チノ「みなさんでココアさんを徹底的に無視しましょう!!!!」 (10)

リゼ「おいおい…また喧嘩か? 」

シャロ「チノちゃん…」

チヤ「チノちゃん無視はだめよ~、一番傷つく行為ですもの」

チノ「それがいいんじゃないですか!どんな反応するのか気になりませんか?常に笑顔なココアさんが私達に無視されて曇る表情を!」

リゼ「…………すこし……見、見てみたい…」

シャロ「……あ…バイトの時間…先輩、私は帰りますね…」

リゼ「え、お、おい!」

チヤ「シャロちゃん…?」

チノ「大変ですねーシャロさん、バイトばっかで…っとそんなことより、いいですか?ふたりとも、ココアさんを無視するんです!期限は3日です、協力お願いしますね」

チヤ「私とリゼちゃんも無視する必要あるのかしら?」

チノ「みんなで無視したほうが効果的なんです!」

リゼチヤ「…………」


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ココア「マヤちゃんとメグちゃんとお出かけ楽しかったなー♪」

ココア「チノちゃん寂しがってるかな?早く帰らないとね」



ココア「たっだいまー!ってあれ!?ふたりとも遊びに来てたんだ!」

リゼ「っ!…」

チヤ「あぅ…えーっと……」

チノ「それじゃあみなさん、よろしくおねがいしますね、それではさようなら」

リゼ「お、おう、またなチノ」
チヤ「……」

ココア「え?みんなもう帰るの!?あ、そっかこんな時間だもんね!リゼちゃん、チヤちゃん、またね!」

リゼ「……」チヤ「………っ…」
バタンッ…

ココア「…?みんななんか元気なかったかな…ま、いっか チノちゃんお腹減っちゃったー!今日の夕御飯何かな?」

チノ「…さてと………」タッタッ…

ココア「ち、チノちゃん?今日の夕御飯………いっちゃった………」

ココア「鍋にもなんにもない…何も作ってないの…?」

コンコン…

ココア「チノちゃーん!何やってるのー?」

コンコンコンコン…

……

ココア「入るよー?」

バンッ!!

ココア「ひぅっ!!………えっ………」

ココア(チノちゃん…お、怒ってる?)

ココア「ち、チノ…ちゃん?………あ、、、も、もしかして…今日私が作る日だっけ…!?ご、ごめんね!私忘れてた!…急いで作るから!」ダッダッ…



ココア(うぅ…チノちゃん怒ってたよね絶対…あんな怒ってるチノちゃん始めてみた…………ん…?ていうか私が作る日だっけ?………やっぱ違うよね…?じゃあ…なんで怒ってたんだろ…)

ココア「だめだ…わからないよ…」

20分後

ココア「チノちゃーん!夕御飯できたよー!」

ココア(返事がないよ…)

ココア「チノちゃーん?………」

ココア「チノちゃーん?ご飯冷めちゃうよー………チノちゃーん………もう……」

ココア「もういいです、お姉ちゃんは知りませんからね!」プンプンッ

シーン…

ココア「…はぁ……」

ココア(その後、一人で夕御飯を食べたけど結局チノちゃんはずっと降りてこなかった……冷蔵庫に入れておこう…お腹が減ったら勝手に食べるよね)



チノ「お腹減った……でもここで食べたら無視にならないですよね…」

次の日

ココア「はっ!?やばっ!?寝坊しちゃったよ!チノちゃん起こしてくれなかったの!?」

ココア「チノちゃん!おこしてよー!…っていない…!?」

ココア「そんな、先に行っちゃったの!?」

ココア「………朝ごはんは抜きしないと…」

…学校

スマホチノ「いいですねチヤさん?学校でも無視してくださいね!」

チヤ(………なんでこんなことに……ごめんねココアちゃん)

先生「ココアさん!遅刻ですよ!」

ココア「は、はい、すみません…」

ココア(うぅ…お腹すいた……)

チヤ「………」

ココア「チヤちゃんおはよー…えへへ遅刻しちゃった」

チヤ「………」

ココア「?……チヤちゃん?」

先生「こら!いつまでおしゃべりしているの!」

ココア「はぅ…す、すみません!」

ココア「休む時間だ!チヤちゃん一緒にトイレにいこー」

チヤ「………」

ココア「あ、あれ?チヤちゃん?おーい」

チヤ「」ガタッ… タッタッタッ…

ココア「え?ちょっと………行っちゃった…………」

ココア(………チノちゃん…チヤちゃん……私なにかしちゃったのかな……私…なんで避けられるんだろう…)

チヤ「………」

ココア「あ…お、おかえりーどこいってたの?」

チヤ「……………」

ココア「あ…あはは………」

帰宅時間

チヤ「うん…うん…あはは…」
クラスメイト「そうそう…でね…」

ココア「………………帰ろう…」

帰り道…

ココア(………………)うるうる………

ココア「ぁ……リゼちゃん…?」

リゼ(げっ!ココア…危うく話しかけるところだった……チノに無視しろと言われてるんだった…)

ココア「リゼちゃん……?」

リゼ(どうしよう…ココア困ってるぞ………くっ…!私にはどうすることもできない!)ダッ!!

ココア(あっ…………行っちゃった…………はぁ……)

ココア(私みんなになにかしちゃったのかな…………嫌われたのかな……もうみんなとお話できないのかな……)ポロポロ…

ココア(ううん…こんなんじゃだめだよね…今日はラピッドハウスのお仕事あるし早く帰らないとね………)

ココア(それにみんなにちゃんと謝らないと……私がなにかしちゃったんだから)

ココア(よし…)

ココア「た、ただいまー!遅くなってごめんねチノちゃん!今荷物おいてくるから!」

チノ「えー、ほんとですかー?」

マヤ「うん!それでね」

メグ「あはは!」

ココア(えっ、マヤちゃんとメグちゃん…)

ココア「マヤちゃんメグちゃん来てたんだね!………………」

マヤ&メグ&ちの「…………」

ココア(う………)

ココア「ね、ねえ…?チノちゃん…今日仕事のひじゃなかった?………」

チノ「なんだか喉乾きました」

ココア「えっ?あ、じゃあ私コーヒー入れるよ!」タッタッ…

チノ「………」



ココア「はい!チノちゃん、こーひー淹れt キャッ!?

ドンッ! ガシャンバリーン…

チノ「マヤさんメグさん早くアマウサアンに行きましょう」

マヤ「待ってよー!」
メグ「チノちゃーん」


シーン………

ココア「…………」

ココア「うぅ………」ポロポロ…

ココア「片付け…ないと………」グスッ…

ココア「………どうして…どうしてこうなっちゃったんだろ………グスッ…………」

ココア「痛っ…指…切っちゃった………」

ココア(私…もう…このままみんなと会話できないのかな………グスッ…)

カランカラーン…

ココア(っ!?だ、だれ?………closeにしてるはずなのに……)

??「おーい?ココアー?おっかしいわね…たしか今日は……誰もいないのかしら?」

ココア(え…!?シャロちゃん……)

ココア「シャロちゃん!」

シャロ「わっ!?いるんじゃない!びっくりした~!」

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