愛梨「ん……すぅすぅ……」
由愛「今日、誕生日ライブがありましたから疲れているんですね」
由愛「毛布……あったよね?」
愛梨「ん……」ネガエリ
愛梨「んふぅ……」タユーン
由愛「……」
由愛「もげないかなぁ」ボソッ
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愛梨の誕生日SSです。
現実世界の愛梨はほとんど寝てますが、よろしくお願いいたします
愛梨「プロデューサーさぁん……」ムニャムニャ
由愛「ん……愛梨さんのプロデューサーさんの名前?」
由愛「どんな夢を見ているのかなぁ……」
<メールメール
由愛「あ、Pさんからだ……」
由愛「遅くなるんだ……」
由愛「うん、愛梨さんをスケッチしながら、Pさんを待ってます」カリカリ
愛梨「うふふ……プロデューサーさぁん……」
ホワンホワン
モバP(以下P)「じゃあ、仕事も終わったし高速で帰るぞ」
愛梨「はぁい」
バタン
ドゥルルゥ
ブルルゥ
愛梨「あ、プロデューサーさん」
P「どうした、愛梨?」
愛梨「ほら」
愛梨「お城のような建物ですよ」
P「ブホッ!」
P「あ、愛梨~」
愛梨「えへへっ」
P「あそこがどんなとこかわかってて聞くんじゃありません!」
愛梨「えー、だって昔、パパとママが」
愛梨「大きくなって好きな人と入る所だって」
P「愛梨の親御さんは娘にどういう教育を……」
愛梨「だからぁ」
愛梨「ちょっとだけ休憩しませんかぁ?」
P「ブホッ!」←二回目
P「う、運転中にそういう心臓に悪いことは止めなさい」
愛梨「えー」
P「えー、じゃありません」
愛梨「でも、誕生日の……さらに金曜日の夜に女の子とふたりっきりなのに……」
愛梨「何も無いなんて変じゃないですか?」
P「あ、愛梨……」
愛梨「だから……これは私の……」
愛梨「本当の気持ちですよ」
chu!
愛梨「えへへっ、キスしちゃいました」
P「愛梨……」
P「なら、俺も答えないとな」
愛梨「?」
P「愛梨、左手を貸してくれるか?」
愛梨「ほえ?」
愛梨「……え?左手って……」
愛梨「嘘……」
ゴソゴソ
P「愛梨が20歳になったら一緒になって欲しい」
愛梨「あ……わぁ……嬉しい……」グスッ
愛梨「はい……幸せにしてください」
ホワンホワン
愛梨「うへへ……だぁい好きです……」
由愛「どうしよう……さっきからウネウネしてて気持ち悪いな……」
バタン
由愛P「待たせたな、由愛」
愛梨P「お疲れ様、愛梨が寝てるって?」
由愛「あ、しーっですよ」
愛梨「むにゃ……?」
由愛「ほら、起きちゃいましたよ」
愛梨「あれ……プロデューサーさ…ん?」
愛梨P「愛梨、お待たせ。送ってくぞ」
愛梨「はぁい…………あれ?指輪は?」
由愛・由愛P『指輪?!』
愛梨P「え?な、何のことだ?」アセアセ
愛梨「もぉ、婚約指輪ですよぉ」
由愛「わぁ、愛梨さんのプロデューサーさんにプロポーズしてもらったんですねぇ」
由愛P「ようやく気持ちを伝える気になったか。いやぁ、ぐずぐす言ってたからヤキモキしたもんだ」
愛梨P「いや、その……」ゴソゴソ
愛梨P「なんで、愛梨が指輪を持ってるのを知ってるんだ?」キラーン
由愛P「いいから渡してしまえよ」
由愛「あ、Pさん。私たち、お邪魔に……」
愛梨P「いや、そこで証人の代わりで見ていてくれ」スッ
愛梨「あ、わぁ……」
愛梨P「愛梨、好きだ。その笑顔に惚れた。俺と一緒になってほしい」
愛梨「はいっ!嬉しいです。私も好きですよ」ニコッ
由愛「わぁ……」
由愛P「二人とも、おめでとう!」
愛梨「あ、なんだか暑くなってきました。脱いでもいいですか?」
愛梨P「待った待った!今脱がれたら、そのまま子どもができる!!」
由愛「わわわっ!」
由愛P「由愛!帰るぞ!」
由愛「は、はいっ!」
Pサーン
マツンダアイリ!
由愛P「ふぅ……無事に脱出できたか」
由愛「あの……えっと……」
由愛P「ん?何がだ?」
由愛「むぅ……」プクー
由愛P「……俺達は5年後だな。それまで待っててくれよ」
由愛「あ……えへへ」ギュッ
由愛「Pさん、愛してます!」
由愛P「ははっ、じゃあ帰るぞ」
由愛「はいっ!」
おしまい
最初はラブホに実際に行ってすったもんだの予定でしたが、愛梨にラブホは似合わないような気になったので……
では、ありがとうございました
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