八幡「ぼっちあるある?」 (2)
八幡「俺は友達がいない」
八幡「そんなことは既に周知の事実だ。いや、俺を認識できるやつすら少ないのだから周知は語弊がある」
八幡「とりあえず俺には友達がいない————いわば孤独だ」
八幡「ちなみに俺は孤独は気に入っている。よく『友達は大事に』とかいう結局自身のための戯言があるが、友達がいないのなら気を使う必要や触れ合う労力を削減できる」
八幡「どこぞの省エネ系主人公はフラグの立った美少女と一緒に過ごしていなければ好感が持てる」
八幡「しかし昨今のラノベ主人公たちは息をするようにフラグを立てて、しかも耳に疾患を持つ奴らばかり。だからここで一旦教えてやろう————現実を」
八幡「ライトノベルの主人公だとしてもそれがモテモテと等号を結べるわけではないのだということを」
八幡「————この俺の孤独な日々と共に」
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『ケース1 英語の授業』
先生「じゃあ隣の人と英語で会話してー」
八幡(……、こんな場合。ベタな話として『二人組みを——』というパターンを持ってくる場合が多い。だが実際問題、相手が先生のほうが楽な場合というのは多い)
八幡(こんな時の隣の奴の『うえぇ……』という微妙な、しかし明確な悪意を秘めた表情を見せるとき。そういうことに俺は不幸せに感じるんだ)
八幡(だが他のパターンもある。あってしまうのだ)
隣「えーと? ヒキタニくんだっけ?」
八幡「!? ……え、ええ。その。ふぁい」デュフ
隣「そ、そうなんだー」
八幡「お、おう。そうだな」
隣「…………そ、それj「や、やるか」」
隣「」
八幡「」
八幡「話し上手な博愛主義者は完璧に見える、しかし見えるだけだ」
八幡「むしろ気を使ってしまい逆効果ということもある」
八幡「しかも追加シナリオで好きになっちゃうこともあるから大変だ」
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