貴音「触りたいのですか?」P「えっ!?」ドキッ (59)


・・・
・・・・・・

貴音「覚悟はよろしいでしょうか?」

冬馬「くっ・・・こんなことをしてタダで済むと思ってん のか!?」

貴音「私も相応の報復を受ける覚悟は出来ております」

翔太「ひっ!い、命だけは・・・」

貴音「高木殿も今の貴方のように命乞いをしたでしょう。 それを聞き入れなかった貴方がたに・・・」

貴音「もはや明日の新月を拝む権利はございません」

パァン!!

翔太「がはっ・・・!?」

冬馬「翔太!?しょうたぁぁぁーーーー!!」

冬馬「お前!やりやがったな!?ウチのおっさんが黙っ ちゃ居ないぞ!」

貴音「次は貴方です」

冬馬「いいぜ、やれよ。その前に一つだけ忠告しておいて やる」

冬馬「これから961が総力を挙げてお前を地獄の果てまで 追い詰めるだろうさ」

冬馬「もうお前が安心して月を見られる夜はねえ。追っ手 の影に怯えながら悪夢に苛まれるがいい」

貴音「遺言は以上で?」

冬馬「ああ、撃てよ・・・」

貴音「では、おさらばです」

パァン!!

・・・・・・
・・・



SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1376990374

監督「はいカットー!いい出来だ!!」

貴音「皆様、お疲れ様です」

翔太「あぁー怖かったー」

冬馬「ああ、マジで殺られるかと思ったぜ・・・」

北斗「お疲れ様。これでジュピターはみんな死亡・・・ と」

冬馬「まあ仕方ねえさ。このドラマの主役は四条、俺たち は悪役だからな」

北斗「まさか僕が犠牲者一号だとは思ってなかったよ」

翔太「今回僕ら、あんまりアピールできるシーンなかった ね」

冬馬「だな。仕事とは言え、殺られるばかりってのは ちょっとクるものがあるな・・・リハーサル含めて何回死 んだことか」

時代劇?

北斗「まあまあ。じゃあ憂さ晴らしにこの後パーッと遊び に行こうか☆」

翔太「いいね!カラオケとかどう?久しぶりに冬馬君の戦 隊メドレー聞きたいな!」

冬馬「・・・いや・・・」

北斗「どうしたんだい、あまり乗り気じゃないみたいだけ ど?」

冬馬「お前ら、ドラマに引き続き悪役ごっこやる気はない か?」

北斗「なにか面白い案があるのかい?」

冬馬「ああ、このあいだ765のプロデューサーに聞いた んだ」

冬馬「四条とイケない遊びをしたってな・・・このネタを 使って・・・」

>>3
極道モノの復讐劇みたいな感じ


・・・・・・

冬馬「・・・という計画だ」

北斗「なるほどね」

翔太「冬馬君ってやっぱりそういう趣味だったんだね」

冬馬「う、うるせえな!悪いかよ!?」

北斗「まあまあ。僕も男だからね、気持ちはわかるよ」

翔太「うん、僕も嫌いじゃないよ」

北斗「それに・・・あの銀色の女王、四条貴音がどんなリ アクションをするのか、興味があるしね」

冬馬「よし、決まりだな。じゃあ翔太、四条を呼んできて くれ」

翔太「ええ?!?何で僕が?」

北斗「たぶんこの中じゃ一番、警戒されない人選だね」

冬馬「頼むぜ、最後に一番オイシイところヤらせてやるか らさ!」

翔太「も?しょうがないな?」

・・・・・・

?数分後・倉庫?

貴音「お止めなさい!このようなことをしてただで済むと お思いですか!?」

翔太「思ってるよ?、不祥事なんてクロちゃんがもみ消し てくれるし」

貴音「く、・・・この外道・・・!」

北斗「おやおや、ずいぶん反抗的な目だね。エンジェル ちゃん?」

翔太「縛られてるってのに生意気?。どんな風に可愛がっ てあげようかな??」

貴音「今に見ていなさい、必ずあのお方が助けに来てくれ ます!」

北斗「無駄だと思うよ。この倉庫には滅多に人が来ないか らね」

翔太「さ?てそろそろお楽しみといこっか!」

・・・・・・

P「貴音の奴、今日の収録は終わったってのにどこ行った んだ?」

オヤメナサイ!サケンダッテムダダヨ!!

P「ん!?この声は貴音か!!それにジュピター の・・・」

タスケテ、アナタサマ!!

P「あの倉庫か!?」ダッダッダッダッ!

バンッ!!

P「お前ら!!ウチの貴音になにやってんだ!!!?」

ザッ!!

冬馬「四条!助けに来たぞ!!!」

P「え?」

冬馬「え?」

翔太「あっちゃ?タイミング悪いな?」

北斗「チャオ☆765のプロデューサーさん」

貴音「あら、本当に来てしまいましたね」

冬馬「・・・」

P「いや、なにやってんのお前ら?」

冬馬「まあ・・・その、あれだ。こないだアンタが言って た遊びだ」

・・・・・・

?数日前・765事務所?

貴音「・・・」スルッ コトン

P「・・・」チラッ

貴音「・・・」パチン カチャ

P「・・・」チラッチラッ

貴音「・・・」キュッ シャコン

P「・・・」ソワソワ

貴音「?」チラッ

P「!?」ビクッ サッ

貴音「貴方様?」

P「な、なんだ貴音?」

貴音「触りたいのですか?」

P「えっ!?」ドキッ

P「やっぱりわかるか?」

貴音「ええ、そのように物欲しそうな顔をされては・・・ 仕方ありませんね」

貴音「殿方はなぜコレを好むのでしょうね?」

P「まあ男の本能ってやつさ。それじゃあ遠慮なく」

貴音「あまり手荒にしてはいけませんよ?」

P「わかってるって・・・あぁこの大きさに重さ・・・堪 んないなぁ!」ナデナデ

貴音「ふふ・・・まったく殿方は皆、火遊びがお好きです こと」

P「ああ、コレに興味がない男なんていないさ」









P「銃は男のロマンだからな!」


貴音「撮影用の小道具をお借りした物ゆえ、取り扱いには 細心の注意をお願いします」

P「ああ、貴音が役作りのために借りたんだってな」ジャキッ パチッ ガシャン

貴音「ええ。このような物を持つ機会などまったくござい ませんので、少しでも慣れておこうかと」

P「それはいい心がけだ」クイッ スルッ コトン

貴音「・・・貴方様はずいぶん手馴れておりますね。あっ という間にばらばらに」

P「中学生の頃はよくエアガンとかで遊んでたからな。銃 は結構詳しいぞ?」

P「懐かしいな?廃工場に集まって戦争ごっこ・・・また やりたいな」

P「あの頃は金がなくてエアコキしか買えなくて、制圧力 が云々」

貴音「貴方様?」

P「悪い悪い。こんな事言っても貴音にはわからないよ な」

貴音「いえ、せっかくですので銃について詳しく教えてい ただけないでしょうか?」

P「ああ、いいよ」

後はメール欄に「saga」入れとこう。生き死にの話じゃないけど余計なところに文字挿入の可能性もあるし

「~」が打てない機種もあるからなぁ、全部化けててちょいともったいない

貴音「まずえあがんとはどういう物なのでしょうか?この 小道具の銃とは違うのですか?」

P「うん、違うものだ。そうだな・・・まずはその辺から 教えていこうか」

P「日本じゃ本物の銃は特別な許可がなきゃ持てないって のは当然知ってるよな?」

貴音「無論、存じております」

P「それでもやっぱり銃を持ちたい!って言う人のために 作られた代用品、それが玩具の銃だ」

P「で、その玩具の銃は大きく分けて二種類ある。それが エアガンとモデルガンだ」

貴音「どのような違いがあるのでしょう?」

P「まずエアガンってのは文字通り圧縮した空気やガスの 力でプラスチック製の弾を飛ばす」

P「まあ大雑把に言ってしまえばサバイバルゲーム・・・ 戦争ごっこをするための玩具だな」

貴音「本当に弾が出るのですか・・・危険ですね」

P「まあ、確かにな。だけど所詮はオモチャだからパワー は弱いし、戦争ごっこもちゃんとゴーグルを着けてルール に則ってやるからそんなに危険でもないんだがな」

貴音「そうなのですか」

>>13
了解、出来るだけ直してみる

P「それで・・・エアガンにも色々種類があるんだが、こ れを説明しだすとかなり長くなるから割愛しよう」

P「続いてモデルガンだが、これはエアガンと違って弾は 出ない」

P「その代わり、ものすごく本物に近いんだ」

貴音「はて、弾が出ないのに本物に近いとは・・・面妖 な」

P「エアガンってのはプラスチックの弾を発射する機能を 搭載してるから、内部の構造が本物の銃とはちょっと違う んだ」

P「モデルガンは内部の構造、部品の形、分解の仕方、果 ては重さまで本物そっくりに作られてる」

P「要は所有欲を満たすための物だな」

P「本物が欲しいけど手に入らないから、限りなくそれに 近いもので我慢するってとこかな?」

貴音「なるほど・・・月に帰ることは叶わぬゆえ、月夜を 眺めるのと同じことなのでしょうか」

P「うん?まあ・・・そういうこと、なのかな?」

小鳥「アイドルグッズの生写真や抱き枕カバーが人気商品 なのはそういう心理が働いてるのからですね!」

P「一気に俗っぽくなったな・・・て言うかいたんです か、小鳥さん」

小鳥「あ、気にせずに続きをどうぞ」

P「えーとどこまで話したっけな・・・」スルッ シャキッ パチン ガシャッ シャコッ

貴音(またもやあっという間に組み上げてしまいました ね)

貴音「なぜもでるがんは弾が出ないようになっているので しょうか?」

P「それは悪用防止のためだな」

P「本物そっくりってことは・・・改造すれば本物と同じ ように使える可能性も孕んでいるわけだ」

P「だからモデルガンはそういった改造を出来ないよう工 夫されてる。弾が出ないようになってるのもそういう理由 からだ」

貴音「思いの外、奥深い理由があったのですね」

貴音「今までの話から察するに、この小道具の銃はもでる がんに分類されるわけですね?」

P「良い所に気がついたな。半分は正解だ」

貴音「ではもう半分とは?」

P「厳密に種類分けするとその銃はプロップガンと呼ばれ る物になる」

P「まあモデルガンと言えばモデルガンなんだが、プロッ プガンはドラマや映画の小道具として使う銃を指すんだ」

P「モデルガンは徹底してリアリティ・・・本物らしさを 追及しているが、プロップガンは必ずしもそうとは限らな い」

貴音「お芝居に現実味を持たせるにはやはり本物に近い物 の方が良いのでは?」

P「もちろんその通りだ。だけど撮影の都合でそういうわ けにもいかないこともあるからな」

P「例えばこの銃は結構重量感があるけど、これでも軽量 化が施されてる。本物の同じモデルはもっと重いんだ」

貴音「なぜ軽くする必要があるのでしょう?」

P「役者の負担を減らすためだ。長時間、銃をもって走り 回ったり構えたりするには、本物と同じ重さだと疲れるだ ろ?」

P「他にも衣装との兼ね合いもあるな。ホルスターに収め たとき、銃が重過ぎるとベルトがずり下がっちゃったりシ ワが出来たりするから見栄えが悪くなる」

P「もう一つ、一番の理由は撃ったとき確実に作動させる ためだな」

P「プロップガンに使う火薬は当然ながら本物より力が弱 い」

P「だからスライド・・・銃のこの前後に動く部分な。コ レが重いと作動不良の原因になる」

貴音「重さ一つにとってもそれだけの理由があるのです ね」

P「ああ、俺はやっぱり重いほうが銃って感じがして好き なんだがな」スチャッ

貴音「?・・・銃とはそのように構えるものなのです か?」

P「そうだ、両手でしっかり保持して、照準と目線が合う ように真っ直ぐ」

貴音「私は演技指導の方に片手でもっと下げ気味に構える よう教えられたのですが・・・」

P「本物の銃を撃つならこういうしっかりした構えじゃな いと当たらないし反動で手を痛める」

P「だがドラマや映画になると・・・貴音、正面から俺を 見てみろ。銃と腕に隠れて顔が見えないだろ?」

貴音「なるほど・・・表情による細かい演技の邪魔になる のですね」

P「そうだ。銃を撃つってのはすなわち相手の命を奪 う・・・物語で重要なシーンである場合が多い」

P「例えば相手が裏切った同僚や許しがたい悪人だったり すると撃つときに葛藤とか怒りとか色んな心情があるわけ だ」

貴音「相応の表情の変化があってしかるべきと言うわけで すね」

P「そう、それもまたリアリティの一つだ。逆に無表情で 撃つことで冷酷さを表現するなんて場合もある」

貴音「今回の私の役も、それに近いものがありますね」

P「他にも、これは俺が好きな演出なんだが・・・」

P「正義の味方と悪役が対峙するシーン・・・ここで敢え て構えた銃で顔の下半分を隠すんだ」

P「正義の味方の鋭い視線と銃口だけを映し、『お前を必 ず倒す!』という意志を表現する」

P「これを目の演技が上手いベテランがやると最高にかっ こいいんだ」

亜美「たっだいまー!」

貴音「お帰りなさいませ、亜美」

P「おう、亜美!おつかれさん」

亜美「お姫ちんと二人でなにやってんの?その鉄砲、兄 ちゃんの?」

P「いや、これは貴音が出演してるドラマの小道具だ」

亜美「へえー本物みたいじゃん。亜美も触っていい?」

貴音「構いませんが、落とさぬようにしてくださいね」

P「意外と重いから気をつけろよ」

亜美「はーい・・・おーかっくいー!」

亜美(ぬふふ、いいこと思いついちったYO!)

P(あ、イタズラするつもりの顔だな)

亜美「へっへー、兄ちゃーん!お姫ちんの命が惜しければ 武器を捨てて投降するのだ!」スチャ

P「くっ・・・貴音を人質にとるとは、卑怯な!」

小鳥(ノってあげるんだ・・・)

貴音「おやおや、これは困りましたね。・・・貴方様!お助けく ださい!」

亜美「お姫ちんを返して欲しくばゴージャスセレブプリン と逃走用の車を用意するのだ!」

P「わかった、だがすぐには用意できない。すこし時間を くれないか?」

亜美「ダメダメ!亜美は今すぐ食べたいのー。10、9、 8、7・・・」

P「そんな!?ま、待ってくれえぇぇ!!」

亜美「はい時間切れ。BANG!!」

P「ぐ・・・がはっ!?」ドサッ

P(死体)「・・・」

小鳥(何この無駄に迫真な演技力?)

貴音「そんな・・・貴方様?あなたさまぁぁぁ!!」

亜美「ぬっふっふ、この亜美様に逆らうとどうなるか思い 知ったか!」

P「はいはい」ムクッ

亜美「兄ちゃん、撃たれたんだから死んでなきゃ駄目だ YO」

P「実は防弾チョッキ着てたってことで」

亜美「後だし設定はズルいYO、兄ちゃん」

貴音「ところで貴方様、人質にとられてしまったときはど のように対処すればよろしいのでしょうか?」

P「うーん、危険だから基本的には何もしないほうがい い。警察や特殊部隊にお任せするのが一番無難だ」

P「だが相手が素人で単独犯の場合のみ、手がないわけ じゃない」

P「まずは銃のスライドを掴む、そして同時にスライドを 少し後退させるんだ」

貴音「こうでしょうか?」ガシッ グイッ

P「亜美、引き金を引いてみろ」

亜美「うん・・・あれ?何にも起こらない・・・」スカスカ

P「銃の構造上、スライドが後退した状態ではハンマーが 落ちないようになってる」

貴音「つまり銃を掴んでいる間は弾を発射できないと?」

P「そういうことだ。続いて、そのまま銃口を自分から外 すように・・・そう、そんな感じで亜美の手の外側に捻っ てやると・・・」

貴音「ていっ!」

亜美「あ!?あーん、鉄砲とられちった・・・」

P「柔道や合気道の小手返しって技の応用だな。敵の隙を 突いて一瞬で銃を奪い形勢逆転できるってわけだ」

P「と言うわけで亜美、観念するんだな!」

亜美「むうー、じゃあ次は亜美が正義の味方やるもんね! ピヨちゃん人質役やってよ」

小鳥「ピヨッ!?私ですか?」

P「じゃあ今度は俺が悪役か・・・ぐっへっへ、可愛がっ てやるぜ小鳥ちゃーん!」

小鳥「ピ、ピヨォォォ!?さっきからその無駄に熱の入っ た演技は何なんですか!?」

亜美「そこまでだYO!兄ちゃんは完全に包囲されてい る!大人しく人質を解放しろ→」

・・・・・・

P「ふう・・・これで全員、正義の味方、悪役、人質役を こなしたな」

亜美「中々楽しませてもらったよ、諸君!」

P「いやーいい年こいてこういうごっこ遊びするのはやっ ぱ恥ずかしいな」

小鳥「その割には全力で楽しんでたように見えました が・・・なんでそんなに演技力高いんですか?」

貴音「そうですね、特に貴方様の死に様は胸に迫るものが ありましたね」

P「散り様は男の華さ。まあぶっちゃけ男はいくつになっ てもこういうシチュエーションで如何にカッコよく振舞う かってのを妄想してるもんだ」

P「そういえば、ドラマではジュピターが悪役なんだって な?」

貴音「ええ、私の上司を殺した仇敵という設定です」

P「なんだかんだであいつらの演技力は凄いからな。それ はもう見事な死にっぷりを見せてくれるだろう」

P「貴音にそういう仕事はまず来ないと思うが・・・いい 機会だ、あいつらの悪役の演技、しっかり学んで来い」

貴音「わかりました。ところで貴方様、もう一つ御教授し て欲しいことがあるのですが?」

P「なんだ?」

貴音「貴方様ならこのようなしちゅえいしょんを如何に颯 爽と切り抜けますか?」

P「このような、ってどんなシチュエ・・・殺気!!?」






律子「・・・そろそろ仕事してくれませんか?」ゴゴゴゴ ゴ



P「あ・・・サーセン」

亜美「プププ、兄ちゃんかっこわるーい」

・・・・・・

冬馬「って話をこないだしてたろ?」

P「で、お前も正義の味方ごっこをしたくなった と・・・」

冬馬「わ、悪いかよ///」

P「いや、気持ちはわかる。痛いほどわかるぞ」

翔太「なにごちゃごちゃ言ってるの?この銃が見えな い?」

北斗「そうそう、無駄な抵抗はしないほうが僕たちも楽が 出来ていいんだけどね」

P「あ、続けるんだ」

冬馬「一流ってのは突発的なトラブルにも柔軟なアドリブ で対応するんだよ」

貴音「あ、貴方様・・・!」

翔太「二人ともこの子の命が惜しかったら武器を捨てて よ」

北斗「妙な真似をしたら・・・わかって
るよね?」

P「卑怯な・・・貴音を放せ!」

冬馬「あんたもノリノリじゃねえか」

P「と、言いたいところだが・・・ウチの貴音を甘く見な いことだな」

翔太「上等じゃん。この状況でそんな強がりを吐くなん て」

P「貴音、アレだ」クイクイ

貴音「なるほど、アレですね?」ニヤリ

ガシッ グイッ!

小 手 返 し !


翔太「あ!銃が!?」

貴音「はぁ!!」

ブンッ ドサッ!!

翔太「うわっ!?」

貴音「ここまでです。両手を挙げなさい」

北斗「あはは・・・これは参ったね。降参だよ、エンジェ ルちゃん」

P「はっはっは!こうも上手く決めるとはな。さすが貴音 だ」

貴音「貴方様!」トテトテ







冬馬「・・・アレ?俺の出番は?」

北斗「やれやれ・・・銀色の女王を飼いならすには、僕た ちじゃ役者が足りないみたいだね」

翔太「もーなにやってんのさ冬馬君!僕、やられ損じゃ ん!」

P「貴音、怪我はないか?」

貴音「ええ、問題ありません・・・それにしても・・・」

貴音「お遊びとは言え、貴方様は私が危機に陥ると必ず駆 けつけてくれるのですね」

貴音「ふふ・・・あずさではありませんが、運命と言うも のを感じてしまいますね」

P「当たり前だろ!貴音はウチの大事なアイドルだから な」

貴音「それでは一件落着したところで、参りましょうか。 貴方様?」

P「ああ!」


冬馬「いやいやいや、俺の出番は!?」

貴音「ああ、そうそう・・・あなた方の悪役の演技、良い 勉強になりました。お礼を申し上げます」

貴音「ではごきげんよう」



冬馬「お、俺にも正義の味方やらせてくれよ おぉぉぉ!!」

北斗「ははは、彼女には敵わないねえ」

翔太「だよねーこれじゃカラオケ行ってたほうが良かった んじゃない?」

冬馬「ちっ・・・やっぱアイツ苦手だ・・・」

冬馬「それにしてもなんでおっさん、こんなドラマのオ ファー受けたんだ?」

冬馬「765の連中にやられるストーリーなんざ絶対気に 食わないだろうに」

翔太「あーそれは多分・・・」

北斗「アレだろうね?」

・・・・・・

ー961プロ・社長室ー

黒井「ん・・・ゴホン、あーあー♪」


黒井「ふん・・・来たか、四条貴音・・・」

黒井「この私に逆らおうなどとは片腹痛い!」


黒井「・・・いや、これではゴージャスさが足りんな、な らば」


黒井「ゴホン・・・フゥーハハハ!!よぉく来たな、四条 貴音ぇ!」


黒井「・・・ふむ、今のは少し品がなかったか。これでは どこぞのマッドサイエンティストだな」

黒井「私のセレブなボスっぷりを遺憾なく発揮するに は・・・」




秘書「なにやってんすか、社長」

・・・・・・

翔太「クロちゃんがマフィアのボス役やりたかっただけ」

北斗「だろうねー☆」

冬馬「俺がいうのもアレだけど、くっだらねえ理由だ な!!」

終わり

んーん…西部書いた人?




悪くない、とても

ノリノリ黒ちゃんの対決シーンが読みたいですせんせー

>>33
いや違うよ、アイマスSSはこれが初めて
西部劇のやつは俺も好きだな

もうちょっと投下します

おまけ

ー765プロ事務所ー

高木「ぐっ!バカな・・・」ドサッ

高木(死体)「・・・」



高木「・・・うむ、これは少々あっさり過ぎるかな?」 ムクッ



高木「・・・ぐはっ!?・・・・・・な、なんじゃごりゃ あ!!?」ドサッ

高木(死体)「・・・」




高木「・・・これではオーバーすぎるか」ムクッ

高木「派手すぎずかつ印象に残る死に方というのはなかな か難しいものだね」




律子「アンタもか」

高木「秋月君、君はどう思う?」

律子「知らんがな」

おまけ2

P「組長の奥さんの不倫相手」

小鳥「あー・・・組長にバレてヤキ入れられるパターンで すね?」

P「そうそう、ありがちですけどそんなイメージですね」

小鳥「じゃあこっちは・・・若頭の一番弟子的なポジショ ンとか?」

P「わかりますよ、その感じ。抗争のときに若頭を庇って 凶弾に倒れる・・・」

小鳥「あるあるw」

P「最後は・・・冒頭に出てくるチンピラかな?」

小鳥「主人公のベテラン刑事にちょっかい出してあっさり 返り討ちにされるんですよね」

P「そうそうwww」



律子「何の話ですか?」

P「ジュピターがVシネマに出たらどんな配役になるかに ついて」

律子「仕事しろやお前ら」

おまけ3

P「モーゼル・・・いや、ワルサーも捨てがたいな」

響「プロデューサー、なにブツブツ言ってるんだ?」

P「ウチのアイドルにはどんな銃が似合うかなーって考え ててな」

響「まだ鉄砲ネタ引っ張ってたのか。自分、モーゼル?は 知らないけどワルサーは知ってるぞ」

響「ルパン三世が持ってるやつでしょ?」

P「そう、そのワルサー。貴音にはああいうクラシックな 銃が似合うと思わないか?」

響「あー何となくわかるぞ、その感じ。海賊が持ってるよ うな鉄砲とかも似合いそうじゃないか?なんか中世的なや つ」

P「おーいいセンスだ。フリントロック銃も捨てがたい な」

響「んーじゃあ春香はどんなのが合うかな?」

P「そうだな・・・春香は武器を持つようなイメージは湧 かないな」

P「だが敢えて言うならS

コピペミスった

P「だが敢えて言うならS

あー、環境によっては「&」が機種依存文字になってそれ以下を文字コードとして読みこんじゃって書き込めなくなるんだよ
全角の「&」をコピーするかカタカナで書くしかないんだ

駄目か・・・ちょい中断します
30分後くらいに再開します

再開します、今度こそ行けるか?

P「だが敢えて言うならスミスアンドウェッソンの小型オートかな。たしか女 性向けに作られたレディスミスってモデルがあったはず だ。持たせるならあれだな」

響「すみすあんど・・・何それ、どんな鉄砲なのさ?」

P「無難なやつ」

響「うん、納得」

P「千早は小型のリボルバーだな。護身用のこじんまりし たタイプ」

響「確かに千早は派手なモデルより堅実なのを選びそうな 気がするぞ」

P「そうそう、自分に扱いきれない大きさのは絶対選ばな いよな」

響「じゃあ次は真!真は銃よりも格闘ってイメージじゃな いか?」

P「あーわかるわかる。敵が銃を構えるより早く接近して 鳩尾に肘を叩き込む的な」

響「妙にイメージが具体的だぞ」

P「だけど改造計画のときのイケメンっぷりを見ると、銃 も似合いそうだと思わないか?」

響「言われてみれば・・・そうだ、スーツ着せて律子と並 んだらSPみたいじゃないか?」

P「グッド!その発想はなかった!となると銃はシグの P226・・・いや、P228ってとこか!?」

響「型番なんか言われてもどんな鉄砲かわかんないぞ?」

P「まあわかりやすく言うと、質実剛健で実用性一点張り の飾り気がない銃だ」

響「うんうん、なんとなくイメージできたぞ。よーし、 じゃあ次は自分だ!」

P「響もどちらかと言うと銃より格闘ってイメージだな」

P「トリッキーな動きで敵の銃弾を避けまくってカポエラ みたいな蹴り技で無双する、みたいな」

響「まあ自分、完璧だからな!銃弾を避けるくらいなんく るない・・・」

響「・・・いや、なんくるあるよ!?さすがに銃弾よける のは無理さー!」

P「はい、響のノリ突っ込みいただきましたー」

響「うがーっ!自分、イロモノ扱いか!?」

P「銃がなくても活躍できるくらい個性があるってこと さ」

響「むー、釈然としないぞ・・・じゃあ次、雪歩!」

P「雪歩はむしろ本物を見慣れ・・・ゲフンゲフン」

響「どうした、プロデューサー?」

P「いや、なんでもない・・・雪歩は難しいな。春香や千早よりも、さらに争 いごとには縁がないイメージだからな」

P「ここは思い切ってギャグ漫画のノリで行っててみる か」



雪歩『わ、私なんて・・・穴掘って地雷埋めてま すぅー!!』ドカーンドカーン!

雪歩『兵隊さん怖いですぅーー!!!』アールピージー!!ズ ドォォォン!!

P「怖い怖いと言いながらどこからともなく超兵器を出し てきて敵を薙ぎ払う雪歩・・・」

響「シュールだぞ・・・」

P「シュールだな・・・」

響「やよいも雪歩みたいに争いごとには向いてなさそうだ ぞ」

P「そうだな・・・これもなかなか難しいが、やよいには 敢えて迫撃砲を推そう」

千早「高槻さんにそんな野蛮なものが似合うとは思えませ んが」

P「おう、千早。聞いてたのか」

千早「はい。高槻さんにはもっとこう、可愛くて家庭的な ものが・・・」

P「いや、まだまだ甘いな千早。想像してみてくれ」

P「・・・と言っても迫撃砲はわからないだろうから、子 供向けの漫画に出てくるような導火線が付いた大砲を思い 浮かべるんだ」



やよい『うっうー!支援砲撃、行っきまーーす!!』ボゥ ササッ!

やよい『ぅっぅー ><』フルフル ←ここ!


P「導火線に火をつけた後、音と衝撃に備えて隅っこで しゃがんで耳をふさぐやよい・・・可愛いと思わない か?」

千早「・・・ありですね」ダラダラ

P「千早、鼻血鼻血・・・」

響「やよいはきっと何をやらせても可愛くなっちゃうぞ」

P「さて、やよいときたら次は伊織だが・・・」

響「伊織はなんていうかさ、ほら・・・」

P「わかるぞ、言いたいことは。銃が似合うに合わない以 前に、銃を持つ必要がないってことだろ」

響「そうさ、黒スーツにサングラスかけたマッチョなボ ディガードが・・・」

P「肉の壁になってくれると・・・」

響「あ、でもさでもさ、ルパン三世の峰不二子が太ももに 隠し持ってそうな小さい鉄砲なら似合いそうじゃない か?」

P「ああ、デリンジャーか。それはありだな、っていうか それしかないって感じだな」

響「えーと、あと残ってるのは・・・あずささんは?」

P「実はあずささんのはもう決めているんだ。分隊支援用 の軽機関銃!コレしかない!」

響「機関銃ってズダダダダー!!ってすごい連射する鉄砲 でしょ?あずささんがそんなの扱えるかな?」

P「激しい連射の反動であずささんのたわわな果実がぶる ぶると・・・」

響「プロデューサー・・・鼻の下伸びてるぞ・・・」

P「さて、次は美希だが」キリッ

響「今さら取り繕っても遅いって・・・うーん、美希は何 でも似合うから逆の意味で困るかな」

P「ここはスタイリッシュにウェスタンスタイルなんてど うだ?」

響「西部劇か!美希ならあのファッションも含めてばっち り決めてくれるに違いないさ!」


P「クラシックなリボルバーにテンガロンハット、颯爽と 馬に乗り現われ・・・目にも止まらぬ早撃ちで賞金首を倒 す!」

響「かぁっこいい!!」

P「・・・でも食べてるのはおにぎり」

響「あれ!?一気に残念になったぞ!!?そこは酒場で バーボンとか渋いのにしようよ?」

P「酒は駄目だ、未成年だからな」

響「アウトローな世界観が台無しだぞ・・・」



亜美「むっふっふー、それではついに・・・」

真美「真美たちの出番だYO!」

響「お?亜美と真美も聞いてたのか」

亜美「それではぷろでゅーさー殿!」

真美「我々に似合うカァッッコイイ銃を見繕ってくれたま え!」

P「水鉄砲」

亜美「え?」

真美「え?」

響「即答か!」

P「水鉄砲だ。それ以外は認めん」

亜美「もぉー兄ちゃーん!」ポカポカ

真美「もっと真面目に考えてよー!!」ポカポカ

響「あっはっは!!」

P「イタズラ好きな子供は水鉄砲で十分だ!」

亜美「へへーん、いいもんねー。仕事もせずにこんなお話 ばっかりしてたこと」

真美「りっちゃんに報告しちゃうもんねー」

P「なっ!?それは卑怯だぞ!?勘弁してくれ!!」

響「そう言えば律子にはどんな鉄砲が似合うか考えたの か?」

P「いや、律子に銃は必要ないだろ。本気で怒ったら視線 だけで人を・・・」ゾクッ

P「・・・殺・・・せ・・・る」チラッ







律子「・・・実演して見せましょうか?」ギロッ!!


P(あ、やべ・・・俺死んだわ・・・)

おわり






響「あ、ごめん。ピヨ子の分、忘れてたさ」

小鳥「良いのよ・・・名前的に私は撃たれる側だか ら・・・」


今度こそ本当に終わり!

貴音に銃を持たせたいってだけの理由で書き始めた
アイマスもSSも新参のにわかなんで口調とかおかしいところがあったかも、失礼しました


ついでに言っておくと律子にはベレッタのM84かPx4って銃が似合うと考えてる

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