受付「こんにちは、わたくし冒険者ギルドの受付嬢です」
受付「昨今は魔王軍の侵略が激しく、どこも厳しい状況が続いています」
受付「そんな中、我がギルドに王からのお達しがきました」
『魔王軍の侵略に抵抗できるメンバーを紹介してください(要約)』
受付「まあ、我がギルドにはそれはそれは精鋭が集っているので、頼みたいのはむしろこちら側」
受付「魔王討伐の中心となる【勇者】、王の方こそそれはそれはな勇者を用意していただきたいものです」
カラーン
受付「おや…噂をすれば、来ましたね」
勇者のプロフィール
性別:
性格:
特技:
特徴:
その他詳細があれば
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1661510158
勇者「こ…こんにちは」
受付「こんにちは、わたくし冒険者ギルドの受付嬢です」
勇者「王様に言われて、魔王をその…倒すことに…」
受付「勇者さまですね、お話は伺っております。我がギルド、是非ともお役立ちいたしますよ」
勇者「う…」
受付「さあ、だれもかれも精鋭なのでお気に召した方にお声かけください。こちらにリストもございます」
勇者「(みんな見てる…本当にこの人たちと一緒に行かないとダメなんだ…)」
メンバーのプロフィール↓1~3
性別:
性格:
特技:
特徴:
詳細:
三枚目「よお、お嬢ちゃん」
勇者「!は…はいっ」
三枚目「こんなカワイコちゃんに魔王退治の旅をさせようなんて、王様も酷だなもんだ」
受付「あら三枚目さんですか。勇者さま、こちらの方なら戦闘にも旅にも慣れていて武器も適当に見繕えば勝手にどうにかやってくれますよ」
勇者「ぇ…そのぉ…」
三枚目「三枚目さんじゃなくて二枚目さんね。安心しな嬢ちゃん、俺が仲間になるからにはどんな危険からもグェッ…」ガシッ
原始人「ウホ」ドンッ
勇者「!…ゴリラさん…?」
受付「ゴリラさんではなく、こちら原始人さんです。大昔の人類の方なんですよ」
原始人「ウッホホオオオオオオイ!!!」ブンブン
三枚目「あれれれれれれれれれ」グルグル
受付「御覧の通り、力と活発さが尋常じゃありません」
勇者「わあ…」
女戦士「お供はその二人でいいのかい?勇者さん」
勇者「!えっと…」
女戦士「そんなに怯えんなって、何も悪いようにはしないよ。あたしもそいつらもね」
勇者「(ど、どうしよう…)」
受付「そちらは女戦士さん、剣術格闘スタイル抜群な」
勇者「ごめんなさいっ!私…私やっぱりっ」
ガシッ
原始人「ウホッ!」ヒョイッ
勇者「へ?」
受付「あっ!原始人さん!三枚目さんはともかく勇者さまを持ち上げては」
原始人「ウホオオオオオオオオオオッッッッ!!!!」ダッッ
勇者「きゃあああああっ!」
三枚目「あれれれれれれれれれ」
女戦士「あっ!!お前どこに連れてく気だっ!!」ダッッ
カラーン
受付「行ってしまいましたね、まあ健闘を祈りましょう」
受付「…でも前衛っぽい人しかいないですけど大丈夫でしょうか?」
受付「まあ、勇者さまなら魔法の一つや二つ使えますよね」
側近「こんにちは、わたくし魔王軍の最高幹部です」
側近「昨今の侵略は目覚ましい成果がでており、どこも魔族の手中です」
側近「そんな中、なにやら勇者なるものが現れました」
『お前らを殺す(要約)』
側近「まあ、我が軍はそれはそれは精鋭を送り出したので、やれるもんならやってみろ」
側近「たとえ配下どもを打ち倒したとしても、全ての魔族を統べる【魔王】様には絶対に敵いません」
ギイィ
側近「おや…噂をすれば、お見えになりました」
魔王のプロフィール↓1
性別:
性格:
特技:
特徴:
詳細:
魔王「ギイィ」
側近「魔王様、ご機嫌麗しゅう」
魔王「ギッ」
側近「さて、件の勇者についてですが…」
魔王「イギギ」
側近「なるほど、人間のこわっぱなど脅威に値しない…ですか」
魔王「ギーギ」
側近「それよりも近況はどうなっているか?はい、それはそれは上々です」
側近「特に、あそこが凄いです」
魔王「ギギッ」
側近「あそことはどこか?それはあそこですよ」
魔王「ギッギ」
側近「あそこと言ったらあそこです!あのあいつを送り込んだとこです!」
魔王「ギギギ」
側近「ですから、あそこのことですよ」
魔王「ギギーッ」
魔王の配下↓1
性別:
性格:
特技:
特徴:
詳細:
送り込まれた場所:
送り込まれた理由:
侵略方法:
魔王「それならそうと早く言わんか」
側近「私も察してあげてたんですから察してくださいよ」
魔王「しかし奴…【老魔】か」
側近「はい、なんでも元老院になったとか」
魔王「そうか…」
側近「これで人間の王、ひいては全ての人間は自滅の道をたどるかと」
魔王「…」
魔王「(奴め、過ぎたことを考えてはいまいな)」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
原始人「ウホッ!ウホッ!」ドコドコ
勇者「やっと止まった…?」
女戦士「おーい!どこまで行ってんだい!」
女戦士「って…ここ、闘技場と温泉があるところか。あたしここ好きなんだ」
三枚目「おいおい原始人、ここは勇者が二番目に行く街だぜ?まずは一番目のところに行かせなきゃ」クタッ
勇者「いや、その…もう」
女戦士「?」
三枚目「どうしたんだい?話してごらん」
原始人「ウホウホウホ」
勇者「あ…な、なんでもない…です」
女戦士「……せっかくだから今日はここで泊まることにしよう!」
勇者「えぇっ?」
女戦士「それであたしたちを連れてくか考えてくんなよ!」
三枚目「なるほど、他の奴らには悪いけど抜け駆けで売り込んじゃおうってことか」
女戦士「そのくらいはいいだろう?」
勇者「う…は、はい」
女戦士「決まり!」
原始人「ウホ」
どこへいく↓1
1:闘技場
2:温泉
3:貴族の館
女戦士「あれ?なんか広いとこに出たな、なんだここ?」
三枚目「ここはあそこだな」
女戦士「あそこってどこよ」
三枚目「あそこはあそこだろ」
勇者「…?」
三枚目「あいつが住んでるところだ」
女戦士「はあ?わけわかんないねえ!」
三枚目「俺もわかんねえ!」
原始人「ウホホ」
貴族「おや?そこのお方、失礼」
女戦士「ん…どうも、なんか用かい?」
貴族「そちらのお嬢さん、ひょっとしてそれは勇者の証ですかな?」
勇者「えっ!?私!?」
女戦士「あんたしかいないよ!胸張りなって!」
勇者「…は、はい」
貴族「これはこれは!まさかもうこの街に来ていたとは!」
三枚目「そうなんだ、一番目を飛ばして来たんだ」
原始人「ホーッホーッ!」
貴族「…ふむふむなるほど、よくぞおいでくださいました勇者様とそのお供の方々。歓迎いたします、是非とも我が屋敷に…」
三枚目「そうだ!思い出した!ここはこの街の貴族の領地だ!」
女戦士「はーん…あたしは闘技場か温泉に行きたかったんだけどねえ」
勇者「うぇぇ?」
貴族「でしたら勇者様だけでも」
勇者「えええっ!」
女戦士「……はーん?口だけでも歓迎されてるならあたしらも行くよ」
勇者「!ほっ…」
貴族「……それでは皆さまご案内します」
ここら辺で切り上げ
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