【モバマス】凛「プロデューサーが先生?」 (10)

キャラ崩壊注意



未央「二人はさ、アイドルやめた後って何するか考えてる?」

卯月「アイドルをやめた後……ですか」

未央「そう。実際問題いつまでもできるわけじゃないじゃん?」

凛「私は……実家の花屋継ぐだろうな」

卯月「私は芸能界に残りたいですし……タレント、かな?」

未央「うーん……私はなんかピンと来るものがなくって……どうしよっかなって」

凛「なるほどね……」

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P「おっ、三人揃ってなんの話してるんだ?」

未央「将来のこと。アイドルやめたら何しよっかなって」

P「ほえー。未央はちゃんと将来のこと考えてて偉いなぁ」

卯月「プロデューサーさんは、子供の頃からアイドルのプロデューサーになるって決めてたんですか?」

P「そうだな」

未央「へー、なんか他の仕事しようとも思わなかったの?」

P「うん、あんまり」

凛「例えば……もしプロデューサーになってなかったとしたら、今頃何してたと思う?」

P「もしプロデューサーじゃなかったら、か……そうさなぁ、やっぱり誰かの夢を叶える手助けがしたかったから……」



P「先生とかかな」



三人「「「先生?」」」

未央「プロデューサーが先生?」


ホワンホワンホワン……



未央「先生! 補修の課題終わったよ!」

P「おっ、偉いな~」ナデナデ

未央(なでなで嬉し……♡)

未央「あ~、女子の頭なでるなんてセクハラだぞ~?」

P「えっ、あっすまん!」バッ

未央「どうしよっかな~」

P「すまん……なんか本田と二人きりだと気がゆるんでさ……」

未央(私と二人きりだと、かぁ……♡)

未央「じゃあ……もっとなでなでしてくれたら許してあーげるっ」スッ

P「……まったく、甘えんぼだな本田は」ナデナデ

未央「うへへ……♡」

P「でも確かになぁ……本田と距離が近すぎるって他の先生からも注意されてるんだよなぁ……」パッ

未央「えっ」

P「こういうのは控えないとまずいか……」

未央「べ、別にいいじゃん。生徒に好かれるってのは先生にとっていいことでしょ?」バッ

P「でもなぁ、お前この課題の出来映え……」

未央「……全問正解じゃん! やっぱり先生と仲良くしても問題ないよね」

P「補修受けるような生徒が全問正解なのはなんでだ? ……お前わざとテスト低い点取ったろ」

未央「ぎくっ」

P「やっぱりな……俺の授業を熱心に聞いてくれるわりには、点数が不自然だと思ったんだよ」

未央「え、えっとその……」

P「悪い子だ」ギュッ

未央「♡!?」

P「二人きりになれる時なら、いつでも、好きなだけ仲良くしてやるから……もうわざと低い点数なんか取っちゃダメだぞ……未央」

未央「うん……♡ 先生大好き♡」

凛「プロデューサーが先生……」


ホワンホワンホワン……



凛「それで……なにかな先生、話って」

P「渋谷……お前、この前の進路相談のこと、学校中に言いふらしてるらしいな?」

凛「うん……先生が私のために言ってくれたこと……すごく嬉しかったからさ」

P「そう言ってもらえると俺も嬉しいよ……嬉しいけどだな。ちょっと広まり方に問題があるぞ」

凛「え……? 問題? なにが?」

P「お前……『先生に責任とってもらうことになった』って言いふらしてるよな?」

凛「…………だって先生言ったじゃん」

P「言ったけど! あれは言葉のあやって言うか……」

凛「じゃあ先生は私の人生がめちゃくちゃになっても知らないって言うの?」

P「いや、その時は全身全霊で渋谷に尽くすけど……」

凛「ふーん……♡」

P「それはあくまで先生としてであって! 『責任をとる』とだけ切り取ったら別の意味になるだろうが!」

凛「別の意味って?」

P「その、だからだな。……俺と渋谷が、結婚するみたいだろうが」

凛「すればいいじゃん」

P「はぁ!?」

凛「……先生は私がお嫁さんじゃ嫌?」

P「まったく嫌じゃないけど……」

凛「嫌じゃないんだ……♡」

P「あっ、いや今のはだな! 違うっていうか……」

凛「……違うの?」

P「えっ」

凛「……私みたいな年下に迫られても、迷惑なだけ……かな」

P「そりゃ……だって女子高生のお前となんかあったら俺、先生辞めさせられるし……」

凛「……そっか」

P「いや、だから……卒業してからにしてくれると、助かる」

凛「……! うん、分かった……卒業したら、ね♡」

P「あぁ、先生辞めたら渋谷のこと養えなくなるからな」

凛(責任取る気満々じゃん……♡)

卯月「プロデューサーさんが先生かぁ……」


ホワンホワンホワン……



卯月「……」

P「よし……他の生徒は全員帰ったな……」

卯月「はい……えっとじゃあ今日も、その……よろしくお願いします♡」

P「……」

卯月「あの、先生?」

P「卯月、お前俺に言うことないか?」

卯月「言うこと……ですか?」

P「……そうだ」

卯月「その、ごめんなさい。何のことか……」

P「男子と喋っていただろう」

卯月「え……」

P「俺以外の男と! 喋っていた!」ガバッ

卯月「うぅ……♡」ムギュー

P「あいつ……絶対に卯月のことが好きだった……俺の卯月をそういう目で見ていた!」

卯月「そ、そんなことありませんよ……」

P「いいや、卯月。お前は自分の魅力に気付いていない。お前ほど可愛らしい女の子なんて、何百年生きても一人出会えるかどうか……だから俺は言ったんだ! 決して俺以外の男に近付くなと!」

卯月「でも、ちょっとお喋りしてただけですよ……? あ、明日もきっと、あの人とお喋りしますからね、先生の言うことなんか、ききませんっ」

P「……挑発か?」スルッ

卯月「んんっ……♡」ビクッ

P「そんな口を聞いたら、もっと徹底的にされるって分かってるくせに……。俺との約束を破って、そんなおねだりまでして……卯月は本当に悪い子だな?」

卯月「こ、こんなのっ、普通ですもん……♡」

P「おしおきが必要みたいだな……同級生は知らないようなこと、たくさん教えてやる。他の男なんか考えられなくなるくらいに……!」グイッ

卯月「~~~っ♡♡♡」

ンワホンワホンワホ……


凛「うん……いいんじゃないかな。プロデューサー責任感強そうだし」

未央「人に教えるの上手だしね!」

卯月「プロデューサーさんにぴったりだと思います……♡」

P「おっ、本当に? じゃあ今からでもプロデューサーやめて先生目指そっかな」

凛「は? 私達のこと投げ出すとかありえないんだけど」

未央「プロデューサーは誰かに物を教えられるほど立派な人間じゃないよ」

卯月「全然まったく絶望的に向いてないと思います」

P「どうして」



ーおしまいー

おまけ


未央「二人はさ、アイドルやめた後って何するか考えてる?」

卯月「アイドルをやめた後……ですか」

未央「そう。実際問題いつまでもできるわけじゃないじゃん?」

志乃「やろうと思えば何百年だってできるわよ」

芳乃「何百年だってできましてー」

菜々「永遠にできます!」



未央「プロデューサー……なんで人間の寿命ってこんなに短いんだろうね?」

P「15歳はまだそんなこと考えなくていいぞ」



ーおしまいー

以上になります。

妄想が過激な女の子っていいですよね

ありがとうございました。

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