まどか「その考え!人格が悪魔に支配されている!」【高橋邦子】 (78)


2012 年作の第 7 作目。高橋邦子及びZAKO2012様リスペクトの二番煎じ。
アウトラインプロセッサ で製作したようです。

♪邦子のテーマ 「RPGツクール3 Battle3」
www.nicovideo.jp/watch/sm7779671

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1422802506

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       iリ_   |/// ヽ         |  `ヾ;.: :. :   : :|     ゙ヾ  ヽ
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         ここはよくある普通の剣と魔法のファンタジーRPGの世界 

                   そしてここは見滝原 


                   物語はここから始まる


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◇ライフコッド


ワルプルギスの夜「私の名前はワルプルギスの夜」

ワルプルギスの夜「どこにでもいる普通の魔女だ」


ワルプルギスの夜「あー今日も暇だなー♪」

ワルプルギスの夜「何しよっかなー」












ワルプルギスの夜「街でも燃やすか!」


◇見滝原


男「助けてくれー!」

ワルプルギスの夜「ギャハハハハ! こりゃ面白れぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!」

市民「逃げろぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ」

ワルプルギスの夜「逃がすかぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」グシャァァァァァッ



市民「うわぁぁぁぁぁぁ! キチガイだぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」

ワルプルギスの夜「うひゃひゃひゃひゃひゃひゃ」

ワルプルギスの夜「もっと燃えろ! 焼け死ねぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!」




???「いい焼きっぷりだな」

ワルプルギスの夜「だ、誰だ!?」



マミ「私は魔法少女! 魔女を狩るものよ!」

ワルプルギスの夜「魔法少女だと? 殺しに来たのか!?」

マミ「いいえ! 違うわ!」

マミ「私はあなたのような優秀な魔女を探していた」

マミ「あなたも知ってるとおり、魔女なら何人殺してもお咎めなし!」

マミ「人間と違って魔女は無敵なのよ!!!」

ワルプルギスの夜「何だか熱いな……過去に何かあったのか?」

マミ「良く聞いてくれたわ!」




マミ「あれは私がまだ子供の時だった――」



◆回想


マミ「お母さんまだ帰ってこないのかなー」

マミ「おなかすいたなー」

マミ「暇だなー」













マミ「じゃあ人殺しでもするか!」



老人「うわあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」

子供「助けてぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ」

マミ「逃げろ逃げろぉぉぉぉぉぉ! 逃げないと蜂の巣よぉぉぉぉぉぉ!」

パーン!パーン!

女「ぐぼぉぉぉぉぉぉぉぉ!」

警察「ぴぎゃゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」

マミ「きゃははははは! 撃っても撃っても際限が無いわ!」


男「やめてくれぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!」

マミ「やめろといってやめるやつはいないのよぅぅぅぅぅぅーっ!」

幼女「ごぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」

マミ「消えろブサメェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェーッン!」

男「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」

マミ「イケメン以外の男は抹殺だぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁーっ!」


ズドドドドドドドド!


▼殺人完了!
▼150,000円を強奪した!
▼人の肉を手に入れた!
▼人の肉を手に入れた!
▼人の肉を手に入れた!
▼人の肉を手に入れた!
▼人の肉を手に入れた!
▼人の肉を手に入れた!



マミ「あー楽しい!」



マミ「今度は何をしようかなー」

警察「貴様、怪しい髪形だな。殺人の容疑で抹殺する!」


マミ「しまった! 警察に見つかったわ!」

父親「間に合ったか! これに乗れ! キーが差しっぱなしだ!」

マミ「こんなところに……メルセデスベンツが! お父さん、運転は私に任せて!」

母親「援護射撃で応戦よ!」ズドドドドド

父親「さあ逃げるぞ!」バババババ

警察「ぐえぇぇぇぇぇぇぇぇーっ!」






マミ「ここまでは順調だった」

マミ「しかし、意味も無く華麗なパワードリフトを魅せたところ……」

ワルプルギスの夜「……」ゴクリ

マミ「後続に巻き込まれてみんな死んでしまったわ!」





マミ「しかも私は殺人の容疑で少年院に送られてしまった」

ワルプルギスの夜「災難だったな……」

マミ「でも魔女は違うわ! 何人殺しても罪に問われることはない!」

マミ「そこで頼みがあるのよ!」


ワルプルギスの夜「おいおい。アポなしの依頼は勘弁だぜ」

マミ「あ? ワルプルごときが魔法少女に楯突くの?」

ワルプルギスの夜「ご、ごめん。何でも言うこと聞くよ……」


マミ「ある人間を抹殺して欲しいの」

ワルプルギスの夜「え?」

マミ「私は魔法少女だけど、あなたは魔女」

マミ「魔女は人を殺しても無罪放免。動愛法という最強の盾で護られている」

マミ「つまりこの世で一番優れているのよ」


ワルプルギスの夜「わ、わかったよ……」

マミ「この銃を貸してあげる」

▼ブラウン・ベスを手に入れた!

マミ「じゃあお願いね♪」




ゆま「おなかすいたよー。体がいたいよー。家がなくなったよー」

マミ「三重苦ね。ヘレンケラーみたい」

ワルプルギスの夜「この子供を殺せばいいのか……?」

マミ「そうよ」

ワルプルギスの夜「よし、任せてくれ」


ゆま「だ、だれ!?」



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▼ワルプルギスの夜は銃を乱射した!

ワルプルギスの夜「うひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃ!!!」ズドドドドド
ゆま「ぴょばゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」

▼クソガキに358針縫う怪我を負わせた!
▼クソガキは生命活動を停止。死んだのだ。

男「逃げろぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ」

▼クソに479針縫う怪我を負わせた!
▼クソは生命活動を停止。死んだのだ。

女「きゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」

▼アバズレに453針縫う怪我を負わせた!
▼アバズレは生命活動を停止。死んだのだ。

爺「助けてくれぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ」

▼クソジジイに421針縫う怪我を負わせた!
▼クソジジイは生命活動を停止。死んだのだ。


▼殺人完了!
▼新鮮な肉を手に入れた!
▼新鮮な肉を手に入れた!
▼新鮮な肉を手に入れた!
▼マミの口座に生命保険金50,000,000円が振り込まれた!


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マミ「私の見込んだとおりの強さね」

ワルプルギスの夜「は、謀ったな!! これじゃあ只の保険金殺人だ!」

マミ「ガキは死んだ! 金が振り込まれた! ウィンウィンでしょ!」

ワルプルギスの夜「くそぉぉぉぉぉぉぉ! 罪の無い子供達がぁぁぁぁぁぁ!」


マミ「言ったでしょ。私の両親は交通事故で死んだ」

マミ「――魔女のせいよ」



ワルプルギスの夜「我々を……魔女を恨んでの仕業だったのか!?」

マミ「どう足掻いても人間は魔女に殺される運命」

マミ「それなら掛け捨てで一山当てるべきだと思うのよ」

マミ「死んだ! 振り込まれた! 勝った! 何もおかしくないわ!」

ワルプルギスの夜「巴マミぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!! 貴様ぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」




ワルプルギスの夜「それもそうだね♪」

マミ「帰りにパフェおごってあげる♪」

ワルプルギスの夜「わーい」

マミ「ケーキも買って帰りましょ」

ワルプルギスの夜「苺の乗ったタルトがいいな♥」




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今日も地球は平和だった。

巴マミ篇

【完】


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         ここはよくある普通の剣と魔法のファンタジーRPGの世界 

                   そしてここは見滝原  

                   物語はここから始まる


             あるところに とても仲の良い家族がいた

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◇まどかの部屋


タツヤ「ねーちゃ起きて! 朝ー♪ 朝ー♪」

まどか「うーんあと5分……」

タツヤ「ねーちゃー! あさー」ユサユサ

まどか「やっぱり10分……」

タツヤ「あさー! あさーー!!」

まどか「うぅん……」Zzz

タツヤ「起きてーー」ユサユサ



まどか「あと10分……」


















まどか「って言ってんだろぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!」

まどか「ぼけぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!」ドゴォオオオオ

タツヤ「ぐはぁぁぁぁぁぁぁっ!!」

タツヤ「じょ、上等じゃねえかぁ……このビッチが……」

タツヤ「そんなに寝たいのなら……」


タツヤ「永遠の眠りにつかせてくれるわ!!!!!」クワッ

まどか「返り討ちにしてやるぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ!!!!!」



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▼鹿目タツヤを殺せ!

まどか「死ねぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!」

▼枕元の枕を投げつけた!
▼鹿目タツヤに32ダメージを与えた!

タツヤ「これでも喰らえぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!」

タツヤ「奥義! 真空飛び膝蹴り!」

▼鹿目まどかは9ダメージを食らった!

まどか「効かぬわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

▼まどかは椅子を振り落とした!

タツヤ「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」

▼鹿目タツヤに75ダメージを与えた!

▼鹿目タツヤは生命活動を停止。死んだのだ。

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まどか「どうだぁぁぁぁぁぁ!! 思い知ったかぁぁぁぁぁぁ!!!」

タツヤ「お、俺が悪かった……。許してくれ」

まどか「いいよ♪ 二度寝すれば済む話だから」

タツヤ「ホッ……」










まどか「とでも言うと思ったかぁぁぁぁぁぁ! このクソガキがぁぁぁぁぁぁ」

グシャアアアアアアアア

タツヤ「うぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」




タツヤ「ち、畜生……! 下手に出たら付け上がりやがって!」



まどか「寝た子を起こすなという故事がある」

まどか「タツヤはわたしの睡眠を妨害した!」

まどか「それだけで万死に値するんだよぉぉぉぉぉぉ!」

まどか「大人しく死ねぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!」

タツヤ「ま、待ってくれ……」

まどか「ん……?」




まどか「わたしも鬼ではない。遺言なら聞いてあげなくもないよ」

タツヤ「お、俺たちは血を分けた姉弟だ……!」

タツヤ「姉さんは……三歳児の弟を、殺せるのか……?」

まどか「タツヤ……!」

まどか「そっか。わたしにとっての唯一の姉弟は……タツヤだった……」

タツヤ「やっとわかってくれたかね、姉さん……」

まどか「うん。わかったよタツヤ……」



まどか「パパとママがファックすればまた増えることがなぁぁぁぁぁぁ!」

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▼鹿目タツヤを殺せ!

まどか「くったばれぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇーっ!!!」

▼まどかはトレホくんを投げつけた!
▼鹿目タツヤに187ダメージを与えた!

タツヤ「ぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」

▼鹿目タツヤは生命活動を停止。死んだのだ。


まどか「ごめんね、悪気は無いんだけど。はしゃいじゃって」


▼殺人完了!
▼99999の経験値を獲得!
▼2,500円を強奪した!
▼新鮮な肉を手に入れた!


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まどか「ふぅ♪」

まどか「さて、10分寝たしそろそろ起きるか……」


コンコン

知久「まどかー。何か凄い音しなかった?」

まどか「掃除の音だよー」

知久「そっかー」

まどか「そうだよー」

知久「もうすぐご飯だよー」

まどか「はーい♪」


◇リビング


詢子「あれ。タツヤはどうした?」

知久「まどかを起こしに行ったはずだよね」

まどか(し、しまった……)

まどか(部屋のゴミ箱に放り込んだ後ベークライトで密閉して滅菌処理したままだ!)

知久「ちょっと探してくるよ」テクテク

詢子「おう。先食ってるわ」


まどか「もぐもぐ……」

詢子「どーした? 顔色悪いぞ」

まどか「生きてるとこんなにもご飯が美味しいんだなって」ポロポロ

詢子「そっかそっかー」

詢子「……ん?」

詢子「この肉……タツヤの味がする……!」

まどか「え!?」



まどか「そ、そんなこと……」モグモグ

まどか「!!」

詢子「間違いない……これはタツヤの肝臓!!」

詢子「まどか……てめえタツヤをぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!」

まどか「しまった! ばれた! こうなったら殺すしかない!!」


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▼鹿目詢子を殺せ!

詢子「タツヤを殺した罪は重ぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉい!」

まどか「ま、まって。あれは事故なの!」

詢子「知るかボケェェェェェェェェェェェェェェェェェェ!!」

▼鹿目詢子は皿を投げつけた!

▼まどかは109ダメージを食らった!

まどか「はうっ!」

▼まどかの高等殺人術!

まどか「クラスの皆にはナイショだよ!」

▼ナイフとフォークが鹿目詢子を襲う!

▼鹿目詢子に58ダメージを与えた!
▼鹿目詢子に43ダメージを与えた!
▼鹿目詢子に69ダメージを与えた!
▼鹿目詢子に82ダメージを与えた!

まどか「どうだぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」

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詢子「効かぬわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」

▼鹿目詢子は加熱済みの肉を投げつけた!

▼まどかは384ダメージを食らった!

▼まどかは新鮮な肉を食べた! HPが少しだけ回復した!

詢子「死んで償えぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇーっ!!」

詢子「必殺! アバズレーザー!!!!」

まどか「きゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」


▼まどかは999ダメージを食らった!
▼まどかは生命活動を停止。死んだのだ。


詢子「女は外見でナメられたら終わりだよ 」


▼殺人完了!
▼詢子は9999の経験値を獲得!
▼詢子の殺人ランクが82に上がった!
▼102,500円を強奪した!
▼新鮮な肉を手に入れた!

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まどか「」

詢子「やっべ。つい勢いで殺しちゃったよ」

知久「タツヤー? どこかなー?」

詢子「あれが戻ってくる……!」

詢子「何とかしてアリバイを作らないと……!」

まどか「」

詢子「くそっ。何でまどかがこんなことに……!」



詢子「どうして罪の無い子供が犠牲になるんだよぉ!」




知久「タツヤは見つからなかったよ」

詢子「……」

知久「まどかは?」

詢子「さ、さあな……」

知久「まあいいか。食べよう♪」

詢子「おう、冷めないうちにな……」モグモグ

知久「もぐもぐ……ん?」

知久「この肉……まどかの味がする……!」

詢子「!!」


知久「間違いない……これはまどかの肝臓!!」

詢子「しまった! ばれた!」

知久「詢子……! このビーフシチューに入ってるのは……まさか!」

詢子「ああ。まどかとタツヤだよ」

知久「…………」

詢子「…………」

知久「殺したのか……?」

詢子「…………」

知久「まどかを殺した罪は重ぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉい!」

詢子「ま、まって。あれは事故だったんだ!」



知久「事故……!?」





知久「なーんだ」

知久「だったら、またファックしてつくればいいよ」

知久「子供なんていくらでも作り出せる存在だし」

詢子「それもそうだな」

知久「次はどんな髪の色の子が生まれるか楽しみだよ」

詢子「水玉模様がいいな♪」

知久「ペンキ買ってくるね♪」

♪「Aura Lee」
www.youtube.com/watch?v=UnTgpTA6iVw



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児童虐待は年々増加している。

身体的、心理的な虐待が七割を占め、その虐待者のほとんどが実父と実母なのだ。
子供を守るべき立場であるはずの両親がこのような許されない行為をしていいのだろうか。
そして、我々はそのような子供たちのために、何が出来るのかもう一度見つめ直すべきだ。

全ての子供が心身ともに健やかに過ごせるような社会づくりが今、求められている。


鹿目まどか篇

【完】


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人_†_人_†_人|;;::;| | _, (: :':.ノハ/////入:./: :,ノ 、 /: : : : : : : : : : : : : ,イ: i: : :__、: : i/ハ//,ハ: !: :.ハ
..:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.;;;;;;|___| | //,个:(/ハ////,.!ハ'////// : : / : : : : : /:, : : : : : :i: : : :ハ: : !/ハ///丶: ト.i
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        .|___|..l//ハヽl`,-‐‐'フゥ: :N/.////_ ! : :i: :i: /`ヽ !/  !:ト 斗:十‐: : ハ: !/,∧////,ヽ
        .|;;::.|//.___ _    --─    ̄ i! : : i: :!:; !:/_ i/  !" ヾ: :!V : : : i: ゞ、,∧_イ`"!
┌─       ̄                 iヾ、: : ;!.「¨)メ;!    , ‐‐r-ミ、: : : : ;: : : /: : :! : |
. i                          ! ヽ: : ::!  !:::!      !':::::}' !: : : : :ム /: : : : ::!: i
 !.  丿──   | _  ┼─、    ̄/  |  ト: ヽ `"      ゞ-' !: : :ィ/_ノ: : : : :: ;: !: !
 i 〔> 二二   |     | |      ̄ヽ  |   `人"" `      ""/イ_ -": : : : : : !: : ;!
 .!. .  メ し   | ー-  /○\    ○ノ  |   , -ゝ   ヽ=ァ   _x: :r::: : : : : : : : : : : i ; !
  !                          !-! "  //  !≧ -  ≦/ イ-、_ , -─.、: : : : !: :i
  i                          !   //_ |_ _~i! ̄ ̄ イ       i: : : : V:!
  .!                              ! r‐ :¨: : : :ハ _| " ̄   /      .!: : : : :i!:!
  .i.        フ  V  ーレ   Z、.      , へ: : : : : : : :i/: : :~`ヽ / /     i: : : : ::V
  !.     、_  (_  /1⌒)  O_).       1^ ヽ: : : : : ,ィ: : : : : : ヽ- .ニ    人: : : : :メ
 r‐‐、                       〈 r,  i : :イ/.,.! : : : : : {      `  ヽ}: : : :ノハ
. ,へ` '           __     - ── ¨`Y  .!/ / /,!: : : : : ::ゝ       / : : :∧::ヾ
〈-、」┴ --.r──   ¨¨        ヽヽ    ,ヽ ! / `ヽ/: :!: : : : : :ノ      ,.イ: : : : ::: : . : :
..ゝ- ミ _.ノ                  ヽ, イ ! V    `rゞ-- .¨/      / : : : : : : : : : : :
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         ここはよくある普通の剣と魔法のファンタジーRPGの世界 

                 そしてここは埼玉県川越市 


                   物語はここから始まる


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◇教会


杏子「お腹すいたー」

モモ「お腹すいたー」


杏子「ご飯まだー?」

モモ「まだー?」


父「3日前にオートミール食べたでしょー」

杏子「えー。あんなんじゃ足りないよー」

モモ「神父さんでしょー。信者からもっと搾り取れよー」

父「そんなこと言われてもなー」

父「絞り上げる信者がいないんだよー」


杏子「信者の肝臓売れよー」

モモ「そうだよー。肝臓引っこ抜こうよー」

父「そんなこと言われてもなー」

父「引っこ抜く信者がいないんだよー」

杏子「あー! お腹が鳴ってるよー!」

モモ「ぐうぐう鳴ってるよー!」

父「パパもお腹空いたよー」



織莉子「あら。こんなところに教会があるわ」

織莉子「寄ってみましょ」

織莉子(神様に懺悔したところで、私は赦されるのでしょうか……)


モモ「大変だよ! 7日振りに信者が来た!」

父「マジで? 着替えなきゃ!」

杏子「やったあ! 今日はステーキだー!」

モモ「3日ぶりの食事だー!」

佐倉神父「よーし! お金搾り取っちゃうぞー」



織莉子「こんにちは」

佐倉神父「らっしゃい。どのようなご用件で」

織莉子「今、人生に迷っているのです」

織莉子「神に懺悔すれば、私に道標が示されると思って……」

佐倉神父(何だ人生相談か。これは$2,000割増だな)



佐倉神父「それは辛かったですね」

佐倉神父「ではこの用紙に住所氏名電話番号諸々を記入してください」

織莉子「……?」

織莉子「わかりました」



織莉子「クレジットカード、キャッシュカード、暗証番号? これも書くの?」

佐倉神父「必須事項です。ありのままの自分を神にさらけ出す」

佐倉神父「違いますか。ミス織莉子」

織莉子(そ、そうよね。神様の前で嘘を付いてはいけないもの)

織莉子「えっと、家族構成は……。お父様の職業と……」


佐倉神父「終わりましたか。さあ、用紙とお荷物を預かりましょう」

織莉子「はい……」

佐倉神父「お前たち、この哀れな子羊のお荷物を……」

杏子「畏まりました。お父様」

織莉子「あら、可愛らしいシスターさんね」

モモ「大切に保管させて戴きますわ」ニコッ


◇教会の庭


杏子「さーてお宝拝見♪」ガサゴソ

モモ「見てよこの白い腕時計、5850CASA? マイナーメーカー?」ガサガサ

モモ「シけてんなぁ。まーた貧乏人だよ。クソが……!」

杏子「おいそれ……フランクミュラーのカサブランカじゃねーか!」

モモ「え? 何それ調べてみる」

モモ「……」カタカタ


モモ「126万円だって! やったね! お姉ちゃん!」

杏子「コイツをヤフオクで転がして豪遊だ!!!」

モモ「ぎゃははは! この白いカバンも売ろうよ! わに革だ!!」


杏子「っしゃぁぁぁぁぁぁぁ!! バーキンゲットだぜぇぇぇぇぇぇぇ!!」

モモ「この長財布もスベスベ!!! 絶対売れるよ!!!」



杏子「げひゃひゃひゃひゃひゃ! 久々の当たりだ!!!」

モモ「うひゃひゃひゃひゃ! 哀れな子羊(笑)最高!!!」



◇教会


佐倉神父「それでは、神に懺悔するのです」

織莉子「はい」

佐倉神父(クックックッ……)

佐倉神父(残念だったな! 貴様の持ち物は全てヤフオク行きだ!)

織莉子「全知全能なる主よ。私は今、不安と恐れの中におります」

織莉子「頭が動転し落着を失っております」

佐倉神父「……」

織莉子「私はこれから、見滝原で大勢の人を抹殺します」


佐倉神父「……」

佐倉神父「は!?」

織莉子「既に犯した罪、これから犯す罪。全ての罪をあなたの御前に悔い改めます」

佐倉神父「おいおいおいおいおい!」

織莉子「まず、学校に乗り込んで片っ端から[アタタタタタタタタタタタタタタタタタ]して」

織莉子「[ピーーー]を[ピーーー]して[らめぇぇっ!]な兵器で[禁則事項です]な[禁則事項です]が……」



織莉子「主、イエス・キリストの御名によって祈ります」

織莉子「南無阿弥陀仏。アーメン。かしこ」

佐倉神父「ちょっと待てや!」

織莉子「ありがとうございます。もう私は迷いません」

佐倉神父「迷えよ!!!」

織莉子「え?」

佐倉神父「人殺しはやばいって!!」

織莉子「だからこうして神に悔い改めましたが」

織莉子「何か?」

佐倉神父「何か? じゃねーよ! こっちがおかしいみたいな顔すんなや!」


織莉子「???」



織莉子「神は赦してくださいました」

織莉子「これでもう、神の御名の下に大量殺人が出来ます」

織莉子「どこか間違ってますか」キョトン

佐倉神父「違うだろぉぉぉぉぉぉぉ!! 間違いだらけだろぉぉぉぉぉぉぉ!!」

織莉子「神は絶対ですよ?」

佐倉神父「何だよ! 頭おかしいだろ!!」

織莉子「はぁ……神父さんが神を信じないのですか」

佐倉神父「二度とくんな!! 犯罪者!! 人殺し!!」

織莉子(変な人ね)



◇路上


モモ「げひゃひゃひゃひゃひゃ!!」

モモ「臨時収入GEEEEEEEEEET! あの女また来ないかなー」


少女「あなた、いいもの持っているのね」ファサッ

モモ「ぐへへへ。愚かな信者を騙して大金ゲットだぜ。世間知らずな白い娘ざまぁぁぁぁぁぁ!」

少女「ちょっと待って……?」

少女「その世間知らずな白い娘って……」

少女「もしかして……」















織莉子「こんな娘かぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?」

モモ「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ! 出たぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」

織莉子「荷物は全て返して貰うぅぅぅぅぅぅぅぅぅーっ!!!」

モモ「ふ、ふざけるな……!」

モモ「これは私がダメ親父を出し抜いて手に入れたのだ!」

織莉子「知るかボケェェェェェェェェェェェ!!」



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▼あ!! クソガキだわ!!!

織莉子「往生せいやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

▼織莉子はバケツを投げた!
▼クソガキの頭蓋骨が194mm陥没した!

モモ「てめー幼女に攻撃するとはいい度胸じゃねえか」

モモ「くたばれぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!」

▼クソガキの初等殺人術!!
▼織莉子の頭蓋骨が14mm陥没した!

織莉子「効かないわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

モモ「くっ!!」

織莉子「受けよ!神の力をッ!」

織莉子「ジーザス・フラーーーーーーッシュ!!!」

▼神の力で敵を抹殺!

モモ「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

▼クソガキの頭蓋骨が932mm陥没した。
▼クソガキは生命活動を停止。死んだのだ。

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織莉子「神のご加護を思い知ったかしら?」

織莉子「かわいいだけの役立たずさん」


▼抹殺完了!
▼織莉子は65535の経験値を獲得!
▼947,241円を強奪した!
▼バッグを取り戻した!
▼アクセサリを取り戻した!
▼洋服を取り戻した!
▼下着を取り戻した!
▼新鮮な肉を手に入れた!

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織莉子「さーて。行こうっと♪」

モモ「ま、待て……」

織莉子「?」

モモ「神よりも強い力を教えてやる……」



織莉子「そんなもの無いわ」


モモ「愛よ」

織莉子「……愛?」


モモ「そ、そうだ。右の頬を撃たれたら左の頬を差し出せ」

モモ「それこそが感情の極み。愛なのだ」


織莉子「なるほど。それがどうしたというの?」





モモ「だからぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

モモ「お前はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」




モモ「右の肝臓をぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!」

モモ「私にぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!」

モモ「寄越せぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!」



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▼あ!! クソガキだわ!!!

モモ「肝臓を寄越せぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!」

▼クソガキは喚いている!

モモ「グリーフケアはまかせろぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!」

▼織莉子の肝臓が243g削り取られた!

織莉子「てめぇこそ脳死せいやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

織莉子「受けよ!神の力をッ!」

織莉子「ジーザス・フラーーーーーーーーーーーッシュ!!!」


▼神の力で敵を脳殺!
▼クソガキのJCSが999上昇した!

▼クソガキは生命活動を停止。死んだのだ。


織莉子「せめて安らかに眠りなさい」


▼脳殺完了!
▼織莉子は65535の経験値を獲得!
▼70,275円を強奪した!
▼新鮮な肉を手に入れた!

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織莉子「よーし。キリカも誘って見滝原の中学校を襲いましょ♪」

モモ「うぐぐ……」

モモ「か、肝臓……!」

モモ「肝臓を寄越せェ……」

織莉子「肝臓はあげられない。代わりにこれをあげましょう」

モモ「これは……ドナーカード!」

織莉子「貴女がレシピエントに肝臓を提供することでひとつの命が助かる」

織莉子「そして416,000円の診療報酬が発生するわ」

モモ「わ、私に入る金は……」


織莉子「1ミリも無い!!!!!!!!」

モモ「ちくしょぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!!」


◇教会


杏子「おせーなモモ」

神「駅地下でくたばってたよー♪」

佐倉神父「おお! 神よ。モモは死んでしまったのですか!」

神「うん♪ くたばってた!」

杏子「3日振りの食事と金はどうなるんだ?」

佐倉神父「仕方ない。生き返らせるか♪」

杏子「さすが親父! すごいぜ!」

佐倉神父「これが生業だからな」


佐倉神父「ケェェェェェェェェェェェェェェ!!!」

▼モモは生命活動を再開。生き返ったのだ。

ゾンビ「ワリィ。危険ナ女ニ金ヲ盗マレテシマッタヨ」

杏子「モモはよく頑張ってくれた。今日はご馳走にしよう。ね?」

ゾンビ「ワーイ♪」

佐倉神父「よーし今日は焼肉だーー」

杏子「わーーい!」

ゾンビ「わーーイ!」


佐倉神父「早速お母さんを生き返らせるぞー」

佐倉神父「キエェェェェェェェェェェェェェェェ!!!」

▼杏子の母親は生命活動を再開。生き返ったのだ。

ゾンビ(母)「グシャァァァァァァ! 抹殺シテヤルゥゥゥゥゥゥ!」

佐倉神父「違うのだ。お腹が減っては布教は出来ないからな」

杏子「元気にしてた?」

ゾンビ(クソガキ)「オ母サンノヲ肉美味シカッタヨ。マタ食ベタイナ!」


~~~~~~~~~~~~~~
~~~~~~~~~~~~~~

父「ああー美味しい!」モグモグ

杏子「絶品だな!」パクパク

ゾンビ(母)「オニク最高!」ガツガツ



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川越市は今日も平和だった。


佐倉杏子篇

【完】


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前回まで見滝原だったから今回は風見野でよかったと思うのだが。

あと後半は勢いがなくなってる。適度に時間あけたほうが良いものになりそう。

>>74
時間あけすぎたかもね
最初の短編書いたの3年以上前だしね

さて清書校正も兼ねて一度畳みますか

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