アリス「シノぉ~」
忍「今、匂いを嗅いでるところなんですから」
アリス「匂いかがないでよぉ……」
忍「とってもフルーティでいい匂いです」
アリス「パンツの匂い嗅がないでよぉ」
アリス「ついでに被るのもやめて……」
忍「良い匂いなんですからいいじゃないですか」ニコッ
アリス「良い笑顔なんだろうけどパンツでよくみえないよ」
アリス「そんなことよりパンツ被るなんて変だよ」
忍「変ではありませんよ?」
アリス「見た目も怪しいよぉ」
忍「アリス、人を見た目で判断してはいけませんよ」
忍「アリスの匂い最高です」
アリス「それにそれ洗濯したてのだからシノのと同じ匂いだよぉ」
忍「なんと!」
忍「では今の私はアリスと同じ匂いなんですね?」
アリス「だから返してよぉ」
忍「……でもダメです」
忍「返して欲しかったら今履いてるのをください」
アリス「それを渡したらどうするの?」
忍「もちろん被って匂いを嗅ぎます」
忍「そしてアリスは私が被ってたパンツを履いてください」
忍「少々唾液で汚れてしまってますが気にしなくて結構です」
アリス「き、気にするよ!」
忍「何をそんなにどなってるんですか?おかしなアリスですね」
忍「それに聞いてきたということはくれるんですね?」
アリス「違うよ、興味本位で聞いただけだよ!」
忍「照れなくていいんですよ?」
アリス「照れてないもん」
忍「しょうがないですね、なら私のパンツも差し上げます」
アリス「そういう問題!?」
忍「はい!」
勇「ちょっと忍、それはダメよ」
アリス「イサミ~」
忍「お姉ちゃん……でも」
勇「でもじゃないの」
アリス(助かったぁ)
勇「忍のパンツは私のだから」
勇「もちろんアリスのもね」
忍「それはずるいです」
忍「前はアリスのはいいってお姉ちゃん言ったじゃないですか!」
勇「前は前、今は今よ」
勇「忍、過去に囚われちゃダメよ」
アリス「……」
勇「さぁ二人ともパンツを」
アリス「い、イサミは私たちのパンツどうするの?」
忍「そうですよ、二枚もあったら片方は被れないじゃないですか」
アリス「それなら私のはいいよね?」
勇「もちろん被るのは忍のだけよ」
勇「でもパンツは被るだけの物じゃないわよね?」
アリス「もともと被るる物じゃないよぉ」
勇「アリスのパンツは履くわ!」ドヤッ
忍「……くっ、完敗です」
忍「でもお姉ちゃんはすでにパンツを被ってるじゃないですか」
忍「それなら私のパンツを履いてアリスのが余るじゃないですか」
アリス(ホントだ!シノばかり見てたから気づかなかったよ!)
勇「確かに今は陽子ちゃんのパンツを被ってるわ」
勇「そしたらこれを口に咥えるまでよ」
忍「さ、さすがお姉ちゃんです」
忍「それは思いつきませんでした」
アリス(ってなんでヨーコのを)
勇「さぁ、二人のパンツを私に」
アリス「……」
忍「いくらお姉ちゃんでもこればかりは譲れません」
忍「アリスのパンツは私のです!」
アリス「私のだよ!」
忍「私のですよ?」
勇「残念、私のでした」
アリス「私のだよぉー!」
アリス「うわーん!」ダッ
忍「あっ、アリスのが出て行ってしまいました」
勇「忍が無理を言うから」
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