圭一「圭魅…?」 (10)
※キャラ崩壊注意
魅音「皆ちゅうもーく!!」
圭一「朝っぱらから学校に集めやがって!部活だな!?」
魅音「そのとぉーり!!」
魅音「今日の部活は……!!」
魅音「流しそうめんだぁぁぁあ!!!」
圭一「うぉぉぉぉおおおおお!!!!」
圭一「…って、とりあえず叫んだものの」
圭一「流しそうめんでどう戦うんだよ?」
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魅音「へっへーん!ルールは簡単!」
魅音「まず、圭ちゃんが竹を用意します」
圭一「ほうほう?」
魅音「そんで、圭ちゃんが竹を割って、流しそうめん装置を作ります」
圭一「…ん?」
魅音「そして、そうめんを茹でて」
魅音「圭ちゃんが流します」
魅音「皆で美味しくたくさん食べた人の勝ちです」
圭一「何かアホルールだな……」
魅音「あるぇ~?もしかして、圭ちゃんできないの~?」
魅音「都会っ子だもんね~?ん~?」
圭一「…ぐ、ぐっぉおおおおおお!!」
圭一「やってやるぜぇぇぇぇ!!!!」
魅音「それでこそ圭ちゃん!力仕事は任せたよ~」
圭一「ちっくしょおおおおぉぉ………」
魅音「というわけで、圭ちゃん」
魅音「学校の裏に、竹が生い茂っちゃっててさー」
魅音「刈るの手伝ってよー」
圭一「…そっちが本命か」
魅音「たはは…。まぁ、お手伝いも兼ねて毎年こんな感じで遊ばせてもらってるんだ」
圭一「毎年流しそうめんかよ!?流石田舎…」
魅音「も~。そんなわけないでしょー」
魅音「今年は偶々。圭ちゃんがいるから、レクにもなるかなーって。」
魅音「それに、2、3本刈ったところで済まない量なんだから」
圭一「そりゃそうか。装置自体は、数本で済むだろうしな」
魅音「流しそうめんって言ったけど、実際は竹で遊ぶのがメインだね」
圭一「そもそも、1日で終わらんよな」
魅音「まぁね~」
魅音「結構色々遊んで処分できるからね。水鉄砲作ったり、短冊吊るしたり、ご飯炊くなんてのもありだねー」
圭一「なら、他にも文字通り『爆竹』にしたりとかか?」
圭一「なんつってな!!ははは!!」
魅音「毎年何故か沙都子は持って帰るんだよねー」
圭一「よりによって言うことがそれかよ!?」
魅音「タケノコは梨花ちゃんが持って帰るんだけどねー」
魅音「沙都子は竹が良いっていうんだよねー」
圭一「も、もういい。聞かなかったことにしよう…」
魅音「知らぬが仏。知らないと仏になるんだよ、圭ちゃん?」
圭一「知らぬが仏はそう言う意味じゃない」
圭一「と言うか、刈るだけならレナが適任なんじゃないのか?」
魅音「もちろん。レナは毎年すごいんだから!」
圭一「竹すらかわいいとか、流石レナだぜ」
レナ「はぅ~。あいたたー。レナ、腰があいたたたーだよー」
レナ「レナ、鉈振れないよー。あいたたー。」
圭一「…」
レナ「レナはムリだなー。はぅー」
圭一「…」
レナ「というわけで、圭一くんと魅ぃちゃんで頑張って☆」
圭一「お、おう…」
魅音「れ、レナ!?こ、腰がって…大丈夫なの!?」
レナ「えぇ!?」
圭一「レナが驚いてどうするんだよ」
魅音「きゅ、救急…」
レナ「だ、大丈夫!ほら!もう元気!!はぅ!はぅ!」
魅音「よ、良かった~」
圭一「魅音の目、節穴すぎやしないか?」
レナ「元気!はぅ!はぅ!は…」グキッ
レナ「は、ぅ…」ドサッ
圭一「れ、レナぁぁぁぁぁああ!!!!!」
レナ「前原、圭一ッ……!」ガクッ
圭一「なんでだよぉぉ!!?!俺関係ないだろ!!?」
圭一「無駄な犠牲だった…」
圭一「沙都子が保健室でレナを見ててくれるらしい」
圭一「梨花ちゃんはちょうちょ追いかけてどっかにいった」
魅音「うぅ…レナ…。どうして…」
圭一「どうしてだろうな…」
圭一「と言うか話が進まねぇ…」
圭一「なるべく竹刈って、学校の裏に積んで、今日はおしまいにしようぜ?な?」
魅音「うん…」
―――
――
―
梨花「あ、ちょうちょなのですよー」
梨花「待ってくださいなのです~」
エウア「あんまり走ると転ぶぞえ」
梨花「あいたぁーーなのです」ズサァ-
エウア「ほれ、言わんことのない。…手を貸してやろうぞ」
梨花「ありがとうなのですー」
エウア「なに、気にするでない」
エウア「ではまたの」
梨花「なんか羽入にしては何かでかかったのですー」
梨花「あ、ちょうちょさん待って~」
―――
――
―
沙都子「はぁ…レナさんにしては、おマヌケでしたわね」
レナ「はぅ…ありがとね。沙都子ちゃん」
沙都子「いえいえ、構いませんのことよ」
レナ「どうしても圭魅が見たくて…」
沙都子「あら、私は圭レナも興奮しましてよ」
レナ「レナもだよー。別に圭レナが嫌いってことじゃないよぉ」
エウア「ほう。では何ゆえ?」
レナ「いざ自分が当事者になると何か違うっていうか…」
沙都子「何目線なんですのその発言…」
エウア「繰り返しはメタ的な認識を授けるのであるな」
沙都子「劇中劇、中の劇…訳がわかりませんわ」
エウア「すべてそなたのせいであるぞえ」
今回はここまで。無計画発進。繰り返しすぎて全員ポンコツのカケラです。
無事、流しそうめんができるのか?
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