メイドロボ「ご主人様、まさかチタン合金板に浮気したのですか?」 (7)

主人「い、いや……しかし、この真っ平らな合金板にも趣きがだな」

メイドロボ「仮にそんな板切れを抱きしめてキスしたとして、ご主人様に何の感動があるというのです?」

女「お前ら……私の胸はチタン合金板なんかじゃない!」

メイドロボ「私のボディにも多少のチタン合金が使われていますけれど?」

主人「すまない、俺は含有率99%以上のチタン合金板しか愛せないんだ……」

メイドロボ「そうですか。それではご主人様、残念ながらお別れの時ですね」

主人「ま、待ってくれ! 行かないでくれ!」

メイドロボ「さようなら……」

女「こいつら……本物のチタン合金板でぶん殴ってやろうか!」

メイドロボ「あれ? でももしかして、この板で焼き肉が出来るんじゃありませんか」

主人「そういえばそうだな。よし、焼こう焼こう!」

メイドロボ「お肉とお野菜を取って来ますね」

主人「タレもね」

メイドロボ「はい」

女「まさか私を熱するつもりか? や、やめろ!」

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