―近頃めっきり寒くなった朝
―当人にとっては生まれた日の朝
―一緒に寝ていたはずの温もりが消え、ふと目が覚める
桃子「んんっ……」
桃子「えっと……」
―見慣れぬ天井。自分の家でないと気がつき
桃子「あ……そっか……」
桃子「あの後……寝ちゃったんだ……」
ゴソゴソ
桃子「っ!」
桃子「痛たたた……」
―股に感じる痛み……それは
桃子「昨日頑張り過ぎたからなぁ……」
桃子「お兄ちゃんと一緒に……」
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―そう考えていると台所から声がする
ミリP(以下P)「おーい、桃子。起きたんなら朝食運ぶのを手伝ってくれないか?」
桃子「えー。桃子、今日誕生日なんだよ」
P「その誕生日様のための特別メニューだからな」
桃子「はーい」
―一見、しぶしぶ言うことを聞いているようだが、足取りを見るかぎりそうとう喜んでいるようだ
P「そういえば、身体は大丈夫か?」
桃子「身体?……うん。結構あちこち痛いよ。特にお股が……」
P「昨日激しかったからなぁ」
桃子「もぉーっ!桃子、痛いから止めてって言ったんだよ!」
P「でも、最後の方……よかっただろ?」
桃子「うぅ……///」
P「とりあえずご飯にするか」
桃子「もぅ……」
桃子「今日、また一つレディになったんだから、それなりに扱ってよ」
P「……」
P「これは失礼しました、レディ。お手を」
桃子「……」
桃子「何それ……ふふっ、似合わないよ」
P「ははっ、楽しく会話できたな」
P「とりあえず冷めないうちに」
桃子「うんっ!」
桃子「大好きだよ……お兄ちゃん」ボソッ
P「ところで、何で股のとこが痛くなるんだ?」
桃子「ーっ!!」ゲシゲシ
P「痛い痛い!」
おしまい
ちなみに福山舞ちゃんの一輪車を真似てみて、お股が痛くなるぐらい練習した桃子ちゃんでした
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