サシャ「カップル限定で食べ放題!!?」 (104)
サシャ「これはやるしかないですね……」
サシャ「にしても相手がいません」
サシャ「>>5に彼氏の振りをしてもらいましょう」
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パスタ
サシャって早く打とうとすると高確率でササyになるんだけどどうしたらいいかな
エレン
サシャ「いっぱい食べられれば誰でも良いんですよねー」
サシャ「おっ、ちょうどあそこで暇そうにしているし」
サシャ「エレェンに彼氏の振りをしてもらいましょう!」
サシャ「エレェン!」
エレン「ん? どうしたサシャ!」
サシャ「私の彼氏になってください!」
ミカサ「>>56」
私がなるわ
ミカサ「私がなるわ」
サシャ「!?!?!?!?(ミカサが私の彼氏に!?)」
サシャ(いや、でも食べ放題の条件はカップルで、男女のペアとは言われてませんでした。
ということは別にミカサでも良いということなんでしょうか?
ああなるほど、ミカサも食べ放題行きたいんですね、納得です。ミカサも食いしん坊さんですねー)
ミカサ「エレンの彼氏には、私がな」
サシャ「じゃあ行きましょうミカサ!」
ミカサ「? は? え?」
サシャ「私とカップルになって食べ放題行きましょう!」
ミカサ「え? っと、え? あ、いやそういうワケじゃ……」
サシャ「るんるんりる♪ らんらんらら♪ ミッカッサと食べ放題~♪」グイグイ
ミカサ「ちょっと、サシャ……意味がわからない、私をどこへ連れて行く気。あーれー」ズルズル
エレン「あいつら行っちまった。なんだ食べ放題って?」
アルミン「多分、最近市街地にできたお店で『カップル限定』で食べ放題の所のことだと思う」
エレン「へえー、それでサシャはオレに声かけたのか」
アルミン「だろうね。それをミカサが早とちりして、更にサシャが勘違いをしてああなったんだと思う」
エレン「食べ放題かぁ……良いな」
アルミン「女の子同士でも行けるのかどうか、これは意外に根深い議題になりそうだけどね」
エレン「なあアルミン」
アルミン「なんだい?」
エレン「>>66」
掘らせてくれ
エレン「掘らせてくれ」
アルミン「!?!?!?!?!?!?!?!?」
アルミン「ハァ!? 頭おかしくなっちゃったのかい!?」
エレン「そうすればオレたちも立派なゲイカップルになるだろ。
そしたら食べ放題にも行けるはず」
アルミン「なんだそういうことかよ!?!?!?」
エレン「サシャがミカサと一緒に行ったんだ、オレたちが一緒に行ってもおかしくないだろ?」
アルミン「にしても掘らせてくれは形から入りすぎてるよ!」
エレン「……そうか?」
アルミン「そうだよ、全くエレンってやつは。……仕方ない。ちょっと待ってて、
僕もあの二人の動向が気になるし、何より僕も食べ放題行ってみたいから」
アルミン(女装)「さあ、これで僕とエレンはどこからどう見ても普通のカップルだ」
エレン「お、おう。お前、アルミン……なんだよな?」
アルミン(女装)「そうだよ」キリッ
エレン「さっき言われたことそっくりそのまま返すが、お前こそ形から入りすぎてないか?」
アルミン(女装)「エレンのはあまりにも変な方向に吹っ飛びすぎてるんだよ」
エレン「そうか」
アルミン「じゃあ僕たちも行こうか、サシャとミカサが行ったお店へ」
エレン「そうだな」
―市街地・お店の前―
サシャ「着きましたぁ!」
ミカサ「……カップル限定食べ放題、サシャはこの為にエレンを誘っただけだったのね」
サシャ「ちょうど近くにエレンがいたんで声をかけたら、
まさかミカサがついて来てくれるとは思いませんでした」
ミカサ「いや私はそんなつもりじゃなかったんだけど……」
店員「いらっしゃいませー! あ、カップルの方ですね!
今、カップル限定で食べ放題やっております! よろしかったら」
サシャ「食べ放題でお願いします!」
店員「かしこまりましたー! 席へご案内しまーす!」
ミカサ「ちょっと……女同士のはずなのになんで店員さん疑問に思ってないの?
え? まさか私が男に見られたってこと? え、サシャが男に……それはない。え? じゃあ私?」
サシャ「ふんふんふふふーん♪ ? あっ! なんかあちらに見慣れた顔の二人が!」
ミカサ「……あれは、>>74>>76」
キース
ピクシス
キース「はっはっは、料理持ってきすぎですよピクシス司令」
ピクシス「食べ放題は食事じゃない、戦いじゃ。
今からこの目の前の料理の山と決闘するんじゃ」
ミカサ「……キース教官と、え? 南側領土の最高責任者……ドット・ピクシス?」
ピクシス「キースくんピクルス食べて」
キース「えー、決闘っていったばっかりじゃないですかー」
ピクシス「キースくんもこの決闘に参戦してるんだ、言わば共闘じゃよ」
サシャ「わーい! さっそく料理持ってきましょー!」
ミカサ(な、何これ。どういうことなの?)
キース「」
サシャ「」
ミカサ「」
ピクシス「ん? どうしたキースくん? 知り合いかい?」
キース「私が現在教えている訓練兵の子たちです」
ピクシス「なるほど、君たちも『そっち』ということか」
ミカサ「あ、いえ。食べ放題にありつくための一時的な関係です、あなたたちとは違います」
キース「」
ピクシス「」
サシャ「>>84」
お二方とも安心してください!私の友達の友達はソッチです!
サシャ「お二方とも安心してください!私の友達の友達はソッチです!」
キース「?」
ピクシス「?」
ミカサ「?」
ミカサ(友達の友達? サシャの友達……クリスタ? の友達、ユミル? ああ、そういうことか)
店員「いらっしゃいませー!」
アルミン(女装)「なるべくサシャとミカサには見つからないように行動しようね」
エレン「別に見つかっても良いんだろ? その時は誤解される前にここ来た理由話せばいいんだし」
アルミン(女装)「それもそうだけど、話しをややこしくしたくな……」
キース「」
ピクシス「」
サシャ「」
ミカサ「」
ピクシス「……なるほど、友達の友達、そういうことだったのか」
ピクシス「あの子たちも?」
キース「はい、私の教え子たちです」
ピクシス「キースくんは教え子に恵まれているな」
キース「ははは、私にはもったいない才覚のあるやつらです」
ピクシス「私たちがいてはこの子たちも肩身が狭いじゃろう。
あとは若い子らだけで、ゆっくりさせよう」
キース「ええそうですね、私たち老人は退散でもしましょうか」
店員「ありがとうございましたー!」
エレン「」
アルミン(女装)「」キュルキュルキュルキュル
アルミン(女装)(凄まじい勘違いをされたまま見送ってしまった気がする!)
ミカサ「……アルミン?」
アルミン(女装)「んなっ!? ……なんだい、ミカサ」
ミカサ「>>92」
エレンとのツーショットを撮ってもいい?
ミカサ「エレンとのツーショットを撮ってもいい?」
エレン「は?」
アルミン(女装)「ミカサ、一応誤解を招く前に言っておくけど」
ミカサ「わかっている、エレンもアルミンも別にそういう気はないってことぐらい」
アルミン(女装)「ああ、良かった。それさえわかってくれればいいやもう、どうでも」
ミカサ「それにしても、アルミン気合い入れすぎ……」
アルミン(女装)「こうでもしないと食べ放題できないと思ったんだけど、
さっきの二人を見る限りカップルの判断は相当ゆるいみたいだね……」
ミカサ「……そういう割に女装満更でもなさそうだけど」
アルミン(女装)「え、い、いや、そっそそんなことないよ」
ミカサ「ツーショット良い?」
エレン「オレは別に」
アルミン(女装)「僕も別に良いよ」
ミカサ「じゃあ、アルミン、エレンと腕絡めて」
アルミン(女装)「」
アルミン(女装)「こう?」
ミカサ「ハアハア、良いよ良いよ、もっと二人とも照れた顔して」
エレン「早く飯食いたいんだが」
サシャ「もぐもぐ」
ミカサ「うひひ……」パシャパシャパシャ
エレン「もういいか?」
ミカサ「うん、ありがとう二人とも。これで夜のお……捗るから」
アルミン(女装)「」
エレン「そういやアルミン、その服は誰から借りたんだ?
まさか自前ってワケじゃないだろうな」
アルミン「……>>98のだよ」
エレンの母さんの形見
アルミン(女装)「……エレンの母さんの形見だよ」
エレン「母さん……」
ミカサ「カルラおばさんの……だったのね」
エレン「どおりでなんだか懐かしい匂いがすると思ったぜ」
サシャ「もぐもぐもぐ」
アルミン「僕じゃあ、カルラおばさんの代わりにはなれないけど……それでも」
エレン「うっうぅ……母さん」ギュッ
ミカサ「おばさん」ギュッ
アルミン(女装)「……たまにはこうして、僕が女装して、
エレンとミカサに家族の温かさを思い出させてあげるから、ね」ヨシヨシ
ハッピーエンド
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