ハム太郎「ここから見える景色の中にはたくさんの人がいるのだ!車に乗ってる人や建物の中にいる人も含めたら把握できないほどにいるのだ!」
ハム太郎「目には見えなくても確かに人がいるのだ!仕事をしたり趣味を楽しんだり恋人や友達と遊んだりしてるのだ!」
ハム太郎「もちろん楽しい事ばかりじゃないのだ!誰かの為に泣いたり、怒ったり、悲しんだりしてるのだ!」
俺「・・・」
ハム太郎「皆、有限在る時間に起伏を付けそれを人生と呼んでいるのだ」
俺「・・・」
ハム太郎「俺君はどうなのだ?」
俺「・・・」
ハム太郎「起伏が無い人生は楽なのだ!誰かに傷つけられる事も無いのだ!でも僕はそれを人生とは呼べないと思うのだ」
俺「・・・」
ハム太郎「一人寂然とした部屋に籠りつづける時間は俺君の心にうら淋しさを募らせるだけなのだ!」
ハム太郎「・・・・・・あの日止まった人生はまだやり直せるのだ」
俺「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
俺「全然寂しくないしゲーム楽しいからどうでもいいだろ、消えろよ」
ハム太郎「…分かったのだ」
俺「…」
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