比叡「ふふふっお姉さま―♪」ｷﾞｭｳ

金剛「まったく、比叡は甘えん坊さんデス」

比叡「お姉さまお姉さまお姉さまー（お姉さま良い香り餅肌スベスベフフフ谷間見えて美味しいですｹﾞﾍﾍ」

提督「……比叡さんの顔が他の人に魅せられないくらい酷い」


提督「ところで金剛さん、わざわざ提督室に来たってことはなにか用事が？」

金剛「ナイヨー？提督とおあ話しがしたかったネ、ソ・レ・ニ…エイッ」

提督「キャっ、いきなり後ろから抱きつかなくても」

金剛「今日のバスとCHECKでーす」ﾑﾆﾑﾆ

提督「ひゃぁぁ！ちょ、ちょっと金剛さぁァン！」

金剛「オ？少しビッグにナリマシタ？柔らかいでーす」ﾑﾆﾑﾆ

提督「あぁっ……ちょっと……ゃ…」

金剛「英国淑女はもう少し大きくないとダメですヨーそのためのマッサージデース」ﾑﾆﾑﾆ

比叡「お姉さま！私にも！私にも！」

金剛「比叡はもう立派なバストを持ってるネ、必要ないヨ」

比叡「ガーン……提督！どうすれば胸を小さく出来ますか！？」

提督「ば、馬鹿言ってないで…助けてっ……」

金剛「ンー今日はこれくらいで終わりにておくネ、提督の目がトロリと溶け始めてるネ」ﾊﾟｯ

提督「はぁ……イケない…もう少しで一線超えそうに……」

金剛「私、同性でもイケる口デス」ｳｲﾝｸ

提督「ひっ…」

ｺﾝｺﾝ

榛名「提督、お姉さま達みませんでしたか……ってここにいらっしゃったんですか」

金剛「提督がかわいがって欲しいて言うから仕方なくネ！」

提督「そ、それはちがう…」ﾊｧﾊｧ

榛名「提督の蕩けた目！荒い息遣い！……お邪魔でしたね、失礼します」

提督「ちがう！ちがうから！」

提督「はぁ……金剛姉妹はこんな娘ばっかりなの？」

比叡「いえ、霧島は真面目な妹です」

提督「あ、真面目モードになった」

比叡「真面目モードってなんですか、まるで私がおかしい状態があるかのように…」

提督（金剛さんを前に息を荒くしていたのはどこの誰かしら…）

比叡「ところで前から気になってたんですけど、提督って何故女性なのですか？」

提督「えっ」

比叡「あ、言葉が足りませんでした。艦隊を指揮する提督って男性が多いじゃないですか？」

提督「そういえばそうね、この前演習した提督も男性だったわ」

比叡「なんで提督になったのかな―って気になって」

榛名「あ、それ榛名も気になります」

金剛「私も聞くネー」

提督「なんで……うーん、アイドルのプロヂューサーを辞めてちょうど募集してたからかしら？」

榛名「提督アイドルのプロヂューサーやってたんですか？すごいです！」

提督「いや、あそこはひどかったわよ……事あるごとに事務員さんが体力が回復するドリンクとか言う砂糖水を売りつけてくるのよ。お陰で貯金や財布の中身が大変なことになるところだったわ」

比叡「買わなければよかったじゃないんですか？」

提督「買わざるおえなかったのよ、会社の意向だったから……はぁ」

比叡「それでアイドルのプロヂューサー辞めてここに来たんですね」

提督「そうそう」

金剛「それにしても提督が女の子で本当に良かったネ」

提督「どうして？」

榛名「ええと…私達艦娘って全員女性じゃないですか、それで男性がセクハラ目的で触ってくる人が多いらしくて……」

比叡「そういえば他の部隊の駆逐艦ちゃんが言ってましたね」

駆逐艦娘『提督ったら事あるごとに撫でたり触ってきたりして大変なのです、いい加減うんざりなのです』

比叡「って」

提督「たいへんそうね……その娘」

榛名「だから私達若干覚悟してここに来たら……提督じゃなくて金剛お姉さまが提督にセクハラしてました」

金剛「セクハラじゃないネ、スキンシップダヨ！」ﾌﾟﾝﾌﾟﾝ


比叡「そういえば今日の霧島捜索どうします？」

提督「んー……資材がねぇ……、どうしてもあのあたりの海域だと戦闘は避けられないでしょ？だから資材を大量に投入して建造の妖精さんにお願いするのもね、ためらいがあって」

榛名「霧島ちゃんどこに居るのかな」

金剛「夕飯時には戻ってくるネ！」

榛名「お姉さま…猫じゃないんだから」

提督「猫！？」ﾋﾞｸｯ

金剛「紅茶が飲みたくなってきたネー」

比叡「そうですね、時間も時間ですし」

金剛「レッツティータイムデス！」

榛名「提督、今日のお茶請けは…？」

提督「駅前のケーキ屋の……」



おわり