クリスタ「過去について」 (23)
エレン「クリスタ……?」
クリスタ「え、エレン……!?」
エレン「お、お前……泣いて」
クリスタ「な、泣いてないよ!」
エレン「だ、だって───」
クリスタ「また明日ね、エレン!」タッタッタ
エレン「あっ、おい!」
アルミン「エレン、ここにいたんだ。もう就寝時間だよ」
エレン「……」
アルミン「どうしたの?」
エレン「……いや、何でもない」
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>>1
楽しみだけど2スレ掛け持ちで大丈夫か?
どちらも楽しみにしてる
期待
掛け持ちしてるんですかもう一個は何てやつですか?
期待です
なんでだ……。今でもクリスタの顔が、脳裏から離れない。
クリスタ『な、泣いてないよ!』
クリスタ『また明日ね、エレン!』
別に変な意味ではない。けれど、先程の彼女の表情は忘れられない。
なんて言えばいいか分からないが、彼女───クリスタは
何かに捕らわれている、そんな気がした。
───翌日
アルミン「エレン、起きて」ユサユサ
エレン「ん……朝か……」
アルミン「おはよう」
エレン「おはよ……。ライナーとベルトルトは?」
アルミン「もう先に行ったよ。僕達も朝食に行こう」
エレン「ああ……」
ミカサ「おはようエレン、アルミン」
アルミン「おはようミカサ」
エレン「」ジー
ユミル「クリスタはちっちゃくて可愛いなー」ギュー
クリスタ「もう、暑いってば」
ユミル「そんなつれないこと言うなよー」
エレン(いつも通り、か……)
ミカサ「エレン?」
エレン「ああ、悪い。メシ食おうぜ」
ミカサ「ええ」
アルミン「エレン」
エレン「なんだ?」
アルミン「君は今、何かを思い悩んでるね」
エレン「!……わかるのか?」
アルミン「うん、エレンは隠し事が下手だからね。ミカサも気づいてるよね」
ミカサ「エレンは顔に出やすいから」
エレン「そうか……別に隠し事じゃねえよ。ただ、気になる事があるって言うか……。なんでもない」
ミカサ「そう……。相談したくなったらいつでも言って」
エレン「ああ」
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