ここはとある裏路地…
一人の高校生と柄の悪い男達がいる…
不良「お前さぁ人に怪我させてなんなの」
青年「いや怪我してないじゃないですか…」
不良「いいから慰謝料払えよ」グイッ
青年「今、お金ないんですよ、だから払えません…」
不良「あ゛…お前らこいつボコるぞ」
「ういーす」
「恨むなよ」
青年(おわった…)
??「おーい、お兄さん達何してるの?」
青年(何だこの子…)
少年「お兄さん達さー、なにいじめてんの」
不良「あ゛…なんだよ糞ガキ何か文句あんのかあっちいてろ」
少年「やだね」
不良「言っとくが俺はガキでも手加減しないぞ」
少年「へぇーじゃあ僕のこと殴ってみてよ、ホラ」
不良「ホラよ」ブンッ
少年「遅いね」
不良「!?」
少年「フフッどうしたのそんなに不思議?」
不良「上等だガキコラ…お前らこのガキやっちまえ、その間に俺はこっちの奴やってから」
「泣いて謝るなら許してやらないこともないぜー」ニヤニヤ
「まぁどっちみちやっちまうけどな」
不良「そっちは任せたぞ」クルッ
青年(一人ならどうにかなるかな…)
少年「お兄さんいま、一人ならどうにかなるって思ったでしょ」
青年「えっ」
不良「なんでオメーがいんだよ」
少年「あっち」ユビサシ スッ・・・
「」
「」
不良(嘘だろ…なんでだ?)
少年「次はお兄さんだよ」
不良「おもしれぇ…やってやんよ」
少年「そーこなくちゃね」
不良「いくぞコラッ」ダッ
少年「フフッ」ユラッ
不良「オラッ」シュバッ
不良は素早い上段蹴りを放った
しかし少年にはあたらなかった
不良「まだまだ」クルッ
不良はそのまま体を捻って左足で後ろ回し蹴りを放った
不良「!?」
しかし少年依然としてそこに立っていた
少年「う~ん悪くないけどいまいちかな」
不良「このッガキがぁ!なめ腐りやがってぶっ殺してやる」スッ
青年「あれは!ナイフ、危ない」
不良「死ねェェェ!」ダッ
少年「子供に武器使うなんて最低だねお兄さん…だけどまぁ、あんまり変わんないけどね」ユラッ
青年(まただあの動き!)
迫りくるナイフそれを少年はユラリとかわした
そしてすれ違い様にボディに一発蹴りを食らわせた
不良「ガハッ…」
青年(嘘だろあんな子供が…凄すぎる)
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