菜々「ちょっとなんで菜々がここに居るかわからないですね」

ちひろ「参加したかったですか？」

菜々「そうじゃありません!!菜々は17歳なんです!!」

比奈「別に17歳だからって解説は飲まないッスよ」

菜々「…」

ちひろ「それでは選手紹介と参りましょう!!１番、常にほろ酔い、 柊志乃さん!!」

志乃「…」ｸﾞﾋﾞｸﾞﾋﾞ

ちひろ「２番、ワインは美容にいいのね、わかるわ、川島瑞希さ ん!!」

瑞希「志乃さん、そんなに飲んで大丈夫かしら」

ちひろ「３番、酒は飲んでも飲まれるな飲酒運転ダメ絶対、片桐 早苗さん!!」

早苗「まさか事務所でただ酒が飲めるなんてねー」

ちひろ「４番、たまには酔いに(既成事実を)任せたい夜がある、和 久井留美さん!!」

留美「…」ｷﾞﾗｷﾞﾗ

比奈「なんか和久井さんだけ目の色違うッスね」

菜々「そうですね」

ちひろ「５番、今夜は酔ってもいいですか？、三船美優さん!!」

美優「え、…え？」

ちひろ「６番、缶ビールからワインまで、高垣楓さん!!」

楓「酒豪がしゅーごー…ﾌﾌｯ」

ちひろ「７番、桜祭のことは忘れて貰おう、東郷あいさん!!」

あい「ま、勝たして貰おうか…」

ちひろ「８番、今夜もビール片手に野球観戦、姫川友紀さん!!」

友紀「ビールまだー？」

ちひろ「それではルールを説明します、時間無制限でお酒飲み放題、最後まで酔い潰れなかった人が優勝となります」

美優「あの…」

ちひろ「なんですか、三船さん？」

美優「私、登録してないんですけど…」

楓「私がやっときました」

美優「え!?」

ちひろ「ちなみに酔いつぶれた方の介抱は清良さんと三船さんが やってくれます」

美優「えぇ!?」

志乃「それは安心ね…」

瑞希「助かるわ」

美優「…」

ちひろ「清良さんより『一気飲みは危ないのでしないでくださいね』とのことです、ちなみに清良さんは仮眠室でスタンバってま す」

ちひろ「そして景品ですが、賞金10万円です!!」

選手達「ワァーー」パチパチ

ちひろ「そして副賞としてプロデューサー有給１日自由券を差し上げます」

選手達「ワァーーーーーー」パチパチパチパチ

比奈「道理で和久井さんがﾏｼﾞなんｽね」

菜々「許可取ってるんですか？」

ちひろ「許可取ってると思います？」

菜々「…」

比奈「プロデューサーってつらい職業なんｽね」

ちひろ「それでは7時よりスタートです、会場はここなので私達は社長室でモニタリングです」

菜々「本格的ですね」

社長室

ちひろ「さぁ、始まりましたね」

比奈「そうｯｽね」

ちひろ「先に誰が潰れると思いますか？」

比奈「そうｯｽね…なんとなく三船さんは弱そうｯｽけど」

菜々「美優さん強いですよー菜々も飲み…お食事会連れていって もらった時、結構飲んでましたから」

ちひろ(飲み会って言い掛けましたね)

比奈(突っ込んだら可哀想ｯｽよ)

ちひろ「では菜々さんは誰が先に潰されると思いますか？」

菜々「やっぱり和久井さんじゃないでしょうか」

比奈「確かに強いイメージはないッスね」

ちひろ「参戦理由も副賞メインですしね」

比奈「というか画面見てもつまらないッスね」

菜々「ただただ、人が飲んでるだけですしね」

『ギャーーーー』

ち比菜「「「!!!???」」」

比奈「何事ｯｽか」

ちひろ「えー、と仮眠室の方ですね」

菜々「仮眠室って清良さんがスタンバってるんですよね」

ちひろ「カメラ回しますね」

比奈「仮眠室にもカメラ置いてるんｽね」

ちひろ「酔いつぶれて寝てるアイドルの映像、売れそうじゃないですか？」

比奈「捕まるｯｽよ」

ちひろ「ﾊﾊｯ、仮眠室映しますね」

仮眠室

棟方愛海『ごめんなさーーーいっ!!』ﾄﾞｹﾞｻﾞ

清良『謝ってすむなら早苗さんはいらないのよ』ｷｭｯ

愛海『だって、酔いつぶれた早苗さんなら揉めそう…あぅひぃ!!』 ｸﾞｻｯ

社長室

比奈「…いつも通りｯｽね」

菜々「というか未成年はもう女子寮に戻ってるべき時間ですよね」

ちひろ「そうですね、菜々さん」

比奈「そうッスね、菜々さん」

菜々「は!?な、菜々はおか…ママとパパに信頼されているので、門限がないだけですよ」

比奈「ボロボロｯｽね」

ちひろ「さて、一応画面を戻しますか」

比奈「ああ、本題はそっちｯｽよね」

ちひろ「えーっと実況的な事をしますと志乃さんがソファーで飲んでますね」

比奈「いつも通りの状態ｯｽね、余裕を感じるｯｽ」

ちひろ「姫川さんもいつも通り野球観戦しながらビールで、それ を見ながら川島さんと東郷さんは飲みながら話してますね」

比奈「今キャッツ優勢ｯｽからね、上機嫌ｯｽよ」

ちひろ「和久井さんは…まだ大丈夫ですね」

菜々「となりで三船さんが介抱準備してますね」

比奈「これってノルマとかあるんｽか？」

ちひろ「そういうアルコールの強要みたいなルールを作るのは良くないと清良さんに言われたのでこちらで飲む気無しと見なした人はアウトになるってことにしてます」

菜々「和久井さんならそのギリギリなラインを考えそうな気がするんですど…」

比奈「いや、あのメンバーの中だったらハードルは上がるｯｽからね、やっぱりキツいｯｽよ」

ちひろ「早苗さんはスルメ炙ってますね、楓さんはそれをつつい て遊んでます」

比奈「楽しそうｯｽよ」

菜々「鬼殺しを用意してるんですか、あれ結構高いですよね」

ちひろ「なんで菜々さんがお酒の値段を知っているかはさて置き、優勝は誰だと思いますか？」

比奈「この状況じゃ決めるのは無理ｯｽね、というか最悪朝まで やり続けそうｯｽ 」

菜々「菜々も明日は仕事ないんですけどそれって朝まで解説やるからですか？」

ちひろ「当たり前じゃないですか、川島さんだってアンチエイジングしないで飲み続けるんですよ」

菜々「関係ないじゃないですか…」

比奈「にしても動きがないと暇ｯｽね、画面越しにキャッツの試合見てる方が面白いｯｽ」ﾄｸﾄｸ

ちひろ「まぁ我慢比べみたいなものですね、こっちにも注いでも らえます？」

比奈「いいｯｽよ」ﾄｸﾄｸ

菜々「あの…それは何を…」

比奈「ビールｯｽよ」

ちひろ「ビールですね」

菜々「…」

比奈「飲むｯｽか？」

菜々「い、いえ、なっ、菜々はじゅっ、17歳ですので」

比奈「我慢の方が体に毒ｯｽよ？」

ちひろ「もうロリ組は来ませんよ？」

菜々「菜々は17歳なんです!!お酒の誘惑なんかに負けません!!」

20分後

比奈「動きないｯｽね」ｺﾞｸｺﾞｸ

ちひろ「キャッツはいい試合してますね」ｶﾘﾎﾟﾘ

菜々「…」

さらに10分後

ちひろ「9回表キャッツ攻撃12対4ですか、キャッツの勝ちですね」

比奈「あ、おつまみなくなったｯｽ」

菜々「菜々が取ってきますね」ﾀﾀﾀｯ

ちひろ「見てるのもつらいんですね」ｺﾞｸｺﾞｸ

比奈「目の前で一番おいしそうに飲むちひろさんが言うんｯｽね」

さらに10分後

菜々「ちょっとちひろさん、もうおつまみありませんよ」ｸﾞﾋﾞｸﾞﾋﾞ

ちひろ「取ってきますね」

菜々(お酒の誘惑には勝てませんでした…)ﾌﾟﾊｰ

比奈(私達のはノンアルコールだったんｽけど…)

ちひろ「取ってきました…あ!!」

菜々「どうかしました？」

ちひろ「姫川選手がテレビ前のソファーで倒れています」

比奈「!?」

菜々「!?」

ちひろ「こ、これは…どういうことでしょうか？」

菜々「まだ1時間くらいですよ」

比奈「今調べたんスけど、キャッツ負けたらしいんｽよ」

菜々「え？」

ちひろ「12対4から？」

比奈「ナマーズ奇跡の9連続ホームランらしいｯｽ」

ちひろ「…」

菜々「…」

比奈「多分それによるふて寝ｯｽね」

ちひろ「では脱落者でましたし、実況的なものの続きをしましょうか」

比奈「そうッスね、と言ってもあんまり変わってないｯｽよ」

ちひろ「和久井選手の顔色が悪くなっていますね」

菜々「三船さんが若干介抱気味ですよ」ﾄｸﾄｸ

比奈「飲みながら介抱という奇妙な状態ｯｽ」

ちひろ「それ以外は早苗さんが焼いてるものが何処からか出てきたキノコに変わってますね」

比奈「お友達じゃないことを切に願うｯｽ」

ちひろ「姫川選手は酔い潰れたわけじゃないので東郷選手が毛布かけて終わりですね」

菜々「まさかの展開ですね」

比奈「確かに姫川さんが１抜けとは思わなかったｯｽ」

書き貯めはここまでですね

ウサミンパパママの当たりはちょっと面倒がりました

気をつけます

選手達は負けて仮眠室入るまで喋らない
というより仮眠室にしかマイクつけてない設定で実況と解説の会話をお楽しみください

ちなみに野球のssは書いてません、ナマーズ使わしてもらいました

前作は早苗さんの盗聴器のやつです

30分後

菜々「蒼5」

比奈「蒼赤黄色の8三枚出しｯｽ」

ちひろ「黄色緑の7二枚」

菜々「赤緑赤の7の三枚出しです、これで後一枚ですね」

比奈「UNOって言ってないｯｽよ」

菜々「あ」

ちひろ「二枚引いてくださいね」

菜々「はーい」ﾋｷﾋｷ

比奈「そろそろ見ないｯｽか？」

ちひろ「そうですね、UNO飽きてきましたし」

比奈「菜々さん4回くらいUNOいい忘れてますし」

菜々「…」

ちひろ「あ、和久井さん潰れてますね」

比奈「選手つけ忘れてるｯｽよ」

菜々「まぁここは予想通りですね」

比奈「三船さんが仮眠室連れて行くｯｽね、この場合三船さんはどういう扱いｯｽか？」

ちひろ「和久井さん一人なら清良さん一人で十分ですし、すぐ戻ってきそうですし…あ、戻って来ました」

比奈「なんか、扱いあんまり良くないｯｽね」

ちひろ「なにかもうちょい動きが欲しいですね」

比奈「なんか永遠に続きそうな気がしてきたｯｽ」

菜々「日をまたぐまでには終わりそうにないですね」

比奈「早苗さんと楓さん楽しそうｯｽね、亜季ちゃんの射的の鉄砲で空き缶狙って遊んでるｯｽ」

ちひろ「酔っているのに命中率高いですね」

菜々「昔、縁日でも無双してましたよ」ｸﾞﾋﾞｸﾞﾋﾞ

ちひろ(なんで菜々さんが早苗さんの昔を知っているかは…)

比奈(またボロが出るだけなので突っ込まない方がいいｯｽね)

20分後

比奈「閃光玉いくｯｽよー」ﾎﾟﾁﾎﾟﾁ

ちひろ「どうぞー」ﾎﾟﾁﾎﾟﾁ

比奈「外れｯｽね」ﾎﾟﾁﾎﾟﾁ

ちひろ「外れましたねー」

菜々「Z zzz …」

比奈「こっちも予想してたｯｽけどね」ﾎﾟﾁﾎﾟﾁ

ちひろ「ですね、あっ粉塵使いますね」ﾎﾟﾁﾎﾟﾁ

比奈「お願いするｯｽ」ﾎﾟﾁﾎﾟﾁ

ちひろ「といってもまだ9時ですからね、また起きるでしょう」ﾎﾟﾁﾎﾟﾁ

比奈「そうｯｽね、けど和久井さんや姫川さんが起きた場合はどうなるんｽか？」ﾎﾟﾁﾎﾟﾁ

ちひろ「こちらでアウトを取ったら復帰は禁止ということにしてますね」ﾎﾟﾁﾎﾟﾁ

比奈「起きないことを願うしかないｯｽね」ﾎﾟﾁﾎﾟﾁ

ちひろ「そうですね…あっ」ｸｴｽﾄｼｯﾊﾟｰｲ

比奈「…」

30分後

ちひろ「成金ゴブリンいいですか？」

比奈「いいｯｽよ」ﾊﾟﾁﾊﾟﾁ

ちひろ「貪欲な壺いいですか？」

比奈「いいｯｽよ」(このカードらがこんなに似合う人はあんまりいないｯｽね)

ちひろ「あれ？誰か来ましたね」

比奈「プロデューサーさんｯｽね」

ちひろ「忘れものでもしたんですかね」

比奈「虎の巣にウサギが飛び込んで来たような感じｯｽね」

ちひろ「飛んで火に入るなんとやらですね」

比奈「ようやく面白い動きが見えそうｯｽね」

ちひろ「このままだと早苗さんと楓さんの酔いながらの遊びをみるだけでしたしね」

ちひろ「さっそく早苗さんが絡み始めましたね」

比奈「年上に弱いｯｽからね、プロデューサーさん」

ちひろ「あ、ソファーで寝てる姫川さんを見つけましたね」

比奈「近寄って行ってるｯｽね、起こす気ｯｽかね？」

ちひろ「かもしれませんね」

比奈「あ、抱き上げたｯｽ」

ちひろ「お姫様抱っこですね」

比奈「仮眠室に運ぶみたいｯｽ」

ちひろ「おんぶだと色々当たりますからね」

ちひろ「仮眠室の様子映します？」

比奈「お願いするｯｽ」

ｶﾁ

比奈「十字架に張り付いた愛海ちゃんが邪魔ｯｽね」

ちひろ「清良さん流石ですね、カメラ対策と愛海ちゃんの罰を同時に行うなんて」

比奈「プロデューサーさんも仮眠室出たみたいなんでカメラを元に戻した方がいいんじゃないｯｽか？」

ちひろ「そうですね」ｶﾁ

比奈「さて、皆さんの目がめちゃくちゃ爛々としてるｯｽね」

ちひろ「お姫様抱っこですからね、川島さんとか食玩を欲しがる子供のような目をしてます」

比奈「勝つ自信がないならここで潰れてしてもらった方が幸せかもしれないｯｽ」

ちひろ「さぁ、いい感じに面白くなってきました」

比奈「今すぐの安定した幸せか、不確定の大きな幸せの2択ｯｽよ」

比奈「いい感じにネタを持って来たｯｽね」

ちひろ「さて、アイドル達がどういう選択肢を選ぶんでしょうか？」

比奈「うまくいったらこれで半数は消えそうｯｽね」

ちひろ「おおっとここで東郷さんが倒れた!!」

比奈「確かにあいさんは強いとは言い難いｯｽからね」

ちひろ「意外と言えば意外ですがやりかねないと言えばやりかねないですね」

比奈「まぁ、女性はみんな夢見る王女さまということｯｽよ」

ちひろ「そうですね…あ、川島さんが病院にある台車を持ってきました」

比奈「楓さんと一緒に綺麗に乗せたｯｽね」

ちひろ「そしてそのまま楓さんが嬉々とした表情で仮眠室へ…」

比奈「やってみたかったんｽね」

ちひろ「素晴らしい手際の良さでしたね」

比奈「

比奈「仮眠室入る直前のあいさんは今までに見たことのない驚愕の表情でしたｯｽよ」

ちひろ「もちろん録画済みです」

比奈「残り5人ｯｽか」

ちひろ「志乃さん、早苗さん、川島さん、美優さん、楓さんですね」

比奈「この面子だと川島さんは落ちそうｯｽね」

ちひろ「そうですね、それ以外は永遠に飲み続けるか、それに付き合わされる美優さんですね」

ちひろ「いつの間にかプロデューサーさん飲まされてますね」

比奈「美優さんが注いでるｯｽね」

ちひろ「おおっとここで早苗さんが抱っこアピール!!」

比奈「まどろっこしいせずストレートに行ったｯｽね」

ちひろ「これなら酔いに任せつつさっきの東郷さんみたいに強制的に仮眠室に連 れてかれる心配もありません」

比奈「やってあげてるッスね、頼まれると断らないタイプッス よ」

ちひろ「恥ずかしそうですね」

比奈「結構見られてるッスからね、あ、降ろしましたｯｽ」

ちひろ「そしてそのまま楓さんをあげましたね」

比奈「これは流れであげてもらう感じｯｽよ」

ちひろ「そして川島さんの抱っこアピール!!」

比奈「うわキツ」

ちひろ「酔いに任せて荒ぶってますね」

比奈「早苗さんに写真撮らせてるｯｽ」

ちひろ「本人が楽しんでるんでいいんじゃないでしょうか」

比奈「次は志乃さんあげるんｽね」

ちひろ「ソファー感覚でそのままワイン飲んでますね」

比奈「美優さんもあげるんｽかね」

ちひろ「本人が恥ずかしがりそうですけど」

比奈「あげてるｯｽよ」

ちひろ「いい感じに恥ずかしそうな表情ですね、ファンの皆さんにお届けできないのが残念です」

比奈「意を決して倒れたあいさんが哀れｯｽね」

ちひろ「完璧に倒れ損でしたね」

比奈「たまの我が儘は通らないといういい例ｯｽよ」

ちひろ「なんか話しがズレましたね」

比奈「それでも全員お酒は飲み続けてるｯｽね」

ちひろ「さて、そろそろ22時です」

比奈「それがどうかしたｯｽか？」

ちひろ「川島さんが寝るかもしれません」

比奈「ああ、確かに夜の10時から朝の2時に寝るとお肌がきれいになるってやつｯｽか？」

ちひろ「そうです、菜々さんにはああ言いましたけどやはり川島さんと言えばアンチエイジングですからね」

比奈「しかし今日くらいはいいんじゃないｯｽか？」

菜々「それは違いますよ」ﾋｮｺ

ちひろ「あ、起きたんですか」

比奈「そうなんｽか？」

菜々「歳をとるとくまとかが出来やすくなったり治りにくくなったりするんです」

比奈「…」

菜々「しかもくまは小皺をつくりやすくなりますし…」

ちひろ「おおっと、ここで川島さんがパックをつけはじめました」

比奈「隣で楓さんもつけてるｯｽね」

ちひろ「1日の幸せより今までの積み重ねを大事にするでしょうか」

比奈「けど、パックをつけてからじっとしてるｯｽ」

ちひろ「10時になりましたね」

比奈「寝ないｯｽね」

ちひろ「そうですね」

比奈「まぁ、1日の幸せをうまく使えば一生の幸せになるｯｽからね」

ちひろ「ここで一人落ちて欲しかったですね」ﾊｧ

比奈「さっきのあいさんみたいに落ちてくれると楽なんｽけど」

ちひろ「何かイベントが必要ですね」

比奈「ちひろさんモノクマみたいｯｽよ」

菜々「でもプロデューサーさんがここに来たら終わりですよね」

ちひろ「あ」