撫子「晶ちゃん？」

玲実「どったの？」

晶「これは…かつて週刊少年サンデー人気を博した推理漫画の金字塔にして私のバイブルの１つ！」


晶「名探偵コナン！」


晶「その舞台となった架空の町だよ！」

静留「ああ、そういや昔葉香と一緒にアニメ見てたな…」

玲実「ねりありの時みたいにまたアニメが現実になったって事？」

撫子「しかも今回は駅ごと…」


晶「残念なことに７Gで連載がストップしたけどまさかこんな形で拝めるなんて…」


晶「これは立ち寄るしかない！」

玲実「晶、いつもとキャラ違くない！？」

静留「う～ん…でも米花町ってほぼ毎日殺人事件が起きるらしいし…」

撫子「そ、それは危険だね…」

静留「だから素通りって手も…」




ﾄﾞｶｰﾝ!



玲実「せ、線路が爆発した！？」


晶「出た！米花名物春の爆発！」

玲実「今春だっけ？」

静留「さぁ？」

～米花駅前～

静留「結局線路が治るまで立ち往生かぁ…」ﾊｧ

晶「ご心配なく…殺す側ですから！」ﾄﾞﾔｧ

玲実「何言ってんの？」

晶「いや、一度言ってみたかっただけ」

撫子「物騒だからやめてよね…」

晶「さて、どこかで殺人事件は…」ｷｮﾛｷｮﾛ



死体「」

死体「」

死体「」

死体「」

死体「」

死体「」

死体「」

死体「」



4人「「「「す、すごい死んでる…」」」」

撫子「これってまさかゾンビ…」

玲実「ってことはくろきんが近くに？」

静留「いや、これはただの死体みたい」

晶「こ、これは正に…」








？？「ああ、大事件だ」

玲実「うわ、いきなり何この子？」

眼鏡の少年「まだ生きてる人がいたんだね」

静留「ま、まさか…」


晶「生コナン君だあああああああああ！！！！！！」


江戸川コナン「お、おう…」

撫子「落ち着いて晶ちゃん、この子もアニメキャラが実体化したんだと思うし…」

晶「わ、わかってるけど…」


コナン「お姉さんたちあの電車で来たの？」

玲実「うん、そーだよ」

静留「いったい何があったの？この死体の数尋常じゃないでしょ」

コナン「実は…博士の開発した人を殺すスイッチが犯人に奪われちゃって…」

晶「博士って阿笠博士？そんなオーバーテクノロジーな装置作れる人だっけ…？」

静留「・・・・・」

コナン「光彦を始めとして次々と米花町の人たちが殺されていったんだ」

晶「そんな…メインキャラはどうあっても死なないはず…」

コナン「お姉さんたち随分詳しいね、もしかして…」

晶「うん、君の事も良く知ってるよ、工藤新一君」


コナン「そうか…じゃあ隠す必要もねーな」

玲実「うわ、なんか一気にカッコよくなった！気がする」


静留「それで、どうすればいいの？」