【進撃の巨人】俺「安価で巨人を駆逐する」 二匹目 (816)

進撃の巨人安価コンマスレ


前スレ
【進撃の巨人】俺「安価で巨人を駆逐する」
【進撃の巨人】俺「安価で巨人を駆逐する」 - SSまとめ速報
(https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1714194866/)


巻き戻し制限有り
コンマゾロ目は全てスーパークリティカル扱い
コンマの連取り無し(選択肢等を間に挟んだ場合有効、単発末尾Oが取った連続で取った場合は確認する時有り)
ストーリー中の選択肢取った後の変更は原則的に無し
俺の初期設定(ウォールローゼ北部の領民、クリスタとは極めて仲が良い)
好感度数値化システム無し


現在は少年期(訓練兵時代)

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1714565332

現在の俺強さ

幼年期
運動神経:かなり良い(実はある血筋を引いていて、覚醒すれば人の域を超えた強さに行けるが未だ未覚醒)
頭脳:相手の思惑を逆に考えられるくらいにはそこそこ良い



少年期
立体機動:訓練生の中だと2位か3位には居る(実はある血筋を引いていて、覚醒すれば人の域を超えた強さに行けるが未だ未覚醒。覚醒のヒントは得ている)
対人格闘術:毎回アニにボコられながらも、その技術は少しずつ盗んでいる
頭脳:10年前の一瞬の出来事すら微かに記憶しているくらいには頭が良い

1000までに偶数ゾロ目1つ出たので…(少年期(後半)からコンティニュー残機有り)
前スレ1000(コンマ12)(何も無し)

訓練所

俺(…正直、ここでアニよりも成績上位卒業を狙うならばアニやミカサを回避してベルトルトと組むのが最適解だろうが)

俺(俺には成績なんか関係ねえ…。採点なんかどうでも良い…)

俺(俺は本気のアニを超える)グッ

俺「よしアニ、俺等もやるぞ…」スタスタ

アニ「フッ、そうこなくちゃ」スタスタ

俺「何だ?ちょっと嬉しそうじゃないか」

アニ「そりゃあ、この前は舐めてたらまさか1本取られたからね…」

アニ「アンタと再戦出来る日が来たら、今回は最初から本気を出そうと思ってたんだ」スッ

俺「そりゃあ良い…。俺の為にもなる…」

俺「今日はもう、これは必要ねえな…」ポイッ

模擬ナイフ「」

アニ「…フゥン」ニヤッ

俺「俺達の戦える最後の訓練だ。本気でやり合おう」スッ

アニ「フッ……アンタのそう言う暑っ苦しい所…。ずっと苦手だったよ!!」ビュオンッ!!

俺「くっ…!」


他の訓練生達「「「」」」ザワッ

キース「むっ…!」


俺&アニ「「蹴り「」」ビュンッ!!



アニ(本気)
コンマ下二桁
71以上俺、アニの足技を完全に盗み良い勝負だった
41~70やはり本気のアニには敵わなかったが…
40以下いつも以上にボコされてしまった…

安価下

コンマ12
訓練所

ドカッバキッボゴッ!!!

アニ「何だ。こんなもんか…。期待ハズレだったね」

キース(アニ・レオンハート…。対人格闘術はやはり彼女かミカサ・アッカーマンがトップか)

俺「」プシュウウ...

キース(俺…。全部の科目が高得点だったが、この前の体力試験の時の結果と言い、本番に弱いのと運が無い…)

キース(……これは兵士として大幅-要素だな)

俺「」プシュウウ...

10日後
訓練所

訓練兵団団長「心臓を捧げよ!!」

104期訓練兵達「「「「「はっ!」」」」」ザッ

訓練兵団団長「本日を持って、訓練兵を卒業する諸君等には3つの選択肢がある」

団長「壁の強化に努め、各町を守る駐屯兵団」

団長「犠牲を覚悟して、壁外の巨人領域に挑む調査兵団」

団長「そして、王の元で民を統制。秩序を守る憲兵団」

団長「無論、憲兵団を希望出来るのは先程発表した上位10名だけだ!」

俺達「「「…。」」」

俺(俺は見事上位10名に入った)

俺(1位ミカサ、2位ライナー、3位ベルトルト、4位アニ、5位が俺……)

俺(6位エレン、7位ジャン、8位マルコ、9位コニー、10位クリスタ)

俺(これが104期生の上位10名…)

俺(俺は最後の最後に教官の前で無様過ぎる姿を見せなければ、ミカサに勝つのは無理でも2位か3位は狙えそうだったが…)

俺(…まぁ仕方ないな。これが結果の世界だ)

解散式会場

他の訓練兵達「「「」」」ガヤガヤ...

アニ「…折角上位10位に入ったのに、本当に憲兵団に入らないのか?」

俺「ああ。最初から決めてた事だからな…。アニは…」

アニ「私は憲兵団へ行く」

俺「そうか。なら、お別れだな…」

アニ「…ああ。これからは私が側に居ないが、ピーピー泣くんじゃ無いぞ」

俺「馬鹿か。泣くかよ。お前は俺の姉か何かか」

アニ「まぁ、それに近い存在だったな…」

俺「…。」

俺「…アニ、お前には感謝してる。俺は、お前が居たから一緒に───」

クリスタ「あ、俺君」

ユミル「こんな所居やがったのか」

俺「クリスタ?ユミル?…」クルッ

アニ「…。」

クリスタ「アニとお話し中?」

アニ「…いや、もういいよ。話は終わったから」

俺「あ…アニ…」

アニ「それじゃあね」スタスタ

俺「あ、ああ…」

アニ(…家族ごっこも、これで終わりか)

アニ(長かったようで、短かったようで……)

アニ(…いや、帰るんだ。私は、私の帰りを待っている父さんの所へ)スタスタ

解散式会場

2階

俺「どうしたんだよ2人とも?」

クリスタ「あ、あの…俺君に話しがあって…//」

俺「話し?…」

クリスタ「う、うん…//」ドキッドキッ...

俺(クリスタからの話し…)

ユミル「おっと悪い。飲み物がキレちまった」

クリスタ「え?…ユミル?//」

ユミル「悪い。ちょっと取りに行ってくるわ」スタスタ

クリスタ「もう…自分がけしかけたのに、何で…」

俺「けしかけた?…」

クリスタ「なっ、何でも無い!///」ブンブン

俺「??」

ユミル(頼むぜクリスタ。お前から先にこいつに告らねえと、あたしが先にやったら絶対お前は遠慮して引っ込むだろう)

ユミル(…あたしの目的がどうなるかもお前にかかってんだから、しっかり勇気出してけ)スタスタ

解散式会場
2階

クリスタ「あっ、あの…ね?…//」

俺「あ、ああ…」

ユミル『クリスタはお前に恋してんだよ』

俺(クリスタが俺に…これって…)

俺(でも、俺は…クリスタに告られても困る…)

クリスタ「ッ…//」ゴクリ...

俺(特にその顔…。彼女の成長したかのような顔で言われるのが、俺には一番…)

クリスタ(ゆ、ユミルゥ~…)目「」グルグル


数日前

クリスタ『はぁ…』

クリスタ(俺にとってあたしってどう映ってんだろ…。さっきのライナーを挟んでのやり取り、完全に脈無しじゃん…)スタスタ

ユミル『クリスタ、良い情報を聞かせてやる』スタスタ

クリスタ『ユミル?良い情報って?』

ユミル『耳貸せよ。お前の好きな俺の事だ』スッ

クリスタ『なっ…!?え?なん…えっ!?///』カアッ...

ユミル『あいつが近く来たらあんだけ目で追いかけてるのに、バレて無いとでも思ってたのか?』

クリスタ『あっ、やっ、ちっ、違っ!だから只の噂///』ブンブン

ユミル『安心しろ。別に誰にも言いふらしゃしねえよ』

クリスタ『ッ…///』

ユミル『寧ろあたしはお前の恋路を応援してる側だ』

クリスタ『応援してる?…』

ユミル『ああ、良かったなクリスタ。あいつもお前の事、女として一応気になってはいるみたいだぜ?』

クリスタ『ええっ!?///』

ユミル『ワンチャン、お前が押せば行けんじゃねえか?』

クリスタ『で、でも…そんな事したら…俺君に迷惑が…//』

ユミル『良いか?あいつは調査兵団に入る。お前に会えるのも、もう数日しか無いんだ』

クリスタ『う…』

ユミル『この世界じゃ一度失った物は基本的にもう戻って来ないんだ。後悔しないように生きなきゃだろ』

クリスタ(分かってる…。そんなの、私が一番分かってるけど…)

解散式会場
2階

クリスタ「…っ///」ドキッドキッドキッ

俺「…。」

クリスタ「俺…君…///」

俺「……。」

クリスタ「ッ…」グッ

クリスタ(俺…。私ね…あの日、貴方が私の家に来なくなった日から…毎月、決まった時に読んでくれって…貴方が残してくれてた手紙読んでたんだよ…?)

クリスタ(俺の残してくれた手紙だけが、動物しか話し相手が居なかった、私の生き甲斐だった…)

クリスタ(毎月毎月、貴方のくれた手紙を読むのだけを楽しみに生きて来て…)グッ

クリスタ(なのに、いつからか…その手紙を月に1回読む度に…逆にもっと寂しくなって行って…)

クリスタ(読む度にどんどんまた俺と会いたくなって行って…ずっと、胸がズキズキしてた…)

クリスタ(それが友達へと向ける感情じゃなくて、恋だって気付くのは割と直ぐだった…)

クリスタ(それからは、俺の手紙を読むのは辛くなった…)

クリスタ(…だって、手紙の中の俺は…私の事を友人としてしか見てなかったから)

クリスタ(それで数年振りに現れた怯えてたお母さんは目の前で殺されて…お父さんだって名乗る人は…)

クリスタ(私を名を変えて生きろと開拓地に…)

クリスタ(しかも、開拓地に来て1年で遂に俺が残してくれた手紙のストックも切れて…)

クリスタ(もう私には何も無かった…。きっともう…俺とも会う事は出来ないだろうし…)

クリスタ(それに絶望した私は…せめて、誰かの役に立ちたいと思ってここに来たら…)

クリスタ(巨人に両親を殺されて、復讐鬼となった俺と再会するし…)

クリスタ(せめて何か癒やしてあげたいと思ったら…隣りにはもう、アニが居たし…)

クリスタ(しかも俺は…。私なんかを置いて、どんどん強くなってくし…)

クリスタ「ッ…」

クリスタ(でも…それでも、私だって!!)グッ

クリスタ「俺君、私ね!?//」

俺「クリスタ…。ごめん…」フイッ

クリスタ「え?…」

解散式会場
2階

俺「俺さ…。気になってる子が居るんだ…」

クリスタ「えっ…」

俺「だから、嬉しいけど…クリスタの想いは受け取れない…」

クリスタ「あっ…そ、そう…なんだ…」ズキッ!

クリスタ(は…はは、何これ…?嘘…もう、遅過ぎたって事?…)ウルッ

クリスタ「ッ…」クルッ

俺「…ごめん」

クリスタ(やだ…やめてよ…。私から、生きる為の最後の希望を奪わないで…)ポロポロ...

クリスタ「いっ、一応聞いとく…。誰なの?…」グスッ...

俺「…。」

クリスタ「応援したいからさ…」ポロポロ...

クリスタ(嘘だよ…)

クリスタ(こんな事聞いたって、虚しいだけなのに…なんで私…)

俺「…ここには居ない」

クリスタ「え?…あ、故郷に居る子とか?…」

俺「…その子は、クリスタと顔や目が…とてもよく似てて…」

クリスタ(あ…)

俺「でもクリスタと違ってちょっと気が強くて、好奇心旺盛で、動物が友達とか言ってる変な子なんだけど…放っておけない子でさ…」

クリスタ「ッ…」ポロポロ...

俺「だから、クリスタの好意は受け取れない…ごめんな…」

クリスタ「…。」クルッ

俺「うん?クリスタ?…」

俺(あれ?なんか、泣いて…)

クリスタ「…。」スタスタ

俺「お?…」

クリスタ「このクソ鈍感野郎!」蹴り「」ビュンッ

俺右足「」バシイッ!!

俺「あっ、あたたたたたっ!?」ピョ-ンピョ-ン

クリスタ「もう…もう知らない!」タッタッタッ

俺「ええ?…」

クリスタ「」タッタッタッ

俺「クリスタって、あんな暴力振るう子だったんだ…しかも今の一瞬、雰囲気もちょっと、ヒストリアっぽかった…」

俺右足「」ジンジン...

俺(女振るのって、結構痛い想いする覚悟でしないとなんだな…)

解散式場外


クリスタ「はぁっはぁっ…」タッタッタッ

ユミル「お、おいクリスタ!?どうしたんだよ!?まさか上手く行かなかったのか?」タッタッ

クリスタ「…。」

クリスタ「フッ…ははっ!あははははっ!」

ユミル「クリスタ?…」

クリスタ「ユミル。思ってたようには全く上手く行かなかったけど、でも気分は悪くは無いよ」

ユミル「はぁ?…」

クリスタ「ユミル、私決めたよ」

ユミル「何が?」

クリスタ「私も調査兵団に入る」

ユミル「何!?お前、折角上位10位に入ったのに…何で?…」

クリスタ「私のやりたい事、見つけたから」

ユミル「…。」

数十分後
解散式場
2階

俺(とりあえず訓練兵時代に世話になった奴等大体と挨拶は出来たな…)

俺(そろそろ解散式もお開きか)


1階

エレン「俺は、巨人を1匹残らず駆逐して壁の中から出る!それがオレの夢だ!」

エレン「人類は未だ敗北した訳じゃ無い!」

エレン「くっ…!」タッタッタッ

アルミン「あ、エレン」タッタッタッ

ミカサ「エレン」タッタッタッ

扉「」バタンッ


俺(エレン…)

俺(ライナー達とも話したが、上位10名の内…調査兵団に入るのは今期だと俺とエレンだけっぽいな…)

俺(もしかしたらミカサとアルミンもエレンと一緒に入るかもしれないが…)

俺(俺もエレンも、シガンシナで親を巨人に殺された被害者だからそれが巨人を駆逐したい原動力になってるだけで…)

俺(…やっぱり実際に被害者になって無いと、あいつらと戦う気なんか起きる訳無いよな)

俺(問題は今の調査兵団がどれくらい強くなってるのか…父さんは死ぬ前、再編成は上手く行ってるって言ってたけど…)

俺(本当に上手く行ってたのか?…今期から入るの俺とエレンだけで、本当に大丈夫か?)

サシャ「あ、あの~」

俺「お?サシャじゃないか。居たのか」

サシャ「居ましたよ!もうこんな御馳走食えないかもしれないから、ずっと食べてました!」

俺「あ…そっか、サシャって10位に入れなかったから憲兵団には入れないんだっけ」

サシャ「わー!わー!口に出して言わないで下さい!」耳「」グッ

サシャ「憲兵団に入って、毎日毎日お腹いっぱいになるまで食べるのが夢だったのに…まさか10位からギリギリ落選するなんて…」

サシャ「私これからどうしたら良いと思います!?どうやったら食べれますかね!?」

俺(相変わらず発想が食べ物中心で考えてて面白い奴だな)

解散式場2階

サシャ「私には今、3つの選択肢があります」

俺「あ?…」

サシャ「一つ目。壁の強化に努め、各町を守る駐屯兵団」

サシャ「細かい事は苦手なので、似合って無さそうですが…」

サシャ「2つ目、犠牲を覚悟して、壁外の巨人領域に挑む調査兵団」

サシャ「鈍臭い私なんかが役に立てると思いませんが…」

サシャ「3つ目、兵士になるのを諦めて村に帰る」

サシャ「巨人が内地に入って来てからと言う物、動物も食べられまくってひもじいんですよねえ、私の村…」

俺「……。」

俺「全部自分で否定するなよ…」

サシャ「うわああん。憲兵団に入れ無くて人生詰みましたぁ~…」

俺「俺はサシャは憲兵団なったら絶対直ぐにクビになってたと思うが…」

サシャ「ど、どうしてですか!?私、こう見えて汚職は許しませんよ!」

俺「でもサシャって、腹減ったら人の物食べようとするじゃん…。絶対王の食糧庫荒らしてクビか死罪になって早死にだぞ…」

サシャ「確かに…そう考えると、憲兵団にならなくて正解だったかも…」

俺「結局どれもダメじゃん…」

サシャ「ですね…」

俺(…ですねじゃ無いが)

解散式場2階

俺「ところで何か俺に用があったんじゃ無いのか?」

サシャ「ああ、そうそう。例のアレ、考えてくれてました?」

俺「例のアレ?…」

サシャ「なっ…!?忘れてたんですか!?酷いですよ!」

俺「はぁ?…」

サシャ「1年前の体力テストで、私が開拓地行かないで済んだ時の借りです」

俺「あぁ…そんなんあったなぁ」

サシャ「あったなぁって、考えて無かったんですか?」

俺「んー…確か1つだけ何でもするって言ってたよな?」

サシャ「はい。何でも1つ。今日で私達訓練兵団で無くなるから今日使わないなら効果が無くなりますよ」

俺「別にそれで良く無いか?」

サシャ「駄目です!借りた恩は必ず返せって言うのが私の父の教えですから」

俺「でも何でもなぁ…」

サシャ「本当に何でも良いんですよ。何でも…」

俺「サシャにやって欲しい事か…」

サシャ身体「」ジロッ

サシャ「はっ!?で、でもエッチな事は駄目ですよ!?///」バッ

俺「あ?…」

サシャ「あ、いや…俺がそれを望むなら構いませんが…///」

俺「え?良いの?マジ?//」

サシャ「ただその場合は、1度じゃ無く一生責任取るって約束して貰いますからね!?//」カアッ!

俺「…。」

サシャ「な、何ですか?…//」

俺「いや、サシャも一応女の子なんだなって」

サシャ「一応って何ですか!?私もこう見えてもちゃんと女の子ですよ!?//」

俺「うーん…」

俺「何でも権利かぁ…」

サシャ「さぁどうします?」


1あっ、そうだサシャ。それじゃあ俺と一緒に調査兵団へ行こう!
2やっぱり、何にも使わないでいいや。俺達って友達だし
3……ちゃんと一生責任取るって約束したら、本当にサシャに手出して良いんだな?


多数決下3まで

解散式場2階

俺「あっ、そうだサシャ。それじゃあ俺と一緒に調査兵団へ行こう!」

サシャ「ええっ!?私も調査兵団に!?」

俺「ああ、何でも言う事聞くんだろ?」

サシャ「うっ…で、でも今の話しちゃんと聞いてました?…私、鈍臭いから調査兵団に入っても役に立たないかと…」

俺「200人超居る中で、あんだけ普段の手癖の悪さと頭の悪さで点数下げてたのにそれでも上位卒業の可能性が高かった時点でサシャの潜在能力は高いさ」

サシャ「いやあ、そうですか?俺にそこまで持ち上げられるとちょっと自信がついて来ました//」

俺「…いや、そんなに持ち上げてはないけど」

俺「でも能力よりもそう言う所かな」

サシャ「そう言う所?」

俺「一番は、やっぱりサシャが居ると調査兵団でもどんな場所でも職場が明るくなりそうだから一緒に入りたいと思ったんだが」

サシャ「俺…」

俺「まぁでも、調査兵団に入るのはある意味最も危険だ。それもサシャの事を抱くやるよりも…」

サシャ「私の事…。なんか安い女だって見てません?…」

俺「あ、いや…そ、そう言う訳じゃ無いが…」

サシャ「…別に俺なら良いかなって思ったからこそ私も言ったんですけどね//」コホンッ

俺「うん?…」

サシャ「まぁ、超鈍感野郎って言われてる俺に言っても分からないでしょうね」

俺「…。」

俺(…あれ?何か俺、逆に攻められてる?サシャに?いつの間に逆の立場に?)

サシャ「まぁいいです。分かりましたよ。では私も調査兵団に行きます」

俺「え?…本当に良いのか?…」

サシャ「何ですか?俺が誘ったんでしょう?」

俺「いや、そうだが…」

サシャ「だったら、自分の言葉には責任持って下さいよ」

俺「本当に良い…のか?…」

サシャ「ええ。もう決めました。私も、調査兵団に志願します!」

サシャ「どの道、憲兵団に入れなくても巨人から奪われた土地を取り返せば、また狩猟は出来る…」

サシャ「そうすればまた皆んな、お腹いっぱい食べれるようになりますから」

俺(結局そこか…)

サシャ「やっぱり私一人がお腹いっぱいになるより、皆んなでお腹いっぱいになった方が幸せですからね」

俺「ああ、そうだな」

解散式場前

俺(…解散式が終わった)

俺「…。」

訓練兵団場「」

俺(3年前、俺は最初ここへ来た時…父さんと母さんを殺した巨人を怨み…)

俺(あんな悲しみは、もう2度とごめんだ…。俺がこの世から、巨人全てを駆逐する…)

俺(…その為には、どんな犠牲も厭わないし…他人の事は全て踏み台にしてでも、俺は技術を身につける…)

俺(調査兵団に入って巨人を倒す事こそが俺の人生…。それに全て捧げるのが…親に血肉を与えられた、俺の役目だと思っていた…)

俺(でも…)


アニ『これからは私が側に居ないが、ピーピー泣くんじゃ無いぞ』


俺(今なら分かる…)

俺(…きっとアニは…俺が一人で暴走して間違った方向に進まないように…ずっと側で導いてくれていた)

俺(だからこそ俺は、ここでかけがえの無い仲間と呼べる存在が出来て…)


マルコ『今の僕は、俺と同じ部屋割りになれて良かったと思ってるよ』


俺(あんな風に言ってくれる、友達も出来たんだ…)

俺(そして、他にも…)


サシャ『私、俺があの時助けに戻って来てくれなかったら…きっと今頃開拓地行きを命じられて…』

ジャン『そういやお前、あんま喋った事なかったけどどの教科も生真面目に授業受けてるよな』

ミカサ『…私は、他の人達と違って自分の身体を完全にコントロール出来る』

ライナー『まぁまぁ。良いじゃねえか、そんな小さい事の犯人探しなんて戦士のする事じゃねえ』

ユミル『こんなクソッタレな御時世だからこそ、人は誰しも幸福な物を見たい』


俺(俺は色んな人と出会った…)

解散式場前

俺(色んな人との出会いがあって…俺は、一人なんかじゃ無い…)

俺(一人では生きていけないと気付かせてくれた…)


クリスタ『うっ…ごめん。でも、ごめんね…。少しだけ、こうさせて…』


俺(クリスタ…)


クリスタ『このクソ鈍感野郎!』


俺「…。」

俺右脚「」ジンジン...

俺「はは…あの時のクリスタ、怒った時の彼女に似てたなぁ…」

俺「…。」

俺「ヒス…トリア…」

俺(俺は10位以内に入って、憲兵団への道も出来た…)

俺(もし俺が憲兵団へ入れば、もう…きっと誰にも邪魔される事無く…君に会いに行く事も出来るだろう…)

俺「…。」


1でも俺は…やっぱり調査兵団になって、巨人を駆逐したい…(調査兵団ルート)
2……やっぱり俺は、ヒストリアと会いたい(憲兵団ルート。※トロスト区防衛戦で物語完結)


多数決下3まで

一応確認
完結したら初期設定変えて最初から、又は他作品へ行く可能性のどちらかになります

1それで良い
2やめておく

多数決下3まで

途中から再開はないの?
2

>>47
完結だと無いです

少年期前半で制限になるの?

>>50
なります(少年期時代が前半後半共にかなり長いので)

解散式場前

俺(でも俺は…やっぱり調査兵団になって、巨人を駆逐したい…)チラッ

俺(その為に俺は、ここへ来たのだから)クルヌ

扉「」バタンッ


───こうして、俺は訓練兵団を5位で卒業し…決意を固めた


俺「…。」スタスタ

俺(…俺が、巨人を駆逐してやる)



後は、調査兵団への配属日を待つのみになるのだった

トロスト区
兵士宿舎前

サシャ「ふわぁ…俺。こんな朝っぱらから何処行くんですかあ?」スタスタ

俺「今日は調査兵団が壁外調査へ行く日なんだ。この先俺達が所属する事になる兵団がこの3年でどんなもんになったのか見に行こうぜ」

サシャ「こんな朝早くから…仕方ありませんねえ」



街の中

街の人他「「「「」」」」ガヤガヤ...

俺「間に合ったか」

街の住人「おおーい、エルヴィン団長~!巨人共を喰い殺して下さい!」

サシャ「うわ、こんな朝早くなのに凄い人だかりですね」スタスタ

俺「5年前までは調査兵団は税金泥棒だなんだってボロクソに言われてたのに、実際に巨人の脅威が自分達に迫るとこんなもんだ」スタスタ

サシャ「仕方ありませんよ。皆んなこの壁の中で100年間安全だったから、まさかこんな日が来るなんて考えても無かったでしょうし…」

サシャ「実際、私もこんなに食べるのに困る日が来るなんて全く考えてませんでした」

俺「言動力が相変わらず食べ物だなお前は…食欲に忠実過ぎる」

サシャ「そりゃあ、腹が減っては戦は出来ぬって言うでしょう?」

俺「未だ俺達戦して無いだろ…」

エレン「あ、おーい。こっちだ」

俺「おっ…うん?エレンは分かるが、アルミンとミカサも来てたのか」スタスタ

アルミン「うん。僕とミカサも調査兵団に行く事にしたから…」

俺「ああ、やっぱり…」

ミカサ「サシャも?」

サシャ「え、ええ。まぁ私も色々ありまして…」スタスタ

フランツ「僕達も調査兵団に行く事にしたんだ」

ハンナ「皆んなで力を合わせればきっと、巨人を倒す事が出来るって思ったから」

俺「フランツとハンナもか…」

エレン「何だ。思ってたより調査兵団の希望者って多かったんだな」

街の住人「見ろリヴァイ兵士長だ!一人で一個旅団並みの戦力があるってよ!」

俺(一人で一個旅団?ああ…父さんの跡を継いで、調査兵団のエースになった人か…)

俺(あの人か?…)


馬「」パッカパッカ...

リヴァイ「チッ、うるせえな…」



コンマ下二桁
31以上リヴァイ、俺達眼中に無し
30以下俺、リヴァイと目が合う


安価下

コンマ29
街の中

リヴァイ「…うん?」チラッ

俺「あ…」

俺(ぁ…やべ、目が合った)

リヴァイ(そこのガキ…。あいつの息子か…)

リヴァイ「…。」顎「」クイッ

俺「あ…」

俺(何だ?…俺に門の前まで来いってか?…)

俺(もしかして、父さんの事何か聞けるか?)スタスタ

アルミン「あれ?俺?…」

エレン「5年前とは全然違うな。調査兵団にこんなに期待する人達がいる」

ハンナ「皆んなの気分が明るくなって来てるんだよ。もう5年も何も無いし」

フランツ「固定砲台も改良されてるしな。もう大型巨人なんて来ないんじゃ無いか?」

エレン「何言ってんだよこの馬鹿夫婦!」

ハンナ「そんな、お似合い夫婦なんて…///」ブンブン

フランツ「未だ気が早いよエレン///」

エレン「こいつら…」グッ

アルミン「あはは…」

トロスト区門前

俺「はっ、はっ…」タッタッタッ

ハンジ「あれ?あの子…?」パカッパカッ

エルヴィン「うん?…」チラッ

リヴァイ「オレが話をする。直ぐ追いつく」ストッ

エルヴィン(あの少年の顔……。もしや…)

リヴァイ「おい、そこで止まれガキ」

俺「あ…」ビクッ

リヴァイ「これから壁外調査へ向かう調査兵団に何の用だ?」

俺「あ、あの…父さん…の、事で…」

リヴァイ「父さん?…フン、やはりお前あいつのガキだったか」

俺「あ…」

俺(やっぱり、この人…父さんの事を…)

リヴァイ「その服装…訓練兵団か?」

俺「はっ!第104期訓練兵団第5位卒業、俺です!」ビシッ

リヴァイ「5位?…」

俺「は、はい…5位です」ドキドキ...

リヴァイ「あいつのガキなのに、1位…いや、せめて2位でも無いのか?」

俺「えっ…」

リヴァイ「授業をサボっていたのか?」

俺「いえ、全て真面目に受け…て…」

リヴァイ「真面目に受けて5位か……チッ…」馬「」ストッ

俺「あ…」

リヴァイ「……フン、何が俺の息子が訓練兵団へ行けば1位か2位で卒業は確実だ」パカラッパカラッ

俺「ああ…」ドサッ

俺(200以上居る中の5位でも、十分上位だと思ってたけど…)

俺(父さんやあの人は、もっと俺に……期待してたのか…)

俺「はぁ…」

俺(クソ…もっと…もっと自分に厳しく訓練を受けとくべきだった…)グッ

兵舎

扉「」ガラッ

サシャ「あ、お帰りなさい。どうしたんですか?急に消え……て?…」

俺「はぁ…」ズ-ン...

サシャ「ほ、本当にどうしたんですか?らしく無いですよ?…」

俺「サシャ…俺、調査兵団に期待されてなかった…」

サシャ「え?…」

俺「父さんが、もし俺が訓練兵団に入ったら首席か最悪2位は硬いって触れ回ってたらしくて…」

俺「5位だって言ったら、鼻で笑われた…」

サシャ「な、何だそう言う事ですか。そんな順位なんて気にする必要無いでしょう。私なんて上位10位にすら入れなかったんですよ?」

俺「別に俺自身は気にしてなかったが、死んだ父さんの期待に応えてやれなかったのが悲しい…」

サシャ(俺って意外と、そう言うの気にするタイプなんだ…)

サシャ「ま、まぁまぁそう言う時は美味しい物でも食べて忘れましょう」

俺「美味しい物って…今日の昼飯はパンじゃないか…」

サシャ「あ…。あぁ、そうでした…」

俺「ハァ……固定砲の設置の準備してくる…」スタスタ

サシャ「あ…」

サシャ「…仕方無い。こんな日だし、久々にアレやりますか」

壁の上

固定砲台「」

俺「ハァ…」カチャカチャ...

エレン「おい、俺聞けよ。びっくりするぞ」

俺「んあ…?なんだエレン?」

エレン「ここに居る皆んなも、調査兵団に入るんだってさ!」

俺「そうなんだ…」カチャカチャ...

エレン「あれ?…」

コニー「どうしたんだよ俺の奴…?何かあったのか?…」

ダムエル「何かサシャと調査兵団の出発見に行ってからあんな感じなんだってさ」スタスタ

トーマス「調査兵団と何かあったのか?」

ミーナ「でも訓練兵時代にアニにボコボコにされても嬉しそうな顔してたあの俺も、あんな風に落ち込んだりするんだって新鮮じゃない?」

コニー「何かその言い方だと語弊がありそうだけどな…」

サシャ「ああ皆さん。ちょうど良かった…//」スタスタ

俺「サシャ?…何処行ってたんだ?…」

サシャ「上官の食糧庫から、お肉取って来ました」スッ

肉「」

エレン達「「「!?」」」

俺「お前…何処行ってたかと思ったら、また…」

エレン「サシャ!お前独房にぶち込まれたいのか!?」

サシャ「後で皆さんで分けましょう。スライスして、パンに挟んで…うへへへ///」涎「」ダラァ....

コニー「戻してこい!」

ミーナ「そうだよ。土地が減ってから肉なんてすっごく貴重になったんだから」

サシャ「大丈夫ですよ。土地を奪還すれば、また牛も羊も食えますから」

ダムエル「…っ」ゴクリ...

ダムエル「俺もその肉食う!//」

コニー「お、俺も食うんだから取っとけよ!」

ミーナ「当然、私もだからね!」

エレン「お前ら…」

サシャ「俺も食べましょうよ。皆んなで食べると、美味しいですよ」

俺「サシャ…」

ミーナ「俺が食べないなら、私がその分貰うよ?」

コニー「おいズルいぞ!オレにだって分けてくれよ俺」

俺「皆んな…」

俺(やっぱ同期って、良い奴等だよな…)

俺(調査兵団に期待されて無くても、こいつらと一緒なら…俺は…)

雷「」ドオ-ン!!

俺(なっ…!?この雷は!?)

俺(5年前と同じ────)

超大型巨人「」

俺「あ…ぁっ…」

壁の上

超大型巨人「」

エレン&コニー&ミーナ&ダムエル&トーマス&サシャ「「「ッ…」」」

俺「くっ…!」シャキンッ!!

エレン「あぁっ!?」

トロスト区壁「」ドオ-ン!!!
煙「」ドシュウッ!!!

俺「うっ!?」ブワッ!

ミーナ「ああっ!?」ブワッ!

エレン「何だ!?」ブワッ!

ダムエル「ッ…」ブワッ

超大型巨人「」

俺(超大型巨人!?まさか、このタイミングで…)

俺「くっ!」ワイヤー「」ドシュッ!

壁「」キンッ!

エレン「ダムエル!」

俺「はっ!?」チラッ

ダムエル「」ヒュ-ン

サシャ「はっはっはっ!」壁タッタッタッ

ワイヤー「ダムエル「」」ドシュッ!

サシャ「ダムエル!動いちゃダメですよ!」

俺「クソっ!」シャキンッ

エレン「あ…」

コニー「あぁ、壁が…破られた!」

エレン「なっ!?」


壁の上

超大型巨人「」

俺(こいつ、よく俺の目の前に…!)

俺「堂々と姿を現せたな!!」ドウッ

超大型巨人「」チラッ

俺(今の俺はもう5年前とは違う!!俺がこいつをやる!!)シャキンッ

超大型巨人「頸」

俺(巨人の弱点の頸、行ける!訓練の時と同じ感覚でやれば!)グッ

超大型巨人手「」スッ

俺「なっ!?」クルッ

俺(こいつ、今頸を狙った俺に対して防御姿勢を取った!?)ギュ-ン

超大型巨人腕「」

俺「チッ…!」ストッ


コンマ下二桁
61以上俺、壁を登って来たエレンと共に超大型巨人の頸に後一歩まで迫るが…
60以下俺、リヴァイに言われた事を思い出し一人で功を焦り過ぎた結果…

安価下

コンマ25
壁の上

超大型巨人腕「俺「」」ストッ

俺(こいつは明らかに他の巨人とは違う…)

俺(無理攻めはリスクがあるが…)


リヴァイ『……フン、何が俺の息子が訓練兵団へ行けば1位か2位で卒業は確実だ』


俺「ッ…」グッ

俺「うおおおおおおっ!」タッタッタッ

俺(順位なんか何の指標にもならない!俺が5位だったのは、運が悪かっただけだ!)

俺(俺がこいつを一人で倒して、それを証明してみせる!!)シャキンッ



壁の前

トロスト区門「穴「」」

コニー「まただ…また、巨人が入ってくる…」

エレン「あぁ…」

幼エレン『駆逐してやる…一匹残らず!』

エレン「一匹…残らず…」

エレン「はっ!!」

超大型巨人&俺「」ギュ-ン

エレン「ッ…固定砲整備4班、戦闘準備!目標目の前、超大型巨人!」ドシュッ!

エレン「あいつ一人だけで戦わせるな!」ギュ-ン!!

壁の上「エレン「」」ストッ

エレン(これはチャンスだ。偶然別の班の俺が整備を手伝いに来てくれていたお陰で、今は戦力が増してる)

エレン「こいつをやるには、今ここしかない!絶対逃すな!」

壁の上

超大型巨人肩「俺「」」タッタッタッ

超大型巨人左腕「」ブンッ

俺「くっ!?」足元「」ズルッ

俺「クソッ、未だだ!」ドシュッ

超大型巨人背中「俺「」」ビュオッ

エレン「俺、援護する!ここは連携して戦うぞ!」タッタッタッ

俺「おおおおっ!!」超大型巨人背中「」ザシュッ!!

エレン(俺!?あいつ、何焦ってんだ!?あんな直線的過ぎる動きじゃ、奴の頸に行く前に…)

超大型巨人右手「」ブオッ

エレン「はっ!?」バッ

超大型巨人右手「」ガガッ
固定砲「「」」ドオオンッ!!

エレン(こいつ、固定砲を狙いやがった!?開閉扉を狙ったのも偶然じゃ無い。やはり、こいつには知性が…)

エレン(だとしたら…!?)チラッ

俺「超大型巨人、お前はここで俺がっ!!」シャキンッ

エレン「よせっ!それは罠だ!?」

超大型巨人「煙」ドシュッ!!!

俺「何!?」ブワッ!!

エレン「うっ!?」ブワッ!!

俺(クソッ!?奴が放った煙の風圧で頸の位置が…いいや、目視できなくても俺なら勘で当てられる!)グッ

俺ワイヤー「」ググッ...スッ

俺「なっ!?」フワッ

俺(しまった!?超大型巨人にワイヤーを刺した位置が悪かった!?)ヒュ-ン

俺(このままでは落下死する!?)

トロスト区壁「」

俺(トロスト区への壁まで距離20メートル超…あそこへ刺せば助かるが、反動で俺の身体が…)

俺(しかし他に刺す場所も無い…)

俺「クソッ!やむを得ない!」ドシュッ!!

トロスト区壁「」ガッ!

俺身体「」ビュオンッ!!

俺「ッ!?」

壁「俺足「」」ガンッ!!

俺右足骨「」ピキッ!!

俺「ぐっ!?」

俺(いや、痛みを気にしてる場合じゃ無い…。超大型巨人は…)クルッ

煙「」フッ

俺「消えた!?……5年前と、同じ…」

壁の上

エレン「俺!?何で一人で無茶した!?」

俺「俺一人で行けると思ったんだ…」

エレン「何も行けてねえじゃねえか!」

俺「くっ…」

トーマス「ま、まぁまぁ…。僕等なんて動く事すら出来なかったんだから…」

トーマス「超大型巨人を見て直ぐに動けた二人は凄いよ。やっぱ上位卒業者なんだなって…」

エレン「討伐できなけりゃ、そんなの意味ねえよ」

俺「…。」

俺(…トーマスの言葉が、今の俺には皮肉の言葉過ぎる)

コニー「3人ともそんな話してる場合か!?もう壁は壊されちまったんだ。早く塞がないと、また巨人達が入って来るぞ!」

俺「あっ…」

俺(そうだ。このままじゃ、また5年前と同じ被害が…)

ギュ-ン

駐屯兵団先遣隊「何をしている!?超大型巨人出現時の作戦は既に開始してる!」

駐屯兵団先遣隊「直ちに本部へ戻れ!奴と接触した者は報告も忘れるな!」タッタッタッ

エレン「はっ!」

コニー「先遣班の健闘を祈ります!」

俺「…。」

俺(クソッ、これから俺達の力も必要になるだろうってのに…)

俺右足「」プルプル...

俺(さっきの戦闘で、多分右足の骨が……)

駐屯兵団本部

駐屯兵団兵士「では超大型巨人と遭遇したのは、固定砲整備4班のメンバーと3班から俺とサシャ・ブラウスの2名の計7名…」

駐屯兵団兵士「その内、超大型巨人と実際に戦闘を行ったのは俺とエレン・イェーガーの2名と言う事で良いな?」

俺「はっ!」

駐屯兵団兵士「超大型巨人が他の巨人とは違い、防御行動を取ったり先に固定砲を壊したと言う知性を持った巨人だったと言う事は司令にも報告しておこう」

エレン「宜しくお願いします!」

駐屯兵団兵士「ではこれで報告の件は終わりだ」

俺「…。」

駐屯兵団兵士「この後訓練兵卒業者も全員集められて改めて説明があるだろうが、対巨人に一番慣れている調査兵団が壁外調査へ出て行ってしまっていてトロスト区では戦力が足りない」

俺&エレン「「…。」」

駐屯兵団兵士「君達訓練兵団第104期生の上位卒業者にも、恐らくそのままそれぞれの班を率いて前線へと出て貰う可能性が高い」

エレン「はい!それは望む所です」

駐屯兵団兵士「ああ。だが、超大型巨人との戦闘で負傷したので有れば別の者に代理で班長を行って貰うが…」

エレン「あ、いえ。自分は大丈夫です!何も怪我はしておりません!俺は…」

俺「…。」

俺(…訓練兵卒業したばかりの俺達も出すって事は…今は少しでも、戦力が欲しいんだろう)

俺(経験者だったからその理由だって分かる…。また、5年前のようなシガンシナの悲劇はごめんだ…)

俺(しかし…)

俺右脚「」ジンジン...

俺「ッ…」


1…素直に超大型巨人との戦闘で、焦って右足を負傷してしまった事を申し出る
2脚の負傷の事は隠して、黙って戦闘に出る


多数決下3まで

訓練兵団詰所

駐屯兵団兵士「お前達訓練兵も、卒業演習を合格した立派な兵士だ!本作戦での活躍を期待する!」

エレン「まさか調査兵団に入る前に、実戦の機会が来る事になるとはな…」スタスタ

俺「ああ…。だが、明日から内地で働くつもりの奴等だっていたから俺達とは違って、皆んな戦う覚悟なんか…」スタスタ 

訓練兵達「「「ワ-ワ-」」」タッタッタッ

フランツ「大丈夫だよハンナ。僕が君を守るから…」ギュウッ

ハンナ「フランツ…」ギュウッ

エレン「お前は、あいつらと同じ班だったよな?…」

俺「ああ…。だが今はそっとしといてやろう…」チラッ

アルミン「ッ…」ブルブル...
ガスボンベ「」カチャカチャ

エレン「ぁ…大丈夫か?アルミン」スッ

アルミン「だ、大丈夫だ…。こんなの、直ぐにはおさまる…」ブルブル...

アルミン「し、しかしマズイぞ…。現状では未だ縦8メートルの穴を、直ぐに塞ぐ技術は無い…」

アルミン「前門付近にあるあの大岩だって、結局掘り返すさえできなかった」

アルミン「穴を塞げない時点で…この町は放棄される!ウォールローゼが突破されるのも時間の問題だ!」ブルブル

ガスボンベ「」カタカタ...

アルミン「そもそも奴等は…その気になれば人類なんかいつでも滅ぼす事ができるんだ!」

俺「…。」

エレン「アルミン!」ガシッ

アルミン「あ…」

エレン「落ち着け。あの時とは違う…人類はもう、巨人なんかに負けない!!」

アルミン「…。」

アルミン「ご、ごめん…大丈夫…」

俺(…同期は殆ど皆んながパニックだ)

俺(こんな脚の痛みくらいで…今俺が、前線を離れてる場合なんかじゃ無い…)

俺右脚「」ジンジン...

駐屯兵団本部

キッツ「それでは訓練通りに各班ごとに分かれ、駐屯兵団の指揮の基、補給支援、情報伝達、巨人の掃討などを行なって貰う!」

キッツ「前衛部を駐屯兵団の迎撃班!中衛を支援班が率いる軍事兵団!後衛を駐屯兵団の精鋭班がそれぞれ受け持つ!」

俺(精鋭が一番後ろなのか…)

キッツ「また、伝令によると先遣班は既に全滅したとの事だ!」

エレン「あっ…」

俺(俺達に本部へ戻れって報せに来た人も…)

キッツ「外門が突破され、巨人の侵入を許した!」

キッツ「つまり、いつまた鎧の巨人が現れ…内門を破ってもおかしくは無いと言う状況にある!!」

ダズ「そんな…」

トーマス「嘘だろ…」

他の訓練兵「「ウォールローゼまで破られる事になったら…」」ザワザワ...

キッツ「静粛に!」

他の訓練兵「「…。」」

キッツ「現在は前衛で迎撃中だ!本防衛作戦の目的は一つ!」

キッツ「住民の避難が完了するまでウォールローゼを死守する事である!」

キッツ「尚、承知してるであろうが…敵前逃亡は死罪に値する!皆心して命を捧げよ!」

キッツ「解散!」

俺達「「「はっ!!」」」

駐屯兵団本部

他の訓練兵団達「「「ワ-ワ-」」」ドタドタ...

俺「サシャ、準備は出来てるか?…」スタスタ

サシャ「はい。私は大丈夫です…元々調査兵団に入るつもりでしたから、これくらいは…」

サシャ「と、とりあえず班員のフランツとハンナとウェンを探して来ますね!」タッタッタッ

俺「あ、ああ…」

俺(あのサシャでも流石に緊張してるが、俺の班は未だ成績上位のサシャが一緒で良かったな…)

ジャン「クソッ…」

俺「ジャン…」

ジャン「何で今日なんだ…明日から内地に行けたっつのに…」

ダズ「うおええっ!」ブシャッ!!

クリスタ「だ、大丈夫?…」

ダズ「ハァ…ハァ…うおええっ!」

クリスタ「あっ…」

俺(俺から上の順位で卒業したアニ、ベルトルト、ライナー、ミカサは俺も名前すら覚えてない…)

俺(と言うか訓練兵時代に話した事も無い、ギリギリ訓練兵団を卒業出来た不真面目な奴等4~5人を率いる事になる)

俺(その負担を考えれば、俺の班は未だ…)スッ

俺右脚「」ビリッ!

俺「くっ…!」ピクッ

俺(…問題は、徐々に痛みが増して来てるこの痛みが実戦で何処まで響くかだが…)

クリスタ「俺…」スタスタ

俺「クリスタ…?クリスタも中衛の中の一つの班の班長として皆んなを率いる事になるんだな…」

クリスタ「あ…うん。でも私はユミルと一緒だから未だ…」

俺「ユミル…。正直あいつ、訓練で手抜いたりしなかったら5位か6位にはつけてたよな…」

クリスタ「うん…。多分…」

俺「ならある意味一番マシか。頑張れよ」

クリスタ「…。」スッ

俺服「」ギュッ

クリスタ「む、無理…しないでね?…俺なら、私なんかより全然大丈夫だと思うけど…」

俺(クリスタ…)


1…大丈夫だ。また生きて会おうな
2何も言わずに立ち去る


多数決下3まで

駐屯兵団本部

俺「…大丈夫だ。また生きて会おうな」

クリスタ「うん!必ずだよ!」

俺「ああ…」

クリスタ(俺…)

俺(俺だって、むざむざ死ぬつもりなんか無い…。巨人を駆逐するまで…)スタスタ



トロスト区
屋根の上

フランツ「まさか調査兵団へ入る前に実戦の機会が来るとはね…」

ハンナ「大丈夫かしら…」

サシャ「きっと大丈夫ですよ。私達、多くの人が開拓地送りになった訓練兵団を卒業出来たんですから」コクッ

フランツ「そ、そうだよな…。サシャの言う通りだ。僕達は訓練通りやるだけだ!」

ハンナ「うん!」

ウェン「それに、オレ達の班には運良く立体機動ならミカサの次席の俺も居るし楽勝だよな…

俺「そうだ…。巨人なんて大した事ない。あの地獄の日々を生き抜き、卒業した俺達ならやれる」

俺「皆んな、自信を持て!」

ウェン「ああ!この戦いで戦果を挙げて調査兵団でスピード出世だ!」

サシャ「この戦いが終わったら、今度こそ肉食べましょうね…へへへ…//」

フランツ「え?肉って何?」

サシャ「あ、ああ…いや…」

ハンナ「まさかサシャ、また盗んだの!?」

サシャ「い、いやぁ…今回は盗んだと言うより、出世払いと言いますか…」

俺「土地を取り返せば、肉も食えるようになる…か。確かにその通りだ、人類は今日この日から巨人に反撃を行う!」

サシャ達「「「おおーっ!」」」

俺(…よし、班員達の気合いは十分。行ける)

駐屯兵団兵士「36班、前進!前衛の支援に就け!」

俺「よし、行くぞ!」ドシュッ

トロスト区

フランツ「僕達より2分先に、エレン達の班も前進してるんだよね?」タッタッタッ

ハンナ「ええ。もう巨人と戦い始めてるかも!」ドシュッ

ウェン「オレ達の分、未だ残ってるかな?」ドシュッ

フランツ「残ってたとしても、この班は俺が全て取ってしまうかもね…アレが俺か…」

俺「」ドシュッギュ-ン!

ウェン「流石、全科目でミカサに迫るくらいのトップレベルの成績を残した俺だ。あんなに自信に満ちた飛び方をしてる」

フランツ「ああ。レベルが違い過ぎて、実際に彼と一緒の立体機動訓練はした事無かったけど、流石に速いや!ねえサシャ!」タッタッタッ

サシャ「え?え、ええ…そう、ですね…」

俺「」ドシュッ

サシャ(あれ?…私は俺と立体機動訓練一緒の班でしたが…)

サシャ(あんな後先考えない無茶した飛び方、してたかな?…)ドシュッ

俺「ハァ…。ハァ…」ドシュッ

壁「」ストッ

俺「くっ!?」

俺右脚「」ズキッ!

俺(やべえ、右脚が……。この痛み、多分骨がいってるな…)

俺(ガスの消費がヤバい事は分かるが、セーブしても走る事は出来ない…)

俺(…こんなんで、次の補給まで耐えれるのか?)ドシュッ

俺「はっ!?」

街中「巨人「「「」」」」ズシ-ンズシ-ン

トロスト区

巨人「「」」ドシュッ

フランツ「はっ!?もうここまで巨人が!?」

ハンナ「前衛部隊は!?」

ウェン「まさか総崩れしたのか!?他の班は!?」

サシャ「俺!巨人が直ぐ近くまで来てます!」

俺「ああ、こっちからも見えてる!だが俺達の班の任務は巨人の討伐じゃ無い!前衛の支援だ!」

俺「巨人を相手するのは、今回の俺達のする事じゃ…何!?」

奇行種「」ズシンズシンズシン

サシャ「うわっ!?蜘蛛みたいな格好して走る巨人が!?」

フランツ「奇行種だ!」

ウェン「あいつ内門に向かおうとしてるぞ!」

俺「ッ…!?」

俺(マズイ!内門には未だ避難してる住民が…)

俺「全員!奴を全力で止めろ!」ドシュッ

サシャ「は、はい!」ドシュッ

奇行種「」ズシンズシンズシン!!

ハンナ「駄目!?速過ぎて追い付けない!」ドウッ

ウェン「いや、たかオレらに無理でも俺なら…!」

奇行種「」ズシンズシンズシンッ

俺「くっ…!」ドシュッ

俺(クソッ!普段通りなら行けるかもしれないが、飛ぶ時に無意識に足を庇ってしまってるからか、距離が縮まらない…!)


コンマ下二桁
26以上奇行種に時間をかけ過ぎたせいでフランツが…
25以下脚を庇って蒸し過ぎたせいで、俺のガスがもう切れた(死亡判定へ)


安価下

トロスト区

「うわあぁぁぁっ!?」

俺「はっ!?」クルッ  

サシャ「えっ!?」クルッ

巨人手「フランツ「」」ガシッ
フランツ「たっ、助けてくれええっ!?痛い!ああぁぁっ!」

俺「ぁ…」ドクンッ

俺(やべえ。あの奇行種を追い過ぎて、フランツが巨人に捕まった…)

ハンナ「フランツ!?」ギュ-ン

俺「なっ…!よせハンナ!単独行動は!?」

ハンナ「フランツー!!」ギュ-ン

サシャ「ハンナ!戻って下さい!」

ハンナ「フランツ!今助けるわ!!」シャキンッ

フランツ「誰か!頼む!いやだあぁぁっ!」
巨人「フランツ下半身「」」バクッ!!

俺&サシャ「「ぁ…」」
フランツ「」ガクンッ!!

ハンナ「あ…ぁぁ…いやあぁぁぁっ!」ブワッ

俺「くっ!ハンナ!」ドシュッ

サシャ「ウェン!私達もハンナを助けに!」

ウェン「う…うわあぁぁぁっ!?」ドシュッ

サシャ「ウェン!駄目ですそっちは!?」

別の巨人手「」ブンッウェン「壁」グチャアッ!!

サシャ「あぁ…」

俺(ウェン!?…チッ!)ギュ-ン!!

巨人手「ハンナ「」」ガシッ

ハンナ「ふ、フラン…ツ……」ポロポロ...

俺「うあぁぁぁっ!!」ブウンッ!!

巨人指「」ザンッ!!

俺(クソッ、変な所斬ったせいで、一撃でブレードの刃が…)

俺「ハンナ、捕まれ!」ハンナ「うっ…」ガシッ

トロスト区
屋根の上

俺「クソッ、フランツとウェンがやられた!一旦立て直しを…」ストッ

ハンナ「フランツを!フランツを助けないと!」パシュッ

俺「よせハンナ!?フランツはもう…」

ハンナ「未だ息があるかもしれないでしょ!?」ギュ-ン

俺「地上へ降りるな!?お前まで巨人に喰われるぞ!?」


ハンナ「フランツ!しっかりして!フランツ!!」ストッタッタッタッ


俺「馬鹿野郎…」

地上「フランツ上半身「腸」」ドクドク...

俺(息がある訳が無い…。仮に未だあったとしても……あんなの、もう助かる見込みすら…)

俺「あ…」

巨人「」ズシンズシンッ

ハンナ「フランツ!駄目!息をして!」
フランツ「」ドクドク...

俺「ッ…」


1仲間を見捨てる
2…俺には、仲間の事を見捨てるなんて事はできない!


多数決下3まで

トロスト区

俺「ああああぁっ!!」ドシュッ

巨人目の前「俺「」」

俺「こっちだ!お前の獲物はこっちに居るぞ!」ギュ-ン

巨人目の前「俺「」」

俺(俺には仲間の事を見捨てるなんて事はできない!例えどんな状態だろうと、これ以上目の前でむざむざ失ってたまるか!)

巨人手「」ブンッ
俺「くっ!」ビュオッ

巨人「」クルッ

俺「馬鹿め!俺がそう簡単に捕まるかよ!」ビュオッ

俺(よし、俺に喰いついてターゲットを変えた。後はこいつの頸を…)

ガスボンベ「」シュウゥ...

俺「あっ…」

俺(マズイ。ガスの音が弱くなってる…。後一回吹かせでもしたら、ガスが切れる…)

俺(一旦着地しないと…)ドシュッ

屋根の上「ワイヤー「」」パシュッ

俺「ッ…!」トンッ  

俺右脚「」パキッ!!

俺「なっ!?」ガクッ!!

俺(マズイ!?この最悪なタイミングで、ただのヒビだったの完全に割れた…)ガクッ!

俺「かはっ!?」ドサッ

巨人「」ズシ-ン

俺「ッ…」

俺(やべえ、何やってんだ俺!?早く動かないと俺が巨人の餌に…)

俺右脚「」

俺(脚に力が入らねえ…。た、立てない…)

巨人「」ズシ-ン

俺「く…そっ…」

巨人目の前「」
サシャ「俺!逃げて下さい!」ドシュッ

俺「サシャ!」

巨人「」
サシャ「この巨人は私が相手しますから今の内に体勢を直して!」ドシュッ

俺「あ……」

トロスト区

巨人「」
サシャ「」ギュ-ン

俺「…。」


俺(あの日、シガンシナに巨人が入って来た日……あれから5年で、巨人を倒す為の技術は進歩し…)

俺(人類も、巨人の脅威を目の当たりにした事で兵士一人一人の強さは格段に上がった…)


壁「」ウェン「」ドクドク...

フランツ上半身「」ドクドク...
ハンナ「フランツ!フランツ!いやぁ…」グッグッ

他の訓練兵や駐屯兵団兵士死体「「「」」」ドクドク...


俺(何も変わってねえじゃねえか!!!)

俺(何が巨人への反撃の日だ!?何が人類は巨人に勝てるだ!?)


巨人「駐屯兵団兵士「嫌だ!あたし死にたく無い!?いやぁぁっ!」」バクッ!!


俺(人類は、あの日から何も変わらない…。また巨人に負けて…全てを奪われている…)

俺(そして俺も、何も変わらない……)


巨人手「サシャ「」」ガシッ
サシャ「あぁっ!?」

俺「サシャ…」


俺(俺は、巨人を討つ技術を3年間血反吐を吐きながら訓練して…学んだんだよな?…)

巨人「」ア-ン
サシャ「私食べてもおいしくないですよ!?お腹壊しますよ!?」ジタバタッ

俺「あ…ぁぁ…」ゴクリッ...

俺(…あの日と一緒だ。俺はただ、巨人の前に無力で……)

俺母『逃げなさい俺!!』

俺「ッ…」

俺(俺にもっと、力が有れば……)グッ

巨人口「」
サシャ「ぁあっ…いやあっ!」スッ

俺(巨人と戦う勇気が有れば…)


コンマ下二桁
51以上俺覚醒(一時的に)
21~50ライナーとアニが助けに来てくれた
20以下サシャ死亡

安価下

コンマ59
トロスト区

俺父『お前にも、俺の血は流れてるんだ…。未だ若いお前が、いつかその気になれば、巨人達も全部駆逐できるかもな…』

俺(……いいや、違う。もう今の俺は巨人を殺す力は既に手に入れてある)

俺(後は、俺自身の覚悟の問題だけ……)グッ

右脚「」

俺(右脚の感覚が無かろうと……)

ミカサ『私は、他の人達と違って自分の身体を完全にコントロール出来る』

俺(俺が身体をコントロールする…。右脚以外の、他の全筋肉を制御して、身体を支える……)スクッ

巨人口「サシャ「」」ア-ン

俺(そして残りのガス一吹かせのみで到達できる最短距離であの巨人を倒し、サシャを助ける!!)ビリッ

ワイヤー「」ドシュッ
巨人「頸」ガッ!

俺「うあぁぁぁあぁっ!!」グルグルッ


俺(そうだ…。この世界は、ただ泣いてたって何も変わらない……)

俺(自分自身で戦わないと、何も変えられない…。生き残れ無い!!!)グッ

巨人「頸」ザッ

俺(…この世界は、残酷なんだ!!)グリッ

巨人「頸「」」ザンッ!!



巨人「」フラッズシ-ン!!

サシャ「う…」パチリ...

サシャ「あ、あれ?…私、生きて…る?…」

巨人「」

サシャ「ひいっ!?巨人の方が死んでる!?」

サシャ「いったい誰が…?あ…」

俺「ハァ…ハァ…」

サシャ「俺?…」

俺「サシャ…良かった。無事……で…」フラッ

サシャ「あっ!?」サッ

俺「うっ…」ドサッ

サシャ「俺…」

ウォールローゼ

ヒストリア「ねえ俺、どうしてこの世界には壁があるの?」

俺「え?壁?」

ヒストリア「あれ。見えるでしょ?」スッ

ウォールローゼ「」

ヒストリア「あの壁は何の為にあるの?」

俺「あの壁は……」

ヒストリア「??」

俺「……弱い俺達を、巨人から守る為に」

大量の訓練兵死体「「「」」」ドクドク...

ヒストリア「じゃあもし巨人が壁を超えて来たら?」

俺「大丈夫さ。その時は、俺がヒストリアの事を……」

巨人手「ヒストリア「俺!?」」

俺「ヒストリア!?」

ヒストリア「ああーっ!?」

俺「ヒストリアーっ!!」



トロスト区
屋根の上

「俺───俺君!!」

俺「うっ…」スッ

ヒストリア?「しっかりして!」

俺「ヒス……トリア…?」パチリッ

クリスタ「あ……」

俺「あっ…」

クリスタ「……えっ…と…」ゴクリ...

俺「ごめん…。クリスタか…。何か、昔の夢見てて…」

クリスタ「そ、そう…なんだ…」

クリスタ「…。」

俺「ここは?」

クリスタ「トロスト区の屋根の上。サシャが俺君の事をここまで運んで来てくれたの」

俺「サシャ?…あっ、そうだ巨人は!?防衛戦は!?」

クリスタ「あ…」

俺「あれ?…」

訓練兵達「「「「…。」」」」

俺「何やってんだ皆んな?こんな屋根の上に集まって…?ここの住人はどうなったんだ?…」

クリスタ「大丈夫。トロスト区の住人の避難は完了したよ…。私達の撤退命令も出てる…」

俺「撤退命令が出てるなら、どうして皆んなこんな所で項垂れてんだよ…」

ユミル「壁の上に登りたくても登れねーんだよ」スタスタ

俺「あ…?」

クリスタ「ユミル…」

ユミル「本部の連中が前線で戦ってるあたし達の事を見捨てやがったからな」スッ

俺「ああ…」

駐屯兵団本部「巨人の群れ「」」

トロスト区
屋根の上

ユミル「アンタが2時間寝てた間に前衛班に居た駐屯兵団の先輩等方は既にほぼ全滅」

駐屯兵団死体「「「」」」ドクドク...

ユミル「中衛班のあたしら訓練兵団も約7割が死んで、既に他の班員同士が合流しなきゃ機能しなくなるくらいにほぼ壊滅状態…」

俺「あ…」

クリスタ「俺君の班だけじゃ無いんだ…。私の班もユミルだけだし、アニやライナーの班の人達の所も自分達以外は皆んなやられて…」

俺「未だ生き残ってるのは訓練兵の中でも自然と卒業成績が上だった奴等しか残らなかったのか…」

ユミル「ああ。そんで、挙げ句の果てに本部に居たお偉いさん方と精鋭班はあたしら置いて逸早くトロスト区からウォールローゼの壁を通って内地へと脱出」

ユミル「本部に取り残された補給班は戦意喪失して本部に籠城してあの有り様」

駐屯兵団本部「大量の巨人「」」

ユミル「あたしらはガスも刃の補給さえも受けれず、撤退命令の鐘が出てても壁の上まで登る事すらでき無い」

ユミル「そんでとりあえず絶望してここに集まってるだけ。これが今の状況さ」

俺「だからってここで縮こまっていたって何にも解決にはならないぞ。取り返しに行くしか無いだろ?俺達の手で本部を」

ユミル「本部の巨人をあたしらで掃討してか?」

俺「ああ…」

ユミル「フッ…」

俺「あ?…」

クリスタ「今、サシャとコニーが未だ諦めて無い人達を集めてるよ」

ユミル「まっ、集まらないだろうな」

クリスタ「え?…」



サシャ「やりましょうよ皆さん!ほら立って、私が先陣を引き受けますから!」

生き残りの訓練兵達「「…。」」

ジャン「ハァ…つまんねえ人生だった…。こんな事ならいっそ伝えとけば…」

コニー「ジャン…」

トロスト区
屋根の上

サシャ「駄目でした…」ストッ

コニー「クソッ、こっちもだ…」スタスタ

俺「サシャ…コニー…」

コニー「あ、俺。起きてるじゃないか」

サシャ「良かった。目が覚めたんですね俺」スタスタ

俺「ああ。迷惑かけたな…」

サシャ「迷惑だなんてそんな…俺が巨人を討伐してくれて無かったら、私は今頃巨人の胃袋の中でしたよ」

俺「…でも、未だ地獄は続いてるみたいだな」

サシャ「ええ…まぁ…」

ユミル「今生き残ってる奴等は全員、目の前で仲間が喰われて巨人の恐怖を目の当たりにしてるんだ」

ユミル「そんな中、誰があんな巨人の巣に突撃したいと思う?」

クリスタ&サシャ&コニー「…。」

俺「だったら、俺等だけでも…くっ!」スッ

クリスタ「あ…俺君駄目だよ!右脚の骨が折れてるんだから…」

俺「しかしこのままじゃ…」

ユミル「サシャに聞いたぜ?アンタも馬鹿だよな?出る前からそんな大怪我隠したまま、前線へ出て来てくんだから」

俺「…。」

コニー「俺の怪我って?…」

サシャ「巨人と戦う前から俺の飛び方は変だったんです…。地面を走る事を嫌って、ガスの消費が多くて…」

ユミル「超大型巨人との戦闘で負傷してたなら素直に言っとけば、同じく負傷したサムエルと一緒に今頃内地に避難できてたのにさ」

ユミル「これじゃエレンと同じとんだ死に急ぎ野郎だ」

クリスタ「ちょっとユミル!そんな言い方!」

俺「…いや、いいんだクリスタ」

クリスタ「俺…」

俺「俺のせいでフランツやシェンは死んだ…。俺じゃ無かったら、未だ生きてたかもしれないし…俺が馬鹿だったのは、もう分かってるから…」

クリスタ「そんな事…」

ユミル「…それも、どうだろうな?中途半端な実力じゃ余程運が無いとここまで辿り着けてないと思うぞ」

俺「…。」

コニー「お前、俺を責めたいのか擁護したいのかどっちなんだよ…」

ユミル「現実的なだけはあたしは」

トロスト区
屋根の上

俺「とりあえず今ここに残ってて、未だ戦う意思が残ってるのはここに居る俺、クリスタ、ユミル、コニー、サシャの5人だけか…」

ユミル(何か勝手にあたしも加えられてるけど…まぁいいか。この2人に死なれたら困るのはあたしの方だしな…)

俺「ミカサは駐屯兵団の精鋭班と一緒に市民の守りに連れてかれたから居ないとして…アニとライナーとベルトルトは?」

コニー「あの3人も何か呆然としてたけど、俺等が突撃かけるってんなら、一緒にやってくれんじゃねえか?」

コニー「何かずっと話し合ってて未だ考えてたみたいだし」

俺「よし。その3人が加わってくれるなら心強いな…」

ユミル「アンタ、まさか本当にやる気か?…」

俺「誰も何も抵抗すらせずここで黙ったまま死なんか迎えたく無いだろ…」

クリスタ「うん!」

マルコ「その案、僕も乗らせてくれ!」スタスタ

俺「うん?マルコ…?」

マルコ「僕だって死を覚悟して無かった訳じゃ無い…。だが、これでこのまま死ぬんじゃ、いったい何の為に死ぬのかも分からないから…」

俺「マルコ…」

マルコ「それに、僕等は友達だろ?」

俺「…ああ。助かる」コクッ

俺「これでワンチャンあるくらいの最低限の戦力は整ったな…。後は向こうに着いてから巨人からどう本部を取り返すかだが…」

サシャ「それはアルミンに聞くのが良いんじゃないですか?そこに居ますよ」

アルミン「…。」

俺「ちょうど良い。アルミンも生き残ってたのか」

クリスタ「あ…アルミンは…」

ユミル「使い物になるか?今のあいつ?」

俺「どう言う事だ?…そういやアルミンの班って、班長はエレンだった筈だよな?エレンは…」

クリスタ「エレンの班は…壊滅しちゃって…」

俺「え?…」

ミカサ「…。」ギュ-ン

クリスタ「え?ミカサ?後衛部隊の任務に就いてたんじゃ?…」

ミカサ「後衛部隊の任務は終わった」

クリスタ「終わったって…」

ミカサ「状況は分かってる。その上で、俺に聞きたい」

俺「俺?」

ミカサ「エレンの班を見なかった?俺の班はエレンの班の数分後に前線へ出たでしょう?」

俺「俺達は見てないが、向こうに同じ班だったアルミンが居る。一緒に聞きに行こう」

屋根の上

アルミン「僕達…訓練兵34班、トーマス・ワグナー、ナック・ティアス、ミリウス・ゼルムスキー、ミーナ・カロライナ…」

アルミン「エレン・イェーガー…以上5名は、自分の使命を全うし…壮絶な戦死を遂げました!」ポロポロ...

俺「え…」

サシャ「そんな…」

アニ&ライナー&ベルトルト「「「…。」」」

ジャン「…。」

他の訓練兵「「34班はほぼ全滅か…。俺達もマトモに巨人とやり合えばそうなる…」」

ミカサ「…。」

アルミン「ごめん、ミカサ…。エレンは、僕の身代わりに…僕は…何も出来なかった…」

アルミン「すまない…うっ…うっ…」ポロポロ...

ミカサ「…アルミン」

アルミン手「ミカサ手「」」スッ

ミカサ「落ち着いて、今は感傷的になっている場合じゃ無い…」グッ

アルミン「え…?」

ミカサ「さあ立って」スッ

アルミン「…?」

ミカサ「俺、本部に群がる巨人を排除すればガスの補給も出来て皆んなは壁を登れる。違わない?」

俺「ああ…その為に今、俺達もメンバーを募って突撃をかけようと話しあっていたんだ」

ミカサ「そう…。だったら、私が先陣を切る」

俺「待てミカサ。お前が先陣を切る必要は無い」

ミカサ「…。」

俺「今は皆んなと歩調を合わせるんだ。そうしなければ…」スッ

ミカサ肩「」グッ

俺右脚「」ピキッ!

俺「うっ!?」スッ

ミカサ「俺…。脚を怪我してるのね…」

俺「あ、ああ…」

ミカサ「そう…。ならやはり、先陣を切るのは私しかいない」スッ

俺「ミカサ!」

ミカサ「私は一人でもできる…。強い、凄く強い。ので」

ミカサ「私はあそこの巨人どもを蹴散らす事が出来る!」バッギュ-ン!

俺「くっ…あの馬鹿。普段全く話さないせいで言葉の遣い方おかしくなってんぞ…」

俺(だがこれでもう後には引き返せない…)

屋根の上

俺「ジャンも、他の訓練兵達もよく聞け!俺達はこれから本部へ突撃をかける!!」

ジャン「ああ?…」

他の訓練兵達「「「…?」」」

俺「この先俺達が生き残るには、本部に突撃して本部を奪還する!この作戦しか残されていない!」

俺「ここで絶望したまま惨めに巨人に殺されるのを待つか、それとも俺達と一緒に巨人と戦い、1%でも生き残る可能性がある方どちらに賭けるのか選べ!」

ジャン(あ、あいつ…!)

俺「アニ、ライナー、ベルトルト!」

アニ「あ…」

俺「俺達は同期をむざむざ死なせるような腰抜けじゃ無い筈だ!」

ライナー「そうだな…。俺達は腰抜けじゃ無い」クルッ

アニ「…。」コクッ

俺「よし、俺達も行くぞ皆んな!ミカサを追うんだ!」

クリスタ「うん!」

サシャ「はい!」

マルコ「ああ!」

ユミル「仕方ねえな」

アルミン(一度、僕と同じ絶望を味わった筈の俺なのに…僕と違って未だ諦めてない…)

アルミン(未だ、生きる事に希望を持っている…)スッ

コニー「お前、行くぞ!って気合い入れて言ったがガスの残量もう残ってないんじゃないか?」

俺「あ…そうだった」

クリスタ「なら、私が俺を背負って…」

ユミル「駄目だ。クリスタと俺とじゃそこそこ身長差がある。本部に行く前に途中で潰れるぞ」

クリスタ「う…」シュン...

アルミン「俺、それじゃあ僕のガスを使ってくれ」

俺「アルミン?…」

アルミン「…足を怪我してるって言っても、僕よりも君が使った方が効率が良い筈だ」

俺「アルミン…」


1分かった…。だが、アルミンの事も置いていかない。お前なら小回りも効くだろ頼むコニー!
2駄目だアルミン…。そうやって、不得意な分野から逃げ続けても成長は出来ない。お前のガスはお前自身で使うんだ


多数決下3まで

屋根の上

俺「分かった…」

アルミン「僕の分までミカサを頼むよ俺…」俺ボンベ「」カシャンッ

俺「…いいや、アルミンの事も置いていかないぞ」アルミンボンベ「」カシャンッ

アルミン「え?…」

俺「お前なら小回りも効くだろ?頼むコニー!」

コニー「あ、オレかよ!」

アルミン「いや、僕は…!」

コニー「クソッ!こうなりゃやってやる。しっかり捕まってろよアルミン!」アルミン「ああっ!?」ガシッ

俺「よしっ、俺も行くぞ!」ギュ-ン

アニ&ライナー&ベルトルト「「「」」」ギュ-ン

ジャン「クソッ、あの野郎…一番負傷してる癖に主人公気取りかよ!」

ジャン「お前等、本当に良いのか!?あいつらだけに行かせて!?」

他の訓練兵達「「「あ…」」」

ジャン「オレは奴等と行くぞ!オレは同期を見捨てるような、腰抜けなんかじゃねえッ!!」タッタッタッドシュッ

他の訓練兵達「「「クソッ!あいつ等上位卒業生だけが訓練兵じゃねえ!オレ達も行くぞ!オオ-!!」」」タッタッタッ


街の中

ミカサ「…。」ドシュッ

巨人「頸「」」バシュッ!!

俺(ミカサ、流石に首席なだけあって速いな…)ドシュッ

ジャン「おい!俺!」ドシュッ

俺「ジャン!?お前も来てくれたのか!?」ギュ-ン

ジャン「他の奴等も全員お前について来てる!」

俺「全員?…」

ジャン「本部への安全なルートは頭の中で考えてあるんだろうな!?」

俺「ああ、とにかくミカサの通ったルートを通るんだ!ガスが無くなる前に本部へ辿り着くしか無い!」

俺「目の前の巨人は全てミカサが…」

ミカサ「…。」ドシュッ


コンマ下二桁
21以上同じようなミスを先に経験したからこそ、俺はミカサがさっきの俺と同じ事をしてる事に気が付いた
20以下俺、ミカサの事には気が付かない(ミカサ死亡判定へ)

安価下

コンマ31
街の中

俺「あ…」

ミカサ腰「ガス」プシュ-

俺(何だあのガスの量?…本部へ急いでいると言っても、アレじゃ途中で持たなくなる…)

俺「…!」

ジャン「おい!」

俺(ミカサ、あれじゃあさっきの俺と同じで…何を焦って…?)

ミカサ「ッ…!」クルッ
巨人「頸「」」ズバアッ!


俺「ッ…」


ハンナ『フランツ!フランツが!』
フランツ『』ドクドク...

俺(そうか!エレンだ…。あいつ、エレンを失ってクールな風に見せかけても内心はあの時のハンナと同じ…)

俺「ジャン!お前が残りの奴を指揮してくれ!」ドウッ

ジャン「何!?お前は!?」

俺「俺はミカサの所へ行く!」ドウッ

ジャン「ミカサだと!?別に何の心配も…」

ミカサ「ガス「」」プシュッ

ジャン「なっ!?」

俺「頼んだぞジャン!」ドシユッ

ジャン「クソッ!」ドシュッ!

ミカサ「」クルッ
屋根「ミカサ「」」ガアンッ!

俺「ミカサ!」ギュ-ン!!

トロスト区街の上

俺「ミカサ、クソッ!何処へ落ちたんだ?」キョロキョロ

俺(もしかしたら既に屋根から落ちた衝撃で…)

俺(…いいや、悲観的になるのは未だだ)

巨人「」ズシンッズシンッ 

俺「くっ、マズイ。巨人が…」スッ

俺(いや、待てよ。巨人が向かう方向にもしかしたら…!)ギュ-ン


巨人「」
ミカサ「ッ…」折れたブレード「」カチヤッ


俺「あ、居た!ミカサ!」

長髪巨人「」ズシ-ンズシ-ン

俺(マズイ、反対側からも…。生命線はこの立体機動装置一本。飛び込むのは流石に意味が無い!)ギュ-ン

俺「ミカサ!背後からも巨人が迫ってる!」

ミカサ「…!」チラッ

長髪巨人「」ズシンッズシンッ

俺「どっちか片方の脚をすり抜けてくれ!必ず助ける!」

ミカサ「…!」コクッ

ミカサ(ごめんなさいエレン…。死んでしまったら、貴方の事も思い出せない…だから)グッ

ミカサ「何としででも勝つ!何としてもでも生きる!!」

ミカサ「うあああぁぁぁっ!!」

俺「ミカサ!」

ミカサ背後「巨人足「」」ズシ-ン
ミカサ「!?」ブワッゴロゴロ...

長髪巨人「拳」ブウンッ!!
巨人「」ドガンッ!!

俺「ミカサ!」ギュイ-ン

ミカサ身体「」ガシッ

長髪巨人「ウウオオオオオッ!!」

俺「くっ…」ビリビリ...

ミカサ「見て俺…」ガシッ

俺「えっ?…」チラッ


長髪巨人「踏み付け「」」ズシ-ンズシ-ンズシ-ン
巨人「」グシャッ!グシャッ!グシャッ!


ミカサ「巨人が…巨人を殺してる…」

俺「あ、ああ…。な…んだ…ありゃ…?」

俺(同士討ち?…巨人がそんな訳…)

トロスト区
屋根の上

俺「怪我は無いか?」ストッ

ミカサ「ええ。大丈夫」ストッ

ミカサ「…。」チラッ

長髪巨人「」

俺「何なんだあの巨人は…?」

コニー「俺!ミカサ!」

アルミン「2人とも無事か!?」ストッ

ミカサ「アルミン、コニー…」ストッ

俺「どうしてこっちに?…」

コニー「アルミン背負っててゆっくり行ってたからな。急に俺とミカサだけが本部へ向かう進路から外れたのが見えてたんだ」

長髪巨人「」
巨人「」ズシンズシン

コニー「マズイ!15メートル級が2体も…」

ミカサ「いや、あの巨人は…」

アルミン「あ…」

巨人の死体「骨」シュウウウ...

アルミン「えっ…」

長髪巨人「ウウオオオオオッ!」
巨人「オオオオオッ!」

長髪巨人「腕「」」スッ

ミカサ達「「あ…」」

俺「か、格闘術…か?…」

巨人「オオオオッ!」ダッ

長髪巨人「左手「」」ブウンッ!

巨人顔「」バキイッ!!!

巨人顔の破片「時計塔「」」バゴンッ!!

長髪巨人手「」シュウウゥ...

俺「またた…あいつ、また巨人を…」

顔の無い巨人「」シュウウ...
長髪巨人「踏み付け「頸」」ズドンッ!!

屋根の上

長髪巨人「」

アルミン「と、トドメを刺した!?弱点を理解して殺したのか!?」

コニー「とにかく移動するぞ!あいつがこっちに来る前に!」

アルミン「いや、僕達には無反応だ…。とっくに襲って来てもおかしく無いのに…」

俺「格闘術っぽい物も使ってたな…」

ミカサ「ええ。アレはいったい…」

コニー「奇行種って言うしかねえだろ!分かんねえ事の方が多いんだからよ」

コニー「とにかく本部へ急ぐぞ!」

俺「待ってくれ!ミカサもガスが空になったんだ…」

コニー「はぁ!?何やってんだよ、お前等立体機動の1位2位が揃って!」

俺「…。」

ミカサ「…。」

俺「ミカサを背負って行く事も出来るが、攻撃出来ない組2組が遅れて本部へ向かうのは、流石にマズ過ぎるな…」スッ

アルミン「あ…」

ミカサガス管「」

ミカサ「えっ!?俺!?何をして…」

俺「アルミンが言ってたんだ。自分より俺の方が立体機動を使えるから使ってくれと…」

俺「だとしたらここは、足を負傷してる俺よりもミカサに使うべきだろ…」

ミカサ「…。」

ミカサ(私は、皆んなの命を背負う覚悟も無いまま皆んなの代表だった彼の判断を急かした…)

ミカサ(その責任も感じない内に…一旦は命さえ放棄した…。それも自分の都合で…)

ミカサ(なのに…)

俺「俺も少し前にミカサと同じ間違いをして、仲間を死なせた…」

ミカサ「あ…」

俺「そんで、逆に頭が冷えたんだ…」

ミカサ「…。」

俺「ミカサは俺よりも優等生だ…。今度はもう間違えないだろ?後は俺の分まで…皆んなの事を頼むぞミカサ…」

ミカサ「ッ…」

ミカサ「本部でガスを補充したら必ず、直ぐに戻る…。何としてでも戻る。だからどうか、それまで死なないで…」

俺「ああ…。待ってるよ…」

屋根の上

コニー「俺…本当にここに残って大丈夫なのか?…」

俺「コニー、俺の事は意識するな。お前は引き続き、アルミンの事を本部まで無事に送り届けてくれ」

コニー「あ、ああ。任せてくれ…」

アルミン「あ…の…」

俺「アルミンが生き残ってくれた事には、ちゃんと意味がある」

アルミン「い、意味?…」

俺「本部じゃ必ず、アルミンの知恵が必要になる…。お前はビビって生き残った劣等生なんかじゃ無い…」

俺「その知恵で、皆んなの事を助けてやってくれ」

コニー&アルミン「「「…。」」」グッ

俺「心配すんなよ…。あの謎の巨人がここの周りの巨人を殺しまわってくれてる内は俺は生きてる…」

ミカサ「ッ…」

俺「早く行け!これ以上ここにとどまっていても意味は無い!あの巨人だって、いつまでもここの近くに居るかなんて分からないんだぞ!?」

ミカサ「くっ…!行こう!」タッタッタッ

コニー「アルミン!捕まれ!」スッ

アルミン「あ…ああ…」チラッ

俺「…。」

アルミン(俺…)

俺「…フッ」

俺(俺にしちゃ、ちょっとカッコつけ過ぎだな…)

俺(でも、今なら…。名前も知らない25万人の英雄になって、死んで行った父さんの気持ちも少しだけ分かるか…)



コンマ下二桁
31以上アルミン、知恵を出した
30以下3人とも行った

安価下

クリスタ
コンマ下二桁
41以上クリスタ、俺が居ない事が分かり戻って来た
40以下クリスタも余裕が無く本部へ向かっていた

安価下2(両方共範囲下なら俺死亡判定へ)

連取りなので下

コンマ08
コンマ27(クリスタ戻らず)
屋根の上

俺「…。」

長髪巨人「ウウゥッ!ヴェアアッ!」ブウンッ
巨人「」ドガッ!ドガッ!!

俺「ハァ…。あいつ、何なんだろ…」

俺(ここら一帯の巨人、全部ぶち殺しやがった…)

俺「お陰で助かったと言えば助かったが…」

長髪巨人「」チラッ
本部「大量の巨人「」」

長髪巨人「ウオオオオオッ!!」ズシンッズシンッ

俺(あいつ、本能のままに巨人を殺して回ってんのか?…)

俺(でも向こうへ移動されたら、俺もいよいよか…)



数十分後

俺屋根周り「大量の巨人「」」オオオツ

俺「まぁ、流石に…ミカサでも間に合わないわな…」

屋根「手「」」ガシッ

俺「はは、登って来やがった…。学習してやがんの…」

俺足「」

俺「…心配しなくても、逃げる為の足ももう潰れてるっての」

俺「…。」ミカサの持ってた折れた刃「」スッ

俺(父さんや母さんだけじゃ無く、ここで俺まで巨人に喰われるくらいなら…いっそこれで自分の首を…)

巨人「」ググッ

巨人顔「ニタアッ」

俺「よお、意外と遅かったじゃ無いか」

俺(父さん…母さん…。ヒストリア…)ポロッ

アニ『これからは私が側に居ないが、ピーピー泣くんじゃ無いぞ』

俺「アニの言った通りだったな…。あいつが離れた途端、俺…」グッ


コンマ下二桁
31以上今度は女型の巨人が現れ…
30以下俺死亡

安価下

コンマ32
屋根の上

俺「…。」

巨人手「」スッ

俺「くっ…!」折れたブレード「」ブンッ

巨人手「」ザシュッ!

巨人「オオオオオッ」

俺「ヘッ…タダで飯にありつけるとでも思ったのかよ!俺はお前等には屈しない!!」

俺「この命が尽きるまで…最後の最後まで、お前達に抵抗してやる!!」

俺(そうだ…。俺は戦う!決して逃げない!それが人類の…いいや、俺の───)グッ

巨人「顔「蹴り「」」」グニャアッ!!
  
俺「なっ!?────」

巨人「」ドサッ!ゴロゴロ...

俺(まさか!?また巨人が巨人を攻撃した?…さっきの奴が戻って来たのか?…)

俺(いいや違う!?こいつは何だ!?)

巨人「ゴオオオオオッ!」
女型の巨人「」スッ

俺(こいつも格闘術を……)

女型の巨人「蹴り「」」ビュンッ!!

俺(しかも殴るとみせかけて蹴りだ!?)

巨人鼻から上「」バチイッ!!ヒュ-ン...

壁「」ドオ-ン

俺(何つー破壊力だよ!?)

女型の巨人「」

ミカサ「俺!!」バッ

俺「ミカサ!?」ガシッ

ミカサ「本部の制圧が終わったから、ボンベ1本だけ補充して迎えに来た。未だちゃんと生きていて良かった…」ギュッ

俺「生きていた…と言うより、俺も…巨人に助けられた…」ヒュ-ン

ミカサ「え?…」チラッ

俺「あいつ…」

ミカサ「あの巨人他の巨人を引き連れて、逆に壁の外へ走って行く?…」

女型の巨人「」ズシ-ンズシ-ンズシ-ン

ミカサ「巨人が自ら外へ出て行くと言う前例は無い…。どう言う事?…」ギュ-ン

俺「わ、分からない…」

俺(ただの奇行種…だったのか?…)ゴクリ...


コンマ下二桁
31以上しかしさっきの蹴り技はどっかで見たような気がした…(俺、女型の巨人と因縁)
30以下何も分からんまま、さっきの長髪の巨人の所へ戻って来た

安価下(トロスト区戦END。巻き戻し制限へ)

コンマ06
駐屯兵団本部
屋根の上

ミカサ「…。」ドシュ-!

アルミン「良かった俺。無事だったんだね!」

俺「ああ…。何とかな」

ライナー&ベルトルト「「…。」」

ミカサ「皆んなここで何を見ているの?」

ジャン「アレだ…」

俺「うん?…」

長髪の巨人「ウオオオオオッ!」

俺「あ、本部の方に向かった巨人を殺すあの巨人…」

ミカサ「両腕が無い…」

アルミン「再生し過ぎたのか、出来ないんだ…」

長髪の巨人「」ズシ-ン!!

俺「あ…。倒れたぞ…」

長髪の巨人「煙」プシュ-...

俺「どうなってんだ?…」

ジャン「な、何だ?頸の部分に…誰か、人が…」

俺「あ…」

ライナー「…!」

長髪の巨人「エレン「」」

俺「エレ…ン?…」

エレン「」ガバッ

ミカサ「…!」ドシュッ!!ギュ-ン!

アルミン「ミカサ!」

俺(巨人の体内から…人間が…エレン、が…)

ミカサ「エレン!」バッ
エレン「」ギュウッ

俺「どう、なってんだ?…」

俺(巨人は…人類の……俺達の敵、なんじゃ?…)

女型の巨人『蹴り』ブウンッ!!
巨人『』

俺(そういや、あの時の巨人も……)

ジャン「何でエレンが…」

俺「分かんねえ…」

ウォールローゼ内地

俺(ガスの補給が終わった俺達は、無事に壁を登りリフトでウォールローゼ内地へと入った)

俺(…だが、そこで待っていたのはさっきの巨人の中からエレンが出て来たのを同じく壁の上から目撃していた駐屯兵団の連中だった)

俺(俺達には緘口令を出され、エレンの幼馴染のミカサとアルミン以外はウォールローゼの野営地行きを命じられた)

クリスタ「ごめんね俺君…」

俺「え?…」

クリスタ「実は私とユミルは、未だガスが残ってたから…先に壁を登って隊長にガスの補給支援を頼んでたんだ…」

俺「ああ…。だから2人は本部には居なかったんだな…」

ユミル「お前は特に負傷が酷かったし、本当はクリスタと一緒にどさくさに紛れて、お前の事を連れてこうとしたんだけど…いきなりリーダー面しだして飛んでったからよ」

俺「はは…。あの時2人が俺を背負おうとしたのはそう言う事か…」

クリスタ「それにあの場で俺君だけを連れてくって訳にもいかなかったし…」

俺「そりゃそうだろ…。そんな事したら間違い無く背後から刺されてガスを奪われてる」

俺「でもまぁ、あそこから半分くらいの奴は無事に壁を登れたから大丈夫さ…」

クリスタ「たったの半分…」

ユミル「そういや、ミカサとアルミンは?…あの2人もまさか負傷でもしたのか?」

俺「ミカサとアルミンはこっちには来てるんだが……ごめん。俺の口からは言えない…」

クリスタ「え?…」

ユミル「じゃあジャンは?」

ジャン「…。」

ユミル「何だよ。どう言うこった?…」

俺(…巨人から人間が出て来たなんて、この壁の中じゃあんなの直ぐに皆んなに伝わる)

俺(エレンの処置、どうなるんだろうな…)

undefined

野営地

俺「そう…だな…。俺も支援くらいは…」

クリスタ「駄目だよ俺君!」

俺「あ…」

ユミル「やめとけ。さっきは状況が状況だったからお前の口車だけで上手く行ったが…下手をするとお前のせいでまた仲間が死ぬぞ」

俺「ッ……」

ライナー「そうだ。本当の兵士なら、規律は守らねばならん」

ライナー「負傷兵は素直に後退するのがルールだ」

俺「だったら、俺の代わりに皆んなが戦って死ぬってのか?…」

ライナー「そいつは…」

クリスタ「そんなの…俺君だけが兵士なんじゃ無いよ!」

俺「え?…」

クリスタ「俺君。私達の事、ちゃんと仲間だと思ってるんだよね?…」

俺「あ、当たり前だろ…」

クリスタ「だったら、少しくらい…信じてよ」ポロッ...

俺「あっ…」

クリスタ「今度は私達が戦って帰って来るから…俺君は休んでて」

クリスタ「ねえサシャ!大丈夫だよね!」

サシャ「うっ、そ、そりゃあ大丈夫に決まってますよ!俺が居なくても本部だって取り戻せましたし!あはは…」

俺「…。」

俺「…分かった。残りの戦いはお前達に任せる。でも皆んな無理はすんなよ」

クリスタ「うん…」コクッ

ユミル「お前の分もクリスタは私が守っておいてやるよ」


───こうして、俺は仲間達に残りの戦いを任せて重負傷兵として野戦病院へと運ばれるのだった

病院

俺(もっと大勢居るのかと思ったら、たったの3人だけって…)

駐屯兵団兵士A「司令はトロスト区奪還作戦にエレンとか言う訓練兵のガキを使うらしいぜ」

駐屯兵団兵士B「はぁ?何でそんなガキを?…」

駐屯兵団兵士A「何でも巨人化する力を持ってるらしい…」

駐屯兵団兵士B「はぁ?巨人化だと?意味分かんねえ、だって俺達の戦ってる相手は…」

俺「……。」

俺(戦場で負傷した兵士が送られる野戦病院はめちゃくちゃ静かだった)

俺(巨人と戦って負傷した場合、基本的に生き残れない…)

俺(立体機動か使えなくなってその場で喰われるか、もしくは動く事すら出来なくなってしまうのだから…)

俺(そりゃまぁ怪我する前にワンパンで死ぬんだから静かに決まってるわな…)

俺(仮に送られて来ても…)チラッ

駐屯兵団兵士「腕無し「」」

駐屯兵団兵士「全身包帯グルグル巻き「」」

俺(……アレに比べたら、全治1ヶ月なんてマシな方か)

俺(問題は今日の午後からの作戦だ…。未だ本人にも未知数のエレンの巨人を使った、極めて不安定な作戦だ…)

俺(あの巨人になったら敵の可能性すらあるのに、この作戦を立案した人は器が大きいか…とんだ変態だな…)

俺(でも、もし上手く行けば…今日人類は初めて巨人に勝つ日になる…)

俺(そんな重要な時なのに、俺は……)グッ

俺足「」

俺「クソッ…」

俺「…。」

俺(そういや、あの巨人を殺し回ってた巨人はエレンだったけど…)


女型の巨人「」


俺(…報告はしていないが、俺とミカサだけが見たあの巨人)

俺(奴もエレンと同じく巨人を殺してた…。アレにも、誰か入ってるのか?…)


───その後、作戦にトラブルはあったが…エレンの巨人と駐屯兵団は死力を尽くしてトロスト区の壁を塞いだが…


ジャン「マル…コ…」

マルコ身体半分「」ドクドク...



──俺の、運命の戦いは…もう直ぐそこまで迫っていた…


巻き戻し制限

後半のトロスト区攻防戦が無かった為、制限場所もう少し延長
ウォールローゼ内地
俺部屋

俺(トロスト区でのエレンの巨人を使った作戦は上手く行った)

俺(…しかし、無茶な作戦の強行により死傷者200人超、負傷者800人を出し…)

俺(今回の被害で人類は5年前のウォール・マリア奪還作戦から更にその数を減らした…)

俺(俺と同期の訓練兵も卒業時には200人超居た筈なのに、今や生存者は50人を割っている…)

俺(負傷者があまりに多く出たので、既に足の処置は済んでいた俺は病院から追い出され訓練兵の詰所のベッドで自然療養を待つ事になった)

俺「……にしても」

ベッド「「「「」」」」

俺(俺の部屋には2段ベッドが2つ有り、俺含み合計4人居たが作戦が2日経った今日も誰も帰って来ていない…)

俺(マルコ以外の他2人は多分生き残れ無かった可能性が高そうだが…)

俺「まさかあの後、マルコまで死んだのか?…」

俺(訓練兵の生存者の数で言えば生き残る確率は4分の1…ちょうどピッタリ当てはまるが…)

マルコ『俺、僕は君と会えて良かった』

俺「…。」

俺「…いや、マルコはジャンに続いて成績上位者だったんだ。そう簡単に死ぬ訳が無い」

俺「きっと未だ作戦後の後処理が忙しくて戻って来て無いだけだ…」

扉「」コンコンッ

俺「あ…」

俺(ほら、ちゃんと戻って来た)

俺「マル…」

俺卒業時(5位)
コンマ下二桁
81以上リヴァイだった
80以下アニだった

安価下

俺父
コンマ下二桁
81以上リヴァイ班とも面識有り
80以下リヴァイ班とは面識無し

安価下2

多分同一人物なので下の分振り直し
俺父
コンマ下二桁
81以上リヴァイ班とも面識有り
80以下リヴァイ班とは面識無し


安価下

コンマ32
コンマ14
俺部屋

アニ「…。」

俺「あれ?アニ…」

アニ「怪我の容態はどうだ?」

俺「あ、ああ…別に切り傷とかそんなんじゃ無いから…。骨がくっつくまで1ヶ月かかるだけだし…」

アニ「そうか…」

俺「でも、珍しいな」

アニ「珍しい?」

俺「いや、クリスタやサシャならともかくアニが俺の心配をして訪ねてきてくれるなんて珍しいと思ったから…」

俺「この3年間、俺の事をボコりはしたけど逆に心配してくれたのは一度も無かったろ?」

アニ「そうだったっけ」

俺「そうだよ…。でもまぁ、アニが無事で良かった」

アニ「うん?」

俺「かなりヤバかったんだろ?トロスト区の攻防戦は…かなりの負傷者も出てた」

アニ「ああ…。私ら訓練兵が巨人の対象任されるくらいにはな…」

俺「そんな状況だったのか…。皆んなはちゃんと生き残ったのか?俺達とよく絡んでた人達は…」

アニ「……。」

俺「未だマルコが部屋に戻って来て無いんだが…」

アニ「ッ…!」ピクッ

俺「アニ?…」

アニ「あ、ああ…マルコの事は見てないな…」

アニ「エレンの巨人が、岩を持ち上げてミカサとアルミンと一緒に壊された壁を封鎖する所までは見たけど…」

俺「そっか。そういやエレンの巨人って…」

アニ「ごめん。未だ仕事が残ってた…」スッ

俺「ん?ああ、そっか。未だトロスト区には死体が大量に残ってるものな…」

アニ「ああ…」

俺「アニ」

アニ「??」

俺「その…ありがとうな。心配してくれて」

アニ「いや…それじゃあな」スタスタ

俺(やっぱ、何だかんだ姉のように心配してくれんだな)

アニ「…。」スタスタ

3日後
焼き場

俺「…。」

ジャン&サシャ&コニー&アニ&ライナー&ベルトルト&クリスタ&ユミル「「「…。」」」

他の訓練兵達「「「…。」」」

俺(…俺がマルコの戦死を聞いたのは、アニと話した3日後だった)

俺(聞いた時はただ…呆然としていたが、その死を悲しむ間もなくマルコ達戦死者が病気をばら撒かないよう…)

俺(2次災害を起こす前に焼かれる事になった…)

俺(巨人に変身出来る能力を持つエレンは調査兵団へと引き取られ、アルミンとミカサもまたエレンの事を近場で見ていた人物として、エレンの今後を決める裁判に出席しなきゃいけないので見送りには来れなかった…)

炎「大量の死体」パチパチ...

俺(一人ずつ焼いてる場合じゃ無いとは言え、死体が…。多過ぎる…)

俺(これが…俺の、進もうとしてる道なんだよな…)

ジャン「…。」スタスタ

誰かの骨「」スッ

俺(マルコ…)

俺(……自分の事ばっかで、同じように尖って誰とも話さなかったアニとばかり一緒に居たからか…周りから恐れられてた俺を)

俺(唯一、俺の事を友達だと認め…しっかり信頼してくれてた、お人好しな奴…)

俺「なのに、いっつも…良い奴から…死んで行くんだよな…」ボソッ...

ジャン「あ…」

コニー「うっ…ぅっぅっ……」ポロポロ...

俺「…。」チラッ

サシャ「ッ…」

俺(…サシャの事を、気軽に調査兵団に誘ったのは間違いだった)

俺(俺は、何も分かって無かった……)

俺(今回の作戦で、皆んなもう調査兵団なんかに……)

ジャン「くっ…!」グッ

ジャン「なぁ…お前等、所属兵科は何にするか決めたか?」

クリスタ「え?…」

ユミル「…ん?」

ジャン「オレは決めたぞ…。オレは…くっ…調査兵団になる!!」

コニー「ぁ…」

ジャン「うっ…くっ…ううっ!」ポロポロ...

俺「ジャン…」

俺(…マルコの死が、ジャンの事を大きく成長させた)

俺(でも俺は…皆んなと違って、マルコと同じ戦場には居なかったから…)


1…がもっと、強かったら…俺も作戦に参加出来ていたら、もしかしたらマルコは…俺も、もっと強くならないと…
2…サシャに、やっぱり調査兵団へは来るなって謝ろう


多数決下3まてま

焼き場

俺(俺がもっと、強かったら…俺も作戦に参加出来ていたら、もしかしたらマルコは…)

俺(俺も、もっと強くならないと…)

俺(…そして今度こそ守るんだ。巨人から、俺の大事な物を…)

俺(もうこれ以上、俺から何も奪わせない)グッ


───その後、俺はアニに特訓の話しを持ちかけたが…

アニ「…一人でやってくれ」スタスタ

俺「あ…」

俺(何だよアニの奴、自分だって未だ憲兵団に入る日じゃ無いだろうに…)

俺「仕方無い。アニが駄目なら…」スタスタ



ミカサ「特訓?」

俺「ああ。ミカサもエレンを追いかけて、調査兵団に入るのは変わらないんだろ?」

ミカサ「ええ」

俺「だったら、俺と一緒に入団する日まで特訓しないか?巨人を倒した時の感覚を思い出しておきたいんだ」

ミカサ「…。」


コンマ下二桁
21以上ミカサと共に特訓した(下の判定へ)
20以下ミカサも忙しかったので一人で筋トレした

安価下


コンマ下二桁
71以上だいぶミカサに近い動きが出来るようになった
11~70前の巨人を倒した時の感覚を何となく取り戻していた
10以下むしろ巨人を倒した感覚は完全に忘れていた…

安価下2

コンマ83
コンマ99

ボナ
1即巻き戻し
2俺覚醒(人の枠を超えてミカサ並みにの強さに)+ミカサとお互い信頼し合あっている仲に

多数決下3まで

ここまでで巻き戻し制限となるので一応確認

1これで良い
2なら巻き戻しにする

多数決下3まで

このまま行きます
数日後
壇上前

エルヴィン「私は調査兵団団長エル ヴィン・スミス」

エルヴィン「所属兵団を選択する本日、私が話すのは率直に言えば調査兵団への勧誘だ」

エルヴィン「今回の巨人の襲撃により、諸君らは既に巨人の恐怖も己の力の限界も知ってしまった事だろう」

エルヴィン「しかしだ。この戦いで人類はこれまでに無い程の勝利へと前進した」

エルヴィン「エレン・イェーガーの存在だ」

エルヴィン「彼が間違いなく我々の味方である事は彼の命懸けの働きが証明している」

エルヴィン「さらに我々は彼によって巨人の侵攻を阻止するのみなら ず巨人の正体に辿り着く術を獲得した」

エルヴィン「彼の生家があるシガンシナ区の地下 室には彼も知らない 巨人の謎があるとされている」

エルヴィン「その地下室にたどり着きさえすれば、我々はこの百年に亘る巨人の支配 から脱却できる手がかりを掴めるだろう」

他の訓練兵「地下室だと?…」ヒソヒソ

他の訓練兵「もうそんな段階まで来てるのか」

他の訓練兵「巨人の正体がわかれば、この状況も…」

俺「…。」

ミカサ「…。」

エルヴィン「我々はシガンシナ区の地下室を目指す」

エルヴィン「ただその為にはウォール・マリアの奪還が必須となる。つまり目標は今まで通りだが」

エルヴィン「トロスト区の扉が使えなくなってしまった今、東のカラネス区から遠回りするしかなくなった」

エルヴィン「4年かけて作った大部隊の行路もすべてがムダなはなったのだ」

エルヴィン「その4年間で調査兵団の6割以上が死んだ。4年で6割だ。正気の沙汰でない数字だ」

エルヴィン「今期の新兵にも一ヶ月後の壁外調査に参加して貰うが死亡する確率は3割と言ったところか」

エルヴィン「4年後には殆どが死ぬだろう」

他の訓練兵「「「」」」ザワザワ...

エルヴィン「しかしそれを越えた者が生存率の高い優秀な兵士となって行くのだ」

エルヴィン「この惨状を知った上で自分の命を賭してもやると言う者はこの場に残って くれ」

エルヴィン「自分に聞いてみてくれ。人類の為に心臓を捧げる事ができるのかを」

エルヴィン「以上だ。他の兵団の志願者は解散したまえ」

壇上前

他の訓練兵達「「「「…。」」」スタスタ...

アルミン(…他の訓練兵は殆どがその場を跡にして行く)

アルミン(でも、やっぱりと言うか…この2人は…)ゴクリ...

俺&ミカサ「「…。」」

ミカサ(エレン…。待っていて)

俺(……もう俺は、何も巨人に奪われやしない)

俺(全ての巨人を、俺は駆逐する…)グッ

他の訓練兵達「「「」」」ザッザッ...

アニ「…。」スタスタ

アルミン「ッ…」

アルミン(残るのは、僕等3人だけか…?)

クリスタ「…。」ジッ

俺「…。」

クリスタ(ヒストリア・レイスの命は、あの日…。あの時、無くなった…)

クリスタ(再会しようと言う俺との約束は果たせ無かった…。だけど、私はクリスタ・レンズとして…貴方の事を必ず守る)グッ

ユミル(こいつ、覚悟決まった顔してんじゃねえか…。でも、彼奴と再会して無かったら今頃ションベン漏らして泣いてたんだろうな)

ユミル(それはそれで、そう言う世界も見てみたかったが)

他の訓練兵達「「「」」」ザッザッ...

ジャン「あ…ぁ…」

他の訓練兵達「「「」」」スタスタ...

ジャン(クッソ、頼むぞ…。決めたんだ…これ以上自分を嫌いにさせないでくれ!)ブルッ...

サシャ(今…ここから動かないとまた…)ブルブル...

コニー(オレは元々、憲兵になる為に村を出たんだ…。母ちゃん喜ぶぞ…。憲兵になったら、村の皆んなもオレを見直す…)ブルブル...

他の訓練兵達「「「」」」スタスタ

ジャン&サシャ&コニー(((でも、オレ達は見ちまった…巨人がどうやって…人間を食べるのか…)))

ジャン「うおおおおっ!!!」

数分後
壇上前

俺達「「「「…。」」」」

エルヴィン「君達は、死ねと言われたら死ねるのか?」

残った誰か「死にたくありません!」

エルヴィン「…そうか。皆んな良い表情だ」

エルヴィン「では今、ここに居る者を新たな調査兵団として迎え入れる!これが本物の敬礼だ!心臓を捧げよ!!」ドンッ

俺達「「「おうっ!!」」」右胸「」ドンッ!!

アルミン「皆んな…!」チラッ

ジャン「最悪だ…。調査兵なんて…」

サシャ「怖いぃ…。村に帰りたい…」ブルブル...

コニー「もういいや…どうでも…」

他の数人の訓練兵達「「…。」」

エルヴィン「よく恐怖に耐えてくれた。君達を君達は勇敢な兵士だ。心より尊敬する」

エルヴィン(ん?最前列の彼は…)

俺「…。」グッ

エルヴィン(…そうか。この目、彼の子供の……似ているな)

俺(父さん…母さん…ヒストリア……アニ…)

俺(きっと皆んなは、俺にこんな道を…進んで欲しく無かったと思う…)

俺(……でも…俺は戦う)

俺(この命ある限り、巨人と戦い続ける!!)



──こうして、今日この日…俺含む23名の兵士が新たに調査兵団へと加わったのだった



少年期(前半)END
巻き戻し制限

一旦アンケート取ります

現在のコンマやストーリー難易度
1難しい
2ちょうど良い


多数決下3まで

無難しい以前にどう考えても複数端末での投票をそのまま進行してるのはどうしてなんだ?

同じ奴が同じタイミングで前の判定から時間もだいぶ経過してるのに一分も経たないうちに現れるなんて思ってるのか?

>>162
それを言い出したらGANTZなんて目を瞑ってましたが、殆ど全部が熱心な人の複垢進行とスナイプで進んでたので1的には単発や深夜帯に時間空いたのに1分以内に同時取りのような
もう完全にこれやってるだろと言うの以外は一々判断してたらストーリーとは別の意味で進行の妨げとなるので時間帯次第ではスルーするしかありません

難しい

1設定変えて最初から始めたい(理由は選ばれた時に説明しますが、ゾロ目設定を変えて、通常設定にしてアイテム有りにした方が良いと書いてて思いました)
2もう一度単発無しで例の場所多数決したい(明日の朝10時頃に単発無しで多数決)
3このまま難易度緩和して進めたい(このまま書きます)


多数決下5まで


一応これまでの進みとしてはアニとの敵対からの対決も俺の成長に大きく繋がるので、かなり良い感じでどんどん主人公っぽく進んではいました

もう一度単発無しで疑惑の場所を多数決
その前に質問タイム挟みます
何か質問あれば

それでは先に多数決します

ボナ
1即巻き戻し
2俺覚醒(人の枠を超えてミカサ並みにの強さに)+ミカサとお互い信頼し合あっている仲に

多数決下3まで(単発無し)

即巻き戻し
何か質問あれば

アニを仲間にするだけならライナーのがいいの?
アニに勝つメリットは何?

今回どこまで戻れるの?

アニの最上位だと何位?
真ん中だとどうなる?

リヴァイとは何位ならあった時にメリットがあるの?

>>186
はい

>>188
訓練兵になって以降の場所

>>189
2位
4位、白兵がアニの次くらいに強くなる

>>191
5位>1位>その他
今回の俺は挫折を味わう程、努力するタイプな為

父親がリヴァイ班と知り合いで無ければ救う事はできないの?

>>13でアニに勝つメリットは?
仲間にするだけならベルトルトでいいなら何かあるよね?

>>194
できますがアニ仲間だと鎧が出てくるので全員生存とかはほぼ無理

進撃に関してですが、今までのようなノベルゲーム攻略型のようなSSでは無いので
コンマや選択肢で失敗した場合も俺目線不幸な事が起きるが、逆に失敗したからこそ俺や仲間はそれを糧に成長し、またそれをキッカケに新たなキャラとのフラグの獲得に繋がったりな要素がかなりあります
簡単に言えば今回はストーリーメインで安価コンマがオマケに近いので俺死亡となる事以外はコンマが上の目でも下の目が出ても明確な正解等はありません

>>195
ライナーを抜いて2位になる
俺の対人格闘の成績がトップに

それだったら安価はともかくコンマ判定とかいらなくね?
今までは高い方が良いと言う明確な指針があったから進めてこれたけどそれが適応されないと全てに質問しなきゃいけなくなるんだけど

>>198
戦闘や駆け引きには運の要素も含まれるので必要です
全部質問した所で先の展開でこうなるとは思わなかったと言うのは確実に出てくるので、コンマ低くてもあんまり気にしないのが良いかと

なら選択肢も選ぶ意味ないし全部作者がコンマ振って決めればいいな

そう言うことは変えると決めたときに言うべきじゃないの?
変えてから何度か質問の機会があったけどそう言う前提ならもっと違う質問ができただろうし

>>201
そう思ったのなら離脱して貰って大丈夫ですよ

>>202
そうですね。確かに先に言った方が良かったですね
なのでこの質問タイム終わったらどうするかも含めて一旦多数決取ります(進撃は終わりません)

アニはヒロイン以外だと仲間にするべきでは無いの?

>>207
メタ目線で優しさに付け込む事になるが、俺の事は殺せないので敵に居た方がリヴァイ班は助けやすい
ライナーだと容赦無く全員ぶっ殺してくる

それだけ聴くとアニのメリットが少ないけどアニ仲間の判定の難しさを補えるほどのメリットはあるの?
女型の巨人が仲間にいる事のメリットがないように聞こえるが

アニ仲間でクリスタヒロインルートで進めて原作の方がハッピーエンドなんじゃってならない?

>>209
アニ仲間と言っても俺とアルミンと一部の同期以外はアニにとっては基本どうでも良いので、俺が絶対絶命な状況にならないと女型にもならないので他の仲間の事に関してはメリット有りません
俺だけには死ににくくなると言うメリット有りますが、この設定の俺はそもそも戦えるのでアニの助けも余程じゃ無いと必要無いかと

失敗が糧になるとかは訓練兵以降での話になるの?
それ以前だと失敗のが良い展開になる場所とか見当たらないけど

>>210
クリスタ、アニ→原作よりは幸せに
他のキャラ→原作より不幸に
みたいなのはあるかと

>>214
どのキャラたちが割を食う感じになる?

サシャやユミルはこのまま俺について行けば原作以上の結果になる?

>>212
チュートリアル編以降
ただ難易度が難しいと言う事だったので、最初からの場合はチュートリアル編も俺が動く事はコンマじゃなく選択肢にするので難易度はかなり下がります(要は最初からクリスタやミカサとの関係値をコンマじゃなく任意でかなり高く出来たり)

難易度が難しいで1を選んだ結果今までの進行方法の何が変わるの?

>>215
壁内だけならライナーとかベルトルトとかリヴァイ班とか
>>159までの段階で言うなら、サシャはもう少し気遣ってあげないと変わらない
ユミルもむしろこのルートだと原作より死にやすくなってる

>>217
コンマ判定が幾つか選択肢となり展開をある程度選べるようになる
お祭りモード辞めた場合、アイテムストックできるようになる

クリスタルートでもしかしたらアニ仲間サシャからの信頼性もあってユミルが死なないライナーが俺を[ピーーー]のを躊躇する覚醒の兆しがあるこの展開で現状の進行から最初から初めて何かメリットはあるの?

お祭りモードでアイテムストックもできるようにしてくれない?
無意味なゾロ効果で戻るしかない時もよくあるし

これ以上サシャの信頼を上げる場所なんかあったか?

>>220
アニ仲間ならリヴァイ班壊滅がほぼ確
ユミルはむしろ原作より早期に退場かも
サシャからの信頼性もそんなには無い
ライナーはどんなに仲良くても躊躇しません(仲良いと殺すんじゃ無く連れ去られそうになる可能性は有り)

進撃の俺は全キャラを幸せにできるようなメアリースーにはなれません

>>221
その場合も考えて半お祭りモードで最初からにしようかと

>>222
誘ったのにサシャを気遣わず、自分優先してミカサと特訓してたので

色々回答したのでそろそろ決めます

1訓練兵以降の場所から再開する
2設定変えて難易度も緩和して最初から始める(変えなくても良い)

多数決下5まで

なんか言ってることおかしくね?
ライナーはクリスタの誤解が解ければ[ピーーー]のに躊躇するんじゃなかったのか?
ユミルの事だって死なないように質問しながら進行してた筈
リヴァイの事だってアニが仲間なら死亡なんて質問で答えてないし
リヴァイ班生存はどうすればいいかの質問したらアッカーマンの一族じゃないと救くえないとしか答えてないし
アニ仲間にするなんて初期からそういう信仰をしてたのに一言もそんな事言わなかったよな

>>227
ライナー回答→誤解解けてそれから仲良くなって行ったら…→仲良くなって行ってない(仲良くなっても躊躇して攫おうとする)
ユミル→そもそもユミルがどうなるのかが決まる肝心な場所のコンマ判定後、質問タイム自体無かった
リヴァイ関係→アニ仲間になった場合の後の事をそもそも質問されてない

2時になっても埋まらなければ2で進めます

難易度を緩和して最初から始めます
先ずゾロ目設定

1ゾロ目は全部クリティカル設定(これまで通りのお祭りモード)
2ゾロ目は99、00のみクリティカルで他ゾロ目は振り直しorその範囲でボナ(但し巻き戻し権利、コンマ振り直し権利等のアイテムストックができる)
3奇数ゾロ目はクリティカル、偶数ゾロ目は振り直しorその範囲でボナor巻き戻し権利ストックの半分お祭りモード

多数決下3まで

偶数ゾロ目だけど00の場合は純正00として扱うの?

ゾロ目半お祭り(奇数ゾロ目はクリティカル効果、偶数ゾロ目は振り直しor範囲内効果or巻き戻し権利ストック)

初期設定を変更しますか?
1レイス領周辺出身で始める(特徴:クリスタ(+ユミル)からの好感度を最初から物凄く高く出来る。ルート次第で3と似たようなルートになり俺の父が調査兵団に)
2エレン兄で始める(特徴:ミカサをヒロインに出来るのはこのルートだけ。ただしミカサをヒロインにすると他女攻略し難い)
3父が調査兵団の兵士の一般家庭出身で始める(特徴:俺の初期能力最低値が普通以上に保障されてる)

多数決下3まで

>>240
はい

レイス領出身のまま

ボナを変更しますか?
1変更する
2このままで良い(現在:アッカーマン血筋、最初から運動神経が高い。更に覚醒すれば人間の限界を突破した強さになれる)

多数決下3まで

変更無しで行きます
分岐までカット
─シガンシナ区の壁が破壊される5年前
牧場

俺(ある日、父親の仕事の都合でレイス領の牧場への納品の仕事が入り俺は暇だった為ついて来ていた)

俺(家に居ても暇だから、ついて来たは良い物の…ついて来ても暇だったな)

俺「ん?」チラッ

ヒストリア「んしょっと」草「」ストッ

周りの大人達「「…。」」 チラッ

俺(なんだあの子供?…)

母親らしき人「…。」ペラッ

俺(一人でずっと牧場の仕事して…大人達は無視か?…仕方ないな)

俺「父さん、俺暇だしあの子の手伝いをしてくるよ」

父親「や、やめなさい!余計な事をするのは!」

俺「え?余計な事?…」ビクッ

父親「そうだ。あの子とは関わるな」

俺「…。」

俺(何だよそれ…?何で…?)

ヒストリア「わあっ!?」ガッドサッ

藁「」バサッ

ヒストリア「ああ、落としちゃった…。拾わないと…」スタスタ

俺(鈍臭い子だな…)


1しかし、好奇心旺盛だった俺は駄目と言われると逆にあの子と関わりたくなった
2父さんの言う事に間違いは無い。理由は分からないが関わらないでおこう

多数決下3まで


同じなのでカット
牧場

ヒストリア「ぁ…」鼻血「」タラ...

ヒストリア母「こいつを殺す勇気が…あたしにあれば…」ポロポロ...

ヒストリア「??」

俺「…。」ゴクリ...

俺「ヒストリア!大丈夫か?…」タッタッタッ

ヒストリア「あ、俺見ててくれた?」

俺「え?…」

ヒストリア「お母さんに抱き付いてみたらね、お母さんね。私の事を突き飛ばしてくれたんだよ」

俺「ヒストリア…」

ヒストリア「どうしたの?」

俺「あ、いや…良かった…な…」

ヒストリア「うん!」

俺(ヒストリアのお母さんが自分の子供に発する発言も…)

俺(突き飛ばされた事を嬉々として俺に報告するヒストリア自身も、全く違う環境で育った俺からしたら…どっちも狂ってるように感じた…)

俺(普通の子供ならそこで、奇妙な親子関係をしてる普通じゃ無いヒストリア達にビビって本能的に近寄らなくなるのだが…)

俺(俺は…)



1ヒストリアを可哀想な子だと感じ、せめて俺だけは優しくしてやろうと接し続けた(親から見捨てられて可哀想だから優しくするだけ)
2自分の知らない未知の親子関係をしてるヒストリアに逆に興味を持ち、知的好奇心のみで接し続けた (変な奴等だから興味があるだけ)
3変な親子…とは思っていたが、鈍感だった俺はソレに恐怖感情なんか持たずに友達なのでただ接し続けた(友達として接してる。鈍感属性に)


多数決下3まで

同じなのでカット
ウォールローゼ北部


ヒストリア「わぁ…」

俺「うん?」

アクセサリー「」キラキラ

ヒストリア「何これ?綺麗な石」

俺「ああ、アクセサリーか…。大人になったらヒストリアもこう言うの…」

アクセサリー屋店主「か、帰ってくれ!?」ビクッ!!

ヒストリア「え?…」

俺「うん?…」

アクセサリー屋店主「お前等に売る物なんかここにはねえぞ!」

ヒストリア「あ…」

俺(そりゃ、俺達子供だからこんな高価な物買うお金は持って無いけど…)

俺(そんな言い方しなくても…)

俺(と言うか…何だ?…)

周りの大人達「「「」」」ヒソヒソ...

俺(周りの大人達が、こぞって俺等の事…と言うか、ヒストリアの事を見て…)

ヒストリア「??」

俺「…行こっか。ヒストリア」スッ

ヒストリア「え?俺?…」ギュッ



川の前

ヒストリア「急にどうしたの?」

俺「あ、いや…何か嫌な感じだったからさ…」

ヒストリア「嫌な感じ?…」

俺「うん…」


コンマ下二桁
41以上パン泥棒のユミルとぶつかった
40以下普通に街の中を散策して帰った


安価下

コンマ02
俺家

父親「…俺、今日報せがあったんだが」

俺「うん?」

父親「まだあの牧場の子と隠れて遊んでるらしいな…」

俺「あっ、えっ…と…」ビクッ

俺ほほ「」バチンッ!!

俺「うっ!?」ドサッ

父親「あの子とは遊ぶなって言っただろ!?ここから出て行く事になりたいのか!?」

俺「なん…でさ…?」

父親「ッ…」

俺「ちゃんとヒストリアと遊んじゃいけない理由を教えてくれなきゃ、納得出来ないよ!」

母親「言ったって子供の貴方には分からないわ!黙って親の言う事を聞きなさい!」

俺「くっ…」

父親「良いな!この場所から出て行く事になりたくなければ、2度とあの子に近付くんじゃない!」

俺「……。」

母親「返事は!?」

俺「は…い…」

俺(…ヒストリアなら、こうやって口を聞いて叱ってくれる親を喜ぶんだろうが)

俺(普通に怖いよ…)


俺頭脳
コンマ下二桁
00俺はヒストリアには隠された何かがあると思い、自主的に調べだした(アルミン並み)
81以上俺はその日以降…誰にも悟られ無いよう、かなり用心してヒストリアの所へ通っていたが…ある日…(ヒストリア好感度9に上昇。クリスタ兄ルート)
41~80何と無く嫌な予感がしていた俺は、急に居なくなる事を予感してヒストリアに話していた(ジャン並み)
21~40しかし俺は、親の言う事を破って再びヒストリアの所に行っていた(サシャ並み、ヒストリア好感度低下)
20以下俺はこの日以降恐怖心でヒストリアの家に近寄らなくなった…


安価下

すみません範囲改定前の奴でミス(頭脳ユミル並み(ヒストリアに手紙を残した))


1振り直す
2これで行く

安価下

振り直し

俺頭脳
コンマ下二桁
00俺はヒストリアには隠された何かがあると思い、自主的に調べだした(アルミン並み)
81以上俺はその日以降…誰にも悟られ無いよう、かなり用心してヒストリアの所へ通っていたが…ある日…(クリスタ並み。ヒストリアから俺への依存が凄い。クリスタ兄ルート)
31~80候補は出すが、どれも駄目そうなので…いつでも居なくなっても大丈夫なように俺は手紙を分けて書き寂しい思いをさせないように工夫していた(ヒストリアから更に想われるようになった。ユミル並み)
11~30急に居なくなってしまった時用の案を幾つか候補に出していたが…(ジャン並み、俺ヒストリアへのトラウマ持ちに)
10以下俺は、親の言う事を破って再びヒストリアの所に何の用心すらせずいつも通り行っていた(サシャ並み、ヒストリアと疎遠に)



安価下

1のミスなのでもう一度振り直し可能

1振り直す
2これで行く

安価下

振り直し

俺頭脳
コンマ下二桁
00俺はヒストリアには隠された何かがあると思い、自主的に調べだした(アルミン並み)
81以上俺はその日以降…誰にも悟られ無いよう、かなり用心してヒストリアの所へ通っていたが…ある日…(クリスタ並み。ヒストリアから俺への依存が凄い。クリスタ兄ルート)
31~80候補は出すが、どれも駄目そうなので…いつでも居なくなっても大丈夫なように俺は手紙を分けて書き寂しい思いをさせないように工夫していた(ヒストリアから更に想われるようになった。ユミル並み)
11~30急に居なくなってしまった時用の案を幾つか候補に出していたが…(ジャン並み、俺ヒストリアへのトラウマ持ちに)
10以下俺は、親の言う事を破って再びヒストリアの所に何の用心すらせずいつも通り行っていた(サシャ並み、ヒストリアと疎遠に)



安価下

コンマ41(ユミル並み)

チュートリアルなので1度のみ最初から戻る事可能
1最初からやる(選択肢も変える)
2最初からやる(選択肢そのまま)
3このまま行く

安価下

選択肢そのまま
ウォールローゼ北部


ヒストリア「わぁ…」

俺「うん?」

アクセサリー「」キラキラ

ヒストリア「何これ?綺麗な石」

俺「ああ、アクセサリーか…。大人になったらヒストリアもこう言うの…」

アクセサリー屋店主「か、帰ってくれ!?」ビクッ!!

ヒストリア「え?…」

俺「うん?…」

アクセサリー屋店主「お前等に売る物なんかここにはねえぞ!」

ヒストリア「あ…」

俺(そりゃ、俺達子供だからこんな高価な物買うお金は持って無いけど…)

俺(そんな言い方しなくても…)

俺(と言うか…何だ?…)

周りの大人達「「「」」」ヒソヒソ...

俺(周りの大人達が、こぞって俺等の事…と言うか、ヒストリアの事を見て…)

ヒストリア「??」

俺「…行こっか。ヒストリア」スッ

ヒストリア「え?俺?…」ギュッ



川の前

ヒストリア「急にどうしたの?」

俺「あ、いや…何か嫌な感じだったからさ…」

ヒストリア「嫌な感じ?…」

俺「うん…」


コンマ下二桁
41以上パン泥棒のユミルとぶつかった
40以下普通に街の中を散策して帰った


安価下

コンマ00

純正00、巻き戻し権利+
1ユミルに教会示唆+(ユミル俺とクリスタが気になる。訓練兵時代にユミルとイベント確定で思い出すまで確定)+頭脳最低ユミル以上
2ユミルに優しくしてやった(ユミル俺に激惚れし、俺を追いかけて訓練兵にくる)(※訓練兵後のトロスト区戦時にクリスタが死ぬ可能性率有り)


多数決下3まで

すみません追加
クリスタは兄ルートじゃ無い場合はユミルに譲って身を引くので、訓練兵時代のクリスタとのイベントは減ります

1それで良い
2なら変える

多数決下3まで

同じなのでカット
俺家

父親「…俺、今日報せがあったんだが」

俺「うん?」

父親「まだあの牧場の子と隠れて遊んでるらしいな…」

俺「あっ、えっ…と…」ビクッ

俺ほほ「」バチンッ!!

俺「うっ!?」ドサッ

父親「あの子とは遊ぶなって言っただろ!?ここから出て行く事になりたいのか!?」

俺「なん…でさ…?」

父親「ッ…」

俺「ちゃんとヒストリアと遊んじゃいけない理由を教えてくれなきゃ、納得出来ないよ!」

母親「言ったって子供の貴方には分からないわ!黙って親の言う事を聞きなさい!」

俺「くっ…」

父親「良いな!この場所から出て行く事になりたくなければ、2度とあの子に近付くんじゃない!」

俺「……。」

母親「返事は!?」

俺「は…い…」

俺(…ヒストリアなら、こうやって口を聞いて叱ってくれる親を喜ぶんだろうが)

俺(普通に怖いよ…)


俺頭脳
コンマ下二桁
00俺はヒストリアには隠された何かがあると思い、自主的に調べだした(アルミン並み)
81以上俺はその日以降…誰にも悟られ無いよう、かなり用心してヒストリアの所へ通っていたが…ある日…(クリスタ並み。ヒストリアから俺への依存が凄い。クリスタ兄ルート)
31~80候補は出すが、どれも駄目そうなので…いつでも居なくなっても大丈夫なように俺は手紙を分けて書き寂しい思いをさせないように工夫していた(ヒストリアから更に想われるようになった。ユミル並み)
11~30急に居なくなってしまった時用の案を幾つか候補に出していたが…(ジャン並み、俺ヒストリアへのトラウマ持ちに)
10以下俺は、親の言う事を破って再びヒストリアの所に何の用心すらせずいつも通り行っていた(サシャ並み、ヒストリアと疎遠に)



安価下

ミス

俺頭脳
コンマ下二桁
00俺はヒストリアには隠された何かがあると思い、自主的に調べだした(アルミン並み)
81以上俺はその日以降…誰にも悟られ無いよう、かなり用心してヒストリアの所へ通っていたが…ある日…(クリスタ並み。ヒストリアから俺への依存が凄い。クリスタ兄ルート)
80以下候補は出すが、どれも駄目そうなので…いつでも居なくなっても大丈夫なように俺は手紙を分けて書き寂しい思いをさせないように工夫していた(ヒストリアから更に想われるようになった。ユミル並み)



安価下

コンマ15(ユミル並み、俺父調査兵団。シガンシナ区ルートへ)
同じなのでカット
シガンシナ区

俺「それじゃあ行って来ます」スタスタ

母親「気を付けてね」

俺「…。」スタスタ

俺(俺はシガンシナ区に引っ越した後、ようやくここでの生活にも慣れて来ていた)

駐屯兵団達「「「うぃーうめえ//」」」グビッ

俺「…。」スタスタ

俺(また昼間から飲んでる…)

俺(あ、前から俺と同い年くらいの子供が…)

エレン「言うなよ。誰にも…オレが泣いてたとか…」スタスタ

ミカサ「言わない…でも」スタスタ

俺「…。」

俺(このシガンシナ区には俺と同じくらいの子供だって居る…。そんな中、俺は…)


1普通にこっちでの友達とかも作っていた(エレンミカサアルミンとも知り合いかも)
2幼い内にヒストリアと強制的に別れさせられた事が未だ若干トラウマが残っていて…友達は出来てなかった(アニルート)


多数決下3まで

シガンシナ区
屋根の上

鎧の巨人「」ズシンッズシンッズシンッ

俺父「あの巨人、何を…はっ!?まさか!?」

俺「えっ?」


門前

駐屯兵団砲撃長「ひっ、撃てえーっ!」

大砲「「「」」」ドンッドンッドンッ

鎧の巨人「」バキャンッ

鎧の巨人「」ダッダッダッ

駐屯兵団砲撃長「なっ!?」

駐屯兵団「効かない!?」

鎧の巨人「」ダッダッダツ

駐屯兵団砲撃長「た、退避ーっ!突っ込んでくるぞ!門の中に入れーっ!!」タッタッタッ

駐屯兵団「「うわぁぁぁっ!」」タッタッタッ

鎧の巨人「」ダッダッダッ

ウォールマリア壁「鎧の巨人「」」ズドオンッ!!

鎧の巨人「」プシュ-...



屋根の上

俺「あ…ぁぁ…」

俺父「馬鹿な!ウォールマリアの壁までも…」グッ

鎧の巨人「」

俺父(あいつを倒さねえと…ウチの子の…いいや人類の未来すら…)グッ


コンマ下二桁
61以上俺の父はウォールマリア内に徒歩で避難しようとしていた女の子を見つけた
60以下俺の父は果敢に鎧の巨人に挑むも…(俺、鎧の巨人と因縁)


安価下

同じなのでカット
翌々日
避難民収容所

俺(あの日の巨人の侵入により王都はシガンシナ区、ウォールマリアの放棄を決定…)

俺(人類の活動幅をウォールローゼまで狭めた)

俺(ウォールマリアまでの犠牲者の数はたったの1日半で1万人以上も出ていたが…)

俺(問題はそれだけじゃ無かった…)

俺(シガンシナ、ウォールマリアから避難して来た者は収容所のような場所に押し込まれての生活を余儀無くされ…)

俺(劣悪な環境での生活を余儀無くされた…)

俺父「ここでの生活はどうだ?」

俺「最悪だよ…。人は多いし、大人達はピリピリしてるからか常にどっかで喧嘩して煩いし…」

俺「飯は一日1食か2食…しかもパンばっか。オマケに俺が寝る所も馬小屋だったんだぞ…」

俺父「なるほどな。でも馬小屋で寝るのは、慣れてるだろ?」

俺「…笑えねえよ」

俺父「ははっ、悪い悪い」

俺「父さん、左腕は?」

俺父左腕「包帯「」」

俺父「命に別状は無かったが、兵士生命は半分終わったかな」

俺「半分?そんなんじゃもう完全に終わりだろ?…」

俺父「お前も見ただろうが、調査兵団は今回の壁外調査で壊滅的な被害を受けて建て直しに苦労してるんだ」

俺父「こう見えても、オレは調査兵団のエースだったからな。後進を育てねえと」

俺「入って3年で、正式訓練も積んで無い父さんがエース?調査兵団ってやっぱ大した事無いんだな…」

俺父「逆だよ」

俺「え?」

俺父「人員の入れ替わりがかなり激しいから、調査兵団で3年も生き残ってりゃ立派なベテランだ」

俺「あ…」

俺父「あの子はどうした?」

俺「あの子?」

俺父「ほら、一緒に助けたろ?これからは兄妹だって言った筈だが…」

俺「ああ、あいつなら…」


コンマ下二桁
21以上今配給を取りに行ってる(下の判定へ)
20以下この避難所に着いたら何処かへ消えた

安価下

コンマ下二桁
81以上一緒に寝てる
61~80意外に姉御肌で面倒見が良い
21~60毎日少しだけ話すくらい
20以下名前を教えてくれた程度に話した

安価下2

コンマ23
コンマ78
避難民収容所

アニ「…。」スタスタ

俺「あっ、アニ。ちょうど今お前の話を…」

俺父(彼女はアニって名前なのか)

アニ「向こうでパンの配給してるぞ?行かなくて良いのか?」手「パン」

俺「え?マジかよ!?」

アニ「この人数だ。直ぐに行かないと今日のアンタの飯は無くなるだろうね」

俺「そこまで分かってたなら、俺の分も一緒に貰って来てくれたら良かったのに…」

アニ「…嫌だね。どうして私がアンタの分まで?」

俺「いや、だって…そっちの方が…」

アニ「別に私は、アンタの父親に偶々助けられただけで…アンタの事を兄妹だなんて一切思って無いから」

俺父(うわぁ、冷たい…。このタイプの子は俺には取り扱うの難しいだろうな…)

俺「くっ…もういいよ!自分で取りに行くよ」スッ

アニ「待ちなよ…この大行列だ。今から並んでも、もう間に合わないんじゃ無いか?」

俺「ええ…。何だよ、じゃあ俺、今日飯抜きか…」

アニ「ハァ、全く…」パン「半分「」」ブチッ

俺「え?…」

俺父(おっ…)

アニ「今回だけは半分やる。だけど、次からはちゃんと自分で並びに行きな」スッ

俺「あ、ありがとう…」スッ

俺父(何だ。見た目はクールで、子供にしてはこの状況にもあんまり動じずしっかり自立して動けてるが…)

俺父(しかし、見かけに寄らず意外と面倒見は良いタイプか)

アニ「アンタも、こんな時にここでサボってて大丈夫なのか?」

俺父「あっ、そ、そうだな。そろそろ仕事に戻らないと…」

俺父(しかも彼女は尻に敷くタイプの子だ…。今の内向的で泣き虫な俺の息子にはちょうど良いくらいの子か)

俺「そんじゃまたな父さん」モグモグ

俺父「ああ。それじゃあな」

俺父(母さんが死んでどうなる事かと思ったが、彼女が側に居るなら…とりあえずあいつは大丈夫そうか)

開拓地

俺「…。」グッ

俺「……アニ」

アニ「…うん?」

俺「俺は来年、訓練兵団に志願する」

アニ「…訓練兵団?」

俺「ああ…。そこで、ちゃんとした訓練を積み…そして俺が、母さんと父さんを殺した巨人を…この世界から駆逐する…」グッ

アニ「…私には、アンタにはそんな野蛮な事似合わないと思うけど?」

俺「いいや、俺には出来る…」

アニ「どうしてそう言い切れるんだ?…」

俺「それは…」


俺父『オレは訓練も不十分なまま実戦の付け焼き刃で強くなっただけだ…』

俺父『でもお前なら…』

俺父『お前にも、俺の血は流れてるんだ…。未だ若いお前が、いつかその気になれば、巨人達も全部駆逐できるかもな…』


アニ「…。」

俺「…あの時、父さんの言っていた俺の血が流れてるって意味は…俺には分からない」

俺「今の所、俺は父さんみたいに強くは無いし…何にも出来ないけど…それでも、可能性があるのならそれに賭けてみたい…」グッ

俺「父さんのように巨人と戦える力を、身に付けたい!」ポロポロ...

アニ「…。」

アニ「…だったら、私も訓練兵団に入るよ」

俺「アニも?…何で…」

アニ「アンタより上手くやる自信はあるからね」

俺「ぁ…」

アニ「それに…」

俺「それに?…」


コンマ下二桁
41以上アニ、俺の父親から手紙を貰っていた
40以下アニは自分自身の夢があるが、そっちの方が怪しまれなさそうかので成り行きで序でに俺の面倒を見てる

安価下

コンマ78
翌年
訓練所

キース「只今より、第104期訓練兵団の入団式を行う!」

キース「私が運悪く貴様等を監督する事になったキース・シャーディスだ!」

キース「貴様等を歓迎する気は毛頭無い!今の貴様等は、精々巨人の餌になるしか無い唯の家畜!家畜以下の存在だ!」

キース「そんなクソの役にも立たない貴様等を、我々が3年掛けて鍛え上げる!巨人と戦う術を叩き込んでやる!」

キース「3年後、貴様等が巨人の前に立った時ただの餌のままか!?或いは、王を守る名誉ある壁となるか!?」

キース「又は巨人を駆逐する兵士か、貴様等が決めろ!」

俺「…。」グッ

俺(…俺が必ず、巨人を駆逐する。俺が父さんと母さんの仇を取って、こんな悲しい世界を終わらせてやる!)グッ

エレン&ミカサ&アルミン「「「…。」」」

ジャン&コニー&サシャ「「「…。」」」

ライナー&ベルトルト「「…。」」

クリスタ&ユミル「「…。」」

他の訓練兵達「「「「…。」」」」

アニ「…。」

アニ(…あいつの父親から、自分の分まであいつが無茶しないように見てやって欲しいって手紙が送られて来たが…)

アニ(私にも故郷に帰って、本当の父さんと再会するって誓いがある。私に頼むなんてハナからお門違いだが…)

アニ(まぁあいつが私の近くに居る間だけは、ついでに見ておいてやるさ)

アニ「…。」

アニ(………あと、ついでにこの先もあいつがずっと一人そうなら伴侶として生涯見守ってくれたら嬉しいなんて変な事書くな)



──こうして、俺は両親を失くした幼年期を終えて訓練兵団に志願した

この時の俺は未だ、この訓練兵団で新たな出会いと…そして、思いがけない再会があるなんて予想もしていないのだった



幼年期END
巻き戻し制限

幼年期編END

巻き戻し権利を
1使用する
2このまま行く

多数決下3まで

このまま行きます
寄宿舎前

俺(あいつ、未だ走ってら…)

俺(あの後、あの芋女は教官に死ぬ寸前まで走れと言われ…晩飯も抜きだと言われていた)


サシャ「はぁ、はぁ…」タッタッタッ


エレン「すげえな…。もう5時間か…」

コニー「ダウパー村って、確か山奥にある少人数の狩猟民の村だよな」

エレン「ん?アレは…」

馬車「」スタスタ

ミーナ「脱落者よ。開拓地への異動を願ったの」

アルミン「そんな…未だ初日なのに…」

エレン「仕方無いさ…。力の無い者は去るしかない…」


サシャ「はっ、はっ…」タッタッ


アニ「馬鹿だろ。あいつは…」

俺「でも、5時間走り続けるなんて逆に凄え体力と根性だけどな…」

アニ「…。」

アニ「そろそろ夕食の時間だ。早く行こう、席が埋まる前にさ」スッ

俺「…。」


1俺もあの芋女に負けてらんねえ。走らねえと!
2そうだな…。行くか
3…ここでの生活は他人との助け合いが必要になる。コミュ力を鍛える為、アニと居るのはやめよう


多数決下3まで

同じなのでカット
数日後
訓練所

俺(あの後、エレンの装置の金具は破損していた事が分かりあいつは無事に残留する事が出来た)

俺(そして、今回訓練で学ぶのは…)

キース「10秒以内に2人1組を作れ!」

俺「…。」チラッ

アニ「…。」

キース「ふむ、よかろう。これより貴様等には対人訓練を行って貰う」

キース「片方がならずもの。もう片方はナイフを奪い取る役だ」

俺(…この対人格闘訓練が中々の曲者だった)

俺(教官は最初俺達に模擬刀の取り上げ方のやり方を説明したが…)

アニ「…こんなの、実戦向きじゃ無いね」

俺「アニ…。お前まさか!?」

アニ蹴り「」シュッ

俺「わっ!?」ドガッ

アニ「…。」グッ

俺身体「」グルンッ

俺「うっ!?」ドサッ

模擬刀「」ガシッ

アニ「…。」

俺(…俺は、生まれ付きなのか分からないが運動神経は良い方だった)

俺(同年代の奴が苦労して出来る事も俺は直ぐにモノに出来ていたし不可能な事とか一切無く、挫折と言う言葉を今まで味わって来なかったが…)

俺「…アニ。教官の言ってたやり方と全然違うじゃないか」

アニ「こっちの方がより実戦向きだ。労力も少なくて済む」

俺(対人格闘術においては、俺はアニと喧嘩しても一回も勝った事は無かった)

アニ「ほら、ならずもの変わってやるよ。と言っても教えられたやり方じゃあ私からナイフは奪えないだろうが」

俺(…やっぱ何処がか弱い乙女だよ)


コンマ下二桁
41以上俺、アニとの対人格闘訓練でボコられ過ぎて怪我を負った(クリスタイベントへ)
40以下俺、アニとの対人格闘訓練でボコられるも全て無意識にちゃんと受け身を取っていたので無事だった

安価下

コンマ44

1振り直す
2クリスタは気付いて感極まって抱きついてくる
3巻き戻し権利

多数決下3まで

コンマ44(クリスタは気付いた)
医務室

俺「痛て…」

俺「クソッ、アニの奴…加減って物を知らねえ…」

俺靴「」スッ

俺「うわぁっ…蹴られ過ぎだろ…」 

俺足首「血」タラ...

俺「何か歩くとジンジンすると思ったら、ここ蹴られ過ぎて皮剥けて血出てら…」

俺「ハァ…」スッ

止血剤「」スッ

俺「あとは背中かな…こっちもグルングルン投げられ過ぎて背中に血が…」

俺「あ、どうやって塗ろう…?」脱ぎ脱ぎ「」

扉「」ガチャッ

俺「…ん?」チラッ

クリスタ「あっ、ご、ごめん!?一人で怪我の処置するの大変だと思って…///」

俺「いや、ちょうど良かった。背中の擦り切れてる所、一人じゃ手届かなくて…」

クリスタ「う、うん!私に任せて!//」スタスタ

俺(クリスタ・レンズ…。誰にでも優しく、その様は訓練所の女神や天使とか呼ばれて見た目が美少女な事もあって男子や女子からの人気は一番高いと噂されてる)

俺(何か男子の中でも体格が良くて、リーダー面してるライナーも彼女に惚れてるって噂だ)

俺(俺は今まで話した事は無かったが…)

クリスタ「でも、ちょうど良かった」

俺「うん?」

クリスタ「私、俺君と一度…じっくり話してみたかったから…//」

俺「…。」


1ヒストリアだよな…どうしてこんな所に…
2…俺は正直、クリスタが大事な親友と似ててちょっと苦手だった
3クリスタ。ライナーの事どう思う?(全く気付いてない)


多数決下3まで

医務室

俺(クリスタって、似てる…と言うか本人…だよな?…)

クリスタ「俺君。ここで合ってる?」スリスリ

俺「え?」

クリスタ「怪我してる場所」

俺「あ、ああ。そこで大丈夫…」

クリスタ「俺君って服の上からじゃ分からなかったけど結構筋肉あるんだ」

俺「そりゃあ一応毎日、訓練以外でも寝る前に自主練で筋トレとかしてるから…」

クリスタ「やっぱり、成績上位者の秘訣はそこなんだ」

俺「…。」

クリスタ「俺君?」

俺「いや、何でも…」

俺(…でもヒストリアだとして、何でここに?)

俺(どうして俺みたいに名前が変わってるんだろう…ヒストリアにも色々と理由があったのか?…)

俺(俺がそれを尋ねて良い物なのか?…)

クリスタ「はい。終わったよ」

俺「ん…ありがとう…」スルッ

クリスタ「あ、待って…」

俺「うん?」

クリスタ「ちょっとだけ、お話しない?…//」

俺「まぁ、夕食までの時間なら…」

クリスタ「ありがとう」 ニコッ

俺(ちょうど良い。本当にクリスタがヒストリアなのかどうか、確かめれるか…)

医務室

クリスタ(勢いで、誘っちゃった…けど…。何て聞こう?…先ずは…)

俺(話そうって言ったけど、どうやって確かめる?…とりあえず…)

クリスタ「あ、あの…//」

俺「あのさっ」

クリスタ「あっ、ど、どうしたの?…///」

俺「いやっ、クリスタから…//」

クリスタ「う、うん…。噂に聞いたんだけど…俺君も、エレン達と同じでシガンシナ区の出身なんだってね…?」

俺「ああ…」

クリスタ「俺君のご両親は…」

俺「…俺の両親は二人とも巨人の餌になったよ」

クリスタ「あ…そう、なんだ…。ごめんね…」

俺「いや、良いさ。もう話し慣れてるし…」

クリスタ「やっぱり、皆んなにも聞かれてるんだ…」

俺「…別に、そんな皆んなって訳でも無いが。まぁある程度はな」

クリスタ「そっか…。そうなんだ…」

俺「うん…」

クリスタ「じゃあ俺君の話したかった事って?…」

俺「クリスタの出身地って…何処?…」

クリスタ「私は開拓地に居たよ…」

俺「その前は?…」

クリスタ「…。」

クリスタ「ウォールローゼの…」

俺「ウォールローゼの、とある小さな牧場だったり?…」

クリスタ「え…?」

クリスタ(…やっぱり、俺君って…そうなんだ)

クリスタ(入学式の時にふっと顔を見かけた時、もしかしたら…って思ってた…)

クリスタ(でも名前は変わってたし、雰囲気も少し暗くなってて…最初はもしかしたら別人なのかもとも思ってた…)

クリスタ(でも、この綺麗な黒髪と顔…声はあの時と変わってない…)

クリスタ(…でも、あの優しかった俺君が…どうしてこの訓練兵団に居るの?)

undefined

医務室

クリスタ「小さな牧場って…何?…」

俺「えっ?…」

クリスタ「産まれはウォールローゼだけど、それは違うかな…」

俺「あっ……そ、そうなんだ…ごめん…」

クリスタ「ううん…」

俺(あれ?違う?…別人?俺の早とちりか?しかし…)

クリスタ(ごめんね…。俺君……)

クリスタ(私、今更言えないよ……)

俺「違うんだ…。そっかぁ…ちょっと昔の知り合いに似てた気がしてたさ…はは…」

クリスタ「そ、そう…なんだ…」

クリスタ(私が、本当はヒストリア・レイスだって俺君に名乗ったら、多分もう…私のこの抑え込んでる物は、全て吹き出してしまう…)

クリスタ(俺君はきっと未だ、私の事を幼い頃に出会った親友だって思ってくれてると思う…)

クリスタ(でも、私は違う…。もう俺君の事を…一番大事な親友として、見れていない…)

クリスタ(もしそれを伝えて、気持ち悪いって思われたりしたら…。きっと、私…)

クリスタ「私の事は良いからさ。俺君の事知りたいな」

俺「俺の事?…」

クリスタ「うん」

クリスタ(ごめんね…)

undefined

医務室

クリスタ「俺君って、シガンシナ区にいつから住んでたの?最初から?…」

俺「俺は…確か7か8の頃に、俺もウォールローゼのとある所から引っ越して来て…」

クリスタ「そっ…か。どうしてウォールローゼから、危険なシガンシナに移住したの?…」

俺「親の都合だよ…」

クリスタ「親の都合?…」

俺「ああ。ある日突然移住する事になって…そんで友達にも別れを告げる時間も無いままある日の晩…」

クリスタ「…。」

俺「でもシガンシナ区に移住した時は、誰も壁が破壊されるなんて思っても居なかったからさ」

俺「あそこが危険な場所って認識は無かったんだ」

クリスタ「そう…だよね…。実際に壁が壊されるまでは、皆んなそうだったと思う…」

俺「でも移住して3年後には巨人が入って来て…」

クリスタ「…。」

俺「目の前で母親は巨人に喰われるし、残った父親はお人好し過ぎて…勝てもしないウォールマリア奪還作戦の指揮官に志願して戦死するわで…」

クリスタ「…ッ」

俺「…たった一人残された俺が、一人で生きて行くにはもうこの道しか無かったんだ」

俺「巨人を倒せる技術を身に付けて、それで親を殺した巨人達を……だから俺は、ただ強くなるしか無かったから…」

クリスタ「…。」ググッ

クリスタ「うっ…」バッ

俺「───えっ?」

俺身体「クリスタ「」」ギュウッ

医務室

俺「……く、クリスタ?//」

クリスタ「うっ…ごめん。でも、ごめんね…。少しだけ、こうさせて…」ポロポロ...

俺「あ…」

俺(泣い…てる?何でクリスタが?…俺の置かれた立場に共感したから?…)

クリスタ「スンッ...ううっ…ぅっ…」ポロポロ...

俺(……いいや違う。やっぱり彼女はクリスタじゃ無くヒストリアだ)

俺(でも、だったらどうして俺と他人のフリを…)

俺「クリ…スタ…」スッ

扉「」ガチャッ

俺「…!」チラッ

ライナー「俺、大丈夫か?アニの奴にこっぴどくやられたそうだな」スタスタ

ベルトルト「無理しない方が良いよ。もう直ぐ夕食の時間だけど、良かったら取っといて後から…えっ?…」

俺「あ…//」

クリスタ「え?…」ポロポロ...

ライナー「…。」

俺身体「クリスタ「」」

俺「やっ、ち、ちがっ!これは!?//」

ライナー「」ピシッ


───こんな閉じられた環境である。俺が皆んなの女神のクリスタと付き合ってるのかも…と言う噂は直ぐに訓練兵団内に広まった

数日後
森の中

俺(アレから数日…俺は訓練中でも、クリスタ…いや、ヒストリアの事で頭がいっぱいになっていた)ギュワン

クリスタ「あっ、見つけた!」シャキンッ

巨人を模した人形「頸「」」ザシュッ!

俺(どうしてあの時、ヒストリアは俺の事を他人のように…)

俺「あ…」

巨人を模した人形「」

俺(近いな。こいつ、クリスタにやっても良いが…)

ジャン「貰いっ!」シャキンッ

俺「あ…」

巨人を模した人形「」ザシュッ!

ジャン「へっ、採点されてる日にそんなチンタラしてちゃ一気に脱落組だぞ!」ギュ-ン

俺「…。」

キース「…。」カキカキ

キース(俺…大事な場面で集中力に欠ける…。兵士として致命的だな…)

数日後
対人格闘技場

アニ「…。」クルンッ

俺「うあっ!?」ドサッ

アニ「……。」

俺「いってて…。流石アニだな、相変わらず勝てねえや…」

アニ「勝つ気が無い…の間違いだろ?」

俺「え?…」

アニ「アンタさぁ…クリスタと付き合い出したのかどうかは知らないけどさ…やる気無いならもう私が練習に付き合わ無くて良いか?」

俺「な、何言ってんだよ?別に…」

アニ「前と比べて明らかに訓練への集中力が落ちてる」

俺「あ…」

アニ「こんな採点されてない教科でさ、わざわざやる気が無い奴の為に訓練に付き合って、時間を割きたくないんだよね」

俺「アニ…」

アニ「これからは別の奴とやってなよ。私はもういいからさ」スタスタ

俺「あ…」

俺(……そう言って、アニは俺の元から去って行った)

俺「何だよ…自分ももっとサボりたいだけじゃないか…」ボソッ

アニ「ああ。そうだよ、何か文句あるの?」スタスタ

俺「…。」カチンッ

俺(その事が原因で、その日以来…アニとは全然口を効かなくなった…)

男子寮

マルコ「ねえ俺、最近どうしたの?」

俺「えっ?」

マルコ「いや、何か全然訓練に身が入って無いみたいだから…」

俺「…。」

マルコ「ああいや、僕なんかが指摘するのはおこがましいんだろうけど…そう言う風に見えて…」

俺「…やっぱりマルコにもそう写ってんのか」

マルコ「え?…」

俺「なら多分、教官の中ではかなり減点入ってんだろうな俺…」

マルコ「いったいどうしたんだい?僕で良かったら相談に乗るけど…」

俺「…いや、マルコに言っても分からないよ」

マルコ「話してみないと分からないじゃないか」

俺「気になってる子が居てさ…」

マルコ「気になってる子?それってもしかしてクリスタ?…」

俺「あ、ああ…」

マルコ「クリスタとどうかしたのかい?付き合ってるんだろ?」

俺「いや、そんなんじゃ無い…」

マルコ「え?…」

俺「ただ、絶対そうなのに…知らない人だって言われたのが、結構ショックで…」

マルコ「…。」

マルコ「話しがあんまり見えてこないけど、とりあえず俺はどうしたいんだい?それを先ず決めなくちゃ」

俺「俺は…」

俺(そうだ。どう…したかったんだろう…)

俺(…ただはいそうです。自分がヒストリアですって認めて貰いたかっただけ?…いいや、違うだろ…)

俺(俺は…)


1未だ俺には、ヒストリアが残ってたんだって安心したくて…自己肯定感を得たかっただけだ…
2ただ、ヒストリアと幸せになりたかったんだ…


多数決下3まで

寄宿舎前

クリスタ「どうしたの?こんな時間に私に話したい事って…」

俺「俺、分かったんだ…」

クリスタ「分かった?…」

俺「…前にも言ったが、俺は巨人に両親を喰い殺されて…俺にはもう、何も残って無い…」

俺「巨人をこの世から駆逐する事だけが…俺の人生なんだと思ってた…」

クリスタ「う、うん…」

俺「でも、それは違った…」

クリスタ「え?…」

俺「俺には未だ一つだけ、残ってた物があった…」

クリスタ「残ってた…物って…?」

俺「俺には未だ、ヒストリアが残ってた」

クリスタ「あ…//」

俺「…俺の人生は復讐だけじゃ無い。俺は君と共に、幸せになりたい」

クリスタ「…!」ドキッ...

クリスタ「そ、それ…は……。親友として?…」

俺「そんな訳無いだろ」

クリスタ「えっ…///」ドキンッ...

俺「クリスタさえ良ければ、俺と…」

クリスタ「そっか…そう、だったんだ…。ごめん私、ずっと怖くて…勘違いしてた…//」

俺「勘違い?…」

クリスタ「ううん。良いの…。私も俺と一緒に生きて幸せになりたい…」ポロポロ...

俺「クリスタ…いや、ヒストリア…俺が君を幸せにする。生涯をかくなて…」スッ

クリスタ「うん…。じゃあ、訓練兵はもう…」スッ

俺「ああ」コクッ

チュウッ...


───その後、俺達はやがて死に行く運命でしかない訓練兵を辞めて開拓地へと共に移った


俺(開拓地での作業はとても厳しかったが、俺達は一緒に居るだけで幸せだった)

クリスタ「今日も頑張ろうね」

俺「いいやクリスタはもう、安静にしててくれ。クリスタの分も俺が頑張るから」

クリスタ「うん」ニコッ

クリスタ腹「」ボテッ

俺(俺達は過酷な環境下でも、小さな幸せを噛み締めながら生きて行くのだった)


クリスタ特殊END

クリスタ特殊END

特典
コンマ下二桁
61以上有り
60以下無し

安価下

コンマ11

1特典の巻き戻し権利を使用して好きな場所から再開する
2最初から始めて特典を使う

多数決下3まで

最初から始めて特典を使う

初期設定
1レイス領周辺出身で始める(特徴:クリスタ(+ユミル)からの好感度を最初から物凄く高く出来る。ルート次第で3と似たようなルートになり俺の父が調査兵団に)
2エレン兄で始める(特徴:ミカサをヒロインに出来るのはこのルートだけ。ただしミカサをヒロインにすると他女攻略し難い)
3父が調査兵団の兵士の一般家庭出身で始める(特徴:俺の初期能力最低値が普通以上に保障されてる)

多数決下3まで

エレン兄から

ボナを変更しますか?
1変更する
2このままで良い(現在:アッカーマン血筋、最初から運動神経が高い。更に覚醒すれば人間の限界を突破した強さになれる。このルートだとエレンと血の繋がってない義兄に)

多数決下3まで

特典

1アルミンともいつか一緒に外の景色を見ようと約束するくらい仲が良い
2俺の頭脳はジャン並み
3巻き戻し権利1つ持ったままスタート

多数決下3まで

アルミンとも仲が

念の為確認しときます
最初からにしたらストックしてあった巻き戻し権利は消滅します

1構わない
2なら使用してクリスタルートを続きから始める

多数決下3まで

最初から始めます
──シガンシナ区の壁が破壊される一年前

アッカーマン宅前

エレン「ミカサ?…」

グリシャ「そうだ。お前達と同じくらいの子だ。この辺りは子供が居ないからな。仲良くするんだぞ?」

エレン「そいつの出方次第だけど…」

グリシャ「エレン…そんなんだから友達が一人しか出来ないんだぞ」

エレン「別に友達なんか出来なくても、オレは兄さんだって居るし…なあ兄さん」

俺「雨だ…」

雨「」パラパラ...

エレン「ハァ、相変わらず呑気だな兄さんは…」

雨「」ザアアア...

俺「…。」

グリシャ「…。」チラッ

俺(雨…)


1何だろ…?雨を見ると、頭痛が……(俺覚醒封印、ミカサ覚醒)
2確か…あの日も雨が降ってたっけ…(俺覚醒済み、ミカサただの女の子に)


多数決下3まで

同じなのでカット
ミカサ家

グリシャ「俺、近くに女の子は?…ミカサは居たか?」

俺「居なかった…けど…」

グリシャ「そうか…。父さんは憲兵団を呼んで捜索する。お前達二人は麓で待ってるんだ」

エレン「…。」

俺「…。」

ミカサ母「」ドクドク...
ミカサ父「」ドクドク...

俺「ッ…」ズキッ

誰か女の人『俺!!貴方は逃げ……』

俺(誰…だ?……今のは…)

グリシャ「俺!兄として頼むぞエレンを!」

俺「あっ…う、うん…」

グリシャ「」タッタッタッ

俺「…。」

ミカサ母「」ドクドク...

俺(今一瞬頭に出てきた女の人…この人、じゃ無いよな…似てるけど…)

手拭い「刺繍「」」

俺(この刺繍も…どっかで見た事あるような…)

俺「あっ…と、とにかくエレン。俺達は麓まで…」クルッ

入口「」

俺「エレン?…」



家の前

雨「」ザアアァ...

俺「エレーン!!」

俺(エレン、あいつ何処に…?)

俺「あ…」

血痕「」

俺「何だこれ…?血?…」

俺(もしかしてこれを辿れば犯人が?…)


1血痕を辿ってみる
2…いや、危険過ぎる。父さんの帰りを待とう


多数決下3まで

森の中の小屋

エレン「僕は…森で迷って…その、小屋が見えたから…」

誘拐犯A「駄目だろ?子供が一人で森を歩いちゃ、森にはこわーい狼が居るんだぞお。でももう心配要らないよ」

誘拐犯A「おじさん達と一緒に行けば…」スッ

ズンッ!!

エレン「…ありがとうおじさん。もう分かったからさ…死んじゃえよクソ野郎!!」ビュンッ!!

誘拐犯A腹「」バチュンッ!!

誘拐犯A「」ドサッ...ドクドク...

誘拐犯B「なっ!?嘘だろ!?」ガタッ

エレン「…。」扉「」キイッ

誘拐犯B「このガキ!!」ガタッ

誘拐犯背後「俺「…!」」タッ

誘拐犯B「あ?…もう1人!?」クルッ

俺右手「アッカーマン宅から持って来た斧「」」グッ

俺「ああぁぁぁっ!!」ブンッ!!



1俺も犯罪者は皆んなケダモノで死んで良いと思ってる(エレンと同じく性格苛烈)
2俺は相手が犯罪者でも殺しは良く無いとは思ってる(どちらかと言うと穏やかだがプッツンした時は容赦無し)


多数決下3まで

森の小屋

俺「ッ…」グッ

斧「柄」バキッ!

誘拐犯B額「斧の峰」ドゴンッ!!

誘拐犯B「かっ…はっ…!?」ゲホッ!!ゲホッ!!

誘拐犯B膝「」ガクンッ!!

俺「ああぁぁぁっ!!」ブンッ!!

誘拐犯B頭「斧の峰」ドゴンッ!!

誘拐犯B「がっ…」ドサッ 

俺「ハァ…ハァ…」

誘拐犯B「」ピクピク...

俺(1人は…何とか、気絶で終わらせたけど…)チラッ

誘拐犯A「」ドクドク...

俺「ッ…」

扉「」ガチャッ

エレン「何だよ…。兄さんも来てくれてたのか」

俺「エレン…。お前、人を殺して…」

エレン「人じゃ無いよこんな奴…。オレはケダモノを駆除しただけだ」

俺「エレン…」

エレン「それに兄さんだって、同じようなもんじゃないか!」

俺「同じなもんか!俺はちゃんと殺さないように峰の部分で…」チラッ

斧の柄の部分「ボロボロ「」」

俺「あ…」チラッ

誘拐犯B「涎」ダラ...

俺(まただ…。また、やってしまった…)

俺(俺の身体はいったいどう言う事なのか分からないが、偶に意図しないような力が出て思ってたような結果と違う時になる事がある…)

俺(でもまさか、こんな時に…)

誘拐犯B「涎」ツ-...

森の小屋

ミカサ「…。」

エレン「とりあえずこんな場所さっさと離れようぜ」

俺「ああ…。エレン、ミカサの手のロープ切ってやれよ」

エレン「ああ」スッ

ミカサ「…。」

エレン「お前ミカサだろ?オレはエレン、そっちはオレの兄貴の俺。俺達、医者のイェーガーの息子で…父さんとは前に会った事がある筈だ」

エレン「オレ達も、父さんの診療の付き添いでお前の家に行ったんだ。そしたら…」グッ

俺「…。」

誘拐犯A「」
誘拐犯B「」

俺(俺達、人を殺してしまった…。父さんに、どうやって説明しよう……)

ミカサ手ロープ「」ボタッ

ミカサ「3人居た筈…」

エレン「えっ?…」

俺「3人?…」クルッ

誘拐犯C「…テメェ等がやったのか?」

俺「ぁ…」


1咄嗟にエレンを庇った(俺が負傷して気絶する)
2咄嗟にミカサを庇った(エレンが負傷して気絶する)

多数決下3まで

森の小屋

俺「危ない!」

俺(俺は咄嗟に、この場では先ず女の子を守るべきだと判断して庇った)ダッ

ミカサ「うっ!?」ドサッ

エレン「くっ…!」バッ

誘拐犯「…!」蹴り「エレン「」」ドガッ

俺(すると、誘拐犯の蹴りをかわせなかったエレンが蹴り上げられ…)

エレン「」ゴロゴロッ...

壁「エレン「うっ!?」ドガッ!!

エレン「」ドサッ

折りたたみナイフ「」カランッ

俺「エレン!?くっ…!」タッ

折りたたみナイフ「」サッ

俺(俺は咄嗟に、エレンの落としたナイフを拾おうとしたが…)

俺首「」ガシッ

俺「かはっ!?」グイッ

誘拐犯C「テメェ等がやったのか!?お前等がぁっ!?」ググッ!!

俺「うぅっ!?」グッ

誘拐犯C「全員殺してやる!!殺してやるぞ!!!」ググッ

俺足「」ブラン...

俺「ぁ…」グッ

エレン「」

俺(マズイ…。意識が……だが、エレンも気絶してる…。俺まで気を失ったら、ここで全員…死ぬ…)

ミカサ「あぁ…」

俺(…いや、もう一人だけ……)

俺「た、戦え……。戦うんだ…」

ミカサ「あっ…」

俺「このままだと、全員死ぬ……た、戦わなきゃ、死ぬぞッ!くっ…」グッ

ミカサ「ッ…」サッ

ナイフ「」グッ

誘拐犯C「何考えてやがるこのガキ!!」ググッ

俺「かはっ!?」グッ

ミカサ「そんな、出来ない…」ポロポロ...

俺(マズイ…。もう、声が……これまでか……)俺手「」スッ

誘拐犯C左腕「俺手」グッ

俺(…いいや、違う。俺は、こんな状況を知ってる……誰かに、助けを求めるんじゃ無い)

俺(俺も、俺自身の手で……戦う…)グッ

誘拐犯C左腕「俺手」グキッ

誘拐犯C「ガァッ!?何だこのガキ!?」

ミカサ(戦え…戦え!!)

ミカサ「うわああぁぁぁっ!!」ダッ

誘拐犯C「!?」

ドンッ!!

数時間後
森の小屋

誘拐犯A「腸」ドクドク...

憲兵B「駄目だ。頭が破られてる…」

誘拐犯B「」ダラ...

憲兵A「こっちも背後から心臓をひと突きだ…」

誘拐犯C「心臓」ドクドク...

憲兵B「これを、あの子供達がやったのか?…」



森の小屋前

ミカサ「…。」

俺「ごめんなさい父さん…。俺…」

グリシャ「全員、俺が殺したのか?…」

俺「ああ…。俺が、全員この手で…」

グリシャ「私を待てと言ったのに、お前達は何故待たなかった!?」

俺「ごめんなさい…」

グリシャ「俺…」

エレン「ッ…嘘はやめろよ兄さん…。いっつ…」ムクリッ

グリシャ「エレン?…気が付いたのか?…」

エレン「ああ…。でも父さん、兄さんが悪いんじゃ無いよ…」

グリシャ「うん?…」

エレン「俺が最初に一人でここに踏み込んで、奴等の仲間を殺したんだ。兄さんは、オレ達を助ける為に追って来ただけだ…」

俺「それでも、俺もどちらにせよ一人頭をかち割って殺したのは事実だ…」

グリシャ「エレン…。俺…何故そんな事を…」

エレン「早く助けてやりたかったから…」

俺「殺さないと…逆に俺達が殺されてたから、やるしか無かった…」

グリシャ「…。」

森の小屋前

焚き火「」パチパチ...

グリシャ「ミカサ、覚えているかい?君が未だ小さい頃に何度か会っているんだが…」

ミカサ「イェーガー先生…。私…ここからどこに向かって帰れば良いの?…」

俺「…。」

ミカサ「寒い…」

ミカサ「私にはもう、帰る場所が無い…」

俺(…何故か俺には、今のミカサの気持ちが分かった気がした)

俺(だから…)

俺「ほら。これあげる」スッ

ミカサ「あ…」マフラー「」クルクル

エレン「兄さん、それ…母さんが俺達兄弟にって編んでくれた…」

俺「ああ。でもこれは、今の俺よりもミカサに必要だと思うから…どうだ?暖かいだろ?」

ミカサ「あったかい…」

グリシャ「ミカサ、君も私達の家で一緒に暮らそう。辛い事が沢山あった、君には休養が必要だ」

ミカサ「…。」

俺(君も?…)

エレン「ほら、じゃあもう帰ろうぜ。俺達の家にさ、俺も腰が痛いし」

ミカサ「かえ…る…?」

グリシャ「俺、ミカサの事を連れて行ってあげなさい」

俺「うん、分かってる。ほら。行こう」スッ

ミカサ手「俺手「」」ギュッ

ミカサ「う…ん…」ポロポロ

数日後
グリシャ宅

俺「…。」ペラッ

エレン「兄さん。オレ、ミカサに薪拾いを教えてやろうと思うんだけどさ。一緒に行かない?」

ミカサ「…。」

俺「いや、俺はいいや、今この本読んでるからさ」ペラッ

ミカサ「俺にも一緒に来て欲しい」

俺「ええっ?何で?…」

ミカサ「もしエレンがいけない事をしたら、どんな風に叱れば良いのか教えて欲しい」

エレン「おい、何でオレがいけない事をする前提なんだよ!」

ミカサ「エレンはよくお母さんに怒られているから」

エレン「うぐっ…」

俺(あの日から数日、ミカサは俺達の中にも上手く溶け込み…少しずつ馴染んで来ていた)

俺「ハァ、まぁ分かったよ…。確かにエレンは薪拾いに行ったのに偶に遊び出すからな」ガタッ

エレン「おい!バラすなよ兄さん!//」

ミカサ「やっぱりそうだった。なら行こう」

ウォールマリア内

木「」スッ

俺「ふぅ…とりあえずこんなもんで良いか。どうだミカサ集めれたか?」

ミカサ「ええ。集めれた」

薪どっさり「」

俺「おっ、初めてなのに筋が良いなミカサは。こう言う事良くやってたのか?」

ミカサ「初めてやった。でも、こう言う作業も結構好き」

俺「そっか。なら良かった、偉いぞミカサは」

ミカサ「子供扱いはやめて欲しい…//」

俺「フッ、悪かったよ」

俺(何か優秀な妹が一人増えた感じだな…)

俺「じゃあそろそろ帰るか。エレンは?」

ミカサ「向こうの木の下で寝てる」

俺「…。」

木の下「エレン「ZZZ…」」

俺(エレンは相変わらずだな…)

ミカサ「ここに来る前、本を読んでたけど好きなの?」

俺「ん?ああ…」


俺頭脳
コンマ下二桁
81以上アレは友達から借りた本(ユミル並み)
21~80ただの時間潰し(普通)
20以下アレは読んでたフリ(サシャ並み)

安価下

他チュートリアル編終了まで判定、選択肢ありません
チュートリアルのみ1回だけやり直し可能です

1選択肢を変更してやり直す
2選択肢を変更せず振り直す
3このまま行く
4初期設定を変える

多数決下3まで

振り直し

俺頭脳
コンマ下二桁
81以上アレは友達から借りた本(ユミル並み)
21~80ただの時間潰し(普通)
20以下アレは読んでたフリ(サシャ並み)

安価下

コンマ純正00

巻き戻し権利+
1壁内住民誰かと仲良くなるフラグ(クリスタ、サシャ、コニー、ジャン、ミーナ)
2聡明な俺は既にグリシャに地下室を見せて貰っており…(頭脳アルミン、ただし早期特殊ENDの可能性大)

多数決下3まで

フラグ

1サシャ(グリシャの助手としてダウパー村へ行った際に会った)
2コニー(グリシャの助手としてラガコ村へ行った際に会った)
3ジャン(グリシャの助手としてトロスト区へ行った際に会った)
4ミーナ(グリシャの助手としてトロスト区へ行った際に会った)
5クリスタ(グリシャの助手(実は視察)として仲良くなるよう言われて仲良くなった)

多数決下3まで

コンマ純正00(頭脳クリスタ並み+クリスタフラグ)
ウォールマリア内

俺「アレは父さんの医療の本だよ」

ミカサ「医療の本?」

俺「父さんが医者やってるのは知ってんだろ?俺、その助手やってんだ」

ミカサ「助手?子供なのに?」

俺「ばっ…俺は子供じゃ無い。ミカサやエレンより2つ歳上だ」

ミカサ「あまり変わらない」

俺「馬鹿だなあミカサは、俺等の年齢の2年っつったらめちゃくちゃ違うんだぞ」

ミカサ「例えばどんな風に?」

俺「た、例えば…」

ミカサ「…。」

俺「…。」

ミカサ「…。」

俺「…さてと、エレン起こして帰るか」スッ

ミカサ「私も、俺が呼んでいる本読みたい」

俺「え?ミカサも?」

ミカサ「うん」

俺「何で?別に面白い本じゃ無いぞ。ミカサくらいの年齢ならエレンが読んでそうな奴読んだ方が面白いと思うが…」

ミカサ「面白い面白く無いは私次第でしょ」

俺「それもそうだが…」

俺(医者を目指してたりする訳じゃ無かったら絶対に面白く無いと思うけどな…)

俺「まぁいいけど…とりあえずエレンを起こしてくるか」スタスタ

ミカサ「ええ」スタスタ

俺(確か昔、エレンも俺の真似しようとして3分で辞めてたしミカサもそうなるだろ)

俺(…と思っていたが)

数日後
グリシャ宅

エレン「ミカサ、この前取って来た木でチャンバラして遊ぼうぜ」

ミカサ「今、本を読んでいる」ペラッ

エレン「本って、それ兄さんが偶に読んでる奴だろ?何か訳分かんない事ばっかり書いててつまらなくないか?」

ミカサ「私が今まで全く知らなかった事が書かれていて意外と楽しい」

ミカサ「エレンも偶にはこう言うのを読んだ方が良い」

エレン「俺は別に医者とか目指してねーし…それじゃあミカサの代わりに兄さんやろうぜ」

俺「えーやだよ」

エレン「兄さんまで何でだよ。あ、さては今日こそオレに負けると思って怖くなったんだな?」

俺「いいや、エレンとチャンバラしたらまた薪にする予定だった木折って母さんに怒られるのが目に見えてるし…」

エレン「おいそれ、あん時折ったのは兄さんのせいじゃ無いか!」

俺「あれ?そうだったっけ?」

エレン「そうだよ。はぁ、もういいや。じゃあオレ、アルミンと遊んでくる」スタスタ

俺(行っちゃった)チラッ

ミカサ「…。」ペラッ

俺「ミカサ意外と頑張ってるな…」スタスタ

ミカサ「これを頭に入れておけば、いざと言う時…俺じゃ無く私が助手役をやれる」チラッ

俺「ん?ミカサは父さんの仕事の手伝いがしたいのか?」

ミカサ「…そうでは無い。いざと言う時の為」

俺「いざと言う時っていつの事だ?…」

ミカサ「俺は、大きくなったら、おじさんの跡を継いで医者になりたいんじゃ無いの?」

俺「医者か…。まぁ選択肢の一つにあると言えばあるが…」

ミカサ「なら私が知識に叩き込んでおいても損は無い」ペラッ

俺「そ、そうか…」

俺(ミカサが知識をつけるのは意味が分からんが、まぁ努力するのは良い事だよな…)

数ヶ月後
グリシャ宅

カルラ「内地で診療?」

グリシャ「ああ。ウォールローゼの北区の方でまた流行り病が出ているらしくてね」

カルラ「まぁ、それはまた…」

グリシャ「あそこは医者が居ないから、前にシガンシナ区の流行り病を治した私が呼ばれたんだろう」

グリシャ「もしかすると1ヶ月単位で家を空ける事になる」

カルラ「ええ、勿論行ってあげて」

グリシャ「だが流石に私一人じゃ人手が足りない。また今回も俺も連れて行きたいのだが」

俺「俺は勿論構わないよ。病気にかかってる人は直ぐ治してやりたいし」

カルラ「フフッ、立派だわ俺」

エレン「…。」

カルラ「あら、エレンは前みたいに良いなぁって言わないのね」

エレン「ああ、まぁ…兄さん達が本当は遊んでたって訳じゃ無いって分かったし…」チラッ

ミカサ「…。」

俺(あの時、俺ばかりだと駄々こねるエレンを連れてったらあんな事件に巻き込まれたんだ)

俺(…エレンからしたら、あんなのがあるかもって知ったら行きたくは無くなるよな)

ミカサ「おじさん。私も付いて行きたい」

グリシャ「え?…」

カルラ「ミカサ?」

俺「何でミカサも?」

ミカサ「私も医療の本を読んで知識は得てる。だから、今なら何かしら手伝えると思う」

グリシャ「ふむ…」

エレン「ミカサは残れよ。面白い奴に会わせてやるからさ」

ミカサ「いや、一緒に行きたい」

俺「ミカサ…」


1ミカサも連れて行く(俺とミカサがヒストリアとそれなりに仲良くなる)
2ミカサは俺と父さんが居ない分、母さんの手伝いをしてやって欲しい(俺がヒストリアは純正00分仲良くなる)


多数決下3まで

グリシャ宅

俺「父さん、ここまで言ってるんだからミカサも一緒に連れてってやったら?」

グリシャ「うん?」

ミカサ「俺…//」

俺「ミカサ、将来医療関係の仕事に就きたいらしくてよく医療の本読んでんだよ」

グリシャ「ほう」

ミカサ(…就きたい訳では無い)

俺「勉強になるだろうし、とりあえず一回だけどんなもんか見せてやったら?」

グリシャ「そうだな。じゃあ一緒に行くかミカサ」

ミカサ「うん。ありがとうおじさん」

エレン「ちぇーじゃあ留守番オレ一人かよ」

俺「エレン、俺達が居ない分しっかり母さんの手伝いしてやるんだぞ」

エレン「むしろ、こっちの事はオレ一人で全然十分だから気にせず行って来いよ」

俺「ああ、頼んだぞ」

俺(そうして、俺とミカサはグリシャの助手と言う事でウォールローゼの北区まで行った)



数日後
ウォールローゼ
レイス領

グリシャ「とりあえず今日はここで最後か」スタスタ

俺「ミカサ、想像してたのと違っただろ?」

ミカサ「うん。紙に患者の状態を記入するだけだったんだ」

俺「俺達のやる事は大体が問診の手伝いだ。ヤバいのが来た時だけ、直接包帯巻いたり止血したりもあるが殆ど無い」

グリシャ「ごめん下さい」コンコン

ヒストリア「はい…?」ガチャッ

グリシャ「この家の子かな?親御さんはどちらに?…」

ヒストリア「…この家に住んでいるのは、私一人です」

俺(子供が一人暮らししてるんだ。珍しい)

ミカサ(私と同い年くらい…)

グリシャ「ん、そうだったか。私はグリシャ・イェーガー。シガンシナ区からこの北区で流行っている病を治しに来たんだが…」

グリシャ「お嬢さんの名前は?」

ヒストリア「ヒストリア…。ヒストリア・レイス…」

グリシャ(レイス…!?)ピクッ

俺「父さん?」

グリシャ「ん?いや、何でも無い…早速君も感染していないか問診させて貰っても良いかな?」

ヒストリア「はい…」

俺(何か暗い子だな…)

ウォールローゼレイス領
牧場の家

扉「」コンコン

ヒストリア「はい?…」ガチャッ

俺「よっ」

ミカサ「…。」

ヒストリア「あれ…?昨日の…?何かあった?…」

俺「いや、君の身体には別に何も無かったけど君ってここで一人何だろ?」

ヒストリア「う、うん…」

俺「俺達も1ヶ月は滞在する事になったからさ。もし良かったら一緒に遊ばないか?」

ヒストリア「私と、一緒に?」

ミカサ「駄目なら別に良いんだけど」

俺「いや、ミカサ…。彼女は駄目とか言って無いだろ…」

ヒストリア「遊ぶって、何をしたら良いの?…」

俺「え?…」

ヒストリア「ごめん。私、この牧場以外から出た事が無いから…」

ミカサ「…。」

俺(…なるほど。そりゃ父さんも俺達に彼女と遊んであげるよう言うわな)

ヒストリア宅

俺(昨日の問診後、これからは重度の病気の人を診て俺達に移る可能性もあるから自分一人で診ると言い出した)

俺(それでは俺達が付いて来たので当然俺とミカサは反対したが…)

俺(しかし流行り病は父さんの想像していたより重い病気で…子供の頃に移った場合、大人になった時後遺症が残るかもとの事なので却下された)

俺(結局、俺とミカサは仕事と言う訳じゃ無いが環境的にこのままじゃ歪んで育ってしまうかもしれない彼女と仲良くしてやれと言われてそれに従った)

俺「俺は俺。宜しく」

ミカサ「私はミサカ・アッカーマン」

ヒストリア「ヒストリア…」

俺(ミカサ以上に暗いな…。親無しで一人で育つとこうなるのか…)

ヒストリア「遊ぶって何をすれば良いの?」

俺「ヒストリアはいつも何をしてるんだ?」

ヒストリア「牧場の掃除と馬のお世話…」

俺「じゃっ、今日は俺達も手伝ってみるか」

ミカサ「うん」

ヒストリア「良い…の?」

俺「ああ、やり方教えてくれ」

俺(俺達は父さんに言われた通り彼女と仲良くなろうと頑張った。その結果…)


コンマ下二桁
81以上かなり短い期間しか遊べなかったが、友達と呼べる存在にはなれた
51~80それなりに仲良くなったが、クリスタってあの子に似てるなぁ…くらいにしか思わない
50以下それなりに仲良くなったが、3年間で色々あり過ぎて訓練兵時代の頃は俺もミカサも昔実は会った事ある事を忘れている


安価下

コンマ46(クリスタは覚えているが俺とミカサは壮絶な体験し過ぎて忘れてる)
1ヶ月後
宿泊先

グリシャ「俺、ミカサ。あの子とは仲良くできているか?」

俺「ああ。まぁ、それなりには…」チラッ

ミカサ「うん」

グリシャ「この1ヶ月あの子はずっと一人だったのか?」

俺「あの子の所には誰も来ないし、かと言ってあいつは自分からあの柵の外に出ようともしない…」

俺「まるであいつにとってあの牧場の柵は、この世界の壁…まるで自ら牢獄に囚われてる感じだったよ…」

ミカサ「…。」

グリシャ「そうか…」

グリシャ(…他の者は全員一緒に暮らしているみたいだが…あの子は、関係無さそうか)

グリシャ(家の都合により捨てられたか、何らかの理由で…)

グリシャ「流行り病も治まって来た。そろそろ、家に帰るから明日彼女の所に行って別れを告げて来なさい」

俺「分かった」

ミカサ「はい」

俺(本当にそれなりに…しか仲良くならなかったな)

牧場

クリスタ「そっか。二人とも明日帰っちゃうんだ…」

俺「ごめんな。また来る機会あったら寄るから」

ミカサ「ヒストリア、元気でね」

クリスタ「うん。2人も…ありがとう」

俺「え?…」

クリスタ「私、こんなに人と話したの初めてだったかもしれないから…」

俺「ヒストリア…」

ミカサ「…。」

クリスタ「本で読んだ通りだった、人と遊ぶのって楽しいんだね」ニコッ

俺「…。」

俺(…何だか少し、彼女に可哀想な事をしたなと思う)

俺(ミカサが居なければ、もっと仲良くできたかもしれないが…ミカサは、父さんから言われたのは俺がヒストリアと必要以上に接近する必要は無いと言って仲を深め過ぎるのを嫌ってる…)

俺(やる事無いから一緒に遊ぶだけで、別に自分は俺と2人で留守番でも構わないと言い出す始末だ…)

俺(…そんなんだからお前、俺とエレン以外全然友達出来ないんだぞって…)

俺(俺はヒストリア以外にミカサも心配になったのだった)

数週間シガンシナ区
街の中

俺「よおアルミン。久しぶりだな」スタスタ

アルミン「あ、俺。エレンから聞いてたけど、ウォールローゼから帰って来たんだね」

俺「ああ」

アルミン「楽しかった?」

俺「いや、別に仕事の手伝いだし楽しいとか無いさ…」

アルミン「そっか。そうだよね…」

俺(俺とエレンは昔、アルミンの家にあった本棚から壁の外の世界に付いて書かれている蔵書をアルミンに見せて貰って興奮した)

俺(外の世界には、海と言う塩の水が取り尽くせない程あって…)

俺(炎の水、氷の大地、砂の雪原…)

俺(その蔵書を読み、エレンとアルミンは外の世界に渇望していた…)

俺(…そして、俺もまた……もしそれらが本当にあるんだとしたら、俺はいつか、この壁の向こうを見てみたくなったんだ)

大きな壁「」

俺(人類を…巨人から守っていると言う、この大きな壁の先を…)

アルミン「ところで彼女は?」

ミカサ「…。」

俺「ん?ああ、もしかしてアルミン。見えるのか?…」

アルミン「え?見えるって…まさか」

俺「こいつは俺の守護霊だ」

アルミン「しゅ、守護霊?…」ゴクリ...

ミカサ手刀「俺頭」ドンッ!!

俺「ッ…」ジンジン...

アルミン「あ…」

ミカサ「守護霊じゃ無い…。私はミカサ・アッカーマン。俺やエレンと一緒におじさんの家で暮らしてる」

アルミン「あ…よ、宜しく。ミカサ…」

俺(フッ、エレンだけじゃ無くこの俺にも手挙げるなんて、ミカサもだいぶ馴染んで来たな…)

ミカサ「何で手刀されて笑ってるの?」

俺「わ、笑ってねえよ…」

ミカサ「笑ってた」

俺「だから笑って無いって」

ミカサ「見たから言っている」

アルミン「あ…。あの…」



チュートリアル編終了

巻き戻し権利を使用しますか?

1使用する
2このまま行く

多数決下3まで

巻き戻し権利を使用します

質問タイムを
1挟む
2直ぐ場所決め

安価下

質問タイム挟みます
何か質問あれば

クリスタと友達になるとどんなメリットがある

>>392で2だとどうなる

>>410
仲良くなるだけ
ウルガルド城辺りまで行くと仲良いと仲良かった場合のイベント発生するが、それ以外は特訓一緒に出来るくらいで特に何も無い

>>411
関係性を選べる

ぶっちゃけクリスタルートじゃない場合クリスタ選ぶメリットない?

>>413
ミカサを俺が抱えた時点で他ヒロインは間に入って来て邪魔されるか、ミカサが妬きまくって殺意増し増しなのであんまり無いかもです

関係性って前のクリスタ兄依存とかそういうやつ?
現在のミカサルートと併用できるの?

ミカサルートって自由度って観点だと他のルートより窮屈になる感じ?

>>415
恋人系、友人系のどちらか自分で選べます
併用とは?

>>416
はい
エレン(暴走気味→兄として振り回されやすい)
ミカサ(私がヒロインでしょ他の女とイチャイチャするなんて許せない)

この2人が居るので、基本この2人とアルミンとの話しがメインになり他ルートと比べると自由度は少ないです

巻き戻しってシナリオ変更まで戻れるの?

>>419
まあ未だチュートリアルだから戻っても良し

つまり>>311まで戻れる?

>>421
他に戻りたい人居るなら戻っても良し

行くかわかんないけど一応聞いておく
>>311の2と3はどうなったの?

ダメだと思うけど385に戻れたりする?

>>423
2は前も通った時と同じルートの似てるなあってだけでクリスタは納得
3はクリスタとユミルから反感買って評価落とすが男仲間想い

>>425
そこは無理です

前のルートでアニと親しくてとこのルートだとリヴァイ班助けるならどっちの方がいい?

確かクリスタルートでアニと敵対なら俺覚醒+リヴァイ班強化なんだっけ?

ミカサルートでもそういう奴はあるの?

>>428
見たい方をどうぞ

>>429
クリスタルートでアニと敵対して、リヴァイ班の中で助けれた面子がそうなります(覚醒は確定)
俺とミカサとアルミンの実力が認められて兵団の中で昇進して行くのならありますが強化みたいなイベントは無いと思います
このルートはとにかくミカサとのイベントが多いです

ミカサとヒストリアと会い友人までになればヒストリアには嫉妬はしないの?

>>431
恋心芽生えなければ大丈夫

このまま進むとエレンが病みそうなんだけどどうなるんだ?

>>435
俺が見切りつけなければ大丈夫
俺がエレンに見切りつけたら終わり(つまりエレンに一生引っ張られる

ミカサって自分に構ってくれないと男相手にも嫉妬したりしない?
選択肢は実質ミカサ一択とかにならない?

>>437
男に嫉妬はしないが、他の世界線の俺なら自由行動できる場所が強制的にミカサになる場合が多数あります

最後まで終わったら進撃は終了?
別のシナリオは書くつもりはない?

>>439
その時の1のモチベ次第
未だ進撃に対してのモチベがあるなら書きますがモチベだいぶ無くなってたら他作品行って暫く他作品やってからまた進撃やるかもです

そろそろ巻き戻し場所を決めます
指定が2回被った場所から再開

311から
医務室

俺「痛て…」

俺「クソッ、アニの奴…加減って物を知らねえ…」

俺靴「」スッ

俺「うわぁっ…蹴られ過ぎだろ…」 

俺足首「血」タラ...

俺「何か歩くとジンジンすると思ったら、ここ蹴られ過ぎて皮剥けて血出てら…」

俺「ハァ…」スッ

止血剤「」スッ

俺「あとは背中かな…こっちもグルングルン投げられ過ぎて背中に血が…」

俺「あ、どうやって塗ろう…?」脱ぎ脱ぎ「」

扉「」ガチャッ

俺「…ん?」チラッ

クリスタ「あっ、ご、ごめん!?一人で怪我の処置するの大変だと思って…///」

俺「いや、ちょうど良かった。背中の擦り切れてる所、一人じゃ手届かなくて…」

クリスタ「う、うん!私に任せて!//」スタスタ

俺(クリスタ・レンズ…。誰にでも優しく、その様は訓練所の女神や天使とか呼ばれて見た目が美少女な事もあって男子や女子からの人気は一番高いと噂されてる)

俺(何か男子の中でも体格が良くて、リーダー面してるライナーも彼女に惚れてるって噂だ)

俺(俺は今まで話した事は無かったが…)

クリスタ「でも、ちょうど良かった」

俺「うん?」

クリスタ「私、俺君と一度…じっくり話してみたかったから…//」

俺「…。」


1ヒストリアだよな…どうしてこんな所に…
2…俺は正直、クリスタが大事な親友と似ててちょっと苦手だった
3クリスタ。ライナーの事どう思う?(全く気付いてない)


多数決下3まで

同じなのでカット
数日後
訓練所

俺(対人格闘訓練…またこの日がやって来た。俺は今日こそアニを超える)模擬ナイフ「」グッ

アニ「ハァ、アンタも真面目だねえ…」

俺「うん?…」

アニ「巨人との戦闘に関係無い対人格闘訓練は殆ど点数項目に入らない。見てみな」チラッ

俺「ん?…」

サシャ「アチョー!」スッ

コニー「ホアー」スッ

ジャン「ふあぁ…」スッ

アニ「慣れて来た連中は皆んな手を抜いてやってる」

俺「…。」

アニ「アンタも少しくらい肩の力を抜いて楽を覚えた方が良い」

俺「俺は連中とは違う…。俺が目指してる物は巨人を討伐できる力だ」

アニ「…。」

俺「この訓練兵時代に少しでも力を付けて、それから…」

アニ「アンタは今も未だ…」

ライナー「アニ。今日は訓練相手のメンバー交代だ」スタスタ

アニ「うん?」

俺「ライナー?…」

ライナー「毎日同じ相手じゃ練習にもならないだろう。エレン、お前がアニと訓練を行え」

エレン「は?マジかよ?」スタスタ

アニ「…。」

俺「じゃあ俺がライナーと?…」

ライナー「そうだ」ボキボキ...

俺「…ライナー、何か凄えやる気じゃね?」

ライナー「ああ、オレが勝ったら今日限りでお前はクリスタと別れろ。良いな?」

俺「いや、別に付き合ってねえけど…」

ライナー「うるせえ!行くぞ!」

俺(おいおい、何で俺が先行でならずものなのにライナーから突っ込んでくんだよ…)

俺「まぁいいか…」スッ

アニ「…。」チラッ

エレン「おい、余所見してんな。行くぞアニ!」スッ


俺vsライナー
コンマ下二桁
36以上毎日アニにボコられていた俺だったが、ただ何もサンドバッグになっていただけじゃ無くアニの技術を盗み…(ライナーより格上に)
11~35俺はライナーと互角だった
10以下俺は体格差でライナーにボコられた…(ライナーよりは格下に)

安価下

同じなのでカット
数日後
寄宿舎

俺(夕食の時間だ。アニはもう来てるのか?…)

俺「あ…」

俺(ある日、いつも端の方に居るアニの隣りがベルトルトに取られていた日があった)

アニ「」
ベルトルト「」

俺(アニとベルトルトって、何か繋がりあるんだ…?)

俺(まぁいいか。ならこの際、偶には空いてる人の隣りに座って飯食っても…)

俺(とりあえず、隣りが空いてる人は…)

ユミル「もしかして、席探してんのか?」

俺「うん?」

ユミル「だったらそこ、お前の為の特等席空いてるぜ」ニヤニヤ

クリスタ「ちょ、ちょっとユミル!?//」

俺(クリスタの隣、空いてるのか…。それとも敢えて開けられるのか…)

俺(…もうすっかり噂は完全に広まって、皆んなにもクリスタの彼氏認定されてら)

俺「ハァ…」

俺(どうするかな…)


1サシャの隣りに座る
2コニーの隣りに座る
3ジャンと隣りに座る
4クリスタの隣りに座る
5ミーナの隣りに座る


多数決下3まで

同じなのでカット
数週間後
森の中

雨「」ザアアッ

キース「遅いぞ!走れこのノロマども!」

アルミン「ハァッ、ハァッ…」タッタッ

俺「ハッハッハッ…」タッタッタッ

俺(…今日の体力測定は教官も合同で参加して採点されてる)

俺(立体機動訓練ではミカサに、対人格闘訓練ではアニに…座学だとアルミンには敵わない…)

俺(他の分野で敵わない分、俺も何かで好成績を残さないと…)

ミカサ「ハァッ、ハァッ…」タッタッタッ

俺「くっ!」タッタッタッ

俺(この測定だけは、ミカサに1位は譲れない…)タッタッタッ

キース「どうしたアルレルト!遅れているぞ!」パカラッパカラッ

アルミン「ハァ…ハァ…」フラフラ

キース「貴様には重いか!?貴様だけ装備を外すか!?」

俺(アルミン?…)チラッ

キース「これが本番なら、貴様は巨人の餌だ!」パカラッパカラッ

アルミン(クソッ…)フラフラ

俺(確かにアルミンが遅い。若干タイミングを落として、アルミンの装備を俺が持ってやるか?…)

ミカサ「ハッハッ…」タッタッタッ

俺(…しかし、そんな事をすればミカサに勝つのは無理だ)

俺(むしろ、俺の体力すら持つか…)


1一位は諦めて後方に下がり、俺がアルミンの荷物を持ってやる
2俺はこのまま一位を狙う


多数決下3まで

森の中

俺(くっ、やむを得ない!)スッ

ミカサ(え?…)

キース(ん?…俺がペースを落としている?…)

アルミン「ハァッ、ハァッ…俺?…」タッタッタッ

俺「アルミン貸せ」バッ

俺背中「俺装備アルミン装備「」」

アルミン「ハァッ、何を?…」

俺「このままじゃアルミンは脱落組だ」タッタッタッ

アルミン「でもそんな事をしたら、俺まで減点されるよ…」タッタッ

俺「お前の知恵でバレ無いように何とかしろ」タッタッ

キース「…。」パカラッバカラッ

キース(俺…。立体機動、対人格闘技、座学…どれも高水準な才能を持っているが、自らの測定結果よりも仲間との連帯性を優先するか…)

キース(俺父…。やはり、お前の息子らしいな…)

アルミン「目の前に教官が居るんだぞ。そんなの出来る訳が無い…」タッタッ

俺背中「アルミン装備「」」ガッ

俺「あっ…」

アルミン(お荷物なんてごめんだ!)タッタッタッ

俺「へっ、何だよ。まだガッツあるじゃないか」タッタッ

サシャ「ぜえっぜえっ…そ、それじゃあ代わりに私のをお願いしますぅ~…」バッ

俺「あ?…」

俺背中「サシャ「」」バッ

俺「おい馬鹿!?お前、装備なら未だしも俺に乗るな!?」

サシャ「お腹が空いて、ちょっとだけで良いんです。休憩させて下さい~!」ギュウッ

俺(ふざけんなこの芋女!?)

俺「お前、意外と曲者な癖に何甘えて来て…」タッタッタッ

サシャ「本当限界なんですぅ~…」

俺「ッ…」


1こいつは振り落としてもどうせまた体力残してるだろうから振り落として走る
2……もしかしたら今回は本当に限界なのかもしれない。このままサシャを抱えたままゴールしてやる!!


多数決下3まで

森の中

俺(……もしかしたら今回は本当に限界なのかもしれない)

俺「はっはっ…」タッタッタッ

キース「…。」パカラッパカラッ

俺「クソッ!サシャとサシャの装備が重過ぎる…」タッタッタッ

サシャ「私は重く無いですよぉーっ!!女の子に対して言う言葉ですか!?」グイッ

俺「ば、馬鹿!背後で暴れんな!?体力が一気に持ってかれる!」フラッ

サシャ「あっ、す、すみません…お願いします…」

俺「ハァ…ハァ…」フラフラ...

俺(ッ…やるしかない。1位は無理だが、このままサシャを抱えたままゴールしてやる!! )



コンマ下二桁
81以上サシャ、俺に降ろして貰うも…
61~80俺、気合いでサシャを背負ったまま何とかゴールした
60以下俺も潰れて脱落組に…

安価下

同じなのでカット
訓練所

キース「例外は無い。お前達は開拓地行きだ」

サシャ「…。」ガ-ン...

俺「…。」

俺(この馬鹿に引っ張られて…俺まで…)



──こうして、俺は開拓地行きとなり目的を成し遂げられないのだった…


コンマ下二桁
61以上…しかし、俺は開拓地なや共に送られたサシャと子供を作り、結婚してそれなりに幸せな一生を終えた(サシャEND)
60以下BADEND


安価下

コンマ63
開拓地

俺(俺を巻き込み、開拓地送りになったサシャは責任を取りたいと言って来た…)

俺(…俺の巨人を駆逐すると言う夢が、この馬鹿に全て壊されたと思った俺は…サシャの事もぶち壊してやろうと思ったが…)

サシャ「ハァハァ…俺、もっと、もっとヤりましょう!///」

俺(サシャを壊すつもりでサシャを抱いた結果、サシャはエッチにドハマりして俺にべったりになった…)

俺(…これまでのサシャの食欲が、ここでは大して得られない。その結果性欲に変わったのだ)

俺(俺はそんなサシャに、怒りをぶつけるつもりで最初は抱いていた筈だったが…)



月日は流れ

サシャ「なんと4人目ができちゃいました//」

俺子供達「「「パパーパパー」」」

俺「おーおー、元気にしてたか」スタスタ

俺(いつしか、俺は可愛い嫁と子供達に囲まれて夢は叶えられなかったが幸せに生きて行くのだった)


サシャノーマルEND



サシャノーマルEND

イージーモード、ノーマルEND特典
1何処でも巻き戻し
2最初から始める(初期設定ボナ)

多数決下3まで

超巻き戻し権利
これまでの何処でも戻れます

質問タイムを
1挟む
2直ぐ場所決め

安価下

超巻き戻し権利
これまでの好きな場所何処でも巻き戻し可能(※ボナ決めとかの場所除く)
指定が2回被った場所から再開

すみません書き忘れてましたが単発無しです
一旦仕切り直しで19時半に取り直します


あとエレン兄ルート戻るなら20%取れるのなら398でも方が良いですが、折角の純正00ボナが霧散する可能性の方が高いので392の方が確実性はあるかと

それとクリスタルート戻るでも1周目の所にも戻れるので465じゃ無くいきなりトロスト区攻防戦辺りの所とか前スレ965のユミルがかなり死にやすくなった判定とかの場所に戻るとかでも有りです(そっからイージーモードでやります

見返したらサシャ選択肢に無くね?
サシャ選ばずにミカサ選んだから救えないって質問でいってたよね

>>488
>>130

19時半になったので
何処でも巻き戻し可能
指定が2回被った場所から再開(単発無し)

そこだったのね

ユミルはどの選択肢だったらよかったの?

>>493
生存率を求めるなら真ん中>下>上
ユミルを幸せにしたいなら上>中>下

幸せにしたいってどういう意味で?

>>500
ユミル嫁END行きたいならって意味で
嫁じゃ無くて良いなら何処でも可能

友人枠なら2って事?

>>502
友人枠なら真ん中が一番

前スレ966から
井戸の前

俺「……でも、俺が本当に好きなのは”クリスタ”じゃ無い」

ユミル「あぁ!?」

俺「むしろお前なら、それを知ってるんじゃないか?…」ニコッ

ユミル(こい…つ…)

俺「俺の言いたい事の意味、お前なら分かるだろ…」

ユミル「ッ…」

俺「…俺の気持ちは伝えた通りだ。悪いな、こんな御時世でもハッピーエンドを見せてやれなくて」スタスタ...

ユミル「…。」


コンマ下二桁
71以上ユミルも大概だった
31~70ユミルも俺とヒストリアの複雑な環境に頭を悩ませていた
30以下ユミルには理解できていなかった

安価下

コンマ44

1振り直し
2ユミル、とりあえずはクリスタを全力で守りながら俺達の動向を暫く見守る事に
3巻き戻し権利

多数決下3まで

すまん
2の死にやすさはどうなるの?
あと3選んだエレンルート行きたがってた二人だからとりあえず2を教えてから再判定してくれない

巻き戻し権利
ここからはイージーモードですが、明らかにコンマ上しかメリット無い物はコンマ緩和し(俺死亡等)意外と下の方が長い目で見るとメリットあるのはそのままになります

>>512
ユミルは変わらないがユミルとクリスタが一緒に居る時は、クリスタ死亡判定がユミル死んだりするまで永続的に入らなくなる

ユミルの死亡判定が増えるから真ん中の方が良かった訳?

>>516
ユミルの死亡イベントが上だとそもそも防ぐのがしんどい
下だと他犠牲にしてユミルに構わないと防げない
真ん中だとそのイベントまで何もしなくてもなんとかなる可能性が結構ある

井戸の前

ユミル「チッ…何も分かってねえのはお前だろ」蹴り「」ブンッ

井戸「」ガッ!!

ユミル「…意味が分かんねえ。お前の好きな奴がお前の直ぐ近くでお前に好き好き前回で見つめてんだよ」

ユミル「逆に何で気付かねえんだ…」

ユミル(普通の人間なのに、やたら成績良い癖にあいつはクソみたいに鈍感だし…)

ユミル(ミカサも頭エレンだし…)

ユミル(ライナーも頭クリスタだし…)

ユミル「やっぱ成績良い奴ってどっか頭のネジおかしいんじゃねえか…?」

ユミル「つかクリスタもクリスタだよ…。何でもっとこう、アピールして行かねえんだ…」

ユミル「気付いて欲しいなら気付いて欲しいって言えよ」

ユミル「ハァ…駄目だ…」

ユミル「何であたし、あの2人の事気になってここまで追いかけちまったんだろ…」

ユミル「…。」

俺『盗みを働くしか出来ないくらい衣食住に困ってるなら教会へ行ってみたらどうだ?』

クリスタ『私の家でも良いよ?』


ユミル(……クソっ)

数日後
訓練所

キース「これより、最後の対人格闘訓練を行う!」

キース「実力の近い者同士で2人1組になりわいつも通りの練習を行え!」

俺「いよいよ最後の対人訓練か…。長かったけど、この訓練もいよいよ終わりなんだな…」

アニ「でも、感慨に耽ってる暇は無さそうだよ」

俺「え?…」

アニ「あのハゲの手元を見てみろ。いつもと違う物を手にしてる」

俺「あ…」


キース手「採点用紙「」」


俺「あれ?珍しいな…採点すんのか?巨人と関係無い対人訓練も…」

アニ「最後だからこそ、個々の力を確認する為に採点するんじゃ無いか?」

俺「マジか…」

アニ「あのハゲは実力の近い者同士で組めと言った。明らかに実力のかけ離れてる者同士で組んでも減点対象だろう」

俺「それじゃあ組める人なんて限られてるぞ…」

アニ「ああ…。特に私達はそうだろうな」


エレン「よっしゃ!やろうぜライナー!」

ライナー「おう!」


俺(…俺って確か、対人訓練は成績良かったよな?)

俺(だとしたら、組んでも大丈夫そうな人は…)


1首席狙いでミカサとやる
2最後まで挑戦者の気持ちで、いつも通りアニと行う
3成績上位卒業安定狙いで、勝てそうなベルトルトをボコっとく
4誰と組むか悩んでるクリスタを助ける


多数決下3まで

訓練所

俺(俺の今の予想は訓練生の中でも2位か3位…)

俺(ここで同じく成績上位のベルトルト辺りをボコれば3位以上は固いだろうが…)

俺(…やはり、ここまで来たら目指すのは1位のみ)

俺(その為には…)

俺「ミカサ、一緒にやろうぜ」

ミカサ「良いけど」

俺(この魔王を教官の見ている前で倒さない限り、俺の1位の道は無い…)

俺「先ずは俺がならずもの役だ」模擬ナイフ「」スチャッ

ミカサ「…。」

俺「えええいっ!!」ビュオッ!


コンマ下二桁
91以上俺はミカサを倒した
90以下逆に力み過ぎて普通にボコられた…

安価下

コンマ57
訓練所

ドカッバキッボゴッ!!!

ミカサ「もう終わり?」

俺「あっ…あがっ…」

俺(こんな筈じゃ…)

キース(ミカサ・アッカーマン…。対人格闘術はアニ・レオンハートの次席で俺だと思っていたが、対人格闘術もアッカーマンよりも下だったか)

俺「」プシュウウ...

キース(そして俺…。全部の科目が高得点だったが、この前の体力試験の時の結果と言い、本番に弱いのと運が無い…)

キース(……これは兵士として大幅-要素だな)

俺「」プシュウウ...

同じなのでカット
解散式場2階

俺「ところで何か俺に用があったんじゃ無いのか?」

サシャ「ああ、そうそう。例のアレ、考えてくれてました?」

俺「例のアレ?…」

サシャ「なっ…!?忘れてたんですか!?酷いですよ!」

俺「はぁ?…」

サシャ「1年前の体力テストで、私が開拓地行かないで済んだ時の借りです」

俺「あぁ…そんなんあったなぁ」

サシャ「あったなぁって、考えて無かったんですか?」

俺「んー…確か1つだけ何でもするって言ってたよな?」

サシャ「はい。何でも1つ。今日で私達訓練兵団で無くなるから今日使わないなら効果が無くなりますよ」

俺「別にそれで良く無いか?」

サシャ「駄目です!借りた恩は必ず返せって言うのが私の父の教えですから」

俺「でも何でもなぁ…」

サシャ「本当に何でも良いんですよ。何でも…」

俺「サシャにやって欲しい事か…」

サシャ身体「」ジロッ

サシャ「はっ!?で、でもエッチな事は駄目ですよ!?///」バッ

俺「あ?…」

サシャ「あ、いや…俺がそれを望むなら構いませんが…///」

俺「え?良いの?マジ?//」

サシャ「ただその場合は、1度じゃ無く一生責任取るって約束して貰いますからね!?//」カアッ!

俺「…。」

サシャ「な、何ですか?…//」

俺「いや、サシャも一応女の子なんだなって」

サシャ「一応って何ですか!?私もこう見えてもちゃんと女の子ですよ!?//」

俺「うーん…」

俺「何でも権利かぁ…」

サシャ「さぁどうします?」


1あっ、そうだサシャ。それじゃあ俺と一緒に調査兵団へ行こう!
2やっぱり、何にも使わないでいいや。俺達って友達だし
3……ちゃんと一生責任取るって約束したら、本当にサシャに手出して良いんだな?


多数決下3まで

同じなのでカット
解散式場前

俺(色んな人との出会いがあって…俺は、一人なんかじゃ無い…)

俺(一人では生きていけないと気付かせてくれた…)


クリスタ『うっ…ごめん。でも、ごめんね…。少しだけ、こうさせて…』


俺(クリスタ…)


クリスタ『このクソ鈍感野郎!』


俺「…。」

俺右脚「」ジンジン...

俺「はは…あの時のクリスタ、怒った時の彼女に似てたなぁ…」

俺「…。」

俺「ヒス…トリア…」

俺(俺は10位以内に入って、憲兵団への道も出来た…)

俺(もし俺が憲兵団へ入れば、もう…きっと誰にも邪魔される事無く…君に会いに行く事も出来るだろう…)

俺「…。」


1でも俺は…やっぱり調査兵団になって、巨人を駆逐したい…(調査兵団ルート)
2……やっぱり俺は、ヒストリアと会いたい(憲兵団ルート。※トロスト区防衛戦で物語完結)


多数決下3まで

同じなのでカット
トロスト区
兵士宿舎前

サシャ「ふわぁ…俺。こんな朝っぱらから何処行くんですかあ?」スタスタ

俺「今日は調査兵団が壁外調査へ行く日なんだ。この先俺達が所属する事になる兵団がこの3年でどんなもんになったのか見に行こうぜ」

サシャ「こんな朝早くから…仕方ありませんねえ」



街の中

街の人他「「「「」」」」ガヤガヤ...

俺「間に合ったか」

街の住人「おおーい、エルヴィン団長~!巨人共を喰い殺して下さい!」

サシャ「うわ、こんな朝早くなのに凄い人だかりですね」スタスタ

俺「5年前までは調査兵団は税金泥棒だなんだってボロクソに言われてたのに、実際に巨人の脅威が自分達に迫るとこんなもんだ」スタスタ

サシャ「仕方ありませんよ。皆んなこの壁の中で100年間安全だったから、まさかこんな日が来るなんて考えても無かったでしょうし…」

サシャ「実際、私もこんなに食べるのに困る日が来るなんて全く考えてませんでした」

俺「言動力が相変わらず食べ物だなお前は…食欲に忠実過ぎる」

サシャ「そりゃあ、腹が減っては戦は出来ぬって言うでしょう?」

俺「未だ俺達戦して無いだろ…」

エレン「あ、おーい。こっちだ」

俺「おっ…うん?エレンは分かるが、アルミンとミカサも来てたのか」スタスタ

アルミン「うん。僕とミカサも調査兵団に行く事にしたから…」

俺「ああ、やっぱり…」

ミカサ「サシャも?」

サシャ「え、ええ。まぁ私も色々ありまして…」スタスタ

フランツ「僕達も調査兵団に行く事にしたんだ」

ハンナ「皆んなで力を合わせればきっと、巨人を倒す事が出来るって思ったから」

俺「フランツとハンナもか…」

エレン「何だ。思ってたより調査兵団の希望者って多かったんだな」

街の住人「見ろリヴァイ兵士長だ!一人で一個旅団並みの戦力があるってよ!」

俺(一人で一個旅団?ああ…父さんの跡を継いで、調査兵団のエースになった人か…)

俺(あの人か?…)


馬「」パッカパッカ...

リヴァイ「チッ、うるせえな…」



コンマ下二桁
31以上リヴァイ、俺達眼中に無し
30以下俺、リヴァイと目が合う


安価

コンマ19
同じなのでカット
駐屯兵団本部

駐屯兵団兵士「では超大型巨人と遭遇したのは、固定砲整備4班のメンバーと3班から俺とサシャ・ブラウスの2名の計7名…」

駐屯兵団兵士「その内、超大型巨人と実際に戦闘を行ったのは俺とエレン・イェーガーの2名と言う事で良いな?」

俺「はっ!」

駐屯兵団兵士「超大型巨人が他の巨人とは違い、防御行動を取ったり先に固定砲を壊したと言う知性を持った巨人だったと言う事は司令にも報告しておこう」

エレン「宜しくお願いします!」

駐屯兵団兵士「ではこれで報告の件は終わりだ」

俺「…。」

駐屯兵団兵士「この後訓練兵卒業者も全員集められて改めて説明があるだろうが、対巨人に一番慣れている調査兵団が壁外調査へ出て行ってしまっていてトロスト区では戦力が足りない」

俺&エレン「「…。」」

駐屯兵団兵士「君達訓練兵団第104期生の上位卒業者にも、恐らくそのままそれぞれの班を率いて前線へと出て貰う可能性が高い」

エレン「はい!それは望む所です」

駐屯兵団兵士「ああ。だが、超大型巨人との戦闘で負傷したので有れば別の者に代理で班長を行って貰うが…」

エレン「あ、いえ。自分は大丈夫です!何も怪我はしておりません!俺は…」

俺「…。」

俺(…訓練兵卒業したばかりの俺達も出すって事は…今は少しでも、戦力が欲しいんだろう)

俺(経験者だったからその理由だって分かる…。また、5年前のようなシガンシナの悲劇はごめんだ…)

俺(しかし…)

俺右脚「」ジンジン...

俺「ッ…」


1…素直に超大型巨人との戦闘で、焦って右足を負傷してしまった事を申し出る
2脚の負傷の事は隠して、黙って戦闘に出る


多数決下3まで

同じなのでカット
駐屯兵団本部

他の訓練兵団達「「「ワ-ワ-」」」ドタドタ...

俺「サシャ、準備は出来てるか?…」スタスタ

サシャ「はい。私は大丈夫です…元々調査兵団に入るつもりでしたから、これくらいは…」

サシャ「と、とりあえず班員のフランツとハンナとウェンを探して来ますね!」タッタッタッ

俺「あ、ああ…」

俺(あのサシャでも流石に緊張してるが、俺の班は未だ成績上位のサシャが一緒で良かったな…)

ジャン「クソッ…」

俺「ジャン…」

ジャン「何で今日なんだ…明日から内地に行けたっつのに…」

ダズ「うおええっ!」ブシャッ!!

クリスタ「だ、大丈夫?…」

ダズ「ハァ…ハァ…うおええっ!」

クリスタ「あっ…」

俺(俺から上の順位で卒業したアニ、ベルトルト、ライナー、ミカサは俺も名前すら覚えてない…)

俺(と言うか訓練兵時代に話した事も無い、ギリギリ訓練兵団を卒業出来た不真面目な奴等4~5人を率いる事になる)

俺(その負担を考えれば、俺の班は未だ…)スッ

俺右脚「」ビリッ!

俺「くっ…!」ピクッ

俺(…問題は、徐々に痛みが増して来てるこの痛みが実戦で何処まで響くかだが…)

クリスタ「俺…」スタスタ

俺「クリスタ…?クリスタも中衛の中の一つの班の班長として皆んなを率いる事になるんだな…」

クリスタ「あ…うん。でも私はユミルと一緒だから未だ…」

俺「ユミル…。正直あいつ、訓練で手抜いたりしなかったら5位か6位にはつけてたよな…」

クリスタ「うん…。多分…」

俺「ならある意味一番マシか。頑張れよ」

クリスタ「…。」スッ

俺服「」ギュッ

クリスタ「む、無理…しないでね?…俺君なら、私なんかより全然大丈夫だと思うけど…」

俺(クリスタ…)


1…大丈夫だ。また生きて会おうな
2何も言わずに立ち去る


多数決下3まで

トロスト区

巨人「「」」ドシュッ

フランツ「はっ!?もうここまで巨人が!?」

ハンナ「前衛部隊は!?」

ウェン「まさか総崩れしたのか!?他の班は!?」

サシャ「俺!巨人が直ぐ近くまで来てます!」

俺「ああ、こっちからも見えてる!だが俺達の班の任務は巨人の討伐じゃ無い!前衛の支援だ!」

俺「巨人を相手するのは、今回の俺達のする事じゃ…何!?」

奇行種「」ズシンズシンズシン

サシャ「うわっ!?蜘蛛みたいな格好して走る巨人が!?」

フランツ「奇行種だ!」

ウェン「あいつ内門に向かおうとしてるぞ!」

俺「ッ…!?」

俺(マズイ!内門には未だ避難してる住民が…)

俺「全員!奴を全力で止めろ!」ドシュッ

サシャ「は、はい!」ドシュッ

奇行種「」ズシンズシンズシン!!

ハンナ「駄目!?速過ぎて追い付けない!」ドウッ

ウェン「いや、たかオレらに無理でも俺なら…!」

奇行種「」ズシンズシンズシンッ

俺「くっ…!」ドシュッ

俺(クソッ!普段通りなら行けるかもしれないが、飛ぶ時に無意識に足を庇ってしまってるからか、距離が縮まらない…!)


コンマ下二桁
21以上奇行種に時間をかけ過ぎたせいでフランツが…
20以下脚を庇って蒸し過ぎたせいで、俺のガスがもう切れた(死亡判定へ)


安価下

コンマ13
トロスト区

俺「くっ…!」プシュッ!

サシャ(俺?幾ら何でも飛ばし過ぎでは…?)

俺「はっ!しまっ」プスッ

サシャ「ああっ!?」

俺「くっ!」ドサッ!!ゴロゴロ...

サシャ「俺!?」

サシャ「皆さん!俺を助けに…」クルッ

巨人手「フランツ「」」

フランツ「うわああぁっ!?」

サシャ「ぁ…」ソクッ

ハンナ「フランツ!?」

ハンナ「フランツ!今助けるわ!!」シャキンッ

フランツ「誰か!頼む!いやだあぁぁっ!」
巨人「フランツ下半身「」」バクッ!!

フランツ「」ガクンッ!!

ハンナ「あ…ぁぁ…いやあぁぁぁっ!」ブワッ

ウェン「うわああああっ!?」ビュオッ

サシャ「ハンナ!ウェン!戻って下さい!くっ…!」チラッ

サシャ(俺とハンナとウェン…だ、誰を優先すれば…)



俺「うっ…」

俺(あれ…?何…やってんだ?俺…)

巨人「」ズシンズシン

俺「あ…」

俺(そんな…俺…。巨人に…)グッ


コンマ下二桁
71以上俺、手元で粘った結果何とかサシャに助けられた(俺リーダーシップ獲得)
21~70俺死亡
20以下俺の代わりにサシャが喰われて…

安価下

コンマ94
同じなのでカット(俺班俺とサシャ以外壊滅)
屋根の上

俺「ジャンも、他の訓練兵達もよく聞け!俺達はこれから本部へ突撃をかける!!」

ジャン「ああ?…」

他の訓練兵達「「「…?」」」

俺「この先俺達が生き残るには、本部に突撃して本部を奪還する!この作戦しか残されていない!」

俺「ここで絶望したまま惨めに巨人に殺されるのを待つか、それとも俺達と一緒に巨人と戦い、1%でも生き残る可能性がある方どちらに賭けるのか選べ!」

ジャン(あ、あいつ…!)

俺「アニ、ライナー、ベルトルト!」

アニ「あ…」

俺「俺達は同期をむざむざ死なせるような腰抜けじゃ無い筈だ!」

ライナー「そうだな…。俺達は腰抜けじゃ無い」クルッ

アニ「…。」コクッ

俺「よし、俺達も行くぞ皆んな!ミカサを追うんだ!」

クリスタ「うん!」

サシャ「はい!」

マルコ「ああ!」

ユミル「仕方ねえな」

アルミン(一度、僕と同じ絶望を味わった筈の俺なのに…僕と違って未だ諦めてない…)

アルミン(未だ、生きる事に希望を持っている…)スッ

コニー「お前、行くぞ!って気合い入れて言ったがガスの残量もう残ってないんじゃないか?」

俺「あ…そうだった」

クリスタ「なら、私が俺を背負って…」

ユミル「駄目だ。クリスタと俺とじゃそこそこ身長差がある。本部に行く前に途中で潰れるぞ」

クリスタ「う…」シュン...

アルミン「俺、それじゃあ僕のガスを使ってくれ」

俺「アルミン?…」

アルミン「…足を怪我してるって言っても、僕よりも君が使った方が効率が良い筈だ」

俺「アルミン…」


1分かった…。だが、アルミンの事も置いていかない。お前なら小回りも効くだろ頼むコニー!
2駄目だアルミン…。そうやって、不得意な分野から逃げ続けても成長は出来ない。お前のガスはお前自身で使うんだ


多数決下3まで

同じなのでカット
屋根の上

コニー「俺…本当にここに残って大丈夫なのか?…」

俺「コニー、俺の事は意識するな。お前は引き続き、アルミンの事を本部まで無事に送り届けてくれ」

コニー「あ、ああ。任せてくれ…」

アルミン「あ…の…」

俺「アルミンが生き残ってくれた事には、ちゃんと意味がある」

アルミン「い、意味?…」

俺「本部じゃ必ず、アルミンの知恵が必要になる…。お前はビビって生き残った劣等生なんかじゃ無い…」

俺「その知恵で、皆んなの事を助けてやってくれ」

コニー&アルミン「「「…。」」」グッ

俺「心配すんなよ…。あの謎の巨人がここの周りの巨人を殺しまわってくれてる内は俺は生きてる…」

ミカサ「ッ…」

俺「早く行け!これ以上ここにとどまっていても意味は無い!あの巨人だって、いつまでもここの近くに居るかなんて分からないんだぞ!?」

ミカサ「くっ…!行こう!」タッタッタッ

コニー「アルミン!捕まれ!」スッ

アルミン「あ…ああ…」チラッ

俺「…。」

アルミン(俺…)

俺「…フッ」

俺(俺にしちゃ、ちょっとカッコつけ過ぎだな…)

俺(でも、今なら…。名前も知らない25万人の英雄になって、死んで行った父さんの気持ちも少しだけ分かるか…)



コンマ下二桁
31以上アルミン、知恵を出した
30以下3人とも行った

安価下

クリスタ
コンマ下二桁
41以上クリスタ、俺が居ない事が分かり戻って来た
40以下クリスタも余裕が無く行ってしまった

安価下2(両方共範囲下なら俺死亡判定へ)

クリスタクリティカルボナが思いつかない

1超巻き戻しにする(これまでのスレの何処にでも戻るの可能)
2巻き戻し権利+俺、クリスタを守る為に半覚醒

多数決下3まで

コンマ56
コンマ55
屋根の上

アルミン「待ってくれ!」

コニー「ああ!?」

ミカサ「アルミン?…」

俺「どうした?…」

アルミン「あの巨人は本能で巨人を殺してる…。あいつを利用して、4人で本部まで向かえないかな?…」

髪の長い巨人「」

ミカサ「あの巨人を利用?…」

コニー「どうやってそんな事やんだよ!」

アルミン「ミカサと俺は立体機動の成績は共に1位2位だ。2人が上手く協力すれば…」

ミカサ「…。」

アルミン「それに、もしあの巨人を本部まで上手く誘導出来れば本部の周りに群がる巨人も倒してくれて一石二鳥だ」

アルミン「どうかな?…」

ミカサ「私は構わない」

アルミン「俺…」

俺「…俺は、反対だ。ミカサに渡したガスも残り少ないし、下手をすれば俺とミカサどっちも共倒れになる」

ミカサ「…。」

アルミン「でも全員生き残るにはこれしか無いんだよ!」

俺「きっと本部の中にも巨人がうじゃうじゃ侵入してる筈だ。ミカサの力はその時、必ず必要になる…だから…」

ミカサ「貴方は…!」グッ

コニー「お、おいアレ!」スッ

アルミン「え?…」

クリスタ「皆んなーっ!」ストッ

俺「クリスタ?…」

クリスタ「こんな所で集まって何をしてるの?早く移動しないと…」

屋根の上

クリスタ「それじゃあ、俺君の分のガスが…」

アルミン「ああ。だがクリスタが来てくれたお陰で何とかなりそうだ」

クリスタ「そう?なら良かった、私……」

コニー「でもクリスタ、よく途中で引き返してここまで来れたな」

クリスタ「う、うん…」

クリスタ(本当は私とユミルのガスは未だ余裕あったから、ユミルと一緒に先に壁を登って駐屯兵団の隊長に補給支援を頼もうとしたんだけど…)

クリスタ(俺が一人だけ変な方向に向かったのが見えて…心配になって…)

ミカサ「それじゃあ、私は先に行って、あの巨人を誘導しながら本部へ向かう」ドシュッ

アルミン「ああ。そうしてくれ。俺とクリスタもミカサの後を追って一緒に本部まで向かうんだ」

コニー「よし、行くぞアルミン!しっかり捕まってろよ!」

アルミン「ああ!頼んだよ!」ガシッ

クリスタ「私じゃ俺君の事、本部まで掴んで運ぶ自信無いから残りのガスを俺君に渡しても良い?…」スッ

俺「あ、ああ…」

クリスタ「分かった。じゃあ直ぐに…」スッ

巨人の手「」ブワッ

俺「…!?クリスタ!危ない!」

クリスタ「え?…」クルッ

巨人の手「」ビュオッ!

クリスタ「あ──」

俺「クソッ!!」タッ!

俺「ブレード「」」ブウンッ
巨人の手「」ズバアッ!!

俺「くっ…!」

俺右脚「」グニッ!

俺「うっ…」ドサッ

クリスタ「俺!?はっ!?」

巨人「屋根」グイッ

クリスタ(15メートル級の巨人が屋根を登って…)



コニー「おいおいおい!?あの2人やべえぞ!?」ギュ-ン

アルミン「しまった!?一つの場所に集まって長居し過ぎた…逃げるんだ俺!クリスタ!」

ミカサ(くっ…先行した私が戻っても、間に合わない…!)

屋根の上

巨人「」スッ

俺「くっ…」ズキッ...

クリスタ「俺!?」

俺「もうガスの交換をしてる暇は無い!逃げろクリスタ!」

クリスタ「え?…」

俺「俺の事は気にしなくて良い!どの道、もう使い物にならない…早く逃げろ!」

クリスタ「ッ…」

クリスタ(そんなの…。私が俺を置いて行ける訳が…)

クリスタ(でも…)


ユミル『駄目だ。クリスタと俺とじゃそこそこ身長差がある。こいつを抱えてみろ。本部に行く前に途中で潰れるぞ』


クリスタ「ッ…!」ダッ

俺「な、何してるクリスタ!?早くこの場を…!」

クリスタ「煩い!!黙れっ!勝手に死のうとするな!」ガシッ

俺「え、ええっ?…」ビクッ...

クリスタ「私だって、俺達と共に3年間共に訓練したんだ!体格差があったって、人一人抱えて飛ぶくらい!!」グッ

俺身体「」ガシッ

クリスタ「…!」ギュ-ン!!

俺「く、クリスタ…?」

クリスタ「ッ…」

クリスタ(確かに重い…。自分一人だけで飛ぶのとは感覚が違い過ぎる…)ギュ-ン

地面「クリスタ「」」ジジ...

クリスタ「うっ…!」

俺「クリスタ、駄目だ!高度が落ちてる…このままじゃ2人とも落ちるぞ!?」

クリスタ「でも、だとしても絶対離さない!」ギュウッ

俺「あ──」

クリスタ「この戦いが終わったら一緒に生きて会おうって、約束したでしょ!?」

俺「クリ…スタ…」

クリスタ「絶対…絶対一緒に本部まで行くんだから!!」ギュ-ン

俺「あ…」

俺(彼女、本当にクリスタなのか?……)

俺(俺の知ってたクリスタ・レンズは、こんな熱い女の子じゃ無かったのに…)

俺(…この顔に、この感じ…これじゃ、まるで…)

駐屯兵団本部

壁「巨人「」」ドオンッ!!

補給兵「きゃああっ!?」ドガッ

ジャン(しまった…。人が一箇所に集中し過ぎた…)

訓練兵&補給兵「「「うわぁぁぁっ!?」」」タッタッタッ

訓練兵「俺とミカサは何処行ったんだ!?」タッタッ

訓練兵「あの2人なら、ガス切らしてとっくに喰われてるよ!」タッタッ

ジャン「あ…」

ジャン(おい…。途中で全部オレに投げ出して、何くたばってんだよ俺…お前居なきゃ、もう皆んなの統制も…)

巨人の顔「」

ジャン(いいや、これが普通なんだ…。これが現実ってもんだろうな…)

ジャン(あの馬鹿に影響されて、オレも夢か幻でも見ようとしてたのか?…)

ジャン(違う…俺は知ってた筈だろ?現実って奴を…)

壁「巨人の顔「「」」」

ジャン(普通に考えたら、こんなデケェ奴には勝てねえって…)

巨人顔「拳「」」グニャアッ!!

ジャン「何!?」ドクンッ!!


長髪巨人「グオアアァッ!!」
巨人「「」」ズシャアンッ!!


ジャン「あ…?ありゃ、何だ?…」

窓「ミカサ&コニー&アルミン「」」バリ-ン!!

ジャン「!?ミカサ!?」

ミカサ「…。」チラッ

コニー「あっぶねえ…もう空だ」ガスボンベ「」コンコンッ

ジャン「お前等、生きてんじゃねえか…」

コニー「やったぞアルミン!お前の作戦は成功だ!」

アルミン「いや、未だだ。未だ俺とクリスタが…」

クリスタ「そこをどいて!!皆んな!」ギュ-ン

ジャン「あぁ?…」

コニー「うわっ!?」タッ

アルミン「マズイ!」タッ

ミカサ「…。」スッ

クリスタ&俺「「うっ!?」」ドサッ!!ゴロゴロ...

ミカサ「…。」俺&クリスタ「」グッ

ミカサ「大丈夫?…」

クリスタ「あ、ありがとうミカサ…良かった…ハァ、ギリギリ辿り着いた…」ムクリッ

俺「でも、もう…全身が痛え…」

ジャン「俺も、生き…てた?…」

駐屯兵団本部

コニー「俺達が連れて来たあの変な巨人は並の巨人より強い…。あいつが派手に暴れてる間はこの建物は大丈夫だろう」

ライナー「お前等、あの巨人について何処まで知ってるんだ?」

コニー「あ?助かってからで良いだろ。そんな事…」

ライナー「ああ、そうだな…先ずは助かってからだ」

訓練兵達「「俺、本部には着いたがこっからどうすりゃ良いんだ?…」」

訓練兵達「「補給班が言うには、補給室にも3~4メートル級の巨人がワンサカ居るんだってよ…」」

俺「そうか。やっぱりこの建物内にも巨人が…。そうだな…うっ」フラッ

マルコ「だ、大丈夫か俺?…」

俺「ああ…未だ、何とか…」

クリスタ「もう皆んな、こんな満身創痍な俺君に頼り過ぎだよ。私達だって頭が付いてるんだからちゃんと自分で考え無いと」

他の訓練兵達「「「…。」」」ジッ...

クリスタ「うん?…皆んな?何?…」

サシャ「クリスタ、その……可愛いお尻が見えてますよ…」

クリスタ「ええっ!?あっ!?///」チラッ

クリスタ尻「穴「」」

クリスタ「や、やだ!?さっき擦った時に!?///」バッ

アルミン(こんな状況なのに可愛い…)

ジャン(俺等の事、癒してくれてんのか…)

ライナー(結婚したい…)

俺「アルミン、作戦を立ててくれ…」

アルミン「えっ?ぼ、僕が?…」

俺「ああ。さっきもそうだったが、やっぱりアルミンには俺達には見えない物が見えてる」

アルミン「俺…それは…」

ミカサ「大丈夫。自信を持って、アルミンは正解を導く力がある」

アルミン「ミカサまで…」

俺「ここからは皆んなの命、アルミンに預ける」

アルミン「…。」

エレベーター前

俺(あの後、アルミンが補給室の巨人を銃と囮を使って殲滅する作戦を立案…)

俺(もう身体に力が入らない俺以外の人間で直ぐに作戦に移る事になった)

俺「アニ…」

アニ「うん?」

俺「何かあったら、皆んなの事頼むぞ…」

アニ「……まぁ、お前の穴くらいは埋めてやるよ」

アニ「そこで待ってな」 スタスタ

俺「ああ。頑張ってくれ…」

俺(マルコが囮隊の指揮、順位が下のクリスタ、アルミンと他の訓練兵達は全員銃持って囮隊…)

俺(他の上位卒業者は柱の上から各巨人の頸を奇襲役となった)

俺(ミカサ達は成功したが…)

巨人「」 クルッ

サシャ「あ…あの…」スッ

コニー「ヤバい…」スッ

サシャ「背後から、大変し、失礼しまし…た…」

巨人「」ズシ-ンズシ-ン

サシャ「あ…ぁ…」ソロッ...ソロッ...

ベルトルト「サシャとコニーだ!!」

ジャン「急げ援護!!」

巨人「」バッ

サシャ「ずびまぜんでしだぁーっ!」ドサッ

ミカサ「くっ!」頸「」ズバアッ!!

アニ「フン!!」背中「」ズバアッ!!

巨人「」ドサッ

サシャ「ミカサァ~!!」ポロポロ...

ミカサ「怪我は無い?」

サシャ「うんうん」カクカク

ミカサ「なら直ぐに立つ」

コニー「すまねえな…」

アニ「どうも」

ライナー「おいおい危なかったな…」

アニ「…。」チラッ 

ライナー「怪我をしなくて良かったぜアニ…」

アニ「…。」スタスタ


俺(波乱がありつつも犠牲者ゼロで俺達は補給室を取り返した)

同じなのでカット
ウォールローゼ内地
俺部屋

俺(トロスト区でのエレンの巨人を使った作戦は上手く行った)

俺(…しかし、無茶な作戦の強行により死傷者200人超、負傷者800人を出し…)

俺(今回の被害で人類は5年前のウォール・マリア奪還作戦から更にその数を減らした…)

俺(俺と同期の訓練兵も卒業時には200人超居た筈なのに、今や生存者は50人を割っている…)

俺(負傷者があまりに多く出たので、既に足の処置は済んでいた俺は病院から追い出され訓練兵の詰所のベッドで自然療養を待つ事になった)

俺「……にしても」

ベッド「「「「」」」」

俺(俺の部屋には2段ベッドが2つ有り、俺含み合計4人居たが作戦が2日経った今日も誰も帰って来ていない…)

俺(マルコ以外の他2人は多分生き残れ無かった可能性が高そうだが…)

俺「まさかあの後、マルコまで死んだのか?…」

俺(訓練兵の生存者の数で言えば生き残る確率は4分の1…ちょうどピッタリ当てはまるが…)

マルコ『俺、僕は君と会えて良かった』

俺「…。」

俺「…いや、マルコはジャンに続いて成績上位者だったんだ。そう簡単に死ぬ訳が無い」

俺「きっと未だ作戦後の後処理が忙しくて戻って来て無いだけだ…」

扉「」コンコンッ

俺「あ…」

俺(ほら、ちゃんと戻って来た)

俺「マル…」

俺卒業時(5位)
コンマ下二桁
81以上リヴァイだった
80以下アニだった

安価下

俺父
コンマ下二桁
81以上リヴァイ班とも面識有り
80以下リヴァイ班とは面識無し

安価下2

コンマ44

1振り直し
2巻き戻し権利

多数決下3まで

俺部屋

俺(マルコや他の訓練兵の死体を弔った事で、俺は色々と考えさせられていた…)

俺(もし俺が強かったら、結果は違っていたのか…)

俺(調査兵団にサシャに来てくれと言ったのは間違いだったのか…)

俺「……。」チラッ

空きベッド「「「」」」

俺「この部屋も、すっかり寂しくなっちまったもんだな…」

扉「」コンコン

俺「ん?誰だ?…」ガチャッ

クリスタ「あ、俺君。部屋に居たんだ」

俺「ああ。まぁ未だ負傷兵扱いだしな…」

クリスタ「そうだよね…」

俺「どうしたんだ?部屋まで来て…」

クリスタ「俺君に頼みがあったんだけど…厳しいかな?…」

俺「クリスタが、俺に頼み?」

クリスタ「うん…。俺君は調査兵団に行く気持ちは、変わって無いんだよね?」

俺「…ああ。変わって無い」

俺「むしろ、トロスト区の戦いでいっそう強くなったかもしれない

クリスタ「そうだよね…」

俺「それがどうしたんだ?」

クリスタ「あのね、私も調査兵団に行こうと思ってるの!」

俺「えっ!?クリスタも?…」

クリスタ「でも、私の実力じゃ未だ未だだって…この前のトロスト区の戦いで嫌と言うくらい現実を思い知ったから…」

クリスタ「だから、兵団決定の日まで私の事特訓してくれないかな?」

俺「え?俺がクリスタに?」

クリスタ「うん。兵団決定までの大切な時間奪っちゃうから、こんな事頼めるの俺君しか居なくて…」

俺「クリスタ…」

俺(…何かクリスタ本当、変わったな。防衛戦に出たあの日も一瞬熱い所を見せてきてたけど…)

俺(むしろ本当の姿がこのキャラなのか?…)

クリスタ「忙しいなら諦めるけど…」


1クリスタに付き合ってやる
2ごめん。サシャに用事があるから…
3ごめん。俺も俺より強い奴に用事があるから…

多数決下3まで

ウォールローゼ内
大量の墓場

俺「…。」スッ

墓「」
花「」スッ

クリスタ「これ、誰の?…」

俺「分からない…。未だ、巨人に喰われたままなのか行方不明者だって大勢居るから…」

クリスタ「…。」

俺「…でもあの日、俺は間違いを犯した。俺さえ強かったら、巨人なんて何とかなるって」

俺「俺一人でも巨人は駆逐出来るって…でも、それは間違いだった…」

俺「俺の自分の実力の過信が、班の死に繋がった…」

クリスタ「…。」

俺「クリスタは、いったい何の為に強くなりたいんだ?」

クリスタ「私は……俺君のように巨人を憎んでる訳じゃない」

俺「…。」

クリスタ「でも、私の大事な人達を巨人から守りたいから…だから私は強くなりたい」

俺「そうか。やっぱ、強くなったなクリスタ…」

クリスタ「え?…」

俺「俺、前までのクリスタは善人の仮面被ってる感じで苦手だったけど今のクリスタの事は好きだぞ」

クリスタ「あ…///」カアム...

クリスタ「…で、でも俺は…好きな子が居るんでしょ?//」

俺「ああ…」

クリスタ「…///」

俺「トロスト区は未だ戦後の処理が終わってない。向こうの森を使ってみるか」

クリスタ「うん、ガスの使用許可はちゃんと本部に連絡して3本までなら得て来てるから」

俺「じゃあ後は飛び方や巨人への対処法だな」

俺「先ずはしっかり俺について来てくれ」

クリスタ「宜しくお願いします!」コクッ



───こうして、兵科決定迄の間クリスタと特訓に励んだ。そして、調査兵団への入隊決定後も、俺達は時間があると独自で訓練を行い…


1ヶ月後

鐘「」カラン...

エルヴィン「これより、第57回壁外調査を開始する!前進せよ!!」ドドドッ

他の調査兵団達「「「オーッ!!」」」ドドッ

クリスタ「オーッ!!」ドドドッ

俺(今度こそ、俺は巨人に勝つ)ドドドッ


──俺達もまた自由の翼を掲げた頃、トロスト区での戦いの頃より着実に強くなっていた


クリスタ強さ上昇
コンマ下二桁
71以上本当は才能があり、想いの強さで開花しつつあった(ライナー並み)
31~70最前線レベルまで成長した(ジャン、エレン並み)
30以下実戦レベルまで成長した(コニー、サシャ並み)


安価下

コンマ06
少年期(前半終了)
巻き戻し制限

巻き戻し権利を使用しますか?
1使用する@3
2このまま行く

多数決下3まで

@3じゃなく@2でした失礼

巻き戻し権利を使用します

質問タイムを
1挟む
2直ぐ場所決め

安価下

質問タイムあり
何か質問あれば

今回はどこまで戻れる?

前回と展開が違うけどサシャ選択肢ないと助からない?

巻き戻し権全消費とかでもいいからエレン兄ルートにも戻れるようにしてくれない?
2回もクリスタルートに戻されて不公平だし

>>585
普通の巻き戻しなので今回は巻き戻し再開後の場所からの予定

>>586
現段階では原作通り
この後変えていく事も可能

リヴァイと出会わないと救えないとかある?

>>587
構いませんが今回無理だったならEND行くまでは大人しくして諦めて欲しいです

>>589
ありません

現在の進行でどこか失敗したかと1的に思われる場所はある?

>>591
特に無いです
まあ最後の方はコンマ成功してれば気持ち良かったかな程度で

前回と同じで挫折からの復活の方が展開的においしいの?

サシャとクリスタはどちらの方がより役に立つ?

リーダーシップの効果は?

もうアニは俺関係のイベントが挟まる以外は大体原作通りにしかならない?

>>593
はい

>>594
どっちかとかは無く見たい方を
言うなればカリスマ。困った時に皆んなが俺を頼りにしてくる(調査兵団に居る時は分隊長になる時以外はそんなに使わない

>>595
はい

>>571で3選ぶとどうなる?

巻き戻し場所を決めます
指定が2回被った場所から再開(エレン兄ルートの場合巻き戻しは全部失われます)

>>597
ミカサと特訓

576から
───こうして、兵科決定迄の間クリスタと特訓に励んだ。そして、調査兵団への入隊決定後も、俺達は時間があると独自で訓練を行い…


1ヶ月後

鐘「」カラン...

エルヴィン「これより、第57回壁外調査を開始する!前進せよ!!」ドドドッ

他の調査兵団達「「「オーッ!!」」」ドドッ

クリスタ「オーッ!!」ドドドッ

俺(今度こそ、俺は巨人に勝つ)ドドドッ


──俺達もまた自由の翼を掲げた頃、トロスト区での戦いの頃より着実に強くなっていた


クリスタ強さ上昇
コンマ下二桁
71以上本当は才能があり、想いの強さで開花しつつあった(ライナー並み)
31~70最前線レベルまで成長した(ジャン、エレン並み)
30以下実戦レベルまで成長した(コニー、サシャ並み)


安価下

コンマ96少年期編(前半END)
少年期編(後半)
調査兵団詰所

アルミン(調査兵団に入った僕達の翌日からの訓練は、実戦の訓練では無く…)

アルミン(エルヴィン団長が考案した長距離索敵陣形を頭に叩き込む事が主だった)

アルミン(不思議だったのは、緻密な陣形でありながらそこにエレン・イェーガーの配置が示されていない事だった)

ネス「お前達新兵の場所はここだ。荷馬車の護衛班と、索敵支援班の中間」

ネス「ここで予備の馬と並走、伝達を任せる」

俺「…。」カキカキ...



馬小屋前

エレン「おいミカサ、アルミン!」タッタッタッ

アルミン「あっ!」

ミカサ「エレン!?」

エレン「暫く振りに会った気がするぞ!」

ミカサ「エレン、何か酷い事はされてない?身体を隅々まで調べ尽くされたとか、精神的な苦痛を与えられたとか」

エレン「はっ…ねーよそんな事は…」

ミカサ「くっ…あのチビは調子に乗り過ぎた。いつか私が然るべき報いを…」

エレン「まさか、リヴァイ兵長の事言ってんのか?…」

俺「よう、久しぶりだな。エレン」

エレン「おう俺、やっぱお前も来たんだな!あれ?でも…」

サシャ「久しぶりです」

クリスタ&ベルトルト&ライナー&コニー「「「」」」

エレン「あれ、何だ?皆んな揃ってんのか!?あ、でもお前等ここに居るって事は…お前等も調査兵に…」

コニー「他に理由があんのか?」

エレン「じゃあ憲兵団に行ったのはジャンとアニとマルコだけ…」

ジャン「…。」スタスタ.

エレン「あっ?まさか、お前まで…?」

ジャン「マルコは死んだ」

エレン「今、何つった?…マルコが死んだって言ったのか?…」

ジャン「誰しも劇的に死ねるって訳でも無いらしいぜ。どんな最期だったかも分かんねーよ…」

ジャン「あいつは誰も見てない所で、人知れず死んだんだ…」

エレン「マルコが…っ…」

俺「…。」

すみません
>>589の回答救えないとかある?と有りありませんとしましたが、リヴァイは関係ありませんがリヴァイ班の4人が俺父と面識無いとグンタとエルドの2人だけは確実に間に合いません

1なら場所決めからやり直す
2このままで良い

多数決下3まで

場所決めから
指定が2回被った場所から再開

565から
ウォールローゼ内地
俺部屋

俺(トロスト区でのエレンの巨人を使った作戦は上手く行った)

俺(…しかし、無茶な作戦の強行により死傷者200人超、負傷者800人を出し…)

俺(今回の被害で人類は5年前のウォール・マリア奪還作戦から更にその数を減らした…)

俺(俺と同期の訓練兵も卒業時には200人超居た筈なのに、今や生存者は50人を割っている…)

俺(負傷者があまりに多く出たので、既に足の処置は済んでいた俺は病院から追い出され訓練兵の詰所のベッドで自然療養を待つ事になった)

俺「……にしても」

ベッド「「「「」」」」

俺(俺の部屋には2段ベッドが2つ有り、俺含み合計4人居たが作戦が2日経った今日も誰も帰って来ていない…)

俺(マルコ以外の他2人は多分生き残れ無かった可能性が高そうだが…)

俺「まさかあの後、マルコまで死んだのか?…」

俺(訓練兵の生存者の数で言えば生き残る確率は4分の1…ちょうどピッタリ当てはまるが…)

マルコ『俺、僕は君と会えて良かった』

俺「…。」

俺「…いや、マルコはジャンに続いて成績上位者だったんだ。そう簡単に死ぬ訳が無い」

俺「きっと未だ作戦後の後処理が忙しくて戻って来て無いだけだ…」

扉「」コンコンッ

俺「あ…」

俺(ほら、ちゃんと戻って来た)

俺「マル…」

俺卒業時(5位)
コンマ下二桁
81以上リヴァイだった
80以下アニだった

安価下

俺父
コンマ下二桁
81以上全員と面識有り
61~80エルドとも面識有り
41~60オルオとも面識有り
21~40ペトラとは面識有り
20以下リヴァイ班とは面識無し

安価下2

1のミスだったのでもう一度振り直しますか?

1はい
2このままいく

安価下

振り直し

俺卒業時(5位)
コンマ下二桁
81以上リヴァイだった
80以下アニだった

安価下

俺父
コンマ下二桁
81以上全員と面識有り
61~80エルドとも面識有り
41~60オルオとも面識有り
21~40ペトラとは面識有り
20以下リヴァイ班とは面識無し

安価下2

2連単発末尾Oなので下だけ取り直し

俺父
コンマ下二桁
81以上全員と面識有り
61~80エルドとも面識有り
41~60オルオとも面識有り
21~40ペトラとは面識有り
20以下リヴァイ班とは面識無し

安価下

コンマ81(全員とも面識有り)
───こうして、兵科決定迄の間クリスタと特訓に励んだ。そして、調査兵団への入隊決定後も、俺達は時間があると独自で訓練を行い…


1ヶ月後

鐘「」カラン...

エルヴィン「これより、第57回壁外調査を開始する!前進せよ!!」ドドドッ

他の調査兵団達「「「オーッ!!」」」ドドッ

クリスタ「オーッ!!」ドドドッ

俺(今度こそ、俺は巨人に勝つ)ドドドッ


──俺達もまた自由の翼を掲げた頃、トロスト区での戦いの頃より着実に強くなっていた


クリスタ強さ上昇
コンマ下二桁
71以上本当は才能があり、想いの強さで開花しつつあった(ライナー並み)
31~70最前線レベルまで成長した(ジャン、エレン並み)
30以下実戦レベルまで成長した(コニー、サシャ並み)


安価下

少年期(前半終了)
巻き戻し制限

巻き戻し権利を使用しますか?
1使用する@1
2このまま行く

多数決下3まで

駐屯兵団詰所
馬小屋前

俺「…。」スタスタ

リヴァイ「おい、そこの。新兵の馬はそっちのじゃ無いぞ」

俺「あっ…すみません」チラッ

リヴァイ「…。」

俺「あ…」

リヴァイ「うん?…あぁ…何だお前。生きていたのか」

俺「ええ…。何とか…」

リヴァイ「フン、その様子だと少しは地獄を見たらしいな」

俺「…。」

リヴァイ「…だが覚悟しておけ。調査兵団に入ったからには、お前が味わった地獄なんかよりもっと酷い物をこれから何度も目に焼き付ける事になる」

リヴァイ「お前のクソ親父はそれに耐え切れず、勝手にテメェの命張って馬鹿な真似しやがった…」

俺「…。」

リヴァイ「お前は精々あいつの二の舞にならないよう気を付けるんだな…」

俺「…父さんの事、兵長も慕ってたんですね」

リヴァイ「あぁ?ざけんな、あんな奴…」スタスタ

俺「…。」

俺(向こうの馬小屋か…)スタスタ

馬小屋前

俺(新兵の馬はこっちって言ってたか)スタスツ

「おい、待てクソガキ…」

俺(はぁ、またか…)クルッ

オルオ「お前、誰の許可で新兵がここよ馬を使って良いって言った?」

俺(何だこのおっさん?…もしかして、リヴァイ兵長の真似してんのか?…)

ペトラ「ちょっとオルオ、何新兵いびってんのよ」スタスタ

オルカ「いやっ!?お、オレは別に…調査兵団の厳しさって奴をこいつにだな」

ペトラ「それをいびってるって言うんでしょ」

エルド「どうしたんだ?」

俺「すみません。リヴァイ兵長から新兵はこっちの馬小屋の馬を使えって言われて…」

エルド「リヴァイ兵長が、新兵に直々に教えてる?…」

俺「え?…」

エルド「お前…もしかして、エレンと同じような何かが…?」

俺(馬小屋の場所教えただけで驚かれるって…あのリヴァイって人、普段新兵の面倒どんだけ見てねえんだ…)

ペトラ「あれ?でも、君の顔どっかで…」

グンタ「君は俺父さんの息子だろ」スタスタ

ペトラ「えっ!?」

エルド「なっ…まさか!?」

俺「あ、はい…」

グンタ「やっぱりな。あの人そっくりじゃないか」

俺「あれ?皆さん、父さんの事…」

ペトラ「私達、4年前君のお父さんに抜擢されて調査兵団に入ったのよ」

俺「ええ…?」

ペトラ「私達を抜擢した後、奪還作戦に投じられた25万人の素人の命を一人でも多く助けるって言って抜けて行ったけど…」

ペトラ「私達にとっても、あの人は恩のある人だったから…」

俺「そう、だったんですか…」

エルド「フッ、しかしまさか親子2代で調査兵団とは…」

グンタ「ああ。血は争えんな」

オルオ「へっ、何だよお前等…まさか今頃気付いたのか?お、俺はあの人の息子だってハナから気づいてたぜ」

俺(嘘つけ…)

1ヶ月後
カラネス区

鐘「」カラ-ンカラ-ン...

エルヴィン「これより、第57回壁外調査を開始する!前進せよ!!」ドドドッ

他の調査兵団達「「「オーッ!!」」」ドドッ

クリスタ「オーッ!!」ドドドッ

俺(今度こそ、俺は巨人に勝つ)ドドドッ



俺(俺達は1ヶ月間、長距離索敵陣形を頭に詰め込み…そしてあっという間にその時は来た)

俺(調査兵団は新兵の俺等の練度をある程度まで上げた後、シガンシナ区のエレンの家へ向けて東側のカラネス区から壁外へと出発した)

巨人「」ズシ-ン

俺「あっ、いきなり巨人が…」パカラッパカラッ

ミケ「この辺りの巨人は援護班に任せろ。オレ達はとにかく前へ進め」パカラッパカラッ

俺「は、はい!」

巨人「」ズシ-ン
援護班「」ビュオッ

俺(もう直、市街地から出る…つまり…)

エルヴィン「長距離索敵陣形、展開!」シュバッ!

俺(俺達新兵が担当するのは索敵と指揮の間の伝達班…)

俺(俺の位置は…)


コンマ下二桁
51以上4列の3(左側最後方、ミカサの後ろ、ユミルの斜め後ろ)
50以下3列の6(右側後方、ライナーの後ろ、ジャンの斜め後ろ)

安価下

コンマ20
ウォールマリア内

調査兵団達「「「「」」」」ドドドドドッ

エルヴィン「前方半円上に、長距離だが確実に前後左右が見える距離で、等間隔に兵を展開」

エルヴィン「可能な限り、索敵、伝達範囲を広げろ」

俺「クリスタ、また後でな」ドドドッ

クリスタ「うん!」ドドドッ

俺「ライナーも、落馬して背後に転がってくるなよ!」

ライナー「フン、落馬して転がるくらいならその場で巨人の餌になってやるさ…」ドドドッ

俺(列にする事で、この壁外調査での命綱…馬から落馬した奴が居たら後方の者が気付く可能性も出来る)

俺(しかし、俺の位置は右翼に最も近く最後方の3列の6)

俺(落馬しても背後は居ない…。そんな場所に俺やクリスタが抜擢されたのは乗馬が得意だったからだった)

俺「まさかこんな場所で昔取った杵柄が発動するとはな…」

俺(全然嬉しくねーけど…)

赤の煙弾「」ドシュッ

俺「…!」

俺(早速右翼前方から赤の煙弾…)スチャッ

赤の煙弾「」ドオンッ!!

俺「ジャンか荷馬車の護衛、無事に届いたか?…」ドドドッ

ジャン「あ…」ドオンッ!!


エルヴィン「…。」緑の煙弾「」ドオンッ!!



俺(俺達が索敵で知らせた煙弾を確認したエルヴィン団長が進路を決定、そうして巨人を回避しながら進むのが長距離索敵陣形だ…)

俺「うん?…」

ネス「俺!口頭伝達だ!」パカラパカラッ

俺「あ…はい!」パカラパカラッ

ネス「さっきので右翼で馬が一頭足らなくなった。右翼に馬を一頭持ってってくれ」

俺「了解!」ダダッ

ウォールマリア
右翼側

馬「」パカラパカラッ

俺(右翼で馬が一頭足らなくなった…)

俺(平地では立体機動はほぼ使えない。巨人との戦闘は極力避ける筈だが…)

俺(戦うしか無い状況に陥ったってか?…)

俺(しかも右翼前方じゃ無く、被害を受けたのは右翼…)

俺「フゥ…。フゥ…」


頭脳:クリスタ並み
コンマ下二桁
11以上俺、頭を回転させて慎重に進んだ(女型の巨人発見)
10以下俺、とにかく早く馬を持って行く事に集中していて…(死亡判定へ)

安価下

コンマ16
ウォールマリア内
右翼側

俺(通常の巨人1体や2体なら分かるが、さっきの赤の煙弾以降は煙弾は上がって無い)

俺(それに右翼側が馬の支援を必要になる理由…。奇行種に襲われた?…)

俺(しかし、奇行種発見時の黒の煙弾も上がっていない…)

俺(だとしたら、考えられるのは不意打ちを喰らって信号を上げる暇も無いくらいに戦闘中か…)

俺(もしくは既に…)パカラッパカラッ

俺「はっ!?」

森林「」バサッ

俺左斜め前「」調査兵団兵士「はっはっ!化け物!」パカラパカラゥ

俺(何だあの人?何かから逃げて…)

女型の巨人「」ズシンッズシンッズシンッ

俺「えっ…」

俺「何だあいつは!?あの人、奇行種に追われてる!」スッカチンッ

黒の煙弾「」ドシュッ

俺(後方の俺には気付いてない…。俺が剣を抜いて助けに行けば…)カシャンッ

女型の巨人「蹴り「」」ビュンッ

調査兵団「う、うわあぁあっ!?」

グシャッ!

俺「ああ…」

俺(間に…合わなかった…)カシャンッ!

女型の巨人「背中」

俺「中央へは黒の煙弾を送った。今は右翼の方を先に…」パカラパカラッ

空の馬「」タタッ

俺「あ?無人の馬?…何で?俺に頼んだんじゃ…?」パカラパカラッ

巨人「」

俺「ッ…!巨人!?止まれ!」グッ

馬「」ヒヒ-ン!!

調査兵団兵士「し、新入りか?…」

俺「あっ…」

巨人手「調査兵「」」ガシッ

俺「ええ…」

大量の巨人「」
大量の調査兵団死体「「「」」」ドクドク...

巨人手「調査兵団兵士「右翼は…壊滅だ…」」

俺「くっ!今度こそ…!」シャキンッ

調査兵団兵士「よせ!戦うな!」

俺「あ…」

調査兵団兵士「お前はもう、調査兵団の兵士の一員だ…。団長に右翼は壊滅だと伝え───!」

巨人「調査兵「」」ガブウッ!!

俺「ッ!?」クルッ

俺「クソッ!!」パカラパカラッ...スッ

黄色の煙弾「」ドシュッ

ウォールマリア
右翼後方

俺(黄色の煙弾を挙げたが、右翼後方の索敵が壊滅した事は中央には分からない筈…)パカラパカラッ

俺(荷馬車護衛班か、中央の指揮系統に直接被害を伝えなければ…)パカラッパカラッ

俺「あっ…」

俺前方「女型の巨人「」」ズシンズシンッ

俺「さっきの奇行種、ペースを一旦落としたのか?…」

俺(でも、今度は前方のネス班長の所に向かってる…)

俺(もしネス班長達も突破されたとしたら、次は次列のアルミンとライナーが危ない…)

女型の巨人「」ズシンズシンッ

俺(奴はこっちに気付いてない。俺なら…)

俺(しかし…)


調査兵団兵士『お前はもう、調査兵団の兵士の一員だ…。団長に右翼は壊滅だと伝え───!』


俺(同期と作戦…。クソッ、どっちを優先すれば…)


1俺がここで女型を止める!!
2作戦を優先して右翼壊滅を伝えに行く


多数決下3まで

ウォールマリア内
右翼側

女型の巨人「」ズシンッズシンッ

俺(あの奇行種は、ここで俺がやる!)シャキンッ

俺(マルコの時のようにはいかない…)

俺(作戦も大事なのは分かるが…俺は、俺の手でアルミンとライナーを守る!!)グッ

馬「」パカラパカラッ

俺「危ないからお前は離れてろ」スッ

予備の馬「」パカラパカラッ

俺「行くぞ!」パカラッパカラッ

女型の巨人「」ズシンッズシンッ

俺(もう直ぐだ。もう直ぐで射程圏内…)

俺(一撃で頸を…)グッ

女型の巨人「」チラッ

俺「何!?」

俺(こいつ、俺が背後から走って来た事にも気付いて…!?)

俺「くっ…!」グッ


コンマ下二桁
66以上俺、奴よりも先に動き…
31~65俺馬をやられたが…
30以下俺馬をやられて捕まったが…


安価下

コンマ83
ウォールマリア内
右翼後方側

俺「くっ…!」馬の上「」トンッ

女型の巨人「手「」」ブンッ

俺「遅いッ!」ビュオッ

女型の巨人背中「ワイヤー「」」バシュッ

女型の巨人手「ビュンッ」俺「…!」ブワッ

女型の巨人「目」チラッ...

俺(女型の攻撃をかわした!行けるッ!!)グッ

女型の巨人「頸「」」

俺(今直ぐその頸を、切り取ってやる!!)グルンッ

女型の巨人頸「右手「」」スッ

俺「あぁっ!?」

俺(何だこいつ!?巨人が弱点の頸をガードした!?)

女型の巨人「」

俺(そんなまさか!?こいつ、弱点を分かってて…)ゴクリッ...

俺(……いいや、弱点を手でガードしようと俺ならば奴の手ごと頸を!)グッ

俺「うおおおぉぉッ!!!」ビュオンッ

女型の巨人手「」

俺「貰った!!」グルンッ

女型の巨人手の甲「硬質化」ビキビキッ

ブレード「」パキンッ!!

俺「ッ!?」

俺(馬鹿な!?ブレードが、通らないだと!?)

女型の巨人「」

俺(さっきの頸を守ったのも、人間みたいな機敏な動きも…こいつはただの奇行種じゃ無い…)

俺(こいつは…。超大型や鎧…エレンの巨人と同じ……)ストッ

女型の巨人「」ギロッ

俺「…。」ゴクリ...

俺(知性を持った巨人だ…)

ウォールマリア内

女型の巨人「目」ギロッ

俺「あ…ぁぁ…」ゴクリ...

俺(駄目だ…。目付けられた…。奇襲の一撃はもう、通じない…)

俺(こんな平地じゃ、こいつにワイヤーを刺す以外立体機動も使えない…)

女型の巨人「」

俺「クソッ…。俺、こいつに…ここで殺されるのか…?」グッ

俺(…下手に乗馬が上手かったから信頼されて俺の位置だと後続は誰も居ないし…)

俺(唯一気付いてくれる並走してた右翼索敵班班も壊滅して…もう居ない)

俺(つまり、援軍は望めない…)

女型の巨人「目」

俺「…。」

俺(今回ばかりは、もう…どうにも…)

女型の巨人「」スクッ

俺「え?…」

女型の巨人「」ズシンズシンズシンッ...

俺「な、何だあいつ…?俺の事、殺さず…走って行きやがった…」

俺(いったい、どう言う目的で…)

俺「あぁ…そうだ。ここで止まってる場合じゃ無い…」

俺(折角殺されなかったのに、こんな所で立ってたら他の巨人に殺される)

俺「…。」スウッ...



コンマ下二桁
70以上クリスタと同じく馬に懐かれてた俺は口笛を吹く前に馬が戻って来た
11~70口笛を何回かするとやっと馬が一頭戻って来た
10以下しかし馬に懐かれて無かった俺は自分の馬が一頭も帰って来ず、逆に巨人が…(死亡判定へ)


安価下

コンマ73
ウォールマリア内

馬「「」」パカラッパカラッ

俺「おおっ、合図する前に戻って来るなんて賢いぞお前等」スッ

俺(でも、さっきの巨人はもう遥か先まで走って行って見失った…)

俺「先ずは隊に戻る事を優先するか…。少し時間ロスったが、馬2頭乗り換えながらだとなんとか追い付けるだろ…」パカラッパカラッ

俺(隊に戻ったら、荷馬車護衛班にさっきの奴の事と右翼索敵班が壊滅した事も伝えとこう)パカラッパカラッ...

俺(しかし、さっきの女型…どうして俺の事は殺さなかったんだ…)

女型の巨人『調査兵団「」』グシャアッ!

俺「…。」

俺「…他の調査兵の人の事は普通に蹴り殺してたよな…」

俺「なのに、なんで俺は許された…?」パカラッパカラッ

俺(…とにかくアルミン達は無事な事を祈ろう)


─────
────
───
──

俺(その後、俺は後方から荷馬車護衛班の最後尾に追い付き報告を入れた)

俺「3列の6、伝達班の俺より緊急連絡!」パカラッパカラッ

荷馬車護衛班「どうした!?」

俺「右翼索敵が巨人の大群に襲われ壊滅、またエレンのように知性を持つと思われる巨人が、索敵班右陣形前方を壊滅させて行っています!」

俺「奴の皮膚は硬く、手の甲へのブレードも通りませんでした。団長への判断をお願いします!」

荷馬車護衛班「分かった!良く伝えに来てくれた!お前は持ち場ふら戻れ!」

俺「了解!」パカラッパカラッ

俺(既に被害が大き過ぎて、右側の索敵が機能して無い…。残念だが、一時撤退だろうな…)

ウォールマリア内
右伝達班側

太陽「」スッ

俺(1時間くらい経って陽も昇って太陽が見えて来た…。視界さ良くなって来たが…)

クリスタ「大丈夫、落ちついて」
馬「」

俺「あっ、クリスタ!無事だったか!」パカラパカラ

クリスタ「あれ?俺君?何で私の左側から?…俺君って、3列の6の配置だよね?…」

俺「ああ…だが、既にクリスタより右側の陣形は機能していない…」

クリスタ「ええっ…そんな…」

俺「女型の巨人を見なかったか?」

クリスタ「女型の巨人?…」

俺「女みたいな格好した奇行種だ。奴は恐らく知恵を持ってる」

クリスタ「私は見てないけど…でもこの子が酷く怯えて、前からこっちに走って来て…」

馬「」

俺「誰の馬だ?いいや、前からって事は…。クリスタの前…まさかジャンの馬か?…」

クリスタ「嘘、早く探しに行かないと!」

俺「いや、それなら…」煙弾「」ドシュッ

クリスタ「あ…」

俺「近くに居たらこれで合図がある筈…。ジャン達が未だ生きてる前提だが…」

クリスタ「……皆んな、生きていて」グッ

何本かの木の麓「」紫の煙弾「」ドシュッ

クリスタ「あっ!」

俺「どうやら、未だ生きてたみたいだな」

ウォールマリア内

馬「」

ジャン「おおっ!オレの馬じゃねえか!ドウドウ…ははっ、こいつ落ち着けよ」

クリスタ「その子、酷く怯えてこっちに来て…」

ライナー「俺はクリスタと合流してたのか」

俺「ああ…。もう俺達より右側の陣形は残って無い…。巨人と交戦したり色々あってな…」

俺「でも、その様子じゃそっちも交戦したみたいだな…。ネス班長は?」

ライナー「やられたよ…。右前方の索敵班も女型の巨人に破壊されちまってる」

俺「そうか…。やっぱりあいつが…」

アルミン「俺もあいつと交戦したのか…。でも、よく生き延びれたね…」

アルミン「僕達も3人でかかったけど、数秒間の時間しか稼ぐ事しか出来なかった…」

俺「俺も同じさ…。生き延びたと言うより、見逃して貰ったと言うか…」

アルミン「えっ?…」

俺「うん?」

クリスタ「アルミン、その怪我は…大丈夫なの?…」

アルミン「あっ、う、うん。何とか…」

クリスタ「そう…。でも良かった、皆んな…最悪な事にならなくて…本当に良かった…」ポロッ...

太陽の陽「クリスタ「」」キラキラ...

ライナー&ジャン&ライナー「あっ…!」

アルミン(神様…)

ジャン(女神…)

ライナー(結婚したい)

俺「とにかく俺達も陣形に戻るぞ!こんな所で集まって止まってたら、巨人が集まってくる」グッ

クリスタ「あ…う、うん!行こう皆んな!」クイッ

アルミン(俺って、女の子に関してはエレンと同じタイプだよね…)

ジャン(何であいつ何ともねえんだよ…)

ライナー(クリスタの良さが分からんとは、あいつは多分ホモだろうな)

ウォールマリア内
右翼伝達班側

ジャン「しかし、壁を出て1時間足らずでトンボ帰りとは…見通しは想像以上に暗いぞ」パカラッパカラッ

ジャン「奴は何故か、戦闘の司令班とは逆の方向に行っちまったしなぁ」

俺「戦闘の司令班とは逆の方向?…」

ライナー「ああ。あの良いケツをした奇行種は、右側の陣形を散々荒らし回った後、後方の左翼側へと走って行きやがった」パカラッパカラッ

俺(何だ?あいつはいったい何が狙いなんだ?…)

俺(調査兵団の中で狙うとしたら…まさかエレンか?…)

緑の煙弾「「」」ドシュドシュッ

俺「え?…緑の煙弾?…」パカラッパカラッ

ジャン「なっ!?」パカラッパカラッ

アルミン「陣形の進路だけを変えて、作戦を続行するみたいだね」パカラパカラッ

クリスタ「そんな、撤退命令じゃないの?…」パカラパカラッ

ジャン「エルヴィン団長はいったい何考えてんだ!?」

ライナー「作戦続行不可能の判断をする選択権は全兵士にある筈だが…まさか司令班まで煙弾が届いてないのか?…」

アルミン「分からなくても、今の状況じゃやる事は決まってる…判断に従おう」スッ

緑の煙弾「」ドシュッ

俺(…あの女型を討伐しないと、多分俺達はシガンシナ区に着く前に全滅する)

俺(どうするつもりなんだ…?)

巨大樹の森「」  

俺「巨大樹の…森?…」

巨大樹の森横

俺(ウォールマリアの観光名所…巨大樹の森まで来た調査兵団は、中列の荷馬車護衛班以外は左右に別れて森の横を回り込む事になった)

ジャン「おいおい、何でこんな観光名所に来るんだぁ?…」

ジャン「本来の目的地からも、帰還地点からも偉いはずれようだぜ」

アルミン「分からない…分からないけど、エルヴィン団長の判断だ。何か意図があっての事だと思うけど…」

ジャン「どんな意図だ?そりゃあ…」

クリスタ「ねえ俺君…。私達、これからどうなるのかな…」

俺「さぁ…。予定通りなら、今頃兵站の拠点作りをしてる筈だ…」

俺「でも、あの女型のせいで既に索敵班はほぼ壊滅して索敵能力は機能して無い…」

クリスタ「…。」

俺「普通なら撤退する筈だが…」

臨時班長「全員止まれ!!」

俺達「「「あ…」」」グッ

臨時班長「良いか新兵共、よく聞け!我々はこれから迎撃態勢に入る」

臨時班長「抜剣して頭上で待機せよ!森に入ろうと言う巨人がいれば、全力で阻止するのだ!」

ジャン「あの…班長、それはどう言う…」

臨時班長「黙って指示に従え!!」

ジャン「マジかよ…」

俺(とりあえず、従うしか無いか…)



数分後

巨大な木の枝「」

俺&クリスタ&アルミン&ジャン&ライナー「「「…。」」」

ジャン「ったく。なんなんだよ、この状況…」

俺(ここには同期が4人居る…)

俺(ここには居ないサシャ、エレン、ミカサ、コニー、ユミル辺りは大丈夫なのか?…)

俺(今のところ巨人も来ないし暇だな…。誰かと話すか…?)


1クリスタと話す
2アルミンと話す
3ジャンと話す
4ライナーと話す
5誰とも話さず、頭回して今の置かれた状況を考えてみる

多数決下3まで

木の上

俺「アルミン」ストッ

アルミン「俺?…」

俺「さっき俺が巨人から見逃して貰ったって言ったら、何か驚いて無かったか?」

アルミン「ああ、うん…。僕も、顔だけ確認されて見逃されたんだ…」

アルミン「それも2回も…」

俺「あの女型の巨人…。俺とアルミンの事は見逃したのに、他の調査兵の事は迷い無く叩き殺しやがる…」

俺「いったいどう言う事なんだ?…」

アルミン「分からない…。でも、一つだけ言えるのはあの巨人はエレンと同じように知性を持った巨人だ…」

アルミン「そしてきっと、奴の狙いはエレンだ」

俺「俺の作戦計画書には、エレンはエルヴィン団長の居る荷馬車班の前…中央最前線に居るって書かれてたが…?」

アルミン「僕のには右翼前方だったよ」

俺「え?…」

アルミン「ライナーのには右翼側だったみたいだし、ジャンのには左翼前方だって書かれてた」

アルミン「つまり、皆んな別々の配置に書かれてるんだよ」

俺「何の為に?…」

アルミン「エルヴィン団長は見極めるつもりなんじゃ無いか?内の中にある敵を」

俺「内の中にある敵…?つまりあの女型は…」

アルミン「うん…。未だ僕の予想だけど、あいつを操ってるのは僕達と近しい存在だと思う…」

俺「俺達と近しい存在…」

俺(確かに、そう考えたら俺達だけは見逃した理由も納得は行くが…)

俺(誰だ?…)

クリスタ&ライナー&ジャン「「「」」」

俺(アルミン、クリスタ、ライナー、ジャンは省かれるとして…)

俺(左翼側の人間で居ない人間が巨人に?…いいや、それだと長距離索敵陣形を展開して皆んな位置を確認し合ってたんだ)

俺(なら、直ぐに右翼を襲いにはこれない…)

俺(調査兵団の中なら、巨人になった者は居ない…だとすると他に考えられるのは…)


コンマ下二桁
31以上一人だけ思い当たったが、信じられなかった
30以下分からない…


安価下

コンマ82
木の上

俺(俺達と近しくて…そして調査兵団以外でそんな事が可能な人物…)

俺「…。」

俺(…一人だけ、一人だけ心当たりがあるが…)

俺「いや、そんな訳無い……。はっ、何考えてんだ俺…流石に、デリカシー無さ過ぎるだろ…」

アルミン「どうしたの?…」

俺「いいや…何でも無い…」

アルミン「…。」

臨時班長「5メートル級接近!」

俺「あ…」

巨人「」ズシ-ンズシ-ン

俺(また奇行種か…。奴を倒すよりも、今は先に女型の巨人。…)

臨時班長「奴が森へ入ろうとする物なら、命を懸けて倒すんだ!」

俺「ッ…」グッ

アルミン「…俺が今、何を疑ったのか大体分かるけど」

俺「アルミン…?」チラッ

アルミン「でも、エルヴィン団長だって女型の巨人にエレンが狙われてる事だって分かっててこの森に入った筈…」

アルミン「きっと、何か作戦がある筈だ…。あの女型を止める何かが…」

アルミン「団長達を信じよう。それにエレンの周りだって、リヴァイ兵長とその班だって着いてる…」

アルミン「今は彼等を信じて、僕等は作戦に従おう…」

俺「ああ…。そうだな…」

木の下「巨人「」」

俺(巨人め、木の上の俺達を喰いたくて木の前で足を止めたか…)

俺(やっぱ普通の巨人はこうだよな…)

数分後
木の上

ドオ-ン!!ドオ-ン!!

俺「森の中が随分煩くなって来たな…」

アルミン「ああ。音に釣られてか、奴等も増えて来たね…」

俺「ああ…」チラッ

木の下「大量の巨人「「」」」

ジャン「作戦は森の中に巨人を入れるなだ。これでも良いんだろ?」

アルミン「うん。僕等はここで奴こうして等を引き付けとくだけで良いんだと思う…」

ドオ-ン!!ドオ-ン!!

俺「俺達兵士を犠牲に、女型の巨人の捕獲か…」

ジャン「やっぱそうなのか…」

俺「この状況、そうだとしか考えられないだろ…」

ジャン「…。」

俺「俺達にも一切知らされて無かったこの作戦が上手く行けば、巨人の謎が一気に解明される…」

ジャン「でも、それが正しいとは言えねえだろ。内部の情報を把握してる巨人の存在を知っていたらよ。対応も違ってた筈だ。お前等の所の班長達だって…」

アルミン「いや、間違ってないよ」

ジャン「は…何が間違ってないって?兵士がどれだけ余計に死んだと思ってんだ」

アルミン「ジャン、後でこうするべきだったって言うことは簡単だ」

アルミン「でも、結果なんて誰にもわからないよ。わからなくても選択の時は必ず来るし、しなきゃいけない」

アルミン「100人の仲間の命と壁の中の人類の命、団長は選んだんだ。100人の仲間の命を切り捨てることを選んだ」

ジャン「選んだって言ってもな…。んなもん勝手じゃねえか。お前は納得してんのかよ?」

俺「俺は…」


1俺はこれで世界から巨人が駆逐出来るのなら、それでも構わない
2…俺は納得はしていない


多数決下3まで

木の上

俺「…俺は納得はして無い」

アルミン「あ…」

ジャン「お前はそう、だよな…」

アルミン「僕は対して長くも生きてないけど、確信してることがあるんだ…」

アルミン「何かを変えることのできる人間がいるとすれば、その人はきっと大事なものを捨てる事ができる人だ」

アルミン「化け物をも凌ぐ必要に迫られたのなら、人間性をも捨て去ることができる人の事だ。何も捨てることができない人には、何も変えることはできないだろう」

俺「アルミンの言ってる事は、理屈的には正しいと思う」

アルミン「…。」

俺「多分、組織の上に立つべき人間はエルヴィン団長やアルミンのような考えを持ってる人じゃ無いと務まらないだろう…」

俺「俺のようなのが率いても、何も変えられない…。きっと組織を破滅させるだけだ」

アルミン「い、いや、僕も…口だけで…」

ジャン「おい、一旦話は終わりだ。場所を変えるぞ」

アルミン「あ…」

木の間「巨人「」」ググッ

ジャン「こいつ、少しずつ木を登って来てる…。奴等、ちょっとずつ学習してやがる…」ドシュッ

アルミン「ああ…」ドシュッ

俺「…。」

ジャン「俺!何やってる!そこに居たら捕まるぞ!」

アルミン「俺!」

俺「ッ…!」バッ

アルミン「あ…」

俺「」グルンッ
巨人「」

俺(…でも俺には、目の前の命を捨てる事は出来ない)

俺(父さんもそうだった…。ウォールマリア奪還作戦に投じられた市民の命を守る為に、あの無謀な作戦にも殉じた…)

巨人「頸」ズバアッ!!

俺(俺も同じだ…。俺では何一つ未来は変えられなくても…それでも、目の前の命を捨てる事は、俺には出来ない…)

巨大樹の森

ライナー「さっきから鳴ってた砲撃の音が止んだな…」

俺「女型が捕まったか、もしくは失敗して…団長達荷馬車隊が全滅したか…」

クリスタ「だ、大丈夫だよ。きっと上手く行ってるよ!」

ライナー「ああ…。上手く行ってくれねえと、オレ達がここで囮になってる意味がねえ…」

俺「…。」

俺(上手く行ってて欲しいのは山々だが、あの巨人…)

俺(ライナー、ジャン、アルミンの3人がかりでも数秒しか止められ無かった…)

俺(それに…)


巨人の手の甲「ブレード「」」バキンッ!!


俺(…戦ってみた感想としては、一筋縄じゃいかない)

俺(嫌な予感がするな…)グッ


森の中「ギャオオオオッ!!ガアアアァァァッ!!!」


俺「…!?」ハッ!

クリスタ「な、何!?」

ライナー「森の中から、巨人の叫び声みたいなのが…」

俺「まさか、奴の断末魔か?…」

クリスタ「あっ!」

大量の巨人「「「」」」ズシンズシン

ライナー「何!?俺達の事を狙ってた巨人が一斉に森の中に向かって!?」

クリスタ「そんな!?奇行種だったって事!?」

大量の巨人「「「」」」ズシ-ンズシ-ン!!

臨時班長「全員突撃!奴等を森の中へ入れさせるな!」シャキンッ!!

俺「くっ!」シャキンッ

ライナー「やるしかねえってのか」シャキンッ!

クリスタ「ッ…」シャキンッ

巨人「」ズシ-ンズシ-ン

俺(先ずは俺の真下を通ったこいつから…)ヒュ-ン

巨人「」ダッダッダッ

俺「なっ!?」クルッ

クリスタ「駄目!こっちに見向きもしない!?」

ライナー「どうなってんだ!?」

森の中

ズシ-ンズシ-ンズシ-ン

ジャン「な、何が起こってんだ?…いったい…」

アルミン「分からない…。でも、巨人が…」

森の中「」ドシュッ!!

俺「あ…」

クリスタ「青い煙弾?…」

ライナー「撤退信号だと?…」

臨時班長「新兵共撤退だ!巨人が森の奥に行ってる間に繋いだ馬まで戻れ!」ドシュッ

ジャン「女型を捕まえたって事か?…」

アルミン「何にせよ、とにかく班長の所に戻ろう」ドシュッ

ジャン「ああ!」ドシュッ

俺「ッ…」

俺(巨人が大量に走って行って、森の中では今…何が起きてるのかは分からない…)

俺(でも、ここまでの俺の予感だと…)

俺「くっ…!」ドシュッ

クリスタ「俺君!?」

ライナー「何処へ行く俺!?命令は撤退だぞ!」

俺「嫌な予感がする…俺は森の中を見てくる!クリスタの事頼むライナー!」

クリスタ「俺君!?」



巨大樹の森

俺「ッ…!」ドシュッ

俺(何だこの感じ…作戦が上手く行ってる気が微塵もしない…)ギュ-ン

俺(マルコの時のように、何も知らないまま失ってたまるか…)

俺(今度こそ、俺が…)グッ


コンマ下二桁
61以上しかし、グンタの死体を見つけた…
60以下森の中で雷が光ったような場所へ向かったら、ちょうど俺の目の前でペトラが蹴り潰され、オルオは蹴り殺された…


安価下

コンマ81
巨大樹の森

俺「あっ…」ギュ-ン

逆さ吊りの調査兵「」

俺(あそこで一人死んでる…?でも、何だ…?)

背中「深く斬られた跡「」」ドクドク...

俺(この人、巨人に殺された殺され方じゃ無い…ブレードで?…)ストッ

俺「あれ?この人…」 

グンタ「」

俺(確か、リヴァイ班の…)

グンタ『やっぱりな。あの人そっくりじゃないか』

俺(間違い無い。この人、グンタって人だ…)

俺「でも何で、巨人じゃ無く…人に…殺されて…?」

雷「」ドオ-ン!!

俺「うっ!?何だ?」

俺(前方で、何か光が?…)

俺(今、向こうで何かが起きている…)

俺「……いや、間違い無い。女型だ。俺も直ぐに行かないと!」ギュ-ン



大木の前

木の枝の上「」 ストッ

俺(追いついた…。だが…)ゴクリ...

大木「」
女型の巨人手「頸」スッ

エルド&ペトラ&オルオ「「「」」」ドシュッ

俺(あの3人、逆に女型を追い詰めてるのか…?強い…父さんが抜擢しただけはある…)

俺(嫌な感じがして来てみたが…俺のやる事は、無さそうか?…)

巨大樹の森

俺「…ッ」

大木「」
女型の巨人「目」ドロッ...

エルド(視力を奪った!少なくとも奴は、1分間暗黒の中!)ビュオッ

ペトラ(それまでに仕留める!)ビュオッ

オルオ(捕獲などクソ喰らえ!)ビュオッ

エルド(今殺す!)ギュ-ン

ペトラ(ここで惨めに死ね!!)ギュ-ン

オルオ(クソ女型に報いを!)ギュ-ン

女型の巨人「」ズバアッズバアッズバアッ!!!

ペトラ「削いでやる!」ズバアッ!

オルオ「その腕を!」ズバアッ!

エルド「落とす!」ズバアッ!

女型の巨人腕「」ダラン...

俺(あぁ…。女型の腕が…)

エルド「次は首が!首を支える筋肉を削ぐ!」シャキンッ

ペトラ「頸が狙える!」シャキンッ

俺(落ちるのか?この化け物も…この3人にかかったら…。こんなに簡単に…)

俺(これが、チームワークの強さか…。あの女型もここで…)


アルミン『何かを変えることのできる人間がいるとすれば、その人はきっと大事なものを捨てる事ができる人だ』


俺(アルミンの言葉!?何で今……)

俺「はっ!?」

女型の巨人「」

巨人樹の森

女型の巨人「」
エルド「今直ぐその頸をっ!!」ビュオッ

俺「駄目だ!行くな!そいつはもう目が!」

エルド「何!?──」ビュ-ン

女型の巨人目「ギロッ」

女型の巨人口「エルド上半身「」」バクッ!!

俺「あぁ…」

ペトラ「エルド!?」

女型の巨人「エルド上半身「」」プッ

俺「くっ!」ドシュッ

ペトラ「何でよ…未だ目が見える訳が無い!?」

女型の巨人「目「」」ギロッ

ペトラ「片目だけ!?片目だけ優先して早く治した!?そんな事が出来るなんて!?」ビュオッ

女型の巨人「」ダッダッダッ

オルオ「ペトラ!早く態勢を早く直せ!!」ギュ-ン

俺「ッ…!」ビュオッ

俺(駄目だ!あいつを止める方法が無い…!)

ペトラ「」ギュ-ン
女型の巨人「」ダッダッダッ

俺「ッ…!」チラッ

オルオ「ペトラ、早くしろおおおっ!!」


コンマ下二桁
31以上俺、一つだけ思い付き一か八かで咄嗟に行動に出る(下の判定へ)
30以下ペトラ踏み潰され、オルオは蹴り殺された…

安価下


コンマ下二桁
31以上俺、自らの身体を張ってペトラの事は助けれたが…
30以下…思い付いたが俺の一瞬の判断の遅れで、何方も間に合わなかった


安価下2

コンマ67
コンマ14
巨大樹の森

俺(…いや、一つだけある!俺は既に、奴の攻撃を一度止めてる)ビュオッ

俺(2度目は無いかもしれんが、それでも…父さんが抜擢した人達をミスミス見殺しには…)ギュ-ン

ペトラ背後「アニ足「」」スッ

俺(だが待て。このままペトラさんを助けても、仲間を殺されて激昂してるオルオさんが奴に飛び掛かる)チラッ

オルオ「ペトラ早くしろおおお!!」ビュオッ

俺(どっちも助けるには、俺はどうすれば……)


アルミン『ジャン、後でこうするべきだったって言うことは簡単だ』

アルミン『でも、結果なんて誰にもわからないよ。わからなくても選択の時は必ず来るし、しなきゃいけない』

アルミン『100人の仲間の命と壁の中の人類の命、団長は選んだんだ。100人の仲間の命を切り捨てることを選んだ』


俺(選ぶ…?ペトラさんかオルオさん、どちらかの命を…?俺が…?)

ペトラ「───!」

オルオ「───!」

俺(無理だ…!どっちかの命を選ぶなんて、俺には……どっちも助けたい…)

俺(どっちも───)

木「ペトラ「女型の足「」」」ドンッ!!

俺「ああっ…」

オルオ「ッ…!」グッ

俺「やめろオルオさん!?一人じゃ無理だ!」クルッ

オルオ「おい…死ね!!」ブンッ
女型の巨人「頸「硬質化「」」パキンッ!!

俺「ぁ───」

オルオ「何故だ…手の甲じゃ無く、頸でも…刃が」

女型の巨人「足「」」ビュオッ

オルオ「ぶおっ!?」ドガッ!!
木「」グチャッ!

俺「あ……あぁ…」

女型の巨人目「俺「」」チラッ

俺「あぁ…ぁ…」

俺(どっちかは絶対助けれた…。助けれたのに、俺が…咄嗟に判断出来なかったせいで…)

ペトラ「」ドクドク...
オルオ「」ドクドク...  

俺「ペトラさん…オルオさん……」グッ

女型の巨人「俺「」」ジッ...

エレン「こいつを…こいつを…殺すッ!!」ガブッ!!

俺「うっ!?」

女型の巨人「」チラッ

エレン巨人「うおおおおおおおっ!!」ズシ-ンズシ-ンズシ-ン

巨大樹の森

俺「ハァ…ハァ…」

ペトラ「」ドクドク...
オルオ「」ドクドク...

俺(俺が…選択しなかったから…。どっちも助けようて、欲張ったから…)

俺「守れ…なかった…。また、俺は…守れなかった!!」ツ-...

俺「ッ…!」クルッ

エレン巨人「うおおおおっ!」ブンッ
女型の巨人「」

俺「くっ…!」ドシュッ



エレン巨人「うおおおおっ!」ブウンッ

女型の巨人「」サッ

エレン巨人「うおおおおっ!」クルッ

女型の巨人「蹴り「」」ドガッ

エレン巨人腹「」ドンッ

俺「エレン、援護する!俺もコイツを殺す!!」シャキンッ!!

女型の巨人「俺」ジッ...

エレン巨人「うおおおおっ!」
エレン巨人手「」サッ

俺「エレン!?」木「」ストッ

エレン(援護なんか要らねえ…。お前は下がってろ)

俺「エレン…」

エレン(もう誰も、俺の仲間は死なせない!!コイツは俺がぶち殺して…食ってやる!!)ブンッ

女型の巨人「右手「」」ガシッ!

女型の巨人背後「エレン巨人腹「」」ドガッ

エレン巨人「うおおおおっ!」ブウンッ

女型の巨人「ほほ」ガッ

女型の巨人「」ゴロゴロ...

俺(素の格闘術は女型の巨人の方が上だが、エレンの巨人の方が気迫で押してる…)

俺(このまま行けば本当に勝てるぞ…。でも、何だ?この感覚…?)

巨大樹の森

エレン巨人「うおおおおおっ!!」ブンッ

女型の巨人「」ドガッ

エレン(オレが、もっと前に戦っていれば……リヴァイ兵長も居たんだ。捕獲だって出来たかもしれない…)

リヴァイ『お前は間違って無い…。やりたきゃやれ』

エレン(オレは…オレが選んだ…。オレがした選択で、皆んな死んだ…オレのせいで皆んなが…)

女型の巨人「」

エレン(けど、やっぱりお前が悪い!!)

エレン巨人「うおおおおおっ!!」ブウンッ

女型の巨人「」サッ

エレン巨人「うおおおおっ!」

女型の巨人手の甲「硬質化「」」ピキピキッ!

エレン巨人顎「」ガアンッ!!

俺「ああっ…」

エレン巨人「がああぁぁぁっ!」ズズズ...

女型の巨人「!?」

エレン巨人手「女型の巨人腹「」」ドガアッ!!

女型の巨人「」ブワッ
木「」ドガッ

女型の巨人「」ズルッ...

俺(もう一息だ…やれる)

エレン巨人「膝蹴り「」」ブワッ木「」ガアンッ!!
女型の巨人「」タッタッタッ

俺「え…!?」

女型の巨人「」スッ

俺(何だ?この、女型の構えは?…)

エレン(え?…)

女型の巨人「ハイキック「」」ビュンッ

エレン巨人顔「」バキイッ!
木「」ボキッ!!

俺「…!」


コンマ下二桁
61以上俺、今の蹴りで女型の巨人が誰なのか分かってしまった…
60以下俺、エレンがやられたので参戦するが…

安価下

コンマ00

1超巻き戻し
2女型が俺に気を取られたので、実はトドメを差し切れておらず未だ辛うじて息があったペトラ
3俺、誰も守れなかった悲しみから大覚醒(ミカサより更に動けるように)

多数決下3まで

コンマ00
巨大樹の森

俺「ッ…」ドクンッ...

俺(あの、女型の巨人…)


女型の巨人『』ズシンズシンズシンッ...

俺『な、何だあいつ…?俺の事、殺さず…走って行きやがった…』

アルミン『僕も、顔だけ確認されて見逃されたんだ…それも2回も…』


俺(他の調査兵の事は容赦無く殺す癖に、俺やアルミンの事は見逃した…)ドクンッ


女型の巨人「」
機能停止したエレン巨人「」プシュ-...


アルミン『未だ僕の予想だけど、あいつを操ってるのは僕達と近しい存在だと思う…』

俺(…一瞬、そんな気はしたけど…ずっとそんな訳が無い…。あり得ないって自分に言い聞かせて来た…)

俺(でも…)

俺(今の女型の巨人の格闘技からの構えからの、人の顔の目の隣に飛んでくる強烈なハイキック…)


女型の巨人『蹴り』
木「」ボキイッ!!
エレン巨人顔『』バキイッ!!


俺(今のは、もう……)


俺顔横『蹴り「」』ビュオンッ

アニ『これなら今度からは私も本気出せそうだ』

女型の巨人「」ズシンズシン
エレン巨人「」

俺「アニ……。お前、何やってんだよ…」グッ

巨人樹の森

女型の巨人「」
エレン巨人「」ガシッ

俺(お前が、何で巨人を操ってんのか俺には分からない…)

俺(どうしてエレンの事狙うのか、俺には…分からない…)

俺(……でも、お前は)チラッ

グンタ「背中」ドクドク...

俺(人を躊躇無く斬り殺して…)

エルド上半身「」ドクドク...

俺(人を殺める為に噛み殺して…)

オルオ身体「ぐちゃぐちゃ」ドクドク...

俺(人を容赦無く蹴り殺して…)

ペトラ「」ドクドク...

俺(人を、簡単に踏み潰して!!!)

女型の巨人「エレン巨人頸「」」ブチイッ
エレン巨人頸「エレン「」」パアッ

俺(そして今、エレンをも殺そうとしてる!俺の目の前で!!)

俺(アニ…お前は、人類の敵だ!!一番近くに居た俺が今ここで…)グッ

「ゴホッ…」

俺「!?」ハッ!

ペトラ口「血」ブシャッ

俺(なっ…ペトラさん!?未だ息が…?)

俺(木に踏み付けられて即死だったと思ってたが、生きていた!?)

女型の巨人口「エレン「」」ア-ン

俺(エレンかペトラさんの何方か……いいや…もう、俺は迷わない!!)ビュオッ

ミカサ「エレーン!!」ビュオッ

俺「ミカサ!?」ビュオッ

ミカサ「俺?…」ビュオツ

俺「ミカサ!?お前も来てたのか!ならエレンを頼む!」ギュ-ン

ミカサ「何を!?ここまで来てるなら、貴方も一緒にエレンを助けに!」

俺「俺は重傷者を助ける!」タッ

ミカサ「くっ…!」ビュオッ

巨大樹の森

俺「ペトラさん!」スッ

ペトラ「ぅ…」ピクッ...

俺(女型の踏み潰しが浅かったのか?未だ息は辛うじてあるが…)

ペトラ両腕「」グニャッ
ペトラ片足「」グニャッ

俺(木にぶつけられた衝撃で両腕で片足が明らかに骨折…)

俺(肋骨も何本かやってるだろう…)

俺(だが、奇跡的に内臓まで破壊されたような形跡は無い…。直ぐ本部へ連れて行って応急処置をすれば未だ助かる見込みはある…)

ペトラ「な…何を…してるの…」ブルブル...

俺「あっ…」

ペトラ「私は…良いから……エレンを…守っ…て…」

俺「…いいや、仲間も来てくれた。俺はどっちも助けます!」スッ

ペトラ「うっ…馬鹿な事を…私は…」ガシッ

俺「もうこれ以上の犠牲は沢山だ…」ギュッ

ペトラ「ッ…」

俺「このまま貴方だけでも連れて、本部まで戻ります」ギュ-ン

ペトラ「ハァ…ハァ…」チラッ

オルオ「」ドクドク...
グンタ「」ドクドク...
エルド「」ドクドク...

ペトラ(皆んな……私だけ…私だけ、生き延びて…)ポロッ...

俺(後はエレンを、ミカサが回収すれば…)ギュ-ン

リヴァイ「おいクソガキ…。お前は右翼側の伝達の筈だろ?…何故森の中に居る?…」ギュ-ン

俺「あっ、リヴァイ兵長?…」ギュ-ン

リヴァイ「…。」チラッ

俺腕「ボロボロのペトラ「」」

リヴァイ「酷い状態だが、生きてるのか?…」

俺「い、生きてます!直ぐ本部まで戻って手当てすれば、未だ助かる見込みが…」

リヴァイ「…仲間の命の危機を感じ取って命令違反したか」

俺「あ…」

リヴァイ「チッ…。親子揃って、そう言う所だけは良い嗅覚を持ってやがる…」

俺(褒め…られてんのか?…)

リヴァイ「だがこっちは本部じゃ無い。お前は何処へ向かってるんだ?…」

俺「こっちの方角にエレンを喰った女型の巨人と、それを追ってるミカサが居ます!二人を助けないと…」

リヴァイ「ペトラを抱えたそんな状態で、いったいどうやって助ける気だ?」

俺「そ、それは…」

リヴァイ「まぁいい…。そっちに案内しろ」ギュ-ン

俺「はっ!」ギュ-ン

undefined

巨大樹の森

ミカサ「うええいいっ!でえいっ!」ブウンッ!!

女型の巨人「手の甲「刃」」パキンッ!!

ミカサ「くっ!?何故刃が通らない…」

女型の巨人「」チラッ

ミカサ「絶対…生きてる…。絶対にエレンは生きてる!!」シャキンッ

ミカサ「何処に行ったって、その女殺して…身体中掻っ捌いて…その汚い所から出してあげるから」

ミカサ「ごめんねエレン…。もう少しだけ、待ってて」

女型の巨人「拳「ミカサの居た場所」」ドガンッ!!

ミカサ「ッ…!」スッビュオッ

女型の巨人「」ズシ-ンズシ-ン

ミカサ「…!待て!」

ガシッ!

リヴァイ「ミカサ身体「」」ビュオッ

ミカサ「な、何!?」

リヴァイ「一旦離れろ。この距離を保て」ギュ-ン

ミカサ「ッ…!」ギュ-ン

巨大樹の森

俺「ミカサ、エレンは?」ギュ-ン

ミカサ「あいつに頸ごと喰われた…。でも、未だ生きてる」

女型の巨人「」ズシンズシンズシンッ

リヴァイ「その根拠は?…エレンは死んで無いのか?」

ミカサ「生きてます。目標には知性があるようですが…その目的はエレンを連れ去る事です…」

ミカサ「殺したいのなら、最初から潰す筈…。目標はわざわざエ 口に含みながら戦いながら逃げてます」

リヴァイ「エレンを喰う事が目的かもしれん。そうなれば、エレンは胃袋だ…普通に考えれば死んでいる…」

ミカサ「生きてます!」

俺「リヴァイ兵長…。俺も、ミカサと同じくエレンは未だ生きてると思います…」

俺「ただ喰いたいだけなら、あいつならもっと効率良くやる筈…」

リヴァイ「お前…何か奴について、少しは知っているみたいだな…」

俺「あっ、いえ…」

リヴァイ「まぁいい…。それは追々帰ってから聞く。今はエレンの奪還が先だ」

リヴァイ「こいつはペトラを抱えていて戦力にはならん。オレとお前で行く」

リヴァイ「目的を一つに絞るぞ。先ずは女型を仕留める事は諦めろ」

ミカサ「…!奴は、仲間を沢山殺しています!」

リヴァイ「皮膚を硬化させる能力がある以上は無理だ。オレの判断に従え」

リヴァイ「エレンが生きている事に全ての望みを賭け、奴が森を抜ける前に救い出す」

リヴァイ「オレが奴を削る…お前は注意を引け!」シャキンッ

ミカサ「…!」

巨大樹の森

女型の巨人「」ズシンズシンッ

ミカサ「…!」ドシュッ

リヴァイ「…。」ドシュッ

俺(アイツ、足元に飛ぶミカサには目もくれていない…。狙いはリヴァイ兵長か?)

女型の巨人「拳」クルッビュオンッ
リヴァイ「ッ…」クルクルクルッ

俺「ああっ!?」

女型の巨人右腕「」ザクザクザクッ!!

リヴァイ「くっ!」バッ

女型の巨人両目「」ズバアッ!!

リヴァイ「ッ…!」シャキンッ!

女型の巨人「」ズバズバズバズバッ!!

ミカサ(は、速い…速過ぎて、硬化で防ぐ隙も無い…)

俺(何だあの速度!?ミカサでかなり強いと思ってたが、更にミカサの3倍くらい速い…。アレが、人類最強の兵士...)

木「」
女型の巨人手「頸」ズシ-ン

リヴァイ「くっ!」ビュオッ

女型の巨人「」ズバズバズバッ!!

女型の巨人右手「」ダランッ...

ミカサ「あ…」

女型の巨人「頸「」」

ミカサ(頸が…。狙える!)

女型の巨人「」

ミカサ(疲弊してる…きっと動けない!殺せる!)スッ

女型の巨人肩「ワイヤー「」」カシンッ!

俺「はっ!?」

俺(アレは、さっきのペトラさん達の時と同じ…)

女型の巨人口『エルド「」』バクッ!

俺「…!落ち着けミカサ!それは罠だ!!」


コンマ下二桁
81以上ミカサ、俺の事を信頼していたのでギリギリストップした
80以下エレンを奪われて逆上中のミカサには俺の声は届かなかった


安価下

コンマ00(巻き戻し権利ストック3つ目(上限)

1超巻き戻し
2ミカサ、俺とは珍しくアルミン以降の親友枠(ヒロインではない)+撤退戦にて遅れてるユミルorコニーorサシャとイベント

多数決下3まで

コンマ00
巨大樹の森

ミカサ「罠?…」

女型の巨人「左手「」」スッ

ミカサ「…!」

ミカサ(やられたフリ!?)

女型の巨人「ミカサワイヤー「」」グイッ

ミカサ「うっ…!?」グイッ

俺「ミカサ!」ビュオッ

俺(すみませんペトラさん、少し骨が痛むかもしれませんが我慢して下さい!)シャキンッ
ペトラ「」ギュッ

ペトラ「うっ…」ギシッ

俺「あああぁぁっ!」ピュオッ

女型の巨人指「」ザンッ!

ワイヤー「」パッ

ミカサ「くっ!ありがとう助かった!」ビュオッ

リヴァイ(あの女を助けた時の今の動き…。なるほど、あいつも少しは…)ビュオッ

リヴァイ「はぁっ!!」

女型の巨人顎「」ザンッ!

女型の巨人口「エレン「」」バカッ

俺「あっ!」

ミカサ「エレン!」

リヴァイ「ッ…!」エレン「」ガシッ

リヴァイ「来い!ずらかるぞ!」ギュ-ン

俺「はい!」ギュ-ン

ミカサ「エレン…」ギュ-ン

リヴァイ「多分無事だ。生きてる…汚えが…」

粘膜「エレン「」」ドロッ...

リヴァイ「もう奴には関わるな…。撤退する!」

女型の巨人「煙」シュ-...

リヴァイ「作戦の本質を見失うな。自分の欲求を満たす事の方が大事なのか?」

リヴァイ「お前の大事な友人なのだろう?」ドシュッ

ミカサ「ぁ…違う。私は……」

俺「ミカサ、反省は後ですれば良い、俺達もリヴァイ兵長について行こう」ドシュッ

ミカサ「ええ…」ドシユッ

俺(大切な…友人…)チラッ

女型の巨人「」

俺「あ?…」ギュ-ン

女型の巨人「涙「」」ツ-...

俺「ッ…」

俺(何でお前が泣くんだよ…。泣きてえのはこっちだよ…)

ウォールマリア内

俺(エレンを奪還し、巨大樹の森を抜けた俺達は生き残った調査兵団と合流し…巨人との戦いで殺された仲間達の回収作業を行っていた)

ハンジ「そーっと、そーっとだ」

調査兵「はい」スッ

ペトラ「うっ…」ズキッ

俺「大丈夫ですか?ペトラさんは…」

ハンジ「簡単に診ただけで両腕に加えて、右脚、そして肋骨が6本…」

ハンジ「何とか生きてるけど、これだけ重傷なら帰っても暫くは調査兵団への復帰は難しいだろうね…」

ハンジ「最も、一番ダメージを負ったのは4年前彼女と同時期に入った同期が全員死んだ事による心だろうが…」

俺「はい…」

チラッ

リヴァイ「…。」

エルド&グンタ&オルオ死体「「「」」」

リヴァイ「…。」スッ...

俺(これまで共に死戦を潜り抜けた同期が全員殺されたんだ…。あのリヴァイ兵長でさえショックを受けてる…)

大量の死体「「「」」」

荷馬車「死体「」」スッ

ジャン「こればっかりは慣れねえな…」

アルミン「誰だってそうだよ…」

ジャン「仲間がどんな風に死ぬのか…自分がどう死ぬのか…そればっかり考えちまう…」

アルミン「僕は考え無いようにしてるんだ…」

アルミン「自分の最後なんて想像したら、多分…戦えなくなるから…」

俺「…。」

俺(でも、どんなベテランでも巨人と戦って死ぬ時は一瞬だ…)

俺(調査兵団は3年間生きていれば立派なベテラン…今ならその言葉、分かる気がする…)

ウォールマリア内

コニー「いつまで生きてられっかな…」

サシャ「とりあえずは、生き延びたじゃないですか」

コニー「とりあえずはな…」

サシャ「良かったじゃないですか。生きてるんですから」

コニー「死んだ奴等の遺体に向かって、そう言えるか…?もう国には帰れねえかもしれねえな」

サシャ「…。」

コニー「…。」

ウォールマリア内

分隊長「ほぼ終わりました。回収不能が5体ほどありましたが…」

エルヴィン「一部でも無理か?」

分隊長「巨人のせいで、回収できない者以外は…。あれならばむしろ、持ち帰らない方が、遺族のためかと…」

エルヴィン「行方不明で処理しろ」

分隊長「はい…。巨人は森の周辺で数体確認しましたが、此方に向かってくる物は未だ居ません」

エルヴィン「直ちに移動だ。各班に伝えろ」スッ

分隊長「はい!」

ピーター「納得いきません!エルヴィン団長!」

調査兵「おい、お前…」

エルヴィン「…。」クルッ

ピーター「回収すべきです!イヴァンの死体は、直ぐ横にあったのに!」

分隊長「巨人が横に居ただろう!二次被害になる恐れがある!」

ピーター「襲って来たら、倒せば良いではありませんか!」

調査兵「イヴァンは同郷で幼馴染なんです。彼奴の親も知っています。せめて連れて帰ってやりたいんです!」

リヴァイ「餓鬼の喧嘩だ」

調査兵「リヴァイ兵長…」

リヴァイ「死亡を確認したなら、それで十分だろう。遺体があろうがなかろうが、死亡は死亡だ。何も変わることはない」

エルヴィン「イヴァンたちは行方不明として処理する。これは決定事項だ。諦めろ」スタスタ

ピーター「お二人には、人間らしい気持ちというものがないのですか!!」

エルヴィン「…。」スタスタ



俺「そろそろ出発だよな。団長達、何揉めてんだ?」

ミカサ「さあ…」

俺「エレンの様子は?」

ミカサ「眠ってる。でも、直に目を覚ますと思う…」

俺「そうか…。なら、良いが…」

俺(そういや、左翼側の連中はミカサ以外全然会わなかったな…)

俺(出発まで未だかかりそうだし、誰かと話しておくか)


1サシャと話す
2コニーと話す
3ユミルと話す


多数決下3まで

ウォールマリア内地

俺「おーい、サシャ」スタスタ

サシャ「あ、俺。どうしたんですか?」

俺「いや、こっちはずっと限界だったけど…サシャの方は無事だったかのかなって心配になって…」

サシャ「そ、そりゃあ右翼側に比べたらこっちは例の奇行種が居なかったですから…」

俺「大丈夫だったんだな?…」

サシャ「え、ええ…。今回は俺が近くに居なくても、全然…」

サシャ「だっ…大…」

サシャ「…。」

俺「大?…」

サシャ「大丈夫な訳無いじゃ無いですかぁ~っ!?」バッ

俺肩「」ガッ

俺「!?」ビクッ!

サシャ「建物に隠れてた奇行種の索敵を漏らして追いかけられた時は、もう何回私ここんだって死ぬんだって思ったか分かります!?」グイグイ

俺「あわわ…」ガクガク

サシャ「助かったと思ったら団長は作戦とは全く違う事し出すし、索敵班の先輩達は大勢死ぬし!」ググッ

俺「お、落ち着けサシャ!?」ガクガク

エルヴィン「撤退を開始する!ウォールローゼの壁まで進軍開始!」

俺「さ、サシャ。退却開始だ…馬に…」

サシャ「唯一一緒に居たミカサは巨人の咆哮が聞こえたと思ったら、いきなりエレンエレン叫び出しで何処かへ行くし!」

サシャ「もう私せれれんよ!本当にせれれんよ!?」

俺「せれれん?…サシャの所の方言か?」

サシャ「はっ!?///」口「」バッ

俺「どう言う意味だ?…」

サシャ「そ、それは……さあ私達も退却しましょう!」馬「」サッ

俺「は?…」

ウォールマリア内地

馬「「「」」」ドドドド

俺「と、とにかく…左翼も大変だったと?…」パカラッパカラッ

サシャ「大変でした。私こう見えて臆病なんですから、今度はちゃんと近くに居て下さいよ」

俺「いや、それは…配置とか俺が自由に決めて良い物じゃ無いし…」

サシャ「そこを何とかして…」

分隊長「巨人だ!」

俺「ッ…!?」チラッ

サシャ「えっ?…」チラッ


巨人「「」」ズシンズシンッ

ピーター「はっはっはっ…」イヴァン死体「」ガシッ

ピーター幼馴染「はあっはあっ…」パカラッパカラッ


俺(あの二人、何やってんだ?巨人を引き連れて…)パカラッパカラッ

分隊長「馬鹿が!!」ドシュッ

赤の煙弾「」ビュオッ

サシャ「こ、こんな平地じゃ、立体機動も碌に使えませんよ!!急ぎましょう!」パカラッパカラッ

俺「あ、ああ…」パカラッパカラッ


巨人「」ブンッ
ピーター背中「」ガッ

イヴァン死体「」ガッゴロゴロ...

ピーター「あぁ…」

巨人手「ピーター幼馴染「うわっ!?あああっ!?」」ガシッ

ピーター「くっ!」ドシュッ


俺(あの人達…)

サシャ「何やってるんですか俺!もっとペースを…!」


1助けに行く
2サシャと共にこのまま逃げる


多数決下3まで

ウォールマリア内地

俺「クソッ!」パカラッパカラッ...

サシャ「ちょっ!?やっぱり貴方馬鹿なんですか!?何下がって…」

俺「これ以上犠牲者を出してたまるか…」シャキンツ

サシャ「ああ、もう私知りませんからね!?勝手にやって下さい…」パカラッパカラッ

巨人「ピーター幼馴染「」」チュルンッ

俺(駄目だ。後方過ぎて一人間に合わなかった…)

巨人「ピーター「うわっ!?わああっ!?」」ガシッ

ミカサ「ッ…!」パカラッパカラッ

俺(あ…ミカサ?…)

ミカサ(こっちは任せて)シャキンッ

俺(よし…)コクッ

俺「なら俺は…」チラッ

巨人「」ズシ-ンズシ-ンズシ-ン

俺(俺は俺達を無視して本隊に向かってる奇行種をやる!)シャキンッ

巨人「」ズシンズシンズシンッ


コンマ下二桁
71以上俺、単独で巨人撃破
41~70しかし、立体機動も碌に使えない状況の平地での戦闘は上手く行かず取り逃した
40以下しかし、無理矢理接近しようとした結果…(死亡判定へ)


安価下

コンマ79
ウォールマリア内地

ミカサ「でえいっ!!」ビュオッ

巨人「頸「」」ズバアッ!!

巨人「」ドサッ

巨人手「ピーター「ぁぁ…」」スタスタ...



奇行種「」ズシンズシンッ

俺(女型の巨人とは違う…。ここはセオリー通り、先ず奴の機動力から奪う!)ビュオッ

奇行種「アキレス腱「」」ザンッ!!

奇行種「」グラッ...ズシ-ン!!

俺(膝をついた。今だ!!)クルクルッ

俺「おおおおっ!!」ビュウンッ

奇行種「頸「」」ズバアッ!!

俺「よし…」ストッ
馬「」ブルル

サシャ「あ…」パカラッパカラッ

サシャ(……うわ、俺ってばミカサみたいに一人で奇行種討伐してる)

サシャ「念の為私も下がって来たけど…必要無かったみたいですね…」

サシャ(やっぱ、あの2人は私らとは違うんだなあ…)パカラパカラッ

ウォールマリア内地

リヴァイ(俺とミカサ・アッカーマンか。あの2人、少しは使えるようだな…)パカラッパカラッ

調査兵「右後方より更に3体接近!」

分隊長「兵長!このままでは追いつかれます!」

リヴァイ「お前らはこのまま前列の隊に着いて行け」パカラッパカラッ

リヴァイ「オレが時間を稼ぐ…。だが、これ以上巨人が四方から増えるようならそこの死体を捨てろ」パカラッパカラッ

リヴァイ「追いつかれる」

調査兵「えっ?…ほ、本当ですか!?」

リヴァイ「死体を持ち帰れなかった者は過去にも巨万といる…」



俺(追撃中に追ってきた巨人はリヴァイ兵長、ミカサ…そして俺が殿を務める事で何とか追撃してきた巨人を迎撃したが…)

俺(しかし、それでも速度を上げる為に何人かの死体は落としてきた…)

俺(そして、一時休んだ後退却を再開…)


ピーター「…。」

リヴァイ「…。」ストッ

ピーター「り、リヴァイ兵長……自分は…」

リヴァイ「これが奴等の生きた証だ。オレにとってはな…」スッ

ピーター「あ…」

ピーター手「自由の翼ワッペン「」」

リヴァイ「イヴァンの物だ」

ピーター「うっ…ぅぅ…兵長…」ポロポロ...

リヴァイ「…。」

カラネス区

俺(命からがら…巨人達との戦いからカラネス区に帰って来た俺達を待っていたのは…)

俺(住民達による酷いバッシングだった…)

負傷した兵士達「「「…。」」」スタスタ...

カラネス区の住民「今朝より数が少なくなってないか?…」「かなり減ってるな…」「今回も酷いな…」


馬車「」カラカラ...

俺「…。」

ペトラ「う…」パチリッ...

俺「あ…ペトラさん…。未だ寝てても、大丈夫ですよ…」

ペトラ「そう…。私、無事に…壁の中まで…」

俺「え、ええ…」


カラネス区の住民「朝から叫び回って出て行ったと思ったら、もう帰って来やがった。何しに行ったんだぁ?」

カラネス区の住民「さぁな。ま、しかしこいつらのシケた面から察するんだな。オレ等の税をドブに捨てる事には成功したらしいぜ」

俺「ッ…」グッ

俺(……5年前から、何にも変わって無い…)

俺(……俺達が、どんな想いで命を懸けて戦ってたのか……誰にも…)ググッ...

俺歯「」ギリッ...

ペトラ「…。」スッ俺手「」

俺「あ…」

ペトラ「…。」フルフル

俺「ペトラ…さん…」

俺(そっか…。調査兵団にとっては、こんな住民からのバッシングなんて日常なんだ…)

俺(こんな事で一々腹を立てていたら、胃が持たないって事か…)

カラネス区

リヴァイ「…。」スタスタ

ペトラ父「リヴァイ兵長殿!娘が世話になってます。ペトラの父です」スタスタ

俺(あ…ペトラさんの父親…)チラッ

ペトラ父「娘に見つかる前に話してえことが…。娘が手紙を寄越しましてねえ。腕を見込まれて、あなたに遣えることになったとか、あなたに全てを捧げるつもりだとか…」

リヴァイ「…。」スタスタ

ペトラ父「ま、親の気苦労も知らねえで、惚けていやがるわけですわ…」

ペトラ父「その…ま、父親としてはですな、嫁に出すにはまだ早えかなと思う訳です。あいつもまだ若いし、これから色んなことが…」スタスタ

俺「お父さん、こっちに呼びますか?…」

ペトラ「今は…いいわ…。こんな姿…見たら多分お父さん、気絶するから…」

俺「で、でも…とりあえず無事に生きて帰って来た事だけでも…」

ペトラ「うっ…ぅぅっ…」ポロポロ...

俺「あっ…」

ペトラ「いい…のよ…」ポロポロ…

俺「ペトラさん…」

ペトラ手「俺手「」」グッ



カラネス区住民「エルヴィン団長答えて下さい!」「今回の遠征で、犠牲に見遭う収穫はあったんですか!?」「死んだ兵士に罪は無いと思ってるんですか!?」

エルヴィン「…。」スタスタ


俺(…馬鹿だ俺は。同期を失ったペトラさんや、仲間を大勢失ったリヴァイ兵長…エルヴィン団長達だって、悔しく無い訳が無い…)

俺(アニ…お前、自分がいったい何をして…)

俺(どれだけ皆んなから大切な物奪ったのか…本当に、分かってんのかよ…)ポロボロ...



───今回の壁外遠征にかかった費用と損害による痛手は、調査兵団の支持母体を失墜させるには充分であった

エルヴィンを含む責任者が、王都に召集されると同時に、エレンの引き渡しが決まった…

調査兵団本部
牢屋内

俺「…。」

エルヴィン「壁外調査から帰って来て直ぐにこの待遇で悪いが、君には聞きたい事が幾つかある」

リヴァイ「これから何聞かれるか、大体察しは付いてるな?」

俺「……分かってます。女型の巨人の事ですね」

エルヴィン「そうだ」

俺「…。」

俺(俺達が壁内へと戻った夜、他の兵士は全員一旦休息を与えられたが…)

俺(俺だけは一息付く暇も無く、エルヴィン団長とリヴァイ兵長に呼び出されて牢屋に入れられ詰問されていた)

リヴァイ「お前、あの女型の奴について何か知っている感じだったな?」

俺「あの女型は、俺やアルミン…104期生の事は殺さずに情けを掛け…」

俺「他の調査兵団の事は容赦無く殺して回りました…。その時点で、俺の中で何か引っかかっていた物が有り…」

俺「でもそんな訳が無い…。違うって自分に否定しながら、俺な奴に再度接近しました…」

俺「…けどやはり、奴は俺の目の前でエルドとオルオさんを殺し、ペトラさんを重傷にさせましたが…目の前に居た俺には一切手を出さなかったんです」

エルヴィン「…。」

俺「そして…その後、巨人化したエレンが倒された時に女型の構えから繰り出した右眼目掛けて真っ直ぐに貫くハイキック…」

俺「俺も過去に一度だけ、彼女と対人格闘術の訓練をした際に全く同じ物を受けた事があります…」

俺「あの技を繰り出せるのは、104期生の中でもただ一人…」

俺「アニ・レオンハート…。俺は、あいつが女型の巨人を操っていたんだと思っています…」

リヴァイ「…。」

牢屋

リヴァイ「だがその二つの根拠だけで、確かな証拠も無しにお前は奴を疑うのか?」

俺「……俺は、今も俺の推理は外れていて欲しいって思ってますよ」

俺「だって、あいつを保護したのは……5年前の父さんなんだから…」俺手「」グッ

リヴァイ「…あいつが?」

エルヴィン「そう言えば君は、訓練兵になる前から彼女とは知り合いだったらしいな」

俺「知り合い、なんかじゃありません…」

俺「俺にとってアニは、肉親を全て失った俺に…唯一残された姉のような存在でした…」

俺「もしアニが女型の巨人なんだったら…今回の遠征で犠牲になった仲間達への責任は…」

俺「あの日、あいつを保護してしまった俺の父と…そして、5年以上あいつと一緒に居ても全く気付けず…騙され続けた俺にあります…」

エルヴィン「…。」

俺「アニが本当に女型の巨人だった時…どんな処分を受ける事になっても……俺は受け入れます…」

エルヴィン「…。」

エルヴィン「君は何故、調査兵団を選んだ?」

俺「え?…」

エルヴィン「親の跡を継ぎたかったからか?壁の外の世界に、何があるのか気になったからか?」

エルヴィン「それとも、自分の死に場所を求めてか?」

俺「俺は…」


1この世から巨人を駆逐する為です!
2巨人を倒さないと、俺の大事な人達を守れないと思ったからです!
3その他

多数決下3まで

3

3真実を知るため

すみません
3その他(自由安価)なので>>722無効です

3もう何も出来ないで後悔したくない
例えその先に絶望があったとしてもこの世界の真実を知るためにまだ[ピーーー]ません

決まらないのでコンマで


コンマ下二桁
61以上2の選択肢
31~60>>725(どをな処分も受け入れます→死ねませんは話が噛み合わないのでBADENDの可能性)
30以下>>723(BADEND)

安価下

牢屋

俺「もう何も出来ないで後悔したくない」

俺「例えその先に絶望があったとしても、この世界の真実を知るためにまだ死ねません!」

エルヴィン「この世界の真実を知る為か」

エルヴィン「では先程、どのような処分も受けると言っていたのは?」

俺「あ…そ、それは…」

エルヴィン「…。」

俺「し、死ぬ事……以外でって意味で…」

リヴァイ「エルヴィン、こいつ何か様子がおかしいぞ」

俺「…!」

リヴァイ「壁外調査での様子から、少しは信用出来るとは思っていたんだが…今の態度で怪しくなったな…」

俺(やべえ…回答ミスった…)

エルヴィン「もしアニ・レオンハートが女型の巨人だった場合、関係の近しい関係だった君の身柄もまた、憲兵団に要求される」

俺「う…」

コンマ下二桁
61以上その後、調査兵団の信頼を得られ無かった俺はアニが女型の巨人だった事で道連れで憲兵団に引き渡されて牢に放り込まれて長い間過ごしたが…(少年期(後半)END)
60以下その後、調査兵団の信頼を得られ無かった俺はアニが女型の巨人だった事で道連れで憲兵団に引き渡され…(BADEND)


安価下

巻き戻し権利を使用しますか?

1使用する
2このまま行く

安価下

巻き戻し権利を使用します

質問タイムを
1挟む
2直ぐ場所決め

安価下

質問タイムを挟みます
何か質問あれば

質問無さそうなので場所決め
指定があった場所から再開

720から
牢屋

リヴァイ「だがその二つの根拠だけで、確かな証拠も無しにお前は奴を疑うのか?」

俺「……俺は、今も俺の推理は外れていて欲しいって思ってますよ」

俺「だって、あいつを保護したのは……5年前の父さんなんだから…」俺手「」グッ

リヴァイ「…あいつが?」

エルヴィン「そう言えば君は、訓練兵になる前から彼女とは知り合いだったらしいな」

俺「知り合い、なんかじゃありません…」

俺「俺にとってアニは、肉親を全て失った俺に…唯一残された姉のような存在でした…」

俺「もしアニが女型の巨人なんだったら…今回の遠征で犠牲になった仲間達への責任は…」

俺「あの日、あいつを保護してしまった俺の父と…そして、5年以上あいつと一緒に居ても全く気付けず…騙され続けた俺にあります…」

エルヴィン「…。」

俺「アニが本当に女型の巨人だった時…どんな処分を受ける事になっても……俺は受け入れます…」

エルヴィン「…。」

エルヴィン「君は何故、調査兵団を選んだ?」

俺「え?…」

エルヴィン「親の跡を継ぎたかったからか?壁の外の世界に、何があるのか気になったからか?」

エルヴィン「それとも、自分の死に場所を求めてか?」

俺「俺は…」


1この世から巨人を駆逐する為です!
2巨人を倒さないと、俺の大事な人達を守れないと思ったからです!
3その他

安価下

牢屋

俺(昔はただ、父さんや母さんを喰い殺し…俺達の日常を奪った巨人をこの世から全て駆逐できればと思って…)

俺(ただ、その時は巨人を倒す為の力さえあれば良いと思ってた)

俺(でも訓練兵団で色んな人と出会い、そして調査兵団で共に戦う仲間が出来て…)

俺(今も、ウォールローゼのあの場所に居るだろう…彼女の為にも……俺は…俺の、やりたかった事は…)グッ

俺「巨人を倒さないと、俺の大事な人達を守れないと思ったからです!」

エルヴィン「それが君の出した答えか」

俺「はい」コクッ

エルヴィン「フッ…やはり、子は親に似る物だな」

俺「えっ?」

エルヴィン「8年前…君の父親も、君と同じ理由で調査兵団へ入って来たのを思い出したよ」

俺「ぁ…父さんが!?」

エルヴィン「彼からは何も聞いていなかったのか?」

俺「いいうた、何にも…」

エルヴィン「そうか…。しかし、彼の家族を守りたいと言う想いは本物だった」

俺「父さん…」

エルヴィン「リヴァイ、彼をどう思う?」

リヴァイ「こいつはテメェの勝手な志の為に、森に入るなと言う命令すらマトモに守れなかったクソガキだが…」

俺(う…)

リヴァイ「だが、こいつが居たからこそ助かった命もある」

リヴァイ「女型の巨人の中身との繋がりはグレーと見ても良いんじゃねえか」

エルヴィン「グレーか」

リヴァイ「ああ、もしこいつも巨人側だった時は…その時はオレがこいつを斬る」

俺「ッ…」

エルヴィン「…。」スッ

牢屋「扉」キイッ

俺「あ…」

エルヴィン「巨人を倒さないと、君の大事な人達を守れない…それは、こんな地下牢に居ては果たせないだろう」

俺「あ…ありがとうございます!」

リヴァイ「勘違いするんじゃねえぞクソガキ。未だテメェの容疑が完全に晴れたと言う訳じゃねえ」

リヴァイ「少なくとも、お前の言っていた同期の女を調べるまではオレの目の届く範囲に居て貰う。良いな?」

俺「はい!構いません!」俺心臓「」ドンッ

エルヴィン「エレン・イェーガーの引き渡し日が来るまでに早速女型の捕獲作戦を開始する」

undefined

調査兵団詰所

俺(調査兵団の中にも、女型の巨人に事前に情報を漏らしていた奴が居る可能性が極めて高い…)

俺(特にアニと同じ104期生の中には同じくウォールマリアを突破して壁内に入って来た鎧と超大型の中身が潜ってる可能性がある)

俺(全員が装備すら付けさせて貰えないくらい隔離、監視されていた)

俺(その為、今回の女型の巨人捕獲作戦にはシガンシナ区の壁が壊される前の5年前から居る調査兵団のメンバーと…)

俺(104期生からは俺と、狙われたエレン、そのエレンを取り返す為に本気で女型に襲いかかったミカサ、女型に2回も見逃されたアルミン…)

俺(そして作戦の内のエレンの替え玉として、目付きの悪い所が似てるジャンが参加する事になった)

俺(…残りのメンバーは今も何処かで隔離されている)

調査兵団詰所

エレン「アニが女型の巨人?…何言ってんだよ俺…」

俺「いいや、俺の推理が正しければ…これが当然な帰結なんだ…」

エレン「そうじゃねえよ!?何でアニとずっと一緒に居たお前がアニの事をって!」ガタッ

アルミン「俺…。僕もね、実はそれ以外にもアニが女型の巨人だと疑ってたんだ…」

エレン「あ、アルミンも?…な、何でだよ。お前ら…」

アルミン「女型の巨人は、最初からエレンの顔を知っていた…。それに、同期しか知らないエレンのあだ名…死に急ぎ野郎に反応を見せた」

アルミン「何より大きいのは、実験体だったソニーとビーンを殺したと思われるのが、アニだからだ」

エレン「何でそんな事が分かる?…」

アルミン「あの2体の殺害には高度な技術が必要だから…使い慣れた自分の立体機動装置を使った筈だ」

エレン「あぁ、だから装置の検査があったろ?アニは引っかかって無い…」

アルミン「あの時、アニが出したのはマルコのだ」

俺「アニがマルコのを?…」

アルミン「うん。俺はあの時負傷してて、装置自体を兵団に回収されてて召集されなかったから知らなかっただろうけど…」

俺「…。」

アルミン「だからアニは追求を逃れる事が出来たんだ…」

エレン「何でそこでマルコが出てくんだよ…」

アルミン「分からない…」

エレン「見間違えじゃ無いのか?…お前等、アニを疑うなんてどうかしてる…」

俺「エレン。お前だってアニとも白兵訓練してたならお前も分かってる筈だ」

エレン「…!」

俺「104期の中で、あの時お前が女型から受けたあのハイキックを繰り出せるのは…」

俺「アニしかいない…」

エレン「ッ…」

エレン(あ…)

俺手の甲「爪」グッ
血「」ツ-...

エレン「…。」

エレン護送日
ウォールシーナ内

馬車「」ガラガラ...

俺(エレンを中央へと護送日…調査兵団と憲兵団の接触が行われる時、アニ捕獲の作戦は決行された)

リヴァイ「…。」

俺(俺の隣りには、監視の為にリヴァイ兵長が乗っていて…)

俺腕「手錠「」」

リヴァイ「我慢しろよ。もしお前にここで巨人になられたらオレも一緒に死んじまう」

俺「…分かってます」

俺「これは、見せしめなんだって…」

リヴァイ「…。」

俺(エルヴィン団長も、リヴァイ兵長も別に俺の事はもう疑ってる訳じゃ無い…)

俺(しかし、あの日アニが俺の父に保護されたあの日からアニは名目上俺の家の子として父は引き取っていた…)

俺(もし本当に姉弟が巨人だったのなら…と考えるのは普通な事だ)

リヴァイ「もしお前やアルミンの言う通り、アニ・レオンハートが巨人だった場合、捕まった後情報を吐かされた後殺されるだろう…」

俺「…。」

リヴァイ「だが、そいつが巨人じゃなかった場合エレンが中央に引き渡す事が決定しエレンが今回の作戦失敗のケジメを取らされて殺されるだろう」

俺「…。」

リヴァイ「お前、どっちの方が嬉しい?」

俺「…嫌な質問ですね」

リヴァイ「調査兵団に入る前にお前に言っただろう?この兵団に入るからには、地獄を見て行く事になると」

俺「…。」

俺「兵長、今日はよく喋りますね…もっと無口な人だと思ってました…」

リヴァイ「馬鹿言え。オレは結構おしゃべりだ」

俺「…。」


1…本音は、アニもエレンも…どっちも助かって欲しいです
2もしアニが巨人なら、アニは俺の事をを裏切った…。グンタさん、エルドさん、オルオさんの命を奪った…。そんな奴にかける情なんか…


多数決下3まで

馬車の中

俺「…本音は、アニもエレンも…どっちも助かって欲しいです」

リヴァイ「ガキの回答だな」

俺「でしょうね…。でも俺にとっては、どっちも大切なんですよ」

リヴァイ「フン…。だが…」

ドオ-ン!!!

俺「…!」グラグラグラ...

俺「兵長。この音と地鳴りは……」

リヴァイ「巨人の現れた時の音…。どうやら、お前の推理は当たっていたらしい」

俺「あ…」

リヴァイ「アニ・レオンハートは女型の巨人で、人類の敵だったと言う事だ」

俺「ッ……」

リヴァイ「お前にとってこの答えが吉だったのか凶だったのかは知らねえが降りるぞ」カチャッ

俺「はい…」スッ

俺「…。」


グンタ「斬られた跡」ドクドク...
エルド上半身「」ドクドク...
オルオ「身体ぐちゃぐちゃ」ドクドク...

大量の調査兵団死体「「「」」」

ペトラ『いい…のよ…』ポロポロ…


俺(アニ…。何でなんだよ…)グッ

ストヘス区

煙「」モクモク...
家屋「」

ナイル「何があったんだ?…」

俺「…。」

俺(さっきの音と衝撃…アニが巨人化する前に地下へ連れ込むか、身柄を確保する作戦は失敗したのか…)

俺(この町は戦場になるな…)

ナイル「護衛班、ここはいい!状況を見てこい!」

マルロ達「「りょ、了解です!」」タッタッタッ

エルヴィン「ナイル!直ぐに全兵を派兵しろ。巨人が出現したと考えるべきだ」

ナイル「な、何を言ってる!?ここはウォールシーナだぞ。巨人なぞ現れる訳が無い!」

ジャン「ッ…!」ストッ

憲兵「待て動くなイェーガー!」ガシッ

ジャン「変装ごっこはもう終わりだ!」カツラ「」ポイッ

憲兵「あっ!?」

ジャン「2度とその名前で呼ぶなよ馬鹿野郎!」タッタッタッ

ジャン「団長、オレも行きます!」

エルヴィン「装備は第4班から受け取れ」

ジャン「了解!」バサッ

リヴァイ「威勢が良いのは良いが、死なねえ工夫は忘れんなよ」

ジャン「はい!」タッタッタッ

ナイル「エルヴィン!?アレはどう言う…」

調査兵「団長これを!」装備「」スッ

エルヴィン「ご苦労」カチッ

ナイル「おいエルヴィン!」

エルヴィン「動ける者は全員続け!女型捕獲班に合流する!」スタスタ

ナイル「エルヴィン待て!お前のやっている事は、王政への明らかな反逆行為だ!」カチャッ

周りの憲兵達「「「」」」カチャッ

俺「あ…」

リヴァイ「ナイル、テメェの脳味噌はその薄ら髭みたいにスカスカか?何が起きてるか分からないらしいな」

ナイル「装備を外せ!エルヴィン!」グッ

エルヴィン「…。」

俺(仲間が今、命を懸けて皆んな俺の尻拭いをして戦っているのに…あのジャンでさえも…)

俺(なのに、俺はここで何を…)チラッ

俺手「手錠「」」

リヴァイ「…。」

ストヘス区

エレン「大きな木「」」ドクドク...

調査兵「ッ…!」ビュオッ

女型の巨人「」グンッ
ワイヤー「」ガクンッ!

調査兵「」屋根「」ドオ-ン!!

変身時に吹き飛んだ調査兵達「「「」」」ドクドク...

アルミン「アニ!今度こそ僕を殺さなきゃ、賭けたのはここからなんて負け惜しみも言えなくなるぞ!」ビュオッ

女型の巨人「!?」

ジャン「くううっ!!」ブウンッ

女型の巨人手の甲「硬質化「」」パキン!!

ジャン「くっ…アルミン!こっちだ!」ビュオッ

アルミン「了解!」ビュオッ

女型の巨人「」ズシ-ンズシ-ン

ハンジ「撃て!」

大量のワイヤー「「「」」」ドシュドシュドシュッ!

女型の巨人「「」」ググッズシ-ン...

網「女型の巨人」バサッ

ハンジ「よおーし!3次作戦なんて出番は無いと思ってたけど、とんでも無い」

ハンジ「流石はエルヴィン団長って所か」ビュオッ

女型の巨人「目「」」

ハンジ「さてと…良い子だから大人しくするんだ。ここじゃ、この前みたいにお前を食い尽くす巨人も呼べない」ブレード「」スッ

ハンジ「でも、替わりに私が食ってあげるよ。お前からほじくり返した情報をね」

女型の巨人「足「」」ビュンッ!!

捕獲装置「」ドゴ-ン!!

調査兵達「「「うわぁぁっ!?」」」ガラガラ...

ハンジ「くっ!」ビュオッ

ミカサ「振り解いた!?」ビュオッ

ハンジ「チッ…流石に罠の数が足りなかったか」

女型の巨人「」ズシ-ンズシ-ンズシ-ン

ハンジ「逃すな!追え!」ビュオッ


瓦礫の下

エレン「」ドクドク...

アルミン『何も捨てる事が出来ない人には、何も変える事は出来ない!』

エレン(分かってる…。オレはそこに…仲間や、その絆に縋って失敗した…)

エレン(思い出せ…)

仲間達の死「「「」」」

エレン「うぅっ…おおっ!」グググッ

エレン(駆逐…してやる…。いや、殺す!!)

エレン(正しいかどうかなんて考えてる暇は無い…。とにかく動け…綺麗事で終わろうとすんな…)

エレン(…そう、世界は残酷なんだ!!)

エレン「ううおおおおっ!!」バチバチバチッ...

雷「」ズド-ン!!!

ストヘス区
市街

ズド-ン!!ズド-ン!!

俺(作戦が未だ続いてる…。恐らく、3次作戦まで全て破られてるんだろう…)

俺(そして、さっきの光ももう一度起きた。恐らく今エレンも…)

ズド-ンズド-ン!!

リヴァイ「エレンの野郎。だいぶ激しくやってんな」

俺「…。」

ナイル「巨人同士で戦っているだと?…」

憲兵「はい。町の被害は既に想像を絶するかと…住民、兵士共に多数の死傷者が出ています…」

ナイル「ッ…エルヴィン!全て貴様の作戦が招いた事か!?」カチャッ

エルヴィン「そうだ。全て私の独断先行だ。弁解するつもりは無い」

ナイル「くうっ、街中でそんな作戦を決行すればどんな事態になるか分かっていた筈!何故だ!何故そんな事が出来た!?」ガシッ

エルヴィン「人類の勝利の為」

ナイル「ふざけるなぁっ!!」カチャッ

ナイル「貴様は反逆者だ!今直ぐこの場で処刑しても、上は文句を言わんだろう!」

エルヴィン「構わない。だが、後の指揮も頼むぞ」

ナイル「は?…」

エルヴィン「絶対に女型を逃すな。兵の展開はペール、補給はバイライが担当だ。彼等と連携し、東の壁際に何としても女型の」

ナイル「待て!待て!お前…これが、本当に人類の為になると?…」

エルヴィン「ああ。その一歩になると信じている」

大量に燃えた家「「「」」」ボオオオ...

リヴァイ「…。」

俺(これが調査兵団の団長、エルヴィン・スミスかよ…)ゴクリ...

俺(流石に人類の為になるからって、覚悟決まり過ぎだろ…)

ストヘス区
町中

周りの憲兵団「「「」」」カチャッ

ナイル「…。」カチャッ

エルヴィン「…。」

ナイル「くっ…全員銃を降ろせ!奴には手錠を!」

憲兵「はっ!」タッタッ

ナイル「全兵を現場に派遣し、住民の避難!救助を最優先で行え!」

憲兵達「「「了解!」」」タッタッタッ

ナイル「…エルヴィン、貴様の処刑は正統な裁きで決めて貰おう」

エルヴィン「全てが終われば、喜んで…」カチャリッ

リヴァイ「…。」スタスタ

俺(あ…リヴァイ兵長…。まさか、ここの憲兵達を殺す気か…?)

エルヴィン「リヴァイ、お前は動くな。無駄死には嫌いだろう?」

リヴァイ「…。」

エルヴィン「…。」

リヴァイ「…ああ。嫌いだ、するのもさせるのもな」

俺(あ…静止した…)

リヴァイ「だから、お前が行け」スッ

俺手錠「」カチャリッ

俺「えっ?…」

リヴァイ「お前がオレの代わりに行き、これ以上の無駄死にを止めてこい」

俺「あ…よ、宜しいのですか?…」

エルヴィン「私はリヴァイだけに動くなと言った。それはこの状況で君の行動を縛る必要性を感じ無くなったからだ」

リヴァイ「お前はあくまでオレの代わりに行くだけだ。その意味、今度はちゃんと分かってるな?」

俺「はっ!」ビシッ

俺(リヴァイ兵長の代わり…。つまり、俺にアニを止めてこいと…)

ストヘス区

家屋「エレン巨人「」」プシュウウ...

女型の巨人「」ズシ-ンズシ-ン

ドシュッ

建物の上「俺「」」ストッ

女型の巨人「!?」ピタッ

俺「ようアニ……。久しぶりだな…。いや、そうでも無いか…」



屋根の上

ジャン「あっ!俺!?」

ミカサ「一人じゃ殺される!助けないと!」シャキンッ

アルミン「いや、待ってくれ!」

ハンジ「え!?」

アルミン「アニと一番親しかったのは俺だ。もしかしたら俺の言葉なら、エレンの巨人が回復するまでの間…時間を稼げるかも…」

ハンジ「…いいや、彼の目…そう言う感じでは無さそうだけどね」

アルミン「え?…」

ストヘス区

女型の巨人「」

俺「お前、あの日から5年間…ずっと俺の事騙してたんだな…」

俺「いいや、俺だけじゃ無い…。父さんや、仲間の皆んなの事も…」

女型の巨人「拳」スッ

ミカサ「危ない!?」

アルミン「…。」

俺「でも、俺は…お前に裏切られても、騙されても…仲間を殺されても…それでも、お前に対して怒りのような感情は湧いて来なかった…」

女型の巨人「」ブウンッ!!

俺の居た建物「」ドオ-ン!!

ハンジ「あっ…」

俺「…。」隣の建物「」ビュオッ

女型の巨人「」ズシ-ンズシ-ン

俺「今のだって、俺なら立体機動で避けると思って直撃はさせなかったんだろ?…」

女型の巨人「」ズシ-ンズシ-ン

俺「なぁアニ…。そこまで俺の事を理解してくれてて、どうして今まで何も話してくれなかったんだよ…」ビュオッ

俺「どうして俺とお前が…戦う事になってんだよ!」グルンッ

女型の巨人足の腱「」ズバアッ

女型の巨人「!?」ズシ-ン

俺「…。」ビュオッ

岩の下敷きになった一般人「「「」」」ドクドク...

俺「お前にどんな目的があって、こんな事してんのかは俺には分からない…」

女型の巨人腱「」シュウウゥ...

俺「だが、お前がこれ以上人を殺して…皆んなから大切な人達を奪おうって言うのなら!」シャキンッ

女型の巨人「」ムクリッ

俺「ここで俺がお前を止める!!家族として、お前にこれ以上人を殺させない!!!」グルンッ

女型の巨人肩「」ズバアッ!!

女型の巨人内「アニ「チッ…」」ギリッ...

俺「でも、お前にだって人類や俺の仲間殺してまで遂げたかった事があったんだろ?…」

俺「だったら、本気で来いよ!そうしないとお前、もうここで!」グルンッ

女型の巨人「ギャアオオオオッ!!」拳「」ビュオンッ

俺「くっ…!やるじゃねえか…」俺ほほ「血「」」ブシュッ!

俺(俺は、お前のその意思よりも更に上に行ってお前を止める!!)


コンマ下二桁
81以上俺大覚醒、俺アニの身体が再生よりも早くボロボロにした(俺の強さがリヴァイとミカサの真ん中に)
31~80俺覚醒、アニの身体をボロボロにしたがギリで逃げられそうになった(俺の強さがミカサと同レベルに)
30以下俺死亡


安価下

コンマ96
ストヘス区

女型の巨人蹴り「」ビュオンッ!!

俺(アニの攻撃に当たったら間違い無く即死だ…。でも、死を恐れたままアニとは戦えない!)

俺(ここで俺がやるんだ…俺が、アニの巨人を倒して止める!!)グッ

俺(今こそ、限界を超えろ!俺の身体を俺の意思で支配しろ!!)



屋根の上

俺「」ビュオッ
女型の巨人「」ブウンッ

ミカサ「一人で戦わせてはいけない!私達も行って俺を助けないと!」

アルミン「あ、ああ!」

ジャン「分かってる。でも、何かあいつ…」

ミカサ「…??」

ジャン「更に速度が上がって来て押してねえか?…」

俺「」グルングルングルンッ
女型の巨人腕「」ズバアアッ!!

アルミン「本当だ…。女型が斬られる場所を硬質化する前に攻撃を加えている?…」

ハンジ「へえ…。確かに、正式な訓練を積んだからか全盛期の頃の俺父より更に速そうだ」

ハンジ「フッ、彼の言葉は間違っては無かったな」


俺「うおおおおおおっ!!」シャキンッ

女型の巨人「身体中」ブシュッブシュッブシュッ

女型の巨人右足「」ボトオッ

俺「ッ…!」ギュ-ン


橋の上

エルヴィン「リヴァイ。彼自身に女型の巨人を仕留める事で、仲間から彼へと向けられていた怒りを鎮めさせる気だったか」

リヴァイ「そう言うつもりなんかじゃねえ…。むしろアイツの息子なら本来はアレくらい、出来て当たり前だ」

ストヘス区

俺「くっおおおっ!」ビュオッ

女型の巨人左脚「」ズバアッ!!

俺(…ずっと、後悔していた)ビュオゥ

アニ『アンタさ。こんなか弱い乙女に勝つって本気になっちゃって、馬鹿じゃないの?』

俺(俺は、そんな事言いながらも本当はアニが強い奴だと思っていたから…全然構わなかった)

俺(でもアニは本当にか弱い乙女だった…。ちゃんと俺に、助けて欲しいって…)

俺(迷ってるってサインは送ってたんだ…)

俺(あの日、マルコが死んだ翌日…珍しく俺の見舞いに現れたアニは結局直ぐに帰ったけど…あれ、本当は俺に相談に来てたんだよな…)

俺(なのに俺は鈍感だから、全く気付けず…そしてこれだ…)ブウンッ

女型の巨人顎「」ブシュッ!

俺(…どうして、俺達こうなってしまったんだろう)

俺(俺達にはもっと、こうならない別の未来があったんじゃ無いかって…今ならそう思える…)

女型の巨人腕「」ビキビキ...

俺(なのに、俺達でこうやって殺し合う事になって……)サッ

俺(なぁアニ…。この世界は何て残酷なんだ…)

女型の巨人腕「地面「」」ドゴ-ン!!

俺「ッ!?」

大量の岩やコンクリート「「「」」」」ブワッ

俺「くっ!?」ガッ!ゴロゴロ!

女型の巨人「」


リヴァイ「チッ、あの野郎。最後の最後で気抜いたな…」シャキンッ

エルヴィン「いいや、彼の勝ちだ。間に合った」

リヴァイ「うん?」

エレン巨人「」ズシ-ンズシ-ン

ストヘス区

エレン巨人「ウオオオオオンッ!」ズシ-ンズシ-ン

ミカサ「エレン!?」

女型の巨人「!!」ズシ-ンズシ-ン

ハンジ「マズイ!エレンと戦わず逃げる気だ!」

アルミン「まさか壁を乗り越えるのか!?」

ミカサ「ッ…!行かせない!」ビュオッ

壁「女型の巨人「」」ズシ-ンズシ-ンッ

ミカサ「ッ!」ビュオンッ

女型の巨人右指「」ズバアッ!

ミカサ「うおおおお!」ブウンゥ

女型の巨人左指「」ズバアッ!

女型の巨人額「ミカサ「」」ストッ

ミカサ「アニ、落ちて」

女型の巨人「」ヒュ-ンズド-ン...

エレン巨人「ウオオオオオッ!!」バッ

女型の巨人首「」ブチイッ!!

エレン(オレは…この世の全てを破壊する!!)

ストヘス区

女型の巨人目「俺」

アルミン「俺!大丈夫!?しっかりしろ!」

俺「ああ…。上手く受け身は取れたから…アニはどうなった!?」ムクリッ

アルミン「大丈夫。アニはエレンが…」

俺「あ…」チラッ



エレン巨人「オオオオッ!!」口「」パカッ

アニ「…。」

アニ父『この世の全てから、お前が恨まれる事になっても…オレは味方だ』

アニ父『だから約束してくれ…。帰って来るって…』

アニ「…。」

俺父『あいつ昔色々あって友達も全然出来ないし泣き虫だからさ、これからは家族として、あいつの事を見てやってくれないか』

俺『アニが一緒にこの訓練兵団に来てくれて、本当に良かった…』

アニ「」涙「」ツ-...

エレン巨人「女型の巨人頸「」」ブチイッ!!

エレン「…!」

アニ「」ポロポロ...

エレン巨人「」ピタッ


ハンジ「どうした?…」


女型の巨人「」ドシュッ!!!
エレン巨人「ウオオオオオッオオオオォ!?」ビキビキ...

アニ「」ビキビキビキ...

俺「アニ!?」

アルミン「融合してる!?」

ミカサ「エレン!?」


リヴァイ「フン!」ブウンッ

エレン巨人頸「エレン「」」ズバアッ

リヴァイ「大事な証人を喰うんじゃねえよ。馬鹿野郎…」

ストヘス区

水晶「アニ「」」

ジャン「このっ!くおっ!!」ブレード「」カア-ンカア-ンパキンッ!!

ジャン「クッソ!何なんだよここまで来てダンマリかよ!?アニ!出てこい!」

俺(アニ…)

ジャン「出て来てこの落とし前つけろよ!?オイ!卑怯だぞ!アニ!アニーッ!!」スッ

リヴァイ「よせ、無駄だ」

ジャン「ッ…」グッ

ハンジ「ワイヤーでネットを作れ。これを縛って地下へ運ぶ!」

調査兵達「「「了解!」」」タッタッタッ

俺(アニは、俺達に何も言わず…何も教えないままに…水晶体の中へ籠ってしまった…)

俺(ただの時間稼ぎ…こんな物現実からの逃げでしか無い…)

俺(…しかし、俺は心の何処かで少しだけ…ただ生きていてくれる事に、安堵もしている気持ちもあった…)

個室

俺(アニから情報は何一つ得られなかったが、調査兵団は女型の巨人の中身を捕まえた事でエレンの憲兵団への引き渡しは凍結され…)

俺(調査兵団の存続も首の皮一枚繋がった)

俺(そして、俺達作戦に参加していた104期生も再び一つの部屋に隔離された)

俺(恐らく今隔離されて何処かに居る残りの104期生と合流するまでは104期生は全員この状態なんだろう…)

エレン「あ…」パチリッ

ミカサ「エレン…身体は大丈夫?」

エレン「ああ、気持ち悪いくらいに元通りだ…。アニは固まったままだってな…」

ミカサ「うん…」

ジャン「クソ…。あれだけ大掛かりな作戦やって収穫なしかよ…」

アルミン「あそこまでして情報を守ったんだ…アニは…」

俺「本当に、それだけかな?…」

アルミン「ん?…」

俺「アニの奴、巨人の中に居る間泣いてたんだろ?…」

エレン「ああ…それを見て、オレは動けなくなっちまった…」

ミカサ「…。」

俺「情報だけじゃ無い…。多分、色んな感情が渦巻いてああなってしまったんだ…」

ジャン「…なんだよ。やけに野郎の肩持つじゃねえか」

俺「俺はアニと1対1で殺し合いをしたからな…」

アルミン「あ…」

ジャン「…。」

憲兵団「ジャン・キルシュタイン、アルミン・アルレルト。事情聴取だ」

アルミン「あ、はい」スタスタ

ジャン「俺等からか…」スタスタ

アルミン「じゃあ、また後で…」

俺「ああ…」

スタスタ

エレン「…あの時、気持ち良いと思った」

ミカサ「??」

エレン「身体が壊れんのなんか清々するくらいだった…。何ならこのまま、死んでも良いって…」

ミカサ「エレン」

エレン「…今は思っちゃいねえよ」

ミカサ「ッ…」スッ

エレン手「ミカサ手「」」ギュッ

ミカサ「戻って来てくれて、良かった…」

俺(俺はちょっと、居ない方が良さそうだな…)スタスタ

エレン「俺。何処行くんだよ…?」

俺「ちょっとトイレだ。ゆっくり休めよエレン」スタスタ

エレン「あ、ああ…」

ミカサ「…。」

建物前

俺「…。」

夕陽「」

俺(ヒストリアとは別れさせられ…)

俺(そして、母さんを失い……父さんを失い…)

俺(そんな俺に唯一残っていた繋がり…アニもまた、今回の件で失った…)

俺(………俺は今日、全てを失い…本当の意味で一人になってしまった)

俺「……。」チラッ

俺手「」

俺(例え強くなっても…俺のこの手で、助ける事の出来た人は…誰も居ない…)

俺(アニの助けて欲しいってサインにも、こうなるまで全く気付かなかった…)

俺(俺は…ずっと取りこぼし続けてる…)



1何だか無性にサシャと馬鹿みたいな会話をしたくなった
2何故か無性にクリスタの顔が見たくなった
3これから先も取りこぼし続けるのかと思ったら急に将来が不安になった…


多数決下3まで

建物前

俺「クリ…スタ…」

俺(俺は何故か、こんな時だからか無性にクリスタの顔が見たくなった)

俺(クリスタは、2つの顔を持っている…)

クリスタ『でも、皆んなが無事で…本当良かった』ニコッ

俺(皆んなから天使だ、女神だと揶揄されてる人の欲しがるような言葉をくれる優しいクリスタ…)

俺(そして、多分俺しか知らないもう一つの顔…)

クリスタ『煩い!黙れっ!勝手に死のうとするな!』

俺(俺の死に急ぎを止める為、少し乱暴だけど本音をぶつけてくるクリスタ…)

クリスタ『このクソ鈍感男!』

俺(…俺は、後者の全て本音で話してくれる方が…俺が気になっていたあの子と顔も相まって好きだが…)

俺(でもその顔は、自分の感情を爆発させた時しか出して来ない…)

俺(しかも俺限定でのみ……)

俺(クリスタが俺の事を好きだって事はユミルから聞いてたが、クリスタって好きな人にはああやって天使以外の面見せて嫌われに行くタイプなのか?…)

俺(ただ、俺には逆に有効になるのだが……)

俺(…いや、待てよ?そもそも、クリスタは俺の何処が好きなんだ?)

俺(どうして俺には、昔のヒストリアに近い顔を見せるんだ?…)

俺(もしかして俺…アニの時のように、大事な事取りこぼしそうになってんじゃないか?…)

俺(これ以上、また同じ事を繰り返す訳にはいかない…)

俺「…遠回りしても、きっと教えてくれないだろうし…今度会ったら担当直入に聞いてみるか」

俺「もしかしてクリスタって、ヒストリアなのかと…」

俺「うん。それが良いな…。よし」

ジャン「あ、お前こっち居たのか!?」タッタッタッ

俺「あっ、じゃ、ジャン!?今の独り言は…」

ジャン「独り言?んな場合じゃねえって!」

俺「うえっ?…」

ジャン「巨人が壁を壊してウォールローゼまで入って来やがった!」

俺「なっ…に?…」


ストヘス区

兵士達「「「「」」」」

俺(ウォールローゼからの早馬での報告を受けた捕獲作戦に参加していた調査兵団は、その日の内に南区へと引き返す事になった)

俺「エレンとミカサとアルミンは馬車か」

ミカサ「未だエレンが怪我をしているから」

エレン「これくらい別に大した事無いんだけどな」

ハンジ「皆んなそろそろ出発だよ。用意は出来てる?」スタスタ

俺「あ、ハンジさん」

アルミン「はい。出来てます」

俺「ん?」

ニック「…。」スタスタ

アルミン「え?ニック司祭?…」

俺(ニック司祭って確か、壁を崇める宗教の人達だっけ?…あれ?なんで?)

ハンジ「壁の中に居た巨人に関して、何か知っている感じだったからね。司祭、ほら乗って」

俺「あ…」

ニック「…。」

俺(俺はアニの事で頭がいっぱいで知らなかったが、あのアニとの戦いの後事後処理をしていた調査兵団は壁の中に巨人が居た事を見つけたらしい)

俺(……何で壁の中に巨人が居るのか、謎だったが何で司祭が?)

リヴァイ「おいクソガキ。お前はこっちだ」スタスタ

俺「あ、リヴァイ兵長。はい…」スタスタ

馬「」

リヴァイ「お前、あの女型の巨人との戦闘で何か怪我は負ったか?」

俺「怪我…ですか?…」


コンマ下二桁
31以上ほぼノーダメージ
11~30瓦礫に当たって吹っ飛んだ際に少し傷を負っていた
10以下実は急な身体の変化に骨をやっていた

安価下

コンマ78
ストヘス区

俺「いえ、ほぼノーダメージでした」

リヴァイ「そうか。ならお前はそっちの馬に乗れ」

白馬「」ムキッ

俺「え?…この馬って、早馬じゃ?…」

リヴァイ「ああ、そうだ」

俺「そうだって…どうして俺が?…」

リヴァイ「これからお前はオレと一緒に、早馬でウォールローゼの南区に救援へ向かう」

俺「俺がリヴァイ兵長と?…2人でですか?…」

リヴァイ「何だ?何か文句があるのか?…」

俺「いっ、いえ。ありません!」

リヴァイ「お前は今日からオレの班に入れる」

俺「えっ…?」

リヴァイ「これからはオルオ、エルド、グンタの代わりをお前がするんだ」

俺「ぁ…」

俺(まさか、俺が新たにリヴァイ班に…)

リヴァイ「おい、分かったらさっさとそいつに乗れ。今この瞬間もウォールローゼじゃお前の同期達も戦ってんだぞ」

俺「は、はい!」サッ

俺「今日から宜しくな。相棒」スッ

白馬「」

リヴァイ「よし、行くぞ」パカラッパカラッ

俺「はっ!」パカラッパカラッ

アンケート
クリスタ視点が欲しいかどうか


1欲しい(俺合流まで暫くクリスタが主人公。原作と展開が変わる可能性有り)
2俺のみで良い(これまで通り俺の主観のみ、俺が関わらなかった場所は基本原作通り)
3と言うか進撃のキャラゲー飽きた


多数決下5まで

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