一方通行「俺美少年過ぎワロタ」 (147)

一方通行「もともと超絶美少年顔の俺が、」

一方通行「能力のせいでホルモンバランス狂って男女の区別つかねェくらい美しすぎる顔になって、」

一方通行「髪と肌の白さが神秘的な印象をかもし出す上、」

一方通行「真っ赤な目が野獣のよォなセクシーワイルドを彷彿とさせ、」

一方通行「トドメに口の悪さと悪い性格がドSっぽいし、」

一方通行「テンション上がるとエロい表現しちゃう」

一方通行「ちょっ、俺完璧じゃねェ?」

垣根「キモい」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1376839797

垣根「美少年?ハッ、どこかだよバケモン」

一方通行「」

一方通行「……オーダーはミンチですかァ垣根くゥン!!?」

垣根「いや、だってそうだろ、バケモンだろ」

一方通行「どこかバケモンだコラァ!!この透き通るような美しい肌を見ろ!!」

垣根「実際、アルビノってキモいからね?」

一方通行「あっ、アルビノじゃねェし!!反射の影響だし!!」

垣根「もはや同じようなもんじゃねーか、糞アルビノモドキが」ペッ

一方通行「(^ω^#)」ビキビキ

垣根「お?やるんか?そのふつくしい()顔を傷付けられたいの?」

一方通行「すまン」

垣根「え?」

一方通行「?すまンってンだよ」

垣根「」

一方通行「この顔だけは傷付けるのやめてくれ」

垣根「……こりゃひでえな…」

一方通行「何がひでェンだよ」

一方通行「つか、バケモンじゃねェっての!こンな美しいバケモンがいるかってェ」

垣根「……うわー…ナルシー」サッ

一方通行「……何で避けンだよ」スッ

垣根「……」サッ

一方通行「……」スッ

垣根「……」サッ

一方通行「……」スッ

垣根「……」サッ

一方通行「おい」

垣根「近寄んじゃねえキモい」サッ

一方通行「」

垣根「割と落ち込んでるな」

一方通行「……キモくねェし…」ブツブツ

垣根「……あれ」

一方通行「……ねェし…」ズーン

垣根(あれ?何か可愛い)

垣根「ま、まあ、よく見れば綺麗な見た目かもなぁ~?なんつって…」

一方通行「……お?やっと認めたか垣根くン」

垣根「でもバケモンなのは変わらんぞ?」

一方通行「……だからどこがバケモンなンだよ…」ズーン

垣根(豆腐メンタル過ぎわろた)

垣根「実際問題、どんなに綺麗な見た目でもそんな姿の人間中々いねえだろ?」

一方通行「……あン?」

垣根「“中々”いねえだけで“いるにはいる”ってのがまた厄介でよ、」

垣根「お前のその白いのが能力のせいだって知らねー奴は第一印象はこう思うんだよ」

垣根「『アルビノ(先天性メラニン色素障害的な意味で)の可哀想な少年』だとw」ブフォッ

一方通行「……つまり俺の見た目の第一印象って…」

垣根「そうさ!お前は可哀想な障害者として見られていたんだ!」

一方通行「……」グスッ

垣根(マジで豆腐メンタル過ぎわろた)ブッ

一方通行「……まさかあの不良共の畏怖の念を込めた目線だと思ってたのが…」ブツブツ

一方通行「……哀れみの視線だったなンて…」ブツブツ

一方通行「……確かに殴れば折れそうな腕してるけどさ…」ブツブツ

一方通行「……いやいやこの細さはステータスなはず…!…」ブツブツ

垣根(うわ、何か言ってる)

垣根「とにかくお前は人に自慢できるような容姿じゃねーから」

一方通行「くそォ」

垣根「わかったかモヤシっ子」

一方通行「……いや」

垣根「……?」

一方通行「認めねェ、俺は認めねェぞそンなの!!」

一方通行「人に…そォだよ!人に聞きゃあいンだよ!!」

垣根「俺、お前のこと嫌いだから第三者目線で見てたんだけど?」

一方通行「知るかヴォケ」ペッ

垣根「まあ、聞くだけなら止めないけどよ、ここにあるよって教えた地雷をわざと踏むバカなの?お前」

一方通行「反射あるから大丈夫だろ、むしろわざと起爆させたら撤去になると思うが」

垣根「いやいや!ただの例えだから!」

一方通行「知るか。常識通じないこの世の異物は黙ってろ」

垣根「酷い!常識通じない異物は俺じゃなくて能力で作った塊だから!」

一方通行「はァーいここにいる垣根くン今自ら地雷踏みましたァー」

垣根「は?」

一方通行「つまり、お前の能力で作った物は常識のねェ世界の異物なンだろ?」

垣根「ああ、まあそうとも言えr……あっ」

一方通行「そォだよ!テメェのその体は今は何でできてンだよォ!」

垣根「……ぐぬぬ…」

一方通行「あらァ~ン?言えねェのかなァ~?」

垣根「……未元物質ですぅ!」

一方通行「きましたァァァァァ!!!地雷が起爆しましたァァァァァ!!!」

一方通行「ギャハハ!!そォだよなァ!?お前は常識通じないンだよなァ!?ギャハっギャハハハ!!」

一方通行「オマケにこの世界の異物って!!ブフォオオwwwwwwww」

一方通行「神 様 に さ え 必 要 と さ れ て な い 垣 根 く ン ww ww ww ww」

垣根(テンションたけーなー)

一方通行「少なくとも イ ケ メ ソ の俺はこの世に必要だな」キリッ

一方通行「やはりどこぞの第二位とは格が違ったよォだ」キリリッ

垣根(むかっ)

垣根「じゃあよ!マジで一般市民にアンケとってみるか!?」

一方通行「お?お?wwww何々?wwwww」

垣根(むかっきめえこいつ)

垣根「俺とお前どっちがカッケー見た目かアンケ勝負だ!」

一方通行「ハッ、負け試合仕掛けンのか?哀れだなァ…抱き締めたくなっちまうくらい」

垣根「ほもくせえ黙れ、オラ!写真屋いくぞ」

一方通行「写真屋だァ?何でそンところに行くンだよ」

垣根「パネル式街頭アンケだよ、テレビでよくやってんだろ」

一方通行「なるほどねェ…面白そォじゃン」

*パネル作成中・・・

全ての元凶はアニメ禁書1期の悪意ある作画だな
常に醜い表情オンリーではあるけどビフォーはかなりの美ショタだったりする

*パネル作った

垣根「で、こいつを持ってインタビューとかするわけだが」パネルプラプラ

一方通行「……」チラッ

垣根「!いちn」

一方通行「いちぬけ!」

垣根「……くそぅ」

一方通行「いってらっしゃい垣根くン」ニヤニヤ

垣根「いや、ノっちまったけど本人が行くのは色々ダメだろーが」

一方通行「それもそォだな」

垣根「どうするよ」

一方通行「とりあえず誰か脅してリポーターに仕立てあげる」

垣根「ゲスいがそれが一番いいな」

一方通行「お、珍しく意見が合うじゃねェか」

垣根「鳥肌立つけどな」

一方通行「これがホントの鳥肌スクープ!なァンて……ってあれ?」

垣根「」

一方通行「……」

垣根「」

一方通行「……忘れろ」

垣根「……お、おう」

一方通行「で?誰をリポーターにするンだ?」

垣根「……誰も思いつかねぇ」

一方通行「おい、このままでは勝負がうやむやになっちまうぞ!俺そンなの嫌だかンな!」

垣根「お、おう(さっきから何コイツ、キャラ違くね)」

一方通行「えェい!もォこォなったらあれしかねェ!」

垣根「待て!あれを使う気か!?」

一方通行「仕方ねェだろ!もう止められねェぞ!こっから先は一方通行だァ!!」

垣根「くそっ…!あれは失敗したら世界が崩壊するかも知れねぇってのに…」

一方通行「いくぞォォォォォァァァァァァァ!!!!」




一方通行「誰をリポーターにするか>>36

垣根「世界観が壊れないやつを頼むぜ」

上条

一方通行「三下か…」

垣根「とにかく連れてくるぜ」ファッサァ

バサバサドヒューン


かみやん家

垣根「あぎゃあああああああ!!!」バリィーン!

上条「何事でせううううううう!?!?!?」

禁書「天使様降臨で窓が壊れたんだよ!」

垣根「さっそくだが上条!俺に着いてこい!」

上条「あん?ふげぶ」バキッ

垣根「は、羽が消された!落ちる~…」ヒュウー

ブチャアァ…

禁書「oh…」

上条「貧乏学生の家の窓を盛大に壊したんだ。命で償うしかあんめぇ」

愉快なオブジェ「……うぅ」ニュルニュル

禁書「7階のベランダから落ちて液体みたいに飛び散った天使様が再生してるんだよ!」

上条「説明ありがとうワトソンデックスくん」

禁書「えへ…とうまに褒められたんだよ…///」

愉快なオブジェ「んおぉぉ」ニュルニュル

垣根「ふう」ニュル…

上条「で、何の用だターミネーターもどき」

垣根「いきなり窓割ったのは悪かったがお前も大概だぞ?パネェなマジで」

禁書「気に入らない相手には即ワンパン!これがとうまのモットーなんだよ」

上条「人聞きの悪いことを言うでないインデックソ」フベシッ

禁書「ふえぇ…とうまに怒られたんだよ…ふええぇ」

上条「よしよし」ナデナデ

禁書「……えへへ…///」

上条「なでなで」ナデナデ

禁書「えへへ///」

垣根「ノロケを見せ付けんじゃねぇ、むかつく」

上条「嫉妬乙」

垣根「るせえ」

垣根「とにかく着いてこいってんだよ」

上条「理由をご提示願います」

垣根「あーあれだなー男と男の意地をかけた勝負の立会人というかそんな感じ」

上条「青春だな!そういうことなら気合い入れて協力するぞ!」

垣根「どこの七位だよ」

上条「着いて行ってやってもいいけど、どこに行くんだ?」

垣根「あー、じゃあまず俺に掴まれ」スッ

上条「おう」ガシッ

垣根「そんでその右手はポケットな」

上条「え?おう」スッ

垣根「で、あるからして、こうするわけだ」ファッサァ

上条「えっ?まさかそれって」

垣根「直行便でーす!」バサバサドヒューン

上条「」ブベベベ

風圧禁書

禁書「きゃっ!」ドサッ

禁書「……いてて…」サスリサスリ

禁書「とうま、また行っちゃった…」

禁書「……」

禁書「……ふえぇ…」グスッ

禁書「な、泣かないもんっ…」

禁書「……」グスッ

>>47
×風圧禁書
○風圧>>>>禁書

垣根「だぁぁらっしゃあああああ」ドヒューン

垣根「リポーター役連れてきたぜ」キリッ

一方通行「お使いご苦労さン」

垣根「オラっ、起きろ!」ドガッ

上条「うッ!?」グハッ

上条「ここは…。俺は気絶しちまってたのか…」

一方通行「よォ三下ァ毎度毎度不幸ですねェwww」

上条「……えぇワタクシは一生不幸ですよー」プイッ

垣根「拗ねちまったぞオイ」

上条「……ふん」プイッ

一方通行「チッ…乱暴ですまなかったな三下…、少し頼まれてくンねェか」

上条「!……んだよ」

一方通行「……うン?」

上条「?」

一方通行「……よく考えたら口に出すのは恥じィな…お前言えよ垣根」

垣根「えっ嫌だよお前言えよ」

一方通行「ンだよパネルまで作ってやる気ありまくりだったろォが」

垣根「先に人に聞く案出したのはお前だろーがよ」

上条「俺帰っていいですかね」

一・垣「「ちょっと待っててー!?」」

上条「」ビクッ

上条「……お、おう」

話し合いの末☆

上条「……そんで?連想ゲームをすることになったと?」

垣根「そういうことだ」

一方通行「もォそれしかねェわ」

上条「俺もう帰りたい。早く終わらせてくれさい」ハァ

垣根「うぃ、ほらよ」スッ

一方通行「まずはこのパネルを見てくれ」パネルプランプラン

上条「……何だこれ?テレビの街中でインタビューするときに使うやつみたいだな」

垣根「まあ、大体その通りだ。俺の顔とコイツの顔がこのパネルに半々にプリントされてる」

一方通行「ここで問題。テデン」

上条「お、おう?」

一方通行「年頃の若い男二人がキメ顔で写ってて、」

一方通行「そして街頭インタビューに使うよォなこのパネル」

一方通行「何を意味するでしょうか、はいっ」

上条「え、意味?……うーん」

上条「うーん…」

上条「……」

上条「……うん…?」

上条「……」

上条「……」

上条「帰る!」ダッ

一方通行「この道、一方通行となっておりまァす。Uターンはできませェン」ダンッ

上条「わっ!!地面が盛り上がって…!?」バコォン

上条(俺、空飛んでる…!)

上条「」ドシャッ

垣根「ヒュウ…見事に背中から落ちたねぇ」

一方通行「ニガサナイ。ゼ ッ タ イ ニ ガ サ ナ イ」ジロッ

垣根「ちょっ、お前がそれやると真面目に怖いからその雰囲気やめてw」

上条「カヒュッ…カヒュッ…」

垣根「とりあえず逃げられないように縛るか」ズモモ

上条「……カヒュッ…えっ…ちょ」

垣根「オラァ」グイッキュッキュッ

上条「はうっ!?いでででで!!関節技決めたまま固定すんな!!」ミシミシ

一方通行(痛そォー)

上条「外せえええええ!!!」シクシク

垣根「要求を飲まないとこのまま放置しちゃうけどどうするよ?」

上条「鬼畜!鬼畜野郎!くそっ…!何で俺ばっかりこんな目に……レベル5ってこんなんばっかかよ…!」シクシク

一方通行「コイツと一緒にすンじゃねェ」

垣根「俺もテメーなんかと同類にされたかねぇよ」

上条「……協力する」

一方通行「あ?」

上条「協力するってんだよおおおお!!!」ウワーン!

垣根「かwんwしゃwくw」

一方通行「本当かそれは?指切り元万できンのか?」スッ

上条「オラッ!指切り元万嘘ついたら自転パンチ喰らってやるから早く解けえええ!!」ユビキッタ!

上条「……とか言ったら件のパネル渡されて町に繰り出されたけど…」

上条「5時間経つまで帰ってくんなって…ひでぇな…」

上条「でも従わないと確実にミンチだしなぁ…やるか」

上条「すいませーん…ちょっとそこのお姉さーん時間良いですかー?」

>>65「え?」

上条「あっ、お前は」

佐天さん

佐天「あ、上条さん!こんにちはー!」

上条「佐天さん、だったよな?こんちはー」

佐天「そうですよー?佐天涙子です!ってあれ?何ですかそのパネル?」

上条「ああ…ちょっと街頭アンケやってんだ」

佐天「へぇー!面白そうですね!どんなアンケですか?」

上条「あぁ。この二人のどっちがカッコいいかっていう…」

佐天「うーん…どっちかというとこっちのホストっぽい人かなー?タイプではないですけど」

上条「垣根に一票…っと」メモメモ

上条(とりあえず欠点の方も聞いとくか)

上条「ちょっと聞くけど、反対の白いのは何で駄目なんだ?」

佐天「えー?だって白すぎて不気味だしハッキリ言ってカッコ良くはないです!」キッパリ

上条「」

上条(……これはメモっとくべきか否か)

上条「……ま、いっか」メモメモ

佐天「?」

上条「協力ありがとう、佐天さん。じゃあまた」

佐天「お力になれたなら満足です、じゃあまた~!」スタタ

上条「ふぅ…次行こう」

上条「すいませーん、このパネルの二人なんですけど…」


上条は順調に街頭アンケをこなしていった。

↓アンケ協力者10人

上条「あれ、お前ら」

禁書「あ!とうま!」

風斬「こんにちは…ですっ」

上条「悪い、ちょっとアンケート協力してくれ。この二人なんだけど」パネルピラッ

禁書「あ!この白い方はあくせられーたなんだよ!」

風斬「私もこの白い人は見たことあります…」

上条「どっちがカッコ良いか、それとカッコ良くない方はカッコ良くない理由教えてくれ」

禁書「あくせられーたがカッコ良いに決まってるんだよ!迷子の子のために学園都市中探してたんだから!」

上条「じゃあこっち茶髪は?」

禁書「この人のことは知らないんだよ」ペッ

上条「まぁそれでいいか……風斬は?」メモメモ

風斬「わ、私ですか?私は……うーん……うーん……」

上条「……いや、無理しなくてもいいぞ?答えられないならそれで…」

風斬「いえっ!答えます何か悪いです!」

風斬「……えと、私が見る限りこっちの白い人の方が天使にある程度対応できるし格好良いかも…?」

風斬「反対の茶髪の人は…何とも言えません…」

上条「ふむふむ、ありがとな二人とも!」

禁書「ふふんっ!お安い御用なんだよ!」

姫神「あれ。上条くん。奇遇d」

上条「お?姫神か?丁度良かった、ちょっと今街頭アンケやってるんだけどさ…」

姫神(何か。ぞんざいに。扱われたような)

上条「この二人のどっちがカッコ良いかと、カッコ良くない方の理由を聞かせてくれ」

姫神「上条くんのためなら。うふふ」

姫神「茶髪の方が見た目がまとも。どちらかといえば。カッコ良い方だと思う」

姫神「白髪の方は目付き悪い。目が血走ってて猟奇的な雰囲気」

上条「なるほろ」メモメモ

姫神「どう。参考になった?」

上条「おう、バッチリだぜ!」

姫神「なら。……今から私t」

上条「今日はありがとな!また今度学校で!」ダッ

姫神「」

姫神「……うふ」

姫神「…うふふ…うふふふふふふ。どうせ。私はどうせ。うふふふふ」ブツブツ

上条「次は誰に聞こうか…知り合いがいれば手っ取り早いんだけど…」キョロキョロ

上条「……ん?あれは……」


黒子「これなどいかがでしょうお姉様?」

御坂「うーん…何となくアイツのイメージじゃないような…」ムーン


上条「おっ、ちょうどいいや……おーい!!」

御坂「あっ、アンタ!!な、何でこんなところに!?」アタフタ

黒子「これは…!一時撤退ですの!お姉様、お掴まりになって!」

御坂「わ、わかったわ!」ガシッ

黒子「……」

御坂「……っ!?」

黒子「……あら?演算は完了しているのに能力が発動しない…」

上条「ふぅ、危機一発!」ギュッ

御坂「手っにぎっ!?にぎ、にぎ!ふにゃ~~~!!///」ビリビリ

上条「ぅあっぶねええ!?!?」パキーン

御坂「いっ、いきなりてて手握りゃにゃいでよっ!!///」

上条「わ、悪い!ってか!お前もいきなり放電すんじゃねえよ!」

御坂「ご、ごめん」

上条「……ん?………あー…み、御坂さん?お隣の白井黒子が…」じー

御坂「……?」ちらっ

真っ黒子「」プシュー…

御坂「」

上条「……だ、大丈夫なんでしょうね!?これ!!」

御坂「わ、私にもわからないわよっ!!く、黒子しっかり!!」ユサユサ

真っ黒子「ボフッ……お、姉…さ、ま……」

御坂「ごめん黒子!私ついうっかり…!」

真っ黒子「……私は…大丈夫、ですのよ…」

真っ黒子「少し…休めば…、あうっ」チーン

御坂「ぐろ゙ごおおおおおおおお!!!」

上条「」

御坂「び、病院に!病院に連れて行かなきゃ!そうだ救急車!救急車呼ばないと…!」ピポパ

御坂「じゃ!私は黒子に付き添って病院行くから!またね!」

上条「待て!俺も行くよ!」

ピーポーピーポー
ワーワー

御坂「もとはといえばアンタのせいだけどねっ!//」

上条「いや、お前だろ!?とにかく病院まで付き添うよ!」

御坂「駄目、って言っても来るんでしょ?わかったわよ、勝手にすれば」

上条「ありがとう」

救急隊員「もし乗るなら早く乗ってくれ」

御坂「は、はい」

上条「……うっす」

病院

カエル「とりあえず、君達の友人には命の別状はないようだね?」

御坂「はぁ~…良かったぁ…」

上条「良かったな、御坂」

御坂「う、うん」

カエル「まあ、少しの間入院は必要だけどね?」

御坂「……そう、ですか…」

上条「……ありがとうございました先生」

カエル「これが僕の仕事だからね?」

御坂「とりあえず黒子のところへ行きましょ」

上条「そうだな」


黒子の病室

ガラッ

黒子「……あら、お姉様ですの?」

御坂「黒子!?起きて平気なの!?」

黒子「えぇ、日頃からお姉様の電撃を受けてるんですもの。このくらいへっちゃらですの!」

御坂「そう……ごめんね」

黒子「謝らないでくださいまし。私はお姉様の全てを受けいれますの、ぐへへ」

御坂「あんたはもう…」クスッ

黒子「……あら?病室の外に誰かいるんですの?」

上条「……よ、よう」スッ

黒子「げっ…!類人猿でしたの…」

上条「げっ、てお前…。まあ元気で何よりだよ」

黒子「余計なお世話ですわ。元はといえば、貴方が引き留めなければこんなことには」

上条「いきなり逃げようとするからだろ?つか、何で逃げようとしたんだ?」

御坂「そそ、それはっ//」

上条「?」

黒子「お姉様が日頃お世話になっているとある殿方にサプライズプレゼントをしたいということでして」

黒子(……その殿方とは目の前にいる貴方のことなんですけど)

上条「へー、そういえば御坂と白井がいたあの店プレゼントショップだったしな」

上条「でも、それで何で俺から逃げるんだ?」

黒子「(鈍感め)コッソリ買いたかったんですの。いきなり声を掛けられて焦ったんですの」

上条「そういうことなら仕方ないな」ウンウン

黒子(簡単にはぐらかせましたの。全く、お姉様はこんな奴のどこがいいのか…)ハァ

御坂「ってか、何でアンタも声をかけてきたのよ?それにさっきからずっと持ってるそれは何?」ビシッ

上条「あ、そうそう、俺ちょっと街頭アンケやっててな」

御坂「アンケ?」

上条「そうそう、このパネルの二人なんだけどさ…」パネルピラッ

御坂「ぶふぇっ!?!?コイツらって!!」

黒子「?どうしたんですの、お姉様?」

御坂「こ、これって一方通行じゃない!しかもこっちは確か第二位…!」

黒子「あら?一方通行に第二位とは、まさかあのレベル5の?」

上条「知ってるのか?」

黒子「ええ、風紀委員の仕事柄、学園都市の能力者はある程度把握してますわ」

御坂「で、コイツらの何を聞いて回ってた訳…?」

上条「どっちがカッコ良いか、それとカッコ良くない方の理由」

御・黒「「は?」」

上条「ま、そういうこった。答えろください」

黒子「そんな愚問、答える義理はありませんの」

御坂「そうよ!何でこんな奴等のツラ評価なんか…」

上条「あーあ、俺の人生短かったなー」

御・黒「「!?」」

上条「もうコイツらにミンチにされるの確定だなーまあ仕方ないかー答えてくれないんだもんなー」

上条「たった15年の人生楽しいこともあれば悲しいことm」

御坂「わ、わかったわよ答えるわよ!答えればいんでしょ!」

黒子「し、仕方ないですの、こんな猿のものでも命が掛かっているとあれば」

上条「お、わかってくれたか。なら、ほれ、答えてたも」

御坂「むー…どっちも嫌いだけど強いて!マジで強いて言うなら!第二位ね」

御坂「一方通行が嫌いな理由は、……アンタなら分かるでしょ…」ギリッ

上条「……ああ、十分わかってるからもう何も言うな」メモメモ

御坂「……ありがとう」

上条「……」

御坂「……」

黒子(あら?何ですのこの重たい雰囲気は?)

上条「白井は?」

黒子「へ?あ、私も第二位さんの方が容姿が整っていると思いますわ」

上条「ふむふむ」メモメモ

黒子「第一位さんは…はっきり言って全体的に人に非ず、といった感じがしますの…」

上条「ほうほう」メモメモ

上条「いや、助かったぜ二人とも。主に命が」

黒子「とりあえずアンケート頑張ってくださいまし。貴方に死なれると色々と不都合ですの」

上条「俺は人の都合で生死が決まる人間ですかっ」ナンデヤネーン

上条「まぁ、また何かあったらよろしくだぜ」

御坂「……ちゃんと私たちを頼ってよね」

上条「おう、そうさせてもらうよ」

看護師「白井黒子さーん、診察のお時間ですよー」

黒子「あら、もうそんなお時間でしたの」

御坂「そっか、じゃあまた明日来るわね!」

上条「またなー白井ー」

黒子「はいですの」

黒子「」スタスタ


上条「行ったな……帰るか、御坂」

御坂「うん」

看護師「ふふふ」

上条「?」

看護師「幻想殺しに超電磁砲……面と向かって会うのは初めてかね」

御坂「……アンタ、何者?」

看護師「ふふふ…」バッ!

アレイスター「私だ」

上条「何だろう、手術待ちの患者が看護師のフリしてたってことなのか?」

アレイスター「いや、手術服だけども」

御坂「つか、髪ながっ」

アレイスター「ていうか、気付けよ」

アレイスター「私は学園都市統括理事長だ」

上条「マジかよ…」

アレイスター「全く…私が誰かもわからないなど学園都市の学生としt」

御坂「あははー!ないなーい!」

アレイスター「えっ」

御坂「こんなとこにそんなお偉いさんがいるわけないじゃなーい!嘘つきー」グリグリ

アレイスター「お、おいやめろつつくな!私は本物だぞ!」

御坂「じゃあ何か理事長っぽいことしてみてよ」

上条「お、おい御坂、やめとけよ…」

御坂「何よ、本物だったらそんくらいできるでしょ。ほら、そこの自称理事長!やってみせてよ!」

アレイスター「……はぁ、御坂美琴はレベル5の中でもマトモだと思っていたが…」

アレイスター「なら見せてやる」ピッ

ドゴーン!

10タイプの駆動鎧それぞれ50体「ハッ!統括理事長!ご命令を!」

上条「」

御坂「」

アレイスター「すまない、呼んだだけだ。帰っていいぞ」ピッ

10タイプの駆動鎧それぞれ50体「ハッ!帰らせて頂きます!」スチャ

ドヒューン!

アレイスター「……これでどうだ?」

御坂「し、信じます…」

上条(スケールがちげー)

超電磁砲Sのセロリの作画はイケメンに書かれてたけどなんか意味あんの?

>>117
禁書1期より予算があるからその分作画が向上しただけじゃね
つか、禁書1期の作画が悪意ありすぎたんだ

それか、禁書3期制作はもう決まってて、
一方の主人公化に向けた壮大なイメージアップ戦略かもしれん

上条「あんた、いや、貴方?本当に理事長なんだよな、いや、なんですよね?」

アレイスター「そうだが」

上条「だったらなんでこんなとこにいるんだよ?いや、いるんです?」

御坂「そ、そうよ!理事長なら普通は高みの見物とかしてるもんでしょ?」

アレイスター「HAHAHA、頂点に立つものとして下々の生活を体験してみるのもいいと思ったのさ」

上条「お、おう」

御坂「何てやつ…」

上条「あ、そうだ」

アレイスター「?」

上条「これ、見てくれ、いや、見てください」パネルピラッ

アレイスター「ふむ…一方通行と垣根帝督だな」

上条「どっちがカッコ良いか、カッコ良くない方の理由をお願いっす」

アレイスター「それをそいつらの管理者である私に聞くのか?」

上条「むしろ、色んな視点からの情報があるとボーナスアップ的な」

アレイスター「なるほど」

アレイスター「ちなみにカッコ良いかだけか?好き嫌いではなく?」

上条「別に好き嫌いでもいんじゃないすかね(適当)」

アレイスター「ふむ、それなら…」

アレイスター「私のプランの中心に据える人物として一方通行の方が好きだな」

アレイスター「垣根はスペアプランとして一方通行の次に好きだがここでは嫌いということになるのだろう」

上条「なかなか興味深いお話ですねー(あれ、なんかテッラっぽい)」メモメモ

御坂「わ、私は!?」

アレイスター「君の力はクローン達のネットワークとして存分に利用させて貰ってるよ」

御坂「え…私は…必要…ない…?」ガクッ

御坂「用済み…?そんな…みんなあの子達ばっかり…!」シクシク

上条「あーあ、泣ーかしたー」

アレイスター「知らね」

御坂「ぐすっ」

上条「よしよし」ナデナデ

御坂「………えへへ…//」

ガラッ

カエル「……はぁ、私は看護師のフリだけならしていいと言ったはずだけどね?」

アレイスター「君か」

上条「あれ、先生?理事長と知り合いだったんですか?」

カエル「まぁね?」

アレイスター「それじゃあ、私はおいとまさせてもらうよ」

カエル「そうかい。……もう駆動鎧なんかここに呼ばないで欲しいね?」

アレイスター「善処するよ」スタスタ シュンッ!

上条「消えた!?」

結標「私だ」

上条「お前だったのか」

結標「ふふ、まんまと驚いたようだな」

上条「まんまと騙されたぞ」

結標「暇をもて余した、」

上条「神々の、」

結・上「「遊b」」

御坂「やらせねーよ!?」ビリッ

結標「あふんっ//」

上条「わっきゃあ!っぶね!」パキーン!

結標「全く…いきなりビリビリしてくるなんてさすがレベル5ね」イタタ

上条「同感」

御坂「あ゙?」バチッ

上条「そういうとこだよ、ったく」ポン

御坂「へっ…!?//」

上条「頭触られてちゃビリビリできまい!オラ!ビリビリしてみろよ!ふひひ」

御坂「~っ!//」ヌググ

御坂「~っ…!!~っ…!……むぅ…!//」

上条「観念したようだなはっはっはっー!」ポンポン

御坂「にゃ、にゃぅ…///」

結標「……貴方も大概ね」ハァ

上条「お言葉ですがアナタのその格好も大概だと思いますのよ」

結標「あ?内から散らすわよ?」

上条「つか何その格好。初めて見たときから思ってたけどまさか痴女さんですか」

結標「散らすわよ」

シュンッ ←コルク抜きを上条さんの目の前スレスレにテレポ

上条「」アセアセ

結標「ちょーっとずらせば皮が剥げて、もっとずらせば筋肉をぶちきって…」

上条「すいませんでしたー!」ドゲザー

結標「あら、素直ね。素直な子は好きよ?」ニコ

上条「……お褒めにつかまつり光栄です…」

上条「あ、そうだ。今時間あるか?」

結標「?あるけど…何かしら?」

上条「これなんだけど…」パネルピラッ

結標「ぶぇっ!?コイツら!?」ブフッ

美琴「わかるわー驚くよねー」

上条「どっちがカッコ良いか、それにカッコ良くない方の理由をどうぞ」ハイ

結標「えっ、なにそれ」

美琴「わかるわー驚くry」

上条「はよ」

結標「え、待って、これはどういう…」

上条「はよ」

結標「あ、あの…」

上条「はよ」

結標「……」

上条「はよ」

結標「……はぁ、仕方ないわね」

上条「協力してくれるか、サンキュ。で、どうなんだ?」

結標「私はどっちも嫌いよ」

上条「え」

結標「嫌いな理由は守備範囲じゃないから。ショタ以外認めん」

上条「お、おう…」メモメモ

結標「もういいかしら」

上条「……はい」

結標「……じゃあねヒーローさん」スッ

上条「!」//

御坂(色目使いやがったぞアイツ)

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