ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
ブチャラティ「昨日俺がまとめサイトで見つけたものだ……ジョルノ、この画像のアイスボックスの中に入ってWピースしてるのはお前か?」
ジョルノ「……知りません、そんなの」
ブチャラティ「嘘をつくんじゃあないッ!お前のTwitterを確認したところ確かにあったぜ……『気化冷凍法なう』と書かれたこの画像のツイートがッ!」
ジョルノ「……だったらなんなんですか?何か悪いことでもしましたか?別にあなたに迷惑かけてないですよね?」
ブチャラティ(こ、こいつ……!!)
ブチャラティ「いいかジョルノ……コンビニ『パッショーネ』本店に苦情が殺到している。店員が遊んでいるとな。今朝ボスからもお前を解雇するように言われたところだ」
ジョルノ「意味が分からないですね。面接したときにそんなことをしてはいけないと伝えなかったのはあなたじゃあないですか。それにいいんですか?ブチャラティ」
ブチャラティ「……なんだ?」
ジョルノ「もし僕を解雇した場合……ブチャラティがコンビニの雑誌『risarisa』で勤務中に抜いていたのをバラしますよ?」
ブチャラティ「な、なにぃ!?」
ドドドドドド
ジョルノ「ふふ……ただでさえアンサツ支店に顧客を奪われ続けているゴエイ支店長のあなたの立場……どうなりますかねえ」ニヤァ
ブチャラティ「まさか……オレが童貞でコンビニのコン○―ムを試していたのも……新人のトリッシュの録画を持ち帰っていることも知っているのかッ!?」
ジョルノ「いえ、そこまでは知りませんでした。ただブチャラティ……あなた、『覚悟して来てる人』……ですよね。人を『解雇』しようとするってことは逆に『解雇』されるかもしれないという危険を常に『覚悟して来ている人』ってわけですよね……」ゴゴゴゴ
ブチャラティ(こいつ……俺を殺る気だ……こいつにはやると言ったらやる……)
ドドドドドドドドドド
ジョルノ「……」
ブチャラティ「『スゴ味』があるッ!」
ブチャラティ「……分かったジョルノ。どのみちお前は生意気なくせに仕事はできるからな。ほかに渡したくはない……」
ジョルノ「そうですね」
ブチャラティ「しかしボスに指示された以上『解雇』の命を遂行しなくてはならない……ッ!」
ジョルノ「じゃあ僕の代わりに先輩のフーゴを解雇でいいんじゃあないですか?頭脳キャラでかぶってましたし」
ブチャラティ「くっ……それしか手はないのか……ッ!」ゴゴゴゴゴゴ
ジョルノ「はい。フーゴの顔写真を編集したのをボスに送れば乗り切れると思います」
ブチャラティ「できるのか?ジョルノ」
ジョルノ「ええ。以前ブチャラティのコラ画像で5000RT貰ったこともあります。画像加工技術には自信がありますよ」
ブチャラティ「……いいだろう。とりあえず話はおわりだ」
ジョルノ「えっ?待ってくださいブチャラティ。まだ謝罪の言葉をもらっていませんよ」
ブチャラティ「!?」
ジョルノ「なんか……僕のこと責めといて謝罪の一つもないっておかしくないですかねえ。ちょっとムカついたってゆーか……そういうことも職場では大事なんじゃあないですかね」
ブチャラティ(こ、こいつは……ッ!!)
ジョルノ「どうしたんです?また父に言いつけますよ?」ドドドドドド
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