モモ「もしもリトさんが本気で女性を愛撫したら」 (29)

モモ「偶然触れるだけであれほど感じさせてしまうリトさんが、その気になったら―――」

モモ「……きっと、すごいコトに……ゴクッ」

ペケ「そうした仮想状況を試験したいなら、良い道具がありますよ」

モモ「ひゃ!?……ペ、ペケ、いたの?」

ペケ「今来たところです。それより、ララ様の発明の中に、バーチャル夢体験装置があるのですが」

ペケ「現実を元に計測した仮想状況シミュレーターとしの機能も持ちあわせているのです」

ペケ「あくまで睡眠状態での仮想体験に限られますが」

ペケ「そのリト殿の”本気”とやらを試したいのであれば、お役に立つかと」

モモ「え。そ、そんな素敵……便利なものが!? さすがはお姉さま……」

モモ「―――! そうだわ。それがあれば」

ペケ「?」

モモ(リトさんの肉食化はすぐには難しいけど。ヤミさん達を変えてしまう事ができるかも知れない)

モモ(こっそり仕掛けて、リトさんに本気で愛される夢を繰り返し見せてあげれば―――)

モモ「ふふ、ふふ、うふふふ。きっとクセになってしまって……またIDの数だけ腹筋することに」

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