ー「愛梨ちゃんは天然だね」
ー大抵の人は、私をそうやっていう
ー天然……とは聞こえがいいが単に物事を考えるのが億劫なだけ
ー自由に生きて疲れたくないただそれだけだった
ー服だって適当に暑いってごまかすが、誰もいなければ裸でいるのが一番楽だった
ー見られたって困る相手なんかいないし……
ーただし……
ーそう
ーあの人に会うまでは
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十時愛梨誕生日SSです
書いていることはすべて独自の内容ですのでよろしくお願いします
ーレジスト
愛梨「あ、可愛いブラジャーだ」
愛梨「うん、サイズも合ってるし」
愛梨「後は……」
愛梨「おはようございます」バタン
愛梨「ふう、暑い暑い」バサッ
モバP(以下P)「こらこら、また脱ぐんじゃありません!」
愛梨「えぇ~だって暑いんですよぉ~」ヌギヌギ
P「あーっ!もう!……あ」
愛梨(ふふっ、新しいブラに気付いてくれたのかな?)
P「愛梨……その下着……」
愛梨「わかっちゃいました?昨日「値札が付きっぱなしだぞ」…………え?」
愛梨「きゃーっ!恥ずかしい!」ドタドタ
P「アイツの恥ずかしい基準って何だ?」
愛梨(うぅ……失敗しちゃったよぉ~)
愛梨(でも見せることには成功したし、大丈夫だよね)
ーメランコリー
愛梨「うぅ……」ムネカシク
文香「どうか……されましたか?」
雫「わかりました。ブラがズレたんですね」
愛梨「はい……今の季節、厚着なもんで簡単につけなおせなくて……」
かな子「じゃあ、少し後ろを向いてもらえますか?」
愛梨「はーい」クルッ
クイッ
かな子「わぁ、可愛いブラジャーですね」
愛梨「ありがとう。胸がおっきいとあまり可愛いのがなくて……」
雫「わかります。ホックも三つないといつ取れるか心配で」
愛梨「里美ちゃんや菜帆ちゃんはどうしてるんだろう?」
藍子「」
茜「大変です!藍子ちゃんが息をしてません!」
未央「衛生兵ーっ!」
文香「……前にプロデューサーさんの前で……その……」
愛梨「聞いたよ。服ごとズレちゃったんだよね」
文香「恥ずかしながら……でも、おかげで……」
雫「ユッコちゃんはいつも、プロデューサーさんがいないとこでサイキックするからなぁ……」
かな子「あははは……」
愛梨「あと昔はよく激しい運動をすると、ホックがはちけちゃいましたからね」
かな子「おかげでブラを何個ダメにしたか……」
雫「私なんて一ヶ月に二回サイズが変わりましたから……」
文香「わかります……」
千夜「」シンパイテイシ
ちとせ「千夜ちゃん?!」
凪「わかります。大きい身内を持つ小さな者としてよくわかります」
颯「なー!?」
凪「久川空間よりさらに差が激しい分、ショックもさらりと流せないぐらいに大きいのでしょうね」
颯「なーっ!!」
愛梨「はぁ、どうしてこんなにおっきいんだろう……」ハァ
雫「牛乳の摂り過ぎでしょうか……こればかりは仕方がありませんね」
文香「憂鬱になる時もありますね……」
かな子「私は……その……」
かな子(お腹とかも……)
愛海「い、嫌だなぁ清良さん……まだ何も…………(ズブッ)んほーっ!!」
清良「……通りすがりの元ナース拳伝承者ですよ」
ガチャ
P「おはよう」
愛梨(あ、プロデューサーさんだっ)
愛梨「おはy「わーい、プロデューサー!抱っこしてほしーでごぜーます!」
愛梨(今のは……)
仁奈「プロデューサー!今なら仁奈を抱っこしほーだいでごぜーます」
薫「ずるーい!薫もお願いしまー!」
雪美「P……私が先……」スリスリ
千枝「ち、千枝は最後でいいので……」ソワソワ
P「ははっ、楽しく話せたな」
愛梨「……」
愛梨(……プロデューサーさんは)
愛梨(小さい方が好きなんでしょうか……)
愛梨(……)
ズキッ
愛梨(あれっ)
愛梨(私……小さい子達に……)
愛梨(嫉妬してるの……?)
ーエンヴィー
愛梨(そんな……ことないよね?)
愛梨(だって、今まで他人なんか気にならなかったのに……)
愛梨(たかが、プロデューサーさんと小さいけど女の子が戯れていただけで)
ズキン
愛梨「あうっ!」
愛梨(やっぱり、気にしてる?)
愛梨(だとしたら)
愛梨(……いつから?)
愛梨(んー)
愛梨(落ち着くのよ、愛梨)
愛梨(まず、高校時代……)
愛梨(特にないかな?)
愛梨(大学へ入って……)
愛梨(スカウトされて……)
愛梨(アイドルになって……)
愛梨(シンデレラになれて……)
愛梨(プロデューサーさんにプレゼントをもらったり、あげたり……)
愛梨(バレンタインであげて……)
愛梨(その時に……)
………………
…………
……
愛梨『チョコレート、喜んでくれるかな?』トテトテ
ア、アノ……
愛梨『ん?』
愛梨(プロデューサーさんと……智絵里ちゃん?)
智絵里『あ、あの……プロデューサーさん。こ、これ……』
智絵里『チョ、チョ……』
智絵里『チョ……チョップです!』ベシッ
愛梨(なんでやねん!)
P『うん、智絵里からの愛は受け取ったよ。ありがとう』ニコッ
智絵里『はぅっ……あ、愛だなんて』(///)
愛梨『』ズキッ
…………
……
愛梨(あれ以来、他の子がプロデューサーさんに何かプレゼントを渡したりもらったり、デートしたとか撫でてもらったって聞く度……)
愛梨(私…………)
愛梨(……)
愛梨「よしっ!明日、またアップルパイを焼いてプロデューサーさんに食べてもらって、また撫でてもらおうっと!」
愛梨「とりあえず、林檎とシナモンとグラニュー糖にパイシート……」
愛梨「ううん、折角だからパイ生地も手作りしないとねっ!」
愛梨「がんばろっと」
愛梨「だって、アップルパイといえば、私こと十時愛梨の代名詞だもんねっ!」
ーグリード
あ、間違えた。
>>20のグリード(強欲)はプライド(傲慢)に変更願す
ー次の日
ー昼過ぎ
チーン
愛梨「よーし、アップルパイ完成っと!」
愛梨「久しぶりにパイ生地から作ったから時間がかかっちゃったけど、これならプロデューサーさんも喜んでくれるかな?」
愛梨「……ご飯に連れて行ってもらったり、デートのお誘いとかこないかなぁ」ポヤポヤ
愛梨「そ、そうじゃなくても、頭ぐらいは撫でてくれるよね?」
ーグリード
ー事務所
愛梨「プロデューサーさんはっと……」
ワイワイ
愛梨「?」
愛梨(プロデューサーさんと……?)
あかり「プロデューサーさん!うちで採れた山形りんごでアップルパイを作ってきたんご!」グイグイ
P「押し付けなくても食べてるって」
あきら「# ほっぺたにパイ」
P「パイ投げ被害者みたいな投稿は止めてくれ」
りあむ「どうしよう……いまのPサマを写真付きで呟いたら、まゆちゃんからお話があるって」ガクガクブルブル
P「あー」
愛梨「」
愛梨(……)
クルッ
タタタッ
ちとせ「あれっ、今のって初代様?」
千夜「おや?」
つ【焼きたてアップルパイ】
千夜「……」
ーラース
夕美「へぇ、早耶さんオススメのお店ってここなんだ」
カランカラン
夕美「こんにちは~」
愛梨「」ガツガツガツガツ
夕美「え?……愛梨…ちゃん?」
ーグラトニー
ー事情説明中
夕美「あー、それは運が悪かったね……」
愛梨「くすんくすん……もう私なんて、ただの脱ぎ癖があるただの露出狂しか取り柄がないんだ!」ガツガツガツガツ
夕美「とりあえず、食べるか泣くか怒るかどれかにした方がいいよ……」
愛梨「おいしいから大丈夫なんだよ」ガツガツガツガツ
夕美「かな子ちゃんへの熱い風評被害!」
愛梨「おいしいから大丈夫なんです!」シロップタラーリ
夕美「今度は里美ちゃんまで!」
愛梨「あ、里美ちゃんといえば」
夕美「何々?」
愛梨「今年はカナダ産のメープルシロップが生産量が少ないのに消費が二割上がってるので、高騰が予想されてますから大変ですよね」
夕美「全世界で生産量の七割を占めてるもんで、あっちでは戦略予備まで放出してるんだっけ?」←本当の話です
ーその頃
サクサク
あかり「うぅ……」
ちとせ「やっぱり、初代様のアップルパイはおいしいわね」
あかり「# 明らかに違う」
りあむ「パイ生地がさくさくだし、中の林檎がしっかりと甘さを取入れててるのにスパイスとマッチしてるから、嫌な甘さじゃないよね」
あかり「どーせ」
P「流石は愛梨だな」
千夜「お前……」
P「もちろん、あかりのもうまかったぞ」
あかり「んごっ!」
あきら「# 明らかにパイシートの味」
あかり「んごぉぉ……」
りあむ「あきらちゃん!」
P「ま、同じ物で勝負しようとしたタイミングが悪かっただけだよ」ナデナデ
あかり「うぅ~」
ースロウス
愛梨「はぁ~」
P「……」カタカタカタカタ
P(最近、愛梨の元気がない)
P(レッスンも身に入ってないというし、ちょっと変だな)
P(……強いて言えばあのアップルパイを作って来てくれた時からか)
P(そういえば……愛梨の味とはわかったが、直接もらったわけじゃなかったんだよなぁ)
P(よしっ)
P「おーい、愛梨」
愛梨「はい?」
P「うまいって評判のスイーツの店に行かないか?たしか、デレぽで夕美が早耶に……」
愛梨「それならもう行きました」
P「お、おう……」
P(どうしたんだろ……いつもなら喜んで来るというのに)
P(まさか、かな子みたいに食べ過ぎたというのか?)
かな子「へっくしゅん!」
杏「うわ、でっかいくしゃみ」
智絵里「風邪……かな?」
かな子「うぅ……そうかも。帰りに早耶さんが言ってたお店でケーキ買って帰ろうっと」
杏「そこでまっすぐに帰らないのがかな子ちゃんらしいよね」
智絵里「……だね」
愛梨(ふーんだ。プロデューサーさんはあかりちゃんのアップルパイでも食べて)
ズキン
愛梨(あ……)
愛梨(もう……やだ)
愛梨(プロデューサーさんが他の娘と何かしてると想像するだけで……)
愛梨(日菜子ちゃんとかまゆちゃんはどうやって妄想してるんだろう……)
愛梨(恐くないのかな……万が一、プロデューサーさんと………………てことに…って)
愛梨(……)
愛梨(こうなったら……一か八かで)
ーラスト
ー色欲
ー事務所
P「おっ、雪が降ってきたか」
ちひろ「それじゃあ、私はこれで」
P「あ、お疲れ様でした」
ちひろ「とりあえず、まゆちゃんの盗聴器は電源から抜いてありますので」
P「あ、はい」
P(いつのまに……)
芳乃(お気になさらずー)
こずえ(ふぁー……かんたんだったよぉー……)
P(恐いから頭の中に直接話し掛けないで!)
芳乃(これは失礼をー)
こずえ(ふぁー……おやすみぃー……)
P「……にしても寒くなったな」
ガチャ
P「ん?」
愛梨「今晩はー」
P「愛梨?!どうしたんだ、こんな時間に」
愛梨「えへへっ、来ちゃいました」
P「来ちゃいました……ってなぁ」
愛梨「じゃあ、脱ぎますね」イソイソ
P「すとーっぷ!!」
愛梨「え?だって、中は暖房が効いてますから暑くて……」
P「まったく、女の子が身体を冷やしちゃいけません」
P「ほら、俺のコートでよければ」
パサッ
愛梨「あ……えへへーっ」
P「まったく……じっとしていると底冷えするから、温ったまってなさい」
愛梨「んー、なら」
ヌギヌギ
P「ちょ!!人の話を「だからですよ」
P「え?」
愛梨「だから冷えないように……」
愛梨「Pさんと私が一つになればもっと温かくなりますよ」
愛梨「そう……雪景色も気にならないぐらい、私を見ていただければ……」
愛梨「そう、誰にも取られないように十時愛梨でいっぱいにしちゃいます……」
愛梨「だから……これから先、Pさんの心と身体の両方を温っためるのは……」
チュッ
愛梨「私の……絶対特権にしちゃいますよ……」
愛梨「大好きです……Pさん」
……っ、 く……!
んっ! ひゃ、ぅ……
私……はじ、めて……だから
あっ……! Pさん、待って、待っ……!
ひゃうっ! ダメですっ、Pさ、
あっ……んんっ……!
っ、はげし……んっ! だめっ、待って、だめ、待っ…………っ!! …………ぁぁ……あぁっ!
愛梨「えへへっ、いっぱいドキドキしてます……」
愛梨「ほらっ、聞こえますか?私の鼓動が……」ムニッ
愛梨「ふふっ、愛梨とくせいアップルパイ(意味深)ですよ」
愛梨「これ以外、食べられない身体にしちゃいますねっ」
愛梨「覚悟してください!」
愛梨「あと……」
愛梨「私の誕生日はまた一緒に温まりましょうね」
愛梨「約束ですよっ」
おしまい
……完成まで遅れて申し訳ございません
昨日、完成させるつもりが、桃華と舞が来たので……(現在、20k…まだお迎えできてません。肇は無料10連で来たのになぁ)
すまんかったです
では、ありがとうございました
追伸
元ネタは某クラリス本を参考にしました
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