亜美「義兄ちゃん?」 (18)

亜美「そう呼べば兄ちゃん喜ぶの?」

小鳥「そうよ、男はみんな義理の妹が大好きなの」

亜美「そなの?」

小鳥「亜美ちゃん知らなかったの?これは世界の常識よ」

小鳥「日本中の男が理想の義妹を探して日々秋葉原をさまよっているの」

亜美「ギマイって都内で買えるものだったんだ」

小鳥「男の人はね……夢を追いかけてないとダメな生き物なの」

亜美「それどこ情報? ピヨちゃん男友達とかいないっしょ?」

小鳥「そ、それ今関係ああるnの!?」

亜美「んや、ドヤ顔で男を語るピヨちゃんが面白かっただけ」

小鳥「……そんなに滑稽かしら」

亜美「きっとピヨちゃんにもいいことあるって」ニコッ

小鳥(亜美ちゃんは無邪気なだけ、亜美ちゃんは無邪気なだけ……)

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亜美真美自室

亜美「かくかくしかじかあみまみぺろぺろ」

真美「ふーん」

亜美「真美信じてないっしょ?」

真美「だって、ピヨちゃん情報っしょ?」

亜美「ピヨちゃんだって大人だし亜美たちの知らないこと知ってるかもだよ」

真美「でもピヨちゃんだよ?」

亜美「そう言われるとなんか信用しない方がいいっぽい気が……」

真美「亜美は信じてるの? だったら姉ちゃんよぉ、いい方法があるぜぇ」

亜美「へぇ、ちと話を聞かせてくれるかい?」

真美「真美が兄ちゃんのお嫁さんになる。そしたら兄ちゃんは勝手に亜美の義兄ちゃんになるっしょ」

真美「そしたら亜美は兄ちゃんのこと義兄ちゃんって呼びホーダイ」

真美「ね、どう? このアイディア完璧っしょ」

亜美「ふ、ふーん。そっかー・・・・・・」

亜美真美自室

亜美「かくかくしかじかあみまみぺろぺろ」

真美「ふーん」

亜美「真美信じてないっしょ?」

真美「だって、ピヨちゃん情報っしょ?」

亜美「ピヨちゃんだって大人だし亜美たちの知らないこと知ってるかもだよ」

真美「でもピヨちゃんだよ?」

亜美「そう言われるとなんか信用しない方がいいっぽい気が……」

真美「亜美は信じてるの? だったら姉ちゃんよぉ、いい方法があるぜぇ」

亜美「へぇ、ちと話を聞かせてくれるかい?」

真美「真美が兄ちゃんのお嫁さんになる。そしたら兄ちゃんは勝手に亜美の義兄ちゃんになるっしょ」

真美「そしたら亜美は兄ちゃんのこと義兄ちゃんって呼びホーダイ」

真美「ね、どう? このアイディア完璧っしょ」

亜美「ふ、ふーん。そっかー・・・・・・」

夜・亜美inベッド

亜美(真美はもう寝ちゃってるよね……)

亜美(兄ちゃんと真美が結婚かぁ)

亜美(うーん、なんか違うんだよねー)

亜美(それだと亜美がもやもやする)

時計<チクタクチクタク

亜美(兄ちゃんは義兄ちゃんになるとホントに嬉しいのかな)

亜美(でもなー、なんだかなー)

時計<チクタクチクタク

亜美(……全然眠れん)

翌日

P「ただいま戻りましたー」

P「って、あれ? 誰もいないのか?」

亜美「ぽけー」

P「うおっ、亜美お前なんでそんな隅っこで地べたに座ってんだよ」

亜美「あ、兄ちゃんお帰り」

P「他はみんな出てるのか?」

亜美「うん。社長さん以外みんなお出掛け中っぽいよ」

P「音無さんは?」

亜美「ピヨちゃんは明日の会議で出すお茶菓子買いに行った」

P「そうか」

P(やけに今日は静かだな。何かあったか)

P(かといって無理に聞き出すのもあまりよくないよな。思春期の女子相手に)


パソコン<カタカタカタ

時計<チクタクチクビク

空調<ズオオオオオ

P(……何この沈黙?)

P(いや、仕事がはかどるって意味ではいいんだけど)

P(あいつ普段は俺が仕事中とかお構いなしだろ?)

P(あの亜美が俯きながらブツブツいってる)

P(これは本格的になにかあったか?)

P「なあ、あm」

亜美「ねえ、兄ちゃん?」

亜美「……兄ちゃんからお先にどうぞ」

P「いや、俺の方は特に用事がある訳じゃないから、亜美から話してくれるか」

亜美「う、うん」

亜美「義兄ちゃん?」

P「どうした?」

亜美「あり、反応はいつもとおんなし……かなぁ」

亜美「義兄ちゃんは、あの、その、ギマイに興味あったり、する?」

P「はぁ?」

亜美「だからギマイだよギマイ」

亜美「ギリギリ妹って意味の」

P「……まずな、亜美。義妹っていうのはギリギリ妹って意味じゃないよ」

亜美「え?ちゃんとした妹よりも遠いからギリギリ妹、略してギマイじゃないの?」

P「義妹って言うのは書類上の妹で、血はつながってない年下の女性のことだぞ」

P「まあ実妹よりも距離が遠いっていう意味ではギリギリ妹っていうもの間違ってはいないか」

亜美「だいたいわかった」

亜美「そんで兄ちゃんもギマイが好きなの? 常にギマイを求め旅する冒険者なの?」

P「なんだそりゃ」

亜美「ピヨちゃんが男の人はみんなそうだっていってた」

P「またあの人は……」

P「そもそも俺に妹属性はないぞ」

P「うちの実妹が俺にそっくりな顔しててな、妹って名詞だけで一切萌えられないんだよ」

P「音無さんが虚空を見つめながら話したことは一切覚えなくていいからな」

亜美「うん、これからはそうする」

亜美「うあうあー!んもー!」ジタバタジタバタ

P「おい、どうした」

亜美「めっちゃ考え事してたからつかれたよー」

P「そんなに真剣に考えてたんか」

亜美「亜美はいつでも100%だかんね」


亜美「ねえ」

P「ん?どうした」

亜美「もしかして亜美たちが兄ちゃんを兄ちゃんって呼ぶのもイヤ?」

P「そんなわけないだろう。お前たちはかわいい俺のアイドルだよ」

亜美「兄ちゃん、亜美かわいい?」

P「もちろんだ。亜美は世界で一番かわいいぞ」

亜美「もー!兄ちゃん///もー!」セナカバンバン

P「さ、そろそろ千早を迎えに行く時間だ」

P「亜美、悪いけど留守番たのむぞ」

亜美「あーい」

亜美「んっふっふー♪んっふふふーん」

テレビ局

P「お疲れ様です」

スタッフ「765さん、千早ちゃんでしたらたった今楽屋に下がっちゃいましたよ」

P「あ、でしたら着替え中でしょうからここで一服していきます」

スタッフ「はい、火」カチッ ボッ

P「どうも」

P「ふぅ」

スタッフ「じゃあ自分は後片付け行くんでごゆっくりどうぞ、兄ちゃんww」

P「……え?どうしたんだいきなり」

千早「お疲れ様です、プロデューサー」

P「おう、お疲れ。次の現場まで時間ありそうだから飯でもいこうか」

千早「いえ、お弁当がでたので大丈夫です」

P「そうか」

千早「それにプロデューサーを早く返してあげた方が良さそうですから、ふふっ」

P「どういうことだ?」

千早「車は地下ですよね。早く行きましょう、兄ちゃん」

P「???」

千早「プロデューサー、背中に手を回してみてください」

P「なんなんだ、さっきから」

カサッ

P「これは、何かくっついて……」

千早「これ、事務所からくっつけたままだったんですか?」

P「全く気付かなかった」

_________________________回想

 P「もちろんだ。亜美は世界で一番かわいいぞ」

 亜美「もー!兄ちゃん///もー!」セナカバンバン
_________________________回想終わり


P「あのときかっ!!」

P「何が書かれてるんだ……」


<<亜美専用兄ちゃん 手出厳禁>>


千早「ね、早く帰ってあげて下さい」

P「ああ、そうだな。急ごう」


おわり

前に真美SS書いた時に
「亜美はいつもほったらかしなんだよなぁ」的なレスがついたのでむしゃくしゃしてやった
今は反省している

読んでくれた方感謝です

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