

勇者土「ちょっのぼせてる!」

獣姫「大変ですわ!」

勇者土「とりあえずお湯から出て!」グイグイ

僧侶「はいー」ポワー

どうも1です。
この間は寝落ちしてしまいました、とりあえずいまから続き書きますので少しお待ち下さい。



勇者土「大丈夫?」パタパタ

僧侶「はいなんとかー」クテー

獣姫「気をつけてくださいね、何かあったらいけませんし」パタパタ

僧侶「はいー」クター

勇者土「もう少ししたら服を着て部屋に行きましょう、多分魔王達も上がってるだろうし」

獣姫「そうですわね」

勇者土「とりあえずサラシを着けて」グイッビリッ

勇者土「ん?あっどうしよう、サラシ破れちゃった」プラーン

獣姫「あら……これは直せそうにないですわね、他にもところどころが破れそうですわ」

僧侶「これじゃあ巻くのはもう無理ですね」ノソノソ

勇者土「端の辺がちょっと破れるくらいなら、巻けなくもないけど、真ん中からじゃあさすがにね」

獣姫「どうしますの?」

勇者土「うーんちょっと恥ずかしいけど、サラシ無しでいくしかないかな?」



勇者土「うぅぅ」モジモジ

僧侶「大丈夫ですか?」

勇者土「サラシがないと、すごく不安というか落ち着かないというか」

獣姫「まあ新しいサラシを買うまでの辛抱ですわ」

勇者土「そうね……ううここで売ってないかな?」

僧侶「とりあえず牛乳を買いましょう、えっと」

魔王「おーいみんなー」

勇者土「まっ魔王!」アセアセ

僧侶「あっ魔王さん達ももう出てたんですね」

獣姫「お待たせしてしまいましたかしら?」

魔王「いや僕達も今出てきた所だよ、ん?土の国の勇者はどうかしたの?何か落ち着きがないけど」

勇者土「いや別に」モジモジ

魔王「んーん?……!えっそんなまさか」

勇者土「なっ何よ」カァ

魔王「温泉ってすごい効き目だね」

勇者土「違っ……うー」カァ

側近「いやいやさすがにないですよ、今までは何かで胸を押さえていたんでしょう、それを外したんですよ」

魔王「ん?なんの話?僕はただみんなの肌がつやつやだなって」

獣姫「あらまあ魔王君ったら」

僧侶「目の着けどころが違いますね」

勇者土「アンタは……、一体どこ見てんのよ!」ガスガス

魔王「ん?やっぱりダメージ0だね」



勇者土「火の国の勇者か、まあ火の国はアイツの地元だしね、会ってもおかしくはないわね」

魔王「バレないか心配だったけど、なんとかなったよ」

獣姫「良かったですわね」

側近「光の国の勇者や、水の国の勇者だったらバレてそうですがね」

魔王「おかげで戦いにならずにすんだよ、この宿に迷惑だもんね」

僧侶「さすがは魔王さん、しっかりと周りの事も考えているんですね」

勇者土「魔王がそんなの気にするって、まあいいことなんだけど、何か変な感じがする」

魔王「まあ明日には祠に着けそうだし、終わったらすぐに風の国に向かおう」

側近「そうですね、ではまた明日の朝にカウンターの前に集まりましょう、それでいいですか?」

魔王「大丈夫だよ」

勇者土「それでいいわ」

僧侶「私も大丈夫です」

獣姫「構いませんわ」

側近「ではそういう事で」

とりあえずこの間書くつもりだった分です。
今日はここまでにします、ではまた。

どうも1です。
今からチョロチョロ投下します。
しかし思ったよりも長くなりそうですね、そろそろ50レス近く投下してますが、まだ火の国、予定では風の国に居るはずなのに。



 -----

勇者火「よっす」

勇者水「あっ帰ってきた、どこ行ってたんだい?」

勇者火「移動魔法でちょいと温泉に」

勇者水「姐御が怒ってたよ?」

勇者火「いや待て、ちゃんと収穫もあったぞ、土の国の勇者の行方「あの子はどこだ?」ガシッうおっ姐御!ちょっ苦しいって」ブンブン

勇者風「ああ悪かったな、それで?あの子はどこに居るんだ?」

勇者火「温泉で会った人が言ってたんだが、土の国から火の国に来る途中で見たらしい」

勇者風「よしいくぞ!火の国方面だな!」スタスタ

勇者水「あっ待ってよ姐御」スタスタ

勇者火「ん?光の国の勇者は?」スタスタ

勇者水「ちょっと国に戻ってくるって、僧侶が戻ってないか確認したいんだってさ」

勇者火「よく姐御が許可したな」

勇者水「君が何も言わずに、勝手に飛んでったからね、ちゃんと理由を言ったから構わないって」

勇者火「……よかった情報もってこれて」

勇者風「おい!もっと早く歩け、置いていくぞ!」

勇者水「今行きます!」

勇者火「すいませーん」

勇者風「待ってて……今行くからね」



勇者水「そういえばこの先って確か、獣王の住んでた森だよね?」

勇者火「ああそうだ、土の国の勇者もそこに行ったのかもな」

勇者風「ふむありえるな、獣王の森なら周りよりも敵が強いだろうしな、自分を鍛える為にあの子が森に入った可能性はあるな。
ああ心配だ……いくら獣王がいなくなったとはいえ、1人では大変だろうに」ソワソワ

勇者水「まあそこらの魔物に後れはとらないと思うけど」

勇者火「あいつ結構強いもんな……、今どこに居るんだか」

勇者風「こうしちゃいられない、早く行くぞ!火の水の!あの子を1秒でも早く見つけるんだ!」

勇者水・火「「イエッサー」」

 -----

勇者光「やっぱり帰ってないか、僧侶の奴いったいどこにいるんだ?棺桶が届かないって事は生きてるって事だよな?」

戦士「おっ勇者じゃないか、帰ってたのか」

魔法使い「ほんとだーおかえりー」

勇者光「ああ戦士と魔法使いか、僧侶から何か連絡はないか?」

戦士「残念ながら」

勇者光「そうかありがとう、何か分かったら連絡くれ」

魔法使い「はーい了解ー」

勇者光「待ってろよ僧侶、すぐに助けに行ってやるからな、移動魔法!」

 -----



魔王「おはようみんな!」

獣・僧「「おはようございます」」

勇者土「おはよう」

側近「おはようございます、じゃあ出発しましょうか」

魔王「このままいけば、今日の夕方くらいには祠に着くはずだから、儀式をしたらそのまま野宿かな?」バサッ

勇者土「確かこの辺りに小さな宿があった気が」

僧侶「あーあった気がします」

獣姫「なら少し暗くなってしまいますが、そこまで歩いた方がいいですわね」

側近「なるほど、温泉が沢山あるから、宿も沢山あるんですね」

魔王「じゃあ今日はそこに泊まろうか、それじゃ改めて出発!」

勇・側・僧・獣「「「「おー」」」」

 -----

魔王「そういえばさぁ、祠でやる儀式なんだけど」パラパラ

側近「儀式がどうかしたんですか?」

魔王「何でも祠毎にやり方が違うらしいんだ」

僧侶「じゃあ今回は祈りではないんですね?」

魔王「そう、火の国の祠は、まず祭壇に聖水をかけるのは同じで、周りの燭台に火を灯して、人間の女性が踊ればいいらしいよ」

勇者土「踊るの?人間って事は私か僧侶さんね」

僧侶「そんな……私踊りなんて」

勇者土「私もやった事ないかな、どんな踊りなの?」

魔王「それは書いてないな、何でもいいのかな?」

獣姫「あら祠が見えてきましたわ」

魔王「とりあえずやってみようか、うまくいかなかったらもう少し調べてみよう」



魔王「それじゃあ儀式を始めようか、まずは聖水をかけて、火を灯して」バシャバシャボボッ

勇者土「踊りかぁ……、まあ酒場の踊り子さん達を参考に」スィーススィー

僧侶「わっ私もがんばります!」ヒョコヒョコ

魔王「何もおこらないね、踊りが違うのか、それともしばらく時間がかかるのか」

側近「少し様子見ですかね?」

獣姫「あの……魔王君に話しがあるのですが、少しよろしいですか?」

魔王「ん?何かな?」

獣姫「この封印なんですが、やらなくてもいいと思うんです」

側近「そうですよね、私もそう思いますよ」

獣姫「わざわざ勇者達に倒されやすくなるなんて、普通に考えれば有り得ない事ですし」

魔王「でも歴代の魔王のなかには、自分の弱点のアイテムを、部下に持たせて勇者達の手に渡らせた魔王もいたよ?」

側近「それはかなりレアなケースですよ、実際はアイテムを持たせた部下は、大陸を逃げ回る予定だったんじゃないですかね?」

魔王「うーん、でもまあ……これくらいやらないと、今のままじゃ勝負にすらならないからね」

獣姫「そうですか、まあ魔王君が決めたのなら、私は応援しますわ」

魔王「ありがとう」

とりあえず今日はここまでにします。
ラストはまだまだ遠いですね、のんびりとお付き合いくださると嬉しいです。
ではまた次回に、質問とかあればどうぞ。

せっ生存報告!
くそううまく書けん……、もう少しお待ち下さい。

生存報告。
あと今日の夜に無理なら明日の夜に書きに来ます。

生存報告。


何故書けない?

どうも1です。
生存報告です、後スマフォに変えました。
何とか一週間以内に続きを書きたい……何だか上手く書けないんだよなぁ。

どうも1です。
あれですね……一週間って何日でしたっけ?
とりあえず生存報告とします。

生存報告……なんだろう?……なんだろう?

生存報告。
とりあえず土曜日の夜に来ます、書けない所はもう後回しにして、書けそうな所から書くことにします。

どうも1です。
少し遅れましたが、ちょろちょろ書きます。



 ーーーーー

勇者風「ここが獣王の森か」キョロキョロ

勇者火「道案内いるか?」

勇者光「いや大丈夫だろ、もう獣王は居ない訳だし」

勇者水「それに火の国の勇者の道案内は不安だし」

勇者火「ひどくね?俺だって道案内位出来るっての!」

勇者風「あの子はどこに?」キョロキョロ

??「止まれい!この森に足を踏み入れるは何者だ!」

勇者火「……え?」

勇者風「誰だ!?」

勇者光「なぁこれって」

勇者水「新しい獣王かな?」

勇者火「いや……いやいやいや……え?」

獣王「む?誰かと思えば勇者の小僧ではないか!また来たのか!」

勇者火「獣王!?何で生きてんだよ!?」

勇者光「え?獣王」

勇者水「新しい獣王じゃなくて?」

勇者風「あの子はどこだ?隠すとためにならんぞ」

獣王「ふむ……これはまた、最近は客人が多いな!」ガハハ

勇者火「あれ?おかしーなー?真っ二つにしたよな?」



 ーーーーー

勇者風「ここが獣王の森か」キョロキョロ

勇者火「道案内いるか?」

勇者光「いや大丈夫だろ、もう獣王は居ない訳だし」

勇者水「それに火の国の勇者の道案内は不安だし」

勇者火「ひどくね?俺だって道案内位出来るっての!」

勇者風「あの子はどこに?」キョロキョロ

??「止まれい!この森に足を踏み入れるは何者だ!」

勇者火「……え?」

勇者風「誰だ!?」

勇者光「なぁこれって」

勇者水「新しい獣王かな?」

勇者火「いや……いやいやいや……え?」

獣王「む?誰かと思えば勇者の小僧ではないか!また来たのか!」

勇者火「獣王!?何で生きてんだよ!?」

勇者光「え?獣王」

勇者水「新しい獣王じゃなくて?」

勇者風「あの子はどこだ?隠すとためにならんぞ」

獣王「ふむ……これはまた、最近は客人が多いな!」ガハハ

勇者火「あれ?おかしーなー?真っ二つにしたよな?」



勇者風「あの子を出せ!今すぐ出せ!出なければ潰す!」

勇者光「落ち着いて姐御!先に確認する事があるから!」

勇者火「おい獣王!お前何で生きてんだ!?」

獣王「む?死ぬような事があったか?」

勇者火「真っ二つにしただろうが!」

獣王「ああそうだ、お陰で治るのに3日もかかってしまった」

勇者火「はいー!?3日!?3日てお前!」

勇者水「真っ二つになってからも生きてるって……ん?待てよ?」

獣王「ガッハッハッあのケンカは楽しかったからなぁ、なんなら今から続きをやるか?」

勇者火「ケンカって死闘だったじゃん……すごい戦いだったじゃん……」

勇者光「なんていうか……ドンマイ」

勇者風「ふん!確認を怠るとは情けない」

獣王「何だあれで死んだと思っていたのか?それはすまなかったな」ガハハ

勇者火「ちくしょう……ちくしょう……真っ二つになったら普通死ぬだろ?」

勇者水「うーん……」チラッ



勇者光「ん?どうしたんだ水の国の勇者」

勇者水「いや……うん」

勇者風「言いたい事があるならはっきり言え」

勇者水「いやその……獣王が生きてたって事は、竜王はどうなんだろうって……」

勇者風「……いや、あいつは確実にトドメをさした、心臓も止まっていた」

獣王「確かに一回どころか二回分殺されたと、この間言っていたな」

勇者風「……この間?誰がだ?」

獣王「竜王だ」

勇者風「……?どういう事だ?」

獣王「竜王は命を八つ持っていてな、そのうちの二つ分をやられたと言っていたぞ」

勇者風「……」ギロ

勇者光「いや大丈夫ですよ姐御」

勇者水「命が減ったなら確実にトドメをさしてはいるんですから」

勇者火「だからそんな怖い顔で睨まないで下さい」

勇者風「……今度斬りに行くぞ」

獣王「ガッハッハッよく分からんが面白いなお前たち!」

今日はここまで。
ミスったせいで何かテンションが、しかも眠い……。
なんでぼちぼち寝ます、続きはまた次回に、ではまた。

>>235は忘れろ……主にコテを忘れろ。

生存報告

生存報告。
魔王……頼むから降りてきてくれ……。

そろそろ

そうか半角マイナスじゃなくて、半角伸ばし棒か。

一旦生存報告

やべぇ……日付間違えてた、とりあえず間に合うなら生存報告で。

こうか?

生存報告!また遅れてすみません!もう少しお待ちを!

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2015年03月30日 (月) 03:06:23   ID: 6bx9tNZA

そろそろ再開してよね

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