ルフィ「暇だから安価で何かする」2 【安価 コンマ】 (916)

前スレ ルフィ「暇だから安価で何かする」【安価 コンマ】
ルフィ「暇だから安価で何かする」【安価 コンマ】 - SSまとめ速報
(https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1683277623/)

の続きです。

※オリジナルのキャラや地名や設定が出てきています。
 前スレを読んでいただくことを強くお勧めします。
 また、>>1はアニオリと映画をウタ以外ほとんど知らないので、その辺のキャラの登場は未定です。

前回までのあらすじ>>4


暇だからとナミにハグしたルフィ。
しかしそれは性的な欲求の高まりからきたものであり、
それを正直に話すとナミは慰労と称してヌイてくれた。

そこから二人の関係は進展し、以前より思い合っていたことがわかると交際からの性交に発展する。
ルフィは性豪、ナミは処女という、お互いが想定しない事態に戸惑いながらも初夜は盛り上がり、二人は結ばれた。

だがルフィを狙うものが一味にもう一人。その名はニコ・ロビン。
ルフィはものの見事に籠絡され?、二人は結ばれた。

一晩と二日にして二人と関係を持ち、二人と恋人関係になったルフィ。
インガ島での出来事は流石の彼にも思い出深く、島を去ることを名残惜しく思っていたが……

滞在最終日にこの島に『ヨセヨセ屋』があることが判明。
その店は会いたい人を引き寄せることができる店であり、その面白さに目をつけたルフィはさらなる滞在を決定する。

はじめに一味がヨセヨセ屋で出会ったのはナミの義姉ノジコだった。
ノジコは義妹との再会を喜びつつも、内心、一目惚れしていたルフィとの再会をも喜んでいた。

積極的なノジコの誘惑とウソップによる迎撃により、ルフィはまたも手を出してしまうことになる。

そんなルフィも一度はヨセヨセ屋に足を運ぶも、そこでまさかのたしぎと出会ってしまい、
ひょんなことから彼女の任務である、百獣海賊団の残党の逮捕に協力するためにソープ店へと足を進めることになる。

そこで出会ったのは百獣海賊団残党のうるティだった。
事情を聞くと、弟のため稼ぐ必要があるとのことで、それに同情した二人は一度穏便に済ませることに。
しかしその店のノルマとしてうるティはルフィを射精させなくてはならなく、しかしそれには少し度胸がいる。
そこでたしぎは責任を負うと買って出て、ルフィとセックス。
ルフィはこの島に来て実に五人の女性と性交をしてしまう。

次の日もたしぎやロビンとセックスし、さらにその次の日にはノジコと恋人関係になる。



これまでの人生にも負けず劣らずの波乱の性経験をしていくルフィに、
ある時鉄槌が下されてしまう。

海軍中将ランボルト。インガ島の海軍基地を取り仕切る男。
ルフィのあまりの淫行に怒りをあらわにした彼は一味を襲撃。
結果、ルフィ ロビン ナミ うるティ の4名が収監されてしまう。

欲望の砦と呼ばれるその監獄では囚人に性的な経験を与える慣例があり、
その慣例により、まずうるティが触手の餌食となってしまう。
さらにナミもルフィと合流させられ、衆目の前で性交させられてしまう。

当然、船長が捕まったことをよしとはせず、麦わらの一味はある人物と協力して脱獄作戦を決意。
その人物とは、たしぎであった。
たしぎは海軍に派遣されたARROWという部隊で、麦わらの一味と協力して、
ランボルト中将の悪夢のような計画を阻止するべく行動していたのだ。

かくして、インガ島での麦わらの一味の騒動はピークを迎える。
物語は、滞在七日目の早朝。

海軍基地で起こった最初の爆音から、始まるのであった。

今はスレ立てだけです。
安価場所まで書けたら始まります。
このスレもよろしくお願いします。


………………
麦わらの一味 インガ島滞在七日目 早朝

インガ島 海軍基地 ランボルト執務室




扉「バァン!!!!」

海兵「ほほほ、報告します!!!!
   ただいま、基地内で……

   麦わらの一味の暴動と思わしき事件が……!!!!」

ランボルト「さぁ、行くぞ……っ!!」

シーダル「派手な登場だな。外壁でもやられたか?」



海兵「そ、それが……事件が起こったのは……欲望の砦ですっ!!」

ガバルディ「なんだと……?」

海兵「囚人が一人、脱走しています!!
   エラく強くて手が出せず……どうか幹部の方にきていただきたく……」

ガバルディ「そんなことせずとも、欲望の砦は落ちぬよ。
      なぜあれが監獄ではなく『砦』と呼ばれるか、考えたことはあるかね?」

海兵「……噂は聞いていますが、本当にあるんですか?
   あの施設に『地下ダンジョン』など」

ガバルディ「ああ、もちろん。
      まっていなさい。今、地下ダンジョンの入り口を開放しよう」

………………
 

………………

欲望の砦

うるティ独房

の、外




うるティ「ウォォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!」ぶおん!!!

ガスんっ!!!!!! 
ガラガラガラガラ……



海兵「うわぁぁぁ!!!??? 壁がぶっ壊れた!!!」

海兵「嘘だろ!? この独房付近の壁は全て海桜石が埋め込まれてるのに……
   なんで能力者が壁をぶち壊せるんだ!?」



うるティ「ウォォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!」ぶおん!!!

ガスんっ!!!!!! 
ガラガラガラガラ……



海兵「退避! 退避ーーー!!!!」

うるティ「……ふぅ……はぁ……ふぅ……はぁ……」



瓦礫の下の海兵「ぐ……貴様……どうして脱獄できた……?
        まさか、仲間の手引きか?」

うるティ「仲間ぁ? あちきには仲間はいないでありんす。
     麦わらは別に仲間と違うし……」

瓦礫の下の海兵「ではどうして……能力者であるお前が……?
        それにウイルスの弱体化も……」

うるティ「ぜぇーんぶ……あんたらのボス、いや、
     ここの監獄長がやらかしたことでありんす……

     これを見なんし」

ズニュル……

うるティ「んはぁう……んっ……」ゾクゾク

瓦礫の下の海兵「……っ!? しょ、触手……!?」



うるティ「そう。あの監獄長の能力で出てきた触手……
     の赤ちゃんでありんす」



瓦礫の下の海兵「赤ちゃん、ってまさか……」

うるティ「そのまさか……種付された個体を出産したんでありんす。
     すぐ潰してやろうかと思ったけど、これを出産した瞬間、急に力がみなぎったんでありんすよ。
     まるで憑き物が落ちたかのよう……」

瓦礫の下の兵士「そんな、ばかな!? どうして」

〜〜〜〜〜
回想
前スレの>>819のガバルディの長台詞

ガバルディ「オス個体は体液を出して人間の体内を循環させる。
      それにより『人間の体組織を体液内に確保』していくのだ。」

うんぬんかんぬん

ガバルディ「そうして母体とし選ばれた人間は触手に挟まれることで体内を蹂躙されるのだが、
      その分、『次の日にはすっきり』しているというわけだな」
〜〜〜〜〜


うるティ「そして、あとはこうして……」

ニュルン……

瓦礫の下の海兵「な、に……を……?」(首に巻きついてきた……っ)

うるティ「どうやって出たかの再現でありんすっ

     海桜石の扉の格子に巻きつけて……
     ……っ力一杯引っ張ったら、蝶番ごと扉が取れてきたんでありんす。

     パラミシアが出し終えたものって、海桜石関係ないのでありんすなぁ……?」

瓦礫の下の海兵「……っ」ゾッ

うるティ「その際に一匹触手がちぎれたんでありんすが……
     この通り、もう一匹ここに居るのでおんなじことがもう一回できるんでありんすよ」




うるティ「おんなじ力で人間の首を引っ張ったら、どうなるでありんしょ?
     あちき、とぉっても気になるでありんす……」



瓦礫の下の海兵「た、たすけっ……!!!」

うるティ「ウル解錠〜オープンザドア〜!!」ググッ




シュル……

うるティ「……なぁんて、殺したりしないでありんす。
     助けもしないけど……」

瓦礫の下の海兵「……」チーン

うるティ「気絶したか、やわな奴……
     おいで、ペーたん3号」

ペーたん3号「ニョムニョム……」



うるティ「さて、どうしんしょ……」




>>直下

1 偶然鍵を見つけてナミと合流する
2 偶然鍵を見つけてロビンと合流する
3 偶然鍵を見つけてルフィと合流する
4 鍵は見つけられず、だれとも合流できなかった。
5 鍵を見つけられなかったので全力で脱走を試みる。※うるティのみ地下ダンジョン回避
6 さっさと幹部をシメ上げる。 地下ダンジョン開放を阻止するために動く。 ※地下ダンジョン閉鎖
7 その他
 



鍵「チャリン」

うるティ「ん?」

うるティ「これは、鍵? どこの……?」スッ

うるティ(4号室……端の部屋か……)

スタスタスタ



ロビン「ねぇ、今来たあなた。
    一体外で何が起こってるの?」

うるティ「この声は……………………」

………………

ロビン独房



キィ、 ガチャ……


ロビン「っ……誰?」



うるティ「おはようござりんす」

ロビン「……あなた……だったの」

うるティ「………………」

スタスタスタ……

ロビン「き、昨日のことなら謝るわ。
    だからその真顔で近づいてくるのやめて、お願い」

うるティ「………………」

スタスタスタ……

ロビン「っ!!!」ビクッ






ガチャリ

ガコン↓



ロビン「……! 海桜石の手錠……外してくれたの?」

うるティ「さっさと麦わらを解放するでありんす。
     このまま本部に運ばれるまで大人しくなんてしないでありんしょ?」

ロビン「……怒ってないの?」

うるティ「ちょっとは怒ってるでありんす。
     でも起きたら色々スッキリしてて、今はあんまり」

ロビン「そ、そう。でも、昨日のは本当に調子に乗りすぎたわ。
    ごめんなさい」

うるティ「その件については船に乗ってから落とし前をつけりんす。
     とにかくここから出……」
 




ザザーザ……ブッ……



ガバルディ『囚人諸君、聞こえるかね』



うるティ「っ」ギロンヌ

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ……!!!!


ガバルディ『え、なにこの、なに!? この威圧感……!? 覇王色の覇気飛ばしてるの誰!?
      やめろ! おいやめろ!!
      職員が倒れてる!!』

うるティ「お前だけは許さねぇ」

ガバルディ『脱走してるのお前か!? どうやってっ!?』

うるティ「あんたの触手のおかげで元気いっぱいでありんす。
     
     扉もペーたん2号でこじ開けて、そのあと鍵を回収して手錠も外したんでありんす。
     説明はこれで結構でござりんしょ?」

ガバルディ『触手で元気……!? まさか、ウイルスに侵された細胞も除去して……!?
      おいおい、まさか私の触手がそんなふうに利用されるとは……』

ロビン「……気をつけて」

うるティ「何を? ここから覇王色であいつの意識刈り取ってやるでありんす」

ロビン「……わざわざこんな状況で話しかけてくる監獄の長が、
    何も考えてないなんてことない。

    何か仕掛けてくるわ」



ガバルディ『うむ、その通りだニコ・ロビン。
      私は企んでいるぞ。

      君たちを地下ダンジョンへ導くための、この一手のために接触したのだ』



うるティ「……」

ロビン「……」



ガバルディ『ヒントをおしえてやろう。
      その独房には、脆弱性がある』

うるティ「……扉の蝶番?」

ガバルディ『それはお前が馬鹿力すぎたのだ!!
      本来能力者だから破れないはずなのに、まさか触手……

      じゃなくて、それ以外にもあるのだよ。
      物資補給のための穴があるだろう? 天井に……』

 


ロビン「……天井?」チラ

うるティ「……?」ジーッ



ガバルディ『ほい、ポチッっとな』

床「ガコンっ!!」

ロビン「あ」↓↓↓↓↓ ふわっ……

うるティ「え」↓↓↓↓↓ ふわっ……



ガバルディ『真実を交えた嘘というのは信じられやすいものだ。
      覚えておくといい』

うるティ「てっめぇぇぇ!!!! このやろおおおおおぉぉぉぉ!!!!
      いつか絶対殺すからなぁぁぁぁぁぁあああああああ!!!!!」ヒュウウウゥゥゥゥ↓↓↓

ロビン「地下ダンジョンって何があるのかしら」ヒュウゥゥゥゥゥゥゥ↓↓↓

うるティ「冷静か!!!」ヒュウウウゥゥゥゥ↓↓↓



ガバルディ『……落ちたか

      ふふふ、『何があるか』か。
      嫌でもすぐにわかるさ。
      地下ダンジョンとはいえ、そこも欲望の砦なのだから。

      どこかで会えるといいな。
      他の二人にも……な』



………………



………………

インガ島周辺 海上

サニー号 甲板



ジンベエ「この辺で良いのか?」

たしぎ「ええ。多分、先ほど聞いた計算の通りなら、ここから狙えば予定の位置に着弾する予定です」



ウソップ「たしぎの奴大丈夫なのか!?」

たしぎ「ええ、ご心配なく」

ウソップ「な、なぁ。チョッパー、本当にあいつも作戦に参加させていいのかよ?」



チョッパー「大丈夫だ。ドクターストップはかからない。
      例の副作用も抜けてる」

チョッパー(でも、作戦予定時刻に効果が抜けてるってことは……
      誰かとしたのかな……?)キョロキョロ

たしぎ(まさか昨日の夜のアレで副作用が抜けるなんて……
    よかった……ああ、というか、気持ちよかった……)ポヤン

たしぎ「っ」フルフル



サンジ「……まぁ、チョッパーがいいと言っているし、それを信じる他ないか」

ゾロ「どっちにしろ戦場に立てば同じだ。
   こっちの副作用まで察してくれる敵なんざいねぇよ。
   いたらそいつはカモだ」

ブルック「ヨホホホホっ そういうのと当たるとラッキーかも、なんちゃって」



フランキー「オーーーォォウイお前らぁ!! ちゃんと照準合ってるか!?」

ウソップ「照準はバッチリだ! 砲台の整備は?」

ノジコ「こっちもOKっ
    フランキーに言われた通り、出力とコーラの供給量は合わせてる」

 



フランキー「一応確認するぜ。
      本作戦は、まず海上から俺がカタパルトで空をとび、海軍基地に突っ込む!!
      そして、ここが作戦変更点。俺と一緒にサンジはカタパルトで射出され、
      現地にて解散。以後サンジの救出班と、俺の陽動部隊に分かれる」

サンジ「着弾後、俺は再全速で欲望の砦に向かう。
    俺だけ、潜入する必要がなくなったんでな」



ブルック「その後、海上から接岸して我々潜入部隊が基地に突入……ですね。
     たしぎさんが回復したから潜入までの経路はバッチリです」

たしぎ「ええ、おまかせを。
    潜入部隊はウイルスの拡散の阻止。その後、幹部の撃破やランボルト中将の撃破を狙います」

チョッパー「たしぎがなんとかするっては言ってたけど……
      生体兵器の取り扱いならおれも絶対ついていくよ」

ブルック「その潜入チームの護衛が……私たち、と」

ウソップ「そう! 俺たちだ。
     ……あくまで護衛だぞ!? 
     主に幹部をやっつけるのは、そう」

ゾロ「俺だな。幹部は全部俺に任せてもいいぜ」

フランキー「アーゥ!! 俺を忘れてもらっちゃ困るぜ!!
      俺んとこに来た幹部は俺がきっちり処理してやんよぉ!」

ノジコ「フランキーのサポートは任せて。
    あたしは後で徒歩で合流。
    新参者だから顔も割れてないし、
    武器さえあればそこらの海兵くらいやっつけながら行くよ」

ジンベエ「撤退の合図をよこせばワシはいつでも船を回そう。
     しくじるなよ、お前さんたち」



フランキー「そいじゃあ行くぜぇぇぇ!?
      フランキーカタパルト 別名人間大砲!! 発射ぁっ!!!」

サンジ「……ナミさん。まっててくれ。今助けに行く……っ」



ッバシュウォオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!→→→ →→→ →→→ →→→ →→→

ドヒュウッゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ………………





ゾロ「……よく飛ぶな」

たしぎ「……大丈夫、ですよね?」

ノジコ「フランキーはあの体だからともかく、サンジくんは危なくない?」

ウソップ「や、一応弱ってるけど空気が薄くなる高さまで空中歩行できたって言ってたから、
     途中でなんとかするだろ」



…………………………


…………………………

インガ島

海軍基地

の上空



フランキー「距離、威力。全てにおいて問題なし!!」ビュオオォォォォォォォ↓↓

サンジ「じゃ、俺はここいらで。地面にキスするのは流石にごめん被る」

フランキー「おい! どうせなら着地を派手に決めてぇ
      お前、俺を基地のど真ん中、中庭の広場にシュートしろ!!」

サンジ「んなことして大丈夫か?」

フランキー「あたぼうよ! 
      今の俺のケツには
      超合金! 対カマバッカ王国決戦兵器『鉄のオムツ』 が装備されてる。
      こいつで着地すりゃ無傷アンドデストロイって寸法よ!!」

サンジ「クズ鉄のオツムでよく考えたなその兵器」

フランキー「そんな褒めるなよ!!
      いいから、俺の背中を踏み台に、ルフィたち……いや、
      ラッキースケベを回収してこい!!」

サンジ「ああ、わかった。
    なら、どうせだから派手に行くぞ」

フランキー「分かってんじゃねぇか兄弟いぃっ!!」



サンジ「……っ」メラメラッ

サンジ「行くぜフランキー!!」ファッ






サンジ「……フライパン落とし 〜グーテポワレフライヤ〜!!!!」

ズッドム!!!!!!



フランキー「いい当たり……っ!!」ゴォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ↓↓↓↓



ゴォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ↓↓↓↓

ゴォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ↓↓↓↓

ゴォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ↓↓↓↓






  





地上の海兵「……なんだ? なんか音しねぇか?」

海兵「なんの音だ?」

海兵「ははは、昨日は鉄球が降り注いだっていうじゃないか。
   今日は隕石でも降ってくるんじゃねーか?」

海兵「バカいえ、ここに藤虎の大将が居てたまるかよ」

海兵「あっはっはっはっはっは!!!!!」



海兵「たいへんだ!! 空をみろ!!!!」

海兵「!? まさか、隕石……!?」

海兵「違う!! アレは……あれは ぁぁぁぁ!!!」





フランキーのケツ「ゴォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ↓↓↓↓」プリンッ





海兵「ケツだああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」
海兵「ケツだああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」
海兵「ケツだああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」
海兵「ケツだああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」
海兵「ケツだああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」




ドゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオん!!!!!!!
プリンッ



………………

………………

欲望の砦

地下ダンジョン



ゴゴゴゴゴ……



うるティ「……なんの音でありんしょ」

ロビン「わからない。けど……
    ……なんだか下品な音に聞こえる」

うるティ「なんでありんす? その妙な予感」



ロビン「それにしても……ここはなに?」

うるティ「地下ダンジョン、て書いてたけど……扉があって鍵もかかってない。
     これを、開ければいつかゴールに辿り着くでありんす?」

ロビン「そう、なのかしら。
    でも罠の可能性も……」

うるティ「壁は破壊不可能。
     天井も無理。

     先に進むほかないでありんしょ」

ロビン「そうね。罠とわかっても飛び込むしかない。
    たとえこの先に槍で身体全体に穴が開けられる罠が待っていようとも……」

うるティ「なんでそんなバイオレンスな妄想逞しいの?
     破滅願望でもあるの?
     なんか、そう考えると開けるの怖くなってきたでありん……」

ロビン「開けるわよ」

うるティ「聞けよ!!!!」




ギィ……ガチャ




ロビン「……」

ロビン(薄暗い部屋……正面の壁だけしか見えない)

うるティ「……?」

ロビン「何かしら、この部屋……」

うるティ「なにって、ほら、先に出口があるでありんす。
     さっさと通り過ぎるのが一番でありんすっ」

スタスタスタ

ロビン(この感じ……)

ロビン「あ、待って……! 入ってきた扉を閉めない方が……」



入ってきた扉「バタン」
鍵『ガチリ』


 


うるティ「……閉めちゃったでありんす」

ロビン「育ちが良いのね」

うるティ「百獣海賊団で育ったのに育ちがいいわけねーだろ」



ザザーザ……ブッ……



シモバア『おほん、聞こえとるかい?
     おや? 昨日の夢の首謀者と、その被害者筆頭じゃないか』

うるティ「だれだお前」

シモバア『私はバ・バア。シモシモの実の下ネタ人間。
     エロいことならおまかせのシモバアだよ』

うるティ「夢の話するってことは昨日のあれはお前か!?」

シモバア『要求してきたのはそっちの黒髪美人ちゃんじゃよ』

ロビン「ごめんなさい。女の子がいっぱいでテンション上がっちゃって」キッパリ

うるティ「堂々としてんなオイぃっ!!!!」



シモバア『その部屋はいわばチュートリアル。
     この地下ダンジョンの仕組みを一つ、教えてやろうと思ってね』

ロビン「なるほど、先に進むにはルールに従うしかないってわけね」

シモバア『ごめいさつ』

うるティ「……おい、おいおい待てよ!!
     あんたみたいのが出てきてる時点で嫌な予感しかしねぇっての!!」

シモバア『まぁ、だいたい予想通りだよ』





シモバア『その部屋はね、『セックスしないと出られない部屋』だよ』






うるティ「夢 再来っっっっ!!!!!」ズダぁん!!

 


ロビン「……それって、昨日の夢みたいな空間ってこと?」

シモバア『ああそうさ。
     その部屋は一回ポッキリのセックスで出られる部屋だ。

     とはいえ、条件はセックス。性行為。
     もちょっとはっきり定義しようか。

     二つの生命体による快楽を伴う行為によってのみ、条件が満たされる。
     この場合、どちらかがイキさえすれば条件は満たされると思ってよいぞ』



ロビン「……て、ことは」ゴクリ

うるティ「……え」



うるティ「え……えぇ!? まさか……ちょっ」

ロビン「……」タラリ

うるティ「ま、まさか、初対面でそんな……ねぇ?
     しかも女同士……ああ、そんな感覚あんたもあちきもあんましないか……」

ロビン「……」

うるティ「……ていうか、無理、でござりんしょ?」



ロビン「先に言っておくけれど。私、あなたと性行為はできるわ」



うるティ「っな、何言ってんだ、よ」(////

ロビン「あなただってそう抵抗はないはず。
    だって昨日あれだけ、ねえ?」

うるティ「バカじゃねーの!? あれは半分復讐心にとらわれてただけで、
     性愛対象が女ってわけじゃねーぞ!!」

ロビン「そう。私も性愛対象が女性というわけではないわ。
    どちらでも良いだけで」

うるティ「……っ
     そ、そう、なんだ。ふーん」



シモバア『もちろん、女同士は無理だってんなら、こういう方法もあるよ』



パッ

ロビン(薄暗かった壁が照らされて、別な扉が見えるようになった。
    扉には……)

うるティ「男 犬 おもちゃ 触手 ……他にも暗くてよく見えないのがあるけど、
     この看板の文字は……?」



シモバア『その扉の向こうで、あんたたちと性行為する準備のできてるヤツさね』



ロビン「……そう。そういうこと」

うるティ「っ……テメェ……よくも私の前にまた触手って文字見せたな」
 


シモバア『わたしを恨まないでおくれよ。
     これも仕事じゃ。
     それに、本当にここでセックスさえすりゃ、先には進めるんだ。

     明確な敵意があるなら私はここから出る方法なんて教えないよ。
     そもそもあんたたち海賊にはここを出てもっと島の経済を潤してほしいしね』

ロビン「おばあさんに敵意がないのはわかるわ。
    ……快楽主義に偏ってるところも見受けられるけど」

シモバア『そればっかりは性分じゃ。
     じゃがあんたらを気に入ってるのも事実。
     その部屋の管理者としてアドバイスくらいはしてあげるよ?』

ロビン「では、私たちはなるべく性行為をしないで外に出たいのだけれど。
    ここを性行為なしで突破する方法ってあるかしら?」

シモバア『それだけはない。
     ……多くはいえないが、ここは私の空間。
     故に、ここから出る方法は『セックス』と決まっておる』

うるティ「……セックス……だけ」



シモバア『さぁさ、選ぶといいよ。
     もちろん、あんたら二人で来たんだ。
     二人でしても部屋は反応する。

     どちらか一人が、男の扉を開けて、そこにいる男をイカせるのでも扉は開く。
     おもちゃの場合はそこにあるおもちゃで何をするか考えておくれ。
     あとは、犬を解放して獣と交わるでもよし、
     触手は……まぁ、ね。あまりおすすめしないよ』

うるティ「……」

シモバア『さて、どうするね?』



>>直下


1 うるティとロビンで百合セックス(要プレイ指定
2 『男』の扉を開く(どちらが相手をするか指定可能 両方も可
3 おもちゃの扉を開く(おもちゃ指定可能
4 犬の扉を開く  (生贄指定可能
5 触手の扉を開く (生贄指定可能 尚、うるティを指定した場合……?
6 『ヨセヨセ』の扉を開き、知り合いとセックスする。(誰と何するか指定可能 ※不可能の場合あり
7 その他

8 うるティ 咄嗟の思いつきで弱体化を回避

あ、通った時何するかはうるティと人間の男との初セックスで

寄せられますので>>22で書き始めます。

尚、競争的な意味合いもあるので、
次からは安価内容を二つに分けず一レスで書き切るようお願いします。

あと、次の更新は夜以降になると思います。



ロビン「……ヨセヨセ?」

シモバア『おや、見つけてしまったね。それは出張ヨセヨセ屋だよ』

うるティ「……ヨセヨセ屋!? それでペーたん呼ぼうそうしよう」

シモバア『ぺー? まぁ、いいけど』



ガチャリ



ロビン「……あら」

ヨセババ「こんにちは。お嬢ちゃんたち。
     ここは出張ヨセヨセ屋だよ」

うるティ「ん? なんかさっき聞いたような声でんすな」

ヨセババ「そりゃシモバアは私の姉妹だからね」

ロビン「それで見覚えがあると思ったのね。
    初めまして」

うるティ「……で、ヨセヨセしてくれるんでありんすか?」



ヨセババ「そーだよ。しかし、セックスできるかどうか聞いて、ダメなら拒否とみなす。
     それでいいかい?」

うるティ「あちきで精通したペーたんなら応じてくれるはずでありんす」

ロビン「……一応確認するけど、ペーたんってあなたの……」

うるティ「愛しい愛しい弟でありんすっ!」

ロビン「……そう」ニコ

ヨセババ「まぁ弟だろうがなんだろうがセックスできりゃ呼ぶよ?」

うるティ「オナシャス!!」




ヨセババ「さて……おや? うん……」




うるティ「……どう?」

ヨセババ「すっげぇ拒否された」

うるティ「んだおらぁぁぁぁぁああああああああああ!?
     ペーたんめぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!」

ヨセババ「ほい、それじゃ次はあんたの番だよ」

ロビン「私?」

ヨセババ「扉を開いたんだ。呼べる可能性があるなら試してみなよ」

ロビン「……一番呼びたい人はいま投獄中なの。
    確か規約違反ではなくて?」

ヨセババ「あー、アレは海軍から『だめ』っていわれてるからできないのであって、
     場合によっては応じられるよ。
     規約に書かれてるのは能力だけじゃなくて法律的にダメなやつも含まれてんのさ」

うるティ「なんだ。それじゃ他にも呼ぼうと思えば呼べるってことでありんす?」

ヨセババ「……まぁね。
     とりあえず誰呼びたいのか言ってみな」

 




ロビン「この辺に捕まってると思うのだけど……
    麦わらのルフィ 呼べる?」

ヨセババ「ああ、大丈夫だね。呼べるよ」

うるティ「……え」



ヨセババ「さて、そいじゃ。
     出張だし簡略化していくよ
     ほい」

ボヤァぁぁん……

ボムっ!!

うるティ(煙が少ない。こっちのが埃少ないんだ)



ルフィ「……なんだ? どこだ!? ここどこだ!?」キョロキョロ



ロビン「ルフィ……! よかった、無事みたいね」

ルフィ「俺は無事だけどよ……ロビンも無事、みたいだな。
    あ、だけど……」

うるティ「……?」

ルフィ「ん、まぁ、お前は……なんか大変だったみてぇだな」

うるティ「ああ、知ってるんでありんすか。
     え……なんで知ってるんでんす?」

シモバア『あ、そりゃ私が教えちゃったのさ』

うるティ「なんかヤでありんす……」

 


ロビン「さて……ルフィ、早速だけどこの部屋の仕組みはわかる?」

ルフィ「さぁ?」

ロビン「……この部屋、セックスしないと出られないんですって」

ルフィ「……」

うるティ「……えっと」



ルフィ「そか、じゃ、するのか?」

ロビン「ええ」

ルフィ「わかった。頭突き、お前向こう向いてろ」




うるティ「ちょ! ちょっとまって!!
     麦わら! あんたナミと付き合ってんじゃないんでんすか!?!?!?」



ルフィ「ああ、ナミと付き合ってるぞ」

うるティ「だったら!! なんでその女とセックスする運びになるんでありんすか!?」

ルフィ「でもロビンとも付き合ってるぞ」

うるティ「はぁぁぁぁぁああああ????
     え、セフレ……的な? まぁ、そういうのならわかるけど……」

ルフィ「セフレじゃねー! 恋人だ」

うるティ「……あー、そう……?
     ん? んー、あんたらはそれでいいんだ?」

ロビン「私はこの関係に満足してるけど?」

うるティ「……あそ」

 



ロビン「でもね、ルフィ。ここでセックスするのは私じゃないわ」

ルフィ「……なんだ? ナミもいるのか?」

ロビン「そうじゃないわ。あなたがするのは、この子と」




うるティ「え」

ルフィ「え」





シーン……





ルフィ「ど、どういう理屈で?」
 

 

ロビン「……まず、あなたも知っての通り、この子は触手にそれはひどく犯されたそうよ。
    しかも初めてだったの。とても、かわいそうよね」

ルフィ「……そ、そうか……」





ロビン「それって誰のせい?」






ルフィ「………………………………」

うるティ「……」

ルフィ「……俺が、船に乗せるって言ったから、デス」

うるティ「……考えないようにしてたけど、それもそうか」ムカッ






ロビン「だから、ね?
    優しくハジメテをやり直しさせてあげることで罪滅ぼしをすれば良いのではなくて?」





うるティ「何だその理屈ぅ!!!?」

ルフィ「……それって意味あるのか?」

うるティ「ねぇよ!!!」

ルフィ「ねぇって言ってるぞ」

ロビン「ある」

ルフィ「あるって言ってるぞ」

うるティ「ねぇって!!」

ルフィ「……ねぇ、らしいぞ」



ロビン「あるのよ。うるティ」

うるティ「な……なん、だよ」タジ……



ロビン「確かにやり直したって、真実は変わらないけれど、
    傷が古くなる前に新しい快楽で上書きしてしまえばいいの」

うるティ「……」

ロビン「時間で治るような心の傷ならいいけど、
    心の傷は深ければ深いほど、早い段階でフォローがあった方が心の糧になるわ。
    ……あと、そういう助けがあれば自棄を起こさなくなるかも」

ルフィ「……」

ロビン「……だから、あなたはルフィにちゃんと初めてをやり直させてもらうべきだと思うの」

 


うるティ「……や、でも、さぁ」

ルフィ「……ロビンの言いたいことはわかった。
    俺はいいぞ」

うるティ「話早いなお前……
     話はわかったけど……」

モジモジ……

ルフィ「けど、なんだ?」

うるティ「や、その……確かに、上手な相手とヤれんのは、いいかもしんないけど……」ゴニョゴニョ

ルフィ「急にどした?」

うるティ「あ、あちきにも相手選ぶ権利があるって話でありんす」

ルフィ「なんだ、俺じゃダメか?
    まぁ好みくらいあるよな」

うるティ「……」

キュッ





うるティ「お前、相当遊んでんだってな」

ルフィ「ん、まぁな」

うるティ「んじゃ、セックスは上手、なんだよな」

ルフィ「どう思う?」

ロビン「私はあなたしか知らないもの。
    でも、あなたに抱かれた女はみんな満足してる」

ルフィ「だそうだ」

うるティ「どんだけの人数とヤってんだ」

ルフィ「……数えてねぇ」

うるティ「……そんだけヤってまだヤりたりねーのかよ」

ルフィ「こればっかりはなー……
    というか……あ……ん?」

ロビン「……」クス



ルフィ「ああ、なるほど……そういうことか」

うるティ「……」モジモジ



 


ルフィ「……うるティ。お前、俺に借りあるよな」

うるティ「そうでありんすね、お前ペーたん呼んでくれたし……」


ルフィ「お前ここで今返せ。
    次の部屋いくために、俺とセックスしろ」


うるティ「そこまでいうならしょうがないでありんすね。
     ……ようござりんす」



ロビン「話はまとまったみたいね」

ルフィ「ああ、そうだな」

ロビン「千紫万紅~ミルフルール~」



ブワァ…………!!



ヨセババ「おおお!!」
シモバア『おおお!!』

ロビン「揺籠~ベルソゥ~」

シュルシュルシュルシュル



ルフィ「……終わったらノックする」

ロビン「ええ。了解」



シュルシュルシュルシュル ピタッ



ヨセババ「こりゃなんだい?」

ロビン「私の能力はハナハナの実。自分の体を咲かせることができる。
    腕を無数に咲かせて、見ての通りドーム状に折り重ねたのよ」

ヨセババ「……揺籠ねぇ。洒落た心遣いじゃないか」

ロビン「ふふ、そう思う?」



……

……

揺籠の中



ルフィ「……」

うるティ「……」

ルフィ「なぁ」

うるティ「……う、ウス……」

ルフィ「うちの船乗ってどうだった?」

うるティ「? まぁ、よかったでありんすよ。
     ご飯も美味しいし」

ルフィ「そうだろっ それにいいやつばっかりだろ?」

うるティ「ん、まぁ、そうでありんすね」

ルフィ「にししっ! そのいい仲間の、ロビンのいうことだ。
    絶対悪いようにはならねぇから、安心しろ」

ススッ←

うるティ「っ! ちょ、っと、あの」

ススッ←

ルフィ「……?」

ススッ←

うるティ「ぅ……」

ススッ←

うるティ「……」(////



ルフィ「ははは、そりゃ緊張するよな。いきなりだしな」

うるティ「……ウス」(////



ルフィ「なぁ、ちょっとこの壁に触ってみろよ」

うるティ「……こ、こうでありんす?」

ルフィ「そう。で、耳当ててみろ」

うるティ「……」



ルフィ「なんも聞こえねぇだろ?」

うるティ「そうでありんすね」

ルフィ「あっちの声は聞こえねーし、姿も見えねぇ。
    だから揺籠なんだ」

うるティ「ゆりかご……」

ルフィ「ああ。んで、こっちの音も向こうにはわからないから、
    ここで起こったことは誰もわからねぇ。
    その点は安心しろ」

うるティ「そうなんだ」

 


うるティ「……というか、あの」

ルフィ「ん?」

うるティ「……」

ルフィ「……」

うるティ「……っ」

ルフィ「……」



うるティ「っ……あちk……
     私、初めかたわからないんで……
     よろしく、オナシャス……」

ルフィ「ん、わかった。
    それじゃあな、まず、逃げるな」

うるティ「あ、アス。サセン……」

ルフィ「あと、あんま緊張するな」

スタスタ

ルフィ「……」

ギュゥっ

うるティ「ぅひっ……!」ビクッ

ルフィ「……落ち着くまでこうしててやるから」

ギュ……



うるティ「っ……」ドキドキドキドキ

ルフィ「……」

うるティ「……」ドキドキドキドキ

ルフィ「……ん」



うるティ(人の体温……暖かい……
     それにこいつ、小さいくせに、やっぱ男の体してる……
     ……ペーたんよりは薄いけど……でも、オス、なんだなぁ)ドクン ドクン ドクン

うるティ(なんか、余計恥ずかしくなってきた……
     私の鼓動、全部聞こえてるのかな?)

うるティ(さっきからドキドキ ドキドキ うるさいくらいなってる……

     ドキドキ ドキドキ ……ドキ……ん?)



うるティ「……ていうかこの鼓動……
     お前もだいぶ緊張してんじゃねーか」

ルフィ「ぉ? そうか?
    それ多分緊張じゃなくてな……」

グリ……



うるティ「? なんか硬いのが……あ」

グリ……



ルフィ「……興奮してんだ。
    わかるよな?」

うるティ「ほぁっ……!? そっか。
     そうかぁ……興奮、してんだ」

 



うるティ「……もしかしてあちきも興奮……してんのかな?」ドキドキドキ

うるティ(風俗に居た時はこんな感じ無かったのに……)ドキドキ

ルフィ「そりゃお前しかわかんねーけど。
    そうだったら、俺は嬉しいぞ」

うるティ「……お前、本当にさっきまでのと同じ生き物でありんす?
     なんか、キザったい」

ルフィ「どうかな。男ってセックス始まると良くも悪くも変わるっていうぞ」

うるティ「ふーん」



ルフィ「……なぁ、キスしていいか?」

うるティ「え」

ルフィ「……」

うるティ(それってマスク取れってこと?
     まぁ、ここまで来て外さないのも変かもだし、こいつなら別にいいけど)

うるティ「よござんしょ。ちょっと待っておくんなし」

スッ

うるティ(……でも、もしドン引きされたらどうしよ)



ルフィ「待て、外さなくていい」

うるティ「は?」

ルフィ「マスク越しでいい」

うるティ「……それってキスになる?」

ルフィ「いいんだよ。
    
    だってお前、それ外したくないんだろ?」



うるティ「……」ポカーン


 


ルフィ「……どした?」

うるティ「……ずるい」

うるティ「あんたって、ずるい男」

ンギュッ

ルフィ「?」



うるティ(さっきからそう。

     私がめんどくさい女発動して……
     自分から『して欲しい』って言いたくないのも察して、
     敢えて借りを返すためのセックスにしてくれたことも。

     私が緊張してるのわかってたから、
     なんでもない話で落ち着かせようとしたのも。

     マスク外さないでいいってのも、こいつ、ほとんどこのマスクの意味気づいてるんだ。

     そういう、言わない優しさってやつ? ほんと……)


うるティ「……ずりぃよ」(////

ルフィ「……んー?」

ナデナデ

うるティ「……麦わら」

ルフィ「なんだ?」

うるティ「……マスクとるから、見てほしい。
     私の顔」

ルフィ「いいのか?」

うるティ「うん。見てほしい」

ルフィ「そか」

うるティ「だから撫でんのやめろ」

ルフィ「わりぃ、こうして欲しいのかと思って」

 


うるティ「はぁ……」(////

ルフィ「……」

うるティ「外すでありんす」

スル……パサ



うるティ「ん」

ルフィ「……思った通り可愛い顔してんな」

うるティ「ふーん、これでも?  んべ」




ルフィ「おっ! お前、スプリットなんだな」

うるティ「何その反応」

ルフィ「あ、わりぃ……コンプレックスだったんだっけな。
    でも、それ俺好きなんだよ」

うるティ「……はぁ? だから、どういう意味で喜んでんの?」

ルフィ「んー、い、言いたくねぇ」

うるティ「言え」

ルフィ「……その舌、セックスするとめちゃくちゃ気持ちいいんだ。
    キスも、余計に絡まって……なんつーか、その、エロい」

うるティ「……そっか、あんたほどともなるとこういう舌の人間て珍しくもないんでありんすね」

ルフィ「や、珍しいぞ。まだ三人くらいしか会ったことねぇ」

うるティ「ふーん」



うるティ「……三人もいたんだ?」

ルフィ「ああ」

うるティ(そっか。いるんだ……結構。
     それで夜の世界にいるってことは……本当にこの舌って エロいのか?)



うるティ「ふふ、そっかぁ、そうでありんすかぁ……♪」

うるティ(なんだろ、なんか……憑き物が落ちた気分……っ)

ルフィ「……なぁ、マスクとったってことは、キスしてもいいのか?」

うるティ「いいでありんすよ。そこまでいうなら、お好きにしなんし」

ルフィ「ああ、そうする」

スッ

うるティ(あ……)

 




チュ

ルフィ「ん」

うるティ「……ん」




うるティ「……んむ」

ヌチュ

ルフィ「……んん……ん」ピクッ

ヌチュル……クチュ……

うるティ(ふふん、先に舌 入れてやったぞ。
     どうだ麦わら)

ヌチュル……クチュ……ヌチュ……チュプ



うるティ(この舌、好きなんだろ?
     キスできて幸せか?)

ルフィ「……ん……ふ……」

チュパ……チュル……ンチュプ クチュ……

うるティ(……長いな)

レロ クチュ……ヌチュル……チュ……チュパ

ルフィ「ん……ん……」



うるティ「んはっ……はぁ……はぁ……」(////



うるティ「……な、長くね?」(////

ルフィ「長かったか? わりぃ」
 


ルフィ「……その、気持ち良すぎてよ。やめどきわかんなかった。すまん」

うるティ「っ! そ、そんなに好きなんでありんすか?」

ルフィ「言っただろ」

うるティ「いや、半分リップサービスかと」

ルフィ「違ぇって」



うるティ「……っ」ゾクゾクゾク

うるティ「な、なんか。ほんと……あんたが初めてで、よかった、かも……」

ルフィ「……そういうのは終わってからいうもんじゃねーか?」

モゾモゾ……



ルフィ「まだキスしかしてねぇじゃねーか な?」

モニュン……

うるティ「んぅっ……」(//// ピクン

モニュン……ムニュン……

うるティ「ぁ……ぅ……」

モニュン……ムニュン……

うるティ「……ん」

ルフィ「結構、あるよな」

うるティ「胸……のこと? まぁ、ある方か」ドキドキ

ルフィ「ん、俺、大きいの好きだ」

モニュン……ムニュン……



うるティ「んっ……」

うるティ(ナミ……ロビン……女海兵……)

うるティ「そうでありんしょうなぁ」クス

ルフィ「はは、やっとまともに笑ってくれたな」

うるティ「そりゃ、出会いが敵だったからでありんす。
     ……思えば、絆されたとかいうレベルじゃないところまで来たんでありんすなぁ」

ルフィ「……そうだな。
    俺も、まさかお前とこうなるとは思わなかった」

 


ゴソゴソ……

うるティ「ぅん……っ……」

ルフィ「脱がすぞ」

うるティ「ん……」

ゴソゴソ……パサ

うるティ「……っ」ドキドキ

ルフィ「全部脱がすからな」

うるティ「……ゥス」(////

パサ……



うるティ「……」(////

ルフィ「……おぉ」

うるティ「なんか、言えよ」

ルフィ「すっげぇ綺麗だ」

うるティ「……っ」(////



ルフィ「全部綺麗だけど、特に足がいいよな」

サワッ

うるティ「んっ……」ピクン

サワサワ……

ルフィ「敵の時は気になんなかったけどよ。
    実はソープで見た時から気になってしょうがなかった」

サワサワ……

うるティ「触り方……やらしいでありんす」

ルフィ「そりゃ、やらしいことしてるんだからな」

うるティ「んんっ……」

 


うるティ(足を撫でる麦わらの手が、暖かい。
     だんだん登ってくるその熱が、また胸に触れる)

モニュン……ムニュン……

うるティ「んっ……」

うるティ(……先っぽが、じんじんする。
     乳首、触ってほしい……)

クニ……

うるティ「んぅ……っ!」ピクン

クニ クニ……クイ

うるティ「んはぁ……ぁん……ん……」



ルフィ「うるティ」

うるティ「……ん」

うるティ(ちゃんと名前呼ばれた。ちょっと嬉しい……)

ルフィ「ん」



チュ……クチュル……ヌチュ……

うるティ(あ)

クチュ……チュク……ヌチュル……チュプ

うるティ(なんかわかったかも……
     エロい気分でキスすると、この舌)

レロクチュ……ヌチュルプ……チュプ……

うるティ(接触面多いから、相手の舌によく絡まる……
     それが気持ちいい、かも)

モニュン……ムニュ……

うるティ「ん……んは……んむ……んぅ……」

ルフィ「ん……ん……」
 


モミモミ……クニクニクニ……モニュン……ムニュン……
レロクチュ……ヌチュルプ……チュプ……

うるティ「んふぅ……んっ……んん……」

ルフィ「……んっ ん」



うるティ(キスしながら胸……
     なんか、器用だな、こいつ)

ススス……

うるティ(あ)

ススス……↓

うるティ(あぁ、手の熱が……下がってきた。
     マジか)

ススス……↓

うるティ「ぁ……」ピクッ



うるティ(ついに、触られるのか……っ! こいつに、あそこ……)



ルフィ「……いいか?」

うるティ「……っ」フイッ

ルフィ「触るぞ」

うるティ「……」コクン



クチュ……

うるティ「んぅっ……」ピクン

クチュ……ヌチュ

うるティ「んく……う……ぁ」 ピクンピクン

ヌチュ……クチ……

ルフィ「ぉ」

うるティ「?」

ルフィ「……んや、なんでもねえ」

うるティ「なんか、変でありんす?」

ルフィ「んや。思ったより濡れてただけ、だ。
    ほれ、指で糸引いてる」

ニチャァ……

うるティ「や、やめろ、バカっ」(////

ルフィ「いいんだよ、よく見てみろ。
    これが、お前がちゃんとセックスしたがってる証拠だ」

うるティ「……っ」

ニチャァ……

うるティ「もうっ わかったでありんすっ だから、やめなんし」ペシッ

ルフィ「にししっ 悪りぃわりぃっ お前の照れ顔珍しくて つい、な」

 



ルフィ「さて、そんじゃそろそろ横になれ」

うるティ「こう……でありんす?」

ペタッ ↓

ルフィ「あー、待て。背中痛ぇかもしれねぇから」ゴソゴソ

ルフィ「おれの上着、背中に敷いとけ」

うるティ「……ありがとござんす」

うるティ(ほんと手慣れてやがんな……そこはちょっとむかつく)イラッ

ゴソゴソ




ルフィ「楽にしてろよ。もうちょっと、下の方触るからな」

うるティ「ん……どうぞ」

ヌチュ……クチュ……

うるティ「あ、ぁ……んっ……ぁ」ピクン

ヌチュル……クチュ……チュプ……

うるティ「ぁ……っ んあっ……ぁ……」

ヌチ……クチ……ピチャ……

うるティ「ぁん……っ……んんっ……はぁ……はぁ」

ルフィ「どうだ?」



うるティ「……ん……っきもちい……」トロン

ルフィ「そか。ならよかった」

クチュクチュ……ヌチュ……

うるティ「ぁん……んぁっ……ぁ……っ」

ヌチュヌチュ……クリュクリュクリュ……

うるティ「んっ! ぁ……はぁ……はぁ……」

ルフィ「……」




クリュクリュクリュ……

うるティ「あっあっあっ……あ、クリ、いじられるの、好き……っ」

ルフィ「ん、わかった」

クリュクリュクリュ……ヌリュッ ヌリュッ ヌリュッ

うるティ「あっ! ぁ……ああっ……はぁ、はぁ……ぁー……」

クリュクリュクリュ……ヌリュッ ヌリュッ ヌリュッ

うるティ「んふぅっ……ぁんっんっ……」

クリュクリュクリュ……ヌリュッ ヌリュッ ヌリュッ
 


うるティ「んくぅっ!……ふぅ……はぁ あっあっ……」ビクンッ……ビク

クリュクリュクリュ……ヌリュッ ヌリュッ ヌリュッ

うるティ「あ、っちょ、ちょっと……待って」

ルフィ「ん?」



うるティ「……っ イ、イッたので。ちょっと待って」(////

ルフィ「あ? いつの間に?」

うるティ「クリで、もう……」

ルフィ「そ、そうか。お前喘ぎ声小さいから、わからなかった」

うるティ「……もっと喘いだ方がいいでありんす?」

ルフィ「いやいや、無理して喘がなくていいよ」

うるティ「でも、男って喘ぎ声大きい方が興奮するんでありんしょ?」

ルフィ「それもそうだけど、無理して喘がれるのは一番困る。

    それに、お前の小さい喘ぎ声も十分興奮するぞ。
    まるで隠れてセックスしてるみたいでよ」

うるティ「……そっか そうでありんすか」ホッ

ルフィ「何ほっとしてんだよ」

うるティ「……あの女海兵……たしぎだっけ?
     あいつがすげぇ喘ぎ声するでありんしょ?
     ああいうのが好きなのかなっておもって、だけどあちきの喉からあの声は出なくて……」

ルフィ「そういやお前、他人のセックスのイメージあれか……
    そりゃ確かに誤解するかもなっ」



ルフィ「……てことは、もう準備いいってことだよな」

うるティ「それは、任せるでありんす。
     あちきは無理矢理にしか入れられたことないんで……」

ルフィ「ん、待ってろ。
    今忘れさせてやっから」

ゴソゴソ……


 



ルフィ「と……」

ボロン

うるティ「っ……」ピクッ

うるティ(あれが出た……そそり立ってる)

うるティ「……今ならわかるでありんすよ。
     これが、小さいんじゃなくて優しいんだってこと」

ルフィ「んー、どこまで優しくできっかな……
    お前可愛すぎて、こっちが我慢できなくなったらごめんな」

スリスリ

うるティ「あんたがそんなことしないことくらい、わかってるでありんす」

サワ……

ルフィ「ぉっ……」ピクッ

うるティ「……これ、あんたは何て呼んでるんでありんす?」

ルフィ「……チンコ、だな」

うるティ「ん、あんたのチンコ。カチカチでありんすね」

ルフィ「当たり前だろ。こんないい女を前にしてるんだから……それに」

サワサワ……

ルフィ「っ」ピクッ

うるティ「……触ってもらえて嬉しい?」

ルフィ「ああ……
    あ、そうだ……なぁ、一回舐めてくれるか?」

うるティ「ん、ふふ。そっか、あんたこれがよかったんでありんすね」

んべ

ルフィ「ああ、その舌……それでシて欲しかった」ゾクゾク……

 


ゴソゴソ

ルフィ「……そういや、舐めたことあるのか?」

うるティ「んーん。初めてでありんす。

     風俗んときはヌキは手でやってたし……口は最近まで誰にも見せてこなかったでありんす」

ルフィ「そっか。うん。無理しねぇようにな」

ナデナデ

うるティ「ん……」



うるティ「さて、チンコとご対面……」

ビキビキ……

うるティ「ふわ……真上向いてる。
     ふふ、舐めて欲しがってるようでありんす。

     可愛い……」

ツンツン

ルフィ「ん……っ」

ピクン

うるティ「……これを、舐めるんでありんしょ?
     こう……」ンベ

ヌチョ……

ルフィ「ぉ…………ああ……そうだ。
    少し、舌先で遊ぶ感じで」

うるティ「わかってやす。
     こうでござりんしょ?」ニヤリ



ヌリュルリ……ヌチュルルル……ヌピチャ……チュプルリュ……




ルフィ「っおっ……ぉぉ……すげぇ……ぁっ」

ピクンピクン

うるティ「んぁ……んっ」

ヌリュルリ……ヌチュルルル……ヌピチャ……チュプルリュ……

ルフィ「っ……ぁ……はぁ……はぁ……」ピクピク

ヌリュルリ……ヌチュルルル……ヌピチャ……チュプルリュ……

うるティ「んぁ……ん、ん……」

ヌリュルリ……ヌチュルルル……ヌピチャ……チュプルリュ……

ルフィ「はぁ、はぁ……」

 


うるティ「……これ、好き?」

ルフィ「ああ、好きだ。すげぇ、気持ちいい……っ」トロン

うるティ「くふっっ その顔……ふふ、
     なかなか可愛い顔するんでありんすねっ」

ルフィ「っ……あんま見るなよ」(////

うるティ「もっと見たいから、ちょっと激しくするでありんすよ?」

ルフィ「それは、いいな。頼む」



うるティ「それじゃ……口の中に……」アーン

パクッ↓

ルフィ「……ん」

うるティ「んむ」



ヌチュル……チュブ……グチュ……

うるティ「んっ」

ヌロォ↑

うるティ「んぷ……」

ヌプゥ……↓

ヌチュル……チュブ……グチュ……



ルフィ「ぉ……ふぅ……」



うるティ「んっ」

ヌロォ↑

うるティ「んぷ……」

ヌプゥ……↓

ヌチュル……チュブ……グチュ……



ルフィ「ふぅ、はぁ……」トロン


 


うるティ「んぷ、ん」チラッ

ルフィ「ん……すげえ気持ちい」

ナデナデ

うるティ(っ)キュンキュン



ヌチュルルル ッレロレロ…クチュル

ルフィ「ぉっ! ぉお……」

ジュポ……ジュポ……ズチュル……レロレロレロ ヌリュリュリュリュ

ルフィ「はぁ、はあ……ぉ……っっ」

うるティ「ん……んはぁ……はぁ……んむ」

ヌチュルルル ッレロレロ…クチュル
ジュポ……ジュポ……ズチュル……レロレロレロ ヌリュリュリュリュ

うるティ「んむ……んっ……んーぅ……んっ……」

ヌチュルルル ッレロレロ…クチュル
ジュポ……ジュポ……ズチュル……レロレロレロ ヌリュリュリュリュ



ルフィ「いいぞ。うるティ……
    その、舌で先っぽ絡めとるやつ、もっと頼む」

うるティ「んー? んふふ……」

ジュポ……ジュポ……ジュポ……ジュポ……

ルフィ「っ そ、それも気持ちいけどよ」

ジュポ……ジュポ……ジュポ……ジュポ……

ルフィ「そうじゃなくて、あー……お前、わざとやってんな?」

うるティ「んふっ」

ルフィ「ははは、余裕出てきたな」

ナデナデ

うるティ「ん……」

 


ズチュル……レロレロレロ ヌリュリュリュリュ

ルフィ「んっ」

ヌチュルルル ッレロレロ…クチュル

うるティ「んぷ……んっ……んふぅ……」

ズチュル……レロレロレロ ヌリュリュリュリュ
ヌチュルルル ッレロレロ…クチュル

ルフィ「はぁ……はぁ……あ……」

ズチュル……レロレロレロ ヌリュリュリュリュ
ヌチュルルル ッレロレロ…クチュル

ルフィ「っ……」

うるティ「んっ……んんっ……んぅ……」

ズチュル……レロレロレロ ヌリュリュリュリュ
ヌチュルルル ッレロレロ…クチュル



ルフィ「はぁ、はぁ……そろそろ、出そうだ……っ」

うるティ「んっ   ぁ……ぷは……」

うるティ「じゃ、どうするんでありんす?
     どこで、出したい?」シコシコシコ

んべっ

ルフィ「っ……いいな、その顔」

うるティ「?」シコシコシコ

ルフィ「その舌、見えるようにしながらイってもいいか。
    口の中じゃなくて顔見ながら……」

うるティ「……あんたがそれがいいってんなら、いいであり……」



うるティ「あ、よかないでありんすよ!
     それだと、この後顔汚れちゃったままになるでありんしょ!?」

ルフィ「あ、そか……わりぃ。興奮しすぎて忘れてた」

うるティ「……んもう、それじゃ、口の中で一回出すでありんすか?」ドキドキ

ルフィ「……いや、冷静になったし、大丈夫だ。
    すっげぇ気持ちよかったぞ」

ナデナデ

うるティ「……」モジ……
 


ルフィ「そろそろ本番、するか」

うるティ「……ん」

ゴロン



うるティ「……大丈夫?」

ルフィ「……ああ、大丈夫だ」

うるティ「……」

ルフィ「んじゃ、ちょっとお返しすっか」

うるティ「お返しって」

ガバッ

うるティ「ぁん……っ」ドキッ

ルフィ「舐めてもらったからな。舐めてやるよ」

うるティ「っ……」ドキドキドキドキ



ルフィ「ん」

チュ

うるティ「んぴっ!?」

ルフィ「?」

うるティ「……」(////

うるティ(変な声出たじゃねーかこのやろ……
     こっちだって、まさかそこにキスされると思ってねーよ!!)

うるティ「……っ」キッ

ルフィ「大丈夫、だから安心しろ」

うるティ「ぁぅ……」

うるティ(やっぱりさっきの『大丈夫』の意味、ちゃんと伝わっちゃってんだな。
     あー、風俗でオヤジ相手にしてたときのがまだ余裕だったわ……

     今は、こいつのペースに流されるのが……)

ルフィ「んんっ……んむ」

レロ……クチュ……



うるティ「あんっ……!」ピクン

うるティ(たまらなく、心地いい)

 



レロ……クチュ……ピチャ……

ルフィ「……ん」

うるティ「んっ……ぁ……ぁんっ」

レロ……クチュ……ピチャ……

トロォ……

うるティ「はぁ……んぁ……は……」



ルフィ「っと、舐めてやる必要もなかったか。
    すげぇ濡れてら」

うるティ「ん……え、もう終わり?」

ルフィ「ああ。あんまり舐めて俺の涎まみれになると、
    かえって本番痛くなるんだ。

    だから、お前の愛液が出てるならそれでいい」

うるティ「……」

ルフィ「なんだ、クンニでイキたかったか?」

うるティ「興味はある、でありんす」

ルフィ「はは、そりゃまたの機会にしよう。
    今は、な?」



クチュ……



うるティ「っ……!」ピクッ

うるティ(アソコに、チンコが……)

ルフィ「気持ちよくなろう。二人で」

うるティ「……ぉ、ぅ、ゥス」

ルフィ「お前緊張するとダメダメだな」

うるティ「ったりメーだろ!! 乙女だぞ!?
     経験人数1『本』だぞ!? バカにすんなよ!!」

ルフィ「わ、悪かったって。
    はは、でもそんくらい元気な方がいいや」

うるティ「んもう……さっさとするでありんす。
     遊び人麦わらのルフィの本領、見せておくんなし」

ルフィ「拗ねるなよ……な」

うるティ「んっ」



チュ……クチュ……ヌチュゥ
ピチャ……クチャ……



うるティ「んぅ……ん」

ルフィ「……このまま、入れるぞ」

うるティ「ん……ぅん……」コクン
 




ツプ



うるティ「あ……ぁ……」

ルフィ「……っ」



ツププ……



うるティ「んっ……」

ルフィ「……」



キチッ



うるティ「……ん?」

ルフィ「ぉ、やっぱりな」

うるティ「……なんか、突っかかってる……?」

ルフィ「ちょっといてぇぞ」

うるティ「いや、なんかこれ覚えがあるんだけど、
     おかしーだろちょっとまてよ、おいっ」

ルフィ「っ」



ズプッ
ブチッ プチチ……



うるティ「いっ…………!!?」ビクンッ!!

ルフィ「……」

うるティ「……っ っ!? はぁ?」
 


ルフィ「痛ぇか?」

うるティ「これって……まさか、処女膜、再生した?」

ルフィ「処女膜って再生すんのか?
    すくなくとも昨日の今日で再生しねぇよ。

    触手が細すぎたんだろ」

うるティ「……ぁ」

ルフィ「ちょっとだけ膜、残ってたんだな」

うるティ「……」ジッ

ルフィ「……あんま見ねぇほうがいいぞ。血出てるから」



うるティ「……」

うるティ「……はは、」

うるティ「あはは、そっかぁ……じゃ、これが初めてってことに、してあげるでありんす」

ギュッ

ルフィ「……ん、じゃ、もらったことにする」

ギュゥッ



うるティ「はは……へへ、へへへへ……
     これで、あちきも四皇の情婦でありんすねっ」

チュ ンチュ

ルフィ「……ん」

うるティ「さ、もう痛くないし動いて良いから。さっさと気持ちよくしておくんなし」

ルフィ「急に余裕だな」

うるティ「そうさせるのが目的だったくせによく言うでありんす」

ルフィ「だな。じゃ、動くぞ」

うるティ「ぁんっ♪」
 



ヌチュッ……ヌチュッ……ヌチュッ……ヌチュッ……

うるティ「あん……ぁ……っ……んぁっ」

ヌチュッ……ヌチュッ……ヌチュッ……ヌチュッ……

うるティ「ぅぁ……んっ……んん……んぁっ……」

ヌチュッ……ヌチュッ……ヌチュッ……ヌチュッ……

うるティ「んんっ……んっ」



うるティ(なるほど、これは)



ヌチュッ……ヌチュッ……ヌチュッ……ヌチュッ……

うるティ「ん……ふっ……っ……ぁっ」

ヌチュッ……ヌチュッ……ヌチュッ……ヌチュッ……

うるティ「……んっ!……んんっ……はぁ  はぁ……」

ヌチュッ……ヌチュッ……ヌチュッ……ヌチュッ……

うるティ「んふぅっ……ぁっ」




うるティ(世の人間が……ハマる、わけだわ)


 


ルフィ「うるティ……」スッ

うるティ「んっ!」

チュ……チュル……クチュ……
タパン……タパン……タパン……タパン……

うるティ「んっ んんっ んっ んんっ」

ルフィ「……ん、んぅ……はぁ……んむ」

チュ……チュル……クチュ……
タパン……タパン……タパン……タパン……

うるティ「んんっ……っ んっ……」



うるティ「ぷは……はぁ……はぁ」

ルフィ「はぁ、はぁ……」

うるティ「麦わらぁ……私、
     あんたに頭突きかましたときも、こんな距離だったけどさ」

ルフィ「ん」

タパン……タパン……タパン……タパン……

うるティ「あんときより……あんっ ずっと……興奮してる。
     戦闘の興奮より、私、……んっ……こっちが好きだよ」

タパン……タパン……タパン……タパン……
タパン……タパン……タパン……タパン……

ルフィ「俺も、お前とはこうしてる方がいいな」

うるティ「ふふ……はぁ、はぁ……ぁ……んっ」

チュ……チュル……クチュ……
タパン……タパン……タパン……タパン……

ルフィ「んっ……ん……ん」

うるティ「んふ……んっぅ……ん」



ルフィ「はぁ……はぁ……」

うるティ「……はぁ……はぁ」

うるティ「あのさ……」

ルフィ「?」

うるティ「……っ る……るー……」

ルフィ「……」

うるティ「る、ルフィ……?」

ルフィ「ああ」

うるティ「……っ だめだ、恥ずかしい!
     まだ麦わらって呼ぶっ!!」(////

ルフィ「あはは! いいよ、お前の好きにしろ」

タパン……タパン……タパン……タパン……

うるティ「雰囲気出してみたかっただけでありんす……でも、も、むり」

タパン……タパン……タパン……タパン……

ルフィ「無理って……ああ。そっか」

うるティ「はぁはぁ……ぁっ……もう、イキそっ」

ルフィ「そうか。んじゃ、強くするぞ」

 



パンッパンッパンッパンッパンッパンッパンッパンッ

うるティ「んきぅっ!! ぁっ ぁっ ぁっ ぁっ!!」

ルフィ「っ……はぁ、はぁ」

パンッパンッパンッパンッパンッパンッパンッパンッ

うるティ「ああっ あっ あっ あっ んぁはっ……んひっ!」ピクンピクン

ルフィ「こっちも……はぁはぁ……結構っ 限界だからな」

パンッパンッパンッパンッパンッパンッパンッパンッ
パンッパンッパンッパンッパンッパンッパンッパンッ

ルフィ「っ……はぁ、はぁ……っ」

うるティ「ぁあんっ あっ……ぁあ……あー……ぁー……っ」ビクンビクン



うるティ(やば……この感じ……)

パンッパンッパンッパンッパンッパンッパンッパンッ

うるティ「あ、っく……ぁっ!」

プシャっ プシュッ

うるティ(先にイキ始めちゃった……っ!)



 


パンッパンッパンッパンッパンッパンッパンッパンッ
プシャっ プシュッ

うるティ「んっくっ! ぁっ! あっ!」

ルフィ「はぁ……はぁ……いく、ぞ」

パンッパンッパンッパンッパンッパンッパンッパンッ
プシャっ プシュッ

うるティ「んっぐぅっ! 麦わらっ……はぁ、はぁ早く……出してっ」

パンッパンッパンッパンッパンッパンッパンッパンッ
プシャっ プシュッ

ルフィ「はぁはぁ……っ……外に出すぞっ
    なぁ、舌に、だしていいか……」

うるティ「そ、それは……っ っん……んんっ!」



ガシっ



ルフィ「おわっ」

ルフィ(!? 体、足で掴まれた……?
    すげぇ力っ   って)

ルフィ「お、おまえぇっ!? なんで能力使ってまで、俺の体押さえつけてんだ!?」

うるティ「外に出すとか、つまんねーことすんなよ!!」

ルフィ「でも、お前、薬持ってねーだろ!?
    やべぇって、あっ……ちょ  出」 

うるティ「良いから、出せよ」

ルフィ「あ」

うるティ「出せって  のっ……」ギュゥゥゥゥゥ




 




ビュルルルルルル!!!!

うるティ「ん゚っ!!!!?」ビグン!

ルフィ「っく……っ!!」

ビュルルルルルル……っ! ビュルルっ……ビュル……!!

ルフィ「っはっ ぁ……ぉ……」

うるティ「んぅぅぅっ! っ……出てるぅっ……麦わらの、精液……っ」ビクンビクン!!

ビュルッ! ビュビュ……

うるティ「んはぁ……んっ」トロン……

ビュ……

ルフィ「はぁ、はぁ……あー……」

うるティ「……っ……んふぅ……ふぅ……」

ビュルル……ビュ……



ビュ……



うるティ「……はぁ はぁ……んは……ぁ はぁ……」

ルフィ「はぁ、はぁ……う……ぁ」

うるティ「ん……んっ」

チュ……チュ

ルフィ「ん」

チュ……クチュ……ヌチュル……クチュ




 


ルフィ「はぁ…………おい、どうしてくれんだ」

うるティ「どうって、なんのことでありんしょ?」

ルフィ「俺は、外に出すつもりだったんだぞ」

うるティ「んふ、それはあちきにはわかりかねますなぁ?
     あんたがお漏らししたのがわるぅござんす」

ルフィ「お前が限界の時に引き寄せるからだろ……
    ああ、っく」

ピュル……

うるティ「ぁんっ  って、おまえ、言いながらまだ出てんじゃねーか」

ルフィ「……」

うるティ「なんか言えよ!!」

ルフィ「いや、今、改めて下半身は別な生き物だなって痛感してて……」

うるティ「男ってそういうもんなんでありんしょ?
     ……まぁ、可哀想だからそろそろ離してあげりんす」

ユル……

ルフィ「はぁ……ぁー……出しちまったけど、でも、気持ちよかった」

うるティ「……それは、こっちもでありんす。
     あの女……ニコ・ロビンのいう通りにしたのは癪でありんすけど」



ルフィ「……」ジーッ

うるティ「……」ジーッ

コポッ……

うるティ「んっ……」

うるティ(中の性液が……溢れてきた。
     結構出てんな、これ……)

ポタ……
 


ルフィ「……」ソッ

ギュッ

うるティ「ん、なんでハグでありんす? もう終わりなんじゃ……」

ゴロン

ルフィ「出して終わりじゃねーよ」

うるティ「……まさかもう一回とか」

ルフィ「出せるけど違う」

うるティ(出せるんだ)

ルフィ「時間ねーから1分だけこうさせろ」

うるティ「……まさか、腕枕でピロートークのつもり?
     この状況で?」

ルフィ「そうだ」

うるティ「……盛り上がった手前言いにくいけど、
     脱出するためのセックスでありんしょ?
     ゆっくりしてる場合じゃないんじゃ……」

ルフィ「……そうだけども、だ」

うるティ「っ……やめろ! これ以上気遣われるとなんか……なんか!!」

ガバッ


ルフィ「んだよ。気遣ってるけどそれだけじゃねーよ」

うるティ「はぁ?」

ルフィ「……俺が好きで、そうしてるんだ。
    ダメか?」

うるティ「だめだ!! あちきの乙女回路をこれ以上狂わすな!!」

ルフィ「そっか。まぁ、お前がそれで良いならいいか」

うるティ「……言っとくけどな……お前は、これであちきの初体験の相手になっただけで、
     それ以上の感情は別にねーからな!!」

ルフィ「いいよ、それで。
    ……でも、こっから先、なんかあったら言えよ。
    そんくらいの責任は取るからよ」

うるティ「……っ ……ふんっ!」

 




ゴソゴソ

うるティ「いいぞ、ノックしろ」

ルフィ「ん。わかった」



コンコン





……

揺籠の外

コンコン

ロビン「終わったみたいね。揺籠を解除するわ」

シュルシュル……



シモバア『何が 終わったみたいね、だよ!』

ヨセババ「途中ですでに扉開いてたんじゃないかよっ!」



ロビン「そういう問題ではないことはわかっていたでしょ?
    乙女的問題よ」

シモバア『はぁ、私らもそんな時代はあったがされど』

ヨセババ「遠い昔の記憶さねぇ……」

ロビン「……」



……

揺籠の中

シュルシュル……



うるティ「……あんたってさ。
     いろんな女とヤってんのな」

ルフィ「ん?」


うるティ「いや、ソープで会った時にわかってたつもりだけど……
     やっぱり上手だし、女の扱いに慣れてるし……

     恋人いるのに、あちきなんかとセックスするし……」

ルフィ「なんだよ、説教か?」

うるティ「説教じゃねーけど。その倫理観どうなってんのかと思って。
     ……ナミの生放送では、独占欲丸出しの終わり方してたでありんしょ?」

ルフィ「お前も見てたのか!?!?」

うるティ「見せられたんでありんす」

ルフィ「……んまぁ、確かに俺は、俺の女が誰かに抱かれるのは嫌だけど……」

うるティ「自分は浮気しておいてぇ?」

ルフィ「……嫌だけど、それが本人の意思なら俺は口出さねーよ。
    浮気でも、他の男に惚れるんでも、
    なんにせよ束縛する気はねぇ。それだけだ」

うるティ「ふーん……」

ルフィ「でも嫌だとは言う」

うるティ「わがままなんだかなんなんだかよくわからん男でありんすね。
     そこは、『俺は浮気なんてゆるさねぇ』って言って自己中発揮しとけよ」

ルフィ「そうじゃねーんだよなー……」




 



ルフィ「……ん? そういや、俺ヨセヨセで来ただけだから、
    そろそろ帰らされんのか?」

うるティ「そういやそうでありんしたな」

ルフィ「ほれ、透けてきてる」ぼやん……

うるティ「ぎゃー! 幽霊ーー!!」



ルフィ「いやぁ、しっかし。わりいな頭突き」

うるティ「……何がでありんす?」ムスッ

ルフィ「仲間が絶対助けるって言ったのに、お前自分で出てたもんな」

うるティ「まだこの監獄出たわけじゃねーから、
     その辺はあんたの仲間のフォローを信じるでありんすよ」

ルフィ「ああ。そうしてくれ」

スゥッ


ルフィ「じゃーな。また外で会おう」

うるティ「あんたが出られるんならな」

ルフィ「ああ、それも任せろっ!」ぼわぁぁぁぁん……

ボシュッ






うるティ「……」

シュルシュルシュル……

〜揺籠解除〜



ロビン「……さ、行きましょ。扉は開いてるわよ」

うるティ「わかってるでありんす」

スタスタスタ……





シモバア『……』


………………
 

………………

時は少し遡って

地下ダンジョン

ナミルート



ナミ「……何よこれ」

ナミ(とつぜん地下に落とされて、そのさきの扉を開けてみたら、ずいぶん殺風景な部屋じゃない)

ナミ「……なんか不安ね。
   用心して、今入ってきた扉は閉じないようにしておきましょう」

キィィ……ピタッ



ナミ「……薄暗がりの向こうの壁に扉があるわね……」



ザザーザ……ブッ



シモバア『おほん 聞こえるかい?
     おやおや、そうかとは思ってたけど昨日の夢で姉妹でいちゃついてた妹の方』

ナミ「誰だ!! 私の封印すべき記憶ベストを知る人物は!!?」

シモバア『私はバ・バア。シモシモの実の下ネタ人間。
     エロいことならお任せのシモバアだよ』

ナミ「あなたは……」

シモバア『おや、妹……っていうか、『こっそりアナルパールちゃん』じゃないかい』

ナミ「……決めたわ。あなたの記憶が無くなるまでボコリいにいく」

シモバア『まぁまぁ、そんな怒りなさんなって。
     とにかくこの部屋の説明をするから聞いておいきよ』


ナミ「……はぁ」



……バ・バア説明中……

 


ナミ「……夢の続きみたいね
   でも今度は、セックスしないとダメなのね」

シモバア『そういうことさねぇ』



ナミ「よかった。後ろのドアを開けておいて……
   最悪この空間からでさえすればその能力からは逃れられる。

   ……間違ってる?」

シモバア『……私が敵だったら教えないよ?

     答えはNOじゃよ。
     間違ってなんかない。
     確かにこの部屋に入ってなければ、

     あんたはここで彼氏以外の見知らぬ男の射精を手伝う必要もないし、
     犬とまぐわう必要も、触手の悪夢を見ることもない。

     ただこの先には行けないけどね』

ナミ「……それでも、下手に動くよりマシよ。
   もうちょっと手前の様子見てくる」

シモバア『そうかい』



ナミ「……ん? ヨセヨセ? おばあさん、この扉何? ヨセヨセって書いてるけど」

シモバア『それは出張ヨセヨセ屋の扉じゃよ』

ナミ「しめた! これでルフィを呼べば……」

シモバア『すまんね。ヨセヨセ屋はラッキーボーナスみたいなもんでね。
     今日はこの部屋がラッキーの部屋じゃないのさ。
     その扉は閉まったままじゃよ。諦めておくれ』

ナミ「ちぇっ……」

シモバア(本当は他所で一回使うと使えない仕様なんじゃがね)





ナミ「さて、と……どうするか」



メラメラ……



ナミ「……? なんの音?」

……
 

……

時はもう少し遡って



欲望の砦

ナミの独房

ドッゴォォォォォォン!!!!

ガラガラ↓ ↓ ↓ ↓



サンジ「……フランキーの言った通りだ。
    物資補給の穴があるから、そこに沿って攻撃したら簡単に天井を破れたぜ」

キョロキョロ

サンジ(なんだこの部屋……真ん中にでっけぇ穴が空いてんな。
    いや、これは落とし穴……開いたばっかりってところか。まだ埃が舞ってやがる。
    ん?)

撮影機器「……」

サンジ(撮影道具がある……そして、シャワーを使った形跡。
    ……脱ぎ捨てられたバニーガールの衣装)

サンジ(間違いない。この部屋は、ナミさんが捕まってた独房!)ブシュッ

サンジ(っ! てことはこの下にナミさんが……!!?)

シュタッ……↓




 
トッ

サンジ「……? なんだ、地下にも通路が……殺しの罠ってわけじゃなさそうだが……」

スタスタ

サンジ(これも全てこの監獄の設備、ってことか。
    全く、地下ダンジョンとは恐れ入るぜ。
    少年心がくすぐられちまう)

スタスタ……

ピタッ



サンジ「……? 人の気配……いや、女の気配……
    ちがう、これは……ナミさんの気配!」



サンジ(そこの開けた扉の向こうからナミさんの声が聞こえる?
    誰かと話してるみたいだが……)



????『確かにこの部屋に入ってなければ、

     あんたはここで彼氏以外の見知らぬ男の射精を手伝う必要もないし、
     犬とまぐわう必要も、触手の悪夢を見ることもない』

ナミ「それでも…………マシよ」

????『そうかい』



サンジ「……っ!!!!?」

サンジ(ナミさんが……なにをするって……?

    男……? 犬!? 触手!!??)

サンジ「! まさか、あの扉から何か敵が出てくるって話か!?」

 
 


サンジ(話は見えたぜ。先に進むためにはあの扉から出てくる奴らを倒さなくちゃならねえんだな?)



メラメラ



サンジ(しかもそいつらは、

    俺の目の前で……

    こともあろうにナミさんを……

    さらには、未来の海賊王の女を……

    手籠にしようとしてるってわけだ)



メラメラメラメラ



スッ……



サンジ「……ナミさん、話は聞いた」

ナミ「……え!?!? さ、サンジ君!? なんでここに」

サンジ「どいててくれ。その壁はもう使えなくしてやる」

ナミ「ちょ、ちょっとまって、話を……っ」

サンジ「安心してくれナミさん!! ここからは、俺がナミさんを守る!!」

シュタッ!

 



サンジ「〜フォンテドュドーム〜!!」

ドガガガガガガガガガガガガガ!!!!!!



サンジ(足の炎で、壁を蹴り壊しながら溶かして塞ぐ……!!
    こんな扉、全て溶かしてつぶしてやる!!!!)

ドガガガガガガガガ……シュウゥゥゥゥゥゥ……

 


サンジ「一丁あがりだ」

ナミ「……さ、サンジくん? なにして……」

サンジ「で? どうするんだ? 敵はもう出てこねぇみたいだが?」



シモバア『いや、敵っていうより、部屋を出る鍵みたいなもんだったんだけどね』



サンジ「へ?」

ナミ「あ! あー!!! サンジくん!!! 扉っ!!!」

サンジ「は、はい?」



ガチャリ

ナミ「あーーーーーーーーー!!!!」





サンジ「ど、どうしたんだナミさん」

ナミ「なんで扉閉めるのよ!! この良いとこ育ち!!
   わざと開けておいたのに!! 閉じ込められちゃったじゃないの!!」

サンジ「はぁぁ!?」



シモバア『……こりゃ。面白いことになったね』



ナミ サンジ 絶妙なタイミングで合流

……………………

 

……………………

海軍基地 地上

中庭 広間


フランキー「ぶぅーっとばっす! デンジャラッス 俺フランキーぃっ!!」



フランキー「鼻バルカン!!」

ズドドドドドドドドド!!!!

海兵「うわぁぁぁぁぁあああああ!!!!」



フランキー「エルボー大砲!!」

ドゴーン!!!!

海兵「ぎゃーーーーーーー!!!!!」



フランキー「膝からブラウニー!!」

チョコん

フランキー「チョコだけにチョコんとブラウニー  って、

      俺にお茶させるほど余裕な海軍基地ってどうなのよ!?
      もう追加の兵士はこねーのか!?
      砦にカチコむぞ!!!!」



タッタッタッタッタ

ノジコ「この島がそれほど平和だったってことでしょ」

フランキー「フンッ……この時代に平和ボケとは良い度胸だぜ」

ノジコ「……でも、あたしの初陣としてはだいぶやりやすいよ。
    いきなり新世界の猛者相手じゃなくて、ちょっと安心」

フランキー「そういやオメー……やたらくるの早いな」

ノジコ「あんたのつくったこれが規格外すぎたのっ」



乗用『究殺狩機』〜クサカリキ〜「ドルンドルルルルウ」



フランキー「ああ、その 
      草刈機のつもりが手違いで
      時速200キロで瓦礫を砕いて進める走破性を得てしまい、
      人の命を刈り取ることに特化してしまった悲しき農具か。

      お前に預けたのは正解だったようだな」b

ノジコ「おかげさまでここまでこれたけど……何人か死んでない?」

 







ランボルト「あいにくと、平和ボケしていたとしてもそこまでヤワではないのだよ」どどん!!







ランボルト「死にはせんよ」

フランキー「……っ」ズザッ

ノジコ「新手? 随分大きなナリしてるけど……」



ランボルト「……」ジロリ

フランキー「っ……」ゾッ



フランキー「へへ、ようやく骨のある奴が出てきたか」

ノジコ「なに? 強い?」

フランキー「ああ、強いなんてもんじゃねぇ。
      おそらく……ラスボスだぜ、こいつぁ」



ランボルト「その表現は似つかわしくなかろう。
      いわば正義の味方だぞ?  こちらは」

ノジコ「……」

フランキー「……」

ランボルト「何か申し開きはあるかね?
      無ければ、海賊相手に然るべき処置をとらせてもらうだけだが」



ノジコ「勝率は?」

フランキー「お前を守りながらだと0パーだ」

ノジコ「あたしが全力で逃げたら?」

フランキー「1パー」

ノジコ「……あたしが囮になるのは?」

フランキー「自己犠牲に走るバカヤローはうちの船に一人でいい。
      お前は走ってあっち←に逃げろっ!!」




ノジコ「……わかった」

ダッ!! →



フランキー「逆ぅぅ!!!
      方向音痴も一人でいい!!!!」


 


ノジコ「何言ってんの、一番逃げるのに確率高いの選んでんでしょうが」

ノジコ「バトルファーマー変形! チェーンソー!!」

ドルルルルンドドドドドドド

フランキー「! おめぇ……」

ノジコ「……こいつのカチコミくらったら、流石の中将でも痛いじゃ済まないでしょ?
    二人でこの場をなんとかするって選択肢も、あるんじゃない?」

ランボルト「その珍妙な機械で私とやり合うつもりかね?
      面白い。 相手はしてやるぞ」

ギラっ

フランキー「……っ」



フランキー(だめだ。いくらあのチェーンソーでも中将クラスには敵わねぇ……
      しかも俺の変態センサーが言ってる……!
      こいつは俺たち変態の天敵でもある。

      クッソクソ真面目だ!!!!

      つまり、この島でいうところの最強とも言える。遊びのねえ男……っ)



ノジコ「いくよっ」

ブオォオオオオオオオン!!!!

フランキー「ノジコ!!」

ノジコ「合わせてよ、先輩」

フランキー「っ! ……わかったよ」



ランボルト(……何かする気か?
      ロボは遠距離武装が多いようだが……
      あの回転ノコギリは接近を要する、合わせるには息が合っていないようだ)



フランキー「ウェポンズレフト!!」ドシュッ!!!!!!

ノジコ「ブロークンソーチェーン!!」バヅン!!!!!!!

ノジコ(コーラエンジンを過剰に稼働させて、チェーンソーの刃を強制的にぶった斬る。
    回転する刃は、その勢いを持って敵目掛けて飛翔する!!

    破壊を伴うから一度きりの一撃だけど……っ)

ジャラララララ!!!!

ノジコ(当たれば肉を削ぎ落とすくらいはするっ!)



 


ランボルト「小賢しいっ」ギュオッ

ギィン! ギィン!!

フランキー「チッ……弾かれたか!」

ギャリギャリギャリ ギチッ!!

ランボルト「っ! 私の薙刀に……あの機械から放たれた鎖が……!?」

ノジコ(しめた! チェーンソーの刃があいての武器に絡みついた!)

ボォン!!!!

ノジコ「……っ さらにウェポンズレフトの爆風も生きてるっ
    今のうちに」ダッ

フランキー「おう!」ダッ

ダダダダダ……

フランキー(よっし! 少しだが距離はとれた! 少しは時間稼ぎできるか……!!)



ランボルト「っ! 待て……爆風なんぞに足を止めるわけなかろう!!」

ビュオッ!!

フランキー「!? 速ぇぇ!!」

フランキー(不意打ちも騙し討ちも目眩しも通用しねぇ……
      やっぱりクソクソ真面目は戦いにきーぜ!!!)



フランキー「逃げるのは無理だ、ノジコ!!」ダダダダダ

ノジコ「じゃ、どうする!?」ダダダダダ

フランキー「まず、このまま逃げて、誰かと合流する!!」ダダダダダ

ノジコ「あんたロボだし強いんじゃないの!?」ダダダダダ

フランキー「強ぇぞ! でもな……今は本領が発揮できねぇせいで
      ホンモノにゃ、ちと及ばねえ」ダダダダダ

ノジコ「……っ じゃ、あれがホンモノってこと?」ダダダダダ

フランキー「ああ」ズザッ




ランボルト「ふむ、他の仲間の居場所をしっているから泳がせたが……
      どうやら見当違いだったようだ。
      貴様らはただ逃げ惑っているな?」

フランキー「こいつは俺じゃかなわねー……
      だからよ。作戦を変える」

ノジコ「……何?」

フランキー「おい! そこな中将!!」

ランボルト「ランボルトだ」




フランキー「ランボルトぉ! ……この女はな……俺の! 女だ!」どどん




ノジコ「……」

ランボルト「……」



ノジコ ランボルト「違う」


 



フランキー「アーウ!! ノジコ!! ここはノッておけ!!」

ノジコ「ごめん。あんたの女っていう空想に耐えきれなかった」

フランキー「空想ですら!!?」

ランボルト「臭いが違う」

フランキー「クソクソ真面目かと思いきや変態みてぇなこと言いやがる」



ランボルト「クソクソ真面目が故だ。
      貴様にはわからんだろうが……貴様からその女の臭いはしない」

フランキー「ってこたぁ……『こいつは俺の女だ。こいつに触れたくば俺から先に倒せ』作戦は」

ランボルト「貴様がもし、その女とだけ関係を持っていたなら聞いただろうが……」

フランキー「ったりめーよぉ!! 俺とノジコはマジのガチで愛し合う中で、
      互いのケツの黒子でさえ知ってる仲だぜ」




ランボルト「けしかランボル刀!!!!」ズバッシュ!!

フランキー「ギャー!!!!」

ノジコ「もっとやられればいいのに」

フランキー(危ねぇ……装甲ごと切られるかと思った……!)





ランボルト「貴様からは麦わらと同じレベルの臭気が……いや、あれよりもひどい臭いがする!!
      貴様は町中の淫猥な臭いを一つに集めたような……そんな臭いがする!!」

フランキー「……なんで俺がウォーターセブンの商売女全員抱いた話しってるんだ?」

ランボルト「なるほど合点が行った。
      貴様はこの場で処刑する」

フランキー「バカヤロー!!冗談じゃねぇか!! ウソじゃねぇけど……」ダッ

ノジコ(あたしに話が及ぶ前に逃げよっ)ダッ



ランボルト「逃すかぁ!!!」ビュオッ



フランキー(やべっ、 逃げ切れねぇ……っ)

………………

………………

地下ダンジョン ナミルート



ナミ「……というわけなの」

サンジ「……っ……っ」ぐにゃぁ……

ナミ「なんなの、その顔?」



サンジ「……まずナミさん。
    あの扉を閉めてしまったことでこんな状況になってしまったことは詫びる。
    すまない」

ナミ「ええ、その気持ちはわかったわ」

サンジ「だが、壁を潰したのは衝動的だったとはいえ、完全に俺の意志だ。

    きっと話をちゃんと聞いたところで、
    俺はナミさんにあの扉の向こうの何かと対面させる気はなかった。
    
    だから、なんというか……その」

ナミ「……」

サンジ「……」



サンジ「すまない」

ナミ「いいわよ。
   もう謝るのは終わり。ここから出る方法を考えましょう?」

サンジ「か、考えなくちゃ、ダメなのか?」

ナミ「そりゃそうでしょう!?
   上でみんな戦ってるって言ったのサンジくんじゃない!」

サンジ「だだだだ、だけどな、ナミさん。
    この部屋……」



ナミ「そうよ! セックスしないと出られない部屋なのよ!!」



サンジ「ンハァぁぁあん!!!そんなはっきり言わないでくれぇぇぇぇえええ!!!!」ブシュウウウ!!

ナミ「鼻血を出すな!! 
   ここであんたが失血死なんてしたら、
   私あの溶け固まった壁壊してでも先進むからね!!」

サンジ「それだけはさせねぇ!!」ダラダラ

ナミ「血涙も流すな!!」



サンジ「はぁ……はぁ……」

ナミ「はぁ、はぁ……」



シモバア『痴話喧嘩かい?』

ナミ サンジ「まだ「違う!!」



サンジ「……まだ、って?」

ナミ「……これから、するのよ」

サンジ「……誰が」

ナミ「私が」

サンジ「誰と」

ナミ「サンジくんと」

サンジ「……な」ブシュッ

サンジ「なにを」





ナミ「セックス」





ナミ「……」

サンジ「……」






サンジ理性による我慢 一回目

>>直下のコンマ


00〜79 成功
80〜99 失敗


※計三回成功することでサンジは一切ナミに手出ししなくなり、
 騒動解決まで脱出不可能になります。


サンジ「……ナミさん」

ナミ「……」

サンジ「俺にはできねぇよ」

ナミ「そういうと思った」ハァ……

サンジ「だろ?
    わかってていってるなら、ちょっと意地悪だぜ」

ナミ「でも、効果はあったわ。
   鼻血モードじゃないサンジくんを引き出せた」

サンジ「チッ……意地悪どころか性悪か。
    そんなところも素敵だが……

    しかし俺はナミさんの交際関係を知っちまってるから、
    これ以上は動かないぜ?」

ナミ「やっぱり知ってたんだ……」

サンジ「……一応確認してもいいか?」

ナミ「いいわよ。私は、ルフィと付き合ってる。
   男女の関係よ。間違いない」

サンジ「……それでいて、なんで俺とセックスできる?」

ナミ「仕方ないから」

サンジ「仕方ないからでできちまうのかよっ
    もっと自分を大切に……」

ナミ「勘違いしないで。誰でもいいわけじゃない」スッ

サンジ「っ……っ!!」グラッ



ナミ「……正直、ここにいるのがサンジくんで安心してるの」

キュッ

サンジ「……っ なみさ……」ドクン……ドクン……

サンジ(だめだ。近寄られると……意思が……っ
    そんないじらしく袖なんか掴まないでくれっ 嗚呼っ!)
 


ナミ「壁を壊してくれたのも、ちょっとほっとしてる。
   ありがとね」

サンジ「礼なんて……俺は……っ」ドキドキ……




ナミ「だから 責任とってチンポ出しなさい」




サンジ「情緒ぉっ! ナミさん! 情緒ぉっ!!」

ナミ「何よ! この私が抜いてあげるって言ってんのよ!?」

サンジ「いや、抜いてあげるって……

    だから俺はナミさんに浮気もさせたくないし、
    ルフィに悪いからナミさんに手を出すのは絶対無理だって!!」

ナミ「でもこの先に行けないと。地上でどんな戦いになってるかわからないわよ?
   ウイルスとか、ワクチンとか……地雷とか……」

サンジ「たしぎちゃんが言ってたな。
    地雷がどうとか……ありゃ本当なのか?」

ナミ「ええ。本当よ。
   あいつらのワクチンには弱点があるの。
   明確に何かはわからないけど……」

サンジ「……その路線で敵に弱体化を仕掛けるのもありか。
    あいつら、うまくやってくれてるといいが」

ナミ「あいつら。じゃなくて、私たちが積極的に行かなくちゃダメでしょ」

サンジ「つっても、なぁ」



ナミ(どうにかしてサンジくんにその気になってもらうしかここから出る方法はない。
   ルフィには悪いけど、あっちだって浮気してるしこのくらい別にいいわよね?)

サンジ(なんてこった……俺が、ナミさんと?
    本来なら喜ぶべきところだし、相手が望むなら不倫もいとわねぇが……

    ナミさんの相手がルフィってのは流石に……)

シモバア(焦ったいねぇ……)


ヤってもいいナミ VS ヤりたくないサンジ

>>直下

ナミのアクション

1 直接的に誘惑する 
  ※サンジの我慢力-10
2 何もしない
  ※サンジの我慢力そのまま
3 思い直してちょっと大人しくしてる
  ※サンジの我慢力+10


>>その次

サンジのアクション

1 理性を保とうとしてタバコを吸う
 ※サンジの我慢力+10
2 タバコを吸っていいか聞く
 ※サンジの我慢力そのまま
3 なんとかルフィの話をして気を紛らわそうとして失敗する。
 ※サンジの我慢力-10



>>その次

シモバアのアクション

1 媚薬を気化させて流す。
 ※サンジの我慢力-10
2 ここから出ないなら出ないでいいや、と何もしない
 ※サンジの我慢力そのまま
3 ムードの良い曲を流すが的外れ
 ※サンジの我慢力+10


寝ます。
安価が11:00までに全部埋まらなければ再度安価とっていただいて大丈夫です。


サンジ「……」カチッシュボ

ジジジ……スゥー……



ナミ「はぁ、でも、ほんとどうしよう。
   誰か助けに来てくれないかしら」

サンジ「……」スパーァ……

サンジ「壁を蹴っても無駄。覇気の及ぶ能力ってわけでもない。
    こりゃ、本当に待つしかねぇな」

ナミ「……」

ナミ「ねぇ、サンジくん。本当に待つだけでなんとかなると思う?」

サンジ「……というより、待つ以外の選択肢がねぇ。
    先にも言った通り、俺は君に手を出せねぇよ」

ナミ「そう、ちなみに本音は?」

サンジ「今 メチャクチャ興奮を我慢してる」スパーァ

ナミ「そっか……」



ナミ(まぁ、女好きでいっつもあんな調子のサンジくんが、
   この状況で何も思わないはずないわよね。
   
   我慢、してるんだ。
   なら私も、もう少し待って見た方がサンジくんにとっては優しいのかな)



ナミ「……ごめんね。変な感じになって。
   でも私も、もうちょっと待ってみる」

サンジ「あ、ああ。そうか。わかってくれたなら俺も助かる」

ナミ「本音は?」

サンジ「流石に、本気でホッとしてるよ。
    さっきみたいな調子で来られるといくらなんでも決心が揺らぎそうだった」

ナミ「そっかぁ……そうよねこの私が魅力ないなんてことはないわよね」

サンジ「その点はすまないと思っている。
    君の誘惑に答えられない時点でオスとしては不能もいいところだ」

ナミ「いいの。サンジくんはそれで……
   ああ、でも、気が変わったらいつでも言って?」

サンジ「だからぁ……」




サンジ我慢100 自動成功 コンマ判定なし


 


シモバア『なんだい、結局しないのかい?』

サンジ「するわけねぇだろ!! 空気読め!!」

シモバア『折角いい雰囲気の音楽でも流そうかと思ったのに』

サンジ「余計なお世話だし、急にそんなもん流されりゃ逆に冷めるだろ」



ナミ「ねぇ、おばあさん。ここから出るにはセックス。
   それはよくわかったつもりだけど、本当に出る方法は一つもないの?」

シモバア『ないんだが……まぁ、言うてもこれも悪魔の実の能力の力さね。
     当然穴はあるし、限りもある』

サンジ「それを教えてくれよ!! 人が悪いババアだな」

シモバア『言ってもあんたたち、どうしようもないからねぇ。
     んなら言うけど、

     私も仕事でこれやってるんだ。上司がいる。
     その上司が倒されたり、もっといい条件や報酬を提示されりゃ
     当然こんなところ管理してる場合じゃないよね』

サンジ「上司……? そっか、じゃあやっぱりこの騒動が解決すれば……」

ナミ「騒動っていうか……私たちが脱獄しないと騒動は終わらないでしょ?」

サンジ「ランボルトだよ。
    ここの中将。あいつさえなんとかすればこの場は収まる。

    上司ってのも大方そいつだろ」

シモバア『そういうことさね』

ナミ「……」

サンジ「どうしたんだ? ナミさん」

ナミ「ねぇ、たとえば……私たちが外に出ないことで……
   戦力が不足してるなんてことは……」

サンジ「……ある、だろうな。
    今の俺たちは全力を出せる状態じゃねぇ。
    敵にワクチンもある。
    こっちにも2本ワクチンはあるが……」

ナミ「……何か問題があるの?」

サンジ「ああ。使用したが最後……
    しばらくムラムラがおさまらねぇらしい」

ナミ「ねぇ、まさかと思うけど……もしかしてたしぎが使ったりした?」

サンジ「? なんでわかる?」



シモバア『ああ。そういうこと』

ナミ「ちょっと! おばあさん。これ以上は何も言わないであげてっ!」

シモバア『わかってるよ。しぇっしぇっしぇ』

サンジ「……?」


 



シモバア『まーぁ、こちらとしてはね。
     あんたたちを弱らせるのが主な仕事。
     だけど足止めさえできればあんたたちが何もしなくても上司への言い分はたつ。

     だから、本心としては残念だけど、
     あんたたちがここで立ち止まるのであればこちらからは何もしないよ』



サンジ「残念ってなんだよ」

シモバア『あたしゃ海賊を応援してんのさ。
     この島の経済には不可欠だからね。
     それに……ランボルトを止めてくれるなら、私も色々と助かるんだよ』

ナミ「……おばあさん?」



………………


………………

海軍基地 中庭 周辺




ランボルト「貴様、なぜ邪魔をする……」

ギリギリギリギリギリギリギリギリギリ……



フランキー「ふぅー……助かったぜ」

ノジコ「あんたが来てくれなかったら、どうなってたことか……」





カヤロ「いやいや、お店の常連さん一味を死なせたくなくてね。
    ははは、しかしやはり重いね
    そのランボル刀とやら」

ギリギリギリ

ランボルト「貴様が出る幕ではないと思うがな……?
      海賊を助けて何をするつもりだ?」

カヤロ「……彼らにはこの島から退去してもらう。
    それでどうだろう?」

ランボルト「……」

ギリギリ……

ギリ……



ランボルト「つまり、貴様は私の味方になると、そう言いたいのか?」

カヤロ「そうでもない。
    君の野望にはうんざりだが、彼らを生かすためなら、
    協力するしかないと思ったまでさ」

ランボルト「ふむ。なるほど、流石に情報には聡い」

カヤロ「当然だろう。この新世界で最も価値のある兵器は、

    生体兵器でも、君の持つような恐ろしい巨大な武器でも、
    後ろの彼のように機械仕掛けの大量破壊兵器でもない。



    情報だよ」


 


フランキー「……なるほど、あれが噂の影の皇帝ってやつか」

ノジコ「たいそうな二つ名だ。
    ……だからルフィもあの人に一目置いてたんだ」



カヤロ「よしてくれ。隠居の身にその名前は重すぎる」

ランボルト「で、この場をどう収めるつもりかね。
      カヤロ船長」

カヤロ「君の最も知りたかったであろう情報を教えよう。
    現在抱えている君の作戦の脆弱性も、全て覆る悪魔の実の存在だ。
    お心当たりは、あるだろうね」



ランボルト「……!! 双子悪魔の実か」



カヤロ「そう、伝説の双子悪魔の実は存在する。
    しかも、君のすぐ近くにあったのだよ」

ランボルト「そんなバカな……っ
      あれだけ探しても見つからなかったものが何故……」



フランキー「双子悪魔の実ぃ?
      なんだその伝説ぁ」

カヤロ「知らなくても無理はない。私の故郷の伝説だ。
    そしてその伝説が伝わってるのも今や故郷とこの島のみ。

    それにおとぎ話だと皆信じ込んでいる」



カヤロ「……双子悪魔の実、それは二つで一つ、いや……
    ある意味では二つで三つ分の能力を得られる悪魔の実のことだ。

    私の島には双子が多くてね。そのせいで生まれた伝説だと思われていたが……
    ふふ、果たして真実はどうだか」



ランボルト「っ……ああ、そうだ、その通りだ。
      正体はなんなのだ? どこにあるんだ!?
      誰かが持っている能力なのか!?」

ノジコ(急に興奮しだした ……よっぽどその実がほしいみたい)


 


カヤロ「正体までは……だが双子悪魔の実を持っていたのは君の部下だったようだよ」

ランボルト「!!? まさか……そんなはず…………!!!」

カヤロ「気付いたようだね。
    証拠でもお見せしようか?」

ランボルト「そうだな。証拠がないことには信用もできん。
      見せろ」

カヤロ「では彼らを見逃してくれるかい?」

ランボルト「……見逃すことはできん。
      優先順位が変わるだけだ」

カヤロ「ふむ。今はそれで結構。フランキー君、ノジコ君。
    聞いていくかね?」

ノジコ「……フランキー、逃げようっ」

フランキー「待てノジコ……
      先輩の言うことは聞くもんだぜ」

ノジコ「でもっ!」

フランキー「情報は武器、だったな?
      俺たちもその大層な武器とやらを手に入れようじゃねえか」

ノジコ「武器より命じゃないのかい?」

カヤロ「構わないよ。この男の求めるものは君たちを仕留めることより重いものだ。
    聞いた後で逃げても彼は君たちを追いかけない。
    だろう?」

ランボルト「早く言え」



カヤロ「双子悪魔の実を持っているのは……
    イーリア君とファンキー君だ」



ランボルト「……」

カヤロ「……」

ランボルト「証拠を」

カヤロ「では」

スッ

カヤロ「ところで、ランボルト君は私の能力を知っているかね?」

ランボルト「話には聞いている。
      貴様の嫁は部下だからな」

カヤロ「おしゃべりな奥さんを持つと秘密もできやしないね。
    さて、それじゃ説明は……フランキー君に向けてしようか」

フランキー「おう、助かるぜ」


 



カヤロ「私はシルシルの実の諜報人間。
    知りたいことは、知ることができるなら知れる」

フランキー「……地味だな」

カヤロ「さっきもいっただろう。情報は武器。
    それに救われたのは一体どこの誰だ?」

フランキー「そりゃそうだ。悪い」

カヤロ「しかし、まぁ地味と言うのも無理ない。
    何せこの能力は、『絶対にしゃべる気のない、隙の無い人間』には通用しない。
    覇気による防御も可能だ」

ノジコ「それで諜報と名乗れるの?
    結局秘密は握れないんじゃ……」



カヤロ「プルトンの設計図 トム君 アイスバーグ君 ココロ君……
    カティ・フラム君の数奇な運命について語ってもいいのだよ?」



フランキー「!?」

カヤロ「……」

フランキー「……オメェ、何企んでやがる」

カヤロ「勘違いしないでくれ。ちっぽけな自己顕示欲だよ。
    私はこんなことも知ってるんだぞ、っていうね」

フランキー「ケっ!! ガキか!!」

カヤロ「地味と言ってくれたお礼だよ! ふんっ

    秘密は秘密でも、人は四六時中気を張っていられるかい?
    複数人が知っていることがらを、誰もが決死の思いで秘密にできるかい?

    できないんだ。誰かは絶対、口の緩む瞬間がある。
    四皇の暗殺計画ですら漏れるところへは漏れる。
    ……ああ、これは君たちの知らない話だったか」

フランキー「……ともかくあんたの情報量が俺らの先の先にあることはわかった」


 


カヤロ「さて、待たせたねランボルト君。
    これが、ある時のイーリア君とファンキー君の会話だよ。
    シルシルの能力で、君たちに聞かせてあげよう。
    情報を」



スッ ぽわぁぁぁあん

イーリア『すまないファンク……もう、限界だ』

FG『そうか!!!! じゃあ!!!! ベッドへ行かなくてはな!!!!』

イーリア『ああ、今日もお前のたぎる欲情をぶつけてくれ……』

FG『冗談を!!!! そう言いながらいつもお前が攻めて終わるだろうが!!!!』


パッ



ランボルト「……」

フランキー「……」

ノジコ「……」

カヤロ「……」



ノジコ「今のって、なんか、まるで……不器用にもよるを誘うやり取りみたいな」(////



カヤロ「ふふふ、すまない、間違えた」



ランボルト「けしかランボル……」ゴゴゴゴゴ……

カヤロ「まーてまてまて!! 本当だから! 本当だから!
     私も年だから能力にブレがね!?」

ランボルト「間違いを責めるのではない。
      私の前でけしからん会話を聴かせた罪だ」ゴゴゴゴゴ……



フランキー「で、その続きはどこに課金すりゃ見れる?」

カヤロ「そういうのはうちの婆さんの管轄なんで」

フランキー「店を教えろ」

ノジコ「フランキー!!」ゴンっ


 


カヤロ「……気をとりなおして」



スッ ぽわぁぁぁあん

イーリア『そろそろ、だな』

FG『ああ、維持するには今』

イーリア『二人揃わないと能力が使えないのは、少し面倒だったか』

FG『だが、あの二つの実を一人で食べる気にはなれなかっただろう。
  私も、お前も』

イーリア『そうだな。それでも、私たちには意味がある。
     ……世界にとっても、な』

FG『そのとおりだ。さあ、俺たちの世界を維持しよう』

パッ



ランボルト「……世界の維持、二つの実……なるほど」

カヤロ「これがシルシルの実の諜報能力。
    誰かが喋ったことがあることなら聞き出せるんだ」

フランキー「恐ろしい能力だぜ……ってことは、俺が今までどんなプレイを風俗でカマシてきたかも知ってるってことか」

カヤロ「興味がなくて知る意味はないと思ったからそこまでは……」



ランボルト「イーリア……FG……そうか、そうか、あいつら……」

カヤロ「しかも彼らは私の故郷の出身だと。
    条件は合致するだろう?」

ランボルト「……」

ランボルト「……」

ランボルト「……」

カヤロ「……もし、彼らが今、麦わらとの戦いで能力が使えなくなったらどうする?
    今すぐ、向かうべきではないかね?」







ランボルト「……失礼する」クルッ


スタスタスタ



 


フランキー「おいおい、本当に見逃してもらえたぜ」

ノジコ「……」

カヤロ「な? 情報は武器になる」



ノジコ「ねぇ、でもこの状況を見逃すって相当じゃない?
    もしかしてその実の能力って……
    あたしらをここで見逃してもお釣りが来るくらいヤバいもんなんじゃ……」

カヤロ「ああ、その通り。
    彼が探しているものは、それこそ世界がひっくり返るような代物さ」

フランキー「ワンピースみてぇだな」

カヤロ「……っ そ、そこまで言うと、持ち上げすぎかもな。
    だが……ワンピースに影響を与えうるものの一つではある」

ノジコ「……それじゃ、あいつ止めないとやばくない?
    あいつの目的って」

フランキー「ああ、性欲禁制世界だ。
      けしからんもクソもあるかってんだ。
      そいつは阻止しねぇと夜の女たちが泣くぜ」

カヤロ「……もっともだ。
    さて、君たちはこれからどうする?
    ランボルトを倒すかい?」

フランキー「それが最終目的だが……今会って考えが揺らぎそうだ。
      あいつを倒さずに解決する方法はあるか?」

カヤロ「……どうかな。
    倒して、世界を危険にさらした罪で投獄するのが一番だと思うが」

ノジコ「でも勝てなさそうなんでしょ?
    あんたたちでも敵わないなら、どうすんのさ」

フランキー「そうだなぁ、ありゃ船長案件だ」



ノジコ「……その船長、絶賛弱体化中だけど」

フランキー「それが問題だ。しかも投獄中」


 


カヤロ「……君たち、倒せる算段を持って挑んでるんじゃないのかい?」

フランキー「いんや? 今回はほとんど出たとこ勝負だったぜ。
      特に幹部連中とあの中将には、あってみねぇとわからねぇって感じでよ」

ノジコ「あたしは、四皇のクルーだと思って信じ切ってたけど、
    ……もしかして大ピンチ?」

フランキー「だな」



カヤロ「……っなんてことだ。
    君たちがあまりに堂々と乗り込むからランボルトを倒してくれるのかと思って、
    私もだいぶ危ないカードを切ったんだがね……

    双子悪魔の実の実在を知らせたのは拙かったかもしれない……」

フランキー「結局あいつの狙ってる能力ってのはなんなんだ?」

カヤロ「……ふむ、なんと言うべきか……」

ノジコ「……?」





カヤロ「……なんでもできる能力、とでも言おうかね」





………………

………………

海軍基地 裏口



たしぎ「……中庭で騒動が起こっているうちに、なんとか潜入できましたね」

ウソップ「海軍の制服を奪って身につけたはいいけどよ……
     たしぎは顔見られちゃまずいんじゃないか?」

たしぎ「もちろん私も着替えます」ゴソゴソ

ウソップ「……お、おう」

ブルック「……ほほう」



たしぎ「……あっち、向いててくださいっ」プンスコ

ウソップ「悪い悪い……」

ブルック「せめてパンツだけでも」



チョッパー「おれ達は変異株のウイルスを探しにいく。
      ランボルトがどう言うつもりかはわからないけど、
      そうそう簡単に見つかるものでもないはずだ」

たしぎ「ですが心あたりはあります。
    欲望の砦の中に研究所がありました。

    おそらくガバルディの研究所だと思うのですが、
    そこで汎用ワクチンも入手できたのです」

チョッパー「……行ってみるしかないな」



たしぎ「……早速いきま……あれ?
    一緒に潜入していたロロノアは……?」

ブルック「え? いませんけど」

たしぎ「まさかもう戦いに行ったのですか!?
    血の気の多い……」



ウソップ「あ、いや、違くて。 ただの迷子」

ブルック「そうそう。いつものことです」

チョッパー「そんくらいわかっとけよー!」


たしぎ「潜入して数分ですよ!?
    みんな一緒にいたはずなのに……!」


ブルック「あの人の心配してたら命がいくつあっても足りませんよ。
     まぁ私一つ命亡くしてますけど」

ウソップ「そうだそうだ。それよりも俺たちは俺たちの心配をするべきだ!」

チョッパー「そうだそうだー!」

たしぎ「なんて危機感のない……っ
    それでも、ロロノアだって弱体化しているんですよ?
    一応様子を見に行った方が」

ウソップ「目的地があるのにゾロを探すだなんてワンピース求めに行くより難しくね?」

チョッパー「だな……しかも知らない場所で」



ブルック「仕方ないですねぇ。
     じゃ、ちょっとだけ周り見てみますか」



………………

………………

海軍基地内

ゾロ「お前達はウイルスの変異株とやらを潰しに行くんだってな?
   途中までは俺もいくが、
   幹部に行き会ったらそこからはお前達とは別行動だ。いいな?」



シーン………………



ゾロ「……ったく、あいつら迷子か」キョロキョロ



イーリア「仲間を探しているようだなゾゾノア」

ゾロ「……」

イーリア「……」

FG「イーリア!!!! ロだ!!!! ロ!!!!」



ゾロ「なんだお前ら」

イーリア「お初にお目にかかる。
     手前はインガ島海軍基地が剣客。イーリアと申す。
     ろ、ろー……」

FG「ロロノア・ゾロだな!?!??!」

ゾロ「ああ」

イーリア「……貴殿に会えるのを、一日千秋の思いで待ち焦がれていた。
     ああ、何度お前でセンズリこいたことか」

ゾロ「ああ?」

FG「すまねぇロロノア!!!! こいつ変態だけど!!!!
  あんたをリスペクトしてる気持ちだけは本当だ!!!!」

ゾロ「あー……」

イーリア「いかんな。緊張しているようだ」

FG「これでも普段より下ネタ喋ってない方なんだ!!!!
   あんたにあえて緊張してるから!!!!」

ゾロ「……」

イーリア「とかく、貴殿とは一度剣を交えたかった。
     ああ、剣だけでなく、下の方も交えたいと思うほど」

FG「イーリア!!!! 浮気はダメだぜ!!!!」

ゾロ「嗚呼」




ゾロ「おめでとう、お前ら」




イーリア「? なんだ」

FG「うん?」





ゾロ「お前ら、俺の中で過去一番めんどくせえ敵認定されたぞ。
   誇れ」



 


イーリア「……記憶に残る敵となれた。
     うむ、喜ばしいことだ。正直濡れたぞ、ロノアア」

FG「今までに比べば一番惜しいぞ!!!!」

ビキビキ

ゾロ「好き勝手言う手合いとはよくやってきたが……
   お前らみたいな人を置いてけぼりにする天才は初めてだ。

   変態女と歩く公害選挙カーの組み合わせに、こんなにイライラさせられるのもな」



イーリア「ああ、だが敵意をむき出しにしてくれると言うのも、
     存外悪くない」チャキ

ゾロ「……! おまえそれ、三刀流か?」

イーリア「私の三刀流と、貴殿の三刀流
     どちらが優れているか……
     いや、違うな。

     正々堂々ではないことも 本来なら貴殿が上だと言うのも百も承知
     とにかく、貴殿から一本取りたい」

FG「ふんぬはははは!!!! 安心しろロロノア!!!!
  俺はお前達の決闘を邪魔するつもりはない!!!!
  イーリアに怒られちゃうからな!!!!」

ゾロ「連れねぇこと言うなよ。
   この女一人じゃ物足りねぇ。
   一緒にかかってこい。どうせお前らもニコイチで闘ってきたタチだろ?」

FG「……なぜ分かる」

ゾロ「闘うつもりはないとか言っておきながら、
   お前の間合いと変態女の間合いが、共闘の意思構えを見せてる。

   特に、お前のリーチの長さには何か一芸を感じる。

   単品で戦ってもきっと曲者同士だ」



FG「……」

 


イーリア「だが、ここは私の出番だ。ロアロア。
     3Pはまたの機会にしてもらおう」

ゾロ「お前はほんとうに俺をリスペクトしてるのか!!?
   さっきからいちいち名前を間違えやがって!!」

FG「いや、しかしイーリア!!!!
  そうも言ってられねぇぞ!!!!」

イーリア「なんだ、ファンク」



FG「新手だ!!!!」



ゾロ「……?」チラッ

霊体ブルック「あ、もう! ゾロさんたらぁっ
       やっぱり全然違うところに居た!

       みんな探してたんですからね!?」ドロローン

FG「ぎゃあああああああ!!!! ゆーれー!!!!!!!!」

ゾロ「うるせっ…………っ!!」

霊体ブルック「しかし見たところ多勢に無勢。
       私も含めて変人変態のフルオーケストラじゃありませんか。
       いやぁ、実に面白そうな会場ですが……」

ゾロ「なんだよ。お前様子見に来ただけだろ?
   余計な手出しすんなよ。特にあっちの三刀流女は俺がやる」

霊体ブルック「なんと!! 三刀流ってゾロさん以外にも使えたんですね!?」

イーリア「練習したらできた」

FG「たくさん練習したんだぞ!!!!」

ゾロ「だそうだ。で、その相手をしなくちゃならねぇんでな。
   お前達とはここで別れる」
 


霊体ブルック「潜入して数秒でもう別れてたくせに!!?
       まぁ、それはいいですけど一気に二人相手するなんて無茶ですよ。
       ここはお一人私が引き摺り込みますので」

ゾロ「……っておまえ、霊体のくせになんかできるのか?」



霊体ブルック「ええ、練習したらできました」



FG「な、なんだ、そのお化け……なにか、するのか!!??」ゾゾッ

霊体ブルック「ええ、実に幽霊っぽい技……会得しちゃったんですよ」

霊体ブルック「霊体経験50と2年。
       人生経験38年……私、魂について色々わかって来て、
       ソウルキングなんて異名も世界から賜りました。

       しかしキングはママには敵わなかったんです。
       ビッグマムとの戦いで、魂分野の戦いで私負けたんですよ」

ゾロ「……そういや、そんな話だったな」

霊体ブルック「悔しくて……とぉっても悔しくてですね。
       年甲斐もなく対抗心なんか燃やしちゃったりして……
       それで夜な夜な訓練することにしたんです。

       魂についてあれこれ、そう……!
       就寝中のゾロさんの魂を使って!!」

ゾロ「人のテャマスィーで何してくれてんだおまぇ!!!!」

霊体ブルック「怒られちゃう前に逃げちゃいましょう。ではそちらの御仁。
       お気を確かに、共に参りましょう」

FG「な、何をする気だ!?!? 怖いやつか!?!?
  怖いやつなのか!?!?」

霊体ブルック「考えようによっては」



霊体ブルック「お命頂戴 魂の協奏曲〜コンチェルト〜!!!!」

ズボッ!!

FG「ぎゃーーーーーーーー!!!!!」



 









ゾロ「……?」

イーリア「……?」

FG「……?」



霊体ブルック「……ふぅ、さて。
       あなたの魂、いただきました」

FG「い、いや、生きてるが……?」

霊体ブルック「ええ。体はね。
       でも、10分後に同じことが言えますか?」

ゾロ「説明しとけ。わかってねぇぞ。俺も」

霊体ブルック「では僭越ながら。
       私、どんな相手でも覇気防御を貫いて魂を抜き取れるようになりまして、
       そう、こんなふうに」

魂「ぼわぁん……」



FG「それは……?」



霊体ブルック「貴方の魂です……
       これは10分体の外にあると意識を失います」

FG「ひぃっ!!!!」

霊体ブルック「その後。30分以内に魂が戻らないと……」

FG「やめろぉ!!!! いうな!!!! 怖いぃ!!!!」

霊体ブルック「ヨッホホーのホー!
       というわけでゾロさん! 私戦線離脱しますので、後はごゆっくり」

ゾロ「チッ……わぁったよ、そいつはくれてやる」

霊体ブルック「追いかけっこしーましょー!
       手ーのなーるほうへー! あ、今手鳴らせないんだった」

ヒュルルルル……→→→→

FG「待ってぇぇぇ!!!! 俺の魂ぃいぃぃぃいい!!!!」

ズドドドドドドドドドドド→→→→





シーン……

ゾロ「……」

イーリア「随分愉快な幽霊だな」

ゾロ「ああ、うちの自慢の骨だ」

イーリア「骨なのか幽霊なのか」

ゾロ「どっちでもいいだろ。やんぞ」チャキ



ゾロ「お前の付け焼き刃、ズタボロに引き裂いてやる」



………………
 

………………

欲望の砦

たしぎ「このさきに研究所があります」

チョッパー「おいウソップ! 急がないと見つかっちまうぞ!」

ウソップ「ぜぇ、はぁ……骨背負いながら走ってる身にもなってくれ」

抜け殻ブルック「……」カランコロン



チョッパー「……様子を見に行ってるのはわかるけど……
    物言わぬ骸骨って、こんなに不気味なんだな」

チョッパー「物言う骸骨の方が世の中的には不気味ですけどね。
      まぁブルックさんに関しては確かに喋ってる方が不気味じゃないですけど」

ウソップ「はぁ、はぁ……ちょっと待った。
     少し休憩させてくれ……」



ムクッ
ブルック「いけません! みなさん早く走って!!」



チョッパー「ぎゃー!! 骨が喋ったーっ!!」

たしぎ「きゃー!! いきなりは怖いーっ!!」

ウソップ「ぎゃー!! 背中でいきなり動くなーっ!!」



ブルック「それどころじゃありませんよもー!
     今からとんでもないのが近づいてきますから! みなさん離れて離れて!」

シュタッ
 




ウソップ「なんだどうした!? バレたのか?」

ブルック「まだ私しか見つかってません。
     なので隠れてください」

たしぎ「っ急ぎましょう」

チョッパー「で、でも、いいのか!?
      ブルック一人で……」

ブルック「はい。私の土俵に誘い込みましたので。後はこれを10分間死守すれば勝ちです」

チョッパー「……それって……?」






ズドドドドドドドドド

FG「シューティングスター!!」ブォン

ブルック「キタぁぁぁぁぁぁぁ!!!」

ヒュぅぅぅぅぅ カクッ!



ウソップ「ん? なんか飛んできて……」

チョッパー「瓦礫が曲がり角で、直角に曲がったぁぁぁぁぁ!!?」

ウソップ「こっちに向かってくるっぅぅぅぅぅぅ!!」

たしぎ「隠れましょう、はやくっ! おそらくあれはFGの技っ」



ブルック「さて、仕込みは済みました。
     あとは」チャキッ

スパパパパ

飛んできた瓦礫「ガラガラ……」



ブルック「奏でましょう。この喜劇の舞台で、
     貴方と私、二人だけの協奏曲」

FG「おまぇぇ……俺の魂を、返せえぇぇぇえええええええ!!!!」

ブルック「うるさっ」



………………

………………



地下ダンジョン

ルフィルート



ルフィ「……まいったな。ヨセヨセ屋で呼ばれた時は助かったとおもったんだがなー。
    戻ってきたらまた海桜石の手錠に繋がれてやんの」

ジャラリ……

ルフィ「仕方ねー。
    先進むか」


ドア「……」


ルフィ「ドアか  こんなところにちゃんとした ドアがあるなんてな……

    ……まさか、人ん家か!?」


コンコン

ルフィ「すんませーん!! 誰かいやがりますかー!?」

ルフィ「……」

ルフィ「……」



ルフィ「おほん。 ゴメンクダサーイ」

ルフィ「……」

ルフィ「……」





ルフィ「開けろよ!!!!」ドガン!!

バンっ!!!!

扉「グシャァッ!!」



ガラガラ……




ザザーザ……ブッ

シモバア『ちょーっとちょっとちょっと!! あんた何してくれてんだい!?』

ルフィ「こんな道の真ん中に家を建てるな!! 迷惑だろ!!」

シモバア『家じゃねーよ!!』

ルフィ「なんだ家じゃなかったのか。
    飯は?」

シモバア『ねーよ!!』

ルフィ「んだよ。飯ねーのか」
 


シモバア『もし家だったとしたら
     扉ぶち破って押し入って飯食わせろとか、お前は蛮族かっ』

ルフィ「海賊だ。
    家を壊したのは仲間を助けに行くためだから致し方なしだな。
    ドアだけ壊して後で謝るつもりだった。
    飯は、あわよくばだ」

シモバア『倫理観ん……
     まぁ、いいわい。
     さて、ここはセックスしないと出られない部屋……』

ルフィ「なんだここもか!?
    ……ていうか俺一人だけど?」

シモバア『まぁ話をお聞きよ。
     あんたにはここであの扉の向こうからセックスする相手を選んでもらう。
     まぁ、どっちがどうなるかは任せるけどね』

ルフィ「あん? なんだ、相手選べるのか。
    風俗みてぇだな」

シモバア『これ見てもそう言えるかい。

     一つ目の扉 『男』』

ルフィ「おい」

シモバア『二つ目の扉 『犬』』

ルフィ「待て」

シモバア『三つ目の扉 『触手』』

ルフィ「待てって」

シモバア『四つ目の扉 『おもちゃ』』

ルフィ「待てって!!」

シモバア『なんだい』



ルフィ「おもちゃってなんだ」

シモバア『おもちゃ持った男が出てくるよ』

ルフィ「男かよ!! せめてオナホ持った女出てこいよ!!」ダン ジャラリ

シモバア『だまらっしゃい!! 贅沢言うんじゃないよ!!
     この島じゃ女手は普通の仕事と風俗で手いっぱいなんだよ!!』

ルフィ「お、女なしで……どうするんだ、俺は」

シモバア『さぁねぇ』

 


ルフィ「……無理やり先に進めねぇのか?」

シモバア『無理だよ、ここで足止めすんのが私の仕事さ。
     悪意はないが仕事意欲はあるんでね』

ルフィ「扉あんじゃねぇか。俺は先進むぞ」

シモバア『だから無理だって……』



きぃぃ……



ルフィ「空いたぞ」



シモバア『でえぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!?!?!?!?!?』



ルフィ「ばあちゃん嘘つきだな!」

シモバア『ちょ、ちょっとだけ待て、いや、待って、お願い。
     なんでお前このセックス部屋から出られた!?』

ルフィ「……なんでって、扉が、あったから……?」

シモバア『はぁ……いや。あのねぇ、この部屋は本当にセックスしないと出られない部屋なんだよ。
     だから出られるのはおかしいはずなんだ。

     さきに言っておくけど、覇気も能力も及ばない、私の能力でできた部屋なんだ』

ルフィ「……へー。でも俺、覇気もなんも使ってねぇぞ」



シモバア『この能力が通用しないかったのは、あんたが二人目だよ……』



ルフィ「なんだ。効かないやついるんじゃん」
 


シモバア『そうだけども。おそらくこの世で二人きりだよ。
     いや、今はあんた一人か……』

ルフィ「効かなかったやつって誰だよ」



シモバア『……海賊王 ゴール・D・ロジャー。
     あんたもここ〜新世界〜にいるんだ。あれの後追っかけてるタチだろ?』



ルフィ「……そうか」

シモバア『どうしてあんたとあいつに効果がないのかが知りたい。
     ……あんた、何かをしたわけじゃなさそうだね』

ルフィ「なんもしてねぇよ。
    開けたら開いたんだ」

シモバア『なんか、海桜石で体を覆ってるとか、そういうことあるかい?』

ルフィ「ねぇよっ!! あったら動けねぇだろうが。
    手錠だけだ」ジャラリ

シモバア『……いや、多分答えは出ないんだろうね。
     あの時と同じで』

ルフィ「……なんなんだ。俺はさきに行くぞ」



シモバア『ああ、せめて時間稼ぎをさせておくれ』

ルフィ「んなこと言われて待つ奴がいるか」

シモバア『まぁまぁ、仲間の話だよ。興味ないかい?』

ルフィ「いいよ自分で見にいくし」

シモバア『……ったく、なんなんだい。
     取引だよ。取引』



シモバア『あんたがここで立ち止まれば、
     今足を止めている二人をさきに進めてやってもいいよ』

ルフィ「足を止めてる二人?」
 


シモバア『ああそうさね。
     このセックスしないと出られない部屋は、今他に二つ稼働している。
     一つはさっきあんたが解放してきた部屋。
     もう一つは、あんたの彼女が入ってる部屋』

ルフィ「……ナミか」

シモバア『そうじゃよ。そこに、助けに入った男が一人一緒に閉じ込められてる。
     ぐるぐる眉毛のいい男』



ルフィ「! ナミとサンジか!!」



シモバア『そう。その二人がさっきからずっとさきに進めていないんじゃよ。
     あんた一人がここで立ち止まってくれれば、後の二人をさきに進めてやってもいい』

ルフィ「……」

シモバア『あんたとしても、こんな部屋に彼女と男を二人で置いておくのは忍びないだろう?』

ルフィ「……あー、ナミとサンジ、か……
    で、他の扉は……? 犬とか男とか」

シモバア『潰されたよ』

ルフィ「……なるほどな。そういうことか。
    なら、俺立ち止まる必要ねぇや」

スタスタスタ



シモバア『おいおいおい!!!! 貞操感ん!!!!
     まって、まってって!!』

ルフィ「んだよぉ。しつこいばあちゃんだな」

シモバア『……いいのかい? 本当に』



ルフィ「ああ、だってよ。
    ナミがもしサンジとセックスしたとしても、それがナミの意思なら俺は文句言わねぇ」


 


シモバア『浮気を許すのかい?』

ルフィ「この状況でセックスするのを浮気っていうか?
    しょうがねぇだけだろ。

    それにどこの誰かもわかんねー奴ならヤだけど、
    相手がサンジなら絶対に悪いようにはならねぇし……」

シモバア『男の方が我慢できなくて襲う可能性もあるんじゃないのかい?』

ルフィ「サンジに限ってそれだけはありえねぇぞ」

シモバア『え、でも鼻血……』

ルフィ「あいつは嫌がる女に手を出すような男じゃねぇから」



シモバア『っと、これ以上は無駄のようだね。
     意地悪が過ぎたよ』

ルフィ「ていうかばあちゃん敵なんだろ?
    なんか喋り過ぎじゃね?」

シモバア『敵じゃないよ。仕事であんたらにエッチなことさせなくちゃならねぇの。
     もしくは時間稼ぎ。
     どちらかをちゃんとやったって上に示さないと海軍と仲良くできないのさ」

ルフィ「仕事かぁ……あと立場ってやつもあんだな。
    めんどくせぇけど、大変そうだな」

シモバア『ふふふ、だからね、実のところあんたたちに恨みなんてないし、
     なんだったら勝てるならランボルトとやりあっても欲しいし……

     私の目的はただの保身。あんたたちをエロい目に遭わすか時間稼ぎか。
     タイムorエロスだよ』

ルフィ「タイムorエロス……?」



シモバア『1か0かじゃない話に切り替えよう。
     あんたはここで少しだけ私と話をする』

ルフィ「……俺に得がねぇぞ?」

シモバア『あるさ。その『お話』だけで、さっきの二人を先に進ませてやるってんだ』

ルフィ「いいのか? ばあちゃんはそれで」

シモバア『ああ。どちらもウイルスの弱体化はすでに受けているからね。
     それに先の部屋ではどうせ弱体化を受けざるを得ない状況が待ってる。
     欲望の砦は、そう簡単には逃しちゃくれないよ』

ルフィ「……っ」

シモバア『あんたが話に応じてくれれば、この先のアドバイスなんかもしてあげよう。
     さて、どうする?』


>>直下

1 話には応じない。 ナミとサンジは騒動解決まで諦める。

2 話に応じる。   ナミとサンジを先に行かせ、シモバアと少し話をする。

3 通信機を壊す。  今後シモバアの話は全て聞こえなくなる。
 


続きはまた今度


ルフィ「ばあちゃん……」

シモバア『……ん?』

ルフィ「ごめん、ばあちゃん。
    俺、ばあちゃんくらいの歳の女抱いたことねぇから、
    上手く勃つかわからねぇけど……」

シモバア『ナンパしてんじゃねぇよ!!!』

ルフィ「そうか。話だけつって店の奥に連れてくのもナシだぜ」

シモバア『キャッチじゃねぇよ!!』

ルフィ「……壺売らねぇ?」

シモバア『あんたそんなのに引っかかってきたのかい?
     なんかかわいそうだねぇ……』

ルフィ「まぁ、いいや。話するだけであいつら解放してくれるんだろ?
    今の俺が先に進むよりももしかしたらそっちのが戦力になるかもしれねぇし」

シモバア『そうさねぇ。私も四皇の足止めをしたとすれば申し分がたつ。
     さて、足止めの方法だが……』

ルフィ「ああ、なんだ?」

シモバア『私の能力が効かなかったあんたの、人となり が知りたい。
     そこでだ、ここは欲望の砦、そして私はシモバア。
     とくりゃあ下ネタの一つでも話してもらいたいってもんよ』

ルフィ「……ん?」



シモバア『あんたの人生に最も影響を与えた性経験を語っておくれ。
     それがあんたを知る何よりの情報になる』



ルフィ「……」

シモバア『もちろん口外しないよ。
     とはいえ、信用なるかわからないけどね』

ルフィ「……まぁ、もう取引には応じちまったしな」

シモバア『ああ、そうだったそうだった。
     あの二人を解放せにゃならんね』



………………
 

………………

地下ダンジョン

ナミルート


ガチャリ

ナミ「ん?」

サンジ(タバコの匂いだけ吸えタバコの匂いだけ吸えタバコタバコタバコタバコ)



ナミ「ちょっと、サンジくん」

サンジ「なんだバタコさん」

ナミ「扉、開いてる」



サンジ「なんだって!?」



サンジ「……なんだって……」

サンジ「そうか、そうか……そりゃ、よかった」ぐにゃぁ……

ナミ「どう言う顔よ」

サンジ「我慢し切れたという達成感と、それでもやっぱりどこかにあったエロ心が……」



シモバア『ちょいとおまえさんら。
     扉は開けといたから進んでもいいよ』

サンジ「なんで急に……?」

シモバア『あんたんとこの船長が取引に応じてくれたのさ。
     ちょっとだけ、私とおしゃべりしてくれるってね』

サンジ「なんだそりゃ……」

ナミ「そ、そんな……まさか、ルフィってば……
   おばあさんまでイケるっていうの!?」

シモバア『……あんたもそういう発想かい』

ナミ「そんなことになったら、私いつまで抱かれちゃうのかしら」(////

サンジ「……正直尊敬するぜルフィ」

シモバア『違うっつってんだろ!!』



シモバア『ともかく、あんたらは先に進みな。
     もっとも次の部屋がここより安全って訳でも、ないんだがねぇ』

サンジ「なんだよそれ……この部屋のがマシとかあるのか」

シモバア『選択の余地があっただけマシだと思うけどね』

ナミ「……よくわかんないけど、まぁいいわ。
   行きましょ、サンジくん」



………………

………………

ルフィルート



シモバア『二人は先に行ったよ』

ルフィ「そうか……」

シモバア『で、話すネタは決まったかい?』

ルフィ「そうだな……ちと恥ずかしいけどよ。
    とっておきのがある」

シモバア『そりゃ楽しみだねぇ!
     さぁさ、話しておくれ』

ルフィ「……話は、x年前に遡るんだけど」





…………

…………
数年前

ルフィ少年時代

童貞卒業の日





エース「ルフィ、お前どこ行くんだ?」

ルフィ「っ……! な、なんでもねぇ」

エース「なんでもねぇってお前……こんな夜に出かけるなんて珍しいじゃねぇか」

ルフィ「……散歩、だよ。散歩。腹減ったし、狩でも肉も食ってくる」

エース「そうかよ」




…………

フーシャ村

酒場『PARTYS BAR』



マキノの部屋



マキノ「……ルフィ、シャワー終わった?」

ルフィ「終わったぞ」

マキノ「ちゃんと髪拭いてないじゃない、ほら」

ルフィ「や、やめろって……そうじゃないだろ!」

マキノ「そうじゃない、って?」

ルフィ「男が髪拭いてもらうなんておかしいぞ」

マキノ「……そうね。もう『男の子』って言えなくなるのかしらね」

ルフィ「ん」



マキノ「『男』になる日、だもんね」



ルフィ「……お、おう」

マキノ「ふふ、でも裸になるのはまだ早くない?」クスクス

ルフィ「なんでだよ。後で裸になるんだ。別にいいだろ?」

マキノ「じゃあ、私が最初から裸だったら嬉しい?」

ルフィ「……う、嬉しいぞ?」

マキノ「ふふふ、そう言ってくれるのは嬉しいかも。
    ……その素直に女性を褒めるところは大事にしてね。
    女は結構、そういうの好きよ」

ルフィ「そうか。じゃあ、いっぱい褒めるぞ」

マキノ「待って。いつでもどこでも褒めるんじゃダメよ。
    ちゃんと、そういう雰囲気だなって思ったら……ね」

ルフィ「そういう雰囲気って、なんだ?」

マキノ「ふふふ。そのうちわかるようになるわよ。
    ……それがわかったら、一人前かな」

ルフィ「そうか、そういうもんか」
 


マキノ「じゃあ、ご褒美」スルスル……

パサ

シュルシュル……



マキノ「……裸だけど、どう?」

ルフィ「っ」ドクン

マキノ「……なんでもいいわ。感想を言うの」

ルフィ「すっごく、エロい」

マキノ「うん、よく言えたわね。
    でも、もっと正直なのはそのおちんちんよね」クスクス

ギンギン

ルフィ「あ、あんまし見るなよ」

マキノ「恥ずかしいの?」

ルフィ「……恥ずかしいぞ、結構」

マキノ「そっか、ルフィにもそう思うことってあるんだ」

ルフィ「もしかしてバカにしてる?」

マキノ「そうでもないわ。恥ずかしいって思う気持ちも大事だと思うし……
    なにより、そういう反応って……結構そそられるものがあるから」ニコ

スッ

ルフィ「ぉ」

マキノ「おいで、ルフィ」

グイッ

ルフィ「ん、うん」

マキノ「……私の体を、よく見ていいから。
    ルフィの体もよく見せて」



ルフィ「……」ジーッ

マキノ「……」ジーッ

ルフィ「……」チラッ

マキノ「……?」チラッ

ルフィ「……」(////

マキノ「ん、どう?」



ルフィ「チンコが……イテェ」

マキノ「うん。そっか。どうしたい?」

ルフィ「触りたい、けど……いいのか?」

マキノ「ふふふ、いいのよ。そのために来てくれたんでしょ?」

 


ルフィ「ほ、本当か?
    じゃ、じゃあ触るぞ」

マキノ「ん、それじゃ」

ボフッ


マキノ「……ベッドの上で、ね?」

ルフィ「っ」ドキドキドキ

ギシッ



ルフィ「触る、からな」

マキノ「ええ、どうぞ」



モニュン……

ルフィ「っ!」ドキッ

マキノ「んっ」

グニュン……

マキノ「あっ、それは強過ぎよ」

ルフィ「ご、ごめんマキノっ 大丈夫か?」

マキノ「大丈夫。だからもっと触ってみて」クスクス

ルフィ「ん、わかった」



モニュン……ムニュン……

マキノ「ん……」

モニュン……ムニュン……

マキノ「んふ……ん……」

ルフィ「な、なぁ、マキノ。苦しいのか?
    苦しいんならやめるぞ?」

マキノ「あははっ 苦しいんじゃないわ。
    気持ちいいのよ」

ルフィ「おっぱい触られると気持ちいいのか。そうか」

マキノ「そう。でも、エッチなことする時以外は触っちゃダメよ?」

ルフィ「それくらいわかるって」


 


マキノ「……ねえ、おっぱい触るの好き?」

ルフィ「……すきだな」

マキノ「……吸ってみたり、しない?」

ルフィ「吸う? お前母乳出るのか?」

マキノ「違うの。舌で気持ち良くしてあげるのよ」

ルフィ「……でも、なんか赤ちゃんみたいでやだな」

マキノ「私はぁ、してほしいんだけどなぁ?」

ルフィ「んー……」



パクッ

ルフィ「こ、こうか?」

モゴモゴ

マキノ「んはっ ぁ……そう」ピクン

ルフィ(おお……)

チュ……ンチュゥ……

マキノ「んはぁ……ぁ……はぁ……ん」

ルフィ「……っ」

チュル……クチュ……チュゥゥ……

マキノ「ぁん……んっ……もうちょっと、強くていいわ」

ルフィ「ん」

チュゥゥっ……チュ……っ

マキノ「ぁ……はぁ……んっ! 
    ね、ちょっと、優しく、噛んでみて」トロン

ルフィ「ん」

ハミッ……

マキノ「ぁっ……っく……んふっ」

ルフィ「……」

ミチッ

マキノ「んぁっ、そ、そのくらい……ぁっ」

ルフィ「いはくねーのか?」

マキノ「んぅ、ん……ありがと、気遣ってくれて」

ナデナデ


ルフィ「っ! な、撫でるのはやめろ。
    なんか、違う」

マキノ「ふふふふ、そうだったわね。
    でも、撫でるってそんなに恥ずかしいこと?」

ルフィ「頭撫でんのはガキ扱いの証拠だろ!?」

マキノ「……そうでもないんだけどなぁ。
    女の人にもよるけど、私のは、『気持ちいいんだよ』っていう合図もあるの」

ルフィ「……んー……そうか、でもなぁ……
    マキノにそうされると、ガキ扱いされてるみたいな気がする」

マキノ(鋭いわね)

マキノ「さて、気持ち良くしてもらったからそろそろ私があなたを気持ち良くしてあげるわね」

ルフィ「お、おう」ドキドキ

 


マキノ「……」ジーッ

ルフィ「……」

マキノ「……」じーっ

ルフィ「……?」

マキノ「どうして欲しい?」

ルフィ「っ、マキノは、どうしてぇんだよ」

マキノ「ちゃんと言って欲しい」クスクス

ルフィ「っ……なんか、あれだろ?
    チンコは手で擦ると気持ちいいし、そういうの、してくれねぇか?」

マキノ「ふふふ、いいわよ。手でしてあげる」

ルフィ「ああ、頼む」



サワッ

ルフィ「っ」ビクン

マキノ「……ふふ」

サワサワ……

ルフィ「んっ……」

ギュっ

ルフィ「ぉ……っ く」

マキノ「……もしかして、出そう?」

ルフィ「んや、違う……」

マキノ「いいのよ。出しても」

ルフィ「まだセックスしてねぇし」

マキノ「うーん……でもぉ」

シコシコシコ……

ルフィ「っく……ぅ」プルプル

マキノ「出すの我慢すると、一番気持ちいい射精のタイミング、逃しちゃうわよ」クスクス

シコシコシコ……

ルフィ「え?」
 


マキノ「我慢しすぎると、変な出し方しちゃうでしょ?
    だから一番気持ちいい時に出しちゃうのが、一番いいの。

    わかる?」

シコシコシコ……

ルフィ「っ……わかった。じゃあ……」

シコシコシコ……

マキノ「ん、出したい時に出して」

ルフィ「っ で、出る」



シコシコシコ……

ビュルルルッ!

ルフィ「っぁっ……!」

ビュルルルッ……ビュルルルッ……

マキノ「あっ! うふふ、すごぉい」

ビュルッ……ビュ……

ルフィ「ぁ……はぁ、はぁ……」

ビュルルルッ……

シコシコシコ……

ルフィ「んくっ……ぁ」

ビュルッ……



マキノ「……ん、いっぱい出たね」

ルフィ「はぁ……はぁ……」

マキノ「一回出したら、落ち着いたかな?」

ルフィ「……」

ギンギン

ルフィ「まだ、落ち着かねぇ」

マキノ「あらあら」


 

マキノ「もう一回したい?」

ルフィ「……ああ、今度はセックスしてみたいぞ」

マキノ「んー、確かに、今ならまだできそうね。じゃーぁ」

ルフィ「ぉっ」

ゴロン……


ギシッ

マキノ「……私が、上になってあげるね」

ルフィ「ちょっと待てよ。これじゃあまるで俺がされてるみてぇだ」

マキノ「乗っかられるの、いや?」

ルフィ「ん……」ジーッ

マキノ「……」

ルフィ「……」(////



マキノ「ルフィは、こうして乗っかられるの嫌なんだね。
    それは多分喧嘩でこうなると負けるから、でしょ?」

ルフィ「……そうなのかな」ドキドキ

マキノ「そう。だけど、今そこから見る女の体、どう?」

ルフィ「うん、すげぇ興奮する」ドキドキ

マキノ「セックスは喧嘩じゃないから、いいのよ?
    乗っかられて興奮しても、いいの」ピトッ

ルフィ「おわっ!!」

マキノ「……そういえば、ハグもしてなかったわね。
    どう? 素肌で触れ合うのは」

ルフィ「っ……! すげぇ、あったけぇ」ドキドキドキドキ

マキノ「ん、私もあったかい。
    裸で抱き合うのって、すごく気持ちいいわよね?」

ルフィ「ああ……うん……っ ぁ、マキノ……」

マキノ「んー?」




ルフィ「さっきから乗っかられて……ずっとチンコが、マキノの腹に擦れてて……
    もう、それだけで」

マキノ「うん、当たってるのわかってるよ。ルフィ。
    こうしてほしいんだよね?」

スリスリ

ルフィ「ぁ……っ ぐ……はぁ……はぁ……」

マキノ「それとも、抱きついて、圧迫して欲しいのかな?」

ンギュゥゥゥゥ……

ルフィ「はぁ……はぁ……」


マキノ「擦り付けたいの?」

スリスリ

ルフィ「はぁ……はぁ……!」

マキノ「圧迫ぅ? どっち?」

ンギュゥゥゥゥ……

ルフィ「はぁ……はぁ……!!」

 



ルフィ「やべ、出る」

マキノ「ん……さっき、私なんて言った?」

ルフィ「……気持ちいい時に、出す?」

マキノ「そう」

ンギュゥゥ……

マキノ「いいのよ。そのまま出してっ」

ルフィ「はぁ、はぁ……っぅっ!」


ビュルルルッ! ビュルッ!

ルフィ「っく……ぅ」

マキノ「ぁっ! ん……ふふ、お腹に出てるっ」

ビュルッ

マキノ「すっごぉい、ルフィのおちんちん……二回目なのにすっごく良くはねるっ」

ビュルルルッ……

マキノ「……ん」

ギュゥゥッ……

ルフィ「あっ……っく」

ルフィ(抱き寄せられると、チンコに圧がかかって……)

ビュルッ……

ルフィ「……はぁ、はぁ……」



ルフィ「はへぇ……きもちい……い」

クタッ


マキノ「ふふふふ、また出ちゃったね」

ルフィ「はぁ、はぁ……ごめん、マキノ……もう一回」

マキノ「ちょっとまって。
    二回も出したでしょ?
    もうそろそろ終わりにしましょ?」

 


ルフィ「や……その」

マキノ「……ふーん」

ギンギン

マキノ「……そっか、ルフィはまだできるんだ?」

ルフィ「ああ、まだ元気だぞ」

マキノ「でもだーめ」

ルフィ「なんでだよ。まだセックス……」

マキノ「んー、ルフィ。三回連続でオナニーしたことある」

ルフィ「ある」

マキノ「……三回目、出にくくなかった?」

ルフィ「な、なんで知ってるんだ!?」

マキノ「なんででしょうね。
    とにかく、そんなに終わりがないおちんちんを入れられると、
    女の人は長くセックスに付き合わなくちゃいけないでしょ?」

ルフィ「長い方が良いって聞いたけど……」

マキノ「長すぎると、ここが擦れ過ぎて痛くなっちゃうの」

クパァ……

ルフィ「あ、……ぅわ……」

マキノ「……どう? 入れてみたい?」

ルフィ「うん。い、いれていいのか?」


マキノ「ルフィが、今セックスするのを我慢できるなら、入れても良いわよ」


ルフィ「? ん?  んん?」

マキノ「感覚だけ、覚えて帰ってね」

ヌチュ……

ルフィ「ぁっ……ぉ……マキノ、これって」

マキノ「うん、おマンコに、入れてるね」

ルフィ「っあ」

ヌプププ……↓

マキノ「は、ぁぁん……」

ルフィ「っく……ぁ……」

ヌプププ……↓

ルフィ「……っ」

マキノ「んぁ、ぁ……」



ヌプンっ……

ルフィ「はぁ……はぁ……」

マキノ「ぁっ……ああっ……」ビクン


 


マキノ「……ふふ、 繋がっちゃったね」

ルフィ「はぁ、ぁ……すげぇ、マキノ……」

マキノ「どうすごいの? 言ってみて」ツツー……→

ルフィ「っっぉ! や、めろっ 乳首撫でるなっ
    くすぐってぇっ」

マキノ「んふふ」

ルフィ「マキノの中、すげえ熱い……それにトロトロで……っ」

マキノ「うん、うん」

ルフィ「……すっげぇ、気持ちい」トロン……



マキノ「ぁっ……ん」ゾクゾクゾク



マキノ「………………ふーぅ」

ヌポッ↑

マキノ「はい、おしまい」



ルフィ「え」

マキノ「感触だけ、よ。
    今日はこれで終わり」

ルフィ「そ、そんなぁ……」

マキノ「また今度、ね」

ルフィ「なぁ、マキノ続きさせてくれよ」

マキノ「んー、どうしようかな」

ルフィ「……ぅー……」

マキノ「じゃあ……約束しよっか」

ルフィ「あ、ああ。約束だな。するする」
 

マキノ「……じゃ、ちょーっと、痛くするよ」

ルフィ「ぇ、いてぇのはやだな……」

マキノ「ちょっとだから、それに約束の印をつけるの。
    いいでしょ?」

ルフィ「ああ、わかった」スッ

マキノ「ふふ、目閉じちゃって、可愛いっ」クスクス

ルフィ「早くやれよ」

マキノ「はぁい……それじゃあ」



チュプッ

ルフィ「……っ え、首、齧るのか?」

マキノ「ん」

チュゥ……

ルフィ「ん」

チュゥゥゥゥゥ……

ルフィ「え、ちょ」

チュゥゥゥゥゥ……っ!

ルフィ「っ」

チュパッ

マキノ「んはっ……」

ルフィ「……?」


マキノ「……ふふ、鏡で確認してみて」

ルフィ「なんだよ」チラッ



ルフィ「あ」

マキノ「どう?」

ルフィ「なんだよ、このアザ……」

マキノ「キスマークよ」

ルフィ「血吸われたのかと思った」

マキノ「違うわ。このキスマークはね、次のセックスの約束。
    これが消える前に、夜、私のところに来てね」

ルフィ「……消える前ならいつでもいいのか?」

マキノ「そうよ。
    だから、」

サワッ

マキノ「このキスマークを見る度に、私を思い出して」

ルフィ「っ……」

マキノ「……いい?」

ルフィ「……わかった」



マキノ「そう、ふふ、良い子ね」

ンギュゥッ




……………… 

………………

現在

インガ島

地下ダンジョン ルフィルート



ルフィ「……そのあとはもう大変だった。
    消えてねーか確認するために鏡みてはムラムラ。
    水面で首見てはムラムラ
    触ってはムラムラ」

シモバア『魔性の女じゃの』

ルフィ「ああ、すっげぇ女だった」


………………

………………
数年前
童貞卒業翌日 夜
マキノの部屋


ルフィ「シャワーって、毎日浴びなくちゃなんねぇのか?」ほかほか

マキノ「海賊としてはどうか知らないけど、女の人を抱く時は、
    絶対にシャワーを浴びること。

    いい? 絶対よ?」

ルフィ「わ、わかった」

マキノ「……しょうがない場合もあるけど、
    清潔にしてないといやだからね。少なくとも私は」



ルフィ「わかったけども、だ。
    今日は、裸にならねえのか?」

マキノ「うん」

ルフィ「……酒場の服のままだけど」

マキノ「……ちゃんとシャワーを浴びた後に、もう一回着てるの。
    意味は、すぐにわかるわ」

ルフィ「?」



マキノ「いつも酒場で見てるマキノを抱くのよ?
    それって、どう思う? 

    みんなに愛想よくしてるいつもの私の格好……それを、好きにできるのよ?」

ルフィ「お、おお、なるほど、そりゃ、エロいな……」

マキノ「ふふふ、そう言ってくれると思った」



ギシッ

マキノ「じゃぁ、今日は昨日の続き、しよっか」

ルフィ「ああ……もちろん」

ギンギン

マキノ「もう裸恥ずかしくない?」

ルフィ「いや、今日は俺だけ裸だから、また別な恥ずかしさがあるぞ」

マキノ「それもそうね。だけど、その恥ずかしさもいずれスパイスになるから」

ルフィ「?」



マキノ「昨日の続きって言ったけど、
    一回ここを触ってみて」

ルフィ「ここって……ああっ!」

クパァ……

マキノ「そう、おまんこ」

ルフィ「マンコ……まん……マンコっていうのか」

マキノ「ふふふ、そんなに連呼しないで。
    その言い方、あまり上品じゃないの。好きじゃない子もいる。
    だから、アソコとか、濁して言うと良い人が多いかな」

ルフィ「それじゃ伝わりにくくないか?」

マキノ「良いのよ。それで」

ルフィ「んー?」


 



マキノ「……ここをね、触るの。
    昨日おっぱいを触ったの覚えてる?」

ルフィ「そりゃ、覚えてるよ」

マキノ「あの時より優しく触るの。
    ここは女の体で一番デリケートなところだから」

ルフィ「バリケード?」

マキノ「デリケート。 繊細な場所なの……
    ああ、『繊細』もわからないか……

    弱点……? っていえば良いのかな。
    ここを優しく触られると、女は気持ち良くなるのよ」

ルフィ「そうなんだな……」

マキノ「……触ってみて」

ルフィ「っ……ああ」ゴクリ



ルフィ「……」ソッ

マキノ「……」

ルフィ「……」

マキノ「……」



クチュ……



マキノ「んっ」ピクン

ルフィ「ぉわ」

マキノ「……?」

ルフィ「……濡れてる」

マキノ「ん、そうよ。
    昨日おちんちん入れた時、ぬるっとしたでしょ?
    それが、女の人の愛液よ」

ルフィ「愛液……これが」

クンクン



ルフィ「……」

マキノ「……どう?」

ルフィ「く」

マキノ「……」ゴゴゴ……



ルフィ「……良い匂いじゃ、ない」

マキノ「そうかもしれないわね……
    でも、そのうち気にならなくなるわよ」

 


ルフィ「えぇー……そうか?」

マキノ「ええ」ムクッ

ルフィ「?」

マキノ「だって、人間の体って匂いが結構するものなのよ。
    口の中だって……」

ルフィ「……」

マキノ「ん、まぁ、キスはお預けって約束だったわよね」

ルフィ「ああ、そうだったな」




マキノ「……でも、慣れてくると匂いはあんまり気にしないの。
    証拠に、ほら」アーン

マキノ「ん」スッ←

ルフィ「ちょ、マキノ!?」ヒョイッ←

マキノ「? どうしたの?」

ルフィ「な、なんで、チンコ食おうとした!?」

マキノ「……っ  あははは! た、食べないわよっ
    ふふ、そっか、食べられると思った?」

ルフィ「……違うのか、すまん。本能的に口の中からは逃げるようになってんだ……」

マキノ「あ、それは私の配慮が足りなかったかも……
    サバイバル、大変だよね……」



マキノ「食べないから安心して、ほら、これが口の中」アーン

ルフィ「……ぉ、おう」

マキノ「舌と……唇……そして、よだれ……

    これで、おちんちんを気持ち良くするの」

ルフィ「……っ」ゾクッ



ルフィ「……歯、とか、当たると痛くねーか?」

マキノ「それを上手にやるのが、フェラっていうのよ」

ルフィ「フェラ……」

マキノ「よくわかった? それじゃ、してあげる」

ルフィ「で、でもチンコって洗っても洗っても臭ぇぞ?
    一応、めちゃくちゃ洗ったけど」

マキノ「うん、知ってる。
    けどね、さっきも言った通り、慣れてくると気にならないの」

マキノ「じゃ、するわよ」

ルフィ「……っ」ゴクリ……

 




マキノ「ぁ……んむ」

パクッ

ルフィ「うお……お……」プルプル……

マキノ「……ん」

ヌプ……ゥ……↓

ルフィ「ぅあっ……ぁあ……」

マキノ「……ん」

ヌロォ……↑

ルフィ「ぅ……」

マキノ「んふぅ……」

ヌププ……↓

ルフィ「ぁ……はぁ……はぁ……」

マキノ「んー……」

ヌロォ……↑


ヌポッ


マキノ「んふふ、どう? フェラ、気持ちいい?」

ルフィ「はぁ……はぁ……すげぇ、気持ちい」プルプル

マキノ「そう、よかった」クスクス

ルフィ「あ、あの、マキノ」プルプル

マキノ「なぁに?」

ルフィ「……出そう……」

 
 
マキノ「そっか。よく言えたね。

    で、どうしてほしい?」ニコニコ

ルフィ「さっきのフェラで……してくれねぇか?」

マキノ「うん、それじゃ私からのお願いも聞いてくれる?」

ルフィ「え?」

マキノ「気持ちよかったら、私の頭を撫でて。
    気持ちいいよーって気持ち、伝えてちょうだい」

ルフィ「わ、わかった」



マキノ「それじゃ、もう一回するね」アーン

ルフィ「ああ、頼む……っ」プルプル

パクッ

マキノ「ん」
 


ヌプッ……ヌプッ……ヌプッ……ヌプッ……

ルフィ「お……ぁっ」

ヌプッ……ヌプッ……ヌプッ……ヌプッ……

マキノ「んふ……んんっ……んっ……んむ……」

ルフィ「うおっ、おおおっ……はぁ、はぁ……マキノ……ぁっ」

ヌプッ……ヌプッ……ヌプッ……ヌプッ……

ルフィ「あ、で」

ヌプッ……ヌプッ……ヌプッ……ヌプッ……

ルフィ「っく!!」ビクン



ビュルルルル!!

ルフィ「ぁっ」ビクン

マキノ「んぷっ……んーぅ……んぅん……」

ビュルルルル……ビュルッ ビュルルルッ……

ルフィ「うぉ……ぉ……あっ……やべ」

マキノ「ん……ん?」

ナデナデ

ルフィ「マキノ……気持ちいいっ、 すげえ、きもちい」

ナデナデ

マキノ「んぅ……んー……」トロン

チュゥゥゥゥゥ……チュゥゥゥゥゥ……

ルフィ「ぉっ! ぉ……まき、の」

ビュルルルッ……

チュウゥ……チュゥゥゥゥゥ……

マキノ「んー……んーーー……んうぅぅ……」

ズチュッ チュッ……

ルフィ「ぁ……はぁ……はぁ……」

ナデナデ……ナデナデ……

マキノ「……ん……」



チュパッ

マキノ「…………」モゴ

ルフィ「え、っと、マキノ?
    口の中、出しちゃったけど」
 


マキノ「んぁ」

ルフィ「!」

ルフィ(口の中に、俺の性液が……)



マキノ「……」ジーッ

ルフィ「……だ、出してもいいぞ。臭いだろ」

マキノ「ん……」



ゴクン……



マキノ「……」

ルフィ「……え」

マキノ「んく……ほら、飲んじゃった」んべっ

ルフィ「っ」ドキッ



マキノ「ほらね、匂いとか気にならないの。
    だから、ルフィも女のアソコの匂いなんて気にしないようになって。
    ……慣れてくると、この匂いで勃起しちゃうようになるかも」

ルフィ「そ、そうか」

マキノ「エッチな匂い、って思えばいいのよ」

ルフィ「……これが、エロい匂い」クンクン



マキノ「ね、今度は私を触って。
    さっきよりも、しっかり触っていいわよ」

ルフィ「ああ、わかった。優しく、だよな」

ギシ……

ルフィ「……触るぞ」

マキノ「ん、はい」




クチュ……

マキノ「……んっ」ピクン
 

ルフィ「……」

クチュ……ヌチュ……

マキノ「ん……んぁ……は……」

クチュクチュ……ヌチュ……クリュ

マキノ「あっ!」ピクン

ルフィ「ん? 痛かったか?」

マキノ「……ううん、違う。今のところはね、特別気持ちいいところなの……」

ルフィ「ん、ここか」

クリュ クリュ……

マキノ「ぁっあ……ぁぁぁ……」トロン

ルフィ「……」

クリュクリュ……ヌリュ……ヌリュ……

マキノ「ぁっぁっ……ぁあっ! んっ!」

ルフィ「っぉ……ぉお」

マキノ「はぁ、はぁ……ね、もっと、さわってぇ」トロン

ルフィ「ぁ、ああ」



クリュクリュクリュクリュクリュクリュ ヌチュ……ヌチュル……ピチャ……

マキノ「はぁはぁ……あっ あっ あっ……んっ!!」

クリュクリュクリュクリュクリュクリュ ヌチュ……ヌチュル……ピチャ……

ルフィ「……っと、優しく、だよな」

クリュクリュ……ヌリュ……ヌリュ……

マキノ「やぁ、あっ……ああっ! あんっ」

クリュクリュ……ヌリュ……ヌリュ……

マキノ「ルフィ……あっ あっ
    上手、すっご、く、いいっ」ビクンビクン

ルフィ「気持ちいいのか? マキノ」

マキノ「いい、すっごく、いい……
    あぁ……さっきのもう一回してっ ちょっと、強めに……っ」

ルフィ「ん。こうか」

クリュクリュクリュクリュクリュクリュ ヌチュ……ヌチュル……ピチャ……

マキノ「ああんっ あっ あっ……ぁぁぁっ つづけ、てっ」

クリュクリュクリュクリュクリュクリュ ヌチュ……ヌチュル……ピチャ……

クリュクリュクリュクリュクリュクリュ ヌチュ……ヌチュル……ピチャ……

マキノ「んっ! いい、っ、いく、いくっ……」

ルフィ「っ はぁ……はぁ……」

クリュクリュクリュクリュクリュクリュ ヌチュ……ヌチュル……ピチャ……

クリュクリュクリュクリュクリュクリュ ヌチュ……ヌチュル……ピチャ……

マキノ「っくっぅうううぅっ!!」ビクンビクン

ピシュッ!

ルフィ「おわっ……!」

マキノ「んんっ! ──────っ!」ピクンピクン

ピシュッ……

ルフィ「あ……ぉぉ」ビチャ……


マキノ「はぁ、はぁ……ルフィ……」

ルフィ「……これ、漏らしたのか?」クンクン

マキノ「違うの、女も気持ち良くなると、出ちゃう人もいるのよ……
    それは潮っていうの」

ルフィ「塩?」

マキノ「んーん、潮」

ルフィ「……」クンクン

ペロ

ルフィ「んむ……変な味」

マキノ「んー……味は、知らないけど。
    でも無理して舐めなくてもいいわよ」

ルフィ「……」



マキノ「ふう、さて、じゃどっちも一回イっちゃったけど……」

クパァ

マキノ「続き、できるよね?」

ルフィ「……ああ」

ゴソゴソ……



チュプ……

マキノ「ん……あれ、ふふ。
    ルフィ、昨日ので入れる場所覚えた?」

ルフィ「や、よくわかんねぇけど」

マキノ「うん、初めて自分で入れるのに、
    ちゃんとわかってるんだね。

    そこが、私の……おまんこの穴だよ」

ルフィ「ん……わかった。
    ……いいんだよな?」

マキノ「いいよ。ルフィの、好きに動いて」

ルフィ「……っ ああ、入れるぞ」


 

ヌププ……→

マキノ「ぁあん」

ヌププププ……→→

マキノ「ぁああっ……ぁあ……」


ルフィ「っ……ふぅ……は」

ヌプン……ヌチュ……

マキノ「ぁー……ぁっん」

ルフィ「っっ……ぉ……やっぱ、あったけぇ……」

マキノ「ん、あったかいだけ?」

ルフィ「それに、気持ちいい。……すげぇ、気持ちいい」

マキノ「うん。そっか、私もルフィのおちんちん気持ちいいよ……っ」

ルフィ「……動いても、いいか?」

マキノ「ええ。いいわよ」



ルフィ「じゃ、じゃあ」

ヌロォッ……←

マキノ「ぁっ」

パン! →

マキノ「あぁんっ!」

ルフィ「はぁ、はぁ」


パン パン パン パン パン……

マキノ「あっあっあっあっ ルフィ、ちょっと」

ルフィ「はぁ、はぁ……」

パン パン パン パン パン……

マキノ「んっ……ぁっ あっ! ああっ……! 最初から激しいのは、だめ……」

ルフィ「はぁ、はぁ……すげぇ、気持ちいい。
    マキノ、すっげぇ気持ちいいっ」

パン パン パン パン パン……

マキノ「あはは、聞こえてないかなー?
    ……うん、今は、いいよ。そのまましてっ」

ルフィ「ご、ごめん。マキノ、腰止まらねぇっ……」

パン パン パン パン パン……
パン パン パン パン パン……

ルフィ「はぁ、はぁ……出そう、出そうだ……」

マキノ「あっあっ……中は、ダメだからね?
    わかってる?」

ルフィ「あ! ああ、わかってる。中には出さねぇっ!!」

マキノ「えらいえらいっ 約束、だもんね」

パン パン パン パン パン……
パン パン パン パン パン……

ルフィ「はぁ、はぁ……いく、いくっ」

マキノ「うん、そしたら抜いてっ 抜くのっ」

ルフィ「っ」

ヌボッ← ←

 


マキノ「んひぅっ!!」ビクン!

ルフィ「はぁ、はぁ……ぁっぁ」

マキノ「っ」プルプル

ルフィ「っく、出るっ」



ビュルルルッ! 

マキノ「んぁ」

ビュルルルルル! ビュルルルル! ビュッ……

ルフィ「ぁっ……ぁ」

マキノ「ゃん、すっごい出てるっ」

ビュル……ビュル……

ルフィ「はぁ、はぁ……」

マキノ「……ふふ、こうすると、もっと気持ちよく出せるでしょ?」

ギュムッ シコシコシコシコ……

ルフィ「あっ……ぁあっ それ、いい。あ」

ビュッ

シコシコシコシコ……

ビュっ

ルフィ「はぁーぁ……はぁ……はぁ……」

マキノ「ふぅ……はぁ……はぁ……」

ルフィ「ぅ、すげぇ……よかった」クテッ

ドサッ

マキノ「あっ」



マキノ「……ルフィ?」

ルフィ「ん……スゥ……スゥ……」Zzz……

マキノ「あらら」クスッ



………………

………………

現在

地下ダンジョン ルフィルート


シモバア『なるほどのう』

ルフィ「わかるか?
    ここで着衣でセックスしたのはそれもマキノの罠だったんだ。

    次の日、酒場であいつをみただけで……俺は勃起するようになった。
    日中でもだ」

シモバア『……やるのう』

ルフィ「……だから、毎晩のようにヤりに行った。
    そりゃそうだろ。覚えたての男と、やれる女がいれば、
    なぁ?」

シモバア『当然じゃ。水滴が地面に落ちるように、必然じゃ』

ルフィ「だからなんで俺なんかにマキノが入れ込んでくれるか気づくのに時間がかかったんだ。
    でも、ある日エースにそれをみられたことで発覚した」

シモバア『ああ、わかるぞ。わかるぞぉ』

ルフィ「キスマークだ……
    エースも、昔、おんなじことされてたらしくて……」

シモバア『っしぇっしぇっしぇ!! 義兄弟じゃなくて穴兄弟になってしもうたのか!!』



………………

………………

数年前



マキノの部屋



ルフィ「マキノぉ……マキノぉ……」

スリスリ……

マキノ「あらー? どうしたの?
    最近男らしくなったなーって思ったのに甘えん坊プレイ?」

ルフィ「そうじゃなくてよぉ……エースのことだ。
    マキノ。エースともヤったことあるのか?」

マキノ「……エースに聞いたの?」

ルフィ「……首のこれ、見られてよ。
    そしたらエースが青ざめた顔してたから問い詰めたら……」

マキノ「……もしかして、喧嘩した?」

ルフィ「いや……喧嘩にはならなかった。
    俺が、マキノは俺の女だ! って言ったら……」



マキノ「……そう、そんなこと言ったの?」ゾクゾク



ルフィ「そしたらエースのやつ……
    その関係は、今すぐやめろって……」

マキノ「そっか、エースはそんなふうに考えちゃったんだ」シュン

ルフィ「なぁ、マキノ。マキノは悪い女なんかじゃないよな?
    それにエースとは……」



マキノ「ごめんね。ルフィ。
    私は悪い女よ」

ルフィ「え」



マキノ「私ね。本当は……すごく悪い女なの。
    好きな人がいて、その人ともセックスしてる。
    なのに、あなたたちみたいな年頃の子も好みで……浮気しちゃってる」

 


ルフィ「……」

マキノ「……ごめんね。体だけの約束だったけど……私のこと、好きになっちゃってた?」

ルフィ「……」

マキノ「……ごめん、ね」



ルフィ「……あ、いや、謝るなよ。
    俺が勝手に思ってただけだし……」

マキノ「……」

ルフィ「……今日は、帰るわ。
    邪魔したな」クルッ

スタスタ

マキノ「……待って」

ルフィ「……」ピタッ



マキノ「……セックスするのって、悪いこと、なのかな?」

ルフィ「……」

マキノ「恋人がるのに他の人とセックスして、何が悪いのかなぁ?」

ルフィ「それは、裏切りになるから悪いんじゃねぇのか?」

マキノ「相手がそれを許したら?
    バレても、全然怒らないどころか……好きなように生きてることを喜ばれたら?」

ルフィ「そ、そんなことあるのか?」

マキノ「……お互いが自由な恋愛って、そういうこともあるんだと思う。

    当然、相手を思って貞操を守るのも一つの愛の形だと思うけど。
    愛し合いながらもお互いの性を全うするのも、一つの愛の形、だと思う」



ルフィ「……」

マキノ「……」

ルフィ「な、なぁ。もしも、俺がその、マキノの好きな人で……」

マキノ「……」

ルフィ「……マキノに、浮気はやめろって言ったら……」



マキノ「ルフィのことは好きだけど……恋人はあなたじゃないの」

ルフィ「っ」



マキノ「……もしも話は、嫌いじゃなかったの?」

ルフィ「わ、忘れてくれっ! もう、ここには来ないから」

 


マキノ「ねぇ、待って。お願い、こっちみて」



ルフィ「なんだよ!!」クルッ

チュ……







ルフィ「……ん!?」

マキノ「……ん」

チュ……クチュ……ヌチュ……

マキノ「んむ……んむぅ……ん……」

ヌチュル……クチュ……



ルフィ「……っ!」



ギュゥッ……

マキノ「ぁ……はぁ……はぁ……っ」



ルフィ「っ……っ……くっ」

マキノ「……お願い。今日は帰らないで」

ルフィ「っ!」




トンッ

マキノ「っ……」フラッ

ドサッ
ギシッ……

ルフィ「……」

マキノ「……あっ……」

マキノ「……うん……いいよ。
    来て、ルフィ……」

ギシッ

ルフィ「……マキノ。今日は、ちょっと優しくできねーかも」

マキノ「ん、好きにしていいよ。
    ルフィの好きなように……」


 



ゴソゴソ……

ルフィ「……」

マキノ「はぁ……はぁ……」

ヌプ……トロオ……

ルフィ「……っ  なんで、もうマンコこんな濡れてんだよ。
    おかしいだろ」

マキノ「ごめん。もう、ルフィに気づかれたのとか……エースくんのこととか……
     ……浮気って、意識した時から、もう……」

ルフィ「そうかよ……っと」


ズプゥッ!!



マキノ「んはぁぁ゙ん!!」ビクン

ルフィ「くっ……」

ギチ……



ルフィ「はぁ……相変わらず、気持ちいいけど……」

マキノ「はぁ、はぁ……ぁ……いつもより、おっき……」

ルフィ「ああ……そうだろうな。
    なんでかわからねーけど」


パンっ! パンっ! パンっ! パンっ! パンっ! 

マキノ「あっ! あっ! あっ! ぁああ゙あんっ!!」

ルフィ「今日は、もう、止まんねーぞっ」

 



パンっ! パンっ! パンっ! パンっ! パンっ! 
パンっ! パンっ! パンっ! パンっ! パンっ! 

マキノ「いい、すっごく……いい!
    ルフィ、そのまま、してっ」

ルフィ「はぁ、はぁ……マキノ……マキノぉ……」


パンっ! パンっ! パンっ! パンっ! パンっ! 
パンっ! パンっ! パンっ! パンっ! パンっ! 

マキノ「あっ あ゙っ! んぁああ゙っ! あっんぁっ!!」

ルフィ「っはぁ、はあ……ぁー、ぁ……っく」


パンっ! パンっ! パンっ! パンっ! パンっ! 
パンっ! パンっ! パンっ! パンっ! パンっ! 

マキノ「んぐっ! あっ! だ、め、もう、興奮しすぎててっ……あああっ!」

ルフィ「はぁ、はぁ……っ……ぁぁ……恋人のことでも、考えてたのかよっ……っ」


パンっ! パンっ! パンっ! パンっ! パンっ! 
パンっ! パンっ! パンっ! パンっ! パンっ! 

マキノ「ぁ、いく……いっく、いぐいぐ……んぁああっ!!」

ルフィ「はぁ、はぁ……イケよ。俺とのセックスでイけっ!」

パンっ! パンっ! パンっ! パンっ! パンっ! 
パンっ! パンっ! パンっ! パンっ! パンっ! 

ルフィ「恋人じゃないチンコで……イけっ!」

マキノ「んひぐ! いぐっ! ぁああ゙っ! ああっ! あっ!!」ビクンビクン


パンっ! パンっ! パンっ! パンっ! パンっ! 
パンっ! パンっ! パンっ! パンっ! パンっ! 


ルフィ「はぁ、はぁ……キス、するぞ」

マキノ「うん! してっ ルフィ、キス、キスしながらイキたいっ」


パンっ! パンっ! パンっ! パンっ! パンっ! 
パンっ! パンっ! パンっ! パンっ! パンっ! 

チュッ ヌチュッ……チュルクチュ……ヌチュ……

マキノ「ん゙ふぅ……んんんっ! んんっ! ……っんくぅっ」

ルフィ「ん……はぁ……んうむ……んむっ……!!」


パンっ! パンっ! パンっ! パンっ! パンっ! 

パンっ! 
グリグリっ……



マキノ「んふぅぅ゙ぅんっ!!!!」ビクンビクン!!

ブシュッ! ブシュゥッ!!


 



ルフィ「んぐ……いく、ぞっ」

マキノ「んはぁっ! あっ! ルフィ、そと、……外に……」

ルフィ「中に、出してやる……っ! 
    マキノは……はぁ、はぁ」

パンっ! パンっ! パンっ! パンっ! パンっ! 

ルフィ「マキノは、俺の女だっ!!」

マキノ「ぁああっ! ああっ! だめ、だめぇっ……ああっ」


パンっ!!!



ビュルウルルルルルルルル!!

マキノ「んぁああああ゙んっ!!!」

ビュルルルッ!!

マキノ「んほぉっ! んぁぉっ!! い、っぐ……いくっ!」

ビュルルルッ……ビュル ビュッ……

マキノ「んはぁぁぁん……はぁぁぁ……あーぁあ」ゾクゾクゾク



ルフィ「はぁ……はぁ……」

ビュッ……ビュ……

マキノ「はぁん……ぁ……あん」

ルフィ「……はぁ あぁ……はぁはぁ……」



ルフィ「……マキノ」

マキノ「ぁん」

チュ……ンチュ……

マキノ「んむ……んぷ……んむぅ……ぁん」

ルフィ「んふ……ん……んむ……んっ」

チュルクチュ……ヌチュル……チュ……チュプ……

マキノ「んふぅ……んーむ……ん……」

ルフィ「……んんん……ん? ……ん」

ぷはっ



ルフィ「……ごめん。
    マキノ、中に……」

 


マキノ「え?
    あ、ああ、いいの。うん、大丈夫……」

ルフィ「……でも、キスも」

マキノ「………………ねぇルフィ」

ルフィ「え?」



マキノ「中出しも、キスもOKって言ったら……
    私とセックス、続けてくれる?」

ルフィ「っ……」ムラムラムラッ





マキノ「……首のキスマーク、つけてほしくなった……?」ニヤリ

ルフィ「……あ、あぁ……」クラクラ

マキノ「……約束、しよ」

ルフィ「──────っっ!」



ルフィ「ほし、い」




マキノ「じゃ、ほしかったら、このまま続けて……?」

ギシッ

マキノ「今度は私が上になるから……」

ヌチュッ ヌチュッ ヌチュッ ヌチュッ ヌチュッ ヌチュッ ヌチュッ ヌチュッ

ルフィ「あぁっ ぁ……な、なぁ、でも、中……」

マキノ「いいよ、ルフィなら」

ルフィ「お、おい、それはまずいだろ……!」

マキノ「だって、ルフィにはもう大事なもの、あるんでしょ?」



ルフィ「……」

マキノ「いつかいなくなっちゃうなら、
    今、ルフィといっぱい愛し合いたいなぁ」

ルフィ「……っ ああ。そう、だな」

マキノ「ふふ、あなたが旅立つまで、いっぱいセックスしよう。ね?」




ルフィ「……あ、ああ。わかった」



………………

………………

現在



シモバア『すげぇぇぇ、その女。やべぇぇぇ』

ルフィ「な?
    気持ちがキレそうなところで、今まで封印してたキスも中出しも教えてきたんだ。

    そっからズルズルと関係は続いて……
    ああ、もう、本当に、旅立つ少し前くらいまで……」

シモバア『よくあんたその女から抜け出せたね』

ルフィ「んー……実はな、そこから結構、マキノのもっとヤベーところ見せられてな」

シモバア『ほう』

ルフィ「……あいつ、本当の目的は……
    俺とエースを飼い慣らして3P……どころか、サボもいつか手篭めにして、
    4Pしたかったらしくて……

    いや、正直そこまでなら俺も……興味あるんだ。
    俺の女を、複数のチンコで汚すのとか、あと他の男とどんなセックスするのか、とか……
    興味あったし……だけどな。
    マキノの最終目的は4P……俺たち男にも、セックスしてほしかったみたいなんだ」

シモバア『わかるぅー! 行き着くところは男色ショタじゃよ』

ルフィ「そこはわかるなよ!!!!

    とにかく、俺のケツも狙われ始めた頃で距離をとり始めたんだけど……
    あの女……距離取り始めたらすげぇ勢いで離れていくんだ!!

    だからよぉ……結局こっちが未練たらたらで自然消滅して……
    それからしばらく年上女じゃないと抜けない体に……」メソメソ

シモバア『あー、すごい。しっかり汚染されてるねぇ。
     倫理観も、貞操観念も……そうかそうか。かわいそうにねぇ』

ルフィ「うう、ばあちゃん。でも俺、後悔はしてねぇんだ。
    ただよ。思い出すと胸が締め付けられる。
    だから、この話をすると結構辛ぇんだ」グスグス

シモバア『その気持ちに答えを出せた時が、あんたの恋の航海の終わりだよ』

ルフィ「……答えなんて出るのか?」

シモバア『90年生きてても出ない答えもある。とだけは言っておこう。
     その答えを出せると思わず生きるのが、長生きのコツじゃと私は思うね』

 
 


ルフィ「……はぁ……そっか。

    んでも、ばあちゃん聞き上手だな。
    俺話して少しすっきりしたよ」ズズッ

シモバア『私も、濃厚な話を聞けてよかった』

ルフィ「ああ、俺、今日ばあちゃんと話せてよかった」

シモバア『そんなに感謝されると私も困るねぇ。
     足止めが目的だったわけじゃし』



ルフィ「え? 足止め?」

シモバア『……』

ルフィ「あ、そういや、俺なんでここで話してたんだっけ?」

シモバア『……地下ダンジョンを抜けるために、
     仲間の犠牲になってあんたは時間を使って話をしていたんじゃよ』

ルフィ「……あっ 思い出した」









ルフィ「ヤベェっ! 長話してる場合じゃなかった!! なんで止めねーんだ! ばあちゃん!」

シモバア『足止め目的じゃし、何よりあんたの白熱した語りに心打たれておったからの』

ルフィ「だぁぁぁぁ!! いそがねぇと!!」ダッ

ダダダダダダダダダダ→→→→

シモバア『騒がしい男だね……だが』




シモバア『……もしも話は嫌いか。
     なるほど、そういうところなのかもしれないねぇ』




………………
 

………………


インガ島 海軍基地
欲望の砦
地上



ブルック「私のぉ〜
     お墓の〜 まぁーえでー

     泣かないでくださいー」シャカシャカシャカシャカ←←←←

FG「うおおおおおおお!!!!」ズドドドドドド!!!!←←←←

ブルック「そこにぃ〜 私は〜 いません〜
     眠ってなんか〜 いません〜」シャカシャカシャカシャカ→→→→

FG「まてぇぇぇぇぇぇぇl!!!!」ズドドドドドド!!!!→→→→

ブルック「千のふーんふーんふーん〜
     千ふーん ふふん ふふふふ〜ん」シャカシャカシャカシャカ←←←←

FG「魂返せぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!」ズドドドドドド!!!!←←←←

ブルック「あのぉぉぉ おおきなぁぁ そぉらぉぉおおおををおおおおおお」シャカシャカシャカシャカ→→→→

FG「悲しい曲はやめろぉぉぉぉぉ 涙が出るぅぅぅ!!!!」ズドドドドドド!!!!→→→→







すぐそばのガバルディ研究室

たしぎ「うるさい……」

ウソップ「確かにうるさいが、この喧騒は俺たちにとって好都合だ」

チョッパー「そうだぞ。これならガチャガチャならしてもの探しても絶対大丈夫なはずだっ」

たしぎ「確かにそうですね。ウイルスの変異株を探す任務にとっては、
    騒音は味方っ!」メガネフキフキ

 




ウソップ「っしゃ、気合い入れるぞ!」

チョッパー「どんとこい!!」

たしぎ「早いところ済ませましょう」メガネフキフキ

ウソップ「おおー!」

チョッパー「おおー!」

ガバルディ「おおー!」

たしぎ「では、ウソップはあちらの棚を……
    チョッパー君は専門知識があるだろうから、あちらの薬品室を……

    そしてあなたは」メガネスチャッ↓



ガバルディ「……どこを探せばいいのかね? たしぎ大佐殿」




たしぎ「……! あなたは、幹部のガバルディっ!!」

チョッパー「幹部いるぅぅぅううう!!??」

ウソップ「なんでだー!?!? 完璧な潜入だったのにーぃ!!」

たしぎ「っ……気をつけてください。
    こいつは能力者です。
    能力は……」



ガバルディ「ショクショクの実……っ!!」

触手「ニョムー」

触手「ニョムー」

イボ触手「ムニョムニョ……」





チョッパー「ぎゃーっ!! きぼぢわどぅいっ!!」

ウソップ「うぉっ、こいつら……」

たしぎ「っく……捕まってはいけませんよ。
    何をされるかわかったものでは……」



ガバルディ「お前たち、ここで何してる……
      まぁおおよその見当はついているのだが……?」

ウソップ「ぁ、ぁっ……おわ、をわた」

チョッパー「……でも、お前実はポンコツだろ」



ガバルディ「……なんだと?」

チョッパー「お前がここに先回りしていたということは、
      ここに重要な何かがあるということ……

      つまり、変異株ウイルスはこの部屋にあるってことだ!!」どどん



ウソップ「!」

たしぎ「……!!」


  


たしぎ「……たしかに、科学者が急いでここに来たということは……」

ウソップ「その確率は、ぐっと上がるな」



ガバルディ「ふむ、ガバガバルディの汚名挽回してしまったようだ。
      しかし、君たちが私の研究内容に触れることは叶わぬよ。

      なぜなら、この触手たちを相手に君たちは今から闇に沈む……」



触手「ニョムー!」

触手「ニョムー!」

イボ触手「ムニョーン」


チョッパー「ぐひぃ、やっぱり気持ち悪い……っ」

ウソップ「なんだ苦手か? 仕方ねえ、ここは俺に任せろ」

たしぎ「何か妙案でも……?」



ウソップ「古来より、触手ってのは女を弄ぶ生き物と聖典『エロホーン』で定められている。
     こいつらも例外じゃねぇはずだ!!」

たしぎ「……」(////

ウソップ「くらえ!!
     必殺 母星〜マザーボシ〜!!」


かーちゃん1型「ぼよん」

かーちゃん2型「ぼよん」

かーちゃん3型「ぼよよん」



ウソップ「これでどうだ! 触手ども!!」

チョッパー「ウソップ! どこにそんなダッチワイフを持ち歩いてたんだ!?」

ウソップ「これはエアーダッチワイフ。
     そう、空気で膨らむから持ち運びも便利。
     そして射出すると同時に空気が入るようにダイヤルを組み込んである!!」

たしぎ「あ、あの、エアーダッチワイフってことは……それって、使用済み……っ」

ウソップ「んなわけあるか!! 武器に俺の何かがついてたら臭いだろうが!!

     俺はオナホ派だ!!」どどん



チョッパー「て、ことは、おまえまさか……」



ウソップ「今まで隠してて悪いなチョッパー……
     ここからは俺に任せろ。

     何せ、俺もあのDの名を持つものだったんだ……」

チョッパー「D! ゴール・D・ロジャーと同じ……D……!!
      ウソップのDって、なんのDなんだ!?」

ウソップ「俺の名は、 ゴッド・D・ウソップ。
     神に約束せし『童貞』の名を持つ、永遠の紳士さ」

チョッパー「カッケェぇぇぇぇぇえええええええ!!!! のか?」


 

ガバルディ「ああ!なんてことだ! 触手は穴の空いている人型目掛けて飛んでいくっ!!」


触手「ニョムー!」

かーちゃん1型「ボヨンボヨン」

触手「ニョムー!」

かーちゃん2型「ボヨンボヨン」

イボ触手「ムニョーン!!」

かーちゃん3型「ぼぼよんぼぼよん」



ウソップ「みろ!! 触手どもがマザーボシにくらいついた!!」

チョッパー「今のうちににっげろー!」

ウソップ「バカいえ!!今のうちに本体を叩くんだ!!」

たしぎ「そ、そうですね……今のうちに……」





ズッチョズッチョズッチョズチョズチョ

たしぎ「ひっ……」ゾッ

ズッチョズッチョズッチョズチョズチョ

チョッパー「あ、ああが、あぁぁぁぁ……マザーボシが……ああ」ブルブル

ズッチョズッチョズッチョズチョズチョ

ウソップ「お、おいおい、触手君たち?
     そ、そんなに激しいの? 君たち……
     ちょ、かーちゃん達を乱暴に扱うな!!」



ズッチョズッチズボズボ!!!!
ズチョズチョっ!! ズボズボ!! ズッボズッボ!!


たしぎ「あ、あの……これ、もし捕まったら……同じこと……
    されちゃうんですか」ヒクヒク

ウソップ「お、おおお、おちつけ! 女だ、女を狙うはずだ!!
     だから俺たちは前に出るぞチョッパー!!」

チョッパー「ひんぃー!! こわいよぅー!!」



ガバルディ「触手君達はねぇ……穴があって人型なら関係ないよ? オスメスは」



ウソップ「ヒュッっ カヒュッ こふっ」(過呼吸

チョッパー「──────っ!!!」




ズチョズッチョズッチョ
ギリギリギリギリ……

かーちゃん1型「っパァあん!!!!」
かーちゃん2型「ぱぁん!!!」
かーちゃん3型「ぼふす……ぅぅ……」





ウソップ「ぎゃあああああ!!!! かーちゃんずが破裂したあぁぁぁぁぁぁあ!!!!」

チョッパー「俺も破裂させられるのか!? 破裂の運命なのか!?
      おれやだぁー!! 触手ヤダァあー!!」
 


ガバルディ「あーらら、やっぱまともな人体じゃないと種付けもできないんだねぇ」

たしぎ「種付って!? まさか、あの触手達は……」

ガバルディ「そうさ。犯して種付けする触手達。
      実にこの欲望の砦らしいだろう?」



ウソップ「や、やべぇ……苗床にされる」

チョッパー「うそっぷぅ……おれ、足元がすくんで……」

たしぎ「しっかりしてください!!」



たしぎ(触手……よくわからないけど見た目的に斬撃が効きそう。
    ならば私が触手を相手して、ウソップとチョッパー君に……)

チョッパー「あがががが……」

たしぎ(だめだっ チョッパー君は呑まれてるっ
    なら、ウソップに……)

ウソップ「おいたしぎぃ! なんだその目は……!
     俺に何を期待している!?」

たしぎ「……っ 仕方ないでしょう!? 
    今ここであなたがあいつをやらなくて誰がやるというんです!?」

ウソップ「俺がやる前に、俺がヤられたらどうする!?
     お前責任取れるのかよぉ!!」

たしぎ「自分でなんとかなさい!!」

ウソップ「ひっでぇ!! 無情! 鬼大佐!!」



ガバルディ「さぁ、運命は決まったかね?」

たしぎ「っ……ウソップ。私が前にでます、その隙に……っ」



ウソップ「ぎゃーっ!! 絡まれた!! もうだめだー!!」

触手「ニョムー!!」


チョッパー「ウソップー!! 大丈夫かーっ!! 今助け……たすけ……こ、こえぇぇ」

ウソップ「ちょ、チョッパー! お前は逃げろ! お前が捕まると絵的にまずい!!
     そして、今から起こることをせめて見ないでくれぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!
     ああ、ひきずられていくぅぅ!!!!」ズルズルズルズル←←←←



たしぎ「あーもう!! めちゃくちゃですよ!!」

ガバルディ「お前達も全員、触手に沈めぇ!!」







ザッザッザッザッザ……

 


フランキー「おいおい、穴を狙う触手の群れ、だってぇ?」


ザッザッザッザッザ……

フランキー「そんな卑猥なワード聞いたらヨォ……おっ勃っちまうじゃねぇか!!!」



たしぎ「……! あなたは……どうしてここに?」

フランキー「よぅ、加勢に来たぜ」

たしぎ「揺動はどうなってるんですか!?」

フランキー「揺動なんて仕事はよ、パワフルな新人に任せてきちまったぜ。
      コーラ続く限りあの暴走ゴーカートは止まりゃしねぇよ」



………………
一方その頃 中庭では




乗用『究殺狩機〜クサカリキ〜』「ドルンドルルルルン!!!!」ヴィーーーーーーーーーーーーイイイイイン!!!!

ノジコ「……」

乗用『究殺狩機〜クサカリキ〜』「ドルンドルルルルン!!!!」ヴィーーーーーーーーーーーーイイイイイン!!!!

ノジコ「……んー、乗ってるだけってのも、退屈かな」ノビーッ

乗用『究殺狩機〜クサカリキ〜』「ドルンドルルルルン!!!!」ヴィーーーーーーーーーーーーイイイイイン!!!!

ノジコ「知ってる知ってる。どこでも新人の仕事なんて、こんなもんだって」

乗用『究殺狩機〜クサカリキ〜』「ドルンドルルルルン!!!!」ヴィーーーーーーーーーーーーイイイイイン!!!!

乗用『究殺狩機〜クサカリキ〜』「ドルンドルルルルン!!!!」ヴィーーーーーーーーーーーーイイイイイン!!!!

乗用『究殺狩機〜クサカリキ〜』「ドルンドルルルルン!!!!」ヴィーーーーーーーーーーーーイイイイイン!!!!



海兵「中庭の大量殺戮兵器をなんとかしろおぉ!!」

海兵「無理です!! 覇気で防御しても回転する刃の勢いが強すぎて、吹き飛ばされますっ!!」

ガインガイン ガン ガン ガン    ガガガ   がんっl!!!

海兵「うわぁぁぁぁああああああ!!!!」

ノジコ「はい、いっちょうあがりー」



………………

………………

ガバルディ研究室



フランキー「アーゥ!!! 俺が来たからにゃぁこの場は任せろ!!
      超特大のウェポンズレフトぉっ!!
      やつの顔面にぶちこんでやらぁ!!」

ガシャコン!!

たしぎ「もう、あなたの性能を疑ってる場合じゃありませんね。
    ガバルディ。覚悟してくださいっ」

ガバルディ「触手は穴ある人間全てを苗床に変える……っ
      お前らみんな、性的に触手に沈めぇぇぇ!!!!」



チョッパー「ダメだフランキー!!
      ウソップもやられて、多分今頃は部屋の隅でお見せできないことになってる!!
      お前だってその体でも穴はあるんだろ!?」

フランキー「かわいそうなウソップ……それもひとえにあいつの準備が足りなかったせいだが……」

触手「ニョンムー!!」シュバッ
触手「ニョンムー!!」シュバッ
触手「ニョンムー!!」シュバッ

チョッパー「危ねぇ!! フランキー!!」






ガインガインガン!! プリンっ







フランキー「……対カマバッカ王国決戦兵器『鉄のオムツ』
      まさかこいつを履いていたことが、ここでも役に立つなんてヨォ……」プリンッ

触手「にょ、む……にょ……」
触手「ナムゥ……」
触手「チーン」

チョッパー「ケツに鉄のオムツが……!!?」

ガバルディ「しまった! あんな目立つケツをしていたら、全ての触手がいろめきだってしまって……」


 


たしぎ「っ……」ビュォッ!

ガバルディ「! っ」(前衛への対応が、おろそかに……っ!)

イボ触手「ムニョーン」
イボ触手「ムニョーン」
イボ触手「ムニョーン」

ニュルリッ

ガバルディ「おお! 間に合った! オス個体達は本能的に、あのケツを避けたのだ!!」

ガバルディ(前情報によるたしぎ大佐の技程度なら、この壁でことは足りるっ
      一度防いでしまえば……っ)

たしぎ「その程度の数なら……影響ありませんね」チャキ……

ガバルディ(何を……? 情報通りなら、これで防御は整うはずっ)




ズパッ

ズパパパパ……っ!


たしぎ「乱れ斬時雨……!!」

ガバルディ「なっ……!」

ガバルディ(嘘だ。情報では斬時雨は一瞬で斬撃を与える技のはず……なのに)


ズパパパパ……っ!


ガバルディ(なのになぜ、あの女の構えの後……斬撃がこんなにも続くんだ!!?)



たしぎ「あなたがクソヤブだという情報は、確かのようですね。

    ワクチンの複製はチョッパー君がすぐやってくれましたし、
    自分の情報の管理も雑。ワクチンの扱いも雑。

    そして何より……あなた自身、最新の情報を得ることを忘れている」

ズパパパパ……っ!!!!!!

ガバルディ「覇気、覇気でぼうぎょ……! ああ、ああああ!!」




たしぎ「私も、成長しているのです。
    技も力も、心も」




ズパッ!!!!

ガバルディ「ぎゃああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁあ!!!!」



フランキー「ウェポンズ、レフトォおおおおおおおお!!!!!!」

ボッシュっ!!!

ヒュルル……→→→



ガバルディ「あ……」

ガバルディ(覇気防御……間に合うかな……)

カッ……!!!!




………………

………………

研究室の外

遠くのおと「ドガァァァァァンン!!!!!!!!」



ブルック「いーま〜 あーいーたいー
      あなぁーたにー 伝えたいことがー
     たーくさんーあーるー♪」

FG「やべろぉぉぉ!!!! 泣かせるなあぁぁあぁ!!!!」

ブルック「それにしても悲しい歌歌うだけで弱っちゃうなんて、
     流石にあなたも感受性豊かすぎませんかね?」

FG「涙脆いのだ!!!!」

ブルック「……しかし、そろそろ歌ってばかりいるのも疲れました。
     あなたが気を失うのも、あと3分と言ったところでしょう。

     3分でちょうど終わる歌で悲しい歌は持ち合わせてなかったので……

     ここらでちょっと、堅気の勝負といきましょうかね ヨホホ」

FG「お前ぇぇ……舐めてるのか!!!?」

ブルック「めっそうもございません。
     ただ、このまま背中をむけていたら危ないと察知したまでで」

ゴォォッ!!

ブルック「……っ!」スッ↓

ドゴォォォン!!



ブルック「……投擲、ですか。
     それも壁のレンガを引っこ抜いての……」

FG「その!!!! 通りだ!!!! 骨男!!!!」

ブルック「ソウルキングです」

FG「そうか!!!!では聞け!!!!ソウルカイザー!!!!」

ブルック「え、今の呼び名何!? 勝手に進化させないで、嬉しくなっちゃう!!」

FG「俺はモノを投げる技に特化して鍛えている!!!! 故に、このようなこともできる!!!!」




FG「ふんっ!!!!」

壁の煉瓦「べこぉっ!!」

FG「武装玉!!」

壁の煉瓦「ギュバッ!!」



ブルック「!! 煉瓦に武装色の覇気を……!?」


 


FG「くらえ!!!! 黒鉄のシューティングスター!!!!」ブォン!!

武装色煉瓦「ギュォォオオオオオオ」


ブルック「ひぇぇぇぇぇえ!!!! 危ない!!」スカッ


ドッゴォォォォオオオオオオオン!!!!


ブルック「!? 壁が易々と……!?」

ガラガラガラ……



FG「ふんぬははははは!!!!これによって瓦礫ができたな!!!!
   俺の弾がまた増えたということだ!!!!」

ブルック「っげぇぇぇっ!! そんな、実質弾無限じゃないですか!!
     チートですよチート!!」

FG「俺の魂を握っていて何をいう!!!! さらにこんなこともできるぞ!!!!」



FG「ふんっ!!!!」

壁の煉瓦「べこぉっ!!」

FG「武装玉!!」

壁の煉瓦「ギュバッ!!」

FG「見聞色……!!」キラッ



ブルック「……っ!? やばい、あれは……
     さっきの……!?」

シャカシャカシャカシャカ……←←←

FG「遅い!!!! 行くぞ!!!! 黒鉄のシューティングスター『見聞ナビゲーション』!!」

武装色煉瓦「ギュォォオオオオオオ」←←←

ブルック「直線でしか来ないはず……壁を曲がったら」

シャカシャカシャカシャカ……←←↓

ブルック「流石に壁を貫通はしませんしね……これで防げるはず」



武装色煉瓦「ギュォォオオオオオオ」←←←↓ カクッ



ブルック「え、なんで曲がっ……」オオオォ

ドッゴォォォォオオオオオオオン!!!!!!!!!



FGが気絶するまで 後2分


………………
続きはまた今度



………………

地下ダンジョン

ナミルート



ナミ「ここから先が次の部屋ってわけね」

サンジ「……」ゴソゴソ

ナミ「……サンジ君」

サンジ「なんだい? ナミさん」

ナミ「……ちょっとだけ、タバコ控えてくれる?」

サンジ「? あ、悪い、煙たかったか?」

ナミ「副流煙気にするタチじゃないけど、
   ……もしこの部屋で何かしなくちゃならなかった時。
   煙たいキスはあんまりいい思い出にならないわよ」

サンジ「……お、おい。だから俺は絶対手ェ出したりしないって」

ナミ「……さっきのお婆さんの話聞いてた?
   次の部屋が、さっきの部屋より安全である保証はない。
   選択の余地があっただけマシ、ってね」

サンジ「俺が手を出さざるを得ない状況ってなんだ?」

ナミ「ん……例えば、
   開けると乱交部屋に繋がってて、
   私が狙われないようにエッチなことし続けなくちゃいけないとか」

サンジ「妄想逞しいなおい……」

ナミ「あとは、
   開けると触手だらけの部屋で、
   狙われないように番のフリしなくちゃいけないとか」

サンジ「しょ、触手!?」

ナミ「なんかね、いるらしいのよ。詳しくはわかんないけど……」

サンジ「まさかナミさん……そのなんとも言えない何かに
    何かされたのか!?」ブシュゥッ

ナミ「鼻血出すか怒るかどっちかにしなあさい。
   私は何もされてないわよ……」
 


サンジ「『は』……ってことは」

ナミ「なんでもな……いえ、サンジ君になら話したほうがいいかも……
   絶対に誰にも言わないでね」

サンジ「……うるティちゃんか……」

ナミ「……ええ。
   結構、手ひどくやられたみたいで……」

サンジ「……」ギリッ……

ナミ「とにかく、私も触手にヤられるなんてごめんだから……
   でてくるようだったら絶対守ってよね」

サンジ「ああ、痴漢だろうが触手だろうが乱交野郎だろうが、
    ナミさんを守ると決めたからには俺に任せろ……っ!」

ナミ「その調子よ。よろしくねっ」



ナミ「それじゃ扉開けてくれる」

サンジ「ああ、お任せを」



ギィィッ……



サンジ「……なんだこりゃ」



>>直下

1 乱交部屋
2 触手部屋
3 痴漢電車 ……電車?


………………

ガタンゴトン……ガタンゴトン……

ナミ「……」

サンジ「……」

ガタンゴトン……ガタンゴトン……




ナミ「ねぇ、何これ。あ、よく見たら今来た扉がない!!」

サンジ「……ああ、えっと」

ガタンゴトン……ガタンゴトン……

ナミ「……箱が移動してる……? それにスーツ姿の人たちばっかりだし、
   すし詰め状態ね……」

サンジ「ナミさん、ちょっと……ちょっといいか。
    この連結部の、そう、この扉の向こうの狭い空間にちょっと来てくれ」

ナミ「え? でも身動き取りにくっ」

ギュゥギュゥ……



ナミ「っ」(人と全然距離が取れない! 市場のタイムセールより過密っ)

モブおじA「……」スッ

サワ

ナミ「んひっ!? 今、誰かさわった!?」

ザワザワ



サンジ「ナミさんっ」

グイグイ

サンジ「おい、どけよオッサン」

モブおじA「あ、すみません。ぶつかっちゃったみたいで、えへ、えへ」

ナミ「サンジくぅんっ 今、誰かにお尻さわられ……」

サンジ「……とにかく来るんだ」



グイグイ


……
 

……

電車連結部のあの空間


ナミ「はぁ はぁ……人ばかりで息が詰まるかと思った」

サンジ「大丈夫だったか? とにかく、一旦落ち着いてくれ」

ナミ「大丈夫だけど。さっきの触られたおっさんからお金請求しないと」

サンジ「セクハラにも逞しく反応するナミさんも素敵だ……
    この空間がなんなのかわからないが、見覚えがある。

    ……あんまり堂々と語れることでもないがな」

ナミ「……なんなの? サンジ君はこの空間に見覚えがあるって……
   まさかこの箱、ジェルマの最新技術とか……!?」



サンジ「男の妄想シリーズ 第34集
    通勤に使用する過密な乗り物で起こる痴漢行為」

ナミ「……」

サンジ「第34集で初登場したそれは、瞬く間にエロ本業界に波乱を巻き起こした。
    密室内で密着する男女。それも不特定多数。
    その中で巻き起こる劣情の押し付け合い。

    電車痴漢シリーズはそれ自体がジャンルとなって、エロ業界を突き進んでいる。
    その妄想が、これそのものなんだよ」

ナミ「……エロ本の世界、ってこと?」

サンジ「ああ。この架空の乗り物は海列車にも似てるが、
    構造自体や化学的発想は全くのSF。
    ミンク族のエレキテルをエネルギーに動くなんていうトンデモ代物だ。
    まだコーラエンジンのほうが現実性があるだろ?」

ナミ「確かにそうね。
   ……でも、なんでこんな地下にこんなものが」



 



ザザーザ……ブッ


シモバア『詳しいね、兄さん。
     そう、そこは痴漢電車部屋。
     今あんたらが見ているのは私の能力で見ている幻覚みたいなもんさね』

ナミ「……はぁ……あっそ。
   まさかこんな予測の斜め上の世界に飛ばされるとは思わなかったわ」

サンジ「……」

シモバア『そっちの兄さんは斜め上ではなかったみたいだけどねぇ』

サンジ「……すまないナミさん。正直俺は頭にこれがよぎってた……」

シモバア『じゃあ、なんとなくわかるかね? この部屋の仕組み』



サンジ「ああ。つまりここは男の妄想シリーズの世界。
    痴漢電車という空想の世界だ。

    俺の認識が確かなら、この痴漢電車では女性は痴漢に拒否権を持たない。
    問題を起こせばむしろ駅のトイレで激しく犯されてしまう。
    また、男も連れ合いを助けるために暴力行為を起こすと闇に葬られてしまう……

    それが暗黙のルール……ちょ、ちょっとナミさん?
    視線が痛い。すっごく話てて辛いから、その目をやめてくれないか」

ナミ「詳しすぎて引いてるのよ。
   ……男って、思った何倍かはバカよね」

サンジ「それは否定しないし、俺もそのバカの一人だが……
    とにかくここじゃナミさんに拒否権はねぇ。
    穏便にすませつつ目的地に着くまで我慢しなくちゃならんが……
    そんなことは俺が許さねぇ」

ナミ「じゃあ、どうするの? ずっとここに居るとか?」

サンジ「ここはダメだ。いずれ車掌が俺たちを電車内に押し込んでくる。
    この痴漢電車を穏便にすませる方法は、痴漢を受け入れてしまうか……
    もしくは……」

ナミ「もしくは……?」

サンジ「……壁際で、俺とナミさんがずっと抱き合ってるとか……」モゴモゴ


 


ナミ「……サンジくん。
   言葉を濁さなくてもいいわ。はっきりと条件を言って」

サンジ「ああ……言いたくねぇ」フルフル

ナミ「仕方ないでしょ!? 
   それとも私が訳のわからないおっさん達にいいようにされるのが見たいわけ?」

サンジ「んなわけあるかぁ!!」ブシュゥッ

ナミ「じゃあ、どうすればいいか言って」(鼻血……)



サンジ「……この痴漢電車で女性を守り抜く方法は一つ。
    痴漢電車に入らば痴漢電車に従うしかない。

    俺が……ナミさんに痴漢行為を働くしか……ない」



ナミ「……」

サンジ「……」

ガタンゴトン……ガタンゴトン……


ナミ「……」

サンジ「……っ」アセッ


ガタンゴトン……ガタンゴトン……



サンジ「……」ぐにゃぁ……

ナミ「さっきの部屋で大人しくしてた方がマシだったって顔?」

サンジ「その通り……デス」


 


ナミ「んー、で、どうする? サンジ君私に触れる?」

サンジ「さわっ! 触るって……っ!」

ナミ「そうしないと守れないんでしょ?
   ……守るって約束、したわよね?」

サンジ「しししし、したけども、だ。
    俺は……」

ナミ「サンジくん、童貞ってわけじゃないでしょ?
   いくらかは経験ありそうだと思ってるけど……」

サンジ「っ」

ナミ「じゃ、女性に性的な行為ができないわけじゃない。
   いつもの騎士道精神とこれは別でしょ?」

サンジ「……もっともだが、問題は相手がナミさんであることと」

ナミ「ルフィに悪いと思うなら尚更守るために触りなさいよ」



サンジ「……」グラグラ

ガタンゴトン…………ガタンゴトン…………


ナミ「っ 誰か来た」


車掌「おや、こんなところにいては危ないですよ。ささ、車内へ」



サンジ「……チッ……行くしかない、ナミさん」

ナミ「え、ええ」



………………

痴漢電車 車内



ギュウギュゥ

サンジ「……」

ナミ「……」

サンジ「とにかく壁際に移動しよう」

ナミ「わかったわ。私ちょっと動きにくいから、なんとか道中よろしくね」

サンジ「……」


>>直下

1 サンジ ナミの手を引いて移動
 ※ナミが少なからず痴漢行為を受けてしまいます。

2 サンジ ナミを抱き抱えながら移動
 ※ナミが受ける痴漢行為を減らせますが、サンジの理性が減少します。

3 サンジ ナミに痴漢している芝居をする。
 ※成功するとナミが受ける痴漢行為を減らせ、サンジの理性も少ない減少で済みます。
  失敗するとナミが痴漢行為を受けてしまいます。

4 サンジ 痴漢する。
 ※サンジの理性が激減しますが、ナミがモブに触られることはなくなります。


サンジ「ナミさん。こちらへ」

ナミ「ん」

グイッ

ナミ「ぁ……ふふ、エスコートにしては情熱的じゃない?」

サンジ「男の腕に抱かれるのはお嫌いですか?」

ナミ「いいえ。よくってよ」



グイグイ……←

サンジ(……とはいえ、ナミさんをこの腕に抱きつつ
    このオッサンどもの群れをかき分けるのは至難の業だ。

    ナミさんに触れさせねぇようにするには、
    どうしても密着しながら移動するしかねぇ)

ナミ「……ん、ごめん、サンジ君……今、人の圧でちょっと浮いてるかも」

サンジ「こっちもちょっと身動きが取れなくなった。
    ……壁、というか出口の扉まで後少しだが」

ナミ「え? 壁じゃないの?」

サンジ「ああ、ある意味では壁だ。
    この電車っていう乗り物は駅に着くまで扉が開かないようにできてる。
    その扉の前で、到着と同時に出られるようにしながら二人で待つのが今の目的なんだ。
    到着までは壁に背中を預けると思っていい」

ナミ「……なんとなくわかったわ」


ガタンゴトン…………ガタンゴトン…………


サンジ「……ん?」


ガタンゴトン…………ガタンゴトン…………

「あん……あっ……」
「ぐひひ……おお、良い感触だぁ……」



ナミ「……今の声って」

サンジ「……見ちゃいけない」

ナミ「でも、明らかに変だった!」バッ→



モブ女「はぁ……はぁ……あんっ やめてぇ……ぁぁん」

モブおじA「はぁはぁ……お嬢ちゃん、良いおっぱいしてるねぇ……はぁ、はぁ」



ナミ「何よあれっ。完全に痴漢じゃない。
   ちょっとそこのあんた、やめなさいよ……っ」

サンジ「ナミさん。だめだっ」

ナミ「でも、やめさせないと」




モブおじB「なんだい、お嬢ちゃんも混ざりたいのかい?」スッ

ナミ「ちょっと、何? あんたも仲間……?」



  


モブおじB「まぁまぁ、落ち着いて……お嬢ちゃんも触ってあげるから」

サワ

ナミ「は、はぁ!? 何触って……っ」

モブおじC「ここに乗ってるのはOK娘だけだから、いいんだよねぇ?」

サワ

ナミ「やめなさいってば……っ!!」



グイッ←

ナミ「わ……っと」←

サンジ「すまねぇ。この人は俺の女だ。
    初めて乗るんで……無作法を許してほしい」

ナミ「っ」ビクッ

モブおじB「なんだよ彼氏づれか」

モブおじC「カップルでこんなところ来るなんて、もしかして彼女を触らせにきたの?」

モブおじB「そっかそっか、こっちはいつでもいいからねぇ」





サンジ「失礼する」

グイグイ……←


ナミ「……なんで? サンジ君ならあの子も助けてくれると思ったのに……」

サンジ「この空間がなんだかはわからねぇが、よく見てくれナミさん。
    あの女の顔が、本気で嫌がってるように見えるか?」

ナミ「だってあの子、やめてって言ってるじゃないっ……」チラ





モブ女「あんっ……あっ だめぇ、痴漢さん……きもちよく、しないでぇ」

モブおじA「ぐへへっ 気持ちいいんだね。そりゃよかったなぁ……」





ナミ「……あー、そういうこと」シラッ

サンジ「……俺は幻覚だろうが女の悲鳴には駆けつける。
    しかし、ここにいる女は大体OK娘、つまり痴漢を求めてる女なんだ。

    そこで、この痴漢電車に迷い込んだイレギュラー的な女性が主人公になるのが、
    この痴漢電車モノのセオリーなんだ」

ナミ「それが、私ってことね」

サンジ「ああ」



 


ナミ「……じゃあ、彼氏に守ってもらうわ」

ギュッ

サンジ「っ お、おい……ナミさん。そんな密着しなくてm」

サンジ「っ!」ピクッ



ナミ「……気づいた?
   ちょっと、自分でもびっくりだけど……震えてんの」プルプル

サンジ「……」

ナミ「怖かった」

サンジ「ん、大丈夫だ。こうしてれば流石に誰も手出ししないさ」

ギュゥッ




サンジ「……」

ナミ「……」

サンジ「このまま、少しずつ壁に移動しよう。
    この部屋を出る条件を聞き忘れたが……少なくともここに止まってるよりはマシだ」

ナミ「うん。お願い」

キュッ

ガタンゴトン…………ガタンゴトン…………

ガタンゴトン…………ガタンゴトン…………


 


サンジ(いつも頼もしい航海士が、俺の腕の中で震えている)

ガタンゴトン…………ガタンゴトン…………

ナミ「……」

サンジ(先ほどまで多かった口数は減り、会話もない)

ガタンゴトン…………ガタンゴトン…………


サンジ(ただ、電車の揺れに合わせて彼女が俺をつかむ力を強めるのを感じる。
    信頼してくれているのだろう。密着も、より強く感じる)


ガタンゴトン…………ガタンゴトン…………


ナミ「……あ」ヨロッ

サンジ「っと」ガシ

ナミ「っ」ギュゥッ

サンジ「っ!」


サンジ(少しでも体が離れると擦り寄ってくる。
    こんなに怯えたナミさんを見たことがない。
    可哀想に)



サンジ(可哀想……なのだが)


サンジ(冷静に振る舞おうとすればするほど、
    感じるのだ。

    熱 膨らみ 布擦れの音 香り……
    全身で彼女を感じてしまう)



ナミ「……ごめんね。サンジ君は我慢してるのに」

サンジ「なんのことだ?」

ナミ「や、胸とか……ずっと押し付けちゃってて……
   我慢してる人にこれは、あんまりかなって思うけど……
   でも離れるの怖いし」

サンジ「なんのことだ?」

ナミ「……だから、サンジ君は我慢してるのに、こんな密着してごめんねって」

サンジ「なんのことだ?」



ナミ「……さ、サンジ君。まさか」

サンジ「なんのことだ?」




ナミ「帰ってきなさい!! 口だけ動かして意識飛んでる場合じゃないでしょ!!」ペシッ

サンジ「ああ!? すまない。
    意識しないようにしすぎて感情を押し殺してた」

ナミ「ったくぅ……そろそろ壁だから。
   ちゃんと守ってよ?」

サンジ「わかってる。今ので目が覚めた」

クルッ

トン


サンジ(さてこれで、ナミさんを壁に配置し、俺がオッサンから彼女を守る体勢になったが……)

ナミ「はぁ……ありがと。
   本当に、サンジ君がいてくれてよかったわ」

サンジ「それは俺も思う。
    ここに俺がいなかったらと思うとゾッとするぜ」

サンジ(体勢は整ったが……大問題が一つ……
    意識がはっきりしているせいで……逃れられない欲求に耐えなくてはならなくなった)



ナミ「……重ね重ね申し訳ないけど、わざと押し当ててるわけじゃないからね」

サンジ「……わかってるって」

ムニュン……ムニムニ……

サンジ「……」

ナミ「……今鼻血出さないでね」

サンジ「ああ、その段階はとうに超えてる。
    今は鼻血の向こう側さ」

ナミ「なにそれ」

サンジ(手を出す気はねぇ。
    だが、この状況で不可避な生理現象を抑えることは、果たして可能なのか?)



ガタンゴトン…………ガタンゴトン…………

ガタンゴトン…………ガタンゴトン…………



サンジ「……」

ナミ「……」

サンジ「……」

ナミ「……」

ガタンゴトン…………ガタンゴトン…………

ガタンゴトン…………ガタンゴトン…………




サンジ 勃起我慢 >>直下のコンマ

00〜60 成功 巧みに自分の心理を操り、勃起を我慢する。

61〜89 失敗 ちょっとエロい雰囲気になる。

90〜99 大失敗 射精る。痴漢からナミを守る目的だけは大成功を収める



※この部屋?でニ度エロい雰囲気になるとなんらかのエロイベントになります。
 


ガタンゴトン…………ガタンゴトン…………

ナミ「……ん」モゾ

サンジ「……」ムラッ

ムクムク

サンジ「ああ、ナミさん。
    一つ話、というかなんというか、なんだが……」

ナミ「何?」

サンジ「ルフィと付き合って、どうだ?
    あいつ女と付き合うとかできるのか?」

ナミ「何よ急に……ああ、でも、あいつ結構女の扱いは上手よ。
   デートも、まぁ、及第点……よりちょっと低いくらい」

サンジ「なんだ。デートなんてできる程度には器用なのか、あいつ」

ナミ「意外よね」クス

ナミ「買い物してる間もおとなしかったわよ。
   でも、好きなことしてる時がやっぱり一番いい顔するわ」

サンジ「だろうな。
    でも買い物に付き合わせて我慢できるってのは、むしろ驚いたな」

ナミ「……気になる? ルフィのこと」

サンジ「まぁな」

ナミ「ふーん……そう」



ガタンゴトン…………ガタンゴトン…………

キィィ……っ!!

ナミ「きゃっ 何今の」グラッ

サンジ「一応乗り物だからな。ブレーキも踏むことがあるさ」グラッ

モニュン

ナミ「……あ」

サンジ「……モガモガ」

ナミ(谷間にサンジ君の顔が埋まっちゃった)(////

サンジ「……」

ナミ「さ、サンジ君。ごめんね。息できてる?」

サンジ「……」

ナミ「サンジ君!?」



サンジ(普段なら死んでもいいと思うところだが……今死んだら誰がナミさんを守るっ!?)

サンジ「生きてるよ。生きてるさ。
    ああ、だから大変なんだ」

ムクムク

ナミ「なんの話?」

サンジ「そういえば知ってるか? ナミさん

    牛の解体で当然、オスの牛は玉も竿も食材として切り落とされるんだ。
    そう、切り落とされるんだ。
    珍味として食材に使われることもある」

シオシオ……

ナミ「……急になんの話?」

サンジ「心の玉と竿を切り刻んだまでさ」

 



ナミ「……もしかしてサンジ君、さっきからかなり我慢してる?」

サンジ「当たり前だろ。
    少しでも気が緩んだら今俺は鼻血に倒れているところだ。

    だから意識的にルフィの話をしたり……
    心のあれを切り刻んで、興奮をおさめたりしてる」

ナミ「ふーん。そっか。
   そこまでしないと抑えきれないんだ?」

サンジ「そんな質問をするような女は自分の魅力を自覚した方がいい」

ナミ「してるわよ」


サンジ「……ナミさん」

スッ

ナミ「え」

ナミ(顔近……っ)

サンジ「……」

ナミ(え、近いっていうか……もうこれ)

サンジ「……目を閉じて」

ナミ「っ」ビクッ



ナミ「キス、するの?」トクン……トクン……

サンジ「……だめか?」

ナミ「ちょ、っとまって……触るのはいいけど」ドキドキ

サンジ「いいから、目を閉じて」

ナミ「や、キスは……」ドキドキドキドキ



ナミ(触ってもいいけど、キスはだめっ
   キスは……なんか、浮気っぽい感じがして、ダメ!)

ガタンゴトン…………ガタンゴトン…………

ナミ(ああ、でも近づいてくるサンジ君の顔……
   この顔はずるいっ)ドキドキ

ガタンゴトン…………ガタンゴトン…………

ナミ(だって、どんだけ鼻血流しても、どんだけエロコックでも……
   どんだけ眉毛ぐるぐるでも……
   基本的にはイケメンなんだもの……!!)ドキドキドキドキ

ガタンゴトン…………ガタンゴトン…………

ナミ(する、のかな……しちゃう、のかな……?
   サンジ君、もう我慢できないのかな……?)

ガタンゴトン…………ガタンゴトン…………

ナミ(でもここまで我慢させたんだもん。
   ちょっとくらい……好きなようにさせても……)

スッ

ナミ「んっ……」ピクッ










 


サンジ「右後ろの男、何かしようとしてる。
    今から少しだけ触るから、そっちを見ながら軽く声を上げてくれ」

モブおじD「……」ジーッ

ナミ「……」

ナミ「……」

ナミ「……」

サンジ「……もしかして本当にキスされると思った?」



ナミ「……あんた、後で一発殴らせなさい」(////

サンジ「いくらでも」



サワ

ナミ「んっ……」ピクッ

サワサワ

サンジ「……」

ナミ「は……ぁ……んっ!」ピクッ



モブおじD「……なんだ、先客か」



サンジ「これでわかっただろ?
    もはやこの電車の中の男全員が君に欲情してる」

ナミ「……」

サンジ「隙を見せれば手を伸ばされるだろう」

ナミ「でも、サンジ君がいるから」

サンジ「そうだな。俺が誰にも触らせないようにはするが……
    ナミさんも警戒してくれ」



ナミ「……わかった」




ナミ(周りの男全員って……そんな、それじゃ……
   今感じてる視線全部から感じるこのやな感じは……全部……)

モブおじB「……」ジーッ
モブおじC「……」ジーッ
モブおじD「……」ジーッ

ナミ(むき出しの性欲が体に突き刺さる。
   おっさんたちのねちっこい視線……

   しかも無銭。これが一番問題)

ナミ(こんな奴らにくれてやるエロはないわ。
   ていうかそもそもこいつら人間? 空想の世界に当たり前のようにいる奴らって何?)
 


ピンポンパンポーン



『本日は、イメクラ『シモシモ屋』の痴漢電車にご乗車いただき。
 誠にありがとうございます』



ナミ「……イメクラ?」

サンジ「……そう、聞こえたな」



『当車輌はまもなく、フリープレイゾーンに入ります。
 痴漢行為のみご利用のお客様は、四番車両にお留まりください。
 なお、二番車輌は超過密のため、三番車輌との扉は完全封鎖させていただきます』



サンジ「さっきチラッと見えた。ここは二番車輌だ。
    そしてさっき連結部で見た隣の車両は三番車輌」

ナミ「一番車両には何があるの?」

サンジ「さぁな、そこまでは……」



『フリープレイゾーンをご希望でないお客様は一番車両にお進みください』



ナミ「……そもそもフリープレイとか、イメクラって何?」

サンジ「イメクラは」

ナミ「あ、ごめん。イメクラの意味は知ってる。
   これって、風俗店の一部ってことよね?」

サンジ「そのようだな」

ナミ(シモシモ屋ってことは、まさかあの婆さん……これも副業!?
   海軍付きの監獄の一部管理と、イメクラと、エログッズ屋って、どんだけ稼ぐ気よ!?)



ナミ「ともかく一番車両に進めばフリープレイゾーンからは抜けられるのよね?
   なら移動しない?」

サンジ「……しかし、何があるかわからないぞ?」

ナミ「ここよりはマシ……はっ」

ナミ(さっきも、とりあえず先に進んだら
   こんなトンデモ空間につながってた……!

   ここよりひどい展開なんてあるか知らないけど、
   もしかしたらこのままここにいた方がマシってこともあるの?)

サンジ「……ここは、ナミさんの決定に従おう。
    留まるか、進むか」

ナミ「……ここにいてもいつ終わるかわからないものね」

 



ピンポンパンポーン

『フリープレイゾーンです』

ナミ「!」

サンジ「!」

ザワザワザワザワ……



モブおじA「はぁ、はぁ……じゃ、入れるよ」

モブ女「は、はい……あっ……ぁあああんっ!」

ズチュ ズチュ ズチュ ズチュ ズチュ ズチュ



ナミ「……この音、何?
   痴漢っていうよりこれ……」

サンジ「ああ、ヤってんな」

ナミ「ヤってるって、こんな人前で!?」



「あんあんっ! あぁあん! 痴漢に、犯されるぅーん♪」

「はぁはぁ、うぉ、たまんねー……」

「んぁっ だめだよぉ おじさぁん……こんなところでセックスなんてぇ……っ」 

パンパンパンパン

「あっあっ、いく、いくっ!!」

「ねぇー、おじさんいれてぇー……っ」

パンパンパンパン

パンパンパンパン





サンジ「……フリープレイゾーンってのは、こういうことか」

ナミ「こんなの、ただの乱交じゃない」

 


サンジ「まぁ、あくまで風俗店だからな。
    痴漢で盛り上がってそのままするっていうプランの客もいるんだろ」

ナミ「……そっか。こいつら本当に痴漢の犯罪者ってわけじゃないんだもんね」

サンジ「あんまり見ない方がいい。
    まだ相手がいない奴もいる。そういうやつが近くにいると、
    このフリープレイゾーンじゃ何をしてくるかわからねぇ」

ナミ「っ し、しっかり守ってよね」

サンジ「……そのつもりだが」



モブおじB「やってない」

モブおじC「ああ、やってないな……」

モブおじD「いいんじゃないか? やってないなら」



サンジ(フリープレイゾーンじゃ相手がいるいない関係なく、
    痴漢されてない女はフリーとみなされるのか……?

    なら)




>>直下

※一番車輌はペア専用車輌です。


1 一番車両に向かう。
 ※モブ痴漢も視線もなくなるが、ナミとサンジは性行為せざるをえなくなる。

2 二番車両に留まってサンジがナミを触る。
 ※モブ痴漢や視線を激減させますが、サンジ勃起我慢が失敗しやすくなります。

3 二番車両に留まって、ナミには触らずこのまま我慢し続ける。
 ※なんやかんやあってモブ痴漢優勢になり、ナミがちょっと汚されます。
  エロい雰囲気になります。 一回目

4 逆にナミがサンジを触る。
 ※モブ痴漢を無くせますが、サンジ勃起我慢が失敗します。
  エロい雰囲気になります。 一回目

このまま進めると今後色々と書きにくくなるので、NTR表現や浮気?表現について少し触れます。
>>1としては喧嘩や議論をしたいわけではないので、
この件についての返信や議論はご遠慮くださるようよろしくお願いします。

数少ない読者諸兄の皆さまの中でも、
このスレの表現に不満を抱いていない方はこのレスを丸々読み飛ばしていただいて結構です。
現在続きを書いている途中なので少々お待ちください。



まず最初に、NTR表現や浮気展開がありうることを>>1が注意書きしなかったことが原因だと思うので、その点を
謝罪申しあげます。
ここまで読んでいただいたのにこんな展開になってしまいました。ごめんなさい。

しかしながらこのスレをハーレムモノとして限定して書くつもりは>>1にはありませんでした。
作者側の浅ましい気持ちを吐露するのであれば、
ナミが捕まった時点でモブとのセックスや他の一味とのラッキースケベ展開以上の何かはアリだと思ってました。
また、今回のサンジの件で言うと、
一番最初のセックス部屋で三回我慢成功したら手を出さない決意を固めてもらう予定でしたが、
三回成功する前に次の部屋に行き、且つ自分が手を出さないとナミを守れない状況になったために、再度手を出すかどうか悩んでいます。
この件に関しては>>1の表現力と文章力が至りませんでした。

最初の展開でなんとなく話はルフィがメインでエロ展開をしていくようにはなっていますが、
今後の展開でも無理がない範囲で他の一味のエロシーンが入ったり、モブとのエロがあるかもしれません。

安価次第で今後もなんでも書くと思います。
自由記入でグロや鬱すぎるのが来た時はお断りすることもありますが……

なので、この時点でこのスレに不都合を感じている方はぜひ読み止ていただくようお願いします。
勝ち負けなどではなく『このスレこんな感じになったんだ、ふーん』と思って手を止めていただければ幸いです。

どうか平和的に解決したく思っているので、この件については何卒、ご返信をご遠慮くださるよう再度お願いします。


ナミ「……」

クイッ

サンジ「ナミさん?」


ナミ「……一番車両にいきましょう。
   私、あんまりここに居たくない」

サンジ「そうか、わかった」




モブおじB「一番車両……?」
モブおじC「一番車両かよ……仕方ないなぁ」
モブおじD「他の嬢探そ」

スー……

ナミ「? なんか、視線が急になくなったわね」

サンジ「……もしかして一番車両の話聞こえたんじゃないか?」

ナミ「……なるほど。一番車両って、もしかして途中退場の隠語なんじゃない!?」

サンジ「そっか、だから名前出しただけで対象外になったんだな。
    それもそうか、こんな過密状態じゃ具合悪くなるやつもいるさ」



グイグイ←←←

サンジ「すんませ、通りまーす」

ナミ「一番車両に行くのでー」



サンジ「ほら、さっきよりだんぜん進める。
    ここから抜け出すのはこれが正解だったんだ」

ナミ「そうよね。どんなところにも抜け道はあるって話よ!」

サンジ「楽勝楽勝ー♪」

ナミ「助かったー」



一番車両のドア手前

車掌「あぁ、一番車両ご利用ですか?」

ナミ「そうなんですぅ」

サンジ「ああ、開けてくれるか?」

車掌「はい。2名さま一番車両へ」



モブおじA「あ、すみません。私らも」

モブ女「お願いします……」ハァハァ



サンジ「っ」ドキッ

サンジ(さっきまでヤってたやつらだ。完全に事後っぽい衣服の乱れだが……
    終わったのか?)

ナミ「こら、あんまり見ないの」

サンジ「……ちょ、ちょっとくらいいいだろ。
    俺ナミさん相手にはちゃんと我慢したぜ?」

ナミ「それは偉いけど、まだ先もあるかもしれないんだし鼻血は勘弁してほしいわ」

 




モブおじA「あ、すみません。ちょっと先にいいですか?」

モブ女「んはぁ……はぁ はぁ……」



サンジ「随分苦しそうだな」

ナミ「どうぞどうぞお先に」



車掌「では先にこちらのお二人で チケットを」

モブおじA「あ、はい。一番車両利用クーポンあります」

モブ女「ぁ……えっと、私は」

車掌「ああ、あなたは嬢じゃなくて一般参加の人ですね?
   パスあります?」

モブ女「はい。これですよね」





ナミ「……パスとか、チケットとか、なんの話?」

サンジ「俺たち大丈夫なのか? 捕まったりしねぇよな?」

車掌「あなたたちはー、あれ、チケットない?」

ザザーザ……ブッ

シモバア『その二人は欲望の砦は地下ダンジョンからのゲストだよ。
     入れてやんな』

車掌「え、ああ! 地下ダンジョンから起こしで!?
   へぇ、はぁ……大変ですねぇ。どうぞどうぞ」

シモバア『ほれ、通っていいよ』

サンジ「……よかった」

ナミ「なんとかなったわね。さ、行きましょ」

サンジ「ああ」




ウィーン

……
 

……

一番車両~二番車両 連結部

サンジ「ふう、ヒヤヒヤしたな」

ナミ「ほんとに……でもよかった」

ギュゥッ

サンジ「お、おいおいナミさん!
    もうくっつかなくていいんだぜ?」

ナミ「ん……お礼になるかわかんないけど……
   こうしたかったの。

   ありがとね、サンジくん」

サンジ「そんな感謝されることでもないさ。
    俺だって誰ともわからんやつにナミさんが触られるのが嫌だっただけで」

ナミ「……さて、早速脱出しましょ。
   せっかくサンジ君が我慢してくれたんだもの、綺麗なまま出てやりましょ」

サンジ「それはいい考えだな。
    何が欲望の砦だ! ザマーミロってんだ」

ナミ「あはははは!」

サンジ「あはははは!」



ウィーン

……

……

一番車両


モブ女「あんあん! ああぁん!」

パンパンパンパン!

モブおじA「はぁ、はぁ……っ おお、さっきよりも、しまるっ!」

パンパンパンパン!

モブ女「だ、だってぇっ。おじさんちんぽにだけ、集中できるからっ  ああんっ!」

パンパンパンパン!

モブおじA「ペア専用車両だもんなぁっ! はぁ、はぁ……ああ、はぁ、はぁ」

パンパンパンパン!




サンジ「……」

ナミ「……」



サンジ「……」カチッ カチッ

シモバア『施設内は禁煙だよ』

サンジ「あー……わりぃ」





シモバア『あんたらここを出口だと思ったみたいだけどね……
     ここは今聞こえた通り、ペア専用車両だ』


「あん あん あん  ああんっ」
パンパンパンパン!

「んぁあっ もっと、もっとおちんぽぉ」
パンパンパンパン!

「おじさんってば、娘みたいな歳の子に欲情しちゃってんのー?」
シコシコシコシコ

「やだおじさん……こんなところで大きくしたらハンザイだよぉ」クスクス
シコシコシコシコ

「んっ んっ んっ」
ジュポジュポジュポ



シモバア『公共の場だけど、ペア同士でしかセックスはしない。
     ただし、しないと出られない。
     ……まぁ、ここもまたセックスしないと出られない部屋、だね』

サンジ「芸がねぇな!!」



シモバア『そうかい? でもさっきと随分違うところが一つあるよ』

車掌「あのぉ、すみません。
   一番車輌はペア専用車輌なので、セックスしない方のご利用はちょっと……」



シモバア『聞いたかい?
     『しなくてもいい場所』 じゃないんだよ
     『しなくちゃならない場所』なのさ』



サンジ「マジか……」

ナミ「はぁ……こういうこと」
 


サンジ「……ナミさん。二番車両に戻ろう。
    あっちで俺がちゃんと守ってやるから」

ギュッ

ナミ「……」ピタッ

サンジ「ナミさん? 二番車両に……」



ナミ「……」

サンジ「……」






ナミ「ここにいる」

サンジ「……」

ナミ「私、二番車両には戻りたくないから」

サンジ「……」

ナミ「ここで……しよ」





サンジ「……」

ナミ「……」





サンジ「ナミさん。俺は」

ナミ「……っ」ビクッ

サンジ「ああ、もう、怯えなくていいって」ギュッ

ナミ「ん……」

サンジ「今は手を出さないことが何よりナミさんを傷つけるってわかったよ。
    俺も腹決める」

ナミ「うん……ごめんね、せっかく我慢してくれてたのに」

サンジ「……」



>>直下

1 サンジがナミを手でイカせる  ※ナミ サンジに借りができたように感じる

2 ナミがフェラで抜いてあげる  
3 ナミが手コキで抜いてあげる  
4 アナルならノーカンってことでアナルでする

5 素股でする。(絶対挿入しない
6 素股でする。(どっちかが興奮しすぎて最後だけちょっと入れちゃう(要指定 事故も可
7 本番しちゃう(外出し限定

※どちらかがイけばこの場は先に進めます。


ナミ「……あのさ、サンジくん。
   私、サンジ君の気遣いも無駄にはしたくないの。
   だからこういうのはどう?」

フリフリ

サンジ「……なんだ? ペッパーミルのフリか?」

ナミ「……両手でやると変か。これ、よ」

シコシコ

サンジ「……な、ナミさんの手でするってことか……?」

ナミ「そ。……粘膜接触だとほら、ちょっと変な感じになるでしょ?
   でもこれならまだマシじゃない?」



サンジ「ナミさんの……手で……」

ツツ……



ナミ「経験豊富なサンジ君には物足りないかもしれないけど……
   って、何鼻血流してるのよ!」

サンジ「まだ流してない」ズズッ

ナミ「今見えたわよ!」

サンジ「止まった。大丈夫だ」

ナミ「回復力ぅ……」

ナミ「というか……手コキでも、そんなに興奮するの?
   私、割とこれでも厳しいこと言ったかなって思ってるけど」

サンジ「はぁ、わかってねえな、ナミさん」



サンジ「快感の度合いは、どれだけ濃厚なセックスかよりもシチュエーションによるんだ。
    もちろん粘膜接触が気持ちいいことには変わりねぇが」

ギュ

ナミ「……ん」

サンジ「いつも俺たちを導いてくれる海図を書いてくれる、この頼もしい右手に
    こんな変態的な場所で奉仕してもらえるかと思うと、


    俺は興奮してやまない」


ナミ「っ……そ、そういうもん?」

サンジ「少なくとも俺はな。
    それに、もちろんただこのままってわけじゃないんだろ?」

ナミ「それは……ああ、もしかしてこういう意味?」

ゴソゴソ

ナミ「……見るのは何回め?」

サンジ「毎回気絶するほど喜んでるから数えるのは難しいな」

ナミ「ふふ、あっそ」



パサ……プルン



ナミ「……どう?」

サンジ「っ……たまらねぇよ」


サンジ(危ねぇ……トビそうになった)
 


ナミ「ちょっとなら触ってもいいわよ」

サンジ「や、それはダメだ。手コキだけだろ?」

ナミ「……見るだけでいいの?」

サンジ「あー……いや、そう言われると……なぁ?」

ナミ「こんな機会、またとないわよ?」ニヤリ

サンジ「……じゃ、じゃあ……ちょっとだけ」



サンジ(ナミさんのおっぱい……目の前に……しかも、本人の許可あり……っ)



サンジ「っ……」ドキドキドキ

ナミ「……っ」ゾクゾク

ナミ(鼻血モードのサンジ君しか普段見てないけど……
   本当は普通に女慣れしてるはずよね。
   
   それなのに、こんなに真剣に私のおっぱいを見てくれてる……
   そんなに、興奮してくれるんだ)ゾクゾク



サンジ「……失礼、します」

モニュン……

ナミ「んっ」ピクン

サンジ「ぁ゙……」

ナミ「……?」

サンジ「……」

ナミ「どうしたの?」



サンジ「……予想より色っぽい声が聞こえて……
    その……脳がイキそうになった」

ナミ「……そ、そう。喜んで貰えたなら嬉しい、のかな?」

サンジ「あの、もう一度だけいいか?
    せっかくだからさ」

ナミ「いいわよ。何回でも……」



モニュン

ナミ「……ふふ、どう?」

サンジ「どうにかなりそうだ」

パッ

ナミ「あ、本当に一回でやめた」

サンジ「これ以上は……今後ナミさんのことを見るたびに思い出してしまう」


 
 


ナミ「そっか。それじゃ早速、する?」シコシコ

サンジ「ん、頼む。
    ああ、俺座った方がいいかな?」

ナミ「どうされたい? リクエストくらい聞くわよ」

サンジ「ナミさんが楽なやり方で」

ナミ「サンジ君」

サンジ「っ……」

ナミ「本音は?」



サンジ「……立ったまま、胸を押し付けながら、お願いしマス」

ナミ「正直でよろしい。
   こう、ね」



ムニュンッ……

サンジ「ぉほぉっ!」


ナミ「……」


ムニュンッ……

サンジ「ああっ……ナミさん。俺、今まで生きててよかった」ズズッ

ナミ「鼻血通り越して泣くな!
   も、もー……そんなに嬉しいの?」

サンジ「正直、2年ぶりにナミさん達と再開できた時レベルで嬉しい」

ナミ「よかった。ホールケーキアイランドの件を口にしてたらちょっとだけ怒ったところだったわ」



ナミ「……こんなのでそんなに興奮してたら、どうするのよ」

ジィィ……↓

サンジ「っ、まさか、ナミさんが脱がすのか?」

ナミ「脱がす? とんでもない。
   ここは乗り物でしょ? なんとなく妙はわかったわ」



ゴソゴソ

サンジ「はぁ、はぁ……ぁあ」ゾクゾク

ボロン

ナミ「こうやってチンポだけ出してするのが、隠れながらしてるみたいでいいんでしょ?」

サンジ「……っ なんでそこまで理解してくれるんだ」

ナミ「男の欲望なら、なんとなくねぇー」

 

サワッ

ナミ「触るわよ」

サンジ「ん……ぁあ」

ニギッ

サンジ「っ……」ピクン

ナミ「……わぁ」

サンジ「……?」

ナミ「そっか、チンポって、人によって違うのね」

サンジ「…………ナミさん。
    もしかして触るの二人目か?」

ナミ「え!? ああ……んー」

ナミ(どうしよう。ルフィが初めてって認めるのなんか恥ずかしいけど)

サンジ「そうなのか?」

ナミ(……サンジくん相手に強がっても、無駄っぽいわよね)

ナミ「実は、ね、そうなの」

サンジ「……そっか」



ムラッ



サンジ「ナミさん……俺のは、どうだ?」

ナミ「えっと……」

サンジ「遠慮しなくていい。ルフィと比較してもいいんだぞ」


ナミ「じゃあ言うけど、ルフィのがおっきい」


サンジ「そうか、はは、あいつ器に似てデカいのかもな」

ナミ「……でも、素のチンポの硬さは、
   サンジ君のが硬いかも」

シコシコ……

サンジ「っ……そうか」ドキドキ

シコシコシコシコ……

ナミ「それに、血管が浮き出て……
   なんか……ちょっと、男らしい?」

サンジ「……そのほかに、思ったことは?」ドキドキ

シコシコシコシコ……

ナミ「……硬くて、ゴツゴツしてて、
   少し長い。チンポって、人によってこんなに違うんだ」ドキドキ

サンジ「はは、そりゃそうだ」

シコシコシコシコ……

サンジ「ん……ふぅ……はぁ……ナミさんの胸だって、ルフィにとっては比較の対象になってるんだぜ?」

ナミ「そりゃそうでしょうね。
   ……サンジくんも、他の女と比べてる?」

シコシコシコシコ……

サンジ「ああ、今までで最高の感触だ。
    ん……はぁ……」

ナミ「それ、今まで何回言ったセリフ?」

サンジ「最高が一つでいいと思ってるやつは人生を楽しく生きれないって話だ」
 


ナミ「……物は言いようね。
   でも、どうあれ褒められるのは嫌いじゃないわ」


んべっ

ナミ「ん」

ヌトォ……

サンジ「ぉ……ぉお」

サンジ(ナミさんの唾液が……俺のに……っ)ドキドキ

ビチャ

ナミ「これで、もっと気持ちよくなれる?」



ヌチャ……ピチャ……

サンジ「ああ、サービスが過ぎるくらいだ」

ナミ「そう。んじゃ、素直なお客さんにはそろそろイッてもらおうかしらね」

ヌチャ……ピチャ……

ヌチュッ ヌチュッ ヌチュッ ヌチュッ ヌチュッ ヌチュッ

サンジ「ぉっ……くっ……」

ナミ「私からも聞きたいことがあるの、サンジくん」


ヌチュッ ヌチュッ ヌチュッ ヌチュッ ヌチュッ ヌチュッ

サンジ「ん……なんだ?」



ナミ「サンジくん、って……私のこと、どう思ってるの?」



ピタッ

サンジ「……どう、って?
    最高にイイ女だと思ってるが?」

ナミ「ほぼノータイムでそれを答えられるのは本当に尊敬するわ。
   でも、そうじゃなくて……」

 


サンジ「ナミさん。この状況でそれ聞くのはダメだぜ」

ナミ「……」

サンジ「……俺たちは、仕方なく性行為をした。
    そこに恋愛感情のかけらもない。

    それでいいと思うぜ。
    それとも」

モニュン……

ナミ「……んんっ」ピクン

サンジ「もっと俺の心に踏み入るつもりなら、俺も相応の覚悟を決めるけど……?」



ナミ「っ……悪かったわよ。
   んっ んむ」ベロォ……

ヌトォ ベチャ……


ナミ「ただ、本気で惚れてたんなら悪いなって思っただけ」


ヌチュッ ヌチュッ ヌチュッ ヌチュッ ヌチュッ ヌチュッ

サンジ「はぁ……はぁ……はぁ……っ
    っく……」

ナミ「……ん……ふぅ……ん」

サンジ「ああ、ナミさん……」

ヌチュッ ヌチュッ ヌチュッ ヌチュッ ヌチュッ ヌチュッ

サンジ「イキそうだ……っ」

ヌチュッ ヌチュッ ヌチュッ ヌチュッ ヌチュッ ヌチュッ

ナミ「いいわよ。手で、イッて」

サンジ「あぁ、……はぁ……あ……ナミさん」

ナミ「……っ」


ナミ(そんな、せつなそうな顔で名前呼ばないでよ……)ドキドキ


ヌチュッ ヌチュッ ヌチュッ ヌチュッ ヌチュッ ヌチュッ

ヌチュッ ヌチュッ ヌチュッ ヌチュッ ヌチュッ ヌチュッ

サンジ「く……っ……出る」

ナミ「んっ……」

 



ビュルルルルッ!

サンジ「っ……」ビクッ

ビュルルルッ……

ナミ「ぁ……すごっ」

ビュルルルッ……ビュルルルッ……ビュルッ ビュッ

サンジ「は、ぁ」

ナミ「あ、そうだった」

ヌチュッ ヌチュッ ヌチュッ ヌチュッ ヌチュッ ヌチュッ

サンジ「うぉっ……」

ビュルルルッ! ビュルルルッ! ビュル……

ナミ「あは、すっごい量……っ」

ビュ……ビュ……

ナミ「ええぇ……すっごい」

ビュ……



ナミ「……」

シコシコ……

サンジ「うぉほっ ちょ、ちょっとまって」

シコシコ……

サンジ「もう、もう出ないって」

ナミ「あ、そう?」

サンジ「ああ、すげえよかった……」ハァハァ

ナミ「ん……すごい出たのね」

サンジ「そりゃあ……我慢してたからな」ハァハァ……



ガタンゴトン……ガタンゴトン……

サンジ(ああー 本当に気持ちよかった……ちょっと目眩するくらいだ)クラクラ

ナミ「……サンジ君って量多いのかしら?
   ルフィより出てる。

   ふふ、なんか、沢山出してもらうと搾り取った気がして気分いいわね」

サンジ(喜んでる? そっか、俺を射精させて喜んでるのか……

    可愛い女だな、ほんと)クラクラ

 



サンジ「……ありがとな、ナミさん。
    最高の気分だ」

スリスリ

ナミ「あ、ちょ……」

サンジ「ん」

チュッ……チュッ……

ナミ「ちょっと! さ、サンジくんストップ」

サンジ「ん……?」



サンジ「……俺今何してた?」

ナミ「髪と、頬に、キスっ」(////

サンジ「……」

サンジ「……」

サンジ「わ、わるぃっ……!!
    ちょっと、あまりにも気持ちよくて我を……忘れてた」(////

ナミ「い、いいけど……
   何、サンジくんて出した後そんな感じなの?」

サンジ「……聞かないでくれ」

ナミ「だーめ、罰として教えなさい」

サンジ「……っ

    した後は、キスしたくならねーか!?
    俺はそうだぞ」(////

ナミ「わかるけど、私はダメよー。
   さっきまでせっかく我慢したんだから、最後まで私の貞操を守ってよね。
   サンジくんっ」

サンジ「ああ、わかってる。わかってるけど……ほんと、気が抜けただけなんだって」(汗

ナミ「わかったわかった。許してあげるから」


ガタンゴトン……ガタンゴトン……

ガタンゴトン……ガタンゴトン……

 




モブおじA「はぁ、はぁ……あー、終わった。
      しゃしょーさん。降り口どっち?」

車掌「あちらです」

モブおじA「ありがとね。さ、いくよ」

モブ女「んぁ……はぁ はぁ……はいぃ……」ウットリ






サンジ「……降り口はあっちか」

ナミ「行きましょ。ついでに手洗いがあればいいんだけど」

サンジ「ん、とりあえずこれを使ってくれ。
    捨てても構わない」サッ

ナミ「……ハンカチ常備してるのね。
   じゃ、これもらうわね」

サンジ「ああ」



ガタンゴトン……ガタンゴトン……

ガタンゴトン……ガタンゴトン……



………………
 


………………

地下ダンジョン

ロビンルート



ロビン「……セックスしないと出られない部屋の次はなんの扉かしらね」

うるティ「うへぇー まだあるんでありんすか?」

ロビン「どうかしらね。
    でもあれで終わりならこんな大層な地下施設作ると思う?」

うるティ「それはぁー……そうかもしれないでありんすねぇ。
     やだなぁ……」

うるティ(せっかくならこのままいい思い出を持ったまま終わりたい……

     いい思い出……思い出……)

うるティ「……」ボフンっ(////



ロビン(なんか、とってもいいセックスをしたみたいね……
    こんなに喜んじゃうような体験だったなんて、覗かなかったことを後悔するわ)



ロビン「……まぁ、私たちとの意思とは無関係に、向こうから不幸の知らせがやってくるわけだけど」

うるティ「んぇっ?」



不幸の知らせ「扉」ゴゴゴゴゴ





うるティ「……嫌な予感しかしねぇ」

ロビン「奇遇ね。私も嫌な予感がするわ」



うるティ「……」

ロビン「……」

扉「……」



ロビン「開けてみる?」

うるティ「まって、ちょっと、心の準備が……っ」

 


ロビン「そう、それじゃあ待つ間にちょっとだけお話しする?」

うるティ「……なんでありんす?」

ロビン「この扉の向こうって、なんだと思う?」

うるティ「またセックス部屋とかでありんしょ?
     はぁ……今度は何を相手にしなくちゃならんのでありんす?

     とりあず、触手じゃないのであればあちきはなんとか精神は保てそうでありんす」

ロビン「……そうね。
    でもどうせ欲望の砦というくらいだから、
    またエッチなことさせられるんでしょうね」

うるティ「ぅうーん……初手頭突きでこの扉ぶち破ったらなんとかならんでありんすか?」

ロビン「じゃ、希望的観測で物を語りましょう」

うるティ「きぼーてきかんそく?
     願望ってことでいいんでありんすか?」

ロビン「ええ、そうね。例えば、私はマッサージをしてもらいたいかな。
    一晩固いベッドだったから癒されたいわ」

うるティ「……マッサージぃ……ねぇ……
     うーん。あちきはあのコックの料理がもう一回食べたいでありんす……」

ロビン「あら、そんなのここを出てお願いすればたくさん作ってくれるわよ?」

うるティ「そ、そうでありんすか?」

ロビン「でもお願いしすぎて食料を使い込まれても困るから、
    積極的なお願いは一日に一回にしてちょうだいね」

うるティ「あー、なんか、ここを出る意欲が俄然湧いてきたでありんす……っ!」



うるティ「よし、んじゃ、開けるでありんすよー!!」

ロビン「ふふ、その調子よ」



ガチャリ……


>>直下

部屋の中は何?

1 触手部屋(素通りチャンス
2 触手部屋(エロイベントあり
3 エロマッサージ屋
4 痴漢電車
5その他
 

………………

触手「ニョムー」

触手「ニョムー」

触手「ニョムー」触手「ニョムー」触手「ニョムー」
触手「ニョムー」触手「ニョムー」触手「ニョムー」
触手「ニョムー」触手「ニョムー」触手「ニョムー」
触手「ニョムー」触手「ニョムー」触手「ニョムー」
触手「ニョムー」触手「ニョムー」触手「ニョムー」
触手「ニョムー」触手「ニョムー」触手「ニョムー」
触手「ニョムー」触手「ニョムー」触手「ニョムー」


イボ触手「ムニョン」

イボ触手「ムニョン」

イボ触手「ムニョン」イボ触手「ムニョン」イボ触手「ムニョン」
イボ触手「ムニョン」イボ触手「ムニョン」イボ触手「ムニョン」
イボ触手「ムニョン」イボ触手「ムニョン」イボ触手「ムニョン」
イボ触手「ムニョン」イボ触手「ムニョン」イボ触手「ムニョン」
イボ触手「ムニョン」イボ触手「ムニョン」イボ触手「ムニョン」
イボ触手「ムニョン」イボ触手「ムニョン」イボ触手「ムニョン」
イボ触手「ムニョン」イボ触手「ムニョン」イボ触手「ムニョン」




うるティ「……」メソメソ……

ロビン「……可哀想に」

うるティ「もういやでありんす……触手はやーでありんすー」メソメソ……

ロビン「なんとかここを抜け出る方法を考えましょう」

ナデナデ

うるティ「うわぁぁん ロビンお姉様ぁぁ……っ! なんとかしてぇぇっ!!」

ロビン「……」ムラッ


 




ぺーたん3号「ニョム……」キリッ

ピョン


うるティ「っ!? な、なんでありんす? ぺーたん3号……っ」

ペーたん3号「ニョム ニョムニョム……ニョムンム ニョニョニョム」

うるティ「えっ! そんな……うそっ」

ペーたん3号「ニョームニョムニョム ニョムンム ニョム」キリッ

うるティ「そうなんでありんすかぁ!?」



ロビン「……あなた、この子の言ってることわかるの?」

うるティ「全然わかんねーでありんす」




ペーたん3号「ニョムー!!!!」

ピョン




うるティ「あー! ぺーたん3号が触手の群れに突っ込んだ!!」

ロビン「あ、危なくないかしら」




ペーたん3号「ニョムニョム……ニョムー!!」

触手「ニョム……」ゴゴゴ

イボ触手「ムニョン……」ゴゴゴ

ヌチョ ヌチョ ヌチョヌチョ……



ロビン「……」

うるティ「……」



ヌチョヌチョヌチョヌチョ……



ロビン「ねぇ、もしかして、なんだけど。
    これって、あの子犠牲になってくれてるんじゃない?」

うるティ「はっ! まさかそういうこと!?
     自分を犠牲にあちき達をいかせてくれるというの!? ぺーたん3号!!」


ヌチョヌチョヌチョヌチョ……
ヌチョヌチョヌチョヌチョ……
ヌチョヌチョヌチョヌチョ……
 


うるティ「嗚呼! もはやどれがどれだか見分けがつかない。
     しかも思いいれも特にないから探す気が起きないっ!!」

ロビン「辛辣ね……」

うるティ「当たり前だろ!!?? 
     勝手に子宮間借りして出てったやつのことなんて一々覚えてられっか!?

     十月十日かけて育んだならまだしも半日もいなかったやつだぞ!?
     ただの寄生虫だあんなの!!」

ロビン「確かにサナダムシに愛着湧いたらちょっと変よね」




ペーたん3号「ニョムーーーーーーーー!!!!」




うるティ「ああ、あの一際はしゃいでる触手がぺーたん3号か
     ……なんか、群れに帰って喜んでるようにも見えるでありんすな」

ロビン「そう言う解釈もできなくはないわね……」

うるティ「……」

ロビン「……」





ぺーたん3号が何目的で群れに加わったかはさておき、
道ができたかどうか 

>>直下のコンマ


00〜50 道ができた! 脱出成功
51〜80 道はできず……しかし……!?
89〜99 道はできなかった……
 



ウゾゾゾゾゾ……←

うるティ「お、おお!!」


ウゾゾゾゾゾ……→

ロビン「……まぁ、すごい」


←ウゾゾゾゾゾ→



うるティ「触手が……モーゼった」

ロビン(気持ち悪いわね)

ロビン「気持ち悪いわね」

うるティ「それは同意でありんすが……今のうちにわたるでありんすよ!!」ダッ

ロビン「そうね。ラッキーだったわ」ダッ



ペーたん3号「ニョムニョム ニョムニョー」



うるティ「ありがとうペーたん3号! どこにいるかわからないでありんすけど。
     多分あんたのことは明日には忘れるでありんすー!」キラキラ

タッタッタッタッタッタッタッタ……

ペーたん3号「ニョーーームニョーーーー」






ロビン(言葉の通じないニ種族が、
    言葉の通じないまま、理解し合わぬまま、お互いの目的を達して去って行く)タッタッタッタッタ……


ロビン「……なんか、不思議ね」ボソッ

うるティ「なんか言ったでありんすか?」

ロビン「いえ、なにも」



うるティ「とにかく! あの扉から出て……っ
     あちきたちんの地下ダンジョンは終わりにするんでありんすっ!」タッタッタッタッタッタッタッタ……

ロビン「そうね。いい思い出もできたことだし」タッタッタッタッタッタッタッタ……

うるティ「しっ! しばくぞテメェ!!」(////

ロビン「ふふ、ごめんなさい」









………………

………………

時は少し遡って

ガバルディ研究所





ガバルディ「が、ぐ、は……」プルプル



たしぎ「! まだ倒れてない!」

フランキー「たしぎの剣と俺の攻撃をくらって立ってるとは……いい根性してやがるぜぇ……」

チョッパー「あれ!? あれ!? ウソップは!? あいつ大丈夫なのか!?」キョロキョロ



ガバルディ「はは、はははは!! 武装硬化が間に合ったぞ!!
      お前達は最後の詰めを……誤った!!」スッ

ブワァッ

触手「ニョムー!」
触手「ニョムー!」
イボ触手「ムニョンム!」



たしぎ「っ……とはいえ、そいつらはもう敵ではありません。
    切れば消える……っ」

フランキー「俺のケツもノーダメージだ。残念だったな」



ガバルディ「バカどもが!! そいつらはあくまで壁だっ」ダッ

ダッダッダッダッダ……



フランキー「てっんメェ!! 逃げる気か!?」

ガバルディ「ふふふふっ このままで死ぬものか……っ
      私は、逃げて、最後に……っ 最後に思いを遂げるぞぉ!!」

ダッダッダッダッダ……





ウソップ「どこに逃げるんだ? このゴッドウソップ様に背中を向けるとは……
     お前、わかってないな」

チョッパー「!? ウソップ!? お前……っ 今までどこに」

ウソップ「ふふふ、思い出したのさ。
     俺が二年間修行していたところには、こんな触手生物五万といた!!
     これより百倍長くてズルズルしたお化け触手なんか何度も絡まれ、何度も食した!!

     そう、ジャングルの王者ウソップとは俺のこと、
     蔓性植物なんて、俺の敵じゃねーってこった!!!」

触手「ニョ……ニョムぅ……」グッタリ

ワッサリ……

チョッパー「すげぇぇえ! 触手捕まえてるっ!!」
 



ウソップ「後はこれをこうして……こうしてっ」

ギュ ギュ ギュッ ギュウっ



ウソップ「できた!! ゴム製じゃねぇが……
     魚人アーロンもこの技で沈んだともっぱらの噂!!

     俺の古来よりの超必殺技ぁ!!!!」

ぐぐぐぐ……

チョッパー「なんだってー!? まさか、その、
      その触手で作った輪っかは……!!」




ウソップ「ウソップ輪ゴム!! モデル『輪廻触手〜ウロボロス〜』」

ッバシュゥゥゥゥゥゥ!!!!




ウソップ(触手を結んで作った輪っかを丸め込んで弾として射出するっ

     無論軌道はめちゃくちゃだ。
     輪っかをまっすぐ飛ばすなんて無茶な話ではある。
     しかし)

たしぎ「たぁっ!」ズバッ

フランキー「ウェポンズライトぉ!!」どごん!!

スカッ スカッ

ウソップ(前方で戦ってる二人を避けながら、
     目標の男の頭上に当て……そして)



ドゴっ!!

ガバルディ「ははは! どこを狙っている……!?」

ウソップ「いや、そこでいい……俺の狙いは、お前に当てることじゃねぇ!!」

ウソップ(輪っかはあいつの足に、引っ掛けるだけでいいんだ!!)



触手輪廻〜ウロボロス〜「ベチャっ」↓

グイッ

ガバルディ「おっと」グラッ

ガバルディ(いかん!! バランスが……っ!)↓ ↓ ↓ ↓



ズダン!!
ガバルディ「へぶっ!!」

ゴロンゴロンゴロン……

 



チョッパー「お、おい、ウソップ! 早く追いかけねぇと!!」

ウソップ「……いや、いい。俺の見聞色では……

     あいつはいずれ、触手に沈む」




ガバルディ「くそっ、なんてこった」ゴロン……

ガバルディ(まさか誰かの独房にまで転がり込むとは……
      いや、しかしこれは好都合……)

ポチッ



ガバルディ「ここは、ニコ・ロビンの独房……だ……ふははは……
      ここから、私も地下ダンジョンに行くぞっ そして……

      そしてっ……!!!」

ヒュぅぅぅぅぅ↓↓↓↓


………………

………………

現在

地下ダンジョン ロビンルート

触手部屋 出口直前


ロビン「ふぅ……それにしても楽な部屋だったわね」

うるティ「結果論でありんすけどね」

ロビン「……ところで、何か聞こえない?」

うるティ「……そういや、なんかいるな」ピクッ



ダッダッダッダッダ……



ガバルディ「はぁ……はぁ……! ニコ・ロビン……っ!!」

ロビン「……あなた、誰?」

ガバルディ「そ、そうか。直接会うのは初めてだったな」



ガバルディ「私はガバルディ……ここの監獄長であり ショクショクの実の触手人間」

うるティ「っ」ビキビキビキビキ……



ロビン「そう、それでその監獄長さんが、一体なんの用?」

ガバルディ「ははは、ははははは、ここは欲望の砦だ。
      私も欲望に素直に、敗北の後の悪あがきをしにきたのだ!!

      お前を……この手で、犯すために……っ!!」

ロビン「あら、でもそれは叶わないわ」



ガバルディ「何を……」

ビュオッ……!!←

うるティ「ウル頭銃んんんんんん!!!!」ブォン!!!!

メッギャ…………!!!!

ガバルディ「っ!!!!!?」



ガバルディ(重い、いや、重いなんてもんじゃない!!!?
      穴、穴……穴だ!! 頭蓋に穴が空いた!!!!
      ただの頭突きで、頭蓋に穴が!?)



ゴッシャァアアアアアアアアアン!!!!← ← ← ←

ギャリギャリギャリギャリギャリ……!!!!


 


ガバルディ「がっ がっ……あがっ……」ピクピク

うるティ「……ほぉーーーぉぉん?
     殺すつもりでズガったってのに生きてるでありんすね。
     こりゃ愉快でんすなぁ!?」





ロビン「あら、床に半身削られてるわね。
    これじゃ助からないかも」

うるティ「やりすぎって思うかよ?」

ロビン「いいえ。乙女を踏み躙ったおとこにはお似合いの末路だと思うわ。
    全身穴だらけで、とっても惨たらしい姿」



ガバルディ「おま、えら……私の能力を、聞いていなかったのか……?
      ショクショクの実の……」

うるティ「お前の能力は触手を完全にコントロールできないのは知ってる。
     だって、ペーたん3号はこの部屋の触手をかき分けた。

     やつの意思はともかく、こちらの理になることを奴はした……
     つまり、お前の意思はこいつらには関係ねぇ。

     違うかよ? あ゙ぁぁ゙!!?!??」

ガバルディ「っ……く……ぐぅぅ……しかし、新しい触手を出せば……
      ニコ・ロビン……お前をぉ……」



 



ロビン「……」

ロビン「……」

ロビン「ねぇ、さっきから私にこだわっているようだけど……
    もしかしてあなた、私のこと好きなの?」

うるティ「え」



ガバルディ「え、あ、お……」



ロビン「そう。わかったわ。そう言うことなのね」

ガバルディ「……っ」





ロビン「あいにくだけど、私、ルフィの女なの」





ガバルディ「え」

うるティ「……すげぇー……無惨な姿の敵にさらに、告白もされてねぇのにフったよ、この女」



………………


………………

シーダル「……ようザビーダ。麦わらの一味、捕まえたか?」

ザビーダ「いや……だが欲望の砦が騒がしい。
     あっちに戦力は集中してるんじゃないか?」

シーダル「そうかもな。案外ガバルディのやつがやられてたりしてな」

ザビーダ「……ブッフッフッフ! それは僥倖!!」

シーダル「お前ほんと、ガバルディのこと嫌いな」

ザビーダ「ああ、あいつは好かん。
     能力が低いくせに怠け癖がある。クソヤブで卑怯者のクズだ」

シーダル「シーッシャッシャ!! そりゃ別に否定するところはねぇけどよ」

ザビーダ「あんな奴は自分の能力である触手に沈んでしまえば良いのだ」

シーダル「そんなん。地雷発動して超弱体化でもしないとありえねぇ話だろ」



ザビーダ「……ここだけの話、あいつの地雷ってなんだ?」

シーダル「あ? 言うわけねぇだろ。
     俺は時々砦警備するから知らされてるけど、一応機密だぜ」

ザビーダ「教えろ。いつかあいつの失脚をねらっているんだ」

シーダル「正直か! やめとけやめとけ。
     俺はあいつの仕事から甘い汁吸ってるところもあるからよ、絶対いわねぇぞ!?」

ザビーダ「ワンチュール一箱」



シーダル「あいつの地雷は ネトラレだぜ!!!!」



………………

………………

地下ダンジョン ロビンルート

触手部屋



ガバルディ「あ、あが……ぉ……」

ガバルディ(ニコ・ロビンも……麦わらのルフィの女……!?
      な、なんだこの気持ち……まて、

      まてっ!!)

ガバルディ「っぐぅぅぅぅっ……!!」シュゥゥゥゥゥゥゥウ……



うるティ「……なんだこいつ」

ロビン「……急に苦しみ始めたわね」

うるティ「フラれたのがよっぽどショックだったんでありんすなぁ?
     地獄まで失恋背負って死ぬといいでありんすぅー♪」



ガバルディ(これがネトラレっ! 苦しい!! 胸が焦げるようだ!!
      脳が……焼ける……っ!!!!

      ワクチンが………………抜けるっ…………!!!!)

ガバルディ「ぐぎぃぃぃぐう……っ!!!」

ガバルディ(そうだ! 『丙』)スッ





丙の注射器『チャリッ……』

ロビン「……何か取り出した。注射器……?」

うるティ「んだよ、薬キメてどうにかするつもりか!?
     んな付け焼き刃であちきらどうにかできると思ったら大間違いだぞ」

うるティ(しかし正直今さっき一回麦わらとヤったから、
     ちょっとウイルスの効果出てきて調子出ねぇんだよな……

     あんまし強敵だとちときついか)タラリ


 


ガバルディ(このままでは、ボロボロの肉体をかろうじて支えているワクチンが切れて……
      頭蓋の穴や体中の穴のダメージで死んでしまう……っっ!!!)

ガバルディ「丙を……丙を使いさえすれば……」プルプル……

プルプル……

プルプル……

プルプル……



ロビン「……」

うるティ「……」



触手「ニョムー……?」

→→ウゾゾゾゾゾ←←



ガバルディ「!! あ、やばい」



うるティ「え、な、なに」

ガバルディ「……や、やめろ、触手ども!! 私はお前達を作り出した張本人だぞ!!」

ロビン「……っ!!」スッ パシッ



→→ウゾゾゾゾゾ←←

→→ウゾゾゾゾゾ←←

→→ウゾゾゾゾゾ←←


ガバルディ「っ! やめろ! 何をすっ……あ、がばっ……げぼ……」

→→ウゾゾゾゾゾ←←

→→ウゾゾゾゾゾ←←

→→ウゾゾゾゾゾ←←




うるティ「……っ! あ、うわ……うわぁぁぁ……


     すっげぇいい気味!!」キラキラッ!!


ロビン「……哀れね。
    うるティにくらった頭突きで転げ回ったせいで身体中に穴があるんだもの、
    その手の寄生虫には、肉の穴は大好物……よね」



ガバルディ「うごぁああああっ!!! ああっ! ああっ!! あああああっ!!!!
      脳に……脳に!!!!!!!」

→→ウゾゾゾゾゾ←←
→→ウゾゾゾゾゾ←←
→→ウゾゾゾゾゾ←←


 


ガバルディ「丙を! 丙を打たなくては!! おぼっ! まて、口に入るなっ!!
      おぼぼ……!!!!・????
      

      へ、丙は、どこだ!?!??!?」




ロビン「あら、丙ってこれのこと?」

丙の注射器「チャリッ……」

ガバルディ「!!!!!!??????」



ロビン「ごめんなさい。あなたが打つのをためらってた後、
    能力で奪い取らせてもらったわ」



ガバルディ「あああ!! ああああああ!!!! なんてことを……!!!! あああ」

→→ウゾゾゾゾゾ←←
→→ウゾゾゾゾゾ←←
→→ウゾゾゾゾゾ←←

ガバルディ「あああ!! やめ、やめろ……っ!!
      どの、穴にも、入るな!! やめろぉぉおおおおおおおお!!!!」

→→ウゾゾゾゾゾ←←
→→ウゾゾゾゾゾ←←
→→ウゾゾゾゾゾ←←



うるティ「……」

ロビン「……止め、刺す?」

うるティ「……面白いこと教えてあげるでありんす」



うるティ「あの触手。入った穴全部に卵産みつけるんでありんす」



ロビン「……」

うるティ「しかも、穴のダメージは修復するから、大体のことしても死なないんでありんす。
     ああ、アレにとっちゃ『死ねない』って言った方が正しいでありんすねっ⭐︎」

ロビン「そうなの」クスッ

うるティ「……生かしておいてあげるでありんす。
     あいつには、あいつの人生があるでありんすから」ニコニコ

ロビン「ええ、そうね」ニコニコ




ガチャリ……




インガ島 欲望の砦監獄長 ガバルディ 敗退

敗因 『触手ニ沈ム』

………………
 

………………

ガバルディ研究所



チョッパー「あったぞ!! 変異株ウイルス!!」

たしぎ「よくやりました!!
    これで、とにかくランボルト中将の野望は阻止できますね……っ!」

ウソップ「一番重要な仕事は終わったな。
     はぁ……ん? チョッパー水持ってねーか、水飲ませてくれ……
     俺は触手との死闘で喉カラカラで死ぬ……」

チョッパー「ごめん、この水筒はダメなんだ。
      水ならどこかにあるよ。研究室なんだから真水くらい置いてるとおもうし……」

ウソップ「おお、あったあった」



フランキー「ふぅ、一仕事終えたのはいいが、俺はそろそろ後輩の様子を見に行ってくるぜ。
      ランボルトと行き合わなかったのも気になるしな」

チョッパー「ノジコを置いてきたんだっけな。
      早く行ってやった方がいいぞ!」

フランキー「……時によ、チョッパー」

チョッパー「ん? どした?」

フランキー「お前、ブレーンポイントで敵の弱点を探れるよな?」

チョッパー「診断〜スコープ〜のことか?
      でもあれは、あくまで頭脳で敵の脆い部分や重心の不安定な部分を見つける技で、
      知りもしない弱点を炙り出せる技じゃないんだ」

フランキー「そうか……いや、ランボルトの弱点とかねぇかなーって思ったんだが……」



たしぎ「でもあの、もしかしたら見当違いなはなしをするのかもしれないんですが……」

チョッパー「いいよ、言ってみてくれ」

たしぎ「……もしかして今のチョッパー君は、
    ウイルスのことも、ワクチンのことも知ってますよね?
    その構造と仕組み……体への影響も」

チョッパー「そう、だな。
      敵の使ってるワクチン……個人に適合させた地雷付きワクチンの構造も、理解はできた」

フランキー「すげぇなオメェ……」

たしぎ「それなら、対象と出逢いさえすれば、
    その体にウイルスとワクチンがどのように反応するか診断して、

    弱点……つまり、地雷を割り出すことはできたりするんじゃないでしょうか?」

フランキー「んなことできるのか!? つまりそれって、
      敵のワクチンに診断〜スコープ〜かけるっつーことだよな!?」



チョッパー「……敵のワクチンに診断〜スコープ〜?」



………………

………………

地下ダンジョン

ルフィルート



ルフィ「……扉があるぞ」



ザザーザ……ブッ

シモバア『シモバアじゃよ』

ルフィ「おう、どした?」

シモバア『うむぅ、その向こうはの、
     お主の思い描くシチュエーションのエロそうな部屋が出てくる仕様になっておるのじゃ』

ルフィ「……つまり、あれか……好きなシチュエーションのエロが待ち構えてるのか?
    そりゃなんだ、ご褒美か?」

シモバア『結局この島で性行為することは、弱体化につながるからの、
     ご褒美だろうが拷問だろうなイってくれりゃそれでええのんよ』

ルフィ「なるほどなぁ。じゃご褒美だ!」

シモバア『しかし、その逆もありうる。
     思い描くシチュエーションは必ずしもご褒美ではない。
     ……嫌なことっちゅうのは、思い出したくなくても思い出してしまうものじゃないかの?』

ルフィ「ん?」



ルフィ「……まさか」

シモバア『そう、この扉の前に立った者の不安も、シチュエーションとなりうるのじゃ』

ルフィ「ちくしょう……ご褒美だけでいいのにぃ……」

シモバア『しかしの。さっきの出来事でお察しじゃろうが、
     あんたにこの部屋がちゃんtお作動するかわからんのじゃ』

ルフィ「そう嫌そうだったな。素通りしていいのか?」

シモバア『んー、できれば取引したいところじゃが、ほかの部屋の連中はもう先に行っとるからのう』

ルフィ「……ヤったのか?」

シモバア『しりたいのかい?』

ルフィ「んー、まぁいいや。後で聞く。
    今は自分の問題だな」

シモバア『さて、実はこの部屋。
     先ほどとは事情がちと違う

     先ほどの部屋はお主が扉に入った時点で作動する部屋。
     そして今回は、あんたが来る前にすでに仕掛けが施されてる部屋。

     効果はあるのかね』

ルフィ「仕組みがわからねーからなー。俺にはなんとも言えねぇよ」

キィィ



シモバア『あ、ちょっ あんた今頭空っぽであけたね!?
     閉じな閉じな』

ルフィ「あ? なんだよ」
 

シモバア『入る前に扉の向こうがなんであるか考えた方がいいよ。
     せっかくなら自分の好きなシチュエーションがいいだろ?』

ルフィ「んまぁ、せっかくなら、ってんならそうか?」

シモバア『そうさそうさ。考えな?』

ルフィ「ははーん……なるほどぉ。
    ばあちゃんここで俺に一発ヤらせときたいんだな?」

シモバア『そのとおりじゃよーっ 他の部屋があんまり見ごたえのない結果だったのでのう。
     ああ、いや、電車の二人のやりとりはちと燃えたが……』

ルフィ「?」

シモバア『さて、何か面白いエピソードは聞けるかのう?
     おぬしの癖〜ヘキ〜を晒すのじゃ』


ルフィ「……癖、ねぇ……」ウーン

ルフィ「……なんだろなぁー……」ヌーン



シモバア『超抜いたエロ本のエピソードでもええんじゃよ』

ルフィ「……え、これ語らなくちゃいけねぇのか?」

シモバア『……』

ルフィ「んー、エロ本なんて最近読んでねぇからなぁ……」

シモバア『先に女とヤること覚えたタチだね。厄介な男だ』

ルフィ「……まーな」

ルフィ(ムラっときたシチュエーションでいいのか?
    もしくは……)

ルフィ「あれだな。俺あんまり病院かかったことねぇから、あの伝説の存在に出会いてぇ」

シモバア『伝説の存在……?』ゴクリ



ルフィ「エロい女医」



シモバア『ほう。男の夢って奴だね』

ルフィ「ああ、多分この先もずっと会えねぇ気がするからよ。
    エロい女医とかいう存在に会ってみてぇ。イメクラ行けって話になるかもしれねぇけど……
    こういう話でもいいのか?」

シモバア『いや、わからんよ。結局他のメンバーの妄想も具現化するからね』

ルフィ「なんだよ! 話し損じゃねぇか!!」

シモバア『ついでに言うと思い浮かべるだけでいいから話すだけ損じゃよ』

ルフィ「じゃあなんで喋らせた!!?」

シモバア『茶目っけ』

ルフィ「ぶっ飛ばすぞ!!」

シモバア『……そういえば、私が生まれる前にはとんでもなく美人な女医がいたとか聞いたかねぇ』

ルフィ「……」

シモバア『……』

ルフィ(ばあちゃんいくつだ……?)

シモバア『90年以上昔の話じゃよ』

ルフィ「!? お、俺まだなんも聞いてないぞ!!」

シモバア『顔が言っておったよ。
     なんつったかね、最終的にはあの海賊王のクルーになったんじゃなかったかね』

ルフィ「海賊王のクルーの美人女医……!?」

…………

…………

サクラ王国

ドルトン執務室


ドルトン「それでサクラ王国の新生代医者の育成に出す諸費用の件なんですが……」

くれは「へ、へっ……」

ドルトン「……」(くしゃみか?)

くれは「っ」プルプル




くれは「くしゃみなんてしてたまるかぁぁぁ!!!!」ダン!!

ドルトン「っ」ビクッ!!





くれは「医者が不養生してる場合じゃないんだよ!!
    さぁ、会議続けるよ!!」

ドルトン「くしゃみくらいしても別にいいじゃないですか……」

くれは「その費用については出し惜しみする必要はないよ。
    やる気のない奴ぁへこたれて辞めるだろうがその分他のやつの取り分が増えるだけさ。
    だから安心してその費用は多めに割りふっ   

    へックショァァァァああああああああイ!!!!!!!!」




………………
 

………………


ルフィ「ははは、やっぱり伝説の生き物か、美人女医。
    それだと設定盛りすぎだもんなっ!

    医者って言ったらトナカイかパイナップルか死の外科医か鯨治す医者って決まってるし」

シモバア『あんたの医者感ブレまくりだねぇ……』



シモバア『とにかく、どうなるかは知らんけど思い浮かべたなら扉開けな』

ルフィ「ああ」



キィィ……



部屋の中は? >>直下

1 美人な女医付きの診療所 
2 夜の逢引
3 痴漢電車
4 マッサージ店


登場してしまう知り合い>>その次

Aマキノ(ヨセヨセ
B レイジュ 居る 
C レベッカ (ヨセヨセ
D その他

 


………………

店員「いらっしゃいませ」

ルフィ「あ、病院じゃねぇ」

店員「……?」

シモバア『ああ、この人ぁいいんだよ。
     欲望の砦って言えば上には通じるようになってるから、
     適当に案内しな』

店員「シモバア様案件ですね。わかりました」

ルフィ「……ばあちゃんすげぇんだな。
    顔見ただけで即対応じゃん」

シモバア『まぁ全国のシモシモ屋店舗の会長兼『お室』担当じゃからの』

ルフィ「オヒツ?」

シモバア「ほかほかご飯の炊き方ならお任せ……じゃないわ!!
     『お室』というのはな、イメクラ用の特殊な空間のことじゃ。
     例えば痴漢電車とか、触手部屋とか乱行部屋とか……
     そしてここがそのうちの一つ」

店員「マッサージ店で、ございます。
   ところでお客様は……表のマッサージ屋さんと裏のマッサージ屋さん、どちらがお好みですか?」

ルフィ「マッサージ……?
    なんだ、エロい店じゃねーのか?」

シモバア『まぁまぁ、たまには新鮮なエロを享受せい。
     表で案内しな』

店員「かしこまりましたー! どうぞこちらへ」

グイグイ

ルフィ「ちょ! ひ、引っ張んなって!!
    俺今弱体化しすぎて……あーぁぁぁあぁぁ……」ズルズル



………………


………………

シモシモ屋 『お室』空間

マッサージ店 個室



ルフィ「……なんだ?
    これに着替えるのか?」

店員「はい」

ルフィ「これあれだな。チョッパーが体の検査するときに着せてくるやつに似てるな!」

店員「……あっ! 病院の検査着ですか? そうかもしれませんねぇ」クスクス

ルフィ「んで、なんだ? ねーちゃんがやってくれんのか?
    表って言うくらいだから、エロいのじゃねーんだろ?」

店員「ああ、いえいえ。
   表っていうのは、『表っぽい』という意味で。
   ヤル事はしっぽりグッチョリとなっておりますっ!」

ルフィ「……なるほどな。そういう店っていうテイか。
    そういや、パンツも履くなって言われたしな……
    わりぃな、野暮なこと聞いて」

店員「いえ。ご理解いただけて何よりです。
   ですが担当は私ではなくて、ヨセババ様より指定の嬢が後ほどお伺いしますので、
   あ、嬢って言っちゃよくないですよね。
   マッサージ師が後ほどお伺いしますので、こちらの部屋でお待ちください」

ルフィ「ん、そうか。わかった」

スタスタ
ガチャリ


ルフィ「行っちまったな。
    ……俺さっきのねーちゃんでもよかったんだけど……」

ルフィ「……あれ? ばーちゃん? おーい……
    そっか、もうばーちゃんが声かけてこねぇってことは、来るんだな」



ルフィ(わざわざ用意されてるってことは、まさか知り合いか?
    ナミとかロビンなら最高なんだけど……微妙な知り合いとか来たらどんな顔すりゃいいんだ?)



 




コンコン

????「お待たせしました。
     入ってもよろしいですかっ」

ルフィ「お、おう。いいぞ」



ガチャリ




レベッカ「ルーシー! マッサージしにきたよ!!」

ルフィ「……」

レベッカ「久しぶりだね! あの後大丈夫……な訳ないよね。
     絶対疲れてると思ってさ、マッサージの話来た時即OKしたの!

     今日はいっぱいお話しして、いっぱいマッサージしてあげるねっ」



ルフィ「チェンジぃぃぃいいいいい!!!!」



レベッカ「ええぇぇぇ!?」

ルフィ「はぁ、はぁ……れ、レベッカ。
    この店何かわかってんのか!?」

レベッカ「え、マッサージやさん?
     私ヨセババさんって人に呼ばれて来ただけであんまりわかってないけど、

     でもこのマニュアル通りにやれば大丈夫って任されたから、
     きっと大丈夫だよ」

ルフィ「……っ ま、マニュアル?
    ちょっと見せろ!」

レベッカ「え……ルーシー、なんか 怒ってる?」

ルフィ「怒ってなんかないぞ!
    久しぶり! 会えて嬉しいぞ! 兵隊元気か!」

レベッカ「お父さんは元気だよ。
     ルフィの事心配してた。

     ……ねぇ、私、もしかして来ちゃ迷惑だった?」シュン

ルフィ「んあ゙ー! そんなわけねぇだろ。会えて嬉しいのは本当だ」

レベッカ「っ……よかった」ホッ

ルフィ「だけど、な。いいか、落ち着いてきけ……」




ルフィ(待てよ……?
    この状況で、ここがエロい店だってわかってしまったら……
    まるで俺が呼んだみてえに思われねぇか?)
 


レベッカ「あ、もしかして、私のマッサージの腕に不安があるんでしょ?
     でも大丈夫。私、戦いはやめたけどトレーニングはしてるの。
     だから筋肉はちゃんとあるよっ」ムンッ

ルフィ「……そこを心配してんじゃねーんだよなぁ」

ルフィ(穏便に帰ってもらうために、マニュアルを確認しねぇと……)



ルフィ「……まず、マニュアルってのを見せてくれ」

レベッカ「ん、はい」

ルフィ「サンキュー。……にしてもお前、明るくなったなぁ」ペラッペラッ

レベッカ「え?」

ルフィ「会った時はあんな感じだったけど、素はそんな感じだったんだな」ペラッペラッ

ルフィ(最初は真面目なマッサージだな……だんだん際どいところをやってく感じか)

レベッカ「そっか。ルーシーには剣闘士の私しか見てもらってなかったね。
     そのあとはすぐ国を脱出したし……
     お礼もちゃんとしたかったんだけどね」

ルフィ「そうだな。もっと居たかったぞ。
    ドレスローザ冒険したかった」ペラッペラッ

ルフィ(ああ、このページからは完全にエロいことヤらせてんな)

レベッカ「私も、ルーシーともっとお話ししたかったよ。
     一緒に街を回ったり、買い物して回ったり……
     って、それじゃまるでデートみたいか」



ルフィ「んぁあ、デートか、デートもいいなぁ」ウワノソラァ

レベッカ「え」



レベッカ「で! でもっ ほらっ ルーシーそういうの興味ないかなって。
     女の人とご飯食べに行ったりとか、しなさそう。硬派っぽいし」

ルフィ「めちゃくちゃ興味あるぞ(飯は)」ペラッペラッ

ルフィ(なんで本番の指示まであるんだこの本……)

レベッカ「え、えぇえぇぇぇえ!!」



レベッカ「え、でも相手私だよ?
     え、そういうふうに言われるの初めて……なんか、ど、ドキドキしちゃうね」ドキドキ

ルフィ「そりゃするだろ。デートなんだから」ペラッペラッ

レベッカ「あ、あわわ……なんか、余裕だね。そういうの慣れてるの?」(////

ルフィ「ん? ああ、慣れてるぞ(こういう店は)」

レベッカ「そっか……それじゃ、エスコートしてもらったり、なんて……」モジモジ



ルフィ(やべ 話聞いてなかった。 エスコートってなんの話だ?)

レベッカ「そしたら……あー……お父さんにも挨拶とか、する?」ドキドキドキドキ



ルフィ「ん! ああ、するする。兵隊にはちゃんと挨拶しねえとな」



ルフィ(しばらく泊めてもらった恩もあるし、レベッカにゃ弁当も奢ってもらってるしな!)

 


レベッカ「ひぇっ! い、意味わかってる……?」(////

ルフィ「ん? ああ……挨拶だろ。大事だよな」



レベッカ「ぁ……ぁぁ……え、えっと」

レベッカ「ふっ、ふつつつか者ですが! よろしく、おねがいしますっ!」

ルフィ「あ、よろしくで思い出した。
    マッサージするときな、このページまででいいぞ」



レベッカ「なんで流すのっ!!?
     け、結構、勇気振り絞って言ったんだけど!!?」(////

ルフィ「いや、だって。マッサージの話、だろ?」

レベッカ「結婚の話っ!!!!」

ルフィ「なんだって!? 俺は結婚はしねぇ!!」

レベッカ「じゃさっきの話なんだったの!?」

ルフィ「……」

レベッカ「はあ……はぁ……」



ルフィ「ごめんなさい。聞いてませんでした」

レベッカ「ルーシーのバカっ!!!!」



…………

説明後



ルフィ「なはははは! わりぃわりぃ、デートの話から結婚の話になってるとは思わなかった」

レベッカ「びっくりしたぁー。私、一応王族なのに海賊に輿入れしちゃうところだったよ」

ルフィ「ていうか、お前も断れよ! よくねーだろ、こんな海賊なんかについてきて」

レベッカ「こんなっていうけどっ 私にとっては英雄だよ。
     お父さんと同じくらい、素敵なひとだから……」ゴニョゴニョ

ルフィ「ん? なんだって?」

レベッカ「なんでもないっ……
     とにかくマッサージするよ。
     私にできる恩返し見つかってよかったよっ

     マニュアルどおり、ちゃんとやるから、これで少しでも恩返しさせてっ」ニコニコ



ルフィ「あ、ああ、でもその折ってるページの先は見るなよ。
    その先には……えーっと」

ルフィ(この年の奴相手になんて言えばいいんだ……?)

ルフィ「そ……その先には、俺の弱点が書いてある。
    お前にはまだ見せらんねぇ」

レベッカ「え、ルーシーの弱点? 知りたいっ」

ルフィ「やめろぉ! そ、それを知ったら、お前も狙われるようになるだろ」

レベッカ「だれから?」

ルフィ「ほ、他の四皇からだ。
    俺は今四皇何だぞ?」

レベッカ「ふーん、そっかぁ……残念」

 


レベッカ「あ、そう言えば着替えてって言われてたんだ。
     これ渡されてたんだけど」フクゥ

ルフィ「ん、そうか。んじゃそっちの部屋で着替えるか?」

レベッカ「ううん。ここで着替えろって」

ルフィ「……あー、なるほど」

クルッ

ルフィ「俺はあっち向いてるから、準備してくれ」

レベッカ「はーい」


ゴソゴソ……スル……パサ……

レベッカ「……あ、今ルーシーが着てるのとほとんど同じだね」

ルフィ「なんてもん着せてんだ……」

レベッカ「短すぎて……見えちゃうね、これ。
     まぁ剣闘士時代の方がもっとあれな格好してたか」

ルフィ「それも、そうだな」


ゴソゴソ

レベッカ「はい、着替えたよ」

ルフィ「ん。それじゃ頼む」



レベッカ「それじゃーぁ……」




レベッカの性経験 >>直下


1 ヤリマン
 実はエッチ大好きで、お父さんには内緒だけど剣闘士の中ではサセッ子ベッキーの名前で通っている。
 店の意図を完全に理解し、最初からチンコに手を伸ばす。攻め気味

2 経験豊富
 安売りはしてないが、少しは慣れている。
 店の意図を理解した上でルフィの気遣いを無視して性行為をする。

3 一度だけヤったことがある
 ちょっと試しにセックスした経験がある。
 店の意図は理解できず、途中まで疑う事なくマッサージをするが……

4 処女A
 処女だが知識はある。
 店の意図は理解できず、途中まで疑う事なくマッサージをするが……

5 処女B
 処女で無知
 なんの疑いもなくマッサージを最後までやって且つ約束のページを超えて……

6 レイプ経験あり
 ルーシーはエッチな事なんてしないはずと信じてやまない。

7 今現在彼氏がいて性経験もあるし知識もある。
 抜きだけは積極的にしてくれる。

8 その他



※全ての選択肢で性行為はするので、プレイ内容の指定も可能。
 指定がない場合適当にヤらせます。

レベッカ「まずは背中から、ね。
     ルーシーうつ伏せになって?」

ルフィ「ああ」ゴロン

レベッカ「それじゃ、乗っかるよー」

ルフィ「ん、ぁあ」

ルフィ(その服装で乗っかる時点で結構絵面的にヤバいな)


ノシッ
プリン

レベッカ「っと、背中触るね」

ルフィ「? あ、ああ 」

ムニムニ

ルフィ「……?」

レベッカ「っしょ」

グイ……グイ……

ムニムニ

ルフィ「……なぁ、レベッカ。
    お前、その服……ズボンとかなかったのか?」



レベッカ「うん。裸になってこれ着てって言われたから、
     今パンツも履いてないよ」



ルフィ「……っ」ムラッ

ルフィ(なんてことさせるんだ、この店)

レベッカ「あ、ごめん。もしかして汚い、かな?
     ちゃんとお風呂は入ってるけど」

ルフィ「そういう問題ではなくてだな……いや、わかってないならいい。
    汚いとかは思わないぞ、全然」

レベッカ「そう? それじゃ続けるね」

ルフィ「……」



グイ……グイ……

レベッカ「っ……っ……」

ルフィ「ん」

グイ……グイ……

レベッカ「ん……っと」

グイ……グイ……

グイ……グイ……

ムニムニ



ルフィ「……」ムラッ

ルフィ(だめだ。いくら相手がレベッカでも……年下でも……
    生のケツとマンコ擦り付けられてりゃ、ムラムラするわ)



レベッカ「んっ……ん」

グイ……グイ……

レベッカ「……ルーシーの体って、なんかぷにぷにしてるね」

ルフィ「ん? おまえ、俺がゴム人間だってこと忘れてねーか?」

レベッカ「あ、いや。お父さんの背中と随分違うなって」

グイ……グイ……
グイ……グイ……

ルフィ「そりゃそうだな。
    んでも、ぷにぷにかぁ……」

レベッカ「あれ、いやだった?」

ルフィ「ちょっと複雑だ」

レベッカ「えー、でも、私はこういう肌好きだよ」



ピトッ

ムニッ



ルフィ「……なんでくっつく?」



レベッカ「えへへ、だめ?
     男の人の背中って、大きくてなんか好きなんだよね」

ルフィ「それ、絶対俺と父親以外にやるなよ?」

レベッカ「え? なんで?」

ルフィ「お前の体でやると男は変に喜んじまうだろ」

レベッカ「確かにそういう人も居たかも」

ルフィ「お前なぁ……」

 



グイ……グイ……
グイ……グイ……

レベッカ「ん……っ  ん……」

クチ……

レベッカ「ふ…………はぁ……っ」

グイ……グイ……
グイ……グイ……
クチュ……

レベッカ「?」ピタッ

ルフィ「……どした?」

レベッカ「ん、なんか……変。
     いつもより、息が上がっちゃう」

ルフィ「いつもって、ああ、もしかしてお前兵隊……父ちゃんにもこれやってるのか?」

レベッカ「うん。お父さんにもマッサージしてるけど……
     なんか、今日は……暑いし、ドキドキする」



ルフィ「……あー」



ルフィ「……せ、背中はもういいよ。
    ありがとな」

レベッカ「ん、わかった。次は腕やるね」

ヒョイッ

ルフィ(背中から生ケツの感触が遠のいた。けど……
    なんだか、少し湿り気を感じる。

    ……やっぱりレベッカ、感じてたのか?)



 


レベッカ「はい、じゃあ揉んでいきまーす」

モミモミ

ルフィ「ぉ」

ルフィ(にしてもこいつ、上手いな)



レベッカ「あははっ ルーシーの腕、細くて揉みやすいっ」

モミモミ

ルフィ「んだとぉ? この腕でドフラミンゴもぶっ飛ばしたんだぞ?
    細いとかいうなよ」

モミモミ

レベッカ「……でも、細いのは細いよ。
     お父さんも剣闘士の人たちも、みんな大きい体で戦う。

     なのにルーシーはこんな体に、だれよりも強い力を秘めてる……

     不思議だな、って思って」

モミモミ

ルフィ「ん、まぁ、おれが 強いってことわかってるならいいか」



ルフィ(エロくないこと考えれば、こいつのマッサージって上手いんだよな。
    よかった、こっちの気持ちよさに集中すれば、ムラムラせずに済む……)



ルフィ「ん、なぁレベッカ。お前上手だな」


レベッカ「そう? 気に入ってもらえてよかったー!
     剣闘士時代にもよくマッサージしてたんだけど、私のマッサージ好評だったんだよ?」ニコニコ

ルフィ「ああ、こんだけ上手けりゃそうかもな」

レベッカ「なんだか、いっぱい元気になりすぎるって言われてた」

ルフィ「……まぁ、それもあるだろうなあ」
 


レベッカ「あ、そうだ。ルーシーにとっておきのマッサージしてあげる」

ルフィ「ん? なんだ?」

レベッカ「んー、あとでね。仰向けになった時にやるから」

モミモミ

モミモミ



ルフィ「あー……ぎもぢー……」トロン

レベッカ「いっぱい疲れてるんだね」

ルフィ「……まぁ、疲れてる理由はかなりあるんだけどな」

ルフィ(そういえば俺投獄中だった。
    いいのか? こんなことしてて……)

レベッカ「そういえば、ルーシーも色んなわけありでここにいるんだっけ?
     詮索しちゃダメって言われてるけど」

ルフィ「あー、そうなんだよ。
    かなりややこしいことになってて……」

レベッカ「大変だねぇ……」



レベッカ「あれ、足揉むんじゃないんだ?
     マニュアルだと次は仰向けにするって」

ルフィ「ん?……ああ、仰向けか」

レベッカ「転がしてあげよっか?」

ルフィ「……いや、いい」



ゴロン



ルフィ「……」

レベッカ「……あ、ルーシーもパンツ履いてないんだ」

ルフィ「こら、あんまり見るな」

レベッカ「だめなの?」

ルフィ「ダメに決まってるだろ!」

レベッカ「えー!? 気になるっ 見たことないし」

ルフィ「見たことないからってお前……
    おまえ……ん?」

 


ルフィ(レベッカって性教育全く受けてないのか?
    そういや、ちっさい時からおもちゃ状態のおっさんと二人だったのか……
    性教育なんてできるわけねーか。

    それにあの兵隊のおっさんだもんな。
    なんかそういうことになると照れてなんもできなさそうな気がする……)



レベッカ「ねぇ、ルーシー?」

ルフィ「……あのな。レベッカ。
    男の体も、女の体も、お互いジロジロ見るのはよくないんだ」

レベッカ「……どうして?」

ルフィ「あー、それはな。
    見るとえっちな気分になるだろ? わかんねーか……
    うーん……」

ルフィ(これは、性教育しなくちゃならねぇのか?
    俺の責任じゃねーよな?)モヤモヤ

レベッカ「エッチな気分て何?」

ルフィ「なんか、こう、ムラムラっとするっていうか……
    おまん……股の間が、切なくなる感じ、ないか?」

レベッカ「あー、なんか、おまたが熱くなる感じ?
     確かにわかるけど」

ルフィ「……」

ルフィ(めちゃくちゃイケないことしてる気がしてきたぞ……?)



ルフィ「……っ」グルグル

ルフィ(でもなぁ、ここで教えておかねぇと、きっとあのおっさんじゃ性教育なんてできやしねぇだろうし……
    でも俺が教えるのも絶対角が違うだろうし……)



レベッカ「あ、そうだっ
     とっておきのマッサージしてあげるって話だったよね」

ルフィ「ああ、そうだな。それやってくれ」

ルフィ(最悪このままマッサージだけで終わればそれでいいか……
    俺が手を出さなけりゃ良いわけだし……
    ああ、あとはこのまま勃起を我慢して、レベッカに帰って貰えば……)


 


レベッカ「はいっ」

ギュムッ……ムニュリッ

ルフィ「!?」

レベッカ「ほら、こうやって」

ギュムッ……ムニュリッ

ルフィ「うぉっ……!?」



レベッカ「腕をおっぱいで挟んであげると、
     みんな疲れが吹き飛ぶって言ってたよ?」

ルフィ「や、待て待て、やってることもおかしいけど……みんなって!?」

レベッカ「? コロシアム時代の人たちだけど」

ルフィ「へ、変なこととか、されなかったか?」

レベッカ「うん、別に?」

ルフィ(なんでそこは健全なんだよ! 善人だらけか!!
    せめて一回でも危ない目にあってれば簡単に教えてやれんのに……っ)プルプル



ギュムッ……ムニュリッ

レベッカ「どう? ルーシー、気持ちいい?」

ルフィ「気持ちいいけども、だ。
    おまえ、これ絶対他のやつにはやるなよ。

    あ、ていうか、親父にやってないだろうな!?」

レベッカ「え、お父さん……?

     あっ!! そうだ、お父さんにやったら『もうやっちゃダメ』って言われてたんだ!!」

ルフィ「だろぉ!?」

 


レベッカ「えー、でもぉ……ルーシーだって気持ちいいでしょ?
     私もこれやるの好きなのにぃ……」

ルフィ「好きってなんだよ……」

レベッカ「だって、こうすると」

ンギュゥ……

レベッカ「……なんか、すごく密着してる感じで……
     ドキドキしてこない?」ドキドキ

ルフィ「こっちはしっぱなしだよ」

レベッカ「それに……」

キュン



レベッカ「ん、なんでも、ないや。
     えへへ、じゃ、反対側もね?」

ルフィ「あ、いや、もう良いんだけど……」

レベッカ「いっぱい気持ちよくして、ルーシーの疲れとってあげるね!」ニコニコ

ルフィ「あ、あー、えっと」

レベッカ「はい、腕出して」

ルフィ「……」



ルフィ「はい」



ムニュリ……ギュム……

レベッカ「んふふっ……ルーシーの腕あったかぁいっ」

ルフィ「……」

ルフィ(あったけぇ……)

ムニュリ……ギュム……

レベッカ「んっ……ん……」

ムニュリ……ギュム……

 




ムクムク……ムクムク……



ルフィ「ぁっ やべ」

ルフィ(普通にムラムラしてた)

ルフィ「レベッカ! あのさ」




レベッカ「ん……ぁ……え? なに?」トロン

ルフィ(ダメだぁ! もうメスの顔になってる……!!
    そっちも感じてんじゃねぇかっ)




ルフィ「……あの、よ。
    恥ずかしいから腰のところにタオルとかかけてくれねーか?」

レベッカ「え? でもぉ……」

ルフィ「な、とりあえずその、腕を離してくれ」

レベッカ「……」

ルフィ「……な?」

レベッカ「……もうちょっと」

ムニュリ

ルフィ「あぅぁっ」


ムクムク


レベッカ「んふふ、なんか、ルーシーの腕挟みやすくて、好き……」ドキドキ

ルフィ「や、やめ、やめてくれ……」ムラムラッ

ムニュリ……ギュム……

レベッカ「ねぇ、男の人もエッチな気分になるんだよね?」

ルフィ「あ? ああ……そうだぞ」

ムニュリ……ギュム……

レベッカ「ルフィも、今エッチな気分になってる?」

ルフィ「……なってる」



レベッカ「……あの、もしかしてそれ……エッチな気分だから、大きくなってるの?」(////



ギンギン

ルフィ「……………………」




 


レベッカ「……男の人が大きくなるって話は、聞いたことあるけど。
     ほ、本当なんだね」

ルフィ「……これが何か、わかるのか?」

レベッカ「わかんないけど、女の裸を見ると大きくなるとかなんとか……」

ルフィ「……どこまで知らないんだ?

    なぁお前、子供の作り方って知ってるか?」



レベッカ「……」

レベッカ「……」

レベッカ「……」

レベッカ「……こ、」

レベッカ「コウノトリ……?」




ルフィ「よしわかった。お前ちょっと話を聞け」

レベッカ「うん」

ルフィ「……今からお前に、


    性教育をする」


レベッカ「せーきょーいく……?」

ルフィ「そうだ!」

ルフィ(俺の責任じゃねーけど、でもこいつこのままにしておくといつか取り返しのつかねぇことになる。
    それは、兵隊のおっさんも悲しんじまうから絶対ダメだ)

 


ルフィ「……人間てな?
    子供を残すために、エッチなことをしたくなるようにできてるんだ」

レベッカ「……う、うん」

ルフィ「エッチなことってのは、セックスっていう。
    それもわかんないよな?」

レベッカ「うん」

ルフィ「……男と女が、子供を作るためにすることだ」

レベッカ「え」



ルフィ「子供ってのは、男と女がセックスしてできるんだ」

レベッカ「……じゃあ、お父さんとお母さんもしたことなんだ?」

ルフィ「そこを繋げて考えるとあとで微妙な気持ちになるらしいからやめとけ」



ルフィ「……まずセックスてのは何か。
    それは、チンコをマンコに入れて、射精することだ」

レベッカ「ちんこ まんこ」

ルフィ「チンコはこれだ」

ギンギン

レベッカ「……うん」

ルフィ「マンコ……この言い方は、あんまりよくないらしいから、何回も言うなよ。
    今は説明するから何回も言うけど」

レベッカ「まん……ん」コクン

ルフィ「マンコってのは、女の穴のことだ。
    わかるか?」

レベッカ「………………あ」

ルフィ「そうか、わかったか」



レベッカ「……ここに、ルフィのチンコが入るの……?」ドキドキ

ルフィ「入れたらダメだから説明してんだ!!」

レベッカ「……だ、だめなの?」モジモジ

 


ルフィ「いいか! 聞け!
    マンコにチンコ入れると、妊娠するかもしれねぇんだ!」

レベッカ「にんしん?」

ルフィ「あー、お腹が大きい人ぉ……違う……えーっと」

レベッカ「あ! 妊婦さん!?」

ルフィ「それ! そうなるんだ。
    あれはお腹の中に赤ちゃんがいてな?」

レベッカ「その赤ちゃんが大きくなったらコウノトリ……あれ?」

ルフィ「ようやく気づいたか」



レベッカ「お腹の赤ちゃんって……ど、どこから出てくるの?」

ルフィ「マンコだ」



レベッカ「……ぁ、……ぁぁ……へぇ……」

ルフィ「……で、妊娠するためには、このチンコからでる精液ってのが、女の中に入らなくちゃならねえ。
    ……入らなくても、チンコ入れるだけで可能性はあるけど……
    セックスってのはそう言うことだ」

レベッカ「……」

ルフィ「子供を作るんだ。当然、どんな人とするべきかわかるよな?」

レベッカ「す、好きな人?」

ルフィ「その通りだ。
    でな、セックスつっても、
    子供ができないようにセックスする方法もある」

レベッカ「それって、何? なんのためにするの?」

ルフィ「気持ちいいからだ」

レベッカ「……気持ちいいの?」

 


ルフィ「そうだ。セックスは気持ちいい。
    人間はセックスを気持ちいいと思うことで、子孫を残したいと思うようにできてるんだってよ」

レベッカ「気持ちいい……セックスは、気持ちいいんだ」

サス サス

ルフィ(無意識に子宮のあたりに手がいってるな……
    こりゃ、本能ではもう産む準備もできてそうだ。
    年齢的にはもう産んでるやつもザラにいる年だもんな。

    それだけに慎重にならねぇと)ゴクリ

ルフィ「ん、そうその辺だな。そこに精液が入ると、子供ができる。
    けど、それ以外にも気持ちよくなる方法はある。
    
    男なんて簡単だ。チンコ扱けば気持ちよくなる」

レベッカ「手で?」

ルフィ「手もいいけど、まぁ、色々だな。こすれば大体気持ちいい」

レベッカ「こすれば、気持ちいい……ふーん?」



ルフィ「女の場合はな、マンコを触ったり、中を触ったりすりゃ気持ちよくなる……
    ならないやつもい……って、聞いてるか?」

レベッカ「いいこと思いついた。
     マンコに精液入らないように、チンコが気持ちよくなればいいんでしょ?」

ルフィ「ん? ああ、えっと、そうだけどそうじゃなくて」



レベッカ「こうすればいいんだよ」

ガパッ

ルフィ「足を開かせるな」



レベッカ「ん……」

ポロン

ルフィ「乳を出すな」



レベッカ「よいしょ」

タプン……ムニュン……

ルフィ「乳でチンコを挟むな」



レベッカ「これで、妊娠しないし、チンコも気持ちいいし、ルーシーは喜んでくれるよね!」キラキラ

ルフィ「大正解だけどもっ!!!?」

 


レベッカ「? 正解?」

ルフィ「正解だけど! さっきも言っただろ! これは好きな人としかしちゃいけないことだ!」

レベッカ「……」

ルフィ「な、なんだ、その目は」

レベッカ「なら、いいんだけど……なぁ って思って」

ルフィ「……! 待て、待て待て」



レベッカ「私はルーシーのこと好きだよ」



ルフィ「好き同士じゃないとダメなんだって!
    しかもお前のその好きと、男と女の好きは違うと思うし……」

レベッカ「……でも、一番優しくて、かっこいいのはルーシーだと思うし……」

ルフィ「…… そんな風に思ってくれてるのはいいけどよ」

レベッカ「それに、恩返しも……」

ルフィ「こんな恩返しはダメだ」

レベッカ「気持ちよくない?」

ルフィ「う……気持ち、いいけども、だ」

レベッカ「……」

ユッサユッサ……

ルフィ「お、ぉう……」

レベッカ「……挟んで、擦ると、気持ちいい?」

ユッサユッサ……

ルフィ「ああ、気持ちいいんだけど……だからぁ……」

ユッサユッサ……

ルフィ「ん……っ……はぁ、はぁ……」

レベッカ「あはは、なんかルーシー、気持ちよさそうだね。
     これがセックスなんだね」

ルフィ「ん、まあ、そうだ。
    これはセックスのなかでも、パイズリって言って」

ユッサユッサ……

レベッカ「ね、こう? これがパイズリ?
     これで気持ちいいの?」

ユッサユッサ……

ルフィ「んっ……きもち、いいぞ」

ルフィ(だめだぁ……もうあんま考えられねぇ……)

 




ユッサユッサ……

ユッサユッサ……

レベッカ「……ルーシーのチンコ、ピクピクしてる」

ルフィ「ん……まぁ、そうだろうな。
    気持ちいいとそうなる」

レベッカ「ん、でも、これだと痛くない?
     こすれてるところ……」

ルフィ「そりゃそうなんだけど。でもこのままでも十分気持ちい……あ」

レベッカ「そっか、こういうときはマニュアルだよね。
     えっと……パイズリ……あった!

     ……? なんでマッサージのほんにエッチなことが書いてるの?」

ルフィ「あ」

レベッカ「え?」

ルフィ「……あとで説明する」

レベッカ「ふーん?
     えっと、パイズリは……へーぇ、ローションを使うんだって。お肌にいいのかな?」

ルフィ「そういうローションとは違うぞ……?」

レベッカ「でもお母さんの化粧棚の一番下の引き出しの裏側に……
     こんなローションあったよ」

ぺぺ「トロぉ」

ルフィ「……それは、多分もうダメだから捨てておけ?」

レベッカ「これ塗ったら痛くなくなるのかな?」

とろぉ



ルフィ「ああ、ああもう、言い逃れできないレベルでエロくなっちまった……」

レベッカ「わ、何これ、ニュルニュルするっ」


ニュルン タパン

ニュルン タパン


レベッカ「あはは、なんか面白いねっ」

ルフィ「うぉおっ……! おお……」

 


ニュルン タパン

ニュルン タパン


レベッカ「ふふ、ルーシーもさっきより気持ちよさそう。
     どう? これ」

ルフィ「や、もう、最高だけど……最高だけど……!!」


ニュルン タパン

ニュルン タパン


レベッカ「っしょ……っしょ……」

ルフィ「ああ、あ……っく」


ニュルン タパン ニュルン タパン

ニュルン タパン ニュルン タパン


レベッカ「ん、ぁ……はぁ……はぁ……んっ」

ルフィ「はぁはぁ……はぁ……っ レベッカ、あ、ごめん」


ニュルン タパン ニュルン タパン ニュルン タパン

ニュルン タパン ニュルン タパン ニュルン タパン


ルフィ「さっき、言っただろ?
    精液ってのが出るって はあ、はぁ……」

レベッカ「あ、出そうなの? 見たい見たい! どこから出るの?」

ルフィ「チンコから、だ」


ニュルン タパン ニュルン タパン ニュルン タパン

ニュルン タパン ニュルン タパン ニュルン タパン


レベッカ「っ ここから、精液が……?
     あ、えっと、にんしん、しちゃう?」

ルフィ「しないけどっ……しないけど、あんま綺麗なもんでもないから、
     お前、一回下がれ」

 



ニュルン タパン ニュルン タパン ニュルン タパン

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レベッカ「でも、マニュアルに、最後まで擦ってあげましょうって」

ルフィ「サービスが丁寧! だけどっ あ、もう、だめだ」

レベッカ「ね、ルーシー。私もルーシーに気持ちよくなってもらいたいよ。
     だから、汚くしてもいいから、ね?」


ニュルン タパン ニュルン タパン ニュルン タパン

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レベッカ「んっ……ん……せいえき、出してっ」ハァハァ

ルフィ「ん゙っ……く……」ピクン





ビュルルルッ!!

レベッカ「あんっ!」

ビュルッルッ ビュルル ビュッ!!

レベッカ「ぁ、すっごい、飛んでる……っ」

ルフィ「ぁっ すまねぇ……はぁはあ、っく」

ビュルルル……ビュプ……ビュッ

ルフィ「でも、気持ちいい……っ」

レベッカ「……あ、そうだった」

ニュルン タパン ニュルン タパン ニュルン タパン ニュルン タパン ニュルン タパン ニュルン タパン

ルフィ「うぉほっ……あ、それ、いい……すげぇ、いい」

ビュルッ!

レベッカ「あはっ! また出たっ!」

ニュルン タパン ニュルン タパン ニュルン タパン

ルフィ「ああ、ちょ、まて! やりすぎ、やりすぎだ……っ!」

レベッカ「え、でもいっぱい気持ちよくなってほしい……」

ニュルン タパン ニュルン タパン ニュルン タパン ニュルン タパン ニュルン タパン ニュルン タパン



ルフィ「ありがとな! でも、違うんだ。これ以上するとちょっと苦しいんだ」

レベッカ「そ、そっか、ごめんっ」

ピタッ




ルフィ「はぁ……はぁ……あー……」

レベッカ「これが、精液……」ドキドキ




 


ルフィ「あー、本当はな……こうやって出すだけでも、
    妊娠する確率ってのはゼロじゃなくなるんだぞ」

レベッカ「そうなの?」

ルフィ「そうだ。だから、セックスってのはパイズリにせよなんにせよ、好きな人同士でするものであって」

レベッカ「……ねぇ、ルーシー」

ルフィ「……なんだ?」



レベッカ「ルーシーは、私のこと好きに、なったりする?」(////

ルフィ「……」

レベッカ「私の気持ちは、さっき言ったよ?」

ルフィ「……レベッカ。それは……」



レベッカ「憧れ、とかじゃないと思う。
     私はルーシーのこと考えると、ドキドキして……もっとお話ししたいなって、
     で、デートとか、ね?」

ルフィ「……そうか。じゃあ、最初の方に結婚がどうとか言ってたのは、
    俺とそうなりたいって思ってくれてたのか……」

レベッカ「それじゃ……っ」

ルフィ「……この状況で言うのは、すごく気まずいな」

レベッカ「返事、聞かせてよ」




ルフィ「だめだ」




レベッカ「……」


ルフィ「……お前が俺のこと好きで、それでここまでしてくれたんだとしたら、
    すごくありがてぇ。
    すごく気持ちよかった。ありがとう。

    だけど、結婚も恋人も、俺には無理だ。
    すまん」

レベッカ「……」

ルフィ「……」

レベッカ「……」

ルフィ「……」



レベッカ「……そ、そっか……」

ルフィ「……一応言っておくけどな。
    お前の見た目とかがダメなんじゃない。

    俺は、海賊だ。
    戦う暮らしを当たり前にしてる。
    
    その旅にお前は連れて行けねぇ」

レベッカ「それはわかるけど、でも、じゃあっ! 
     いつかドレスローザに来たら……もっと仲良くなれたら……とか」

ルフィ「いつになるかわからねぇ。
    それまでお前を待たせるのは、あまりに不幸だ」

レベッカ「……」ヘムッ



レベッカ「……私じゃ、ダメなの?」

ルフィ「……ごめん」




レベッカ「……」

ルフィ「……」



レベッカ「……もしかして、ロビンさん?」



ルフィ「ん?」

 


レベッカ「恋人?」

ルフィ「ん、あ、えっと……

    待て、それとこれとは話が違う

    俺がお前と付き合わない理由に恋人がいることとロビンは関係な」

レベッカ「あー! 恋人なんだ!
     仲間内で、恋人同士なんだ!」

ルフィ「あ、ああ、そうだけども!」

レベッカ「あなたたちセックスしたんだ!!」

ルフィ「そ、そうだけども! 今は関係なくて」



レベッカ「ずるいっ 私もルーシーとセックスしたいっ!」



ニュルン タパン ニュルン タパン ニュルン タパン


ルフィ「ちょ、おまえ! なにすんだ! やめ、やめれぇーぇぇ!」


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レベッカ「っ っ……! これが、気持ち、いいんでしょっ!」


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ルフィ「うぉっ……はぁ、はぁ……っく」


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ルフィ「そうだけどっ……!」

レベッカ「これ、いっぱいしたら、私のことも好きになってくれる?」


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ルフィ「そう言う問題じゃなくてぇっ はあ、はぁっっ……ぐ」

レベッカ「んっ んっ……っ!」

 


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ニュルン タパン ニュルン タパン ニュルン タパン


ルフィ(ローションと、さっきの俺の精液が混ざってっ……!)

ルフィ「あ、ぅあっ……はぁ、はぁ、すげぇ、気持ちいいけど……
    あっ、恋人は、だめだっ」

レベッカ「っ! ……うぅぅ……っ」


ニュルン タパン ニュルン タパン ニュルン タパン

ニュルン タパン ニュルン タパン ニュルン タパン

ズニュゥゥゥゥ


レベッカ「こう? こうすると、もっと気持ちいい?」

ルフィ「あぁあっ、気持ちいい……っ けど」

ルフィ(やべぇ、本当にきもちいいっ
    こいつ、本能で搾り取ろうとしてきてる……っ!?)

レベッカ「はぁ、はぁ……っ」クラクラ



ルフィ「な、なぁ。落ち着けって」

レベッカ「やだ。ロビンさんに、負けたくない」

ルフィ「勝ち負けじゃなくてぇ……」


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ニュルン タパン ニュルン タパン ニュルン タパン


ルフィ「あ、やべ、また……」

レベッカ「気持ちよくなる? なってっ、出してっ!
     ルーシーの精液もっと出してっ!」


ニュルン タパン ニュルン タパン ニュルン タパン

ニュルン タパン ニュルン タパン ニュルン タパン



レベッカ「私でいっぱい精液出して……好きになってっ」



ルフィ「ああぁ……もう……───っく!」

ビュルルルっ!!

レベッカ「あはっ、 また出た……っ!」

ビュルルっ ビュル……ビュ……

レベッカ「はぁ、はぁ……」

ニュルン タパン ニュルン タパン ニュルン タパン

ルフィ「んぐっ……っ!」

ビュルルッ

レベッカ「んんっ」ビチャッ



ルフィ「はぁー……はぁー……」

ルフィ(嘘だろ……パイズリで二連しちまった……)ドキドキドキ


 



レベッカ「……ふぅ……」

ルフィ「はぁ、はぁ……」

レベッカ「……」

ルフィ「……はぁ……落ち着いたか?
    いや、一番落ち着いちまったのは俺だけど……」




レベッカ「るぅしぃー……」メソメソ

ルフィ「なんで泣く!?」

レベッカ「だ、だってぇぇ゙え……! うえぇぇえん!!」

ルフィ「待て待て待て! こんな店で泣くな! 誤解されるっ!」

レベッカ「でも、でもぉ……私、ルーシーのこと、好きなのにぃ……
     恋人もいるし、けっこんもダメだし……付き合うのも無理ってぇ……」メソメソ

ルフィ「……だ、だってなぁ」

レベッカ「ふぇ……」

ルフィ「泣くなよ! 俺は泣き虫は嫌いだぞ」

レベッカ「っ」ビクッ



ルフィ「……だからって付き合ってやれるわけでもねぇ。
    お前も、もうなんとなくわかったんだろ?」

レベッカ「……グス……」

ルフィ「わかったから、涙が出ちまったんだろ?」

レベッカ「……うん……」グスン




ルフィ「……ならわかった」

レベッカ「……?」

ルフィ「恋人は無理だ。それは変わらねぇ。
    俺の恋人としての条件は、船に乗らないとダメなんだ」

レベッカ「うん……」ヘムッ

ルフィ「ん、よく泣かねぇで聞いてるな、えらいぞ。

    とりあえずチンコ離せ、話はそれからだ」

レベッカ「……」


ムギュゥ


ルフィ「離すんだっっ!」




ゴソゴソ

……

ゴソゴソ



ルフィ「はぁ……とにかく、お前が待つのは勝手だ。
    ドレスローザに、いつか会いに行ってやる」

レベッカ「本当?」グス

ルフィ「……そん時の俺がなんなのかわかんねぇが、
    戦わねぇお前が船に乗ることはできねぇと思うぞ。

    だから、陸の上だけの交流になっちまうな」

レベッカ「……そう、だよね。ルーシーは海賊だもんね」

ルフィ「そうだ。
    ……でも期待するなよ?

    そん時も、船に乗れないならまた振られるだけだからな?
    それでもいいなら、俺のことを勝手に待ってろ」

レベッカ「えぇぇ!? その時はせめて、つれてってよ!
     それで、ほんとうのセックス、教えてよ!」



ルフィ「……それだけの覚悟がねぇと、俺と一緒になれねぇってことだ」

レベッカ「!」

ルフィ「何様って思うだろうけどよ。
    レベッカ。俺はお前の友達だけど、四皇だ。

    俺と一緒になりたいなら海に出ろ。
    そうでなきゃ、話にならねぇ」



レベッカ「……」

ルフィ「……それで、友達として言うぞ?
    俺は、お前に手を汚してほしくねぇ」

レベッカ「……ん」

ルフィ「兵隊のおっさんもそれを望まねぇし、俺も、戦いが嫌いなお前にはそうあってほしくねぇ。
    せっかくもう戦わなくてよくなったんだ。

    レベッカは平和な世界で生きてほしい」

 
 



レベッカ「……船に乗ってほしくないって言うし。
     乗らないと恋人にもなれないっていうし……ずるいよぉ」

ルフィ「ずるいもんだ。海賊だしな。
    というか、海賊と恋人になろうとするのを間違ってるから説得してるつもりなんだけどな」

レベッカ「要するに、私に手をよごしてほしくないんでしょ?
     それはわかるよ。私も人を傷つけるのは本意じゃない……」

ルフィ「わかってくれたか」




レベッカ「……じゃあ、私、船の上でも無敵ならいいんでしょ?」




ルフィ「ん?」

レベッカ「……帰って、特訓する。
     それで、船の上でも絶対負けないし、人も傷つけない無敵の戦士になる」




ルフィ「お、おい。話がちが……あ、いや、手を汚してほしくないって意味ではあってるけど」

  
レベッカ「約束して!」

ルフィ「っ……!」ビクッ



レベッカ「次会うときに、私が船の上でも最強の戦士になってたら、私も船に乗せてっ!!」



ルフィ「は、はぁぁぁ?」

レベッカ「それなら文句ないでしょ!?」

ルフィ「兵隊のおっさんの気持ちはどうなる!?」

レベッカ「約束してくれないと、ルーシーとセックスしたってお父さんに言うから!」

ルフィ「それだけはやめてください」




ルフィ「……本気か?」

レベッカ「本気っ……だもん」ウルッ





ルフィ「……」

レベッカ「……」

ルフィ「わかった」

レベッカ「っ……!」

ルフィ「お前、筋はいいからな……船に乗るのはかまわねぇ。
    でもお前、俺がお前のこと好きになるかどうかは話別だからな?」

レベッカ「船に乗れたらいっぱい仲良くなって絶対好きになってもらうもん!」

ルフィ「あー、うん、それを望むのも、お前の自由だよな」

 



レベッカ「ロビンさんに負けないくらいセックス上手になって見返してあげるから!」

ルフィ「あー! そうだった! 性教育途中じゃねぇか!!
    約束はわかったからもうちょっと話聞いて行け! な!?」

レベッカ「わかってる! セックスは好きな人とだけっ」

ルフィ「……」

レベッカ「こうしちゃいられないっ
     私帰るね。
     
     次に会う時までに少しでも多く剣とセックス練習しておくから」

ルフィ「おう、剣は練習してもいい。
    セックスは練習しなくていい」

レベッカ「……それって、いつか教えてくれるって ことでいい?」

ルフィ「揚げ足をとるな」

レベッカ「ごめんごめん。でも、本当に頑張るから、私」

ルフィ「ん、わかった」



レベッカ「じゃっ」

スタスタスタ……

ルフィ「……はぁ……とんでもない約束しちまったな」



レベッカ「ねぇ、ルーシー」ヒョコッ

ルフィ「ん? まだいたのか?」

レベッカ「……最後に一個だけ、
     私、見た目的には……見込みある?」

ルフィ「見た目に関しちゃ全く問題ないから安心しろ。
    だからもっといい男を探せ」

レベッカ「もう! もっと優しくしてよっ」

ルフィ「こういう時は突き放さないと離れにくいだろ!
    早く帰らねぇと兵隊のおっさんが心配するぞ」

レベッカ「あ、そうだった。
     今度こそ本当に帰るねっ」

ルフィ「ん、またな」



………………

 

………………

地下ダンジョン
ルフィルート

マッサージのお室の先



ルフィ「やっと出られた……マッサージなのに余計疲れちまったぞ」

ザザーザ……ブッ

シモバア『そりゃそうさ。だってあんた二回もイッたもん』

ルフィ「あ、そうだった。
    やべぇ……体に疲れが出てくるってことは、相当ウイルスのやられてんな……?」

シモバア『私のお仕事としては万々歳だけどね……

     はぁ、それにしても』

ルフィ「ん?」

シモバア『あんたいい男だねぇ。
     あたしゃ惚れちまいそうだよ』

ルフィ「げ、なんだよいきなり。
    ばあちゃんはカヤロの嫁さんだろ?」

シモバア『恋はいつでもハリケーンってね。
     どうだい? 私は伊達に新世界にいるわけじゃないから戦えるよ?
     乗せてくれたっていいと思うんだがねぇ』

ルフィ「わりぃけどばあちゃんまで行くと若干キツいわ……ごめんな」

シモバア『しぇっしぇっしぇ! バッサリだねぇ』




シモバア『んじゃ、さっきの子をバッサリしなかったのは、そういうことだろうねぇ』





ルフィ「……」キョトン

シモバア『んふふ、いいもん見せてもらったよ。
     さ、残りちょっとだ、頑張りな』

ブッ……





ルフィ「……」ポリポリ

ルフィ「まいったな……」




………………

 

………………

インガ島
海軍基地




ブルック「ぜぇ、はぁ……あー、もう無理……死にそう」

FG「ぜぇ、はぁ……こっちだって死にそうなんだろ!?!?
  あと何分だ!?!?
  なぜさっきの攻撃を避けられた!?!?」

ブルック「死にはしませんよ。気を失うだけです

     あと1分半です。

     なんで避けられたかは秘密です」

FG「何と丁寧な返答!!!! ありがたい!!!! が!!!!」



FG「ふんっ!!」

壁の瓦礫「ベコっ!!」

FG「武装玉ぁ!!」

壁の瓦礫「ギュバッ!!」



FG「この距離なら!!!! 避けられはしまい!!!!
   黒鉄の」



ブルック「……ヒントは、あなたの投げる煉瓦の速さが、とても速いと言うこと」




FG「シューティングスターぁぁぁぁぁ!!!!」

ブォン!!!!

武装色煉瓦「ギュオオオオオオオオ!!!!」←←←←




ブルック「もう一つのヒントです。高速移動する物体は、横方向からのベクトル移動に、非常に弱い。

     そして」




シャキン

ブルック「私の剣は、高速移動する物体を正確に捉えられるくらい ……疾いんです」

カシッ!!!

武装色煉瓦「ギュオオオオオオオオ!!!!」↓←←←カクンっ!!





FG「………………ほほう!!!!」

ブルック「いかがでしょうか?」

FG「ご高説痛みいる!!!! 嫌味ではなく、本当にタメになった!!!!」

ブルック「ええ。ですからあと1分。
     あなたの思う最高の技をお見せください。

     私、負けやしませんから」

 



FG「ふんぬはははははは!!!! ではこちらもとっておきを出すしかないな!!!!」


FG「ふんっ!!」
壁の瓦礫「ベコっ!!」
壁の瓦礫「ギュバッ!!」

FG「ふんっ!!」
FG「ふんっ!!」
FG「ふんっ!!」
FG「ふんっ!!」
FG「ふんっ!!」

ベコっ ギュパ ベコっ ギュパ ベコっ ギュパ ベコっ ギュパ ベコっ ギュパ ……

ベコっ ギュパ ベコっ ギュパ ベコっ ギュパ ベコっ ギュパ ベコっ ギュパ ……


武装色煉瓦「……」どどん x20





ブルック「……ほほう? 物量で来ましたか
     これは手強い」

FG「ふんぬははははは!!!! 物量だけと思うな!!!!
  俺の緻密な計算によると、お前は18個目にて勝機を失うだろう!!!!」

ブルック「っ……力技ではないと言うことを、自ら教えていただけるのですね。
     どうやら、お育ちが随分よろしいようで……」

FG「照れる!!!!!!!!」

ブルック「うるさっ」

FG「あああああ!!!! さぁ受けてみよ!!!!
  俺の全力投球!!!!
  
  黒鉄のぉ!!!!」

ガシっ ググググググ……

FG「シューティング!!!! レイ!!!!」

ブォン! ブォン! ブォン!
ブォン! ブォン! ブォン!



ブルック(一息に六発。
     来る煉瓦は当然全弾でしょう。余力は残さなくては)

スッ

シャキン
カシッ!!!

ブルック「一つ」

シャキン カシッ!!!
シャキン カシッ!!!
シャキン カシッ!!!

ブルック「二つ三つ四つ」

ヒョイ

ブルック「5を避けて」

シャキン カシッ!!!

ブルック「六つ目を天井へ」

ドガガガガガガ!!!!!!



 


FG「まだまだぁ!!!!」



ブルック「7つ8つはフェイントですか」

スカスカッ

ブルック「ヨホホホホ。九つ十は、それに反応すると当たる罠。
     素晴らしいセンスです。私脱帽しました。
     帽子取る余裕ありませんけど」

シャキン カシッ!!!
シャキン カシッ!!!

ドガガガガ!!!!




FG「どぉぉぉおおおおおおあああああああああ!!!!!!」

ブォン! ブォン! ブォン!
ブォン! ブォン! ブォン!


ブルック(全ての弾が的確に人の意表を突こうと計算されている。
     見た目や性格に似合わず、繊細で華麗な技のキレ。
     うっかり歌で誤魔化そうとしていれば、おそらくすでに私は彼に捕まっていたことでしょう。
     肝が冷えますね)

シャキン カッ!!! シャキン カッ!!! シャキン カシッ!!! シャキン カシッ!!!

ブルック「ま、私、肝は自分で冷やすより……人の肝を冷やすのが得意なんですけど」

FG「15発目を見逃したか!?!?」

ブルック「いえ、そちらは天井さんが答えを知っています」

ヒュぅぅぅぅぅ↓ ↓ ↓ ↓

ズガン!!!! ガン!!!!



FG(六つ目を天井にやったのはこのためか!
   落下に伴い、15、16発目が消えた……!!)


 


ブルック(……来る! 17と18……っ!)

ガガガガガガ

ブルック「見えていますよ。もぐらさん」

ブルック(床を削りながら飛んでくる煉瓦が二つ……!
     見聞色で私に向かってはねる位置を割り出しながら、絶妙な怪力で煉瓦を投げている。
     しかし)

ブルック「床に意識を逸らして、正面からの豪速球。
     恐れ入りますが……」

シャキン カッ!!! シャキン カッ!!! シャキン カシッ!!! シャキン カシッ!!!




ブルック「19と20も、処置いたしました」どどん





FG「っっ!!!! は、はは……ふんぬはははははは!!!!」

ブルック「……あと、30秒」





FG「いやお前の負けだ!!!!
  この技の本当の名前を教えよう」


武装色煉瓦「ゴゴゴゴ……」

ブルック(!? 武装色煉瓦が、光り始めた……!?)



FG「黒鉄のシューティングレイボム!!!!

  光れる爆弾だ!!!!」



ブルック「しまっ……!!」

武装色煉瓦「カッ!!!!」





……


……

FG「……」スタスタ



ブルック「かはぁっ……!!」ガクガク

ブルック「いや、ほんと……若いって、すごいですねぇ……
     あんな派手な技……最後の爆発は流石に……捌けませんでした」プルプル

ドサッ ↓ ↓ ↓ ↓




FG「いや 見事だった。

   まさか、炸裂する煉瓦を、少しでも弾き返すなどとは思いもしなかった」スタスタ

ブルック「ヨホホホ……とはいえ、あなたに手傷を追わせる程度しか返せませんでしたが……」ボロボロ

ブルック(覇気……いや、あれは一味違う。
     この男、最後らへんに投げた煉瓦に纏わせたのはただの覇気ではなく、
     時間差で発動する『流桜』だったんだ。
     ルフィさんが得意げに披露してたあれに似てる!!

     だからあんな炸裂弾のような挙動を……っ!)

FG「ああ!!!! 俺の勝ちだ!!!!」



ガシっ



FG「さぁ!!!! 魂を返せ!!!!」

ブルック「……ヨホ」



 










ブルック「ヨホホ」

ブルック「ヨーッホッホ」カタカタ

ブルック「ヨホホホホホホホホホ!!!!!!!!」カタカタカタカタ

FG「何がおかしい!?!?」





ブルック「負けやしないって言ったでしょう?
     若いって、まっすぐで綺麗で……

     ああ、とっても、騙されやすいんですねぇ ヨホホホホ!!!!」




FG「お前……俺の……俺の魂はどこだぁ!!!!!?」





ブルック「さあてねぇ!? 私魂を持ってなんかないのでぇ、
     あと20秒たらずで探せるもんなら探してみてくださいな?
     ヨホホホホホホホホホ!!!!」



 






チョッパー「診断〜スコープ〜!!」

FG「!? なんだ、お前!?!?」クルッ




振り返った瞬間。彼は気付いた。
チョッパーが提げている水筒が湛えている光の意味に。




FG「!!!!!!??????」

彼は気付いた。
この骨は、自分の魂を持っていない。
あのたぬきが、自分の魂を持っているのだと





ブルック「あ! チョッパーさん!! 今来ちゃだめですよぉっ!!」

チョッパー「そんな場合かよ! 今、助けるからなっブルック!!」

FG(残り15秒。
  瓦礫を作り、投げるまでの時間と、駆け寄るまでの時間……?

  足りない!

  なにか、奴らの意表を突き、且つ水筒への意識をそらすほど防御に集中させるもの……

  何か、何か投げるものはないか!?)



彼は気付いた。
今、手に持っている骨の存在に



FG「……!」ピコーン!

ブルック「……まさか」

 


FG「いい武器が、あるじゃねぇか!!!! ここに!!!!」ファッ

ブルック「ちょっと待って!! そんな、あの速さで投げるんですか!?
      怖い! すっごく怖い!! やめてっ!!」

FG「いくぜ!!!!
  白骨のぉ……!!!!」

ブルック「技名までアレンジしないでっ!!!!」

FG「シューティングボーン!!!!」

ブルック「いやぁぁぁぁぁぁあ!!!!」



彼は気付いた。
目標とするたぬきが、隣のロボットになにかを指示していることに。



フランキー「スゥーパーァ任せろ!!!!」



投げるより早く、
構えるより早く、
ロボは、自らの武器を曝け出した。




チョッパー「いけフランキー!! あいつの『地雷』は……

      『全裸』だ!!」


フランキー「スーパー!
      ウルトラぁ!!
      ダイナミック!!!

      ネイキッッッッッド!!!!

      俺!!!!」どどん!!!!













FG「きゃあああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!」

シュゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ……











インガ島 欲望の砦 傭兵 FG〜ファンキー・ゴンザレス〜  敗退

敗因 『FD〜フランキー・ディルド〜』



ブルック「あのぉ! 失神させたのは私の技ですからね!!?
     地雷で硬直したのはたしかですけど!!」

フランキー「わぁってるよ!!」

敗因 『魂協奏曲』

………………

………………


インガ島 海軍基地

ゾロ戦闘中



ゾロ「ぜぇ、はぁ……ぜぇ、はあ……くそっ」

イーリア「ああ! ああいいぞぉ! イッてしまいそうだ!
     貴殿の剣……はぁ はぁ……!!
     
     この、剣を、ははっ はぁ、あはぁ……っ ぐっ
     イグっ!」ビクンビクン

ゾロ「……っ 下品なやつだ……」

イーリア「んは……っ 
     そう、この剣を……こんなに堪能できるなんて、今後一生ない!!
     ああ、ああ……もっと斬り結びたい!!」




ゾロ「っ……虎狩りっ!!」

イーリア「タイガーファック!!」

ギィン!! ギィン!! ギィン!! 





ゾロ「っ……!  牛針!!」

イーリア「前貼り!!」

ギぃン ガガガガガガガガ!!!!!




ゾロ「っ……獅子歌歌!!」

イーリア「子孫汁〜ザーメン〜!!」

ガギィィィィン!!!!




ゾロ「っくそぉぉおおおおお!!!! どんだけ人をイラつかせりゃぁ気が済むんだオメェは!!?」

イーリア「イヒヒヒヒ!! ああ、聞きしに勝る腕前だ!!
     オス臭い風体、野獣の如き肢体、どれをとっても、想像以上!!」




ゾロ「っっっ」イラァッ

 


ゾロ「一剛力羅!! 二剛力羅!! 三剛力羅!!」ボゴン! ボゴン! ボゴン! 

イーリア「新技か!? ああ、そんなに首まで太く……!!
     太くて硬いのは好みだぞ!!」

ゾロ「三度燃〜ミツドモエ〜 !!!!」

ゴォッ! ゴォッ!! ゴォッ!!!



イーリア(炎の剣戟を三度も!?
     しかも剛力羅で強化したその腕と首で……!!)

イーリア「ああ、ならばこの技だ!!」

イーリア「散水姦女〜スプラッシュウーマン〜!!!!」

シャキン!! キキン!! シャキン!!


ゾロ(流れるような剣戟で……全て受け流された!!?
   こいつ……初見の技でも対応できるのか!?)




ゾロ「……ふぅ……
   正直、舐めてたぜ。
   パクリ野郎がここまで俺の剣に着いてこれるなんて……」

イーリア「イヒヒヒヒ!!!! 
     是非クンニしていただこう!!

     そうだ、お前の技なら全て知っている。
     全てだ!! 調べに調べ上げて……そして実践……
     実践を経て実戦!! の後に、対策を考え、

     貴殿の技全て、同じ技と対策となる技を開発して対策している!!」

ゾロ「……」

イーリア「着いていったさ。貴殿の剣に。
     しかしその剣の先も見つめている!!

     きっと貴殿ならこう技を進化させるだろうと、考えに考え抜き……ヌき……
     そうしてできた私の剣……

     貴殿に勝つために、鍛え上げてきた……ああ……んぐっ」ビクンビクン


ゾロ「ケッ。ガンメタ張られてるってことか。
   イラつくが、そこまで買ってもらえてるなら、闘りがいがあるってもんだ」



ゾロ(たしぎの奴がこいつに勝ったってのに、
   なんで俺がこんな奴に苦戦するのか……

   よくわかったぜ。

   こいつはふざけたことを言うが、俺の剣を知り尽くしている。
   ……下手すりゃ、俺の未来の剣技もこいつは見えているのかもしれねぇ。

   技、筋力、癖……おそらく全て筒抜けだ。
   しかも厄介なのが、俺を尊敬しているというところ)

 


イーリア「ああ、次はどんな技が来る……!?
     いや、今度こそ、こちらから仕掛けようか!!」

ゾロ「……」スッ

イーリア「! ……」ズザッ

ゾロ「っ……」



ゾロ(……つまり、『こいつに油断はありえない』と言うこと。
   俺を尊敬しているのであれば、手を抜くはずがない。
   ……無論。こいつの全力に打ち勝つつもりでこっちはやってるが。

   最も重い一撃による力技は、
   ついさっき打ち破られた)



ゾロ「正直、三剛力羅はとっておきだったんだがな。
   どんなやつでもぶっ飛ばせると思ってた……
   汎用性の高い力技だからな」

イーリア「ああ、そう言う技があるのもいいな。
     私も、どんな技にも対応できる汎用性の高い技を一つ、
     貴殿に出すには恥ずかしい出来のものであるが……私にもそう言う技がある」

ゾロ「……お前にはきっと、ちょっとしたアレンジ技じゃ効果はないんだろう。
   それに、俺の力も若干だがウイルスで落ちている」

イーリア「……惜しむべきはその点か」



ゾロ「いいや、これでいい

   これでちょうどいいハンデだ。

   お前はワクチンで強化。俺は弱体化……

   お前にとってのラスボスとして、この状況で勝たなきゃ意味がねえ」



イーリア「……泣けそうだ。
     いつも、苛烈な状況で勝利をもぎ取ってきた貴殿に、
     そのような言葉をもらえるとは」

ゾロ「終わりまで泣くなよ。
   お前の技に、こいつも加えてから泣いてくれ」


イーリア「! まさか」



ゾロ「ああ、この戦いで編み出してやるよ。
   煩悩まみれのお前に送るべき、新しい技ってやつをよ」




………………
 


………………

ガバルディ研究所

ウソップ「ぁあ……そろそろ全力で動けるなっ
     すまねえな、たしぎ。
     護衛してもらっちまって」

たしぎ「いえ。ナイスファイトでした。
    後方で触手と攻防戦をしていたなんて……気づけなくてごめんなさい」

ウソップ「まぁ、あれは油断を誘うって意味もあったからな。
     別にいいってことよ」

ウソップ(危うくケツに近づかれるところだったって話は伏せておこう)





たしぎ「……もう騒ぎには全員気付いているはずです。
    ここの職員は戦闘員ではないようなので、襲ってはきませんが
    おそらく中庭にそろそろ幹部の一人くらいでも向かっていると思われます」

ウソップ「フランキーとチョッパーがブルックの援護に行ったからな、俺たちはノジコとの合流を急ごう」

たしぎ「ええ。ここでの目的は果たしましたからね」



………………

中庭



乗用 究殺狩機〜クサカリキ〜「ドルンドル……プスん……」

ノジコ「あら?」



シーン


ノジコ「コーラ切れかぁ……しゃーないね。
    降りて戦うか」

スッ




ザビーダ「戦う必要はない」

スタスタスタ……


ノジコ「……あんたは……?」

 


ザビーダ「お初にお目にかかる。
     俺はザビーダ。
     ……君は、麦わらの一味の手配書には載ってなかった人物と見受けられるが、
     協力者なのか、それとも一味の新入りなのか、どちらかはっきりしていただきたい」

ノジコ「……新入りってことになってるけど?
    でも協力者って名乗った方が手加減してくれるなら、協力者でもいいかなぁ」

ザビーダ「ブッフッフッフ、煙にまいた言い方をするなぁ。
     しかし手加減するかどうかの話ではない。
     話し合いの上で、重要なことだ」

ノジコ「暴力と書いてはなしあい?」

ザビーダ「違うな。真実、話し合いだ」



ノジコ「……意外だね。
    問答無用かと思ってた」

ザビーダ「話を聞いてくれそうな手合いの女性なら俺はそうするね」

ノジコ「んじゃ、聞こうじゃないの」

ザビーダ「ふむ、ありがたい申し出だ。

     ではまず単刀直入に言おう。
     ここでの破壊行動は陽動作戦であると思って間違いないな?」

ノジコ「……その通りだよ。
    今頃みんな各々目的を果たしてるところさ。
    ってところまでは、あんたは気付いてるんだろうね?」

ザビーダ「ああ、報告が上がっている。
     欲望の砦に戦力は集中しているな」



ノジコ「……で、邪魔なあたしを捕まえたいの?」

ザビーダ「もちろんそのつもりだ。
     どうか抵抗せず、捕まって欲しいとおもう。

     私は君たちのコックと違って女性に手をあげることはできる。
     しかし、それはとても心苦しいことなのだ」

ノジコ「紳士でありたいけど、相手次第ではやむなしってところ?
    いいんじゃない? 海軍らしくて」

ザビーダ「ああ。まずは答えてほしい。
     このまま大人しく捕まってくれるつもりは」

ノジコ「ないね」

ザビーダ「だろうな。

     では取引をしよう。

     この後、君と俺が戦って君が捕縛された場合の話だが、
     その場合、事は大ごとになって君を海軍本部に引き渡す必要が出て来る」
 


ノジコ「まだるっこしいね。
    かかってくりゃいいじゃない」

ザビーダ「暴力だけで世界は回らないのだ。
     話をしてくれている間は、君も俺を足止めできるだろう?
     それとも、勝てる算段でもあるかね?」

ノジコ「あんたみたいなデッカイ奴にだって負けない武器はあるけど?」

ザビーダ「その武器は全力を出せる状況ではない。
     違うかね?」

ノジコ「……」

ザビーダ「話を戻そう。
     君がここで降伏した場合。
     俺は上に、君が麦わらに騙された民間人であると報告する。

     そして、騒動が終わるまで俺の部屋でお茶をしてもらう。

     ……騒動が終わったなら、解放しよう。
     どちらの勝利だったとしてもね」

ノジコ「……はぁ?」

ザビーダ「……どうかね?」



ノジコ「もしかしてナンパしてる?」



ザビーダ「ブッフッフッフ! ああ、そうとも言える」

ノジコ「わかった。部屋に連れ込んでお茶って、何かの隠語でしょ?」

ザビーダ「そこまでのつもりではないよ。
     ふむ、しかし望んでないこともないがね。
     だがあくまで紳士的な申し出だ」

ノジコ「……ふーん?」



ザビーダ「どうかね? 新入りの君が幹部を一人止められるチャンスなのだ」



ノジコ「あんたにそれで何の利があるの?」

ザビーダ「良くぞ聞いてくれた!
     俺は正直この騒動で、ある奴が失脚してくれれば良いと思っている。

     と、同時に、ランボルト中将が負けることもないと思っている。
     そう、麦わらの一味によって欲望の砦だけが落ちて欲しいのだ」

ノジコ「はぁー、なるほどね。
    あんたがあたしを匿う労力とその願望は釣り合うわけだ」

 

 
ザビーダ「まさに、その通り。
     あ、いや、少し違うところがあるとすれば……

     君を匿い、少しでも君に良い印象を持ってもらいたい」

ノジコ「やっぱナンパなのね?」

ザビーダ「言っているだろう?
     ……端的に言えば、とても好みなのだ」

ノジコ「そりゃ光栄。
    でも……」


ノジコ(……でも待てよ?
    このままこの話に乗れば、本当にこいつを足止めできるの?

    あ、でも部屋で急に襲われたら……)

ザビーダ「乱暴が不安であるのなら、武装したまま部屋にいてくれても構わない」

ノジコ「武装って、これごと?」

究殺狩機「シーン」

ザビーダ「それは燃料切れだろう……?」

ノジコ「……わかる?」

ザビーダ「多分 だから手持ちの武器を持って来たまえ」



ノジコ「……本気で、あたしのこと匿いたいわけだ?」

ザビーダ「その通りだ。
     万が一にもランボルト中将が負けるようなことがあれば、その時は何もせず解放することを約束しよう。
     悪くない取引だと思うのだが……?」

ノジコ「んー……」

ノジコ(好条件に思えてきた。
    しかも独房とかじゃないから、いつでも逃げようと思えば逃げられそうだし)

ノジコ「でもあたしここ任されてんだよね」

ザビーダ「揺動の件ならもう必要ないと思うがね?
     多くの兵は中庭を経由せず移動している。
     しかも一番信頼をおいている兵器は燃料切れ。

     ……戦って怪我をして捕まるよりは、何倍も良いだろう?」

ノジコ「たしかにね。
    あんたの言う通りかも。

    そのほかに何か目的があるんだとしても、乗っておいて損はしなさそう」

ザビーダ「おお、それでは」




ノジコ「……いいよ。
    部屋、案内してくれる?」




………………
 

………………

地下ダンジョン



うるティ「あー、復讐終わってすっきりしたでありんす」

ロビン「心晴れやかってところかしら」

うるティ「そうでありんすなぁ。
     あとはコックの料理を食べて大団円と行きたいところでありんす」

ロビン「そうねぇ。案外近くにいたりして」

うるティ「や、流石に地下ダンジョン出るまでは会えねーだろ。
     多分」

ロビン「でも捕まってるの私とあなたとナミよ?
    サンジの考えなら救出班を買って出るだろうし、
    さっきの孵化機に成り下がった人の言う通り、脆弱性がどこかにあるのであれば……」




スタスタスタ

サンジ「あれ?」




うるティ「あ」

ロビン「……ほらね」



ナミ「あ! ロビーン!!」

サンジ「ロッビンちゅわあぁぁぁーーーーーん!!!!」メロリンメロリン




サンジ「はっ!!」ピタッ

サンジ(ロビンちゃん、この地下ダンジョンをうるティちゃんと一緒に抜けてきたって言うのか……?
    それってつまり、それってつまり……

    花が、花が咲き乱れてしまったと言うことなのか!?!?
    高潔で可憐な純白の百合の花が……!!!!)

……ブーーーーーーーッ!!!



うるティ「えげつねぇ鼻血」

ロビン「よかった。いつも通りね」

ナミ「……まあ、ね」

ナミ(よかった。いつも通りに戻ったみたい)
 



ロビン「おたがいうまく難所を突破できたみたいね」

ナミ「え? ああ、うん。うん?」

ロビン「……そういうことにしておきましょう?」

ナミ「あ、うん、そうね」

ロビン(うるティをルフィに抱かせたのもちょっとナミに話しづらいし)

ナミ(サンジ君と何かあったって勘付かれてるかしら……)



サンジ「ふぅ……うるティちゃんも無事でよかった。
    怪我とかねえか?」

うるティ「あちきはなんとも」


ぁぁぁ……ぉぉぉ……



サンジ「なんか、君たちが来た方向からこの世のものとは思えない絶望色の悲鳴が聞こえるんだが……」

ロビン「幹部を一人、懲らしめてあげたところよ。ここの管理者のね」

サンジ「そいつはいい! ってことは」

ナミ「このダンジョンの管理者がいなくなったってこと!?」




ルフィ「あー、それは違うみてぇだぞ」

ロビン「ルフィ……!」



ルフィ「いやー、ここで合流するとは思わなかった。
    よかったな、みんな無事で」

うるティ「ん。まぁ、な」モジモジ

ナミ「……あ、あのルフィ」



ルフィ「ああ、お前サンジといたんだってな」

ナミ「あー、その、えっと」

サンジ「……ルフィ、それについては俺から話す」

ルフィ「あぁ、いいよ別に。
    なんかあったとしても俺はあんま気にしねぇって」




ルフィ「じゃ、進むぞ! お前らっ!!」

 

 


ナミ「え……そんだけ?」

ルフィ「そういう場所だろぉ? ここは。
    ここで起こったことで俺が怒ると思うか?」

ナミ「……んー、そういうもん?」

サンジ「……そういうもんだとしても俺はケジメをつけねぇと気が済まねぇ」

ルフィ「んー、サンジなら別にいいけどなぁ。
    女に悪いようには絶対しねぇだろうし」



うるティ「な、なにかあったんでありんすかね」ドキドキ

ロビン「こういう時は静かにしているものよ」シッ




ルフィ「でもそうやって言うってことは、やっぱり何かあったのか?」

ナミ「ご、ごめん」

ルフィ「でもサンジが相手だろぉ?
    なんだ、なんか問題あったのか?」

ナミ「問題は何もないわよ。……ただ、手でしただけ」

ルフィ「それでケジメとか何とか言ってんのか!? んなこと言ったら俺土手っ腹に穴何個あったら足りるんだ!?」

サンジ「それの話はまた今度だ。
    今は、俺が船長の女に手を出したことのケジメだ」

ルフィ「んー……」




ルフィ「わかった。それじゃ貸し一つな」

サンジ「……まぁ、即座の制裁より一番怖い奴ってところか」

ルフィ「そういうことだ。
    一回だけ何でも言うことを聞け、いいな?」

サンジ「……アイアイ 船長」




ナミ「……え、私は?」

ルフィ「なんだよまだなんかあるのか?」

ナミ「いちおう、私から誘ったようなもんだけど」

ルフィ「そうしないと出られなかったんだからいいじゃねぇか。
    それとも、サンジのがよかったか?」

ナミ「……だってあんた、他の男に見られるもイヤだって言ってたじゃない」

ルフィ「誰とも知らねぇ奴はダメだ。間違って襲われたりすりゃ責任の取らせ方もわからなくなる。
    でもナミが相手のことわかってすんなら、そりゃ自由だ。
    仲間なら尚更、相手のことわかってするならいいと思うぞ。俺は」

ナミ「はぁ……なるほどね。あんたがほいほい浮気するわけだわ。
   貞操守るのも自由ってわけね」

 


サンジ「人それぞれだなぁ……」

ルフィ「恋愛観語ったことねぇもんなぁ。
    今度恋バナでもするか」

サンジ「俺ぁ嫌だね。
    お前とナミさんの惚気なんて聞いたら発狂しそうだ」

ルフィ「なんだ嫉妬か?」

サンジ「ああそうだよ。羨ましいぜ全く」




うるティ「こう言うのって、もっとじっとりした感じかと思ったんでありんすが、
     ドライな人ってここまでドライなんでありんすね」

ロビン「そうみたいね。私も初めて知ったわ」クス

うるティ「……あ、あちきと麦わらのこと、コックに話さない方がいいでありんすよね?」

ロビン「そうね。秘密のままでいた方が……すくなくともサンジの方は精神衛生上いいと思うわ。
    ルフィはあの様子だから気にしないでしょうけど」

うるティ「でありんすなぁ……」




ルフィ「さって、早速次の部屋行こうぜ」





サンジ「……ああ、行こう。進む先はこっちだな。
    行こうぜ、うるティちゃん、ロビンちゃん」


うるティ「さっさとこんな悪趣味なところ出るでありんすよ」

スタスタ……

ロビン「上で大暴れしてたのってフランキー? なんかすごい音したけど」

スタスタ……

サンジ「初っ端のデケェ音なら俺も一枚噛んでるが……絵面的にアレだから語りたくはねぇな」

スタスタ……





 


ナミ「……んじゃ、私たちもいきましょ」

ルフィ「ナミ」

ガシッ

ナミ「ん? 何よ」

ルフィ「ん」

チュ


ナミ「っ! ん……ん……」

クチュ……ヌチュル……チュパ……

ルフィ「……ん」

チュプ……レロ クチュ……



ルフィ「ん……」

ナミ「んはっ……はぁ、はぁ……いきなり何?」ドキドキ





ルフィ「上書き」

スタスタ




ナミ「上書きって……キスは、してないわよ?」

ルフィ「安心しろ。嫉妬くらいするぞ」スタスタスタ

ナミ「……」



ナミ「は、はぁぁぁ!?」(////

ナミ「誰も嫉妬させたくてやったわけじゃないし!!」

スタスタ



ナミ(……でも、そっか、嫉妬はしてくれるんだ……)ホッ







………………
 

………………


地下ダンジョン


最後の部屋



シモバア『お、来たかい』

サンジ「んだよ。 結局いるのか婆さん」

シモバア『さっき倒されたのはガバルディだよ。
     その上のランボルトはまだピンピンしてる。
     
     まだこの地下ダンジョンを管理する必要があるんじゃよ』

うるティ「入り口に最後の部屋って書いてたけど、今度は何させるつもりなんでありんす?」

サンジ「そうだぜ、さっさとお題を出せってんだ」

サンジ(女子率が高いので俺はもうすこしこのままでもいいが……)



シモバア『ここは……マジックミラー号の部屋じゃよ!!』どどん





ナミ「マジック!?」

ロビン「……鏡に生気を吸い取られる類のアトラクションかしら」

うるティ「あんたさっきから結構物騒な妄想好きでありんすな」

ルフィ「……不思議鏡か」



サンジ「……なるほどな。で、プレイ内容は?」

ナミ「待ちなさいよ!! なんで当たり前のように進行してるのよ!!?
   私たちにもわかるように説明しなさいよね!!」

サンジ「そうか。すでにこの技術は開発はされてるらしいが、一般人にはまだ未来の話だったかもな」

うるティ「え、このコック科学者だったでありんすか!?」

ロビン「ただのエッチなコックさんよ」

ルフィ「なるほど、エロ鏡か」



サンジ「ちがっ……!!」




サンジ「……違うんだけど、違わねぇ……」

ナミ「何なのよ!!」


 


シモバア『まぁまずはこの乗り物を見てごらんね』


コロコロコロ

シモバア『この荷車に積んである箱は黒く見えるじゃろ?』

ルフィ「でっけぇ箱だな」

シモバア『中に入れるぞい』

ルフィ「おし、俺が入る!」

サンジ「お、おい、俺も興味がある! 中を見せてくれ」


シモバア『それじゃ。お二人さんご案内』



サンジ「あ! いや、待て!! ルフィ、お前と二人で入るのは嫌だ!!」

ルフィ「いいじゃねっかよー! 中見てみようぜ! 不思議箱!!」

がしっ

サンジ「つかむな!! やめろっ!!
    これは不思議だけどむしろ男の妄想の煮詰まった悪しきパンドラの箱……っ」

ガチャ

ルフィ「うっひゃほーい!」ピョーン

サンジ「ああ……あああ」


ドサッ



マジックミラー号の中

ルフィ「……? お! すげー! 
    外から見ると真っ黒だったのに、中から見ると外が見える!」

サンジ「男とはいっちまった……男とはいっちまった」ブツブツ



シモバア『安心しな。まだ何も始まらんよ』



ルフィ「?」

サンジ「……そ、そうか」ホッ

シモバア『ただし、女性陣にわかりやすくこの企画の意図を伝えるために、少しだけ……
     しぇっしぇっしぇ!』



サンジ「何をさせる気だ……!?」




……
 

……
マジックミラー号の外

ナミ「……二人して中に入って5分経つけど、何があるのかしら?」

ロビン「……まさかとは思うけど……あれ、セックス部屋なんじゃない?」

うるティ「……そ、そいつはヤベェだろ!!?
     だってあいつら男……だし」

うるティ(でも私も昨日女同士でヤってたっけな……半分ヤケクソだったけど)



ナミ「や、やー、まさか。
   ルフィだって女好きだし……
   サンジ君だってもっと女好きで、しかも男色ネタ全部NGだし……」



シーン


うるティ「……」

ロビン「……」

ナミ「……」



うるティ「な、なんか……胸騒ぎがするでありんす」

ロビン「えも言われぬ不安があるわね」


うるティ「……」

ロビン「……」

ナミ「……」




ナミ「ね、ねぇ。もしこれがセックス部屋だとして」

うるティ「……」

ナミ「……中、どうなってるの?」





ロビン「どちらかと言ったら私はサンジ君がお尻を差し出すと思うわ」

うるティ「うぉぉおおおおおお!!!!!!具体的に想像させるな!!!!」

ナミ「ごめんロビン。私はルサン派だわ。
   でもその考えを否定するわけじゃないから安心して」

ロビン「そう。ちゃんと棲み分けできてえらいわねナミ」

うるティ「婆さん!! あけろ!!」ドンドンドン




ガチャリ



ルフィ「ふいー! 満足したー」

サンジ「……………………」




ナミ「!!!!!!?」

ロビン「!」(////

 


うるティ「お、ま、お前ら……」ウルウル

サンジ「……どうかしたか? うつティちゃん」

うるティ「私はうるティだ! 鬱なのはお前だろ!!
     どうしたんだコック!!」

サンジ「いや、なにも、なにもなかったよ」ゲソッ

うるティ「じゃあなんで、お前はこんなにやつれて、麦わらはあんなにツヤツヤしてんだ!?」

ルフィ「あはははは!」




シモバア『麦わらは、飯を食べただけじゃ。
     黒足は、何も喋るなと言われただけじゃ
     やつれとるのはストレスじゃよ』





ナミ「……あ、そうなんだ」

ロビン「そう……」

ルフィ「何で二人とも微妙な顔してんだ?」

ナミ「だってサンジ君が辛そうな顔してるから、てっきり……ねぇ?」

ロビン「でも本当かしら?
    事実は誰にもわからないのよ?」

うるティ「……コック……おまえぇ」フルフル



サンジ「本当に何もなかったよ。
    婆さん、映像あるんだろ?」

シモバア『ほいよ』

映像電伝虫「ビー」




ナミ「あらほんと」

ロビン「……何もしてないわね」

うるティ「麦わらが飯食うだけの動画……」ホッ

ルフィ「お前らなんの心配してんだ?」

サンジ「……俺が掘られてねぇかの心配だよ」

ルフィ「あー、そりゃねぇな。
    俺男にはあんま興味ないや」





サンジ「……これでわかったか?
    中で何が起こったかの事実をただ聞かされただけじゃ
    本当に中で何が起こったかまではわからないんだ」



 



ルフィ「……ははーん、なるほどな」

ナミ「……この顔は、女喰いモードに入った顔ね」

ロビン「どう言うこと?」

ナミ「ちょっと頭良くなってる。あと、ちょっとイイ感じになる」

ロビン「ああ、なるほどね」



ルフィ「ってこたぁここにこの不思議箱があるのは、
    かなりやべえんじゃねぇか?」

サンジ「気づいたか。いや、ナミさん達はもう気づいてるようだが……」




うるティ「そっか……欲望の砦に、こいつがあるってことは……
     中に二人入っただけで、

     一体何が中で行われたかわからないけど……
     でもなんかエロい空気になってしまうってことか!!??」

シモバア『その通りじゃよ』




ルフィ「んで、誰が入るんだ?」

シモバア『最終的には全員入ることになるねぇ』




五人「!?」




サンジ「……」ダラダラ

ナミ「鼻血垂れ流しながら脳みそどっか行ったサンジ君はおいておいて……
   実際どうなの?

   全員が出たり入ったり繰り返して……しかも何かするんでしょ?
   そのまま出てくるわけじゃないわよね?
   
   そんなの時間がかかりすぎるわ」

シモバア『ミッションをこなすでな。
     そりゃ当然時間はかかる。

     しかしさっきの映像をちゃんと見たかね?』

ロビン「……そういえば、5分も中にいたのにルフィが食事しているシーンは短かったわね」

シモバア『そうじゃ、しかしこれは逆も言える。
     外と中の時間は、全くの別物になるんじゃ』

ロビン「外では長く時間が経っても、
    中では一瞬だったり、」

ナミ「入ってすぐ出てきても、それ以上の時間が経っているかもしれないってことね」

シモバア『そういうことさ。
     ま、そこは私の能力の匙加減だ。

     今回は中の時間をなるべく早くしておくから時間のことは気にせんでもよい』

 


うるティ「……頭いいエロなのか頭悪いエロなのかよくわかんねーでありんすな」

サンジ「っ」ピクッ

サンジ(本当はこういう妄想のエロ本で結構抜いてたとか言えねぇ……)




シモバア『さて、そいじゃ早速いってみようかっ!!
     『誰がヌけるかなゲーム』ぅぅぅぅ!!』




ルフィ「なんじゃそら」

シモバア『説明しよう!
     あんた達の男一人がこのマジックミラー号の中に閉じ込められる。

     そいつがイクまで、女が入れ替わり立ち替わり中に入ってご奉仕するのじゃ』



うるティ「え」

サンジ「……」

ルフィ「なははははは!! 面白そうだな!!」

サンジ「いや、ルフィ……意味わかってるか?」

ルフィ「ん? ああ。
    何だお前、まだ気にしてんのか?

    出るためだししょうがねぇだろ。
    それにこういうのは楽しんだもん勝ちだ」

ナミ「あら、楽しむってことは私がどうなるかわかっていってるのよね?」

ルフィ「もちろんそうだ。
    好きにしろ」

サンジ「ああ……これまで我慢してきたのは何だったんだ!?
    結局こうなるのか!!」

ロビン(ここで私もルフィの女だって言ったらサンジはどうなってしまうのかしら)

うるティ(え、二股とはいえ
     麦わらと、ナミとロビンは付き合ってるんだよな?
     いいのか? いいのか!?)ドキドキドキ


 




シモバア『んじゃ、一番最初は誰にしようかね』




>>直下

誰が

1 ルフィ ナミ
2 ルフィ ロビン
3 ルフィ うるティ

4 サンジ ナミ
5 サンジ ロビン
6 サンジ うるティ



>>その次

何をさせるか

A フェラ
B 手コキ
C スマタ
D パイズリ
E セックス
F その他

 



シモバア『! ニコ・ロビン。
     あんた、セックスの匂いがしないねぇ。
     あんたがまず麦わらと入っときな』

ロビン「遠隔操作じゃないの? その音声」

シモバア『いいんだよ!
     とにかく、ジャブとしてあんたが麦わらにしてあげな』

ロビン「あら、そう言うこと?」

サンジ「ジャブって言うけどな、婆さん……
    ロビンちゃんの気持ちはどうなんだよ」

ロビン「私は構わないわよ?」

サンジ「ほら、ロビンちゃんだって戸惑って……」

うるティ「ないでありんすよ」

サンジ「ロビンちゃん……ナミさんとルフィは付き合ってるんだぜ?
    少しは気使った方が……」

ロビン「それもそうね。
    ナミ」

ナミ「ん?」

ロビン「ルフィ、借りるわね」ニコ

ナミ「はーい」ニヤリ

ロビン「OK」

サンジ「軽いな!!?
    いや、まぁ、しょうがねぇからいいのか……
    だがなルフィ!!

    ルフィ? どこだ?」



シモバア『もうマジックミラー号に乗り込もうとしておるよ』

ルフィ「んぁ?」



サンジ「何意気揚々と乗り込んでやがるんだ!!?
    お前、ナミさんが悲しむようなことはするなよ!
    ロビンちゃんに対してもな!!!」

ルフィ「……俺が何かしたら、ロビンは悲しむのか?」

ロビン「いいえ」

ルフィ「何でもいいらしいぞ?」



サンジ「……俺だけがおかしいのか?」

うるティ「いや、あちきもおかしいとは思ってるでありんすが……」

うるティ(でもあちきも麦わらのお手つきだからあんまり主張できないでありんす……)


………………
 

………………

マジックミラー号 内部



ルフィ「そういや、サンジは俺とロビンの関係はしらねぇんだな」

ロビン「そうね。
    ナミとあなたの関係だけ知ってるみたいな感じだった」

ルフィ「だからロビンに気を使えって言うのか」

ロビン「……気を使う?」クス

ルフィ「それはミッション次第だな。
    何かやらされるんだろ?」

ロビン「どんなのが来るのかしらね」



シモバア『流石に私の声がすると気が気じゃないだろうけど、安心しな。
     ここからは映像電伝虫から指示が出るよ。

     この指示はあくまで私の意思じゃなくてこのマジックミラー号の『お室』としての能力じゃから、
     安心して、励むように』



ロビン「もし指示をこなせなかったら?」

シモバア『その場合は別室にご案内じゃ。
     内容は……その時によってかわる』

ルフィ「別室も見てみてぇけどな」

シモバア『指示がこなせなくて別室にやられるのは女の方じゃよ?』

ロビン「それはちょっと怖いわね。
    じゃ、さっさと始めましょ」

シモバア『同じ説明を外の連中にもしておくでの』

ブッ



ルフィ「さて」





指示『フェラと本番』





ルフィ「おお こうやって出んのか」

ロビン「……私たちなら特に問題ないけど……」

ルフィ「ああ、これサンジのやつ大丈夫かな……?」

ロビン「まあ、いいわ。始めましょ」


 



ゴソゴソ

ルフィ「……もしかして、俺一回脱いだら裸のままの方がいいか?」

ロビン「ふふ、そうね。
    次に入ってきた人はびっくりするでしょうけど時短になると思う。
    ただ、情緒は全くなくなりそうね」

ゴソゴソ

ルフィ「にししし! 情緒なんてっ そもそも今の時点でねーよな」

ロビン「確かにね。
    でも、私ちょっと面白みは感じてるわよ」

ゴソゴソ



ルフィ「ああ、確かにおもしれーな。これ」

ロビン「でしょう?
    裸のあなたによってたかってご奉仕するの、なんか……ふふ、
    滑稽だけと、すごくエッチな感じがする」

ルフィ「……お前も裸だけど、交代の時どうする?」

ロビン「それは」

ソッ

ロビン「終わった時考えるわ」

サワサワ

ルフィ「それもそうだな。
    どの体制がいい?」

ロビン「布団はあるようだし、そこに横になってくれる?」

ルフィ「おう」ゴロン

ルフィ「あー、ところでよ。
    流石にまだ勃起してねーんだけど」

ロビン「それも含めてのミッションなんじゃない?」




ロビン「じゃ、始めるわね」アーン

パクッ

ルフィ「ん……」

ロビン「んむ……ふふ……んんっん……」

ンニュム……ンニュム……

ロビン(いきなりフェラから始まるから、まだおちんちんが勃起してない。
    いつもと全然違って、ふにゃふにゃしてる)

ンニュム……ンニュム……
ズチュゥッ

ルフィ「ぉ……ん……」

ロビン(吸うと、ちょっと膨らんでくる。
    もしかしてこれを続ければ大きくなるかしら?)

チュゥゥ チュゥッ

ロビン「ん……んふ……」

 



チュゥゥッ ペロペロ レロレロ

ルフィ「ん……」ピクン

ロビン「……んふ」

チュゥゥッ ペロペロ レロレロ

ルフィ「ぁ……」

チュゥゥッ ペロペロ レロレロ

ロビン「んんむ……んっ」



ロビン「ぷはっ……ふふ、少し……
    大きくなった?」

ムクムク

ルフィ「ああ……さっきのきもちいいぞ」

ナデナデ

ロビン「ん……わかった。続けるから、もっと撫でで」

ルフィ「ああ」

ロビン「ぁ……んむ」



チュゥゥッ ペロペロ レロレロ

ロビン「んむ……んっ……」

ルフィ「ん……っ……」ナデナデ

ムクムク



チュゥゥッ ペロペロ レロレロ

ロビン「んっ ん……」

ルフィ「ぉ……ぉお…… はぁ、はぁ……」

ムクムク



ロビン(だんだん大きくなってきた。
     口の中で感じる分だと、いつもくらい……?
    だけど硬さがまだ足りない)

チュゥゥッ ペロペロ レロレロ

チュゥゥッ ペロペロ レロレロ

ルフィ「んっぉ……」ナデナデ

ロビン「んっんっ……んんむ……んは」

ペロペロペロ

ルフィ「ん……」ナデナデ

ロビン「……ん……ふふ、やっぱり口の中でするのがいちばん勃起させやすいかしら」

ルフィ「ああ、今はそうだな」

ロビン「んむんっ……」

 



チュゥゥッ ペロペロ レロレロ

チュゥゥッ ペロペロ レロレロ

ルフィ「ぁっ……ぉお」

ビキビキ……

ロビン(あ)


チュゥゥッ ペロペロ レロレロ

ルフィ「ん、はぁ……はぁ……」ナデナデ

ビキビキ……

ロビン(硬くなってきた)






ルフィ「……次は、亀頭の辺り舐めてくれるか?」

ロビン「んむっ……んはぁ……ええ。仰せの通りに」ニコ



レロレロ チュプ……ヌチュ……ペロペロ

ロビン「んんむ……んっ」

レロレロ チュプ……ヌチュ……ペロペロ

ロビン「んっ……あむ……んっ」



ギンギン

ロビン「あっ……ふふふ」

レロレロ……ペロペロ

ロビン「ん……あむ……んっ」

レロレロ……ペロペロ

 



ロビン「ねぇ、もしかして、完全に勃起した?」

ルフィ「多分、な」

ロビン「そう。もうちょっとって感じかしら……」

あむっ

ルフィ「っ……」



ロビン(唇で包んで口をすぼめた時の弾力が、
    まだいつも通りの勃起ではないと言っている

    けど、そういえば三回連続でした時……)



ロビン「……これくらいなら、入るわよね?」

ルフィ「お、もう入れるのか?」

ロビン「ええ。私も早く欲しいと思っていたところだし」

ルフィ「……もしかして二つ目の部屋でなんかあったか?」


ロビン「何もなかったわ。それよりも、ほら、一つ目の部屋で」



ルフィ「……ああ、なるほど。
    お前、あの時は俺がうるティとするの外で待ってたんだもんな」



ロビン「そう。
    だから、あの時からずっとムラムラしてるの。
    待てがちゃんとできたのだから……ね?」

クチュ……

ロビン「このまま、ご褒美……ちょうだい」

クチュクチュ……


ルフィ「ん、わかった」ムクッ

ロビン「あら、あなたはご奉仕される側でしょ?」トン

ルフィ「ぅおっと」ゴロン

ロビン「私が上になるから、寝ててちょうだい」

ルフィ「ははは、そんじゃお言葉に甘えて」

 



ノシッ

ロビン「……じゃ、入れるわよ」

ルフィ「っ……ああ」ドキドキ

ムクムク


ロビン「んっ」

クチュ……ヌププ↓ ↓

グニっ

ロビン「んはっぁ……ああん」

ヌプププ……↓ ↓ ↓ ↓

ルフィ「んっ……はぁ……」



ヌチュッ



ロビン「んふぅ……っあ」ピクン

ルフィ「ぁー、あっつ……っ
    ロビンの中、もう出来上がってんな」

ロビン「言ったでしょう?
    うるティの時からずっと焦らされてるの。
    あなたとのセックスはきっとあの子のためになるから譲ってあげたのよ?
    偉いでしょ?」クス

ピトッ ムニュン

ロビン「……だから、今はいっぱい愛させてくれるわよね?」

チュッ

ルフィ「ん……ああ」

ナデナデ



ロビン「んっ……」

グリグリ

ルフィ「ぉっ……」

ロビン「まだ完全に勃起してないでしょ?
    ピストン運動ではなくて、グラインドでさせてもらうわね」

グリグリ

ルフィ「んっぁあ……ああ、それがいいかもな」

 


グリグリ

ロビン「はぁ、はぁ……っ……さっきも、ちゃんと入るかわからなかったし」

グリグリ

ルフィ「ははは、俺もちょっと焦ったぞ。チンコがグニってなったな」

ロビン「……でも、もういらない心配かしら?」



ヌロォ……↑

ロビン「……っほら、腰を浮かせても抜けない……」

タパンっ↓

ロビン「ぁんっ……!」

ルフィ「ん、ぁあ……好きに動いてもいいぞ」



ロビン「ん、それじゃあ……」ドキドキ

ヌロォ……↑

タパンっ↓

ロビン「んっ……」


ヌロォ……↑

タパンっ↓

ロビン「ぁっ……」




タパン……タパン……タパン……タパン……

ロビン「んっ……んっ……」ユサッ ユサッ

タパン……タパン……タパン……タパン……

ロビン「んっ……んっ……」タプン タプン


ルフィ「……」

ルフィ(触りてぇ)

モニュン


ロビン「あんっ……もう、じっとしていられないの?」

ルフィ「えぇ、いいだろぉ? 胸だけ触らせろよ」モニュン ムニュン

ロビン「んっ いいけど、あまり乳首はいじらないでね?
    ……気持ちよくなっちゃうから」

ルフィ「わかってるって」モニュン ムニュン

 


ロビン「あっ……んはぁっあっ……んぅっ」モニュン

タパン……タパン……タパン……タパン……

ロビン「あんっ……あんっ……ぁ、はぁあ」ムニュン

タパン……タパン……タパン……タパン……



ロビン「ぁあ……ん……んぅっ……」トロン



ロビン「はぁ、はぁ……んっ
    ふふ、でもやっぱり触られるのも好きっ」

ルフィ「だな、喘ぎ方ちょっと変わったぞ」

ロビン「気持ちよくなってきたのよ。
    まだまだ、これからだけど……っ」





最初のミッション時間切れ間近

>>直下のコンマでルフィの射精判定

名前入力して安価達成するとその人物に交代します。
射精した場合はご愛嬌。

00〜10 射精
11〜99 時間ぎれで交代


※時間切れで別室へ行くわけではありません。
 





指示『ナミと交代』




タパン……タパン……タパン……タパン……

ロビン「あっあっあっ……ぁあん」ムニュン

タパン……タパン……タパン……タパン……

ルフィ「ん? お、おいロビン」

ロビン「え?」



ルフィ「……交代だって」

ロビン「……」



ロビン「……」

ロビン「……」

ロビン「……っ」

ヌボッ↑

ルフィ「ぉふっ」ピクン



ロビン「……」ツカツカツカ

映像電伝虫「ギュムッ!!」

ロビン「……まだまだこれからだって、言ったわよね……?」(//// プルプル



ルフィ「やめとけロビン! 別室に案内されちまうぞ!」ガシッ

ロビン「ん……んー……」モジモジ

ルフィ「ぉぉお、何だその反応……」ムラッ

ルフィ「じゃなくてっ! わかった。なるべく我慢するから、次のお前の番まで堪えておくよ」


 



ロビン「……おねがいね」クルッ

チュッ

ルフィ「あ、ああ……多分、な」

ロビン「……約束」

ルフィ「ごめん、できねぇ。
    だけど埋め合わせは絶対するから」

ロビン「……じゃあ、そっちの約束でいいわ」

スタスタ


ロビン「……裸で出たら、サンジが大変なことに……」

ルフィ「なるな!! そこにバスタオルあるから羽織って行った方がいいぞ」

ロビン「そうね。急いで交代しないと今度はあなたの方が萎えちゃうものね」

ルフィ「確かに、時間食ってる場合でもないしな」

ロビン「それじゃ、交代ね」



……

マジックミラー号の外



ナミ「あ、本当に出て来るの早い」

うるティ「早漏?」

サンジ「いや、さっき時間の概念が違うって言ったろ?
    中ではそれなりにすることしたんじゃないのか?」



ロビン「ナミ、交代よ」スタスタスタ




サンジ「ロっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっ」

ブーーーーーーーー!!!!




ロビン「裸のまま出てこなくてよかった……
    それにしても、この状況でどうやったらサンジとエッチなことできるの?」

ナミ「ルフィとおんなじ。女喰いモードがあるのよ」

ロビン「まぁ、罪な男ばっかりね」クス

うるティ「……っ」

うるティ(この流れで行くと、次は私の……番……!?)ドキドキ



ナミ「それじゃ、チャチャッとヌいて来るわねー」

うるティ「あ、そっか。ナミがヌケば、あちきの出番はないのでありんすね」ホッ

ロビン「あら、あんまり乗り気じゃない?」

うるティ「経験値が少なすぎて……」



………………
 



………………


マジックミラー号の中



ルフィ「おう、来たか」

ナミ「……浮気現場目撃した時みたいな絵面ね」

ルフィ「ん? あははは! 確かにそうだな」

ナミ(脱いだ服、女の匂い、丸出しのチンポ。

   だけど今から始まるのは痴話喧嘩じゃない)



ナミ「……さ、何をすればいいのかしら?」




>>直下

何する?


1 フェラ
2 手コキ
3 スマタ
4 パイズリ
5 本番
6 その他

 



指示『パイズリ』


ルフィ「っ」ピクッ

ナミ「パイズリかぁ……それにしても、
   ……この中から外は見えるけど、反対に見えないの不思議よね」

ルフィ「ん、ああ。確かにな。
    さっきロビンは集中しすぎて気づかなかったみたいだけど……」

ナミ「私たちもシモバアさんから説明聞いてて忘れてたしね。
   ……って、話してるばあいじゃなさそうね」



ルフィ「ん? あ、ああ。
    そうだな、早くしてもらえると、俺も嬉しいかな」(////


ナミ「何今更恥ずかしがってんのよ!? こっちも照れるじゃない」

ゴソゴソ

ルフィ「いや、俺だけ臨戦体制なのなんか恥ずかしくてよ」

ナミ「……あんただけじゃないわよ」

パサ パサッ……

ナミ「こっちだって、サンジ君イかせて自分は盛り上がった気分のまんまだから……
   結構臨戦体制ですけどっ……!?」

プルンッ

ルフィ「んじゃ、早速するか」

ナミ「……さっさとイかせて、続きしてやるんだから」


ムニュン

ルフィ「ぁ……あ……」

ナミ「ロビンのあとだからかしらね。もう勃起してんじゃない。
   ……あ、この匂い……本番してたでしょ?」

ルフィ「そう言う指示だからよ」

ナミ「私も本番でよかったのに……ま、いいわ。
   ほら、早くイっちゃいなさい」

ズニュッ ズニュッ ズニュッ

ルフィ「んっ……はぁ……ぁ  やっぱ、ナミのおっぱい、好きだ」

ナミ「……そんな、わざわざいうほど好きなの?」

ズニュッ ズニュッ ズニュッ

ルフィ「ほら、俺最初にナミにしてもらったのパイズリだろ?
    ちょっと、ナミのパイズリには特別感感じてるっつーか……」

ナミ「……」



ズニュッ ズニュッ ズニュッ

ナミ「あんたって、ずるい男よね……っと」

ルフィ「ずるいってなんだよ。  んっ……」

 


ズニュッ ズニュッ ズニュッ

ムニュゥゥゥゥ……

ルフィ「うぉ、っぉぉ……気持ちいー……」

ナミ「……んっ……っ……っ」



ズニュッ ズニュッ ズニュッ

ムニュゥゥゥゥ……

ルフィ「はぁ、はぁ……」

ナミ「……っ……んっ……ぁっ」




ナミ「……あれ、そういえばあんた、手錠は?」

ルフィ「あ、なんだ。外れてんじゃん!?
    ……あ」

ルフィ(そういえば、さっきのマッサージのお室の時にゃ外れてたな)

ルフィ「……心当たりはあるけど……よくわかんねーな」

ナミ「ふーん、ってことはさぁ、あんた今伸びれるのよね?」

ルフィ「そうだけど……?」



ナミ「……もうちょっとだけ、チンポ伸ばせる?」




ルフィ「……あんましそう言われて伸ばすの、ヤなんだけど」汗

ナミ「いいじゃない。あんたも気持ちよくなれるわよっ
   ほら、能力使うのも割り切って」

ルフィ「んじゃ、よっと」

ニョキっ!!!↑↑↑↑ ガンっ

ナミ「伸びすぎっ! たけのこか!!」

ルフィ「きのこだよ」

ナミ「そうでなくてっ」

 


シュン……

ナミ「そうそう、そんくらい……
   私のおっぱいに挟まれても出るくらいの長さにして」

ルフィ「! あ、そう言うことか」

ナミ「ふふふんっ わかったぁ?
   それじゃ、パイズリフェラしちゃうから、覚悟しなさいよ」


……





サンジ「……こんなかで、ナミさんが……」ジーッ

ロビン「そんなに見つめられたらナミが困らないかしら?」

サンジ「見えないから、いいんだ」

うるティ「というかさっきから誰とも目を合わせないけど……どうかしたでありんすか?」

サンジ「見えないから、いいんだ」

ロビン「……ああ、なるほど」



ロビン「でもそのマジックミラーって、ミラーというだけあって反射するわよね。
    あなたの角度からだと私見えちゃうんじゃ」

サンジ「見えないから、い うぉおほほおおおおおおおおおおおおお!!!!!
    ロビンちゃん反射で見えちゃってるうううううぉぉぉおおおおお!!!!!」

ブーーーーーーーー!!!!




ロビン「……これ、まるで中からすると急にサンジが鼻血流したように見えるのよね?」

うるティ「……あー」





ガンッ

うるティ「? 何の音……?」
……
 

……





ナミ「……んっ んっ」

ズニュッ ズニュッ ズニュッ

ペロペロ チュプッ ヌチュッ レロレロ

ルフィ「おふっ……おぉ……すげぇ、これ……」



ズニュッ ズニュッ ズニュッ

ペロペロ チュプッ ヌチュッ レロレロ

ナミ「んっ……んむ……ぁん……んっ」

ルフィ「ナミ。お前、こんなのどこで……」

ナミ「んー?」



ズニュッ ズニュッ ズニュッ

ナミ「ただの、足し算よ。
   パイズリもフェラも、一緒にできれば気持ちいいんじゃないかなって」

ルフィ「はぁ、はぁ……すげぇ気持ちいいぞ」

ナミ「そう、よかったっ   あむっ」



ズニュッ ズニュッ ズニュッ

ペロペロ チュプッ ヌチュッ レロレロ

ナミ「んむっ……んむっ……んぅっ……んっ」



ルフィ「はぁ、はぁ……ぁー……っぅく」ピクンピクン

ナミ「んっ……ぁ……ンチュ……チュ」

ズニュッ ズニュッ ズニュッ

ペロペロ……チュッ チュッ ンチュゥっ



ルフィ「ぉっ……ぉ…………」

ナミ「んふ、やっぱり、チンキス好き?」

ルフィ「ああ、それ好きだ」

ナデナデ

ルフィ「……すげぇ、すき」トロン

ナミ「ふふ……んっ」


ズニュッ ズニュッ ズニュッ

ペロペロ……チュッ チュッ ンチュゥっ


 


ナミ「はぁ、はぁ……っ そういえば、さっきからサンジ君ずっとこっち見てるけど……」

ズニュッ ズニュッ ズニュッ

ルフィ「や、よく見ろ。 部屋の別な方見てるだろ。
    見えてねーんだよ」

ナミ「……そっか、見られてるわけじゃないんだ。
   でも、なんか視線感じるような気がして……」

ズニュッ ズニュッ ズニュッ

ルフィ「いやか?」

ナミ「ううん、ちょっと興奮するかも……って」

ルフィ「そういや、お前見せるの好きだったよな」



ナミ「……ん、ちょっとね」ドキドキ



ブーーーーーーーー!!!!




ナミ「え、サンジくん鼻血吹いてない?」

ルフィ「おわっ、本当だ……っ 見えてんのか?」

ナミ「……え、えっとぉ」モジモジ

ルフィ「や、見えてねぇはずだけどな……」




ナミ「とりあえず、続けるわね?」

ルフィ「あ、ああ……」


ズニュッ ズニュッ ズニュッ
ペロペロ……チュプッ ヌチュッ……レロレロ

ズニュッ ズニュッ ズニュッ
ペロペロ……チュプッ ヌチュ……レロレロ

ナミ「はあ……ん……んむっ……んは……」



ズニュッ ズニュッ ズニュッ
ペロペロ……チュッ チュッ ンチュゥっ

ナミ「んっ……」

ズニュッ ズニュッ ズニュッ
ペロペロ……チュッ チュッ ンチュゥっ

ナミ「んっ……んっ……んむ……」




ナミ(見られてる……気がする。
   それだけなんだけどなぁ……
   それだけなのに……なんか……)

キュンキュン……





>>直下のコンマでルフィの射精判定


00〜20 射精
21〜99 うるティに交代 プレイ内容指定可能

 



ルフィ「はあ、はぁ……
    なぁ、ナミ……そろそろ俺」

ナミ「え? ……あはは、本当にパイズリ好きなのねっ」


ズニュッ ズニュッ ズニュッ
ペロペロ……チュプッ ヌチュッ……レロレロ

ズニュッ ズニュッ ズニュッ
ペロペロ……チュプッ ヌチュ……レロレロ


ルフィ「ぁっ……く……はあ、はぁ……」

ナミ「んっ……んむっ……ん……」


ナミ(ずっと見てる。 サンジ君もロビンもうるティも……)

キュンキュン


ルフィ「……ん……ぁっ」

ナミ「はぁ……はぁ……っ」



ズニュッ ズニュッ ズニュッ
ペロペロ……チュプッ ヌチュッ……レロレロ

ズニュッ ズニュッ ズニュッ
ペロペロ……チュプッ ヌチュ……レロレロ



ナミ「んちゅ……んっ……っ  ん……っ はむっ……んっ」

ジュルッ チュッ



ナミ(私がルフィのチンポにむしゃぶりついてるの見てる……
   サンジ君の視線……やらしい……っ)

キュンキュン ……



ナミ「はぁ……はぁ……はぁ……
   ルフィ」スッ

ルフィ「ん」

チュ……チュッ…… ンチュ……チュル、クチュ……

ルフィ「ん……ん……」



ナミ「口で受け止めてあげるからっ……ね」

ルフィ「ああ、頼む……」トロン

 
 



ズニュッ ズニュッ ズニュッ
ペロペロ……チュプッ ヌチュッ……レロレロ

ナミ「んぁ……はぁ……っ」

ズニュッ ズニュッ ズニュッ
ペロペロ……チュプッ ヌチュ……レロレロ

ナミ「んく……ぅ……んんっ」ピクッ

ズニュッ ズニュッ ズニュッ
ペロペロ……チュッ チュッ ンチュゥっ

ナミ「ぁっ、ぁあっ……んっ……」ピクピク

ズニュッ ズニュッ ズニュッ
ペロペロ……チュッ チュッ ンチュゥっ

ナミ「ぁあんっ……んんっ……んっ! ぁっ!」ゾクゾク



ナミ(触ってもらうのと違う快感が押し寄せてくる。
   下腹部からくる絶頂じゃない……)ハァハァ



ルフィ「はぁ、はぁ……っく」

ナミ「っ……ふふ、イキそ?」

ズニュッ ズニュッ ズニュッ
ペロペロ……チュッ チュッ ンチュゥっ

ナミ「いっぱい、吸い出してあげるっ」ニコ

ズニュッ ズニュッ ズニュッ
ペロペロ……チュッ チュッ ンチュゥっ


チュッ チュ……チュゥゥゥゥゥウッっ チュルッ ンチュゥッ




ルフィ「っく……!」ビクッ

チュッ チュ……チュゥゥゥゥゥウッっ チュルッ ンチュゥッ

ナミ「んんっ! ん」チュゥゥッ
 

ルフィ「あぁっ……」

ビュルルルルッ!! ビュルッ!!

ビュビュ ビュッ!

ルフィ「ぉ、ふ……ぉぉ……気持ちい……」



ナミ「んっ……んく……んむっ……んんぅっ……!」

ナミ(出てるっ 口の中っ
   ルフィの精液……っ!)



ビュルルッ ビュッ……

ナミ「んふっ……んっ……」

チュゥゥッ……チュッ

ルフィ「はぁ、はぁ……ぁあ……」

ビュルッ




ナミ「……」チラッ



ナミ(気持ちよくなってきた。
   私……ただ胸ではさんで舐めてるだけなのに……)

ンギュゥッ……ギュッ……

ルフィ「はぁ……はぁ……あー、気持ちよかった……」


ナミ「んっ」タラッ



ナミ「……ん」

ルフィ「はぁ……ふぅ……ナミ?」



ナミ(そんな期待した目で見なくても……)

ゴクッ

ナミ(飲んであげるわよ……っ)

ンクンクッ……ゴクッ……

ナミ「ん」

ゴクッ……

ナミ「んふぅっ……」

ンクッ



ナミ「……見て」

んべっ

ナミ「あーん」

ルフィ「ん、飲んでくれたんだな……」ムラッ



ナミ「……そう、飲んじゃった」

ナミ(みんなの前で……)チラッ


 



ナミ(サンジ君の視線……
   ロビンの視線……
   うるティの視線……

   本当は違うってわかってる。
   見てない。
   見えてない。

   だけど……)

ナミ(……人の視線が気持ちいい。

   でもやっぱり)チラ




ルフィ「……ナミのもっとエロいところ、見せてくれ」

ナミ(嬉しそうな、こいつの顔……
   それが一番、刺さる)キュン


キュンキュン ……っ





ナミ「んはぁっ……ぁっ……!!」ゾクゾク

ルフィ「?」

ナミ「……っ はあ……はぁ……ぁっ……」ビクビク……っ!

ゾクゾクゾク……!

ナミ「んく……はぁ はぁ……ぁー……」



ナミ(見られるのって……)ドキドキ ドキドキ……


ナミ「気持ちいー……っ」ゾクゾク

トロォ……







ルフィ「……ナミ?」

ナミ「はぁ……はあ……」

ルフィ「……もしかして、」

ナミ「……んふふ、精液飲んで、イっちゃったっ……」トロン



ポタッ ポタッ……









『ピンポンパンポーン』

指示『男性交代につき 退室してください』





 



ルフィ「げっ」

ナミ「ね、ルフィ。続きしてっ」


ルフィ「おい待て、ナミ見ろ!
    退室しろって……」

ナミ「退室が何だって……?  体質って……え!?

   退室ですってぇ!?!?」

ルフィ「悪りぃナミ……この続きはどっかで、な?」

ナミ「っっ……!!」プルプル↑↑↑



ナミ「……まぁ、仕方ないか」プシューゥゥ ↓↓↓

ルフィ「ああ……よかった落ち着いたか」

ナミ「いいわよ。先にここを出るのが大事だもの」



ナミ(それに……ちょっとスッキリしたってのもあるし……
   ここは大人しくしておきますか)



………………

マジックミラー号 外




ガチャリ


ルフィ「……」スタスタ

ナミ「……」スタスタ




ロビン「あら」

うるティ「ん……? あれ、二人でありんすか?」



サンジ「ってことは……終わったってことか?」

 


ナミ「確かに早かったは早かったけど、
   わかってるでしょ?
   中の時間はもっと長かったのよ。ね? ルフィ」

ルフィ「早くて悪かったな」ムスッ

サンジ「いや、そうは言ってねぇよ」



ロビン「……」ムスッ

ルフィ「あっ」

ロビン「……むぅ」ムスゥッ

ルフィ「ご、ごめんロビン……」









シモバア『はいはい、早速だけど次だよ。
     あんたたちが外に出るためにはあとは……』

サンジ「なんだよまだあんのか……? ん、そういやなんか忘れてるような」

ナミ「……あ、そっか。次はサンジ君の番よね」




 


サンジ「……」

ナミ「……どしたの? 鼻血出して忘れてた?」

うるティ「早く入った方がいいでありんしょ? 外がどうなっってることやら……」

ロビン「そうね。サンジ。早く」





サンジ「……わ」

サンジ「わかった」

スタスタスタ……




ガチャリ……





ルフィ「お、鼻血流さなかったな」

ナミ「そうね」



シモバア『ほいじゃ、次はあんたから行こうかね』

うるティ「……」

シモバア『おまえじゃよツノ娘』

うるティ「わ、わかってるでありんす。
     ちょっと、緊張してるだけでありんすっ」

シモバア『中でヤキモキするのはいいけど、
     外でヤキモキしてたら時間が経つだけじゃよ』

うるティ「……わぁーったよ」


スタスタスタ……


うるティ「あの、ナミ……」

ナミ「ん?」

うるティ「……あちき、あの鼻血にまみれるのはちょっといやなんでありんすけど」

ナミ「ああ! 大丈夫よ。
   さっき出てなかったから多分女喰いモード入ってるから。
   鼻血は……出ないといいわね」

うるティ「そこは保証しろよっ!!  ああもうっ!!」

スタスタ

ガチャリ




………………
 


………………

マジックミラー号 中



サンジ「……」

うるティ「……」

サンジ「……」

うるティ「……」

サンジ「……」

うるティ「……」




サンジ「……」

うるティ「っ」モジモジ

サンジ「ここに、お題が表示されるんだな?」

うるティ「う、ウス」ビクッ

サンジ「……しかし、なんだな。
    準備時間かしらねぇけど、まだお題はこないのか……」

うるティ「……ソスネ」

サンジ「……」

うるティ「……」



サンジ「緊張するなって言うのもよくないだろうからな。
    こうなっちまった以上、楽しんだもの勝ちじゃねぇか?」

うるティ「ん……そんなもんでありんすかね……?
     あ、さてはあんたも割と麦わらよりでありんすね!?」

サンジ「バレたか。
    まぁな、それなりに経験は詰んでる。
    最低の経験にはさせないと思うぜ?」

うるティ「んー……じゃあ、基本任せるでありんすよ。
     やり方とか、あちきあんまりわかんねーのでありんす」

サンジ「───ああ。
    わかったよ。何でも聞いてくれ」

 



サンジ「……」

サンジ(やべぇな……敵だと思って見てた時から気にはなっていたが……
    こうして目の前にするとやっぱ可愛いな。いや、かわいいな……

    ていうか……かわいいな。

    もしかして俺は今日、死ぬのか?
    可愛いと美人に殺される日なのか?)ドキドキドキドキ

サンジ(だが、もうここまできたなら腹括るしかねぇ……
    別室に案内されるのだけは……それが一番やばそうだからな。

    お題、いつでも来い……っ
    きてください、おねがいします)ムラッ



うるティ「……」

うるティ(鼻血まみれのセックスになりませんように……!!!)ハラハラドキドキ






>>直下

うるティサンジのミッション


1 フェラ
2 手コキ
3 スマタ
4 パイズリ
5 本番
6 その他

 



指示『足コキ』



サンジ「……」

うるティ「……?」

サンジ「……」

うるティ「足コキって、何でありんす?」

サンジ「足で……するんだ」



うるティ「……足で」

サンジ「足で」

うるティ「……足で?」

サンジ「ああ」

うるティ「ど、どうやって?」

サンジ「そりゃ、足をこうガバッと開いて……
    うまいこと足の裏とかでアレを刺激してやるんだが……

    言ってることわかるか?」

うるティ「ちょっと分かりたくないでありんす!!」

サンジ「戸惑うのも無理はないよな。
    経験少ない女性にこれをやらせるのもどうかと思うが……」

サンジ(しかし、よりにもよってうるティちゃんの足コキか。
    捗るな)ムラッ

うるティ「うー、でも、これやらないと別室でありんす。
     それはもっと怖いでありんす」

サンジ「……そうだよな。
    せめて言われたことはこなそう。
    ……俺は今から脱ぐけど、いいか?」

うるティ「ぐっ……いい、けど。
     あちきも脱いだ方がいいでありんすか?
     早く出したほうがいいでありんすよね?」

サンジ「……いや、待ってくれ。足コキに限ったことじゃないんだが……
    特に足コキみたいなM向けのシチュエーションによくあることでな。

    意外と、脱がない方が捗るんだ」

うるティ「え? エロいことするときって大体裸を見たいもんなんじゃ……?」

サンジ「まぁ大体はそうなんだが、ちょっと想像してみてくれ」

ゴソゴソ

 
 



サンジ「足コキってシチュエーションは、
    男を足で弄ぶ、S女のプレイだ。
    
    君にも素質はありそうだが、どう思う?

    裸の男を弄ぶ女は、裸の方がいいか、服を着ていた方がいいか」

パサッ

うるティ「……」

うるティ「あ、なるほど。
     見下されてる分、着てる方がM男的には……」

サンジ「そう言うことだ」



ゴロン

サンジ「だが最初から男を踏むなんて気が引けるだろ?
    もうちょっと優しい、そしてお互いに羞恥心を煽るやり方でやろう」

うるティ「ああ、踏むのかとおもってたでありんす」

サンジ「やっぱり素質ありだな。
    さておき、こう、向かい合って座るんだ。
    足を開いて」



うるティ「ん」

ゴロン


うるティ「っ……パンツ、見えちゃうでありんすね」(////

サンジ「まぁ、こっちは丸出しだ。
    おあいこってことで」

うるティ「乙女のパンツとあんたのチンコが同列ってなんか、
     なんか……

     な、なんか」



ビキビキ……



うるティ「うわぁ、ガッチガチ……っ」(////

サンジ「……どうした? 見るのも初めてか?」

うるティ「や、見たことはありりんすが……この状況で勃起できるんでありんすね」

サンジ「正直、君の足には特別魅力を感じていた。
    今興奮を禁じ得ない」(ありりんす?)

うるティ「……M男?」

サンジ「そっち寄りだが、お好みとあらばどちらでも」

うるティ「ふーん……」

 



うるティ「で、どうやるんでありんす?」ウニョ

サンジ「え、何その足の指の動き。器用だな」



うるティ「ふふん、パキケファロった時に地面掴みやすいように訓練してあるから、
     人間の時でも全部の指が思った通りに動くでありんすっ」エヘン



サンジ「神かよ」ゴクリ

うるティ「……もしかして足コキに有利でありんす?」ウニョウニョ

サンジ「あ、ああ。逸材だ」

うるティ「……」



うるティ「えいっ」


グニィッ

サンジ「っ! ぉ……っと……いきなりか……」

うるティ「ふふ、なんか、おかげさまで調子出てきたでありんす。
     やってみるから、無様に足を開くでありんす」

サンジ「お、ぉお……悪くねぇな」ゾクゾク




うるティ「んっ……と、こう? かな?」

グニグニ……

サンジ「ん……」



うるティ「っ……?」

グリグリ……

サンジ「ぉ……」



うるティ「……やっぱ、足の指で掴んだ方が早ぇな」

ンギュゥッ

サンジ「ぉわっ……!」

うるティ「っ! い、痛かったでありんすか?」

 


サンジ「いや、悪い。
    足の指で掴まれたとは思えねぇくらいの握力だったもんで……びっくりした」

うるティ「……ふーん」


ンギュゥゥ……


うるティ「これ、やっぱりあちきに向いてるんでありんすね」

サンジ「んっ……ああ、そうだと、おもう……」

うるティ「……掴んで、こう、上下に動かすの、お好きでござりんしょ?」

シコシコ シコシコ

サンジ「っ……!」ピクンッ

うるティ「っ……っしょ……っ」

シコシコ シコシコ シコシコ シコシコ

サンジ「はぁ……はぁ……」

うるティ「んっ……あちきの足、気持ちいいでありんすか?」

シコシコ シコシコ シコシコ シコシコ

サンジ「ああ、最高の足だ……っ……」

うるティ「っっ  ふふ、そう、そうでありんすか……っ」ゾクゾク

グニグニ グリグリ

うるティ「ねぇ、黒足ぃ?
     こうされるのも、好きでありんしょ?
     
     足裏と、足の甲で挟んで……」

グニグニ グリグリ

サンジ「っ ぉぉ……それ、いいな。
    うるティちゃんの綺麗な足が、よく見えて……っく
    興奮するよ……っ」ドキドキ

うるティ「くふふふぅっ! 変態っぽいでありんすっ」ゾクゾクゾク



うるティ(あ、何だろ、この感じぃ……
     黒足を弄んでる……優位に立ってる気がする)ワクワク ゾクゾク


 



サンジ「なぁ、少し上体を起こしてくれるか?」

うるティ「ん、こうでありんす?」↑

サンジ「そう……そのまま、さっきの足で掴むのを……さ」

うるティ「こう?」

ンギュゥ……シコシコ……シコシコ……

サンジ「ぁぁ……っ いい、この感じがいい……」

うるティ「……っしょ……っしょ……っ」

ンギュゥ……シコシコ……シコシコ……




うるティ(あちきの足、ここに視線が集まるのはよく知ってるけど……
      でもまさか、男がこの足でヨガるなんて思いもしなかった。

     なんか、楽しいかもっ)




うるティ「黒足が足技でっ 屈服させられるなんてっ、無様でありんすね。
     んしょ……っ」

ンギュゥ……シコシコ……シコシコ……

うるティ「そんなにっ……あちきの足が……いいなら……」

ピタッ






うるティ「……舐めてみるでありんすか?」ドキドキドキドキ

スッ

うるティ「今さっきまで、あんたのチンコを弄んでた足でありんす。
     お礼のキスでも、いいんでありんすよ?」ニヤニヤ





サンジ「……!」

うるティ(どうだぁ? 流石に煽りすぎたか?
     さて、さっさと足コキに戻ろうか……)




サンジ「……おいおい、ご褒美にはまだ早いんじゃないか?」

ガシっ

うるティ「へ?」

 



サンジ「だが、せっかくお許しが出たんだ」

チュッ

うるティ「んひっ!?」ビクッ

サンジ「……女王様のおみ足を、頂戴させていただくとするか」ニッ

レロォ……チュッチュ……

うるティ「あ……っ……ああっ……」ゾクゾク……!!

ベロォ……チュ……

サンジ「綺麗な足だ。
    付け根から先まで、完璧に美しい」

サワサワ

うるティ「んっ!……んぅっ」ピクピクッ!





うるティ(何これ何これ!?
     ちょっと調子に乗ったらすぐ逆転されそうになってる……!?

     結局攻めかよ黒足テメェはよ!!?)

キッ

サンジ「……ふふ、どっちがいい?」

うるティ「くっ……余裕ぶりやがってよ」(////





>>直下のコンマ

サンジ射精判定


00〜10 射精
11〜99 交代

 




うるティ「しゃらくせぇっ!!」

メキョキョキョ

サンジ「おわっ! ちょ、まて! 暴力はなしで頼むぜ!!」

ガシっ

うるティ「ぼうりょくじゃねェよ!!!
     エロいことするに決まってんだろぉ!!??」

サンジ「じゃあなんで足だけ変身してんだよっ!?」



うるティ「こっちのが、お好みかと思ってよ」



サンジ「へ」

うるティ「そもそも言ったよな? パキケファロった時の特技なんだよ、足技はよ」

ワキワキ

サンジ「や、ま、待てって、流石に俺も爬虫類との経験は無……っ」



うるティ「じゃ、今済ませなんし」ニコォ



サンジ「くそぉっ! 足は怖いが笑顔は最高だなコンチクショー!!」(////

うるティ「ほぉらっ、 行くでありんすよ!!」

シコシコ……っ シコシコ……っ

サンジ「うぉっ! ぉ……ぁ……っく」



うるティ「おら……っ っ……」

シコシコ……っ シコシコ……っ

サンジ「うあ……っく……まじ、かよ……っっく」



うるティ「あははっ……やっぱっ こっちのがやりやすいっっ……」

シコシコ……っ シコシコ……っ

サンジ「はぁ、はぁ……っ」

 


うるティ「痛くないでありんすかぁー?
      まぁ、痛くてもあんまりやめる気はないんでありんすがぁ……」

シコシコ……っ シコシコ……っ

サンジ「はあ……はぁ……ぁ? ああ……」



サンジ「すげぇ、気持ちいい……」

うるティ「っ! そうでありんすかぁ……ふふ、ふふふふ」

サンジ「……さっきの素足もよかった。
    けど、俺……」

さわっ

サンジ「こっちの足も、嫌いじゃないかも」(////

うるティ「……!?」



うるティ「お、おまえ、変わり身早ぇな……」

サンジ「もっと痛いもんかと思ったが、こんなによくしてくれるなら話は別だ」

うるティ「くっ……このままだとまたペースを取られそうでヤでありんすっ!」



ガシっ

うるティ「知ってるでありんすよ。
     エロいことは大抵、このローションとかのぬるぬるで加速する!!」

うるティ(まぁ私自身が触手で経験済みなんだけど……)



サンジ「あ、ちょっとま」

うるティ「ほらぁ……黒足の好きなあちきの足が……こんなにもトロトロでありんすよ?」

サンジ「……や、確かに、もうその足を性的な目でしか見れないわけだが……

    ローションで足コキはだいぶ難しいぞ?」



うるティ「まだわかってないようでありんすね?」ワキワキ



ガシっ

サンジ「っ……ぉ……」

ヌリュリっ……!

サンジ「ぁっ……ああっ」ピクン


 


サンジ「……そっか、うるティちゃんほど器用になると」

うるティ「ローションで足コキ無理ぃ?
     あちきに言わせりゃ、これくらい何とも無いでありんす」ニヤニヤ



ヌリュリっ! ズリュッ ズチュズチュ! ヌリュルルルッ!

サンジ「ぉっ……んんっ っく……はぁ、はぁ……っ」

うるティ「ほぉら」



ヌリュリっ! ズリュッ ズチュズチュ! ヌリュルルルッ!

サンジ「はぁ、はぁ……っ ぁあっ す、すげぇ……っ」

うるティ「ほぉらっ!」



ヌリュリっ! ズリュッ ズチュズチュ! ヌリュルルルッ!

うるティ「どうでありんす?
     詳しく感想を聞かせて欲しいでありんすなぁ? 黒足ぃ」ニヤニヤ


サンジ「はあ、はぁ……」


ヌリュリっ! ズリュッ ズチュズチュ! ヌリュルルルッ!

うるティ「喋る余裕もないんでありんすか?
     それじゃ、もっとしてあげるから……

     さっさと出しちゃうと良いでありんすっ」クスクス


ヌリュリっ! ズリュッ ズチュズチュ! ヌリュルルルッ!

ヌリュリっ! ズリュッ ズチュズチュ! ヌリュルルルッ!






サンジ「はぁっ はぁっ……っく……っっ」

ビュルルルル!!



 



うるティ「えひゃぁ!?!?」

サンジ「ぁっ……ぁ」

ビュルルルル ビュル……ビュッ……ビュ……

うるティ「え、は……ほ、ほんとに、出た……」

ビュッ……



サンジ「はぁ、はぁ……お、驚いてるところ悪いが」

うるティ「へ?」

サンジ「……もうちょっと、扱いてくれないか……?
    今は、優しめで頼む」(////

うるティ「あ、ああ、ウス……っ」



ヌリュリ…… ヌリュルルルッ……っ

サンジ「んんっ」

ヌリュリ…… ヌリュルルルッ……っ

サンジ「はぁ……っぁっ」

ビュルルルッ……ビュル……


うるティ「わぁ……また、出たぁ……」ドキドキ

ビュ……

サンジ「はぁ、はぁ……ああ、ありがとう。
    最後の最後まで、きもちよかったよ」



サワサワ……

うるティ「そ、そう? ああ、そりゃ、よござんしたね……?」





サンジ「ふぅ……」

うるティ「……っ」ドキドキドキ

 


サンジ「詳しく感想を聞きたい、だったっけな?」ムクッ

うるティ「あ、聞こえてたんでありんすか?」

サンジ「……君の足なんだが、爬虫類的なその肌、
    ローションと相まってものすごく気持ちよかった……」

サワサワ

うるティ「……これが、よかったんでありんす?」

サンジ「ああ。こういう凹凸に滑りがくわわると気持ちいいもんだ。
    人魚の鱗ズリっていうプレイも、あるところにはあるらしいしな」

サワサワ

うるティ「……ふーん」

サワサワ

サンジ「……いい、足だ」

うるティ「んっ……」ピクッ

サワサワ





うるティ「い、いつまでさわってるんでありんすか!?」ガバッ



サンジ「ああっ! 悪いっ、ちょっと、見惚れてた」

うるティ「は、はぁぁぁ!?? 最初は怖いっていってたじゃねぇか!!」

サンジ「そりゃ敵対してた時の名残だ!!
    今は……ああ……だめだ。

    君のせいで、その足が性的に見えてくる……っ!!」(////

うるティ「そういうこと言うなよな!!!?
     次から変身する時気まずいだろォがよ!!」(////

サンジ「……ごめん」(////

うるティ「うあぁぁぁああっ!!!! 墓穴ったかもしんねぇぇぇぇ!!!!」(////




サンジ「……な、なぁ、うるティちゃん。よければ今度……
    足だけ変えたまま続きとか……」

うるティ「死ねっっっっっっっっっっっっ!!!!!!!!!!」




………………


………………



インガ島  海軍基地

ザビーダの部屋



ガチャリ……

ザビーダ「あまり物は少ないので、退屈な部屋かもしれないが……
     どうぞ、くつろいでくれたまえ」

ノジコ「……そうする」

スタスタスタ

ノジコ(芳香剤? ちょっときついけど、部屋の匂いにはきをつけてるのかな?)




ノジコ「……」

ザビーダ「椅子を」

ガタ

ノジコ「どーも」↓




ザビーダ「お茶を淹れよう。
     何も余計なものなど入れたりしないから見ていれくれたまえ」

ノジコ「……本当にくつろがせるつもりなんだね」

ザビーダ「だから言ってるだろう?
     半分ナンパであるのは確かだが、
     こう見えても紳士だ」

ノジコ「そうみたいだね。
    ただ、野心が少し多めの紳士だね」

ザビーダ「ブッフッフ……まぁ、その通り」



ノジコ「……で、どうするの? これからお話でもする?」

ザビーダ「……ああ、そうしたいのは山々なんだがね」




電伝虫「プルルルル」

ザビーダ「……」

電伝虫「プルルルル」

ザビーダ「……これだよ」ガクン↓ ↓ ↓ ↓




ノジコ「え、じゃああんたまさか。
    あたし置いていくつもり!?」

ザビーダ「……心苦しいがね。
     ぜひ君とひと時を過ごしたかった。

     それはどう転んでも叶わぬことだからね……ぶふぅ……」↓ ↓

ノジコ(まいったなー、着いてきた意味無くなるじゃんっ)

 


ノジコ「……」

ザビーダ「ああ。俺だって任務を捨てて恋に走ってみたい。

     だが、俺の恋はいつも叶わぬものばかり……
     そうさ。あの時も、あの時も……
     だからもう仕事を優先するしかないのだ」↓ ↓

ノジコ「なんだか、かわいそうな人生歩んでるのね……」

ザビーダ「……我ながら哀れな話だ。
     でも女が好きで好きでたまらない。

     また恋をする」↓ ↓

ノジコ「え、あたしもガチ恋だったの?」

ザビーダ「いや、流石に今回のはナンパ的な感情だ。
     本気ではない。 まだね。でも好きだ、恋をしそう」↓ ↓

ノジコ「ふぅん……」ポリポリ





ザビーダ「なぜ私がよくフラれると思う?」

ノジコ「……さ、さぁ」

ザビーダ「性格だろうか? 年収だろうか? それとも立ち振る舞いだろうか?」

ノジコ「敵ながら、その辺はまともそうに見えるけど……」

ザビーダ「では、体臭か? もともとキツイ体臭になりやすいから風呂にはよく入っている。
     では、凹むとネチネチ言うこの性格か?」

ノジコ「そうねぇ……し、しいて言うなら」

ザビーダ「……」

ノジコ「ぶ……」











ノジコ「……豚の姿だから?」









 


ザビーダ「……だよなぁ……

     俺、豚のミンクだから、みんな好きがらないんだよなぁ……っ」ガクゥ……



ノジコ「ごめん。あたしイーストブルー出身でさ。あんましミンク族のことわからないんだけど……」

ザビーダ「……」

ノジコ「もしかして、ミンク族の中でも豚のミンクって、苦手な人多いの?」

ザビーダ「そうなのだ……
     ミンク族の中でも我々一族は鼻つまみ者なのだ。

     なぜだか、わかるか?」

ノジコ「……ごめん、わかんない。
    ちょっと、敵ながら本当に哀れに思てきたから、聞かせてくれる?」

ザビーダ「うむ、いや……話したいが、仕事がある……

     ブフフフ……君を閉じ込めるつもりもない。
     もし先ほどの話をききいれてもらえないのなら、どこへなりと行くがいい。

     ただ、もしできることなら、君は俺の前に立たないでほしい……」



ノジコ「ああ、うん。そうするけど……」



ノジコ(でもなあ……このままこいつを行かせるとあたしがせっかくここまでついてきた意味なくなるし……
    ああ、でも行かせてしまえば素通りしてくれたってことになるし、
    儲けはあるのかぁ……)



ノジコ「……あ、あのさ」






>>直下

1ノジコ「もうちょっと! ちょっとでいいから! お茶しないっ!?」
 ※話をすこしだけ聞ける。 他選択肢への派生も可能。

2ノジコ「あ、あたしは、豚顔でも割とイケるかもー……」
 ※嘘がバレて逆上される。

3 直接的な色仕掛けに出る。
 ※なんやかんやでうまくいく

4 敵の事情など知るかと先手必勝を狙う。
 ※悪手

5 黙って行かせて家探しをする。
 ※色々な情報が見られるかもしれない。

6 その他

 



ノジコ「……もしあんたが、ここで一緒にお茶してくれるなら……
    ちょっとは、いい思いさせてあげられるかもよ??」



ザビーダ「……なんだって?」




ノジコ「……ちょっと、暑いよね。エプロン脱いじゃおっと……」

ゴソゴソ……パサッ

タユン……

ノジコ「もうちょっと暑くなったら……あたし、もっと脱ぎたくなるかも……

    ……なーんて」タユン……

ザビーダ「……」

ノジコ「……」

ザビーダ「……」

ノジコ「……」(////



ノジコ(流石に無理か……!?)

ザビーダ「……やめてくれ……そんな色仕掛けなど……

     色仕掛けなど……

     色、じかけ、など……」プルプルプル






ザビーダ「……ふっ」

クルッ

スタスタ

カチャ

コポコポ



ザビーダ「さぁ、温かい紅茶はいかがかな?
     柚子のきいた紅茶だ」

ノジコ「バッキバキに下心丸出しで釣られてきたわね」






電伝虫「プルプルプル」

ガチャ

ザビーダ「すまない、空島から落下中で通話に出ることが叶わなかった。
     欲望の砦だな? 今すぐ行く……いくけどああ、そろそろ地面が」

ガチャ


ザビーダ「ふう、これでよし」
 



ノジコ「……もしあんたが、ここで一緒にお茶してくれるなら……
    ちょっとは、いい思いさせてあげられるかもよ??」



ザビーダ「……なんだって?」




ノジコ「……ちょっと、暑いよね。エプロン脱いじゃおっと……」

ゴソゴソ……パサッ

タユン……

ノジコ「もうちょっと暑くなったら……あたし、もっと脱ぎたくなるかも……

    ……なーんて」タユン……

ザビーダ「……」

ノジコ「……」

ザビーダ「……」

ノジコ「……」(////



ノジコ(流石に無理か……!?)

ザビーダ「……やめてくれ……そんな色仕掛けなど……

     色仕掛けなど……

     色、じかけ、など……」プルプルプル


 



ザビーダ「……ふっ」

クルッ

スタスタ

カチャ

コポコポ



ザビーダ「さぁ、温かい紅茶がいかがかな?
     柚子のきいた紅茶だ」

ノジコ「バッキバキに下心丸出しで釣られてきたわね」






電伝虫「プルプルプル」

ガチャ

ザビーダ「すまない、空島から落下中で通話に出ることが叶わなかった。
     欲望の砦だな? 今すぐ行く……いくけどああ、そろそろ地面が」

ガチャ


ザビーダ「ふう、これでよし」

ノジコ「清々しいくらいに舵切ったね」

ザビーダ「……すまない、恥ずかしながらこの歳になっても経験浅く、
     先ほどのような色仕掛けには特に目がないのだ。特にな」

ノジコ「で、なんであんたはそんなに嫌われてるんだい?」



 

>>332はミスです。



ザビーダ「……豚のミンクといっても、我々の一族が特に問題なのだ。
     生まれながらの戦闘力に乏しく、体臭がキツいために他のミンクの鼻を狂わせ、
     そして俺をはじめとする一族の男は大体……女に目がない」

ノジコ「そう……」

ザビーダ「弱くて臭い男が女に好かれるわけなかろう?
     何となく追いやられて行くうちに、我々一族は淘汰されていったのだ。
     そんな一族がゾウ、つまりミンク族の総本山を離れ暮らしていた……
     その末裔が俺と言うわけだ」

ノジコ「へぇ。でもあんたは弱くないんでしょ? 幹部だし」

ザビーダ「そりゃそうだ! 弱いから追い出されたのだと思った俺は、
     海軍に入り、六式を会得した!
     実はサイファーポールにも所属していたことがあってなぁ……
     あ、いや、何でもない。こちらの話だ。

     ……とはいえ、結局中佐どまりさ」

ノジコ「まだこれから頑張れる余地もあるんじゃない?」

ザビーダ「そうかもな。しかし、ここにはいろんな人がいる。
     だから俺はここで中佐として骨を埋めてもいいとは思っているんだ。

     今更出世など考えてない。
     むしろここで、愛せる女性を見つけてその女性のために死ねれば本望」

ノジコ「……そういう重いところもだめなんじゃないの?」

ザビーダ「う、うむう、重いか」

ノジコ「……でも、あんたはその顔がだめだと思ってんだね?」

ザビーダ「一応言っておくが、お世辞の通じないレベルで豚だという自覚はある。
     もし間違ってもこの顔を褒めようものなら怒るぞ」

ノジコ「……でもさ。豚は確かに人間の性的対象になりにくいかもしれないけど……」

ザビーダ「けど……?」



ノジコ「……猪なら、ワンチャン、ワイルドでモテそうじゃない?」

ザビーダ「……豚のミンクにどうしろと」

ノジコ「まずは少し痩せる。
    そして髭を生やす。

    豚っぽさよりもワイルドな猪っぽさを出す、とか」

ザビーダ「な、なるほどぉ。
     少しでも見た目をよくすれば……あるいは」

ノジコ「ぶっちゃけ、あんたの話し方とかには問題ないとおもうんだよ。
    嫌な感じならあたしここまで着いてくるつもりなかったし。

    下心が出やすい以外は、紳士なんじゃないの?」

ザビーダ「努めてはいるが……そうみえたなら幸いだ」テレリ



ノジコ「というわけで、見た目を磨くしかないね。
    ワイルドに舵を切るか、もしくは口髭と丸いサングラスつけて空飛ぼう」

ザビーダ「跳べるけど飛べないのだよ、俺は……」

 



ノジコ「……紅茶、いただくよ」

ザビーダ「ああ、是非」

コク


ノジコ「……はぁ。いい香り」

ザビーダ「そうだろう?
     ブッフッフ、この香りは俺が好きで選んだものだが、実は犬よけにもなっていてね。
     この部屋の芳香剤も実は犬避けで……」

ノジコ「……なぜそんなに犬対策を……?」

ザビーダ「苦手なのだ。
     犬のミンクからは特に一族が嫌悪されてると聞くし、
     その延長で犬も苦手に……だから、
     
     シーダルも苦手なのだ。
     しかもあいつはガバルディとよくつるんでいるしな」

ノジコ「じゃあシーダルってもしかしてあの大きな狼出してきた奴のこと?」

ザビーダ「ああ、もうすでに面識があるのかね?
     いや、その言い方だとあまり詳しくは知らないようだな。
     多くを語るのは止そう」

ノジコ「えー、いいじゃない聞かせてよ。
    私は人生相談のってあげたよ?」ニヤニヤ

ザビーダ「あいや。すまないが、
     ガバルディならまだしもシーダルは一応は使える人間だ。
     ある程度の信頼も置いている。
     故に、奴の情報を漏らすようなことは決して」



ノジコ「あんっ 肩紐がずれちゃった」



ザビーダ「……シーダルはイヌイヌの実 モデル『ドッグラン』の能力者でな?

     その能力は奴が保有するドッグランという異空間から、
     犬と認識される多くのものを呼び寄せることができる。

     狼 犬 狐 狼人間 犬のミンク 等等な」
 



ノジコ「地雷については?」

ザビーダ「そこまでは知らん。
     よほど仲が良くないとお互いの地雷までは知らんのだ。
     というか君地雷のこと誰から……

     あ、もしかして俺か……?」

ノジコ「ああっ! もう片方の肩紐もずり落ちちゃったぁ」

タプン

ザビーダ「し、知らないのだ。すまない。
     それはそれとして、サービスはありがたい」

ノジコ「そっか」

ヒョイヒョイ

ザビーダ「……ふぅ」






ノジコ「じゃあランボルト中将の地雷って何?」

ザビーダ「君話聞いてたかね!? 知らないって言ってるだろう」

ノジコ「突けば出るかなって」

ザビーダ「つついても出るのはため息ばかりだ」





ザビーダ「……し、しかし、もし言えば、何をサービスしてくれるのかね」ドキドキ

ノジコ「……えー? 例えばぁ」

ザビーダ「……」ドキドキドキ



ノジコ「ここで、下脱いでもいいかなぁ……なんて」








ザビーダ「……っ!!」カッ




………………
 


………………
 
海軍基地
中庭


ウソップ「……ノジコがいねぇぞ?」

たしぎ「……参りましたね。
    まさか捕まったのでしょうか?」

ウソップ「究殺狩機〜クサカリキ〜は……燃料切れか、
     破壊されたわけじゃないようだな……」

たしぎ「これを破壊するとしたら幹部クラスですよ。
    ……燃料切れで、移動したと考えるのが妥当ですかね」




シーダル「シーッシャッシャッシャ! 知りたいかぁ? お前達の仲間の行方……」




ウソップ「誰だ!?」

シーダル「俺はシーダル。階級は中佐。
     お前達にやられたガバルディから甘い汁を吸って生きてきた男」

たしぎ「……仲間の仇討ちですか?」

シーダル「そこまで深い仲でもないが……
     ん? たしぎ大佐。もう完全にそっち側なんだな?」

たしぎ「……一応言っておきますが、
    海賊に身をやつしたわけではありません……

    私の正義に則って、今ここにいます」

シーダル「……何だ訳ありか?
     でも俺だってここを守る仕事してんだ。
     大佐が相手だろうと手加減はしねぇぜ」




たしぎ「……二体一ですよ?」

ウソップ「そうだそうだ!! 大佐の前にひれ伏せ!!」





シーダル「あはぁぁ? シーッシャッシャッシャ!!!!
     俺がなんでこんなに騒ぎが大きくなるまで黙ってたか、不思議じゃねぇか!?」

たしぎ「……確かに、鼻の効くあなたのこと、
    真っ先に欲望の砦の守護に向かってもおかしくはないと思っていました」

シーダル「……俺の能力は『ドッグラン』 異空間から俺の可愛い犬的な奴らをよびよせる。
     しかし、その確率はランダム……しかも一匹限り……

     だった」



ウソップ「だった?」
 


シーダル「悪魔の実の覚醒ってやつだ。

     俺は今、一匹限りじゃねぇ! 多頭飼いのスーパーセレブ!!

     そしてこのドッグランの更に恐るべき技を、
     今見せてやる!!!」



秋田犬「アオーン」

柴犬「アオーン」

チワワ「キャンキャン」

ワイルドウルフ「ゥガルルルルルウゥウウウウ!!!!」

人狼「人間んっ!! 人間の肉ぅぅ……!!」

犬ミンク「……あんた達がご主人様の敵ね? 覚悟しなさい!」




ウソップ「うわぁぁぁぁぁあああ!!!! 7対3だったぁぁぁぁああ!!?」

たしぎ「落ち着いてください!! 実質犬三匹は数える必要なんてないでしょう!?」




シーダル「お、俺のペットは全員ちゃんと戦闘訓練受けてんだ!!
     殺さない程度に相手してやってくれ!!」



秋田犬「わんわん」

柴犬「わんわん」

チワワ「キャンキャン」

たしぎ「ああ、可愛い。こんなのとたたかえません!
    ね?  ウソップ、そうでしょう?」キラキラ

ウソップ「そーだねー。

     
     じゃなくてぇ!! だとしても4対1だぜぇ!?
     無理だ勝てっこない!! 逃げるぞ!!」

ガシッ

スタタタタタタ……
スタタタタタタ……

たしぎ「あ、ちょっとまって! せめて撫で……っ」ミレンタラタラァ

ウソップ「あああ、あとでチョッパー触らせてやるから!!
     あいつももふもふだぞ!!」

たしぎ「……急ぎましょう」クルッ

ウソップ「よっしゃー! チョッパーのおかげでたしぎが正気にもどった!!」



秋田犬「わんわん くーぅん」

柴犬「くぅーん」

チワワ「ギャンギャン!!!!」



たしぎ「……く、可愛い声を出すなんて、なんて卑劣な」ズザァ クルッ

ウソップ「うそだろ立ち止まるなぁぁぁぁ!!!!」



 


シーダル「シーッシャッシャッシャ!!
     ……俺はドッグランの能力を極めた。

     それにより、ドッグランの更なる可能性に気づいちまったのさぁ……っ!」

ウソップ「更なる可能性……?」

シーダル「この能力はいわゆるパラミシア系の能力。
     故に……覚醒すると周りにすら影響を与えられるようになった!!

     いくぜ、新技ぁっ!!」

キュイーン

ウソップ「!! たしぎっ! 危ねぇっ!!」ドンっ

たしぎ「きゃっ!」






シーダル「ドッグテイム!!」

バッ

ウソップ「うわあぁぁぁぁあ!!!!」

たしぎ「っ ウソップ……!!」

ウソップ「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」

ウソップ「ぁぁぁぁぁぁぁぁ……ぁぁぁ?」

ウソップ「……あ?」






ウソップ「あれ? 俺、なんともなくね?」

たしぎ「……い、いえ。
    あの、申し上げにくいのですが、だいぶ違います……」

シーダル「シーッシャッシャッシャ!! そこの鏡で二人とも顔を良く見てみろ!!」

たしぎ「え、二人ともって……まさか」



ウソップ「あ、あああ! お前、その頭……っ」

たしぎ「あなただって、その顔……」

クルッ






シーダル「どうだお前ら、犬になった気分は!!?」







ウソップ「ぎぇぇぇぇええええええええ!!!?? 俺、俺も狼男になっちまった!!
     マズルが長ぇぇぇぇえっ!!!!」

たしぎ「わ、私は犬みみとしっぽが……」サワサワ モフモフ

 



シーダル「俺はこの力で……お前ら海賊をみんな犬にしてやるぞ!!
     そして犬だらけになった海をチュール片手に逮捕逮捕の大捕物だ!!
     世はまさに 大犬族時代!!!!


     シーッシャッシャッシャっシャッシャ!!!!」



ウソップ「そうか! この格好だと……チュールの誘惑には勝てないってことか!?」

たしぎ「え、わたしもですか?」

シーダル「そうだ!! この能力によって犬化した者は、
     犬が大体好きなものを好きになる!!

     よって、さっきザビーダからもらったチュールを差し出せば……

     ほぉれ!!」

ちゅーる「とろぉ」






ウソップ「……」

たしぎ「……」

ワイルドウルフ「……」

狼男「……」

犬のミンク「……」

秋田犬「……」

柴犬「……」

チワワ「ギャンギャンぎゃんぎゃん!!」







シーダル「……ほ、ほれぇっ!」


ワイルドウルフ「……」

狼男「……」

犬のミンク「……」

秋田犬「……」

柴犬「……」

チワワ「ギャンギャンぎゃんぎゃん!!」





 


ウソップ「よし、逃げよう。とにかくブルックと合流だ」

たしぎ「そうですね」

スタタタタタタ……





シーダル「なぜだぁ!? なぜチュールに群がらない!?」

犬のミンク「だってあなたそれ、ワンチュールじゃなくてニャンチュールよ。
      私たちが手出すわけないじゃない」

ワイルドウルフ「ガフガフ……グルル」

狼男「おい、一箱全部、ニャンチュールだぞ。
   ご主人騙されたな?」




シーダル「……っ」ブチっ








シーダル「ザビぃぃぃぃいいいいいダあああああああぁぁぁぁぁぁぁあ!!!!!!!」ビキビキ








………………
 

………………


海軍基地



ゾロvsイーリア




ゾロ「っ でぇやぁっ!!!」

イーリア「ふんっ!」

キィン!!


ゾロ(こっちは大ぶりで隙だらけだ、打ち込んでこい!!)

イーリア「……!!」

ズザッ……!!←



イーリア「危ない、危ない……今のは誘ってくれていたようだが……
     そのハニートラップの真実は見えているぞ?

     肉を切らせて骨を断つつもりだな? ゾロノア」

ゾロ「……それは間違いなのああだ名なのか……」




イーリア「今度はこちらから行くぞ……っ」

イーリア「ふんぬぅっ!」

ヒュヒュヒュ……

ゾロ「回転しながらの剣技か……っ
   大道芸でもしてろっ!」

ひゅぉっ……



ゾロ「刀狼流し!!」

イーリア「ローション流し!!」




イーリア「……ふ、見事だ」

ゾロ「ミゴトだじゃねぇよ!! さっきから人の技バカにしやがって!!」

イーリア「ばかになどしていない!!
     故に、みろ!! 貴殿の脇腹っ!!」

ゾロ「……!!」



ゾロ「……チッ、一発掠ってたか」


 


イーリア「刀狼流しは流れるような返し技の剣技……
     故に、同じ流れのぶつけ合いになると小手先が器用な方が上手となる。

     今、貴殿が私の技を見て刀狼流しを繰り出すと信じ、
     私はその流れを断ち切る一手を投じたのだ。

     真実バカにしていたとしたら、この技に対して逆に返すことなど難しいことは、
     技を編み出した本人が一番わかっていることだろう?」



ゾロ「人の剣技をパクった挙句、勝手にアレンジし、
   ついには俺の剣にまでケチつけ始めやがって

   お前は俺の師匠か何かか? ああ!?」

イーリア「鷹の目に なれるものなら なってみたい」ウットリ

イーリア「だあが! 私の憧れは貴殿なのだ! ロなんとか!!」

ゾロ「ロー!! ロー!! ノー!! アー!! だっつってんだろぉが!!!!」





イーリア「私は騎士として貴殿を尊敬している。
     貴殿はおおよそ騎士と呼べるものではないが、その精神は見習うところしかない」

ゾロ「騎士だあ? そんな格式高そうなもんに好かれる筋合いはねぇ」

イーリア「自覚なし、か。そんなところもまた……

     ああ、これ以上は何を言っても……その鋭い視線に視姦されてしまうことだろう。
     それはそれでいいのだが……」

ゾロ「分かってんなら、そろそろ決めるぞ。
   お前の底は読めた」

イーリア「……うむ。
     せめて一太刀浴びせたかった」

ゾロ「……」



ゾロ(俺の剣が通用しねぇ。
   それも、力や能力じゃねぇ。剣技という一点だけを無効化してくる敵。

   この手合いにここで出会えたのは僥倖と言わざるを得ねぇ。
   おかげで見えてきた。
   剣としての技を無効化してくる敵への、俺の我の通し方)



ゾロ「お前のような敵に感謝してぇ気持ちと、
   お前のような下品なやつに大技ぶち込まなくちゃならねぇ羞恥心は
   釣り合いが取れてる。

   ……やるぞ」

イーリア「……」ジーッ

ゾロ「そうだ。その眼だ。
   それでいい。集中しろよ?」

ゾロ「……お互い、な」
 


イーリア「……」

ゾロ「108の鐘の音でも消せぬ煩悩
    虚無にて欲望を断ち切る他なし」


ゾロ「禅を組め 『御城縫い〜オジロヌイ〜』……!!」


ゴォォオオッ!!

イーリア「っ」

イーリア(百八煩悩鳳……? 今更……いや、ワザワザ名をつける大技だ。
     絶頂必至の大技に違いない)

ズバッ!

イーリア「……まだ来るか」

ゴォォオオッ!!
ゴォォオオッ!!
ゴォォオオッ!!

ズバズバズバっ!!

イーリア「っ……!? まだ、くる」

ゴォォオオッ!! ゴォォオオッ!! ゴォォオオッ!!
ゴォォオオッ!! ゴォォオオッ!! ゴォォオオッ!!
ゴォォオオッ!! ゴォォオオッ!! ゴォォオオッ!!

ズバズバズバっ!!


イーリア「何度撃つつもりだ?
     まさか、また力技……?」

イーリア(考えろ……この技の真意を、
     見抜け、ロゾロゾの技の先……!

     私は、ずっとやつを見てきたはずだ。
     この技の向こう側を、私なら覗けるはず!!)

ゴォォオオッ!! ゴォォオオッ!! ゴォォオオッ!!
ゴォォオオッ!! ゴォォオオッ!! ゴォォオオッ!!
ゴォォオオッ!! ゴォォオオッ!! ゴォォオオッ!!

ズバズバズバっ!!


イーリア(口上では、108の鐘と虚無……と、
     つまり、百八煩悩鳳の連打は108回)

ゴォォオオッ!! ゴォォオオッ!! ゴォォオオッ!!
ゴォォオオッ!! ゴォォオオッ!! ゴォォオオッ!!
ゴォォオオッ!! ゴォォオオッ!! ゴォォオオッ!!

ズバズバズバっ!!

イーリア「108回……108回?……108回ぃ!?!?!?」

ゾロ「そうだ。お前は今、飛ぶ斬撃のもっとも精度の高い技を、
   108回見ることになる」



イーリア(1080の話は聞いた……だが数学、いや算数的におかしい!
     108の108倍? 計算するのも煩わしい……それを、

     こんな短時間に!?)
 


ゾロ「ふんっ はぁっ でやぁあっ!!」

ゴォォオオッ!! ゴォォオオッ!! ゴォォオオッ!!
ゴォォオオッ!! ゴォォオオッ!! ゴォォオオッ!!
ゴォォオオッ!! ゴォォオオッ!! ゴォォオオッ!!

ズバズバズバっ!!

イーリア「っ……」


イーリア(何度打った? 数えているのか!?
     108という回数に意味は?

     しかし、よくみると斬撃は散らばっている。
     空を切るばかりであるが、
     ……なるほど、私をここから動かしたくないらしい

     左右にも上下にも動けない……これが御城縫い!)ズバズバズバ


イーリア「108の斬撃でできた城……か」ズバズバズバ

ゾロ「数えるなよ?こちとらっ 正確にっ 数えてなんか  ねぇっ!!」



イーリア「数えてない!? じゃあ、いつまで続くんだ!!」ズバズバズバ

ゾロ「虚無まで」

イーリア「虚無……!?」ズバズバズバ

イーリア(最後に大技でも打ち込むつもりか!? それとも……なにか、
     何かあるぞ!?)



イーリア「ああ、きっと大技だ。最後に大技がくるに違いない!!」ズバズバズバ

ゾロ「へっ……もうそろそろだな」

ゴォォオオッ!! ゴォォオオッ!! ゴォォオオッ!!
ゴォォオオッ!! ゴォォオオッ!! ゴォォオオッ!!
ゴォォオオッ!! ゴォォオオッ!! ゴォォオオッ!!

ズバズバズバっ!!


イーリア(100は越えたはず 100は越えたはず!!)ズバズバズバっ!!


イーリア「っ……っく……」

イーリア(もうそろそろ限界だ! 一息に……この一息で……)







ゾロ「……っ はあ、はぁ……ぜぇ、はぁ……」





 


イーリア「途切れた!! 来っ!!」

イーリア(構えは完璧だ!! どんな技でもうけられる!!

     技の名は止水!! 何者にも揺らがぬ返し技で、お前の大技を受け止め……

     御城縫いを破る!!)





ゾロ「……さて虚無の城の居心地はどうだ?」

イーリア「───っ ───っ」パクパク





イーリア(!?)

ゾロ「……俺が斬ったのは、お前じゃねぇ。
   お前の周りの空気だ。

   今のお前は極限状態の上に無酸素状態。
   思考能力も低下していただろう?

   大技がくるとか何とか言っていたようだが」



イーリア「───っ カハッ カヒュ」

ドサッ

ゾロ「膝を付け 御前だ」




イーリア(空を切る。

     その言葉がこれほど重くのしかかったことはない)

イーリア「……っ ……っ」

イーリア(意識が、遠のく。
     酸欠。呼吸不全……わかる。
     このままでは私は倒れ伏し、意識を失う。



     だが)

チャリッ

イーリア(こちらにも意地がある)

丙「チャリッ」



ブスっ……ジュゥゥゥゥ




 


ゾロ「……? 薬か? 何だお前、ワクチンでも打ち忘れたか?」




イーリア「っ……はぁ……はぁ……」

ゾロ「……ちっ、耐えきったか。
   次から御城縫いはもっと回数を増やすべきだな」



イーリア「っ」ムクッ↑↑↑


ゾロ「……」

イーリア「はぁ……はぁ……はぁ」ドクン ドクン ドクン




ゾロ「……誰だ、お前」

イーリア「……」

イーリア「わからぬぅ……この顔面の腫れ、
     手足の異物感……

     全ての違和感。
     丙の影響か……?

     だが!! お前に最後の勝負を挑む、活力はわいた!!」


ゾロ「何か使ったな? お前……見た目が全然違うじゃねえか。
   まぁ、良く立った。と言いてぇところだが……」

イーリア「ロロノアぁぁぁああああ!!!!! いざ、今一度!!!!!!」




ゾロ「その城は急ごしらえでな、今にも崩れる。
   虚無が崩れるってことはどういうことか、わかるか?」

ビュオッ



イーリア「っ!?」

ドドドドっ!!!!

イーリア(何だ!? 風? 丙による違和感ではない、これは風圧っ!!
     圧力を感じるっ!!)ビリビリ

イーリア「ぐっ……」ヨロッ



ゾロ「真空状態に集まる空気の圧だ。
    お前みたいにすぐ立ち上がるやつを再び跪かせる為の二重の罠。
   せっかく作った城も、虚無故にすぐ崩れる。
   やってるこっちは倍損してるってな」



イーリア「……っだが、こんなもの一瞬……」

ゾロ「その一瞬の隙を与えていいのか? 俺に……」ニヤリ

チャキッ



イーリア「!? まだ動けるのか、貴殿は……!!?
     百八の斬撃を放っておきながら」

ゾロ「さっきのは小手調べ半分。
   本命は、元より動けないお前にぶち込むこっちの技だ。
   今ので煩悩鳳が手に馴染んできたからな」


 



ゾロ「お前のパワーアップもろとも吹き飛ばしてやるよ。

   着飾った力や、付け焼き刃なんぞ、龍の前にひれ伏せ」

グググ



ゾロ「穿て!!『強化亜龍〜バフアロン〜』!!!!」

ズドドドドドドドドドドドドドドドドドドド!!!!!



ゾロ(百八煩悩鳳を連続して出すのは一瞬では難しかった。
   だが、手応えで分かった。

   三十六煩悩砲なら、108回以上、膝をつかず一瞬で打てるっ……!!)

ズドドドドドドドドドドドドドドドドドドド!!!!!



イーリア「!!」

イーリア(龍の鱗のような斬撃の嵐っ!!
     先の御城縫いのような、空を切る芸当ではない。

     的確に、鋭く、龍の鱗は対称を逃してはくれない…………!!!)

キンキン!!

イーリア「ぬぅうっ!?!!?」

イーリア(重い!? 違う、重なっている!
     何発もの煩悩鳳が折り重なっているから当然か!?

     数発は被弾も覚悟せねば……っ!!!

     ……生身ならば、その数発が命取り、だが)

ズドドドドドドドドドドドドドドドドドドド!!!!!

イーリア「だが、丙で強化された私の体ならば……」

ズッ→


ゾロ「!!」

イーリア「三十六煩悩鳳程度なら!!
     喰らいながら前進できる!!!」

ズドドドドドドドドドドドドドドドドドドド!!!!!

ズッ→ ズッ→ スタ  スタ →→



ゾロ「バケモンか!! 行儀良く技くらってろ!!!!」

ズドドドドドドドドドドドドドドドドドドド!!!!!

イーリア「イヒヒヒヒヒぃヒヒヒヒ!!!! ああ、とても気分が悪いが……
      ロロノア、お前から一本とるためなら、私はなんにでもなるぞ!!!!」

 


ゾロ「……!!」

ズドドドドドドドドドドドドドドドドドドド!!!!!

スタスタスタ→→

イーリア「間合いだ!! ロロノアぁぁぁ!!!!」






ゾロ「お前、龍の尻尾を見たことはあるか?」

イーリア「っ……?」

ゾロ「龍の尻尾はそりゃあ立派なもんだ。
   鋭く、固く……そして的確に敵をとらえる」

ギリリリリ


ゾロ「これで最後だ。パクリ野郎」

ッゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!



イーリア「っ」

イーリア(この技は体では受けられない)

スッ

イーリア(剣で受ける……!
     武装硬化っ……! まにあ)

ギィン!!!

イーリア(間に合ったのに弾かれた!?
     重すぎる、鋭すぎる!!

     百八 いや 七百二十 あるいは千八十を圧縮してる……!!!!

     しかも)

ゾロ「飛ぶ斬撃にも流桜を乗せた。
   ……お前にとっちゃ、俺が流桜を習得したのも最新情報だろ?」




イーリア「……」

ドッ!!!!!!!!!!!!



 



イーリア(ああ)

ポタポタ……


イーリア(あああ)

ポタポタ……


イーリア(力が抜ける。
     この一撃は、致命傷になりうる……

     丙の回復力……いや、無理だ。
     ここからは無理だ)

ドパっ……

イーリア(湧き上がる筋力で抑えた出血も、もはや決壊。
     今に私は死ぬだろう)

フラッ↓ ↓ ↓ ↓ ↓


イーリア(だが)



ダンっ!!!!!!! ↑↑↑↑

ズダッ

イーリア(最後に、一太刀!!!!!!)ファッ




ゾロ「触れるな。そこは逆鱗だ」

イーリア「!?」ピタッ

イーリア(喉元に刃? いつの間に? 
     一瞬の剣を見えぬほど早く、私がおきあがったのを見て……?)




イーリア「……違う、まさか」

ゾロ「……お前がたちあがると思った。
   だからここに、おまえの立ち上がるであろうところに、
   この切先が置かれていた」




ゾロ「意味は、わかるな?」




イーリア「見たのか? 未来を」

ゾロ「……そうなるな」

イーリア「……」

イーリア「ああ……」

イーリア「……ぁあ ぁああ どこまで……貴殿は……」



イーリア(どこまで遠いのだ、この男は……)

ズシャァァァアアアッ!!!!↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓




 




インガ島 海軍基地 傭兵 イーリア 敗退

敗因『ゾロと会ってしまった』













スタ スタ スタ

ランボルト「見事だ。ロロノア・ゾロ。
      まさか丙を使用したイーリア相手に、手傷しか負わず勝利するとは」

ゾロ「……なんだ? お前……」


………………

………………

FGとブルックの決着がついた露出事件現場




フランキー「開放的ぃ!!」フリフリ

ブルック「うっわ! すっご! なにそれ!! FD!! FD!!!」

チョッパー「なぁ、ブルック。
      この敵、死んじまったのか?」ツンツン

FG「…………」

ブルック「ああ、いいえ。そんなことありませんよ?
     魂を入れれば元に戻ります。

     それと、そのまま30分、つまりあと20分経ってしまうと……」

チョッパー「た、経ってしまうと?」ゴクリ



ブルック「……魂は元の体に戻ってしまいます」



フランキー「なんだ、つーことはこの技ぁ……
      魂奪って10分間死守すりゃ、そのあと20分は敵を好き放題できるってことか」スチャ↑

ブルック「そうなりますねぇ。

     この技は魂の根っこみたいな部分と協奏曲を奏でる。
     つまるところ仲良しになる技なので、
     破壊的、殺人的な技ではないんですよ」

チョッパー「なるほど? よくわかんねーな」








スタ スタ スタ スタ……

ランボルト「……貴様ら、FGに何をした」









ブルック「貴方は……ああああっ!!!!
     貴方はぁぁああああ!!!!」

 


フランキー「……ランボルトじゃねぇか。
      まさかのラスボス登場とは、恐れ入るぜ」タラリ

ブルック「ああ、この方がランボルトさんですか」

チョッパー「じゃあさっきの驚きはなんだよ!!」



ランボルト「まさかとは心外だなフランキー将軍。
      私はFGに会いにきたのだよ。

      こいつを連れて、な」

イーリア「…………」



ブルック「あれは、ゾロさんと戦ってた女剣士……!!
     パンツ見させてもらえますか!?」

ランボルト「けしかランボル刀!!!!」ズバァっ!

ブルック「ぎゃぁぁぁぁ!!!! 斬撃がトンでくるぅぅぁぁぁぁ!!!」




ランボルト「そこのたぬき!!」

チョッパー「トナカイだ!!!!」

ランボルト「……」

チョッパー「な、なんだよ。喧嘩売ってんのか!?」




ランボルト「そこのトナカイ!!」

ブルック「あ、言い直してくれた。意外と話通じる人ですね」

ランボルト「FGの魂は、その水筒に入っていると言っていたな?」

チョッパー「わ、渡さねぇぞ!!」

ランボルト「……いいのか?」





フランキー「……チョッパー」

チョッパー「渡す気はないぞ! ここでみんなで食い止めるんだ!!」

フランキー「待てチョッパー。こいつ、ただもんじゃねぇ」

ブルック「ええラスボスっぽい香りがしますねぇ。
     三人で足止めが出来れば良い方でしょう」

チョッパー「ででで、でもよ!! これを渡したら、相手は二人になるんだぞ!?」

ブルック「ヨホホホホ ご安心を。

     良く考えてください。
     あの女剣士、ボロボロでしょう? きっとゾロさんがやっつけてくれたはずです。

     そしてランボルトには戦闘したような気配もない。
     きっと、ゾロさんが助けにきてくれる……いや、きっとランボルトのあとを
     つけてきてくれているはずですっ!」




ランボルト「ロロノアなら先ほど、私が左に曲がった通路を右に曲がっていって、
      そのあと行方不明だが……」




ブルック「OH ファンタジスタ……」

 


チョッパー「……じゃあ、尚更この魂はやれねぇっ!」

フランキー「落ち着け。
      チョッパー ブルック……

      この世でもっとも強い武器は、何だと思う?」

チョッパー「折れぬ魂!!」

ブルック「退かぬ心!!」

フランキー「んーカッコいい!! お前ら好きだ!!!! でも違う!!

      情報だ! 情報!!!」




フランキー「というわけでなぁ。ランボルト。
      お前もこの魂を破壊されちゃかなわねぇよな!?」

ジャコッ

チョッパー「おい!! 水筒をウェポンズレフトで狙うのはいいけど、
      それを提げてるおれに当てるなよ!!?」

ブルック「人質なんて成功するんですか?
     あの人、海賊と交渉なんてするタチじゃなさそうですけど……」

フランキー「いいや、奴は聞くね」


ランボルト「そうとも。まず話は聞こう」

フランキー「へへ、そうこなくちゃな。
      双子悪魔の実がお前の狙いだったな?

      こいつ(FG)とそいつ(イーリア)が揃えば、その力がつかえると……?」

ランボルト「おそらく、な」



フランキー「何でもできる能力ってのは、本当か?」

ランボルト「伝承通りならそうだ」




フランキー「……例えば、だが」

ランボルト「……」

フランキー「このテャマスィーをお前に譲るから、
      俺たちを見逃してくれ、っつったら、どうなる?」

ランボルト「……意味がわかって言っているのだな?」

フランキー「ああ」



ランボルト「いいだろう。その水筒を置け」





ブルック「……どんだけ重要なんですか、この人」

チョッパー「え、フランキー、ど、どうすればいいんだ!?
      おれ、本当にこれ置いていいのか!?」

フランキー「ああ、いいぜ。
      俺たちは見逃してもらい、これから船長と合流。
      その後、この海域を脱出するぞ」

ランボルト「勘違いしてほしくないが、今ここでFGの魂を回収したら、
      次に会うときはお前達を捕まえる。

      海域の脱出は叶わぬだろう」

  


フランキー「そうかよ。
      うちの船長が合流したら、それもう一回聞かせてくれ。

      なんか上手い返し方してくれんだろ」

チョッパー「い、いいのか? なんか話聞いてると、
      こいつの魂でとんでもないこと起こるんじゃねーのか?」


フランキー「ああ、おこる。
      とんでもねーことには、なるだろうな」


ブルック「大丈夫なんですか? 死守すべきもんなんじゃ……」

フランキー「俺を信じろ」



チョッパー(情報は武器って言ってた……てことは、フランキーは何か知ってるんだ!!)

ブルック(ここで退いても良い何か、けっていてきなじょうほうを握っているのでしょう、ならば)



フランキー「さぁ、チョッパー」

チョッパー「うん。じゃあ、水筒はここに置いていく」

ブルック「あ、蓋を開けて体に向けて近づければ簡単に目を覚しますので」



ランボルト「……」




フランキー「じゃーぁな!! あばよ!!」

スタコラサッサ……




 


ランボルト「ふん。どこまでわかっているのだか……」

スタスタスタ


キュポッ

ランボルト「FG起きろ」

FG「?」

ムクッ



FG「うわああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!」

FG「死んだかと!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

FG「思った!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

キィィイイイイイイィィィイイィィンンンンンン…………………………









ランボルト「そうか」

ランボルト(鼓膜を武装硬化させてなかったら今ので耳が死んでたな)



FG「中将殿ではないか!!!!
   どうしたのだ!?!? 何が起こった??!!」



ランボルト「まずはこれを見ろ」


イーリア「……」どどん


FG「イイイィィィィィリアアアアアアアアァァァァァァア!!!!!!!!
   どうしてこんなことに!!??

   はっ!!!!
   まさかロロノアにやられたのか!?!? そうだな!?!?」

ランボルト「ああ」

FG「そうか……そうかぁぁ……
   なら致し方なし!!!!」

ランボルト「そうもいかん。

      お前達には聞きたいことがある。
      まずは、イーリアを治してもらおう」

FG「な、治す? そんなこと」



ランボルト「できるだろう? お前達の双子悪魔の実の能力なら……!!」

FG「……!! 中将殿、どこでその話を……」

ランボルト「……」

FG「知られているなら……仕方ない。
   本当は人前で使うことは憚られるのだが、
   イーリアの命にも関わるしな」

ランボルト「では」

スッ

  


FG「……能力を使う。
   下がっていてくれ、中将」

FG「イーリア、元の姿にさえ戻れば、もしかしたらお前のその姿も……」

ソ




FG「リサイメント!!!!」

ボゥっ!!!!

イーリア「……!」カッ



ボシュウゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ………………

シュゥゥゥゥゥゥ……

ゥゥゥゥゥゥゥゥ……








イーリア「おい、FG」

イーリア(男)「何故、人前で『解除』した? メスメスの実の力を。
         そうなるとお前のすがたも……」

FG「だって、だってよ!」

FG(女)「この力で体を作り変えると、ホルモンバランスが再調整され、肉体が再構成されるだろ!?
      その影響でお前も丙の影響が消えて元に戻れるかと思って……!!

      お前のオスオスの実の力が、解除されたとしても、だ!!」



イーリア(男)「ふむ、しかし、懐かしい感触だ。
     チンポの感触もなつかしい」

FG(女)「今それをいうと世間的なセクハラ度合いは増すぜ!!
  ちょっとだけ気をつけな!!」

イーリア(男)「善処しよう」

FG(女)「それにしても、無事でよかった!!」

イーリア(男)「無事ではない。怪我は相当のものだ。
        まぁ、再構成で一命は取り留めたようだが……」





ランボルト「……」

ランボルト「……説明を」






FG「おう!! 俺は、双子悪魔の実、メスメスの実の能力者」

イーリア「私はオスオスの実の能力者。
     この二つの実は、同時に使うことで望みのままのホルモンバランスの人間になれる」

FG「さっきまでの俺のように、オス臭い体になることもできるし」

イーリア「さきほどまでの私のように、男性らしい筋力を少し残した姿にもなれる」


 




ランボルト「……」ビキビキビキビキビキ

ランボルト「なんっ」






ランボルト「双子悪魔の実は、何でもできる、と聞いたのだが……!?」ビキビキビキビキビキ



FG「何でもできるぞ!! 俺は、本来の自分ってのはこう言う姿なんだって自覚したし!!
  本当に何でもできるような気がした!!」

イーリア「私もだ。
     かねてよりの女体への憧れを実際に手にしたときの万能感、何者にも変え難い」

FG「そうだ!! 中将殿も、この力を所望しているのだったな!?」

イーリア「おお、そうだったのか。では中将殿も自らの性におなやみで!?」



FG「ここであったのは運命でしかないのだな!! 
  では、どういった性をお望みなのか、ぜひ教えてくれ!!」

イーリア「我々、革命軍のイワ様には及ばぬかもしれぬが、
     性別のエキスパートとしては一定の自信あり!!」



FG イーリア「さぁ!! なんなりと!!!!」











ランボルト「……」プルプルプルプル

ランボルト「ランボルトゥーーーーーーーーーーーーーーーーっっ!!!!!!」




FG「ぐべぁああっ!!!!!?」ドッスゥゥゥッ!!!

イーリア「つま先ぃぃぃぃぃぃいい!?!?!?」ドッスゥゥゥッ!!!


  



ランボルト「双子悪魔の実……お前らではなかったのか!?!?」




FG「げほぁっ げほぁっ! ち、違わないぜ。
  双子悪魔の実なのは確かだ」

イーリア「中将殿は、メスメスの実でセカンド熟女ライフを送りたいのではなかったのか!?」

ランボルト「違うわぁぁぁ!!!! ではなにか!?
      双子悪魔の実とは、性別を超えられる存在だと!?

      そんなものが、伝承として語り継がれてきたのか!?!?」

FG「ジェンダー的問題をそんなものっていうのはどうかと思うぜ」

ランボルト「別の話だと言っているのだ!!
      お前達の性のあり方などお前達で勝手に決めろ!!
      こっちは察するから!!」

イーリア「意外と理解ある意見の一つだな。うん」

ランボルト「っ……カヤロからこの件を聞いた時点でこちらに注力したのが間違いだった……
      今すぐにでも変異型ウイルスの奪回に……」



FG「な、何を企んでらっしゃるのかわからねぇけど、
   どうやら双子悪魔の実を探しているようで。
   それなら我々、いや、イーリアは休ませてほしいが、
   俺が役に立てないこともない!」

イーリア「……なるほど。シンパシーか」


ランボルト「ん?」



FG「双子悪魔の実は他にもあるのだよ。中将殿!!」どどん

ランボルト「……っ!?」





………………

 

………………

地下ダンジョン マジックミラー号の中



サンジ「うるティちゃん、お願いだ」

うるティ「ヤでありんす」



サンジ「……足を、拭かせてくれ」



うるティ「自分で拭くから!!!! だからそのティッシュをよこせ!!!!」(////

サンジ「もうちょっとだけ、エロい雰囲気で居させてくれ……っ」

うるティ「んだよもう!! エロコックがよ!!
     そんなに拭きてェならもういいよ! 拭けよ!」ゴロン

サンジ「ありがとう。本当にありがとう」ナム

うるティ「拝むな!! 拭けっ!!」



サンジ「それじゃ、失礼して……」

フキ……

うるティ「ん……」

フキフキ……ヌチャ……

サンジ「はは、すげぇ 濃いの出てたんだな」

うるティ「……ベタベタするぅ」

サンジ「それは……すまないけど、
    でも、止め刺したのはこの足だぜ?」

チュッ

うるティ「キスすんな!」(////

サンジ「悪い、あんまり綺麗なもんでついな」ニヤリ




フキフキ……

うるティ「……っ!?  あー、あー……なんか、なんか……死にたい」

サンジ「何だよ急に……? そんなに嫌だったか?」



うるティ「……視線を前に向けたら、麦わらがすげぇことになってるでありんす」

サンジ「すげえことって……

     んなぁぁああああぁぁぁぁあああああああ!!!!!!??????」





……
 



……

マジックミラーの外



ロビン「はぁ……んぁ……はあ、あっ……んぁっ」

ルフィ「はぁ、はぁ……っく……! うぉ……っぉ」

タパンっ タパンっ タパンっ タパンっ 



ロビン「ああ、もっと、後ろから……っああっ! 突いてぇっ!!」

ルフィ「ああっ もっと、もっとだなっ」

パン! パン! パン! パン!



ロビン「ん゙ぅぅっ!! い、く……またいくっ!!
    ルフィ、あぁっ イク、イクゥっ!!」

ルフィ「ああ、何回でもイッていいぞっ」

パン! パン! パン! パン!



ロビン「ああっ! ああああっ!!! いく、いくぅぅ゙っ……!!!」ビクンビクン

ルフィ「っ……はあ、はぁ……」

パン! パン! パン! パン!

パンっ!!

ルフィ「っ」

グリグリ……

ロビン「んんぃくっ……!!!! っくぅぅぅっ!!!!」ビクンビクン

プシャッ ビチャビチャ……




ロビン「あー……ぁぁっ っく……ああっ」ビクンビクン

ピュッ……プシャッ

ルフィ「はぁ、はぁ……ふぅ」

ナミ「ねぇ、ルフィぃ……」スリスリ

ルフィ「ん」

ナミ「んんぅ……」

チュッ チュク……ヌチュル チュパッ……クチュ……

 



ロビン「はぁ……はぁ……
    ふぅぅ……ん……ナミ、こうたい」

ヌボッ

ロビン「ぁっ」ヘナヘナ……

ルフィ「おっとと」ガシッ

ナミ「ロビン大丈夫? 何回イった?」ニヤニヤ



ロビン「ん、はぁはぁ……六回からは、覚えてない……」

ヘタッ↓



ナミ「じゃ、次私ぃー」

ルフィ「ああ。尻出せ。
    同じようにやってやるよ」

ナミ「うん。お願い。私も後ろからがいいな……」






……

マジックミラーの中


うるティ「……ロビンとナミと麦わらのくんずほぐれつでありんす……
     あれ、終わるの待った方がいいんじゃないんでありんすか?」

サンジ「っ……っ……」プルプル

うるティ「だとしたら時間の関係上。あちきらもうしばらくここにいないといけないのでは?
     って考えたら……っ!」

サンジ「……」





サンジ「……」


>>直下

1 止めにいく ※ナミが若干欲求不満になります。
2 見てる   ※うるティと交流します。
3 見てる間ちょっかいを出す ※うるティと交流()します。
4 その他


サンジ「そんなに怖いか? 俺」

うるティ「怖かねーよ。
     でもよ、一緒にいたらエロいことするつもりだろ!?」

サンジ「あー、そりゃ仕方ない。誰かさんのせいでアテられちまったからな」

うるティ「……そんなによかったんならまた踏んでやるよ」ギロッ



サンジ「あー、それもいいけどさ」ポリポリ

うるティ「……」

サンジ「あれ見て、君もアテられちゃったんじゃないの?」

うるティ「あれって、麦わら達?
     んー、まぁ……」

サンジ「しかし、ロビンちゃんて、
    ルフィとナミさんが付き合ってるの知ってんのかな?」

うるティ(知ってるどころかその麦わらとも付き合ってる結構イカれ女だけどな)

サンジ「知ってて混ざってんのなら、もしかして結構……スキモノなのかな」

うるティ「や、知らないでありんすけど」



サンジ「……うるティちゃんは、ああいうのどう?」

うるティ「はあ? ああいうのって、3Pでありんすか?」

サンジ「それもだし。ああいう後ろからするのとかはどうなのかなって」

うるティ「セクハラでありんす」

サンジ「あれ、そういう雰囲気じゃなかった?」

うるティ「あちきは……っ
     まだ良くわからないのでありんす。経験人数も一人だし」

サンジ「二人」

うるティ「あ?」

サンジ「俺で、二人目」

うるティ「足で弄んだのをカウントはしねーんでありんす」ゴゴ……

サンジ「たまんねーな、その視線。

    でも、」

サワッ

うるティ「ちょっ!」ビクッ

サンジ「本当は溜まっててイラついてんじゃないのか?」

うるティ「ち、ちげーし……っ
     違う……と、思うんだけど……」

サンジ「ん?」


うるティ「……」モジモジ

サンジ(そういや、始めかたもわかんねーとか言ってたな。
    明らかに経験不足、だが)


 



サンジ「本当かな?」

ギュゥッ

うるティ「え」

サンジ「悪いけど、君が火照ってるのはわかるんだ。
    経験値の差だな、こればっかりは」

サワサワ

うるティ「うひっ! ど、どこ触って……っ」

サンジ「気持ち悪いか?」

フニ

うるティ「セクハラでありんす……っっ!」(////

サンジ「こう言う時の発散のさせ方を教えてあげるよ。
    な、ちょっと体預けてみないか?」

ギュ

うるティ「んぅっ!」ピクン

うるティ(嘘だろ、おい!
     麦わらの次は黒足かよ! どうなってんだこの一味は!?)(////

うるティ(や、でも麦わらはアレか、責任的な話でわたしのハジメテのやり直ししただけで、
     ……そういや、こうして直接的に興味持たれるのは初めてだな)ドキドキドキ

うるティ(……飛び六胞時代は恐れられる方が多かったしな)……スン





うるティ「確かにモヤモヤはするけどぉ……
     でも、なんか、なんかこのまま流されるのは……不服でありんす!!」(><

サンジ「自分の意思が言えて偉いな。
    しかし、モヤモヤをすっきりさせるだけで終わらせるとしたら、どうする?」

うるティ「惑わすな! あちきはそういうの弱いから!!」

サンジ「そ、そうか。
    流されたくないんだったな。
    あー、まぁ、このままでも良いなら良いんだが……」

うるティ「……っ」モジモジ

サンジ「……俺は、君の知ってる男と違うから。
    触ってもいいと言われないと触れないタチなんだ。

    もちろん、最後までするかどうかも君が決めていい。

    流されるんじゃなくて、君が決めてほしい。
    俺に許可を出すか否か……」

うるティ「ぇぇぇ……」



うるティ「んぅー……」モヤモヤ

うるティ「んぁー……」モヤモヤ

うるティ「うーん……」モヤモヤ





うるてぃの決断

>>直下

1 触らせるだけ   ※サンジとちょっと大人の関係になります。
2 本番までやりたい ※サンジと結構な大人の関係になります。
3 拒否       ※性的なことにまだ否定的なようです。
4 やんわりと拒否  ※サンジの事を少しは意識してしまうようになります。
5 その他
 


うるティ「やっぱりヤでありんす」

サンジ「ぉ、そうか。そりゃ本当に悪いことをした。
    すまねぇ」

サンジ(ガードが固い、と言うよりまだ自分がされるのは怖いのかもしれねぇな。
    そう言う娘の心を開くのもまた一興だが、
    流石に同じ船に乗る相手に手の込んだことをするのはちょっとな……)

ヒョイ

うるティ「うわ、ほ、本当に離れた!」

サンジ「なんだとおもってんだよ」

うるティ「や、ああなった男は頭突きでもしないととまらないよってマリア姉さんが」

サンジ「あー…………色々と言いたい事はあるが、
    とりあえず君の頭突きでそこらの人間止めようとすると
    全員ひき肉になっちまうからやめときな?」

うるティ「いや、だってあんたしつこそうだし」

サンジ「俺は引き際くらいわかってるつもりだぜ?」

うるティ「じゃあさっきの足の件はなんだよ!?」

サンジ「あんときはまだイケるとおもってたのと、
    ……あんまりにも、足が綺麗だったからつい」

うるティ「あ、ああそう。
     とにかく、これ以上の接触は禁止でありんす!」

サンジ「わかったわかった。
    しかしそうだな、願わくば、
    君のようなコにはその心と体を溶かしてくれるような男にちゃんと会えるといいな」

うるティ「んー、まぁ、いずれは会うんでありんすかね」

うるティ(とにかく、しばらくエッチなのは懲り懲りだわ……)





………………


………………


マジックミラー号 外



サンジ「……」スタスタ

うるティ「……」スタスタ



ルフィ「ぁん? 二人で出てきたな」

ナミ「……あ」

ロビン「あら」



ルフィ「おかえりサンジ」

サンジ「おかえりじゃねぇよ。クソゴム」ギロンヌ

ルフィ「ん?」

サンジ「来い」

ガシッ

ズカズカズカ……




ナミ「あーら、行っちゃった」

ロビン「何か怒らせるようなことしたかしら」

うるティ「あんたら忘れてると思うけど、あの箱ん中から外丸見えでありんすからね」

ナミ ロビン「あ」








ルフィ「な、なぁ、サンジ? どうかしたか?」

サンジ「どうかしたかじゃねぇだろ!!? 
    何ナミさんの前でロビンちゃん抱いてんだよ!?」ヒソヒソ

ルフィ「あ、見えてたんだっけか」

サンジ「そうだけどそこは問題じゃねぇ。
    お前、ナミさんと付き合ってノジコお姉様にまで手を出して、
    その上今度はロビンちゃんか!? 
    いいかげんにしろ!!」

ルフィ「あー、そうそう。
    俺ロビンとも付き合ってるんだわ。
    お前にはちゃんと話したほうがいいかと思って」

サンジ「はあぁぁぁぁぁああああぁぁぁああーーーーーーーーーーーーーーー???????」

ルフィ「ん、大丈夫だ。全員本気だ」

サンジ「大丈夫じゃねぇよクソゴム!!」グリグリグリ

ルフィ「なんだよ! 羨ましいならお前もナミ口説けばよかっただろ! 本気で」

サンジ「どあほ!! 俺にそんな度胸があるか!! いろんないみで!!」

ルフィ「しまいにゃウソップみてぇなこと言いやがるし」ムスッ


 


サンジ「いいか、俺は羨ましくてこんなことを言ってるんじゃねぇ。
    羨ましくはあるが、口を出すのとは別だ!」

ルフィ「ん」

サンジ「お前、ちゃんとナミさんとロビンちゃんを幸せにできるんだろうな?」

ルフィ「ああ」

サンジ「軽いな!!」

ルフィ「……てかな。俺がこういう関係になってもならなくても、
    あいつらはあいつらの幸せってのをつかみ取れるはずだ。

    幸せってのは、俺がするもんじゃなくてあいつらが掴むもんだろ」

サンジ「ぉ」

ルフィ「その幸せの中に、俺も掴まっただけだ。
    逆に、俺もそうありたいと思った。

    で、全員が納得してる」

サンジ「ぉ、おお」

ルフィ「どうだ?」



サンジ「……正直、そんな考え方をお前がしてるとは思わなかった」

ルフィ「お前が仲間として心配するのはわかる。
    でも俺だってあいつらを悲しませるような真似はしねぇよ」

サンジ「……はぁ。悪かった。
    お前のそっち系の話に首突っ込む事はもうしねぇよ。

    お前なりの考えがちゃんとあるってわかったしな」

ルフィ「ああ。そういやこういうの話したことなかったしな。
    心配させて悪かったな」

サンジ「……あ?」

ルフィ「お前、俺のことも心配してくれてたんだろ?
    にしし、やっぱ優しいよな。サンジって」

サンジ「バカいえ! 俺が心配するのはレディーだけだ!
    お前なんざノースブルーに沈んじまえ!!」

ルフィ「ゴーメンって! 怒んなよ!!」




スタスタスタ

ナミ「あ、おかえり二人とも」

ロビン「話は終わった?」


 



ルフィ「待たせたな。行こうぜ」

サンジ「ていうかよ、ルフィ。お前は戦えるのか?」

ルフィ「何だと!?」

サンジ「……おまえ、ちょっとパンチしてみろ」

ルフィ「なんで!?」

サンジ「そりゃお前の力を試すためだ」

ルフィ「お、言ったな? んじゃやるぞ!?」

サンジ「こいよ」



ナミ「……」

ロビン「そういえば、ルフィってここでもう結構……してるわよね?」

うるティ「ん……そう、なんでありんすかね?」

ナミ「……今、どんくらい弱くなってんのかしら」


ルフィ「ゴムゴムのぉ……!!」

ルフィ「ピストル!!!!」

パシッ

サンジ「よっわ」

ルフィ「なんだと!?!?!?」

サンジ「お前、この島で何回したんだよ!?」

ルフィ「数えてねーよ!!」

サンジ「数えられないくらいするなバカ!!」



ナミ「ちょ、ちょっと、サンジ君。
   あまりそう言うこと言われると、わたしもちょっと肩身が……」

サンジ「こう言うのは男がちゃんとセーブするもんなんだ!
    ナミさんは悪くねぇ!!


    とくにルフィお前船長だろ!?」

ルフィ「ん、それに関しては返す言葉もねぇ。
    確かにサンジの言う通りだ」



ルフィ「この島の特性を知らなかったとはいえ、確かにヤリすぎたな……」

ナミ「……そこ反省されると私が次誘いにくくなるからやめない?」

ルフィ「とにかく、俺がメチャクチャに弱くなった事はわかった」



 



サンジ「……そこでだ。ルフィ。こいつをお前にやる」

チャリ……

ルフィ「注射は嫌だ」

サンジ「我慢しろ。それともなんか嫌な思い出でも?」

ルフィ「死にかけた」

サンジ「バカヤロー。死ぬような注射なんてそうそうあるもんかよ」

ルフィ「あったんだって!!」



ナミ「ていうか、これは?」

ロビン「汎用ワクチンって書いてあるけど……」

うるティ「……?」


サンジ「これはこの島のウイルスの効果を反転させる効果のあるワクチンだ」



ルフィ「うっほぉ! すげぇな!! 注射はイテェけどそれなら打つぞ」

サンジ「話を最後まで聞け!! そのワクチンの効果は物の数分だ。
    しかもだいぶ厄介な副作用まである」

ルフィ「副作用ってどんな?」

サンジ「……耳かせ」




サンジ「めちゃくちゃムラムラするらしい」ゴニョゴニョ

ルフィ「……へー どんくらい?」ニヤニヤ

サンジ「……清楚そうな人でも一晩オナニー狂うレベルだって名誉アドバイザーが」

ルフィ「チョッパーがそう言うんなら間違いねぇか。ふーん、へー」




ナミ「なんで副作用をルフィにだけ話すのよ?」

ロビン「怪しいわね。その薬大丈夫なの?」

うるティ「どうせムラムラする薬とかなんでありんしょ?」



サンジ「バレバレかよ! ああそうだよ!
    だからルフィにだけ知らせたのによ」

ルフィ「……二本あるな」

サンジ「ああ。一本はお前用。
    もう一本は予備か、まぁ、そうだな。
    誰か必要と思ったやつに打て。

    だけど相手の意思はちゃんと確認しろよ。
    特に、勝手にマリモとかに打つんじゃねーぞ?」

ルフィ「なんでだ?」

サンジ「あいつは元々ウイルスの効果が薄いし、
    何よりムラムラしても可哀想だろうが。あいつの精神衛生上」

ルフィ「お前ってほんとそういうデリケートなところだけは一貫して優しいよな。
    ゾロ相手でも」

サンジ「あ、可哀想という意味では、うるティちゃんに使うのもナシだ。
    意味は察しろ」

うるティ「……」

 



ルフィ「ふーん、ワクチンねぇ」

ナミ「ま、サンジ君の観点からすると、
   あくまでムラムラを処理できる人間じゃないと打っちゃダメって話よね」

サンジ「まぁ、名誉アドバイザーもそう言ってるしな」

ロビン「その呼び方でチョッパーを差すのやめて」







ルフィ「おし、んじゃ」

ブスーッ

サンジ「おいお前話聞いてたか!!?!?!?
    なに速攻でヤクブツ決めてんだドアホ!!!!!」

ナミ「ちょっとあんた考えなしにも程があるわよ!?」



ルフィ「考えなしじゃねーよ」










スタスタスタ







イエーゴ「アースススススス……この地下ダンジョン、出てきてしまいましたか。
     麦わらの一味」


 



サンジ「……幹部の一人か」

うるティ「あ、この人あちきらを捕まえた人でありんす」

ナミ「あらほんと」



サンジ「ぁあ? こいつ、ナミさん達に手ぇあげたってことか……?」メラぁ



ナミ「ええ、やっちゃってよ こいつは……」

うるティ「……」

ナミ「そう言えば、あんまり酷いことされなかったわね」

うるティ「確かに」



サンジ「……まぁ、紳士的だろうとこの状況でぶっ飛ばさねぇと俺たちに先がなくなるからな」

ロビン「それじゃ、適当に畳んでしまいましょう」



ルフィ「待て、俺がワクチン打った意味なくなるだろ。
    こいつは、俺が相手する」





サンジ「……」

ロビン「……そう、それなら私たちは先にいきましょう?」



イエーゴ「アーススススス!!!! させると思いますか!?」ビュオッ

イエーゴ「大拳!!」ゴォオッ

ズッドム!!!!!





ルフィ「させねぇ……」シュウウウウッゥゥゥゥゥ……

イエーゴ「……その蒸気、赤らんだ肌、
     それがギアセカンドですか……スススス……」

ルフィ「お前ら、先にいけ」






ナミ「わかった」タッタッタッタ

ロビン「後で合流ね」タッタッタッタ

サンジ「行こう、うるティちゃん」

うるティ「や、いいのかよ!? 全員でかかったほうが余裕でありんしょ!?」

サンジ「それよりも優先すべきことがある。
    且つ、こいつにはルフィが相手をしなくちゃならねぇ何かがある。
    だが、ルフィはこいつに勝てる。
    俺たちがルフィを置いていく理由はそれで十分だ」

うるティ「……まぁ、あちきは乗る船さえ失われなきゃ、
     いいんでありんすけど」


タッタッタッタ

タッタッタッタ


イエーゴ「わかりやすい状況にしていただいて感謝いたします」

ルフィ「そうか。確かにわかりやすいな」

イエーゴ「ええ。とっても。
     ここであなたを倒しさえすれば、あなたの身柄を本部へ送れる。
     そうすれば麦わらの一味も壊滅、ということになりますよねぇ?」

ルフィ「そうはならねぇけどな」

イエーゴ「ススス……」



ルフィ「なぁ、どうせならもっとわかりやすくしよう」

イエーゴ「……はいぃ?」

ルフィ「お前、まだ本気じゃねぇだろ」

イエーゴ「っ……何か問題でも?」

ルフィ「昨日の強さじゃねぇ。
    昨日見た時はもっと強そうだった」

イエーゴ「誰のせいだと……あなたには、私の地雷に関わる過去がある。
     ワクチンの効果がないのですよ」

ルフィ「地雷ぃ?
    過去ぉ?

    良くわかんねーけど、じゃあお前本気出せねぇってことか?」

イエーゴ「ワクチンを投与し、地雷が作用する寸前のほんの一瞬しかね。
     だが、私にはその一瞬さえあれば充分」

ルフィ「……じゃあ、今出せよ」

イエーゴ「何をバカなことを! 今のあなたは仲間を行かせるために汎用ワクチンを使用している。
     時間切れまで待ってこちらが本気の一撃を出しさえすれば……」

ルフィ「こっちにもワクチンがまだある」

イエーゴ「そんなに酷使していいのですか?
     薬学には疎いですが……
     それこそ汎用ワクチンのような副作用のある薬を二度も使っては……」

ルフィ「使うぞ」





ルフィ「俺は、使う」






イエーゴ「……」

ルフィ「俺のワクチンの効果が切れて、
    お前がワクチンを使ったら、俺は使う。

    不意打ちでも使う。

    ……今なら、何も気にしなくていい。
    お前が出せるもん全部ぶつけてこい」

イエーゴ「挑発ですか? ……いえ、これは挑発、なのですか?
     もはや煽りなのかお願いなのかわかりませんね」

ルフィ「過去一度、俺は自分の力を超えた力を手にしたことがあった。
    そん時みてぇな万能感はねぇ。

    このワクチンは俺を、数分間いつも通りにさせるだけだ」

イエーゴ「汎用ワクチンは試作品、その改良型をシーダルで実験し、
     我々の正規のワクチンが生まれた。

     劣化でもしたんですかね。まぁ、粗悪でもしょうがないってものです」

 


ルフィ「どう言うことかわかるか?」

イエーゴ「……」

ルフィ「お前は、今、数分間だけ、

    いつも通りの全力の四皇に挑めるんだ」

イエーゴ「……っ」



ルフィ「お前にとっては、ガープの孫って言ったほうがいいか?」

イエーゴ「……報告にあったより、ずいぶんと挑発がお上手で……
     アスススウスススウスススウウ……」



チャリ

イエーゴ「短期決着をお望みで? それなら、私とて同じこと!!」

ブスゥゥ……ジュゥゥゥゥゥゥゥ……

イエーゴ「く……はぁ、あああっ」



ルフィ「ワクチン、効いてるか?」

イエーゴ「ご安心を、即効性は抜群」

イエーゴ「しかし、ここにきて問題が……」

ルフィ「んだよはやくしろよ」

イエーゴ「……もう一つの薬品を、使うか否か……
     決めかねているのです」

ルフィ「強くなるなら使えよ」

イエーゴ「……指示がないのです」

ルフィ「ああ?」

イエーゴ「命令なく使用しては責任問題が付きまといます。
     私は、丙の使用で生じるあらゆる責任を負わなくてはならないのです。

     ……使わないことがクリーンな決断であることはわかっています。

     この『丙』は、ナチュラルボーンにしてこの島のウイルスに耐性がある、
     ランボルト中将の骨髄からできた、人間の組織を変貌させる薬品なのです」

ルフィ「……」

イエーゴ「その後の、人間性も保証されない。
     こんな恐ろしいもの、私は、命令なしでは使えない…………っっ!!」




ルフィ「責任負ってでも手に入れてぇもんが、あるんじゃねぇのか?」

イエーゴ「……」

ルフィ「重くても背負って前にでねぇと、何も手に入らねぇぞ?
    そういうのはこうなる前に自分で決めておけ。

    子供じゃあるめぇし」

イエーゴ「っっ」




イエーゴ「背負って立って良いもんならいくらでも背負ったらあ!!!!

     ですが!! 私には、それを背負ってはいけない理由があるのです!!!!」



 



イエーゴ「そう!!
     あなたにだって、二本目を使わせるわけには行かない!!

     私の正義は未来のため。
     たとえ海賊であろうと、たとえ爛れた性生活をするやつだろうと、
     未来を、見限ってはならない。

     そして私は、未来の手本にならなくてはならない!!!!」


ゴゴゴゴ……

ルフィ「!!」



イエーゴ「わかりやすい勝負をお望みでしたね。
     では、最初から全てぶつけ、一撃の元に決めましょう。

     どうか、お付き合いをば」

ルフィ「ああ。望むところだ」

イエーゴ「……インガ島 海軍基地所属 イエーゴ。
     座右の銘は 未来ある正義。

     好きなものは、子供達の笑顔。


     あなたと言う大海賊を捕らえ、子供達に安心という笑顔を届けるため、

     全てを込めたこの一撃に賭けます…………!!」

ゴゴゴゴゴ……

ルフィ「俺はルフィ。海賊王になる男だ。

    お前の正義は立派だけどよ。
    まだ俺の旅は途中だ。
    こんなところで膝つくわけにはいかねぇ」


ルフィ「……わりぃな」





イエーゴ「さぁ、いざ…………!!!!」ファッ








 



イエーゴ(わかりやすいものが好きだった。
     幼い頃より、ヒーローに憧れた。
     強く、正しいものが羨ましかった。

     だから子供の頃に夢見たヒーローや、絵物語のヒーローのように、
     かっこよく、悪を一撃で倒す。

     そんなことを夢見ていた。

     強い拳には強い心が宿る。その逆もまた然り。
     現にプロデンス王や、ガープの拳と心は強く、その強さはわかりやすかった。
     憧れの対象だった。

     だからわたしも会得したのだ。
     ただ一つ、誰のものでもない一度だけのパンチというものを)






イエーゴ「くらえ! 必殺ぅぅぅ……!!!」








イエーゴ「唯一の拳〜アンパンチ〜!!!!!!!!!」

ゴォォオオオオオ!!!!!!








スカッ

イエーゴ「あ」

ルフィ「……真っ直ぐすぎる」ユラァ


















ルフィ「うぉぉおおおおおおおおおおおおあああああああああああああ!!!!!!」ビキビキビキ

ファッ



イエーゴ「え」

メッゴォォオオオオオ!!!!!!

イエーゴ「ごはぁっ……!???!??!!!!!」メリメリメリ

イエーゴ(これが、四皇の拳……!!!!?)メリメリメリメリメリメリ





……………………

……………………

海軍基地


ゾロ「さて、これからどうする?」

フランキー「奇跡的に結構な人数が合流できたからな、少し今後を考えるべきか」

チョッパー「よ、よかったって言えるのか!?
      だってウソップのやつこんな……こんな……!!」

ウソップ(狼男)「わんわん ヘッヘッヘッヘッヘ」

ゾロ「……しゃ、喋れる、よな?」

ウソップ「え、俺今何か言ったか?」

チョッパー「どうやら、その状態だと犬科の本能が優先される時があるみたいだな」



ブルック「あー、どーりで」

たしぎ(犬耳犬しっぽ)「んっ……んむ、ペロペロ……はむっ! あぐあぐ」

ブルック「どーりで、私今、たしぎさんにこんなに好かれちゃってるわけですねぇ」

たしぎ「骨……骨……んっ あむ」

ブルック「……」

チョッパー「なんかゾウで見たことあるなこの光景。やっぱり嫌か?」

ブルック「……いえ、ちょっと、たしぎさんだけなら私、このままでもいいかも」(////



たしぎ「はっ!? わたしはなにを!?」

フランキー「なにをってオメェ、かたくてふといの(大腿骨)にむしゃぶりついてたぜ?」

たしぎ「そ、そんなはしたないことを!?!?」(////

ブルック「すっごくよかったです」

たしぎ「ああ! 私ってばなんてことを!! すみません!!
    ああ、こんなにびしょびしょに……私、そんなに激しかったですか?」(////

ブルック「ええ、とっても」

フランキー「だっはっはっは!! おもしれー!」

チョッパー「バカヤロー! フランキー! あそんでる場合じゃねーぞ!
      この二人を何とかして治さねぇと……」

ウソップ「がるるぅ……骨、骨ぇ」チラッ

ブルック「あ、あの、ウソップさん? どうしてこちらを……まさかあなたまで……!?」




ゾロ「良い加減にしろお前ら!! 敵地だぞ!!」



 


スタスタスタ

ナミ「え、あれ!? みんな!? どうしてここに」

フランキー「んぁ?
      迎えに来たに決まってんだろーが!」

ロビン「お待たせ、みんな居る?」

ゾロ「……まだ一人いねぇな」



サンジ「ノジコお姉様を一人で行動させたのか!?」

フランキー「話しが早ぇな、つまりそう言うことだ。
      色々と状況が重なってこうなったんだが……
      どうやら中庭にあいつの姿がなかったらしい。

      わりぃ、俺の責任だ」

サンジ「責任問題はいい、とにかくお姉様がどこに行ったか探さねぇと!!」シュタッ

タッタッタッタッタッタ……



うるティ「え、行っちゃったでありんすか?」

ロビン「そうね。どこへ行くつもりなのかしら」

ナミ「でもサンジ君なら、特殊な見聞色使えるし見つけられそうよね」

ゾロ「ああ、あのエロ見聞色か」










カヤロ「安心したまえ。多分彼はちゃんと仕事をこなすだろうよ」

スタスタスタ





ゾロ「新手か?」

チャキッ
 


ナミ「あれ、あなたは……」

カヤロ「安心したまえ、味方だ。
    フランキー君は良くわかっていると思うがね」

フランキー「おうよ、あんたは信用できる男だ。
      俺に最強の武器を与えてくれた恩人だしな。
      んで、どうしたんだよ」



カヤロ「……少し困ったことになってね。助力を頼みたいのだが……」

ゾロ「……とは言っても、俺たちも脱出を控えてる身だ。
   手伝うにも時間も人も限られてるぜ」

フランキー「だからってぇ、恩人に手も貸さなけりゃ仁義が通らねぇぜ!!」



ウソップ「ふぉうだふぉうだ!! んべっ 
     そもそも困ってる老人を助けられなきゃ海の男じゃねぇ」

たしぎ「んっ……んむ、ペロペロ……はむっ! あぐあぐ」シッポブンブン

ブルック「あのぉ、私困ってる老人なんですけど」



ナミ「どうしちゃったのよ。そこの犬二人は……」

たしぎ「っ」ビクッ

ススス

ロビン「……なんか、ナミから距離を取っているわね」

ナミ「いや、あの位置ならロビンからも遠のいてるから」

ウソップ「おう、ナミ!! どうすりゃいい!? 指示くれ」キラキラ



ゾロ「こりゃ、あれだな。
   無意識にボスが来たと判断して
   かたや肩身の狭さに恐縮し、
   かたやボスに甘えてる飼い犬みてぇだな」

ブルック「怖がらなくてもいいんですよたしぎさん」

たしぎ「……」スン



カヤロ「うむ、君たちも大変そうだね……」

フランキー「まぁ俺たちも今はコソコソしてるが、どこかであの犬二人をどうにかして、
      撤退するつもりでいた。多分みんなそう考えてる

      あんたはどうしたいんだ?」



カヤロ「……ランボルトを止めなくてはならなくなった」



フランキー「……」

 


ゾロ「……中将か、厄介な相手だが……
   今の俺たちで勝算はあると思うか?」

カヤロ「いいや。難しいだろう。
    あるいは君達の船長なら、と思ったのだが……」



スタスタスタ

ルフィ「お、おう、待たせたな……」



ナミ「え!? ルフィ、はやっ」

ロビン「……幹部は?」

ルフィ「倒した」

フランキー「ものの数分じゃねぇか。あ、もしかしてワクチン使ったな!?」



ルフィ「ああ、やっぱ時間短ぇな。
    しかももうヘロヘロだし……」

たしぎ「む、麦わらっ!? 幹部を倒してきたって本当ですか!?」

ロビン「流石船長ね」

ナミ「どこも怪我してないみたいだけど……何? そんなに弱かったの?」

ルフィ「弱かねーよ。一撃くらったら危なかった。
    ていうかお前ら寄るな!! 女は寄るな!!

    今俺は……そのぉ……とにかく寄るな!!」(////



カヤロ「汎用ワクチンを持ってるのか!!
    なるほど、それがあれば……」



ルフィ「ん? なんだカヤロのじいちゃんじゃねぇか。
    お前こんなところで何してんだ?」

カヤロ「脱出計画中に悪いんだが、どうにか手を貸してもらえないだろうか」

ルフィ「なんだ。どうかしたか?」





カヤロ「……うちのバアさんが……ランボルトに、狙われている」





ウソップ「……!」

チョッパー「そ、それって」

ルフィ「……そうか。カヤロ」

カヤロ「……どうにか、頼む」

 



ルフィ「でも、あの婆さんを狙うってことはそうとう本気だぞ。
    話だけでも聞いてやればいいんじゃねぇか?」

カヤロ「はぁ?」

ルフィ「ランボルトは本気で婆さんを狙ってるんだろ?
    婆さんだってもう歳だし、もう一回女として見てもらえるなんてすげぇことだ!
    な、だから話だけでも」

カヤロ「何を言って、あ、まさか君」



ルフィ「?  恋愛的な意味で狙ってるって言ったんじゃないのか!?」



ナミ「文脈を読めっ!!!!」ゴン

フランキー「すまねぇ。
      うちの船長は基本アレだが、
      さらに今下半身でしか物考えられなくなってるから……

      少し説明の時間をくれ」

カヤロ「ああ、あと普通の人間は浮気をあまり容認しないってことも伝えてくれ」




………………

 

………………

ルフィ「なるほどな」




カヤロ「そう。双子悪魔の実は一つじゃなかったんだ。
    もう一つの双子悪魔の実は、うちの婆さんが食べていたんだよ」




フランキー「おいおい、初耳だぜ。そこまでは聞いてねぇよ」

カヤロ「話してないからな。
    しかし、実同士がお互いを感知できるようになるとは私も知らなんだ。

    思いもしない情報とは仕入れることもできないからね」

ゾロ「じゃあ何か? 今、その婆さんはランボルトに捕まっているのか?」

ナミ「大変! 今すぐ助けなくちゃ!」

カヤロ「……そうなんだが、まぁ、相手は老人だし、
    うちの婆さん次第で能力が使えるかどうか決まるから、
    そうそう手荒なことはしないだろう。
    おそらく、まだ時間はある」

ナミ「時間はあるけど、時間の問題よ。
   海軍には……あの男がいるじゃない。ねぇゾロ?」

ゾロ「……何の話だ?」

ナミ「……ねぇ? ルフィ?」

ルフィ「あ?」

ナミ「……ねぇウソップ?」

ウソップ「……あっ!! ジャンゴのことか!!」

ナミ「そう。催眠術師ジャンゴ。
   そうでなくても海軍なら人に言うことを聞かせる方法くらい知ってるでしょ。
   拷問や恐喝以外にも、ね」

たしぎ「ああ、あの胡乱な輩……
    確かに、彼の力を使えばおばあさんに言うことを聞かせることもできますね」



ウソップ「なぁ、肝心なことを聞いてない気がするんだけどよ。
     婆さんの能力てのは、何なんだ?」

ルフィ「シモシモじゃねぇのか?」

うるティ(地下ダンジョンの思い出が色々蘇る……)ドヨンド


 



カヤロ「……うむ、シモシモ……ああ、片方の実はシモシモだよ。
    もう片方の実は、モシモシの実。どこでも通話できる能力だ。

    それが二つ合わさることで、三つ目の能力を開眼する。

    それが、『モシモ』の能力だ」

ルフィ「……モシモ?」

カヤロ「パラレルワールドを覗かせたり、
    人の考える、もしもこうだったら、などの考察を読み取ったり、
    調子が良いとそれを具現化できる能力だ」

ウソップ「……シモシモ モシモシ……ああ、そういう?
     出来の悪いダジャレみたいだな」

カヤロ「悪魔の真意などしれないが、
    おそらくシモシモもモシモシも隠れ蓑で、
    本命がこのモシモの能力なんじゃないかと思っている」

ナミ「でもそれって大変よ。人の考えなんて無限大だし、
   そうすりゃ何でも出来ちゃうってことになるじゃない」

カヤロ「ああ、だから野心持つ者にこの力を使わせるわけには行かない……
    特に、あのランボルトのような考えは、私もあまり好ましくないのでね」



フランキー「性欲禁制世界、か。確かにそりゃ地獄だ」

ゾロ「そうかぁ? お前みたいなのは少し慎ましくしたほうが世のためにいいんじゃねぇか?」

フランキー「だははははは!! そいつは無理ってもんよ!!」



ナミ「……てことはもしかして、地下ダンジョンの通話ってモシモシの力だったの?」

ロビン「何かの通信機器があるんだと思っていたわ。機械音も鳴ってたし」

カヤロ「シモシモの実の能力としては不自然だろう? だから私がアドバイスしたのさ」



ルフィ「ていってもよ。そんなにヤベー能力なのか?
    そんな、世界を一気に変えちまうような能力なのかよ?」

ゾロ「能力者が婆さんだってのも気になる。

   そこまですごい力を出すには体力も使うだろうし、世界改変なんてできっこなさそうだ」

カヤロ「モシモの力に能力者の体力はあまり関係ないよ。
    ……習得すればわかるそうなのだが、モシモの力というのは、
    5あるいは6次元方向への力の作用なのだ」



ルフィ ウソップ ゾロ ナミ たしぎ チョッパー うるティ フランキー ブルック「?」



ロビン「……もしかして、並行世界に作用する、といったことかしら?」

カヤロ「その通りだ」

  



ロビン「モシモこうだったら、という並行世界に移動するだけの力は、
    モシモの実をもってすれば簡単にできる、というわけね」

カヤロ「そうだ。

    現にバアさんの能力で、一つとんでもないものがこの世に生み出されている。
    それが、『ヨセヨセの実』だ」

ルフィ「! 悪魔の実まで作り出せちまうのか!?」

カヤロ「この世の理さえかねかねん悪魔の実すら作ることができる能力だ。
    世界中に変異型ウイルスをばら撒くのだって容易だろう。

    あるいは、世界のあり方そのものを変えることだってできるかもしれん」

カヤロ「現状、どれだけヤバい状況かわかってもらえたかな?」



フランキー「ああ、当然よぉ。
      そうでなくても恩人の嫁さんだ。見捨てるわけにはいかねぇ」

ゾロ「船長命令なら、俺は誰でも斬る」

たしぎ「私はもとより、ランボルトを倒して拘束することが目的ですから……」


ブルック「と言ったところですが、どうします? ルフィさん」






ルフィ「……よし、わかった。
    けどまずは脱獄だ」






ナミ「ルフィ!?」

ルフィ「……カヤロ。婆ちゃんはまだ大丈夫なんだな?」

カヤロ「ああ。あの肝っ玉だ。動じることはないだろう」

ルフィ「そうじゃなくてよ。まだ助け出す方法があるんじゃねぇか?」

カヤロ「……何を、考えた?」




ルフィ「なぁ、もしかしてヨセヨセ屋の永住権って……

    シモバアが使ってるんじゃねぇのか?」





カヤロ「!!?」

 


ロビン「……そういうこと?」

ウソップ「なんでそうなる? というか、もし本当だとしてどこに気づく要因があった?」

ルフィ「……」

ナミ「やだ、ちょっとロマンチックじゃない」(////

ロビン「そういうことよね?」クスクス



カヤロ「ああ、その通りだよ。
    ……最初に我々が関わったのは、シルシルの実だった。
    その力を、情報の力を駆使して海賊団を結成し、新世界に入った。

    それで故郷に伝わる双子悪魔の実の伝承の真実を知り、
    手に入れた。

    それが、まぁ70年は前か」

フランキー「人に歴史ありだな」

カヤロ「モシモの双子悪魔の実を手に入れた私は、そこでバアさんと別れなくてはならなかった。
    理由はバアさんの病気だが……まぁ、そこで私は彼女にこの実を託したんだ。

    もし金が必要ならこれを売ればいいし、
    もし病気が治らなければ、これを食べて力を試すのでもいい。

    ……双子悪魔の実は、さくらんぼのような見た目だ。
    一つのツルに二つの実が付いている。
    それを二つ一緒に食べるなんて、正直命でもかけないとやってられないだろう?」

チョッパー「確か悪魔の実って、二つ食べると死ぬんだよな?」

カヤロ「そう言われているな。
    だが、バアさんは思いの外早くその身を食べた。
    双子悪魔の実は、それこそ双子。
    どういう理屈か一人の体の中に同時に存在できたんだ。

    そして」

ナミ「シモバアさんは、もしもカヤロさんに会えたなら、と、願った?」

カヤロ「……そう。それで我々の旅路に突然姿を現した悪魔の実が」



ヨセババ「この私、ヨセババの能力の実。
     『ヨセヨセの実』じゃよ」


 



ルフィ「あ? ヨセヨセのばあちゃんか!?
    なんで地下ダンジョンから……ああ、そういえば居たんだっけな?」

ヨセババ「そうじゃよ。

     シモバアの話に戻るがね、そうして合流したのがこの島、インガ島だったのじゃよ」

カヤロ「あ、ああ。その通り」

ヨセババ「ほんで、ここで私がヨセヨセするじゃろ?
     そしたら、病気の治った嫁さんと再開した若い二人はまずなにをすると思う?」


フランキー ルフィ「セックスだな」


ヨセババ「その通りじゃよ。
     三日三晩まぐわいに明け暮れて、気がついたらヘロヘロのパーじゃ」

カヤロ「……」

ヨセババ「しまいには、そのヘタレ具合に海賊団が愛想をつかしてね。
     カヤロ海賊団は解散。そして、この島で私らが暮らすことになった……と。


     これが、影の皇帝とまで呼ばれたバ・カヤロの、
     愛に生き、愛に死んだ半生じゃよ」



カヤロ「……恥ずかしい」(////



ナミ「あ、あー……でも、まぁ、悪い話だったとは思わないわよ。
   冒険より愛をとっちゃったんでしょ?
   恋愛的には、大団円じゃない?」

ルフィ「海賊としては死んでるけどな」

ウソップ「こらルフィっ! 人の人生だぞ」

カヤロ「いや、いいんだ。私も冒険を諦めた一人でしかない。
    今尚冒険を続ける意志を持っている君たちを尊敬するよ」

フランキー「もしかしてよぉ。この島が、
      新世界に疲れた者が先に意欲を失うって言われるのって……」

カヤロ「あ、ああ。多分私たちのせい、だね」

ヨセババ「私のヨセヨセ屋の繁盛によって数多の旅人がここで旅をやめた。
     そこに『影の皇帝もここで旅をやめた』という噂が更に臆病風を生み、
     今に至る」

ルフィ「ふーん……」


 



カヤロ「……」

ヨセババ「麦わらの あんたの言う通り、
     シモバアがウチの看板商品、永住権の利用者じゃよ」

ルフィ「……んなら。その永住権を切れば、シモバアは守れるんじゃねぇのか?」

カヤロ「っ」

ヨセババ「……そうなるね。
     だけど、永住権は一度切ると、もう二度と戻せないんだよ」



カヤロ「い、今から解除してどうする!?
    迎えに行くなんて……私はもう何十年と海に出ていないんだぞ!?
    
    航海の仕方も、海の上の揺れも、新世界の恐怖すら忘れた。
    こんな私が、どうやって彼女を迎えに行けばいいんだ!?」




ルフィ「……」

ヨセババ「どう思うね? 四皇」

ルフィ「……」








ルフィ「さっきの取り消す。
    カヤロはまだ死んでねぇ」



カヤロ「何を……」





ルフィ「今お前、真っ先に迎えに行くこと考えたよな?」

カヤロ「……っ」

ルフィ「迎えに行く以外の選択肢はねぇって顔だ。
    あんたなら海を渡れる。
    新世界の海だって、渡れる」

カヤロ「まさか……そんなわけが」

ルフィ「……強ぇやつを見てきた。
    強ぇやつは、年齢も種族も関係ねぇ。
    だが、本当に強いやつに共通してるのは、
    心が強いことだった」

カヤロ「……心など。私の心はもう折れてる」

ルフィ「冒険心はな。
    でも、シモバアのこと大切なんだろ? 冒険やめちまうくらい」

カヤロ「……ああ……っ!!」





ルフィ「なら、あんたにこれを託す」

チャリ






たしぎ「ちょ、あなた何を考えてるんですか!?
    それは汎用ワクチンですよね?」

チョッパー「それを託すことの意味、わかってるのか?」



ルフィ「俺はもう一回使った。
    次使うのはあぶねぇからやめた方がいいって、あるやつに言われてよ。
    
    で、こんなかだとランボルト倒す見込みが一番あるのは……
    
    カヤロのじいちゃんしかいねぇ」
    




カヤロ「こちとら90越えたジジイだぞ!?
    あんな力を前に……」

フランキー「……そういやあんた、あいつのランボル刀止めてたな」

ルフィ「あと、俺の見立てじゃこのおっさん。
    俺たち側の人間だぞ、フランキー」

フランキー「ああ、それはなんとなくわかる」

カヤロ「ギクっ!!!! な、何でそんなこと」

ルフィ フランキー「……カン」

フランキー「アナールホールドぉ? それなら、ワクチンの効きもかなりだし」

ゾロ「へっ 副作用の処理もお手のものってわけだ」


カヤロ「そ、そんなジジイを捕まえて持ち上げないでくれたまえよ。
    皇帝なんて呼ばれたのも何十年も前で」
    
ヨセババ「ああ、じゃあ夜の皇帝っていう異名は何日前の記憶なのかね」

カヤロ「ババっ!」



ナミ「……じゃあ、こう言うこと?

   今から私たちは、ノジコを探して合流する。
   多分サンジ君が解決してくれるけど……
   
   その間にヨセババさんはシモバアさんの永住権を解除。
   激昂するランボルトを……カヤロさんが」
   
カヤロ「荷が重くないかねぇ……?」

ルフィ「いいんだ。カヤロならやれる。
    基地の外まで行ったら……俺はもう一度中に戻る。
    お前らは船に待避だ」

ブルック「え、ルフィさんは戻らないので?」

ルフィ「流石に爺さんほっぽって行かねぇよ。
    最悪、亡骸を持ち帰るくらいはする」
    
カヤロ「殺すな!! っ、勝てないと思ったら逃げるからな! 私は……っ
    尻拭いは任せたぞ!!」
    
ルフィ「ああ、介護は任せろ!!」



 




ゾロ「ヤバそうなら俺も残るか?」

ルフィ「ゾロはみんなを船まで連れて行ってくれ」

ゾロ「……そうか、まぁ、それが妥当か」



フランキー「俺はノジコが心配だ。
      サンジの後を追わせてもらうぜ。
      チョッパー、万が一のことも考えてお前も来てくれねぇか」
      
チョッパー「わかった。
      それじゃあ、脱出路の確保はみんなに任せるぞ」
      


ナミ「わかったわ」

ロビン「ええ、任せて」

うるティ「あちきもやるでありんすよ。
     ペーたんに会うまではあんたらの味方してやるでありんす」

たしぎ「はい。私も尽力します」

ブルック「ヨホホホ! 両手どころか四方に花で、私、私今昇天しちゃいそうですぅっ!」

ウソップ「そして俺は長鼻」ボソ

ブルック「皆さん!! 今ウソップさんがすっごく面白いこと言いましたよ!!
     聞きました!? ねぇ!? ねぇ!?」
     
ウソップ「やめてえぇぇ!! 出来心なんだってぇぇぇ!!」

ゾロ「しんがりは俺だな」

ルフィ「ん、任せた」




ルフィ「よし、それじゃ各々行動開始だ!!
    この基地を、脱出するぞ!!!!」
    


………………

………………

ザビーダの部屋



ノジコ「……んじゃ、ランボルトって弱点はないわけ?」

ザビーダ「そ、そうだ。あの人は単純に強いだけ。
     そもそもワクチンすら意味がない。
     あの人は、生まれながらにしてウイルスに耐性がある。
     
     その体からワクチンが作られたから……」
     
ノジコ「なんだ。脱ぎ損かぁ」

パサッ

ノジコ「っと、パンツ見えちゃったね」

ザビーダ「ああ、そこまでサービスしてもほんとうに知らないのだ!!
     サービスには適正な等価を払いたいが、
     私には……私にはあのランボル刀が実はワノ国製であることとか……
     ああ、あとは君にこの柚子の紅茶を上げることしかできないっ」
     
ノジコ「それはもらっておきたいけど……
    そっか、本当にあんたあの中将の弱点は知らないんだね」
    
ザビーダ「ああ、そうなのだ。
     見せてくれるのはとてもありがたく、ああ、
     うむ、とても刺激になった。
     でもこれ以上は生殺しだ。
     
     そ、それか、その」
     
ノジコ「……手出したら、流石にあたしも抵抗するけど?」

ザビーダ「手は出さない。ただ、そのまま……そのままでいいから、
     ………………」
     
ノジコ「……」



ザビーダ「見ヌキ、させてくれないか」ゴクリ



ノジコ「……等価は?」ゾクゾク

ザビーダ「……あのシーダルの犬避けにもなる、芳香剤とか……?
     す、すまない! 本当にもう君の力になれるものがないのだ!
     ああもう、現金でいいか!? 現金ならあるぞ!?」
     
ノジコ「いいよ別に、あんたがここで時間食ってくれるならさ……」

スッ

ノジコ「あたしはここで勝手にくつろいでるから、
    見てヌくくらい、勝手にしなよ」
    
ザビーダ「っっ……!!!」



ノジコ「……」

ノジコ(やべー……
    あたし、彼氏?いるのに、他人に見ヌキさせようとしてる……
    
    触らないっては言ってるけど、
    これ、かなりアブない状況だよね)

 


ザビーダ「んぬっ……しかし、その」

ノジコ「それとも……
    もっと脱がないとヌケない?」ドキドキ
    
ザビーダ「っは、はぁ……はぁ……」



ノジコ「もう一枚……上か、下か……
    選んでもいいんだよ?」ゾクゾク
    
スッ……

ザビーダ「はあ、はあ、はぁ……っ!!」



ノジコ「それとも……全部、脱がないと……だめ?」ゾクゾクゾク

ザビーダ「はあはあ はあはあ っっ……!! ぅっ」


>>ザビーダ

1 上
2 下
3 全部
4 ていうか……もう射精た。



ザビーダ「……あの、だな」







ガチャ ガチャガチャガチャ


サンジ「ノジコお姉様!! そこにいるのはわかってる!!
    今俺が、助けに来たゾォおおおおおおお!!!!」
    
ガチャガチャガチャ



ザビーダ「!!!!!」

ノジコ「!!!!」


ザビーダ「マズイ。あれは仲間か? 仲間だな?」

ノジコ「え、ええ」

ザビーダ「この状況は、どう見られるかわかるよな!?」

ノジコ「……まぁ、どう見ても……

    個室に幽閉されて、乱暴されつつある状況……に見えるよね」
    
ザビーダ「名誉的にも色々マズイし! なにより君だってその姿を見せたくないだろう?」

ノジコ「んー、でも今見せるの楽しくなってきたところだし」

ザビーダ「なんだ君楽しんでたのか!? そうとわかってれば……
     ああいや、今はそれどころではない!!」
     
ドッゲザアァァァァァァ!!!!
    
ザビーダ「頼みがある!!」

ノジコ「……何?」

 






ザビーダ「服を!! 着てくれ!!!!」ゲザァ





ドン!! ドン!!

サンジ「いま、ドアを破るぞぉおおおお!!!!!」





ノジコ「……イーヤっ」ニコ

ザビーダ「ぶひょっ」





バァァァアアアアアン!!!!!

サンジ「はぁ、はあ……お姉様……今助けに」






半裸のノジコ「……」

何かイカくさい豚のミンク「……」















サンジ「……」

ノジコ「……」

ザビーダ「……」

 



サンジ「っ」ファッ

ズドム

天井「ドゴっ!!!!」

ガラガラ↓↓↓




ザビーダ「……ん?」↑

サンジ「下ごしらえは、もう一段階」

ズドム

2階の天井「ドゴっ!!!!」

ガラガラ↓↓↓




ザビーダ「……んん?」↑↑



サンジ「さぁ、ショータイムだ。
    お姉様、これを」
    
上着「ファサァ」

ノジコ「あ、サンジ君。あのね、これは」

サンジ「いいんだ。何も言わなくて。
    聞いて欲しいならあとでたくさん話を聞く。
    ああ、いや、ルフィにでも聞いてもらえばいい」
    
ノジコ「あ、だめだね、こりゃ、聞く耳ないわ」



ザビーダ「……っ なんだ、黒足、空中戦でもする気か!?」

サンジ「口を開くなクソ豚がぁ!!!」

ビュォッ!

ザビーダ「んんっ!?」

ザビーダ(速すぎるっ……!!? いつの間にっ足元に!?)

サンジ「天にも昇るぜ、本日のディナーはよ……!!」

ズドムっ!!!!!↑↑↑

ザビーダ「うぼぉぉおおおおおおお!!!!」↑↑↑

ザビーダ(下段からの蹴り上げっ 浮いた! 浮いたぞ!? 俺の体が浮いた!?
     体重、200kgを越える体が人間の蹴りで浮いた!?)
     
ふわっ

 


サンジ「っ まだまだっぁあああああっ!!!!!」↑↑↑↑↑↑


ズドドドドドドドドドドドドっ!!!!!!↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑

ザビーダ「おぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼっ!!!!!」↑↑↑↑↑↑↑↑



ザビーダ(いや、効果音違うっ! ふわっ じゃない!!!!)

ギュオオオオオオオォォオオ↑↑↑↑↑↑↑↑

ザビーダ(そう、それ!! 今俺は、飛んでる!!
     豚なのに飛んじゃってる!!!! 『跳ぶ』じゃない!!)
     


ズドドドドドドドドドドドドっ!!!!!!↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑

ザビーダ「おぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼっ!!!!!」↑↑↑↑↑↑↑↑

サンジ「オラァァぁぁああああああああああああ!!!!!!!」

ギュオオオオオオオォォオオ↑↑↑↑↑↑↑↑



ズドドドドドドドドドドドドっ!!!!!!↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑

ザビーダ「おぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼっ!!!!!」↑↑↑↑↑↑↑↑

サンジ「まっだまだだあぁぁぁぁぁぁぁぁああああ!!!!!!!」

ギュオオオオオオオォォオオ↑↑↑↑↑↑↑↑





地上のノジコ「あーぁ、見えなくなっちゃった……」

地上のノジコ「……今のうちに服着ちゃお」

地上ノジコ(あんまりにも悪いから、あとで名誉だけは守ってあげよう……)










ザビーダ「ぐ、ぬぬぅ どれだけ打ち上げれば気が済むのだ!?」

サンジ「空島まで付き合えよ!!」

ガッシ クルッ

ザビーダ「!?」↑↓

サンジ「それが嫌なら、ここで折り返しだ」↑↓

 



ザビーダ「あ、いやちょっと、ここで見放されると……」

サンジ「何か困ることでも?
    ただ、ここからお前は落ちるだけだぜ?」
    
ザビーダ「ここって……ここってお前、
     インガ島が小さく見えてるんだがね!?
     落ちるだけなら覇気でなんとか耐えれたらって思うけど」


     
サンジ「そりゃそうだよなぁ。
    だからこそのディナーの仕上げが必要だ」



    
ザビーダ「ああ、そうか、そうだよな!?どうせ蹴り落とすつもりだろう。
     だがな、俺だって空中で戦う準備くらい……」スカスカ
     
ザビーダ「……あ、あれ? 準備、くらい……?」スカスカ
     
サンジ「どうした?」

ザビーダ「……」スカスカ






ザビーダ「なぁ黒足……なんで……なんで俺は、
     武器を持っていないんだろうなぁ」シクシク








地上のノジコ「ごめんねザビーダ。
       手癖が悪いのは、妹譲りなんだ」
       
剣「……」









サンジ「知るかボケェぇぇぇぇええええええええええええ!!!!!!!!!」

サンジ「地中壊風接吻〜メディテラーノキッス〜」

ズッッドム!!!!!!!!!!!!!


 




ザビーダ「おごおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!」↓↓↓↓↓↓↓

ギュォォオオオオオオオオオオオオオオオオオ↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓


ザビーダ「おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!」↓↓↓↓↓↓↓

ギュォォオオオオオオオオオオオオオオオオオ↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓


ザビーダ「おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!」↓↓↓↓↓↓↓

ギュォォオオオオオオオオオオオオオオオオオ↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓





ザビーダ「おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!」↓↓↓↓↓↓↓

ギュォォオオオオオオオオオオオオオオオオオ↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓








ザビーダ「おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!」↓↓↓↓↓↓↓

ギュォォオオオオオオオオオオオオオオオオオ↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓









ザビーダ「おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!」↓↓↓↓↓↓↓

ギュォォオオオオオオオオオオオオオオオオオ↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓











ザビーダ「おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!」↓↓↓↓↓↓↓

ギュォォオオオオオオオオオオオオオオオオオ↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓






ザビーダ(中庭の地面とキスする直前。
     俺は思い出した。
     
     そう言えば俺、電伝虫になんて言ったっけ?)
     


……………………
 

……………………

ザビーダの部屋


ノジコ「よ、いしょっと」ゴソゴソ

ヒュゥゥゥゥゥゥゥゥ

スタッ

サンジ「お待たせ、ノジコお姉様」

ノジコ「さっき中庭の方からすっごい音したけど、もしかしてやっつけた?」

サンジ「ああ、奴さん今ごろ地面と熱烈なキスしてる頃さ」

ノジコ「…………一応、彼の名誉のために言っておくけどね、
    あれは色仕掛けしてただけで、彼からは一つも手出しされてないから」
    
サンジ「どちらにせよ敵幹部だ。倒すつもりだったさ」



フランキー「サンジ、悪いな。尻拭いさせちまった」シュタッ

チョッパー「ノジコ!! 大丈夫か!?」ピョコピョコ

ノジコ「んーん、平気」

サンジ「さて、俺たちはこのまま脱出だ。
    ノジコお姉様、お手を」
    
ノジコ「……」

サンジ「お、お姉様?」

ノジコ「あのさ、ものは相談なんだけど……」



………………
 

………………

真っ直ぐ脱出組



ゾロ「はぁ、はぁ……」タッタッタッタッタ

ウソップ「はぁ、はぁ!!」タッタッタッタッタ

うるティ「はぁっ はぁっ」タッタッタッタッタ

たしぎ「ハムハムっ ぺろぺろっ ふむっ んっ……はみはみ」

ブルック「はぁ、はぁ……!! あの、綺麗な女性に、腕しゃぶられて
     幸せだけど……幸せだけどぉ!!
     今は逃げるのに集中しませんかねたしぎさん!?」タッタッタッタッタ

ナミ「たしぎはどうしちゃったのよ!? 
   さっきから犬耳つけて尻尾つけて、
   ブルックをひたすらしゃぶってるしっ!!」タッタッタッタッタ
   
ロビン「……犬耳……可愛い」タッタッタッタッタ

ルフィ「わかんねー! わかんねーけど!! なんか、
    なんか後ろのやつが知ってそうな気がする!!
    
    だって!!」タッタッタッタッタ

    
    

シーダル「シーッシャッシャッシャ!!!!
     お前らも犬になれぇぇぇぇえ!!!!」

ワイルドウルフ「うがるるるるるるるるううう!!!!!」

狼男「にくぅ! にくううううう!!! あと骨!!!!」

犬のミンク「骨! 骨っ!!」

秋田犬「わんわん!」

柴犬「わんわん!!」

チワワ「ギャンギャンぎゃんぎゃん!!」




ルフィ「あんなこと言ってっし!!
    犬連れてっし!!」タッタッタッタッタ

    
 


シーダル「シャシャシャ!!! 待てぇぇぇ!!!」タッタッタッタッタ

ロビン「っ ちょっとあなた!!」タッタッタッタッタ

シーダル「え? な、なんだ!?」タッタッタッタッタ

ロビン「待ったら何分もふもふさせてくれるの!?」タッタッタッタッタ

ナミ「待つな!!」ビシッ



うるティ「うおっ! 年上にも突っ込めるんだ、ナミすげぇ!!」タッタッタッタッタ

ウソップ「いや、意外とあそこのパワーバランスは最近ナミのが上だ!!」タッタッタッタッタ



たしぎ「ふんふん! はむはむっ」ペロペロ

ブルック「ああん! ちょっとぉ! たしぎさんそこは鎖骨!!
     私に肉と皮と性欲があったら、かなりダメなところ!!」タッタッタッタッタ
     
たしぎ「はっ! 私は一体何を!?」

ナミ「あんたもちょっとは本能に逆らいなさい!!」タッタッタッタッタ




ぼわぁんっ

たしぎ「あ! なんか、頭が軽くなったような……」タッタッタッタッタ

ウソップ「お、俺もなんか、鼻が軽くなったような」タッタッタッタッタ

ブルック「よ、よかったですね二人とも!
     犬じゃなくなりましたよ!!」タッタッタッタッタ





シーダル「ぐっ くそう、ドッグテイムには時間制限があるのか。
     だとしても、誰か犬化させて混乱を誘うのは正解のはずだ!!

     
     
     喰らえ! ドッグテイム!!!」

     



>>直下
標的 複数可

1 ルフィ
2 ウソップ
3 たしぎ
4 ブルック
5 ロビン
6 ナミ
7 ゾロ



>>その次

獣度合い

A まんま犬
B 犬ミンクくらい
C マズルと耳と尻尾
D 耳と尻尾だけ
 

ぼわぁぁん

ナミ「きゃっ!」ヨロッ

ロビン「あっ……」ヨロッ



たしぎ「!? あ、泥棒猫が……泥棒犬に!!」タッタッタッタッタ

ナミ「な、何よこれ!! ワンダみたいな、犬ミンクにっ!?」タッタッタッタッタ

ロビン「いいえよく見て。ナミ、全然違うわ!!
    ワンダはレトリバー系でしょ!?
    
    あなたは柴犬、私はハスキータイプの犬種よ!!」タッタッタッタッタ

    
ナミ「犬種の問題じゃなくて!! 
   とにかく犬ミンクになっちゃったってことでしょ!?」タッタッタッタッタ

   
ルフィ「……」ジーッ

ゾロ「おいよそ見すんな! ルフィ、ルフィ!?」タッタッタッタッタ

ルフィ「ミンクもいいんだよなぁ……抱き心地」タッタッタッタッタ

ゾロ「色ボケ船長前みろゴラァぁああああああああああ!!!!!!」タッタッタッタッタ



シーダル「シャシャシャ!!!! 見事にいい女達を犬にしてやったぜ!!
     さぁ、ここに来て取り出したるは……
     
     今度こそわんチュール!!!!」どどん
     


ウソップ「げっ! 気をつけろ! ナミ! ロビン!」タッタッタッタッタ

たしぎ「犬化している時は犬的欲望に逆らえません!!
    だから、ワンチュールを見ると……っ」タッタッタッタッタ

    
    

柴犬「わおーん!」ガバッ

秋田犬「わおーん!!」ガバッ

チワワ「ンギャウッグググググギャウギャウガオガオ!!」ガバッ

ワイルドウルフ「がおーん!!」ガバッ

狼男「ゴッシュジーン!! ちゅーるちょーだーぁぁぁい!!」ガバッ

犬ミンク「ぁあん、ご主人様ぁー! わたしにもちゅーるー!! がるちゅーるー!!」ガバッ

シーダル「お前らにはさっきやっただろ!! やっただろって!!
     あ、もう! もうしょうがないんだからー!!」ナデナデ



たしぎ「ああなってしまうのです。わかりましたか!?」

ブルック「……あのぉ……」

たしぎ「なんです?」

ブルック「もしかして、あの人の周りに群がってる犬の中に……
     柴犬のミンクとハスキーのミンクいませんかね?」



シーダル「お手」

ナミ「わんっ」

シーダル「お手」

ロビン「わんっ!」



ゾロ「何やってんだお前らぁぁぁあ!????!!」
 

 


ナミ「はっ! 本能がチュールを欲してしまったわ」ペロペロ

ロビン「逆らえない何か、魔力的なものがこのチュールにはあるわ」ペロペロ

ブルック「いえ、それはあくまで強烈な旨み成分で……
     あと、やっぱりチュールには骨の誘惑負けてしまうんですね。
     ちょっとショックです」
     
うるティ「何凹んでんだよ!!」



シーダル「しかしちょうどいい!!
     これでお色気成分は取り除けたぞ」
     
うるティ「……あちきとたしぎはお色気にカウントされないんでありんすかね?」

たしぎ「露出度の問題だと思います」
     
ゾロ「あぁ? お色気がなんか意味あんのかよ」

シーダル「あるともさ!!
     なぜなら俺の地雷はこれで完璧に除去された!!」
     
ルフィ「……地雷?」

ゾロ「ああ。ワクチンの効果は、なんか、エロ要素?的なもので消えることがあるらしい」

ルフィ「あぁ? エロけりゃいいのか?」

ブルック「いえ、個人個人に性癖があるように、
     地雷も人それぞれなのだとか……!」
     


シーダル「………………そう、だったはずなんだよなぁ」スン

犬ミンク「あ、ご主人が落ち込んだ。元気出してっ がるちゅっ がるちゅ」スリスリ

狼男「おい、ご主人に地雷の話するなよ!!
   それ自体が地雷なんだぞ!!」
   
ワイルドウルフ「がうがう!!」



ルフィ「なんだなんだ、なんか始まったぞ」

シーダル「あいつらはいいよ。ワクチンの地雷、わかりにくいもんなぁ。
     でも俺のワクチンだけよ。違うのよ。
     
     試作品だから! ムラムラするとそれだけでワクチン切れちまうんだ」

ルフィ「……」

シーダル「だから! お前らのお色気担当がいなくなって俺はセイセイするってもんさ!
     なぜならうっかりこの幅広い地雷を踏み抜いてくれることがなくなったんだからな!!」



ウソップ「……おい、なんか言ってるぜ、ルフィ」

ルフィ「ああ、あいつはダメだな。わからせねーと」



 


ルフィ「おいお前ぇ! そこの犬ミンク触ったことあるか!?」

犬ミンク「なによ! いっつも撫でてもらってるわよ!!」

ルフィ「……おっぱいもか!?」

犬ミンク「そこはまだよ!!」

シーダル「ま、まだとかいうなよおい。俺とお前は……」

犬ミンク「えぇっ!? てっきり、ドッグランの中でも私だけ性欲目的で飼ってるのかと!!」

シーダル「俺の中では等しく犬カテゴリー!! そして、愛すべき俺の家族ぅぅ!!」



ルフィ「ミンク族はな……エロいぞ」



シーダル「っ」どくん

ルフィ「舌の感触を、覚えてるか?」

シーダル「あ、ああ……」

ルフィ「毛並みの気持ちよさ。
    耳を触った時の甘え声……無意識に匂いを嗅がれる時のくすぐったさ。
    お前、しらねぇわけねぇよな?」
    
シーダル「あ、やめろ、やめろ! 意識させるな!!」

犬ミンク「ご、ご主人?」

シーダル「うあっ! く、くるな。あ、いやお前を否定してるわけじゃなくっ」ズリズリズリ→


どんっ

ナミ「ねーぇ? あんた、まだチュール持ってんでしょ?」ハッハッッハ

ガシっ

ロビン「チュール、ある?」ハッハッハ



シーダル「うぉほっ……!!」

シーダル(特盛が四つ……!!)



犬ミンク「ご主人に触らないで! ご主人と交尾するのは、私なんだから!!」

ぎゅむぅっ!!!

シーダル「ああ! だめぇぇええ!! ハグしないで! 意識しちゃう!!」

むにゅぅん サラサラ

シーダル(やべぇぇぇ!! 胸の感触と、毛の感触が!! 気持ちよスギィぃぃ!!)



ナミ「チュールよこせって言ってるだけでしょ!?」

ロビン「そうよ、チュールよこさないと全員もふもふするわよ」

犬ミンク「とにかくご主人からはなれてっ!」


シーダル「ああ、ああ」

シーダル(犬娘が俺を取り合ってる……!!……?
     やばい、やばい、目覚めそう! ケモに目覚めそう……!!!)
     


シーダル「やめろぉ! 俺は、俺は犬をそんな目で見れないし!」

犬ミンク「私じゃだめ? ご主人」クゥゥン

シーダル「はぅぁっ!」キュン






狼男「がんばれぇー! あとちょっとだ!! 長年の恋をかなえろ!!」

ワイルドウルフ「がおがおん!!」

ナミ「押し倒しなさい!! チュールを落とすかもしれない!!」

ロビン「もふもふ」

秋田犬「ヘッヘッヘッヘッッヘ」



シーダル「……」

犬ミンク「……」

シーダル「……ぐ、っが」シュゥゥゥゥゥゥゥゥ



狼男「おお! ご主人のワクチンが抜けたぞ!! ということは」

ワイルドウルフ「が、がおがおん」

ナミ「チュール持ってないのか!! ちっ」ゴソゴソ

ロビン「もふもふ」

柴犬「ヘッヘッヘッヘッッヘ」



シーダル「お、俺は、お前を……お前をエロい目で見ないようにしてきたのに、
     それがお前にとっては苦痛だったのか……そうか」
     
犬ミンク「ご主人。わかってくれたんだね」

ガシっ

犬ミンク「……じゃ、交尾だ」

シーダル「なんでそこでワイルドさ出ちゃうかなー!?
      今は仕事中だっての! あいつら捕まえないとっ!」



ナミ「ルフィー! 私も交尾ー!」シュバッ

ロビン「ああっ、ルフィ、ガルチューさせて」シュバッ

チワワ「ギャウギャウ」

ルフィ「お前らもアテられてんじゃねぇ!!」ドンっ ドンっ



ブルック「……あー、骨よりも交尾ですか。
     や、流石にそれは負けても仕方ないですけど」
     
ウソップ「ロビン! そのチワワは返してやれ!!
     連れてくるな!! 返しておくぞ!! いいな!!?」
     
うるティ「ばいばい」

チワワ「キャンキャン」

 



シーダル「はぁ、はぁ……とにかく、ワクチンが完全に切れる前にお前らを始末だ!!
     俺は知ってるぞ!?
     
     お前らをはじめとして大体の人間は、動物を殴れねぇ!!」
     


ウソップ「なにをぅ!? こちとら締めるところは絶対締めると噂の、
     犬斬りのゾロ十郎がいるんだぞ!!?」
     
ゾロ「人聞きの悪いこと言うな!! 犬なんぞ斬ったことも……
   ……なかったような気がする」

ウソップ「ほれみろ! 斬ったやつのことなんか覚えてねぇ冷血漢だ!!
     行け! 犬斬りゾロ十郎!! 犬ごとあいつを斬ってやれ!!」


ゾロ「ダメだ」

ウソップ「なんでぇ!?」

ゾロ「……犬が、可哀想だ」

ウソップ「……」

ルフィ「……」

ゾロ「犬は可愛いだろ」

ウソップ「うん」

ルフィ「うん」

ナミ「やだもう可愛いだなんて……正直なんだから」ペロペロ

ロビン「ガルチュー……ガルチュー」スリスリ



ブルック「なんですかね。犬化すると、話聞かなくなるんですかね?」

うるティ「犬だから耳良くなってるはずなのに……」

たしぎ「本能が勝っちゃうんですよ……」




ゾロ「……犬が居ると斬れねぇ」

ウソップ「……」



ウソップ「聞いたか!!!? 今すぐ犬をよけろ!!!!
     お願いします!!!!」
     


シーダル「誰が除けるかバーカ!!!
     犬ちゃん達! 一気にかかれぇっ!!!」

     
     
     
 



ノジコ「はーい、お届け物でーす」

ギャルギャルギャルギャル……


シーダル「あん!? なんだお前!?」

ノジコ「ザビーダさんからお届け物です」

シーダル「ザビーダ!? まさか、今度こそワンチュールを箱で!?」



ノジコ「フランキー、そろそろ止まるよ」

ギャルギャルギャルギャル……

フランキー「新形態! 『俺キャリー』!!
      この形態は、俺さまを箱状に変形して脚部をキャタピラにすることで、
      俺を使って物を運搬することができる形態だ!!」
      
ギャルギャルギャルギャル……ピタッ

サンジ「ここでいいのか?」

ノジコ「OK。犬の近くに転がるように」

チョッパー「いくぞっ!」



サンジ「ちゃぶ台」

チョッパー「返しっ!!」

ザバァァァァァァァァアアアアアアアアアアアアッ
ザラザラザラぁぁぁぁ……








ナミ「う!」ビクッ

ロビン「くっ!」ビクッ

シュバっ

がしっ

ルフィ「ん なんだ?」ヒョイっ

シュタッ!




ウソップ「ええええええ!? ルフィが、ナミとロビンに拉致られたぁ!?!?」

うるティ「ていうか何転がしてんだあいつら! 匂い、キッツ!!!!」



もわぁぁーん



ノジコ「これはザビーダの部屋にあった芳香剤っ
    これがばら撒かれたら、犬科の鼻は全員ダメになるはずっ」
    

 



柴犬「クゥゥン!!」

秋田犬「クゥゥゥン!!」

チワワ「ギャンギャンギャンギャンギャン!!」

ワイルドウルフ「がうーーーーーーぅぅん!!」ビクン

狼男「むり! むりこの匂い無理! ご主人戻してっ!!」

犬ミンク「ぎゃぁぁぁ!! あの匂いがするっ!! だめ、この匂いダメっ」



ぼわぁん





シーダル「ああ、犬ちゃん達……っ」ぽつん




ゾロ「……よぉ」どどん

シーダル「あ、ああ、い、犬斬り……」

ゾロ「犬は斬れねぇけどよ、人は斬れるんだわ」ニヤッ

チャキ




シーダル「っ……こ、こうなったら……一か八か!!!!」

シーダル「ドッグラン!!」



シーダル(能力の覚醒で俺は、ドッグランの深淵に辿り着いた。

     そこにはいたんだ! 今までの犬ちゃん達とは違う、
     見つけてはいけない存在を……魔界の生物を)

     
     


     
ドッグラン結果
>>直下のコンマ


00 九尾狩の狸 ※存在するだけでそこにいる全員セックスのことしか考えられなくなる。
01〜10 九尾の狐 ※一味の一人に淫紋をつけ、即セックスしないと死ぬ体にしてくる。
11〜30 赤い狐 と 緑のたぬき ※シーダルの意思に関係なく特定の条件で催淫効果をばら撒く。だがシーダルは斬られる。
31〜99 人面犬 ※ハズレ シーダル本体斬られて終わり。ナム。

………………

ドッグラン内



シーダル「なぁ、出てくれないか?
     九尾狩のダンナぁ」
     


九尾狩の狸「ふん、ふん、ふん」

バスっ バスっ バスっ バスっ

七尾の狐「おん! ぉお゙ん!! んぉおっ! ぉぉん!!」

九尾狩の狸「……はぁぁあ」



バスっ バスっ バスっ バスっ

七尾の狐「あああ゙っ! 狸おちんぽ、いいっ! いぐ、ぎうっ!! いぐっ!!」ビクンビクン

ビチャビチャビチャ……

九尾狩の狸「あーらら、もうイっちゃった。
      やっぱ尻尾7つの娘っ子ではこの程度か」

ぬぼっ ぼろろっ

シーダル「でっっっっか……」



九尾狩の狸「ほれ、扱いておくれ」

七尾の狐「は、はいぃ」

ヌリュ ジョプッ ヌリュッ ジョプッ



シーダル(……狐ってのは、歳を重ねるたびに尻尾の数が増えるという。
     そして妖力だか魔力だかを備えると、さらに尾の数が増える……
     
     話によると、五を超えた狐はもはや人智を超えた存在で……
     九尾ともなると国を傾けることを戯れとして嗜むようになる)
     

七尾の狐「んっんむっ んぼっ……んむぅんっ  ん」

ジュポ ジュポ ジュポ ジュポ ジュポ ジュポ

九尾狩の狸「おほおほぉ、自ら咥えるとはよくできた娘じゃの。
      どれ、褒美をやろう」
      
ビュルルルウウッ

七尾の狐「がぼっ ……ごぼっ」

ビュゥウゥゥゥゥウゥウウゥゥゥゥ ドプッ ドプッ

七尾の狐「あぐ、んぶっ……がぼっ……んぐっ」ビクンビクン



シーダル(邪婬の限りを尽くしてようやくなると言われる七尾を、
     いとも簡単に籠絡し、喰らう。
     それがこの九尾狩の狸。
     
     伝説の九尾の狐すら何度もこいつに喰われて邪婬のさらに先に落ちていると聞く……
     このドッグランから通じる魔界で聞いた話だ)
     

 



九尾狩の狸「……足りぬなぁ」



シーダル「……七尾を捕まえて足りねぇって、そりゃあんたには九尾の狐も尻尾を振るだろうが……
     そんなもん俺には用意できねぇよ」
     
九尾狩の狸「あいや、お前さんにそこまで求めやせんよ。
      ……そもそも、なんでこれが魔界と通じてるかなんてのも知らんじゃろお前」
      
シーダル「……知ってるぜ」

九尾狩の狸「おや」

シーダル「ベガパンクの研究の一環だろ?
     伝承だけで言われる魔界とやらに踏み込むためには、この悪魔の実の中に入るしかなかった。
     内部を研究し、異次元へのアクセスを成功させたのがこの、イヌイヌの実 モデル『ドッグラン』
     ……しかしそこには、幻獣すら喰らう、触れてはならないとされるあんたがいた。
     だからこの実は封印されていたんだ」
     
九尾狩の狸「……」

シーダル「……おそらくあんたですら、ここでは門番かなにかなんだr……」



九尾狩の狸「よくないねぇ。
      足りない上によくないねぇお前は」

ぬっ



シーダル「げぇぇっ!? なんでそのご立派様を俺に……!? 雄クセェっ!!」

九尾狩の狸「たまには人間でも喰らおうかね」

シーダル「やめてくれ!! あ、いや、やめてください。
     態度がデカすぎたか? すまねぇ、ちょっと大きな気持ちになっちまいました。
     覚醒したてで、な。すみません」
     
九尾狩の狸「謝れる子は好きだなぁ。これからもその付かず離れずの精神でいきましょ。
      とにかく、今そちらに手を貸すには足りないのだよ」
      
シーダル「何がだ?」

九尾狩の狸「淫の気、とでも言おうかの。
      ああ、いい匂いが二人、いや片方はオイル臭い。
      一人いる。あれならあるいは、私を呼べる代物か……だが足りない。
      周りの淫の気が足りなさすぎる」
      
シーダル「だってよ! 俺たちはランボルトに『ヤらずの誓い』たてさせられてるんだぜ!?
     淫の気が足りないって要するに、『もっとヤれよ!』ってことだろ?
     どうしろってんだ!」
     
九尾狩の狸「まぁ、あんたがやらなくても良かったんだけどねぇ」

シーダル「はぁ? って、ああ、そう言うことか……俺に狐の真似事でもさせる気か!?」

九尾狩の狸「じょーっじょっじょ!! それは面白い!!
      やってもらいましょか」
      
シーダル「勘弁してくれ……そう言うんならその淫の気とか言うのを誘い出せる、なんかいいの貸してくれよ。
     そっち側はあんたの管轄なんだろ?」

九尾狩の狸「はぁ、んじゃあ、七尾ちゃん、あれ貸してやんな」

七尾の狐「え」

七尾の狐「……いーやっ」

シーダル「え」



………………

………………

シーダル「ち、力を貸してくれ!
     九尾狩の旦那!!」

     
     
ぼわんっ


人面犬「………………」プルプルプルプル



ゾロ「……」

シーダル「……」

ゾロ「……」

シーダル「か、かわいいだろ!?」


人面犬「……何ここ、クッサ…… 帰るわ」

ぼわんっ



シーダル「あっ! いなくなった! ちょっと待って!!」

ゾロ「三刀流奥義……」ギリリ

シーダル「あ゙」



………………

………………

海軍基地 どこかの個室

ルフィ「はぁ、はぁ……なにすんだ、お前ら……今、脱出中だろ」



ナミ(犬ミンク状態)「そうだけどぉ……さっきの子が、あんまり交尾交尾言うし……」ペロペロ

ロビン(犬ミンク状態)「ルフィの匂い嗅いでたら……なんかもう、我慢できなくなって……っ」ペロペロ


ルフィ「……そもそもなんで拉致った!?」

ナミ「え、だってあの匂いがルフィについたら交尾できないと思ってっ」

ルフィ「ぁー、あれか、お前らがそこまで興奮してんのは、
    俺のワクチンの副作用のせいだな」

ロビン「副作用……」クンクン

ロビン「よくわからないけど、エッチな匂いがする……っ」クンクン

ルフィ「ミンク族はそういうの匂いでわかるらしいかあな」

ナミ「……」クンクン

ロビン「……」クンクン

ルフィ「ケツを嗅ぐな!!」サッ



ナミ「……あの、さ。ルフィ……このあと、インガ島を出るわけでしょ?」モジモジ

ロビン「そうよ。ならまた船の上ってことになるわ。
    それじゃ、私たち困るのよ」
    
ルフィ「……お前らの言いたいことはわかった。
    俺も同じ気持ちだけどよ。
    流石に今するのはヤベェ気がしねぇか?」
    
ナミ「何言ってんのよ!? あんたそんなギンギンで、このあとランボルトと戦える!?」

ロビン「そうよ。それに私たちだって、ほら」

トロォ……


ロビン「こんなに濡らしてる女を放っておくなんて、無責任じゃなくて?」

ナミ「さっさと、するわよ!」



ルフィ「あー! やめてー! 食ーわーれーるー!!」

グイッ

ナミ「隙ありっ」

ボロン! ビタン!

ナミ「きゃんっ!! っ! 元気すぎてチンポで鼻打っちゃったじゃないのっ」

ロビン「ん、おちんちん……っ おちんちんっ」クンクン

ルフィ「おいおい、本当に食いそうな勢いだな。
    くそー、こんな時でなかったら、もっと時間かけて楽しみたいのに……っ」

 


ロビン「んっ……んんー……」ズリズリ

ズリズリ……ズリズリ……

ルフィ「ぉ……ぁぁ、それ、好きなんだけどさ……今度じっくりやってもらいてぇなぁ……」

ナミ「何言ってんの!? 今度なんてないでしょ!?
   あんたがミンク状態の私たちとセックスできるのは、これっきりなんだからね。
   今しかできないの! 今しか!」
   
ルフィ「シモバアに頼めば、なんとかなんねぇかな」

ナミ「そのシモバアは永住権手放して30分後にはどっかの島よ。
   だからそれまでに」
   
ズリズリ

ロビン「ねぇ、ルフィ。こう? マズルズリ。こう?」

ズリズリ

ナミ「ほぉら、美犬のマズルで挟まれてるわよ」

ペロペロ

ロビン「んっ……舐めてもいいの? 舐めながらズリズリ、気持ちいい?」

ペロペロ

ルフィ「お、お前ら……っ なんでそう……上手いんだよっ
    はあ、はぁ……」
    
ズリズリ……ペロペロ……
ズリズリ……ペロペロ……



ナミ「舐め方とチンポの扱いは、あんたに仕込まれたのよ。
   覚えがないとは言わせないわよ」
   
ロビン「んっ」パクっ

ルフィ「うぉっ! ろ、ロビン、まっすぐ咥えてくれ、牙が当たるっ」

ロビン「ごめんなさい……興奮しすぎちゃった」(////



ルフィ「わかった、わかったから落ち着け……」

ナデナデ

ロビン「あ、はぁ……ぁん……」



ゴロン

ロビン「……んっ」



ルフィ「ありゃりゃ、腹見せちまった」

 


ロビン「はぁ、はぁ……ん」ジッ

ルフィ「……?」

ロビン「ね、もっと……お腹も撫でて……っ」

ルフィ「っ、お、おう……」ドキッ

ワシワシ……ナデナデ

ロビン「はぁ、ぁ……ぁー……ぁぁ……もう、なんか、色々気持ちい……っ」

ナミ「……ロビンってば、すっかり本能に従順になっちゃったわね」

ルフィ「へへ、そっかぁ……」

ワシワシ わっしわっし……ナデナデ

ルフィ「ロビンは、こっちのが好きか……っ」

ロビン「んっ……はぁ……はぁ……っ!
    あ、でも……あっ、撫でるだけじゃ、なくてっ」
    


ルフィ「……ナミ。ロビン先でもいいか?」

ナミ「いいけど、こっちもかまってよねっ」

ガプッ

ルフィ「ああ、わぁーった。わかったから。乗っかって頭かむな」

ナミ「あぐあぐ……」



わしわし、なでなで……

ロビン「ん……ルフィ……あそこが、切なくなってきたわ……っ」

ルフィ「おう、任せろ。
    もう前戯なんていらねぇよな?」
    


ロビン「ええ、入れて……っ ルフィのおちんちんっ……ヘッ ヘッ ヘッ ヘッ ……」

ロビン「!!」ギュッ



ルフィ「……? なんだ、ミンクっぽい呼吸恥ずかしいのか?」

ロビン「……だって、なんか……変じゃない?」(////

ルフィ「それがいいんだって。こっちは。
    ミンクのロビンとやってる感じが……めちゃくちゃ興奮するぞ」
    
ヌプププ……

ロビン「あっ! あぁぁっ……ンクゥゥッ……!!」

ヌプププ……ズプんっ

ルフィ「っと……」

ロビン「んはぁあっ! はぁ、はぁ……ハッ ハッ ハッ ハッ……」




ナミ「全部入ったぁ?」

ペロペロ

ルフィ「ん、ぁあ……入ったぞ」

ナミ「ふーん……いつもと、違う?」

ルフィ「中の感触はあんま変わらねぇな。
    いつも通り、気持ちいいぞ」

ロビン「ハッハッハッハッ……んっ……はぁっ……ぁ」

ルフィ「でもいつもと違うのはよ。
    この、擦り付けた時の感じ」
    
グリグリ……ゾリゾリ……

ルフィ「……っ は……ぁ……」

ロビン「んぉぉっ! ぁっ! んくぅっ! あはぁん!」

グリグリ……ゾリゾリ……

ルフィ「はは、ぁあ、ロビンの毛は……少し固いな。
    股間が擦れる時の気の感触、気持ちよくないか?」
    
ロビン「ぁっあっ……え?」

グリグリ……ゾリゾリ……

ロビン「んんっ! よ、よくわからないわ……でも、
    いつもより、早く、激しくして欲しくて、たまらないのっ」
    
ルフィ「わかったわかった」

ヌロォ……→

ロビン「ぁ……」

ズパンっ!! ←←←

ロビン「キャゥゥゥウウウウウウウ!!!!」ビクンビクン


パンっ! パンっ!!パンっ! パンっ!!
パンっ! パンっ!!パンっ! パンっ!!

ロビン「あぁっ! ぉぉおっ! んぁっ! ぉっ!」

ルフィ「はぁ、はぁ……っ」


パンっ! パンっ!!パンっ! パンっ!!
パンっ! パンっ!!パンっ! パンっ!!

ロビン「ンクゥゥッっ! ぁあっっ あぉ……あぉぉん!! んぉぉっ!」



ナミ「……っ は、はげしっ……ああ、いいなぁ……」クチュクチュ

チュ……チュッ

ナミ「ね、なんか、キス、しにくいっ」チュッチュ

ルフィ「はぁ、はぁ……だよな。
    ミンクだから、そこは、な?」
    
ナミ「……じゃ、じゃあ」

ペロペロ……ベロベロ……レロ ぴちゃっ クチャ クチャ ピチャッ……

ルフィ「んははは、そうそう、それでいい。
    ミンクに顔舐められるの、俺好きだぞ」
    
ナミ「はぁ、はぁ……んむっぁっ……ん」

ペロペロ……レロレロ……

 




パンっ! パンっ!!パンっ! パンっ!!
パンっ! パンっ!!パンっ! パンっ!!

ロビン「んぅぅっ! んっぅぅぅぅぅぅっ!!
    いく、イキソッ……! イクっ!」ビクンビクン
    
ルフィ「ああ、はぁ、はぁ……じゃ、一回、出すぞっ」

ナミ「私の分も残してよね」

ペロペロ……ピチャッ ピチャッ

ルフィ「もちろんだ。
    こんな機会、はぁ、はぁ……もうねぇかも、だしなっ」

パンっ! パンっ!!パンっ! パンっ!!
パンっ! パンっ!!パンっ! パンっ!!


ロビン「ぁぁっ! ぁあああああっ! ぉぉっ! んぉぉっ!!
    いく……いっぐっ……んぎぅっ……!!んんんんんっ!!!」

ルフィ「はぁ、はあ……出す、ぞ。
    中、あ、やべ、ミンクに中だしは……っ」
    
ロビン「!」

ガシっ

ルフィ「あっ! お前っ」

ロビン「いいからっ……! 中に、出してっ ねっ?」

グイグイっ

ナミ「あはは、足で捕まっちゃったわね」

ルフィ「……ぐっ! ちょ、まっ……あっ!」



ビュルルルルルル……!!

ビュッ!!! ビュルルルウウッ!!

ロビン「んはぁぁぁあああああああああっ!!! んあああっ! あっ!」

ビュルルルル、ビュ……ビューーーっ!!

ルフィ「っく……ぉ……あ、出る、めちゃくちゃ、出るっ」

ビュッビュ……ビュルル……

ナミ「んっんく……ん」

ペロペロ



ルフィ「いぎっ! な、ナミ……繋がってるところ舐めるなっ」

ナミ「……あ、ごめん……ふふ、でも」

ペロペロ

ルフィ「あぐっ……はあっ……ぁっ……」カクカク

ビュルルルウウッっ……!

ロビン「ぁっ ハッハッハッハッハッ……んぁあっ はぁっはぁっ……」トロン


 


ルフィ「はぁ……はぁ……」

ナミ「……」
ペロペロ

ルフィ「うぁっ ナミ、尻はやめろ。ほんと
    んぁぅっ!」

ナミ「ふふーん、そっか、お尻舐められるの弱いんだぁ?
   いい弱点見つけちゃったわねぇ」
   
ロビン「はぁ……ふぅ……ええ、とってもいい話を聞けたわ」

ルフィ「や、やめろよな?」

ぬぼっ

ロビン「んぁんっ! ぁ、ぁあ」

どろぉ……

ロビン「いっぱい、出てるぅっ……」トロォン



ナミ「ねぇルフィ、なんでミンクは中出しだめなの?」

ペロペロ

ルフィ「わぷっ 質問するか舐めるかどっちかにしろ。
    ミンク族はな……デキやすいんだっ。
    種族が違う同士ならデキにくいけど……それでも中出しの癖が着くと……な?
    お前らは違うけどさ」
    
ナミ「なるほど、いざ同種とセックスした時に、中出しの癖がついてると、
   うっかり妊娠、なんてこともあるからか」
   
ナミ「……」

ペロペロ

ナミ(ミンクに外出しっていう概念が身についてるってことは、
   こいつ結構ミンクとやりまくってるわね?)
   
ペロペロ

ルフィ「……舐めるのそんな気に入ったか?」

ナミ「な、なんか、やめ時がわからなくて」ペロッ

ルフィ「まぁ、尻じゃなきゃどこ舐めてもいいけどよ」

ロビン「……お尻、ダメなの?」

ルフィ「ダメだ」

ナミ「……」キューン

ルフィ「ダメだ!」

ロビン「……」クゥーン

ルフィ「だmっ 待てお前ら、ミンクじゃないのにどうして鼻の鳴らし方しってるんだ?」






 



ナミ「ん、さて、あんたのお尻の話は置いておいて、
   今は、私のお尻を愛でなさいよね」
   
フリフリ ブンブン

ロビン「んっ」ムクッ


ロビン「あ……」キュン

ナミ「な、何よ?」

ロビン「……っ ど、どうすればいいの? 尻尾を振ってるミンクナミを可愛いと思えばいいのか……
    濡れそぼったアソコをお尻ごとフリフリしてるナミをエッチだと思えばいいのか……」
    
ナミ「っ どっちでもいいから、早く入れてよぉっっ!」フリフリ ブンブン



ルフィ「どっちも可愛いから、俺は好きなんだよなぁ」

ガシっ

ナミ「ぁ……んっ」

ルフィ「また後ろからか?」

ナミ「うん、お願い……っ」



ルフィ「……」

ナデナデ……

ナミ「あんっもう、挿れてって、いってるのにぃっ」

ナデナデ……シュッ シュッ

ナミ「……ん」

ナデナデ……シュッ シュッ

ナミ「ちょ、ルフィ?」

ナデナデ……シュッ シュッ

ナミ「そんなに、尻尾……好きなの?」ドキドキ

ルフィ「気持ちよくないか?」

ナミ「ん、ちょっと、ドキドキするけど……」


 

 
ナデナデ……シュッ シュッ

ナデナデ……シュッ シュッ

ナミ「んぁは……んぁっ……」トロン

ナデナデ……シュッ シュッ
ナデナデ……シュッ シュッ

ナミ「や、ぁあはっ……ぉぉんっ……んっ」

ナデナデ……シュッ シュッ……シュッ シュッ

ナミ「んぅぅんっ! んクゥゥン!! んっ!」プルプル



ナミ「んはぁ、はぁ……ハッ ハッ ハッ ハッ
   ハッ ハッ ハッ ハッ……」チラ
   
ルフィ「へへ」ムラッ



ナミ「ん……」クゥーン……クゥン



ルフィ「っ」ゾクゾクゾク

ルフィ「っ はは、最高のおねだりできたな」ムラムラムラッ



ずっぷん!! ←←←←

ナミ「んきゃぅぅっ!!!!」ビクンビクン


ルフィ「はっ……ああ……」プルプル

ナミ「はぁ、はぁ……ぁああっ」プルプル

ナミ「あ、やだっ……で、ちゃ、う……」プルプルプルプル



チョロ……チョロロロロロ……

ナミ「あ、だめ、あ、やっちゃった……あ」

チョロロロロロ……ビシャビシャ……ジョォォォ……チョロロロロロ……

ルフィ「なははは……ナミ、ウレションしちまったな」

ナミ「ぁあっ だって、だってぇっ!」


ナミ「さいっこうの、タイミングで……挿れてもらえて……
   ぁっ……嬉、しくなっちゃったんだもん」プルプル

ビチャビチャ……

   
   

 


ルフィ「ぁあ、俺も、そんなに喜んでもらえて嬉しいぞっ」

パンっ! パンっ! パンっ! パンっ!

ナミ「んぁはっ!! んぉうっ! ぉっ! んんあぁあっ!」

ルフィ「っ……はは……すげっ……ナミの毛は、少し柔らかいな」サワサワ

パンっ! パンっ! パンっ! パンっ!

ナミ「ンクゥゥッっ! んんっ! ぁぁあっ……あっ もっと、おしり、なでてぇっ……」

パンっ! パンっ! パンっ! パンっ!

ルフィ「忙しいなっ……けど、これもミンクの醍醐味だっ……
    いろんな快感があってっ…… 楽しそうだなっ」ナデナデ



ロビン「はぁはぁ……ぁ……ナミのおしっこ……はあはあ……」クチュクチュ……っ

ルフィ「ほら、ロビンなんかもう何に興奮すりゃいいのかわかんなくなっちまって、
    ……あー、それともそっちの気があんのか?」
    
ロビン「……んっ はぁ……はぁ……ぁっ」クチュクチュ……っ

ナミ「んっ ふふ、どう思う?」



ブンブン フリフリ

ナミ「ね、尻尾も、触ってぇ……っ」

ルフィ「しょうがねぇやつだな……」

シュッ シュッ ナデナデ……サワサワ……

ナミ「ぁあ あっ ぁあああ……」トロン

パンっ! パンっ! パンっ! パンっ!
パンっ! パンっ! パンっ! パンっ!

ナミ「んぅっ! あ゙……んぉんっ! ぁぉぉっ……!!」ビクンビクン

ルフィ「はぁはぁ……ナミっ……ぁ、はあ、はあ……」

シュッ シュッ ナデナデ……サワサワ……

ルフィ「な、もっと気持ちよくイク方法、教えてやるよ」

ナミ「あっ あっ……イク、イクの、もっと? 気持ちよく? あっあっ……」

シュッ シュッ ナデナデ……サワサワ……

パンっ! パンっ! パンっ! パンっ!
パンっ! パンっ! パンっ! パンっ!

ナミ「あっあっ! んぁぉぉっ……! 教えて、きもちぃーの、教えて! あんっあんっ!」

 



ルフィ「んじゃ、ほれ」

スッ

ルフィ「遠慮しなくていい、俺の手噛め」

ナミ「えっ、でも、傷つけちゃうっ……!」

ルフィ「大丈夫だって、ほら」

パンっ! パンっ! パンっ! パンっ!
パンっ! パンっ! パンっ! パンっ!

ナミ「んぁぐっ ぁ゙うっ! あ゙うっ! ……ん」ハムッ

ルフィ「そうだ、よしよし」

ナデナデ……シュッシュッ……

ナミ「んぅぅっ、ぐるるっ……んんっ……ぐるっ」

ナミ(やだ、獣みたいな声出ちゃう……っ)



パンっ! パンっ! パンっ! パンっ!
パンっ! パンっ! パンっ! パンっ!

ナミ「んぐぅっ! ……んぐるるるっ……んぐっ……ぁうっ……」

ナミ(でも……ほんとに、これがいちばん、気持ちいい……っ)

パンっ! パンっ! パンっ! パンっ!
パンっ! パンっ! パンっ! パンっ!

ナミ「がぅっ……! んぐるるっ! んぐぅるる……っ!!」ビクンビクン

ルフィ「はぁ、はあ……はあ、はぁ
    イクだろ? そろそろ
    イクとき、思いっきり噛め。
    気にしなくていいから、な」
    
ナミ「んっ! んっ! ぐるるっ……んがるるるるっ……!!」

パンっ! パンっ! パンっ! パンっ!
パンっ! パンっ! パンっ! パンっ!

パンっ! パンっ! パンっ! パンっ!
パンっ! パンっ! パンっ! パンっ!

ナミ「───っく……んぐぅっ!!! ぁぐっ……んがぅっ!!」ビクンビクン

 


ルフィ「お前も中出ししてやっから……っ
    安心して、イけっ」
    

ロビン「はぁ、はぁ……んぐ……んぐるるう……」




パンっっ!!
グリグリ……っっ!!

ルフィ「っはぁ……ぁあ……」

ビュルルルルルルッ!! ビュルルルウウッ!

ナミ「んぐぅぅぅううっ!!!──────っっぅぅぅぅううううううううっ!!!!!」ビクンビクン

ビュッ! ビュルルルウウッ ビュッ

ナミ「んぐるるるる……ぐるるぅ……んぐぅっ んぐぅぅ」ギリギリギリギリ

ルフィ「はぁ、はぁ……っく」

ビュル……ビュ

ナミ「んぅっ あふっ……んぐぅ……」ガジガジ





ロビン「クゥン……」

ペロペロ

ルフィ「んぁっ ちょ、っと、ロビっ」

ロビン「んんー……ンクゥ……」

ペロペロ……

ルフィ「あひっ、ひゃはっ」

ビュリュッ!

ナミ「んっ!? ぁっ……あは、また出た……っ」

ルフィ「ろ、ロビン……尻は、ほんと、やめろ……」プルプル

ロビン「ふふふ、ごめんなさい……」




ルフィ「はぁ……はぁ……はぁ……ぁぁー……でも、めっちゃ出た……」

ナミ「んくぅ……ふぅ……ぅぅ……」




 


ナミ「はぁぁ……あー、すごく、よかったけど……
   ルフィの手大丈夫?」
   
ルフィ「んや、俺ほら、覇気あるし」

ナミ「あ、なんかずるーい」

ルフィ「……ミンクの顎の力舐めんなよ……!
    俺、覇気覚える前は一回穴空いたことあるからな……」
    
ナミ「それでも噛ませたの!?」

ルフィ「ああ、だってよ。
    にしし……っ きもちよかっただろ?」
    
ナミ「……ん、すっごく、よかった」(////



ルフィ「……そろそろ、チンコ抜くぞ」

ヌボッ

ナミ「んぁっ……ぁあ」

ドロッ……ポタポタ……

ナミ「あん……精子……マンコからこぼれちゃってる……」



ロビン「……ん」クンクン

ナミ「や、やぁだっ 嗅がないでよ」ブンブン

ルフィ(言いながら尻尾振ってやんの)ニヤニヤ

ロビン「エッチな匂い……」クンクン

ナミ「やぁ、もう、私さっき漏らしちゃったし……
   恥ずかしいからやめてーっ!」

   
   

………………

 

………………

海軍基地 入り口




ゾロ「……」どどん



ルフィ(正座)「……」どどん





ゾロ「遅れた言い訳を聞こうか」

ルフィ「……何も、ながった」

ゾロ「ああぁあ゙あん?」

ルフィ「お、俺が、道に、迷って……」



ゾロ「お前らもお前らだ! 急にルフィを拉致って何のつもりだ!?」

ナミ(レッサーミンク状態)「……ごめんなさい」

ロビン(レッサーミンク状態)「……ごめんなさい」

ゾロ「頭下げてどうする!!? 理由を聞いてんだ理由!!
   場合によっちゃ俺は怒るぞ!!」



ナミ「これには、深いわけがあるの……!」

ロビン「どうか聞かないで……! お願い」

ゾロ「は、はぁぁぁあ!? な、なんだそのしおらしさっ……
   ロビンはともかく、ナミの場合は気味が悪りぃ」
   
ナミ「本当に、私たちのせいなの……
   一割はルフィだけど」

ルフィ「ゾロ、違うぞ。俺が悪いんだ。
    俺が責任を取る。
    
    だから、落とし前は俺がつける」
    


 

ゾロ「……あのなぁ。
   何があったか聞くな、とか言うくせに落とし前だとか言うな。
   
   ……不本意だが、副船長みえぇなもんだろ、俺は。
   本当のところを話せ。お前ら」
   
ルフィ「……」

ナミ「……」

ロビン「……」

ゾロ「……」



ルフィ「い、言わない? みんなに……?」モジモジ

ゾロ「なんだその悪いことした子供の言い草は……」

ルフィ「や、その、デリケートな問題だから、よ」キョドキョド

ゾロ「お前の口からデリケートが正しく発音されたことに驚きだわ」




ルフィ「俺は……ワクチンの……副作用で……
    ムラムラしてて……」
    
ナミ「私とロビンは、その匂いに当てられて……発情しちゃって……」

ロビン「……あまりの具合の良さに……」

ルフィ ナミ ロビン「セックスしてました」ゲザァっ




ゾロ「……」ビキビキビキビキビキ……




ゾロ「そそ、そうか。
   セックス。ああ、そうか。
   わかんねーもんだな、船長。
   お前が、まさかクルーに手ぇ出すとは……」プルプル
   
ルフィ「待てって!! 生半可な気持ちじゃねぇ!!
    どっちも本気でっ」
    
ゾロ「……」

ルフィ「……どっちも、俺の大事な女だ」

ゾロ「……」

ルフィ「……っ」キッ

ゾロ「……」



ゾロ「はぁ……覚悟があるなら……いいんじゃねーの?
   お前の器に納まる範囲でやれよ。
   
   それと、セックスだろうがなんだろうが、
   どうしようもない理由でも、現場離れる時は殿を勤める俺に一報入れろ」
   
ナミ「それに関しては本当に私たちの責任です」ペコリ

ロビン「ごめんなさい」ペコリ

ゾロ「お前らがそうはっきりと謝ると変な感じになるだろうが!
   それに、ミンク族の発情ってのも……大変、だったんだろ? 知らねえけど。
   とにかくこの空気はやめだやめ!!
   
   いいからルフィ、
   遅れたぶん早くカヤロを迎えにいけ!!」
   
ナミ「あー!!そうだった!!」

ロビン「カヤロさん、早く助けに行かないと……っ」

 




ルフィ「あー、それは大丈夫だと思うぞ」



ゾロ「な ん で だ よ !! ジジイだぞ!!」

ルフィ「そもそも、カヤロが本気で心配ならセックスなんてしてねーって……」

ナミ「……勝算があるの?」


ゴゴゴゴゴ……





ルフィ「カヤロは海に出る決意をしたんだ。
    決意固まってる奴が、そう簡単に負けるはずねぇ」





ロビン「……そう。ルフィは、本当にカヤロさんが勝つと思っているのね?」

ルフィ「勝てっかは微妙だなー……けど、
    ぜってぇ死なない。それだけは言える」

ゾロ「それは未来視か? それとも……」

ルフィ「ああ、カンだ」

ゴゴゴゴゴ……

ナミ「あんたねぇ、カンで全部なんとかなると思わないでよ!
   ……とにかく、脱出路はゾロが確保してるし、
   私たちも援護するから……早くカヤロさんを助けに行ってよ!」

   
   


カヤロ「お、おおおおい!! 麦わらくん! 大変、大変だ!!」ドタバタドタバタ

ルフィ「あ、ほら、生きてた」

ロビン「よく逃げてこられたわね」

ゾロ「安心しろ。船長は今戻った。
   ここからが……反撃開始だ」

 





カヤロ「や、やりすぎた!!!!!」

ゴゴゴゴゴ……









ルフィ ゾロ ナミ ロビン「はぁ?」

カヤロ「やりすぎて!! 基地、斬っちゃった!!
    逃げてくれっ!!!!」

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

ガラガラガラ……
ガラガラガラ……
ガラガラガラ……
ガラガラガラ……
ガラガラガラ……
ガラガラガラ……

ゴゴゴゴゴ……




ルフィ「何やってんだお前ぇぇぇぇぇえ!!!!!!?????」



カヤロ「張り切りすぎてついっ!!
    ああ、ランボルトは倒したよ!」



ナミ ゾロ「はぁぁぁぁああああああああああああ!?!?!?!?」

ゴゴゴゴゴ……

ロビン「愛の力って……すごいわね」ゴクリ

ナミ「言ってる場合!? 建物が崩れるから、逃げるわよっ!!」




ゾロ「だぁぁぁ!!しまらねぇなおい!!」タッタッタッタッタ

カヤロ「ああ、すまないっ
    君たち勘定だと はぁ、はぁ……この後、はは
    私を助けるつもりだったんだろうが……」タッタッタッタッタ




カヤロ「たまには、
    助けずに終わるのもいいんじゃないか?」タッタッタッタッタ




ナミ「……わっ ワクチンは渡したでしょ!?
   その分は私たちの功績だから!! ワクチン代は払いなさいよ!!?」タッタッタッタッタ
   
ゾロ「商魂逞しいな!!? あと、俺だって幹部倒したぞ!!」タッタッタッタッタ

ロビン「……私は一体何をしてたのかしら」ウツロ……






ルフィ「……あはははははは!!!  この島、おもしれーぇっ!!」タッタッタッタッタ


………………

………………


うるティの日記



×月×日

なんやかんやあって投獄された。
ナミにまた雷打たれそうになった。
アチキ茲ニ戦ヲ宣ス

しかもだいぶキツいことがあった。
何も思い出したくない。

だがご飯はまともなパンとシチューだった。
数日前の極貧生活に比べれば恐ろしいほど良い環境である。しかも美味い……
獄中のがマシか? マシなのか?


×月×日

脱獄した。
ちょっといいことがあったが、
おそらく忘れることはできないので、特筆しないでおく。

最終的にカヤロという老人が片付けてくれたらしい。
90越えのじいさんが、中将倒した。
パネェ

ご飯はコックがかなり手の込んだものを作ってくれて、
なんだか特別なスイーツまで用意してくれた。
……こいつとは色々あったのでそれを受け取りはしたが礼は言わなかった。



×月×日

疲労によりあまり覚えてない。
少々買い出しなどの手伝いをする。
終始ナミがため息混じりだったのが印象的だった。
悩み事だろうか。それとも麦わらとうまくいっていないのだろうか。
後者なら乙女的には非常に興味津々だが、突いた藪から出てくる蛇が怖いので黙す。

今日のご飯は3食ともにとっても満足のいく食事だった。
エロコックの腕は本当に一流のようだ。
エロさえなければ……


×月×日

出港準備のし直しと会議と諸々で一日要する、と沖に停泊。
そこでカヤロ翁から色々な話を聞く。





カヤロ「……ランボルト、彼はね。
    私が生み出した魔物だったんだ」
    
ロビン「……魔物?」

カヤロ「ああ、もし私が最後まで海賊王を諦めず、
    愛に死なず……愛に生き続けていれば、彼は生まれなかったのだ」
    
フランキー「……つまり、航海をやめなけりゃ、
      インガ島が、あんたのせいでそう呼ばれなかったら、ってことか」
      
カヤロ「ああ、そういうことだ」

 


カヤロ「私の夢の果ては……
    『愛ある世界』だった。
    人々よ愛に生きろ!!と、 海賊王として高らかに叫びたかった。
    愛を信じればこそ、私はここまで来れたのだから、と言いたかった」
    
ルフィ「……」

カヤロ「私の理想を知っていたものは少なくない。
    なぜなら、私は海賊王になった後のビジョンを、
    行く先々で話していたからだ。
    
    だから目立った戦いをしないのに
    新世界で生き残る『影の皇帝』の名前が轟いたんだ」
    
サンジ「愛、ねぇ。
    あんたのビジョンって、どんなんだ?」
    
カヤロ「……はは、少し恥ずかしいがね。
    叫ぶだけではなく、世界に愛を説いて回ろうとしていた」
    
ナミ「……本気?」

カヤロ「本気も本気さ。多くの人に笑われたよ。
    でも本気だから何も怖くなかった。
    愛が世界を救うと、本気で信じていたからね。
    
    あの時代に夢見た男の、冴えない話さ」
    



ルフィ「……俺は、笑わねぇよ」



その時の麦わらの目が、真っ直ぐだったのを覚えてる。




カヤロ「私が愛を説いてまわっていれば、
    ある夫婦は、それを信じて疑わなかったらしい。
    そしてその夫婦には、間違いなくその夫婦の子が生まれていたはずだ。
    
    ……だが、私は、愛を説くことをやめて、
    自分の愛を求めて、溺れて死んだ。
    
    海賊王カヤロという存在は、インガ島に埋没したのだ。

    
    
    そして、その夫婦は、過ちを犯してしまった」

    
ブルック「……そうして生まれてしまったのが、ランボルトだったわけですか」



 


カヤロ「あとはお察しだ。
    彼は不義の子として不遇な人生を歩み、
    不遇な運命に悶え、歪み……
    
    不埒者を厳しく取り締まるようになった」
    
たしぎ「それ自体は、悪いこととは思いません。
    でも、結論が間違っていたのです。
    だから、ARROW案件にもなり、私が関与する羽目になった」
    
ゾロ「羽目に、とは随分な言い方だな。
   巻き込んだのはお前だろうに……」
   
たしぎ「……まだ私も、状況が飲み込めていないんです……
    失言ではありました……」
    
ウソップ「いや……敵ながら可哀想だぜ。

     ランボルトも、たしぎも。
     
     ランボルトは親にも恵まれず、周りにも恵まれず生きたせいで、
     周りの全てを巻き込もうとしちまった。
     いや、本人的には本当に世を正そうとしたのかもな。
     間違いを正すことができる、誠実な人間が周りにいなかったせいで……」
     
たしぎ「……そうですね」

カヤロ「彼の半生を聞き。
    私は覚悟したよ。
    このまま彼に殺されてもいい。だから、私は彼をここで命をかけてでも止めなくてはならない、とね。
    
    そ、その結果……」
    
ルフィ「剣士ってよ。建物ごと敵斬るのが流行ってんのか?」

ゾロ「流行ってるに決まってんだろ。
   トラ男だってやってただろうが」
   
ルフィ「そか、んじゃそうなんだな」

カヤロ「……まぁ、あのまま君たちに引き渡したのでは、私の責任が果たせないと思ったのでね。力が入り過ぎたよ」



チョッパー「……で、でも、恐ろしいのは……
      あの建物を斬る斬撃でも、生きてたランボルトだよな……」



ルフィ「そうだよな。避けたならまだしも、直撃で生きてるって……
    頑丈さではカイドウといい勝負なんじゃねぇの?」
    
うるティ「カイドウならその斬撃の前にインガ島三回は焼け野原にしてるでありんす」

ルフィ「ははは、確かにな!」

うるティ「……でも、ウイルスに対してあの人どう弱体化するかわからんでありんすからな。もしかしたら檄弱かも」

サンジ「ま、英雄色を好むというしな。
    英雄でなくても、何か持ってる人間ってのは得てして性欲が強いもんだ」

ゾロ「なるほど」

サンジ「何かいいてぇのか?」

ゾロ「いいや? 何も」ニヤニヤ

 


カヤロ「……ふ
    時にルフィ君、私があの場でむざむざ逃げ帰ったとして……
    君はランボルトを倒してくれたかね?」
    
ルフィ「んや、逃げてたな」

ウソップ「おいおい! 戦えよ!! そこは!!」

ノジコ「どうして、逃げるの?
    禁欲世界なんてイヤじゃない?」
    
ルフィ「イヤだけどよ。世界のみんなが誠実であれって願うのは、自由だ。
    戦う理由がねぇ。
    もしランボルトの願いが叶ったとしても、つまんなけりゃ今度は俺が変えてやりゃいいって思うし……」

ノジコ「……そんなことできるの?」

ルフィ「さぁな。でも、できるかわかんねえことは今まで実現させてきた。
    だから、なんとかなると思ってた。
    だけど、この島からは出ないとなっても思ってた。
    
    都合のいいところまで逃げて、それから考えようと思ってたわけだ」
    
ジンベエ「……意外と考えてはあったんじゃな」



ルフィ「ま、なんにせよあそこでランボルトを止められたのはカヤロのおかげだ。
    助かった。ありがとな」
    
カヤロ「いや、幹部を倒してくれて、ワクチンを譲与してくれなかったら、
    私は……バアさんを守れなかったかもしれない。
    そう思うと、こちらこそ感謝して然るべきだ」

ナミ「そうよ。ワクチンの使用料を請求するわ」

チョッパー「ナミ。医療は必要なところに必要なだけあればいい。
      だから、いいんだ」

ナミ「いいえ、そうは行かないわ。
   今回の一件で私たちは一銭も儲けてないの!!
   死活問題よ!!」
   


カヤロ「いや、確かに。正当な医療には対価が支払われなくてはいけない。
    いくらかね?」

チョッパー「……んじゃ、注射器と精製用の薬品とか、
      諸々込めて5千ベリー」
      
カヤロ「保険きくぅ?」

チョッパー「ごめん。適用外だ。
      あと……初診料込みで6千ベリー」
      


ナミ「そんなみみっちい金の話じゃないのよ!!
   ランボルトの話は終わりっ!
   
   ここからは超現実的な問題よ!!
   心して聞きなさい!!」
   



一戦やり終えて、誰も大怪我をしていない。少し腑抜けたこの空気に、
ナミが一喝する。

その言葉は、全員の危機感を煽り立てた。




 


ナミ「……いい?
   私言ったわよね?
   
   ここに停泊する間の小遣いを支給する余裕はないって。
   カッツカツなの!
   
   海軍の襲撃による船の修繕費でガッツリマイナス!
   それに?」
   
ジンベエ「……ああ、お前さんらのドンパチの間にコーラも大分使ぉた」

サンジ「一日分のズレと、脱獄祝いの晩餐に結構多めに食材を使っちまった……
    食材の見直し含め、買い直しもあるし……」

ゾロ「酒がねぇ」

ナミ「酒は小遣いから」

ゾロ「……」

ナミ「わ、わかったわよ。あんたの酒代は私が少しだけ出してあげる」

ゾロ「わかってんな」ニヤニヤ








ナミ「……他にも色々出費があるでしょ?
   我々麦わらの一味は、金策モードに入ります!!!!」
   
どどん!






フランキー「……つ、次の島まで保ちそうにねぇのか?」

ルフィ「この島で金策はちょっと厳しくねーか?」




ナミ「次の島まで保たない!!
   厳しいけど仕方ない!!
   
   わかってるのあんたら!?
   
   今日からクルーが、三人も増えるのよ!?」

   
   

 

   
ノジコ「ごめんねー!」

たしぎ「ふ、不本意ですが……」

うるティ「おなしゃーすでありんすー」



そう。結局今回の騒動で関わった私を含め三人が麦わらの航海に追従することとなった。
私はぺーたん1号に会うため。たしぎは深い深い事情のため、ノジコは……




ウソップ「の、ノジコお姉様ぁ……ブランドみかんのご収益とかで、
     なんか、ほら、金貸してくれたりとか……」
     
ノジコ「んー、無理っ! 昨日畑もブランドも全部、信頼のおける人間に売っぱらってきちゃったからっ!」

サンジ「そうだそうだ!! 乗っていただけるだけでもありがたいと思え!!
    しかもそのお金は何に使ったかわかるか!?」
    


ノジコ「そ、永住権買っちゃったから、
    あたし今一文無しなのさ」
    



そう。ノジコはヨセヨセ屋の永住権を買った。
表向きは妹の旅路に同行する覚悟が決まったため、
……だけど、本当は


ルフィ「本当に良かったのか?」

ノジコ「……そういうこと言う?」トントン

キラッ



あの指輪を見るたびに麦わらが神妙な顔をするので、そう言うことなんだろう。
乙女的直感ではあるが……



ゾロ「……ノジコはいい。
   うるティも、ここ何日かの行動を見て敵意がないことは分かった」
   
ゾロ「問題はお前だお前ぇ!!」

たしぎ「……っ」フイッ

ゾロ「海軍が何あっさりと同じ船に乗ろうとしてやがんだ!!」

たしぎ「だって、仕方ないじゃないですかぁ!!
    まさか、まさかARROWの最後が、こんなことになるなんて……っ!!」

ウソップ「……可哀想だよな。
     海軍辞めたいわけじゃないのに……一方的に……」

たしぎ「私ちゃんと、ランボルト止めたし、任務こなしたのにぃっ」ガクッ




たしぎは、ARROWとしての最後の通達を受け取った後、
半べそでサニー号の前に現れた。

話は昨日の買い物帰りに遡る。



 


〜〜〜〜〜

回想

昨日

サニー号前




うるティ「街は、おもったほどパニックにはなってないでありんすね」

ナミ「元々海軍がいなくてもまわってる街だったからねぇ。
   こんなもんでしょ」
   
スタスタスタ



たしぎ「うぅ、ヒック……グス……ぅぅ……」

トボトボ



うるティ「……ん? んげっ」

ナミ「あれ……嘘、どうしたの?」タタタ……


たしぎ「え、あ」ゴシゴシ

たしぎ「奇遇ですね、泥棒猫」キリッ



ナミ「……」

うるティ「……てか、ここ、サニー号前だし……」

たしぎ「……」(////



ナミ「……私は、ナミよ。
   ちゃんと呼んでくれるなら、話を聞いてあげる。
   その肩書きで呼ぶんじゃ、喧嘩腰に聞こえるわよ」
   

たしぎ「……っ」

たしぎ「ぁ……」パクパク

たしぎ「……」

たしぎ「ナミ、さん」



 



ナミ「どうしたの?
   協力関係はこれっきり、て言ってなかったっけ?」
   
たしぎ「それがぁ……」

グギュルルルルル……


ナミ「……うちはレストランじゃないわよ」

うるティ「まさか飯たかりに来たわけじゃ……」



たしぎ「違います! ち、違うんですけど……
    いえ、関係ない話ではないのです。
    
    私は、この街にいられなくなってしまいまして……」



カンカン

サンジ「話はそこまでだ!」

ナミ「? あら、サンジ君 話聞こえてた?」

サンジ「話は聞こえなかった。
    だが、腹の音は聞こえちまった」
    
たしぎ「ぁう……」(////

サンジ「話は飯を食ってからだ。
    腹ペコの話なんざ聞きたくねぇぜ。ナミさん」
    
ナミ「そうね。可哀想だし、うちのコックもああ言ってるし、
   まずは食べてから話してよ」
   
サンジ「事情を話してくれるなら船長にも話を通そうぜ。
    ……話を聞くかはさておき」
   


たしぎ「……っ
    あ、ありがとうございます……」

    
    

………………

 

………………

サニー号
キッチン



ルフィ「もぐもぐ」

たしぎ「……私が、ARROWという部隊に編成されたと言う話はしましたよね」

サンジ「そういやそんな名前だったな」

たしぎ「……ARROWとは海軍によって秘密裏に派遣された諜報員。
    有事になりそうなときにその諜報員をARROWに任命し、
    SHIRAHAというリーダーがまとめ役としてARROWを指揮する。
    
    その、後の通達が来たんです……」
    
ナミ「後の通達?」




たしぎ「……私は、今世間的には死んだことになっています……
    ARROWの最後の任務は、その消息を断つこと……だったんです」




ジンベエ「……海軍による、情報操作の一端じゃな」

うるティ「わ、びっくりした! いたのかよ」

ジンベエ「すまない、話が聞こえた。
     聞いたところ、お前さん海軍に見捨てられたようじゃな」
     
たしぎ「そう、なのでしょうか、やっぱり」グスッ

ジンベエ「しょせん海兵など、海軍の上からすれば使い捨てじゃ

     その最たるものがそのARROWなのじゃろうて。
     今回のようにランボルトの陰謀を阻止するためにARROWとしてお前さんら海兵を利用し、
     そして、事件が終わったらまるで海軍が未然に事件を無かったことにして、
     ARROWの調査員の情報も消し去ろうとする。
     
     奴らがやりそうな手だとは思わんか?」

ルフィ「そっか……お前、可哀想なやつだな」

たしぎ「まっすぐな憐憫は刺さりますね……
    でも、昨日から今日で痛感しました。
    
    もう私に、海軍での居場所はないんです。
    
    死んだことにされ、今回の事件ももみ消され……
    私の話は半タブーとして扱われていますし……
    話によるとARROWに選ばれた者は……今後、海兵からも狙われると」

サンジ「口封じ、か。
    いくらなんでもあんまりだ」

ナミ「とんでもないやつが指示を出してるようね……海軍の闇だわ。
   ARROWの上層部の情報とかないの?」

たしぎ「残念ながら……ただ、一つ気がかりなことは……」

 



電伝虫「プルプルプル」

たしぎ「っ」ビクッ



ジンベエ「……よもや、この船の居場所を通達するつもりではあるまいな?」

たしぎ「そんなことしません! ……恩義は感じています。
    私にはあなたたちを捕まえることなんてできませんよ。 色んな意味で」

ナミ「……出るの?」

たしぎ「……いいですか?」

ルフィ「よし、出ろ」

うるティ「少しは考えたらどうでありんす?」



がちゃ

たしぎ「……たしぎです」

???「……ARROWのSHIRAHAに選ばれた、たしぎ大佐だな?」

たしぎ「はい」

???「この通信は、傍受されてはいない。
    安心して話したまえ……何か、困っていることはないか?」
    
たしぎ「っ……この回線は、ARROW用の回線ですよね?
    あなた、何者ですか? 傍受されない電波をどうやって……っ」

    
    
    


Tボーン「ご安心召されい!! 我が名はTボーン……!! 
     ARROWとしては、君の先輩である!!」

     
     
     

 

     
ナミ「Tボーン中将!?
   死んだはずじゃ!?」
   
ルフィ「誰だ?」

ナミ「クロスギルドが海軍に賞金をつけ始めて、
   初めての有名な海兵の犠牲者、ってところかしらね」

   
   
   
たしぎ「Tボーン中将……なぜあなたが生きているのです?」


Tボーン「私もARROWに選ばれたのだ!! 任務についての口外はできないが、
     しかし、私も君と同じく世間的には殺されている!!
     
     君の、仲間であると、私は信じている!!」
     

たしぎ「……ぁ」


Tボーン「もう一度言う!! ご安心召されい!!
     海軍がたとえ君を見放そうと!!
     正義を目指すものに、差し伸べられる手は、絶対にある!!!!」

たしぎ「……っ はい……」



Tボーン「今我々は、かつてのARROW隊員や、訳ありの人間を集め、
     新たな平和のための組織を募っている!!
     曲がりくねった海軍ではできないことをするために!!
     わけありの人間でも正義の心さえあれば受け入れる、そんな組織を!!」

たしぎ「……」

Tボーン「今は、訳あって君を迎えに行くことができない……!!
     しかし!! わかって欲しい!! 味方は居るのだと!!
     そして!! 生きてほしい!! 何があっても!!
     
     ARROWに選ばれる条件はそもそも、信念を持った人間であること!!
     君にはその信念がある!! あるはずなのだ!!」

たしぎ「っ……はい……私にだって、私の、正義がありますっ」グスッ

Tボーン「そうだ!! 君が正義を思う限り、私は君の味方だ!!
     そしてどうか、そこにいるであろう……麦わらの一味の諸君!!」
     
ルフィ「げ、なんでバレてんだ?」


Tボーン「どうか!! どうか!! 頼む!!
     たしぎ大佐を、少しの間匿ってやってはくれないか!!!!」
     
ナミ「はぁぁぁ? 正義だかなんだか知らないけど、うちに海兵を置けっていうの?」

Tボーン「ああ、その心配も最もだ!! 海賊と海軍が手を組むなど、言語道断!!」

サンジ「何がいいてェんだお前はよ」


 


Tボーン「……お前たちの活躍は聞いている。
     真実の、な。
     
     正直、信じきれていなかったが……私としたことが、
     真実を見誤るところであった!!
     
     たしぎ大佐が信用した君たちであれば、信用できる。

     頼む!!!! 
     未来の、平和で優しい世界の礎となるであろう、若い海兵を
     海軍の不平等に踊らされた、可哀想な海兵を……
     どうか!! 助けてやってはくれまいか!!!!」

     
     
ルフィ「……」


ジンベエ「どうしてそこまで……海賊じゃぞ? わしらは」

Tボーン「……その場で、事情を汲み取りながらたしぎ大佐を保護してくれそうな組織が……
     お前たちの他にないからだ!!」

たしぎ「待ってください! 私は別に……た、確かにちょっと手伝ってもらえたらなとは思いましたけど……
    匿ってもらうなんてそんなこと」
    
Tボーン「……」

たしぎ「それに、あなただって同じ立場なのでしょう? どうして私なんかを助ける義理が……」





Tボーン「君もまた、守るべき……罪なき市民だからだ!!!!!!」






たしぎ「……!」

 


Tボーン「当然、タダでとは言わぬ!!
     今そちらに向かっている、四皇麦わらの護送のための戦艦を、
     即刻、周辺海域から撤退させることを誓おう!!」
     
ジンベエ「正規の海兵でもないのにそんなことができるのか?」

Tボーン「ARROWは、当然ながら優秀でないと選ばれない!!
     任務遂行、あるいは失敗し、口封じに対応しきれた猛者揃いなのだ!!
     海軍に働きかけることなど造作もない!!」
     


Tボーン「……知らぬとは思うが、これは、
     私の信念を曲げての願いだ!!
     
     たしぎ大佐を失うわけにはいかない。そのために!!
     大海賊であるお前たちに頼んでいる!!
     
     可笑しなことは百も千も承知!! だが!! どうか!! 頼む!!!!」



ルフィ「……おっさん。
    俺さ。難しいことはよくわかんねーけど。
    
    それってつまり。
    今んところ身寄りのねぇ、怪しい海兵を、
    うちの船に乗せてくれってことだよな?」
    
Tボーン「ああ!!」

ルフィ「……」

ナミ「ルフィ?」






ルフィ「わかった。こいつのことは、俺に任せろ」





回想終わり
〜〜〜〜〜〜

 



ゾロ「『俺に任せろ』じゃねぇよ!!
   スパイだったらどうするんだ!?!?」

ルフィ「こいつそんなに器用じゃねぇよ」



ジンベエ「がはははは!!! 確かに、海賊相手に体当たりで援助を頼むような奴じゃ!!
     しかも単身で! きっと、まっすぐな人間なのじゃろう」

ウソップ「……おれも、たしぎのことは嫌いじゃねぇよ。
     でも、だからってスパイじゃないと言い切れないし……」

うるティ「まぁ、あちきも疑われたままでありんすしね」

ウソップ「んー、まぁ、そこもなんだよなぁ。
     なんか、ないか? 信用してもいい、あと一押し的なの……っ」





うるティ「……あ! ていうか、『弱み』の件はまだ生きてるでありんすよね?」

たしぎ「あ」

ナミ「あ」

ロビン「……ああ」

ノジコ「そういやそんな話らしいね」



ルフィ「……? なんの話だ?」

うるティ「おい、当事者」ボソッ

ルフィ「……あ」




 


ゾロ「……なんだ、弱みって」

サンジ「最初にたしぎちゃんがうちの船に来た時にな。
    信用する代わりにうるティちゃんが握っているというたしぎちゃんの弱みをナミさんにだけ公開したんだが、
    ……どうやらいつの間にか女性陣で共有してたらしい」

ナミ「あー……確かに、この弱みを握ってる間は……
   スパイだとしてもある程度のイニシアチブはこちらにあると言っていいわよねぇ?」



たしぎ「……ぁ、ぅ……確かに、そうですね。
    あれがバレると、さらに立場を悪くしてしまいそうで……」

ロビン「そうねぇ。ふふふ」

たしぎ(輪をかけて弱みを知ってる人間もいるし……っ!)



チョッパー「そっか、じゃあたしぎもしばらく一緒なんだな」

たしぎ「ええ、そうしてくれると助かります。
    せめて次の島まで……
    
    この街に居ると基地の人間に出会って、
    面倒を起こしてしまいそうで……」

ナミ「かといって金策にはなんとか協力してもらうわよ!!
   これは一味全体の問題。ひいては、乗合とはいえあんたたちも関係なくないんだからね!!」

うるティ「わかってるでありんすよ。
     食費を稼ぐと思ってなんとかするでありんす」

たしぎ「できる仕事なら、なんでも!!」







カヤロ「ふふふ、君たちはもう次に動き出すんだね。
    さて、それじゃ私も出港の準備でもしようかな」

ガタッ

 



ルフィ「……そっか。シモバアに会いに行くんだな?」

カヤロ「ああ」

フランキー「へへ、泣ける話だぜ……愛する女のために男は海に出る、か」

ブルック「何十年ぶりの、航海ですか?」

カヤロ「……70年近くなる。
    そう、70年前からの後悔だったんだ」

スタスタ……



カヤロ「君たちと少しでも話せてよかった。
    私は準備をする。いや、実はもうほとんど終わってて……
    行くのは今からなんだ」
    
ルフィ「おい、大丈夫か?」

ブルック「いくらなんでも、急すぎでは?
     準備だって一日しかしていないでしょう?」
     
カヤロ「いやはや、心配してもらえるのはありがたいが、私は君たちの先輩だよ?
    そして、新世界のここまで来てるんだ。
    
    全て承知の上さ。船もある」
    
ブルック「ヨホホホ……そうでしたね」



ルフィ「見送るよ」

カヤロ「ははは、四皇の見送りか、
    恐れ多いね」





………………

 

………………

サニー号 甲板



ルフィ「お、カヤロの船、ちゃんとクルーがいるな」

ナミ「なんだと思ってんのよ。
   普通の船は一人じゃ動かせないもんよ」
   
ゾロ「……普通は、そうなんだよなぁ」

サンジ「鷹の目は規格外だからな?」

カヤロ「この日のために声をかけておいたのさ。
    ……準備は、していたんだよ」

ルフィ「そっか、最初っから、いつか迎えに行く覚悟は決めてたんだな」

カヤロ「どうだか。
    こんな日が来なけりゃいいと思っていたよ。
    
    だが、来てみたら清々しい気持ちだ。
    さっきも言った通り、70年の後悔を正しに行くんだ。
    そう思うと、今は前しか向いていられないよ」

ヒョイッ

カヤロの船のクルー「お、船長が戻ったぞ!」

カヤロ「待たせたね、行こうか」




フランキー「カヤロぉ!! 世話んなったな!!」

チョッパー「もしなんかあったら引き返せよ!! いつでも治してやるからな!!」

ブルック「死なないでくださいねー!」

ウソップ「エンギでもないこと言うな!!」



カヤロ「ははは、ありがとう。
    ……清々しい気持ちのおまけに、勇気までもらったみたいだ。
    これで、どこまでも行ける」

ゾロ「……婆さんに早く会えるといいな」

カヤロ「ああ! ありがとう。
    行ってくるよ」



カヤロ「……カヤロ海賊団。最後の航海だ。
    お前たち、準備はいいか?」

クルー一同「おーう!!!!」



ロビン「……愛のための出港。ふふ、いいわね」

ウソップ「……しかし、ああ言うの見てると……
    
     結婚とか、特別な一人を決めるって言うのも……
     いいもんだなって思っちまうな」

ブルック「おや、ウソップさん。もしかして誰か特定の人物思い浮かべてます?」

ウソップ「そう言う詮索はしなくていい!
     ただ、さっきのブルックじゃねえが、心配だぜ……
     この新世界に、90越えの爺さんが旅をするのか」
     
フランキー「おうぅう! そう、それも愛のためさ!!
      泣かせる話じゃねぇか おぉいい!!」プルプル ビタビタ

フランキー「カヤロぉ!! あんたならやれる!! 頑張ってこいよー!!」
 


ノジコ「あれ? ルフィは?」

うるティ「さっきカヤロの船に飛んでったでありんす」

たしぎ「……ほんと、自由ですね」




……

カヤロの船



ルフィ「おっす」

カヤロ「ルフィ君!?
    ……まさか、着いてくるなんて言わないよな?」
    
ルフィ「行くわけねーだろ。
    カヤロが出航する前に船の中見てただけだ」
    
カヤロ「まったく、さては見送りの目的はこれだな?」

ルフィ「にしししっ! 当たりっ!」



ザザーン

ルフィ「……いい船出だな」

カヤロ「ああ。ジジイに天が味方してるよ」

ルフィ「ラッキーだな」





カヤロ「……本当は、ランボルトを倒すのは君の役目だったような気がするよ」




ルフィ「あ? なんで」

カヤロ「モシモの力だ。
    きっと、婆さんが私に力をくれたんだ」
    

 

ルフィ「なるほどな。
    どうせなら、自分の男に助けてもらいたい。

    
    
    
    モシモ、カヤロが全盛期の力で助けに来てくれたなら、って思ったわけだ」

    
    
    
カヤロ「……逆にいえば、危うい力だ。

    90の老人が中将を倒せるなんて、とんでもないことだよ。
    これがもし世に知れ渡ったら、このまま彼女がずっと無事であるとも限らない」
    
ルフィ「だったら、ずっとあんたが守ってやればいいじゃねぇか。
    老い先短ぇんだし、も少しがんばれ」
    
カヤロ「すごいこと言うね!? こちとらいつくたばるかって歳なのに」

ルフィ「なはははは! 

    ……それでも二人が無事だったのは、そう願ってたからなんじゃないか?」
    
カヤロ「……」

ルフィ「願わなけりゃかなわねぇんだろ? モシモの力は」

カヤロ「……そう言われると、最もだな。
    ふふ、そうか……そういうことなんだろうね」





ルフィ「……元気でな」

カヤロ「ああ、君も」



カヤロ「そうだ、帰ったらまた店に来ておくれよ」

ルフィ「そんな長く居ねぇと思うぞ」

カヤロ「いやいや、そんなことないだろう……」

ルフィ「つったってカヤロ、婆さんは遠い場所にいるんだろ?」



カヤロ「ああ……あの、水平線の……」


























カヤロ「手前くらいにちょこんと見えるあの島にいるよ」





一味「え」
















ナミ「……あの島?」

ロビン「……え、本当にあの島?」


ウソップ「……見聞色なしでも見える、あの島?」

サンジ「……スカイウォークで飛んでいけそうな、あの島?」

ジンベエ「魚人が泳げば30分で着きそうな、あの島か?」


フランキー「クードヴァンで飛び越えちまいそうなあの島か!?」

ゾロ「煩悩鳳の風圧が届きそうなあの島か!?」

うるティ「カイドウが変身すりゃ頭と尾で橋できそうな、あの島!?」


チョッパー「ドクトリーヌのくしゃみが届きそうな距離の、あの島か!?」

ノジコ「田舎じゃ歩きの距離って感じのあの島!?」

ブルック「鯨の群れでももっと距離がありそうな、あの島!?」

たしぎ「大型の海王類の方がまだ長そうな距離の、あの島ですか!?」







ルフィ「俺飛んでいけそうな距離なんだけど、本当にあの島の話してるのか!?」

カヤロ「? ああ、そうだよ」






一同「近ぇぇぇぇぇぇええええええええええええええええええええええ!!!!!!!!!!!!!!!!!」






 


うるティの日記

×月×日 追記

カヤロ翁は、出発した。
夜にはもうシモバアと合流し、
明日向こうを発つらしい。

考えるのもアホくさくなった。

……けど、

けど、ジジイになっても中将相手に戦って勝つような愛があるのだとしたら、
その点は、やっぱりいいなと思うのであった。

食料が底をつきかけているらしく、今日は釣った魚が晩御飯だった。
一同やたらと手慣れているのが気になるが、美味しかった。

………………

………………

金策モード 一日目

サニー号




ルフィ「……しまった」



たしぎ「……何が、しまった、なんですか?」

ルフィ「今俺たちは、金策モード中だ」

たしぎ「そうですね。
    あなたたちは、略奪などはしないとおもっていましたが……
    本当にこういうときがあるんですね」

ルフィ「金策か?
    ……しょっちゅうだぞ?」

たしぎ「まぁ、そういう海賊でなければ、
    私もお世話になろうとは思いませんでしたが……」
    


ルフィ「ま、ともかくだ。
    金策モード中の俺には、ナミからきつーく言われていることがある」
    
たしぎ「なんですか?」



ルフィ「……余計なことをするな だ」



たしぎ「……」

ルフィ「……」

たしぎ「……」

ルフィ「なんかいえよ」

たしぎ「大変ですね」

ルフィ「そうなんだよ……」

たしぎ「ナミさん」

ルフィ「俺も大変だ! 暇すぎるーぅぅ……」



たしぎ「でも大事な仕事じゃないですか。
    お昼ご飯と晩御飯のおかずがこれで増えるか決まるんですよ?」

ルフィ「釣りは飽きた」

たしぎ「飽きっ……戦力外通告されてよくそんなこと言えますね」

ルフィ「でも飽きたもん」

たしぎ「はぁ、それでは、
    フランキーさんを手伝ってきてはいかがですか?」
    
ルフィ「んー? ああ、それもアリかもな」



フランキー「おいルフィ!! こっちは手が足りてんだ!!
      余計なことするなよ!!」
      
うるティ「あちきが仕上げたもん壊されたらたまんねーでありんすからな!!」



ルフィ「……だってよ」ムスッ

 


たしぎ「……ほら、釣りを続けましょう?
    こう言う時にどっしり構えているのも、長たるの者の威厳なんじゃないんですか?」

ルフィ「んぁー……」






>>直下

1 このままたしぎと話をする 

 ※海軍チームのその後の動きが聞けるとともに、たしぎと交流を深めます。
  金策モード編 しばらくルフィが暇を持て余しながら一味+aと交流し、
         そのうちなんか起こります。

2 ナミにちょっかいかけに行く

 ※仕事中のナミのところへ行き、胡乱な話を聞く。
  地下ダンジョン編2 ルフィ一人で地下ダンジョンに赴き、忘れ去られたものを取りに行きます。

3 九尾狩の狸編

 ※邪婬の呪い的な奴でエロ三昧……の予定
  ルフィが九尾狩の狸に目をつけられ、
  呪い的なのでもてあそばれたりする話。

4 ナミの怪しい商売

 ※エロ動画配信による金策を目論むナミにみんなが巻き込まれる話。

5 その他

※全くビジョンの見えてない状態での分岐なので、
 書いているうちにどれかに寄って行く可能性はあります。
 

ルフィ「なぁ、たしぎぃ」ニヤリ

たしぎ「なんですか?」

ルフィ「次、俺のが先に釣れたら。
    どっか行こうぜ」

たしぎ「何を馬鹿なことを……
    私は見られるとまずいので、もし行くならお一人でどうぞ」

ルフィ「変装していくんだよ。
    髭つけようぜ髭」

たしぎ「髭って……」

ルフィ「それとも、負けるのが怖いのか?」

たしぎ「やすい挑発ですね。乗りませんよ。
    あなたよりもナミさんに怒られる方が怖いですから」

ルフィ「それもそうかぁ……
    んじゃぁ、魚10匹釣れたらにしよう」

たしぎ「……そんなにでかけたいんですか?」

ルフィ「ああ、せっかくだからお前とでかけてみたい」

たしぎ「……どういうつもりか知りませんが、命令ならそうしますよ」

ルフィ「んじゃ命令」

たしぎ「え、あ、ああ、そうですか。
    じゃあ、10匹釣れたらってことで」



たしぎ「……」

ルフィ「……」

たしぎ「そ、そんなに、私とでかけたいんですか?」モジモジ

ルフィ「ん? ああ。
    だってお前が普段どんなことしてるか気になるし」

たしぎ「ああ、そういう。
    仲間としての興味ってところですか?」

ルフィ「そんなところだな」

たしぎ「……別に普通ですよ。
    鍛冶屋を見て刀を見て……」

ルフィ「……普通か?」

たしぎ「普通じゃありませんか?」

ルフィ「服とか見ねぇのか?」

たしぎ「女性がみんなオシャレに興味津々てワケではありませんよ」

ルフィ「そうなのか。
    お前パンクハザードん時のコートとか似合ってて可愛かったし、あれ自分で選んでんなら服興味あるのかと思ってた」

たしぎ「っ」ピクッ

たしぎ「似合ってました?」

ルフィ「ああ」

たしぎ「……なるほど、遊び慣れてる人って怖いですね」

ルフィ「なんでそうなる!?」



 

たしぎ「……」

ルフィ「なぁ。俺気になることあるんだけど」

たしぎ「なんですか?」

ルフィ「海軍基地、大丈夫なのか?」

たしぎ「ええ。建物の損壊は壊滅的ですが、
    ほとんどの海兵があなたを捕まえるために奔走していたお陰で気を張っていたので、
    死者はいないそうです」

ルフィ「すっげぇな海兵って。
    建物ぶった切られても生きてるんだな。
    ……でよ、ランボルトは?」

たしぎ「……ランボルトの身柄は、サイファーポールに委ねられたそうです。
    それ以上は何も」

ルフィ「……そっか」

たしぎ「他の幹部の動きなら、ある程度知り得ていますよ」

ルフィ「あー、それ聞きてぇ!」

たしぎ「イエーゴ大佐は、後にインガ島海軍基地の司令になりました。
    階級的にも実力的にも、今ここを任せられるのは彼だけで、おそらくじきに少将にでも昇進すると思います」

ルフィ「そっかぁー……あいつ、いいやつだもんな。うまくやれるといいな」

たしぎ「……何か彼のことで気にかかることでも?」

ルフィ「あいつさ。俺にワクチンを二度打つなって言ってきたんだ。
    それだけはだめだって説得されてよ。立てねぇ体で。
    後でチョッパーに聞いたら連続で使うと危ないってわかったから、
    今俺がこうしてられるのはイエーゴのおかげでもあるんだ」

たしぎ「彼は、敵であろうと未来を奪うことを由としない性格ですからね。
    ただ……」

ルフィ「ただ?」

たしぎ「ロリコンなのが玉にキズです」

ルフィ「……そうか、それは残念だな」




 



ルフィ「サンジがブタを沈めてきたって言ってたけどさ? あれ 何のことだ?

たしぎ「ザビーダのことですか?
    彼はブタのミンクです」

ルフィ「ミンク族か!? じゃあ強かったんだろうなぁ」

たしぎ「……それが、証言が色々食い違ってまして。」

ルフィ「なんだ?」

たしぎ「基地のものは皆、彼が空島から落ちてきたと言うんです」

ルフィ「空島からぁ!? そんなとこから落ちて生きてられるのは俺かカイドウくらいだろ」

たしぎ「ですが、彼の通信記録に確かにそういう発言があり、そして中庭に尋常じゃない位置エネルギーと共に落下してきたという事実。
    お陰で今彼は、

    『四皇の幹部と空島から落下しながら戦い、惜しくも敗戦を喫した男』
    としてもてはやされているそうな……」

ルフィ「にしししししっ! そりゃカッケーな!」




たしぎ「幹部連中で言うと不気味なのはシーダルですね」

ルフィ「ああ、あの犬のやつか」

たしぎ「ドッグテイムという技で私も苦しめられました」

ルフィ「ブルックは美味かったか?」

たしぎ「あの時は尋常じゃないくらい美味しく感じました。
    なんで犬って骨好きなんですかね」


たしぎ「シーダルはその技よりも、
    ドッグランを何度も繰り返しているらしく、
    その間はなにかぶつぶつとうわ言を繰り返しているそうで」

ルフィ「……おかしくなっちまったんかな?」

たしぎ「ただ、先程も言ったドッグテイム……
    ちょっと流行しているらしく……」

ルフィ「わかる」

たしぎ「え?」

ルフィ「手軽にミンクっぽくなれるだろ!?
    超興味あるぞ!!

    そっかぁ、なんとか話しつけらんねぇかな」

たしぎ「ど、どうぞご勝手に」




 


たしぎ「ガバルデイ、欲望の砦の管理者なんですが……彼だけは事件後半日ほど収容できなかったそうで……」

ルフィ「まさか生き埋めか?」

たしぎ「ええ、触手に」

ルフィ「触手……能力者か?」

たしぎ「ええ、詳細は知りませんが、自分の能力に溺れたような感じだそうで……
    救出されたあともしばらくは錯乱していたそうですよ」

ルフィ「?」

たしぎ「……全身に、触手の卵が産み付けられていたそうで……」

ルフィ「うげぇっ」





たしぎ「次の幹部はイーリアとFG ですが、あの二人は面識がないんですよね?」

ルフィ「ねぇなぁ」

たしぎ「あの二人は……なにか店を始めたそうですよ?
    幹部としての活動はやめたようです」

ルフィ「店ってなんだ?」

たしぎ「……自由になれる店『オスメス屋』と名乗って、
    性転換を生業にしているようですよ」

ルフィ「なんだそりゃ。
    まるでイワちゃんみてぇだな」

たしぎ「革命軍の?
    ああ、なんかそういう噂を聞いたことがあるような……」

たしぎ「あの二人の詳しい話が聞きたければ行ってみればいかがですか?」

ルフィ「大丈夫なのか?」

たしぎ「ええ、もう海軍とは縁が切れているようで、
    実は昨日直接話をしてきたのですが……
    見違えすぎて話が入ってきませんでした」

ルフィ「見違え……? そう、か」




 


ルフィ「たしぎ」

たしぎ「はい?」

ルフィ「10匹釣れた」

たしぎ「え!?」

ルフィ「ゴムゴムの……釣りっ!!」

ビヨーーーーーーーン→→→→ ざぶっ! ガシッ

ビヨーーーーーーーン←←←← パシッ

ルフィ「っと、10匹目!」

たしぎ「あっ え、狡くないですか!?」

ルフィ「でも10匹釣れたぞ。
    お前のと合わせりゃ全員に一品増えて余る」

たしぎ「……そうですけど、本当に出かけるんですか?」

ルフィ「船長命令だ」

たしぎ「……髭つけて?」

ルフィ「ああ」

たしぎ「はぁ、わかりましたよ」

ルフィ「よーっし、準備しようぜ」

………………

サニー号 前


髭ルフィ「行ってくるー!」

フランキー「晩飯までには帰るのよー」

ルフィ「わかったよかーちゃん」

フランキー「かーちゃんじゃねー! スーパーかーちゃんロボだ!!」

ルフィ「わぁーったよスーパーかーちゃんロボ」

うるティ(アイツら一緒にでかけていいのかよ)ハラハラ




髭たしぎ「で、どこに行くんですか?」

ルフィ「そーだなーぁ」


>>直下


1 たしぎ「行く宛がないのなら提案なのですが、こっそり海軍基地にいけませんかね……?」
  ※シーダル(ドッグテイム屋)と出会います。
   一日限定で誰かを犬化させます。
   人物 及び 犬程度を指定可能
   エロに繋げたい場合プレイ内容も指定可能

2 ルフィ「オスメス屋行ってみよう!」
  ※性転換イベント
   誰かを一日限定で性転換、ふたなり化、等できます。
   人物 効果 指定可能
   エロに繋げたい場合プレイ内容も指定可能

3 ルフィ「シモバアに挨拶しに行こう。
      なんか面白い話聞けるかもしれねぇし」
  ※たしぎとエロいことになります。

4 ルフィ「お前ヨセヨセ屋行ったことねぇだろ。
      俺も自分の用事で行ったことねぇから行ってみよう」
  ※ヨセヨセ屋へ

5 その他


ルフィ「お前ヨセヨセ屋行ったことねぇだろ。
    俺も自分の用事で行ったことねぇから行ってみよう」

たしぎ「ヨセヨセ屋ですか……確かに興味はありますね」

ルフィ「だろぉ? お前も難癖つけたっきりだろうし、
    行って遊んでみよう」スタスタ

たしぎ「あ、ああ……そういえばそうでした」タラリ



………………

ヨセヨセ屋



ヨセババ「おや、見覚えのある取り合わせだね」

ルフィ「今日は普通に店に来たんだ」

たしぎ「私は改めて先日の非礼をお詫びに……
    先日の、店の実態を知りもせずに非難してしまった件、
    どうも、すみませんでした」ペコリ

ヨセババ「そりゃこないだ謝ったことじゃろね。
     いいから、むしろこっちから礼を言わせておくれよ」

ルフィ「礼?」

ヨセババ「カヤロのことさ。
     あんたたちがかき回してくれたおかげで、あいつもスッキリしたことじゃろ。
     ランボルトの件も片付いたし、永住権の件も次の客に渡せたし、
     私も良い思いしたしねぇ」

ルフィ「あっ! そっか、ノジコが永住権買ったからばあちゃん今めちゃくちゃ金持ちだろ!?」

ヨセババ「そりゃそうさ。
     ……と、言いたいところだけどね。
     投資に使ったんで、別に今大金持ちってわけじゃないんだよ。
     店もこのまま、改装とかもしないしね」

たしぎ「永住権ってそんなに高いんですか?」

ルフィ「ああ、一人限定で、なんだっけ?
    とりあえず億単位だよな?」

たしぎ「おく……億!!!!?」

ヨセババ「まぁね。
     でも先客である妹がいなくなったから特別価格で取引したんだよ」

たしぎ「億……億……ノジコさん、払ったんですか?」

ルフィ「らしいぞ?」

たしぎ「……生き方、刹那的過ぎません?」

ルフィ「かもな。でも後悔させねぇよ」

たしぎ「?」
 


ルフィ「さて、じゃ、たしぎから呼んでみるか?」

たしぎ「……え? 私ですか?
    私付き添いのつもりで来たんですけど」

ヨセババ「なんだい冷やかしかい?」

ルフィ「せっかくだしやってけよ。
    面白いぞ? 多分」

たしぎ「……」

たしぎ(どうしよう。確かに興味はあるけど、
    実際呼ぶとして、私誰か呼んでみたい人って……あ)

たしぎ「……あの、私はやっぱりいいです」


ルフィ「なんだよ。ケムリンとか呼びゃいいじゃんか」


たしぎ「はぁ……いいですか? 麦わら。 確かに私は今ふとスモーカー中将のことを考えました。
    しかし、ここに呼んだらどうなると思います?」

ルフィ「お前らは話すりゃいいじゃねぇか」

たしぎ「あ な た は どうなると思います?」

ルフィ「おう、そりゃぁ……
    ああ、やべぇことになるな。俺外出てようか?」

たしぎ「うーん……そうですね」



>>直下

1 スモーカーと接触を試みる。
  ※無事を伝える事ができます。 ルフィは姿を消します。

2 コビーと接触を試みる。
  ※事情を話して、たしぎのことは心配するなと伝えられます。
   尚、マンガ本編での黒ひげとの衝突等は、
   まだ精査しきれていない情報が多いので加味しないものとします。

3 その他


たしぎ「スモーカーさんはやめておきます……
    勘ぐられたら大変ですからね」

ルフィ「会いたいなら会えばいいじゃんか」

たしぎ「もっと無難な人に会いますよ。
    呼ばれて得するであろう人物にね」

ルフィ「ほーぅ?」



たしぎ「海軍のコビー大佐を、お願いします」



ルフィ「!」

ヨセババ「おお、結構な人を呼ぶんだねぇ」

たしぎ「ええ。でも、麦わらが隣にいるといえば絶対に応じると思うので」

ヨセババ「ほいほい……あー、うん、二つ返事で来るって」

たしぎ「ふふ、でしょうね。
    では、お願いします。時間は10分で」

ヨセババ「……延長、申し出てるけど」

たしぎ「いりません」

ヨセババ「しぇっしぇっしぇ! はいよ」



ヨセババ「そいじゃ、アンカー設置!!」

たしぎ「っ!」ギュン

ヨセババ「引っ越し~ムーブメント~!!」

ぼわーぁん……



コビー「うわっ! な、なんですか、ここ。
    煙たい……っ」ケホケホ



ルフィ「それ埃だぞ」

コビー「ヘックシュン! あ、ほんとだ」



 

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たしぎ「……久しぶりですね。コビー」

コビー「ああ、たしぎ大佐!! い、生きてたんですね!!
    みんな心配してましたよ!!」

たしぎ「色々、ありましてね」

ルフィ「おっす、コビー!」

コビー「ルフィさん!! ああ、ついに四皇になったんですよね!?
    おめでとうございます!!」

ルフィ「おう、まぁな。
    コビーの方は調子どうだ?」

コビー「はは、僕なんかまだまだですよ。
    大佐から上は……まだ先も見えてません。
    それに上に行くより重要なことも見え始めてますし……」



たしぎ「……SWORD ですか」



コビー「え? た、たしぎさん! それってルフィさんの前で言っていいんですか?」

たしぎ「許可しま……ああ、そういえばもう先輩という立場でもないですか。
    ……あなたは、どう思いますか?」

コビー「……僕は良いと思います。
    それに、もうある程度は話しているんでしょう?」

たしぎ「ええ。実は……コビーはARROW という言葉を知っていますか?」

コビー「噂だけは聞いたことがあります。
    無作為に選ばれた諜報員が選ばれ、超極秘任務に着く。
    関わった者は決して口外してはならない。それがARROW 」

たしぎ「流石にSWORD なら知っていますか。
    私は、つい先日知りましたよ」

コビー「……」

たしぎ「……」

コビー「! まさか、たしぎさんが死んだことになってるのって?」

たしぎ「そのまさかです。
    私はARROWに選ばれ、SHIRAHAとして行動しました。
    その結果、事件自体もみ消され、私の存在も闇に……」


コビー「なるほど……すべての合点がいきました。
    たしぎさんが子どもたちの移送の後にインガ島に派遣された意味も、
    死亡の報が妙に強調されたことも……すべてARROW 案件だったということですね」

たしぎ「ええ。現状、私はどうすればいいか皆目検討もつきません。
    ……正直、困惑しています」

コビー「心苦しいです。僕もなにかできれば良いのですが……」

たしぎ「いえ、あなたにしてほしいことは決まっています。
    スモーカー中将に事の顛末を話し、口止めしてほしいのです」

コビー「……っ ああ、なるほど!
    たしかに、黙らせないとどこにでも噛みつきそうですものね、あの人」

たしぎ「あの人がARROW を知っていても知らなくても、
    私が死んだと聞いて妙なカンを働かされても困るので……
    どうか、たしぎには心強い味方がいるということだけを伝えてください」

コビー「……」チラッ

ルフィ「おう、とりあえず当面は俺に任せろ。
    あとは……えっと、誰だっけ?」

たしぎ「その名前を出すと今度はコビーが大変な目に遭いかねません。
    今のは、聞かなかったことにしてください、いいですね?」キッ

コビー「わかりました。
    くれぐれも、情報の扱いには気をつけます」

たしぎ「そういうことです。
    G5の皆さんには……伏せておいたほうが良いでしょう。
    ARROWを表沙汰にして良いのかどうかもわかりかねますし……
    もしこちらで動きがあれば、いつか伝えようと想います」

 


コビー「わかりました!
    とにかく、無事で安心しましたよ。

    ヘルメッポさんも……あ、でも伝えられないんでしたね。
    残念ですが……彼に伝えるのは諦めます」

ルフィ「なんか大変なことになっちまったな」

コビー「そうみたいですね。
    でも、まさかたしぎさんがルフィさんと一緒だなんて……!
    心強いの限りですよ! その点も安心できました」

たしぎ「だと思ってあなたを呼んだんですよ。
    それに、会いたかったのでしょう?」

コビー「もちろん!! ああ、でも海兵と海賊として、
    敵として会うときも楽しみにしていますよ!」

ルフィ「ははは! そうだったな。いつかは敵として戦うのか、俺たち」

コビー「ええ……その時は僕も、もっと上……いえ、
    もっと強くなっています。
    四皇よりもっと……大将より、もっと……」



たしぎ「……きっとあなたには上が見えているのでしょうね。
    羨ましい限りです」

コビー「……たしぎさん?」

たしぎ「私は悩みながらここにいるので……ね」

 

 




コビー「……あ、安心してください! ルフィさんは人を強くする才能を持っています!」



ルフィ「あ?」

コビー「本人は気づいてませんが、一緒にいて周りを強くしてくれる才能があるんです!
    だからたしぎさんも、彼の近くでならもっと上が見えてくると思います」

たしぎ「そう、でしょうか」

コビー「ええ。ですから、海軍から見放されたとしても……
    正義の心は、絶やさないでください」

たしぎ「……ありがとう。
    その言葉に支えられることにします。

    私からは後は特にありません」



ルフィ「コビー、お前今何してんだ?
    ……あ、海兵だから俺には言えないか?」

コビー「四皇と事を構えるようなことは特にしていませんよ。
    あとはお察しいただけた通り、秘密です。
    ルフィさんはインガ島……え、インガ島ですよね?ここ」

ルフィ「そうだけど?」

コビー「……る、ルフィさん。ここに滞在してるの、何日ですか?」

ルフィ「あれ? 何日だ?
    10ニチくらいいるんじゃねぇか?」

コビー「だ、だめですよ!! その島は!! 
    かつて影の皇帝がそこで旅をやめてしまって以来、
    その島には多くの海賊を引き止める魔力を持っているって噂で!!」

ルフィ「影の皇帝はもう海に出た。で、帰ってきた。
    この島は、ただの平和な島だよ、コビー」

コビー「え」

 

ルフィ「なんも心配するな。
    俺たちだって止まる気はねぇ。

    ……ただ、金がねぇだけだ」

コビー「え、は……よ、四皇になってもまだそんな生活してるんですか!?
    ざ、財宝は!? ワノ国からの献上品とかは!?」

ルフィ「あったとしてもナミのみぞ知る、だな。
    とりあえず昼飯は釣った魚だったぞ」

たしぎ「……」

コビー「……あ、あの、えっと……」



コビー「ご愁傷様です……」ナム

たしぎ「安定供給される海軍の食堂が懐かしいです……」フッ



たしぎ「あ、金欠の話はスモーカーさんには言わないでくださいね。
    いらぬ心配はかけなくていいですし、
    そもそも優秀なコックがいるのでなんとかなっていますし」

コビー「ははは、それならよかったです。

    あっ! ところで、こんな形で呼ばれたわけですし、
    もうちょっとルフィさんとお話できますか?
    今日だけは海兵と海賊という立場を忘れて語り明かすというのも良いんじゃな」



ヨセババ「悪いんだけど時間切れじゃよ」

コビー「え」


 


ぼやぁぁぁぁん

コビー「あ! あの! 延長料金僕払いますので! もうちょっと!
    ね、あの……あ、だめですか?
    後払いになっちゃいますけど、僕はらいま」

ヨセババ「後払いは困るねぇ」

コビー「あ」

ぼしゅぅぅぅっ



たしぎ「……これ以上居られると麦わらのことを崇め始めるので、
    調子が狂うんですよね」

ルフィ「ははは! なんか、どこでも女って強ぇーな!」

たしぎ「というより、私は彼の先輩ですから。
    階級こそ追いつかれ……ああ、今は……むしろ私は……ああ」

ルフィ「そこで凹むなよ!!

    ああ、でもそっか……もし俺がじいちゃんの言うこと聞いて海兵なってたら……
    お前先輩になるのか」

たしぎ「え? ……あなた、海兵になる気もあったんですか!?」

ルフィ「んや? かけらも」

たしぎ「で、ですよね。
    正直あなたみたいな後輩、ごめんですし」

ルフィ「なんだよー」ブー



ヨセババ「さて、麦わらの、あんたはどうするんだい?」

ルフィ「あ、そうだったそうだった。
    俺は誰呼ぼうかな~……んー」




ルフィ誰を呼ぶ?

>>直下

1 ルフィが自ら選んで呼ぶ
2 ヨセヨセガチャ(物語的にはランダムという体)で呼ぶ

※いずれも人物要指定
 


ルフィ「……誰呼ぶか決めてきてなかった」

たしぎ「特に思いつきもせず、私を連れ出したんですか?」

ヨセババ「まぁそういうお客に対してはこれだね。
     そこな料金プランをご覧よ」



ルフィ「ん?
    ああ、これかヨセヨセガチャプラン?」



ヨセババ「それはの、あんたにゆかりの有りそうな人を適当に選ぶプランだよ。
     相手を見た後に日数も決められるし、
     なんとなく、で来た客にはおすすめだよ。

     ああ、実は余分に金かかるけど、そこはサービスしとくでの」

ルフィ「お、助かるなぁ。
    じゃあそれで頼むよ! 誰が来るのかなぁ にししっ」

ヨセババ「さーて……誰にしようかねーっと
     会えないのを除外して……

     あ? 良いのかね、こいつ……うーん」

ルフィ「お?」

たしぎ「とんでもない人あ来るんじゃないんですか……?」ドキドキ



ヨセババ「こいつに決めたよ!!
     じゃ、下がって下がって」


ヨセババ「コホン……
     アンカー設置!」

ルフィ「おっ」ギュン

ヨセババ「引っ越し~ムーブメント~!!」


ぼわーぁん……



???「ルフィーーーーーー!!!」ガバッ

ルフィ「うぉっ!?」

ドーーーーーーォォオォン!!!



たしぎ「!? な、なんですか!?」ビクッ


 


ルフィ「ってて……おい、何だおま……あっ!!
    おまえ、ヤマト!!」

ヤマト「久しぶり!! ルフィっ!」

ギュゥゥゥゥ

ルフィ「ぐぇぇぇえっ! しまってる! 首っ くびっ!」パンパン

ギュゥゥゥゥゥゥ

ヤマト「会いたかったよルフィぃぃぃっ!」

ルフィ「つってもあったの一ヶ月くらい前じゃねぇか!! ギブギブ!!」



たしぎ「……え、っと。あの」

ヤマト「? 誰だい?」

たしぎ「あ、すみません。私はたしぎ。
    かいぐ……オホン、訳あって今、麦わらと行動を共にしている者です」

髭「スチャ」

ヤマト「……そのつけ髭に、その容姿。
    君もただならぬ悩みを抱いていそうだね……

    わかった。よろしく。
    僕はヤマト! もとい、光月おでんの後を追う男だ」

たしぎ「男……?」



ギュゥゥゥゥゥゥ

ルフィ「エース……迎えに、キたのか……」ウツロ



たしぎ「とにかくそろそろ離さないと、麦わらが……」

ヤマト「え。あ」



……

 

……

ヤマト「すまない! 興奮しすぎて……っ」

ルフィ「いや、良いけどよ。
    ていうかお前こそ良いのか!?
    ワノ国はまだお前が守ってやらねぇと、世界政府につけ込まれるんじゃねぇのか?」

ヤマト「……そう思ってね。色々と手を尽くしたんだ。
    そしたら思わぬところで利害が一致した勢力が現れて……
    まぁ、何はともあれ僕は今ワノ国の漫遊に尽くしているのさ」

ルフィ「ああ。おでんの後を追ってるんだよな?」

ヤマト「……とはいえ、その……」

ルフィ「ん?」

ヤマト「漫遊もそろそろ尽きたと言うか……
    あまりに障害がなさすぎるので、ね?」モジモジ

ルフィ「お前、まさかもう飽きたのか!?」

ヤマト「だって!! ワノ国はやっぱり狭すぎるよ!!
    僕だって本当は海に出たかったんだ。
    世間知らずだからと大人ぶったが、この大人の体に宿る少年のような魂は、
    やっぱり君を追い求めてしまうんだよ」

ルフィ「んぁー……まぁ、そうなるような気はしたけどよ。
    そもそもおでんってのも若い頃にワノ国は狭いって言ってたんだろ?
    やっぱ、どっか根本的に似てるのかもな」

ヤマト「……似せようとしているうちに、近づいたのかもしれないけどね。

    ま、ともかくここで会えたのはすごく嬉しいよ!
    ねぇ、ヨセヨセ屋だっけ?
    僕はどれくらいここに居られるんだい?」

ヨセババ「ん、まぁ、望むなら一週間でもいいよ。
     麦わらの有り金で足りない分はサービスしてやるし」

ヤマト「! 一週間!? あー、えっと」

ルフィ「どした? なんか問題でもあるのか?」




>>直下

1 ヤマト「流石に一週間はちょっと……ワノ国防衛もあるし。
      でも一日だけならなんとか……!」

2 ヤマト「流石に一週間はちょっと……ワノ国防衛もあるし。
      でも一日、いや、二日は居たいよ!!」

3 ヤマト「……もっと、居たい!!」
  ※麦わらの一味滞在中ギリギリまで滞在する的な

4 その他
 




ヤマト「……もっと、居たい!!」



ルフィ「……どうなんだ? ばあちゃん」

ヨセババ「んー? 実は一週間越えられなくもないけど……
     まぁ、私も能力の限界ってのを試してみるかね」

ヤマト「やった!」

たしぎ「……あの、でも良いんですか?」

ヤマト「な、なんだよ」

たしぎ「なんだかその、ワノ国の防衛にとても必要な人だと聞こえたのですが……」



ヤマト「ああ、大丈夫。
    僕らと利害の一致が確認できたのは、とっても頼れる怖い存在だから……

    ルフィ、君も知ってるよ」

ルフィ「ん? どいつだ?」



ヤマト「ジェルマさ」



ルフィ「……えっ!? あいつらが味方してんのか!?」

ヤマト「味方というとちょっと信頼を置き過ぎてる気がするな。
    お互いに間者の気配もするし、あくまで協力者ってところだね」

たしぎ「ジェルマにワノ国……
    なるほど、四皇の争いに巻き込まれた者同士、といったところですか」

ヤマト「世界政府とビッグマム海賊団の残党。
    そいつらから相互的に身を守るという協定を結んだ。
    気がかりなところも多々あるけれど、
    向こうも戦力不足らしいからこちらの協力は助かると思うんだ。
    今のところはなにもきな臭くないよ」

 




ルフィ「そっか、友だちになったってことなんだな!?」



ヤマト「……」ニコッ


ヤマト「ねえ! たしぎ、他の仲間はいるかな?
    今の話もう一回しないと!」ニコニコ

たしぎ「そうですね。案内します」

ルフィ「?」

ヨセババ「しぇっしぇっしぇ! 大変だねぇ!
     んじゃ、そこなお嬢ちゃんの滞在期間が終わりそうならこちらから連絡するよ。
     あ、くれぐれも島から出る時は言っておくれよ?
     流石に島から離れると効果がなくなるでの」

ヤマト「わかったけど、僕は一応男として扱ってもらいたいかな」

ヨセババ「あー。なるなる、おけおけ。
     ぼっちゃんね、了解」

ヤマト「ん! ありがとう! それじゃまた!」

………………


 

………………

夜 サニー号 



ルフィ「ってなわけで、ヤマトもしばらくここに滞在することになったんだが」



ナミ「……」ゴゴゴゴゴ

サンジ「……」ズーン

うるティ「……」モンモン



ルフィ「お前らはなんでそんな面白い顔してんだ?」



ナミ「ああ、そう。私の顔がそんなに面白く見える?
   ただでさえお金ないときに客呼ぶバカが居るか!!」ズドム!!

ルフィ「ぶべらっ!! ナミ……いつの間に、流桜を……」ガクッ

ヤマト「安心してナミ。 こんな事もあろうかと思って僕少しは持参金があるよ。
    数日分の食料くらいなら賄えるし、
    金策モードっていうのにも力を貸すよ!!」

ナミ「ああ!! ごめんねヤマト!!
   そんなこととはつゆ知らず、ルフィをチカラノカギリボコってしまったわ。
   でもあなたはなんかルフィと同じ匂いがする時があるから、金策モードは食料調達に尽力して頂戴」(BワB

ヤマト「任せてよ!」



ノジコ「サンジくんはどうしたのさ?」

サンジ「……なんか、久しぶりにジェルマの名前を聞いて俺はブルーになってんだよねー……
    あいつらまだ生きてたんだー、へー」ズーン……

ロビン「なるほど、心配なのね?」

チョッパー「優しいやつだな、サンジは」ナデナデ



 


うるティ「……ヤマトぉぉ? えぇぇ、一緒に行くのぉ?」ヒクヒク

ヤマト「なんだ、うるティも居たのか?」

うるティ「あ、あちきはぺーたんに会うまでこいつらと一緒に行動するって話になってて……」フイッ

ジンベエ「ん? おまえさん、次の島までって話では……?」

うるティ「げ、バレた……」

フランキー「まぁまぁ、よく働くし、おいてやってもいいじゃねぇか、な? 船長?
      船長……船長? あ、だめだ死んでらぁ」

ヤマト「そっか、カイドウとは関係ないんだね?
    それなら仲良くしようようるティ!
    僕も一週間ちょっとしか居ないし、
    君と僕にはなんの因縁もないよね?」

うるティ「雷鳴四卦の痛みはまだ忘れちゃいねぇぞゴラァぁっ!!!」ガタッ

ウソップ「乱闘はやめろォ!!
     お前らを止められるやつなんかこの海に居ねぇよ!!」



ブルック「ヨホホホホホ!! 実に愉快ですね!!
     パンツ見せて貰う機会がいっぱい増えて私も嬉しいです!
     ねぇヤマトさん!!」

ヤマト「ごめんふんどしなんだ」

ブルック「あ゙っっ 好きッッッ」



ゾロ「……」

たしぎ「? どうかしましたか?」

ゾロ「ん? いや、大したことじゃねえよ。
   気にするな」

たしぎ「はあ、そうですか」

ゾロ(ナミもロビンもルフィの女……
   まさか……ヤマトまで手をつけてるわけ、ねぇよなあ?
   一応男って名乗っちゃいるし……?)グビ



ヤマト「とにかく、みんな。
    しばらくよろしく!!」



………………

 

………………

夕食後

サニー号 甲板 後方




ザザーン……ザザーン……

ルフィ「……すまねぇ、ヤマト。もう、こうするしか……」

ヤマト「な、何をするんだ、酷いじゃないか……
    あんまりだ」ワナワナ

ルフィ「仕方ないんだ……俺だって本当はこんな事したくねぇ。
    でもよ……」



チョッパー「ルフィ、情けはかけちゃだめだぞ。
      ちゃんと、お前の口から言うんだ」

ルフィ「っ……ヤマト、すまねぇっ……」



サンジ「おい、まだやってなかったのかよ。
    お前が決心つかねぇってんなら、
    もっといい方法だってあるんだぜ?」

グイッ

ヤマト「ああ! やめてくれっ……こんなのもう……ううっ」



ルフィ「ヤマト……納得してくれ……っ」ギリリ……







サニー号と縄で繋がれたミニメリー「プカプカ……」

ヤマト「違うんだァァァ!! 僕は、
    『3日間鎖を離さず海を引きずられたおでん』をやりたいだけなんだァァァ!!!
    ミニメリーで海の上なんて楽すぎるー!!!」




 



チョッパー「だめだっつってんだろ!! ドクターストップだ!!
      鎖で海の上を3日とか……健常者でもアホのすることだし、
      何よりお前能力者じゃねーか!!」

サンジ「それで納得しねぇならこのままこの縄手繰り寄せて、
    船に乗せて、丁重におもてなしした挙げ句夜食まで用意してやるからな!!
    今夜の夜食は焼きおにぎりだ!! 味の好みを言え!!」

ヤマト「そんな事されたらこのちょっとした疎外感すら味わえなくなっちゃうじゃないか!!
    おでんの気持ちを味あわせてよ!! 醤油が好きだ!!」

ルフィ「頼むから納得してくれぇ……」





ナミ「……ごっこ遊びに付き合う兄、の図」

ノジコ「なにかと思ったら、なんか可愛いことしてるね」

うるティ「あー、良かった……あの個室に二人はキツイと思ってたんでありんすよ」

たしぎ「そもそも男と自称していますから、
    私達とは同室にならないのでは?」



フランキー(あの部屋がヤリ部屋だという事実はしばらく忘れよう)



………………

 

………………

深夜のミニメリー号


プカプカ

ヤマト「ああ、快適すぎる……
    ちょっと狭いけど横になれるし……
    サンジが絶対に譲ってくれなかった条件として、毛布も渡されてしまい……
    明日の体温が少しでも低かったらミニメリー号を没収されてしまう。
    ようやく鎖おでんごっこができたというのに、これではあんまりだ」ゴロゴロ



ヤマト「……もう、いっそ切り替えようかな」ムクッ





>>直下

今後の展開

1 こっそり風呂に入りに行く。 ※ラッキースケベ?対象を選べます。
2 こっそり風呂に入りに行く。 女入浴に巻き込まれる。
3 ルフィが訪問してくる    ルフィとの関係指定可能
4 ルフィをこっそり探す    ルフィがその時何しているか指定可能
5 誰かと交流する       人物指定可能
6 その他

 


ビュォッ

ヤマト「あ」パアッ

ヒュゥゥゥゥ↓↓↓↓

ストッ


ルフィ「よう。ヤマト」

ヤマト「やぁ、ルフィ」

ルフィ「あんま話せなかったからよ、少し話しに来た」

ヤマト「ったく……これじゃあ白ひげ海賊団に海を引きずられる気分なんて少しも味わえないじゃないか」

ルフィ「迷惑だったか?」

ヤマト「そんなことはない。……あ、いや、一日くらいは放っておいてくれても良かったよ?」

ルフィ「よく言うよ。そんな顔で」

ヤマト「……どんな、顔してた?」(/////


ルフィ「俺が来たってわかった瞬間、笑ってた」


ヤマト「あ、はは……敵わないな、君には」



ザザーン……ザザーン……



ヤマト「……」

ルフィ「お前どうだ? ワノ国では」

ヤマト「どうって、なにが?」

ルフィ「なんか変わったことあったか?」

ヤマト「得にはないよ。
    ……いい国さ。僕にとって退屈なだけで」

ルフィ「しかし飽きるの早かったな」

ヤマト「そうさせたのは君さ」

ルフィ「……そりゃ、悪かったな」

ヤマト「ふふふ、でも共犯だ。
    そもそも僕から誘ったしね」

 


スッ

ルフィ「ん」

ヤマト「……」

サワサワ

ヤマト「身に覚えは、あるよね?」

ルフィ「……当然だろ」

ギュゥッ

ヤマト「ぁっ……」ドキッ

ルフィ「……話をしに来たつもりだけど、まぁ、こうなるのも無理ないよな。
    お前もその気みたいだし」

ヤマト「そうだね。僕たちの仲だ。直球でいいだろう?」

ルフィ「それもそうだな」

ヤマト「……」スッ↓



ヤマト「……抱いておくれよ、ルフィ。
    あの時みたいに」

ルフィ「……いいのかよ」

ヤマト「ああ、いいんだ」



~~~~~

~~~~~

『あの時』

カイドウ戦勝利の宴から、麦わらの一味一味出航までのある日

ワノ国 花の都 


とある部屋






ルフィ「……もう一回、言ってもらっていいか?」どどん

ヤマト「……僕は、君と……まぐわいをしたい」フンス







ルフィ「………………」

ルフィ「なぁ、俺たちはそのまぐわいってのを、セックスって呼んでると思う。
    セックスってのは……まあ、二人の人間が気持ちよくなるためにすることだ。

    合ってるよな?」

ヤマト「ああ。
    ほとんど合ってる」

ルフィ「で、多くの人間にとっては、セックスは男と女がするもんなのは、ワノ国も同じだよな?」

ヤマト「ああっ」



ルフィ「ヤマト。お前は」

ヤマト「男だ!」



ヤマト「……そして君も、男だ」

ルフィ「うん」



ヤマト「……」

ルフィ「……すまん。俺は、女が好きなんだ」

 


ヤマト「いいんだ! わかってる。
    君が色街に行った事も知ってるし、君の性的指向が女性に向いているのも知ってる。

    ……だけど、僕は……その、君に抱いてほしいと思っているんだ」

ルフィ「だから、俺は女がいいって」

ヤマト「……だめだろうか」

シュルシュル

タプン



ヤマト「ほら、僕は体は女だ」

ルフィ「そうだな」

パサッ

ヤマト「僕は……そう、僕からすればこれは男色と言えるが。
    君からすれば僕は女に見えるだろう?」

ルフィ「でもお前心は男なんだろ?
    男っていうかおでんていうか……
    男であるお前に対して、女の体に興奮して抱くことは、なんか違う気もするぞ?」

ヤマト「いいんだ。これが僕だから。
    だから君は、」

たゆん

ヤマト「僕の女の体に欲情していいし、
    僕の男の心に触れなくてもいい。
    ただ僕は強い男に抱かれたいという気持ちが強いんだ」

ルフィ「……あー、そういう考えもあるか……」



 


ルフィ「んー……俺はお前の女の体にムラムラはする。
    ……正直、心の伴わないセックスだって慣れっこだ。
    
    でもお前はそれでいいのか?」

ヤマト「というより、そのほうが僕に取ってしっくり来る。
    だって、もし僕が男の体だと君に相手をして貰える確率はなくなるだろう?」

ルフィ「そうだな。流石に男の尻には勃起しねぇ」

ヤマト「うん。大体の男はそうだ。
    だから僕は、女の体であることを今喜んでるよ。
    だって、これなら」

タユン



ヤマト「君も、勃起するんだろ?」フフン



ルフィ「……ああ、する」

ヤマト「じゃあ、頼むよ。僕を慰めると思って……」

ルフィ「わかった。わかったけどそうじゃねぇ。
    慰めるとか頼むとかじゃなくしようぜ」

ヤマト「ん、そうだね。
    対等に、ってことだろ?」

ルフィ「ああ」



ヤマト「わかった! ヤろう! ルフィ!」

ルフィ「おう」






 


ヤマト「……」

ルフィ「……」

ヤマト「で、ここまで、女の体に欲情して良いと言っておいてなんだが……
    これは性交の内容に関してだから、お願いなんだけど」

ルフィ「……わかった。もしかしてお前、前の穴は使うなって言いてぇんだろ」

ヤマト「……っ う、うん。そうなんだ。
    やはり男が男に抱かれる以上……それが普通だろ?」

ルフィ「そうだな。
    それがお前のヤりかたならいい。
    それに、アナル……ああ、いや、尻の穴なら経験あるから安心しろ」

ヤマト「ふふ、なんて頼もしいんだ。
    ソッチもそこまで暴れん坊とは、恐れ入るよ」クスクス





ヤマト「特に、僕は経験がないから、君が慣れているんだとしたらとても助かる」

ソッ




ヤマト「……ルフィ」

ルフィ「ん」

ギュゥッ

ヤマト「……ふふ、小さくもとても力強い体だ」

ギュゥゥゥl


 


ヤマト「……本気で抱きしめたら、壊してしまいそうだけど……
    この体がワノ国の……救世主の体なんだね」

ルフィ「その言い方はやめろって……」

ヤマト「いいじゃないか、ここでくらい。
    それに、救世主に抱かれると思うと……僕はより興奮するんだ。

    強い人、好きだから」

ルフィ「……ん」



ルフィ「……ヤマト。ちょっと膝ついてくれるか?」

ヤマト「あ、そうだね。このままだと抱きしめることしかできない。
    口吸い、したいよね?」

ルフィ「ん……」

ルフィ「あー、えと」

ルフィ「…………してぇな」

ヤマト「今もしかして悩んだ?」

ルフィ「ちょっとな。
    でも、思ったほどやじゃなかった。
    お前の顔は好きだしな」

ヤマト「ははは、その意気で頼むよ」

スッ↓

ヤマト「さ、どうぞ」

ルフィ「ん」

ナデナデ サワサワ

ヤマト「んぅ……え?」

ナデナデ サワサワ

ヤマト「ぁっ……」

ナデナデ サワサワ

ヤマト「えっと、気になってたのかい?
    角」

ルフィ「こんな立派な角、触りてぇに決まってんだろ」サワサワ

ヤマト「そ、そうかな。
    ふふ、ルフィに褒めてもらえた」ニヘッ



ルフィ「……」

ぐ、さわさわ

ヤマト「?」

ぐ、さわさわ

ヤマト「何してるんだぃ?
    頭皮に按摩でも?」

 

ルフィ「あ、ヤマトはちげえか。悪い」

ヤマト「?」

ルフィ「角あるやつは偶に角の付け根が性感帯だから、試してみてたんだ」

ヤマト「そ、そんな人もいるんだ。
    ていうか君、即座にそういうの試すって結構手慣れてるんだね?」

ルフィ「まぁな。遊び慣れてるのは確かだ。
    あ! 病気の心配ならしなくていいぞ! うちの船医は優秀だ!」

ヤマト「そんな心配は……あ、するべきなのか!
    そうか、大事だよね」

ルフィ「そうだぞ。
    お前が今後、自分を守るためにも気にしろよ?」

ヤマト「うん、肝に銘ずるよ」





ルフィ「よし、いい子だ」

チュ

ヤマト「ん……」

チュ……クチュ……

ヤマト「んぅ、ん……」

レロレロ……クチュ……

ルフィ「……ん」

ヤマト「……いい気分だな。
    ドキドキするし、なんか。満たされる」ドキドキ

ルフィ「だな、俺もキスは好きだ」

ヤマト「キス、か……ふふ、音での口吸いは可愛らしい響きになるのだな」

ルフィ「チューって言い方もあるぞ」ムチュー

ヤマト「あはは、それはなんか幼稚な言い方に聞こえるな」

ルフィ「まぁ、その言い方が好きなやつもいるけどな」


さわさわ



ヤマト「ん」
 


さわ……モニュ

ヤマト「んん……」

ルフィ「……」

モニュ……ムニュ……モニュン……

ルフィ「お、……デケェ……」

ヤマト「……ん……ふぅ……ん」ピクン

ルフィ「あ、ていうかおっぱいはもんで良かったのか?」

ヤマト「あ、そういうのは気にしないでくれ。
    おっぱいは女性的な部分だとは思うが……」

サワサワ モニュン……ムニュン……

ヤマト「……んっ……
    こうして触られるのは、存外きもちいいし」

ルフィ「……」ドキドキ

ムニュムニュ……クニ……

ヤマト「んぁうっ……ぁ……
    君が、僕の体に夢中になってくれるのは、嬉しい……」

ルフィ「……すげえ大きくて好きだぞ」

パフっ

ヤマト「わっ……はは、ルフィがおっぱいにつつまれてしまったね。
    ……そんなにおっぱいが好きなら少し圧をかけてあげようか?」

ムニュぅぅぅ

ルフィ「あー、いい感じだ。
    大きいおん……奴とヤる時の醍醐味だよな」

ヤマト「……ふふ、気を使ってくれてありがとう。
    でも、どっちでも良いよ」

ルフィ「んー、でもお前の心の問題だからな」

ムギュ

ヤマト「あっ……」

ルフィ「乳首は、どうだ? 感じるか?」

ヤマト「ん、……どうだろう」

ムニュムニュ……クニ……クニクニ……クニュ……



ヤマト「んぁ、……く……ん」

ルフィ「……」

ムニュムニュ……クニ……クニクニ……クニュ……

ヤマト「はぁ、ん……んっ」ドキドキ

キュンキュン……

ヤマト(あ……)

 


ルフィ「……舐めてもいいか?」

ヤマト「あ……その……」

ルフィ「……」

ヤマト「うん、してみて、くれ」ドキドキドキ

ルフィ「ん」



ペロ……



ヤマト「んっ」ピクン

ルフィ「……」チラ

ペロペロ……チュパッ……

ルフィ「ん……ん……」

チュプ……クチュ……ニチュ……ペロペロ……

ヤマト「ぁんっ……ああっ……あ……」

キュンキュン……


ヤマト(やっぱり、気のせいじゃない……)



ヤマト「ご、ごめんルフィ。乳首は、あまり良くないかも」

ルフィ「ん? そうか」

ヤマト「……ん……ぅ」ドキドキ……

ヤマト「なんか……変なんだ」



ルフィ「……あー……ぁあ、なんとなくわかったかもしんねぇ」

ヤマト「?」

ルフィ「乳首ってよ、いじると子宮が収縮するんだってよ」

サワサワ

ルフィ「この辺、切なくねーか?」

ヤマト「ああ、そのとおりだ」

ルフィ「……女の器官だ。
    ヤマトの心は男だから、ここが気持ちよくなることに不安になるんだろ」

ヤマト「っ……そっか」




 



ルフィ「んでも、乳首じゃなくても色々気持ちよくなれるところはあるからな」

サワサワ……

ヤマト「ん……うん。いっぱい触って欲しい……
    嫌なところは言うから」

ルフィ「そうしてくれ。俺も手探りで、なんか 面白くなってきたぞ」

ヤマト「ほんと探究心の化け物だね。
    君が相手で本当に 良かったよ……」

スッ

チュ……クチュ……ヌチュ……


ヤマト「ん……んむ……んぅ……」

ルフィ「……ん……んむ……」

クチュル……ヌチュ……ムチュ……チュ……



サワサワ……

ヤマト「んぅ……ん」

ヤマト(背中を撫でられたり、耳を触られたり……)

サワサワ

ヤマト「ぁ……ん」

サワサワ……ムニムニ……

ヤマト(お尻を揉まれたり、脇腹を撫でられたり……)

サワサワ……ナデナデ……キュ……

モミモミ……モニュン……ムニュン……

ヤマト「はぁ……んぁ……ん……ふぁ……」トロン

ヤマト(普段ならくすぐったくて別な声を上げることだろうことをされている。
    だけど今、そのすべての刺激が脳に甘い刺激を施してくれる)



ルフィ「……ヤマト……」

ヤマト「ん……」

キュ……

ルフィ「手、綺麗だな」

ヤマト「……細くて長い。
    僕はもっと、太くて頑丈な手が欲しかったよ」

ルフィ「いいじゃんか、手はキレイだと
    男も女も関係なくモテるぞ」

ヤマト「そうではないんだよ。単純に僕の憧れの話さ」


 


サワサワ……

ヤマト「……ん」

ルフィ「な、触ってくれねーか?
    お前の手で」

ギンギン……

ヤマト「あ!」

ヤマト(これがマラ……!!
    これが欲しいと何度思ったことか……)

ヤマト「さ、触っても良いのかい!?」ハァハァ

ルフィ「良いのかいじゃなくて、触って欲しいんだって。
    って、お前興奮しすぎじゃねーか?」

ヤマト「興奮もするさ……っ」ドキドキ

ヤマト「だって僕は、これが……」

ソッ……

ヤマト「………………色んな意味で、欲しかったんだ」

ギュッ

ルフィ「んっ」ピクッ



ヤマト「……っ」ドクン……



ヤマト「……あ、思ったより、柔らか……い?
    もっと金棒みたいにガチガチかと」

ルフィ「……固くすることもできっけど?」

ヤマト「あ、できればそのままで堪能させてほしいんだけど、可能だろうか!?」フスフス

ルフィ「ん、良いぞ。好きにしろ。
    あ、イテェのはナシな」

ヤマト「わかってるよ……でも、えっと、どうすれば良いのかな」

ルフィ「どうすりゃ気持ちよくなるか知ってるか?」

ヤマト「……性交は、穴に入れることとしか……」

ルフィ「ん。それもそうだけど……こう、」グイッ

シコシコ……

ルフィ「ん、チンコを、上下に擦ると、気持ちいいんだ」

ヤマト「そうか……こうかな?」

シコシコシコシコっ!

ルフィ「早すぎだっ それに、もうちょっと握ってもいいぞ」


 



ヤマト「ん……わかった」

ギュ……!!!!!!!

ルフィ「うぉおおっ!?」ビクン

ギュオッ



ヤマト「あ、えっと……痛かったかい?」

ルフィ「……ちょっとな」プルプル

ヤマト「……こ、こうかな?」

ユルッ……

ルフィ「お、おう。ちょっと焦った」

ヤマト「っ……ふ、ふふ……す、すまないっ
    ふふふ、あはははは! いま、もしかし……もしかしてっ!
    武装硬化した?」

ルフィ「そーだよ! チンコ取られるかと思ってびっくりしたぞ!」

ヤマト「ごめんごめん! あはは、ほしいけど取らないよっ」

ルフィ「まぁ、力加減がわかんねーのはよくあることだ。
    俺が最初で良かったな」

ヤマト「……うん、そう、だね」シュン……

ルフィ「……」


ルフィ「な。今の感じでゆっくりしごいてくれよ」

ヤマト「うん」

シコシコシコ……シコシコシコ……

ルフィ「あー、そう……んっ……気持ちいいぞ」

ヤマト「わ……すご」

シコシコシコ……シコシコシコ……

ヤマト「……ぉお……」

シコシコシコ……シコシコシコ……

ヤマト(しごいていると、だんだん硬さが増してきた。
    芯がある肉の棒……って感じか。
    表面の弾力と血管の凹凸が手に伝わってきて、なんだか……)

ヤマト「な、なんだか、いやらしい形をしているね」

ルフィ「そう見えるか。ってことは、お前もスケベな脳みそになってるってことだ」

ヤマト「ぼ、僕はスケベかい?」

ルフィ「そうじゃないならやめるぞ。
    友達なのにこんな事するの、スケベじゃないとできねぇだろ?」

ヤマト「ん 一理あるね……
    そうか……僕、スケベだったのか」モヤモヤ

ルフィ「安心しろ。スケベ仲間だ。
    それに、ヤマトがスケベだって思うと興奮するしな」ニヤリ




 


シコシコシコ……シコシコシコ……

ヤマト「……はぁ……はぁ……ん……なんか、
    ふふ、自分がスケベなんだと思うと……よりこいつが愛おしく思えてきたよ」

ピタッ

ヤマト「ねぇ、もっとマラを味わいたい。
    ……今度は口に入れてみていいかな?」

ルフィ「ああ、良いけど、
    ……本気で噛むと武装硬化追いつかねぇかもしれねぇから、
    マジでそこは気をつけてな」

ヤマト「噛まないよ!  た、多分。
    歯が当たるくらいは許してほしいな」

ルフィ「そんくらいは気にしねぇよ。好きなようにしてみな」

ナデナデ



ヤマト「あ」ピクン




ルフィ「ん?」

ヤマト「……今、なにかした?」ゾクゾク……

ルフィ「頭撫でた」

ヤマト「そうじゃなくて、なんか、覇気とか能力とか……?」ドキドキ

ルフィ「……」



ナデナデ グリグリ……



ルフィ「覇気も能力も感じるか?」

ヤマト「はぁ……んぁ……ぁ……感じ、ない……」

ルフィ「感じてるのは何だ? 言ってみろ」

ヤマト「っ! あ……」

ルフィ「にししししっ 気づいちまったなぁ」

ヤマト「あ、やだな……なんか恥ずかしいよルフィっ!」(/////

ナデナデ

ルフィ「いんだよ。気持ちよくなっとけっ」


ヤマト「あんっ! あ、や、なんか、でも、微妙だよ。


    君に言われたこととはいえ……
    本当に角の付け根で、感じるようになっちゃうなんて……」ピクピク


ルフィ「安心しろ。それは角ある人間の中じゃ
    男女共通の性感帯らしいからな」

 


ナデナデ……グリグリ

ヤマト「ぁっ ……ぁあっぁ……
    なんで、……あっ……こんな、こと、今までなかったのに……っ」ゾクゾク……

ルフィ「気分と体が出来上がって来るとな。
    思いもしねぇところが気持ちよくなったりするもんだ。
    あー、例えばな」

くいっ

ヤマト「ん……手かい?」

ルフィ「俺が今までで一番ビックリしたのは……
    気持ちが盛り上がりすぎたせいで、薬指でイッたやつが居たときだな」

ヤマト「……薬指……」ドクン……



ルフィ「……舐めてみるぞ。
    お前の、右手の薬指……今から舐める」ンァ……

ヤマト「……っ」ドキドキドキドキ

ルフィ「ん……」パクッ



ジュルリ……チュゥ、チュゥ……



ヤマト「んひぅっ!? あ、っ……ぁっ……」ビクン!

ヤマト「え!?」



ルフィ「……お前、やっぱ思い込み激しいな」

ヤマト「うっ……! なんか、君ちょっと、性交の時は意地悪になるね」(/////

ルフィ「いやか?」

ナデナデ……グリグリ……

ヤマト「ぁっ……まって、今、はあっ……あああっ……」トロン

 


ナデナデ……グリグリ……

ルフィ「嫌じゃねぇよな。
    角だけで……こんなに気持ちよさそうにしてるし……」ゾクゾク……

グリグリ……キュ……キュ……

ヤマト「んぐぅっ! んんっ! あっ……ぁああっ」ゾクゾクゾク

グリグリ……キュ……キュ……

ヤマト(角周りの頭皮を両手で押し付けるように、グリグリと……
    グリ、グリ……と……
    この感じ、やばいっ! 脳に直接快感がイッて、イって……!!)



ヤマト「る、ふぃ……」チカチカ……

フラッ



ルフィ「んぉっ!? あ、あれ? ヤマト!?」

ヤマト「んはぁ……はあ……ぁー……はぁ……んはぁっ……はぁ……」プルプル

ルフィ「……お、おお……」

ポタポタ……



ヤマト「はぁ……はぁ……あ……」

ルフィ「もしかして……角でイったか?」ニッ





ヤマト「───っ!!!」(/////




ガバッ

ヤマト「もうっ! ルフィの意地悪っ」

ルフィ「どわぁっ!」ドサッ



ヤマト「っっ 今のは、ちょっと怖かったぞ!」プルプル

ギュウウ



 


ルフィ「そ、そうか。悪かった!
    わるかったよ……」

ナデナデ

ヤマト「あっ! またぁっ」ゾワゾワ

ルフィ「ちげぇって!! 今のは不可抗力だ!
    慰めるためについ……あー、じゃあ、こっちだ」

サワサワ

ヤマト「うー……」

ルフィ「はぁー……ごめんなー」

ルフィ(背中撫でて落ち着かせちゃいるけど、
    角触るのはしばらくやめたほうが良いな……他のやつにも)



ヤマト「……ルフィ」

ギュゥッ

ルフィ「んー?」

ヤマト「……」

ルフィ「……」

ヤマト「……あの、」



ヤマト「……もう、充分だから。
    そろそろ入れてくれないか?」(/////

ルフィ「……」

ルフィ(良かったのか駄目だったのかどっちだ!?
    次に誰かの角触る時は慎重にしよう…………)

ヤマト「舐めるのはまた今度で良い……今はもう、これで気持ちよくしてほしいんだ」ウットリ

シコシコ

ルフィ「わかったわかった。
    んじゃ、後ろからするぞ……」


ヤマト(来たっ………………!!)


ゴソゴソ クルッ

ヤマト「ん……こうで、良いかな?」

ルフィ「あー、もうちょっと腰低く、だな」

ヤマト「こう?」↓


 


ルフィ「ああ、それでいいぞ。良い尻だ」


ムニ……ナデナデ、サワサワ


ヤマト「そうかい?」

ルフィ「ん」

チュ

ルフィ「体の大きさもあるけど、尻は大きい方が好きだな、俺は」

ヤマト「ひゃっ! ちょっと、どこに口づけするんだっ!」アセッ

ルフィ「どこって、それこそ今から触るところじゃねぇか」

サワッ……

ルフィ「なあ?」

ヤマト「んっ……」(/////



?……ヌチ……クニクニ……ツプ……



ヤマト「あっ……んぁ……は……」トロン

ルフィ「ぉ、ふーん」

ヌチヌチ……ツプツプ……

ヤマト「ぁ……んっぁ……」

ルフィ「ヤマトぉ……お前、尻よくいじってるのか?」

ヤマト「えっ!?!? べ、べつにそんなわけじゃない、けど……」

ルフィ「……大事なことだから、正直に答えてほしい。
    どうなんだ?」

ヤマト「……うぅ……ああ、そうだよ」



ヤマト「……っ……
    どうしても自分を慰めるときとかは、そこを、いじってるよ……」(/////




 


ルフィ「だから、こんなにエロいアナルなんだな」

ヌプ……ププ……

ヤマト「あっ……ぁ……んはぁ……」

ルフィ「触り慣れてねぇと、指がこんなに沈み込んでいかねぇよ」

ツプツプ……ヌプ……

ヤマト「ぁ、ああっ」

ルフィ「中になんか入れたことはあるか?」

ヤマト「え……っと。
    実は、指しか入れたことなくて……」

ルフィ「……そっかぁ。
    それじゃあローションもなしにするのは、いてぇだろうな」

ヤマト「ん……」

モジモジ

ヤマト「……ローション? それがないと、性交できないのかい?」フリフリ

ルフィ「お、おお、そんな悩ましげに腰を振るなっ」ドキドキ

ルフィ「……ああ、残念だけど、今日はチンコ入れられねぇな。
    お前の尻の穴はまだこなれきってないみたいだし……」

ヤマト「そ、そんなぁ……」モジモジ

ルフィ「んー、なんかないのか?
    こう、セイコウするときに塗る、ヌルヌルしたもの」

ヤマト「……あ」



ゴソゴソ

ヤマト「……ごめん、忘れてた。
    あるよ。ヌルヌルするやつ」

 
 


ルフィ「ん?」

ヤマト「通和散って言うんだけど」

ルフィ「……紙じゃねぇか」

ヤマト「これはね……」

あむっ

ルフィ「……食べ物か?」

ヤマト「んむ……違うよ。
    これは口の中で溶かして使うんだ」

モゴモゴ

ヤマト「っむ……ん」モゴモゴ

ルフィ「ほぉ……」



ヤマト「……んべ」

ネロォ……


ルフィ「紙がネバネバになったな……」

ヤマト「この紙に、ヌメリの成分を染み込ませているんだ……あとはこれを……ね?」

ニチャ……ヌチャ……

ルフィ「へぇー、これがワノ国のローションか……
    ……口で溶かして使うの、なんか余計にエロくて……いいな」ドキドキ

ヤマト「使い方は……多分もう君の方がわかるよね」

ルフィ「ん」

ヤマト「それじゃあ、これを」

ルフィ「おう」

ヌチャ……

ルフィ「……なぁ、このやりとりさ」

ヤマト「……いやだった?」

ルフィ「んや、めちゃくちゃ興奮する」ムラムラ

ヤマト「ははは、きにいってもらえてよかった」ニコ



ヤマト「……そっか、ルフィは通和散……好きなんだぁ……ふーん」ニヤニヤ

ルフィ「何だその顔。悪いこと考えてやがんな?」


ヤマト「なんでもないよ。それより……その……
    続き、できそうかい?」

ルフィ「ん、ちょっとまってな。
    いまこれ、チンコに塗るから」

ヌリュ……

ルフィ「お……」

ヌリュ……ヌリュリュ……

ルフィ「……ぉお」

ルフィ(ヌメリはローションのほうが絶対に良いけど……
    この紙がヤマトの唾液でもどされたもんだと思うと……)ムラムラ



 


ルフィ「次はお前の尻穴にも塗るぞ」

ヤマト「ん、ぬ、塗ってもらうのってなんか恥ずかしいね」

ルフィ「ほれ」

ヌチャプ……

ヤマト「んぅっ……ぁ」

ヌチュ……ヌリュリュ……

ヤマト「ぁ……はあ……ぁ……」トロン

ヌリュリュ……ヌリュ……チュプ……

ヤマト「んーぅう……ぁう……ぁ」ポヤーン



ルフィ「……よし」

ヤマト「ぁ……ふ……」

ヤマト(塗ってもらっただけなのに……なんか、すごく良かった……)ドキドキドキ



ルフィ「そんじゃ入れるけどよ。
    痛かったら言えよ?」

ヤマト「そんなに丁寧に優しくなくてもいいよ。
    僕はもう、欲しくてたまらなくなってるから……」ドキドキ

ルフィ「バカ、こういうのは最初が肝心なんだよ」



ツプ……ぬププ

ヤマト「あ……ああぁ」ピクッ

ルフィ「お」

ヌププププ……ヌリュリュ

ヤマト「ぁああっ!」ピクン

ルフィ「ん?」

ルフィ(そっか、体格差あるから……俺のチンコだと普通に入るんだな)フクザツウ


ヌプププ……ヌリュン


ヤマト「はぁはぁ……ぁっ……ぁぁ……入った、のかい?」トロン

ルフィ「ぁあ……全部入った」


 


ヤマト「ふふ……ははは、良かった」

チラ

ヤマト「……どうかな? 僕のお尻は」

ルフィ「あぁっ すっげぇ気持ちいいぞ」

ヤマト「ん、ふふ、良かった。最初は自分の括約筋に苦労したものだが……
    ああ、今君を受け入れられて……安心したよ」

ルフィ「……もちょっと、なれるまで待つぞ」

ヤマト「あははは、優しいね、ホント。
    でも……さっきから言うようにもう快感が欲しくてたまらないんだ」



ヤマト「ねぇ、ルフィ……僕を大切に思ってくれるなら」

グ

ヤマト「そのまま、四つん這いの僕に、
    欲望の限り腰を打ち付けてくれないか?」

ルフィ「……っ」ドクン……

ヤマト「……君をすべて受け入れたいんだ。
    だから、お願いだよ」



ルフィ「……」

ヤマト「……」

ルフィ「わかった」

ヌロォ……→

ルフィ「でもな、ヤマト。
    痛けりゃ言っていいんだからな」

ヤマト「んっ! でも、こうでも言わないと、君ずっと気を使い続けるだろ?」

ルフィ「……そうだな」



ズプン! ←

ヤマト「んぉぉうっ……!!」ビクン

ルフィ「じゃあ、好きに動くぞ」



 


タポッ タポッ タポッ タポッ

ヤマト「あっ! あっ! ……ぁーぁあっ……」

タポッ タポッ タポッ タポッ

ヤマト「んっ ぁっ……はっ……んはぁっ」

タポッ タポッ タポッ タポッ

ヤマト「んくっ……は、ははっ……ルフィ。
    まだ君、気を使ってるね?」


ルフィ「お前が抱かれたいのは、
    本当に気ぃ使いもせずに腰撃ちつけてくるようなやつか?」


タポッ タポッ タポッ タポッ

ヤマト「はぁ、はぁ……はあ……あっ……んぁっ……」

ルフィ「心配しなくても、もっといい気持ちにしてやるよ」

ムクムクムク……

ヤマト「え」




ゾプッ ゾプッ ゾプッ ゾプッ ゾプッ 

ヤマト「え、嘘、あっ マラって……こんなに、大きくなるの!?  ぁああっ! んあぁああっ!!」ビクンビクン

ゾプッ ゾプッ ゾプッ ゾプッ ゾプッ 

ヤマト「んぉほ……っんほぉ! んあぁあぉっ!」

ゾプッ ゾプッ ゾプッ ゾプッ ゾプッ 

ヤマト「おっき……ぃっ! ルフィの、マラ……っ 最初と全然違うっ! んぐぅ!」



ルフィ「はぁ、はぁ……」

ヌリュプ……ヌリュウ……ヌリュプ……

ヤマト「ぅあぅっ! あっ」

ヤマト(浅いところ……きもちいー……ぃ……)トロォン

タパンっ!タパンっ!タパンっ!タパンっ!タパンっ!

ヤマト「ぉほぉ゙! んぉおっっく……!!  んぅぁあああっ!!」ビクンビクン

ヤマト(激しく腰を打ち付けられるのも、いいっ!!)




 


ヌリュプ……ヌリュウ……ヌリュプ……

ヤマト「ぁあぁっ……んぁあ……ぁ。ルフィ……ぁ」

ヌリュプ……ヌリュウ……ヌリュプ……

ヤマト「んはぁあぅ……あぐっ……ぁ」


タパンっ!タパンっ!タパンっ!タパンっ!タパンっ!

ヤマト「んグッ! あっく……!!! それ、いい!!」

タパンっ!タパンっ!タパンっ!タパンっ!タパンっ!

ヤマト「はぁは、あ、んあ゙っ! んぎぅっ!! はぁ、あぁ、はぁ、はぁっ!」



ルフィ「はぁ、はぁ……ぁあー……ヤマト、気持ち、いいぞ。
    お前の尻……はは、括約筋、すっげぇ締めてくるっ」

タパンっ!タパンっ!タパンっ!タパンっ!タパンっ!

ヤマト「あっ! んぐっ……はぁ、はぁ……だ、ろぉ?……
    はぁ、はぁ……んく ……最初は、指を入れるのにも……っ」

タパンっ!タパンっ!タパンっ!タパンっ!タパンっ!

ヤマト「あ゙っあ゙っあ゙っ……っ!! っ、
    指を 武装硬化 しなくちゃっ……んぐっ……入りもしなかった」

ルフィ「ははは……どーりで、今までで、一番締めつけられると思った……
    そんな硬いもんで慣らしてたとはな」

タパンっ!タパンっ!タパンっ!タパンっ!タパンっ!
タパンっ!タパンっ!タパンっ!タパンっ!タパンっ!

ルフィ「はぁ、はぁ……っ……ヤマトっ……」

ヤマト「あっ……あっ……んぉおおっ……んうぐっ! はぁ、はぁ、ルフィ……はぁはぁ」


タパンっ!タパンっ!タパンっ!タパンっ!タパンっ!
タパンっ!タパンっ!タパンっ!タパンっ!タパンっ!

ルフィ「そろそろ、イキそうだっ」プルプル


 



ヤマト「! ぁあ、んぐっ……だし、てくれっ!
    僕の中に……そのままで、いいからぁっ」

ルフィ「はあ、はぁ……イクぞ……はあ、はあ、っ」

ムクムク……

ヌボッ! ヌボッ! ヌボッ! ヌボッ! ヌボッ! ヌボッ! 

ヤマト「んぎっぃっ!! また、大きぐぅぅっ!!」ビクンビクン

ルフィ「どうだ? これ以上は大きくしねぇぞ」

ヤマト「いい! す、っごく、いい……!!
    ルフィのマラ……っくぅぅっ……!」

ヌボッ! ヌボッ! ヌボッ! ヌボッ! ヌボッ! ヌボッ! 

ヤマト「んぉッ! んぉほっ、めくれ、る……っ おしり、めくれるっ……っ!」ゾクゾクゾク……っ

ルフィ「はぁ、はぁ……イク、イク……はぁ、はぁ、ぁっ」


ズパンっ!!


ヤマト「かはっ!! あ゙っ ──────っっ!」


ルフィ「くっ!!」ビクッ




ビュルルルルウっ

ヤマト「んはぁぁぁああぅぁあああっっっ……!!」ピクピクピクン

ビュルルル……

ルフィ「はぁ……ぁ……」プルプル

ンビュッ……ビュルル……

ヤマト「はぁぁ……んぅぁ……ぁあ……」プルプル



ヌチュヌチュヌチュ……ヌプヌプ

ヤマト「んあんっ! あ、ぁ」

ルフィ「んっ……」

ビュルル……びゅ……






ヤマト「あぁ、はぁ……はぁ……ぁ……」

ルフィ「はぁ、ふぅ……ぁー……」



  



ヤマト「はぁ、はぁ……はは、あはははは。マラって、すごいね。
    そんなに大きくなるんだ?」

ルフィ「ん、流してたけどよ。
    マラってチンコのことか?」

ヤマト「そうだよ。
    ……入った時は、指より太いんだなーって思ったけど、
    だんだん大きくなって……すごく気持ちよかった」ウットリ……

ルフィ「……あんま言いたくねぇけど。
    あれはゴムゴムの能力だから」

ヤマト「え」

ルフィ「ギアサードの応用で……まぁ、理屈は良いや。
    とにかく、ヤマトが気持ち良くなるような大きさに調節したつもりだけど……
    どうだった?」

ヤマト「……全く、君ってやつは……んんっ」

ヌボッ……

ヤマト「んぁ……は……」

ドロオ

ヤマト(……マラが抜けた尻穴から、精液が……)

ポタポタ

ヤマト「……ん……
    結局、ずっと気を使われっぱなしだったね」

ルフィ「そうでもないぞ。
    気持ちよかったし、お前が気持ちよくなってる声聞いてめちゃくちゃ興奮したし……
    俺は満足だ」



ゴロン

ルフィ「はぁ……なぁ、この部屋って、このまま寝てもいいのか?」



ヤマト「……うん、人払いはしてある」

ピトッ

ヤマト「このまま寝てもいいし」

ルフィ「ん」



ヤマト「……む、ムラムラしたら、もう一度しても良いし」ドキドキ



ルフィ「……お、やるか?」

ヤマト「もちろん。すっごく良かったから、君さえ良ければ」

ルフィ「んじゃ、ちょっと休憩したらまたしよう」

ヤマト「やった! ふふ、楽しみだなあ」ニコニコ



回想終わり

~~~~~

 

~~~~~


現在 ミニメリー号



ヌボッ! ヌボッ! ヌボッ! ヌボッ! 

ヤマト「んっ!! んんっ! あっく……!!」

ルフィ「はぁ、はぁ、はぁ」

ヌボッ! ヌボッ! ヌボッ! ヌボッ! 

ヤマト「ルフィ、僕、もうっ」

ルフィ「ん、ああ、俺も」


ヌプププ……

ヌチュン……!


ヤマト「おっきく、おっきくして!
    おしりの中で、チンコ、大きくっ」

ルフィ「ああ、これだろ?」

ムクムク ムクムクムク

ヤマト「んぎぅっ!!それ、それぇぇっ!!」ビクビク

ルフィ「バカ、声抑えろっ 聞こえちまうだろ……!」

ヤマト「だってぇぇ………………!」プルプル

ルフィ「っっ、ほら、これが欲しかったんだろっ」


グリグリ グリグリ…………!!


ヤマト「──────っっ!」ビグンビグン!!

ヤマト「ちんこ、いいっきもち、いっ…………!! んふうぅ……ああぁ…………!!」

グリグリ グリグリ…………!!

ヤマト「んぉおお! んくぅ!!」ビグンビグン

ルフィ「はぁ、はぁ……っくぅぅ」プルプル


ビュルルル! ビュル!
ビュビュ ビュビュ

ビュル

ビュ…………



ヤマト「っ…………っ……っ…………………………っ」プルプル

ルフィ「はぁ……はぁ……はぁ……」



ミニメリー「ザプッ……ザプッ……」







 

……





ルフィ「……」

ヤマト「……バレてない、よね?」

ルフィ「ああ。時間的にも大丈夫だろうし……
    見聞色でも誰も反応しねぇ」

ヤマト「……ふふ、なんか、隠れながらするの興奮したね」ニコニコ

ルフィ「そうかぁ? 俺はお前が大声出した時気が気じゃなかったぞ」タラリ

ヤマト「それは君が上手すぎるのが悪い」

ルフィ「人のせいにすんな!」





ヤマト「……ねぇルフィ」

ルフィ「んー?」


ヤマト「……」

ルフィ「……」



ヤマト「もしかして、なにか変わった事あった?」



ルフィ「……ああ」



ヤマト「……恋人、できた?」

ルフィ「……ああ」


ヤマト「……ナミ?」


ルフィ「……あ、ああ」

ヤマト「……ロビン?」

ルフィ「……え、えっと、うん」


ヤマト「……」

ルフィ「……」


ヤマト「さては他にも?」

ルフィ「……えーあー……うーあー……うん」



 


ヤマト「ふふ、なんか君と性交すると、君の心が透けて見える気がする。
    色々ありすぎて、少し焦ってるよね、今」

ルフィ「そうかもなー……」

ヤマト「……良いんだよ。僕とする時は何も考えないで気持ちよくなろう。
    そういう関係じゃないか」

ルフィ「ん」

ギュッ

ヤマト「……」





ザザーン……ザザーン……






………………


 

………………

金策二日目



ルフィ「……」ボケー



たしぎ「ワノ国ではそんなことがあったんですか……」

ヤマト「そうだよ。落ち着いたら落ち着いたで海軍からも狙われるし、
    いつか国が落ち着く時まで僕はワノ国の防衛を任されていたんだ」

たしぎ「……すみません、なんだか……
    私も一応元海軍の人間ですので」

ヤマト「君のことはルフィから聞いてるよ。
    非加盟国に非道なことをする連中とは違うって僕もわかってるから」

たしぎ「……そうでありたいです」



フランキー「おう、船長。釣りの人口が増えたな?」

ルフィ「そうなんだよ」

フランキー「……よう、耳貸しな」

ルフィ「ん?」

フランキー「俺は明日には船の修理を終える。
      そしたら金策だ。
      ウソップが街で修理工房を開いてるからそれに合流する。

      つまり、この船に非労働人が三人、放置されることになる」

ルフィ「そうだな」

フランキー「るぅふぃーぃ……わかってると思うが、
      この船でいかがわしいこととか……」

ルフィ「す、すす、するわけねーだろ!!」

フランキー「バカ言えぇ。するならちゃんとヤリ部屋でヤレって言ってんだ」

ルフィ「……あ」

フランキー「んだぁ? その反応っ
      次の狙いはたしぎかぁ? それともお前心が男でも体が女なら抱けるクチかぁ?」ニヤニヤ

ルフィ(どっちももう手ぇつけてんだよな)タラリ


 


フランキー「まぁうまいことやれや。
      俺から言えることは一つだけだ。

      船を、壊すな」

ルフィ「お、おう」

フランキー「それさえ守りゃ、惚れた腫れたの大騒動くらいは大目に見てやる。
      むしろ面白がってやる」

ルフィ「何を求めてるんだお前ぇ……」

フランキー「だははは! 冗談だ。
      変なことになる前に、うるティに抜いてもらっとけ」

ルフィ「ん? あ、ああ」

ルフィ(そういやそういう事になってたな。実際一回は寝たけど……)



うるティ「フランキー。ワックスかけ終ったでありんす」

フランキー「おうよ。お前はよく働くなぁ」

うるティ「あ、麦わら」

ルフィ「よう うるティ。
    お前すっかりフランキーの妹分だな」

うるティ「妹分……ほーん? それもありでありんすねぇ」

フランキー「よせやいオメェ! こんな美人の妹が居てたまるか!!」


うるティ「フランにぃ! 可愛い妹分に飯を奢るでありんすっ キャピキャピっ!」


フランキー「どうしてくれんだ船長。ちょっとかわいいじゃねーか」

ルフィ「悪かったよ、まさか 秒で妹キャラに舵切るなんて思いもしなかったんだ……」




 


ヤマト「あ! うるティだ」

うるティ「ゲェっ! ヤマト居たのかよ……っ!」

ヤマト「暇そうだね。あれからどうしてたのかとか聞かせてよ」



うるティ「うぇー……なんかあいつの相手するの疲れるでありんす……」




>>直下



1 ヤマト「暇ならみんなで釣りしながら話でもしよう!」
※うるティとヤマトとたしぎとルフィで会話をしながら釣りをします。

2 ルフィ「あ、そういや俺ウソップに後から工具もってこいって頼まれてた」
※うるティとヤマトとたしぎで会話をしながら釣りをします。

3 うるティ「暇じゃねーでありんす!! これから麦わらと出かける予定でありんす!」
※うるティとルフィ 二人ででかけます。

4 ヤマト「僕はうるティと二人で話があるから、二人で釣りをしよう!」
※たしぎとルフィ 二人ででかけます。

5 ヤマト「暇なら変わってよっ!」
※ヤマトとルフィ 二人ででかけます。

6 ルフィ(釣り飽きたなぁ)
※ルフィが一人で行動します。
 誰か一味と交流するなら指定可能

7 他の一味視点にうつる。
  要指定

8 その他


ヤマト「暇ならみんなで釣りしながら話でもしよう!」

うるティ「あちきは……」

フランキー「良いじゃねぇか! 船の整備はそろそろ終わりそうだし、
      もうこっからは専門的なやつだからお前はフリーだ。
      仲良く釣りして来たらどうだ?」

うるティ「んー……」

ルフィ「昨日ちょっと物足りなそうにしてたじゃねぇか。
    一緒に釣りして晩飯増やすぞっ!
    サンジのメシうまいだろ?」

うるティ「あぁ、それを言われると弱いでありんす。
     サンジ飯ウマすぎ問題……っ」

ヤマト「そうだ! サンジのご飯はとっても美味しいからなぁー」グゥ……

たしぎ「……確かにあれは、美味しかったです」グゥ……

うるティ「まぁいいか。ここは乗せられておくでありんすよ。
     明日からは短期のバイトでんすからねー」

フランキー「おう、そいじゃ頼むぜー!」



………………
 


………………

サニー号 甲板 釣りの四人



ヤマト「うるティってどうしてこの島にいたの?」

うるティ「ぺーたんの治療費を稼いでたんでありんすよ」

ヤマト「え、ページワン怪我したのかい?」

うるティ「百獣海賊団の残党狩りに遭って、
     あちきを凶弾から守るために……およよ」

ルフィ(真実は黙っておこう)

ヤマト「そうか。君たち姉弟はとても繋がりが深かったもんね」

うるティ「そうでありんす。ぺーたんを守るのがあちきの使命でもあるんでありんす」フンス

たしぎ「……そういえば、そういう事情でしたっけ……
    弟さんのために頑張っていたのに私が余計なことをしてしまいましたかね」

うるティ「微妙なところでありんすね。
     結局、あの一悶着のお陰で麦わらがぺーたんとヨセヨセ屋で会わせてくれて……

     ま、そん時に是非直接ぺーたんに逢わなくちゃならねぇ理由ができちまったんだけどな」ビキビキビキ

たしぎ「っ!?」ゾクゾク

ヤマト「うるティ。魚に覇王色の覇気を放ってはいけないよ」

うるティ「いっけなーい! あちきとしたことが」テヘペロ

ルフィ「あ、そっか、覇王色で魚取れば一発か!」

ヤマト「だめだよ。ルフィ。
    自然のものは取りすぎてはいけない。
    特に魚を徒に穫るのはワノ国では法律で禁止されているんだ。
    特に覇王色のような広範囲に影響を与えるものは厳しく罰せられる。
    稚魚まで影響を及ぼしたらその漁場がどうなるかわかるかい?」

ルフィ「だめかー。確かに、次の漁で取れなくなったら困るもんな」

たしぎ「……」

ヤマト「? どうかしたかい?」

 


たしぎ「あ、いえ……ちょっと意外で。
    豪胆な方だと聞いていましたが……」

ヤマト「あははは! 目指すものが目指すものだからね」

ルフィ「光月おでんを目指すんだもんな。
    それにワノ国の防衛もしなくちゃならねぇ。
    知識も力ももっとつけないといけねぇんだよな」

ヤマト「そういうことさ」

たしぎ「光月おでんとは……そんなに遠いものなのですか?」

ヤマト「遠いさ……おそらく一生なれない」

たしぎ「……手が届かないほどの目標を持って、挑み続けているんですね。
    なんだかとてもかっこいいです」

ルフィ「ああ、こいつが届かねぇ理由は性別の話だ」

たしぎ「え? でも、それは……」

ヤマト「確かに体は女だけど、僕の心はおでんだから、
    心の性別は男だよ」

たしぎ「あ、ああ、そういうことですか」

うるティ「百獣海賊団では『息子』扱いでありんしたね。
     おでんになることはともかく、男として扱おうとしたあたりは
     カイドウもなにか思うところがあったんじゃないんでありんすか?」

たしぎ「……性別の問題、ですか。
    あっ! そういえば、イーリアとFGの『オスメス屋』で性転換を扱っているようですが」

ヤマト「せいてんかん……!?」

ルフィ「っ……あー、そ、そうか。
    そういやそんなのもあったな」



ヤマト「くっ、詳しく聞いてもいいかな? 良いかい? ルフィ」

ルフィ「お、俺に聞くなよ」

ヤマト「だってねぇ? ほらぁ……」ゴニョゴニョ

ルフィ「いや、ここでその話をするなよ。
    言っとくけど男の体相手だと無理だからな?
    勃たねぇ」モニョモニョ



うるティ「なんでありんすか? 二人でコソコソ喋ってやーらしー」

たしぎ「……?」



 


ヤマト「まぁ、目標のためとワノ国防衛のため、僕はこの船に今は乗らないことを決めた。

    ……んだけど、呼ばれたもんだから来ちゃったよね!」

ルフィ「ガチャで選ばれたんだけどな」

ヤマト「じゃ、運命だ」スリスリ

たしぎ「ポジティブがすごい…………!」





ヤマト「たしぎは、元海軍って言ってたよね?
    ワケアリ?」

たしぎ「ええ、とっても…………」

うるティ「……こいつ、海軍に見放されたんでありんす」

ヤマト「え、なにかとんでもないことやらかしたとか?」

たしぎ「違いますよ。
    …………あまり、大きな声では言えませんが」

うるティ「任務を果たしたのにその任務自体を闇に葬られて、
     一緒に存在を消されたんでありんすよ」

ヤマト「っ!!…………そんな酷いことがあったのか…………」

たしぎ「いいんです。こんな私でも味方が居てくれることがわかったので」

ヤマト「辛かったろうに……
    で、その辛く苦しいところをルフィに助けられたんだね!?」

たしぎ「……え、ええ」

ルフィ「成り行きだよ成り行き。頼まれたし、俺もこいつは嫌いじゃねーし」

ヤマト「うるティも、ページワンに会うために、
    ルフィに協力してもらってるんだね」

うるティ「そうだけど、あちき割と正統な対価払ってね?」

ルフィ「そういやみんなお前の事あんまり嫌がんなくなったな。
    お前意外とちゃんとしてるもんなー」

うるティ「意外ぃ?」




 


ヤマト「それにしても。やっぱり僕の見込んだ男はすごいな!

    もともと敵だったうるティにも手を差し伸べて、
    元海兵のたしぎの窮地も救う……

    うん、流石だよルフィ!」

ルフィ「成り行きだけどなー」

ヤマト「僕が女だったら間違いなく惚れてるね。
    恋愛的な意味で」



うるティ「……」

たしぎ「……」

ルフィ「……」

ヤマト「? なにかな? この空気」



たしぎ「あの、麦わらって……」

うるティ「結局、今交際関係どうなってるんでありんす?」

ルフィ「……え!?」

ヤマト「あ! 気になる! 僕も聞きたい!!」

ルフィ「なんでそういう話になる!?」

うるティ「単純に興味。女子の嗜み、恋愛トークでありんす」

たしぎ「……」

うるティ「たしぎも興味あるって言ってるでありんす」

たしぎ「私はっ、ただ……気を使う場面とかあるじゃないですか。
    だから聞いておきたかっただけです」

ヤマト「……それもそうだね。僕だって体は女だから、
    ある程度気を使う相手の事は知っておきたいかな」



ルフィ「……一応みんなには内緒にしてることだからな?

    俺は今、ナミとロビンとノジコと付き合ってるぞ」



たしぎ「……三人!?」

うるティ「増えた」

ヤマト「やー、そうじゃないかとは思ってたけど、
    性豪だね! ルフィ」

ルフィ「茶化すなよ」

 


たしぎ「ちなみにそれって、全員、お互いが一人の男と付き合ってるの知ってるんですか?」

ルフィ「全員知ってる。
    納得もしてる。
    ……はずだ」

たしぎ「……ふし、不思議な関係ですね」

ヤマト「ノジコってナミのお姉さんだろ?
    それじゃあ姉妹丼が不義なしに成立するんだ。すごいことだね」

ルフィ「姉妹丼とか言うな」

ヤマト「え? だめだった?」

ルフィ「駄目だ。興奮しちまう」

うるティ「うわ、やる気だよこいつ。やーらしーでありんすー」



ヤマト「ははは、それだと浮気する暇もないだろうね!」




たしぎ「……」

たしぎ(……まぁ、私、浮気したんですけど……)


うるティ「……」

うるティ(浮気……になるのか? あれは……)


ヤマト「あははは!」

ヤマト(ま、僕はこれからもするんだけど)




 


ルフィ「おい、変な空気になったぞ。
    流石に気まずい」

たしぎ「そういうのは言わずに空気を変えるものですよ」

うるティ「てか釣れねーな!?
     さっきから糸垂らしてるだけじゃねーか!!」

ヤマト「なるほど、そんな感じにか」

うるティ「純粋な不満でありんす!!
     昨日はあんたら10匹以上釣ってたよな!?」

ルフィ「そういやそうだな。
    お前らが喋りすぎなんじゃねーの?」

ヤマト「あはははは! それはあるかもね!
    でも釣れないときってそんなもんじゃないかな。
    気長にやろうよ」

うるティ「あちきはサンジメシのためにやってるんでありんす!
     釣れるかどうかでここにいる意味が変わってくるでありんす!」

ヤマト「いいだろ? 釣りってのは待つ時間も大切なもんだよ。
    どうせやるならこの時間も楽しまなくちゃ」

ヤマト「……あ、もしかして集中して釣りしたかった?」

うるティ「や、そこまでガチでもないけど……
     というかヤマト、ほんとにグイグイ来るでありんすね。
     殺し合った奴とこんな仲良く話すの麦わらくらいだと思ってたでありんす」

ルフィ「今殺し合いしてねーなら良いじゃねぇか」

ヤマト「そうそう」

うるティ「へー、あーそう」

たしぎ「……だからニコ・ロビンもあんな調子で話してくるんですかね……」

ルフィ「そうそう、そんなもんそんなもん」



チャポ



ルフィ「今生きてりゃ、それでいい」



ザザーン   ザザーン



ルフィ「……」

たしぎ「……」

ヤマト「……」

うるティ「……何だこの空気」


 


たしぎ「……死んでいった人のことを思ってるんでしょう」

ルフィ「別にエースのことなんて考えてねぇよ」

たしぎ「ね?」

うるティ「あ、頂上戦争の」

ルフィ「うるせぇな。

    どうせ、感傷に浸るなんて意外だ、とか言うんだろ」

ヤマト「そんな事ないさ」

ぎゅぅっ

ルフィ「……」

ヤマト「確かに表層的には、君はとってもぶっきらぼうでがさつで豪胆な人間に見える。
    でも、僕はそんな君の、繊細な部分も知ってるつもりだ」

ルフィ「……」

ヤマト「……誰にも死んでほしくなんてないよね」

ルフィ「ん……」



たしぎ「……」

うるティ「……」



うるティ「やっぱあんたら距離近くね?」



ヤマト「え! あ! そ、そうだろうか!?」(/////

ヒョイッ←

ルフィ「ぁ」←↓

ドターン!!




たしぎ「……最近麦わらと交流して思いましたけど、
    あなたって意外と繊細ですよね」

ルフィ「ほら言う」ゴロン

たしぎ「ヤマトさんも言ってたでしょう?
    表層的にはぶっきらぼうでがさつって。
    
    ……でも倒した後の敵のことも気にしたり、
    救われたと思った相手のことは特に……」

ルフィ「……相手が悪いやつならあんま気にしねーぞ」

たしぎ「そういうところです。
    善悪を自分の定規で測って、
    気になる人と気にならない人を無意識に分けてるところとか、
    好き嫌いだけで分けてないところとか、

    なんか、面白いですよね」
 


ルフィ「面白いってなんだよ」ムクッ

たしぎ「悪い意味で言ってるんじゃありませんよっ! 
    むしろ好ましく思ってると言うか……」クスクス

うるティ「そういや、あちきも無理やり乗せてもらったけど……
     あんたも本気で拒否するつもりならもっと方法あったでござりんしょ?」

ルフィ「……そうかもな。
    でも乗せるって決めたし、面倒は見るぞ」

うるティ「……ふーん、なるほどね」



ヤマト「な、ルフィっていい男だろ?」ニコニコ

たしぎ「……否定はしません」

うるティ「……そうかもね」

ヤマト「それに器も大きい!
    だから君たちも遠慮することなんてないと思うよ」

うるティ「遠慮ぉ?」



ヤマト「え? だって君たちもルフィのこと好きなんだよね?」



たしぎ「好きとまでは言ってませんがっ」(/////

うるティ「お前頭沸いてんのか?
     一回頭突して急沸騰させてやんぞ」

ヤマト「え、だから気を使うとかなんとか言ってたんじゃないの?
    大丈夫だよ! ルフィなら恋人だって10人くらい行けるはずさ!!」

ルフィ「そんなには体もたねぇよ!!」

ヤマト「でも今でもとっかえひっかえしてるんだろ?
    できるはずだ!」

ルフィ「今は……さ、三人だからできてんだよっ」

ヤマト「できるって!」

ルフィ「できねぇっ!」

ヤマト「10回できたことあるじゃん!!」

ルフィ「でもヘロヘロだっただろうが!!」





たしぎ「……え」

うるティ「……う、わぁ……」





ヤマト「あ」(/////

ルフィ「っ……あ、あ……」





チャポン

ザザーン……ザザーン……







うるティ「……知りたくなかった、上司の情事……しかも男同士……なのか? ん?」

たしぎ「……麦わらって男もイけるんですね……意外でした 体は女の人だけど」

ルフィ「お、おまえら ちょっとまて、
    別に俺は男もいけるとかではなくて……」

ヤマト「……」(/////

ルフィ「お前もなんか言えよ!!」

ヤマト「いやぁ、流石に、自分でもこんなアッサリと暴露するなんて思いもせず……
    自らの軽々しい言動を恥じていたんだ……」(/////



ヤマト「あ、でも安心して! 僕は体だけの関係だから」

ルフィ「そうだ。俺はヤマトの体にしか興味ねぇ!」



うるティ「……」チラ

たしぎ「それは軽薄すぎませんか?」

うるティ「だってよ」

ヤマト「ははは。そう聞こえると思うけど、
    でも、ルフィの名誉のために言うと……実は誘ったのは僕なんだ。
    だから受け入れてもらえて僕はむしろ救われてるんだよ」

たしぎ「……まあ、本人たちがそれでいいなら良いのかもしれませんが」

うるティ「心が男で……それでも男としてるって、
     一応ゲイになるのか?」

ヤマト「げ?」

うるティ「なんでもねーよ。独り言でありんす」





ヤマト「よし、このままだと誤って赤裸々なことを喋ってしまいそうだ。
    ここらで空気を変えて勝負でもしないか?」


 
 


うるティ「頭突きなら負けないでありんすっ☆」ゴゴ……

ヤマト「勝負って言ってすぐ殺しにかかるのはやめよう」

たしぎ「……流れで行くと、釣り勝負ってところですか?」

ルフィ「……よし!」ビヨンヨン

ヤマト「一応言っておくけど、能力は禁止。
    糸を垂らして釣れたものだけだよ」

ルフィ「ちぇー」



たしぎ「健全な勝負はいいですね。
    受けて立ちましょう」

うるティ「どうせ勝負(ヤ)るなら健全さよりもエキサイティングな賞品がほしいでありんす」

ヤマト「賞品? んー、金品は持ってないしなぁ」

ルフィ「賞品かぁ……
    勝ったやつが何でも命令できるとかは?」

うるティ「なんでもって言葉が一番怖い事知ってるでありんす?」

ルフィ「……なんか良い案ないか?」



ヤマト「じゃあ、勝者はルフィと午後二人っきりで自由にできるってことで」



ルフィ「勝手に人を賞品にするな!!」

たしぎ「そうですよ!それにその賞品では公平性に欠けます。
    麦わらが勝者だった時の賞品も考慮しなくては!」

ルフィ「そういう問題でなくてだな」

うるティ「麦わらが商品かぁ……副賞ならそんなもんか」

ルフィ「軽んじられるのも嫌だけどよ。
    そもそも俺が賞品てどうなんだよ」

ヤマト「僕は俄然やる気が出るよ!!」

ルフィ「お前の私欲か!!」



うるティ「…………まって、それってさ」

うるティ「あちきに得、あんのか?」



ヤマト「……え、ないの?」

うるティ「よく考えりゃあちきは別に麦わらと二人だからってナニするわけでもないし」

ヤマト「あれ? そう?
    強い男って魅力的じゃない?」

うるティ「魅力とかでなくてぇ」ゲンナリ


 

たしぎ「ま、まあ、いいんじゃないんですか?
    二人きりになるだけですし」

うるティ「一番根がスケベなやつがナニカ言ってるでありんすぅ」ジトォ

たしぎ「だ! 誰がスケベですか!!」

うるティ「他のやつならいざしらず あちきによく言えたなそれ」ジトォ

たしぎ「ぐぬぬ…………!!」

うるティ「まあいいや、あちきが一位になったら麦わらをこき使うでありんす」

ルフィ「お前らよくそこまで本人抜きで勝手に盛り上がれるな」

ルフィ「あ、良いこと思いついた!」ピコーン




ルフィ「んじゃ、俺が勝ったら相手は俺が選ぶぞ。ナニするかも自由でな」ニシシ




うるティ「ちょっとまてぇぇぇ!!
     そうなると話が色々変わってくるだろうが!!」

ルフィ「コーヘーセーに欠けるって言ってたよな? これなら俺は文句ねーぞ」ニヤリ

たしぎ「一理ありますね」

ヤマト「異議なし!!」

うるティ「変にやる気煽られてる感じがするでありんすっ」モヤモヤ






ヤマト「それじゃ! 勝負開始!!」





>>直下のコンマで勝者決定


00~29 ルフィの勝利 (当たり?)※当たったら相手を選べます。
30~49 たしぎの勝利
50~69 うるティの勝利
70~89 ヤマトの勝利

90~99 ローションカイギュウが釣れてしまい全員ローションまみれになる。
 


………………


魚「ピチピチ」タイリョーウ

どどん



ヤマト「やった! 勝った! やった!」

ルフィ「チクショー! 負けたー!!」orz

たしぎ「結構釣れましたね。
    あの時間が魚にとってお腹が空く時間だったんでしょうか」

うるティ「これならお腹いっぱい食べられるでありんす」



ヤマト「それじゃ、午後は僕ルフィを借りていくね」

ガシッ
orz↑ ヒョイッ

ルフィ「あ、クソッ
    覚えてやがったか!」

たしぎ「あ、ちょっと、どこかへ行くなら行き先くらい言っておいてくださいね。
    もし居なかったらナミさんに怒られるの私達なんですから」

ルフィ「どこいくんだ?」ブラブラ



ヤマト「個室!」



うるティ「……絶対ヤる気だろ……」

たしぎ「個室って、ぐ、具体的にどこかとか」

ヤマト「……宿、とか?
    あ、でもお金ないか。

    うん、野外もやむなし」

ルフィ「……や、野外か」ゴクリ

たしぎ「あの、海賊にお世話になってる身で言うのは少し憚られますが、
    せめて公序良俗を守って頂きたいので、地下の個室でも使われてはどうですか?」

 



うるティ「!? あちきの部屋の事言ってねーよな?」

たしぎ「ええ、もちろん私が今使わせてもらってる部屋で良いです」



ヤマト「え!? いいのかい!?」

たしぎ「……というより、秘密ですがあの部屋はヤリ部屋という名目で作られていたらしく……
    奇しくもそれが本来の使い方です」

ヤマト「よし、それじゃあルフィ、行こう!」



うるティ「小脇に抱えられて、無抵抗のまま個室に連れ込まれる四皇……
     お前、それでいいのでありんすか?」

ルフィ「………………勝負に負けたのは俺だしな。
    それにヤマトが勝ったらこうなることはわかってた。
    準備は万端だ!」キリッ

うるティ「あそ」

たしぎ「……じゅ、準備って?」



ヤマト「さぁ! いざゆこう!」

スタスタスタスタ







うるティ「あーぁ、行っちった」

たしぎ「……そうですね。
    では、釣った魚を運んでおきましょう」

うるティ「了解でありんす」

たしぎ「……」

うるティ「ん?」

たしぎ「……な、なんでもありません。
    早く運んでしまいましょう」



………………

 

………………

サニー号 ヤリ部屋(現たしぎルーム



ヤマト「うん。なにもなくていい部屋だ」

ルフィ「そうだな。ヤリ部屋だしな」

ヤマト「……さぁ、ここまで来たんだ。
    遠慮することは……ないよね?」

ルフィ「おう、じゃあ放せ」

ヤマト「そうだった」スッ



ルフィ「よっと」スタ

ルフィ「……なぁヤマト」

ヤマト「な、なにかな」ソワソワ





>>直下

1 シンプルにアナルセックスをする。
2 ローターを指定箇所に設置しながらする。(設置箇所要指定
3 媚薬で催淫してみる
4 アナルパールでいつもと違う刺激を……
5 その他
 



ルフィ「……これなんだか分かるか?」

ローター「……」

ヤマト「……うずらの卵を、着色したもの?」

ルフィ「違う」

ヤマト「わかった! 西の国である豊穣の祭りで使う色塗り卵だろう!
    ヨースターだっけ?」

ルフィ「何もかも違うっ」デッテイウ



ルフィ「これはな」



カチッ



ローター「ヴィーィィィィン」

ルフィ「……こういうもんだ」

ローター「ヴィーィィィィン」

ヤマト「……? 震えてる? からくりかな?」

ルフィ「機械の類なのは確かだ。
    なぁ、ヤマトこれを」



ピトッ

ヤマト「え」

ルフィ「お前に押し当てて、スイッチを入れると」

ローター「ヴィーィィィィン」


ヤマト「んひゃぅっ!! くすぐったいよっ!」

ルフィ「だよな」

ヤマト「なんだいその玩具……ふふ、もしかして外の世界ではそれを使って性交をするのかい?」

ルフィ「そうだ。こういうのもセックスの一部だ」

ヤマト「でも……なんかくすぐったくてやだなぁ。
    ……あ、えっと、もしかしてそれ、

    お尻に、入れるのかい?」(/////

ルフィ「ああ、それも気持ちいいはずだ」

ワシッ

ヤマト「ぁあっ……ちょっと……怖いかも……」ピクッ

ルフィ「大丈夫だ。
    あ、ていうか今日は尻に入れるんじゃなくてな」

ヤマト「え?」



ナデナデ

ルフィ「……」

ヤマト「?」


ナデナデ

ルフィ「……」

ヤマト「え……うそ、だよね?」ドキッ




ルフィ「角の付け根、リベンジしねぇか?」

ヤマト「え、えぇぇぇ……」(///// ドキドキ




ヤマト「……最初の時 以来だね……」モジモジ

ルフィ「怖いか?」

ヤマト「……」

ヤマト「怖いけど……でも、僕が怖がってるのを分かってて言ってるんだろ?」

ルフィ「ああ。そうだ。
    ……角でイけるのに、そこをいじらねぇのはもったいねぇ」

サワサワ

ヤマト「あっ……ゃっ……」ピクン

ルフィ「どうだこの感覚、覚えてるか?」



サワサワ クニクニ

ヤマト「んっ……覚えてないわけ、ないじゃないか……」ドキドキ

ナデナデ グニグニ

ヤマト「ぁっ……ぁあっ……」トロン

ルフィ「そうか。覚えてるか。
    そりゃそうだよな」

サワサワ クニクニ

ヤマト「ふぅ……ぉ……んっ……ぁー……」トロン……






ルフィ「久々に触ってすぐこの反応なはずねぇもんな。
    お前、俺が居ない間角で一人遊びしてただろ?」ニヤリ

ヤマト「っ! そ、それは……」(/////



ルフィ「……」

サワサワ

ヤマト「ぁ……ぅぅ……」


ルフィ「……どうなんだ?」

サワサワ

ヤマト「ルフィぃ……」

ヤマト「角……もっと、いじって……」



ルフィ「……認めるか?」

グリ……

ヤマト「んんぅっ!!」ビクッ

ルフィ「……」

グニグニ……

ヤマト「んぁぁ……は……ぁ……」




ヤマト「み、認めるよぉ……っ!
    君がいなくなって……角の事思い出して……
    あれから、ずっとぉ……!」

ルフィ「……一人でいじる時はどうだった?」

ヤマト「物足りなくて……っ
    君の、声と、手と……体温がないと……
    角でイけなくてっ……!」

ルフィ「そっか。悪いこと教えちまったな」




グリ……グニグニ……

ヤマト「んぁうっ! そう、だよ。
    角で、なんて……こんな事教えられて……
    はぁ、はぁ……毎日鏡で角見ては、
    君のこと、思い出してしまって……っ」ドキドキ

ルフィ「ん、そうかそうか……」

グリ グリ……

ヤマト「んはぁぁ……ぁああ……ぁぁ……」ピクピク

ルフィ「こうしてほしかったんだよな?」



ヤマト「はぁ……はぁ……んぁ……」

ルフィ「……」

グリグリ

サワサワ

ヤマト「ん、そうだ。胸も、触って欲しい……」

ルフィ「ん」

サワサワ

グリグリ

ヤマト「はぁ、はぁ……ぁあ……もっと、触ってぇ」


ルフィ「はは、こうなるだろ?
    そしたら俺も手が二本じゃ足りなくなる」



ヤマト「? んっ……
    腕でも、生やすのかい?」ポー (/////

ルフィ「そりゃゾロかフランキーの仕事だな……
    じゃなくて、これだ」



ローター(ストラップ付き)「……」



ヤマト「……根付けで輪っかをつけたのかい?」

ルフィ「ああ、ストラップな。
    この輪っかを、お前の角にかける」



ヤマト「……! あ、や、ゃだ」

フイッ

ルフィ「なんでだよ」

ヤマト「だ、だって! オチが見える!!」

ルフィ「大丈夫だって」

ヤマト「大丈夫じゃなくなりそうなんだ!」

ルフィ「……絶対気持ち良くなると思うんだけどなぁ」



ヤマト「嗚呼、それを言われると、弱い……」ウズウズ

ルフィ「相変わらず快楽への意志が弱ぇな……
    でも、」



ヒョイッ

ヤマト「あっ」

ルフィ「そういうところ、好きだ」ニシシ

ヤマト(角にローターがつけられてしまった……!!)



ルフィ「……なぁ、ヤマト。
    いつスイッチを入れてほしい?」

ペロッ

ヤマト「ぅ……ぅう……っ」ゾクゾクゾク……



ヤマト「る、ルフィの……意地悪……っ」ドキドキドキドキ





……


……

壁一枚隔てた謎空間



たしぎ「……」ジーッ

たしぎ「……」ジーッ

たしぎ「……」ジーッ




たしぎ(ヤマトさんが……あの豪胆なヤマトさんが……
    麦わらの前ではまるでメス猫のように……
    いや、オス猫のように手球に取られている)ドキドキドキドキ



たしぎ「……はぁ」

たしぎ「はぁ……」

たしぎ「……はぁ」

たしぎ「はぁ……」



たしぎ(角……角って、気持ちいいんだ。
    付け根を触られて、とろけるような顔をしてるってことは……
    ああ、そうか。撫でられるだけでも気持ちいいんだ、きっと……)ドキドキドキドキ




たしぎ「……はぁ」

たしぎ「はぁ……」

たしぎ「……はぁ」

たしぎ「はぁ……」

クチュ……クチュクチュ……



たしぎ(案内された部屋にのぞき穴があることに気づいて布で塞いでいたけれど……
    まさか、こんな現場を覗くチャンスが訪れるなんて……)ドキドキドキ

たしぎ(それに……)



たしぎ「……はぁ、はぁ……」

クチュクチュ……

たしぎ(麦わらの攻め顔……いい……
    私も、してもらいたい……っ)ドキドキドキ

クチュクチュ……

たしぎ「はぁ……はぁ……」

クチュクチュ……

たしぎ(……二人が、脱ぎはじめた……
    始まるんだ、アナルセックス……っ!!)



………………


………………

スル……パサ……スル……パサ……



ルフィ「ローション垂らすぞ。尻向けろ」

ヤマト「ん……」クルッ

ヌトォ……



ヤマト「んぅっ! ふ……ぅんっ……」ピクン

ヤマト「冷たっ……けど、
    ……ふふ、きもちい……」ゾクゾク

ルフィ「通和散もいいけど、こっちもなかなかだろ」

ヤマト「んぅぅ……うん。
    でもほら、あれはあれで……」

ルフィ「わかる。わかるけど、今日はこっちだ」

ヌトオ

ルフィ「ほら、お前の好きなチンコにも塗ってやるから」

ヌタヌタ……

ヤマト「ああ……うん。そうしてっ」

ヌタヌタ……

ルフィ「……塗ったら、すぐ入れてやるからな」

ヤマト「っ……うんっ! 
    ほしい……もう、角触ってもらってから……
    欲しくてたまらないんだっ……」

フリフリ……


ヤマト「っ……早く……ぅ……」フリフリ

ルフィ「おし、入れるぞ」



ヌチュプ……

ヤマト「ぁぁうっ……き、た……あはぁ……」プルプル

ニュプッ……

ルフィ「んっ……はぁ……ぁ」

ニュルルル……

ヤマト「ぉっぉ……っぉお……んぉぉ……」

ニュプン……



ヤマト「……ぁぁ……ルフィの、また入った……っ」

 


ルフィ「ああ、全部入った」

ヤマト「んっ……ねぇ、動いていいよ。
    今日は、昨日より激しくできるよねっ」

ルフィ「そうだな。んじゃ、チンコ大きくするぞ」

ムクムク……ムクムクムク……



ヤマト「んほぉぉゔぅっ!!
    あっ……んぉぉ……っ おん……っ」ビクンビクン

ムクムク……

ルフィ「……お前とする時は、能力で大きくするのも気にならなくなってきたな」

ヤマト「んぁー……ぁー……おっき……
    おっきいの好き……っ あ……」トロン

ルフィ「そんなにいいのかよ」

ヤマト「だってぇっ……んっ……昨日は、
    隠れながらだったしっ、
    今日は隠れなくていいから……ぁっ」

ヌコヌコ……←→←→

ヤマト「思う存分、できるよね……っ
    ぁんっ……」

ルフィ「ぉお……自分で動くなよ」ピクッ

ヤマト「ん……駄目かな?」

ルフィ「いいけど、今日は角も忘れんなよ」

ヤマト「あっ、あぁっ……そうだった……
    あの、ほんとに、するんだよね?」ドキドキドキ……

 


ルフィ「当たり前だろ。
    ほら、スイッチ入れるぞ」



ヤマト「……ぁ……」ドキドキドキ……



ルフィ「チンコ入れてから、ってお願いだったからな。
    じゃ、スイッチ……」

ヤマト「っ……」ピクッ

ルフィ「オン」

ポチ





ローター「ヴィーィィィィン」

ヤマト「んき゚っ!!!?」ビクン!






ローター「ヴィーィィィィン」

ヤマト「んはぁ……ぁああぁん……んぎ、んくぅっ!」


ローター「ヴィーィィィィン」

ヤマト「ぁ、ぁ、ぁ、ぁ……」

ヤマト「……はあぁ……っ!」



ヤマト「ひゅご、……い……
    角、おかひくなるっ……!」



ルフィ「じゃこっちも動くぞ」

タポッ タポッ タポッ タポッ タポッ 

ヤマト「んほぉぉっぉおおお!!
    おっ! おぉぉっ!」ビクビク

タポッ タポッ タポッ タポッ タポッ 

ヤマト「あ゙っ あ゙っ あ゙っ ……んぁあっ」

タポッ タポッ タポッ タポッ タポッ 
タポッ タポッ タポッ タポッ タポッ 

ローター「ヴィーィィィィン」



ヤマト「んぁぁぁあっ……あああ、んぐ、ぁっ……
    はぁぁぁああん…………っ!」



 


ルフィ「どうだ? ヤマト……」

ローター「ヴィーィィィィン」
タポッ タポッ タポッ タポッ タポッ 

ルフィ「角と、尻、どっちも気持ちいいか?」

ローター「ヴィーィィィィン」
タポッ タポッ タポッ タポッ タポッ 

ヤマト「ひぁ゙っ んぁあっ! あー、あー……
    ぉぉぁああ……んんっ!」ゾクゾクゾク……

ヤマト「きもぢ、いっ……! いい、!
    良い……いい……ひゅごくっいいっっ」クラクラ

ブシャッ ブシュッ

ルフィ「はは、はははっ……すげっ……
    潮まで吹いてるぞ」



ヌボッ……! ヌボッ……! ヌボッ……! ヌボッ……! 

ルフィ「はぁ、はぁ……はぁ……はあ……」

ローター「ヴィーィィィィン」

ヤマト「んあ゙っ……!!
    ──────っ!! ああああっ!!」



ローター「ヴィーィィィィン」
ヌボッ……! ヌボッ……! ヌボッ……! ヌボッ……! 

ヤマト「ひぁうっ! ああっ! ああ! 
    ぁーあぁっ……ん゙ぅぅっ!」


ローター「ヴィーィィィィン」
ヌボッ……! ヌボッ……! ヌボッ……! ヌボッ……! 

ヤマト「んほぉ……ぉぉ……ぉっ! ……ぉお!」


ローター「ヴィーィィィィン」
ヌボッ……! ヌボッ……! ヌボッ……! ヌボッ……! 

ヤマト「ぁあっ! あああっ! いぐ、いぐっ!」


ローター「ヴィーィィィィン」
ヌボッ……! ヌボッ……! ヌボッ……! ヌボッ……! 

ヤマト「るひっ! るひぃっ!
    なまえ、呼んでっ」チカチカ


 


ローター「ヴィーィィィィン」
ヌボッ……! ヌボッ……! ヌボッ……! ヌボッ……! 

ルフィ「はぁ、はぁ……どした? ヤマト」

ヤマト「頭、トビそっ!
    おかしく、なりほう だからっ……!

    呼んでっ……!」チカチカ

ルフィ「お、おう。わかった」



ローター「ヴィーィィィィン」
ヌボッ……! ヌボッ……! ヌボッ……! ヌボッ……! 

ルフィ「ヤマト……っ……ヤマト……」

ヤマト「んはぁぁぁっ……! イグイグ……いきそっ」ビグンビグン



ローター「ヴィーィィィィン」
ヌボッ……! ヌボッ……! ヌボッ……! ヌボッ……! 

ルフィ「ヤマト、俺も……イくぞ……
    ヤマトの尻に……出すぞっ」

ヤマト「イっっっグっ  んくっぉおっ!
    あぉぉぉおお……!!」ビグンビグン





ローター「ヴィーィィィィン」
ヌボッ……! ヌボッ……! ヌボッ……! ヌボッ……! 

ヌブゥッ!!

ヤマト「んふぅぅゔぅぅぅぅぅ!!!」ビクンビクン



ルフィ「……っぉ……ぉ」

ビュルルルル……ビュル……ビュ……

ヤマト「んん─────────っっっっ」プルプル

ビュルル……ビュ ビュ……ビュル……

ヤマト「ぉ……んほぉお……ぉ……」チカチカ

ルフィ「はぁ……はぁ……ヤマト……ぉ……」

ビュビュ……ビュルル……ビュ……

ヤマト「はぁ、はぁ……ぁあ……ああ!」

ヤマト(やばい、ルフィの射精終わったのに……!)

ローター「ヴィーィィィィン」

ヤマト「んくぅぅっ……! は、ぁ……ぁっ……」

ヤマト(角のローターが、止まらない……!!)




 



ローター「ヴィーィィィィン」
角「カツっカツ  コン……」

ヤマト「あへぇっ! んぁあっ! あがっ!」ビグンビグン



ルフィ「っと……わるい、スイッチ切るの忘れてた……」

ローター「ィィィン………………」



ヤマト「ンハーァ……ハー ハー……ぇほっ……
    はぁ、はぁ……んくっ……ぁ……」ピクン……ピクン……

ルフィ「ヤマト……大丈夫か?」

ヤマト「……ぁ、はぁはぁ……るひぃ……
    はぁ、はあ……」

ルフィ「……あー、一旦抜くぞ」



ヌボッ

ヤマト「んを゙っ……」ビクン



ルフィ「……ヤマト……?」

ヤマト「はぁ、はあ……」

ドサッ……

ルフィ「……お、おお……本当に大丈夫か?」

ヤマト「はぁ……はぁ……ぁぁ……」



ヤマト「……んっ……はぁ……はぁ……
    だいじょ……ぶ……」

モゾモゾ……

ヤマト「はぁ、はぁ……大丈夫……だけど……」

クタッ



ヤマト「こ、このやり方は……
    今後……制限してくれるかい?」



ルフィ「ん、そのほうが良いな」ポリポリ
 


ヤマト「あ、はは……やばかったぁー……
    声、全然抑えられないし……

    気失いそうになったし……」

ルフィ「そんなに良かったのか?」

ヤマト「……うん」(/////



ヤマト「角からお尻まで……
    ぶっとい、透明な針金が通ってる感じ……」

ルフィ「例えが怖ぇよ」タラリ

ヤマト「ん、その針金が体中を掛け巡るんだけど……
    それが、不安になるくらい気持ちよくて……」ゾクゾク

ルフィ「……ん」ピトッ

ヤマト「だけどルフィに名前を呼んでもらえると、
    そんな不安も吹き飛んでしまうんだ。
    後は君の声を頼りに意識を覚醒させて……
    快感を貪ってた……」ウットリ

ルフィ「そうだったのか」

ヤマト「……ルフィはいつもとなにかちがったかい?」チラ



ルフィ「締まりが強すぎて途中少し武装硬化してた」



ヤマト「ブフッ(笑)!!!!」







ヤマト「あははは! ごめん! 僕、そんなに締めてた!?」

ルフィ「ああ、ホント。持ってかれるかと思ったぞ。
    しかも武装硬化越しでも気持ちよかったから、ありゃ生身だと確実にチンコちぎれるな」

ヤマト「あははははっ! ごめん、ごめんって」

ルフィ「謝るこたねぇよ。
    お前……あんまいいたかねぇけど
    他の男相手にすることになったら覇気持ちじゃねぇと……」

ヤマト「他の男とかはまだわかんないけど、ふふ……ふふふふ……
    危ないもんね。気をつけるっ」






………………

 


………………

壁一枚隔てた謎空間



たしぎ「……はあ……はあ……」

ピチャピチャ……

たしぎ(まずい、思いっきりオナってしまった……)



ポタポタ

たしぎ「ん……はぁ……」

フキフキ……

たしぎ(……うぅ、罪悪感がすごい……
    だけど、やっぱり覗き見するの……気持ちいい……)ゾクゾク……




たしぎ(……それにしても、角……かぁ……)



………………
 


………………



夜 サニー号

食後の甲板



ルフィ「……ゾロって、昼間なんの仕事してんだ?」

ゾロ「あ? 俺は土方だよ。
   この街は平和過ぎて刀振るう仕事もねぇしな」

ルフィ「へー、よくたどり着けるな」

サンジ「そりゃ、現場の連中に俺が引き渡してやってるからだ。
    そこの事務所の向かいの飲食店で俺が働いてるからな」

ルフィ「なるほど、そりゃ安心だな。
    みんな金策の時って色々してんだな」



チョッパー「俺は新薬の売り込みだぞ。
      この島はウイルスの研究がまだ途中だけど、そのノウハウのお陰で薬学が進んでるんだ。
      俺の薬もちゃんと認められて店に並ぶようになったぞ」フンス

ロビン「そのお手伝いに、わたしもちょっとね。
    というか私はみんなのサポート役ってところかしら」

ウソップ「ロビンのメインはあれじゃね?
     ジンベエと一緒にやってる、貿易商が大きいんじゃねぇか?」

ジンベエ「貿易ちゅうても、
     ありゃロビンの目利きとワシの知見で見つけた骨董品や交易品を然るべき人に売る、
     いわば趣味みたいなもんじゃからのう。
     後は本当に売れるもんしか買い付けとらんし」

ナミ「でもそこから船に入れてくれるお金は結構バカにならないわよ。是非続けてほしいことの一つだわ。
   当たりを掴むと桁が一つ増えてるしね」

ノジコ「あ、そういやウソップ、あんた修理屋って毎日仕事あるの?」

ウソップ「あることはあるが、どした?」

ノジコ「あたしが行ってる農場で
    明日から改植のために樹引っこ抜いたり枝切りで人手がほしいんだってさ。
    頼める?」

ウソップ「どうする大将?」

フランキー「修理屋は任せろ!
      だが、コマケェ作業の方はウソップのが丁寧だからな。その変の作業はできる範囲でやっておくぜ」

ウソップ「じゃ、とりあえず明日行って話聞いてみるか」

ノジコ「助かるよ」


 


うるティ「あ、骨」

ブルック「どうも死んで骨だけブルックです」

うるティ「ブルック。あんたが言ってた飲食店明日から開業でござりんしょ?」

ブルック「そうですそうです。
     ぜひお手伝いしてあげてください。
     あの店長毎日私におひねるくれるので」

うるティ「ああ、大道芸と音楽でなんかやってるんでありんすよね」

ブルック「ヨホホホ! この島の人達は寛容なのでとっても稼ぎやすいですし、偶に一緒に踊ってくれる人なんかも居て楽しいですよ。
     
     あと、飲食店の方ですが……」

うるティ「大丈夫でありんす。
     どんな客でも頭突きはしねーでありんす」

ブルック「あ、いえ。
     セクハラなどの狼藉者は頭突してOK だそうなので。
     だからあなたに話を回したんですよ」

うるティ「……あー、なるほど。
     港に近いからそういう輩もいるってことでありんすね。
     つまりあちき用心棒だ?」

ブルック「ご明察っ!」









ルフィ「はぇー……みんな働いてんなぁ」

たしぎ「うぅ……肩身が狭い……」

サンジ「ルフィは釣りして大人しくしてるだけで助かるから、余計なことするなよ!?
    たしぎちゃんは生きてるだけで俺が幸せになれるから何も気負わなくて良い」

ナミ「……まぁ、ルフィはともかくたしぎに労働意欲があるには越したことないけど、
   この島ではねぇ……?」

ロビン「……そういえばナミは何をしてるの?
    いつもなら周辺の海図を量産してるわよね?」

ナミ「ふふーん、そっちもやってるけど、今はまだ秘密」

ジンベエ「……まぁ、ナミのことじゃから下手を踏むことはなかろうが……
     稼ぎの話で内容は秘密と言われるとちと不安じゃぞ?」

ウソップ「いや、値切りで恨まれることは多々あるが、
     ナミが商売で本気を出したら国を作れるとの噂だ。ここは信じて任せるべきだな」

ゾロ「失敗すりゃ国も傾きそうだな」




たしぎ「せめて釣りを続けて……食料を……」

ヤマト「明日は狩りにでも行こうかな。
    ずっと魚だと飽きるだろう?」

サンジ「間違っても牧場の動物を穫るなよ。

    とはいえ、ジビエには俺も興味があるしな。
    狩り場を荒らさない程度に頼むぜ」

ヤマト「任せてよ!」ニコニコ





………………


………………

夜 サニー号 甲板



ルフィ(やべ、昼間ヤマトとしたあと寝たから……全然眠くねぇや)

ルフィ(どーぉすっかなぁ)



ナミ「あれ、あんたまだ起きてるの?
   また昼間寝てたんでしょ」

ルフィ「その通りだ」

ナミ「ふーん……かまってあげたいところだけど、
   いまちょっと私も忙しいの。

   また今度、ね」ソッ

チュッ

ルフィ「ん…… 構ってくれても良いんだぞ?」

ナミ「どうしてもってんなら測量室まで来てもいいけど? ふふ、まぁ、あんたにならちょっとだけ先見せしても良いかもねー……なんて」

ルフィ「?」

ナミ「それじゃーね」スタスタスタ


 



ルフィ「……なんだ?」

ロビン「なにか企んでるのよね。あの子」ヌッ

ルフィ「ん、そうか。
    怪しいな」

ロビン「ええ。気になるけど、どうやらまだ私達には内緒みたい」

ルフィ「ロビンにもか。
    ……ところでなんで後ろから突然話しかけてきた?」

ロビン「ごめんなさい。お茶目心よ」

サワッ

ルフィ「ぉ、おお……なんだ? 誘ってんのか?」

サワサワ

ロビン「どうかしら?
    おまかせするわ。
    私はちょっと夜のお散歩ついでに、
    怪しいお店の偵察」

ルフィ「怪しい……って?」

ロビン「オスメス屋って知ってる?」

ルフィ「聞いたことはあるな」

ロビン「そう。お話だけでも聞いてみようかなって」

ルフィ「……お、お前も、そういうの興味あるのか?」

ロビン「……?
    あ、違うわ私は女のままで居たいけど……
    ふふ、ちょっとね。

    そうね、ナミの言葉を借りるなら、まだ秘密、ね」

ルフィ「秘密が多いな、この船は……」

ロビン「全部明かさないといけない?」

ルフィ「んや、秘密にしたいならそれでいい。
    気になった時は教えてもらうけどな」

ロビン「そう、それならついてくればいいわ。
    私は出かける準備してるから」

ルフィ「ん、考えとく」

スタスタ……



 



たしぎ「……行きました?」

ルフィ「行きました? じゃねーよ。
    お前もなんで後ろからくる?」

たしぎ「いえ、基本的にあの人の前だと緊張するので……
    麦わらは……ニコ・ロビンと行くんですか
?」

ルフィ「まだ決めてねーよ」

たしぎ「それでは、もしよろしければ私と海軍基地に来てくれませんか?」

ルフィ「は?」

たしぎ「ちょっと用事があるんです。
    地下ダンジョンの視察と、
    海軍基地の復興状況の確認です」

ルフィ「そんなもん一人でいけよ。
    見るだけなんだろ?」

たしぎ「地下ダンジョンについては一度行ったことがあるあなたにも来てほしいと思ったんですが……
    まぁ、無理にとは言いません。
    私も一人で行くなら引き際を考えて行動しますので」

ルフィ「ああ、そうしろ。

    ……なんだ? やばい予感でもするか?」

たしぎ「いえ、そういうわけでは。
    ダメそうならすぐ引き換えしてきますから」

ルフィ「んー、そうか。気が向いたら行くよ」

たしぎ「では、こちらは期待せず行動してますね」

ルフィ「ん」

スタスタ





 


ルフィ「そこだっ!」クルッ

ビヨーン

ガシッ

ノジコ「うわっ! っと、見つかっちった?」

ルフィ「流石にそろそろ後ろを警戒し始めるぞ!?」

ノジコ「いや、なんか流行ってるのかなって思って……後ろから話しかけようとしたんだけど失敗しちゃった」

ルフィ「……意外と可愛いことするよな。お前」

ノジコ「……で、これからどうするの?
    キスでもしてくれる?」

ルフィ「……」

チゥ……

ノジコ「んふふ」

ルフィ「ノジコは、もしかして明日早いのか?」

ノジコ「そうだねー。今から寝るかもだけど……
    あんたがあたしと夜を一緒したいって言うなら、話は変わってくるかもね」

ルフィ「なるほど」

ノジコ「でも先にいろんな話もらってるでしょ?     だから、それの後にでも考えてよ。
    あたしは今、どっちでもいい気分だし」

ルフィ「どっちでもいい気分って一番困るんだよな……」

ノジコ「あははっ 人によるってね。
    じゃ、もし来るなら早めにね。
    でないと寝ちゃうかも……

    あ」

ルフィ「ん?」

ノジコ「……寝てるあたしにいたずらしても……怒らないからね」ニヤニヤ

ルフィ「お? そういうのもアリなのか?」

ノジコ「どうだろうね? とりあえずおやすみー」

スタスタ……


 




ヤマト「ルフィっ!!」ガバッ

ルフィ「んがっ!!」

っどーん!!


バタッ↓




ルフィ「……」チラ

ルフィ「なんだヤマトか」

ヤマト「そうだよっ!
    ……意外と驚かないね?」

ルフィ「お前で五人目だからだ」

ヤマト「?」

ルフィ「お前はなんの用だ?」

ヤマト「ん? いや、おやすみの挨拶をしたかっただけだ」

ルフィ「押し倒されたからなにをされるのかと……」

ムクッ

ルフィ「よいしょ」

ヒョイッ

ヤマト「うわっ! ちょ、この抱っこは駄目だ!」(/////

ルフィ「このままお姫様抱っこでミニメリーまで運んでやる」

スタスタ

ヤマト「ごめん! ごめんて! 自分で歩くからっ!」ジタバタ



ピョン
スタッ

ヤマト「まったく、覚えておけよ!」ニヤニヤ

タタタ

ルフィ「おやすみー」ノシ

ヤマト「おやすみっ」ノシ



 



うるティ「バカップル……」ボソッ

ルフィ「今度はお前か……なんだよ?」クルッ

うるティ「いや、別に。
     さっきから後ろ取るのが流行ってんのかと思ってあちきもやってみただけでありんす」

ルフィ「お前もか……いや、六人目だからもう流行ってると言っていいなこれは」

うるティ「さっきから見てたけどほんとお前モテるのな。
     全員手付きだろ?」

ルフィ「……そういや、この船の女全員と関係がある事実を知ってるのお前だけか?」

うるティ「奇しくもそうなってるでありんすな」



うるティ「……」

ルフィ「な、なんだ?」

うるティ「実はあちきも、何も考えずにちょっかいをかけてしまったでありんす」

ルフィ「なんだそりゃ……

    ん? もしかしてお前」

うるティ「……」

ルフィ「構ってほしいのか?」

うるティ「知るか」

ゲシッ

ルフィ「いてっ なんだよ!」

うるティ「ホントに、何でもないでありんす」

スタスタ


ルフィ「……」

ルフィ(そういや、弟とわかれてから色々大変だしな、あいつ。
    なんか、ストレスとか溜まってんのかな?)



 



ルフィ「………………」

ルフィ「体が足りねぇな」

ルフィ(ナミのことも気になるし
    ロビンの話も面白そうだし、
    たしぎだってなんか冒険の匂いしてるし
    ノジコと寝に行くのも良さそうだし
    ヤマトにいたずらもしてみてぇしされてみてぇし、
    うるティを構ってやりてぇし、

    一人じゃこれ全部カバーできねぇっ!)



ルフィ「あー!
    俺が増えればいいのに!!」

























ミョンミョンミョン

???「ウィッウィッウィッ
    本当にできた 潜入成功だよ…………!!」

 


ルフィ「!? 七人目か!!!」クルッ

ビヨーン
ガシッ!!!

???「ぎゃー!!!?? な、なんで!?後ろからコッソリ現れたのに!??」

ルフィ「この細くてカサっとした感触……!!
    お、お前まさか……!?」



ルフィ「枝!!!!」

ブリュレ「ブリュレだよ!!!!」



ルフィ「いやーまさか枝とまた会えるなんてな。
    元気してたか?」

ブリュレ「だからブリュレだよ。
     あいにくと元気だよ。ウィッウィッウィッ!」

ルフィ「生憎じゃねーよ。お前が元気で良かった。
    ホールケーキアイランドじゃ世話になったしな!」

ブリュレ「世話になったしな、じゃねーよ!!
     アタシはあんたに利用されただけだっつーの!!」



ルフィ「そうだ!
    お前の能力使えねーかな……
    頼みてー事があるんだけど、聞いてくんね?」

ブリュレ「はあ?」




 


ゾロ「おい、ルフィ?
   なんか知らねー声がしねーか?」

スタスタスタスタ

ブリュレ「っ、まずい、今日は偵察だけのつもりだったのに……!」

ルフィ「ん? お前見つかるとまずいのか?」

ブリュレ「当たり前だよ!! あたしゃ敵だよ!?」

ルフィ「…………そっかぁ、でもお前には世話になったしな」

パッ

ルフィ「捕まえて悪かったよ。逃げていいぞ」

ブリュレ「!? い、いいのかい?」

ルフィ「喧嘩するならやるけど、枝には恩がある。
    ここは、見逃してやる」

ブリュレ「………………そうかい あとブリュレだよ」



みょんみょんみょん………………



ルフィ「お!? おまえ、それ部屋の窓じゃねーか!? 」

ブリュレ「ウィッウィッウィッ! 反射すりゃどこからでも出入りできるようになったんだよ」

ルフィ「ま、マジか!? お前まさか……」

ブリュレ「そのまさかさ……覚醒したんだよ」

ルフィ「スッゲー!!」キラキラ


 


ゾロ「おい、ルフィ? やっぱなんか言ってるよな??」

ルフィ「あっ!!

    スッゲー!! すっげー汚れ!!
    この窓すっげー汚れてる!!」

ムギュウウウ→→→→

ブリュレ「ぐえっ!!」→→→→

みょんみょんみょん………………



ゾロ「……どうした?」

ルフィ「なんでもねーよ!!
    窓に向かって変顔して遊んでただけだ!!
    グイーンベロベロバー」

ゾロ「………………疲れてんのか?」

ルフィ「そっそそそ、そうかもなー!?
    あはは、俺疲れてるかも!!」

ゾロ「……お、女遊びにか?」

ルフィ「ち、ちげーよ!!」

スタスタスタスタ

ルフィ「じゃ!」

スタスタスタスタ

ルフィ「あ、おやすみっ」

スタスタスタスタ





ゾロ(……女遊びは、あのルフィをあんなに疲れさせるのか)ゴクリ

ゾロ(俺はやっぱり手を出さねーでおこう)グビッ



………………
 


………………


テクテク

ルフィ「なんとなく逃げてきちまったけど、どうすっかな。
    あー、せっかくならこのまま風呂入るか。
    最近ずっと風呂入ってばかりだけどな」

ガチャ



→測量室&図書室

ルフィ「? あれ?こんな狭かったか?」

トットット↑↑

→風呂

ルフィ「……鏡か」

ルフィ「……」

洗面台「……」





ルフィ「枝ぁ、居るのか?」





洗面台「ブリュレだよ!!」

ルフィ「居るんじゃねぇか」

みょんみょんみょん…………

ブリュレ「相変わらず甘いやつだねえ……
     敵のアタシを逃がすなんて」

ルフィ「恩はあるけど戦う理由はねぇ」

ブリュレ「はぁ、なんでこんなやつにカタクリお兄ちゃんが負けたのかしら」

 


ルフィ「そういやカタクリはどうしてる?
    アイツのことだ、絶対生きてるよな?」

ブリュレ「当たり前でしょ!!
     はぁ……カタクリお兄ちゃんは無事。
     だけどビッグマム海賊団は現在迷走中よ」

ルフィ「? なんかあったのか?」

ブリュレ「どの口が言うんだい!!?
     発端は全部あんただよ!!」

ルフィ「そ、そうか。
    あ!! そうだったな!!」

ブリュレ「……んで、ここは風呂?
     けったいな場所に出ちまったね」

ルフィ「ああ、俺今から風呂はいるんだ」

ブリュレ「邪魔したね。
     ……もうここには来ないから安心して入りな」



ルフィ「なぁ! 枝も入ろうぜ!!」

ブリュレ「ブリュレだよ!! って

     はぁぁぁぁぁああああ!!?!?」




ルフィ「話してぇこともあるしよ。
    なぁ良いだろぉ?
    ここだとナミに聞こえちまう」

ブリュレ「いやいやいや、ちょっと待ちなよ!!
     アタシは……アタシは……

     はぁぁぁぁぁぁぁぁぁ?」(混乱



ルフィ「よし、逃げねぇってことは決まりだな」

ガシッ

ブリュレ「ちょっとぉ!?」

グイッ←

ブリュレ「いやぁぁぁ!! 助けてカタクリお兄ちゃーん!!!!」

ズルルルル……←←←

ルフィ「だいじょーぶだいじょーぶ。
    ワノ国じゃ混浴とか当たり前だらしいから」

ブリュレ「ここインガ島でしょー!?
     違うってわかってるんだからね!!」

ルフィ「まぁまぁ」

ブリュレ「まぁまぁじゃないわよ!!」

 




トットット↑

ナミ「ルフィー? なんか騒がしいけど、どうかしたのー?」

ルフィ「やべっ 見つかりそうだっ
    おい浴室入れ!」

ガラッ ペイッ

ブリュレ「ギャー!!」



ルフィ「なんでもねー! 俺今腹話術やってんだ!

    お、おい枝えもん!! 風呂入っぞ!」

ブリュレ「ブリュレだよ!!」

ナミ「あんまふざけないでねー。
   配信の邪魔だから」

トットット↓

ルフィ「……ふぅ」



ガラッ



………………

 


………………


大浴場


カポーン



ブリュレ「……あー、いいお湯ね」フニャ

ルフィ「だろ? とろけるっていうか」フニャ

ブリュレ「馬鹿だね。能力者なんだから、とろけるのは当たり前だよ。
     ……こりゃお湯になんか薬効のあるものが入ってるのさ」チャプ

ルフィ「へー」

ブリュレ「ラベンダーと、ミルク……ああ、いや、
     誰か心得がある人が混ぜたもんだね?

     お湯も柔らかいしリラックス効果もある。
     ああ、いい……」

ルフィ「へー、詳しいんだな」

ブリュレ「ダテに鏡の魔女やってないよ」



カポーン

ルフィ「はー、たしかに、いい湯だ」



ブリュレ「そうねー……っじゃないっての!!」

ザパァ!!↑↑

ルフィ「おお」ジー

ブリュレ「何見てんだよ!!エッチ!!」バシャァ!!

ルフィ「ぶへっ!
    立ち上がったのはお前だろ!?」ビチャビチャ

ブリュレ「はぁ……とにかく、鏡もあることだしアタシは帰らせてもらうよ」



みょんみょんみょ……みょ?

ブリュレ「あっ! 濡れてるから鏡に入れない!!
     湿度が高すぎるっ!!」

ルフィ「観念して風呂に入れ ブリュレ」

ブリュレ「枝だよっ!!」



ブリュレ「……ん?」

ルフィ「今まで悪かった。ブリュレ……」

ブリュレ「あ?」

ルフィ「……お前、枝と呼んじゃ失礼な身体してたんだな」

ブリュレ「ぶっ!! お前!! どこ見てんのよエッチ!!」

ルフィ「ん? ああ、こういうの駄目か?」

ブリュレ「───っ……はぁ……
     ワケわかんない」

チャプ↓

ルフィ「そうだそうだ。温まっていけ。
    そして話を聞け」


 


ブリュレ「で? 何だい? 頼みたいことって」

ルフィ「お前の能力ってさ。
    人を増やすことってできんのか?」

ブリュレ「あんたも自分の姿が増えたじゃない?
     あれとは違う意味で?」

ルフィ「ああ。俺がやりたいのは、
    俺が6つ以上に分かれるようになりてぇんだ」

ブリュレ「……とりあえず話を聞こうかね。
     少し興味が出てきたよ」

ルフィ「ありがとう! 助かるっ!」

ザパァッ↑

ブリュレ「粗末なもん見せてんじゃないよ!!」バシャァッ

ルフィ「ぎぇぇえっ!! 撃水っ!?!?」





……

ブリュレ「つまり? 興味のあることが多すぎるから何人にも分裂したいって?」

ルフィ「そういう事だ。
    動物を俺の姿にするんじゃなくて、
    お前が俺の姿になるんじゃなくて、
    俺の虚像を作るでもなくて……

    『俺』が分裂して、
    もとに戻ったら全部の記憶が一人に集まるようにしてほしいんだ」

ブリュレ「よ く ば り だ ね !!」

ルフィ「よ く い わ れ る !!」




 


ブリュレ「……」

ルフィ「……」

ブリュレ「……あんた、都合が良すぎる」

ルフィ「? なんだ? 対価でも払えってか?」

ブリュレ「いや、そっちもだけど。
     そういう意味じゃない……

     実はね……あー……
     いや、逆にあんただからいいのか?
     うーん、いやしかし……」

ルフィ「なんか、あるのか!?
    うおぉ! お前すげぇな!」

ブリュレ「え? あるってはまだ……」

ルフィ「でもすげぇよお前。
    能力覚醒するし、前より出入りできるところ増えたんだろ?
    てことはお前も努力したんだよな。
    偉いよお前」

ブリュレ「え」



ブリュレ「……偉い? あたし」

ルフィ「あたりまえだろ。
    努力してるやつが偉くねぇわけがねぇ。
    しかも結果まで出したんだ。胸を張れ。
    カタクリにも褒めてもらえ!」

ブリュレ「え、えへへ……カタクリお兄ちゃん褒めてくれるかな?」

ルフィ「褒めなかったら俺が怒ってやる!!」

ブリュレ「ウィッウィッウィッ! そうか、そうよね! 
     他のキョウダイにはいまいちな反応されたけど……
     きっと、カタクリお兄ちゃんなら褒めてくれるわよね!!」

ルフィ「はぁ? お前の能力を微妙だって言ってるやつが居るのか?」

ブリュレ「そうよ、そうなのよ!
     大体ビッグマム海賊団と戦う相手ってのは私の能力を知ってるから、
     鏡は警戒されて意味がないって」

ルフィ「そんなわけねぇ!
    お前の能力は最高だ!!」

 
ブリュレ「そうよ。鏡の力……見せてやるわよ!」

ルフィ「おし! その調子だ! ブリュレ!
    さあ、俺を6つに分けてくれ」





ブリュレ「お こ と わ り だ よ !!」





ブリュレ「誰がほだされるか!! 
     勢いでなんでもなんとかなると思ってんじゃないよ!!」

ルフィ「だめかー!!」(><

ブリュレ「ほざけ!!」


 



ブリュレ「……とまぁ、ここまでは感情の話」

ルフィ「ん?」

ブリュレ「大人の話をしようじゃないか。
     ええ? 麦わら」

ルフィ「大人の話……」



ザパッ↑

ルフィ「わかった。俺のチンコで絶対お前を満足させてやる」

ブリュレ「だからその粗末なもんをしまえって言ってんだろ!!」バッシャァァァン!!

ルフィ「ぎぇぇぇぇっ!? 槍波っ!?!?」ビッシャァァァア



ブリュレ「エロに持っていくな! エロに!
     大人の話ってのは、
     こっからは敵味方とか感情の話ではなく、
     取引含めた内緒話ってことさ」

ルフィ「ん、わかった」ポタポタ

ブリュレ「アタシは、この能力が覚醒してから間もない。
     色々な可能性が見えてはいるんだけどどれも中途半端でね。
     つまるところ練習して完成させたいわけだ」

ルフィ「わかる。練習は大事だよな」

ブリュレ「そこで、あんたにはアタシの覚醒した能力の実験台になってもらうわけだ」

ルフィ「……実験台。なるほどな!
    それなら全然いいぞ!」

ブリュレ「少しは考えなよ。
     六分割する技も、なんとなく出来たってだけで、
     人間で試すのは初めてだ。

     あんたに説明しても無理だろうから結果だけお届けすることになるけど、良いんだね?」



ルフィ「ああ、お前が頑張って覚醒した能力だ。
    失敗するわけがねぇ!
    安心して俺にぶつけろ」



ブリュレ「ウィッウィッウィッ! 男前がいつまで保つかね。
     じゃあ……」



カポーン



ブリュレ「まずは……ゆっくりしてから」トロン

ルフィ「あー、そうだなー」トロン




………………
 


………………

風呂の後

鏡世界(ミロワールド)



ルフィ「よし 気合十分!」

ブリュレ「こっちもお風呂効果で肩こりが楽になったよ。
     お陰で調子がいい……
     間違って8分割しちまったらごめんよ?
     ウィッウィッウィ!!」

ルフィ「何だそこまでできるのか!?
    すっげぇな! ホントにすっげぇな!!」キラキラ

ブリュレ「少年のような目をやめろ!!
     眩しいったらないよ!」



ブリュレ「さて、それじゃ行くよ……」



スゥゥ

ブリュレ「枯れ井戸万華鏡!!」

ギラッ!!



ルフィ「うぉっ!? なんだ? 鏡が生えてきた……!?」

ギラ! ギラ! ギラ!

ブリュレ「ウィッウィッウィッ あんまり動くなよ。
     腕の本数を間違えそうだ」

ルフィ「こ、こうか」ガチッ

ブリュレ「そうそう、そのまま……」


 



ブリュレ「魂も、姿も、等しく選り分け、それぞれの光となる。
     しかし、全ての魂は一つのイドを源とする。
     それがこの、枯れ井戸万華鏡」


ギラギラギラ……



ブリュレ「イメージしな。
     あんたのすべての意志が井戸に貯まる様子を……」

ルフィ「ん」

ブリュレ「そして、その井戸を覗き込み……万華鏡のように……魂を分けるんだ」





ルフィ「……万華鏡ってなんだ?」





ブリュレ「台無しだよ!! せっかく雰囲気出してたのにねぇ!」

ルフィ「あ、あの覗き込むとキラキラするやつか!!」

ブリュレ「知ってんのよかよ!! 
     ああ、もう続けるよ」



ブリュレ「で、どこまで言ったっけ?
     とにかく、イメージしたかい?」

ルフィ「ん……6つに分けたつもりだ」

ブリュレ「そう、じゃあ鏡で仕切りをつける……
     そうすりゃ」





ギラギラギラ……↓





ブリュレ「……鏡がなくても、あんたの姿は6つある。
     さぁ、あんたにはどう見える?」

 




ルフィA「……どう見えるって言ってもな?」

ルフィB「……どう見えるって言ってもな?」

ルフィC「……どう見えるって言ってもな?」

ルフィD「……どう見えるって言ってもな?」

ルフィE「……どう見えるって言ってもな?」

ルフィF「……どう見えるって言ってもな?」


ルフィ「ん?」
ルフィ「ん?」
ルフィ「ん?」
ルフィ「ん?」
ルフィ「ん?」
ルフィ「ん?」

ルフィ「うわーぁぁぁあ!!? 俺が五人!?」
ルフィ「うわーぁぁぁあ!!? 俺が五人!?」
ルフィ「うわーぁぁぁあ!!? 俺が五人!?」
ルフィ「うわーぁぁぁあ!!? 俺が五人!?」
ルフィ「うわーぁぁぁあ!!? 俺が五人!?」
ルフィ「うわーぁぁぁあ!!? 俺が五人!?」

ルフィ「ああ、俺も合わせりゃ六人か!?」
ルフィ「ああ、俺も合わせりゃ六人か!?」
ルフィ「ああ、俺も合わせりゃ六人か!?」
ルフィ「ああ、俺も合わせりゃ六人か!?」
ルフィ「ああ、俺も合わせりゃ六人か!?」
ルフィ「ああ、俺も合わせりゃ六人か!?」

ルフィ「あはははは!!! おもしれー!!」
ルフィ「あはははは!!! おもしれー!!」
ルフィ「あはははは!!! おもしれー!!」
ルフィ「あはははは!!! おもしれー!!」
ルフィ「あはははは!!! おもしれー!!」
ルフィ「あはははは!!! おもしれー!!」



ブリュレ「うるせぇぇぇぇぇぇぇぇえええええ!!!!!」



バッシャーン!!!!



ルフィ「ぎぇぇぇぇっ!? 海流一本背負い!?」ビシャァァァッ!



ルフィ「ん? あれ? 一人になった?」ポタポタ

ブリュレ「そう、枯れ井戸万華鏡は水をかぶると消えちまうのさ」

ルフィ「水かぁ、やっぱり能力だもんな」ポタポタ

ブリュレ「正確にはちょっと違う。
     鏡の力は光の反射。
     光は水で拡散してしまうから……って、あんたにゃこういう話は難しいか?」

ルフィ「どのくらいの水でだめなんだ?」

ブリュレ「全身が濡れると駄目だね。
     とはいえ、魂が井戸に戻るだけだから六分の一死ぬわけじゃない。
     解除したいときなんかは逆に水を被ればいいってことさ」

ルフィ「なるほどな。
    ……ところで、六人は俺と同じくらい強いのか?」


ブリュレ「そこが重要だよ!!」


ルフィ「うぉっ!?」
 


ブリュレ「いいかい?
     枯れ井戸万華鏡は、今はあんたを六人に分ける。
     六人はそれぞれあんたと同じ思考をするし、同じ力で動く。


     だが覇気は違う。

     覇気は魂一つに総量が決まってるんだ。
     だから六人が一気に覇気を使うと混雑していつもの力は出ないのさ」

ルフィ「それぞれが全力は出せねえってことか」

ブリュレ「そう。
     さらに、大きな覇気を使うとアタシの能力まで解除されちまう。わかるね?」

ルフィ「そっか、能力の技だもんな」ウンウン

ブリュレ「ウィッウィッウィッ!
     まぁ、強敵一発殴れば消えると思いな」

ルフィ「ん、よくわかった。多分」



ブリュレ「さて、枯れ井戸万華鏡をかけ直そうか。
     
     しばらくアタシはあんたの行動を監視させてもらうよ。どんな感じに作用するのか見せておくれ」

ルフィ「え、やだ」

ブリュレ「話が止まっちまったよ!
     アタシも練習中だから、どう作用するか見ないといけないんだよ!
     そういう約束だろ!?」

ルフィ「だって、恥ずかしいじゃんか」

ブリュレ「何をする気だい!!?」

ルフィ「ナニしまくるに決まってんだろ!!」

ブリュレ「あたしの技を浮気目的で使うな!」


 




ルフィ「……ど、どうしても見るのか?」

ブリュレ「……不本意だが、見るよ。
     ぶっちゃけ性行為まで試してくれるならこちらとしてもデータが取れるから万々歳さ」

ルフィ「……ならしょうがねぇな……」



>>直下

1 見られても良いからやってもらう
 ※協力的になります。

2 セックス中は見られないようにある方法で黙らせる。
 ※ブリュレで枯れ井戸万華鏡セックスを試す。
  比較的協力的になります。

3 セックス中は見られないようにある方法で黙らせる。
 ※ブリュレで枯れ井戸万華鏡セックスを試す(性描写省略)
  比較的協力的になります。

4 カタクリに潜入失敗と単独行動をバラすぞ、と脅す。
 ※非協力的になります。


ルフィ「いいぞ。勝手に見てろ」

ブリュレ「ウィッウィッウィッ!
     契約成立だね。
     そいじゃ、あんたに技をもう一度かけるからそこで立ってな」

ルフィ「ん」


………………

測量室&図書室

ナミ「……」

ナミ(最近あいつ風呂入ってばかりよね。
   この島来てからずっと毎日入ってんじゃないかしら。
   まぁ、誰かしらとヤッてるからでしょうけど)



トットット↓

ルフィ「よう、ナミ」

ナミ「……あ、降りてきた」



ルフィ「なんか 面白いことやってんだろ?
    見せてくれよぉー」

ナミ「仕方ないわねー。そんなに興味あるなら解説するけど……?」ニヤニヤ

ナミ「まずはこれ見て、特設配信ブース」


壁「どどん」



ルフィ「あー、なんか 狭いような気がしたのコレのせいか!
    何だこのハコ」

ナミ「ハコって言うより部屋ね。
   仕切りに防音素材使ってるから中の音は聞こえないの。
   
   ……中でナニしてるか、みたい?」ニヤニヤ

ルフィ「見る」

ナミ「見たいじゃなくて見るのは確定なのね」

ルフィ「良いんだろ?」

ナミ「いいわよ。ちなみに、これ今ん所フランキーとあんたしか知らないことだから」

ルフィ「秘密にしろってか? わかった。
    誰にも言わねぇ」

ナミ「OK  それじゃ、中にはいってー」

ガチャ

ナミ「あ、ちょっと片付けるからそこで待ってなさい」

ルフィ「おう」


 



ルフィ「……」

ルフィ(今しかねーな)

ルフィ「いいぞ、行け! 俺たち!」



ルフィBCDEF「「「「「行くぞっ!」」」」」ゾロゾロゾロ……

ドタバタドタバタ



ナミ「ん? 誰か来た?」

ルフィ「んや! 誰も来てないぞ!! 俺がダンスの練習をしてるだけだ」ドタバタ

ナミ「落ち着きないわねー。
   まあ良いや、もう入っていいわよ」



ルフィA(これで五人の俺が外に出られたぞ!
    後は手はず通りに……)



………………


サニー号甲板




ルフィBCDEF「「「「「外に出たな」」」」」

ルフィBCDEF「「「「「待て! 一気に喋るな!」」」」」

ルフィBCDEF「「「「「あ、駄目だ、全員同じ考えだから、一気に喋っちまう」」」」」




みょんみょんみょん……




ブリュレ「んなこったろうと思ったよ。
     さっき決めた順列はどうなったんだい?
      ルフィB 手を上げて」

ルフィB「俺だ!」

ブリュレ「思い出したかい?」

ルフィB「ああ、合流してる時は、順列の上のやつが喋る。ほかは基本返事するだけ。だったな」

ブリュレ「……あたしが見ててよかったというか
     被検体が悪いと言うか……
     じゃアタシはまたミロワールドに戻るからね」



ルフィB「おう! ありがとう枝!!」

ブリュレ「ブリュレだよ!! 風呂出たらもうそれかい!!」



みょんみょんみょん……



 




ルフィB「というわけで俺がBだ。
     Aはナミにかまってるから、
     俺は……誰を構う?」

ルフィC「優先すんのはロビンだろ。
     オスメス屋が面白そうだ」

ルフィB「そうだな。じゃ俺はロビンを追う」

スタタタタ

ルフィCDEF「任せた!」



ルフィC「じゃ、次は……面白そうなのはたしぎだけど、大事なのはノジコだよな」

ルフィD「ん、イギナシ!」

ルフィC「じゃ、俺は寝てくる! もしくはいたずらしてくる!」

スタタタタ

ルフィDEF「任せた!」



ルフィD「次は俺か、たしぎについて行っても良いのか?」

ルフィE「そうだな。海軍基地の場所はわかるか?」

ルフィD「お前にわかんねー事が俺にわかるか!
     とりあえず行った方向に追いかけてみる」

スタタタタ

ルフィEF「任せた!」



ルフィE「俺はヤマトにちょっかいかけてくる」

ルフィF「俺はうるティだな」

ルフィE「よしっ! 散るぞ!」

スタタタタ

スタタタタ





ゾロ「……」ジーッ



ゾロ「……」グビ



ゾロ「ルフィが六人見える」グビグビ

ゾロ「こんな酔い方は初めてだ……」グビグビグビグビ

ゾロ(俺はもう駄目かもしれねぇ)グビグビグビグビグビグビ



………………

 

………………

測量室&図書室
の奥のナミの配信ブース



ルフィ「何だこれ」ゴソゴソ

ナミ「あんた動画配信って知ってる?」

ルフィ「ん? ああドーガハイシンってあれだろ?
    ロボットと鎧着た兵士と魔法使いの三人組だろ?」

ナミ「動画配信っていうのは、
   この電伝虫に見せた映像を、
   世界中に発信するサービスのことよ」

ルフィ「……あ、もしかして捕まってた時のあれみたいなことか?」

ナミ「まぁ、そういう事。
   あれは限定ネットワークだったけど……
   これは世界中に客がいるの。

   ここではそういう設備を整えて、
   もう後はあれしてこれすれば世界に動画をお届けできるってわけ。
   そしてそれを生で、リアルタイムでやるのを、
   生配信って言うのよ」



ルフィ「んだよナミ……お前やっぱ見せるのハマってたのか」

ナミ「んー、それもあるけどぉ……
   目的は当然お金よ、お金」

ルフィ「ま、だよな」

ナミ「やりかたは模索中。
   とりあえず直接的なエロ無しで作業配信して生配信の練習してるけど、」

ルフィ「海図書く作業してるところを写してるのか?」

ナミ「そう」

ルフィ「この角度で?」

ナミ「そうよ」



ルフィ「……手元じゃなくて、谷間見てる角度だよな? これ」

配信用電伝虫「……」ジーッ



ナミ「そうね」

ルフィ「で、本当はそのうちエロで稼ぐと」

ナミ「ん、まぁね」

ルフィ「んー……」

ナミ「あれ、やっぱお気に召さない?」

ルフィ「んや、ナミがやりたいならやれば良い。
    けど」


ルフィ「…………もちろん俺にも見せてくれるんだよな?」ニヤリ

ナミ「そうじゃないと安心できないでしょ?
   それに……あんたに見られてるっていう興奮もあればまたちょっと意味合いが変わるかも」


 


ナミ「あー、後、意外とカップルのセックスなんかも配信してる人いるのよね」

ルフィ「ん? それは、見る側に何を与えるんだ?」

ナミ「感想なんかを見ると、
   プレイを視聴者側で指定するのが興奮するとか、
   覗き見してるみたいで興奮するとか、
   ちょっと変態なのは、女の子を彼女と思い込んで寝取られ気分を味わう人もいるみたい」

ルフィ「ほうほう……
    あー、でも覗きとプレイを指定ってのは良いかもな」

ナミ「というわけで、いずれあんたも登場するかもしれないわよ」

ルフィ「……ん、んー、そうなるよな」

ルフィ(さっき枝に見られることを少しでも葛藤した後なのに、
    ナミのやつは不特定多数に見られるセックスを強要してくる。
    人の羞恥心ってのもわかんねーもんだな)シミジミ





ナミ「もしかして、嫌?」

ルフィ「……嫌っていうか、恥ずかしいだろ」ポリポリ

ナミ「あー、そのへんは大丈夫。
   や、本当は大丈夫じゃないんだけど……
   マナーの問題」

ルフィ「ん?」

ナミ「一応これ、顔の特徴を一部変更するフィルターが掛かってるの。
   プライバシーを守るための処置よね。
   似てる誰かっていう体で見ることになるのよ。
   それを本人だと思いこむのは勝手だけど、
   それって本人に失礼よね?」

ルフィ「なるほどな。
    じゃあ俺が出たとしても
    本物には見えないわけか」

ナミ「その事実を知ってれば話は別だけどね」

ルフィ「俺が生配信やってるって気づかれなきゃ良いのか」

ナミ「そういうこと」


 


ルフィ「……で、今やんのか?」

ナミ「どうしようかなーって。
   あんたはどう思う?」



>>直下


1 ルフィ「ナミがどんな配信すんのか画面越しに見てようかな」

2 ルフィ「ヤるか。俺も出る」

3 今は興味ない。
  ※ルフィの感想や出演なしでナミが生配信をします。
  (ルフィAがフリーになります。

4 ナミ「実は……私じゃなくて別な人に出てもらう考えもあるんだけど……?」
  ※指定キャラの生配信予定が立ちます。
  (ルフィAがフリーになります。

5 その他

 


ルフィ「ヤるか。俺も出る」

ナミ「わっ! ほんと?
   あんたあんまり乗り気じゃないかもって思ってたから意外っ」

ルフィ「恥ずかしいけど、お前がやってみたいってんなら付き合うし」

ルフィ(どうせ枝に見られてるからな)



ナミ「一応ルールみたいなのを決めておこうかしらね」

ルフィ「あんましややこしいのは無理だぞ。
    覚えらんね」

ナミ「大したことじゃないわよ。
   竿役、男のことね?
   竿役はあまり喋らないほうがウケが良いの。
   だからあんたはなるべく喋らないこと」

ルフィ「ん」コクン

ナミ「そうそう、返事だけする感じでね」

ルフィ「ん」

ナミ「で、基本的にコメントで指定された以上のことはしないこと。
   我慢、できる?」

ルフィ「んーん」フルフル

ナミ「あはは、できないか。
   まぁ、それはご愛嬌ってことでね。
   でもなるべく我慢してくれたら、あんたにもお小遣い上乗せしてあげるわよ」

ルフィ「……でも、我慢できなくなったら俺は自由にするぞ」

ナミ「んー、少しは、我慢してね?
   もし配信中に射精しなくても、
   後でちゃんと、いっぱいサービスしてあげるから」

チュッ

ルフィ「なるほど。我慢したら何でもしてくれるのか?」ニヤニヤ

ナミ「なんでもって言葉は怖いから、
   私ができることはしてあげるってことで、ね」

ルフィ「わかった」



 


ナミ「じゃ、準備するから……
   あんたはそうねぇ……半裸で画角内に待機」

ルフィ「え、俺だけ脱いでるのか?」

ナミ「……そうよ」

ルフィ「ナミは?」

ナミ「私はまだ着衣よ。
   つっても、上は水着、下はデニムで半裸みたいなもんだけど」

ルフィ「……じゃ似たようなもんか」



ナミ「最初は、私はこのベッドで座って映るから。
   あんたはこう、画面の外側に顔が行くように横に寝て」

ルフィ「大事なのか?」

ナミ「大事なの。
   竿役は存在感を出しながらも個を意識させないようにするのよ。
   顔を画面の外側に配置したり、
   時には顔を移さないように身体だけ移すことも大事……
   って、ノウハウを公開してる人が言ってたわ」

ルフィ「指示してくれ」

ナミ「偉い! 自分で考えるより私に判断を任せるのはかなり正解に近い!」

ナデナデ

ルフィ「……ん」

ナミ「じゃ、始めちゃおうかしらね」

ルフィ「お、おう」

ナミ(ふふ、ちょっと緊張してる。
   かーわいっ)ニヤニヤ




……


 

……

生配信開始

ナミ「……さて、始めちゃった。見に来てくれてるのは……
   まだ三人か。
   昨日まで健全モードだったもんね。仕方ないか」

コメント『今日はエロ解禁と聞いて』

ナミ「そうよ。しかも彼氏つれてきちゃった」

コメント『彼氏ちっちゃい』
コメント『彼氏居たのかよ。最悪だ』

ナミ「いたわよ。
   ていうか昨日までの配信ではちゃんと公言してるからね。プロフィール見なさいよ」

コメント『俺はミナちゃんにガチ恋勢なのでショックですた』

ナミ「ネットでガチ恋は火傷するからやめときなさい」

ルフィ「ミナちゃん?」ボソッ

ナミ「ここでの名前よ」ボソ



コメント『彼氏声かわいっw』
コメント『彼氏手降って』

ナミ「ほら、挨拶」

ルフィ「……」ノシ

ナミ「はい、よくできました。
   あ、……えーっと名前どうする」

ルフィ「………………ルーシー」

ルフィ(あ、この名前だとまずいか?)



ナミ「じゃ、今日はルーシーと一緒に生配信するわね。
   ……もちろん今日は、エッチなこともOK よ。
   みんな、楽しんでいってね」

コメント『hshs』
コメント『今北』
コメント『今日はエロありと聞いて』

ナミ「お、集まってきた集まってきた……
   じゃあそろそろ、何するか決めてもらっちゃおうかなー……」ペロリ

コメント『舌なめずりありがとうございます』



ナミ「……ん、これ気に入った?」

ペロッ

コメント『エッッッッッッ!』

ナミ(……ふふ、やっぱり、こう言うので反応もらえるの悪くないわ。ちょっとゾクゾクしてきた)ゾクゾク……





>>直下


1 ルーシーに胸を揉ませる(着衣
2 ルーシーに水着を取らせる
3 ルーシーに下を脱がせる
4 ルーシーに脱いでもらう
5 ミナが自分で胸を出す。
6 ミナが自分で下を脱ぐ。
7 着衣のままでルーシーとキスする。
8 着替えてもらう(衣装指定可能)
9 その他


 



コメント『男優さん水着を取ってください』

ルフィ「男優?」

ナミ「あんたのことよ」

ルフィ「おう」

ムクッ



ルフィ「……」ノソノソ

ナミ「……焦らしながらとってね」ボソッ

ルフィ「焦らす?」

ナミ「そう。こういうのは反応を待つのも大事なのよ。
   何するにしても焦らしをお願いね」

ルフィ「ん」



ゴソ……

ナミ「ん、画面からは見えないけど……
   今、首の後ろの結び目解いてもらってる」

コメント『はよ』

ナミ「焦らないのっ。
   彼も緊張してるから、待ってあげて?」クス



ルフィ「……」

シュル

ナミ「あ」

ピタ

ナミ「……解けたみたいね。
   そのまま、ゆっくり紐を前に下げて」チラ

ルフィ「……」ゴクリ



ス↓



コメント『おっぱいkt』
コメント『ksk』
コメント『倍速』



ス↓

ルフィ「……」

ス↓

ナミ「……ん……」

ス……↓



ナミ「……どーぉ?」

プルッ

 



コメント『キターーーー!!』
コメント『キターーーー!!』
コメント『キターーーー!!』


ナミ「昨日まで、頑なに守ってきた乳首よ。
   ……これが、見たかった人ー」


コメント『ノ』
コメント『おっぱいおっぱい』
コメント『揺らして』



ナミ「ん、こう?」

フリフリ

プルンプルン……



コメント『エッッ!!』
コメント『エッッ!!』



ナミ「……ふふ、盛況ね。
   接続人数も増えてきた」ボソッ

ルフィ「……」

ナミ「あ、水着取ってって話だから、
   外してくれる? 背中のも」

ルフィ「ああ」

スルスル……

ナミ「……ん」ピクッ

ルフィ「……」ムラッ



モニュン

ナミ「あんっ……! こら。まだ触っちゃダーメ」

ルフィ「ん」


コメント『裏山』
コメント『おっぱいになりたい』
コメント『もっともんでいいのよ』
コメント『彼氏さんおちゃめさん』


ナミ「これでも我慢してる方なのよ。
   ごめんね」

ルフィ「にししっ」


 




ナミ「ちょっと、画面に近づけてみよっか」

ナミ「……こうして、ほぉら。画角いっぱいに……」

ムニュゥン……


コメント『大 迫 力』
コメント『おっぱいでいっぱい』
コメント『いっぱいおっぱい』
コメント『僕元気』
コメント『顔もみたいで』


ナミ「んじゃ、顔が見えるところで……
   このへん?」

ムニュン……


コメント『顔とおっぱいだけでご飯三倍抜ける』
コメント『そのままでオナシャス』
コメント『シコシコ』


ナミ「ふふ……もうシコシコしてる人いるの?
   おっぱいだけで興奮しすぎちゃった?」


コメント『シコシコってもっと言って』


ナミ「……シコシコ……シコシコして。
   私のおっぱいで……シコシコいっぱいしてっ」

ナミ「……私も慣れてないから、
   こんな感じで、いいのかな?
   どう?」





ナミ「……」

ナミ「……?」

ナミ「あ、コメント減った。
   忙しくなってるみたいね」クスッ



 




ナミ「シコシコ……シーコシコ……
   いっぱいオナニーしてっ

   顔と、おっぱい見て、
   チンポゴシゴシして……
  
   精液、出しちゃってっ」





次の指示コメント

>>直下

1 このまま射精誘導
2 ルーシーに乳を揉ませる
3 ルーシーに下も脱がせる
4 ミナちゃんに自分で乳を揉んでもらう
5 ミナちゃんに自分で全部脱いで貰う
6 主観視点でパイズリ

 


コメント『乳揉みお願いします』



ナミ「ん、ふふ、良かったわねルーシー?」

ルフィ「……」ニカッ

ナミ「じゃあ、もんでもらいまーす。
   あんたたちは、揉んでるつもりになっていいからね」ドキドキ



コメント『いただきます』



ナミ「……っ ふふ」ゾクゾク

ナミ「どうぞ、召し上がれ♪」



ルフィ「……俺のだけどな」ボソッ



ナミ「んっ……!」ピクン

ナミ「そ、そういう事言わないっ」(/////

ナミ(そっか、これやるとコメントばっかり相手するから……ルフィの独占欲刺激するんだ……っ!
   今の、ヤバっ……久々にドキッとした)ドキドキ……



コメント『照れ顔貴重』
コメント『何をするだァーッ もっとすれ』



ルフィ「……」

モニュン……ムニュ……

ナミ「ぁん……ぁ……」

ムニュ……ムニュン……モニュ……

ナミ「んー……ん……んっ……」ピクン


コメント『ミナちゃんはあまり喘がないんだね』


ナミ「んっ……ぇ、そう?」

ムニュムニュ……モニュン……

ナミ「……ぁ……ん……でも、ほら、
   まだ胸もまれてるだけだし……」

モニュン……ムニュ……


コメント『自然体でお願いします』
コメント『俺はわざとらしいのも好きだぞ!』
コメント『喘ぎ声はいらないかなぁ』


ナミ「はいはい、……みんな意見が違うのね」


 



ナミ「……ね、ルーシー。
   そろそろ乳首の方も……いじってほしいんだけど……?」


ナミ「みんなも、みたいよね?
   乳首いじられるところ……」モジモジ


コメント『見たい』
コメント『見たい』
コメント『舐めたい』


ナミ「……舐めたいとか言われても……」

ルフィ「……」

サワ

ナミ「あん……ふふ、とりあえず乳首いじってくれるみたい」

サワサワ クニクニ

ナミ「あっ……んっ……」

クニクニ……ムニン……

ナミ「んーぅ……ぁ……ん」

クイ↑……プルン……クイ↑……プルン

ナミ「んっ……! ……?」

クイ↑……プルン……クイ↑……プルン

ナミ「ぁっ……あはあ……ぁ……」

ナミ(乳首引っ張っておっぱい全体揺らしてる。
   こいつ、見せつけるみたいなやり方できるんだ……?)




ナミ「……はぁ、はぁ……」

ルフィ「楽しみ方がわかってきた」ボソッ

ルフィ「こいつら(視聴者)が見て嬉しくなるようなことをすれば……俺もなんか面白ぇ」

ナミ「そうよ、みんながやりたいことは、
   あんたしかできないの……」ボソッ

ナミ「だからいっぱいして……」

 


コメント『ミナちゃん息上がってるぅ?』
コメント『美味しそう』
コメント『舐めたい』


ナミ「ん……はぁ……そうね。
   乳首いじられて……高まってきたかも」

ナミ「舐めたいって?
   ん、もう、これでいい?」


ズイッ


ナミ「はい、乳首ドアップっ」


コメント『ペロペロ』

ナミ「……」

コメント『ペロペロ』

ナミ「……」

コメント『ペロペロ』




ナミ「はい、おしまい」ス

ルフィ「……」

ナミ「ちょ、あんたは舐めなくて良いから」

ペロ

ルフィ「ん」

ナミ「あぁん、もうっ!
   次、次ね。
   ……次ので最後にしようかしらね」




>>直下

1 着衣のまま乳首と股間をいじってイかせる
2 全裸にしてイかせる
3 主観視点パイズリ
4 主観視点フェラ
5 主観視点正常位
6 主観視点騎乗位
7 横からのアングルで正常位
8 横からのアングルで騎乗位
9 横からのアングルでフェラ
10 その他


 



コメント『横からのアングルでフェラしてください』

ナミ「横からのアングル……んじゃ、こうね。
   ルーシー、あんたここに立って」

ルフィ「ん」

スタスタ



ナミ「……ここなら、見えるかなー?」

ナミ「見える……?」ノシ


コメント『かわいい』


ナミ「ありがと」ンチュッ

ナミ「……ん、この位置ならあんたたちが大好きなおっぱいも見えるわね」

ナミ「どう? これからフェラするけど……
   彼氏のチンポ見たい?」


コメント『早くフェラしてあげて』
コメント『チンポは要らん』
コメント『彼氏小さくて可愛い』


ナミ「あはは、みんなチンポどうでもいいか。
   でも、私の大事なチンポなので……」

グイッ

ナミ「今から、ご奉仕しちゃいまーす」

ボロンッ

ビンッ↑

コメント『雄々しい』
コメント『デッカ』
コメント『でか』
コメント『ガバマン確定』



ナミ「いつもより大きすぎない?」ボソ

ルフィ「……」フイ→

ルフィ(見栄張りすぎた)タラリ

ナミ「おっきすぎるのよ
   気づかれないように少しずつ小さくしてっ。
   このままだとフェラもしにくいからね」

ルフィ「ん」コクン



 


ナミ「……これが、彼氏のチンポでーすっ
   あんまり言うとあれだけど……
   ……私は、かっこいいと思うわよ」

チュッ

ルフィ「っ」ピクン

ナミ「弱点はキスされること。
   ……ね?」

ルフィ「ん」コクン



コメント『チンキス助かる』
コメント『キスで跳ねてる』
コメント『舐めたい』



ルフィ「え 舐めたいって」

ナミ「意外と、女性の視聴者もいるのよ?
   あんたのチンポ気に入られたのかもね」

ルフィ「……」ノシ


コメント『手振ってるのかわいいな』


ナミ「ふふ、もちろん、カマバッカ的な視聴者も居なくはないけど」

ルフィ「そういやそうだったな」



ナミ「さーて、舐めるけど……
   ……いざとなったらちょっと緊張するわね。
   人前で彼氏のご奉仕するのって……」


コメント『チンポ舐めてー!』


ナミ「はいはい……
   じゃ、いただきまーす」ンベッ

ペロッ

ナミ「ん」

ペロ……レロ……


コメント『くちゃい?』


ナミ「んん……彼氏には……
   事前にお風呂に入ってもらってるので……
   んっ 臭くありませーん」


レロレロ……チュピ……チュピ……チュプ……


ナミ「ぁむ……んっ……」

レロクチュ……チュルッ……ンチュ……

ナミ「……今は先っぽ舐めてるけど……
   絵的にどう? 興奮する?」


コメント『おk』
コメント『好きです』
コメント『見えやすいように根本まで舐めて』



 


ナミ「概ね良いみたいね……じゃ、もうちょっとだけ亀頭をいじめてあげる」


アムッ……

ルフィ「っ」 ピクッ

ナミ「んむっ……んふぅ……んっ」

チュプッ……クチュ……ヌチュル……チュリチュプ……

ナミ「ぁん……んむ……んっ……んん……んーぅ……」

チュパッ……ペロペロペロペロ……ヌチュル……チュゥ、チュ……

ルフィ「はあ……はぁ……ん……」



ルフィ「あ」パシッ

ナミ「? なに、口押さえて……声我慢してるの?
   ふふ、吐息くらい出てもいいわよ。
   気持ちいい声、聞かせて」

ルフィ「ん、ああ……そか……」トロン



ナミ「それじゃリクエストもあったし。
   そろそろ根本で……ね」

レロ……

ナミ「……舐めていきたいと、思いまーす」ニヤリ

レロォォー……→

ルフィ「んっ……ぅ……」

ナミ「……ん……」

レロォ……→

ナミ「ん……」

レロォ……←



ナミ「竿の部分も、丁寧に……っ」

レロレロ……チュプっ……ンチュ……
ヌリュル……ンチュ……ペロペロ……レロレロ……

ルフィ「はぁ……は……ん……ふぅ……」

レロレロ……チュプっ……ンチュ……
ヌリュル……ンチュ……ペロペロ……レロレロ……

ナミ「んっ……ん……」




 



レロォ……ピチャピチャピチャ

ナミ「ん……この裏が気持ちいいって聞いたけど」

レロレロレロ……ピチャピチャピチャ……チュッチュ……

ルフィ「ぉ……お……いい」

ナミ「んふ、良かった。
   それじゃいっぱい舐めてあげる」

ルフィ「ぁあ……頼む」

ナデナデ

ナミ「ぁ……ふふ、ま、それくらいは良いか」


コメント『頭撫でられてご満悦』
コメント『かわいい』


ナミ「んっ……あむ……んっ
   そうよ。ご奉仕してる時は……
   撫でられると嬉しくなっちゃうの」

レロレロ……チュプっ……ンチュ……
ヌリュル……ンチュ……ペロペロ……レロレロ……

ナミ「あんたたちも、
   してもらう時はいっぱい優しくしてあげるのよ。
   女はあんたたちのためにしてあげてるんだからね」

ルフィ「……」

ナデナデ……

ナミ「んーぅ♪……んっ……んっ」

レロレロレロ……ピチャピチャピチャ……チュッチュ……



ナミ「んは……はぁ……はぁ……そろそろ
   咥えちゃおっか」

ルフィ「ん……だけど……ナミ」

ナミ「ん?」

ルフィ「多分、咥えられたら出そうだ」


ナミ「いいわよ、そのまま出してっ


   けど、私も興奮してるし……
   こっちはこっちで気もちよくなってるから」

ソ クチュ……

ナミ「ぁんっ……んっ……」

クチュ……クチュ……


ナミ「んっ……オナニーしながら……
   あんたのチンポ、咥えてあげる」


ルフィ「ああ、わかった……」

 


ナミ「それじゃ、咥えるわよ」アーン

パクッ

ルフィ「っ」

ナミ「んふ……ぅん……」

レロチュプ……クプ……クプ……

ナミ「ん……んー……ん」

クチュクチュ……ヌチュ……ヌチュ……

ナミ「んっ! ……んっ……ん……」





クプ……クプ……クプ……クプ……

ナミ「んっん んっん んっんっ」


クチュクチュ……ヌチュ……ヌチュ……

ナミ「んは……ぁっ あっ……あむっ」


クプ……クプ……クプ……クプ……

ナミ「んっん んっん んっんっ」


クチュクチュ……ヌチュ……ヌチュ……

ナミ「ん! んっ……んん……んふう……」




クプ……クプ……クプ……クプ……
クチュクチュ……ヌチュ……ヌチュ……

ナミ「んっん んっん んっんっ」

ルフィ「はぁ……はぁ……ぁ……ぅ……」

ナデナデ



コメント『気持ちよさそう』
コメント『チンポ舐めるのも気持ちいいのかな?』
コメント『興奮してるね。エロいね』



 


クプ……クプ……クプ……クプ……
クチュクチュ……ヌチュ……ヌチュ……

ナミ「ん、ぷはっ……はぁ……はぁ……
   舐めるのが…………気持ちイいとかは、ないけど」

ナデナデ

ナミ「あは……一緒に気持ちよくなってるのは、
   やっぱ興奮するわ……

   んっ……ぁっ……」

クチュクチュ……ヌチュ……ヌチュ……
シコシコシコシコ……

ナミ「ルーシー……イキそ?」

ルフィ「ん……」

ナデナデ

ナミ「それじゃ、ちょっと激しくしよっか?」

ルフィ「ああ……頼む」

ナデナデ



ナミ「じゃ、ラストスパートいきまーす」

あむっ

チュプチュプ……

ナミ「んっ」

ナミ(ヨダレでいっぱい濡らして、)

ジュプ……ジュプ……ジュプ……ジュプ……

クチュクチュ……ヌチュ……ヌチュ……

ナミ「っ……んっ……んっ……」



ナミ「んっ」

ジュッポ!ジュッポ!ジュッポ!ジュッポ!

ルフィ「おおっ……! ぉ」

ジュッポ!ジュッポ!ジュッポ!ジュッポ!
クチュクチュ……ヌチュ……ヌチュ……

ナミ「んっ……んっ……! んっ……! んっ……!」

ジュッポ!ジュッポ!ジュッポ!ジュッポ!
クチュクチュ……ヌチュ……ヌチュ……

ナミ「んっ……んっ……! んっ……! んっ……!」

ジュッポ!ジュッポ!ジュッポ!ジュッポ!
クチュクチュ……ヌチュ……ヌチュ……

 



ナミ「んふぅ……んっ……んぅ……」

チュプチュプ……
クチュクチュ……ヌチュ……ヌチュ……


ルフィ「はぁ、あはぁ……」

ナデナデ



ナミ「んっ……んっ……! んっ……! んっ……!」

ジュッポ!ジュッポ!ジュッポ!ジュッポ!
クチュクチュ……ヌチュ……ヌチュ……

ナミ「んっ……んっ……! んっ……! んっ……!」

ジュッポ!ジュッポ!ジュッポ!ジュッポ!
クチュクチュ……ヌチュ……ヌチュ……


ルフィ「っ……ナミ……そろそろ」

プルプル



ナミ「んっ……んー……」コクコク

ナミ「んっ……んっ……! んっ……! んっ……!」

ジュッポ!ジュッポ!ジュッポ!ジュッポ!
クチュクチュ……ヌチュ……ヌチュ……

ナミ「んっ……んっ……! んっ……! んっ……!」

ジュッポ!ジュッポ!ジュッポ!ジュッポ!
クチュクチュ……ヌチュ……ヌチュ……


ルフィ「はぁ、はぁ……出る……っぞ」

ナミ「っ……んっ」

チュゥ……チュゥゥ……

ルフィ「ぁっ……ぉ……」

ビュ

ナミ「んはっ……」



ルフィ「お?」

ナミ「んぁ……」ペロペロペロ

ナミ「出すところ、見せて……
   私にぶっかけて……っ」ペロペロペロ

シコシコシコ……


  



ルフィ「ぁ、ああっ……っく……出るっ」

ペロペロペロ
シコシコシコ……

ルフィ「っ……!」



ビュルルルル! ビュルルルルル……ビュル……ビュッ……

ナミ「ぁっ! んぁっ……」

ペロペロペロ……シコシコシコ……

ビュルルル……ビュ……ビュッ! ビュルル!

ナミ「はぁ……はぁ……」

クチュクチュ……ヌチュ……ヌチュ……
グチュグチュグチュ……グチュッ……グチュッ……

ビュルルル……ビュッビュ……ビュ……

ナミ「はぁ、はぁ……イク……っ……
   イクッ……! はぁ、はぁ……」ビクッ

グチュグチュグチュ……グチュッ……グチュッ……

ナミ「精液、かけられて……
    い、っく……っ!!」ピクピク

グチュグチュグチュ……グチュッ……グチュッ……
グチュ……

グリグリグリ……グググ……

ナミ「んっくっ……! ああっ!
   んはぁ……っ! 」ビクンビクン

クチュ……プシュ……プチュ……



ルフィ「はぁ……はぁ……」

ナミ「は……ぁ……ん……んんっ」

ペロペロ……

ルフィ「ん……なあ……吸ってくれるか?」

ナミ「ん……っ」

チュゥ……チュ……チュゥ……

ルフィ「ぉ……ぅ……」

ビュッ……ピュル……

ナミ「んふぅー……っ んん」

コク……コク……



チュパッ

 


ナミ「はぁあ……どう? よかった?」

ルフィ「はぁ……はぁ……すげぇ、良かった」

ナデナデ

ナミ「……さて、コメントは……

   おー……」



コメント『抜いた』
コメント『興奮しました』
コメント『オナニー助かる』



ナミ「概ね好評、ってことで 良いのかしら?」

ナミ(収益もそれなり。
   ガッポリってわけでもないけど……)チラ



ルフィ「……はぁ……ふぅ…………ん?」

ナミ「……お疲れ様」

チュッ

ルフィ「ぉっ……」ピクッ



ナミ(……ちょっと、いい刺激にもなりそうだし……
   続ける理由としては十分ね)ゾクゾク……








ナミ「それじゃ、また生配信でね。
   みんな、お疲れ様ー」ンチュッ



生配信終了
……
 

……


ナミ「どうだった?」

ルフィ「なんか、妙な興奮の仕方だったな。
    見られてるっ言うよりは
    見せつけてるっていうか」

ナミ「あは、そんくらいの気持ちの方があんたには合ってると思うわよ」

ナミ「……私も、気持ちよかった」



ルフィ「……なあ、ナミ」

ギシッ

ルフィ「俺は、続きしたいぞ」

ナミ「え? ふふ、そっか。
   そうよね。一回じゃ終わらないか」

ルフィ「今度は人目も気にしねぇ。
    我慢した分、思いっきりするからな?」

ナミ「うん……あ、でも私今精液まみれだし……」

ルフィ「良いんだよ。そのままするぞ」

ガバッ



ナミ「やーん! けだものぉー♪」

ナミ「あんっ……!」






ナミ(やっぱ、生配信、サイコーかも……っ)



………………

………………

インガ島 町外れ

オスメス屋前




ロビン「……ここがオスメス屋」



ッタッタッタ

ルフィB「ロビーン!」

ロビン「あら、ルフィ?」

ルフィ「やっと追いついた。
     ……なんだ、もしかしてここが……?」

ロビン「ええ、そう。人づてで聞いた話だからよくわかってなかったけど……
    ここがそうみたい」

ロビン「ルフィも興味あるの?」

ルフィ「面白そうだよな。話だけでも聞きたいとは思ってんだけど……」

ロビン「そう。私もほとんど情報がないからそんなかんじよ。
    一緒に入りましょ」

ルフィ「おう」



……
 

……

オスメス屋 中



FG(♀?「いらっしゃいませ!!」

ロビン「あら、元気なお出迎えね」

FG「ありがとうございますだぜ!!」

ルフィ「……」ジー

FG「ん?」

ルフィ「なぁ、お前はどっちなんだ?」

ロビン「見た目は、可愛らしいお嬢様だけど」

FG「この店では『どっち』という概念よりも
  個を尊重すべきだ!!
  因みにあけすけに言うと俺は
  女の体ではあるが付いているぞ!!」

ルフィ「チンコの話か!」

イーリア(♀「そう、チンポの話だ」

ルフィ「ん? おお、もうひとり居たのか」



FG「ん? よく見たらお前、麦わらか!?」

イーリア「!! そうか、そういえば……
     なんだ、お前たち性別の悩みがあったのか!?」



ロビン「2つ謝ることがあるわ。ごめんなさい。

    1つは、悩みというわけでもないの。
    興味本位と聞きたいことがあるってだけ。
    もし失礼なら帰るけれど……
    2つ目は、多分うちの船長はあなた達を覚えてないわ。
    自己紹介から始めても?」

ルフィ「……」ポカーン



イーリア「ああ、そういえば顔を見たのはこちらだけだな。
     私はイーリア。
     お前を収監していたときに、
     お前の女にバニーガールを着せて生配信させる指示を出した者だ」

ルフィ「お前か!? お前のせいでナミの性癖は 歪んだんだぞ!!」

イーリア「歪んだのではない、開花だ!!」



ルフィ「今だってあいつは船んなかで……」

ルフィ(ん? 船でナミが生配信やってることをなんで俺が知ってるんだ?
    でも事実として受け止めてる……?)

ルフィ(まさか、他の俺の記憶が共有されてんのか?)



 


ルフィ「……な、なんでもねぇ。
    で、ソッチの女は?」

FG「俺はFG!!

  ファンクと呼んでくれ!」

ロビン「……ファンクとイーリア。
    海軍の傭兵だと聞いたけれど」

FG「海軍とは縁は切れている。
  もともと得体のしれない我々を雇っていたのは
  ランボルトだったからな」

イーリア「というわけで我々はお前たちの懸賞金にすら興味はない。
     興味上がるとすればお前らのマンとチンについてだ」

ロビン「まぁ、お下品」

FG「どうか堪忍してくれ!!
  これでも抑えているんだ!!
  とにかく、お前たちのような興味本位でも歓迎はするぞ!!
  迷惑さえかけなければな!!」

ルフィ「じゃ、なんの店か教えてくれ」



FG「よくぞ聞いてくれた!!
  この店は性別を自由にコントロールできる店だ!!

  俺のように女の見た目でありながら男性器をぶら下げたり!!
  イーリアのように元男の身体でも完全な女になれたりできる!!」

ロビン「……話ではFG ちゃんは大男だと聞いていたのだけれど?」

FG「そこが我々の考え方だな!!

  我々は性別を軽んじるのがモットー。

  なりたけりゃなんにでもなっちまえの精神でやってる!!

  大男の時はお試しだったのだ!!
  今はこの格好が一番しっくり来ている!!」

イーリア「性別を重んじすぎて『できない』を増やすより、
     何にでもなって、迷惑をかけない程度に何でもやるための手助けをする。
     それがオスメス屋の本質だ」


 



ルフィ「イワちゃんみてぇだな」

FG「イワ様ほどではないにしろ、
  性別の可変度合いなら我々も負けちゃいない!!
  もちろん、真摯な性別の悩みも受付中だが!?
  その時はオスメス屋というよりちゃんとした相談から開始だな!!」



ロビン「ふふ、そう。噂よりもフランクな店なのね」

ルフィ「なぁ、もしロビンが男になったら、とか予測できるのか?」

FG「できるが、店の都合上、とりあえずなってみてから考えて良いぞ。
  因みにうちの店じゃ根本的な性格は変わらないようになってる」

ルフィ「?」

FG「まぁ、例えばお前が女になったからと言って、
  急に『サラダ食べて海賊王になるわ!』
  とは言わないわけだ」

ルフィ「何だその概念」

イーリア「そこまで人が変わるとパラレルワールドとかの次元だな。
     だが性格は変わらないとはいえ、
     生態が変化先に引っ張られる可能性は、ある」

ロビン「……つまり、
    ルフィが女になったら、男にドキッとしちゃうこともあるかもしれないってこと?」

イーリア「左様」

ルフィ「んー……そうか」

イーリア「あくまで可能性だし、
     そんな気持ちにならないことも十分ありえる。
     だが、新たな目線で見る世界は面白いぞ?
     今までお前はおっぱいを見てきただろうが、
     視線変わって男の股間を追うようになる。
     それで新たなことに気づけたりもするのだ。
     例えば、意外と小銭が世の中に落ちていること、とかな」



ルフィ「?」

ロビン「ふふ、まぁ。わざわざ性を軽んじると言うくらいだから、
    ルフィにとっては気分転換みたいにやってみれば良いんじゃない?」

ルフィ「気分転換かぁ……面白そうだな。
    性格はかわんねーんだろ?」

FG「そうだ!!」



ルフィ「ならなってみるか! 女ぁ!!」どどん



ロビン「……」ニヤリ


イーリア「説明が途中だぞ」

FG 「そうだ! まずお前はメスメスの能力で女になるのを望んでいる。
  しかしいくら性を軽んじると言っても、
  なった後で気持ちが変わったときのために初回は半日コースを半額でしか受けてないんだ!!」

イーリア「また、能力で変化するために水に入ると元に戻ってしまう点も注意だ」

FG「逆に言うと解除したい時はシャワーを浴びろ!! 水につかれ!! あと、あるなら海楼石に触れろ!!」

ルフィ「なんか似たような説明をさっき聞いた気がするな」

店内の鏡「ハックショーオォイ!!」



ルフィ「まぁいいや、半日な、半日。
    寝て起きたら戻ってんだろ」

イーリア「うむ。朝勃ちにて能力の解除を確認するが良い」

ルフィ「よっしゃ来い!!」

ロビン「……っ」ワクワク



イーリア「あ、ちなみにチンポ残したいとかはあるか?」

ルフィ「あ? いいよ。
    一回女になってみてぇだけだ」

イーリア「ならFG だけだな。私は引っ込んでおこう」

FG「おう、ではメスメスの能力を使うぞ!!」



FG「~割り当て~アロケーション!!」

ルフィ「……!?」カッ



ボシュウウゥゥゥゥゥゥ……

シュゥゥゥ……

ウゥゥゥゥ……



ルフィ「……ん」

ルフィ(女「……変わったのか?」

ロビン「っ!」ドキッ



ルフィ(女「どうだ? ロビンっ

      んゲホ! 声高っ!! びっくりした!!」

ロビン「……言葉では表しにくいわ。
    鏡を見て」

ルフィ(女「おう!」



チラッ



店内の鏡「……ぶふっ! ウィーッウィッウィッウィ!!」

ルフィ(女「おい枝!! 見えねーだろ!!」

ブリュレ「あ、やばい……
     思わず笑っちまったよ
     なんとか誤魔化しておきなよ」

 


ルフィ(女「さて、落ち着いて見てみるか……」



ジーッ



ルフィ(女「ふーん、女の俺ってこんななのか」

ボヨン

ルフィ(女「うおっ! おっぱい重てぇっ!!」

ユサッ

ルフィ(女「しかも揺れる!! おもしれぇ!!」

ユサッユサッユサ……

ルフィ(女「けどあれだ。自分のだから興奮はしねぇな」ポリポリ



ロビン「……」

ツカツカツカ

ルフィ(女「ん? なんだロビン?

      あ、どうだ? 俺女になったぞ!」

クルッ

ルフィ(女「どうだ。面白いだろ にししっ!」

ロビン「……」ツカツカツカ


ギュゥゥゥ……


ルフィ(女「ん? なんでハグ?」

ロビン「超可愛い」

ルフィ(女「そか、可愛いのか?
      てか、超って」



ロビン「でも駄目よ。
    その胸をまろび出したまま外は歩けないわ」

スススススイススススイ……

ルフィ(女「うぉわっ!? なんだ? 裁縫か?」

ロビン「動かないで。
    あなたの上着の前を紐で留めるから。
    こうなるんじゃないかと思って持ってきてたのよ」

ルフィ(女「……なんで?」

ロビン「……」

スススススイススススイ……

ルフィ(女「あ、もしかしてお前。
      最初から俺の女体化目当てだったな!?」

ロビン「……なんのことかしら」ニコニコ


 


ロビン「……終わったわよ」ニコニコ

ルフィ(女「なんかこの島来てからお前楽しそうだな」

ロビン「とても楽しいわ」フンス

ルフィ(女「ん、そりゃよかった」





FG「変なとこないか!?」

ルフィ(女「多分大丈夫だ。
      伸びるし、力もあんま変わらねぇ」ビヨーン

イーリア「ふむ………………やはり大きな傷は残るようだな」

ルフィ(女「ん? ああ、胸ん所の傷か。
      あれ、でも脂肪ついたからか少し目立たなくなってんな」

ムニュムニュ→←

ルフィ(女「ほれ、谷間作ると見えねえ」

ロビン「そうね」ジーッ

たゆん←→

ルフィ(女「ん、開くと見えるか」

ロビン「ええ」ジーッ


ムニュムニュ→←
たゆん←→

ルフィ(女「……」
ロビン「……」ジーッ

ムニュムニュ→←
たゆん←→

ルフィ(女「……」
ロビン「……」ジーッ



FG「店内でのプレイ開始はご遠慮くださいだぜ!!」

ルフィ(女「なはははは! わりいわりい!
      あんまりロビンが見るから面白くてよ!!」

ロビン「良いものを見せてもらったわ」ニコニコ



ルフィ(女「おもしれーなこれ。
      あとおっぱい見てるやつって視線分かるんだな」

イーリア「そう、それが視点の違いというものだ。面白いぞ。

     もちろんセックスも格段に気持ち良い。男相手に初めて女の部分を捧げた時の快感たるや」

ルフィ(女「いや、男とは寝ねーな」





ロビン「じゃあ、女とは?」

ルフィ(女「ん?」

ロビン「……」ニコニコ


 




ルフィ(女「ははーん?
      そういうつもりか? ロビン」ニヤリ

ロビン「駄目かしら?」




>>直下


1 ルフィ(女「んー、今はこの姿でもっと遊びてぇな」
 ※他の人物の反応を伺いに行きます。
  指定可能

2 ルフィ(女「宿行くか」
 ※ロビンとこのままセックスします。

3 ルフィ(女「宿行く前にお前も用事あるんじゃないのか?」
 ※ロビンが女体そのままに立派なものを生やしたうえでセックスします。
 (ルフィ破瓜確定)

4 ルフィ(女「他の俺に見せたらどうなるんだ?」
  ※他ルフィと合流しようとします。
   誰と一緒に居るルフィか指定可能。

 


※ちょっと表記変えます。
ルフィ(女 →女ルフィ


女ルフィ「んー、今はこの姿でもっと遊びてぇな」

ロビン「あらそう? それじゃまた今度の楽しみに取っておくわ。
    このお店で聞きたいこともあるし……」

女ルフィ「おう、そか」

ロビン「……」

女ルフィ「……」ウズウズ

ロビン「?」

女ルフィ「……」ウズウズ



ロビン「もしかして待ってくれてるの?」

女ルフィ「おう」

ロビン「ふふ、いいわよ。遊んで来なさいな。
    私はあなたの女の姿を見れて楽しかったし、
    私の話はまた今度聞かせてあげるから」

女ルフィ「そっか! じゃ、行ってくる!」

スッタタタタ



イーリア「ふむぅ、おためごかしというやつか」

ロビン「察しが良いようね……
    ちょっと、聞かれると気まずいお話をしたかったのよ」

FG 「ほうほう!?」

ロビン「と言っても勿体つけるような話でもなくてね。
    アレを、生やしてみたいのよ」

イーリア「おお」

ロビン「ちょっとご相談。乗ってもらえる?」



………………
 

………………

インガ島 街中



女ルフィ「この姿で誰かに会ったらどんな反応されるかなー にししっ!」

スッタタタタ



チョッパー「……」テクテク

女ルフィ「ん? お、チョッパーだ」



女ルフィ「チョッパーかぁ……
    匂いで俺だってことはバレるよな。

    いや、待てよ?
    俺そういえば最近めっちゃ風呂入ってるし……
    しかも今ラベンダーの香りでバレないんじゃねーか!?」

女ルフィ「どこまで騙せるか試してみっかなー」ニヤニヤ





チョッパー「……」テクテク

女ルフィ「ねぇ、そこのトナカイのお兄さん」

チョッパー「? 誰だ?」

女ルフィ「いいお店知ってんだけど飲んでいかなぁい?」

チョッパー「こ、こんなところで客引き!!?」

女ルフィ「あ、違うか」

女ルフィ(しまった。冗談でナンパしようとしたらキャバ系の店に誘う口調になっちまった!)



 



女ルフィ「えっと、客引きじゃなくてぇ」

女ルフィ「ナンパだ! いや、ナンパよ」

チョッパー「ナンパぁぁぁぁ?」

女ルフィ「そうそう、お兄さんかっこいいなて思ってぇ」

女ルフィ(そういや逆ナンってされたことねぇからどうやって誘うのかわかんねー……)

チョッパー「な、なんだよーかっこいいだなんてぇー! そんな事言われても嬉しかねーぞ! コンニャロー!!」

女ルフィ(あ! チョッパーで良かった!
     チョれぇ!!)



チョッパー「……で、なんで女の姿になってんだルフィ?」



女ルフィ「ぶへぇぇぇぇ!?!? 即バレ!?!? 」

チョッパー「いや、ちゃんとわかったのは今だよ。
      俺のことトナカイってすぐわかるのなんて身内くらいだし……」

女ルフィ「しまった! たぬきって言や良かった!」

チョッパー「あと、なんかお風呂のラベンダーの匂いでごまかそうとしたかもしんねーけど、
      麦わら帽子の匂いが取れてねーぞ!」

女ルフィ「あ! そういやそうか!!」

チョッパー「あと服も同じだし」

女ルフィ「全然駄目だったんじゃんか!!」

チョッパー「……じゃ、お前は本当にルフィなんだな?」

女ルフィ「はぁ、そーだよ。
     オスメス屋で変えてもらったんだ。
     おもしれーだろ? にししっ」


 


チョッパー「オスメス屋? 何だそれ」

女ルフィ「カクカクシカジカトナトナカイカイ」

チョッパー「なにそれすげー!!!!

      なぁ、もしかしてそれ誰でもなれるのか!?」

女ルフィ「らしいぜ。今ロビンが話聞いてる」

チョッパー「なぁなぁ、ちょっと見さしてくれよ。
      どこがどう変化してるんだ?
      気持ちは女っぽくなんのか?
      生理現象はどっちよりだ?
      空間把握能力に差異は?
      味覚、触覚に変化ねーか??
      月経来るのか??
      妊娠するのか?
      体脂肪率の変動は?
      遺伝子への影響は?
      羞恥心の変動は?
      食事の趣向の変化は?」キラキラ

女ルフィ「だーぁぁぁ!! 一気に聞きすぎだ!!
     俺もなったばっかで何もわかんねーよ」

チョッパー「そ、そっか! ゴメンな。
      あー、でも、なぁルフィ、
      もしよかったらでいいんだけど、
      診察室来てくれねーか?」

女ルフィ「ぁん? なんでだよ」

チョッパー「めちゃくちゃ調べてぇっ!!
      人体の神秘すぎるっ!!
      本当はルフィが言ってたイワンコフってやつに合うまで我慢するつもりだったんだけど、
      男が女に変化してるの見たら調べずにはいられねぇよっ!!」

女ルフィ「あー、医者魂に火をつけちまったか……
     仕方ねぇ、良いぞ。
     ついでにみんなに見せて反応伺うか」

チョッパー「そうだそうだ! そうしようっ!」





………………
 

………………

サニー号前




女ルフィ「そういやチョッパーはなんででかけてたんだ?」

チョッパー「ふふふ、おれも大人だからな、
      夜遊びってやつさ」キリッ

女ルフィ「へー……女か?」

チョッパー「女は間に合ってるからいいよ。
      それよりも最近夜食にお菓子食べるのにハマってて……あ! 
      サンジに悪いから、内緒な?」

女ルフィ「お、おう……」

女ルフィ(女は間に合ってる……か。
     すげぇな。言ってみてぇー!)





チョッパー「ただいまー」

→サニー号甲板





サンジ「何だチョッパー、でかけてたのか?」

スタスタスタ




チョッパー「あ、な、なんでもねぇよ!!
      えと、あれだ、女遊びしてただけだ!!」

サンジ「何だその言い訳ぇ……
    ん、ソッチのは……」

チョッパー「あ、こいつは……」

女ルフィ「こんばんわぁっ
     私、麦わらの一味の大ファンなんですぅ!
     あなたが黒足のサンジさんですよね!
     あえてカンゲキですぅっ!!」キャピルン

ガシッ

女ルフィ「握手してください!!」



サンジ「うぉぉおほおおおおおおおお!?!?!?」ブ……

 


サンジ「……ん?」タラリ





サンジ「………………お、おう。
    よろしくな」

女ルフィ「……ども、よろしく」



サンジ「……?」

サンジ「なんかおかしいな……
    なんだ?」

チョッパー「ど、どうしたんだ」プルプウ

サンジ「……失礼、レディ。お名前は?」

女ルフィ「ルーシーです」

サンジ「……」

チョッパー「……ぷふっ……ふふふふ……」

サンジ「好みの料理は?」

女ルフィ「肉ですぅ」

サンジ「デザートに何が食いたい?」

女ルフィ「肉ですぅ」

サンジ「弁当と言ったら?」

女ルフィ「肉ですぅ!」






サンジ「やっぱりお前ルフィか!!?
    このやろぉ!!」

ビュオッ

女ルフィ「ぎぇぇぇえ!! バレたっ!! 蹴られ……」

ピタッ





サンジ「……っ……」

女ルフィ「……?」






サンジ「どんな形であれ、女は蹴れねぇ……
    でも蹴ってやりてぇこの笑顔」プルプル



女ルフィ「にししし! やっぱりな!
     ほら、チョッパー。サンジは蹴れなかったぞ」

チョッパー「心的には男だから蹴れるかと思ったんだけどなー」

サンジ「俺の心を弄ぶな! ったく……」

 


サンジ「……女、なのか?」

女ルフィ「ああ。 ほれ、おっぱいもナマモノだぞ」

モニュン

サンジ「やめろ近づけるな」

女ルフィ「なんだよ、触ってもいいぞ?」

サンジ「……あのな。
    俺はカマバッカでトラウマ作ってんだ。
    男が女になってる系のアレソレは無理なんだ。無理っ
    それはそれとして女だから気を使っちまうから早く元に戻れ」

チョッパー「すぐ元に戻るのは困るよ。
      おれちょっとルフィの体調べたいんだ。
      それにさぁ、サンジ」

サンジ「ん?」

女ルフィ「ちょっと耳貸せ」



女ルフィ「せっかく女になったんだ。
     誰かにいたずらしてみたくねーか?」

サンジ「……なるほど、そういう話なら乗らないこともない」

チョッパー「おれ、仕掛け人側になるのあまりねぇからワクワクしてきたぞっ!」



女ルフィ「まずは誰を引っ掛ける?」

サンジ「んなもんマリモに決まってんじゃねぇか」

チョッパー「ゾロかぁ、騙されてくれるかな」

サンジ「さぁな。しかし今日はチャンスだぜ。
    なんでか分からねぇけど今日はあいつしこたま飲んでやがるからな」

女ルフィ「! ゾロって……そもそも酔うのか?」

サンジ「……それは考えたこともなかった。
    いや、一応判断力は低下するんじゃねぇか?」

チョッパー「その点は安心しろ。
      表面に出なくてもアルコールの蓄積はするもんだ。
      いつもより飲んでて、気が抜けてるなら判断力は低下する」

女ルフィ「おし、じゃやっか!!」


 


サンジ「待て待て、作戦を練るぞ。
    まずマリモに接触しても問題ないエピーソード作りだ」

チョッパー「おお! さすがプリンス!
      本格的だな!!」

サンジ「まずはアラバスタで購入したビビちゃん用の踊り子服を着ろ」

チョッパー「え、なんでサンジが持ってるんだ?」


女ルフィ「よしわかった!」

女ルフィ「着方が分からねえ」スッポンポン


サンジ「秒で頓挫するな!!
    これはこうやって着るんだよ。
    おい、こら動くな揺らすな!!」

ゴソゴソ

チョッパー「……サンジ、お前ルフィの裸には鼻血出ねぇのな」

サンジ「たしかにいい体だが、萎えのが勝つ」

女ルフィ「なんだよ、ロビンは可愛いって言ってくれたぞ!」

サンジ「……見た目の問題じゃねえよ!!
    例えば眉毛ぐるぐるのスレンダー美女が現れたとしてお前抱けるか?」

女ルフィ「お前の姉ちゃんならめちゃくちゃ抱けるぞ」

サンジ「おまえ金玉と一緒にデリカシーも落としてきたな!?
    姉の話じゃねぇ!!」

ゴソゴソ

チョッパー「着替え終わったか…………
      で、ここからどうすんだ?」

サンジ「次はストーリーだ。さて、この一味で一番外部の人間と接触しそうなのは……」




………………


 

………………

サニー号 甲板



ゾロ「……」ウトウト

ゾロ(流石に飲みすぎたか。
   眠いな)



女ルフィ「すみませーん、ちょっといいですか?」

ゾロ「っ だれだっ」チャキッ

サンジ「おいおい、可愛そうだろやめてやれ。
    この子はブルックの連れだよ」

女ルフィ『ごめんなさい、急に声かけちゃって」

ゾロ「あ? ブルックの連れ?」

サンジ「そうだよねー? ルティアンちゃぁーん!」メロリン

女ルフィ「そうなんですぅー!
     私ガールズバーで踊り子やってて、
     宣伝も兼ねてブルックさんの音楽に合わせて踊らせてもらってるんですよ。
     今あっちで踊り子のみんなと飲んでるところなので
     ゾロさんも一緒にどうですか?」

サンジ「こいつお前のファンなんだとよ。
    少しは愛想振りまけ」

ゾロ「俺は良い。今日は一人で飲みたい気分なんだ」

サンジ「つれねぇやつだな。ルティアンちゃん行こうぜ。

    こんなやつ相手にしなくていい」

女ルフィ「え、でもぉ……」チラチラ

サンジ「いいからいいから。
    むしろ俺とサシで飲むってのも、大歓迎なんだけど?」ゾワゾワ

女ルフィ「……戻りますか」



スタスタスタ



ゾロ「……踊り子ぉ?」

ゾロ(ブルックのやつ、まさかここで劇団でも立ち上げるんじゃねぇだろうな?)グビ

カラン

ゾロ「……ちっ 空か」

 



女ルフィ「……」チラッ

ゾロ「ん?」

女ルフィ「……おかわり、いかがですか?」

酒「チャプッ」

ゾロ「……」

女ルフィ「……」

ゾロ「もってこい」

女ルフィ「……」ニチャア





物陰のチョッパー「バカ!まだ笑うな!」

物陰のサンジ「しかし、とにかくこれで懐には潜り込んだぞ。やっぱりマリモのやつ酔ってやがるな?」

物陰のチョッパー「くふふふっ、ルフィだって気づいてないよな? まだ気づいてないよなっ!?」





女ルフィ「隣失礼しまーす」

スッ

ゾロ「なんだ。注いでくれんのか」

女ルフィ「当然じゃないですか。
     ご一緒させてもらうんですもの。
     はい、グラスどうぞ」

ゾロ「ん」

トクトクトク

物陰のサンジ(流石ルフィ女遊びに慣れてやがる。
       隣への足運びも、飲み物の注ぎ方も堂に入ってる。
       多少雑だが、普段やられ慣れてるんだろう。よく見てやがるぜ。

       これでマリモはルティアンちゃんという存在を
       ただの水商売系女だと認識したはずだ!!)




 



女ルフィ「お一人が好きなんですか?」

ゾロ「ん、今日はそういう気分ってだけだ」クピ

女ルフィ「私も普段は一人で飲むんですよお」

ゾロ「嘘つけ。こんなグイグイ来る女が一人飲みが好きなわけあるか」

女ルフィ「そんな事ないですよ。
     私結構お一人様得意ですよー」

ゾロ「そうかよ」

女ルフィ「……私も頂いてもいいですか?」

ゾロ「……あ? そのつもりできたんだろ?」

女ルフィ「はーい、いただきまーす」

ゾロ「……」

女ルフィ「……」クピ



物陰のチョッパー「同調して仲間意識を持たせてからの、お店的なノリのままサシ飲みが始まったぞ」

サンジ「好意を持っていることが明らかで、且つ邪魔をしない程度のトークと沈黙。
    しかも別に金もかかってねぇ。
    あいつが欠片も女に興味ないんだとすれば分からねぇが、
    普通の男はこの状況で少しは気分が良くなるはずだ」



ゾロ「よし、飲んだな。
   じゃ酒置いて帰れ」






サンジ チョッパー「欠片も興味なかったーああああ!!!!」






女ルフィ「つれなっ!!」ガビン!

ゾロ「今日は虫の居所が悪い。
   とっとと消えたほうがお前のためだ」

女ルフィ「えーっと…………」



 


窓の反射「……」

ブリュレ(すごく面白いことになっちゃいるが、相手が悪いね。
     機嫌が悪いのと女に興味がなさすぎる。

     ……ここはアタシが助け舟でも出すか)



ブリュレ「麦わら! アタシが助け船を出すからあんたは目一杯色仕掛けしな!
     そんで手出した瞬間にネタばらしさ。
     いい考えだろう?」

女ルフィ「枝!? どこから話しかけてきてるか分からねぇけど、
     この状況からでもゾロをその気にさせる方法があるってのか!?」

ブリュレ「そうよ。あのカタクリお兄ちゃんでも固唾をのんだ方法よ!!
     これでムラつかない男は居ないはず!!」

ブリュレ「あ、ブリュレだよ!!」

女ルフィ「とにかく助かる! 
     こうなったらゾロに一泡吹かせるまでやってやる」






女ルフィ「ねぇん私酔っちゃったァンっ!!」ガシッ

ムニュゥゥゥン

ゾロ「バカ引っ付くな!! 俺はそういうのはゴメンだ!!」





サンジ「うぉお! 絵的にはエロいぞ!
    乳で腕を挟み込んだ」ブッ

チョッパー「性転換ネタが無理なサンジでも一瞬混乱して鼻血を吹くほど
      ルフィのおっぱいはエロいのか!!」

ゾロ「っ!?」



 


その時、ゾロの腕に確かな感触が伝わった。
たわわな乳房の芳醇な圧力?
ラベンダーとミルクの香り?
踊り子衣装に身を包んだ煽情的なシルエット?

違う。彼が腕に感じたのは、

谷間の向う側にある、傷跡の感触。



傷の位置。髪質。目。声質。

すべてのなにか印象的なものが彼の中で合致した。



ゾロ(この女……ルフィに似てる!)



突如襲いくる忘れたい記憶。
五人のルフィが相談しながら散っていく様子を思い出したゾロは、
忘れようとして煽った酒の魔力に一気に呑み込まれてしまった。


ゾロ「っぷ……」クラッ

女ルフィ(よし! クラクラしてる!!)カンチガーイ

女ルフィ「今だ! 枝! 援護しろ!」





ブリュレ「よし!! お色気満開!!
     枯れ井戸万華鏡~カレイドスコープ~!!
     目一杯カワイコぶりな!!」

カッ



女ルフィ「大丈夫ですか? ゾロさぁん」ブリッコ
女ルフィ「大丈夫ですか? ゾロさぁん」ブリッコ
女ルフィ「大丈夫ですか? ゾロさぁん」ブリッコ
女ルフィ「大丈夫ですか? ゾロさぁん」ブリッコ
女ルフィ「大丈夫ですか? ゾロさぁん」ブリッコ
女ルフィ「大丈夫ですか? ゾロさぁん」ブリッコ

ゾロ「!!!!!」




ブリュレ「カタクリお兄ちゃんが女性相手に一度だけ狼狽えたのが……
     我がシャーロット家が誇る10つ子のキョウダイの、妹達五人に囲まれた時よ!!
     男は、一貫性のある複数の女性に一気に好意を向けられると、どんな完璧な人間でも興奮を禁じえないもの!!

     きっとそう! カタクリお兄ちゃんが何等分の花嫁とか言うマンガが好きだからじゃない!

     多分……
     えと、違うかな。
     まぁ、

     おっぱいが一杯で嬉しかろう!?ロロノア・ゾロ!!」




 



 今まで酔ったことのない男が酒に飲まれる瞬間とは、
アレルギーのキャパシティーの超過に似ている。

 それまで『大丈夫』と思っていたものが、急に駄目になるその瞬間……
 人は、我を失う。

ゾロ「うぷっ……」グギュルルル

 ダムの崩壊とは、荒く 激しいものである。





ゾロ「オロロロロロロロロロロロロロロロロロロロ」ゲロゲロゲロ

ボッシャァァァァ





ルフィ「ぎゃぁああああああああああああああああああああああ!!!!」

ボシュゥゥゥゥゥゥゥゥ



~~~~~
回想

ブリュレ「全身が濡れると駄目だね」
~~~~~



ルフィ(そっかあ……人のゲロ頭からかぶると、
    駄目かぁ………………)シュワァァァ(消

ボシュウウウウウ…………







サンジ「!? 眩しくて一瞬見えなかったが……
    いつの間にかルフィが消えてるぞ!?」


チョッパー「ぎゃあああああああああああああああ!!!!
      ルフィがゾロのゲロで溶けたぁぁぁぁぁぁぁああああああああああああ!!!!」


 



ゾロ「はぁ……はぁ……ん?
   女が消えた!?

   ふぅ、やはり幻覚だったか」

サンジ「ちっげぇよ!!」ゲシッ



サンジ「うわあああああああああ!!!
    ルフィが溶けて消えてるぅぅぅ!?!?」

チョッパー「おいゲロ! お前なんてことを!!
      お前のゾロでルフィが!!
      ルフィがあああ!!

      うああああーーーん!!」

ゲロ「誰がゲロだ!!」




ゾロ「よく考えろチョッパー。
   ゲロで人が溶けるか!?」

チョッパー「グスッ……ヒグっ……
      はっ!? 溶けねぇ!!!!」ガビン!



ゾロ「つまりこいつは、人じゃなかったんだよ。
   だからルフィに似てようがなんだろうが……」

ゾロ「ん?」








ゾロ「まてお前ら。
   なんでさっきの女をルフィって呼ぶんだ?」

サンジ「ギクッ!」

チョッパー「ギクッ!」



ゾロ「……」

サンジ「……」タラリ

チョッパー「……」タラリ







ゾロ「誰から何を聞けば良い?」ゴキゴキ



 


サンジ「まてまてまて、まだ俺たちがナニカ企んでたと決まったわけじゃ」

チョッパー「ごべんだたいい゙い゙いい!!!
      い゙たずらのつもりでしたああ゙あ゙!!」メソメソ

サンジ「あっ、チョッパーてめぇ!!」

ゾロ「よしチョッパー。お前はゲンコツで許してやる」

チョッパー「こええよおおおぉぉぉ!!!」ポロポロ





ゾロ「眉毛は今からモヒカンの刑に処す」チャキッ




サンジ「ちょ、」ダッ

ゾロ「神妙にしろ」

サンジ「待っっ……!!!」ット

ゾロ「神 妙 に 」






ルフィB 消滅

………………

………………

ルフィCの話

女部屋


ルフィC「ふーむ、ナミは図書室だし、ロビンはでかけてるから、ノジコしか居ねぇのか」

ルフィ(これって、明らかにする流れだよな)ムラムラ



コンコン

ルフィ「ノジコぉー……?」

コンコン

ルフィ「……」



ガチャ

ルフィ「……?」チラッ




ノジコ「……スゥ……スゥ……」スヤァ

ルフィ「ありゃ、寝てらぁ」



スタスタ……

ルフィ「……ふーむ」


 


ノジコ「んー…………クー……カー……」

ルフィ「近づいても起きねぇ。
    寝たら起きない系のやつか?」

ルフィ「……」(熟考





>>直下

1 睡眠姦A ガチで起きない
2 睡眠姦B 途中で半覚醒
3 睡眠姦C 寝たフリ

4 起こすのは可哀想だから隣で一緒に寝るA ※ルフィが逆に睡眠姦される。

5 起こすのは可哀想だから隣で一緒に寝るB ※ノジコが登場する特殊な夢を見る(内容指定可能

6 興奮状態のルフィAとナミが女部屋に入ってきて急に隣でおっぱじめる。
  ※起きたノジコと4Pのような本質3P

7 その他


 




ルフィ「……」

ノジコ「スゥ……スゥ……」



ルフィ(いたずらしてもいいって、
    言ってたよな)ムラムラ

ギッ

ノジコ「スゥ……スゥ……」

ルフィ(……そーっと)



モニュン

ノジコ「スゥ……スゥ……」

ルフィ(おお、柔けぇ……)


モニュン ムニュ……

ノジコ「スゥ……スゥ……」

ルフィ(何度か、触っちゃいるけど)


モニュン……ムニュ……

ノジコ「スゥ……スゥ……」

ルフィ(柔らかいけど、でも押し返してくる感触がしっかりとある……)


モニュン……ムニュ……

ノジコ「スゥ……スゥ……」

ルフィ(病みつきになるな、こりゃ)ムラムラ





ルフィ「……」ドキドキ

ルフィ(部屋着か、下はパンツだし……
    それならこのままするのもいいな)ムラッ

モニュ……ムニュ……

ノジコ「ん……んん……」モゾ

ルフィ「っ」ピクッ

ルフィ(起きたか?)



ノジコ「……スゥ……スゥ……」

ルフィ「……」ホッ

ルフィ(起きてねぇ、よな?)




ノジコ「……あつ……」モゾモゾ

ルフィ「……暑いのか」

ノジコ「……んー……」


  
 



ルフィ(……暑いなら)

ペロン


プルン



ルフィ「ぉぉ……」ドキドキ

ルフィ(寝ている人間のおっぱいをだしてしまった。

    ものすごく、ものすごく悪いことをしている気がする。
    初めて風俗行った時みたいな気持ちだ)ドキドキドキ



ルフィ「……」

ルフィ(ツンと立った乳首が寝息と一緒に動いてる。
    これ見てるだけでもシコれるな。

    けど……)ソッ


モニュン

ルフィ(据え膳は)

ノジコ「ぁん……ん……」


ムニュン……

ノジコ「スゥ……スゥ……ん……」

ルフィ(食うべきだ)


ムニュン、モニュン……

ノジコ「スゥ……スゥ……っ……」ピクン

ルフィ(うぉお、でもすげぇ)ゾクゾク


ムニュンモニュン……

ノジコ「ん……ふぅ……はぁ……スゥ スゥ……」

ルフィ(寝てる相手とするって、興奮する……っ)ドキドキ




 



ノジコ「スゥ……スゥ……」

ノジコ(どうしよう)

ノジコ「スゥ……スゥ……」

ノジコ(……ホントは、最初から起きてたんだけど……)

ノジコ「スゥ……スゥ……」チラ

モニュン……ムニュ……

ルフィ「……っ……」ドキドキ



ノジコ(必死に起こさないように優しく触ってるのがすっごく愛おしいから
    このまましてほしいなぁ……)ドキドキドキ……

ルフィ「はぁ……はぁ……ん……スゥハァ……」

ノジコ(呼吸まで静かにしようとしてる。
    …………っ……可愛いぃっ)ムラムラ



モニュン……ムニュ……

ノジコ「ん……はぁ……ぁ……スゥ……スゥ……」

ルフィ「……」

ルフィ(……寝てるときに乳首吸ったら)

チュゥ……

ルフィ(どんな反応するかな)

チュ……

ノジコ「んっ……んふぅっ……」ピクンッ

ノジコ(あっ 吸うんだ……
    ルフィもおっぱい、吸うんだぁ……)ドキドキ



ルフィ「ん……ん……」

チュチュ……ペロペロ……チュルッ……

ノジコ「んぁっ……は……ぁ……」

ノジコ(やばぁ……っ! こ、声出ちゃう……っ
    起きてルフィの顔を見たい気もするけど……
    この感じ最後まで続けたいっ)



チュチュ……ペロペロ……チュルッ……

ノジコ「ぁう……っ んはぁ……ぁ……」

ノジコ(こんなの、普通起きるって……!
    乳首舐められたら声出ちゃうしっ)

チュチュ……ペロペロ……チュルッ……

ノジコ「んっ……く……はぁ……スゥスゥ……はぁ、はぁ」

ノジコ(お、起きてるの、バレたかな?)

チラ


ルフィ「……うぉ、すげぇ、起きねぇ……」ドキドキ




ノジコ(んんっ……! バレてないっ!
    このままでいいっ)(/////

 


チュチュ……ペロペロ……チュルッ……

ノジコ「はぁん……ぁ……んっ……ぁん……」

ルフィ「……んは……っ……」

ルフィ(次は、反対側)



チュルッ ペロペロ

ノジコ「んっく……! はぁ……ぁ……ん……」

ノジコ(結構な声出ちゃった……!)

ルフィ「……」

チュ……チュ……チュゥ……

ノジコ「んぁ……は……はぁ……はぁ……ん……」




チュチュ……ペロペロ……チュルッ……

ノジコ「ん……ん…………スゥ……スゥ……」


チュゥ……ンチュ……レロクチュ……ヌチュル……

ノジコ「はぁ……んは……あ……」


クチュクチュ……チュパッ……

ノジコ「んうぅん……ん……」




ノジコ「スゥ……スゥ……」チラ

ルフィ「ふぅ……はぁ……」ドキドキ……

ナデナデ

ルフィ「……」

ノジコ「んう……スゥ……スゥ……」


ナデナデ……

ノジコ(起こしたくなってきたのかな?)クスッ



ルフィ(本当に、起きねぇんだな)

 


ゴソ……

ルフィ(それじゃ、下の方触っても大丈夫、かな?)

モゾ……



ノジコ「スゥ……スゥ……」チラ

ノジコ(手が下の方に……?

    いいよ、触って……もっと触って、ほしい……)ドキドキ

ス……カパァ……



ルフィ(お、腹を触ったら足開いた……
    もしかしてエロい夢でも見てるのか?)

サワサワ

ノジコ「ぁん……ん……っ」ピクン




ルフィ(そうだ、きっとこれエロい夢見てる反応に違いない)

ノジコ(もし起きてるのバレてもエロい夢見たって事にしよ)




ルフィ(それなら、マンコ触っても起きないかもな)

クチュ……

ノジコ「ぁ……は……」ピクン

クチュ……クチュ……ヌチュ

ノジコ「んぁっ……ぁ……はぁ……」モゾ……

クチクチ……ヌチッ

ノジコ「スゥ……スゥ……んく……ぅ……」ピクピク



ノジコ(甘ったるい刺激が心地良い……けど)



クチュクチュ……ヌチュプ……ヌチュ……

ノジコ「んぁ……あ……んっ」

チュク……ヌチュ……チュプ……

ノジコ「はぁ……んは……ぁ……」ピクピク


 



ノジコ(ここまでされっぱなしでいると、
    もっと強い刺激が欲しくなる……)

ノジコ「……んぅ……スゥ……スゥ……」

クイクイ……

ルフィ「ぉ……ぉぉ」ムラムラムラ

ルフィ(迎え腰してやがる。
    そんなに、エロい夢なのか?)

ルフィ「……」ドキドキドキ



ノジコ「……んっ……んん……」

モゾモゾ……クイ……クイ……

ルフィ「っ……」ムラムラムラ

ルフィ(……これって、ヤってる夢見てんのか?
    だとしたらこのまま……)



ゴソゴソ……

ノジコ「スゥ……スゥ……」チラ


ボロン

ノジコ「っ」

ノジコ(チンポ出してる……っ

    ど、どうすんの…………?)ドキドキドキ……



ルフィ「っ……」ドキドキドキ

ノジコ「……スゥ……スゥ……」ドキドキドキ



ルフィ「……ノジコ……ごめん」

ゴソゴソゴ  ヌチュ……

ノジコ「ぁんっ……」

ノジコ(あ、ヤバ、入ってきた……っ!
    こいつ、このままする気だ……っ!)ドキドキドキ




 


ヌプ……ヌリュリュ……

ルフィ「ぉ……すげぇ……」

ノジコ「ぁあんっ……」ピクン



ヌププププ……ヌリュゥン……

ノジコ「んぁぅっ…………っっ!!」ビクン……ビク……

ルフィ「っく……おぉ……」

キュンキュン……

ノジコ(やば……入れられただけなのに……
    軽く、イッたわ………………っ)ゾクゾク

ルフィ「っ……」

ルフィ(入れた瞬間に膣が締まった。
    しかも中は完全にトロトロだし……

    今が、一番気持ちいいところだ……っ)



ヌプッ ヌプッ ヌプッ……

ノジコ「んはぁっ……ぁ……はぁっ……」

ヌプッ ヌプッ ヌプッ……

ノジコ「ぁん……あっ……ぁあ……んぁっ……」ピクンピクン



ルフィ「はぁ……はぁ……」

キュンキュン……

ルフィ(動く度締め付けてくる……っ
    ノジコ、めちゃくちゃ興奮してんな……?)



ヌプッ ヌプッ ヌプッ……

ノジコ「ぁんっあんっ……ぁ……っ」



ルフィ「……どんな夢見てんだ?」

ナデナデ

ノジコ「んっ……んぅ……」

スリスリ……

ルフィ「……」

ルフィ(よっぽどいい夢なんだろうけど……
    ……だとしたら、なんか……)



パンッ……!

ノジコ「んくっ!!」ビクン


ルフィ(……なんか、夢のセックスに負けたくねぇな)


 



パンパン……パンパン……

ノジコ「ぁうっ……んっ……ああっ あっ……あっ……!」

ルフィ「はぁ……はぁ……」



パンパン……パンパン……

ノジコ「あっ あっ……───っ……んぁあっ……!」

ルフィ「はぁ……はぁ……」




パンパン……パンパン……

パンパン……パンパン……

パンパン……パンパン……

ルフィ「俺のほうが、気持ちいいだろ……ノジコ」

ノジコ「あっ……あっ……あっ……」

パンパン……パンパン……

ノジコ「ぁうっ……んっ……ああっ あっ……あっ……!」

ルフィ「はぁ……はぁ……」






ノジコ「んぁぅ……んむ……きもち、い……」ムニャムニャ……



ルフィ「っ」ドキッ

ノジコ「……ん……もっと……ぉ……」

ルフィ「はぁ……はぁ……」ムラムラムラ……



パンッ!

ノジコ「んぁっ───あっ!」ビクン


 



パンッ! パンッ! パンッ! パンッ! パンッ! 

ノジコ「ぁあっ! あっ あっ あっ あっ!」

ルフィ「はぁ……はぁ……ノジコ……はぁ……はぁ……」



パンッ! パンッ! パンッ! パンッ! パンッ! 

ノジコ「んぁ……は……はっ……はっ……ぁっ!」

ルフィ「ノジコ……っ 起きろ……っ」



パンッ! パンッ! パンッ! パンッ! パンッ! 

ノジコ「あんっ! あっあっ……んぇ?」

ルフィ「ノジコ……っ はぁ、はぁ……」





パンッ! パンッ! パンッ! パンッ! パンッ! 

ノジコ「る、ルフィ……?
    なに……?」

ルフィ「ノジコ……っ はぁ、はぁ……
    すまん、見ての通りなんだけど……」



パンッ! パンッ! パンッ! パンッ! パンッ! 

ノジコ「あんっあんっ……ぁっ……
    セックス、してる……じゃんっ!
    はは、いたずら……にしちゃ……あんっ
    すごいことするね……っあんあんっ!」

ルフィ「へへ、すまねぇ。けど……」



パンッ! パンッ! パンッ! パンッ! パンッ! 
パンッ! パンッ! パンッ! パンッ! パンッ! 

ルフィ「はぁ、はぁっ……気持ちよく、なかったか?」

ノジコ「あんっあんっ! 
    す、っっごく…………っ
    きもち、いっい……っ!!」

 



パンッ! パンッ! パンッ! パンッ! パンッ! 
パンッ! パンッ! パンッ! パンッ! パンッ! 

ルフィ「はぁ、はぁ……イきそうだ……っ
    抜くぞ……っ」

ノジコ「だぁめっ。今度こそ、中に頂戴っ……」



ノジコ「そのために、永住権買ったんだから……っ」ニヤリ



ルフィ「っ……」ドキッ

ルフィ「はは、そっか、もうお前、船に乗るんだもんな……っ」

ノジコ「うん……ね、だからっ」

パンッ! パンッ! パンッ! パンッ! パンッ! 
パンッ! パンッ! パンッ! パンッ! パンッ! 

ノジコ「中に……っ……出してよ……!!」

パンッ! パンッ! パンッ! パンッ! パンッ! 
パンッ! パンッ! パンッ! パンッ! パンッ! 

ルフィ「はぁ、はぁ……っ……じゃ、出すぞ……」

ノジコ「んんっ! 出して……っ!
    っ 奥……に……っ」



パンっ  グリグリ……

ルフィ「っ……っ……!」

ノジコ「んんんっ!!」 ビクンビクン……

プシュゥッ!!



ビュルルルル!!! ビュルルル……!!

ルフィ「っく……ぉ……」

ノジコ「んはぁあっ……あああんっ!」ビクビクビクン……


ビュルルル……ビュルウ……ッビュッビュ……っ!

ノジコ「はぁ、っぁああん……!!」

ビュルル……ビュルッ

ノジコ(お腹の奥に、溜まってく……)

ノジコ「ぁ……ぁあ……んぁ……」ビクンビクン



ビュビュ……ンビュ……

ルフィ「ん……んー……はぁ……」

パチュッ……パチュッ……

ノジコ「あっ……んぁっ」

ビュルルっ……



 


ノジコ「……ふぅ……はぁ……はぁ……
    はは、今の、最後の一滴まで、ってやつ?」

ルフィ「ん………………そ、そういうことだ……」

ノジコ「んっ……ふふ、
    なんか最後の二突きが、一番エロいかも」

ルフィ「んー? そうか?」

ノジコ「だってぇ……絶対孕ませる、みたいなかんじで……オスっぽい。
    すっごく、脳に来る」



ルフィ「……」

ヌチュヌチュ……ヌチュヌチュ……→←→←

ノジコ「んっ……ぁ……あんっ……ふふ、まだ出るの?」

ルフィ「……出ねぇけど。
    動いてほしそうだったから……」

ノジコ「ふふ、あはは……でも、あっ……
    さっき出た精液が……グチュグチュ……中でかき回されて……」

ヌチュヌチュ……ヌチュヌチュ……→←→←

ルフィ「はぁ……はぁ……」

ノジコ「……確かに、良いかも……」





ルフィ「……ふう……」クタッ

ノジコ「ん……おつかれさん。
    ……あ、ていうか、違うか。

    本来こういうのって『何すんのよえっちー!』ってやるべき?」

ルフィ「……いや、知らねぇけど……
    でも一番最初に誘ったのはノジコだろ?
    寝ててもいたずらしていいって」

ヌポッ

ノジコ「ぁあんっ! ちょ、急に抜かないでっ……ぁっ……」

プチュッ……プシュウ

ノジコ「んぁあ……っ……やだ、ちょっと……んくっ」ビクンビクン

ドロォ……

ルフィ「おお……」

 



ノジコ「はぁ、はぁ……あー、シーツ、汚れちゃったぁ……」

ルフィ「ん、そうだな……潮と精液でグチャグチャだ」

タラリ……ポト……



ルフィ(……そっか、今からこれ、掃除しなくちゃならねぇんだ)ズン……



ノジコ「ぁー……でも、すっごくよかった……」トロン

ルフィ「……ホントに起きてなかったのか?
    俺、結構無茶したけど」

ノジコ「寝てたよ。
    そりゃもうぐっすりとね」

ノジコ(嘘だけど……)




ルフィ「……」ザイアクカンン……



ルフィ「……ノジコ、そっちの、ロビンのベッドで寝てろよ」

フキフキ

ノジコ「え?」

ルフィ「ロビンには俺から言っておく。
    シーツは俺が……なんとかするから。
    お前は、寝ろ」フキフキ

ノジコ「あっ、や、ちょ……
    股の間まで拭かなくて良いからっ」(/////

ルフィ「そのままだと寝れねぇだろ?」フキフキ

ノジコ「……ふーん?」
 



ルフィ「あと……起こしてゴメンな」ゴソゴソ

ノジコ「……いや、それは良いけど。
    確かに誘ったのあたしだし……」



ルフィ「……それはそれとして、またやらせてくれ。
    めちゃくちゃ興奮した」

ノジコ「ん、いいよ。
    あたしも良かったし……」



ゴソゴソ

ルフィ「んじゃ! 洗濯してくる!」

スッタタタ



ノジコ「え、ホントに?」

シーン

ノジコ「……ほんとに行っちゃった」

ノジコ(……逆に悪い気がしてきたなぁ。
    でも、ホントに気持ちよかった……
    あとルフィが可愛かった……

    またしてくれないかな……)モンモン



ノジコ「……───ぁふ」アクビー……

ノジコ(あ、スッキリしたら本当に眠くなってきた。
    シャワーは……明日でいいや)

ノジコ「……スヤァ……」





………………

 

………………

海軍基地



ルフィD「……お、なんとかたどり着けたな。ラッキー!」

ルフィD「さて……あいつ居るかな」



たしぎ「……」スタスタ……コソコソ……

ルフィD「ぉん? あ、いたいた。
     おーい! たしぎー!!」

たしぎ「!? 麦わら……!?
    し、静かにしてください!!

    私の存在は知られてはいけないんですっ」

ルフィD「そういやそうだったなー」



コソコソ

たしぎ「……来てくれたんですね」

ルフィ「まあ、一応な。
    お前一人だと大変そうだろうし。
    見るだけじゃないんなら面白そうだし?」

たしぎ「基地の潜入に関しては一人のほうが良かったですけどね……」(汗

たしぎ「……ですが、地下ダンジョンの視察に関してはあなたが居ると助かります。
    なにせ情報不足ですからね。経験者が居ると心強いです」

ルフィ「そんなら、地下ダンジョン行くか?」



たしぎ「そうですね。
    あなたが居てくれるならそちらに絞って考えますか……」

ルフィ「でもどっから入るんだ?」

たしぎ「カヤロさんが無茶したために
    地下ダンジョンへの入り口はたくさんあるんです。
    今は周辺が立ち入り禁止になってますし、復興で忙しいようなので手はつけられていません。警備も手薄です」

ルフィ「そうか、んじゃ楽に入れそうだな」



 


ルフィ「ん? ところでなんで地下ダンジョンに行くんだ?」

テクテク

たしぎ「……ナミさんからある指令も受けてまして」

スタスタ

ルフィ「あん? ナミがどうしたって?」

たしぎ「欲望の砦にあると言われる、
    ガバルディの資産が目的のようです」

ルフィ「お? お宝の話か?」

たしぎ「……囚人を使って稼ぎをしていたそうですね、彼は。その金が地下ダンジョンに隠されていると言う話です。
    どうやらナミさんによる収益も一部ある模様で……」

ルフィ「ああ、あの生配信か。
    なるほど、ナミの奴あの金の回収まだ諦めてなかったんだな」

たしぎ「……不本意ですが。
    捜索を依頼されて行動しているのです」

ルフィ「回収できたら随分儲かるんじゃないか?」

たしぎ「額はそれなりと聞きます。
    しかし全てあなた方に渡すわけにも行きません。
    悪銭ですが、正当と思える額をナミさんに渡し、残る金は調べをつけて囚人の家族に返金、もしくは出所時に返金します」

ルフィ「大変そうだな……できるのか?そんな事……」

たしぎ「と言っても私がやることではありません。ARROWづてにこの不明金を公開し、海軍が自らそうすることでしょう。

    ……ナミさんに支払う額だけは私が直接」

ルフィ「なるほど、丸投げすると」

たしぎ「取りに行くのは私ですからっ!」


 


たしぎ「さて、この辺ですね」

ルフィ「……瓦礫の山だな」

たしぎ「ええ。
    しかし所々に大穴があります。
    そこから行けることでしょう」

ルフィ「どっから入るんだ?」

たしぎ「……皆目検討も付きません。
    おそらく一人で来ていたらここで引き返していたでしょうね」

ルフィ「それが良いかもな。
    けどまあ、命の危険はあんまねえぞ?」

たしぎ「そうなんですか?
    てっきり危険な場所かと」

ルフィ「まあ貞操はもれなく危険に晒されるな」

たしぎ「貞操? …………あ、もしかして」

ルフィ「ああ、地下ダンジョンはエロいことばっかりだぞ。
    地上がこんなに壊れてるから機能してないかもしれねぇけどな」

たしぎ「へ、へぇ、そうなんですか」タジタジ



ルフィ「ん? どした?」

たしぎ「……いえ、いいのかな、と思いまして」

ルフィ「何が?」

たしぎ「だって、ほら、
    もしこの穴に入って……
    地下ダンジョンが機能してたら……」(/////

ルフィ「あー、そりゃちょっと困るかもな」

たしぎ「で、ですよね。
    浮気になっちゃいますよね?」

ルフィ「……そうだな。
    お前ともこのままずるずる関係を続けるの良くねぇよな」

たしぎ「え、あ……そ、そのとおりです!!
    あなたには、三人の彼女が……
    ……………………」



たしぎ(三人もいるなら、今更浮気くらい……
    気にしないでくれてもいいのに……)



 



ルフィ「そだな。
    ここは一旦引き返すか」

たしぎ「あ……」



キュ



たしぎ「……」

ルフィ「……」

ルフィ「な、なんだこの手は。
    引っ張るな、あるけねぇ」

たしぎ「……」

たしぎ(お)



たしぎ(思わず引き止めてしまった)(/////








ルフィ「……やめとけ。
    お前は海軍だろ?」




たしぎ「な、なんのことですか?
    なんでもありません、行きましょう!」

スタスタ



たしぎ(今の麦わらの言葉にすべて集約されている)

スタスタ

たしぎ(きっと、遊び慣れてる彼の中では、
    経験値では小娘程度の私の胸中などお見通しなのだろう)

スタスタ

たしぎ(私が悩んでいることも、
    私が性欲に溺れそうなことも、
    おそらく麦わらとの行為を待ち望んでいることも)

スタスタ

たしぎ(私にこれ以上の関係を続けるべきでないと言っている。
    その意味はわかる。

    いずれ海軍に戻ることを考えている私が麦わらと関係を続けることは不毛だ。
    麦わらもそれを理解してるし……)

ピタッ

たしぎ(あれ?
    そもそも私、別に麦わらとセックスしだけで…………特別な関係とかではないのでは?)

チラッ

ルフィ「?」

 


たしぎ「……」ジーッ

メガネ「拭き拭き」

スチャ





たしぎ「……」ジーッ

たしぎ(そういえばそうだ。
    ただ私はこの男とセックスしてしまっただけ。
    そう、ただそれだけ)

たしぎ(彼にとっては通過した女の一人に過ぎないわけで……)

たしぎ「んー……」モヤモヤ



たしぎ(危ない。
    絆されかけていた。
    ほだされ……? いや、違う。
    肉欲に囚われそうになっていたのだ)

クルッ

たしぎ「行きましょう」キリッ

ルフィ「だから行くって。どした?」

たしぎ「なんでもありません!」



たしぎ(こいつは海賊。
    私は海兵。

    線引きを、改めてしなくては!

    これまでのこいつとの性行為は犬に噛まれたとでも思って……
    ああ、でも良く考えるとどっちも私が噛み付いてるように思える)(/////

モヤモヤモヤモヤ



 


ルフィ「おい、メガネ」

たしぎ(気安く呼びかけるな!

    変な記憶が蘇る…………っ!!)



ルフィ「お、おい、メガネっ」

たしぎ「うるさいですね。
    歩きながらでも話せばいいでしょう!?」






>>直下

1 ルフィ「たしぎ! メガネかけろ! そっちは穴だ!!」
※不意に地下ダンジョン入り

 内容指定可能 
 Aセックス部屋
 Bマッサージ屋
 C痴漢電車
 D触手部屋
 Eその他
指定なくても可


2 シーダル「シーッシャッシャ! 麦わらを見つけたぞ!」
※ドッグテイムでどちらかを犬化して、欲望が加速します。

 人と犬度合い指定可能。
 A犬耳犬尻尾のみ
 Bミンク族程度
 C犬まんま
指定ない場合たしぎをAにします。


3 ガバルディ「お前も触手に沈めぇぇぇ」
※突如現れたガバルディの触手にたしぎが拉致されます。

触手凌辱具合指定可能
 A卵までしっかり植え付けられたあとに救出
 B触手挿入中に救出
 C触手愛撫中に救出
 D行為前に救出
 Eガバルディ本体に犯される。
指定ない場合C


4 たしぎ(ああ、もしも……麦わらとの出会いがもっと別だったら…………)

 ルフィ海兵IFの夢を見る。
 ルフィの精神も巻き込まれる。


5 その他
 


ルフィ「たしぎ! メガネかけろ! そっちは穴だ!!」

たしぎ「え」

スカッ

たしぎ「あ……」ヒュ↓

ルフィ「っ」ザッ

ビュォッ

たしぎ「っ」グルグル

ルフィ(よし、掴んだっ)



たしぎ「……」ブラーン

ルフィ「ふいー、危なかった」

たしぎ「ご、ごめんなさい……」

スチャッ

たしぎ「さっき、メガネを拭いたあとに額に置きっぱなしでした」(/////

ルフィ「気をつけろよな。ったく」



グイ↑

ルフィ「引き上げるぞー」

グイ↑

ルフィ「引き上げ……ん?」



グイ↓

ルフィ「あ?」

たしぎ「え、あの、麦わら?」

ルフィ「……?」


グイイイ↓↓

ルフィ「! やべぇ、なんか、吸い込まれる……っ!!!」

たしぎ「ちょ、ちょっと!?
    落ちてるんですけど……!!
    引き上げてくださいよ!?」

ルフィ「やってるっつーの!!
    でもその倍以上の力で引っ張られて……っ」




 



ザザー……ブッ

シモバア『おいおい、なんじゃあんたらかい?
     こんな時に自分から来るなんて物好きだねぇ』

ルフィ「あ! シモシモのばあちゃん!!
    近くにいるのか!? 助けてくれ!!」

シモバア『いや、これモシモシの能力じゃから助けらんないね。
     それより、あんたらはもう地下ダンジョンに囚われとるよ』

ルフィ「なんだってぇぇ!?
    あの地下ダンジョンまだ生きてんのか!?
    なんでだ!? ランボルトはもう居ないし、基地もぶっ壊れてんだからばあちゃんこれ 続ける意味ないだろ!!」

シモバア『いや、一応これ月極の契約になってっからね。
    指定日まで続けるのがお約束なのよぉ。
    もしかしたら復興早まったら砦も再稼働するっぽいしね』

ルフィ「真面目か!!」

シモバア『仕事じゃからね』




たしぎ「……地下ダンジョンに囚われてるってことは」

シモバア『そう。もうひきあげるのは 無理。
     大人しく引っ張られてセックスしな』

ルフィ「今そこについて整理しようとしてたところだっつの!!
    おいたしぎ! 引き上げるぞ」

たしぎ「……は、はい」



グイイイイイイイイン↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓



ルフィ「うぉわっ!! 」フワッ

↓↓↓↓

たしぎ「ひっ」↓↓↓↓↓↓



シモバア『せめて出口は直通にしといてあげるからね』




ルフィ「あぁぁぁぁああおちるううーーぅぅぅぅ!!」↓↓↓↓

たしぎ「きゃぁぁぁあーーーーー!!!」↓↓↓↓



………………

 

………………

地下ダンジョン

病院の『お室』




ルフィ「……というわけでな。
    この『お室』ってのは、イメクラ的な空間に繋がってるんだ」

たしぎ「……なるほど。
    この場所はどうやら病院のよう、ですが……病院ではなく風俗店の一部だと」

ルフィ「ん……ま、そういうことだろうな。
    俺も怪我してねぇのに包帯グルグル巻きにされて病院服着させられたし……
    ベッドに寝かせられてるし……」

たしぎ「私も……やたら丈の短い看護師服……ナース服を着させられました……」モジモジ

ルフィ「……」

たしぎ「……」

ルフィ「……」

たしぎ「……」






たしぎ「これって、もしかして、そういうプレイをしないと出られないってやつ、ですか?」(/////

ルフィ「話が早ぇーな。その通りだ
    どっちかがイけば終わる的な奴だな」

たしぎ「あぁ……」クラッ


たしぎ「どうしてこうなるんですか!?!?
    私はもうこんな事しないって、き、
    決めた……のに」

ルフィ「んなことよく言えたな、あんな未練タラタラで」

たしぎ「っ!」

たしぎ「だ、だって……」

たしぎ「……」

ルフィ「……な、何だよ」



たしぎ「……だって」

たしぎ「……良かったですし……」(/////



 


ルフィ「んぁ?」

たしぎ「……」(/////



ルフィ「……そ、そうか」

たしぎ「あなたは、どうだったんですか?」

ルフィ「そりゃ、良かったに決まってるだろ。
    お前顔も体もいいからな」

たしぎ「そう、ですか。光栄です」



ルフィ「……」

たしぎ「……」



たしぎ「じゃ、じゃあ、良いですよね。
    ここを出るためですし」

ソっ

たしぎ「エッチな事しても……仕方ない、ですよね?」ドキドキ……



ルフィ「お前……ヤる口実ができたから、割り切ったな?」

たしぎ「ええ、その通りです」

サワサワ

ルフィ「っ……」

たしぎ「……今は、ここを出ることが先決ですから……」

ルフィ「そう、だな」



たしぎ「どうします?
    というか、麦わらはそれ、動けるんですか?」

ルフィ「んや、動けねぇ。
    病人っていう体なんだろうな。

    包帯のところが動かせねぇ。
    超窮屈」

たしぎ「ん、見せてください」

グイグイ

たしぎ「腕のは外れませんね。
    脚は」

クルッ


ルフィ「おお」

たしぎ「ん、……こっちも」グイグイ

ルフィ「……」ジーッ

たしぎ「外れませんね」



ルフィ「……その格好。動くだけで見えるな」

たしぎ「え? 何がですか?」

ルフィ「パンツ」

たしぎ「……あ」


 



たしぎ「……えっと」テレリ

たしぎ「いまさら、パンツなんかで興奮するんですか?」

ルフィ「当たり前だ」

たしぎ「……っ」ゾクゾク

たしぎ「……それじゃ、」

スル↑

たしぎ「こういうのでも、……興奮、しますか?」

ルフィ「ん……めちゃくちゃするぞ」



ムク……ムクムク……↑

たしぎ「……そのようですね。服越しでも大きくなってるのがわかりますよ」

ルフィ「これ下着履かされてねーんだ。
    ペラいの一枚だから……」

たしぎ「そういえばこの服も生地が薄いですね」

ルフィ「プレイ用なんてそんなもんだ」

たしぎ「ぷ、プレイ用」(/////



ルフィ「なぁ、その……」

たしぎ「あ、もっと脱いだほうが良いですか?」

ルフィ「違う」

たしぎ「で、では、メガネを取るとか……
    何も見えなくなりますけど」

ルフィ「それを取るなんてとんでもない」



ルフィ「そのまま、パンツだけ脱いでくれ」



たしぎ「……っ」ドキッ

たしぎ「それが、一番興奮するんですか?」

ルフィ「ああ。それと、できれば目の前で」

たしぎ「……なんか、意図を感じますね」

ルフィ「これから患者に性的奉仕をスル感じで頼む」

たしぎ「あ、結局ノリノリじゃないですか!」

ルフィ「先に舵きったのお前だろ!!
    俺にも楽しませろ!!」



 



たしぎ「……仕方ないですね、わかりました。
    これが、見たいんですよね?」

ス……↑

たしぎ「見えますか? パンツ……」

ルフィ「ん」

たしぎ「……じゃ、脱ぎますね」

スル……↓

ルフィ「……」ジーッ

たしぎ「……」

ス……↓

たしぎ「……あの、ずっと見られてると、恥ずかしいんですけど」

ルフィ「そういうプレイだ」

たしぎ「……そうですか」


スルスル……↓


たしぎ「……もしかして……ですけど」

ルフィ「ん?」

たしぎ「……こういうのも、好きですか?」

ピタッ

たしぎ「脱ぎかけ、ですけど」(/////

たしぎ「……パンツ好きなら……脚にひっかかったままのとか……好きなのかなって」

ルフィ「……」



ルフィ「お前天才か? そういうの男はめちゃくちゃ好きだからな」

ムクムク



たしぎ「……ちょっと、わかってきました。
    裸よりもこういうのが良いんだなっていうのとか」

スルスル……↓




 


ルフィ「ああ、今のはいい画だった」

たしぎ「あと、麦わらの趣味が少しおっさん臭いということが……」

ルフィ「そりゃ仕方ねぇことだな。
    エロに関してはみんなそうなるもんだって」



たしぎ「……しーぃっ」

ピトッ

ルフィ「んむっ?」

たしぎ「……静かにしてください。
    他の患者さんに聞こえちゃいますよ?」

ルフィ「っ……」ドキッ

たしぎ「……こういうプレイ、です」

ルフィ「! ……」ドキドキ



ルフィ(やべ。
    今の……めちゃくちゃドキッとした)

たしぎ(私も大概だけどやっぱりチョロいな……)





たしぎ「……私のパンツ見て、大きくなっちゃったんですか?」

ルフィ「ああ」

たしぎ「……さっき脱いだ、これ?」

ピラッ

ルフィ「ん」コクン

たしぎ「……」ピラピラ

ルフィ「……」ジーッ



たしぎ「じゃ、この脱ぎたてのパンツでペニスをしごいてあげたら、嬉しいですか?」



 


ルフィ「すげぇ変態的発想だな?」

たしぎ「……嫌なんですか?」

ルフィ「いや、頼む」

たしぎ「そうですよね」

スッ ゴソゴソ

ボロン

たしぎ「パンツ、好きなんですよね?」クスッ

ファサッ

ルフィ「っ」ゾクッ

たしぎ「はい、ペニスにパンツかけちゃいました。
    どうですか?」

ルフィ「あったけぇ」

たしぎ「ぁ……脱ぎたて、ですしね」

ルフィ「……なぁ、たしぎ。
    ちょっといいか?」

たしぎ「はい?」


ルフィ「その調子で頼む」


たしぎ「……はい」

たしぎ(慣れない攻めをしてるから気を使われてしまった……けど、そっか、これでいいんだ)

たしぎ「それじゃ、体温残ってる間に……特別な治療していきましょうか」

ルフィ「ん」コクン



ソッ

ルフィ「っ」ピクン

たしぎ「……」

ンギュ

ルフィ「ぉ……」

たしぎ「……ん」

シコシコ……

ルフィ「っ……」



シコシコ……シコシコ……

ルフィ「ん……ぁ……」

たしぎ「……こんな感じ、ですかね?」

シコシコ……シコシコ……

たしぎ「一応、パンツの柔らかいところで擦ってますけど……」

ルフィ「ああ、そのままでいい」

 


シコシコ……シコシコ……

たしぎ「んっ……んっ……」

ルフィ「……はぁ……ぁ……ん」


シコシコ……シコシコ……

たしぎ「……はぁ、はぁ……」

ルフィ「はぁ、はぁ……」


シコシコ……シコシコ……

たしぎ「……っ」ジーッ

ルフィ「はぁ、はぁ……ん?」


シコシコ……シコシコ……

たしぎ「……あの、いいですか?」

ルフィ「いい、ってお前……ちょ、顔近」



ンチュゥ……

ルフィ「んっ……い、いいって、言ってねぇぞ」

たしぎ「だって 聞いたら断るでしょう?」

チュチュ……ンチュ……シコシコ……

ルフィ「ん……ん……」

クチュル……ヌチュ……ピチャ   シコシコ……シコシコ……

たしぎ「んは……ぁ……んむ……ん」

ルフィ「んむ……ん……ん……」



ルフィ「お前、なぁ……キスは、なんか違うだろ」

たしぎ「……」

ルフィ「浮気っぽくなるから、やめてくんねーか?」

たしぎ「……」ス

ルフィ「お、おい?  んむっ」

チュ……チュ……チュゥ……チュプ……ヌチュル……

ルフィ「んむっ……! ん……ん」

たしぎ「んふぅ……ん……んっ」

クチュル、ヌチュ……チュプ……

シコシコ……シコシコ……シコシコ……シコシコ……



 


ルフィ「ぷはぁ……はぁ……ぁー、もう」

たしぎ「他の患者さんに聞こえちゃうので、塞いじゃいましょうね。お口」

ルフィ「んっ…………!」

チュ……クチュ……ヌチュルクチュ……チュプ……レロレロ……ピチャ……

シコシコ……シコシコ……シコシコ……シコシコ……

ルフィ「はぁ、は……んむ……んっ」

たしぎ「んむ……んく……んっ……」

ルフィ「ぷは……はぁ……はぁ……」

たしぎ「キス、駄目ですか?」ニヤリ


ルフィ「……あー、ちくしょー……
    めちゃくちゃ、気持ちいいー……っ」(/////


たしぎ「ふふ、嬉しいです。素直で……」





ゴソゴソ……

たしぎ「ほら、クロッチの部分です」

ルフィ「はぁ……はぁ……」

たしぎ「ここに普段、私のあそこが収まってるんですよ」

ルフィ「ん、ああ……」

たしぎ「……ここにこうしてこすりつけると……」

コシュコシュ……

ルフィ「っ……」

ヌチュ……コシュコシュ……

たしぎ「あっ カウパーですね……?
    私のパンツのクロッチ部分に、カウパーがつきましたよ……」

ルフィ「ん……」(我慢汁のことか……?)



たしぎ「……」

コシュコシュ……ヌチヌチ……

ルフィ「はぁ……はぁ……」

たしぎ「……私のパンツも少し濡れていたでしょう?」

ルフィ「ん、ああ……そうだったな」

たしぎ「……そして今、あなたのカウパーで汚されてます」

コシュコシュ……ヌチヌチ……





たしぎ「……すっごく、エッチなことだと思いませんか?」ドキドキ……

ルフィ「……お前やっぱ変態だよな」


 

たしぎ「パンツでしごかれてガチガチにしてる人に言われたくありません」

シコシコ……

ルフィ「ん……ぉ……おう……そうだよな。にししっ」



たしぎ「……どうですか? 出そうですか?」

ルフィ「ああ、続けりゃイキそうだけど」

たしぎ「それなら、ちょっと待ってください」

ルフィ「ん」

シュルッ

たしぎ「パンツは没収します」

ルフィ「……」



ノシッ

たしぎ「かわりに」

ギ……

たしぎ「こっちで、気持ちよくなりましょう?」

ヌチッ

たしぎ「んっ……」



ルフィ「……マンコだ」

たしぎ「え?」

ルフィ「こっちとかアソコとかじゃなくて、
    マンコって言え」

たしぎ「え、えっと」

たしぎ「そう言わせるのが好きなんですね?」

ルフィ「ああ」



たしぎ「……おマンコ、で、気持ちよくなりましょう……?」(/////



ルフィ「いいな、そのほうがスケベっぽい」ニヤリ


 


たしぎ「……ちょっと下品な響き、ですよね」(/////

ルフィ「だからいいんだろうが」


たしぎ「ん……それじゃ……ペニス……」

ルフィ「……」ジトッ

たしぎ「……ち、チンコ?」

ルフィ「っ」ニカッ

たしぎ「どういう反応ですか」

ルフィ「満足してる」ニカッ



たしぎ「それじゃ、チンコを、おマンコに入れますね……」ドキドキ……

ルフィ「ん……」

たしぎ「これは、あなただけの……」

ヌチュ……ヌププ……

たしぎ「んふぅう……特別な、治療ですから、ね……」ゾクゾク……



ヌプププ……ヌリュン……

たしぎ「んっはあっ ぁん……!」ビクン

ギッ……


たしぎ(入った……また、麦わらの……ペニス……っ)




 



たしぎ「はぁ……あぁ……ぁん」トロン

ルフィ「……っ……はぁ、トロットロだな……お前のマンコ」

たしぎ「ぁ、はい……おマンコ、準備できちゃってましたから……はぁ、はぁ……」

ルフィ「前戯もなしに?」

たしぎ「はい……ずっと、チンコ入れて欲しかったし……
    シコシコしてるときもずっと、おマンコ疼いてました……っ」

ルフィ「そんなに俺とヤりたかったのか?」

たしぎ「あっ……」



ヌチュ……ヌチュ……

たしぎ「……はい……」

ヌチュッ……ヌチュッ……

たしぎ「この、チンコ入れてほしくて……」

タパッ タパッ タパッ タパッ タパッ 

たしぎ「あ゙ん……あっ んぉ゙っ……んぁっ……
    キスマーク、つけられたときから……
    ずっとぉ……」

ルフィ「……あー、そういや、そんなのもあったっけな」

タパッ タパッ タパッ タパッ タパッ 



たしぎ「『そんなの』って! 
    あ、あの、私アレで結構あなたへの気持ち拗らせましたからね!?」



ピタッ

ルフィ「ん?」

 


グリグリ

たしぎ「あ゙んっ、んぐ……
    キスマーク、見るたび……ん゙っ
    あなたとのセックス、思い出して」

グリグリ……

たしぎ「んはああ゙ん、あぐっ……!
    はあ、はぁ……気持ちよかったなって……またしたいって」

グリグリ……

たしぎ「ん……お、んグッ……
    はあ、ん……キスマーク、残ったまま……
    会いに行っちゃおうかなって、
    一晩中考えて……」



ルフィ「……」汗ダラダラ

~~~~~
回想

ロビン「…………逆効果にならないといいけど」

~~~~~


たしぎ「あのキスマークのせいで、
    かえってあなたに固執する感じになっちゃって…………」

たしぎ「はぁ……はぁ……」

ヌロオ……↑

たしぎ「あの、キスマークのせいで……っ」



タパンっ! ↓



たしぎ「んぎぅっ……!!」ビクン

たしぎ「はぁ……はぁ……」

たしぎ「っ 私、もっとエッチに、なっちゃいました……っ!」(/////



ルフィ「俺のせいじゃねぇだろ! お前は、もとから……」

たしぎ「あ、あ、それは言わないでくださ……いっ!」



タパンっ! タパンっ! タパンっ! タパンっ!

たしぎ「あっ、んぁ゙っ んぉ……んぐ……っ」



タパンっ! タパンっ! タパンっ! タパンっ!

ルフィ「あ、お前っ、腰降ってごまかすな……っ」

タパンっ! タパンっ! タパンっ! タパンっ!

たしぎ「あっあっあっ……んぁ゙ぅっ……んぐっっ!!」


 


タパンっ! タパンっ! タパンっ! タパンっ!

ルフィ「お前は、っく……最初にしたときから変態だったぞ。俺が手を出すまでもなく」

たしぎ「そう、ですけどぉ……っ」

ルフィ「認めてんじゃねーか!!」

たしぎ「そうですけど、そうじゃないんですっ」


タパンっ! タパンっ! タパンっ! タパンっ!
タパンっ! タパンっ! タパンっ! タパンっ!

たしぎ「今までは、んあ゙っ!
    我慢……してたんです……っ! 
    あっ、んほぉ゙っ んん゙っ!」

タパンっ! タパンっ! タパンっ! タパンっ!
タパンっ! タパンっ! タパンっ! タパンっ!

たしぎ「オナニー、して……性欲、誤魔化して……っ
    男の人と……んは、はぁはあ……
    アレコレしたいの我慢してたんですっ

    でも、このおマンコを、我慢できなくしたのは……」

タパンっ! タパンっ! タパンっ! タパンっ!
タパンっ! タパンっ! タパンっ! タパンっ!

たしぎ「このチンコなんですぅっ!!

    はぁ、はぁ、ん゙んぅぅっ……!!」ビクビクン……


プシュップシュ……っ!!



たしぎ「はぁ、はぁ……ああっんぐっ!」

たしぎ(イってしまった……色んな意味で……)

グリグリ……グリグリ……

たしぎ「だから責任取って……はぁ、はぁ……あ゙ーんぁっ」ビクン

グリグリ……グリグリ……

たしぎ「……もっと、おマンコしてください……」トロン……





ルフィ「はぁ……はぁ……はぁ……はぁ……」ムラムラムラムラ……





たしぎ「……麦わら……?」

 


ルフィ「っ……」

ムクッ

たしぎ「あれ、う、動けるんですか?」

ルフィ「お前がイったからじゃねーのか?

    ……ふんっ!!」

バリバリバリッ

たしぎ「あ……包帯が……」

バサッ



ルフィ「……たしぎ」

たしぎ「……は、はい」

ルフィ「悪かった」

たしぎ「え」

ルフィ「……お前が、これで狂ったんだとしたら」


ムクムク……

たしぎ「んぎっ……!? 中で、大きく……っ!?」

たしぎ(あれ、こんなに……圧迫感あったっけ……?)ドキドキドキ

ルフィ「責任取れるのは俺しか居ねぇよな」

ムギュゥ……



たしぎ「ぁ、あ……」ドキドキドキ……

たしぎ(あったかい……
    ぎゅってされるの、いい……っ)トロン




ルフィ「……俺が上になるぞ。
    脚開け」

たしぎ「……はい」トクン……




ギッ……


 

たしぎ「はぁ……はぁ……」

ルフィ「これなら、思っきしヤれるな」

たしぎ(また、正常位……っ
    嬉しい……っ いっぱい、してもらえるっ)ドキドキドキ


たしぎ「……っ……あ、あの、でも」

ルフィ「ん?」

たしぎ「………………」モジモジ

ルフィ「……なんだ?」

たしぎ「私がイったのに続けてくれるってことは、
    う……浮気になりませんか?」



ルフィ「……まだ俺がイってねぇ」

ズパンっ!



たしぎ「んぎょっ……!!───っっくぅぅっ!?!」ビグン!!

プルプル……



ルフィ「……な?」

たしぎ「ひゃ……ひゃい……っ
    むぎわらが……イくまで……

    します……セックスっ……」チカチカ……っ

ルフィ「ん」

……チュ……チュ……ペロレロ……ンチュ……チュク……クチュ……

たしぎ「んふぅ……んんっ……んーぅぅっ……」

チュ……チュゥ……チュチュ……ペロペロ……レロクチュ……

たしぎ「んっん……んっ……んっ」ドキドキドキ



ルフィ「ぷはっ……はぁ……はぁ……
    たしぎ。お前、セックスのときだけ……
    名前で呼べ」

たしぎ「はぁ、はぁ……ルフィ……
    ルフィぃ……っ

    もっと、キスして、ルフィ……っ」

ルフィ「ああ、そうだ。
    お前は、今日から愛人だ」

たしぎ「え」

ルフィ「……お前は、恋人にはなれねぇだろ?
    海軍なんだから」

たしぎ「え、え、そう、です。はい」



ルフィ「だから、船に乗ってる間、お前は愛人だ」



たしぎ「……っ あいじん……」ポワポワ

ルフィ「わかるか?」



 


たしぎ「……あ、あの……」

たしぎ「……ごめんなさい、多分、その言葉ってあまりいい意味ではないと思うんですけど……」

ルフィ「ああ、そうだな」

たしぎ「でも、それって……」





たしぎ「あなたと……セックス、してもいいってことですよね?」クラクラ……





ルフィ「そうだ」

パンパン!

たしぎ「んはぅっ……ぉほっ……んぉほっ……」ビクビク


パンッ! パンッ! パンッ! パンッ! 
パンッ! パンッ! パンッ! パンッ! 


たしぎ「あ゙っ! んあ゙っ! ングぅっ! ぁああっっ!」

ルフィ「はぁ……はぁ……」

パンッ! パンッ! パンッ! パンッ! 
パンッ! パンッ! パンッ! パンッ! 

たしぎ「っ……んぎひぃっ! んっ……んいぃ……っ!!」

ルフィ「嫌なら、今、やめるぞ……っ
    なるか? 愛人……っ」

パンッ! パンッ! パンッ! パンッ! 
パンッ! パンッ! パンッ! パンッ! 



たしぎ「なりましゅ……! 愛人……っ!
    なりましゅから……っ!!

    もっとおマンコ……っ
    あっ、ああ……おマンコ……
    してくださいっ……っ!!!」

ルフィ「はぁ……はぁ……っ」ゾクゾクゾク……



パンッ! パンッ! パンッ! パンッ! 
パンッ! パンッ! パンッ! パンッ! 
パンッ! パンッ! パンッ! パンッ! 


 

ルフィ「はぁ……はぁ……っく……ぁ」

たしぎ「んぁあ゙っ
    い、いい……すごひっ!
    また、いぐっ……おまんこ、いきましゅっ!」

パンッ! パンッ! パンッ! パンッ!
パンッ! パンッ! パンッ! パンッ! 

たしぎ「んぃぐぅぅぅぅっ!!!!」ビグンビグン

プシュッ ブシュッ……ビチャ……ビチャ……

たしぎ「はぁ、はぁ……んはぁああ゙あ゙っ……!」


パンッ! パンッ! パンッ! パンッ! 
プシュッ ブシュッ……ビチャ……ビチャ……

パンッ! パンッ! パンッ! パンッ! 
プシュッ ブシュッ……ビチャ……ビチャ……

たしぎ「んあ゙っ んぉ゙っ んぐっ おほぉおっ……!!」


パンッ! パンッ! パンッ! パンッ! 
プシュッ ブシュッ……ビチャ……ビチャ……

パンッ! パンッ! パンッ! パンッ! 
プシュッ ブシュッ……ビチャ……ビチャ……

ルフィ「はぁ、はぁ……そろそろイくぞ……」

たしぎ「はぁ、はぁ……あ゙ーぁぁあぁあん……
    あ゙……っんぁ……」


パンッ! パンッ! パンッ! パンッ! 

パンッ! パンッ! パンッ! パンッ! 

ルフィ「出すぞ……っ」

たしぎ「あ、い、く?……あっあ゙っ……
    ……ん゙ぁあっ……!!
    いって、くだしゃい……っ!!」


パンッ! パンッ! パンッ! パンッ! 

パンッ! パンッ! パンッ! パンッ! 

ルフィ「く……っ……はぁ、はぁ……」

たしぎ「はぁはあ……あ! また、なかで、おおきくっ……!
    ルフィのチンコ、おおきっ……おっきっ!

    キク……おっきいの、キク……ぅ!!」




 



パチュン!

グリグリ……グチュ……

ルフィ「っ……!!」

たしぎ「んん゙ん゙ん゙ん゙!!!──────っっっ!!!」ビクンビクン



ビュルルルルルル……!! ビュルル……!! ビュル……ビュ……ビュ……

たしぎ「ん゙ぁあは……っ! ああ゙ああ゙ぁあんっ!

    中、中で……ぁああっ!」

ビュルルル……ビュ……ビュ……ビュル……

ルフィ「はぁ……はぁ……っ」

チュゥ……チュ……ムチュ……ンチュ……

たしぎ「んっ……んーんぅ……んっ!」

たしぎ(キス……キス、嬉しい……っ
    中出ししながらキス……されてる……
    愛人なのに……ラブラブセックス、してるっ……)クラクラ……



ビュルルル……ビュル……ビュ……


チュル……クチュ……レロクチュ……ヌチュ……

ルフィ「ん……んふ……はぁ、はぁ……んむ……」

ビュルル……ビュ……

たしぎ「んむ……んぁっ……ん  レロレロ…… んむ」

チュ、チュ……ンチュ……




ルフィ「……はぁ……はぁ……」

たしぎ「はぁ……はぁ……」



ルフィ「……ん」

チュ……

たしぎ「あ……」




 



チュゥゥゥゥ……

たしぎ「あ……! また、キスマーク……?」トロン……

チュゥゥゥゥ……チュ……チュゥゥゥ……

たしぎ「んっ……ぁっ」

ギュゥゥゥ……

たしぎ(ほしい……キスマーク……セフレの証……
    違う……愛人の証……っ)ドキドキドキドキ

ルフィ「ん……───っ」

チュゥゥ……ゥゥゥゥ……


チュパッ



たしぎ「ぁんっ!」

ブシャッ……っ!

たしぎ「んく……は……んぁ……ぁ……」ビウンビクン



ルフィ「……はぁ……はぁ……」

たしぎ「……はぁ……ん……あ゙……ぁ……」



たしぎ(堕ちた)


たしぎ(私は今、この男に堕ちている)



たしぎ「はぁ……はぁ……」

ルフィ「はぁ、……ふぅ……」

たしぎ(この男に、キスマークを付けられただけで達したんだ。
    嬉しすぎて……マンコが喜んでしまっている)

たしぎ「ルフィ……」ゾクゾク

たしぎ(名前で呼ぶのもそう。
    もう、この関係に脳さえも悦んでいる)


 



たしぎ(身体が、心が、この男を欲してしまっている。
    ……駄目な女になったものだ)



たしぎ「……」

ルフィ「……たしぎ……」

たしぎ「……ん」

ルフィ「……」

たしぎ「抱きしめて、ください」



ギュゥゥゥ……




たしぎ(だけど、
    今だけは、この関係がとても愛おしい。
    ずっとこのままで居たい……)



たしぎ(さっきまでぽっかり空いていた心に流れ込む、溶けた歪なゴム。
    彼を、ずっと感じていたい……)



たしぎ「……ルフィ……」

ルフィ「……ん」

ナデナデ……



たしぎ「…………───っ」

ルフィ「……」
















たしぎ「麦わら……そろそろ帰らないと。
    怪しまれませんか?」サラッ



 


ルフィ「ん、おう、そうだな」ムクッ

たしぎ「……後始末、しますか」

ルフィ「いや、ここはそういう店だから身の回り以外は任せとけ」

たしぎ「そ、そういえばそうでしたね」



たしぎ「あ、ていうか、抜く時はゆっくり……お願いしますね……?」

ルフィ「ん?」

たしぎ「……ま、まだ敏感なので」

ルフィ「……」ニヤリ

たしぎ「っ……や、ヤですよ?」

ルフィ「やだ」


ヌボォッ!!

たしぎ「んぎぅっ!!! かはっ……ぁっ!!」ビクンビクン

プシャァァァア……

たしぎ「ぁはっ……ぁっ……!」

ルフィ「あはは! また潮吹いてらっ!」

たしぎ「んっ……! もうっ! さっきので、終わりにしたかったのにっ」プンプン

ペチペチ

ルフィ「叩くな叩くな……っ」



たしぎ「はぁ、とにかく、着替えましょう。
    どうせもう出られるんでしょ?」

ルフィ「ああ、お前がイッたときにもう出られるようになってる」ゴソゴソ

たしぎ「へー、そうですか……」ゴソゴソ


たしぎ「だったら……そのチンコを恋人に抜いてもらいに変えればよかったんじゃないんですか?」

ゴソゴソ

ルフィ「お前言うなぁ……
    んでもよ……なんだか欲しくなっちまって止まんなかった」

ゴソゴソ

たしぎ「欲しくって…………ぱ、パンツですか?」

ルフィ「アホか!!」

たしぎ「……いらないんですか?」ニヤ

ルフィ「それは別な話だ!!」



ルフィ「……お前が欲しくなった。
    だから続けた。
    迷惑だったか?」


たしぎ「大迷惑ですよ!!!!」



 


ルフィ「あちゃー……愛人はやっぱり駄目だったか?」

たしぎ「……愛人が駄目なんじゃないです……」

ルフィ「ん?」



たしぎ「おかげさまで、しっかりと道を踏み外しましたので、迷惑だと言ってるんです。

    責任、取ってもらいますからね」




ルフィ「おう、任せろ」




たしぎ「……帰りましょう」

ルフィ「待て」

たしぎ「まだなにか? 麦わら」



ルフィ「……パンツはくれるのか?」



たしぎ「ブルックさんですかあなたは!!?」

スタスタスタ……



たしぎ(とんでもない契約を結んでしまった。
    愛人……麦わらのルフィの、愛人……?

    なんと重い称号だろう。
    深く考えると空恐ろしいし……
    仮にも海軍に身を置くものとしては恥ずべき称号だ。

    けど……)

たしぎ「……」ドキドキドキ……

たしぎ(これから、この男を好きにできる権利を得たかと思うと、
    この重さも、恥も……全てどうでも良くなる気がした)



ルフィ「おい、待てよたしぎぃ……」

スタスタ

たしぎ「……」ジーッ

ルフィ「あん? なんだよ」



たしぎ「堕ちてみるものですね」クス……

ルフィ「?」



………………
 

………………

ルフィEの話


夜 サニー号甲板



ルフィE「さてぇ。ヤマトは一体どこ行ったんだ?」

キョロキョロ



ルフィ「おい! 枝! ヤマトどこ行ったかしらねーか?」



窓の反射からブリュレ「知らねーよブリュレだよ!」ニョキッ

ブリュレ「あんた……カイドウのむすm……息子にも手ぇだしてんのかい……ドン引きだよ」

ルフィ「俺の女遊びに口出すなよ。
    や、でもヤマトに関しては男遊びか」

ブリュレ「男遊びでも女遊びでも!
     誰の子カが問題だよ」

ルフィ「んなこと言ったらお前だってビッグマムの娘じゃねーか」

ブリュレ「ああ、おまけにこの顔の傷だからね、浮いた話の一つも…………ってアタシの話はいいんだよ!!」



ルフィ「んー、どこにいるかだけでもわかんねーか?」

ブリュレ「……まぁ、動きがあったほうがこっちもデータが取りやすいし、アドバイスくらいしてやろうかね」



>>直下

1 ブリュレ「ヤマトは、小さい船の中で寝てるよ」
  ※睡眠姦

2 ブリュレ「ヤマトは森の中を走り回ってるねぇ……野生児かい? あの子」
  ※鬼ごっこ

3 ブリュレ「船の外で酒飲んでるねぇ……
       寝酒にしては多いような……?」
  ※酔っ払い状態で会う

4 ブリュレ「ニコ・ロビンの後を追って……オスメス屋?に行ったみたいだね」
  ※ふたなりで何かする。

5 その他
 


ブリュレ「ヤマトは森の中を走り回ってるねぇ……
     野生児かい? あの子」

ルフィ「ん? 森の中?」

ルフィ「さては明日の狩りの下見でもしてるな?」

ブリュレ「狩りって……猟師じゃないんだから。
     ていうか何? お前ら明日食う食料にも困ってんのかい?」

ルフィ「ああ」

ブリュレ「……」

ルフィ「……?」

ブリュレ「よ、四皇なのに?」

ルフィ「貧乏な四皇だって居るだろ」

ブリュレ「いねぇえーーよっ!!!」

ルフィ「居るだろ、ここに」

ブリュレ「おま……おまえねぇ!
     四皇ってのは世界の均衡を司るとも言われてんのに……
     新生四皇の一角が明日食う飯のために狩り!?」

ルフィ「それだけじゃねーぞ!
    ブルックは大道芸。フランキーは修理屋。サンジはメシ屋。ゾロは土方……」

ブリュレ「も、もういい、もういい……
     わかったよ。
     はぁ……その雑草根性のまま新世界に来たってところが強みなのかしらね。
     ちょっとナニカに負けた気がする」

ルフィ「ん? 俺たち勝ったのか? 貧乏で」

ブリュレ「すくなくとも貧乏であんたに勝てる四皇は居ないよ」



ルフィ「とにかく教えてくれてありがとな枝。
    じゃあ森行ってくるけど、
    お前はついてくるなよ」

ブリュレ「はぁ? 何言ってんだい?
     こっちだってデータほしいんだよ。見に行くっての」

ルフィ「森でお前が現れたら枝が動いたと思ってびっくりするじゃねーか。俺はお前殴りたくねーぞ」

ブリュレ「だからその枝判定どうなってんだよ!

     ブ リュ レ  だ よ!!!!」





………………
 

………………


インガ島 森





ザワァー……ザワァー……

ホーホー……ホーホー……

ルフィ「……夜の森って不気味だなぁ……
    じーちゃんにジャングルに放り込まれた時思い出すし」

テクテク……

ルフィ「……」

テクテク……


ザワァー……ザワァー……

ホーホー……ホーホー……






ルフィ「……勢いで来ちまったけど、
    もしこれで行き違いになったりしてりゃ……」

クルッ……

キョロキョロ……


ザワァー……ザワァー……

ホーホー……ホーホー……




ルフィ「……やだな」





テクテク……

ルフィ「……」

テクテク……

ルフィ「……」







 


ガサガサッ

ルフィ「!」クルッ

ヤマト「あれ? ルフィだ」



ルフィ「や、ヤマト」ホッ

ヤマト「なんだい? 僕に会いに来てくれたのかな?」ニコッ

ルフィ「ん、そんなとこだ」

ヤマト「……こっそり来たつもりだけど、
    アッサリ見つけてくれたね。
    それとも運命的な出会いかな? これは」

ルフィ「そうかも、と言いたいけれどな。
    枝に聞いただけだよ」


ザワァー……ザワァー……

ホーホー……ホーホー……

ブリュレダヨー……


ヤマト「植物の声でも聞こえるのかい?」

ルフィ「ははは、聞こえるやつも居るらしいな。
    で、ヤマトは何してんだ?」

ヤマト「明日の狩りの下見っ。
    地形と、居そうな動物の目星とかね」

ルフィ「そっか。そいつは明日の狩りが楽しみだ」

ヤマト「でもワノ国とぜんぜん違うから勝手がわからないよ」

ルフィ「そうかぁ? ああ、そうかもな。
    むしろ俺が昔投げ捨てられたジャングルに似てるし」

ヤマト「投げ捨てられたって……ああ、おじいさんに?」

ルフィ「そうそう。
    ほれ、そこのうんこ。
    この辺には猪がいる証拠だ」

ヤマト「なるほど」

ルフィ「あと草が広く倒れてるところはワニの通った後だな。
    それかそれらを飲むタイプの蛇」

ヤマト「どっちも食いでがありそうだね!!」

ルフィ「いやー! 食い物の宝庫だな!」

ヤマト「うん! 人食いワニと殺人イノシシが居るって看板あったけど、多分何かの勘違いだよね」




 



ヤマト「……ねぇ。やってみたいことがあるんだけど」

ルフィ「お? なんだ?」

ヤマト「少し子供ぽいことなんだけど……
    鬼ごっこをしてみたい」

ルフィ「鬼ぃ?
    ごっこじゃなくて鬼はお前だろ」

ヤマト「そりゃ祖先には鬼が居るだろうけど……
    まぁ、言葉遊びはそこまでだ。

    僕は君を捕まえてみたい」

ルフィ「ほーう? 俺が幼少期ジャングルに育てられた話を聞いても、
    俺の名前にモンキーとついていても
    森で鬼ごっこををやりたいと?」

ヤマト「うん」



ルフィ「……ま、まさか、木をなぎ倒しながら逃げたり追いかけてこねえよな?
    良くねぇぞ!? シゼンハカイは」

ヤマト「そんな事しないよ」クスクス

ルフィ「ふーん、まぁ、いいか。
    じゃあやろう」



ヤマト「その前に、なにか賭けようか」

ルフィ「ん?」

ヤマト「このまま僕が逃げて
    『あーん捕まったー!』では、ただの児戯だ。……いや、それがしたいのではあるけど。

    せっかくならなにか賭けようよ」

ルフィ「つってもなに賭ける?
    俺は金あんまし持ってねぇぞ」

ヤマト「僕たちなりの支払いかたがあると思わないかい?」

ルフィ「ん? ああ。なんだエロいことしたいのか?」

ヤマト「昨日も今日もセックスはした。
    ……今度はすこし余興があってもいいだろう?」

ルフィ「おもしれぇ。んじゃ、捕まったやつが何かするってことか?」

 


ヤマト「そう。
    例えば、僕が君を捕まえたなら、

    ………………正常位で……甘々なセックスがしたい、とか……」モジモジ

ルフィ「……なんだそりゃ。
    そんなもん言えば……………………

    はっ!」

ヤマト「気づいたかい?」

ルフィ「そっか、俺とお前の体格差だと、
    尻に入れながら正常位なんて無理だ。
    
    いやそもそもアナルで正常位なんて無理だ」

ヤマト「そうだろう?
    でも、君のゴムゴムでこう、ほら、
    僕のお尻を膝に乗せて入れて……君が胴を伸ばせば……」

ルフィ「横から見ると相当気持ちわりぃ事になるぞ」

ヤマト「僕からは君の顔と尻穴の感覚しかわからないから関係ないね」

ルフィ「比率を変えないように覇気で身体を固定して……いや、でもそれだとバウンドマンになっちまうか……
    膝と接触部分だけゴムにしないで変化すりゃ……少し大きめの人間になれたり……」ブツブツ

ヤマト「あ、あまり大きくなられても困る。
    僕は君のその小さな体躯も好きなんだ」

ルフィ「難しい注文だな。
    ま、それだけのもんを賭けていいって意味だよな?」

ヤマト「そういうことっ。
    正常位の話は例えだから、
    勝ったときに考えてくれていいよ。
    僕も勝ったときに改めて考えるから」



 


ルフィ「んじゃあヤマトが先に追っかけて来ていいぞ」

ヤマト「いいのかい?」

ルフィ「ああ。森で鬼ごっこってなりゃ俺のほうが得意だと思うからな」

ヤマト「……ちなみに、何本までなら木を折っても怒られないかな……」

ルフィ「破壊はなしの方向で」ビシッ



ヤマト「5分交代にしよう。
    君が5分間逃げ切ったら、
    攻守交代して僕が逃げる。
    捕まったらその時点で終了。
    いいかな?」


ルフィ「ああ、いいぞ。
    お前の二回目のターンが来る前に捕まえてやる」

ヤマト「君の番が来る前に終わることも考えておいておくれよ?」

ルフィ「言うじゃんか。 にししっ

    じゃ、10数えてから来いよ」

タッタッタ……



ピタッ

ヤマト「?」

クルッ

ルフィ「……あのさ。
    追いかけてこない ってのは無しな?
    寂しいから」

ヤマト「誰かにやられたのかい?」

ルフィ「エースとサボだよっ!」

ヤマト「あははは! 騙されたんだね! 小さいルフィ可哀想っ」

ルフィ「笑うなよっ
    んじゃ、今度こそ行くぞ」

スタタタタ……



 


ヤマト「……寂しがり屋なんだな。
    思ってたより、ずっと」クス


ヤマト「でも大丈夫、寂しくなんてないさ。
    すぐ捕まえるからね」ニヤ

ピキピキ……

ヤマト「3 2 1 ……っ」

ビュオッ






ルフィ「さて、そろそろ追いかけてくるだろうから」

ビヨーン ガシッ

ルフィ(高さを稼いでおくか。
    それか上空から後ろ取って逃げるか)

グイッ ↑


ダララッ ダララッ ダララッ ダララッ 

ルフィ「ん? この足音は……?」



ダララッ ダララッ ダララッ ダララッ 

ヤマト(狼形態)「ハッ ハッ ハッ……」


ルフィ「ああっ!! そっか! そっちか!!」

ダララッ ダララッ ダララッ ダララッ 
スルスルスル……

ルフィ(森でのオオカミはやべぇっ!!
    逃げきる前に殴って止めたことしかねぇし、ヤマト相手にそんな事したくねぇし。
    そもそも遊びだしっ!!!)

ルフィ「いよっと!!」グイッ

ビヨーーーン↑↑↑↑



ルフィ「ふぅ、危なかった」

ヤマト「木に登って安心かい?」トットットット……

グルグル

ルフィ「まぁな、その格好だと登りにくいだろ」

ヤマト「そうでもないよっ」ニコッ


ジュバッ↑
トッ→ トッ← トッ→

ヤマト「ほら、木を蹴って登れば、高さを得ても追いつくのは簡単だ」

ルフィ「げぇぇえっ! 近ぇっ!!」

 


ルフィ「くそっ! オオカミのこと忘れてた!
    森でオオカミとか少しマズイなっ」

ビヨーンビヨーン

ヤマト「あはは! その逃げ方、まるでサルだね」

ルフィ「ウッキッキー!!」ニシシっ

ヤマト「では、
    犬猿の仲とも言うし、
    最強のサル対最強の犬の決着をつけようかっ」



>>直下

1 このターンでヤマトの勝ち
  ヤマトのお願い事指定可能

2 次のターンでルフィの勝ち
  ルフィのお願い事指定可能

3 どっちも捕まらずグダグダになり一時間後くらいにお互い降参。
  勝負は有耶無耶になる。

4 人食いワニと殺人イノシシを主食にする大蛇が現れて趣旨が変わる。

5 インガ島特産シキヨクアゲハの鱗粉でヤマトが発情。趣旨が変わる?

6 その他

 



ルフィ「……そっかオオカミか……」

ビヨーン ビヨーン

ルフィ「ヤマト! お前それ、人っぽくもなれるんだよな?」クルッ



ルフィ「あれ、いねぇ?」




ヤマト「白蛇駆!」

ヤマト(人獣型)「ごめん、先回りしてて聞いてなかった!」シュバババッ




ルフィ「どひぇえええ!?!?」

ヤマト「捕まえ……っ」

ルフィ「っ ギアセカンド!!」ブシュウウウゥゥゥゥゥ

ギュバッ

ルフィ「ゴムゴムの……
    アーアアーーーーー!!」

スウウゥゥゥゥー……→→→→→

ヤマト「あ!」スカッ



ヤマト「ぐぬぬ、ターザンごっこで切り抜けるとは……しかもちゃんと声も出てる。流石だよルフィ」




……

 

……

5分後

ルフィ「ふーぅぅ……いやー、逃げ切った!」

ヤマト(人型「はぁ、はぁ……やるねルフィ。
       ジャングル慣れしてるってのは本当なんだね」

ルフィ「ついでに、よく考えたらレイリーと修行したのもこんな森だしな。
    俺やっぱモンキーだけあって相性いいのかもしんねー」

ヤマト「ふふ、でも地の利なら僕も得たよ。
    もう君だけの森だと思わないことだ」

ルフィ「にししっ! いいぞ。
    本気で、どこまでも捕まえに行ってやる」

ヤマト「……っ」ドキッ

ヤマト「あはは、その言い方……とっても好きだ。
    けど勝負は勝負。
    手は抜かない」



ルフィ「ああ、まず10数えるから、逃げろ。
    ……全力でな」

ヤマト「わかったよ。出し惜しみはしないっ」

ピキピキ





ヤマト(人獣型「神速 白蛇駆!!」

ヒュォォッ……っ!!!!



ザワァァー………………

ルフィ「うぉ、すげぇ……
    あっという間に見えなくなった。
    ……けど、こっからが勝負だってことはわかってるみてぇだな」



ギュ

ルフィ「……ギア4th……!」

ギュバッ

ルフィ「スネイクマン……!!」



ルフィ(スネイクマン「……本気も本気」

カッ

ルフィ「覇気も 能力も 全部使って、
    捕まえてやる」





 



ヤマト「そう来ると思ったよ。
    ギア4thの後動けなくなることを考えると初っ端から決めるつもりなんだろう?」

ズザッ

ヤマト「これ以上の距離は取るだけ無駄だよね。
    わかってる」



ヤマト「後は、君の全力を受け留めるだけだ」ニコ






ルフィ「……ヤマトの動きが止まった。
    へへ、全部気づいてやがるな?」

ルフィ(ウイルスで弱体化してるし、
    大技一階が精一杯だろうな。
    でも、ヤマトに勝つにはそんくらいしねーと無理だ)

ギリギリギリ……

ルフィ「……っ

    行くぞ、ヤマト」


ルフィ「九頭蛇~ヒュドラ~!!」



ズドドドドドドドドオ



 

ヤマト「!! きたっ!」

ドッ スカッ

ヤマト(無差別な乱打に見せかけて)

ドッ スカッ
ドッ スカッ
ドッ スカッ

ヤマト(相手を追い詰める冷静さを忘れていない、計画的な連打……!)

ドッ スカッ ドッ スカッ
ドッ スカッ ドッ スカッ

ヤマト(だが長距離だ。
    感覚は長い。
    避けきれる隙はあるっ)

ドドドド……!!

ヤマト「っ……」スカッ



ズザァァ……

ヤマト(……終わったか?
    いや、終わったなら終ったでまだ来るはずだっ)



ビヨーン……




ヒュゥゥゥ……シュパッ



ヤマト(……そういえば、今弾いたのはすべて左手だった)

ヤマト(右手は、どこに行った?)



ルフィ「上だ! ヤマト!!」

ヤマト「!?」


ヤマト(しまった!
    九頭蛇自体が囮……! 
    そもそもルフィがアレを当てる気なんてなかったんだ!)



ルフィ「よっとぉ」

ヤマト「うあっ!」ドサッ↓

ずしゃぁっ!!



ルフィ「捕まえたっ」ニヤリ




ヤマト(組み敷かれてしまった……っ)ドキドキ

ヤマト「ふふ、完敗だよ。

    ……右手で高い木に移動してたんだね?」

ルフィ「ああ。移動しながら左手で攻撃してた。
    でもあとちょっと遅かったら気づかれてただろうな」

ヤマト「そこまでわかるのかい?
    ふふ、ホント敵わないな」

ピキピキ……

 



ルフィ「ああっと! ちょっとまて、その変身解くな!!」

ヤマト(人獣型「え?」

ルフィ「……解かないとつらいとかあるか?」

ヤマト「ううん。別にそんなことはないけど……?」

ルフィ「じゃ、俺の勝ちだから頼む。
    その姿でヤりてぇ」



ヤマト「……この格好で?
    ………………ああ、そういうこと。
    ルフィってミンク族も好きなんだね」クスクス

ルフィ「んまぁそれは否定しないけどよ。
    でもお前のその……なんだっけ
    オオクチノミクイだっけ?」

ヤマト「それは 君の願望だろう。
    オオクチノマカミだよ」

ルフィ「そうそう。
    その姿、綺麗だなって思っててよ」

ワシワシ

ヤマト「んっ」

ルフィ「っへ、いい毛並みだ。
    少し冷たいけど……それも心地良い」

ピトッ

ヤマト「……ふふ、そっか。
    ルフィはこの姿も好きなんだ?

    じゃもっと早く言ってくれればよかったのに」

ギュゥゥ……

ヤマト「君がいいならいいよ。
    この姿のまましようか」ドキドキ






ルフィ「……んじゃ、ここでするか」

ヤマト「え」

ルフィ「ここで、このままヤる」

ヤマト「ん……え……外で、するのかい?」ドキドキ



ルフィ「ああ。ここ森だしな。
    人目にはつかねぇだろ」

ヤマト「そうだけど……でも……」モジモジ

 


ルフィ「……お前もエロいお願いするつもりだったんだろ? 早くシたいくせに

    ほら」


モニュン

ヤマト「あんっ……ぁ……」ピクン

グニ……

ヤマト「ぁはぁ……っんっ……」ピクン……

ルフィ「乳首もたってるし」

サワサワ

ヤマト「ぁ……え? る、ルフィ?」

ルフィ「……マンコも濡れてる」

グチュ……クチュクチュ……

ヤマト「あっ……あっ……だめ、そこは、
    使わない、約束……ぅっ」ピクンピクン



ルフィ「ん、あ、わりぃ……」




ヤマト「……?」ドキドキ

ルフィ「?? ほんとすまん……いや、そんなつもりじゃ……」

ヤマト「ま、間違い、なんだよね?」ドキドキ

ルフィ「ああ、間違っただけだ。うん」



ルフィ(なんで俺、今無意識にマンコ触った?
    ヤマト相手にはアナルだけって約束だし、
    それに乳首も子宮が疼くから無しって話だったのに……)

ヤマト「……ん……濡れるのは、仕方ないだろう。
    僕の心がどうでも、結局この身体は女なんだから……」ドキドキ(/////

ルフィ(……もしかして他の俺が誰かとヤッてんな?
    それで女としてる気持ちになってたのか?)モンモン



ヤマト「……」モジモジ


 


ルフィ「……ゴメンな。
    ちょっと混乱してた。
    仕切り直していいか?」

ヤマト「あ、ああ、もちろん。

    そうだ、後ろ向こうか?」



ルフィ「いや、仰向けのままでいい。
    あれあるか? 通和散」

ヤマト「ん、あるよ」

ゴソゴソ

ヤマト「……はしたないと思うかもしれないけど……
    こっちに来るときにたくさん用意したし、
    君と会うときには常備するように心がけてる」(/////

通和散「サッ」

ルフィ「俺らの間ではしたないも何もあるかよ」



ルフィ「もらうぞ」

アムッ

レロクチュ……ンチュ……



ヤマト「……」ゴクリ



ルフィ「……なぁ、ヤマト」

ヤマト「なんだい?」

ルフィ「ん、一緒になめろ」んべ

ヤマト「……ん」

チュ……レロクチュ……ヌチュル……



ヤマト「ん……ん……」

チュ……チュパ……ズチュル……クプ……

ルフィ「んんぅ……ん……」



ヤマト(通和散を口の中で戻しながら、口吸いをしている。
    この後の性交のための準備を、
    二人の口が交わる場所でしているのだ。

    ものすごい異物感だけれど……でも、
    ただの口吸いではなく、この後の行為の布石であると思うと)


ヤマト「ん……んぅ……んふ……ん」ドキドキ……

チュル……ヌチュル……クチュ……チュパ……ンチュ……



ヤマト(ひどく興奮する……)ドキドキドキ……





 



ルフィ「んべ」

通和散「ヌトぉ…………」



ヌチャヌチャ

ルフィ「ん、ほら、脚開け」

がぱあ

ヤマト「や、え?
    だから、前の穴はだめだって」アセアセ

ルフィ「さっきのは間違いだ。
    安心しろちゃんと後ろの穴でするから」

ヤマト「……あ、じゃあ正常位でしてくれるの?」ドキドキ

ルフィ「別にお前の願い事聞いてやるわけじゃねぇぞ? 勝ったのは俺だしな。
    俺もやりてぇなって思ったのと」

サワサワ ナデナデ

ルフィ「この狼っぽい見た目、正面から見たかったからな」

ヤマト「んぅっ ん」スリスリ

ルフィ「にしししっ かーわいっ」

ナデナデ

ヤマト「……ルフィは犬好きなのかい?」

ルフィ「動物はだいたい好きだぞ。
    かわいいし」ナデナデ

ヤマト「……」スリスリ

ヤマト「…………今度、狼の姿でもこうして撫でてくれるかな?」

ルフィ「いいのか? アレも触ってみたかったんだよなぁ」ニコニコ

ヤマト「うん、いいよ、いいから……

    今はこっちが、ほしいかな」(/////

ギュ

ルフィ「ぉっ……」

ゴソゴソ ボロン

ルフィ「っ……悪い悪い、そうだよな。
    もうほしいんだったな」

ヤマト「……って、言いながら君も勃起しまくりじゃないかっ!
    ギア4th中にも勃起してたんじゃないのかい?」

ルフィ「いや、お前の人獣姿見てからだからもっと前からだ!」

ヤマト「っ、そ、そんなにエッチな目で見てたのかい?」

ルフィ「悪いか?」

ヤマト「……いや、良いけど……」(/////

 


ヤマト「個人的には……この格好、カッコいいと思ってたんだけど」

ルフィ「普通ならカッコいいと思うぞ?」ゴソゴソ

ヌチュ……ヌチャ

ルフィ「けど俺は、お前のその姿でセックスするの想像したら興奮しちまったけどな」

ヤマト「あ……んぁ……」トロン

ヌチュル……クチュ……チュク……

ルフィ「あと、その姿で、
    そんな甘えた声出してくるのとか、
    めちゃくちゃチンコにクる」ムラッ

ヤマト「はぁ……んは……ぁ……」





ヤマト「っ……君、実は性欲強いんじゃなくて……
    誰でもいいんじゃないのかい?」クス

ルフィ「ぁ?」

ヤマト「ミンク族でも、元敵の息子でも、
    仲間でも、もしかしたらあの海兵のたしぎとでもヤれるんだろう? 君は」

ルフィ「……」(たしかにヤってるけど……)

ヤマト「大切な相手と、じゃなくて、
    手が届く人とは繋がっていたい。
    その結果、多くの人間を抱いてしまっているんじゃないのかな?」

ルフィ「……っ」

ヤマト「寂しがり屋なんだよ、君は」

ルフィ「そんなワケ……」



ルフィ「……」

ヤマト「言い返せない?」クス

ルフィ「ま、待て!
    寂しがりやは……うん、ちょっと、最近わかってきた。

    でもお前を大切には思ってるぞ!?
    友達で、セフレで、蔑ろにするつもりはねェ!!」

ヤマト「……セフレって」クス

ルフィ「セフレだろうが大事にして何が悪い!?

    見た目が綺麗だからってのもあるけど、
    お前と一緒に居るの楽しいし、はやく仲間になりてぇとも思ってるし、お前のこと大好きだ。

    ……抱いてるやつは他にも居るけど、関係を俺の意志で続けてるやつにはそれなりの理由がちゃんとあるし好きだぞ」




ヤマト「ん、好き、かぁ……ふふ……」
 


ルフィ「……ていうか、そういうことはこういう時に言うな!!」

ビシッ

ヤマト「あいたっ!」

ルフィ「これじゃまるで、ヤリたくて説得してる男みたいじゃねぇか!!」

ヤマト「んふふ、ごめん。確かにこの構図は……そうだね、説得も下手くそだけど……あはははは!」

ルフィ「あーもう……どうする? 
    冷めたか?」

ヤマト「まさかっ 聞きたいことが聞けて満足したし……」

ヌチュ……

ヤマト「ん……ほら、腰を落とせばもう入りそうだ。
    君だって、変な焦らされ方をしては収まらないだろ?」ムラムラ……

ルフィ「……お前、俺がこう言うってわかってて話し始めたな?
    そういうとこ、なんか女々しいよな」

ヤマト「……女々しいとか、寂しがり屋の君に言われたくないね」ムッ

ルフィ「へへ、違ぇねぇ……けど」




ズプッ





ヤマト「んぁっ! ぉぉ……ぅん……!! 」ビクン

ルフィ「安心しろ。全部ひっくるめて、お前のこと大好きだから」



ヤマト「不意打ち……ずるいぃっ……」トロン

ヤマト「あ……ぁあっ……ん……」ゾクゾク
 


ルフィ「ほしいもんはくれてやる。
    してほしいことも言え」

ムクムクムク……

ヤマト「ぁっ……あああっ……!! おっき、ぃ……っ!!」



ズプ ズプ…… ズプ ズプ……

ヤマト「あっ……ぁあっ……んくっ……ん゙っ」

ルフィ「なんでもしてやるから、
    俺のもんでいろ」

ズプ ズプ…… ズプ ズプ……

ルフィ「……後なんか、言ってほしいことあるか?」

ヤマト「……っ はぁ、はぁ……もっと、『好き』って」



タパン!

ヤマト「んっくぅ……っっ!!」

ルフィ「こんだけ言ってもまだわかんねーか?」

ヌボッ……! ヌボッ……! ヌボッ……! ヌボッ……! 

ヤマト「あっあっ! ああっ……んお、んほぉ……っ!!
    わ、わかってるぅっ……わかってるけど……」

ルフィ「はぁ、はぁ……」

ヌボッ……! ヌボッ……! ヌボッ……! ヌボッ……! 

ヤマト「んぉ……んっ……ンクゥ……ゥゥン……!」

ルフィ「……はぁ、はぁ……」



 



タパン! タパン! タパン! タパン! 

ルフィ「はぁ、はぁ……好きだ、ヤマト」

ヤマト「んっ……んっ!! んん゙!!」ゾクゾクっ……

タパン! タパン! タパン! タパン! 

ルフィ「お前の心は、ダチとして好きだ。
    身体は女として好きだ」

タパン! タパン! タパン! タパン! 

ヤマト「はぁ、はぁ……んっ……あ゙っん……!!」

ルフィ「狼姿も好きだし、
    普段の姿も、好きだ」

タパン! タパン! タパン! タパン! 

ヤマト「はあ、はぁ……ぁっ……あっ……
    僕も、好きだよ。ルフィ……っ」

ルフィ「ああ、あと、エロいところも好きだ」

ヤマト「あっ……あああ……あっ……」ゾクゾク



タパン! タパン! タパン! タパン! 
タパン! タパン! タパン! タパン! 

ルフィ「……っ……はぁ、はぁ……
    好きだっ……ヤマト」

ヤマト「はぁ……はあ……ぁあっんっ……ぁあっ!
    グ……っんぐっ……ぁあっ……!」

タパン! タパン! タパン! タパン! 
タパン! タパン! タパン! タパン! 

ヤマト「んほぉ……っ! ぉ゙ぉおんっ!
    んぐ、イグ……い、く……っ……」

ルフィ「はぁ、はあ、ヤマト……っ」

モニュンムニュ……モニュン……
タパン! タパン! タパン! タパン! 

ヤマト「んぉぉっ! あっ! 
    や、ぁあっ今、おっぱい揉まないで……っ!」

ルフィ「はぁ、はぁ……
    いいんだよ。そこも気持ちよくなっておけ」

ヤマト「だって、あっ……今触られると……あっあっ……!
    んあぁあ゙……っ!! おっぱいで、きもちよくなっちゃう……っ」



 


ルフィ「ははは、あとな、俺はこっちも好きだぞ」

クチュル……

ヤマト「ああっ……!! 
    だめ、駄目だってば、ソッチは……しないって……」

タパン! タパン! タパン! タパン! 

ヤマト「ぁおっ! んぉっ! あはぁんっ……んくぅぅっ!!……!!」

クチュクチュ……ヌチュル……

ルフィ「クリも気持ちいいだろ?」

ヤマト「気持ち、いいけどっ!  そっちは駄目なんだぁっ……んふぅっ!!」ビクンビクン



クチュクチュ……ヌチュル……
タパン! タパン! タパン! タパン! 

ルフィ「いんだよ。いつも潮だけ噴いて、かわいそうだったんだ」

ヤマト「っ……そうだけどぉ……あっあ……ぁあんっ」

ルフィ「入れたりしねぇから安心しろ。
    それに気持ちよくなれるところさわんないなんて勿体無いだろ。
    気持ちよくなっとけ」

クチュクチュ……ヌチュル……
クチュ……クチクチクチ……ヌチヌチヌチ……

ヤマト「んひゃぁあっ! あ、ルフィ……ルフィぃっ」

ルフィ「クリもチンコも変わんねって」

ヤマト「全然、ちがうぅ!  多分……だけど
    あっ……ああぁあっ……」



クチュクチュ……ヌチュル……
クチュ……クチクチクチ……ヌチヌチヌチ……
タパン! タパン! タパン! タパン! 

ヤマト「はぁ……はぁ……あっ……んぁあっ……」

ルフィ「身体が女なんだ……
    気持ちよくなれる場所が、男とは少し違う。
    その違いを楽しむと思ってさ、ほら」

クチュクチュ……ヌチュル……
クチュ……クチクチクチ……ヌチヌチヌチ……

ヤマト「ァああんっ! んぁっ……ぐっ……っぅっ」

 


タパン! タパン! タパン! タパン! 
タパン! タパン! タパン! タパン! 

ヤマト「おほぉぉん! んぉっ!
    ンクゥゥ……!! っぐぅぅっ!!」

ルフィ「どうだ?
    尻でイキそうだったの思い出したか?」

タパン! タパン! タパン! タパン! 
タパン! タパン! タパン! タパン! 
クチュクチュ……ヌチュル……

クチュ……クチクチクチ……ヌチヌチヌチ……


ヤマト「おひりっっ! きもちいっ!
    あんっ……んあぁ……っっ!
    んくぅ!!」

ルフィ「はあ、はあ……クリいじるのやめてほしいか?」





ヤマト「やっ! ああっ……!!
    んぎうぅっ!!……、やめなくて、いい!!
    気持ち、い……全部、きもちいいっ!!」

ルフィ「そうだろ……?」ゾクゾク……





グチュグチュ……ヌチュ……グチュグチュ……ヌチュ……

ヤマト「あっあっ……! クリも……あっ」

タパン! タパン! タパン! タパン! 
タパン! タパン! タパン! タパン! 

ヤマト「んっ……んっ……! おしりも……ああっ……!
    んはぁああっ!!」

ルフィ「はぁ……はぁ……」

ヤマト「気持ち、いっ……!!
    ルフィのくれるの、全部、きもちいいからぁっ!! もっと、んはあぁ゙! 続け、てぇっ…………!」



 


タパン! タパン! タパン! タパン! 
タパン! タパン! タパン! タパン! 

グチュグチュ……ヌチュ……グチュグチュ……ヌチュ……

ルフィ「っと……はぁ……はぁ……
    こっちも、イキそうだっ」

ヤマト「あっあっ……! ルフィ、るふぃぃっ……!!」

タパン! タパン! タパン! タパン! 
タパン! タパン! タパン! タパン! 

ルフィ「イクぞ……!
    はあ、はぁ……っ」

タパンっ! タパンっ! タパンっ! タパンっ! 
タパンっ! タパンっ! タパンっ! タパンっ! 


ヤマト「んクゥゥゥっ……!!
    また、いく……っ……っいっグ……っ!」

タパンっ! タパンっ! タパンっ! タパンっ! 
タパンっ! タパンっ! タパンっ! タパンっ! 

ルフィ「はぁ、はぁ……っ……!!」

ヤマト「あっあっあっあっ! 
    ──────っくっっ……!!!」ビクンビクン



ズチュゥッ! 

ルフィ「ぐっ……!」

グリグリ

ヤマト「お゙っ! んぉほ! おおおぉぉぉん…………っ!!」






ビュルルルル……っ!!
ビュル ビュルル……っ!!


ヤマト「ぁっ! い、く……っ……んクゥウ……!
    ォォオン……!! ンゥゥッ!!」ビクンビクン

ブシュッ! ビチャビチャ……ッ!


 


ビュルル ビュル……

ルフィ「はあ……はぁ……ぁ……ヤマト」

ヤマト「あ……んむ」

チュ…………ヌチュル……チュ……

ヤマト「んはっ……はぁ……はぁっ……んむ……」

チュゥ……ンチュ……チュ……クチュル……

ルフィ「ん……んっ…………っ んふ」

ヤマト(そっか、正常位だから……)




ヌボッ……! ヌボッ……!

ヤマト「あっ! んぁっ……」ビクンビクン

ブシュゥ……プチュ……ピュッ

ルフィ「っ……」プルッ

ビュルル……ビュ……ビュ……


ヤマト「はぁ……ぁぁ……あ……ん」

チュ……ンチュ……チュルクチュ……

ルフィ「ん……んむ……んっ……」

ヤマト「はぁ……んむ……ん」

ヤマト(出しながら……口吸いできるんだ……)ドキドキドキ







ヤマト「ふふ……あはは……」

ルフィ「ん?」

ヤマト「ぁあ……すごく、幸せだった」

ギュゥッ

ルフィ「ぉ、そうか」


 


ヤマト「……ん……君の欲を満たしながら、僕も欲を満たせた。
    何も言うことはない。

    君の寂しさを埋めるのに身体を開くことに何の抵抗もない。

    けど……今のままでいいのかな?
    君が求めるものに、答えられるだけの人間になれるかな……僕は」

ルフィ「……なんかまた小難しいこと考えてんな?」

ナデナデ……

ヤマト「……ん」

ルフィ「悩みてぇなら悩め。
    でも、行き詰まったら相談しろ。
    答えがわかんなけりゃ、とりあえず一緒にいてやる」

ヤマト「うん」



ヤマト「ありがとう、ルフィ」

チュ……

ルフィ「ん」















ヤマト「……悩みというのはね」

ルフィ「お、おう。この流れですぐ話すのか?
    思い切りがいいな」


 

ヤマト「男らしいと言ってもいいね。

    ともかく、今悩んだのは君が、その……
    僕の女性器に興味を持った件なんだ」

ルフィ「あ、まずかったか?」

ヤマト「……良かった。
    けど、やっぱり釈然としない。
    が、身体は悦んでいるし、スッキリもした」

ルフィ「……」

ヤマト「……んっ。
    君の言うとおりだ」

クチュ……

ヤマト「ん……ふ……
    クリトリス、だったか……
    触られると気持ちいいし……ずっと、うずいてた……」

クチュクチュ……

ヤマト「んっ……!」ピクン

キュウウゥゥ……

ルフィ「……ぉ……っ」ピクン……

ヤマト「ん?」

ルフィ「あ、いや……今ので尻がすげぇ締まったから……気持ちよかった」

ヤマト「……ん……ふふ、そうだ。
    せっかく女の身体なんだから、気持ちよくなる方法は試せばいい……
    そうだよね?」

ルフィ「俺はそう思うけどな」

ヤマト「……君に女の部分を求められて、
    驚きはしたけど、あまり悪い気はしなかったよ。
    君になら何をされても……とも思うし、
    だけど男としてなんか……」

ルフィ「ヤマトはどうだ?」

ヤマト「え、だから」

ルフィ「男としてじゃなくて、お前自身の気持ちだ」



ヤマト「……」

ヤマト「……僕個人の気持ち」

ルフィ「そうだ。
    お前はおでんじゃねぇ。
    男でもねぇ、女でもねぇ。


    ヤマトだ」


ヤマト「……」

ルフィ「ヤマトの気持ちは、どうなんだ?」

ヤマト「……僕は……」





ヤマト「……とっても、浅はかな事を言うと……
    君に愛してもらえるならなんでもいい……かも」テレリ

ルフィ「俺に委ねてくるのかよ!?」

ヤマト「だ、だって、惚れてるんだ、仕方ないだろう?」(/////

ギュッ

 


ヤマト「ねぇ、ルフィ。
    僕はもっと君と繋がりたいよ。
    この関係だって続けたいけど……
    できるならセフレよりもっと深い仲に……
    君に求められるものをすべて差し出せるような関係になりたい……」



ルフィ「それは、お前の心にも触れてほしいってことで合ってるか?」

ヤマト「……ん、うん」コクン





ルフィ「…………参ったな……」

ヤマト「ぁ……」

ルフィ「……んー……」

ヤマト「……や、やっぱり、駄目かな。
    男だし」シュン



ルフィ「いや、もうそこは関係なくなってきてる」

ヤマト「……」

ルフィ「お前の心が男でも……やっぱりなんか、
    『仲間の男』とは別な感情を持ってる気がするぞ。
    深く考えると、俺の何かが崩れそうで考えないできたけど……

    んー……」



ルフィ「……とりあえずチンコ抜いていいか?」

ヤマト「あ、そうだね」

ヌボォ……

ヤマト「ぁぅっ……ん……」



ルフィ「……ふぅ……」

ヤマト「……」

フリフリ……

ルフィ「尻尾振ってんじゃん……」

ヤマト「ん……君が、僕のことを真剣に考えてくれてるのが嬉しくて」

フリフリ……







 


ルフィ「………………なるか?
    恋人……っ」

ヤマト「……男でもいいのかい?」

ルフィ「ヤマトだからいいんだっ!」

ヤマト「なら、僕はなりたいっ
    ルフィの恋人……っ」キラキラ


ヤマト「あ、でも船に乗れないと駄目、なんだよね?
    どうしよう」

ルフィ「んー、まぁ。
    そこは待っててもらえると色々助かるっつーか……」

ヤマト「え、じゃあ現状何も変わらないってこと?
    それじゃまるで現地妻……現地夫?」

ルフィ「そうなるな!」

ヤマト「……今はジェルマと共闘してるし……僕出国してもいいんじゃないかな」ウズウズ

ルフィ「微妙なところだな……
    ジェルマと共闘してるってのがよりヤベぇ気がする」



ヤマト「出国ぅ……」ショボン

ルフィ「いや、やっぱりそこは、なんか駄目だろ。
    あっ……
    ていうか、お前は恋人でもいいのか?」

ヤマト「……?」キョトン

ルフィ「俺の恋人だって言えば、世の中からは……
    女として見られるぞ?」

ヤマト「……僕自らの考えとしては……
    君の恋人であるという立場は僕の人生にとってとても大きい意味がある。
    世間の風評なんて取るに足らないよ」

ルフィ「ん、そうか。ならいい」



ヤマト「あ、でも知ってるぞ! 
    君の中では恋人よりも『仲間』のほうが存在は強いんだろ!!」

ルフィ「そりゃ、何より海賊王が優先だからな!」

ヤマト「ここまで心を通わせたんだ!
    僕も仲間になりたいよー! 
    出国させておくれよー!!」

ルフィ「いや、ジェルマを信用したらサンジが曇るからやっぱお前にはワノ国にいてほしいっていうか……」

ヤマト「……じゃあ、ジェルマに言いふらしてくる」

ルフィ「な、なにを?」



ヤマト「ワノ国に手を出すと言うことは、
    麦わらの情婦である僕を敵に回すということ、
    ひいては世界中の水商売人を敵に回すということだと思え!! って」

ルフィ「なぁ、ヤマト。俺にも恥って気持ちはあるんだぞ?」

ヤマト「え?」

ルフィ「『え?』じゃなくてな?」

 


ヤマト「駄目かなぁ。
    海賊っぽくて良くないか?」

ルフィ「ぽさは確かにあるけど、
    俺は女遊びはあまりおおっぴらにしたくないんだって」




ルフィ「……出国については、ちょっと、まだわかんねェけど。
    とにかくお前のことは責任負う覚悟はできた。今はそれでいいか?」



ヤマト「うん、では」スッ

ルフィ「ああ、これからは恋人としてよろしくな」スッ

ガシッ




ルフィ ヤマト(……ついノリで雄々しい握手をしてしまった)



ルフィ「……なんか違う気もするけど、
    俺とヤマトの恋人関係はこれでいい気がする」

ヤマト「うん。僕もそう思ったところだ。
    ……肩書が変わっただけであまり変わらないものなのかもね」

ルフィ「ヤることヤってっしな」

ヤマト「違いないっ」クスクス




………………
 

………………

ルフィFの話



うるティの部屋(ヤリ部屋1)前



ルフィF「……さて、勢いでここまで来たけども、だ」

ルフィ(暇そうだしかまってほしいのか、と
    勝手に決めつけてきたが……

    このまま入っていいもんかどうか)

ルフィ「んー……」



ルフィ「まいっか」

ルフィ「うるティ、居るか?」


>>直下

1 うるティ「べっ、別にかまってほしくなんかなかったんでありんすからね!!?」ガチャリ
  ※本当に構ってもらいたかったらしく、少し上機嫌。会話パート

2 うるティ「え、何しに来たの?」
  ※警戒心高め 対話を試みるところから

3 オナニーの真っ最中に入室 なし崩し的にセックスへ

4 オナニー終わりに入室 性の悩み相談へ

5 誰かと一緒にいる? 
  (人物指定可能 不可:ロビン以外の女性一味

6 いない。
  ※何しにどこ行ってるか要指定。

7 その他



ルフィ「…………返事がねぇ」

コンコン ガチャリ

ルフィ「おーい、うるティ、生きてるか?」



クチュ……クチュ……

うるティ「ん……ぁ……んぅ……はぁ、はぁ…………」

クチュ……クチュ……ヌチュ……クチュ……

うるティ「んっ……ハァハァぁ……ん?」チラ




ルフィ「……」

うるティ「……」



シーン………………



ルフィ「……すまん 間違えた」

キィ

うるティ「うる捕獲~キャプチャー~!!」

ガシッ

ルフィ「うわっ、何だよ!」

うるティ「大丈夫、アソコ触ってない方の手だから!」

ルフィ「そりゃどっちでもいいよ今更気にしねぇよ!!」

うるティ「ここであちきを一人にするな!
     寂しくて死ぬぞ!!」

ルフィ「うさぎか!」

うるティ「とにかく、今あんたに距離取られると本当に寂しくて死んでしまうでありんす。
     お願いだからそばにいて……っ」

グイグイ

ルフィ「どうしたお前……っ ていうか相変わらず力強っ
    わかった、わかったからその手武装硬化するのやめろ!!
    今俺覇気あんまり使えねぇから!! 死ぬから!!」

うるティ「……部屋に、入って。
     そしてあちきが手を洗ってくるまで座して待て」

ルフィ「わかったよ!」



……
 

……

数分後





ルフィ「……はぁ……焦った」



ガチャバタン

うるティ「ただいまお手洗いより戻ったでありんす」

ルフィ「ん、おかえり」



ルフィ「……で、なんだ? 部屋に引き込んだからにはお前の方から話でもあるのか?」

うるティ「ないでありんす」

ルフィ「あ?」

うるティ「訪問してきたのはそちらでありんす。
     故に、あんたが話をふるべきでありんス」

ルフィ「んじゃさっきのオナニーについてだけどな」

うるティ「あんたのデリカシーはどこにあるんでありんす?」

ルフィ「さぁ。金玉の中じゃねぇかな」

うるティ「下品すぎる」

ルフィ「ん? あ、すまん。
    なんか誰かに言われたような気がして……」


うるティ「はぁ……とにかく、さっきのことは忘れてほしいでありんす。
     と、同時に、避けるのもやめてほしいのでありんす」

ルフィ「わかったよ。
    ……今ので大体、お前が何考えてるのかもちょっとわかった気がするし」

うるティ「何をわかったような……じゃあ、当ててみんさいな」



ルフィ「人肌恋しいんだろ?
    エロいことがしたいって言うよりもとにかく近くに誰かいてほしくて、
    あわよくば人の体温が欲しくてたまらない」



 



うるティ「……」



ルフィ「……」

うるティ「え」

ルフィ「違うか?」

うるティ「……あちき、そうなの?」タジタジ

ルフィ「無自覚か。それとも言われてそう思い込んじまったのか……?
    ……うん、まぁ、寂しがりやのつらいところだよな」

うるティ「……」

ルフィ「大方、今まで弟と取ってたスキンシップが不足して寂しいんだろ。
    寂しさを兄弟で埋めてる例はいくらでもあるしな」

うるティ「……ふうん」

ルフィ(耳が痛ぇ)

うるティ「……」モジモジ



ルフィ「……ん」サッ

うるティ「なんでありんす? その手は」

ルフィ「ハグでもしたいかと思って」

うるティ「セクハラ」

ルフィ「じゃいいや。邪魔したな」クルッ

うるティ「……」

ルフィ「……」スタスタスタ



うるティ「そのまま、背中を貸せ、麦わら」

ルフィ「ん……」ピタ

うるティ「……」スタスタ




ドン……っ

ルフィ「……」

うるティ「……」

うるティ「これは、ハグじゃない」



グリグリ

うるティ「頭突きだ」

 


グリグリ

うるティ「……だから、スキンシップとかじゃないし」

グリグリ……グリ……

うるティ「……喧嘩だし」



ギュゥゥ……

うるティ「……」

ルフィ「……んじゃ、なんで腕回してんだ?」

うるティ「……これは、お前をバックドロップで仕留めるための準備でありんす」

ルフィ「……」



ルフィ「素直じゃねぇなぁ」

うるティ「……」

ルフィ「で、俺はいつまでこうしてりゃいい?」

うるティ「……」

よじよじ

ルフィ「ん? あ?」

よじよじ

ルフィ「なんで人を登ってんだ!?」

うるティ「うるさい」

ムニムニ……

ルフィ「んむ……んぶ……人の顔で、遊ぶな」



うるティ「柔らかすぎる」

ムニムニ

ルフィ「ゴムだからな」

うるティ「……鱗も出ない」

ナデナデ

ルフィ「鱗ぉ?」

うるティ「髪もボサボサ」

ワシワシ

ルフィ「あー、わかったぞ。
    お前、弟と比べてるな?」



うるティ「弟不足で死にそうなのでありんす……
     お前、あちきの弟になれ。
     ぺーたん四号」

ルフィ「4!? 2と3は!?」

うるティ「あちきの股の間から出てきた触手をそう呼んだこともあったかなぁ……?」フフッ

ルフィ「しまった、触れてはいけないところだった……」



 


ルフィ「……まぁ、お前がそれでいいなら少しは相手してやるよ。
    なんだ、おぶればいいのか?」

うるティ「違う。本当のぺーたんは『自分で歩けバカ姉貴』と罵倒するものでありんす。
     やり直し」

ルフィ「めんどくせぇな!! お前!!」

うるティ「……」

ルフィ「……別に、重くもねぇしおぶってやるよ」

うるティ「……ん」




ルフィ「その代わり」

スタスタ ガチャ

うるティ「え?」

ルフィ「この格好のままヨセヨセ屋まで行く」

うるティ「ちょ、ちょっとぉ!?」

ルフィ「そんでお前の知り合いに片っ端からこの姿見せてやるぞ」

スタスタ

うるティ「やめろォ!! も、もう百獣海賊団は終わってるけど……けど!
     もっと何かが終わりそうだ!! やめろぉ!!」ワタワタ

ルフィ「んじゃ大人しくおぶられてろ」

ガチャ……



うるティ「んー……」ギュゥ

ルフィ「なんだお前。普段弟にこんな事してんのか?」

うるティ「……かわいい姉の茶目っ気でありんす」

ルフィ「してるってことだな?
    そういう事するから弟からウザがられんだよ」

うるティ「んなことわかってるでありんす」

ルフィ「それに弟を身代わりにしたんだっけか?
    嫌われるのもわかるよ」

うるティ「……」

ルフィ「……?」

うるティ「……いつものぺーたんなら、アレくらい平気なのでありんす」

ルフィ「ん?」

 

  

うるティ「残党狩りから逃走中。
     私は前方の海兵を蹴散らし、
     ぺーたんは後ろからくる侍の攻撃をいなしてた。

     このまま行けば海へ出られる。
     船の一隻や二隻、どうとでもなると思って無我夢中で……」

ルフィ「……」

うるティ「後ちょっとで港ってところで……なんかの砲撃が来た。
     つってもただの爆撃。
     この攻撃さえ防げば、ぺーたん引きずってでも港にいけるって思って。
     ぺーたんなら砲撃くらい大丈夫だって……おもって……
     身代わりにしたのは確かだけど……あんなことになるなんて……」

ルフィ「……弟は弱ってたのか?」

うるティ「海楼石をつけられてた。
     手錠ではなく、何か身体に刺さるような形で……

     とにかく気づいたときには盾にしたぺーたんは瀕死で……
     港から船を1隻奪った後も、血まみれのぺーたんがいつ死ぬかも分からなくて……
     ……ずっと怖くて……」

ルフィ「……」

うるティ「……死の外科医に会った時はもう本当に終わったと思った。

     けど、あいつらはぺーたんを助けてくれた。
     随分とふっかけられたけど、でも命の恩人……でありんす」

ルフィ「……そっか」

うるティ「……」

ルフィ「お前、弟に謝りにいきたかったんだな」

うるティ「……違うでありんす。
     頭突きしに行くだけでありんす」

ドン

ルフィ「そんな弱っちぃ頭突きじゃ弟は言うこと聞かねぇぞ」

うるティ「……」

グリグリ



 


うるティ「はぁ……なんであんたにこんな事話さなくちゃならないのでありんす?」

ルフィ「話し始めたのはお前だろ」

うるティ「……いちいち口答えするうるさい弟代理でありんすね」

ルフィ「ああ、ついに代理にすることにしたのか。
    拒否権はなさそうだな」

うるティ「今背後取られてる時点で諦めろ」

ルフィ「背後て」



うるティ「飽きた。降りる」

ルフィ「ん」

よじよじ

スタッ





うるティ「……はぁ、あっつ」

ルフィ「ん? ははは、人の体温って熱いだろ。
    思い出したか?」

うるティ「んや、ここの室温がちと高いんでありんす。
     んっ」パタパタ

ルフィ「フランキーのことだ。
    空調かなんかついてんじゃねぇのか?」キョロキョロ



うるティ「……」

ゴソゴソ……スル……パサ……



ルフィ「……あったあった。
    今涼しくなるぞ」カチッ

うるティ「んー、あーもうどうでもいい」

ルフィ「どうでもいいって」クルッ



ルフィ「ぶっ!? おまえ、なんで下着姿なんだ!?」

 



うるティ「うるそうござりんすなぁ……
     古事記では姉は弟の前で下着で居ても良いと書かれてるんでありんすよ」ゴロン

ルフィ「っ……やめとけよ。
    目のやり場に困る。
    ていうか俺は弟じゃねえ!!」

うるティ「構ってくれる年下はすべて弟とみなす。
     お前も弟になれ」ワキワキ

ルフィ「その姿で接されたら、弟の性癖絶対狂うだろ……」

うるティ「そんなん知らないでありんす。
     むしろこのかわいい姉の身体を見れたことを喜ぶべきでありんす」

ゴロン



ルフィ「……なあ、もしかして誘ってんのか?」

うるティ「……別に」フイ

ルフィ「流石に下着姿でベッドにゴロンを前に俺は平静で居られねぇぞ?
    服を着るか股を開くか選べ」

うるティ「すげぇ二択だな……」





うるティ「……こう、でいいでありんすか?」(/////

ガパア……

ルフィ「……ぉ、おお」ムラムラッ

うるティ「こうしたら、もっとかまってくれるでありんすか?」(/////

ルフィ「……っ」ピタッ




うるティ「……おい、自分で言っておいて固まんな」

ルフィ「はっ、すまねェ。
    あまりに予想外で」




うるティ「……で? 股開いたら、どうするんでありんすか?」

ルフィ「っ」ゴクリ

 


ルフィ「……や、いいのか?
    お前、ヤケになってるんじゃねえよな?」

うるティ「……実のところよくわかってないでありんす……
     こういう事を軽率にすると
     自分を大切にしろとか言われるんでありんしょうけど……
     でもムラムラするもんはするんでありんす」

ルフィ「あー……それはわかる。
    ヤリてぇ時はヤリてぇよな」

うるティ「相手が居ないなら一人で処理すべきと思ったけど…… 
     性経験が触手と百戦錬磨の男しかないあちきが、
     この自分の性欲をどう処理すれば良いの!?
     こちとらつい先日まで処女ぞ!?
     全然良くならないのぉ……っ」ガックリ

ルフィ「ん? ん……うん」

うるティ「だ、だからぁ……」

うるティ「……ぶっちゃけ、次会った男がその気なら、ちょっと……いいかなって思ってたら……
     まさかのあんただったわけで……」モジモジ

ルフィ「……しかもオナニー中に来るという」

うるティ「それは忘れろ」ゴゴゴゴ……

ルフィ「やめろ覇気を使うな! 今の俺は訳あって弱いぞ!」



うるティ「そう。
     あちきの処女ももらってるあんたには責任を取る義務があるでありんす」

ルフィ「ん、それはわかってる」

うるティ「あんたとの初めてが……
     よ、良かったせいで……」ゴニョゴニョ

うるティ(待てよ? 
     さっきからの話だと……
     これじゃあまるであちきが、
     『麦わらとの初エッチが忘れられなくてオナニーしてた女』みたくなるんじゃね?)

うるティ「良すぎたせいで……そのぉ」ゴニョゴニョ

ルフィ「落ち着け」

うるティ「あうあうあ……」(///// プシュウウゥゥゥ……

 


ルフィ「わかった、落ち着けって」

ガシッ

うるティ「っ……!」ドキッ



ルフィ「……要するに、
    もっかいしてほしいんだな?」

うるティ「そういうことを面と向かって言うな!」

ゲシッ

ルフィ「……って……
    へへ、だんだんわかってきたぞ。
    お前が気のない蹴りを入れる時は照れ隠しだな」

スッ

うるティ「……あ、や」

ルフィ「嫌だったら頭突きのが飛んでくるもんな。
    ほら、もうマスク取ったのに怒らねぇ」

うるティ「っ……」(/////

ルフィ「にししっ! その顔、そそるな。
    お前マスクも似合ってっけど、
    取ったらもっとかわいいな」

サワサワ

うるティ「んっ……やっぱ、マスク返して」

ルフィ「え」

うるティ「……」ゴソゴソ



ルフィ「……マスク、取っちゃ駄目なのか?」

うるティ「マスク取られると絶対キスされちゃうし……ていうか今キスしようとしただろ!?」

ルフィ「……キス、駄目なのか?」

うるティ「別にあちきら恋人でもないでありんしょ!?
     今するのはただのセックス!!
     キスはなし!!」

ルフィ「この間はさせてくれたのに……」

うるティ「どんだけあちきの舌に執着してんだ。
     この間のは特別っ!

     キスはやっぱり、まだ取っておくでありんす」



 


うるティ「それよりもぉ……御託はいいでありんすから……」モジモジ

うるティ「さっさと、気持ちよくしてほしいでありんす……」(/////

ルフィ「おう、任せろ」



チュ

うるティ「んっ?」

ルフィ「……おでこくらいいいだろ?」

うるティ「……まぁ、別に」

チュチュ……ンチュ……



うるティ「……ん、なんか、これはこれで恥ずかしいでありんす……っ」

ルフィ「目ぇ瞑ってろ」

うるティ「んー?」

チュ……

ルフィ「……」チラ

サワッ

うるティ「んひっ……」ピクッ

ルフィ「……」

うるティ「お前ぇ……角は、なんかくすぐったいから、やめろ」ギロ

ルフィ「……ちょっとだけ触らしてくんね?」

うるティ「えー……んー……
     まぁ、いいけど」

ルフィ(くすぐったいって言ったよな?
    てことはこいつも開発次第では……)

サワサワ……

ぐにに……

うるティ「んぴっ!?!?」ビグン



サッ

うるティ「……い、今何した!?」ゴゴ……

ルフィ「……つ、角の、付け根を触っただけだけど?」キョドキョド

うるティ「……お前さては、何かわかっててやってんな?
     ちゃんと言え! 角の付け根ってなんだ!?」

ルフィ「何も言わずに触ったのは悪かった。
    だからそんなに凄むな。

    お前よくさっきの雰囲気から一気に殺すモードに入れるな」

うるティ「育ちが育ちでありんすから」

 


ルフィ「……角のある人種は角の付け根に性感帯があるやつが居るんだよ。
    だから少し試しておこうと思ってな」

うるティ「……角のつけねぇ?
     別に髪洗ってても気持ちいいとかは……」

うるティ「……きもち、いい……?」

うるティ「……ん、あー……」

ルフィ「思い当たるふしがあるみてェだな」


うるティ「……んー、ちょっとよくわかんないでありんす」

ルフィ「んじゃ、教えてやるから触らしてくれ」

うるティ「ん」サッ

ルフィ「……こう角の付け根をマッサージする感じで」

グニグニ……

うるティ「ん……」ゾワ

ルフィ「撫でたり」

ツツー……

うるティ「ぁ……んっ……」

ルフィ「少し、強く押したり」

ぐにに……

うるティ「んあぅっ! ぁ……ん……っ」トロン

ルフィ「角の部分を擦ったり」

コスコス……カリカリ……

うるティ「んなぁ……は、ぁ……」トロトロン……



ルフィ「どうだった?」

うるティ「んはぁ……はぁ……ん」フラッ

ポフッ

ルフィ「っと……」ギュッ

ルフィ(力抜けて身体預けてきたか、
    こりゃ相当良かったみたいだな)

うるティ「ちからぬけりゅ……」ポワポワ

 


ルフィ「……エロいことだって意識すると、
    角は感じやすくなるらしい……
    意識しないと全然感じねぇらしいから、
    普段触られても多分大丈夫だぞ」

うるティ「……多分って?」

ルフィ「お前がエロいこと考えてるときに触ると効果てきめんってわけだ」

うるティ「あちきは痴女じゃないでありんす……」


ルフィ「角が感じることもわかったことだし」

うるティ「はっ! み、認めねーぞ……あちきは別に角なんか」グリグリ

ルフィ「いいながら押し付けてくんな」

うるティ「……た、たまには触ってもいい」グリグリ

ルフィ(めんどくせー女……)

ルフィ(でも、まぁ)

うるティ「……」スリスリ

ルフィ(それを補って余りある可愛げはあるんだよなぁ)ナデナデ



ルフィ「胸触るぞ」

うるティ「ん、ウ、ウス」

サワ……モニュン

うるティ「ん……ぅん……」

ルフィ「……」

サワサワ……ムニュン……

ルフィ「ブラ越しも、エッチィな」

うるティ「ん?」

モミモミ

ルフィ「ん、なんでもねぇ」

うるティ「……あぁ、あんたの相手って主にブラしてないでありんすもんね」

ルフィ「あー、わかっちまうか……そうなんだよな」

 


うるティ「男って女の下着も好きなんでありんすね。
     エロく見えんのか?」

ルフィ「そう見えるように下着のほうが作られてるんじゃねぇの?
    似合ってるし、俺も好きだ」

サワサワ

うるティ「……ん」

ルフィ「脱がすの持ったいねぇな」

ズリッ

うるティ「ズラすだけか、脱がさねぇのかよ」

ルフィ「駄目か?」

うるティ「……そのほうが、エッチィ?」

ルフィ「ん」コクン

うるティ「まぁ、ならいいけど」


クニクニ……

ルフィ「お、乳首勃ってんな」

うるティ「んぅっ……仕方ないでありんしょ?
     オナニーの、途中で……ムラムラしっぱなしだったんでありんす……っ」



クニクニ……ムニ……キュッ

うるティ「んっ……ん……んふぅ……」ピクン

ルフィ「ぉ……」


クニクニ……ムニュ……モニュ……

うるティ「んー……ん……」ピクン……ピクン……

ルフィ「これは……趣があるな」



 


うるティ「……んぅ」ドキドキ

ルフィ(ちょっとおとなしくなったな。
    欲しがりの顔になった)ゾクゾク

ルフィ(どれ、ちょっと)

ルフィ「舐めるぞ」

うるティ「んっ……んん?」

レロ

うるティ「ぇうっ……!?」ピクン

うるティ(え、乳首舐ったりもするのか……っ)

チュ……ンチュ……チュゥ……

うるティ「んん、……んぅ……」ピクンピクン

レロチュ……チュク……チュパッ

うるティ「ぁ……ん……ぁ」

ルフィ「……どうだ?」チュパッ

うるティ「……ん……くすぐったい」

ルフィ「最初はな。んじゃ、こっちはどうだ?」



レロ……ンチュ……

うるティ「んひっ……ぁっ……! んんっ」ピクンピクン

うるティ(あ……)

チュゥ……ンチュ……ペロペロ……レロレロ……クチュル……

うるティ「……んっ……んんっ!
     ぁ……あはぁ……っん」

ルフィ「……ん」

チュゥゥ……ペロペロペロ……レロ……レロレロ……

うるティ「んふぁっ……! ああぁんっ……!
     んっ……っ」ピクンピクン

ルフィ「ん……こっひはろうだ?」

うるティ「んっ!! そ、そのまま喋るな。
     ……気持ちいい、と、思う……

     あと」

ルフィ「ん?」

うるティ「……ふふん、
     アチキの胸にしゃぶりつくあんたの顔が、可愛い」

ナデナデ

 
 


ルフィ「……そうかよ」

ハミッ

うるティ「やっ! ちょ、ぁ……っ噛むなっ!
     って、アレ……ぁ……んっ?」ピクンピクン

ルフィ「おひふへって」

ハミハミ……

うるティ「んぃっ! はぁ……んは……ぁ……
     な、なにこれ……ぁ……んひゅっ……っ」ピクンピクン

ルフィ「……ちょと刺激強いほうが好みなんかな、お前」

ハミハミ……ンミィ……

うるティ「んんんぅっ! ぁ、その、……
     唇で押しつぶすの……好きぃっ……!」ピクンピクン

ルフィ「ん……」

ハミハミ……ンググ……ング……

うるティ「いっ……はぁ……っ───!」プルプル

ルフィ「痛かったか?」

うるティ「はぁ……はぁ……」



うるティ「痛く……ない。
     あ、いや、ちょっと痛いけど……でも」

ギュムゥ……

ルフィ「んぷっ」

うるティ「……そんくらいのが、好き」

ルフィ「……ふーん」



うるティ「次は、リクエストがござりんす」

ルフィ「ぉ、いいぞ。なんだ?」

うるティ「こないだちょっとしかしてもらえなかったので……その、クンニってやつを……」

ゴロン

ルフィ「そっか。良かったって言ってたもんな」


 


うるティ「ん……ちなみに、これ男としてはあまり好まない人も多そうだと思うんでありんすけど」

ルフィ「ん?」

うるティ「……どんだけ洗っても、ここはやっぱり臭くね? って思って」

ルフィ「……あー……
    俺は、もうそういうのはないかな」

ガバッ

うるティ「わ、わっ……」ドキッ (/////

うるティ(股の間に顔埋めてきたっ
     なんの躊躇もねぇっ!?)ドキドキ

ルフィ「舐めるのも好きだし」チュッ

うるティ「どこにキスしてんだっ!」

ルフィ「パンツ」

うるティ「っ……っ……そうだけど、わかってるけどっ」

ルフィ「……」ジッ

うるティ「……? な、なんでありんす?」


ルフィ「いや、やっぱり俺下着好きだ、と思って」

うるティ「変態」

ルフィ「そんな事言うのはこのクチか?」

ンチュゥッ……ペロペロ……

うるティ「うやぁぁぁっ!! 喋ってんの上のクチだしっ!! パンツ舐めるなっ!!
     きもちわっ……あっ……んぁっ……ぁ」ピクンピクン

チゥゥ……レロレロ……グリグリ……

うるティ「きもちわる……わる……ぁっ……んぁっ……は……ぁんっ……」トロン

ルフィ「……」

レロレロ……グリグリ……グニュリ……

うるティ「は、ぁん……んは……ぁぁ……」ピクン……ピクン……

ルフィ「……んふ……」

スゥゥゥウ……ハァァアア……

うるティ「え、な、何して……」

ルフィ「……パンツ吸ってる」

うるティ「や、やめろ、それはヤダっ。締めるぞっ!」

ルフィ「まぁ、まぁ」





うるティ「……吸うのは本当にやめて」

ギュゥゥゥゥゥ……

ルフィ「ごべんなばい」ムギュゥ……




 



ルフィ「……吸わねぇから、パンツ脱がしていいか?」

うるティ「ん……いいけど、パンツ持っていったりするなよ」

ルフィ「し、しねぇよっ」

うるティ「え、ホントにしようとしてた?」

ルフィ「いや、してないと思うぞ?
    してない、よな?」

ルフィ(でもなんか欲しいと思っている俺も頭のどっかに居るんだよな)ドキドキ

うるティ「……古事記によると、弟は姉のパンツを盗むものだとも言うし」

ルフィ「その古事記本当に存在するのか?」

うるティ「物事に影響されやすいあちきが読んできた書物でありんす。
     存在するドラゴンよ」

ルフィ「あ?」

うるティ「……つい昔の語尾が」

ルフィ「影響されやすいってそういうことか……
    お前の弟大変だな……」

うるティ「まぁ、いいや。
     盗まれた下着の数を数えることほど空しきことはないでありんす」

ルフィ(盗まれたことあるんだな……)

うるティ「いいから、ほれ、脱がしてクンニしろ」

ルフィ「どの角度から物言えばそんなに偉そうにできるんだ?
    さっきまで可愛かったのに」ブツブツ

ゴソゴソ

うるティ「今は可愛くねーってのか?」

ルフィ「今からもっと可愛くしてやるから口閉じてろ」



 


うるティ「……い、いきなり激しいのは、ナシだぞ」

ルフィ「ぶふっ……!」

うるティ「なんだ! 笑うなっ!」

ルフィ「いや、ビビんの早すぎだろ……っ」プルプル……

うるティ「ぁあ゙あん!? お前……あんましふざけると……」メキメキ……

うるティ(半恐竜「あちきの武装硬化したデコとキスすることになるけど、いいのか?」

ルフィ「悪い悪い……続ける、続けるから変身するな。
    特に、うぉおお!? そっか、変身するとここも変化するのか」ジー

うるティ(半恐竜「え? あ……まぁ、そうだけど……」

ルフィ「おお……ちゃんとエロい……
    足の付根とか……こうなるんだな……」ジーッ

うるティ(半恐竜「……まさかお前、爬虫類ともセックスしたことあるとか言わねぇよな?」

ルフィ「……まだ、ねぇ」

うるティ(半恐竜「……」

ルフィ「……」ゴクリ

ルフィ(え、このまま、してもいいのか?)ドキドキ……



シュン

うるティ「じょ、冗談でありんすから。
     だから……人型で相手してほしいでありんす」

ルフィ「そ、そうか。わかった」

うるティ(何だこの反応……まさか、アリなのか? 
     こいつの守備範囲どうなってやがんだ!?)ドキドキ

ルフィ「……」ジッ

うるティ「……で、舐めるのかよ」ドキドキ

ルフィ「ん、そうなんだけど……」

うるティ「けどって……今更やめるとかは、ちょっと傷つくでありんすよ?」

ルフィ「んな勿体ねぇことしねぇよ。
    ただ、ちょっと思ったのが……お前殆どここいじったことねぇだろ」

うるティ「ん……まぁ、あんまり?」

ルフィ「こんなきれいなマンコ見たの珍しすぎて、
    ちょっと感動してた」

うるティ「……そこをそう褒められるのはなんか微妙でありんすな」

ルフィ「……頂きます」人

うるティ「頂きますって……ふふ、ふふふ……
     いいからさっさと始めておくんなし……」クスクス




 



ンチュッ

うるティ「ぁ……」ピクン

うるティ(やっぱそこにキスすんのな……)ドキドキ……

ペロペロ……レロ……ヌニュル……

うるティ「んひっ……っく……」ピクピクン……

ルフィ「……ん」

れろぉ……

うるティ「んはぁ…………ぁ……」

ルフィ「……ん、んむ……ん」

レロ……ニュチニュチ……ヌチ……

うるティ「んふ……ぅん……ぁ……ん」

うるティ「あ……」

ツンツン……

うるティ「んんんっ……」ピクン

ルフィ「……ここ、わかるか?」

うるティ「……え?」

ルフィ「ここがクリトリスだ。
    多分、一人で触るのもここが一番多いみてぇだけど」

うるティ「……ん……よく、わかんないでありんす」

ルフィ「ああ、えっと……ここだここ」

ニュチ……ニュチ……

ルフィ「マンコのこの辺を、こう、指でかき分けて……」

うるティ「ぅんっ……ん……んん……」

ルフィ「豆みてぇのがあるから、ここが気持ちいいと思うんだ。
    わかるか?」

うるティ「ぁ……うん…………舐めてぇ」トロン

ルフィ「いや、舐めて、じゃなくてな?
    教えてんだけど……」

うるティ「……舐めてくれないんでありんす?」モジモジ

ルフィ「お、おぉ……」ドキ

ルフィ(こいつ、おねだり上手だな)ムラムラ

ルフィ「……ん、まぁ、いいか……
    ちょっと意識してみろよ」




 


ヌチ……レロ……レロクチュ……

うるティ「んぁ゚っ!!」ビクン

ルフィ「ん」

ヌチュル……クチュクチュ……ヌチュ……

うるティ「は……ぁ……んぁ……っ……
     はぁ、あはあ…………ぁっ!……」ピクピク……


うるティ(きもち、い……っ

     舐められるの、きもちいぃ……)ゾクゾク……


ルフィ「……ん……んむ……」

レロクチュ……チュプ……ヌチュ……

うるティ「んふぅっ……ぁ……」

ナデナデ……

ルフィ「ん?」

ルフィ(頭撫でてきやがった、また弟扱いか?)チラ



うるティ「はぁはぁ……ぁ……もっと、してほしい……」トロン

ルフィ「……」

ルフィ(……そういうわけでもない、か)

ルフィ「ん……」

チュゥゥ……

うるティ「んぁぅっ! ……はあぁ、……ぁ……」

うるティ(吸われてるっ……
     あ、ここ? ここがクリなんだ……)




 


チュゥゥ……

ルフィ「……」

レロレロ……クチュルル……ヌチュ……

うるティ「んきゅぅっ!!?」ビクン!



ルフィ「……」チラッ

うるティ「……っ」(/////

ルフィ「刺激強すぎたか?」

うるティ「……いいからっ 続けてっ」プンスコ

ルフィ「痛かったら言えよ?」



チュゥゥ……レロレロレロ……チュクチュク……

うるティ「んひぅっ! ぁ……んはぁっ……は……」ビクン……ピクピク……

うるティ(わかった。吸いながら舐めてるんだ……!
     だからこんなに敏感に……っ)

チュゥゥウ……レロレロレロ……レロレロレロ……

うるティ「んぅ……んぅ……っっ……っく……ぁは……ぁんっ」

チュゥゥゥ……チュクチュク……チュクチュク……

うるティ「ぁうぁっ! んっ……! んんっ!」

ルフィ「んむ……っ……んっ……」

べろぉ……

うるティ「ぁあぅんっ…………っ」トロン

ルフィ「んっっ……」

チュッ……チュゥ……チュクチュクチュク……

うるティ「んんっ……!! んっ…… んっ……!」ビクンビクン


うるティ(吸いながら唇をすぼめてる……っ
     柔らかくてねちっこい刺激が、すっごく、いい)


 


チュッ……チュゥ……チュクチュクチュク……

うるティ「んぅっ……! それいい……すご、いい……っ」ビクンビクン

ナデナデ

ルフィ「ん……」

チュッ……チュゥ……チュクチュクチュク……
チュクチュク……チュゥゥゥゥ……チュゥゥゥ……

うるティ「んんっ! あっ……! やば……ぁっ」

チュッ……チュゥ……チュクチュクチュク……
チュクチュク……チュゥゥゥゥ……チュゥゥゥ……

うるティ「っく……! いい……っ……あ!」ゾワッ



うるティ(来たっ……なんか、来た……っ)

チュッ……チュゥ……チュクチュクチュク……
チュクチュク……チュゥゥゥゥ……チュゥゥゥ……

うるティ「くる……あっ……なんかくるっ……
     ぁぅあっ……むぎわらっ……あっ……それ、もっと」

ナデナデ

ルフィ「ん」

チュッ……チュゥ……チュクチュクチュク……
チュクチュク……チュゥゥゥゥ……チュゥゥゥ……

うるティ「あっあっあっ……! んぁあっ……ぁっ……
     来るっ……くるぅっ……!!」ピクピク

チュッ……チュゥ……チュクチュクチュク……
チュクチュク……チュゥゥゥゥ……チュゥゥゥ……



うるティ「んくぅぅっ……っ!! ぁぅっく……!!」ビクンビクン!!



プシャッ……プチュッ

ルフィ「……っ」



 



うるティ「んっ……っく……」プルプル

ルフィ「……んむっ」

チュゥ……チュウ……

うるティ「はひゃぅっ! ちょ、あ……っ……
     タンマ……っ」

ルフィ「……」

チュゥ……チュゥ……

ワシワシ

うるティ「んぁぅんっ……!
     ……ま、待ってぇ」トロン



ピタ

ルフィ「……ん、イったか?」

うるティ「イ……? ああ、うん、イった、かも はぁ……はぁ……」

ルフィ「……ちょっとはスッキリしたか?」

うるティ「ん、よかった……
     けどぉ……」

ノソッ

うるティ「……」ジーッ

ルフィ「……ん?」

うるティ「……まだ終わりじゃ、ないでありんしょ?」

ルフィ「お前が何を持って終わりとするかによる」

うるティ「……なんでありんすか、その言い方」

ルフィ「スッキリしたから終わりにしたいってのならこれで終わりにするし、
    もっとイキたいのなら付き合うし……
    どうする?」



うるティ「……」

ルフィ「……」

うるティ「お前も大概めんどくさいよな」ポリポリ

ルフィ「にししっ! お前に合わせてんだよ」

うるティ「合わせるってんならっっ

     察しろ!!」(/////



ルフィ「じゃあ、察してやるから一つだけ答えろ」

うるティ「……ん」



ルフィ「お前は、俺が好きで抱かれたいのか?
    それとも身体だけの関係で良いか?」



うるティ「……」
 


ルフィ「よく考えたほうが良いぞ。
    俺は、ただのお前の初めての男でしかないからな」

うるティ「初めて……」

ルフィ「ああ。
    よく、初めての相手に執着する事があるし、それ自体は悪くはねぇと思う。
    けどよ、俺みたいなのに半端にハマるのは良くねぇ。
    言ってる意味、わかるよな?」



うるティ「……うん」コクン



ルフィ「……身体だけって割り切れるんならそれでいいし、
    気持ちが傾いてんなら……それは一回考え直した方がいいと思う。

    それがお互いのためだ」

うるティ「……さては、過去に痛い目にあってござりんすね?」

ルフィ「っ」ギクッ



うるティ「……」

ルフィ「……隠しても無駄だろうから言うが、
    そうだ。

    俺が初めてだったやつが色々あってストーカーになって……ああ、そういやあいつが捕まったときに俺が夜遊びしてるっていうゴシップが広まったっけな……?」

うるティ「ゴシップじゃないじゃん。バカなの?」

ルフィ「バカだったなぁ……」シミジミ



ルフィ「とにかく、知っての通り、俺はごに……
    四人の女を……よにん?
    ん?」

うるティ「おい、いつの間に増えた?」

ルフィ「……よ、四人の女を侍らせてるヤベぇ男だってことを思い出せ」

うるティ「まぁ女遊びがやばい奴ってのはわかってるでありんすよ」

ルフィ「その上で、
    俺とどう付き合いたいか、
    考えてくれ」



 


ルフィ「……セフレでいいなら、船に乗ってる間はお前の性欲の面倒も見る。
    たまになら相手してやれると思う。

    だけど、それ以上の関係が欲しいのなら、
    今日は一旦ここまでだ」

うるティ「……はぁ、そういう話?」

ルフィ「……一応言っておくけど……
    俺は今とてつもなく我慢をしている。
    お前という据え膳を前に、限界まで理性を働かせてこれを聞いてる。

    安心しろ、お前に魅力がないわけじゃない」

うるティ「じゃあガッつけばいいじゃん……」

ルフィ「そうしないことが今お前を最も傷つけないと思ってこうしてるんだ」



うるティ「お優しいことでござりんすね……」





>>直下

1 うるティ「冷めた……帰っておくんなし」
  ※麦わらと距離を置きます。

2 うるティ「自惚れんじゃねぇでありんす! 誰がお前なんかに惚れるか!! セックスだけ所望するでありんすっ!」
  ※セフレパターン1
   セフレとして関係を続ける。セックスもこのまま続ける。

3 うるティ「弟が生意気なこと言うんじゃないでありんす」ゴゴゴ……
  ※セフレパターン2
   麦わらをぺーたんの代わり兼性欲処理道具として見る。セックスはこのまま続ける。

4 うるティ「……言うこと聞いたら、もっとエッチな事してくれるんでありんすか?」
  ※うるティ的には愛人枠を狙いに行くようになります。セックスは中断します。

5 うるティ「……………………」ポロ
  ※泣く。
   セフレ以上の関係も狙うしセックスも続けるが……ちょっと だけ重い女になる。

6 その他

 



うるティ「……言うこと聞いたら、
     もっとエッチな事してくれるんでありんすか?」

ルフィ「……ん?  んん?」

うるティ「……」モジモジ



ルフィ「え、っと……それって、つまり」

うるティ「……気持ち、が、傾いてるなら……
     これ以上の関係が良いなら……一旦終わり、って話」

ルフィ「……」ポカン

うるティ「なんでありんすか、その反応」

ルフィ「いや、予想外過ぎて」

うるティ「理由がいるんなら、説明してやるでありんす」



うるティ「……あんたは、あちきの初めての男で……
     あちき的には……弟とカイドウの次にあちきに優しくしてくれた男で……
     顔も、まぁ、嫌いじゃないので……

     まぁ、つまり……」

ルフィ「……」

うるティ「……ちょっと、好きになりかけてるというか」モジモジ

ルフィ「……そう、か」



うるティ「……だから、セフレってよりは
     もうちょっと……心も、通わせたい、的な?」モジモジ

ルフィ「……ん」コクン

うるティ「……」ジーッ

ルフィ「っ」ドキッ



ルフィ「……あ、そうか、そうなんだな?
    じゃあ、一旦考え直してみよう、な?」

うるティ「わかりんした」

 


ゴソゴソ

うるティ「……今は、言う事きくでありんす」

ルフィ「ああ、そうしてくれ。
    俺なんかにハマるとろくなことにならねぇぞ」

うるティ「4人は納得してるんでありんしょ?

     5人目とは言わないから、
     もちょっと、あんたに近い存在になりたいでありんす」

ルフィ「わ、わかった。
    前向きに考える……っ」ドキッ



ルフィ(この関係を良しとしたら浮気になるよな?
    でもなぁ……普段あんな調子のこいつが、ここまでしおらしくなるってことは……
    結構本気だよな)

うるティ「……」ゴソゴソ

ルフィ「……」

うるティ「……さっきのワチャワチャしたやり取りも、好きでありんす。
     だから、もし駄目でもあんな感じのやり取りができる関係に落ち着ければと思うでありんす」

ルフィ「ん? ああ、あの弟扱いみたいなのか」

うるティ「そ。
     ああ、そうか。わかった。
     あんたがあちきを意識してくれないのであれば、あんたはあちきの中でぺーたん四号に確定な」

ルフィ「……んー」

ルフィ「いいぞ。それで」

うるティ「……ん」



 


ルフィ「着替え終わったな?
    じゃあ、俺行くから、
    また今度会う時までに考えておけよな」

うるティ「わかってるでありんす。
     それより、あんたこそ覚えておくでありんす」

スッ……

ルフィ「ん?」

パサッ



うるティ「ん……」

ルフィ「っ」

チュ……

ンチュル……クチュ……ヌチュルルルル……レロレロ……チュプッ


チュパッ

うるティ「んはっ……はぁ……」トロン

ルフィ「……ん……キスは、しないんじゃなかったのか?」ドキドキ



うるティ「……この舌を好きにしたかったら、
     あちきと良い関係になるしかない……ってこと。
     覚えておくでありんすよ?」クスス

ルフィ「んなっ……」ドキッ

うるティ「さ、ここから先は乙女の一人悩みタイムでありんす」

ズイズイ……

うるティ「帰れ、そしておやすみなんし」

ルフィ「わ、わかったわかった。出てくから……
    じゃ、おやすみ」



ガチャリ バタン



うるティ「…………」

うるティ「……」










うるティ「……ふっ」




 


うるティ「ザマァ見ろ!!!!
     いつまでも自分のが上だと思いやがって!!

     こっちだってあんたの弱みは握ってんだぞ!?
     お前が私の舌が好きなことはもうわかってんだよ!!

     私が悩むとでも思ったか!?!?
     次会うときに愛人枠勝ち取る布石のキスだっつーのバカが!!」



ズンズン

ピョン

ボフッ



うるティ「キスした時のあいつの顔ったらなかったわ!
     はー、一泡吹かせてやった……!!
     せいせいした……っ!!!!


     あー……」



うるティ「……あぁー………………」グタッ



うるティ「……………………」



うるティ「……ぅー」(/////




………………

………………



深夜

サニー号近くの浜辺





ルフィA「……集合場所ってここでいいんだよな?」

手鏡「ウィーッウィッウィ!
   そうだよ。その近くに小屋がある。
   そこに大きな鏡があるから、そこであんたにかけた技を解くよ。
   最後の仕上げもあるしね」

ルフィ「ふーん、そうか。
    だからここ集合か」




ザッザッザ……


ルフィA「……お、 来たか?」

ルフィE「いやぁ……疲れた……集合場所ってここでいいのか?」

ルフィA「ん、おつかれさん」



ザッザッザ……

ルフィD「ん? あれ、俺が一番遅いと思ったのに」

ルフィF「後来てないのは、誰だ?」



ザッザッザ……

ルフィC「おう、今洗濯終わってきたぞ」

ルフィA「洗濯ってなんだよ」






ルフィA「……えーそれでは 点呼」

ルフィC「C」

ルフィD「D」

ルフィE「E」

ルフィF「F」


ルフィA「……Bはどうした!?」



 


手鏡「Bは溶けて消えたよ」


ルフィACDEF「なんだってー!?」


手鏡「いちいちうるさいね。
   もとに戻れば何がおこったのか理解できるはずだから……まずはそこの小屋に入りな。
   無人だから気にしなくていいよ」



ルフィA「おし、行くぞ!」

ルフィCDEF「おう!!」







……

浜辺の小屋の中の鏡の中

ミロワールド



ブリュレ「さて、いつまでも5人のあんたと面付き合わせてると気が滅入ってくるからね。
     早速元に戻すよ!」

ギュオンギュオン

ルフィA「ナニやってんだ?」

ブリュレ「これは、あんたの魂を一個に戻してんのさ。
     理屈じゃ消えたBみたいなのも魂は最終的には元に戻るが……
     こうして手作業で戻したほうが記憶も定着しやすい。
     

     さぁ、井戸を意識しな。
     その井戸から水が湧き出るのを想像して……」

ルフィA「……ん」

ルフィCDEF「俺等もか?」

ブリュレ「あんたらは黙ってな。
     どれがメインでも必ず全部の記憶と経験が一つに集約される。
     だから代表一人でいい」

ルフィA「……イメージできたぞ」

ブリュレ「さ……そしたらその水を全部飲み干すんだ。
     イメージでいい……たらふく飲むイメージで……っ」



 


ルフィA「……んんんっ!!」



ブリュレ「枯れ井戸万華鏡、解除!!」




ルフィACDEF「……!」 カッ

ボシュウウゥゥゥゥゥゥゥウ……


シュゥゥゥゥゥ……


ゥゥゥ…………





……

ルフィ「……ん?」

キョロキョロ

ルフィ「おっ! 俺たちが消えた……
    あ、違う。全員混ざった!

    もとに戻ったんだな!?」

ブリュレ「その通りだよ。
     さて、色々思い出してみな」




ルフィ「思い出す……
    ルフィAの記憶……
    B C D E F……」

ブリュレ「……どうだい?」

ルフィ「……っ……ん……
    うぷっ」グラグラ



バタン……

ルフィ「うぉわっ!! ああああ!!
    ッグぉぉっっ!!!」ジタバタ

ブリュレ「ど、どうしたのさ?」

ルフィ「やっべぇ……っ!!
    い、一気に記憶が……っ
    はぁ、はぁ……酔う、酔いそうだ」ゴロゴロ

ブリュレ「えぇえ、大丈夫かい!?
     ああ、もう、吐くならしっかり吐きな。
     さすってやるから」

サスサス

ルフィ「うぐぐ……ダイジョ ウブ……
    っぐ、……はぁはぁ……」

 


ブリュレ「本当に?
     ……ダメそうなら、あんたの船に放り込むくらいはしてやれるけど?」

ルフィ「はぁ、はあ……落ち着いてきた。
    心配、いらね……」



ブリュレ「……大丈夫なら聞くけどね。
     どんな感じだったんだい?」

ルフィ「ああ、思い出そうとすると6人分の記憶が一気に来たんだ。……多分だけどな。
    それで頭ン中ぐるぐるになって……
    落ち着いてきたら今は……ああ全部思い出せる様になった」

ブリュレ「めまいがするくらいの記憶の濁流……
     なるほど、元に戻るタイミングによっては脳にダメージを与える結果になりそうだね」

ルフィ「ああ、あと……」



ズシャッ

ルフィ「……めちゃくちゃ身体がだるい」

ブリュレ「そりゃあんた、見てただけでも四回セックスして、後あの感じだとついさっきまで泥棒猫とヤッてただろ?
     更にヤマトと本気の鬼ごっこまでしてんだ。
     その疲れが一気に来たんだろうよ。
     ウィッウィッウィ! 流石に疲れたかい?」

ルフィ「めっちゃしんどい……」ダルン

ブリュレ「今なら殺せるかもね?」

ルフィ「やめちくりー……」

ブリュレ「ったく、この無様な姿をカタクリお兄ちゃんに見てもらいたいよ」





 


ルフィ(6人に別れる、か。
    正直一気に面白いこと全部できて楽しかったけど……)

ニギニギ……

ルフィ「……あへぇ」ダレン

ルフィ「こんなにキツぃなら
    今後は使用を考えねぇとな」

ブリュレ「6人はやっぱりきつかったんじゃない?」

ルフィ「……ああ。確かに」ムクッ



ルフィ「二人か三人なら、少なくとも脳はやられねぇな」

ブリュレ「そうかい? 根拠は?」

ルフィ「見聞色で未来を見る時。
    自分の目で見てる光景と脳に映る未来の光景を同時に見てるんだ。
    アレと同じように記憶が2つくらい重なってもなんとか理解できるはずだ。
    その理屈で行くと、もう一個増えてもまだなんとか処理できる気がする」

ブリュレ「……お、おぉ、そうかい」

ルフィ「次やる時は二人か三人にしてくれ」

ブリュレ「……んー、あんただけでテストするのもどうかと思うけど、
     実際こんなに乗り気で居てくれるのは正直助かるね。
     考えておくよ」


ルフィ「おう、今日は面白かった! ありがとな! ブリュレ!」


 


ブリュレ「……ん?」

ルフィ「にししっ! 敵だけどダチだから、もう名前で呼ぶことにした。
    お前が訂正してくれたおかげでいい加減覚えたしな!」

ブリュレ「ダチじゃねぇよ!!

     だったら枝って呼べ!!
     あんたは今アタシの実験台!!
     それだけだ!!」

ルフィ「なぁ、いいだろぉ?
    俺もそろそろ悪いなぁって思って来たところで」

ブリュレ「むしろこの実験始まるところでそれ思えよ!!
     ったく、遅いからもう帰りな」



ルフィ「おう! じゃな、おやすみ」

ブリュレ「はいはいおやすみ」



………………
 

………………

海辺の小屋



ルフィ「さて」

ルフィ「何か、非常にマズイことを忘れてる気がする……」






ガチャリ

→外





サンジ(モヒカン「……」どどん!

ルフィ「あ」

ゾロ「……」どどん!

ルフィ「あー、えーっとぉー…………」

チョッパー「……」チョコン

ルフィ「よ、よぉーみんなぁー!
    こんなところであうなんて奇遇だなぁー!?」





ゾロ「あー、奇遇だなぁ?」

サンジ「奇遇ついでに聞きたいことがあるんだけどもよ?」スパァー……



ルフィ「なん、何だよ。
    俺は何も知らな、しら、知らないぞよ!?」

チョッパー「嘘ついてる顔だ」

ゾロ「主治医もこう言ってるぞ?」



サンジ「……俺の見立てじゃ、お前は今分身できるって事みてぇだが、つまりそれって……」

サンジ「ルティシアちゃんが何人にも増えるってこと、だよなぁ?」ニヤニヤ

ルフィ「お、お前性転換系駄目なんじゃなかったっけ?」

サンジ「馬鹿だなぁ。ルティシアちゃんに俺が手を出すわけ無いだろ?」ニコニコ



サンジ「ルティシアちゃんの穴という穴を使って客取る目的に決まってんじゃねぇか」真顔



 


ルフィ「え」

ルフィ「お、お前は女を酷い目には遭わせないはず、だよな!? な?!」

サンジ「あ゙あ゙?? お前の意志でやるんだよ!?」

ルフィ「ゾロ……たしけて」プルプル

ゾロ「俺はルティシアって女に騙されて機嫌が悪いんだ。悪いなぁルフィ」

ルフィ「チョッパーぁ……」

チョッパー「ゲンコツ痛かった……」



サンジ「とりあえず五六十発蹴らせ
ろ」

ゾロ「殴らせろ」

チョッパー「……治療だけはしてやる」



ルフィ「あ、あ、ご……」


ルフィ「ごめーーーーーーーーん!!!!!!!」









………………

 

………………

翌日



サニー号甲板





ナミ「で、いたずらが過ぎたせいであのザマと」



マストに磔でモヒカンのルフィ「……」ズン……



ウソップ「なんか身に覚えのある光景だな」

   



ロビン「それで、本当に客は取らせたの?」

サンジ「取らせるわけないだろ。
    軽口だ」

ロビン「……取らせなかったの?」

サンジ「ロビンちゃんはあいつをどうしたいんだ?」ゴクリ



ゾロ「zzz……」

チョッパー「zzz……」

ブルック「珍しいですね。チョッパーさんが朝寝坊なんて」

フランキー「ああ、なんでも毛生え薬を作ってたとかなんとか……」

サンジ「……」





ノジコ「つまり? ルフィが6つに分かれてたってこと?」

たしぎ「私のところにも現れましたし、そういうことでしょうね」

ヤマト「ふーん、たしかにちょっと不誠実だねぇ」

うるティ「そんなん今更でありんす」

ノジコ「まぁ、楽しいこと全部やりたいって生き急いでるようなやつだし、
    気持ちは分からないでもないよ。

    ただ正直他の五人がナニしてたかを知りたいってのはあるかもねぇ」

ヤマト「……まぁ、いいんじゃないかな。
    本人が話したければ聞けば話すはずさ」



たしぎ うるティ(話さないで居てほしいけど……)
 



ジンベエ「何ぞ船が騒がしいと思ったら。
     何じゃ船長のあのザマは」

ナミ「んーなんかサンジくんとゾロにいたずらしてやり返されたみたいよ」

ジンベエ「……これも、日常なのか?」

ナミ「今回は結構オイタが過ぎたみたいね。
   ここまでされるのは珍しい」

ジンベエ(珍しい、で済ますということは前にもあったんじゃな……)ゲンナリ



サンジ「や、そのことなんだがな。
    実はルフィのやつ誰かの能力で増えてたらしいんだ」

ナミ「へーぇ、便利ね」チラ

ロビン「私は自分しか咲かせられないわ。
    ルティシアちゃんの原因の一端は担ってるけど」

サンジ「ロビンちゃんの差金だったのか!?」

ロビン「いたずらまでは関与してないわ。
    それとも、いたずらも関与してたら私も磔にする?」クス

サンジ「ロビンちゃんのはりつけ……」ダラダラダラ

ウソップ「おい、チョッパーが寝てるときに出血すんな。死ぬぞ」



サンジ「まぁ、その能力者のことは絶対に口を割りやがらねぇ。
    それで怪しいのと懲罰とで磔にしたんだが……ものの見事に口を閉ざしてしまった。ってのが今だ」



フランキー「おい船長。なんの能力者か吐かねぇとずっとこのままだぞ?」

ブルック「ああ、おいたわしやルフィさん。
     せめてプレイの一環として諦められるよう祈っておきます」

ルフィ「俺は、口をわらねぇ」

フランキー「よし、こちょこちょの刑追加だ」

ウィーン ブルルル……

フランキー「この電動歯ブラシを改造して作ったくすぐり専用ラビットファーアザラシの毛ブラシで、
      お前を脚の裏でイけるように調教してやる!!」

ルフィ「んなことされたら歩く度に出るもん出ちまうじゃねぇか!!
    ちょ、ブルック……! 助けてっ!
    お願いだからぁっ!!」

ブルック「すみませんルフィさん。
     完成形が見てみたいので私見てますね」


 


ジンベエ「どこの船に拷問される船長がおるんじゃ……?」(呆れ

ジンベエ「やめろやめろおまえさんら」



ウィーン ブルルル……

ルフィ「あががが……が……」ビグンビグン

フランキー「ち、後ちょっとだったのに」



ジンベエ「ルフィ。どうせお前さんのことじゃから協力者をかばっておるんじゃろう?
     しかし、人を増やせる能力者などがどこかに居るのであれば、情報は共有すべきじゃ。

     そうじゃろ?」

ルフィ「はぁ……はぁ……ちょ、ちょっとまって」

ルフィ「……返事、できねぇ……」ビクンビクン



ジンベエ「とにかく、今回の件でその能力者とやらを責めることはせん。
     それだけは約束してもらおうじゃないか。
     みなもそれで良いな?
     いたずらの件は水に流そうぞ」

サンジ「ああ、そうだな。
    ぶっちゃけゲロのゾロぶっかけられてた時点で面白かったからもうそろそろ許してやる」

ルフィ「え、それって蹴りを入れる前の話だよな?」

ゲロ「zzz……」



フランキー「俺はこの行き場の失ったラビットファーアザラシの毛の磨き心地を試してぇ……
      船長に恨みも憎しみも全くねぇが、ただ試してぇだけだったからな」

ウィーン ブルルル……

ブルック「だからって私で試すのやめてくれませんかね? 小綺麗になっちゃいますよ」ワシャシャシャシャシャ



ナミ「いいんじゃない? ね、ロビン」

ロビン「私はもとより意見する立場にないわ」

ウソップ「俺に至っては夜に何があったのかさえ知らねぇ」



 


ジンベエ「というわけじゃ。
     そろそろ話しちゃくれんか?」

ルフィ「……ん、んー……」

ジンベエ「……」

ルフィ「……怒らない?」

ジンベエ「え、お、おう、多分の」

ルフィ「……えっとぉ。
    

    ビッグマム海賊団の、ブリュレってーんだけどぉ」モジモジ



サンジ「……」

ナミ「……」

ブルック「……」

チョッパー「zzz……」

ジンベエ「……近くに、居るということか…………!?

     まさか戦争でもする気か!??」







みょんみょんみょん

ブリュレ「ちょっとまってぇ!!
     これカチコミとかじゃないから!!
     弁明を、弁明をさせて!!」

ゾロ「っ」カッ

ゾロ「敵か!?」チャキッ

 


ブリュレ「まだ敵じゃない!!
     だからせめて話を聞いてちょうだいよっ!!」

ジンベエ「本当におったのか……
     しかし一応敵じゃからな。
     警戒はするぞ?」



ナミ「ねぇ、まさかとは思うけどルフィ」ゴニョゴニョ

ルフィ「あん?」

ナミ「……こいつともなんかあった?」

ルフィ「……何もなかった、と言えるはずだ」

ナミ「ナニその歯切れの悪さ。あんたまさか」ゴクリ

ルフィ「成り行きで一緒に風呂入っただけだ!」

ロビン「それは隠語のお風呂と捉えても?」

ルフィ「捉えるな!!」

ナミ「……あー、ちょっとわかったかも。
   あのときね?」

グニイイイ

ルフィ「な、なんで頬をつねるんだ?」

ナミ「ギリ浮気じゃなさそうだけど、なんか一応制裁」

ルフィ「……」

ロビン(黙って制裁を受けてるってことは何か浮ついたものはあったってことかしら)チラ

ブリュレ「……なんだい?」

ロビン「いえ、なんでも」

ロビン(推定では私の一回り上……そっか、ルフィはここまではイけるのね)ホッ



サンジ「ピンク色の内緒話はそこまでだナミさん達。
    それよりも、この女ビッグマムの娘だろ?
    ここに居るってことは敵意がないとおかしいんじゃないか?」

ブリュレ「ふっ、敵意ねぇ。
     まぁ、ないといえば嘘になるさ。当然だろ?」

ゾロ「……じゃ、斬るぞ」

スチャッ

ブリュレ「っ……!」



サンジ「……なぁ、少し待ってくれ」



 


ゾロ「女だからとかけられる情けにも限界があるぞ」

サンジ「そうじゃねぇ。
    俺は、こいつに借りがあるんだ。
    
    事情を、みんなにも聞いてほしい」



フランキー「あ? 何を聞けって?」

ブルック「まぁ、借りと言えば借りと言えなくもないですが……
     でもアレはあくまで戦術的利用でしょう?」ツヤッツヤ

サンジ「そうだが。
    ……どうやらブリュレ側にも事情がありそうだ。
    話を聞いてやるだけの情けはかけてやってもいいんじゃないか?」

ゾロ「……まずは、お前の話を聞こう」



サンジ「俺たちはホールケーキアイランドを、こいつの能力を利用することでなんとか脱出できた。
    もちろんこいつは敵として立ちはだかったし、ナミさんらも命を奪われかけたりもした……が。
    こいつの能力を強引に利用したことで、こいつの立場が危うい事になっているのであれば……

    それは俺の責任ということにもなると思うんだ」

ブリュレ「……チッ」

ナミ「はぁ、呆れた。
   義理堅いというかなんというか……」

ウソップ「敵を捕えて利用したってことか」

うるティ「それでこのヒモノが割食ったからって何であんたのせいになるんでありんす?」

サンジ「……そもそも、あそこでのいざこざは俺のせいでもあるからな」

ナミ「……ま、それは一理あるわね」



ルフィ「サンジは悪くねぇ!!」

サンジ「お前は黙ってろ」

肉「ズボッ」

ルフィ「もぐもぐ」



 


ゾロ「……んじゃ、話だけは聞こう。
   刀は下ろせねえが、承知しろ」

ブリュレ「わかったよ……まぁ、あたしの事情つっても、大したもんじゃないけどね」



ブリュレ「……サンジの言う通り、あたしはあんたらにこき使われて、
     危うくビッグマム海賊団の崩壊を招くところだった。

     敵に手を貸したんだ、当然、ママが生きてりゃ処刑は免れないだろう。
     そこんところは、ジンベエ。あんたもよくわかってるだろ?」

ジンベエ「うむ、心得ておる」

ブリュレ「……奇しくもママはあんたらに倒された。あたしは死んだとは思っちゃいないけどね。
     でもそのおかげであたしの処分は保留になったのさ。

     命拾いした、と思ったけれど兄弟たちのアタシへの風当たりはどこが冷たかった」

ルフィ「なんでだ!?」ゴクン

ルフィ「お前敵じゃなけりゃ良いやつだし、仲間や兄弟からすりゃ良い姉、良い妹だろ!?」



ブリュレ「そうあろうとはしてるけどね。
     とはいえ敵に利用され、カシラを失う要因となったあたしの肩身は狭かった。

     けど、そんな時突然あたしの能力が覚醒したんだ。
     せめてもの償いとばかりに能力を鍛えようとしたら、ね」

ナミ「それで、どんな能力になったの?」

ブリュレ「色々さ。
     麦わらを増やしたのもあたしの技、光を反射すりゃ窓でも移動できるようになったのよ」

ジンベエ「…………のう、まさかとは思うが、
     近くにビッグマム海賊団が居る……というわけではないんじゃよな?」



ブリュレ「ええ、あたしはトットランドからここまで。この能力で来たのさ。
     ウィッウィッウィ!!」



ゾロ「っ」スッ

チャキッ

ブリュレ「ぐっ……!!」

ルフィ「待てゾロ! 斬るな!」
 


ゾロ「……考えてみろルフィ。
   ここと、敵の本拠地が繋がったんだぞ……!?
   こいつの能力で」

ブリュレ「……そう、だけど、少し違う」

ルフィ「どう違うか説明してくれ、
    でないとお前……」

ジンベエ「……話してみろ」



ブリュレ「長距離の移動ができるのはあたしだけなんだ。
     あの戦いで見せたような、大勢の移動や、鏡越しに矢を飛ばすなんてこともできない。

     能力者の移動にしかこの長距離移動は使えないのさ。
     しかも、やたらと力を使うせいか全くと言っていいほど戦える気がしない」



ヤマト「そんな状況でよくここに顔を出せたものだな」

ブリュレ「少しでも家族の役に立ちたかったのよ。
     麦わらの船の情報でも持ち帰れば……と思ってね。
     とはいえ、捕まってしまったけど」

ルフィ「ああ、一回は捕まえたな」

ゾロ「捕まえたのに逃したのか?」

ルフィ「ん、というか、そこから俺が増えた話につながるんだよな?」



サンジ「なるほど、見逃す代わりに鏡の力でルフィを増やしてもらったと……?」

ブリュレ「正確には取引さ。
     アタシの能力の試し打ちに利用させてもらったつもりだよ、こっちは」

ゾロ「……脅威ではないことはわかった。
   今すぐ敵対するつもりもない事もわかった。
   だが正直キナくせぇ」

ジンベエ「うむ、そう思うのも最もじゃ」



 




ゾロ「お前……えっと枝みてぇなやつ」

ブリュレ「ブリュレだよ!!!!」




ルフィ「ぶふっ! ……ふ……あははははは!!
    ゾロ! その呼び方やめてやれ! あはははははは!!」

ブルック「ヨホホホホホホ!! 枝……!!
     ゾロさんまで……ヨホホホホホホ!!!」(涙笑

ゾロ「あ?」

ナミ「ふ……ふふ、そうよ、駄目よそんな呼び方っ……ふふ……しつれい、ふふ、でしょ……っ」プルプル

ゾロ「なんだ、なんで笑われてんだ? 俺が悪いのか?」

ブルック「ヨホホホホホホ!!!
     わ、悪いのは、ヨホホホ!!
     あなたではないんですけどね! ヨッホホッホッホッホ!!!

     寄りにもよって! ルフィさんと同じ呼び方するんですもの!!

     そりゃ笑っちゃいますよ!!」

ジンベエ「く……っくく……わ、笑いすぎじゃぞブルック」プルプルプル




ゾロ「俺のセンスがルフィと同じだってか?
   こ、こいつよりはマシだと思ってた……」ガクッ

サンジ「諦めろ。お前ら同レベルだよ」

ヤマト「おそろいだって! よかったね!!」

ゾロ「やめろその言い方!!!」




ゾロ「とにかく!! 
   ブリュレつったか? お前はまだなんか隠してやがんな?」

ブリュレ「っ」ギクッ


 


ゾロ「ルフィに恨みがある割に、協力的な態度。
   そして明らかに対等かそれ以上の条件を飲んで協力している。
   裏があるに違いない……」

ブリュレ「裏……ねぇ……ふふ、
     流石は副船長ってところかい。
     すべてお見通しってわけだ」

ジンベエ「……なんのつもりじゃ?」

ウソップ「やっぱり、元四皇の娘……
     なにか企んでやがったか」

ヤマト「……僕は何も企んでないよ?」

うるティ「話ややこしくする前に黙れお前」



ブリュレ「……」

ブリュレ「……」

ブリュレ「……」





ブリュレ「……ないのさ……」ボソッ

フランキー「あん? あんだって?」



ブリュレ「わからないのさ」

フランキー「……何が」







ブリュレ「……帰り方が……わがんなぐなっちゃったのよぉぉぉおおおおおお!!!!」ボロボロボロ……










サンジ「……」スパー……スタスタ

ゾロ「……ぉ、ぉう」



 


ブリュレ「鏡の声を聞いて麦わらを追ううちに、ヒック……グスッ
     帰り道がわからなくなっちゃって、グヒッ……ヒグッ……
     そして遠くに行けば遠くに行くほど、トットランドを知ってる鏡がなくなってしまい……
     ミロワールドに行ってもビッグマムすら知らない鏡ばっかりで……

     グスグスン……」

ジンベエ「……」

ブリュレ「麦わらの条件を飲んだのも、
     あわよくば交換条件で……帰る方法を手伝ってもらおうかと思ってぇぇぇ……」ボロボロ





ノジコ「……あたし、事情はあんましわかんないけどさ。
    なんていうか……その……
    可哀想ね、あんた」

ウソップ(うわ、最も一般人に近いノジコから憐れまれてる……っ
     四皇の娘が……!!)

一同(気の毒……)






ブリュレ「うぅぅ……、こんな惨めな思いするくらいなら、いっそ殺しなさいよ!!」

ゾロ「ま、まて……なんか、今のお前を斬ったら寝覚めがわるくなりそうだ……」

ブリュレ「どうせアタシはお荷物でドジで間抜けな枝よぉぉおぉ……オイオイオイ……」ボロボロ……







ナミ「あんた、知ってたの?」

ルフィ「ここまで弱ってるとは思わなかった……」



サンジ「事情はよくわかった」

スタスタ……

サンジ「……とりあえずこれ以上の話はまた後で聞こう。
    みんな仕事だろ?
    こいつの監視は、そうだな。たしぎちゃんに頼めるか?」



たしぎ「あ、はい。
    お受けします」

 


ブリュレ「はっ……あんたはたしぎ大佐……?
     海兵に引き渡す気ね!?」

たしぎ「……ビッグマム海賊団の一人ということならそうしたいですが……
    今のところ私も麦わらにお世話になっている身です。
    なので、私は監視という任務だけをこなします」

サンジ「体調管理もよろしくな」



ノジコ「サンジの言う通りだね。
    あたしもそろそろ行かないと」

うるティ「あっ! 店開く時間でありんす!」

サンジ「そういうわけだ。
    ブリュレ、あんたはたしぎちゃん監視の元……そうだな、一時的にキッチンにでも居てくれるか?」

ブリュレ「わかったよ……」

ロビン「! ふふ、そういう事」クスクス



サンジ「そういうことでいいよな? ルフィ」

ルフィ「ああ、とりあえずブリュレがこれ以上可哀想にならなけりゃいい……」

ジンベエ「うむ、これ以上は酷じゃな……」

ゾロ「大人しくしてろよ? 枝」

ブリュレ「ブリュレだよ……」





ブルック「それでは私も行ってきますねー」

フランキー「アーゥ! 修理屋に案内しろウソップう!」

ウソップ「そういやそうだった。
     じゃ、たしぎ、くれぐれもそいつから目を離すなよ!?」

たしぎ「はい、わかりました」




ゾロゾロ……


 








ルフィ「あ、ちょ、誰か……俺の縄解いてくんね?
    おーい、誰かー!?」


ヤマト「ふふ、みんなにおいてかれたね」

ルフィ「ああ、ヤマト。
    助けてくれるのか?」

ヤマト「うん。多分僕がやると思って誰もて出さなかったんでしょ。
    任せてよ」

スパパパ……



ルフィ「あー! 自由だ!」

ゴロンゴロン

ヤマト「それにしても君は甘いねぇ……
    彼女ビッグマムの娘だろ?
    あそこまでかばう必要もなかったと思うんだけど?
    少なくともこちらを偵察するつもりはあっただろうし」

ルフィ「んー……でも借りがあるし……
    後は、あいつってどこか弱虫だから殴りたくねぇんだよな」ムクッ

ヤマト「……甘い、甘すぎるよルフィ」

ルフィ「別に甘くしてるつもりはねぇぞ。
    借りがなくて情も湧いてなけりゃ素性を知った時点で殴ってた」

ヤマト「借りがあっても情が湧いてても殴るのが普通なのっ」

ルフィ「そうかなぁ?」

ヤマト「……まぁ、そういう君の甘いところを他の仲間が補ってるのかもね」

ルフィ「にししっ そうでもねぇぞっ
    もっと甘いやつが一人いる」

ヤマト「ん?」






………………


 

………………

サニー号
キッチン



たしぎ「こちらがキッチンです。
    あなたにはここに居てもらいま……」

チラッ

たしぎ「……なるほど。ここに案内させた理由がわかりました」フッ

ブリュレ「はぁ……今日から過酷な幽閉生活か……」

たしぎ「ここは一時的にあてがわれた場所ですが、
    たしかにあなたと比べて過酷な環境であるのは確かです。
    食事はちゃんと摂っておいてください」

ブリュレ「……食事……っ!?」グギュルル……

たしぎ「テーブルの上に一人前用意してあるでしょう? あなたの分ですよ」


ブリュレ「な、なんだいこの食事は……え?
     あんたの分なんじゃないのかい?」

たしぎ「違いますよ。
    今さっき黒足があなたを見て用意したものです」

ブリュレ「う、嘘……あの短時間でこんな……
     しかもあたしゃ敵だよ? なんで敵にこんな手の込んだ朝食を……」

たしぎ「そういう人なんでしょう。
    少し、私にも心当たりがあります。

    ですのでこちらは残さず食べておいてくださいね」


ブリュレ「……恩でも売ろうってのかい?」ジロリ


たしぎ「いいえ。
    黒足にとっての料理とはそういうものではないと思います。
    疑うなら一味の誰かに聞いてください。

    ただ、私から言えるのは……
    彼の料理に立場は関係ないということ、です」

ブリュレ「……海軍のあんたが言うってことは、
     そういう事なんだろうね」

カタ



ブリュレ「……」

ブリュレ「……いただきます」





………………


 

………………



サニー号

甲板



ゾロ「で、結局あの女はどこに置くことにしたんだ?」

ルフィ「昨日の浜辺の小屋。
    アレは無人だし、狭くても反射するものがありゃミロワールドにはすぐ行ける」

ウソップ「勝手に使って良いもんなのか?」

チョッパー「一応カヤロにも確認は取ったよ。
      あの小屋に最近人が出入りしてる様子もないし、すぐ身を隠せる人の隠れ家には丁度いいだろうって」

ナミ「……あと、布団は使ってないのをミロワールドに運んである。
   でしょ? サンジくん」

サンジ「何だよナミさん、見てたのか?」



ルフィ「な? 甘やかしがもうひとり居るだろ?」ニヤニヤ

ヤマト「たしかに!」ニヤニヤ



ジンベエ「ふぅむ、しかしブリュレか……」

ゾロ「なんだ? やっぱりなんか引っかかるか?」

ジンベエ「いや、危険視しとるわけではない。
     今朝の号泣っぷりを見たら警戒する気も失せたわい」

ウソップ「たしかに事情も事情だし、
     同情しちまうよな」

ジンベエ「ああ、敵とはいえあの様子ではな。
     しかし長く馴れ合うわけにもいかん」



ルフィ「そうだな。早く返してやんねぇとな。
    じゃねぇと、ここにビッグマム海賊団が攻めてくるかもしれねぇしな!」


 


うるティ「うわ、あれらとヤんのでありんすか?」

フランキー「なんだ? ビビったか?」ニヤリ

うるティ「あ゙あ゙!??」ギロリ

フランキー「だはははは! そんなタマじゃねぇか!!」

ジンベエ「まあ、近日中に折を見て返してやるのが良いじゃろうな。
     それかトットランドに連絡させるか」

チョッパー「む、迎えに来たらどうしよう!
      そしたら今度こそ俺たちあいつらと正面から戦わなくちゃなんねぇのか!?」

ルフィ「んー、負ける気はしねえけど、
    そん時はブリュレ置いて逃げりゃいいだろ。
    こっちには戦う理由がねぇ」

ジンベエ「最もじゃな」



ノジコ「ふーん、やっぱり新聞とかゴシップ聞いてたのとは違うね、雰囲気」

ナミ「あの情報は他所から見た麦わら像だからね」

ゾロ「世間じゃどう言われてんだ?」

ノジコ「いまや四皇カイドウとビッグマムを知略で同時に打ち破った大海賊扱いだよ、あんたら」

ルフィ「知略…………」

サンジ「知略?」

ゾロ「知略……」

ブルック「大体その時の流れと勢いと雰囲気でしたよね?
     真面目に知略考えてくれたのって、トラ男さんと侍の方々くらいですし…………」

ノジコ「ここに来てそんな気がしてきたよ」ニコニコ







ナミ「さて、出航の目標金額まで金策モードは続くわよ。
   みんな、明日も頑張りましょー!!」

フランキー「アーゥ! 任せろぉい!!」

ウソップ「おー!!!」

各々「散り散り」






 



ルフィ「……さて、俺はどうしようかな」

うるティ「……」ジッ

ルフィ「ん、どしたうるティ?
    みんな行っちまったぞ」

うるティ「そうでありんすね」

ルフィ「?」

うるティ「……ん」モジモジ

ルフィ「あ」(察し



うるティ「昨日の話の続きをしようかとも思ったけど、今のあんたに話すのイヤでありんす」

ルフィ「それは、場所の問題か? 
    それとも時間か?」

うるティ「髪型」



ルフィ(モヒカン「……そういや俺今超ロックな髪してるんだったな」



うるティ「……そっちの都合でいいでありんすから、
     髪が元に戻ったらあちきの話を聞いてほしいでありんす」

ルフィ「わかったよ」



スタスタスタ…………



ルフィ「……」ポリポリ

ウソップ「おーい!!ルフィ!!
     髪直すぞー!!」

チョッパー「毛生え薬はいらんかねー」

ルフィ「あー! 頼むー!!」




………………


 

………………


うるティの部屋の前


いつもの髪型のルフィ「……」

ルフィ(うるティと話つけるのが何よりも先、だよな。
    俺自身も気になるし)




コンコ───ガチャリ

うるティ「……」

ルフィ「よ、よう。話聞きに来た」



うるティ「そ、そんなにあちきと話したかったんでありんすか!?」キラキラ

うるティ「女四人も侍らせておいて……それでもあちきと!?」ニヤニヤ

うるティ「もぉー! しょうがないでありんすね。
     ささ、どうぞ入っておくんなしっ」グイグイ

ルフィ「え、あ、おう」

ヒョイッ

ガチャバタン





うるティの部屋



うるティ「……」スッ

パサ

ルフィ「なぁ、お前。考え直したか?」

うるティ「……何言っても無駄でありんす」

グイッ

ルフィ「うぉわっ!」

ルフィ(胸倉掴まれた? 殴られる……!?
    なんで!?

    あ、でも普通に考えりゃ心当たりはあるっ!)ギュ ><

 



うるティ「ん……」

チュ……

ルフィ「ん?」

チュ……チュル……

うるティ「……んう……ん……」

ペロペロ……

うるティ「……この舌が欲しかったんじゃないのでありんすか?」

ルフィ「っ……うるティ。
    俺とのことを考えろって言ったよな?」

うるティ「ば~~~~~~か」

ンチュゥ……レロクチュ……

ルフィ「んむっ……」

うるティ「……ん……ん……んんっ……」

クチュル ヌチュ……チュプ……レロクチュ……

ヌチュルルルル……レロ……レロ……

ルフィ「んっ……んぅ……」

うるティ「んは……はぁ はぁ……」



うるティ「考えた結果……
     こうしてるんだろが」

ギュゥッ……

ルフィ「……あー、それは思いもしなかった」


 


うるティ「あんたと初めてした時は、
     わけわからん因縁で責任取るって形になったよな?」

ルフィ「ああ、そうだな」

うるティ「……責任も何も関係なしに、
     一人の女として抱いてほしいって言ったら。
     あちきとあんたの関係はどうなる?」



ルフィ「そりゃお前……」

ルフィ「……んー……」

ルフィ「本気、なのか?」





うるティ「微妙」




ルフィ「微妙って!?」

うるティ「だって、もしかしたら性欲に駆られてるだけかもしれねーじゃん」

ルフィ「おう、そこまでは気づけたか、偉いな」

うるティ「でも性欲だろうがなんだろうが好きなんだもん!! 構ってほしいのでありんす!!」

ルフィ「あー、そういうことか……だから本気かどうか微妙って言うのな?」



うるティ「えー、本気じゃなきゃだめでありんすか?
     今更愛人の一人や二人居てもいいでしょぉー!?」

ユサユサ

ルフィ「揺らすな揺らすな。
    いや、むしろ自分を本気だと信じ込んでる人間よりは信用できる」

うるティ「じゃあ抱けよ」ゴゴゴ……

ルフィ「圧がすごい……っ」



 


ルフィ「……愛人、そうか愛人かぁ……」

うるティ「そう」

ルフィ「……俺、そんなにいいか?」テレリ

うるティ「ん゚っ!? それ逆に聞く!? 

     え、と、まぁ……
     具合も良けりゃ……まぁまぁ、好みだったと言うか……」モジモジ

ルフィ「おう、そうか……なら良いんだけどよ。
    でもそっか、いいのか、こんな浮気性で恋人四人もいる俺で」

うるティ「……その貞操感の薄さも、モテる理由の一つなんじゃないんでありんすかね」

スッ

うるティ「押せばヤれる、そして上手……
     いわばあんた、サセ男なんでありんす」

ルフィ「……あー……なるほどぉ……それは確かにあるかもなぁ」

ズイッ

うるティ「それに経験豊富だから、ちょくちょく女のツボをついてくる。
     そういうところがたまんないのでありんす」

チュ……

ルフィ「ん」

チュゥ……ヌチュ……クチュ……ヌチュル……チュパッ

うるティ「んは……ぁ……」

レロレロ……ヌチュル……チュゥ……チュ……チュ……

ルフィ「……ん……んむ……」


うるティ「ん……」

ヌルゥル……レロォ……ヌプ……

ルフィ「んぷ……んっ」

うるティ「んん……んんん……」



ルフィ「ぷは……はぁ……はあ……」

うるティ「はぁ、は……ん……」

サスサス

うるティ「んー……ふふっ もうガチガチでありんすね♪」

 

ルフィ「や、実質俺も昨日……お前の舌で最後に刺激された性欲がな……?」

うるティ「焦らされたとでもいいたいんでありんすか!?
     それを言うならこっちだって焦らされたようなもんでありんす!!」

うるティ「……だから」




クルッ スタスタ グイグイ……

ルフィ「ん?」

うるティ「ベッドにこい」

ボフッ

うるティ「……隣に、座れ」

ルフィ「ん」





うるティ「……」モジモジ

ルフィ「ああ」(察し

ルフィ「わかった」

ドサッ

うるティ「あんっ♪
     押し倒されちゃったでありんすぅっ」

ルフィ「いや、明らか誘っただろ」

うるティ「違う、さっきのはベッドで遊ぼうという意味で、
     セックスを誘った訳では無いでありんす」

ルフィ「じゃ、これはどう説明付ける?」

スッ

うるティ「あ……ゃ どこ触って……」



クチュ……

うるティ「んんっ!」ピクン



ルフィ「……ほら、もうマンコトロトロじゃねぇか」

クチャァ……

うるティ「うるせぇっ! こっちも昨日から焦らされてたんだ!!
     あとその人の濡れ具合見せつけんのやめろ!!」(/////

ルフィ「誰でも良かったんじゃないのか?」

うるティ「意地の悪いお人でありんすね。
     今日はもう違いんす……」

ルフィ「……へへ」

うるティ「……」



 


うるティ「……さては一回素直にならないと先に進めないつもりでありんすね?」

ルフィ「バレたか?
    お前のデレ待ちだった」

うるティ「案外めんどくせー男だなお前」

ルフィ「お前にだけは言われたくねぇ」



ルフィ「……でも、こういうやり取りは嫌いじゃねぇし」

ゴソゴソ

ルフィ「そういうとこ含めてお前のこと気に入ったから」

うるティ「……ん……」ドキッ



ボロン

ルフィ「今回は、お前の誘い通りにしてやるよ」

うるティ「だから、誘ってない……し」ドキドキドキ



ルフィ「このまま、パンツずらして入れるぞ」

クチュ……

うるティ「あん……別に、いいでありんすよ……」ドキドキドキ……





ヌリュ……ズプププ……

うるティ「んくっ! ……ぁ……」

 


 


ズププ……

うるティ「……ぁっ……んぐっ
     あ、ちょっと、痛いかも」

ルフィ「ははは、そりゃいくら濡れてても前戯無しだと痛いよな」

うるティ「酷いでありんすぅ」(棒

ルフィ「いや、だからお前が誘……ああ、もうそこはいいや。
    とにかく、これで前戯なしは痛いってわかったろ?
    一回抜くか?」

うるティ「やでありんす」

ギュゥッ

ルフィ「……」

うるティ「……このまま、あんたを……
     感じてたいでありんす」

ルフィ「昨日みたいに前戯でやめたりしないって、約束してもか?」


うるティ「ん」

ギュゥゥ……

ルフィ「わかった。んじゃ、このまま慣らしていくか」

うるティ「うん」コクン




ヌプ……ヌプ……

ルフィ「……っ」

うるティ「ぁ、ん……」

 


ヌプ……ヌプ……

ルフィ「浅いところで、こう動かしてると」

うるティ「ん……ん……」

ヌプ……ヌプ……

ルフィ「……これはこれで、気持ちいいだろ?」

うるティ「ん……うん……」コクン



ヌプ……ヌプ……

ルフィ「っと……んじゃ、こっちもいじってやるか」

ヌチュ……

うるティ「んっ……!」ピクン

ルフィ「中と外で、気持ちよくしてやっからな」



ヌプ……ヌプ……

クチュクチュ……ヌチュ……クチュ……

うるティ「んひっ! あっ!っあん……ぁ……っ」ピクピクン

ヌプ……ヌプ……

クチュクチュ……ヌチュ……クチュ……

うるティ「は、……んはぁ……ぁ……んっくっ……!!」

うるティ(アソコの中と……
     クリトリス、同時にいじられてる。

     やっぱこいつセックスになると器用だな……ほんと)ドキドキドキ



 


ヌプ……ヌプ……
クチュクチュ……ヌチュ……クチュ……

ルフィ「っ……お……」

うるティ「ん、あん……んァ……」トロン

ヌプ……ヌプ……
クチュクチュ……ヌチュ……クチュ……

ルフィ「はは、こなれてきたか?」

うるティ「んっ……あ……うん……
     もう、痛くないでありんす……」ドキドキ……



ルフィ「……んじゃ、一回奥まで入れるか」

うるティ「ん、うん」

ルフィ「痛かったら言えよ」

ヌププ……



うるティ「はァ……あん……」トロン



ルフィ「ん……」

ヌプププ…………

うるティ「あぁぁぁ……あはァ……ん」ピクン

ツプ……

ルフィ「っ……あぁ……全部入ったぞ」

うるティ「んふぅっ……ん」ドクン……ドクン……



ルフィ「どうだ? 2回目のチンコは」

うるティ「ん、なんか、いいかも」



ヌチッ……

 


うるティ「……あちきの、ナカって、気持ちいいんでありんすか?」オズ……

ルフィ「ああ、めちゃくちゃ気持ちいいぞ」

うるティ「……ん……えっと……
     それは、比較的な意味で……?」

ルフィ「あ?」



うるティ「……」

ルフィ「……ああ、そういうの気になるか?」

うるティ「……んー……いや、やっぱ無しで」

ルフィ「へへ、俺マンコの比較とか冷静にできねぇぞ?
    全員違って全員気持ちいい、ってことしかわかんねぇ」

ヌプッ…… ヌプッ……

うるティ「ぁん……ぁ……んっ……!」ピクンピクン



ルフィ「……ナカの感覚はみんな気持ちいいけど、
    してる時のお前の顔は、めちゃくちゃかわいいと思ってる」

チュッ

うるティ「ん……っ……んう」



チュ……クチュ……ヌチュル……チュ……
ヌプッ…… ヌプッ……ヌプッ…… ヌプッ……

うるティ「んむ……んんぅっ……んっ……んっ……」

チュ……クチュ……ヌチュル……チュ……
ヌプッ…… ヌプッ……ヌプッ…… ヌプッ……

うるティ「んは……んむ……んっ……んぅ」



チュク……ヌチュルルル……レロレロレロ……ヌチュル……

ルフィ「ん……んふ……ぅ……ん」



チュク……ヌチュルルル……レロレロレロ……ヌチュル……
ヌプッ…… ヌプッ……ヌプッ…… ヌプッ……

うるティ「はぁ はぁ……んむ……んっ……」


チュク……ヌチュルルル……レロレロレロ……ヌチュル……
ヌプッ…… ヌプッ……ヌプッ…… ヌプッ……

うるティ「んー……ん……ぁ……んむ……」



ルフィ「ぷは、はぁ……はぁ……
    舌絡めるの、上手くなってきたな」

ナデナデ
ヌプッ…… ヌプッ……ヌプッ…… ヌプッ……

うるティ「んァう……あ あっ……あ ああっ……!」



 



うるティ「……あ、の」ポー……

ヌプッ…… ヌプッ……ヌプッ…… ヌプッ……

ルフィ「ん?」

うるティ「その、安易に褒めるやつ……」

ルフィ「あ、うざかったか?」

うるティ「違うっ 違うから……
     もっと……してほしいってだけでありんす……っ」モジモジ……

ルフィ「……はは、分かったよ。
    素直に言ってくれてありがとな」

ナデナデ

うるティ「ん……」ドキドキ……




タパン……タパン……タパン……タパン……

ルフィ「お前の、感じてる時の甘ったるい声、好きだぞ」

うるティ「あっ……んっ……ぁっ……んはっ」ドキドキ……


タパン……タパン……タパン……タパン……

ルフィ「髪もきれいだ。
    撫で甲斐がある……」

ナデナデ

うるティ「んひっ……ん……は……ぁ……」ゾクゾク……


タパン……タパン……タパン……タパン……

ルフィ「はぁ、はあ……」

うるティ「ぁ……んは……ぁ……んっ……んっ」



タパン……タパン……タパン……タパン……

うるティ「……麦わら」

ルフィ「ん?」

タパン……タパン……タパン……タパン……

うるティ「ん……はあっ……ぁっ……ん」



うるティ「……ルフィ」



 


タパン……タパン……タパン……タパン……

ルフィ「……ん」

うるティ「ルフィ……っっ んっ……ぁっ」

タパン……タパン……タパン……タパン……

うるティ「あっ……んぁっ……っく
     ルフィ……ぁっ……ルフィぃ……っ」ピクンピクン

ルフィ「んっ……はぁ……はぁ……
    うるティっ……」



うるティ「ルフィ、好き……好き……っ……!」



タパン……タパン……タパン……タパン……
タパン……タパン……タパン……タパン……

ルフィ「はぁ……はぁ……っ!」

うるティ「あんっ……んっ……あァっ んふっ……!

     もっと、欲しい……
     もっと強く、してほしいっ……!」

ルフィ「ああっ……! わかった」

パンッ パンッ パンッ パンッ 

うるティ「んひぅっ! っ! んふぅっ! ンンッ! あああっ!」

パンッ パンッ パンッ パンッ 
パンッ パンッ パンッ パンッ 

ルフィ「はぁ……はぁ……気持ちい」

うるティ「あんっ ァっ……! んああっ……あ!」

パンッ パンッ パンッ パンッ 
パンッ パンッ パンッ パンッ 

うるティ「私の……あっ……ナカ……
     あっあっ……きもち、い?」

ルフィ「ああ、 はぁ、はぁ……すっげぇいい……
    最高……っ はぁ、はぁ……」

うるティ「んっ ぁあっ……! はぁ、はぁ。
     ね、るふぃ…………好き……好きっ」



 


パンッ パンッ パンッ パンッ 
パンッ パンッ パンッ パンッ

うるティ「あっあっ……なんか、キそ……っ
     んくっ……んは、はァンっ!」

ルフィ「はぁ、はぁ……ぁあ……イッていいぞ」

パンッ パンッ パンッ パンッ 
パンッ パンッ パンッ パンッ 

うるティ「んくぅっ! んっんんっ……!」プルプル

ルフィ「んっ……はぁ、はぁ……ん?」

パンッ パンッ パンッ パンッ 
パンッ パンッ パンッ パンッ 

うるティ「んぅぅ……っ」プルプル

ルフィ「我慢すんな」

クチュクチュックチュ……

うるティ「い゚っ!? や、やめろぉっ!
     イクの、我慢してんのにぃっ!!」ビクンビクン

ルフィ「ほら、クリもいじってやるから、
    気持ちよくイっていいぞっ」


パンッ パンッ パンッ パンッ 
パンッ パンッ パンッ パンッ 

うるティ「さ、っしろっ……!
     一緒に、イキたいのっ……!!」

ルフィ「今は気持ちよくなることだけ考えていいから。な」



クチュクチュックチュ……

パンッ パンッ パンッ パンッ 
パンッ パンッ パンッ パンッ 



うるティ「んきぅっ! あはぁんっ……!!
     ぁっぁっ ぁっ ぁっ!
     クる、キちゃうっ! あっあっ」

ルフィ「一番気持ちいいときに、イっていいから。
    ほら」



パンッ パンッ パンッ パンッ 
パンッ パンッ パンッ パンッ 

パンッ パンッ パンッ パンッ 
パンッ パンッ パンッ パンッ 

クチュクチュックチュ……
クリュクリュクリュ……



うるティ「───んぅぅうううううんっ!!!」ビクンビクン

プシュッ! プシャッ! ビチャチャ……



 

 

うるティ「はぁ、はぁ……ぁ……っんぁっ」ピクンピクン


ルフィ「はは、イッたな?」

チュッ……チュ……

うるティ「はぁ……はぁ……んっ……はぁ……」

チュゥ……ヌチュ……ペロペロ……ヌチュ……

うるティ「ん……んぅんっ……」

ルフィ「ん……んむ……イキ顔、すっげぇ可愛かった」

チュ……チュ……

うるティ「ぅーーー~~……」ジロリ

ルフィ「へへ、一緒にイクのは揃ったときでいいからよ。
    ……ただ」




パンッ パンッ パンッ パンッ 
パンッ パンッ パンッ パンッ 

うるティ「んひゃぅっ! あっっっ! あっ!
     ら、めっ……気持ちいいの……
     おわって……ないっ……!」ビクンビクン

ルフィ「俺ももうちょっとでイキそうなんだ。
    続けさせてくれ」



 


パンッ パンッ パンッ パンッ 
パンッ パンッ パンッ パンッ 

うるティ「ぁぅううんっ! あっあっ! 

     んぁああっ!!」ビクンビクン

プシュッ……! ピシャッ……!



パンッ パンッ パンッ パンッ 
パンッ パンッ パンッ パンッ 

うるティ「あっあっあっあっ! 
     でちゃ、うっ……からぁ……あっあっ……!」

プシュッ……! ピシャッ……!



ルフィ「はぁ……はぁ……っすっげぇ、エロい……
    お前の身体……すごく、好きだ」

うるティ「あっあっ……んぁんっ……! はあ、はぁ……っ!」


ルフィ「くっ……はぁ……はぁ」


パンッ! パンッ! パンッ! パンッ! 
パンッ! パンッ! パンッ! パンッ! 

うるティ「あひぁっ!! あっ……!
     アっぁあはぁあん!! んくううっ!」ビクビクン

プシュッ……! ピシャッ……!



パンッ! パンッ! パンッ! パンッ! 
パンッ! パンッ! パンッ! パンッ! 

ルフィ「イク……イクぞっ
    うるティ……なぁ……いいか?」

うるティ「はあ、はぁっんはあっ……あっ!
     あっ……! あっ!
     出る? はぁ、あっ……!
     出してっ 早く、中に、ほしいっ!」



パンッ! パンッ! パンッ! パンッ! 
パンッ! パンッ! パンッ! パンッ! 

ルフィ「あぁ、はぁ、はあ……中?
    中が、いいのか?」

うるティ「ァっ……っ! あっ! 

     中出し、気持ちよかったからぁっ。
     そのまま、出してっ!!
     あっあっ!」

パンッ! パンッ! パンッ! パンッ! 
パンッ! パンッ! パンッ! パンッ! 

ルフィ「はぁ、はあ……っ 
    んっ、くっ……」

 


パンッ! パンッ! パンッ! パンッ! 
パンッ! パンッ! パンッ! パンッ! 

うるティ「んきぅっ!! はぁっ はぁっ はぁっ!
     あぁああん! ああ!!」

パンッ! パンッ! パンッ! パンッ! 
パンッ! パンッ! パンッ! パンッ! 

ルフィ「っく……は……ぁ……」プルプル

うるティ「っんん ──────……っ!!」

プシュッ! ピシャッ! ビチャビチャ……!



ルフィ「っ……!!」

ビュルルルルルル! ……ビュル!! ビュルル!!

うるティ「あはぁんっ! あっ! あつっぅ……ぅいっ……!!」ビクン!

プシュッ! ピシャッ! ビチャビチャ……!

ルフィ「はぁ、はぁ……ぁー……きもち、い……」ゾクゾク

ビュルルル……ビュル……

ビュ……

うるティ「はぁ、はぁ……ぁ……あー……」

ルフィ「っ……」

ヌッチュ……ヌッチュ……

ビュ……ビュ……

うるティ「んん!! 出しながら、動くの?
     あ、それ……あっ……」

ルフィ「っ……はぁ、ぁ……」



うるティ「はぁ……はぁ……」

ルフィ「……ふぅ、はぁ……」



 


うるティ「……ねぇ」

ルフィ「ん?」

うるティ「……やっぱ、何でもないでありんす」

ガシッ

ルフィ「なんだ?」

うるティ「ん、いいから、ぎゅってして」

ルフィ「ん」

ギュウ……

うるティ「……んふ……はぁぁ……ぁん」

ギュゥ……



うるティ「……セックス、好きでありんす」

ルフィ「……ん、俺も」

うるティ「あんたは誰とでもいいんでありんしょ?」

ルフィ「んなわけじゃねぇよ。
    何回もしてぇのはお前みたいに気に入った奴だけだし、
    俺だって誰でもいいわけじゃない」

うるティ「説得力ぅ……」

ルフィ「んー……まぁ、ムキになって否定するほど間違ってもねえしなぁ……」

ギュゥッ

うるティ「んっ……ぅ……でも、
     あちきのことは、ちょっと特別?」

ルフィ「それは確かだな」

チュッ

うるティ「んむ……んぅ」

チュク……ヌチュル……レロレロ……クチュル……

うるティ「んはぅ……ぁっ……ンム……んんっ……」

チュゥ……チュ……チュ……レロレロ……クチュル、ヌチュ……レロレロレロレロ……

ルフィ「……んむ……んっ……」

チュ……チュ……チュ……

ルフィ「ん……ん……」

うるティ「はぁ……んぁ……」

 


ルフィ「……抜くぞ」

うるティ「……ん……んーん」

ギュゥッ……

うるティ「……」

ルフィ「ん? 離れたくないのか?」

うるティ「……ん」

スリスリ……

ルフィ「……」

ナデナデ

うるティ「……」

ルフィ「……」





うるティ「あっつ」

ドン

ルフィ「へぶっ」ドサ



うるティ「やっぱこの部屋アッツイでありんす。
     空調どこ?」

ルフィ「はぁ? お前なぁ……」

うるティ「はやくしてー! 麦わらー! あっついー……」

ルフィ「……」イラッ



ヌッボォっ!

うるティ「へき゚ひぃっ!?!?」ビグンビグン

ブシュ! ピュシュッ!!

ビチャチャ……!!



ルフィ「ああ、わりぃ、お前があんまし強くドつくもんだから、
    勢いよくチンコ抜けちまった!」ヘラヘラ

うるティ「は……かはっ……ひぐっ……」ビグンビグン

ルフィ「にししっ すっげえイってんな」

ナデナデ

うるティ「は……ぁん……んっ」

ルフィ「今度は角でもいじってやろうか?」

グリ……ツンツン……

うるティ「んひぅふっ! だ、めっなんか、やだ」

プシュッ ……ピュッピュ……

うるティ「やっ……あ……角で、ぁっ ぁっ
     また、またイグっ……ぁっ……」ビクンビクン

プシュッ ……ピュッピュ……

ルフィ「……」

ルフィ(2回目でこのイキ方は、キツいかもな)


 


ルフィ「大丈夫か?」

うるティ「だいじょぶじゃ、ないっ」プルプル

ルフィ「……あー……ちょっといじめすぎたか。
    ゴメンなー」

ナデナデ

うるティ「……っ」

ナデナデ

ルフィ「次はもちょっと加減するからよ」

ギュゥッ ナデナデ……

うるティ「……ん」トロン




うるティ「許してほしければ、今日は添い寝して」

ルフィ「添い寝」

うるティ「……」ジッ

ルフィ「……それは弟に命令的なノリか?」

うるティ「違う。弟は添い寝じゃなくて枕にする生き物だ」

ルフィ「それもどうかと思うけどな」

うるティ「昨日から焦らしてきた罰と、
     今、反撃してきた罰でありんす。
     諦めて腕枕をしなんし」

ルフィ「わかったよ。
    今度は暑いとか言ってどつくなよ」

ゴロン

ルフィ「……後始末とかいいのか?」

うるティ「……したほうがいいでありんす?」

ルフィ「……まぁ、寝起きですぐシャワー浴びりゃ良いと思うけど」

うるティ「……んー」



ドロォ……



 


うるティ「……」

ルフィ「まぁ、起きてから考えるか」

チュ……

ルフィ「おやすみ」

うるティ「……」
















ムクッ

うるティ「やっぱシャワー浴びてくるでありんす」

スタスタ……

ルフィ「……」

うるティ「あ、それと。
     ナミにバレたりとかめんどくせーから、
     このことは内密でオナシャスでありんす。
     わかったならあんたは時間ずらして出てくる事。ご理解しておくんなし」スタスタスタ



ガチャバタン



ルフィ「………………」

ルフィ「……」

ルフィ「……」





ルフィ「……照れ隠し、なのか
    自由なのか……」



………………
 

………………

翌日





ルフィ「おはよっ」



サニー号 キッチン



ルフィ「サンジだけか。
    朝飯できてる?」

サンジ「おはようさん。
    もうすぐだぞ」

サンジ「ああ、ルフィ。
    お前暇か?」

ルフィ「ああ」

サンジ「そいじゃ、ブリュレに飯運んでやってくれ。
    ……あと」

ルフィ「ん?」

サンジ「……アドバイスだ。
    うまくやりたけりゃ、
    お前のような男が朝から石鹸の匂いをさせてちゃ怪しまれるぞ」

ルフィ「……ん? あ、あー! 
    そういう意味か、なるほどな」

サンジ「ったく……ホントにお前みたいなやつがなんでモテるんだか。
    クソ誠実な俺を見習ってほしいぜ」

ルフィ「俺は誰にも物申せいないけど……
    サンジだって結構遊んでんだろ?」


サンジ「おっと手が滑ってお前の皿にカリカリベーコン一枚多く乗せちまったぁー」


ルフィ「サンジはすっごく誠実でいい男だよな」

サンジ「よろしい。じゃ、配達よろしく」

ルフィ「おう」





………………
 

………………

浜辺の小屋



ブリュレ「……助かるよ」

ルフィ「そう思うなら帰った時絶対攻め込むのやめろよな?
    少なくともこの島じゃ俺激弱なんだから」

ブリュレ「そりゃもう察してるよ。インガ島であんだけ爛れた性生活すりゃ飼い犬にすら負けるだろうさ」

ルフィ「み、見てたのか!?」

ブリュレ「見てないよ!! 実践済みかよ!!?」

ルフィ「けしかけられただけだ!!」



ルフィ「……なぁ、お前のナントカ万華鏡って、加減もできるのか?」

ブリュレ「なんだい急に」

ルフィ「いや、合体する時めちゃくちゃ辛かったけど、
    三人くらいなら余裕かなって」

ブリュレ「……試してみたいところだけど、ちと難しいね。
     あんたの船員から禁止令出されちまったよ」

ルフィ「え゙っ!? なんで!?」

ブリュレ「まずロロノアから、」

ルフィ「まず!?」

ブリュレ「あんなのが何人もいたら体が保たねぇ」

ブリュレ「サンジ 食欲が2倍になったら目も当てられねぇ」

ブリュレ「ウソップ 単純に不気味」

ブリュレ「ブルック いざとなった時どちらを守ればよいかわからなくなる」



ブリュレ「……まだ聞くかい?」

ルフィ「不評ってことは伝わった」

ブリュレ「あとね。ウィッウィッウィ!
     これが一番面白かったよ。
     本当は秘密だけど、あんた秘密守れるかい?」

ルフィ「ん、聞かせろ」



ブリュレ「泥棒猫がね、
     ゾロと同じことを言ってたよ。

     意味は違うけどね」

ルフィ「……あー」

ブリュレ「あたしゃ途中から見てないけど、一昨日は随分激しかったみたいだねぇ。
     ウィッウィッウィ!」

 
 

ブリュレ「……あとね、年増の女語りなんて聞きたかないだろうけど、
     どれだけ不誠実な関係であろうと、女的にはわざわざ時間を作って会いに来てくれたことが嬉しいもんなのさ」

ルフィ「……」

ブリュレ「あんたの考えも分からなくもないし、一つの愛の形かもしれないけど、
     あんた大切にもされてるし、あの方法で六人相手にするのはあんたたちの形じゃないってことなんじゃないのかい?」

ルフィ「……そうか」



ブリュレ「……で? あたしの技の話聞きたいかい?」

ルフィ「……やっぱいいや」

ブリュレ「ウィッウィッウィ!
     女の言うことを聴ける男はモテるよ!」

ルフィ「ああ」コクン


ブリュレ「……でも、ここだけの話」

ルフィ「ん?」

ブリュレ「興味津々のオンナも、何人かいたことは教えてやるよ」

ルフィ「俺が増えて喜びそうな奴、か。
    ははーん。誰かはわかんねーけど、
    そういうの好きなやつが居るんだな」

ブリュレ「ま、アタシはイタズラに使うんでなければ協力するよ。
     バレないように、ね?」



ルフィ「……それはそれとして、聞きてぇことがあるんだけどよ」

ブリュレ「ん?」

ルフィ「新技の相談でさ。
    カタクリとか得意そうなんだよなぁ……」

ブリュレ「カタクリお兄ちゃんの話?
     お前に話すわけ無いだろう!!
     ……今は敵として扱わないけど、帰ったら敵同士なんだよ?!」

ルフィ「そっかー、駄目だよなぁ。
    カッコいいカタクリならきっとできるはずのことなんだよなぁ……
    ああ、参考にしたいあぁ。
    模範的お兄ちゃんてあこがれるよなーぁ!」

ブリュレ「え、そんなに憧れる?」

ルフィ「ああ、俺カタクリの事好きだぞ!
    本当はカタクリに教わりてぇけど……
    あー、誰か居ねぇかなー!
    カッコいいカタクリの事をよくわかってて、且つあいつの技に詳しい奴ー!!」

ブリュレ「しょ、しょうがないね。
     カタクリお兄ちゃんの武勇伝なら語ってあげても良いけれど?」

ルフィ「たすかるぅー!」ニヤニヤ



………………

 

………………

次の話


>>直下


1 ナミ「ルフィ、あんた六人に分かれてた時何してたの?」

2 ロビン ナミとの約束

3 ノジコ 露出にハマる?

4 ヤマト 初体験

5 たしぎ 地下ダンジョン探索 2回目

6 うるティ こなれてきたセックス

7 その他

 



図書館兼測量室

の奥の ナミの配信ブース



ナミ「ロビンはここに来るの初めてよね?」

ロビン「ええ。外側だけは見たけど、中はこうなってるのね」

ギッ

ロビン「ベッドまである」

ギッ

ナミ「そ。……まぁ、ちょっと色々と、ね」

ロビン「ふふ、ごめんなさい。
    ちょっと知識があるものだからごまかされても何してるのかわかっちゃう」

ナミ「あ、あはは……ロビンにはわかっちゃうか。
   そう。ちょっと、エッチな配信してるの、ここで」

ロビン「イケないお小遣い稼ぎね。
    ……ルフィは知ってるの?」

ナミ「知ってるどころか出演経験者よ」

ロビン「あら、随分楽しそうなことしてるのね」

ナミ「ん、考えようによってはとっても、ね。
   ロビンも出る?」

ロビン「考えておくわ。前向きに」



ナミ「……」

ロビン「……察しがついてると思うけど。
    今日あなたと二人きりになりたかったのは、前の約束の話なの」

ナミ「そうよね。そうだと思った。
   だからここで話そうって言ったのよ」

ロビン「お気遣い痛み入るわ」


ナミ「……思えば、この島に来ていろんなことがあったわね」

ロビン「ええ。ルフィ周りでね」

ナミ「まぁ、あいつと今の関係になるのは……
   意外だけど想像はできた。
   案外乙女でしょ?」

ロビン「案外ってほどでもないわよ。
    あなた結構ルフィの事を嬉々として話していたから」

ナミ「あはは、そういやそのへんはバレてたんだっけね。
   
   でも、一番想像がつかないのは、ロビンよ」

ロビン「……私達の関係?」

ナミ「うん……
   ほら、キスはしたじゃない?

   正直……あれからちょっと意識することは何度もあって」


 




ギ

ロビン「ナミも、そう思ってくれてたのね」

ナミ「っ」ドキッ

ナミ「……違うでしょ。ロビンは他の女のことも考えてた」

ロビン「あら、船長さんに似たのかしら」

ナミ「忘れたとは言わせないわよ。
   あの夜の夢……あれ私もかなり人生狂わされたんだから」

ロビン「ふふ、ごめんなさい。
    けどとっても刺激的だった」

スッ

ロビン「……お姉さんとしてみて、どうだった?」

ナミ「見てたくせに……」(/////

ロビン「……私のキスと、どっちが気持ちよかった?」





ナミ(唇に触れる手が 今日は震えてない)

ナミ(この間のカミングアウトと違って……
   お互いその気だってわかりきってるからかな。

   私も、すぐにでも流されてしまいそう)トクン……





>>直下

攻め受け

1 ナミ(流されて、みちゃおうかな……)ドキドキ
  ※ナミ受け ロビン攻め


2 ナミ「思い出せないから、今比べてみて良い?」ギッ
  ※ナミ攻め ロビン受け


3 攻め受けは曖昧で




>>その次

ロビンのふたなり判定

A ふたなり要素無し

B 自分の能力で途中でチンコ作る。

C オスメス屋で生やしてきた。すでにある。



ナミ(流されて、みちゃおうかな……)ドキドキ



ロビン「目閉じて」

ナミ「ん」スッ

ムニ

ロビン「きれいな唇」

ナミ「……」ドキドキ

チュ……

ナミ「ん……」ピクン



チュ……ンチュ……チュ……

ロビン「ん……」

ナミ「……ん」



チュ……ヌチュル……クチュ……

ナミ「んむ……んっ……」ドキッ

ロビン「んん……ん……」

チュク……ヌチュル……チュプ……チュ……

チュパ……

ナミ「……」

ロビン「……」



ナミ「ぬ、脱ぐ?」

ロビン「その方がいい?」

ナミ「……うん」



ゴソゴソ……スル……パサ……

ナミ「……」

ゴソゴソ……スル……パサ……

ロビン「……」

 



ナミ「あの、さ」

ロビン「何かしら?」


ゴソゴソ……

ナミ「一緒にお風呂入ったりとか、」

スル……パサ……

ナミ「眼の前で着替えたりとか、結構したけど」



ナミ「……もしかして、迷惑だった?」



ロビン「どういうこと?」

ナミ「だ、だって私の身体に欲情できるんでしょ?
   それならそういうの 目の毒だったのかなって」

ゴソゴソ……スル……パサ……

ロビン「ふふ、たしかにそういう目で見たことは何度もあったけど、
    友人としてのあなたの隣も心地よかったから、
    あまり苦でもなかったわ」



ギッ

ロビン「むしろ。私の前だけで無防備な姿を見せてくれることに優越感を抱いてた」

ナミ「っ」ドキッ

ロビン「……流石に裸でベッドの上に二人きりは、初めてね」

ナミ「そう。やっぱり、なんか違う」ドキドキ



ナミ「お風呂なんかだとエロい雰囲気にならないのもわかるけど、
   ここじゃ裸で二人になるって意味が違うでしょ?」

ロビン「そうね。
    ふふ、だから先に脱いだの?」

ナミ「うん。早いところ切り替えちゃおって思って……
   だけど」

ロビン「ん?」



ナミ「いざとなってみたら……割と、
   ドキドキしっぱなしで」ドキドキ……

ロビン「ふふ、怖くなっちゃった?」

ナミ「そうじゃない……

   そういう、エロい目で見たらロビンってば魅力的すぎるんだもん」

ロビン「お互い様よ。
    あなたのこの身体を見て興奮してたのは男だけじゃないと思うわ」
 




サワ

ナミ「ん……」

ロビン「……もちろん私も、何度我慢したことか……」クス

ソッ

ナミ(あ、ハグだ。
   ハグされる)ドキ



ギュゥゥ……

ナミ「んっ…………」

ロビン「……ぁ、ん」



ナミ「……っ」ドキドキドキドキ

ロビン「……」ドキドキドキドキ



ロビン(思ったよりも、ずっと柔らかい……)

ナミ(触れ合った部分が包まれてるみたいな感覚……)



ロビン「少し、強く抱きしめてもいい?」

ナミ「ん、うん」トロン

ギュゥ……ゥゥ……

ロビン「……はぁ……ナミ……」

ナミ「ん……っ……ん……」

ムニュウ……

ナミ(押し付けられるロビンのおっぱい。
   すごい、おっぱい同士で押し付け合うと、こうなんだ)

ムニュン……

ロビン「……ん」

ナミ「……?」

ロビン「ふふ、ナミは乳首で感じる?」

ナミ「それなり、かな」

ロビン「……気づいてる?
    今、私の乳首とあなたの乳首がくっついてるの」

ムニュ……ムニ……

ナミ「ん……うん。わかる。
   わざとだったんだ」

クニュ……

ロビン「ん、ええ。身を捩るだけで、ちょっと気持ちよくない?」

ナミ「いいけど……」ジーッ

ナミ(そっか 女同士だから。
   お互いの気持ちいところって大体同じなのよね)

ムニュ……ムニ……クニ……クニュ……

ロビン「ん……ん……」

ナミ「ぁん……ん」




ロビン「……ん」

チュ

ナミ「んむ…………んん……ん」

チュク……ヌチュル……レロクチュ……チュプ……

ロビン「んふ……ぁ……ん」

ムニュ……ムニ……クニ……クニュ……
チュク……ヌチュル……レロクチュ……チュプ……

ナミ「ん……んむぅ……んぅ……」

チュパ……



ロビン「ん……」

ナミ「はぁ……はぁ……っ」ドキドキ……

ロビン「一つ、気づいたことがあるわ」

ナミ「なに?」

ロビン「お互い胸が大きすぎると、
    キスがしにくい」

ナミ「え……ああ! ふふ、そっか、ふふ
   確かにキスの時は邪魔かもね」クスクス





ムニュン

ナミ「ぁっ」

ロビン「ナミの胸、好きよ」

ムニュン……モニュ……

ナミ「んっ……ん……ぁ」

ロビン「とってもハリがあって、
    すごく形が綺麗」

ムニュン……モニュ……

ナミ「ぁ……ん……」

ロビン「……可愛い顔にこれは、凶器よ」

モニュ……ムニュ……



 




ロビン「横になりましょ」

ナミ「ん、うん」


ボフ……

ナミ「……仰向けでいいの?」ドキドキ……

ロビン「うつ伏せの時はお尻を触ることになるわね。どっちがいい?」

ナミ「じゃあ、今は胸をもっと触って欲しいからこのままで」

ロビン「了解」

チュ……

ナミ「ん」



モニュン……ムニュ……

ナミ「ぁ……ん」

ムニュゥ……ムニュ……

ナミ「……ん……」

ロビン「ねぇ、舌出して」

ナミ「ん……? ぁ……」ンベ

ロビン「ん」



ペロ……レロクチュ……ヌチュル……

ムニュン……ムニュン……モニュン……モミモミ……

ナミ「んぁ……は……んむ……んぅ……」



ナミ(不思議……)

ペロ……レロクチュ……ヌチュル……

ナミ「……ん……ん……んむ……ん」

ロビン「ん……ぁ……んむ……」

ナミ(舌を絡めるキスをして、)

ムニュン……ムニュン……モニュン……モミモミ……

ナミ「ぁ……ぁん……あ」

ナミ(胸を揉まれて)

スリスリ……

ナミ(身体を擦り付けられて……
   すっごいエロい雰囲気なのに……)



ロビン「……ナミ……可愛い……」

チュ……チュ……チュク……ヌチュ……

ナミ「んぅ……ん」



ナミ(相手は、女)

ナミ(私自分のこと、女に興味があるタイプだとは思ってなかったけど)


 



ロビン「乳首……吸ってみても良い?」

ナミ「ん……うん」

ロビン「ふふ、ずっとこうしてみたかった」

チュ

ナミ「んひっ!……ロビンのエッチ」ピクン



ナミ(ロビンにしてもらえばしてもらうほど、興奮してる)



チュル……クチュル……ニチュ……

ロビン「ん……む……」ドキドキドキ

ナミ「んっ!」ピクン

チュプ……チュゥ……ヌチュルクチュ……チュゥウ……

ナミ「んぁはっ……はぁ……ぁあっ……あっ!」ピクンピクン



ナミ(もっとしてほしい、って思っちゃう……)ドキドキドキ



チュパ……

ナミ「んっ」ピクン

ロビン「……ナミがこっち側で良かった」

ナミ「こっちって?」

ロビン「性に関しては快楽主義よね?
    私もそうだからわかる」

ナミ「……気持ちよけりゃ良いってこと?」

ロビン「そう。
    でも、身体の問題じゃない、心の問題でもある」


スッ

ロビン「ナミは私のこと、好き?」

ナミ「えひゃ……っ!?」

フイッ



ロビン「……ナミ?」

ナミ「真正面から聞いてくるのはちょっとズルくない? 変な声出ちゃったじゃないの」

ロビン「こういうのは、真正面から聞くものではなくて?」

クイッ

ナミ「ぅ……」(/////

ロビン「あら、真っ赤」

 


ナミ「顔が良すぎんのよ、あんた……っ」

ロビン「そう、照れてくれていたのね。
    嬉しいわ」

ナミ「はあ、なんか、私だけ泡食ってて馬鹿みたいっ……」



ロビン「……そうでもないわよ」

ナミ「?」

ロビン「ね、触ってみて」

ソッ



ナミ「……お、おっぱいを?」ドキドキドキ

ロビン「触ってもらいたいけれど、
    今は、この辺かしら」

スッ



ナミ(左の鎖骨の下に手を引かれた。
   心臓の音を拾ってほしかったらしい)

ナミ(ロビンの、心臓の音……)



ロビン「……どう?」

ナミ「ふふ、そっか。
   しれっとした顔して、ロビンもこんなにドキドキしてたんだ」

ロビン「当たり前じゃない。
    ずっと狙ってた人と、ようやくこういう関係になれたんだもの」

ナミ「ずっと……?
   そういえばロビンっていつから私のこと……」

ロビン「実質的には、ウォーターセブンであなた達への情が高まってからね。
    でも……実は、むしろ一目惚れに近かったと言うか……
    万が一あなたからアプローチ返されてたらすぐに手を出してたと思うわ」

ナミ「え、それって」

ロビン「……よく我慢したほうだと思わない?」

ナミ「……まぁ、そうね。
   言っても私美女の自覚あるし」

ロビン「……だからルフィとあなたがくっついたと聞いて、とっても焦った。

    どっちも手の届かない場所に行ってしまうのであれば、せめてルフィとの身体の関係だけでも……なんて」

ナミ「……なんだ。私はてっきりルフィのついでに食べられちゃうのかと思ってたわ。
   悪い気はしないけど……」

ロビン「ついでだなんて。どっちも大好きよ」


 



ロビン「でも、ルフィも含めて私達、気の多い人間なの。
    ……私は知っての通り、きれいな女の子を見るとどうしてもね」

ナミ「あー、うん。
   なるほどね」

ロビン「……あなたも、心当たりがない?」

ナミ「……それで、さっきの快楽主義に繋がってくるのね?」

ロビン「そういう事。違ったらごめんなさい」

ナミ「……まぁ、ロビンとこうしてる時点で否定のしようもないわね」



ナミ「……私もロビンの事好きよ」

ロビン「っ」ドキッ

ナミ「さっきの返事。
   ……どうせエロいことするなら、やっぱり好き同士が良いと思うし。
   ロビンなら私、この先もしたいって思う」

ロビン「っ……嬉しい」

ガバッ

ナミ「ぁ」

ロビン「ん」


チュ……チュ……ンチュ……クチュ……ヌチュルウ……

ナミ「……ん……んむ……んぅっ」

ロビン「んむ……んん……んは……はぁ……んむ」

チュル……クチュ……チュプ……ヌチュヌプ……

ナミ「はぁ……ん……はぁ……んう」

ロビン「ん……んん……」



ナミ「ロビン……好き」

チュッ

ロビン「んくっ! ……ぁ……」ピクン

ナミ「……?」

ロビン「はぁ……はぁ……ん」

チュ……ヌチュル…チュク……

ナミ「ん……」



ロビン「……はぁ、はぁ……」ドキドキドキ

ナミ「……ふふ、もしかして、好きって言われると感じる?」

ロビン「急に耳元で言うんだもの……
    ドキッとしたわ」

チュッチュ……チュ……

ナミ「やぁんっ、もう……っ、キスし過ぎっ」クスクス


 



ナミ(私の『好き』は、ロビンに比べれば多分少し軽いものだ。
   けど、私の好きに対してこんなに悦んでくれるならこっちまで嬉しくなってしまう)



ロビン「ん、ねえ、ナミ?」

ナミ「んー?」

ロビン「次はこっち、触ってもいい?」

サワ……

ナミ「っ……いい、よ」

ナミ(いよいよ持ってスキンシップではありえないところを触るんだ)



ススス↓

ロビン「……きれいなお腹……それと」

ヌチュ……

ナミ「あは、ぁ」ピクン

ロビン「ここ」

ヌチュル……クチュ ヌルリュ……

ロビン「……すごく濡れてる」ムラッ

ナミ「んっ……ふ……ぁ……そりゃ、濡れるわよ」

ヌリュ……ヌリュウ……ヌチュプ……

ナミ「ぁっ ぁっ……ぁっ……ん
   ロビンに……んっ……触られてるんだもん……」ドキドキ

ヌチュ……クチュ……チュプ……

ロビン「気持ちいい?」

ナミ「想像、してたより、ずっと……

   気持ちいいし……あっ……ん……
   興奮、する」

ヌチュ……

ロビン「……トロトロになったわね。
    美味しそ」

ペロ

ナミ「……舐めちゃうんだ」(/////

ロビン「直接舐めてもいいならそうするけど……
    今日はもっと……なんていうか」モジモジ

ロビン「直接的に絡みたいと思って」

ナミ「何をする気!?
   私的には舐め合うのも結構な絡みだと思ってたけど!?」ドキドキ

ロビン「……女同士のシかた。
    ちょっと勉強してきたのよ」



ロビン「ナミ、足を開いて」

ナミ「……ん」スッ

ロビン「そこに私がこう……」

ナミ「あー……」ドキッ


 


ロビン「……何をするか、分かった?」ゾクゾク

ナミ(お互いに足を開いて、お互いの股間を近づけて……

   この状態ですることは経験がなくてもわかる)

ナミ「……おマンコ同士を、こすり合わせるんでしょ?」ドキドキドキ (/////

ロビン「っ……ふふ、そう。
    貝合せとも言うらしいわよ」



ゴソゴソ

ロビン「……今更、だけど……
    良いわよね?」ドキドキ……

ナミ「うん、こっちももう出来上がってるから。
   気持ちいいの、して頂戴」トロン





ピトッ

ナミ「ぁんっ……!」ピクン

ロビン「ん、ぁは……っ」ピクン

ヌチュリ……

ナミ「はぁ……はぁ……」

ロビン「はぁ……はぁ……」



ドクン……ドクン……



ロビン「う、動かすわね」

ナミ「うん……」


ヌチ……グチュ……

ロビン「んっ……! は……」

ナミ「ぁん……ぁあ……ん」


グチュ……ムチュ……グチ……ヌチ……ヌリュ……

ロビン「ぁぁあ……ん……んはぁ……ぁ」トロン

ナミ「んはぁ……ぁ……っ」



クリュッ

ロビン「っ!」ビクン

ナミ「ぁっ そ、そこ……っ!」ピクン

ロビン「……見つけた。ふふ、ここがさっきまで触ってたクリトリスね」

ナミ「ん……うん」ドキドキドキ


 



ナミ(柔らかくて同じような硬さのものが擦り付けられる。
   初めての感覚。初めて同性と共有する快楽)



クリュ……グチ……ヌチ……クリュッ クリュッ……

ナミ「あっ……! あっ、すご、何、この感覚……あっ
   きもち、い……っ」

ロビン「ん……ぁっ……んはぁ……あ……
    私も、気持ち良くなっちゃうっ……」



ナミ(ルフィから貰う快楽とは違う。
   もっと別な感覚で繋がってるような……
   『同じ場所をこすりつける』という性行為)



クリュ……グチ……ヌチ……クリュッ クリュッ……

ナミ「ぁっ ぃぁっ……んっ そこ、いい……そのままぁ……ぁっ」

ロビン「はぁ、はぁ……んぁ……っ……」

グチュ……ヌチュ……グチュ……ヌチュ……

ナミ「はぁ、はぁ……ぁあっ……んぁ……ぁふ……」

ロビン「んっんっ……はぁ……はあ…………ぁっ」

グチュ……ヌチュ……グチュ……ヌチュ……

ナミ「んんっ……! んっ、ぁああっ ぁっ」

ロビン「ぁ、ぁっ……ナミ、もうちょっと、強くしても良い?」

グチュ……ヌチュ……グチュ……ヌチュ……

ナミ「うん、良い。
   ロビンの良いように動いてみて、
   あっ……ん……私も……っ……イイから」



グチュリ……グチュリ……グチュリ……グチュリ……

ロビン「あっ……あっ! んはぁっ あっっ!」

ナミ「ひうっ! あっ! これ、すごぉぃっ!」

グチュリ……グチュリ……グチュリ……グチュリ……

ロビン「あぁ、ナミ……ナミのと私のが……擦れて……」

ポタッ ポタッ

ナミ「ぁっ……ああっ! すごい……溢れ、ちゃうっ……」



ナミ(お互いの愛液が溢れて、混ざった二人の愛液が、ベッドにシミを作っている。

   二人の体液が分泌された瞬間に混ざっていく……)



 


グチュリ……グチュリ……グチュリ……グチュリ……

ナミ「ぁああっ……あっ……あっ い、く……ぁっ」

ロビン「はぁ、はぁ……ナミ、イキそう? 
    私も、気持ち、いっ……あっ……っく……」

グチュリ……グチュリ……グチュリ……グチュリ……



ナミ(男が相手では味わえない。
   もっと、感覚的に深い場所でのセックス)



グチュリ……グチュリ……グチュリ……グチュリ……

ナミ「はあぁ、はぁ……はぁ、はぁ……
   ああっ……あっ! イク……イキ、そっ」

ロビン「はぁ、イって……っ
    ナミ……っ ナミ……っ……はぁ、はぁ……」



グチュリ……グリグリ……グリグリ……

ナミ「んくぅっ!! イクっ……っ!!
   イク──────!!」ビクンビクン

プシャァァア……プシュッ プシュッ!



ロビン「あ、イッてる? ナミ……ああっ
    んくぁっ……!! ん゙っ……ぁっ!」ビクンビクン

プシュッ! ビチャチャ……プシュッ……



グチュリ……グリグリ……グチュリ……グリグリ……

ナミ「あはあっ! っ……っく……ぁ!
   ロビン……っ! あっ、あっ」ビクンビクン

プシュッ プシュッ!

ロビン「んふぅ……ぁっ……んくっ……ぁ……っ」

プシュ……トロォ……



ヌチュ……

ナミ「はぁ……はぁ……はぁぁー……ぁぁ……」クテン

ロビン「ふぅ……はぁ……」トロン



ナミ「……んふぅ……はぁ……」トロン

ナミ(これが、女同士のセックス……)ドキドキドキ



ロビン「……ナミ」

ナミ「んっ」

チュ……チュゥ……ヌチュ……クチュ……

ナミ「んむ……ん……」

ロビン「好き……ナミ……好き……」

 


 



チュ……ンチュ……チュパ……ヌチュル……クチュ……

ナミ「ん……んむぅ……ふふ……
   エッチなキスっ……まだ続けたいみたいね」

ロビン「……ええ、あなたさえ良ければ」

ナミ「もちろん良いに決まってるわよ。
   私も、ノってきた」

チュッ

ロビン「ん……じゃあ……

    こういうのはどう?」



ロビン「ルフィは嫌がってるけど私は
    能力はむしろ積極的に使っていきたいと思ってるの。
    例えば、」

ニョキニョキ

ナミ「?」

ナミ(両脇に腕一本、
   顔の横から腕一本が生えたけど……
   何する気かしら)

ロビン「こうすれば、ナミをたくさん気持ちよくしてあげられる」

ナミ「まさか……」

ムニュン……ムニュン……モニュン……モニュン……

ナミ「あんっ……あっ……んっ」

ナミ(やっぱり……それぞれの腕が胸を揉んできた)

ロビン「口も、ね」

ナミ「んっ……あむっ……ん……」

レロクチュ……ヌチュル……チュ……

ナミ(口の中に指が入ってくる)

ナミ「んぷ……んっ……んふぅ……」

チュ……クチュル……レロ……

ナミ(唇と舌を弄ばれて、
   私もそれに応えるように指を舐る)


クチュル……ヌチュ……

モミモミ……ムニュン……クニクニ……

ナミ「はぁ……んは……ぁ……んむ……ん」

ロビン「ん……ふふ……ナミ、綺麗よ」ゾクゾク

ナミ「ん……ロビン……はぁ、はぁ……
   ふふ、本体は見てるだけなの?」

ロビン「いいえ。このままナミを能力でトロトロにしてあげるのもいつかヤリたいけど」

ナミ(いつかやるんだ)ドキドキ



ロビン「今日の本命は別なのよ」

スッ

ナミ「ぁ……」

ナミ(腕が全部消えた)



 



ロビン「ね、見てて」

ナミ「……今度は何する気?」ジーッ



ニョキニョキ……

ロビン「んっ……」ピクン

ニョキニョキ……ビキッ

ロビン「ぁ……」ピクン



ロビン「できたっ」

ナミ「うわっ……うわうわうわ……」

ロビン「どうかしら?」

ナミ「えぇー……っと……
   多分だけど、かなり立派な……チンポ、よね?」ドキドキドキ

ロビン「ええ。そう。
    しかもただの体の部位じゃないの」

ギュッ

ロビン「ん……刺激すれば、……ぁ……
    私の膣の奥が……んっ……刺激される」

シコシコ

ロビン「ぁ……は……
    気持ちよくなると……ほら」

ピュル……ププ……

ナミ「え、射精……?
   じゃない……これ、もしかして」

ロビン「そう、ふふ。
    愛液。このおちんちんは中で溢れた愛液を外に出しちゃうの……
    精液じゃないわ」

トプ……トプ……





ナミ「……あ……」ゾクゾクっ

ナミ「よく、わかんないけど……」(/////

ナミ「なんか、すごくエロいわね」ドキドキドキ



ロビン「っ……そう言ってもらえて嬉しいわ。
    ヒかれるんじゃないかって少し不安だったの」

ナミ「正直、少しヒいたけど。
   でもロビンの顔と」

トプ……トプ……



ナミ「……その、入れたら気持ちよさそうなチンポ見たら……全部どうでも良くなっちゃった」


 
 



ギ

ロビン「……これ、イれてもいいかしら……?
    あなたのナカに……」ドキドキ

ナミ「はぁ……はぁ……うん、入れて…………っ」ドキドキドキ



ツプ

ロビン「……ん」

クチュ

ロビン「……」

クチュ……ヌチュ……

ナミ「あ……ん……」ピクン

ロビン「……ん、こうね。
    ふふ、ちょっとイれるの難しい……」クス

ナミ「何童貞あるあるやってんのよ」

ロビン「だってそうじゃない?」

ナミ「……ああ、そっか」



ロビン「それじゃ」

ヌプププ……

ナミ「ぁっ……あああっ……」

ロビン「んふぁ……ぁっ……」

トプトプ……トプ……

ナミ「っ」ピクン

ロビン「はぁ、ナミの中……気持ちい……」ゾウゾク

ナミ「ぁ……ん……」

ナミ(ロビンのチンポから愛液が溢れてる。

   挿入しながら射精されてるみたい……)ドキドキ……



ズプ……

ナミ「全部、入った?」



 


ヌチ……

ロビン「んっ……ええ。
    根本までみっちり……もっと大きく作っても良かった?」

ナミ「どうかな? 動いてみて」ドキドキ

ロビン「わかった。
    ……っ」

ヌロォ……

ロビン「んっ……」ピクン

ナミ「……ぁ……」

タパンッ!

ロビン「ぁはっ……! ぁ……」トロン

ナミ「んんっ!」ピクン


トプ……

ナミ(あ……)




ロビン「すごく、ヌルヌル……
    ナミの中、気持ちいいわ」トロン

タパンッ!……タパンッ!


ナミ「あっあっ……んぁっ あっ」

ロビン「はぁ、はぁ……」

タパンッ!……タパンッ!……

ナミ「んぅっ……く……ぁ……」

トプトプ……

タパンッ!……タパンッ!……タパンッ!……タパンッ!……

ナミ「ぁ……ぁっ……あっ……あっ……」

ロビン「ん……はぁ、はぁ……っ」

タパンッ!……タパンッ!……タパンッ!……タパンッ!……

トプトプ……



ナミ「んぁあっ……っあ」

ロビン「ナミ……ナミ……」

タプン

ナミ「んっ……キス、したいの?」

ロビン「んっ……んー……」

チュ……チュ……ンチュ……レロクチュ……

ロビン「ンは……はぁ……はぁ……んっ」

ナミ「ふふ、んむ……ん……ンチュ……んむ」

チュル……クチュ……ヌチュル チュプ……クチュル……チュ……



 


タパンッ!……タパンッ!……タパンッ!……タパンッ!……

ロビン「んーぅ……ぅむ……んっ
    ナミ……気持ちいいっ……」

ナミ「はあ、はぁ……私も、ロビンのチンポきもちいいっ……」

ロビン「すごく、ヌルヌルする……
    腰撃ちつけるのも……ヌルヌルも、
    すごく気持ちいいっ」

トプトプ……

ナミ「あん……あはは、ヌルヌルなのは、
   私のせいだけじゃないけどね」



タパンッ!……タパンッ!
タパンッ!……タパンッ!……タパンッ!……タパンッ!……

ロビン「はぁ、はぁ……んぁ……ぁ……!」

ナミ「あん……あっ……あっ……んんっ!」



タパンッ!……タパンッ!……タパンッ!……タパンッ!……
タパンッ!……タパンッ!……タパンッ!……タパンッ!……

ロビン「んっ……はあ、はぁ……っっく」ピクンピクン

ナミ「あんっ……ぁあっ……! んぁっ!」

トプトプ……




タパンッ!……タパンッ!……タパンッ!……タパンッ!……

ナミ「はぁ、はぁ……あっ! んっ! ああぁあっ!」

ナミ(あのクールなロビンが、
   時々あどけない表情をする、綺麗で可愛いロビンが)


タパンッ!……タパンッ!……タパンッ!……タパンッ!……

ロビン「はぁ……はぁ……あっ!
    ナミ……んっ……ナミ……」

ナミ「はぁ、はぁ……っ……んっ んんんっ……!」

ナミ(今、私とセックスしてる)



タパンッ!……タパンッ!……タパンッ!……タパンッ!……

ロビン「んっ! はぁ、はぁ……ナミ……ああっ……!」

ナミ「あぁっ! ……んぁっ! ああっあっあっ!!」

ナミ(すっごくエッチな顔で、こっちを見つめてる……っ)ゾクゾクゾク……ッ!




 



タパンッ!……タパンッ!……タパンッ!……タパンッ!……
タパンッ!……タパンッ!……タパンッ!……タパンッ!……

ロビン「あああっ! んああぁっ!」ビクンビクン

トプ……トプトプトプ……

ナミ「んぅぅっ!! あ、出てる……っ」

ロビン「はあ、はぁ……ごめんなさ……い……
    かるく、イッた……わ」プルプル

トプトプ……

ナミ「あ……すご……お腹、熱い……っ……っ!!」ビクビク……



タパンッ!……タパンッ!……タパンッ!……タパンッ!……

ロビン「でも、もっと、したい……」

ナミ「あ、あっ! やんっ!
   今うごいたらぁ」

ブビュっ……ブプ……ピュルッ……

ナミ「あんっ! やだっ 漏れてるっ……」

ロビン「はぁ、はぁ……ごめんなさい。私の愛液で……ナミのアソコがいっぱいに……」ムラムラ

タパンッ!……タパンッ!……タパンッ!……タパンッ!……

ブビュっ……ブプ……ピュルッ……

ロビン「はぁ、はぁ……でも、止まらないっ。
    ごめん、ごめんね、ナミ……」

ナミ「もー……良いけどっ……
   うん……んっ……んぁあっ!

   いい、から……もっと、私も、気持ちよくしてっ」



ナミ(愛液が出すぎて溢れてきてる。
   私の……じゃないわよね?
   や、半分はそうだろうけど、でも……)


ロビン「はぁ、はぁ……ああんっ……あっ!」

パンッ! パンッ! パンッ! パンッ! 
トプトプ……

ブビュっ……ブプ……ピュルッ……

ナミ「あっ! あ!……んくぅっ! 
   す、ごっい…………!
   出しながら動くの……きもちいいっ……!!」


 


パンッ! パンッ! パンッ! パンッ! 
パンッ! パンッ! パンッ! パンッ! 

ナミ「あぁっ! あっ! あっ! あ!
   いぃ……すごく、いいっ……あっ!」



パンッ! パンッ! パンッ! パンッ! 
パンッ! パンッ! パンッ! パンッ! 

ロビン「はぁ……はぁ……また、イキそ……っ」

ナミ「私もっ……! 私も、イキそうっ……!
   中、愛液で一杯にして……イカせてっ……!!」




パンッ! パンッ! パンッ! パンッ! 
パンッ! パンッ! パンッ! パンッ! 

ロビン「はぁ、はぁはぁ、……あぁっ! あああっ!!」

ナミ「イ……く……っ!! ───っ イクっ!!」プルプル



パンッ!!

ヌチュ……グチ……

ロビン「んくぅぅううっ! ん゙っ……んぁあっ!!」ビクンビクン……!!

プシュッ! ブビュルっ!!


ナミ「あっ!! きた……あぁっ! あつ……っ!!
   はぁ、はぁ……くっ!!!
   イク……っ!!!」ビクンビクン

ナミ(マンコの中に……ロビンの愛液が出されてる……っ!!
   熱い……! すごい感覚……っ!!)



ナミ「んはぁぁああっ!!!」ビクンビクン!!

プシュ!! プシュゥゥ!!




ロビン「はぁはぁ……あぁあ……ぁ……」

トプトプ……

ナミ「はぁ、はぁっ……っくっ……ぁっ」ピクンピクン

プシュ…………ビチャビチャ……




 



ロビン「ふぅ、はぁ……」

ナミ「はぁ……はぁ……ぁ……」

トサッ

ナミ「あんっ……ロビン?」

ロビン「あ、ごめんなさい……
    ちょっと、力が抜けて。
    重いでしょ、今どくわ」

ナミ「……」

ギュゥ……

ロビン「っ……」

ナミ「大丈夫。重くないし
   ちょっと休んでいきなさい」

ロビン「……ふふ、カッコいいこと言うのね」

ナミ「惚れちゃった?」

ロビン「ずっと惚れてる」

チュ……

ナミ「ん」

チュ……チュク……クチュ……

ロビン「ん……ん……」

チュパ……



ロビン「……ねぇ、抜こうと思うんだけど」

ナミ「ん、いいわよ?」

ロビン「……多分、大変なことになると思う」

ナミ「……あー」

ロビン「先に謝っておくわ。
    ごめんなさい」

ナミ「良いわよ……
   すでに私も結構出してるし……」

ビチャビチャ……

ナミ「それに……こんな事もあろうかとシーツの下は耐水性だから」

ロビン「そういえば、そういう目的の部屋だったわね」クス……



ロビン「それじゃ、抜くわよ」

ナミ「ん……」

ヌロロ……

ナミ「ぁ……は……」ピクン

ロビン「っ……」ゾクゾク

トプ……トプ……

ナミ「ちょっとぉ、抜きながら出てない?」ジト

ロビン「ごめんなさいっ……
    抜くところみてたら、すごくエッチで」ムラムラ

ヌロロ……


 

 


ヌポッ!!

ナミ「んひっ!」ビクン

ブシャァッ!
ビチャビチャ……ビチャ……

ナミ「あぁっ! っく……」ビクン……ビク……

ナミ(膣内にいっぱい溜まってた愛液が、
   逆流してるっ)

ブピュルル……ピュル……ピュ

ナミ「はぁ……はぁ……ぁー……ぁ」プルプル

ブピュッ……ブピュッ……

ナミ「っ……く! んっ」



ナミ(中がうねるたびに、どっちのかわからない愛液が外に排出される……
   その刺激でまた、自分も気持ちよくなって……気持ちいいのが、終わらない……っ)



ナミ「はあ……はあ……ああっ……んっ!」ビクンビクン

プピュッ……プピュッ……





ロビン「……はぁ……はぁ……」

シコシコ……

ロビン(ナミのアソコから愛液がずっと出てる……
    ヒクヒクするたび、私が出した愛液を出してる……っ!!)

ナミ「っは……ぁ……」

ロビン「っく……はぁあ はぁ……ナミ
    すごく、エッチ……」

シコシコシコ……

ロビン(だめ、おちんちんを擦る手が止まらないっ)ゾクゾク……

ピュル……トプトプ……

ロビン「はぁ、はぁ……っく……っ! 」ビクビク

プシュッ……プピュッ……!
プシュゥゥゥっ!

ロビン「はぁぁあんっ……あっ! あああ……」トロン……




 



ナミ「はぁ、はあ……え?」

ビチャビチャ……

ナミ「も、もうっ……人が、んく……
   人が、イクの止まんなくなってる横で……
   何オナニーしてんのよ」

ロビン「……ナミがエッチすぎて」(/////

ナミ「しかもぶっかけるなんて……
   上から下までロビンの愛液でべっとりよ」

ロビン「っ」ムラッ

ナミ「……ろ、ロビン?
   まさか、またしたいとか?」

ロビン「い、いえ。もうやめときましょう。
    後片付けもあるし」



ニュニュニュ……



ロビン「……おちんちんも消しておくわ」

ナミ「……ん。これで終わりそうね」

ロビン「なんだか、ごめんなさい。
    アレを生やすと……ちょっと、気が大きくなると言うか……
    ムラムラが加速すると言うか……」

ナミ「良いわよ。
   気持ちよかったのは確かだし、
   それにロビンが満足できたのなら嬉しい」

ロビン「ナミも、良かった?」

ナミ「えー、そりゃもう……
   新しい扉ガッツリ開いちゃうくらい良かったわ」

スッ

ナミ「だから、これからはロビンにもかわいがってもらっちゃおうかなー……」

スリスリ

ロビン「責任を取れって話ね?」

ナミ「そういうこと。
   また今度シましょうね」

チュッ

ロビン「ん……ええ、もちろん」



………………


 

………………





サニー号

ナミ「……順調ね。
   新世界入りしてからまともな収益を出せる島はすくなかったから、なんだか意外だわ」

ルフィ「あんだ? そんなに調子いいのか?」

ナミ「まだ目標金額までいかないけど、結構ね。
   でもだからこそ悩みどころなのよ」

ルフィ「なんだ。溜まったらいい話じゃねぇのか?」

サンジ「蓄えが欲しいんだろ?」

ジンベエ「そういうことじゃの。
     長い航海に耐えられる資金を得るのは妥当な判断じゃ。

     ……宝の一つや2つでも見つかれば良いのじゃが……」

ゾロ「……宝、ねぇ」



ブルック「そんな都合の良い宝なんてあるんですかね?」



ナミ「……」チラ

ナミ(例のブツは?)

たしぎ「……」フルフル

たしぎ(地下ダンジョンのお宝?はまだ見つかりません……)

ナミ「……」コクン

ナミ(任せたわよ)



 


フランキー「……噂話、なんだがよ」

ウソップ「……ああ、俺も今思った。
     あの話か」

ノジコ「何さ?
    ふたりともいい話でもあるわけ?」

フランキー「おう。
      修理屋で客から聞いた話だが……
      あっちの島……ほら、この間カヤロが奥さん迎えに行った島あるだろ?
      あの島になんか宝があるとかないとか……」

ウソップ「前時代の、そのまた前の時代の海の忘れ物、なんて言われててよ。
     それってつまり海賊王の時代よりも前の時代にあったお宝ってことだろ?
     ロマンあるよなーって話して終わったんだけど……」

ノジコ「……それ畑の爺さんも言ってたわ。
    金稼ぎならあっちの島に行けば良いって」



ブルック「おや? 都合の良い話もあったものですねぇ……」



ロビン「そんなに古い話なら私も興味あるわね」

フランキー「考古学者の血が騒ぐってか?」

ロビン「ええ。俄然興味があるわ」

チョッパー「お宝探しかぁー……金策するより、ソッチのが楽しそうだよな」



ルフィ「冒険の匂いがするな」ニヤリ

うるティ「……冒険ねぇ」

ヤマト「ワクワクするね!」







 



ルフィ「ソッチ方面で情報収集でもするか!」

ゾロ「……まぁ、土木作業よりはそっちのが面白そうだな」

ナミ「待って、確定情報でもないし、
   何より本当に金になる宝?

   古来よりお宝にはいろんなオチがつきものよ?」

ロビン「確かに、宝と伝承されているけど
    つきとめてみたら無形文化遺産だったり」

うるティ「古事記にも、『宝とはここまでの道のりで得た仲間が宝だ!』とかあるでありんすしね」

ナミ「現状では金策状態を切らさずに行きたい。
   ……でも、余剰な財源は確保したい。

   だから、もしその話に乗っかるのであれば、
   まず情報収集からの戦力の分散を提案するわ」



ウソップ「お、ってことは乗り気なんだな?」

ルフィ「最初から俺は乗り気だぞ!!」

ナミ「あんたの意志はともかくとしての現実的な意見よ。
   とはいえ、あんたが無理矢理にでも行くって言ったらそうするけど……

   けどホントに、このまま金策切り上げて宝に走るのはちょっと危険だからね?」

ルフィ「今までだって割と突っ走ってきたし、
    なんとかなるんじゃね?」

ノジコ「船長がずっとこんな感じでいいの?」

ゾロ「良くないからお前の妹が考える係をやってんだ。
   行くにしてもやめるにしてもな」



ナミ「まぁ、四皇と殴り合ってた時の
   一手間違えれば死ぬかもしれない状況とは違うものね。
   ここはあんたの判断に任せるわ」

ルフィ「ん、よし、分かった」






 


ルフィ「とにかく情報収集だな。
    みんなその宝の話とか……他にもなにか
    金になる話があったらもってきてくれ」

ルフィ「モノが見えてきたら会議して、
    みんなが考えて俺が決める。
    いいな?」

ノジコ(そっか、かんがえるのは みんなお役目なんだ)クスッ

サンジ「いつも通りじゃねぇか」

ブルック「ヨホホ、まだ何も決まってませんが。
     お宝と聞くとどうしてもワクワクしますね!」

ジンベエ「そりゃそうじゃ。なんと言ってもわしらは海賊じゃからの!」

サンジ「ちげぇねぇ。
    まぁ情報で言ったら飯屋と酒場だ。
    俺もそれとなく客の話を聞いてみるよ」

うるティ「飲食店……そっか、
     あちきも一応、それっぽい話があったら仕入れとくでありんす」


ロビン「……図書館にももう一度足を運んでみましょう」

チョッパー「そうだな。俺も資料探し手伝うぞっ!」



ヤマト「となりの島か……どのくらいの距離なんだい?」

たしぎ「割とすぐそこです。
    ここからでも見えますよ」



ウソップ「冒険かぁ、胸躍るぜ!
     明日から楽しみだな!」

ノジコ「明日はあんたまた農作業だよ。
    胸躍るのは早すぎるんじゃない?」

ウソップ「チッチッチ、わかってねぇなぁ。
     宝ってのは手に入れるまで全てが楽しいものなのさ。
     徐々にその姿がわかっていく過程も楽しめなくちゃ立派な海賊にはなれねぇぜ!?」

チョッパー「なるほど! そっか! 結果だけじゃなくて過程も楽しむなんて流石だな! ウソップ!!」

ノジコ「あはは、たしかにね。
    勉強になったよ、先輩」

ウソップ「いやーぁ、それほどでもっ」



 


ルフィ「じゃ、俺も明日は街に出てみるかな」

ナミ「……」

ルフィ「ん? どした?」

ナミ「……いや、不安が沢山あるのよ」

サンジ「でもこう言うときのお前の行動って……なんか得るもの多いのも事実なんだよな」

ゾロ「トラブルのほうが多いだろ」

サンジ「行方不明よりゃマシだ」

ゾロ「女にうつつ抜かしてたやつも居たっけなぁ?」

サンジ「いつの話か思い出せねぇなぁ」

ゾロ「心当たりがありすぎるみてぇだな」

ナミ「はいはい……
   ともかく、ルフィも行動することを許すわ」



ジンベエ「……い、いいのか?」ゴクリ

ブルック「おや、ついにジンベエさんもルフィさんが動くことに心配するようになりましたね」

ウソップ「いいか、ルフィ。
     知らない人について行くんじゃないぞ!?」

フランキー「肉もらってもついていくなよ!?」

チョッパー「きれいなメスが居ても尻追いかけるなよ!?」

ルフィ「なははは! まるで五歳児にお使いでも行かせるみてぇな心配ぶりだな」

ウソップ「五歳児よりも心配ごとが多いからこうなってんだ」





ルフィ「まぁ俺が情報つかめなくても、誰かがなんとかしてくれるだろ!
    任せたぞ!」



………………

 

………………





>>直下


1 ロビン チンコの快楽に溺れる。
  ※要相手指定

2 ナミ 生配信 (ゲスト指定可能(複数可

3 ノジコ 露出にハマる? 
  ※ルフィ同伴するかしないか選択可能
   しない場合セクハラ確率アリ 

4 ヤマト 初体験 (ルフィ固定

5 たしぎ 地下ダンジョン探索 2回目
  ※同伴者指定可能 指定ない場合ルフィと二人

6 うるティ こなれてきたセックス
  ※ルフィ固定

7 その他

 


インガ島周辺

洋上

海軍連絡船 甲板



電伝虫「プルルル……プルル……」

ガチャ



ヒナ「……もしもし、こちらヒナ」

電伝虫「様子はどうだ?」

ヒナ「様子も何も ヒナ船上。
   まだインガ島を踏みしめてすら居ないわ」

電伝虫「そうか。
    周辺海域の偵察も怠るな。
    麦わらが停泊しているとも聞く」

ヒナ「そう。麦わら……」



ヒナ「……スモーカー君を狂わせたアイツが、
   この島に……」

ギリッ




海兵「もうすぐ到着です」

ヒナ「ええ、送ってくれてありがとう」

海兵「……あの、本当に良いんですか?」

ヒナ「何が?」カチッシュボ……

海兵「お供のお二方を、置いて行って……」



ヒナ「あの二人? ややこしいことになりそうだし、戦力不足。
   連れて行くのヒナ面倒」スパー……

海兵「は、はぁ……お一人で、良いのですね?」

ヒナ「そう。だって半分やっつけ仕事だもの。
   いろんな意味で」

海兵「インガ島は厄介な島です。無事をお祈りします」

ヒナ「結構よ」



………………
 

………………

インガ島 港

物陰




ヒナ「……さて」

電伝虫「プルルル……プルルル……」

ガチャ

電伝虫「こちら海軍本部 本回線は特殊作戦用回線である。
    作戦コードを提示せよ」

ヒナ「T6 周囲オールクリア」

電伝虫「……確認した。
    作戦の再確認をする」



電伝虫「ARROWに関わったたしぎ元大佐の消息がつかめていない。
    彼女を見つけ次第拘束し、連れ帰るのが貴方の任務だ。
    抵抗が激しい場合殺しても構わない」

ヒナ「……ソッチはわかってる。
   それよりもカバーストーリーを確認させて」

電伝虫「表面上、貴方はインガ島海軍基地の視察、及び修復の指揮を取る事となっている。

    しかし本作線のカバーストーリーと同時に、本命の作戦も新少将であるイエーゴには通達済みである」

ヒナ「その、インガ島基地が壊滅した理由を知りたいのよ」

電伝虫「……報告では、やはり麦わらの一味が関与している」

ヒナ「そっちに関しては指示は全く出ていないのだけど、どういう事?」

電伝虫「……本作線に麦わらとの闘争は含まれていない。
    表面上戦闘もやむを得ない場合のみ、戦闘を許可する」

ヒナ「……四皇になったら少将でも手出しできないってこと?
   ヒナ不服」

電伝虫「そこまで理解できているのであればこれ以上の問答は必要ないな。
    他に質問は?」

ヒナ「ない。とりあえず今から島の海軍基地に向かうわ」


ブツッ




ヒナ(つまんない任務)

スパー……




 



スタスタスタ

ヒナ(インガ島……あまりいい噂は聞かない島だけど。
   任務の全容次第ではバカンスにうってつけだわ。
   たしぎが見つからなかったら任務期間全部使って暇つぶししてやるんだから)



モブ海賊「お、よう、姉ちゃん。さっきの連絡船に乗ってきたのかい?」

ヌッ

モブ海賊「俺も来たばっかりでよ。一緒に飲もうぜ、な!?」

ヒナ「……」

モブ海賊「ぐへへ、なぁ、なぁっておい」

ガシ スルッ

モブ海賊「……へ? 手錠?」ガキン






スタスタスタ

ヒナ(というか、どうしてたしぎはARROWなんかに?
   スモーカー君に首輪つけて大人しくしてりゃよかったのに……
   といっても、それを自分の意志で決められたら世話ない話よね……世知辛っ)




モブ市民「素敵なお嬢さん! ぜひとも僕とあちらの酒場に……っ」

モブ土方「そこの姉ちゃん、一晩俺と過ごさねぇか?
     退屈させねぇぜ」

モブ農夫「孫の嫁に来てくれんかの」

ガキン

ガキン

ヒナ「ヒナ迷惑」

モブ農夫「残念じゃのう」




 




スタスタスタ

ヒナ(どうせ、麦わらと関わったせいで話がややこしくなってるんだわ。
   詳しいことを聞くためにも、たしぎか麦わら、どっちかを締め上げて話を聞くしかない……

   とはいえ、そう都合よく行くかしら。
   奴らだって洋上にいるって話だし……)








>>直下



1 モブ骸骨「あら、素敵なお嬢さん。
       すみませんパンツ見せてもらっていいですか?」

2 ドン
  モブゴムゴム「わりぃ、姉ちゃん!
         ぶつかっちまった」

3 たしぎ「え」
  ヒナ「あ」

4 誰とも逢わず、海軍基地に到着する。

5 その他

 





一方その頃

インガ島 街の外れ



ルフィ「……周りには、誰も居なさそうだな」

たしぎ「そう、ですか」ドキドキ

ルフィ「ああ、ここならいいぞ」



たしぎ「……では……」ゴソゴソ……

たしぎ「ぬ、脱ぎますね」

スル……

たしぎ「……ぁ」ドキドキドキ



ルフィ「……それにしても、お前にこんな趣味があったなんてな」

たしぎ「趣味ではないです。まだ……
    貴方が付き添ってくれるからやってみたかっただけで……」

ルフィ「や、でも街中でそんな格好できるのはやっぱ才能アリだぞ」







たしぎの『そんな格好』とは


>>直下


1 コートを脱いだら全裸 

2 コートを脱いだら局部丸出し下着 

3 コートを脱いだら首輪とローター装備の全裸
  ※リモコンはルフィの手に

4 まだ露出お試し中 割と普通の下着姿

5 その他

 



ルフィ「……」ジーッ

たしぎ「ん……っ」ドキドキ

ヒュゥ……ゥ……

たしぎ「ぁっ……」



ルフィ「寒いか?」

たしぎ「……いえ」ゾクゾク



たしぎ(さっきまで、コートで隠されていた肌が、夜風を浴びて震えた。
    寒いと言うほどの気温ではない。
    インガ島の気候は温暖……)



たしぎ「はぁ……ん……」ドキドキ

たしぎ(だから、コートの下が全裸でも、
    大丈夫……)ゾクゾク

ルフィ「……見せてみろよ」

たしぎ「は、はい」



スッ



ルフィ「相変わらずいい体だよな」

サワッ

たしぎ「あんっ ……あ、ありがとう、ございます」ドキドキ

ルフィ「顔も可愛いし、真面目でいいやつだ。
    きっとお前海軍じゃチヤホヤされてきただろ」

たしぎ「……っ」

ルフィ「それに甘えないところも想像つく。
    そんな立派な剣士のお前が」

ツ……

たしぎ「ぁ……」ピクン

ルフィ「外で裸になるのが好きな、変態だったなんてな」

たしぎ「んぁっ……っく……」ゾクゾク

 


ヌチャ……

ルフィ「ほら、もう足に愛液伝ってるぞ」

ヌチャヌチャ……

たしぎ「っ! あ、ぁ」(/////



ルフィ「……お前の仲間がこれ知ったら……
    どう思うだろうな」ニヤニヤ

たしぎ「んっ……知り合いにだけは、見られたくありません」モジモジ

ルフィ「の割に、なんでこの島でこのプレイしたがったんだ?」

たしぎ「それは……あの……」モジモジ



ルフィ「……見られたくないけど、
    見られたいんだよな?」

たしぎ「……っ 訳のわからないことを……っ
    バカにしてるんですか?」

ルフィ「バカにしてたら付き合ってねぇよ。
    一人でやらせるわけにもいかねぇし、
    それにどうせだったら……露出で感じてるお前を見てみたいし」

たしぎ「見てたいんですか?」

ルフィ「だからついてきた。
    お前も、みてほしかったんだろ?」

たしぎ「……」ゾクッ






たしぎ「……どう、ですか?」

ヒラッ





ルフィ「めちゃくちゃ興奮する」

ガシッ グイッ

たしぎ「あっ」ドキッ


ルフィ「ん」

チュゥ……ヌチュル……クチュ……チュプ……

たしぎ「ん……んむ……んあ……ん……」

ルフィ「はぁ……んむ……っ」

チュパッ



ルフィ「へへ……どっかでもっと大胆にヤろう」

たしぎ「えっ でも、ここでも結構人が来そうな場所ですけど……」

ルフィ「路地裏じゃ通っても暗くて見えねぇよ。
    もうちょっと明るい路地に行こう」





たしぎ「そ、そんな……」ドキドキ……

ルフィ「大丈夫だって……」

サワサワ……モニュン……ムニュ……

たしぎ「んっ! あっ……ぁ……」

ルフィ「乳首も固くなってる。
    お前の身体は、行きたがってるぞ」

たしぎ「……ん……はぁ……はぁ……」ドキドキドキ



ルフィ「ナニかあったらフォローするから。
    行くぞ」

クイッ

たしぎ「……」トクン……

ルフィ「……」

たしぎ「は、い」トクン……

たしぎ(手、繋いで歩くんだ)トクン……



スタ……スタ……



ルフィ「あ、お前人来るまでは前閉じるなよ」

たしぎ「っ は、はい」ドキドキドキ





スタ……スタ……

ヒュゥ……ゥ……

たしぎ「んっ……」ピクン……



スタ……スタ……

ヒュゥ……ゥ……

たしぎ「ぁ……は……」ピクン

 


たしぎ(風が、敏感なところを撫でていく。
    胸もアソコも熱気を帯びていて、
    今は歩くだけでひんやりとする)


スタ……スタ……

ヒュゥ……ゥ……

たしぎ(夜風が気持ちいい……
    全く、別な意味でこの言葉を噛みしめる)




ルフィ「……寒くねぇか?」

たしぎ「いえ……暑いくらいで」ハァハァ……

ルフィ「だろうな。
    顔真っ赤だし」ニヤリ



スタ……スタ……

ルフィ「俺、調教とか知らねーけど。
    お前のその顔見れるんなら、露出に付き合うの楽しいな」

たしぎ「……そんなに、変な顔してますか?」(/////

ルフィ「変じゃねーよ。
    めちゃくちゃ可愛くてエロい顔してる。
    ……目的がなかったらもうここでセックス始めてるところだ」

たしぎ「っ」ゾクゾクッ



たしぎ「こ、ここで?」ドキドキドキ



ルフィ「ああ。今日は大通りまで行くって目標だからな。
    可愛がってやるのはその後だ」

たしぎ「……可愛がる……」ドキドキ



トロォ……






 


ルフィ「しかしあれだな。
    夜に二人で手を繋いで歩いてるとデートみたいだな」

たしぎ「デート……ですか?
    そんな言葉が出てくるなんて少し意外です」

ルフィ「そうか?」

たしぎ「ええ。だって、愛人だって」

ルフィ「……ああ、そう言ったけど」

たしぎ「愛人って、もっと、身体だけの関係ってイメージじゃ……?」

スタスタ……



ルフィ「……そうか?」

たしぎ「……そう、だと思ってましたけど」



スタスタ……



たしぎ(え)



スタスタ……



たしぎ(もしかして、この人……
    私のこと)

ルフィ「俺は、お前のこと結構好きだけどなー」



たしぎ「……っ」ドキッ



ルフィ「もしかして嫌か?」

たしぎ「いえ……」



たしぎ「……いえ」ドキドキ

ルフィ「あ、言っとくけど、
    仲間としてじゃなくてだからな?
    女としてお前を魅力的だと思うし、
    セックスしてぇって思うし、
    男女的なアレで好きだって思ってるからな」

たしぎ「い、良いですから! わかりましたからっ!」



 



たしぎ(ナニ!? もう……まさか、
    麦わらがそんなつもりで愛人て言ってたなんて……

    もっと、性奴隷的な立ち位置かと思ってて、だからこんな……露出プレイとかを申し出たのに……)モヤモヤ

スタスタ……

ルフィ「……」チラッ

たしぎ「?」

ルフィ「大丈夫だ。お前に悪いようにはしねえから」

たしぎ「……そうですか」フイッ



たしぎ(これじゃ、本当に変態カップルのデートみたいじゃない……っ)ドキドキ……





ルフィ「隙あり」

バサッ↑↑↑

たしぎ「きゃっ!!!?」

ヒラァッ

ルフィ「へへ」

たしぎ「!?」

たしぎ(コートを、思いっきりめくられた!?)



たしぎ(コートのはためきと同時に体全体を新鮮な空気が包む。

    全部、丸出し。路地裏で、全部……)ドキドキドキ……




ヒラァ

たしぎ「ぁ……はあ……ぁ……」ゾクゾクゾク

ルフィ「……」

たしぎ「……っ……ひ、ひどい」ドキドキドキ

ルフィ「酷いって言うやつの顔じゃねぇよ」

スッ

たしぎ「あ、だめ、今そこ……ぁ」

ヌチュル……グチュリ……

トロォ……ポタ ポタ……
 

 


ルフィ「あーらら、いまのでずぶ濡れになったな。
    お前のマンコ」

ヌチュ……クチュ……

たしぎ「ぁ……はっ……んぁは……ぁっ」

ルフィ「っ……ふぅ」

スッ

たしぎ「ぁ……」(もう、触らないんだ……?)



ルフィ「さ、行くぞ」

たしぎ「……こ、こんなこと、もうやめてくださいね」

スタスタ……

ルフィ「ホントにやめてほしいのか?」

たしぎ「……っ ひ、人の、いないところでなら」ドキドキ

キュッ

ルフィ「にししっ! りょーかい」



………………



明るい通り




スタスタスタ

ヒナ「……今の、悲鳴?」



ヒナ(あっちの暗い路地から聞こえた気がする。
   こういう入り組んだところって治安悪いのよね。
   ヒナ心配)

スタスタスタ



ヒナ(女性の悲鳴だった。
   わたくしも来てそうそうナンパされたし、夜は治安がいい島じゃないのかも。

   なら、助けに行かなくちゃ)

スタスタスタ



……
 


……

暗い路地裏




スタスタ……

ルフィ「そろそろ明るい通りに出るな」

たしぎ「そうですか」ドキドキ

ルフィ「心の準備はいいか?
    って、おい、ナニ前隠してんだよ」

ガバッ

たしぎ「あんっ ぁ……だめ、ですか?」

ルフィ「だめだろ。露出プレイなんだから。
    人が居たら隠してもいいぞ」

たしぎ「……」

ルフィ「もちろん、見せたいならそのまま見せてもいいけどな」

たしぎ「……っ」ゾクッ……





……

明るい通り


ヒナ「!」

ヒナ(すぐそこに人がいる。
   気配は、二人……?
   さっきの悲鳴の人かしら)

スタスタスタ



……

暗い路地


ルフィ「さて、こっからだ。
    心の準備はいいか?」

たしぎ「は、はい……」ドキドキドキ……

ルフィ「せーの、で出るぞ」

たしぎ「はぁ、はぁ……わかり、ました」

ルフィ「息整えろよっ」クスクス

ルフィ「それじゃまるっきり変態だぞ」

たしぎ「っ 今更、ですよ」(/////



……
 

……


ヒナ「やっぱり、変」

ヒナ(曲がり角で隠れながらコソコソしてる。
   なにかやましいことでもしてるのかも)

スタスタスタ


ヒナ(事件になる前に、急ごう)

スタスタスタ……





ルフィ「いいか、行くぞ、せーのっ」






どんっ!!!!

ヒナ「っ!?」ヨロッ

ルフィ「どわぁっ!!」

たしぎ「きゃっ!」



ドテーン



ルフィ「いてて……
    あ、わりーなねーちゃん。
    怪我なかったか」

ヒナ「……こっちは大丈夫、だけど」



たしぎ「だ、誰かにぶつかったんですか?
    すみません……」

たしぎ(転んじゃった……)

たしぎの足「ガパァ」←→





ヒナ「……え」

ルフィ「あ」

たしぎ「……へ?」









ヒュゥ……ゥ……



 



たしぎ「ぁ」

たしぎ「ぁああっ……っ」(/////

たしぎ「あああああぁぁ……」ゾクゾクゾク












ヒナ「……ひ、ヒナ困惑」グルグル……

ヒナ(なんで?
   探してたたしぎがチョッパヤで見つかったのは良いけれど……

   なんで全裸?
   いや、裸コート?

   しかも連れ添いが麦わら……!?)

ヒナ(……露出調教……?)ゾクッ





ヒナ「……た、たしぎ、よね?」

たしぎ「いえ、違います。他人の空似です」ペラペラ

ルフィ「ち、ちちち、違うぞ! 

    こいつは俺の船の剣士の妹でゾロ子つってな」

たしぎ「そそそ、そうですゾロ子です」

ヒナ「無理すぎる」

たしぎ「で、ですよね」



ルフィ「あ!!? ていうか、お前!!
    アラバスタにいた!! 海軍の!!」

ヒナ「反応が遅い!!
   あと、頂上決戦でも会ってる!!」


 



ヒナ「……麦わら。
   なんで貴方が、こんな姿のたしぎと一緒にいるの?」

ルフィ「……」

ヒナ「……返答次第では、
   あなたへの対応が色々変わってくる。

   話しなさい」







>>直下

1 ルフィ「ああ、この女な。
      都合よくなるまで調教してたんだ」
  ※たしぎに否がないようにするために自分が無理やり手籠めにしたと言う。

   たしぎはヒナに手厚く保護されるが、
   ヒナ憤慨 麦わら殺すモード突入
   逃走失敗するとルフィ大怪我。



2 ルフィ「やべぇ、説明して納得させられる気がしねぇ。逃げるぞたしぎ」

   二人で逃げる
   失敗すると捕縛される



3 たしぎ「ち、違うんです! これにはわけが……」

   ふたりとも捕縛されて路地裏にて事情聴取。



4 ヒナ「……な、ナニをしていたのか……
     正直に話せば悪いようにはしないから……」

  露出プレイに興味津々で実はそれどころじゃない。




※1と2は後ほど成否判定(コンマ)あり。

 



ヒナ「……な、ナニをしていたのか……
   正直に話せば悪いようにはしないから……」



ルフィ「……」ピクッ

ヒナ「……」チラチラ……

たしぎ「……えっと」ゴソゴソ

スッ↑



たしぎ「……話を聞いてくれるんですか?」

ヒナ「聞くわよ。
   知らない仲でもないし……」

ルフィ「……ふーん、話せる姉ちゃんだったか」

ヒナ「……どこか落ち着いて話せる場所とかある?」



ルフィ「人目に付く場所じゃマズイよな」

たしぎ「……ええ、色々と」

ヒナ「……宿取るからそこで聞かせなさい」




………………

インガ島 街
広場近くの宿

客室



ルフィ「……何かと縁のある宿だな」

たしぎ「どうかしたんですか?」

ルフィ「や、なんでもねぇ」





 



ギッ

ヒナ「……まず、たしぎがどういう状況なのか知りたいんだけど」

ルフィ「コートの下はスッポンポンだ」

ヒラッ

たしぎ「や、やめてくださいっ!
    そういう意味ではないでしょうっ」

ヒナ「っ」ドキッ




ヒナ「……それって、同意でやってるの?」ドキドキ…… (/////

たしぎ「え……ぁ……」(/////



たしぎ「…………」モジモジ

たしぎ「は、はい……ぃ……」



ヒナ「……麦わらと、そういう関係なんだ?」ジト

たしぎ「あ、いえ……その……
    恋人ってわけでは」

ルフィ「愛人だな」

たしぎ「麦わらっ!」

ヒナ「偶に聞こえてくる『麦わら夜の四皇疑惑』って本当だったのね……ヒナ確信」

ルフィ「夜の四皇?」

ヒナ「そこはどうでもいい。
   ……とにかく、こっちの要件も話すわ。

   わたくしは、たしぎ、貴方を捉えるためにここまでやってきたの」



たしぎ「私を……? まさか、ヒナさん……」

ヒナ「ええ。
   ARROWのことも知ってる。
   連れ戻したらきっと貴方はただでは済まないでしょうね」

ルフィ「……」



たしぎ「……私は、海軍に戻るつもりはありません」

ヒナ「戻るつもりはない。じゃなくて、戻れないのよ。
   たしぎ元大佐」

たしぎ「っ……」ギュッ

ヒナ「……大佐としての功績もあり、実力もある貴方を捕まえるために少将を動かす程度には、
   ARROWの秘密管理は徹底しているの。

   わたくしが本気なら、すでに貴方も麦わらもどうなっていたことか」

ルフィ「よく言うよ。
    頂上決戦では俺の動きについてこれなかったくせに」

ヒナ「……ヒナ屈辱」



 
 



ヒナ「でもここはインガ島。
   どっちが強いか、もうわからないわ」

スッ↑

ルフィ「お、やるか?」

スッ↑

ヒナ「やらない」

スッ↓



ルフィ「なんなんだ!」



ヒナ「……四皇麦わらと接触することは推奨されてないの。
   だからたしぎを取り合うつもりもない。

   ……それになんだかわたくし、お邪魔みたいだしね」

たしぎ「邪魔だなんて、そんな……」

ヒナ「いいのよ。
   そもそも、たしぎのことは保護するか見逃すつもりだったし。
   ヒナ寛容でしょ?」

たしぎ「……いいんですか?」

ヒナ「逆にこの任務、失敗したところで上は表ざたにできないもの。ARROWの存在が明るみに出かねないしね。
   おまけに、麦わらの一味と貴方が合流したって上に報告すれば調査自体は成功になる」



ルフィ「……話せるねーちゃんかと思ったら、
    なんだよ、すげぇ良いやつじゃん。
    良かったなたしぎ」

たしぎ「……そ、そっか……それじゃ」


 


ヒナ「とはいえ、あなた達のその爛れた関係はなに!?
   無事を確認してスモーカーくんに知らせたかったのに……別な心配ができちゃったじゃないの!
   ヒナ心配!」

たしぎ「あ、あぁぁ、あの、これには色々わけが……」

ヒナ「っ」キッ

ルフィ「俺のこと睨むなよ。
    最初の最初で言えばこいつが興奮して挿入までしたのが悪いし……
    俺は成り行きで責任取ってやってるうちに好きになってただけだ。
    で、今は愛人として囲ってる」

ヒナ「……そもそも、愛人ってなに?
   かわいいたしぎを捕まえておいて、
   あなた他にも女がいるの?」

ルフィ「ああ」

たしぎ「……」

ヒナ「たしぎはそれわかってるの?」

たしぎ「……は、はい」





ヒナ「ヒナ呆然……」クラッ

ルフィ「……なぁ、詳しく話すからよ。
    その前にたしぎにシャワー浴びさせてくんない?」

ヒナ「どういう了見で?」

ルフィ「ほれ」

ガバッ

たしぎ「やっ! さ、さっきから、どうしてめくるんですかっ」(/////

ルフィ「こいつさっきまずぶ濡れで、
    しかもお前に見られたせいで更に濡らしてんだ。
    ちょっと一人にしてやる時間が必要じゃねーかなって」



ヒナ「……」

ルフィ「……な?」

たしぎ「……というか、たしかに……
    汗とか色々でベタベタなので、シャワーは浴びたいです」

ルフィ「それとも、たしぎと俺が仕上げするの見てるか?」

ヒナ「は、はぁ!?」(/////


 



たしぎ「む、麦わらっ! この人これでも結構真面目な人で」

ヒナ「これでも?」

たしぎ「そういうのは……」



たしぎ(あれ、そういえばヒナさんって……)

たしぎ「あ……えっと……」

ヒナ「……」



ルフィ「どうする?」ニヤニヤ







ヒナ選択

>>直下


1 たしぎを部屋に置いて、麦わらと一対一で話す。


2 たしぎのシャワー中に麦わらと話す。


3 ヒナ「話とかはもういい。たしぎが元気ならそれでヒナ満足」
  ヒナ放置A
  放置したらしたで部屋の中で盛り始める麦わらとたしぎ
  ヒナ唖然


4 ヒナ「話とかはもういい。たしぎが元気ならそれでヒナ満足」
  ヒナ放置B
  放置して寝る。寝ている間に裸にされる。


5 ヒナ「貴方に聞いてちゃよくわからないわ。
     たしぎと二人きりで話させて」
  ルフィ退室


6その他

 




ヒナ「たしぎ、シャワー浴びてきなさい」

たしぎ「は、はい。
    ではお先にいただきます……」オズオズ

ヒナ「……それと」

たしぎ「?」

ヒナ「無事で良かった。
   ……ヒナ安堵」

たしぎ「あ……ご心配おかけしました……」ペコリ

ヒナ「あなたのせいじゃないことはわかってるから。
   ……とりあえず、後はこの男から聞くだけよ」

ルフィ「おう、後のことは任せろ」

たしぎ「……本当に大丈夫ですか?」

ルフィ「ん、任せろ!」



……

数分後



シャーァァァ……



ルフィ「……ってな感じで
    俺たちは一緒にいるわけだ」

ヒナ「……」

ヒナ「いや、だからといって……
   だからといって露出調教するような仲になるのは謎なんですけど!?」

ルフィ「やー、そりゃあ、まぁ
    身体の相性が良かったから、とかじゃねぇかな」

ヒナ「下品っ」

ルフィ「下品で済ますなよ。
    大事なことだ。

    セックスで気持ちよくならねぇと他に支障出ることもあるだろうが」

ヒナ「……まぁ、
   心身共に充実してこそ本領を出せるというのはわかるけど。

   それにしても……なんであんな」

 


ルフィ「……露出に関しては俺も初めて聞いたよ。
    でも原因は、なんか色々こじらせたせいだって聞いたけどな」

ヒナ「こじらせ……?」



ルフィ「ああ。なんでも、みんなの視線をひとまとめにする先輩の姿を見て憧れて……
    その人のようにみんなから一目置かれるようになった時、視線の気持ちよさに気づいたとか……」

ヒナ「……ふーん」



ルフィ「……あと、その先輩ってのがノーブラで有名だって」



ヒナ「……誰のことかしらね?」



ルフィ「……」

ヒナ「……」



ルフィ「なぁ、お前名前なんて?」

ヒナ「わたくしはヒナ。
   黒檻のヒナよ」





ルフィ「……ヒナお前、実はさっきからたしぎと俺の関係と、露出に興味あるんだろ」

ヒナ「……」

ルフィ「……見りゃわかるぞ。
    ずっとたしぎの身体見てたしな」

ヒナ「……なに、言ってんだか……」



 



ルフィ「そういや、さっきお前。
    ナニしてたのか正直に言えって言ったよな?」

ヒナ「ええ」

ルフィ「……教えてやるよ。
    お前の想像通り。
    露出調教してた」

ヒナ「……」ジト

ルフィ「街に出る前に船で裸にしたんだ」

ヒナ「した?」

ルフィ「俺が脱がせた」

ヒナ「……」ゴクリ……

ルフィ「下着だけはそのままでって言ったんだけど、
    それじゃ露出って言うには甘いだろ?

    だから、全部俺が脱がせたんだ」

ヒナ「……へえ」ソワ……

ルフィ「そんでな。船を出るまでも大変だった。
    ヤマトがたしぎに絡んでよ。
    ……ちょっと揺れ動いてたから、ありゃヤマトにはバレてたかもな」

ヒナ「……」

ルフィ「そんときの顔はたしかにあいつビビってたな。

    けど、船出る時にはもう、メスの顔になってた」

ヒナ「……」

ルフィ「感じてたんだよ。
    お前もわかるだろ?

    視線が気持ちいいってやつだ」

ヒナ「……っ」

ルフィ「たしぎは最初の時からギャラリーが居るセックスしてた。
    さっき話した成り行き通り、ソープの話な?
    そんで、その後も実はあいつと俺は愛人になる前にセックスしてるんだ。

    それも、俺の恋人の前でな」

ヒナ「……変態なの?」

ルフィ「俺が? たしぎが?」

ヒナ「両方よ」

ルフィ「両方だろうな」

ヒナ「……はぁ」

ルフィ「その前にもあいつはオナニーをロビンに覗かれてたし……
    そう言うので完全に露出に開花したんだろうな。
    それで、今はああなっちまった」

ヒナ「半分以上は、貴方のせいでしょ?」

ルフィ「だから責任取ってる。
    でも、残りの一部はお前だと思うんだけどな」

ヒナ「ヒナ否認。
   認めません」

ルフィ「……」

ヒナ「……」



  


ルフィ「っかしぃなぁ……こっち側だと思ったんだけどなぁ……」

ヒナ「どっちがわよ。
   わたくしはあなたと一緒になんかされたくないわ」

ルフィ「認めちまったら気持ちいいぞ?
    たしぎの顔、見たろ?」

ヒナ「っ!」ピクッ



ルフィ「……まぁ、俺が言えるのは、エロいことに臆病になりすぎるなってことだな。
    お前みたいに真面目そうなのが、一番たしぎみたいな感じに陥りやすいって誰かが言ってたぞ」

ヒナ「はぁ?
   さっきから聞いてれば、あなたどの目線から口聞いてるの?
 
   ヒナ憤懣」

ルフィ「……強いて言うなら、夜の四皇目線、かなぁ」

ヒナ「意味わかってて言ってるの?」

ルフィ「なんとなくはな。
    心当たりもあるし……隠してきたつもりだったんだけどなぁ」






ヒナ嬢の性経験

>>直下

1 無し 露出経験のみ

2 あり でも露出のほうが好き

3 豊富 露出も以前の男に仕込まれたもの。

4 スモーカー君と付き合ってる。 露出趣味は秘密

5 スモーカー君と付き合ってた。

6 現役のヤリマン ルフィといい勝負

7 ヒナ嬢の嬢は昔 風俗嬢だった頃の名残

8 その他


 




ヒナ「と、とにかく、貴方なんかに心配されるほどわたくしの性事情は困窮してないので」

ルフィ「……ならいいや。
    余計なこと言って悪かったな」







ガチャ……



ヒナ「……終わった?」

ヒナ(なんでバスタオル姿?)

たしぎ「はい、お先にいただきました」ホカホカ



たしぎ「それで、その、麦わら……」モジモジ

ルフィ「ん?」

たしぎ「私の服……」

ルフィ「……ああ。お前の服俺が預かってたっけな。
    そこにあるぞ」

たしぎ「すみません ヒナさん」スタスタ





ヒナ「……はぁ……頃合見て船に戻りなさい、あなた達。
   わたくしもこれ以上あなた達と居るのは面子に関わるし」

ルフィ「頃合いっつってもな。
    今結構人の往来激しいし……」

ヒナ「まぁ良いわ……
   なんか、ヒナ疲弊。

   ちょっと横になるから、放って置いて」

ボフッ



たしぎ「お疲れ様、です?」

ヒナ「……あなたのせいじゃないから大丈夫。
   強いて言うなら麦わらのせいだけど」

ルフィ「そりゃすまん」

ヒナ「はぁ……もうっ」ゴロン




 




 
ルフィ「……んじゃ、どうする?」

たしぎ「……帰りましょう。
    人目はこの際、通りを考えれば避けて行けますし……」

ルフィ「お前、それまで我慢できるか?」

たしぎ「我慢って……そ、それくらいできますよ。
    盛の付いた犬でもないんですから」

ルフィ「似たようなもんだろ」

たしぎ「え、あちょ……」

ルフィ「バスタオル脱がすぞ」

スルッ……パサ





ヒナ(ん?)



サワサワ

たしぎ「ちょっと……っ
    ヒナさんの前、ですよ……!?」

ルフィ「だからだよ」

モニュン……ムニュ……

ヒナ「……」

ルフィ「見てもらいたいんだろ?」

たしぎ「麦わらぁ……っ こ、こんなの……んは、ぁ……」

クニュクニュ……

たしぎ「は、ぁ……んぁっ……ぁ……
    だ、め……乳首、きもちい……ぁっ」ピクンピクン……



ヒナ「な、なにしてるの。あなた達」ムクッ



ルフィ「そりゃ、セックスするつもりだけど?」

たしぎ「はぁ、はあ……」トロン

ヒナ「そりゃ、って。
   そんな、当たり前みたいに……えぇ」(困惑

たしぎ「っ……そうですよ。麦わら、もうやめて……」

ルフィ「いや……お前はしたいはずだ」

クチュ……クチュ……ヌチュ……

たしぎ「んぎぅっ!! ァあ゙っ! んはぁあ゙……っ」ゾクゾク

ヒナ「えっ」

ヒナ(なに、この声……っ
   苦しんでる……?)



 



クチュ……ヌチュ……クリュ……

たしぎ「あ゙ぅんっ! んっ! ぁっ……!
    だ、め……ヒナさんの、前、なのにっ……!」

ルフィ「ちょっとクリいじっただけじゃんか。
    それだけでそんなにあえぐってことは……」

グチュグチュ……ヌチュグチュ……ヌチュ

たしぎ「んほぉ! ぉっ! 強いの、だめっ!
    あっ、でちゃうっ……でちゃうっ!」

ヒナ「ちょ、ちょっとぉ……
   たしぎをいじめないでっ」

ルフィ「これがいじめられてる顔に見えるかよ?」

クイッ



たしぎ「はぁ、あはぁ……ぁ……」トロォン……



ヒナ「……嘘、あのたしぎが……」ドキドキドキ

ルフィ「驚いたよな。初めてしたときも、すっげぇいい声で鳴くもんだから、
    めちゃくちゃ興奮したんだ」

たしぎ「はぁ……はぁ……ルフィ……んっ」

ルフィ「はいはい、今してやるから。
    お前の憧れの上司の前で、気持ちよくイっちまえ」



グチュグチュ……グチグチ……ピチャピチャ……

たしぎ「ああ゙っ! んっ! あ、も、いく、いく……」

グチュグチュ……グチグチ……ピチャピチャ……

ルフィ「いいぞ、一回イっとけ」

たしぎ「いくいくいく……いぐ……っ……ぁあっ!
    んひぃ゙ぃっ!!」ビクンビクン



ヒナ「───っ」



プシュッ プシュッ ……ビチャビタっ……!

たしぎ「あくぅっ! はっ……! んぐぅっ!」ビクンビクン



プシュ……プシュ……



ヒナ「………………」




たしぎ「はぁ……はあ……んはぁ……ぁ……
    ルフィ……るふぃ……っ」

チュ……チュ……ンチュゥ……

ルフィ「ん……んむ……ん」



  




ヒナ(保護するつもりだった後輩が、
   指名手配犯の手でイカされて……
   その後まるで恋人みたいなキスをしながら事後を楽しんでる)



たしぎ「ぁ……んむ、んふぅ……」トロン

ルフィ「んっ……ん……」

クチュル……レロクチュ……ヌチュル……チュパ



ヒナ(……すごく、気持ちよさそうに……)トクン……



ルフィ「気持ちよくなりたいだろ?」

ヒナ「なっ! わたくしは、まにあってるからっ」

ルフィ「……」ニヤリ

ルフィ「お前に言ったんじゃねぇよ。
    たしぎに言ったんだ」

ヒナ「っ……」(/////

ヒナ(一瞬、こっち向いたじゃないの……っっ)(/////

たしぎ「……ぁ……

    麦わら! そういう冗談はヒナさんには言わないでください……!」

ルフィ「放っておけって言われたんだ。放っておこう。
    それよりこの続きは帰り道でヤろう」

たしぎ「え……ほ、本気ですか?」

ルフィ「ああ。お前もまだまだヤリたそうにしてるし……」



ヒナ「あなたたちねぇ……」

ルフィ「もうお前の邪魔しねぇって。
    じゃあな。またどっかで会ったらよろしく」

たしぎ「あ、あの……ヒナさん……
    なんかすみません。こんなことになってしまって……」

スタスタ……






 





ヒナ「ま……まって!」



ルフィ「ん?」

たしぎ「……?」






ヒナ「……外で、セックスするの?」

ルフィ「なんだ? 捕まえるのか?」

ヒナ「……それは無理。
   だから……ついていくわ」

たしぎ「え゚!?!?」



ルフィ「にししっ! なんだ、ギャラリーやってくれんのか? それとも……」







ヒナ「……」

ルフィ「……お?」

ヒナ「麦わら……性癖を認めたら気持ちいい。って
   それくらいわかってるのよ。私だって」



ゴソゴソ……パサッ

ヒナ「……船の上で……死角だけ縫うようにしてた遊びを、まさか、肯定してくれる人がいるなんて思ってもみなかった」

たしぎ「あ、……ひ、ヒナさん?
    なんで脱いでるんですか?」ドキドキ

ルフィ「おお……」ジーッ



ヒナ「ごめんなさいたしぎ。
   多分、貴方が聞いてたわたくしの噂、本当なの。

   流石に露出癖は隠し通してきたけど……
   常日頃からその……見られるの、きもちよくて……下着もつけてないし……」モジモジ

たしぎ「露出癖とか……船での遊びとか……
    やっぱりヒナさんも……」

 


ヒナ「……『も』っていうより。
   もっと業が深いというか……
   とにかく、貴方のを見ててわたくしも我慢できなくなってて……」

ルフィ「……で、監視を名目についてきたいわけだ?」

ヒナ「……それがお望みだったんでしょう?
   麦わら」



ルフィ「ああ。二人居れば、もっとたしぎも大胆になれるかもしれねぇしな」



たしぎ「てことは……二人でするんですか?
    露出……っ」ゾクゾクゾク……

ルフィ「そういうことだな? ヒナ」

ヒナ「……ええ。私も、混ぜて」

たしぎ「……っ あの、ヒナさんと……ええぇ……っ」ドキドキドキ……





ルフィ「どうして来る気になった?」

ヒナ「……あなた達見てて、我慢するの疲れちゃったの。ヒナ疲弊。
   それに、なんだか面白そうだし」

ルフィ「ふーん?」




………………
 

………………

インガ島 

街中

暗い路地



ルフィ「戻ってきたなぁ」

たしぎ「さっきころんだ場所ですね……」

ヒナ「……ん」ゾクゾク……

たしぎ「どうかしました?」

ヒナ「さっきのたしぎを、思い出してた」

たしぎ「あ、あの転んだ姿ですか?」(/////



ルフィ「ヒナ、お前普段どんな露出してんだ?」

ヒナ「夜の四皇って、朝ごはんのメニュー感覚で人のオナニー聞いてくるのね。ヒナ困惑」

ルフィ「ていうより、俺露出とかあんまり詳しくないからな。
    先輩はどんな事してんだ?」ニヤニヤ

ヒナ「……」

パサ……

ヒナ「……人のいないところで……コソコソしながら、
   胸と股間をいじってる」

ヒナ「……船でやってる時はコートも着てない。
   ヒナ全裸」

パサッ

たしぎ「あ、とと……え、本当に着ないんですか?」

ヒナ「……船には死角がいっぱいあったけど……
   わかる? たしぎ。

   この通りで人が来るといたら遠くから。
   見られたとしても、顔までは見られない」



スルッ

たしぎ「あ、あの、なんで私も脱がせるんですか!?」

ヒナ「……一人は寂しいもの。
   一緒に脱ぎましょ」

ルフィ「お、いいぞいいぞ。
    連れてきた甲斐があるってもんだ」ニシシッ

たしぎ「あっ! や、コート……ぁ……」

パサッ……







たしぎ「あぁあ……ぁ……ついに……やっちゃった」ドキドキドキ

ヒナ「ん…………っ わたくしも
   街で、というか陸でやるのは初めて」ドキドキドキ




 


ルフィ「……うぉ……すげぇ……

    なんか、普通の町並みに裸の女二人って……
    めちゃくちゃエロいな」ムラムラ


たしぎ「……」キョロキョロ

たしぎ「それで、本当にこの先……
    裸のまま行くんですか?」ドキドキ……

ヒナ「隠れる場所も多いし、行きましょう」

スタスタスタ

ルフィ「おお、すげぇ。あいつ裸で歩いていった」

たしぎ「あ……うわぁ……すご……」


……

明るい通り



ヒナ「……」

スタ……スタ……

ヒナ「……」スウ……ハァ……



ヒナ「……おいで、たしぎ。
   誰もいない」ニコ



たしぎ「……」オズオズ……

スタ……スタ……

たしぎ「……はあ……はぁ……」

スタ……スタ……

たしぎ(……っ 人目がないはずなのに……
    すごく、恥ずかしい……)(/////




ジャリ……

たしぎ「ひっ!?」ビクッ



ルフィ「俺の足音だ」

たしぎ「は……はは……そう、ですか」ドキドキドキドキ



ヒナ「……麦わら」

ルフィ「ん?」

ヒナ「ここで、するの?」

ルフィ「んや、流石にここじゃーな。
    ここでは歩くだけにしようか」

ヒナ「そうね」



ヒナ「なんか、足音聞こえるし。
   ここはまずそう」



 


スタスタスタ……

たしぎ「えっ嘘っ!
    隠れなきゃっ」ササッ

ルフィ「俺に隠れてどうするんだよ」

たしぎ「だ、だって……」

ヒナ「そっちの角を曲がればいい。
   いくわよ」

スタスタ……

たしぎ「……っ」スタスタ……

ルフィ「……」





物陰

たしぎ「……っ」ドキドキドキドキ



ジャリ……ジャリ……ジャリ

モブ男A「ういー、飲み過ぎたぁ~」

モブ男B「母ちゃんに叱られちまうぞー」




たしぎ(すぐそこを……男が二人通っていく)ドキドキドキ


ジャリ……ジャリ……ジャリ……


たしぎ(もしそこで、こっちに曲がって数歩歩いたら……)ドキドキドキ



ルフィ「……見られちまうかもなぁ」

たしぎ「んひっ……!」ゾクゾクゾク……



たしぎ「もしそうなったら、かばってくださいね」

ルフィ「当たり前だろ。なんのためについてきてると……まあ楽しんじゃいるけど」



ヒナ「……んっ……ぁ……」クチュ……クチュ……

ルフィ「楽しんでるって言えば、こいつが一番楽しんでるかもな」

ヒナ「……ん……ん……ごめんだけど、
   わたくし、見つかりそうなほど燃えるから……んっ」

クチュクチュ……グチュ……ヌチュ……

ヒナ「はあ……はぁ……ぁ……んっ」ピクピク

たしぎ「っ!!」



たしぎ(あのヒナさんが……
    露出で気持ちよくなってオナニーしてる)ドキドキドキ

たしぎ(……ヒナさんも、オナニーするんだ)ムラムラ




 



ジャリ……ジャリ……

ルフィ「たしぎ、お前もあの男たちが行くまでオナニーしろ」

たしぎ「えええっ!
    で、できませんよっ!」

ルフィ「見ろ。ヒナの顔」

たしぎ「……見えてますよ。見えてますけど」



ヒナ「はぁ、はぁ……ん……っぁ」

クチュクチュ……グチュ……ヌチュ……

ヒナ「ん……ぁ……んぅ……っ」

クチュクチュ……グチュ……ヌチュ……



たしぎ「っ……」

たしぎ(やっぱりヒナさん。露出オナニーしてても美人だなぁ……
    美人って、ナニしててもきれいなんだ)ポヤン……

たしぎ「ん……っ」

クチュ……

たしぎ「ぁ……」

クチュ……クチュ……

たしぎ「……は……ん……っ」



ルフィ「……」ジーッ



グチュグチュ……ヌチヌチ……クリュリュ……

ヒナ「んんく……はっ……はっ……ぁ……」

クリュクリュ……グチュ……

ヒナ「ぁ……は、……
   ねぇ、麦わら……あっ」

ルフィ「ん」

クチュクチュクチュ……

ヒナ「お願い、見て……見てて……」ゾクゾク

ルフィ「見てるぞ」

ヒナ「もっと、ちかくで……ぁっ
   あそこ、見て……」

ルフィ「どこだよ」

ヒナ「……っ ま、マンコ……見て……」

ルフィ「はは、だいぶ素直になったなお前。
    かわいいやつだ」ニヤニヤ

ヒナ「んぅぅっ……ぁっ」

ヌチュ、クチュクチュクチュ……

 



ヒナ(今まで、見つからないようにしてた露出オナニーだけど……)

クリュクリュクリュ……

ヒナ「気持ち、いっ……やっぱり、見られるの、い……いい……っ は、あはぁ……」

ヒナ(やっぱり、人に見てもらうのって……
   一番、気持ちいいかも……っ!)ゾクゾクゾク……

クリュクリュクリュ……

ヒナ「んぐっ ぁ……んぉっ……ぉ……っ」

クリュクリュクリュ……
トロトロ……

ヒナ「い、っく……ぁ
   ……ん……イキ、そう……
   ……麦わら、ぁ……見てて」

ルフィ「ん」

ヒナ「はぁ、はあ……」

クリュクリュクリュ……クリュクリュクリュ……

ヒナ「ぁ ぁ ぁ ぁ ぁ……く……
   んくっ……──────!!」

ピクンピクン

プチュ



ヒナ「んくっ、は…………はぁ……ぁ……」プルプル




たしぎ(え、今の)

ルフィ「お? ……にししし、お前。
    そっか、隠れながらいつもオナニーしてるから、イクの静かになっちゃったんだな」

ヒナ「はぁ……はぁ……そりゃ、そうでしょ。
   癖になってるのよ……」

ルフィ「……なるほどな」



たしぎ(ヒナさんのイキ方、かわいぃ)ドキドキ……

クチュクチュ……ヌチュ……

たしぎ「ぁ……はあ……んぁ……」




 


たしぎ(流石に、ここでイクまではできないけど……でも)



ジャリ……ジャリ……



たしぎ(さっきの酔っ払いがこっちに来るかもしれない、このスパイスは……)

クチュクチュ……ヌチュル……クチュ……

たしぎ「は……ぁ……んぁっ……あ゙っ んぁあ゙」

たしぎ(脳に……クる……っ)ゾクゾクゾク……

クチュクチュ……グチグチ……ヌチュヌチュ……

たしぎ「ぁっ……んふ……ぉ、んぉ……っ!」ビクビク……



ジャリ……ジャリ……



ルフィ「たしぎもだいぶノって来たかな」

ヒナ「はぁ……んふぅ……」

クチュクチュ……

ルフィ「ん、なんだお前、足りなかったのか?」

ヒナ「んっ……というより……こんないに興奮してるのに、はぁ、……ん……オナニーしないの、勿体なっ…………ぁっ!」

クリュクリュクリュ……

ルフィ「重症だな、お前も」



たしぎ「んぁ゙……は……はぁ はぁ……」

クチュクチュ……ヌチュル……クチュクチュ……


ヒナ「んく……はぁ……ぁ……」

クリュクリュクリュ……


ルフィ「……」ジーッ

ルフィ「……」チラ

ジャリ……



たしぎ「ぁ゙ー……んぁ……っぉ……っんっくっ」

クチュクチュ……ヌチュル……クチュクチュ……


ヒナ「……はぁ……はぁ……んっく……んふぅ……」

クリュクリュクリュ……







ジャリ

モブ男A「おい、やっぱりあれ……」

モブ男B「うぉ、すっげぇっ」

ルフィ「ん」クルッ


 



ルフィ「……」ジッ

ルフィ「やべっ 見つかった」




たしぎ「んは……はぁ、はぁ……え?」

ヒナ「ん…………え?」



モブ男AB「……」ジーッ



たしぎ「あ……あぁ……」ゾクゾクゾク

ヒナ「……───っ」ゾクゾク……ッ



たしぎ(見られたっ………………!!)

キュン……キュン……キュゥゥゥ……

たしぎ「あぁ……っん ぐっ」フルフル……

ヘナヘナ……↓



ヒナ「はっ……はっ……はっ……ぁ……ぁっ」ピクピク……

ヒナ(……初めて見られた……っ)

プシュッ ピチャ、ポタポタ……

ヒナ「んくっ……ぁっ」





ルフィ「逃げるぞ」

ガシッ ヒョイッ

たしぎ「ちょっ! な、なんで担ぐんですか!?
    せめてっ……コートを……っ!」

ヒナ「っ! コート返してっ」

バサッ

ルフィ「なははは! ゴメンなおっちゃん達ー!」

スタタタタタタ……



モブ男A「あ、いえ、」ジーッ

モブ男B「ごちそうさまッス」ジーッ



ヒュゥゥ……ウ……



………………
 


………………

広場近くのホテル。

客室



ガチャバタン

ルフィ「はぁ、はぁ……!
    いやぁー……みつかっちまったなぁー」



たしぎ「はぁ……はぁ……」

ヒナ「ふぅ……はぁ……んっ」



ヒナ「……外で、セックスするんじゃなかったの?」

ルフィ「いや、見られたし一旦落ち着こうかなって」



たしぎ「お、落ち着けませんよっ
    ハァ、……はぁ……っ」プルプル

グイッ

ルフィ「ん?」

たしぎ「ルフィ……私、もうっ……ぁっ……」ゾクゾク



たしぎ「さっきの思い出すだけで、お腹の奥が、キュゥって なって ……ぁ……」



ルフィ「わかった。
    ヒナ、わりぃけど、ここで始めてもいいか?」

ヒナ「っ……え、っと

   セックス、するの?」ドキッ

ルフィ「ああ。見てていいぞ。
    ……いや、見て貰うぞ?」

ヒナ「い、良いけど……」モジモジ





たしぎ「ルフィ……っ!」

ギュウッ

ルフィ「ん、」

チュ……ヌチュル……ヌチュル……クチュ、チュパ

ルフィ「んむっ……分かった分かった。
    すぐ入れてやっから」

 



ヒナ「ちょっと、優しくしてあげなさいよ」

たしぎ「はぁ、はぁ……あ、あの、私は大丈夫なので」



ゴソゴソ……
ボロン

ヒナ「……っ」ドキッ

ルフィ「ベッド行くぞ」

ギシッ

たしぎ「んはぁ……はぁ……」

ルフィ「っと」

クチュ……ツプ……

たしぎ「ぁ……」


ニュルッ



たしぎ「んい゙っ……!!」ピクン



ズニュルンッ!!


たしぎ「んはぁあ゙おおお……っ!!! お゙、おほぉん……!!」ビクンビクン





ルフィ「へへ、お前らほどじゃねぇけど、
    俺も興奮しっぱなしでチンコ痛かったんだ。
    ガチガチだろ?」

たしぎ「はぁ、はぁ……ぁ゙あん……っ!
    硬いっ……すご、い゙っ ングッ」

プシュッ プシュ……

たしぎ「っ……うごいてっ ください。
    もっと気持ちよくしてくださいっ……!!」

ルフィ「んっ……っ」


ヌロォ……→

ズプチュッ!!←

たしぎ「あはぁあ゙ぁ゙ぁああんっ!!」ビクンビクン

プシュッ プシュッ……



たしぎ「きもち、いぃひぃん……っ!!
    あっ……んはあ゙ん!!」
 

 

undefined


ルフィ「くっ……ぁ……っ!!」

ズチュンっ!

たしぎ「ぉほぉ゙ぉっぉ!!」


ビュルルルルルル……!!!

ビュルッ!
ビュル!


たしぎ「あつ……っぅぅ……っ!!
    あっ! あっ! 出てる……っ!
    ルフィの精液……ぃ……」クラクラ


ビュルル……ビュルル……

ルフィ「はぁ……はあ……ぁー……」

ビュルル……ビュ……

ルフィ「ぁー……」プルプル


たしぎ「あへぇ……ぁ……
    んぐっ……っ ぁ……」トロン


ビュル……



ルフィ「はぁ……はぁ……」

たしぎ「はぁ……はぁ……」クタッ





ヒナ「はぁ……はぁ……」

クチュクチュ……クリュクリュ……

ヒナ「んっ……っ……!」ピクンピクン

プシュッ……







ヒナ「……ん……ふう……はぁ……」

ギッ……




ルフィ「……っと」

ヌボッ

たしぎ「ぁあんっ! はぁ、……ぁ……」

トロ……

ルフィ「気持ちよかったぞ。たしぎ……
    あと、早くてすまん。我慢できなかったっ」

ナデナデ

たしぎ「ぁ……んっ……」

チュ……チュ……

ギュゥゥ……


 


たしぎ「はぁ……ふぅ……ん……
    ………………」

ルフィ「……」

ナデナデ

たしぎ「……ん……ぅ……」

ルフィ「……」

ナデナデ

ルフィ「あれ、たしぎ?」

たしぎ「……スゥ……スゥ……」

ルフィ「……寝ちまった」





ヒナ「……初めての刺激で疲れたんじゃない?」

ルフィ「まぁ、露出でかなり感じてたしな。
    挿入してからもイキっぱなしだったみたいだし……」

ビチャビチャ

ルフィ「うはっ! つめてっ!
    だめだこりゃ。たしぎ、ちょっとソッチ側に身体ずらすぞ」

ヨセヨセ ヨセヨセ

たしぎ「……ん……スゥ……スゥ……」

ルフィ「これでよし」





ヒナ「……」ジッ

ルフィ「……さて、と」





ルフィ「……まだ火照ってそうだな?」

ヒナ「……そう、見える?」

ルフィ「ああ。
    これ、欲しいか?」

ビンビン……

ヒナ「……ぁ……」

ヒナ(まだ元気なんだ。
   一回セックスしたのに……あんなに勃起して……)ドキドキ……



ルフィ「お前が、露出に付き合った本当の理由。
    あててやんよ」

ヒナ「……な、なに突然?
   わたくしはただ、面白そうだからついていくって言ったでしょう?」



ルフィ「違うな。
    俺とセックスできるかもって思ったんだろ。
    俺が誘うような言い方するから、ヤレると思ったんだ」



ヒナ「っ……」ピクッ

 
 
 


ルフィ「……正直、俺はムラムラが収まんねえ。
    お前が良いって言ったらセックスしてぇ」

ヒナ「は、はぁ?
   海賊らしく、襲いかかればいいじゃない」

ルフィ「やだよ、無理やりとか。
    あとお前が乗り気でないならそん時もするつもりないから、はっきりしてくれ」

ヒナ「ぅ……そ、それって」

ヒナ(まるで、わたくしが誘わなくちゃいけないみたいじゃないっ……)



ルフィ(確かにシたそうな雰囲気はしたのに
    乗ってこねぇこの感じ、

    なんか覚えがあるな)



ヒナ(どうしよう。
   あわよくば、このまま流れでセックスできると思ってたのに……
   こんなに、身体が火照ってるのに……っ

   この男なら……多分後腐れなく処女捨てられるって思ったのに……

   どうしてこう肝心なところで攻めてこないっ!?
   ヒナ焦燥……っ!)



ヒナ「ん……」モジモジ……

ルフィ「……あ」

ルフィ(そっか、こいつは立場的にも自分から誘うのは無理か……
    いい奴そうだしそういうの気にしそうだもんな。

    ってことは……)



>>直下

1 気を使って自分からセックスする。

2 俄然、ヒナに誘い文句を言わせたい。
  押し通す。

3 相互オナニーで済まそうとする。
  ※済まない。

4 このままするのは可哀想なので、
  ちゃんと我慢する パターンA
  ※我慢しきれなかったヒナがセックスを懇願する。

5 このままするのは可哀想なので、
  ちゃんと我慢する パターンB
  ※お互いに冷静になり。収める。

6 その他

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