【鬼滅】天元「そろそろ子作り解禁するか」 (40)

■雛鶴

結婚してから一年間。天元様は私達を抱いてくれない。
女から言うのは、はしたないし、何より怖い。

ですが、何もされない。というのは女の魅力が無い様に感じられて嫌。
という訳で、嫁みんなと相談して、伽をお願いした。
最初は天元様も驚かれたけど、私達の話を聞いたら納得してくれた。怖いけど、求められるというのは嬉しいわね

え?誰からする?
男性は一晩で何人も無理?

……
えっと…じゃあ二人共譲ってくれる?私が最初にしたいから…
!?
…っ!
…くっ!
…っ、だって私だって最初がいいんだもん!

■まきを
結婚してから一年間。天元様は私達を抱いてくれなかった。
まぁ天元さまは節操がありますし、三人の嫁がいるから好色であると限らないもんね。
でも、求められないのは、求められないので嫌というか…、正直欲求不満だった
ま、まさか、天元様は男色では……。
それは違う?……良かった。

そこで他の嫁達に相談したところやっぱり、みんなも不満を抱いてた。
だったらみんな一緒にして貰ってもらいましょう。
そう提案して、天元様も了承してくれた。
この時の天元様はなんだが、顔が赤くて可愛いかった。

え?誰からやる?
三人まとめてとか、できないんですか?
体は一つしかない?…どうすればいい?そうですか…。
じゃあ、私からで…提案者だし…
え?
う…っ!?
んんっ

だって私も一番がいいだもん。

■須磨
結婚してから一年間。天元様は私達を抱いてくれません。
あー。やっぱり欲求がたまりますよ。いつもお預け食らうと、用意しているのに悲しいですよ。
そう、愚痴を嫁みんなの前で言うと、みんなもそうでした。
そうですよね。女だって性欲ぐらいあります。
ただ、接吻だけじゃ満足できないですよ。

ということで、天元様にみんなで言いました。

天元様は、ぽかんとしてましたが、最後は納得してくれました。
良かったです。これで私達もちゃんとした妻に……
え?誰からにする?
三人まとめてとか無理?
……
じゃあ、私からでいいですか?

一番最少年ですし…。
くっ…

だって私も最初がいいだもん。



■天元
嫁達は抱かなかった。
それまで、手を出さなかった。そういう気分じゃなかったから、抱くのを躊躇った。

鬼滅隊のこともあり、呑気に子作りしている余裕は無かった。
だが、遊郭での仕事もあった。
無論、潜入捜査で、春を売るということは優遇してくれるそうだが、それでも不安だそうだ。
だから、流石に一度は抱いて欲しいと文句を言われた。三人の処女を貰った。
これがかなり揉めた。
嫁達は誰が一番先かギャーギャー、一時間も騒いでほとほと困った。
結局、雛鶴が一番先で月。須磨が火水。まきをが木金土。伽をするということで、落ち着いた。

けれど、中には出さず、外に射精した。
子供がいらない訳じゃない。これから俺は鬼滅隊に入る。だから、最悪死ぬかもしれない。そんな状況で子供を作るというのは無責任だと思ったからだ。
俺が死んでも嫁達なら、良い縁談も見つかるかも知れない。
…………
はぁ……嫌だなぁ。嫁が他の男になるの。
もう三人が好きになっちまった。畜生、絶対に死ねねぇじゃねぇか。

■雛鶴
結局、私が最初ということに落ち着きました。
夜の時間は少ないですが、まあ最初なら我慢します。

夕飯を終わると、風呂を先に入るよう、言われその後天元様のお部屋にいきます。
2つ用意された布団……。
いよいよ、ここで寝るんですね……
どうしよう、ドキドキして来ました。

「よう…」
天元様…。あっ、こ、こんばんは。
「さっき会っただろ」
そ、そうでした。
………
ど、どうしよう。気まずいです。
「雛鶴…。悪かったな」
「え?」
「俺が伽を頼まないからモヤモヤさせちまったらしいーな。すまん、夫失格だ」
いえ、そんな
「だが、これだけは分かってくれ。俺なりの配慮だ。お前たちを体だけ求めたんじゃない、そう態度で示したかったんだ」
「…そうだったんですか…」
「許してくれるか?」
「……許すも何も、私達は天元様のこと最初から信じてましたよ」
「雛鶴」

天元様、そう言うと、優しく接吻をしてくれました。
天元様の柔らかくて、優しく、気持ちいいです。

あっ…胸を触って…。
どうでしょうか?自分では分からないのですが、感覚は…?
いいですか?
ありがとうございます。

少し気になったんですが、天元様は大きな乳房が好きなんでしょか?みんなも大きいですし…

はぁ…男性なら好き?そうなんですか?分かりませんが…。
まぁ、天元様好みの体で良かったです。

どうぞ…。

ん…?天元様?抱きしめられると、その何か痛いです。筋肉……でしょうか?
下半身の…・
えっ?これは…
これが……えっ?男性の?

はっ…こうなるんですね……。

触ってもいいですか?はぁ…硬いです。……凄い、

すると、私の服をスルスルと脱がし始めました。

生まれてきたままの姿…恥ずかしいですね。
天元様は、私の女性器を広げてしまいました。
う…天元様といえ…恥ずかしいです。

すると、天元様は指で私の性器をいじり始めました。
優しく、綺麗な指でした。程よい刺激で私は高調して来ました。

すると、天元様は服を脱ぎ、そのまま男性器を私に入れました。

あっ!ああっ!
い、い、い、痛いです。んん!あっ!

そう言うと天元様は慣れるまで待ってくれました。
天元様その間に私をさすって、撫でてくれました。
優しいです…。

もう…大丈夫ですよ。
私がそう言うと、天元様は優しく笑って、動き始めました。
痛いけど、それ以上に天元様が嬉しそうで、良かったです。

天元様が私の体でしばらく動くと、陰茎を出しました。そうして、天元様の陰茎から白い液を出しました。

精液?これがですか…。

私の中にこれが入ると、子供ができるんですよね。
……
ということは、天元様、子供はいらないのですか?

今は?なら良かったです。
私は天元様の子供が欲しいですから。

■まきを
私は二番目になった。
まぁ、一番均等だと思った。

というより雛鶴が、今日ずっとうわの空というか、心ここにあらずというか…。
一度男と寝ると、ああなるのかしら?
まぁ、でも聞けないよね。同じ妻でもそういうこと。

そうして夕飯が終わって私の番が来た。
お風呂に入って、綺麗して、天元様の部屋に向かう。


「よう…」
「は、はい…」

「風呂はどうだった?」
「良かったです。とても」
「そうか…」
……
気まずい。
話が続かない。
駄目、こんなの続けられない。

「天元様、お願いします」

天元様はそう言うと、クスッと笑った。
天元様?何?

「すまん、まきをでもそう緊張するなんて意外でな」
酷いですよ
「悪い、可愛くてな。いじめたくなる」

天元様は私を抱き寄せて、接吻をした。
口と口を合わせ、求め合う。
男女の交わりだった。

舌と舌が離れる時、名残惜しい。

好きだ。この人が好きだ。
単純な女かなぁ…。でもいいこんな色男としているんだから、これぐらい単細胞でも悪くない。

すると天元様は胸に触れてきた。両手でしっかりと持ち上げて、揉んだ。
やっぱ気になりますか?
私は普通の婦人より、大きいからそら目に入ると思いますけど……。
男には無いものだから?まあそうですね。
私を抱きしめながら胸を愛撫されると、ふと下半身の圧力を感じる。
天元様…なんか……。
私が腰を浮かすと、大きく反り立った男性器が露出した。
!?

これが陰茎…。大きい。
これが入るんだ…。

うん……。
入れてください。

ん、んん。
んん!

あ…最初が痛かったけど、何か良い。
落ち着くというか、感じるというか…。良い。

動く…?はい……動いていい…!

そう言うと、天元様は私を抱きしめながら動いた。
私の体に天元様が刻まれる。

その感覚に私は高調する。
天元様の呼吸、汗、筋肉……それが私に来る…。

天元様がしばらく動くと、陰茎を外に出した。
そうして、外に精液を放出した。
熱い…。天元様、熱いです。

これが天元様の…。

天元様どうして?外に?

子供はまだいらない?……分かりました。でも、いつか作ってくれるんですよね。
その後、私達は抱き合いながら寝た。
私は翌日も天元様の部屋に行った、その後も優しく手ほどきをしてくれた。

■須磨
私が最後になりました。
でも、私だけ3日間です。ふふん、こういう我慢強さは末っ子が一番強いですから、質より量です。

しかし、私こっそり天元様の寝室の側に行ってしまったんです。
二人共、普段はしっかり者なのに…あんなにいやらしい声を出すなんて…。
 
私はドキドキして、興奮して、ワクワクして、寝られませんでした。

そうして3日間経ち、ようやく私の番です。

夕飯とお風呂を素早くこなし、天元様を待ちます。

……
早すぎましたね…。なんか、眠いです…。ぐぅ…。

んん…なんか……寒い。

えっ!?私、裸になっています!?

天元様が隣にいました!
しかも、私のおっぱいをちゅーちゅー吸っていました。

いつも冷静な天元様が!
赤ちゃんになっています!

気がついたか?気が付きますよ
何しているんですか?私の胸…

美味しそうだから?もう…止めてくださいよ。

天元様は私が寝てると、裸にして、胸を吸っていたんです。
もう、変態です。
「悪い、悪い」と言って、私に覆いかぶさりました。
そして、接吻していました。
口と口が合わさり、舌が、絡みます。

何かいいですね…。

「しかし、お前も悪いぞ。一年間も我慢していたのに、そんな格好で寝ているんなら襲われても仕方がないだろ」

なっ…。まあ、確かに、殿方の部屋に行く意味を知ってしますけど……。
もう、いいですよ。好きにしてください。
すると、もう一度私の胸を吸った。

ん…、
美味しいんですか?母乳も出ませんよ。
え…?変なの……。

天元様が普段は威厳のある男性なのに、こうしてみると、赤ちゃんみたいです。

私に甘えて、可愛らしいです。
すると、天元様は私のお股に触りました。

「あっ、そこは…」
「濡れているぞ」
恥ずかしいです。天元様はそう言うと、陰茎を取り出しました、
大きいです。男性がこうなるというのは知っていますが、ここまで膨張するんですね。

そうして、私の中へと入れました。
ピリッとした、刺激はありましたが、そこまで痛みはありません。
むしろ、気持ちいです。天元様…もっとください。

すると、天元様は私の体を貪りました。
可愛いですね、本当。

天元の動きが加速すると、高調してきました。
体の動きがわかります、限界が来るということ。


天元様は私から陰茎を取り出して、外に射精しました。

事故ではなく、決意のようなものを感じました。

「どうしたんですか?」
「ちょっとなぁ…」
濁されました。
まぁ、気持ちからいいです。

それから3日間私は天元様とイチャイチャしました。

とても嬉しいです。

宇髄「という訳で、そろそろするか、子作り」

雛鶴「……」
まきを「え?」
須磨「はい?」

宇髄「いや、鬼殺隊も辞めて暇だし子作りでもしようかと思ってな」
宇髄「お前らもそろそろ欲しいだろ」

雛鶴「きゅ、急ですね」

まきを「まぁ……まあ」
まきを「ほ、ほ、ほ、欲しいわ。赤ちゃん」

宇髄「それに俺も死にかけて分かった。やっぱり子供は作っておかないと、あとが不安だ」
宇髄「土地とか家とか色々……だから頼む」

雛鶴「ま、まあ…天元さまが言うなら」

まきを「そうね……」

須磨「お、お願いします」

宇髄「という訳で、そろそろするか、子作り」

雛鶴「……」
まきを「え?」
須磨「はい?」

宇髄「いや、鬼殺隊も辞めて暇だし子作りでもしようかと思ってな」
宇髄「お前らもそろそろ欲しいだろ」

雛鶴「きゅ、急ですね」

まきを「まぁ……まあ」
まきを「ほ、ほ、ほ、欲しいわ。赤ちゃん」

宇髄「それに俺も死にかけて分かった。やっぱり子供は作っておかないと、あとが不安だ」
宇髄「土地とか家とか色々……だから頼む」

雛鶴「ま、まあ…天元さまが言うなら」

まきを「そうね……」

須磨「お、お願いします」

■雛鶴
天元が鬼殺隊を辞めて、数ヶ月。怪我も完治して家に戻った。
子作りしたいと、言ってきました。

私は忍であり、女であり、天元様の嫁ですから、まあ当然と言えば当然なんですが、子供というとちょっと葛藤してしまいます。

子供が嫌いなわけではありませんが、やはり命を預かるということも重さを受け止めるには多少の時間は必要です。

それに私たちはそれだけではありません。天元様には私に他に二人の妻がいます。
二人とは仲は良いです。喧嘩もしますが、実の姉妹のような関係ですし、まあお互い好きな男性が一緒ですから似ているのもあります。

 夜伽も、正直天元様と他の女がしているところは嫌ですが、もう慣れたというか嫉妬もなくなりました。
一般的な女の争いみたいな物はありません。

でも、子供となると不安で仕方ありません。だって、女は子供一番大事。
自分の子供を愛してくれるか。他人の子供を愛せるか。不安でなりません。

■まきを

子作り…・
まぁ、そうよね。結婚して夫婦だもん。子供が作るのは当然よね。
でも、私達は少し……ううん、大分変わっている。

だって、相手が天元様だもん。
天元様は忍の頭領で、私達も政略結婚だった。私は女で忍び、求められてことは分かった。世継ぎを産むこと。それのみ教えられ、生きてきた。

でも天元様それを言うと悲しい顔をした。
「そんな人生よりもっと派手に生きろ」そう教えられ、その日から天元様の人生の楽しさを、人との関わり、誰かを助ける尊いことを知った。

 自分という存在があって誰かが喜ぶと分かり、初めて人生に色が付いた気がした。
それを教えてくれた天元さまに命令ではなく、心から子供が欲しいと思った。
でも、もう一つ懸念事項が有る。それが私の他に二人の妻がいることだ。本当なら恋敵として仲が悪くなるのだが、天元様さり気なくその不満点を発散してくれる。
そのおかげで、私達妻たちの仲は良好だ。喧嘩もするけど、姉妹喧嘩のようなものだ。

だから、他の嫁が産んでも変わらないと思う。天元様ならなんとかなる。
そう思う。

■須磨
子供…。
里や親戚の中では私は一番年下でした。でも、そんな離れた女の子が引っ越ししてきて、私と仲良くなりました。初めは年下の子にどう接していいか分からなかったんですが、甘えてくる彼女が大好きになりました。

私がお嫁に行く時は随分泣かれました。その子こともあり、私は子供が好きです。こんなにも可愛いのだから、自分の子供ならどれだけ可愛いのだろう、とふと考えます。

ですが、私は忍び。普通の家族というものは築くこともできないと、理解しました。何せ三人の嫁の一人という複雑な家庭。私はまともな感覚で過ごせるのか。三人を娶る夫とはどういう人か。ただただ不安でした。

でも、天元様はそんな不安を吹き飛ばしてくれました。私に笑いかけて、大切にしてくれます。不安だった4人の生活も楽しいです。他のお嫁さんの雛鶴さんやまきをさん、喧嘩もしますが、優しい人です。好きな殿方が同じだと相性も同じなのでしょうか?
だからそんなみんなの子供ができるなんてすごい、嬉しいことだと思います。

■天元
 嫁に取るということは、もちろんそういうことだ。産む道具として、考えて訳じゃない。
好きな女のガキが欲しい。そう思うのは当然だろう。
俺は乗り気じゃないが、三人の嫁ができちまった。最初は情けからだった。俺のような忍びに嫁いでくる女。どいつもこいつも目が虚ろで、人形のような女達だった。
こんな女達を不憫に思った。

だから、俺はなるべく話して、笑わせて、慰めて、愛した。忍ではなく、人間として生きて欲しいと思ったからだ。その内嫁たちに個性が出てきた。

雛鶴は一番しっかりしてる。女頭目になれる逸材だ。ただ、真面目すぎる部分がある。
まきをは感情豊かですぐ怒る。だが、それは俺への愛情と信頼の裏返しだ。
須磨は甘えん坊だが、一方それ以上に優しい性格をしている。

感情が出て、個性が生まれる。忍びとしては失格だが、俺の嫁としては百点だ。嫁になって惚れるというのもおかしな話だが、惚れてしまった。

だが、鬼滅隊という仕事ができて、その任は一先ず置いた。
その間、嫁達の欲求が溜まったら、手や口で満足させてやった。俺の忍術はそういうのもある。

さて、子を作る。作ると言っても、ぽんぽんできるわけじゃない。
それに色々考慮する必要がある。

一度に三人孕ましたら、だから家事や炊事をやる。
それに、いきなり三人なんて三つ子ができるようなもんだ。苦労も三倍だろう。
だから、ズラしたほうがいいよな。
しかし、あいつら納得できるかな?
この前も伽の日数調整で揉めたし…。

■雛鶴
天元様は鬼滅隊での仕事で大きな怪我で体に障害が残り、引退しました。
怪我をしたのは悲しいですが、私達三人支えると決意しました。

それから故郷に帰り、子供が欲しいと言われました。
不安や期待もありますが、それでも天元様の顔を見ていると大丈夫に思えます。
退職金も一杯貰えましたからな。

その夜、三人が天元様に呼ばれました。
天元様曰く、最初から三人作ると大変だと言ってくれました。
確かに、そうですね。つきっきりに、なってしまい、天元様のことも疎かになりそうです。


他の二人も、一度に三人というのは大変だということは納得してれました。

さて、じゃあ、誰が先に子供を作りますか?

……
いや、ここは関係ないでしょ。
私だって一番が良いですよ!

■まきを
天元様と子作り……ようやく夫婦として先に進めるみたい。嬉しいなぁ。

でも、私たちは考えなきゃいけないことが多い。
無計画にしたら、ぼんぼん子供ができて大変よね。

でも、赤ちゃんなんて神様頼みでどう妊娠するかなんて、分からないじゃない。
最初から決めても、上手くいかないことだってあるでしょ。

だから、三人で交代してしたらどう?
月の物が来たら、交代という感じで…。

それで、最初は私…。
え?
……
だって私は一番がいいの

■須磨
天元様と子作りですか…。
今でも気持ちいいですから、より気持ちいいんでしょうね。

でも、天元様は急いで作るということはしないと言いました。
確かに大変ですもんね。赤ちゃんだと

須磨さんの月ごと交代でするっていいと思いますけど、まさか一人は一ヶ月独占ですか?
そんなの許せないです!!

せめて、週一回はして貰いたいです。

それで最初は私が良いです。
……
……
えっ?駄目?

だって私は一番がいいですもん!!!

■須磨
天元様と子作りですか…。
今でも気持ちいいですから、より気持ちいいんでしょうね。

でも、天元様は急いで作るということはしないと言いました。
確かに大変ですもんね。赤ちゃんだと

須磨さんの月ごと交代でするっていいと思いますけど、まさか一人は一ヶ月独占ですか?
そんなの許せないです!!

せめて、週一回はして貰いたいです。

それで最初は私が良いです。
……
……
えっ?駄目?

だって私は一番がいいですもん!!!

■雛鶴
……。三日三晩揉めて、怒って、泣いて、仲直りしてようやくまとました。
こうなってしまった以上競争のような形になるのは仕方がありません。

最初の子を宿す。
しっかりと私が役目をはたさして頂きます。

「お願いします」
「お、おう」
少々、動じる我が旦那さま。

でも、どうでもいいです。他の二人には負けたくありません。

失礼します。
ん…んん…ちゅ、ちゅんん…。

天元様と口を合わせます。天元様の口が柔らかくて、暖かいです。そのまま抱きつくとがっちりとした身体。
私のような華奢な女の体では、フッと持ち上がる筋肉。
対極のような天元様の体。
自分にない物を求めるというのはやはり女の宿命なのでしょうか?

んちゅ…ちゅ、ちゅ。
そのまま、天元様の体を舐めます。
汗が何故美味しく感じました。
丁寧に舐めると、天元様の男性器が随分と膨張されていました。

固い…。
私はそれに触れて、自分の陰部へと挿入しました。
ん…んん…。
なんども挿入して、随分と広げてもらいました。そして、天元様の物が合うようになりました。

私が上の体勢から動き始めました。
天元様が上から突け上げてくれるおかげで、子宮の奥に温かさを感じました。刺激と愛情を表したような動きに私は快楽を覚え、声を出さずにはいられませんでした。

天元様は言いました。
「いつもはしっかり者だが、夜は積極的に乱れるな」

もう、天元様はいじめっ子です。ですから私が今日はいじめます。
私は、天元様の陰部を中で挟み、締め付けました。

「ん…」
天元様は私の膣の感覚を覚えたのか、さらに陰茎が膨張されました。私はそこから動いて、刺激を与えると、射精が起こりました。

あっ…あああっ!ああ!

びくびくと動く天元様の陰茎に私の中は敏感になり、欲が満たしてくれました。
放り出される白い液に、私の子宮が満杯となると、私たちは抱き合いました。まるで一生離してくれないように、強く。
私は溢れる猛き精液に受胎の感覚がしました。
「天元様……赤ちゃんが…来てくれたと思います……」
(天元様のお子…)

そう思い、お腹を撫でました。
その上から天元様が手を被せてくれました。

「孕んだか?」

「ふふ…まだ分かりません」

天元様は私に接吻をしてくれて、頭を撫でてくれました。

■まきを
……。
話し合い。…なんて物では全くなく、揉めた結果でこのような体制になった。

これも天元様が悪いわ。一気に三人も娶るからこういうことが起きるのよ

でも、それが天元様だもんね。愛する旦那様はこうでないと、面白くはない。

競争というのも少し、面白いものではあるし、楽しませてもらうわ

旦那さまの最初の子を宿す。
しっかりと私が役目を果たさせてもらうわよ。

私はそう宣言すると、天元様の顔近くに寄せた。
整った表情にうっとりしちゃう。もう。

ん…んん!んんちゅ!んちゅ!

口と口を合わせている。
舌が行き来する。唾液が混ざり合う。官能的な音が鳴り、私の体温を熱くさせた。
私は自然と服を脱ぎ、生まれたままの姿となった。

………。
見られている。別に恥ずかしくない。忍の訓練でこういう訓練もあった。

それに見られて困る体とは思ってない。むしろ、私の体に舐めるように見つめてくれる旦那様に惚れ直してしまう。
私は後ろを向いた。

「天元様……。後ろからしてみない?」

「後ろ?」
「こういう方が子を宿しやすいのよ」

ああ、そうか。といって私を抱きしめてくれた。
大きな腕と手は私をすっぽりと、覆ってくれた。
優しい……。ううん、温かい。
そう、思った。

「お願い…。」お尻を向けるのは初めてのこと。羞恥心はないけど、ドキドキはしてしまう。
私のお尻って、どうなんだろう…。
ん…。
すると、天元様はその大きな手で私のお尻に触ってきた。優しく撫でてきた。
遊郭の時の助平親父のような手ではなく、私を優しく感じさせてくれる。

あっ…!
女性器に触られる。秘部は随分と濡れており、よっぽど飢えているようだった。

「お願い」
「ああ…」
天元様はゆっくりと、私の女性器に挿入した。
ああ!ああっ!ああっああ!

天元様の陰棒が私の中へと侵食される。
じわじわと来る陰部の感覚に私は全身で興奮していた。
体温が熱い。何か来る。
「動くぞ」
天元様は奥まで行くと、そのまま動き始めた。
突く度に声が出る。でも、嫌じゃない。
熱湯は肌に触れるように、反応してしまう。私の中は火傷するように熱かった。
「て、天元様ぁ…」
「ん!!」
ビクビクと天元様の陰部が揺れる。
その瞬間に膣から液体が感じた。
精液だ。何度か味わった蜜液。子ができる神聖な体液。
それが私へと注ぎ込まれる。
種は私へと向かい、受胎へと導かれる。
「来たと思う……。感覚がいつもと違うから……」

その後、天元様は私を布団へと運び、撫でてくれた。私は天元様に抱きついてずっと天元様を感じていた。

■須磨
……。
大喧嘩しました。私は号泣して、まきをさんは怒って、雛鶴さんは呆れていました。そんな修羅場を天元様はまとめてくれました。
一人、一人、抱きしめて話し合いました。
いい案です。天元様はいい匂いがするので、みんな落ち着きました。

そうして、私たちは合意に至りました。

赤ちゃんは欲しいですし、なりより天元様と一緒にいたいです。

お願いします。
旦那さまの最初の子を宿させてください。

しっかりと私が役目を果たします

私はそう宣言すると、天元様を抱きついた。大きな体私がすっぽりと隠れます。
頼もしいです。本当に天元様は

私が上目遣いをすると、天元様は口づけをしてくれました。

ん…んん!
柔らかい唇です。
濡れていて、小さくて、いつまでも舐めたい。そんな気持ちが芽生えます。
ん…?
天元様?んっ!
天元様は私の胸を触ってきました。
あっ、いや、あっ、ああっ。
感じやすいのか、性感帯なのか、天元様に触られると声が出てしまいます。

天元様の長い指で、秘部を触ってきます。
指が私の奥底で感じ、淫らに撫でられます。そうすると、どくどくと蜜露が出てしまいます。

そのまま、天元様の陰茎が勃起していました。天元様のは大きく、最初は痛かったですが、今は慣れて気持いいです。

天元様は私を後ろから抱きしめて、後ろから挿れました。猫とか犬みたいで、恥ずかしいです。
でも、奥まで届いて気持ちいいです。
お腹の奥を動かされて…、気持いい…!

天元様が動き強めると、一瞬止まって痙攣しました。ビクビクと揺らして、精液が出ています。
なんだか、可愛いです。

ずっと、繋がっていたいです……天元様…。

■天元
……はぁ…
そりゃそうだなよな。避妊も正確じゃないのに、子供の年数なんてそう簡単に分けられてたまるか。

普通の夫婦だって悩むもん、俺達は三倍だもんなぁ。そりゃ

結局、まきをと雛鶴一番早く妊娠した。だが、須磨だけはできなかった。
まぁそう簡単にポンポンできるほど簡単じゃないだろう。
伊達に近所の安産祈願の神社が繁盛しない。

二人は嬉しいが、先を越された須磨が心配だ。
ちゃんと、慰めてやるか

■雛鶴
妊娠…。
子供ですね…。まぁ、毎晩床を共にすれば、自然とできますね。
天元様の赤ちゃん……不思議ですね。女というのは命を作ることができて、本当に凄いことです。

男の子でしょうか?女の子でしょうか?
天元様似でしょうか?私似でしょうか?楽しみですね。

まきをも妊娠したようです。うーん、やっぱり複雑ですね。
まきをは嫌いじゃないのですが、天元様の子供が私以外のもう一人いると思うと、競争のようにならないと限りませんし。

あーあ、後男の子方が後を継げるから、そっちの方がいいのでしょうか。
でも、女の子方が育てやすいと聞きますし…。

うーん、今から不安です。

■まきを
妊娠したわ。
そんなにすぐにできる訳ないと聞いていたけど、案外できるものね。
人によっては不妊で悩む人もいるけど、私は妊娠できてよかった。
天元様の精液が濃いのかしら。まあ、確かに濃いと思うけど。

子供かぁ…。
名前とかも考えなきゃダメよね。…

それと雛鶴も妊娠したのよね。
……やっぱり、どうなるんだろう。嫉妬したりするのかなぁ。
雛鶴は好きだけど、天元様と分け合うということもしている。でも、子供となるとちゃんと愛せるのかしら。

そうしたら、雛鶴は言ってくれた。
「私の子はあなたの子と同じだから」……ううん、私何を悩んでいたんだろう。
一緒に暮らしていた家族の子。可愛くない訳ないじゃない。
私の子も雛鶴の子と、言い返した。

互いに、絶対に守ってあげる。

■須磨
二人に赤ちゃんができました。
嬉しいですが、複雑です。だって私にはできなかったんですから。
……と思っていたんですが……そこまで落胆していません。
焦っていたんですね、二人に負けないと、産まないといけないと思ってしまいました。
でも、雛鶴さんが妊娠したと聞いて、一旦落ち着きました。不安になっちゃいました。
だから、一旦落ち着いてから子供を作る、ということでもいいと思います。
それに二人の赤ちゃんとても可愛いですし、自分の子供が出来た時の練習にもなります。

だから、今はこれでいいです。

一応、みんなが心配してくれたけど、大丈夫ですと言いました。強がりじゃないです。

天元様は特に慰めてくれました。

私は、やっぱりこの人の妻で良かったです。

■天元
……何年が経ったんだ?
今日は祝言をあげた日というのは理解できるけど、ここ数年忙しかったからなぁ…。
雛鶴とまきをが女二人産んで、それから二人の子供の世話と育児。泣いて、乳吸って、クソして、喋って、立って、歩いて……もう大変だった。
ようやく意志が出てきた。うん、やだの二択ができるようになって落ち着いた時に、須磨が妊娠した。
二人の嫁と二人の子供の世話をした。自分のガキでもないのに、よく面倒見てくれた。
一応、辛くないか聞いてみたが
「全然です。二人共、可愛いです」
嬉しいこと言ってくれる。
それで可愛がって孕んだ。まぁ、孕む、孕まないは本人の意志だからな。

むしろ、作戦かもな。こう甲斐甲斐しく世話をしたら、お返ししたくなるのが人間の性ってもんだ。特にこの二人なら義理堅いからな。まあ、天然でやっているだけかもしれない。
それなら、それで恐ろしい我が嫁だ。

それで、男が生まれた。長男で、待望の男子ってやつだ。
須磨によく似てる。美人になるだろう。
この子の姉貴達も興味津々に見てる。おもちゃくれるのか?優しいな
須磨の子を順番に面倒見ると、まきをと雛鶴もなんだか、思うことがあったらしい。
それで俺に相談された。もう一人欲しくなったと。
…ん?俺?俺か…。

まぁ…子がいるのはいいことさ。
……俺は何人も殺めてきた。弟を含めてな。
その罪滅ぼしというか……その分、作れたらいいと思う。

……すまん、そんな柄じゃないよな。俺はもっと派手にしないとな。
よし、分かった。何人でも作ろうぜ。
村ができるぐらいにな。

おわり

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