【艦これ】山風「パパも、いいけど...」【安価】 (160)

 ニャー ミャ~

 山風「ママも...ほしい...」

 山風「...よし」フンスー

 トテトテッ...


 山風「...あっ...」
 
 「?」

 山風「...マ、ママ...?」


 
 見つけた艦娘
 ↓1

 
 ※難しかったり、無理な安価は却下。
 ※キャラ崩壊注意。
 ※区切りがいい所で終わります。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1672580071


 鳳翔「え...?」キョトン

 鳳翔「(ママって...私の事?)」

 鳳翔「(この場には私だけのようだから...)」

 山風「...」ジーッ

 鳳翔「(そう、みたいね...)」

 鳳翔「(でも、ママって...母親の事よね...?)」

 鳳翔「(お酒が回っている時の隼鷹さんや足柄さんがよく私の事をそう呼んでいたりする
     けれど...)」

 
 山風「...」ドキドキ


 鳳翔「(どうして山風ちゃんがそう呼んでいるのかしら...)」

 鳳翔「(ん~...)」
 

 ママ度(100%でママ確立)
 
 01~30 =10
 31~60 =30
 61~98 =50
 00   =100

 ↓2まで

 ※今後出会った艦娘は候補となります

↓2まで

 鳳翔「(...もしかすると母親が恋しくなったとか...?)」

 鳳翔「(艦娘として生きるこの子もまだ幼い...)」

 鳳翔「(と言っても、そこまで幼くはないかしら)」

 鳳翔「(ともかく、山風ちゃんが何かを訴えようとしているのは伝わってきたのだから)」
 
 鳳翔「(何も聞かずに察してあげましょう)」

 鳳翔「山風ちゃん?」
 
 山風「あぅ...」ビクッ

 鳳翔「あ、ごめんなさい。そう怯えないで?」ナデナデ

 山風「んぅ...//」

 鳳翔「(やっぱりこうして欲しかったみたいね)」

 鳳翔「よかったら、美味しい和菓子を一緒に食べませんか?」

 鳳翔「いつも頑張ってる山風ちゃんへのご褒美よ」ニコリ

 山風「...うん」コクコクッ

 鳳翔「それじゃあ、行きましょうか」

 山風「...」コクリ

 トテトテ...

 -居酒屋 鳳翔-
 
 山風「美味しい...//」モグモグ

 鳳翔「ふふっ。頬っぺに付いてますよ」ツイッ

 山風「あ...えへへ...//」テレ

 鳳翔「...」クスッ

 鳳翔「(...そういえば、山風ちゃんは提督と2人きりの時にパパと呼んでいたような...)」
 
 鳳翔「(それが関係しているとしたら...)」

 鳳翔「(やっぱり母親が恋しくなったと思ってもいいかもしれないわ)」

 山風「...//」モグモグ

 鳳翔「(...でも、唐突に聞いても恥ずかしがって教えないと思うから、今は...)」

 鳳翔「(ソッとしておきましょう)」



 ママ候補

 鳳翔 ママ度96

 山風「パパ。ヒトフタマルマルになったよ」

 山風「はい。おにぎりとお茶」コトッ

 提督「あぁ、ありがとう山風。昼休みにするか」

 山風「うん。...ヒトサンマルマルまで出掛けてくるね」

 提督「わかった。行ってらっしゃい」コクリ

 山風「...」ヒラヒラ

 ガチャ... パタン

 提督「」ズズーッ

 

 山風「(...今日も、探してみよう、かな...)」
 
 「―、―――」

 山風「ひゃっ...!」ビクリ

 山風「マ、ママ...?」

 
 出会った艦娘
 ↓1

 ホーネット「What?Mom?」

 ホーネット「(聞き間違えでは...なさそうよね)」

 ホーネット「(ハッキリとそう聞こえたもの)」

 ホーネット「(確か白露型駆逐艦の山風って子よね)」

 ホーネット「(そう話した事がないから引っ込みがちな性格って聞いてるけど)」


 山風「あぅあぅ」オロオロ


 ホーネット「(いきなり私の事をMomって呼んでくるなんて...)」

 ホーネット「(どういう意味があるのかしら?)」

 
 ママ度(100%でママ確立)
 
 01~30 =10
 31~60 =30
 61~98 =50
 00   =100

 ↓2まで

 ホーネット「(...でも、どうしてかしら?)」

 ホーネット「(Momと呼ばれて悪い気はしないし...)」

 ホーネット「(寧ろ嬉しいって気持ちになるわね)」クスッ

 ホーネット「(これが母性なのかしら?...んー、よくわからないわ)」

 ホーネット「(ここは本人に聞いた方が)」

 くうぅぅ~~~... 

 ホーネット「ん?」キョトン

 山風「...はぅ//」カァァ

 ホーネット「(...それよりもお腹が空いているみたいだから、何か食べさせてあげないと)」

 ホーネット「...山風?よかったら、一緒にLaunchでもどう?」

 ホーネット「Hornet sandwichを作ってあげるから」ニコリ

 山風「...うん//」コクリ

 トコトコ...

 -鎮守府付近 丘の上-

 ホーネット「お味はどうかしら?」

 山風「美味しい...//」モキュモキュ

 ホーネット「そう、よかったわ。沢山作ったから沢山食べて」ナデナデ

 山風「んぅ...//」

 ホーネット「ふふっ...」クスッ

 ホーネット「(...Momね...)」

 ホーネット「(艦娘として生きる道を選んだ身としては想像もした事がなかったわね)」

 ホーネット「(この子が母親を求めているのだとして...)」

 山風「はむっ...」モキュモキュ

 ホーネット「(...どうしたらいいのかは、考えておくべきなのかしら...?)」 


 ママ候補

 鳳翔 ママ度96
 ホーネット ママ度93

 山風「ヒトゴーサンマル。パパ、休憩時間になったよ」

 提督「おっ。じゃあ、おやつ食べるか?」

 山風「あ...ううん。またお出かけしてくるから」

 提督「え?あぁ、そうか...じゃあ、気をつけて行ってくるんだぞ」

 山風「うん。行ってきます」

 ガチャ... パタン

 提督「...山風が好きそうなお菓子を用意してたんだが...」

 提督「まぁ、そう腐るものでもないから夕食後に食べるとするか」



 山風「(やっぱり...ママって見つからないなぁ...)」
 
 「―。―――」

 山風「あ...」

 山風「...ママ?」

 
 出会った艦娘
 ↓1

次回、大和さんから始めましょう。
失礼します。

 大和「あ、え?ママ...?」

 大和「(ママって...お母さんの事?)」

 大和「(山風ちゃんのお母さんがここに居るのかしら?)」キョロキョロ

 大和「(...居ない、わね。そもそも山風ちゃんは...)」


 山風「...」ドキドキ


 大和「(やっぱり私を見て言っていたのは間違いないし)」

 大和「(何かを伝えたい気持ちが込められていた)」

 大和「(提督の事をパパって呼んだりしているから、それと同じような感じで...)」


 ママ度(100%でママ確立)
 
 01~30 =10
 31~60 =30
 61~98 =50
 00   =100

 ↓2まで

 大和「(人見知りな山風ちゃんが親しくなりたいと思ってくれているなら嬉しい、かな)」

 大和「(今まで話しかけようとしたら少し避けがちだったもの)」

 大和「(...でも、お母さんとなると...)」

 大和「(山風ちゃんの本当のお母さんには烏滸がましいだろうから...)」

 大和「(ここは...)」

 大和「山風ちゃん?」

 山風「な...なに?」ジッ
 
 大和「一緒に3時のおやつてもどうかしら?」ニコリ

 山風「...」コクリ

 トテトテ...

 鎮守府 食堂
 
 大和「ラムネに合うお菓子がクッキーしかなかったんだけど...どうかしら?」

 山風「うん...美味しいよ...」ポリポリ

 大和「それならよかった」ホッ

 大和「...山風ちゃん?さっき、私の事をママって呼んでたのは」

 山風「んぐっ...!」
 
 大和「あっ!だ、大丈夫!?」アセアセ

 大和「は、はい。飲んで?」サスサス

 山風「んくっ...」ゴクゴク

 山風「ぷはっ...」

 大和「...(今は聞かないでおいた方がいいわね)」

 大和「(きっと言い辛いのだと思うし、何より...)」

 山風「...」ポリポリ

 大和「(山風ちゃんから本心で言ってもらった方が私としても納得出来るだろうから)」

 大和「(その時まで待ちましょう)」



 ママ候補

 鳳翔 ママ度60
 ホーネット ママ度60
 大和 ママ度20

 ※勘違いで換算してました

 山風「パパ。フタサンマルマルになったから、今日のお仕事はおしまいにしよ...?」

 提督「あぁ、すまない山風。もう少しだけ済まさないといけない書類があるんだ」

 提督「先に秘書艦任務は終わっていいぞ」

 山風「そっか...わかった。夜更かしはダメだよ...?」

 提督「わかってる。お疲れ様、山風」

 山風「うん。また明日ね、パパ」

 提督「ああ、おやすみなさい」

 山風「おやすみ...」



 山風「(明かりが少ないから暗いな...)」

 山風「(皆、もう寝てるよね...)」

 「―――?―――」

 山風「(あ...)」

 山風「...ママ...」

 
 出会った艦娘
 ↓1

 霞「...何て?」
 
 霞「(ママって、どうして山風までそう呼ぶようになってるのよ)」

 霞「(司令官のお調子だけで十分だってのに...)」 
 

 山風「...」アセアセ


 霞「(でも、この子がおふざけでそう言ってたりするのは考え難いし)」

 霞「(間違えて言ったって事も...)」

 霞「(というか、自分で言っておいて焦ってるじゃないの)」

 霞「(じゃあ、間違えたって訳じゃなさそうね...)」


 
 ママ度(100%でママ確立)
 
 01~30 =10
 31~60 =30
 61~98 =50
 00   =100

 ↓2まで

 霞「(...はぁー)」

 霞「(何がどういう訳でそう呼んだのかわからないけど)」

 霞「(ここでキツく違うって言うと泣くだろうし...)」

 霞「(...仕方ないわね)」フンス

 霞「コホンッ...ママに頼って欲しい事でもあるの?」

 山風「え...?」
 
 霞「遠慮無く言っていいわよ」

 霞「山風だって誰かに甘えたいって時はあるんだと思うし...ほら。言って?」

 山風「...えっと、その...」モジモジ
 
 霞「ゆっくり、落ち着いて言いなさいよ」

 山風「...お、お部屋まで一緒に...付いて来てほしいな...」
 
 霞「ん。いいわよ」

 霞「はい」スッ

 山風「...?」
 
 霞「手、繋いであげる。...嫌なら、いいけど」

 山風「う、ううん。あ、ありがと...ママ...」ニギッ
 
 霞「...え、ええ」コクリ

 スタスタ...

 霞「...」

 霞「(聞き間違えでも言い間違えでもなかった...)」
 
 霞「(ハッキリ、ママって呼んでたし...)」

 霞「(ホント...どうしてなのかしらね)」

 山風「...」
 
 霞「(というか、かく言うあたしも否定出来なかったのも変じゃない?)」

 霞「(今日初めて山風にそう呼ばれたのに...嫌な気持ちにもならなかったし...)」

 霞「(...あれ?もしかして普通に山風の事...)」

 霞「(母親として受け入れてるってなんじゃ...いやいや、そんなのあり得ないから)」

 霞「(同じ駆逐艦でもあたしは朝潮型で山風は白露型。繋がりはないもの)」

 霞「(...山風に聞いた方が早いわね。悩むのも馬鹿らしいし)」

 山風「...ママ」
 
 霞「ん?...って、違う違う。えっと、山風?」

 霞「貴女は白露型の」

 山風「う、うん。白露型のお部屋に着いたから...」
 
 霞「...あ」

 山風「もう手、離してもいいよ...?」
 
 霞「...そうよね。はい」スッ

 山風「じゃあ...おやすみなさい...」
 
 霞「...おやすみ。明日も秘書艦任務頑張りなさいよ」

 山風「うん...」

 ガチャッ... パタン
 
 霞「...聞きそびれちゃったわね」ハァー

 霞「...寝ましょうか。明日も早いんだし」


 ママ候補 

 鳳翔 ママ度60
 ホーネット ママ度60
 大和 ママ度20
 霞 ママ度100
  

 ※勘違いで換算してました

 山風「マルゴーマルマル...朝...」

 江風「ぐかー...」

 山風「...江風、どいて...」グイグイッ

 江風「んがー...」ムニャムニャ

 山風「ふー...起きなきゃ...」ムクッ

 
  
 山風「ふあぁ~...眠たいけど、今日も頑張らないと...」

 
 山風「...あっ」

 「?。――、―――」

 山風「...ぉ、おはよぅ...ママ...」

 
 出会った艦娘
 ↓1

↓1

 龍驤「おはようさ...ん?」

 龍驤「(ちょい待ちや。今、何て言うた?)」

 龍驤「(ママて言わんかったか?)」


 山風「...」ソワソワ


 龍驤「(寝惚けてウチの事、雷か霞と間違えたんやろか?)」

 龍驤「(いやいや流石にウチとあの2人間違えたりはせぇへん...よなぁ?)」

 龍驤「(どないねんやろ...)」

 龍驤「(...けど、ウチの事ママ言うてんなら...)」
  


 ママ度(100%でママ確立)
 
 01~30 =10
 31~60 =30
 61~98 =50
 00   =100

 ↓2まで

↓2まで

 龍驤「(まぁ、嫌な気分ではないっちゃないな)」

 龍驤「(こんなかいらしい娘にママ言われるなんて、そりゃ当たり前やん)」

 龍驤「(鳳翔も酒飲みの連中にそう呼ばれて嫌ではない言うとったし)」

 龍驤「(ただまぁ、何でママ言うたのかわからへんけど...)」

 龍驤「(ここは山風のために乗ったらなアカンな。よっしゃ!)」

 龍驤「あー、どや?一緒に朝飯食べに行こか?」

 山風「う、うん。いいよ」

 龍驤「ほな食堂に行こうやで」

 山風「...」コクリ

 トコトコ... 

 鎮守府 食堂
 
 龍驤「ほんでなー?こないだアホみたいに加賀とか空母の皆にたこ焼き作ってあげたねん」

 龍驤「で、赤城がご飯ありませんか?って聞いてきてある訳ないやろって言うたんよ」
 
 龍驤「ほなら、え?でも関西ではたこ焼きをおかずにしてますよね?って言ってきたから」

 龍驤「んな訳あるか!ってめっちゃ怒ったんや」

 山風「...でも、お好み焼きは食べてたよね?」モグモグ

 龍驤「お好み焼きではええねん」

 龍驤「たこ焼きは単体で食べるから美味いやん?」

 龍驤「お好み焼きはキャベツの歯応えともっちりした生地にソースがたっぷり掛かってるから
    おかずになんねん」

 龍驤「まぁ、人によってちゃうやろし。食べる人は居るんやろな」

 山風「そっか...」モグモグ

 龍驤「(...って、ママって呼んだ理由結局聞いてへんやんな)」

 龍驤「(...ま、ええか。そう大した事やないやろし...)」

 龍驤「(山風がそう呼びたいなら、そうしたげようか)」ウンウン


 ママ候補 

 鳳翔 ママ度60
 ホーネット ママ度60
 大和 ママ度20
 霞 ママ度100
 龍驤 ママ度60

 山風「ヒトフタマルマル。パパ、お昼ご飯...」

 山風「今日は色々...」コトッ
 
 提督「おっ?山風が作ってくれたのか?ありがとう、美味そうだ」ナデナデ

 山風「んー...//」ニコー

 山風「...じゃあ、あたしもお昼ご飯食べてくるね」

 提督「ああっ。午後も頑張ろうな」

 山風「うん」コクリ

 ガチャ... パタン

 提督「...あ、ちょ、ちょっとだけ生焼けだな...まぁ、食べられるか」パクッ


 
 山風「(結構、会って来たけど...1番、ママって呼べたのは霞だけ...)」 

 山風「(皆から、よく呼ばれてるからかな...)」

 「――。―――」

 山風「あ...」

 山風「...こんにちは...ママ...」


 
 出会った艦娘
 ↓1

 陸奥「え?ママ?」

 陸奥「(あらあら。まさか山風ちゃんからそう呼ばれちゃうなんて...)」

 陸奥「(珍しい事もあるわね)」クスッ

 
 山風「...」ドキドキ


 陸奥「(んー...ジャンケンに負けたから誰かに言わされたって感じでもなさそうね)」

 陸奥「(山風ちゃんが自分の意思で呼んだのなら...)」

 陸奥「(母性を求めてるとか?...有り得そうよね...)」 

 陸奥「(この子は両親を失った元戦災孤児の...)」

 陸奥「(...どうしたものかしらね)」



 ママ度(100%でママ確立)
 
 01~30 =10
 31~60 =30
 61~98 =50
 00   =100

 ↓2まで

 陸奥「(提督は父親代わりになろうとパパって呼ばせてあげてるし)」

 陸奥「(母親代わりなる艦娘をこの子は探してるのかしら...?)」

 陸奥「(そう考えると...同情してしまうわね)」

 陸奥「(それなら、少しだけでも山風ちゃんの寂しい気持ちを満たしてあげたいわ)」

 陸奥「(この子のためになるなら、ね)」

 陸奥「山風ちゃん?...一緒にお昼ご飯食べましょう」ニコリ
 
 陸奥「よかったら、間宮で洋食でもどうかしら?」

 山風「うん...」コクリ

 陸奥「じゃあ、決まりね」クスッ

 スタスタ...

 お食事処 間宮

 陸奥「オムライス、美味しい?」

 山風「うん//」モグモグ
 
 陸奥「(...こうしているとママになるのも悪くは...)」

 陸奥「(けど、ダメよね。私は本当に母親になれないもの)」

 陸奥「(甘やかし過ぎてベッタリになってしまうのもいけなんだから)」

 山風「んっ...」モグモグ

 陸奥「あらあら、ケチャップ付いちゃってるわよ」フキフキ

 
 山風「んむ...//」 

 陸奥「ふふっ...」

 陸奥「(何て言ってる割りには私、しっかり甘えさせてるわね...)」
 
 陸奥「(...まぁ、可愛いから仕方ないか)」クスッ



 ママ候補 

 鳳翔 ママ度60
 ホーネット ママ度60
 大和 ママ度20
 霞 ママ度100
 龍驤 ママ度60
 陸奥 ママ度20

 山風「ヒトゴーマルマルだよ。パパ」

 山風「おやつ、一緒に...」

 提督「あぁ、すまん山風...ちょっとトイレに行って来るから食べてていいぞ...」

 山風「え...?だ、大丈夫...?」

 提督「大丈夫だ。すぐ収まる...はずだからな」

 提督「じゃあ...」ヨタヨタ

 山風「...パパ、大丈夫かな...」

 山風「...」


 
 山風「(1人で食べるのも寂しいから...)」

 山風「(誰かと食べようかな...)」トコトコ

 「―。―――、――?」

 山風「う、うん...え、えっと、あの...」

 山風「一緒に食べる?...ママ...」

 
 出会った艦娘
 ↓1

 ※ママ候補はこれで終わりにします。

 望月「ん~?あー。うん...うぅーん?」

 望月「(何か聞き間違いが...って明らかにママって呼んだよなぁ?)」

 望月「(...何でだ?)」


 山風「...」ソワソワ


 望月「(この期待の眼差しは何を意味してるのかさっぱり..)」

 望月「(ママって呼んだのに対してかねぇ?)」

 望月「(それとも一緒に食べるって事に対してか...)」

 望月「(ん~...)」

 望月「(まぁ...そうだなぁ)」



 ママ度(100%でママ確立)
 
 01~30 =10
 31~60 =30
 61~98 =50
 00   =100

 ↓2まで

 望月「(ちょっとだけママらしく...してみるかねぇ?)」

 望月「(お菓子くれるんだしそれくらいしてやったげるか)」

 望月「んーっと、いいなら一緒に食べようかなぁ」

 望月「あたしの部屋に来てくれたら何か飲み物くらいは出すよ」

 山風「うん...いいよ」
 
 望月「んじゃ、行きますかぁ」

 望月「...ところで司令官とは食べなかったの?」

 山風「お腹が痛くなってたみたいだから...」

 望月「あー、そりゃ仕方ないね」

 トコトコ...

 鎮守府内 睦月型専用部屋

 望月「(...思ったより高級そうなのだったからビックリだよ)」

 望月「(よかったー、合いそうな紅茶があって)」

 望月「...んー、やっぱ見た目通り美味い。美味すぎるなぁ」

 山風「美味しい、ね...//」モキュモキュ
 
 望月「ねー。山風は司令官に愛されてるんだねー」

 山風「え...?」

 望月「だってさ、こんな美味しいお菓子を買ってくれてるんだぞ?」

 望月「山風の事、自分の娘と思ってくれてるって事だよなぁ」

 山風「...」

 望月「...ん?どうかしたか?」

 山風「あ...ううん。何でもないよ...」モキュモキュ
 
 望月「...まぁ、そういう事なら」



 ママ候補 

 鳳翔 ママ度60
 ホーネット ママ度60
 大和 ママ度20
 霞 ママ度100
 龍驤 ママ度60
 陸奥 ママ度20
 望月 ママ度80

 ※この7人から選抜となります

 山風「...んぅ...」

 山風「(今...フタサンマルマル...)」

 山風「(...おトイレ、行きたい...)」

 山風「...海風姉。海風姉...」ユサユサ

 海風「んん...すぅ...」スヤスヤs

 山風「...んぅぅ...」モジモジ

 山風「(もう、我慢できない...)」トコトコ

 ガチャッ... パタン



 山風「...」ヨタヨタ

 山風「(うぅ...漏れちゃいそう...早く入りたいけど...)」

 山風「(電気付けないと...)」ググーッ

 山風「うぅぅ~...」プルプル

 カチッ

 山風「え?あ...」

 
 
 ママ候補 

 鳳翔    
 ホーネット 
 大和 
 霞 
 龍驤 
 陸奥 
 望月 

 ↓3から(コンマが高い安価)

 鳳翔「はい、これで明るくなったから大丈夫ね?」

 山風「...う、うん。ありが、ありがとう...」モジモジ

 鳳翔「ほらほら。漏らしちゃったらいけないから、行ってきなさい」

 鳳翔「ここで待っててあげるから。ね?」

 山風「...」コクリ
 
 トタタッ...



 山風「ありがとう。...鳳翔、さん...」
 
 鳳翔「...どういたしまして」ニコリ

 鳳翔「(今日はママ、と呼ばないのね...)」

 鳳翔「(じゃあ、先日はどうして...)」

 山風「...鳳翔さん」
 
 鳳翔「あ、うん?どうかしたの?」

 山風「部屋まで戻るの...付いて来て?」

 鳳翔「ええ、もちろんいいですよ」クスッ、ナデナデ

 山風「あ、ありがとう...//」コクリ

 鳳翔「...あ、山風ちゃん。見て?」

 山風「?」キョトン
 
 鳳翔「窓の外。お月様が綺麗に光ってるわ」

 山風「...わぁ、ホントだ...綺麗...//」
 
 鳳翔「ほら、こうしてあげるから」ヒョイッ

 山風「ひゃっ...あ、ぅ...//」
 
 鳳翔「今日は曇っていないからとてもよく見えてるのね」

 山風「...//」

 山風「...ママ...//」ギュッ
 
 鳳翔「え...?」

 鳳翔「(今、また...)」

 山風「...//」ギュウッ
 
 鳳翔「...」



 ママ度(100%でママ確立)
 
 01~20 =5
 21~30 =10
 31~50 =15
 51~60 =20
 61~80 =25
 81~98 =30
 00   =100

 ↓2まで

 鳳翔「(そう...やっぱり母親が恋しいのね)」

 鳳翔「(前にそこまで幼くないって言ったけれど...)」

 鳳翔「(ごめんなさい...貴女も母親に甘えたい年頃なのね...)」

 鳳翔「...山風ちゃん?」

 山風「...んぅ...?//」

 鳳翔「もう少し、このまま抱っこしててほしい?」

 山風「...うん//いい...?//」

 鳳翔「ええ、もちろん」ニコリ

 山風「...ありがとう...//」

 鳳翔「はい」クスッ

 鳳翔「(...少しでも山風ちゃんのためになるなら...)」

 鳳翔「(こうしてあげてあげましょうか)」

 山風「...//」

 鳳翔「(...ママ、か...)」



 ママ候補 

 鳳翔 ママ度115
 ホーネット ママ度60
 大和 ママ度20
 霞 ママ度100
 龍驤 ママ度60
 陸奥 ママ度20
 望月 ママ度80

 山風「おはよう。パ...」

 大淀「お、おはようございます。山風ちゃん」

 山風「ぇ...お、おはよう...提督は...?」 

 大淀「あ、もしかして報告をまだ聞いてないですか?」

 大淀「実は腹痛が今朝から酷くなって検査を受けに行っているの」

 山風「え...!?」

 大淀「大丈夫、少しだけお休みを取るだけで治ったら任務に復帰するって言っていたから」

 大淀「それまで私と頑張りましょう」ニコリ

 山風「う、うん...わかった」コクリ

 大淀「それで早速なんですけど...山風ちゃん。こちらを書庫へ運んでもらえますか?」

 大淀「片付けるよう伝えられていて...」

 山風「...」コクリ

 大淀「ありがとうございます」ナデナデ
  
 山風「んぅ...//」


 
 山風「...パパ、大丈夫かな...」

 山風「(お腹痛いの、早く治るといいけど...)」

 ヒョイッ

 山風「!」


 
 ママ候補 

 ホーネット 
 大和 
 霞 
 龍驤 
 陸奥 
 望月 

 ↓3から(コンマが高い安価)

 ※一度選択された人は減ります

 望月「ほいほい。1人で大変そうだから手伝うよ」

 山風「望月...」

 望月「ん?...あぁ、たまには私も部屋でゴロゴロしてるのもあれだと思ってるし?」

 望月「これくらい持ち運ぶなら筋肉痛にもならないよ」

 山風「そ、そう...」

 望月「(...流石にならないよな...?)」

 望月「(自分の体わかないのはどうかと思うけど...)」

 望月「ほらほら、ささっと行くよー」

 山風「あ、ま、待って」アセアセ

 トタタッ...

 望月「よーっと...ふぅ~。ギリ届いた」

 望月「(こんだけデータがあっても作戦が成功しない時があるっていうんだから)」

 望月「(運ってホント理不尽だよなぁ)」

 望月「山風ー?そっちはー?」

 山風「も、もう少し...」プルプル

 山風「っ入った、ぁ...!?」ヨロッ

 望月「ちょ...」

 ボスン!

 山風「あぅ~...」

 望月「あてててて...」

 望月「(そこまで高くなかったから助かったぁ...)」

 山風「ご、ごめんなさい!だ、だ、大丈夫?」オロオロ

 望月「あー、へーきへーき。あたしより山風は?」

 山風「だ、大丈夫」

 望月「ん、ならよかったよ」

 望月「...」ジーッ

 山風「...?」キョトン

 望月「(ふーむ...この体勢だとあたしが山風より背が高いって感じの視線になるなぁ)」



 ママ度(100%でママ確立)
 
 01~20 =5
 21~30 =10
 31~50 =15
 51~60 =20
 61~80 =25
 81~98 =30
 00   =100

 ↓2まで

 次回、もっちーから再開です。
 ではノシ

 望月「...ん」ギュッ

 山風「ふゃ...?」
 
 望月「んーっと、あー...よく泣かなかったなぁ」ナデナデ

 望月「えらいぞー、山風」ニヘラ

 山風「んぅ...//」

 望月「(...やっぱ良いな。うん)」

 望月「(こうしてると落ち着くって感じが...)」

 山風「も、望月...?」

 望月「...」ムウッ

 山風「」ビクッ

 望月「あ(いっけね。顔に出てたか)どしたー?」

 山風「...まだ、こうしてて、ほしい...」

 望月「...ん。あたしも満足するまでこうしてたいから、いいぞ」ナデナデ

 山風「...//」コクリ



 ママ候補 

 鳳翔 ママ度115
 ホーネット ママ度60
 大和 ママ度20
 霞 ママ度100
 龍驤 ママ度60
 陸奥 ママ度20
 望月 ママ度120

 山風「ヒトフタマルマルになったよ。大淀...」

 大淀「そうですね。昼食にしましょうか」

 山風「うん...じゃあ、ヒトサンマルマルにまたお仕事頑張ろうね」

 大淀「はい。午前はお疲れ様でした、山風ちゃん」ナデナデ

 山風「...//」コクリ



 山風「(ご飯、どうしよう...)」

 山風「(食堂に誰か居たら...一緒に食べようかな...)」

 山風「...ぁ」



 ママ候補 

 ホーネット 
 大和 
 霞 
 龍驤 
 陸奥 

 ↓3から(コンマが高い安価)

 陸奥「!...こんにちは、山風ちゃん」ニコリ

 山風「こ、こんにちは...陸奥さん...」

 陸奥「?...あっ。これからお昼ご飯、食べに行くの?」

 山風「うん...今日は、食堂で食べようかなって」
 
 陸奥「あら、そうなの?私もそうしようと思ってたんだけど...」

 陸奥「今日も一緒に食べましょうか?」
 
 山風「う、うん...//」コクコクッ
 
 陸奥「じゃあ、行きましょ」

 陸奥「(...今日は呼ばないのかしら...?)」
 
 陸奥「(って、これじゃ期待してるみたいじゃないの...)」クスッ

 スタスタ...

 鎮守府 食堂

 山風「」モチーッ
 
 陸奥「ふふふっ。よく伸びるお餅ね」クスッ

 山風「んむぅ...//」モミュモミュ

 陸奥「喉に詰まらせないように気をつけて?」
 
 山風「ん...//」コクコクッ
 
 陸奥「...」ズズッ

 陸奥「(山風ちゃんが求めてるのは、こうして一緒にご飯を食べる事でいいのかしらね)」

 陸奥「(本当は母親の愛情が欲しいと思ってるはずだけど...)」

 陸奥「(それがどんなものなのか、私にはわからないからちょっと難しいわね...)」
 
 山風「あちっ...!」
 
 陸奥「!。あらあら、はい。お水飲んで」

 山風「んっ...//」ゴクゴクッ

 陸奥「ちょっとれーってしてみて?」

 山風「へぁ...//」レーッ

 陸奥「ん~...(火傷はしてないから大丈夫そうね...)」ホッ

 陸奥「うん、大丈夫。慌てずゆっくり食べましょうね」ニコリ
 
 山風「...あ、ありがと//...ママ...//」ゴニョゴニョ
 
 陸奥「!」



 ママ度(100%でママ確立)
 
 01~20 =5
 21~30 =10
 31~50 =15
 51~60 =20
 61~80 =25
 81~98 =30
 00   =100

 ↓2まで

 陸奥「(...やっぱり母親としての愛情がいいのね...)」

 陸奥「(これは本格的にどうするべきか悩んじゃうわ)」

 陸奥「(この子のためにって思っていたけど...)」 

 陸奥「...山風ちゃん?」

 山風「んむ...?」

 陸奥「(...それ以上に私が与えてあげられるのは、優しさくらいだから)」
 
 陸奥「(ごめんね、山風ちゃん...)」

 陸奥「...お餅、もっと食べたい?」

 陸奥「おかわりしてこようと思ってるんだけど...」

 山風「...うん。食べたい//」

 陸奥「はーい」クスッ



 ママ候補 

 望月 ママ度120
 鳳翔 ママ度115
 霞 ママ度100
 ホーネット ママ度60
 龍驤 ママ度60
 陸奥 ママ度60
 大和 ママ度20

 大淀「ヒトゴーマルマルですね。っん~...休憩しましょうか、山風ちゃん」

 山風「うん。そうする...」

 大淀「あ、山風ちゃん。こちらをどうぞ」スッ

 山風「?」

 山風「あ...間宮アイスのチケットだ...!//」

 山風「でも...こんなにいっぱい貰って、いいの...?」

 大淀「はい。もちろんいいですよ」ニコリ

 山風「あ、ありがとう...//」
 


 山風「(いっぱい貰っちゃった)」トコトコ

 山風「(...あ)」ピタッ

 山風「(...一緒に食べるの、誘ってみようかな...)」ソワソワ


 
 ママ候補 

 ホーネット 
 大和 
 霞 
 龍驤 

 ↓3から(コンマが高い安価)

 山風「あ、あの...」

 龍驤「ん?おぉ、山風か。どないしてん?」

 龍驤「ウチに何か用あるん?」

 山風「...こ、これ...」

 龍驤「これ?...チケットやん。これウチのやないで?」

 龍驤「どっかに落ちとったん?」

 山風「う、ううん。そ、そうじゃなくて...」アセアセ

 龍驤「...(あっ、もしかして一緒に食べよう誘ってるんか?)」

 龍驤「(ほなら、お誘いに乗らな失礼やな)」クスッ

 山風「い、一緒に食べ、ない...?」

 龍驤「おーおーええで。何か甘いモン食べたい思うとったとこやさかい」

 龍驤「おおきにな、山風」ニッ

 山風「う、うん...//」

 お食事処 間宮

 龍驤「外やと食べるのキツイけど中は温いから美味いなぁ」

 山風「うん...」パクッ

 龍驤「(...ちょっちあん時の事、聞いてみよかな?)」

 龍驤「(やー、ほんでも恥ずかしくて言いたくないってなったらアカンし...)」

 山風「...」ペロッ

 龍驤「(どないしたもんやろなぁ)」

 龍驤「(聞かんでもええっちゃええんやけど...気になんなぁ)」

 山風「んむぅ~...」キンキン

 龍驤「え?...あ、大丈夫かぁ?」ナデナデ

 山風「キンキンする...」

 龍驤「お茶飲みぃや。フーフーしたげるさかい」フーフーッ

 龍驤「ほい。これくらいで大丈夫やろ」

 山風「ありがと...ママ...」

 龍驤「(おーっと...)」



 ママ度(100%でママ確立)
 
 01~20 =5
 21~30 =10
 31~50 =15
 51~60 =20
 61~80 =25
 81~98 =30
 00   =100

 ↓2まで

 龍驤「(唐突にまたママかい)」

 龍驤「(ホンマ、何やろなぁ...)」

 山風「ん...//」ズズッ

 龍驤「(ママって呼ぶのがええのんか、母ちゃんと思うて呼んだんか...)」

 龍驤「(...確か、山風は今より小こい頃に親亡くしたんやったっけ)」

 龍驤「(ほんなら...母ちゃんが恋しいんかいな...?)」

 龍驤「(いやせやけども、ウチの見た目で母ちゃんって決めるか?)」

 龍驤「(普通、鳳翔とかその辺りやろ。...あ、まさか...)」

 龍驤「なぁ、山風?ちょっちええ?」

 山風「?」

 龍驤「言い辛かったら答えんでええんやけど...」

 龍驤「ウチって山風の母ちゃんに似てたりする?」

 山風「え?...ううん。似てない、よ...?」

 龍驤「あ、せやか。ほんならええわ、あはは...」

 龍驤「(ちゃうやん...え?何が決めてでママって呼んだんや...?)」

 龍驤「(わからへん...)」ウーン...

 山風「...」ペロッ



 ママ候補 

 望月 ママ度120
 鳳翔 ママ度115
 霞 ママ度100
 龍驤 ママ度95
 ホーネット ママ度60
 陸奥 ママ度60
 大和 ママ度20

 山風「ヒトハチマルマルだよ。大淀」

 大淀「そうですね。では、本日の艦隊運営は終了としましょう」

 山風「え?すごく早いない...?」

 大淀「提督からお電話でそう伝えられてきたから、大丈夫よ」ニコリ

 大淀「不在期間中はそうしていいから、って」

 山風「そうだったんだ...」

 山風「じゃあ、お疲れ様。大淀」ペコリ

 大淀「お疲れ様でした、山風ちゃん」ナデナデ

 山風「うん...//」


 
 山風「(今日の夕ご飯何にしようかな...)」

 海風「あ、山風。お仕事は?」

 山風「海風姉...今日は早く終わった」

 江風「そうなのか?なら一緒に食べようぜ?」ニッ

 山風「うん。いいよ」コクリ

 海風「それじゃあ、食堂に行きましょうか」クスッ

 
 

 ママ候補 

 ホーネット 
 大和 
 霞 

 ↓3から(コンマが高い安価)

 鎮守府 食堂

 山風「...」モグモグ

 海風「もう江風。タレが付いてるよ」フキフキ

 江風「んぐっ...自分で拭けるって」

 海風「動かないのっ」メッ

 江風「はい...」ピタッ

 山風「...」ジーッ

 大和「山風ちゃん。お疲れ様、お隣いい?」

 山風「あ...うん。いいよ」コクリ

 大和「ありがとう。じゃあ、失礼します...っと」コトッ 

 山風「...今日は少ないんだね」

 大和「い、いつも沢山食べてる訳ではないから...」アハハ...

 山風「そっか...」

 大和「山風ちゃんはお腹いっぱい食べてね?」

 大和「作ってくれてる人達も喜ぶはずだから」ニコリ

 山風「...うん」コクリ

 山風「...」モグモグ

 大和「...山風ちゃん。鯖味噌、美味しい?」

 山風「う、うん...」

 大和「そう。よかった」クスッ

 大和「(...今日はママって呼ばないのね)」

 大和「(少し寂しい気持ちになるのは、どうしてかしら...)」クスッ 

 大和「(でも、山風ちゃんにとっての気分もあるんだと思うし...)」

 山風「あっ...!」ガチャンッ、バシャッ

 大和「っ!大丈夫?山風ちゃん」

 山風「う、うん...」

 山風「ご、ごめんなさい...ママ...」

 大和「!...」


 
 ママ度(100%でママ確立)
 
 01~20 =5
 21~30 =10
 31~50 =15
 51~60 =20
 61~80 =25
 81~98 =30
 00   =100

 ↓2まで

 海風「ごめんなさい、大和さん!雑巾持って来ましたので私が」アセアセ
 
 大和「...いいのよ。私が拭いておくから」ニコリ

 海風「え?で、でも...」

 大和「大丈夫。ほら、貸して?」

 海風「は、はい。すみません...」

 大和「山風ちゃん。服は濡れてない?」

 山風「う、うん。服は大丈夫だけど...スカーとが濡れた...」ビッショリ

 大和「あらら...すぐに着替えた方がいいわね」

 大和「ほら、行ってきて?」

 山風「...うん...あの、ごめんなさい...」

 大和「怒ってなんかいないから、謝らなくていいわよ」ナデナデ

 山風「んぅ...//」

 山風「じゃあ...着替えてくる...」

 大和「ええ」コクリ

 海風「山風。付いて行ってあげるね」

 山風「あ、ありがとう...」

 トタトタ...

 江風「悪いな、大和さん」

 大和「ううん、本当に大丈夫だから」クスッ

 江風「ならいいけど...というか、何か大和さん」

 大和「え?」

 江風「...いや、なーんでもない」

 大和「?。そう...」



 ママ候補 

 望月 ママ度120
 鳳翔 ママ度115
 霞 ママ度100
 龍驤 ママ度95
 大和 ママ度65
 ホーネット ママ度60
 陸奥 ママ度60

 鎮守府付近 砂浜

 山風「...」シュン

 山風「(大和さん...怒ってなかったけど、気を遣わせちゃったよね...)」

 山風「(私がこぼしちゃったのに...)」

 山風「(明日、もう1回ちゃんと謝らなきゃ...)」

 山風「...はぁー...」
 

 
 ママ候補 

 ホーネット 
 霞 

 ↓2から(コンマが高い安価)

 ホーネット「山風?」

 山風「あっ...ホーネットさん...」

 ホーネット「Good evening」ニコリ

 山風「こ、こんばんは...」

 ホーネット「ええ。こんな所に1人で居るなんて、どうしたの?」

 ホーネット「何か悩み事?」

 山風「...その...」

 ホーネット「そういう事があったのね」

 山風「うん...」ションボリ

 ホーネット「でも、わざとやったんじゃないんだから気にしすぎるのも、ね?」

 ホーネット「大和だって優しいから怒るなんて事もないはずよ」クスッ

 ホーネット「どうしてもって言うなら...一緒に謝りに行ってあげるわ」

 山風「え?」

 ホーネット「1人で行くより緊張する事もなくなるでしょ?」

 ホーネット「だから、ね?」ニコリ

 山風「...あ、ありがとう...」

 ホーネット「いいのよ。...じゃあ、鎮守府に戻りましょうか」

 山風「うん...」コクリ

 山風「...あ、あの...」

 ホーネット「ん?」

 山風「部屋まで、付いて来てほしいの...ママ...」

 ホーネット「...」



 ママ度(100%でママ確立)
 
 01~20 =5
 21~30 =10
 31~50 =15
 51~60 =20
 61~80 =25
 81~98 =30
 00   =100

 ↓2まで

 ホーネット「ええっ、もちろん。はい」スッ

 山風「...ありがと//」ニギッ

 ホーネット「...」クスッ

 ホーネット「(山風は本当にCuteね...)」

 ホーネット「(提督が可愛がるのもわかる気がしてきたわ)」

 ホーネット「(Daddyって呼んでもらえる気持ちも...)」

 ホーネット「(...そうね、Momか...)」ジッ

 山風「...?」

 ホーネット「(...やっぱり嬉しいわね)」

 ホーネット「(そう呼んでもらえて...)」ニコリ

 山風「!...えへへ//」ニヘラ

 

 ママ候補 

 望月 ママ度120
 鳳翔 ママ度115
 ホーネット ママ度115
 霞 ママ度100
 龍驤 ママ度95
 大和 ママ度65
 陸奥 ママ度60
 
 ※霞ママは初手からカンストしてるので次の回にいきます
 ※100越えられなかった3人は残念ながら外れます

 睦月「艦隊、帰投しましたぁ!」ビシッ

 大淀「お疲れ様でした、睦月ちゃん」

 山風「お疲れ様...怪我とか、してない?」

 睦月「大丈夫にゃしぃ!如月ちゃんもクナちゃんもね」ニパー

 山風「そっか...よかった...」ホッ

 大淀「(警備任務でも危険は伴うから心配してくれているのね...)」クスッ

 睦月「大淀さん、報告は終わりなのです!」

 大淀「はい。では、こちらで纏めておきますね」

 睦月「お願いしますにゃ!」

 ...コトンッ

 山風「...?」

  

 山風「(睦月、どこに行ったんだろ...?)」

 山風「(あんなすぐに居なくなるなんて...)」キョロキョロ



 ママ候補
 
 望月

 鳳翔 
 ホーネット 
 霞 

 ↓2から(コンマが高い安価)

 ホーネット「山風。誰か探しているの?」

 山風「ホーネットさん...えっと...睦月、見なかった?」

 ホーネット「睦月?あの子なら間宮に行くって言ってたけど...」

 山風「間宮...わかった。ありがとう」ペコリ

 ホーネット「ええっ」クスッ



 ホーネット「...あら?」

 山風「...」トボトボ

 ホーネット「山風?...どうかしたの?」
 
 山風「あ...間宮に行ったんだけど、居なくて...」

 ホーネット「え?行き先、聞き間違えてたのかしら...」
 
 ホーネット「ところで、睦月がどうかしたの?」

 山風「これ...執務室の前に落してたから...」

 ホーネット「(Broach...あぁ、いつも左胸に付けてるあれね)」

 ホーネット「(これを渡すために探してた訳か...)」

 山風「多分、睦月も探してるのかも...」

 ホーネット「...そうね。じゃあ、一緒に探してあげるわ」ニコリ

 山風「!。...う、うん。ありがとう...」

 睦月「ふえぇぇ~~~!ありがとにゃしぃ~~!」ギュムッ

 山風「んぅぅ...//」

 ホーネット「よかったわね。案外すぐに見つかって」

 ホーネット「睦月。今度から無くさないようにね?OK?」

 睦月「はい!」コクリ

 睦月「山風ちゃん、本当にありがとにゃしぃ!」

 山風「う、うん//どういたしまして...//」テレテレ

 睦月「ホーネットさんも感謝なのです!」

 ホーネット「ええ、どういたしまして」クスッ



 山風「ホーネットさん、手伝ってくれてありがとう...」

 ホーネット「いいのよ。山風も睦月も困り事が解決してよかったから」クスッ

 山風「うん...」

 ホーネット「...私、少し前まで山風の事、あんまり知らなかったんだけど...」
 
 ホーネット「山風はとっても良い子ね。睦月のために頑張ってたんだから」ニコリ

 山風「ふゃぇ...//...そ、そうかな...//」



 ママ度(150%で確立)
 
 01~20 =10
 21~30 =15
 31~50 =20
 51~60 =25
 61~80 =30
 81~99 =35

 ↓2まで

 ホーネット「そうよ。昨日、大和に謝る時も立派だったわ」

 ホーネット「キチンと反省するのは難しい事だから...」

 ホーネット「山風は本当に良い子なのよ」ナデナデ 

 山風「んぅ...//」

 ホーネット「だから、もっと自信を持ちなさい」

 山風「自信...?」

 ホーネット「そうすれば皆ともっとFriendlyになれるわ」

 山風「...うん//」コクリ

 山風「ありがとう...//ホーネットさん...//」ニコリ

 ホーネット「ええっ」クスッ



 ママ候補 

 ホーネット ママ度150
 望月 ママ度120
 鳳翔 ママ度115
 霞 ママ度100

 山風「かわかぜのばかぁ~~~!!」

 バァーンッ!

 涼風「へぶあっ!」ゴチーン!

 春雨「きゃぁっ...!?」

 江風「山風姉!ごめンってば...あァ、もう...」

 涼風「ってぇなぁ~!何だってんだよ~」ヒリヒリ
 
 江風「ン?あ、涼風、春雨姉」

 春雨「か、江風?山風ちゃんどうしたの?」アセアセ 

 江風「いやァ、そのさァ...」


 
 鎮守府 倉庫

 山風「...」ムスップー

 山風「江風のばかぁ...」

 

 ママ候補
 
 望月

 鳳翔 
 霞 

 ↓2から(コンマが高い安価)

 霞「ちょっと...そ、そこに誰か居るの?」ヒョコッ

 山風「ひゃっ...」ビクッ

 霞「...なんだ、山風じゃないの」アセアセ

 霞「てっきりネズミかと思ったじゃない...」フンス

 山風「か、霞...」

 霞「...何?まさか泣いてたの?」

 山風「ち、違...泣いてない...」

 山風「ただ...怒ってただけ...」

 霞「怒ってた...ね...」

 霞「...とりあえず。ほら、そんな所に居たら風邪引くから出てきなさい」

 山風「...」コクリ

 鎮守府 港

 霞「...なるほどね。勝手にチケットを使われちゃった訳?」

 山風「...」コクリ

 霞「それで怒って、あんな寒い所に引き籠もってたの...」

 霞「はぁー...あのまま私が来なかったら、ホントに風邪引いてる所だったわよ」

 霞「もう少し温かい所にしなさいよ。執務室とかせめてトイレぐらい...」

 霞「っていうか引き籠もる事自体もダメなんだからね?」

 山風「...ごめんなさい...」

 霞「...」


 
 ママ度(150%で確立)
 
 01~20 =10
 21~30 =15
 31~50 =20
 51~60 =25
 61~80 =30
 81~99 =35

 ↓2まで

 霞「江風が勝手に山風のチケットを使ったのは良くないわよね」

 霞「だけど、江風はわざと使ってたの?」

 山風「え...?」

 霞「アンタが江風の事、少し苦手だって聞いた事あるけど」

 霞「嫌いではないんでしょう?」

 山風「...うん、うるさいだけで...」

 霞「そうよね。じゃあ、江風はアンタの事を嫌いだと思う?」

 山風「...」

 霞「話しかけたり、手伝ってくれた事はあるんじゃないかしら」

 山風「...あるよ。だから...嫌いじゃ、ないと思う...」

 霞「じゃあ、改めて聞くわね。江風はわざと意地悪でチケットを使ったの?」

 山風「...ううん...落ちてたから、使ったって...」

 霞「でしょ?それにほら、落ちてたならあたしでも知らないで使っちゃうはずだから」

 霞「キチンと話し合って、ちゃんと謝ってもらいなさい」

 山風「...」コクリ

 霞「はい。それじゃ...1人で行ける?」

 山風「うん。大丈夫だよ...」

 霞「ホントに?ママも付いて行ってあげるけど?」クスッ

 山風「ホ、ホントに大丈夫だから...//」

 霞「それなら、早く行ってあげなさいよ。江風も心配してると思うし」

 山風「あ、うん。ありがとう...じゃあ、またね...」ヒラヒラ

 霞「ええっ。...はぁー、世話が焼けるんだから」フスー




 ママ候補 

 ホーネット ママ度150
 霞 ママ度145
 望月 ママ度120
 鳳翔 ママ度115

 『...尚、大型の台風は南下しつつ、非常に危険な状況を考えなければならないとして』
 
 明石「大淀ー、全部の窓は補強しておいたから」

 夕張「寮の各部屋の窓もバッチリしておきました」

 大淀「ありがとうございます、夕張さん、明石」

 山風「...」

 明石「それにしても季節外れも良い所よね~。まだ冬真っ最中だっていうのに」

 大淀「そうは言っても自然には敵わないから、仕方ないわよ」

 夕張「そうですって。ほら、次は屋根裏を見に行きますよ」

 明石「あー、そうだった...じゃ、もう一仕事しますか!」フンス

 大淀「ふふふっ...」クスッ

 山風「...大丈夫かな」ボソッ

 大淀「?。山風ちゃん、どうかしたの?」

 山風「...ううん。何でもない...」



 山風「...」ジーッ

 山風「...ん~...」 


 ママ候補 

 望月 
 鳳翔 

 ↓2から(コンマが高い安価)

 望月「山風ちゃーん?」

 山風「ふぇあっ!?」ビクッ!
 
 望月「おわっと...ビックリさせたならごめんよ」

 山風「も、望月...」

 望月「うん。で?通気口ガン見してどうしたの?」

 山風「あっ...う、ううん。その...」 

 望月「...あぁ~、台風でここから雨水が流れ込んでこないか心配になってた感じ?」

 山風「え?」

 望月「大丈夫だってぇ~。そう簡単にここが浸水するなんて事はないし」

 望月「もしなりそうだったら明石さん達が対策しとくよ」

 山風「...そうだよね...それなら、いいんだけど...」

 山風「...うん...大丈夫だよね...」

 望月「そうそう。あ、お昼はもう食べた?」

 山風「ううん。まだ、だよ...」

 望月「じゃあ、一緒にどうよ?」

 お食事処 間宮

 神通<では...今度はあちらを見て回りましょう
 親潮<了解です
 夕立<ぽーい!

 望月「皆忙しそうですなぁ~」

 山風「うん...手伝わなくていいのかな...」

 望月「まぁ、人手は足りてそうだし台風が来る前までには対策も間に合うでしょ」

 望月「それにあたしらじゃ道具とか運ぶぐらいだし...」

 望月「ミカとかナガナガに任せとこっと...」

 山風「...怒られないの?」 

 望月「んー...十中八九怒られるだろうなぁー」

 山風「えぇ...」

 望月「けど、まぁやばそうになったら手伝うよ」

 山風「そ、そっか...」

 山風「...望月って真面目になる時はなるんだね...」

 望月「あははー。まぁ、そうですなぁー」



 ママ度(150%で確立)
 
 01~20 =10
 21~30 =15
 31~50 =20
 51~60 =25
 61~80 =30
 81~99 =35

 ↓2まで

 望月「でも...1番にやる気出すとしたら...」

 山風「?」モグモグ

 望月「山風のためになる事、かな」

 山風「ふぇ...?」

 望月「んーっと、何て言うかさぁー...」

 望月「頼ってもらいたい気持ちが無きにしも非ずって感じで?」

 山風「...」

 望月「...ま、そいう事で...食べないと冷めちゃうぜ」パクッ

 山風「あ...う、うん...」 

 望月「(...なんからしくない事言ったような...)」



 ママ候補 

 望月 ママ度170
 ホーネット ママ度150
 霞 ママ度145
 鳳翔 ママ度115

 ヒュオォォォ~~...

 -居酒屋 鳳翔-

 鳳翔「風が強くなってきたわね...」

 鳳翔「この分だと、当日はしっかり戸締まりをしておかないと」

 山風「あの、鳳翔さん」

 鳳翔「あ、山風ちゃん。何か持って来てくれたの?」

 山風「うん...これ、明日の予定表。台風で大変になったらって...」

 鳳翔「そうなの。ありがとう」ニコリ

 山風「どういたしいまして...//」テレ

 鳳翔「ちょっと待ってて?寒かったでしょうから、お茶淹れるわ」

 山風「あ、う、うん...」

 山風「はぁ~~...//」ホッコリ

 山風「(あったかい...//)」

 鳳翔「山風ちゃん。きなこ棒と寒天ゼリー、どうぞ」コトッ
 
 山風「わぁ...//ありがとう//」ニコー

 鳳翔「ふふっ。どういたしいまして」クスッ

 山風「いただきます...//」ポリポリ

 山風「ん...美味しい...//」モチャモチャ

 鳳翔「...」クスッ

 山風「...あの、鳳翔さん...」

 鳳翔「ん?どうかしたの?」

 山風「...た、台風が来たら、ここ閉めてるの?」

 鳳翔「え?...うーん、そうね。もし何かが飛んできたりしたら危ないから」
 
 鳳翔「閉めてるかな...」

 山風「そっか...」



 ママ度(150%で確立)
 
 01~20 =10
 21~30 =15
 31~50 =20
 51~60 =25
 61~80 =30
 81~99 =35

 ↓2まで

 鳳翔「...でも、直撃したらの話だから必ずってではないから」

 鳳翔「何かあったら、遠慮なく来てもいいわよ」ニコリ
 
 山風「ほ、本当に...?」

 鳳翔「うん。でも、強風で危なくなってたらなるべく寮に居る事」
 
 鳳翔「約束してね?」

 山風「...うん、わかった」コクリ

 山風「(無理は、しちゃダメ...だよね...)」

 山風「...」

 鳳翔「(...何か悩み事があるみたいだけど...)」

 鳳翔「(話してはもらえなかったから、聞くのは止めておきましょうか...)」



 ママ候補 

 望月 ママ度170
 鳳翔 ママ度160
 ホーネット ママ度150
 霞 ママ度145

 ※結果発表 もっちーママ 決定です
 ※ぶっちゃけ予想外でした

ママはロリって赤い3倍の人も言ってるし

霞ママンが一回休みなのが痛かった

 ヒュゴォォオオオオオッ!!

 ザッパァーン! ザブーン!

 提督「これはかなり乗り切るのも厳しそうだな...」

 大淀「かなりの風速ですね。それに降水量も予想を上回っているようです」

 提督「はぁ...」



 大和「はぁ...はぁ...」ビッショリ

 大和「屋根の修復、完了しました...」

 龍驤「おーおー、見事にずぶ濡れになってるやん」

 龍驤「ほれほれ。タオルで乾かしや」

 陸奥「ありがとう、龍驤。もう...明石と夕張ったらちゃんと見て回ったのかしら...」

 龍驤「まぁ、しゃーないわ。誰も行かんとこの部屋の上やったんやから」

 
 
 ホーネット「Hey.霞、寮の皆の様子は?」


 霞「静かにしてる子も居れば、泣きそうになってる子が居るし...」

 霞「はしゃいでる馬鹿は静かにするよう言い聞かせたから」フンス

 ホーネット「そう。流石、Momって呼ばれてるだけあるわね」クスッ

 霞「な、何よ!好きで呼ばれてる訳じゃ...」

 ホーネット「OK.わかってるわよ」

一旦ここまでとします。
明日で終わりになるかと思います。

>>139 なるほど
>>140 100カンストしてたので慢心ダメ絶対と強く心打たれました

 卯月「すごい風ぴょん!外に出たらうーちゃん、あそこな山まで飛ばされるかとしれないぴょん」

 弥生「絶対に危ないから、出たらダメだよ...」

 長月「そうだぞ。まぁ、お前よりこいつが飛ばされるだろうな」

 望月「おっ、スコア更新した」ポチポチ

 コンコンッ

 長月「ん?入っていいぞ」

 白露「お邪魔しまーす。ねぇねぇ、うちの山風来てない?」 
 
 弥生「山風は...来てないよ...?」


 白露「あれー?そっかぁ...」

 望月「?。山風がどうしたって?」

 白露「んっと、トイレに行ってくるって言ったっきり戻って来ないから」

 白露「ちょっと心配になっちゃって」

 卯月「ぴょんっ!?もしかして、お外に出て飛ばされたぴょん!?」

 長月「まさか。室内にあるんだから飛ばされる訳がないだろうに」

 望月「...」ムクリ 

 ザァァァァァ...

 山風「こっち、来て...!」

 山風「お願いだから...そこに居ると危ないよっ」

 フーッ!

 山風「あぅ...」ビクッ

 山風「...ど、どうしよう...」

 山風「早くしないと...」

 望月「おーい」ヒョコッ

 山風「ひゃわっ!?...も、望月...?」

 望月「やっぱここに居たんだ。何か気になるもんでもあるのかなって思ってたけど」

 望月「...山風。ここに何かあんの?」

 山風「...見て」スッ

 望月「ん...」

 ミャー ニャー

 望月「あれま...ここにお住まいの猫さんご家族かぁ」

 望月「なるほどねぇー。心配になってた訳か」

 山風「うん...鳳翔さんのお店に連れて行ってあげたいんだけど...」

 山風「近寄って来なくて...」

 望月「仔猫がいるから尚更無理ゲーっぽいよなぁ...」

 望月「んー、どうしたもんか...」

 望月「...」チョイチョイッ

 ...ニャ~

 望月「(よしよし...そのままこっちに...)」

 望月「...ほいっ」ワシッ

 ンニャー!

 望月「あーはいはいはい。そう怒らないでってば」イテテ

 望月「山風ー、早く仔猫ちゃん達も出したげなよ」

 山風「う、うん。ほら、こっちおいでー」

 ミャー ニャーン ミャァ

 ヒュオオォォォォ...!

 望月「うひゃぁ~、そろそろ本格的にやばいっぽいなぁ」

 山風「望月、皆捕まえたよっ」

 望月「よーし。じゃ、えっと...どこ行くんだっけ?」

 山風「鳳翔さんのお店だよ」

 望月「はいよぉー」

 -居酒屋 鳳翔-

 鳳翔「...」

 鳳翔「(妙な胸騒ぎがするのはどうしてかしら...)」

 鳳翔「(...何となく、山風ちゃんが来るように思うような...)」

 ドンドンッ!

 鳳翔「!」

 山風<鳳翔さーん!

 鳳翔「(やっぱり...!)」 


 
 望月「いやぁー、傘が壊れそうなのはわかってたけど...」

 望月「ああも一瞬で壊れるもんかねぇ」フキフキ
 
 鳳翔「大変だったのわね。山風ちゃんも大丈夫?」

 山風「うん。...よしよし」ナデナデ

 ニャァー

 鳳翔「あら、その猫...」

 望月「あ、鳳翔さんも知ってる口?」

 鳳翔「ええ。時折、鰹節をあげたりしてたから」

 望月「ふぅーん...」

 山風「よかったね。もう大丈夫だよ...」ナデナデ

 鳳翔「温かいお茶を淹れてくるから、少し待っててね?」

 望月「ん、ありがと。鳳翔さん」

 山風「あ、ありがとう...」

 望月「...なぁー、山風。今更聞くのも何だけど」

 山風「んぅ...?」

 望月「あたしの事、ママって呼んでたのは何でなの?」

 山風「...」

 望月「もしかして、その仔猫が羨ましかったから?」
 
 山風「...うん...」コクリ

 山風「パパもいいけど...ママも、ほしいって思って...」

 山風「鳳翔さんとかホーネットさんも...ママって呼んでた...」
 
 望月「...そういう事かぁ。いやぁー、スッキリした」

 望月「何か複雑な理由があるのかと心配してたからさ」 

 望月「(でもなぁ~んだ。あたしだけって訳じゃなかったのかぁー)」

 山風「...ごめん」

 望月「いいって、謝んなくても。怒ってなんかないし」

 望月「...んっと...それで山風?」

 山風「なに...?」

 望月「他に誰かママって呼んでたならさ...」

 望月「誰が1番ママになってほしいって思ってる?」

 山風「...えっと...。...」ジーッ

 望月「ん?...え?あたし?」

 山風「...うん...//」コクリ

 望月「...あ、あははー...いや、でも、あたしの事知ってるよね?」

 望月「ぐーたらで自分ではママっぽくないっていうか...」

 山風「...ううん。望月が...いい...」

 望月「あー、うーん...そっかぁ」

 望月「...んじゃ、これからはママって事にしちゃいますか?」

 山風「...望月は、いいの?」
 
 望月「...いいよ?」

 望月「山風こそ、あたしでいいなら...うん...」ポリポリ

 山風「...じゃあ...マ、ママ//」

 望月「...ん//」ナデナデ 

 山風「んぅ...//」

 望月「(...そっかぁ。ママになるのかぁ...)」

 望月「(...ちょっとは真面目になった方がいいかなぁ)」

 『昨日、直撃した台風は太平洋上まで移動し消滅したと観測され...』

 鳳翔「...という訳だったんです」

 ホーネット「I got it.ようやく山風の意図を理解出来たわ」

 霞「誰彼構わず呼んでたのはちょっと目に付く気がするけど...」

 龍驤「まぁまぁまぁ。山風の気持ちも理解したってや、霞」

 大和「ええ。両親を亡くしたあの子だからこそ...求めてしまったんですから」

 陸奥「そうね。...でも、ちょっと残念に思っちゃうわね」
 
 大和「はい...母親にはなれないと自分の気持ちを鬼にしていたのですが...」

 龍驤「え?何でなん?」

 大和「かくかくしかじか」

 陸奥「あ、私も同じ事思ってたわ」

 霞「そんな堅苦しく考えてたの?もうちょっと単純に考えてもよかったでしょ...」

 鳳翔「でも、お2人のお考えも理解出来ますよ」

 ホーネット「Yes.ご両親のためと思ったら...そう考えてしまうわ」

 鳳翔「はい。...でも、これからは望月ちゃんが頑張ってママとなるそうですから...」

 鳳翔「山風ちゃんも嬉しそうにしていましたよ」クスッ

 ホーネット「そう...それらよかったわ」

 霞「そうね。...ただ望月なのが心配なのよね...」

 陸奥「ま、まぁ、大丈夫でしょ。もしかしたら...その...」

 大和「母性が目覚めて少し真面目になるとか...」

 龍驤「なるやろんかなー...」

 山風「ヒトフタマルマルだよ。パパ」

 山風「はい。今日はおにぎりとお味噌汁にたまご焼き...」コトッ

 提督「ありがとう、山風。最近、料理が上手になってきたな」ナデナデ

 山風「んぅ...//」ニコー

 山風「じゃあ、ママと食べてくるね」

 提督「ああ。まだ午後にな」

 山風「うん//」コクリ

 ガチャ... バタン

 提督「(まさか、望月がなぁ...)」

 提督「(だけど、2人が同意してるなら何も言うまい)」ズズッ


 
 -鎮守府 食堂-

 望月「...おっ?」

 山風「ママ。お待たせ」

 望月「お疲れー、山風。お仕事頑張ったかぁー?」ナデナデ

 山風「うん...//」コクリ
 
 望月「そうかそうかぁ」クスッ

 山風「今日は何食べよっか?」

 望月「あー...」


 
 ママは料理まだ無理 20
 ママのおにぎり   40
 ママの手料理    70
 
 ↓2(コンマ2つ足して)

 望月「そのさ...ちょっと座って待ってなよ」

 山風「?」キョトン

 望月「いいからいいから」

 山風「う、うん...」
 


 望月「はい。お待ちどう」コトッ

 山風「え?これ...オムライス...」

 望月「まぁ、一応?手作りみたいな感じでさ...」

 望月「ちょっとばかり変な形になったけど」

 山風「ママ...」

 山風「(だから、指が絆創膏だらけなんだ...)」

 望月「味は保証するから。食べてみてよ」

 山風「...うん。いただきます...」

 山風「んっ...」パクッ

 望月「...どう、かな?」ソワソワ

 山風「...すごく美味しい//」ニコリ

 望月「そ、そっか...(あーよかったぁ...)」

 望月「(不味いって言われてたらショックで二度と作れなくなってたわ)」

 山風「ママ...ありがとう」ニコリ

 望月「...ん。どういたしまして」ナデナデ

 山風「んぅ...//」


 
 おしまい

安価とご覧くださりありがとうございました。
拙い文面で申し訳ございませんでした。

もっちーママと山風に幸あれ。

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