「エレンは私のことが好きじゃないのかもしれない」
アルミン「そうだね」
「アルミン、教えて欲しい、それはどういう意味!?」
アルミン「じゃあ逆に聞くけどさ、あの状態のエレンを見て、エレンは誰が好きだと思うの?」
エレン&クリスタ「キャッキャウフフヤーンモー」
「アルミン、話を逸らさないで」
アルミン「現実を見ようよミカサ……」
アルミン「じゃあ考えてごらんよ。エレンがミカサと手を繋いで一緒にアイスクリームを食べるとするでしょ? それはなぜ?」
「家族だから。何にも代え難い絆があるから」
アルミン「じゃあエレンとクリスタがそれを今行ってるわけだけど、それはなぜ?」
「クリスタがエレンにそれを強要してるから。あのメス豚は調子に乗りすぎた、後で然るべき制裁を行う」
アルミン「ああもう! 調子に乗ってるのはミカサだよ!」
「!?」
アルミン(しまった、言いすぎた……クリスタが天使だからいけないんだ)
「アルミンがそんな風に言うなんて……」ヨロッ
アルミン「ミカサ、大丈夫?」
「嘘、嘘だ……エレンは私が好き、好き、好き……」ブツブツ
アルミン(ミカサは早く気づくべきだよ。自分の想いが家族に対しての気持ちじゃないってことに)
「……」ブツブツ
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