【モバマス安価】P「暇つぶしに嘘でもつくか」 (651)

・モバマス安価SSです
・過去作の通り取り扱うネタはオールジャンル、常識から外れた作風です
・苦手な方は逃げてください危険が危ない注意です
・あまり詳しくないアイドルが指定された場合は、そのキャラとPに失礼に当たるので、無理をして書かず再安価にする可能性があります
・過度なエロやグロは再安価にする可能性があります
・以上、お手柔らかによろしくお願いします

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1613655920

~事務所~

P「....珍しく暇だな」

P「....」

P「暇つぶしに、適当な嘘でもついて遊ぼう」

P「よし、そうしよう」

P「相手は....」

P「通りかかったやつにしよう」

スタスタ

P「お、ドンピシャなタイミングで誰か来たな」

誰が来た? >>3

アーニャ

アナスタシア「♪~」スタスタ

P「....アーニャか」

P「純朴な少女に嘘をつくのは気が引けるが....」

P「その背徳感がたまらんな」ニッコリ

嘘の内容 >>5

新田美波のウワサ18
パパ活をしているらしい

P「アーニャ」

アナスタシア「?」

アナスタシア「なんですか、プロデューサー?」

P「これはウワサなんだが....」

P「美波がパパ活をしてるらしい....」コソコソ

アナスタシア「!?」

アナスタシア「パパカツ!!!」

アナスタシア「ってなんのことですか?」

P「知らないか....」

P「ええとな、パパ活って言うのは」

美波「2人で何のお話ですか?」

P「げっ!?」

アナスタシア「ンミナミィ!」

P「や、これはだな」

アナスタシア「美波、パパ活?をしているって本当ですか?」ニコニコ

美波「パパ活....?」

P「」

P「(終わった)」

美波「....」

美波「....アーニャちゃん、どうしてそれを」ジッ

P「!?!?!?!?」

P「お前マジか!?」

美波「....」

美波「....すみませんプロデューサーさん」

美波「あまり口外することではないので、伝えていませんでした....」

P「あまりってか絶対口外しちゃダメだからな!?」

P「てかアイドル的にはやるのもNGだから!」

美波「でも、私に出来るのはこんなことくらいで....」

美波「....」ションボリ

アナスタシア「ンミナミィ!」

P「えぇ....?」

美波「私がパパ括を始めたのは、数か月前のことです....」

アナスタシア「ンミナミィ....」

美波「ある朝、パパの布団が汚れていました」

美波「トイレまで我慢できなかったみたいで....」

美波「ほんの少し、直径1センチほどの小さな茶色い染み....」

美波「そう、便漏れです」

P「」

アナスタシア「ベンモレ?」

美波「便を漏らしてしまうことよ、アーニャちゃん」

アナスタシア「なるほど、それがベンモレ、ですね」

P「教えんでいい教えんで」

美波「すぐに肛門科に行って診断を受けたところ」

美波「パパは」

美波「肛門括約筋不全でした....」

アナスタシア「それは何ですか?」

美波「お尻の穴はっていうのはね」

美波「『肛門』って器官が全てを握っているの」

アナスタシア「コウモン....」

美波「肛門は2つの筋肉、内肛門括約筋と外肛門括約筋でできていて」

美波「その2つが緩んだり締まったりすることで、私たちは便を出し入れできている」

P「出し入れはしないぞ」

アナスタシア「アーニャ、知りませんでした」

アナスタシア「美波もうんち、するんですね」ニコ

美波「うん、人間だもの」ニコッ

P「....」

美波「内肛門括約筋不全は気づかないうちの便漏れ、外肛門括約筋不全は便を我慢できないのが症状だから」

美波「パパは外肛門の方だった....」

P「何の話....?」

美波「外肛門括約筋不全の治療法は」

美波「それを意識的に動かして、締める練習をしながら鍛えること....」

美波「そこからパパの肛門括約筋トレ」

美波「通称『パパ括』の日々が始まりました....」

P「健全な方のパパ活が存在していた....だと....?」

P「健全とは....」

アナスタシア「パパカツ、苦しそうです....」ションボリ

アナスタシア「パパカツは、どういうことをするんですか?」

P「掘り下げなくていいから....」

アナスタシア「今後、どこかで必要になるかもしれません!」

P「絶対にないとは言い切れない....」

美波「....そうね、今後誰の括約筋トレに付き合うかもわからないし」

美波「パパ括のメニューを教えてあげる!」

アナスタシア「ンミナミィ!」

P「俺は別に聞かなくていいんだが」

パパ括メニュー >>15

高温の椅子に座る

美波「私とパパがやっているメニューは」

美波「肛門、じゃなかった高温の椅子に座ることなの」

P「高温の椅子に座る?」

アナスタシア「それが、トレーニングになるんですか?」

美波「私とパパはそう思ってる」

P「どういう効果を見込んでるんだ?」

P「何の根拠もないわけじゃないだろ?」

美波「....」

美波「....パパの外肛門括約筋に必要なことは、意識してそこを動かすことです」

美波「でもその前に、外肛門括約筋を意識することから始めなければいけませんでした....」

美波「だから、開脚で肛門が外気に触れるようにして」

美波「直接、高温に熱した椅子につけてあげれば」

美波「嫌でも意識できる!」

美波「というトレーニングです!」

P「怖....」

P「ちなみにその椅子、高温って言ってるけど何度くらいに熱してるんだ?」

椅子の温度(コンマ2桁) >>19

はい

美波「105℃です!」

P「死ぬぅ!?」

アナスタシア「とっても、温かそうです」

P「そんな生半可なレベルじゃないから....」

美波「ハッ!?」

美波「いけないっ!もうすぐパパ括の時間なので帰ります!」

美波「パパが開脚して待っているので!」ダッ

アナスタシア「ンミナミイ!」

アナスタシア「私も、手伝いたいです!」

美波「えっ....?」

アナスタシア「美波、学校も行って、アイドルもして」

アナスタシア「それでパパカツなんて、大変です....」

アナスタシア「だから私も、美波を助けたい....」

美波「アーニャちゃん....」

美波「でも、他人の父親の肛門を見せるなんて....」

美波「そんな酷いこと、できないよ....」

アナスタシア「....他人じゃありません」

美波「アーニャちゃん....?」

アナスタシア「美波のパパは、私のパパです!」

アナスタシア「パパのコウモンは、私のコウモンです!!!」

美波「ア、アーニャちゃん....」ウルッ

アナスタシア「....さあ、パパが待ってます」

美波「....うん」ギュッ

P「????????????」

本日はここまでになります
1作書き終えたので、また安価スレをしに戻ってきました
こんな風に楽しく愉快に、気が済むまでやっていくのでお付き合いしていただけると幸いです
明日の夜に再開します

P「とんでもねえ奴だったな、美波は....」

P「本人からして見ればこれっぽっちの悪意もないから尚更やべえ」

スタスタ

P「誰かな....?」ニンマリ

誰が来た? >>29

拓海

拓海「....」スタスタ

P「拓海、おはよう」

拓海「おう、プロデューサー」

嘘の内容 >>32

巴が敵の組に襲われて助け求めてた

P「落ち着いて聞いてくれ....」

拓海「あ?」

P「さっき巴が、敵対する組の人間に襲われて助けを求めてたんだ....!」

拓海「....それ、本当か?」

P「....ああ」

P「(嘘ですすみません)」

拓海「....チッ」チッ

拓海「そりゃあいつん家はそうかもしれねえけどよ....」

拓海「巴はカタギだろうが....!」ブルブル

P「そうだよな(適当)」

拓海「許せねえ....」

拓海「巴はどこ行った?」

拓海「詳しい話を聞かねえと!」

P「え?巴の居場所?えーと....」

場所名 >>35

バチカン

P「あいつは今、バチカン市国に飛んだ....!」

拓海「バチカン!?それどこだよ!」

P「ヨーロッパの小国だ....」

拓海「んでそんなとこに行くんだよ!」

P「襲われたんだぞ!?」

P「そのままこの辺にいたら、さらに攻撃を受けるかもしれないだろ!」

拓海「そういうことかよ....」

拓海「....」

拓海「電話で聞くしかねえな」

P「」

P「(ヤバい、聞かれたらバレる)」

P「そそそそれはちょっと

拓海「....」ピッ

P「あっ」

プルルルルルル

P「(頼む....出ないでくれ....!)」

巴は出る or 出ない >>38

出た~

巴『拓海、どうした?』

拓海「巴、大丈夫か!?」

P「(アカン)」

巴『なんじゃ、何かあったんか?』

拓海「何ってお前....」

拓海「敵の組に襲われたって聞いたぞ!?」

P「」チーン

巴『....』

嘘がバレる or バレない >>40

ばれない

巴『....』

巴『....誰から聞いた』

拓海「プロデューサーだよプロデューサー!」

拓海「あいつが心配しててよ!」

巴『....そうか、プロデューサーも知っとったんか』

拓海「?」

巴『....わかった、今から指定する場所に2人で来てくれ』

拓海「おう?わかった!」

ガチャリ

P「」ブクブク

拓海「おい!何寝てんだよ!」

P「ヒッ、痛いことしないで....」ビクビク

拓海「いきなりんなことするわけねえだろ!」

拓海「巴が呼んでんだよ!行くぞ!」

P「巴が....?」

P「(バレてないのか....?)」

P「(いや、お仕置きのために呼ばれてるだけかもしれん....)」

拓海「早くしろよ!」

P「はいぃ....」

場所名 >>44

村上お好み焼き店

~村上お好み焼き店~

拓海「ここか....」

P「『村上お好み焼き店....?』」

拓海「おい、どういうことだ?」

拓海「あいつは今バチカン?にいるって言ってただろ」

P「すまん、バチカンは俺の聞き間違いで」

P「本当はバカチンだったかもしれん」

拓海「あぁ!?字面は似てても音は全く似てねえだろ!!」

P「ささ、巴も待ってることだし早く入ろう!」ススッ

拓海「ったく....」

ガラガラ

的屋然とした店員A「らっしゃあ~~いあせぇ!」

的屋然とした店員B「らっしゃあ~~いあせぇ!」

的屋然とした店員C「らっしゃあ~~いあせぇ!」

P「(怖っ....)」

P「(客商売なのに、これじゃ初っ端で引いちゃうだろ....)」

拓海「巴に呼ばれて来たんだけどよ」

的屋然とした店員A「....」

的屋然とした店員A「お待ちしていました、奥の座敷へどうぞ」ペコ

拓海「おう」

P「(その豹変っぷりも怖いよ)」

~座敷~

ファサッ

巴「....」

拓海「よう、来たぜ」

P「お疲れ」

巴「....よー来てくれたのう」

巴「わざわざすまん」ペコ

拓海「いいんだよそんなの!」

P「そうそう、困ってる時はお互いさまってな!」

P「(何に困ってるのかは知らないが)」

拓海「で、何があったんだ」

拓海「敵の組に襲われたって....」

巴「....」

拓海「見た感じは元気そうに見えるぞ?」

巴「....持ってきてくれ」

的屋然とした店員A「....はい」

スタスタ

P「?」

拓海「なんだってんだよ....」

巴「....うちが襲われたのは、昨日の給食の時じゃった」

P「!?」

拓海「給食!?」

拓海「わざわざお前の学校にまで乗り込んできたのかよ!?」

拓海「許せねえ....!」

巴「....うちも油断しとった」

巴「まさか、あのクミが」

巴「給食の中から襲ってくるとは....」

拓海「な、中!?」

拓海「てことはなんだ?給食のあのでっけえ桶の中に入ってたのか!?」

巴「給食なんだからそりゃそうじゃろ」

拓海「すげーちっちぇえやつなんだな....」

的屋然とした店員A「お持ちしました....」スッ

巴「....これがうちを襲った苦味じゃ」

巴を襲った苦味食材 >>50

ゴーヤ

【ゴーヤ】

拓海「....?」

P「....?」

巴「....」

巴「....どうじゃ」

拓海「どうじゃ....?」

拓海「....」

拓海「....立派なゴーヤだな」

巴「....おう」

巴「こいつの苦味がのう、うちはどうしてもダメなんじゃ....」ションボリ

P「クミ....?」

拓海「おい巴、さっきから何言ってんだ?」

拓海「アタシはお前が敵の組に襲われたって聞いたぞ?」

巴「苦味?ゴーヤは持ってるじゃろ、苦味を」

P「拓海!巴の言ってるのは組織のクミじゃなくて」

P「苦味の方のクミだ!」

拓海「はあ!?」

拓海「なんでそんな紛らわしい言い方すんだよ!」

拓海「クミ、じゃなくてニガミって言やいいだろ!」

拓海「てか巴がクミって言ったら100%組織の方のクミだと思うわ!」

P「....拓海」

拓海「んだよ!」

P「偏見はよくない」

拓海「....すまねえ」

巴「何の話をしとるんじゃ?」

P「いや、こっちの話」

拓海「で、アタシたちを呼んだってことは」

P「このゴーヤに関することなんだよな?」

巴「....そうじゃ」

巴「力を貸してくれんか」ペコ

P「頭を上げてくれ、巴」

P「俺たちは何をすればいい?」

拓海「巴の頼みだ、アタシたちが助けてやるよ!」

巴「ありがとうな....」

巴はゴーヤをどうして欲しい? >>56

食べられなかったらメイド服を着せるようにしてほしい

巴「うちはこの苦味を倒したい....」

巴「だから、こいつを食えるようにしてほしいんじゃ....!」

P「ゴーヤを食べられるようにする、か....」

巴「ああ」

巴「当然うちも口だけにならんように、退路を断つ....」

拓海「退路を?」

巴「ゴーヤを食えんようにならんかったら....」

巴「うちと拓海はメイド服を着てその写真を事務所のSNSに上げる!」

拓海「!?」

拓海「待て巴!お前が着るのは100歩譲ってわかる!」

拓海「いやなんでメイド服なのかはわかんねえけどよ!」

拓海「なんでアタシまで巻き込まれるんだよ!?」

巴「....背負うものが多いほど」

巴「うちは強くなれる....!」

拓海「んなのお前の勝手だろ!?」

巴「助けてくれるってのは、嘘だったんか....?」ションボリ

拓海「っ!」

P「拓海、嘘はよくないぞ」

拓海「....ったよ」

巴「決まりじゃな」ニカッ

拓海「仕事でも嫌なのになんでプライベートで....」ゲンナリ

P「(俺は得しかなくない?)」

巴「そうじゃ!」

巴「プロデューサーも背負われてくれんか....?」

P「俺もかい」

P「....その方が巴も頑張れるか?」

巴「おう!」

P「わかった、拓海も頑張るしいいよ」

巴「じゃあここの鉄板の上で焼き土下座な」

P「!?!?!?!??!?!?!」

打倒ゴーヤ作戦① >>63

里美のシロップをかける

打倒ゴーヤ作戦①【里美のシロップをかける】

P「取り出したるはこちら」スッ

拓海「粘液?」

P「これは....」

P「里美のシロップだ!」

巴「!!!」

P「巴が倒したい相手はゴーヤそのものではない」

P「彼奴の持つ苦味なんだ」

P「では拓海、苦味の反対は?」

拓海「....甘味か」

P「そこで使うのがこれってわけだ」

拓海・巴「「?」」

拓海「普通のシロップかなんかじゃねえのか?」

P「....これはな」

P「里美が持っているシロップの中でも極々稀にしか使わないという伝家の宝刀」

P「その甘さは世界一と言われるお菓子....」

P「『グラブ・ジャムン』の缶詰に入っているシロップをさらに煮詰め、濃縮したものだ....」

拓海「なんだよそれ、聞いたことねえな」

巴「うちもじゃ」

巴「そもそも、甘みには上限があるように思えるが」

P「拓海、舐めてみ」スッ

拓海「大袈裟なんだよプロデューサーは....」ペロッ

拓海の反応 >>67

走馬灯が見える

瞬間、拓海の脳裏には仲間たちとの青春が!

向井拓海は、思い出に浸っていた。
母のお腹から生まれ、初めて光を浴びた瞬間。
まだ幼気な少女だった頃の時間。
仲間と出会い、風になった思春期。
そして、新たな世界へと踏み出

拓海「んはぁっ!?」ガバッ

P「拓海!!!」ユサユサ

巴「だ、大丈夫か?」

拓海「え?アタシ、どうした?」

P「あのシロップ舐めたら卒倒した」

拓海「....」

拓海「てことはあれが走馬灯ってやつかよ....」

拓海「アタシの人生、案外悪くねえな!」アッハッハ

P「死ぬ寸前じゃねえか!?」

巴「恐ろしいシロップじゃ....」ワナワナ

ドロゥリ....

【ゴーヤのお刺身 シロップを添えて】

巴「....」

巴「これ、食べてええんか?」

P「....おそらく、拓海がああなったのは」

P「シロップをダイレクトで味わってしまったからだろう」

P「強すぎる甘味による刺激に脳が耐えきれなかったんだ」

巴「なら尚更ダメじゃろ!?」

P「それでも、それでもゴーヤの苦味なら....」

拓海「目的が変わってるじゃねえか」

巴「そうじゃ....うちは退路を断ってこれに挑んでるんじゃ....」

巴「....」

巴「....ええい!」パク

拓海「行った!」

P「どうだ....?」

巴の反応 >>72

桃華みたいな喋り方になる

巴「....」

巴「....これは」

拓海「....!」

P「....!」

巴「ド腐れなお味ですわ!」

P・拓海「「『ですわ』!?」」

巴「うち、これは食べられませんわ!」

拓海「どうなってやがる....」

P「巴の喋り方が桃華みたいになってるぞ....」

拓海「でも完全に桃華ってわけでもないな」

拓海「ところどころに巴もいるし」

巴「おい、これを下げろですの」

的屋然とした店員A「は、はい....」

P「....なるほど」

P「強すぎる甘味による刺激に脳が耐えられなくて」

P「桃華の喋り方が混じってしまったんだ!」

拓海「どうなってんだよこのシロップはよ!?」

巴「困りましたのう....」

P「もちろんこれは?」

巴「素で食った方がマシですわ」

拓海「ちょいちょいただのオッサンだよな」

P「新たな作戦が必要か....」

打倒ゴーヤ作戦② >>77

Pのスネにゴーヤをゴリゴリこすりつける

打倒ゴーヤ作戦②【Pのスネにゴーヤをゴリゴリこすりつける】

P「....」

P「....」ゴリゴリ

拓海「何してんだ?」

P「第2の作戦、俺のスネにゴーヤをゴリゴリこすりつける、だ」

拓海「馬鹿にしてんのか?」

巴「舐めちょるのですか?」

P「....いや、舐めているのはお前たちの方だ」

拓海「何ぃ?」

P「これは科学的根拠に基づいている、正当な作戦ってことだよ」

巴「どういうことですの?」

P「ゴーヤの苦味を取る方法の1つに、塩もみというものがある」

拓海「へー」

P「俺のスネは今、汗をかいているから」

P「そこにこすりつけてモミモミすれば」

P「苦味が抜ける!」

拓海「ただただ汚ねえな!」

巴「....」ジー

拓海「....巴?」

巴「プロデューサーちゃまがここまでしてくれとるんじゃ」

巴「うちも....それに応えますわ!」

拓海「巴!?」

【ゴーヤの塩昆布和え】

P「ゴーヤの塩昆布和えだ」

拓海「塩昆布っぽく見えるのすね毛じゃねえか!」

拓海「んなもんアイドルに食わせんな!」

P「たまに飲食店で出てきた料理に髪の毛が入ってたりするからセーフ」

拓海「それはただのミスだよ!」

巴「....」

P「....巴、どうする?」

巴「いただきます」パクッ

拓海「えぇ....」

巴の反応 >>81

おじさんみたいな喋り方になる

巴「....」

巴「....さっきよりはマシじゃのう」

拓海「口調が戻った!?」

P「いや、これは広島弁じゃない....」

P「おじさんみたいな喋り方だ!」

拓海「....なんか違いあるのか?」

P「若干イントネーションが違うかもしれない」

拓海「よし、別にこのままでいいな」

巴「そうじゃな」

P「で、ゴーヤはどうよ」

巴「言った通りじゃ」

巴「あの甘すぎるシロップよりはマシ、というだけで」

巴「美味いわけじゃない」

拓海「だろうな」

P「あれで効果が出るなら、普通にゴーヤの苦味取りの正攻法で攻めればいいんじゃないか?」

巴「....なるほど」

拓海「なんで最初からそれやらねえんだよ」

P「忘れてた」テヘペロ

拓海「即焼き土下座させてやろうかあん?」

P「すんませんした」ベター

P「まずゴーヤを縦に半分に切って、中のワタをスプーンで抜く」ヌキヌキ

P「そのあと、端から順に切っていく」

P「なるべく苦味を感じにくいように、2~3mmの薄い幅で切るぞ」トントン

P「そしたらこれをボールに入れて、塩と砂糖を振り少し放置」

拓海「塩はさっき言ってたけど、砂糖もなのか?」

P「よく言われるのは塩なんだが」

P「砂糖も入れることでさらに効果が上がるんだ」

P「具体的には、この2つの調味料で下味をつけるのと」

P「水分を出すことで一緒に苦みも出す」

巴「手間がかかるのう」

P「料理ってのは手間かけてなんぼなんだよ」

P「放置完了、ここからは王道のゴーヤチャンプルーで攻めるぞ」

拓海「あれな、どこで食っても苦くねえか?」

P「それはしっかり処理をしてないのかもしれないな」

P「油ドバー」ドバー

P「豚バラドバー」ドバー

巴「か、かなり入れるんじゃな」

P「油でゴーヤの苦味を抑えるのが目的なんだ」

P「だから今日はあえて豚バラを使ってる」

拓海「ここ、お好み焼き屋だしな」

P「豚肉の旨みも合わせるダブルパンチでいくぞ」

P「最後に卵を入れて....」ジュッジュッ

P「完成だ!」

拓海「おー、普通に美味そうじゃねえか!」

巴「これならいけるかもしれん....」ゴクリ

P「どうぞ」スッ

巴「おう!」

巴「....」

巴「っ!」パクッ

巴の反応 >>89

うまい!

巴「....」

P「....どうだ?」

巴「....」

巴「うまい!」ペカー

拓海「おお!」

P「やったぜ!」

巴「これはすごいぞ!」ガツガツ

巴「ゴーヤの苦味を全く感じん、ただの美味い炒め物じゃ!パクパク

拓海「すげえじゃねえか!プロデューサー!」

P「やっててよかった自炊式」

巴「プロデューサー....本当に助かった....」

巴「ありがとう....」ペコ

P「いいってことよ」

P「巴が苦手のものを食べられたんだ、お礼なんてその結果だけで十分さ」

巴「拓海もありがとう....」ペコ

拓海「へへっ、アタシはなんもしてねえよ」ニコ

巴「いや、うちのために死にかけてくれた」

拓海「それもそうだな」

拓海「ま、よかったじゃねえか!」

巴「ああ....」

巴「お礼に今日は」

巴「この店で好きなだけ食っていってくれ!」

P「マジ?」

拓海「やるじゃねえか巴~!」

巴「ゴーヤぶっ倒し祝いじゃあ!」

~帰り道~

P「いや~美味かったな」

拓海「死にかけた甲斐があったな~」

拓海「お」チラッ

拓海「巴が今日のことSNSにあげてるぞ」

P「ん~どれどれ」

【村上巴】

『みんなコンバンハ(絵文字) うちはゴーヤ(絵文字)がダメなんだけどf^_^;
 今日は初めてオイシく食べられちゃったヨ(絵文字) バッチグー(絵文字)(絵文字)』

P「いや文章までおじさんになってるじゃねーか!?」

本日はここまでになります
趣味が料理なので、料理回は書いていて楽しいです
明日の再開は少し早い時間になると思います

急ですが本日おやすみします
本当に申し訳ありません
明日の夜は更新します

~翌日~

P「嘘をつきたいのになぜか嘘をつけていない....」

P「これじゃタイトル詐欺で訴えられる可能性があるな....」

P「早く嘘をつかないと!」

誰が来た? >>103

美穂

美穂「あ、おはようございます、プロデューサーさん♪」

P「おお美穂、よく来たな」

美穂「よく来たな?」

P「(昨日の拓海相手だとぶん殴られそうでビビってたが)」

P「(美穂相手なら俺の本懐が遂げられるかもしれん....!)」ニタァ

美穂「?」

嘘の内容 >>105

響子が家事をしたくないとストライキを起こした!しかも卯月を人質に取ったみたいだ!

P「....美穂」

美穂「はい?」

P「響子が家事をしたくないとストライキを起こした!しかも卯月を人質に取ったみたいだ!」

美穂「ええっ!?」

美穂「それは、ピンクチェックスクール結成以来の危機じゃないですか!?」

P「そうなんだ....どうしたらいいと思う....?」

美穂「....」

美穂のアイデア >>107

杏を送り込んでだらけを観戦させて抑え込む

美穂「....予断を許さない状況ですし」

美穂「ここは、杏ちゃんを現場に送り込んで」

美穂「だらけを観戦させて抑え込むのはどうでしょう!」

P「感染?だらけをうつすのか?」

美穂「そっちじゃなくて、観る方の観戦です!」

P「???」

P「杏がだらけるのを観戦させてどうにかなるのか?」

美穂「任せてください!」

美穂「響子ちゃんのことはよく知っていますから♪」

P「そうかぁ」

P「(まあ実際はストライキも人質もないから無問題だな)」

P「よしわかった!それでいこう!」

美穂「はいっ!」

美穂「響子ちゃんがストライキを起こしているのはどこですか?」

P「えーっと....」

場所名 >>111

美穂の部屋

P「それは....」

P「女子寮の美穂の部屋だ!!!」ババーン

美穂「わたしの部屋ですか!?」

美穂「なななんで!?」

P「わからん」

P「凶悪犯の思考回路は、俺たち常人と異なっているのかもしれない....」

美穂「響子ちゃんはまだ凶悪犯にはなっていません!」

P「何っ!?」

美穂「わたしが、救って見せます」ジッ

P「....ああ、がんばろう」

美穂「はいっ!」

杏「いきなりなんなの?」

杏「杏、今忙しいんだけど」

P「仕事もレッスンも入ってないだろ」

杏「休息に忙しいんです~」ニヘラ

P「だったらすることは変わらないな」

杏「え?」

美穂「休息を取る場所を、わたしの部屋にして欲しいんです!」

杏「美穂ちゃんの?」

杏「なんで?」

美穂「それは

P「まあまあいいからいいから、美穂の部屋で自由にくつろいできてくれ!」グイグイ

美穂「えっ、ちょっと~」

杏「別にいいけどさ~」ズルズル

美穂「....」プクー

美穂「どうして杏ちゃんに本当のことを言わないんですか?」

P「美穂は、杏がだらけるところを観戦させたいんだろ?」

P「もし響子のストライキや卯月を人質に取っていることを言ったらどうなる」

美穂「?」

P「もし美穂が、そんな状況でくつろげって言われてくつろげるか?」

美穂「たしかに....」

P「美穂の作戦を遂行するためには、あくまでナチュラルにだらけてもらうことが大切だと思うんだ」

美穂「プロデューサーさん、そこまで考えていてくれたんですね....」

美穂「すみません、わたしが甘かったです....」

P「いいんだ、アイドルを支えるのが俺の役目なんだから」

美穂「プロデューサーさん....!」

P「(杏は鋭いからなあ、ここで内容まで言ったら即ツッコまれかねない)」

P「(なんとか誤魔化せてよかった....)」

杏「....人の部屋に1人で入るのって、ちょっと緊張するなあ」

ガチャリ

部屋の中にいたのは? >>119

かな子

かな子「....」

杏「あれ?かな子ちゃん....?」

杏「ここ、美穂ちゃんの部屋だよね?」チラッ

杏「うん、合ってる」

杏「かな子ちゃんも2人に頼まれてここで....」

杏「....」

杏「何してんの?」

かな子は美穂の部屋で何をしている? >>121

ケーキ作り

かな子「杏ちゃん~、私はケーキを作ってるんだよ」ニコ

杏「へ~」

杏「....」

杏「なんでここで?」

かな子「....」

かな子があえて美穂の部屋でケーキを作る理由 >>123

マストレにバレると末代まで殺されるから

かな子「....」ガクガク

杏「....?」

かな子「ハァッ....ハァッ....!」ブルブル

杏「ちょっ!?大丈夫!?」

かな子「だ、大丈夫....大丈夫だから....」

杏「いやいや、明らかにおかしいでしょ」

杏「杏がここでケーキ作る理由を聞いてから

かな子「オロロロロロロロロロロロロロロロロロ」ゲロゲロ

杏「!!?!?!?!?」

杏「やっぱり大丈夫じゃないじゃん!医務室行こう!」

かな子「....ダメ、行けない」

杏「体調悪いんでしょ?早く行って休んだ方がいいってば」

かな子「私は、ここで、ケーキを」

かな子「作る!!!」ババーン

杏「なんでそこまで....」

かな子「....私は今、ケーキを食べちゃダメなの」

杏「ライブ前だから?」

かな子「うん....」

かな子「マストレさんの課した体重を遥かに超えた私は」

杏「(超えて....肥えた....)」プッ

かな子「人工甘味料以外の甘いものと」

かな子「植物性以外の油分を一切禁止にされちゃって....」

杏「....それだけのことを、かな子ちゃんがしたんじゃないの?」

かな子「....」

かな子「....確かに、私の体重は増えたかもしれない」

かな子「でもそれが、私を縛る鎖にはならないよ!」

杏「....大人しく縛られればいいのに」

かな子「だからここでこっそりケーキを作ってるの♪」

杏「えぇ....」

かな子「もしバレたら....」

杏「バレたら?」

かな子「末代まで殺すって....」

杏「こっわ....」

杏「そこまで言われてるのに何で作るのさ....」

かな子「そこにケーキがあるから!」

杏「ないから作ってると思うんだけど」

杏「そもそも、ケーキ作るならここじゃ無理だよね」

杏「材料を混ぜるだけならいけるかもだけど」

杏「ケーキを焼くのにオーブン使うでしょ」

かな子「....このストーブの上で焼く」

杏「....」

杏「まあ杏はここでくつろぐだけだから、好きにやってていいよ~」ゴロン

かな子「杏ちゃん、ありがとう!」

杏「どういたしまして~」

杏「....」ボー

杏「....z」コクリ

杏「....zzz」コクリ

杏「zzz....」グゥ

ザワザワ

ザワザワ

杏「....?」パチリ

杏「なんか騒がしくない~?」チラ

かな子たち「「「「「「....」」」」」」マゼマゼ

杏「....」

杏「寝起きで視界がぼやけてるな....」ゴシゴシ

かな子たち「「「「「「杏ちゃん、おはよう」」」」」」ニコ

杏「ふ、増えてる....」

かな子たち「「「「「「ケーキ、やっぱり焼けないみたい....」」」」」」シュン

杏「ケーキのことはいいから、なんで増えてるのかを....」

ガチャリ

美穂「突入~!!!」ダッ

P「控えろ控えろ!美穂のお通りだぁ!」

かな子たち「「「「「「?」」」」」」ポカン

P・美穂「「うわああああああああああ!!!!!!!」」ドンガラガッシャン

杏「もう何が何だか....」

美穂「どうなっているんですか!?」

美穂「部屋に響子ちゃんと卯月ちゃんはいませんし!」

美穂「いるはずのないかな子ちゃんが1、2、3、....6人!?」

P「なんだこれは....」

杏「いやー杏もちょっと寝て起きたらこの状況で....」

かな子たち「「「「「ケーキを作りながら、杏ちゃんを見ていたらいつの間にか増えていて....」」」」」

P「杏を見ていて....」

P「....P」

P「そういうことか!」

美穂「?」

P「かな子は杏がだらける姿を見ていたら」

P「だらけに感染してしまった....」

P「つまり」

P「杏のだらけによってこの部屋はかな子だらけになってしまったんだ!」

美穂「???????」

杏「何言ってんの」

P「俺も何言ってんのかわからないが、それ以外に説明ができないだろ」

かな子たち「「「「「うーん....」」」」

P「なんで増えたかはこの際なんでもいい」

P「一刻も早くかな子だらけのこの部屋をどうにかしないと」

P「狭い!」

杏「これじゃくつろげないよ~」

美穂「でもどうしたら....」

P「....様子を見る限り」

P「かな子たちはみんな全く同じ言葉を発し、動きをしている」

P「つまりこれは、実体のある分身の術に近い....」

美穂「なるほど....」

杏「それだと何かあるの?」

P「....ない!」

杏「ないんかい」

P「何か、増えたかな子をどうにかする方法はないのか....」

美穂「....!」ピーン

美穂「こんなのはどうでしょう!」

P「?」

美穂のアイデア >>137

ウサミン星の空気を浴びせる

菜々「え?え?」

美穂「よろしくお願いします!」

P「菜々さん!深く息を吸って~」

菜々「は、はい!」

菜々「すぅー」スー

P「かな子たちに向かって吐いて!」

菜々「ボハァ~」ハァー

杏「何これ」

かな子たちはどうなる? >>139

それぞれ好きに動けるようになる

かな子1「ハッ!」

かな子2「フッ!」

かな子3「ヤッ!」

かな子4「ソッ!」

かな子5「ギッ!」

かな子6「トッ!」

美穂「かな子ちゃんが別々に動けるようになりました!」

杏「何も解決してない....」

P「あ、菜々さん、あざした」ペコ

菜々「なんなんですかこれ....?」

かな子1「じゃあみんな、覚悟はいい?」

かな子2~6「「「「「うん!」」」」」

かな子1「それじゃあ行こう!」

かな子2~6「「「「「おー!」」」」」

P「ちょいちょい君たち」

かな子たち「「「「「「?」」」」」」

P「どこ行くのよ」

かな子たち「「「「「「人数の力でマストレさんを倒してきます!」」」」」」ダッ

P「....倒せるのか?」

美穂「これで、かな子ちゃんの件は解決ですね」ニッコリ

杏「解決したのかな....」

P「してないぞ」

美穂「そんなことよりプロデューサーさん!」

美穂「響子ちゃんも卯月ちゃんもいないじゃないですか!」

杏「?」

杏「この部屋には最初からかな子ちゃんしかいなかったけど?」

美穂「もー、どういうことですか?」プンスカ

P「それはだな....」

どうにかごまかす or 嘘だとバラす >>143

嘘には嘘を重ねるんだよォ!

P「....すまん美穂」

P「....どうやら俺の見当違いだったようだ」

美穂「え?」

P「あの2人は確かにここにいたはず」

P「だが、俺たちが作戦を立て杏を送りこんでいる間に」

P「別の場所へ行ってしまったらしい」

美穂「別の....」

P「ここを見てくれ」

美穂「?」

P「美穂の部屋には似つかわしくないものがある」

美穂「これは....ケーキの生地?」

P「おそらく、人質にされている卯月が移動先を伝えるために残した物だろう....」

美穂「ダイイングメッセージってことですか!?」

杏「卯月ちゃん死んでるの?」

杏「というかそれはかな子ちゃんが

P「どこを示しているか、分かるか?」

美穂「....」

場所名 >>148

杏の部屋

美穂「これは....」ペロ

美穂「....」

美穂「2人は杏ちゃんの部屋にいます....!」

杏「なんで!?」

P「そうだ、よくわかったな」

美穂「えへへ」ニコ

杏「杏だけ!?わかってないの杏だけ!?」

P「急ごう、事態は一刻を争う」

美穂「はいっ!」

杏「本当に行くの!?」

~杏の部屋~

杏「....2人が何を探してるのか知らないけどさー」

杏「別に何もないと思うよ?」

P「プライバシーの侵害になるが、許してくれ....」

杏「や、別に見られて困るものもないしそれはいいんだけど」

P「見られて困るもの、ないのか....」ションボリ

杏「期待するな~」

美穂「2人とも、開けるよ?」

P「ああ」コクリ

杏「う~ん....」コクリ

部屋の中は? >>151

整理整頓されてこれ杏の部屋?ってかんじ

ガチャリ

杏「....」

P「....」

美穂「....」

杏「....ほら、何もないでしょ?」

美穂「杏ちゃんのお部屋、綺麗~」

杏「本気で散らかすと逆にだらけづらくなっちゃうからね~」

P「....きれいだな、随分と」

杏「でしょ?」

P「整理整頓も完璧にされていて、床も塵1つない」

杏「うん」

P「....本当にこれ杏の部屋?ってかんじだ」

杏「....」

杏「調べればすぐにわかるよ、ここが杏の部屋だってことくらい」

P「....そうだな、ここが杏の部屋であることは間違いないだろう」

杏「当たり前じゃん」

P「名簿の上では、な」

杏「....」

美穂「どういうことですか?」

P「この部屋には、杏の部屋に絶対にあるはずのものが」

P「ない」

美穂「?」

杏「....ただ整理整頓してるだけだよ」

P「使わないものを片付けているのはいいことだ」

P「だが、お前の部屋ならば」

P「常に、すぐ手の届く場所に置いているはずだ....!」

P「飴を」

杏「....」

P「飴はお前の生命維持装置のような物....」

杏「....常にポケットの中に入れてるし」

P「1分飴が切れただけで手が震え出し、5分切れれば発狂するお前が」

P「それだけの量で安心できるのか?」

P「ましてや、圧倒的なプライベート空間である自室で、飴を外に出して置かない理由なんてどこにある」

P「重度の飴依存症のお前が、飴より整理整頓を大事にするとは思えないな」

P「....いや」

P「依存症は病気、飴以外の何かを優先することなんて」

P「体も心も許さないだろう....?」

杏「....」

ブルブル

杏「!....」

P「手が震えているぞ、新しい飴を舐めたらどうだ?」

杏「....」パクリ

P「....女子寮の名簿の上では杏の部屋なんだろうが」

P「実際にそうとは限らないよな」

P「杏?」

杏「っ....」

杏「....だから嫌だったんだよ」

杏「アポなし訪問なんて....」

美穂「まさか本当に....?」

杏「もう出てきていいよ」

....ガサ

....ガサゴソ

P「....クローゼットか」

杏「杏は2人のためを思って隠そうとしたんだからね」

杏「....後悔しても知らないよ」

P「何だと....?」

何が出てくる? >>158

こっそり美穂へのプレゼントを作っていた2人

パカッ

響子・卯月「「あっ」」

美穂「響子ちゃんと卯月ちゃん!?」

P「!?」

響子「....ばれちゃいましたか」

杏「ごめん、もう隠し通せなかった」

卯月「しょうがないですよ、プロデューサーさんの追及が鋭かったですし」

P「なんかすまん....」

美穂「2人ともストライキで人質だったんじゃ!?」

響子「ストライキ?」

卯月「人質?」

P「それはそれとして2人はどうしてここに?」

響子「....実は」

響子「2人で美穂ちゃんへのプレゼントを作っていたんです....」

美穂「えぇっ!?」

美穂「わたし、誕生日はもう過ぎてるけど....」

卯月「なんでもない時にプレゼントをあげちゃダメなんてことはありません!」

響子「いつも頑張っている美穂ちゃんに、日頃の感謝を込めて....」

卯月「本当は完成してから渡すつもりだったけど、仕方ないですね」

響子「うん」

響子・卯月「「これをどうぞ!」」

プレゼントは? >>162

2人の髪の毛で編んだミサンガ

美穂「これは....?」

響子・卯月「「2人の髪で編んだミサンガです!」」

P「えぇ....」

杏「えぇ....」

P「なんでお前も驚いてんだよ」

杏「杏は響子ちゃんから」

杏「『秘密でプレゼントを作りたいけど、自分の部屋だと入って来た美穂ちゃんにばれるかもしれないから』」

杏「『しばらく別の部屋で暮らして、杏ちゃんの部屋を貸してほしい』」

杏「って言われてただけで、名に作ってたのかは知らなかったんだよ....」

P「災難だったな....」

美穂「....」

美穂「....嬉しい」ウルウル

響子「....」ギュッ

卯月「私たちは仲間なんですから」ニコ

P「あれで喜ぶのか....」

美穂「わたしも、2人にお返しをします!」

響子「そんなの、いいですよ....?」

美穂「いえ!」

ベリベリッ!!

杏「美穂ちゃん!?」

P「何してんだお前!?」

美穂「ッ....いったた....」ドクドク

美穂「....今、私の爪を2枚剥がしました」

美穂「これを....こうして....できた!」

美穂「ハンドメイドのネイルチップです!」

杏「ホラーだよ....」

響子「....これで」

響子「3人ともお互いの身体の一部を付けられますね!」

卯月「お揃いです!」

美穂「うんうん、ピンクチェックスクールさいこ~!」

P「....」

杏「....」

本日はここまでになります
今日たくさんの二次創作熱を摂取してきたので、明日からはもっとふざけます
夜20時以降に再開します

P「ピンクチェックスクールの3人は仲がいいんだな....」

かな子たち「「「「「「」」」」」」チーン

P「かな子たちが死んでる」

P「やっぱりマストレさんには敵わなかったか....」

P「南無南無....」

かな子たち「「「「「「」」」」」」チーン

誰が来た >>169

光「P、おはよう!」

P「おはよう」

P「(こんなに純粋で無垢な少女に嘘をついてもいいのか....?)」

P「....」

P「(いいや、もう手遅れだ....)」

P「(俺はもう、引き返せないところまで嘘ロードを歩いてきてしまった....)」

P「....」

P「(やるなら全力だ!)」ニッコリ

嘘の内容 >>172

晶葉が本物の変身ベルト開発した

P「光!晶葉が本物の変身ベルトを開発したらしいぞ!」

光「!!!」

光「本当かっ!?」

P「ああ、今すぐ受け取りに行こう!」

光「うん!」

P「....」

P「(ウソがばれることより)」

P「(本当に開発してた時の方が心配だな、なんとなく....)」

~池袋晶葉研究室~

コンコン

光「晶葉~」ガチャリ

光「開いてる」

ギィ

P「いないみたいだな」

光「も、もしかしてこれが変身ベルト....?」

P「....かもしれん」

P「(確かに、ベルトの形をした謎の器具が置いてあるな....)」

P「ただ本人がいないみたいだから

光「変身っ!」カチャリ

P「あっ」

ベルトをつけた光はどうなる? >>175

913に変身

ピカーッ

P「目が眩むほどの閃光ッ!!!」

ボトッ

P「う、うぅ....」

P「変身の時にやたら光るのは何なんだ....」

P「あれ?」キョロキョロ

P「光?」

P「?」

P「ベルトをつけて光ったと思ったら消えちゃったぞ?」

ガチャリ

晶葉「おお助手、何をしているんだ?」

P「晶葉、すまんな留守中に勝手に入って」

P「いやな、光と一緒に来たんだが」

P「ここに置いてあったベルトをつけたら、突然消えちゃってさ」

晶葉「あのベルトを!?」

P「ああ、光が変身ベルトだ!って飛びついちゃって」

晶葉「....」

晶葉「マズいな....」

晶葉「....ということはこの辺りに....あった」ヒョイ

P「?」

晶葉「....」スッ

P「枝豆と栗?」

P「こんなもの床に置いとくなよ」

晶葉「....光だったものだ」

P「ヒカルダッタモノ?」

晶葉「....私は、変身ベルトの開発に励んでいた」

晶葉「ヒーロー名は『913』、実在するヒーローをモデルにしたものだ」

晶葉「....だが、置いてあったベルトは失敗作なんだ」

P「失敗作!?」

晶葉「旧暦九月十三日、十五夜に対して十三夜と呼ばれる月見がある」

晶葉「その日に供えられるのは、枝豆と栗」

P「なぜいきなり日本文化の話を....?」

晶葉「実は、『913』に変身するベルトを作るはずが」

晶葉「間違って枝豆と栗に変身するベルトを生んでしまったんだ....」

P「てことは、まさかこの美味しそうな枝豆と栗が....」

晶葉「光だ....」

P「」

P「....」

P「変身してしまったものはもう仕方がない」

P「戻そう」

晶葉「戻す方法は未だ解明されていない」

P「....」

P「じゃあなんで、このベルトが枝豆と栗に変身するベルトだってわかったんだよ!」

晶葉「動物実験だ」

晶葉「マウスをベルトの上に乗せてみると、今回のように変身した」

晶葉「1週間経っても戻らなかったから科学的な分析をしてみたが」

晶葉「枝豆と栗、どちらも完全な枝豆と栗、本物と一切の相違がなかった」

P「....」

P「....やばくね?」

晶葉「....少なくとも1週間は戻らない可能性が高いな」

晶葉「その後どうなるのかも不明だ....」

P「....どうしよ」

P「どうしよおおおおおおおおおおおお!!!!」

P「晶葉あ!なんか心当たりないのか!?」

晶葉「研究途中だったんだ、そんなものは....」

P「Oh....」

どうする? >>184

自分で書いてこの展開には驚いた(゜ロ゜)
仮面ライダーのつもりが栗と枝豆になるとは……

P「....植えてみよう」

晶葉「植える?」

P「植木鉢と土のストックがある」

P「現時点では、これは光ではなく枝豆と栗なら」

P「植え、育ててみよう」

P「そしたら夏や秋には、たくさんの光が実るかもしれない」

晶葉「お、おかしくなったのか?」

P「うん」

晶葉「もしも土の中で腐ってしまったら....」

P「俺がつきっきりで世話をするから!」

晶葉「そんな拾ってきた子猫のような言い方をされても....」

P「大切に飼うから!」

晶葉「....」

~屋上~

【枝豆の鉢植え】【栗の鉢植え】

P「ふ~!」フキフキ

晶葉「....」

晶葉「栗は実るまでに3年かかると言われているんだぞ」

P「そういえばそうだった」

晶葉「やれやれ....」

ムクムク

P・晶葉「「!?」」

ムクムクムクッ

晶葉「ついさっき植えたばかりだぞ!?」

P「この程度じゃもう驚かないな....」

急成長した枝豆と栗はどうなる? >>190

>>184
この>>1がそんな曖昧な表現をオモチャにしないわけないだろ
最低でも「仮面ライダーカイザ」くらい書かな(それでもカイザのソフビ人形とかにするのがこの>>1だけど)

【光光光光光光光光光光光光光光光光光光】

P「実った」

晶葉「驚いたな....」

晶葉「しかし....」

光「....」ダラーン

晶葉「見かけは光だが、中身がまるで無いように見える」

P「あくまで植物なんだろう」

晶葉「植物だから意識がないというわけか....」

P「これじゃあ、光の抜け殻が大量に生まれただけじゃないか....」

晶葉「うーむ....」

光の抜け殻をどうする? >>193

麗奈にサンドバッグとして売る

ガチャリ

麗奈「?」

麗奈「何してるのよ?」チラッ

【光光光光光光光光光光光光光光光光光光】

麗奈「うえっ!?」

麗奈「何よこれ!?」

P「光の抜け殻が増えちゃってなあ」

P「あ、そうだ」

P「麗奈、光の抜け殻買わない?」

麗奈「はぁっ!?」

晶葉「何を言っているんだ助手!」

P「や、俺たちも戻し方分からないし」

P「第一こんな数の光を管理しきれないだろ?」

P「だったら、大切にしてくれそうな人に売って、委託管理してもらったほうがよくないか?」

P「その間に、俺たちで解決法を探ると」

晶葉「この数は確かに多いかもしれないが....」

晶葉「....麗奈だぞ?」

麗奈「どういう意味よ!?」

P「麗奈は悪戯っ子かもしれないが、光相手であれば問題はないだろう」

P「なぜなら光のことが大好きだからな」

麗奈「は、はぁ!?何言ってんのよ!」カァッ

P「この光は抜け殻だ、買い取って管理してくれるなら」

P「性の捌け口、もといサンドバックとして使えるかもしれないなあ....」

麗奈「!!!!!」

晶葉「13歳相手に何を言っているんだ助手....」

麗奈「いいわ!買ってあげる!」

晶葉「!?」

麗奈「いくらよ!」

価格(コンマ2桁+00円) >>197

由愛

P「じゃあ1体500円でどうだ?」

麗奈「安っ!」

晶葉「いくら光にソックリな植物とはいえその値段は安すぎないか?」

P「これなら麗奈がたくさん買ってくれて、その分だけ管理が楽になるだろ」

晶葉「よくもまあ自分の担当アイドルの見た目をしたものに、そこまでドライになれるな....」

麗奈「その値段なら....」

麗奈は何体買う?(全18体) >>201 

麗奈「....全部寄越しなさい」

P「まいどあり!」

晶葉「えぇ....?」

晶葉「麗奈、買うのはいいがきちんと管理できるんだろうな?」

麗奈「光ハーレム光ハーレム光ハーレム光ハーレム光ハーレム(当たり前でしょ!このアタシを誰だと思ってるのよ!)」

晶葉「....」

P「500円×18体で9000円ね」

麗奈「はいはい、5000円札と....1、2、3、4、4000円!」スッ

P「どうもどうも」

ブワッ

P「ぐわっ!?突風が!」

麗奈「あー!アタシの5000円札飛ばしてるじゃない!」

麗奈「もし無くなってももう払わないわよ!」

P「俺の5000円返せ!」

ヒラ ヒラ

ピト

晶葉「安心しろ、無事光の抜け殻の上に着地したぞ」

P「よかったぁ~」

ピカーッ

P「目が眩むほどの閃光再びッ!!!」

晶葉「今度はなんだ!?」

麗奈「閃光弾なんてアタシでも使わないわよ....?」

P「や、これは閃光弾じゃなくて....」

晶葉「屋上でこの光量だと騒ぎになりかねないぞ....」

光「あれ?ここは....」

P・晶葉「「光が戻った!?」」

麗奈「....」

麗奈「....」

麗奈「....」

光「アタシ、なにして....」

P「お前、晶葉のとこにあったベルトを勝手に着けたせいで枝豆と栗になったんだよ」

晶葉「それを植えたらたくさんの光の抜け殻が実ったんだ」

光「?????」

光「ゴメン、ちょっとよく意味が分からないんだが」

P「うん、ゆっくり説明してもわからないと思う」

晶葉「しかしいったいなぜ戻ったんだ....?」

晶葉「私の実験では、1週間経っても戻らなかったのに....」

P「戻ったのは、5000円札が着地した瞬間....」

P「....!」

P「5000円札だ!」

晶葉「どういうことだ?」

光「?」

P「5000円札に描かれている肖像画は、樋口一葉」

晶葉「明治時代の女性作家だな」

P「彼女の代表作は『たけくらべ』『にごりえ』、そして」

P「『十三夜』」

晶葉「....まさか」

晶葉「ベルトによる『十三夜』と」

晶葉「五千円札に宿る『十三夜』が接触することで」

晶葉「互いの効果を打ち消し合ったというのか!?」

P「そうとしか考えられん....」

光「??????????」

P「まあとにかく、元に戻ったんだから良かったじゃないか」

晶葉「エビデンスがないのは信用できないが....」

晶葉「結果は成功、ということになるのか....?」

光「あれ?そういえば、ここに麗奈がいなかった?」

P「いつの間にかいなくなってるな」

晶葉「用が済んだから帰ったんじゃないか?」

P「それもそうか、あいつも忙しいんだろ」

光「晶葉~今度は本物の変身ベルトを作ってくれ~」

晶葉「作っている最中のものをお前が勝手に着けたからこうなったんだぞ!」

晶葉「反省しろ!」

P「はは、これにて一件落着だな」

~麗奈の部屋~

ガチャリ

ズル

ズル ズル

麗奈「....はぁ....はぁ」ハァハァ

麗奈「....誰にもっ、見られてないかしら」フゥ

麗奈「....アンタ、意外と重いのよ....」ゼェゼェ

麗奈「光」

光「....」

麗奈「戻ったとか何とかで光が出てきたかと思ったら」

麗奈「1体だけそのままなんだもの....」

麗奈「お金は払ったわけだし」

麗奈「持って帰ってもいいのよね....」

光「....」

麗奈「....楽しくなりそうだわ////」キュンキュン

光「....」

本日はここまでになります
913の件は申し訳ありません、仮面ライダーにはあまり詳しくないのでご期待に沿えませんでした
明日の夜20時以降に再開します

P「バレるかと思ったが、嘘を優に超える現実のおかげでバレずにすんだな....」

P「事実は小説より奇なり、とはよく言ったもんだ」

スタスタ

誰が来た? >>219

茄子

茄子「お疲れ様です~」

P「おつかれー」

P「(これはヤバい....!)」

P「(茄子相手に軽い気持ちで嘘なんかついていいのか....?)」

P「(俺は無事で帰れるのか....?)」

P「(....いや)」

P「(ここで引いては男が廃る)」

P「(相手にとって不足なし!)」

P「(茄子、かかってこい!)」

茄子「?」ホエ?

嘘の内容 >>221

ほたるが倒れた

超大凶のおみくじを引いたので3時間後に死ぬ

やはり、ほたる絡みネタか

どう料理するのかな?

P「....茄子、聞いてほしいことがあるんだ」

茄子「なんですか~?」ニコニコ

P「....実はこの前、神社でおみくじを引いたんだが」

P「『超大凶』、だったんだ....」

茄子「超大凶?見たことないですね~」

P「茄子はないだろうな....」

P「でな、それの健康のところに」

P「『○月×日の17時に死ぬ』って書いてあってさ」

茄子「....」ピク

茄子「プロデューサー、おみくじはその人の運勢を神様が教えてくれるもの」

茄子「でも、そんな風に具体的な内容」

茄子「そして引いた人への悪意しかない文章が書いてあるはずはありません」

P「....」

P「....俺は確かに見たんだ」

茄子「きっと悪戯ですよ」

P「....俺は死ぬんだ」

茄子「....」

茄子「....そんなおみくじを引かせたのはなんという神社ですか?」

P「え゛っ?」

P「え、えと(適当に実在の神社でも挙げとくか)」

P「△△区にある◇◇神社ってところだ」

茄子「わかりました....」

茄子「その神社が悪いんですね....」

P「?」

茄子「....そこに行ってみましょうか」

P「なんで?」

茄子「そんなおみくじを引かせる神社は信用できません」

茄子「自分の目で、その神社が間違っていることを確認しましょう!」

茄子「そうすれば、プロデューサーの不安も晴れるはずです♪」

P「どうかなあ....」

P「(実際はその神社関係ないけど....)」

P「(まあ茄子もこう言ってるし行ってみるか....)」

~◇◇神社~

P「」

茄子「あらあら~」

P「神社が木っ端みじんに....?」

P「(昨日まで普通に建ってたぞ....)」

茄子「よかったですね、プロデューサー」

茄子「理由はわかりませんが、これで不安は晴れましたよね?」ニッコリ

P「(この神社何も悪くないんだが....)」

P「あのすみません」

P「ここで何かあったんですか?」

通行人「ああ、ここね」

何があった? >>229

聖の歌を聞いた小梅のあの子が、悠貴のミックスジュースと法子のドーナツを取入れて、むつみの冒険小説をイメージした由愛の描いた絵に感化され、くるみのプリン豆乳と葵の作った料理に合体して、麗奈に襲い掛った

うん、キツいなら作者の都合で構わないよ



でも、交ぜてさらにカオスにしそう……

通行人「つい数分前のことさ」

通行人「アイドルの望月聖ちゃんの歌を聞いたアイドルの白坂小梅ちゃんの後ろにあの子が、アイドルの乙倉悠貴ちゃんのミックスジュースとアイドルの椎名法子ちゃんのドーナツを取入れて、アイドルの氏家むつみちゃんの冒険小説をイメージしたアイドルの成宮由愛ちゃんの描いた絵に感化され、アイドルの大沼くるみちゃんのプリン豆乳とアイドルの首藤葵ちゃんの作った料理に合体して、アイドルの小関麗奈ちゃんに襲い掛ったんだよ」

P「なんて!?」

茄子「アイドルにお詳しいですね~」

通行人「私はドルオタ霊媒師をやってるんだよ」

P「職業もなんて!?」

通行人「そんなことより君たち、早く帰った方がいいかもしれない」

P・茄子「「?」」

通行人「ここの神が、大切なお社を壊されて怒り狂っている」

通行人「もしかしたらその仕返しに、君たちの大切なものを」

通行人「奪いに来るかもしれない」

P「いやいやそんなこと

茄子「帰りましょうか」ニコ

P「はい」

ピーポーピーポーピーポー

茄子「....」

P「....事務所の前に救急車が止まってる」

茄子「....」

ちひろ「しっかりして!ほたるちゃん!」ユサユサ

茄子「ほたるちゃん!?」

救急隊員「あげますよ、1、2、3!」

茄子「ほたるちゃんっ!」

P「茄子、落ち着け!」ガシッ

ピーポーピーポーピーポーピーポー....

茄子「....」

茄子「搬送先を教えてください」

ちひろ「私も今から向かうところです」

ちひろ「一緒に行きましょう」

ちひろ「詳しい話は車内で」

茄子「はい」

ちひろ「Pさん、車お願いします」

P「は、はい!」

~車内~

P「....」

茄子「....」

ちひろ「....」

P「....俺たちが出ている間、何があったんですか」

P「どうしてほたるが....」

ちひろ「....」

ほたるが倒れた経緯 >>239

転んだ雫を庇おうとしたら押しつぶされた

ちひろ「....ほたるちゃんと雫ちゃんが一緒に歩いていて」

ちひろ「階段に差し掛かった時、雫ちゃんが転びかけたみたいなんです」

ちひろ「そしたら、ほたるちゃんがこれを庇おうとしたら」

ちひろ「そのまま押しつぶされてしまったみたいで....」

P「なんてこった....」

茄子「....状態は」

ちひろ「まだわかりません、見たところ血は出ていませんでしたけど」

ちひろ「詳しい内容は病院での検査の結果次第でしょう」

茄子「....はい」

P「....」

~病院~

P「到着です」

茄子「!」ガチャ

茄子「っ!」ダッ

ちひろ「茄子ちゃん!?」

P「行っちゃいましたね」

ちひろ「....私たちも急ぎましょうか」

ほたるの状態 >>242

ざんねんながら…見ての通り巨乳です…

ほたるのバストは77cm





千早「くっ」

千夜「……」

瑞希「……羨ましくなんかないぞ」

凛世「……」

小糸「ぴゃぁ……」

【手術中】

ちひろ「....」

P「....」

茄子「....ほたるちゃん」

P「....茄子、大丈夫か」

茄子「....私のせいなんです」

P「あのドルオタ霊媒師の言うことなんて気にするな」

茄子「私、プロデューサーのおみくじの話を聞いた時」

茄子「あの神社へ、敵意を向けてしまいました」

茄子「プロデューサーも見ましたよね、あの神社が壊れているところを」

P「いや、でもそれは聖の歌を聞いた小梅のあの子が、悠貴のミックスジュースと法子のドーナツを取入れて、むつみの冒険小説をイメージした由愛の描いた絵に感化され、くるみのプリン豆乳と葵の作った料理に合体して、麗奈に襲い掛ったからだろ?」

茄子「はい、聖ちゃんの歌を聞いた小梅ちゃんの後ろにあの子が、悠貴ちゃんのミックスジュースと法子ちゃんのドーナツを取入れて、むつみちゃんの冒険小説をイメージした由愛ちゃんの描いた絵に感化され、くるみちゃんのプリン豆乳と葵ちゃんの作った料理に合体して、麗奈ちゃんに襲い掛ったためにあの神社は壊れてしまったんです」

茄子「....でも、そんなことは普通起こりません」

P「....確かに」

茄子「おそらく、私の想いを叶える強制力が、世界に働いてしまったんです....」

P「....」

茄子「あの神社にいらっしゃった神様が怒るのも当然です」

茄子「私が大切なものを奪ったから....ほたるちゃんが....」

P「茄子....」

パッ

ちひろ「手術中のランプが消えましたよ!」

茄子「....!」

コロコロコロコロ

医師「....」

看護師「....」

茄子「ほたるちゃん!」

P「茄子!」ガシッ

ちひろ「あの、ほたるちゃん、白菊ほたるは....」

医師「....」

医師「....詳しくはあちらで」

ちひろ「はい....」

ちひろ「....」

医師「....」

医師「....こちらをご覧ください」ピラッ

茄子「これは?」

医師「白菊ほたるさんのMRI画像です」

P「....」

医師「....この部分が胸部のMRIになります」

ちひろ「胸部?それってもしかして肋骨?それとも心臓....」

医師「....」

医師「....我々としても手を尽くしました」

医師「....しかし」

茄子「そんな....」

P「嘘だろ....」

医師「....」

医師「残念ながら....見ての通り巨乳です....」

茄子「巨乳....」

ちひろ「巨乳....」

P「巨乳....」

P・茄子・ちひろ「「「巨乳???」」」

医師「ええ、意識を失っていらっしゃいましたが」

医師「脳へのダメージは全くありませんでした」

医師「同様に体内の臓器や骨へのダメージも、現時点では確認されていません」

茄子「よかった....」ニコ

医師「....しかしですね」

P「なんなんですか、その、巨乳って....?」

医師「未だ原因は解明できていないのですが」

医師「こちらで確認した、白菊さんのバストサイズは」

医師「直近の健康診断時に計測した」

医師「77cm」

医師「しかし、検査の際に計測したサイズは....」

ほたるのバストサイズの変化(コンマ2桁+77cm) >>251

医者「....100cm」

P「100cm!?」

茄子「....」

ちひろ「雫ちゃんの下敷きになったらどうして巨乳になるんですか!?」

医者「詳しいことはわかりません」

医者「ただ、1つだけ心当たりがあります」

P「心当たり?」

医者「白菊さんを押しつぶした方は」

医者「巨乳、ではありませんでしたか?」

P・ちひろ「「!?」」

ちひろ「はい巨乳です!それもとんでもなく!」

医者「やはり....」

P「どういうことですか?」

医者「その方は、世界でも数例しか確認されていないとある病の可能性があります....」

ちひろ「雫ちゃんが....?」

医者「ええ、発見例があまりにも少なく、まだ何も解明されていないのですが」

医者「学者たちの間では」

医者「『伝染すんだよ。あいつのあの不屈の巨乳は、信じられないくらい、いつも周りに伝染するんだよ。』病」

医者「と言われています....」

P「何言ってんだコイツ」

ちひろ「Pさん!失礼ですよ!」

医者「この病気はその名の通り」

医者「巨乳の女性のみに発症します」

P「待ってください」

P「世界で数例しか確認されていないって言ってましたけど」

P「世の中には巨乳の人ってそこそこいますよね?」

P「世界で数例ってことは、発症する確率が物凄く低いってことですか?」

医者「それもありますが」

医者「一番の理由は、発症しても症状が出にくいというところなんです」

P「というと?」

医者「この病気の症状はただ1つ」

医者「触れた相手が女性だった場合、その方のバストサイズを+方向へ変化させる」

ちひろ「それなら、簡単に発症したことがわかりそうなものですけど....」

医者「触れるといっても、かなり限定した触れ方なんです」

ちひろ「?」

医者「発症者の方の乳頭と、相手女性の乳頭」

医者「この両方、計4本の乳頭が極めて同時に近いタイミングで触れた時にのみ」

医者「....相手のバストサイズが変化するんです」ババーン

P「何言ってんだコイツ」

ちひろ「Pさん!!!」ペシッ

医者「この条件のせいで、発症の確認が全く進まず」

医者「世界にどれくらいの患者さんがいるのかも把握できていないんですよ」

P「神様の悪戯ってレベルじゃないですよその病気」

ちひろ「....あのー」

医者「はい?」

ちひろ「世界で数例とはいえ、その病気ってかなり特異な症状です」

ちひろ「それなのに、私たちは存在すら知りませんでした」

P「確かに....」

P「そんな病気のことを知ったら、世界の貧乳に悩む女性たちは黙ってないはず....」

医者「....ええ、それがあるのでまだ公表していないわけです」

ちひろ「?」

ちひろ「もしかして、何かリスクがあるとか?」

医者「いえ、全くのノーリスクで巨乳になり、半永久的にそれを維持できます」

ちひろ「至れり尽くせりじゃないですか!」

医者「....そうです、だから非常に都合が悪い」

ちひろ「?」

医者「現在、世界で行われている豊胸手術の数をご存知ですか?」

ちひろ「いえ....」

医者「1677320件です」※1

ちひろ「そんなに!?」

※1 美容形成外科の国際学会(ISAPS)『最新の国際調査結果が世界的な美容整形手術ブームの到来を示唆』,p2

医者「つまり、1677320件分の莫大な金銭が動いている....」

P「....もしもこの病気と症状を公表してしまったら」

P「美容外科が黙っていないと」

医者「これを発見した学者、そして」

医者「患者さんは逆恨みをされかねません」

ちひろ「そういうことですか....」

P「らしいよ?」

茄子「....」

P「茄子さん、さっきからずいぶん静かですね」

P「ほたるは大丈夫みたいだが?」

茄子「....元気だったのは何よりです、本当によかった」

茄子「....それでも私が」

茄子「ほたるちゃんの大切なものを奪ってしまったことに変わりはありません」

P「え?ほたるは元気だって」

茄子「....」

茄子「....ほたるちゃんが親御さんからもらった大切な身体」

茄子「....バスト77cmという生まれ持ったアイデンティティを奪ったんです」

P「奪ったというか足されたというか」

茄子「....私は」

茄子「この手のひらにピッタリフィットするあの絶妙なサイズ感が大好きだったんです!!!」ポタッ

ちひろ「血の涙が!?」

P「自分の都合じゃねえか」

茄子「もうあれを触ることも、吸うことも叶わないんですね....」ポロポロッ

P・ちひろ「「....」」

~病室~
コンコン

茄子「....ほたるちゃん、茄子です」

茄子「....」

ほたる『....どうぞ』

茄子「....はい」

茄子「....ほたるちゃん」ニコ

ほたる「....」バインバイン

ほたる「....茄子さん、私」バインバイン

茄子「いいんです」ギュッ

ほたる「?」バインバイン

茄子「ほたるちゃんはほたるちゃんです」ギューッ

ほたる「....」バインバイン

ほたるは自分が巨乳になったことをどう感じている? >>267

裕美ちゃんに遠い目で見られそうで辛い

ほたる「....私、怖いです」バインバイン

茄子「ほたるちゃん....」

ほたる「不幸なはずなのに、こんなに魅力的な胸になってしまいました」バインバイン

茄子「!?」

ほたる「これじゃ、裕美ちゃんが不幸な子みたい....」バインバイン

茄子「ほ、ほたるちゃん!?」

ほたる「いえ、巨乳になってしまって友だちを傷つけてしまうことこそ」バインバイン

ほたる「神様が私に与えた不幸なんでしょうか....」バインバイン

茄子「....」

茄子「....」ムラッ

ほたる「....茄子さん、今私の胸を見てましたね」ニコ

茄子「え゜っ゜!?」アワワ

ほたる「....少しだけ、触ってみます?」ニコニコ

茄子「....ここは病院ですよ」

ほたる「味見だけですよ?」バインバイン

茄子「....」

茄子「....約束します」

ほたる「....どうぞ」バインバインバインバイン

茄子「....!」

モニュ

茄子「宇宙」ガバッ

ほたる「....もう茄子さん、約束はどうしたんですか」

茄子「ほたるちゃんがいけないんですよ!」ガシガシ

ほたる「....ふふ、茄子さん」

ほたる「赤ちゃんみたい」クスリ

茄子「はぁっ!はぁっ!」クチュクチュ

~廊下~

アッアッカコサンッ!ソコハッ!

ホタルチャンホタルチャンホタルチャンホタルチャンホタルチャンホタルチャンホタルチャンホタルチャンホタルチャンホタルチャンホタルチャンホタルチャン

P「....」

P「....あとは若い2人で」

P「アデュー!」

本日はここまでになります
>>221の安価は『ほたるが倒れた』だったんですが、>>222も書きたくなったので勝手に混ぜてしまいました
申し訳ありませんでした
20時以降に再開します

直前の連絡になり申し訳ありません、本日ウマ娘が配信されたのでおやすみします

~翌日~

P「さ!今日も嘘ついてくぞ!」

P「....」

P「自分で言っといてなんだが、酷いな」

P「人間の屑」

スタスタ

誰が来た? >>278

りあむ

りあむ「うんこ~♪」フラフラ

P「うわ」

りあむ「『うわ』とはなんだ!『うわ』とは!」

P「誰が来るのかな~って見てたらりあむだったんだぞ」

P「『うわ』しかいないだろ」

りあむ「朝からそこまで言う!?」

りあむ「そんなこと言われたらぼくもう

P「そういえば」

りあむ「聞いてよ!!!」

嘘の内容 >>281

次の仕事は枕(販売)営業だってさ

P「りあむ、ちょっと耳貸してくれ」

りあむ「なになに?」

P「次の仕事は枕営業だってさ」

りあむ「....」

りあむ「....はっは~ん」

りあむ「ぼくわかっちゃった」

P「なんだよ」

りあむ「ドッキリでしょ?」

P「....」

りあむ「今まで散々ネットのガセ掴まされてきたからね!」

りあむ「それを拡散したらなぜかぼくが叩かれたし!」

りあむ「おかしくない!?ガセを言い始めたやつが悪いのにさ~」

P「いや、ファクトチェックをしてないお前も悪いぞ」

りあむ「剛速球やめて」

りあむ「とにかく!」

りあむ「たっくさんのガセ・嘘に引っかかってきたぼくは!」

りあむ「こういう信じられないことは、まず疑ってかかることにしてるんだ~」

りあむ「うそをうそであると見抜けない人でないと(掲示板を使うのは)難しい、って言うし」

りあむ「Pサマの雑なドッキリなんかには引っかからないよ!」ドヤァ

P「(りあむにしては珍しく鋭いな....)」

P「(だが、ここで引き下がるわけにはいかない)」

りあむに嘘を信じさせるための一言 >>285

あかりとあきらはやるって言ってたぞ

P「....」

P「あかりとあきらはやるって言ってたぞ」

りあむ「はぁっ!?」

りあむ「ちょっと待って!?」

りあむ「嘘でも言っていいことと悪いことがあるでしょ!?」

P「あかりとあきらはやるって言ってたぞ」

りあむ「もういいって!」

P「あかりとあきらはやるって言ってたぞ」

りあむ「Pサマ!仮に本当だとしてもあの2人はダメだよ!」

りあむ「2人とも正統派のフレッシュな可愛いアイドルなんだから!」

P「じゃありあむならいいのか?」

りあむ「まあ枕営業してそうなのは?って3人の写真並べたら」

りあむ「100%ぼくを指差すでしょ」アハハ

りあむ「....あの2人と比べて需要あるのかは知らないけど」

P「それでいいのか夢見りあむ....」

りあむ「需要は置いといて」

りあむ「あの2人にそんなことさせるくらいなら!」

りあむ「イメージに合ってるぼくが引き受けるよ!」

P「....り、りあむ」

りあむ「....」

りあむ「(決まった)」ニヤ

りあむ「(年下のユニットメンバー2人を身を挺して守るぼくの図~)」

りあむ「(これは好感度爆上がりだろうなあ~)」ニヒヒ

P「....そうか」

P「よく言ってくれた!」ガシッ

りあむ「うん、ぼくも年長者だからね!」

りあむ「アイドルである2人のためなら枕営業くらいやってやるよ!」

P「よし、それなら早速準備をしようか」ニッコリ

りあむ「準備?」

りあむ「え?どうせ嘘なんでしょ?そこまでやらなくていいよ」

P「何言ってんだコラ、お前が枕営業するって言ったんだろ?」

P「ほらいくぞ」ガシッ

りあむ「ちょま ズルズル

枕営業の準備をしよう!何をする? >>291

キャンプ場を探す

P「....」カチカチ

P「お、ここなんてどうだ」

P「この辺から車で1時間台でいけるし、雰囲気もよさそうだ」

りあむ「あのー....」

りあむ「なんでぼくたちはキャンプ場を探してるわけ?」

P「枕営業には本人の資質だけでなく場所も大事だからな」

P「環境あっての枕営業だ」

りあむ「それが大自然の中のキャンプ場....?」

りあむ「相手の性癖アブノーマル過ぎない?」

P「こことここならどっちがいいと思う?」

りあむ「えー....」

りあむ「こっち」ユビサシ

P「だよな」

りあむ「うん」

りあむ「(枕営業とは対極の和やかな雰囲気だよう....)」

次は何をする? >>294

キャンプ場で枕の営業

~数日後、キャンプ場~

【枕大販売会!】

りあむ「....」

りあむ「....なにこれ」

P「枕営業」

りあむ「枕営業の話って嘘じゃなかったの!?」

P「本当に決まってるだろ」

P「(この何日かで布団屋に営業かけて企画通すのめちゃくちゃ大変だったんだぞ!)」

P「(大手相手じゃこのスピードは無理だから、商店街にある古の布団屋を選んだのが正解だったな)」

P「(向こうもジリ貧だからか快く許可してくれたし)」

りあむ「というか枕販売営業ってなんだよう!そんなの聞いたことないよ!!!」

P「りあむがよく炎上するのは」

P「画面上でしか人と接しないから他人の気持ちがわからないんだと思う」

りあむ「突然のマジレスなんなの?やむ」

P「だから今日1日ここで営業をやってみて、コミュ力を養え」

りあむ「」

りあむ「ぼく枕のことなんか何も知らないんだけど!?」

P「これアルバイトの扱いだから、売った分だけお金が入るぞ」

りあむ「ぐぬぬ....」

りあむ「アイドル修行のためのアルバイトってことなら五万歩譲っていいよ」

りあむ「でも場所がおかしくない!?」

りあむ「なんで自然の中で枕売らなきゃいけないのさ~」

P「キャンプは家と比べたら熟睡し辛いからな」

P「快眠目的の需要が見込めるかもしれない」

りあむ「ここに来る陽キャは快眠とか求めてないでしょ絶対!」

P「陰キャも来るかもしれないだろ」

りあむ「陰キャはこんな髪がピンクで乳がでかい女には近づかないよ!」

P「まあ頑張ってくれ、夕方には迎えに来るから」

りあむ「Pサマ行っちゃうの!?ぼく1人!?」

P「そりゃそうだろ、じゃなきゃ意味がない」

P「あとここ交通手段車しかないから、コッソリ逃げ帰ろうなんて思うなよ」

P「じゃ」ダッ

りあむ「え~....、え....」ゲンナリ

ヒュー

りあむ「....」

りあむ「(誰も来ない)」

りあむ「(そもそも、この場所にいる人がキャンプ場の利用者しかいないし)」

りあむ「(キャンプしに来た人は枕いらないし!)」

りあむ「(あーもうこれ無理なやつだ~知ってるよ~)」

りあむ「....」

りあむ「(別に売らなくてもいいんだよね)」

りあむ「(お金は入らないけど、ぼくが損するわけでもないじゃん)」

りあむ「(スマホ弄ってれば時間なんてすぐだし)」

りあむ「....」

どうする? >>300

暇つぶしにしゅがはさんに電話してみる

りあむ「(よし、ぼくはここでじっとしとこう)」

りあむ「(誰か来たら....売ればいいか....)」

りあむ「....」ボケー

りあむ「....」ボケー

りあむ「....」ボケー

~数十分後~

りあむ「( ひ ま )」

りあむ「....」

りあむ「(適当に目をつぶってスマホポチポチやってどうなるかゲームでもしよ)」

りあむ「(えいえいえい)」ポチポチポチ

プルルルルルル

りあむ「げっ」

心『あーいりあむちゃん、どした?』

りあむ「あっ、すみません誰ですか」

心『いやいや』

心『そっちからかけてきたじゃ~ん』

りあむ「その感じ、同じウザかわキャラ仲間の佐藤はぁとさん」

心『はぁとは正統派アイドルだって言ってんだろ☆』

心『で、どしたん?』

心『りあむちゃんから電話かけてくるなんて珍しいじゃん』

心『何か用事?』

りあむ「ああ、はい、用事っていうか、逆に用事がないからかけたっていうか....」

心『んー、どゆこと?』

りあむ「それはいいんで、はぁとさんは何してたんですか?」

心『はぁとは....』

しゅがははこの日仕事 or オフ >>305

おふ

心『おふおふ、乙女の休日だぞ☆』

りあむ「へー」

心『なんで興味なさげなんだよ☆』

りあむ「....」

りあむ「....あの、ぼく今キャンプ場にいるんですけど」

りあむ「一緒にどうかなーって....?」

しゅがはは行く or 行かない >>309

行く、というか既に後ろにいる

心『りあむちゃんがアウトドア!?』

心『しかもそっちから誘ってくれてるなんて....』

心「嬉しいから来ちゃった☆」ポン

りあむ「うべぁっ!?!?!?!?!?!?!?」

心「どんな驚き方だよ☆」

りあむ「ななななななんなんなななななんんんんん???????」ビクビク

心「まず落ち着け☆」

心「ほら深呼吸」

りあむ「すー、はー」

心「よし!」

心「りあむちゃんから電話かかって来た時は気づかなかったけど」

心「なんか近くにピンクいハデハデ頭が見えたからもしかして~って」

りあむ「気づいてくれてありがとうございます!」

りあむ「これにしててよかった~」

心「緑の中だから余計目立ってたぞ~」

りあむ「ところで、はぁとさんはなんでこんなところに?」

しゅがはがいる理由 >>316

ソロキャンだぞ☆

心「や、この前番組の企画でキャンプをしてさ?」

心「それ以来ちょっとだけ興味持ったから、ここに来てたんだよね~」

りあむ「ソロキャンプ....川島さんとじゃないんですね」

心「なんで瑞樹ちゃん?」

りあむ「や、なんか声的に2人でキャンプしてそうだな~って」

心「そう?」

心「はぁとはそんな感じだけど、りあむちゃんは何してんの?」

りあむ「....営業す」

心「営業?」

りあむ「実は....」

~かくかくしかじか~

心「へ~、なんていうか」

心「妙なことさせるな~、プロデューサーも」

りあむ「本当ですよ!もう~ぼくがこんなことできるわけないのに....」

心「よし、とりあえずおねーさんが1個買ってあげよう☆」

りあむ「マジですか!?」

心「マジマジ☆いくら?」

りあむ「えっと、これいくらだっけ?」チラ

心「それすら把握してないのかよ」ペシ

販売している枕1個の値段 >>321

7980円(税込み)

りあむ「えと、税込み7980円です」

心「結構するな~」

心「どういう枕なの?」

りあむ「これ使ってないんでわかんないです」

心「....」

心「わかった、やっぱり買うのはやめるわ」

りあむ「なんで!?」

心「りあむちゃんが頑張ったら、最後に買ってあ・げ・る☆」パチクリ

りあむ「え~....」

心「ほら、はぁとも手伝っちゃるから!」

りあむ「は~、どうもです」ペコ

心「もっとやる気出せ☆」

心「ほらまず寝てみろ☆」

りあむ「ええ?ぼく別に眠くないですよ?」

心「自分がこの商品の魅力を知らないと、お客さんが来ても説明できないでしょ」

心「ほら、使ってみ」スッ

りあむ「ぼく的には、はぁとさんの膝枕の方がいいんだけど....」

心「つべこべ言わない!」

りあむ「はぁ」ゴロン

枕の感想 >>327

すやぁ…と寝付ける

りあむ「こ、これは....zzz....」ガクッ

りあむ「!!!」ガバ

心「飛び起きた」

りあむ「すごい、すごいよはぁとさん!」

りあむ「頭を乗せただけなのに、一瞬で意識が飛びかけた!」

りあむ「たぶんのび太が使ってるやつだこれ!」

心「あれはあいつの才能だぞ☆」

りあむ「ぼくはこれを....」

りあむ「買う!」

心「毎度あり~ってギャクギャク」ペシ

心「確かに、これはいいやつだ....」

心「最近首肩に結構キてるから、助かるわ~」ゴロン

りあむ「ぼくも慢性的な肩こりだから、いい~」ゴロン

心「!!!」

心「寝たらダメだ!死ぬぞ!」

りあむ「あ、営業中だった」

心「この枕が値段相応なのはわかった」

心「あとはこれをどう売るかだな~」

りあむ「売る....どうすればいいですか....」

心「そうだな~....」

どう売る? >>330

そこらのテントに押し売り

心「お客さんが限られてる以上」

心「飛び込み営業しかないかな」

りあむ「飛び込み営業?」

心「うん、それぞれのテントにさ」

心「俗に言う、押し売り☆」

りあむ「....それって、メチャクチャアウェーなやつ?」

心「アウェーをホームにするんだよ☆」

りあむ「そんなの無理だよぅ....」

心「ほーら行って来~い」

りあむ「押し売り....」

りあむ「知らない人に、キャンプ場で全く必要のない物を押し売りなんて....」

りあむ「そんなのできるわけないよ....」

【テント】

りあむ「テントある....」

りあむ「....」

りあむ「あの~....すみませ~ん....」

ガサゴソ

ソロキャンおじさん「はい?」

りあむ「あの、枕を売っているんですけど、どうですか....」

ソロキャンおじさん「枕?なんで?」

りあむ「なんで....なんでですかね、ほんと....」アハハ

ソロキャンおじさん「?」

ソロキャンおじさん「僕は別にいらないかなあ」

りあむ「そうですよね....」

りあむ「....」

りあむ「....ちょ、ちょっとだけ触ってみませんか?」

ソロキャンおじさん「いや別に

りあむ「ほら、こんなに柔らかいんですよ!」ムニュ

ソロキャンおじさん「!!!!!」

ソロキャンおじさん「キ、キミ!枕じゃないところが当たって....」ハッ

ソロキャンおじさん「....」

ソロキャンおじさん「これは....とても柔らかいな....」

りあむ「!」パァッ

ソロキャンおじさん「キミ!もっと紹介してくれないか!」

りあむ「わかりました!」

りあむ「このフチの部分はちょっと形が変わっていて!」ムニュムニュ

ソロキャンおじさん「!!!!!!!!!!」

りあむ「ここが」モニュ

ソロキャンおじさん「!!!!!!!!!!!!!!!」

りあむ「こうなっていて」ポヨ

ソロキャンおじさん「!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

りあむ「んで真ん中は」ボヨンボヨン

ソロキャンおじさん「!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

心「あれが....押し売り....!!!」カッ

~夕方~

りあむ「何個か売れました....」

心「エライエライ!」ナデナデ

りあむ「へへ....りあむちゃん意外と営業マンの素質あるかも....」ニヘラ

心「うんうん、案外枕営業も上手いのかも....ってコラ☆」

りあむ「?」

心「なんっていうかね、りあむちゃんの持ってるものをフルで生かしてるって感じしたな~」

りあむ「これもはぁとさんのおかげです!あざした!」

心「いいってことよ☆」

心「カワイイ後輩ちゃんの面倒見れたし~」

心「ただあの売り方はあんまり多用すんなよ☆」

りあむ「へ?あ、はい」

P「お疲れさん~」

P「あれ?なんで心がいんの?」

心「プロデューサーがりあむちゃんを虐めてるって連絡もらったから」

P「虐めてるってわけじゃ....」

心「だからってこんな無茶させるのはよくないでしょ」

P「それは....」

りあむ「はぁとさん!もう大丈夫です!」

心「りあむちゃん?」

りあむ「Pサマはいつでもぼくのことを思って、ぼくのためにやってくれてます!」

りあむ「今日も、最初は凄く嫌だったし、中盤も吐きそうだったし、最後は死にそうだったけど」

心「満身創痍じゃん....」

りあむ「これのおかげで、ぼくもほんのちょびっとだけ」

りあむ「成長できたかな、なんて....」

心「りあむちゃん....っ!」ガバッ

りあむ「わぷっ!?はぁとさん近....顔よ....匂いもよ....」

P「うんうん」

P「(なぜか丸く収まったな!)」

~夜~

P「さて、明日は何を....ん?りあむがSNS更新してんな」

P「今日の営業の成果は出てるかな?」

------------------------------

【夢見りあむ】

『今日は枕を一杯買ったよ!今からこれ全部敷いて寝るw』

-『枕の無駄遣いやめろ』

-『りあむチャン(絵文字)お疲れサマ!!!やっぱりお胸が大きいと(以下略)』

-『アフリカでは1分で60秒が経過しています』

-『今はいいかもしれないけど、あと10年経ったら髪も傷んで肌もシミが出てきて胸も垂れ下がってきて、後悔するんだろうねこの子』

-『枕そこ代われ』

-『その枕は羽毛ですか?羽毛に使われているのは生きている鳥の羽です。そのような材料が使われていることを知りながら使っているのですか?お答えください。』

------------------------------

P「....」

P「いつも通りだな!」

本日はここまでになります
りあむはちょっとクズなので書いていて楽しいです
20時以降に再開します

~翌日~

P「りあむのせいもあって、ここ数日全然嘘がつけなかったな....」

P「まあ仕事してたら嘘ばっかりではあるんだがそういうんじゃねえんだよ....」

P「あれは楽しくねえもん」

スタスタ

誰が来た? >>349

まゆ

まゆ「....!」

まゆ「プロデューサーさん!」パァッ

P「まゆ!」

P「おはよう!」

まゆ「おはようございます!」

嘘の内容 >>351

結婚しよう、まゆ

P「結婚しよう、まゆ」

まゆ「」

P「....」

まゆ「」

P「まゆ?」

まゆ「!!!」

まゆ「すみません、白昼夢を見ていました....」

P「まだ朝だから白朝夢になるのかな」

まゆ「フフ、そうですね」ニコニコ

P「それで、結婚して欲しいって話なんだけど」

まゆ「!?!?!?!?!?!?!?!??!?!?!」

まゆ「....」

まゆ「....あの、よく意味が

P「俺と結婚して欲しい」

まゆ「!!?!!!?!?!?!??!??!??!?!?!??!?!?!?」

まゆ「....」

まゆ「どうして突然そんなことを言うんですか....?」

P「まゆに俺と結婚して欲しいからだ」

まゆ「まゆをからかっているんですか....?」

P「真剣だ」

まゆ「ここ、事務所ですよ....?」

P「俺とまゆの門出にふさわしいじゃないか」

まゆ「....まゆ」

まゆ「アイドル、ですよ....?」

P「....逆に聞くが」

P「抑えきれるものを、愛とは呼ばねえんだよ」ギュッ

まゆ「////////////////」カァァッ

P「結婚の証に.....」ガサゴソ

P「これを受け取って欲しい....」

まゆ「!!!」

P「....」ガサゴソ

P「....」ガサゴソ

P「(勢いで言っちまったが何も用意してねえ)」

P「(何か....ん?なんかあるぞ!)」

P「(これを渡そう!)」

何が入っていた? >>357

Pとまゆと凛のスリーショット写真

P「これを受け取ってくれ!」スッ

【Pとまゆと凛のスリーショット写真】

まゆ「....」

まゆ「ありがとうございます」ニコ

P「(よし!上手くプロポーズできたな!)」

まゆ「....ここだけ切り取れば」ニコ

P「?」

まゆ「....プロデューサーさんから」

まゆ「あんな言葉、一生聞くことはないと思っていました」

まゆ「それでも心のどこかで、欲していて」

まゆ「欲が出そうになるたびに、自分をなだめて....」

P「そうか....」

まゆ「....あの」

まゆ「ちょっとだけ待っていてください」ダッ

P「?」

~数分後~

まゆ「お待たせしました」

P「何してたんだ?」

まゆ「事務所をやめると言ってきました」

P「」

P「な、なんで!?」

まゆ「今すぐにではありませんよ?」

まゆ「この事務所は、まゆをアイドルとしてここまで育ててくれましたし」

まゆ「有り難いことに今のまゆにはファンの方もいらっしゃいます」

まゆ「そんな人たちに不義理はできません」

P「素晴らしい心がけだ....」

まゆ「なので明日、1年後の引退を宣言します」

まゆ「そして1年間は、とにかくいっぱい活動をして、皆さんへの恩返しをするんです」ニコ

まゆ「それまで結婚は待ってもらってもいいですか?」

P「....」

P「(ヤバい)」

P「(これはアカンやつや)」

P「(まゆだけにはこんな嘘つくべきじゃなかった)」

P「(このままじゃまゆが引退しちまう!)」

P「(そして俺もこの事務所にはいられなくなる!間違いなく!)」

P「(....今なら引き返せるぞ俺)」

P「(まゆには何をされるかわからないが、それでもこの状況よりは絶対に好転するはずだ!)」

P「(言え俺!嘘でしたごめんなさいと!)」

Pのまゆへのセリフ >>363

(耳元で囁くように)あいらーびゅー…

P「まゆ!」

まゆ「?」

P「....あいらーびゅー....」ボソッ

まゆ「////////////////」ボフッ

P「(言えねええええええええええええ!!!!!!!)」

P「....」

P「(あのまま、まゆは満面の笑みで仕事に行ってしまった)」

P「(....まゆが『やめる』と言ってきた、という話は嘘ではないだろう)」

P「(人気アイドルの突然の引退宣言だ、上もまだ保留にしているはず)」

P「(まゆ本人が引退を撤回すれば、特に問題はないはずだ)」

P「(まだ公にはしていないわけだしな)」

P「(一番の問題は、引退の理由が『俺からのプロポーズ』であることを上に伝えたのか、ということ)」

P「(伝えていなかったのなら、俺はまゆにどう謝罪するかを考えるだけでいい)」

P「(....だが)」

P「(もし言っていた場合は)」

P「(本気と取られようが嘘だとバレようが)」

P「( お わ り )」

P「(だな....)」

P「....どうにかして確かめないといけないな」

専務「何を確かめるんだ?」

P「」

P「あー専務!お疲れ様です~」

専務「....佐久間まゆは君の担当だったな」

P「」コヒュッ

専務「先ほど彼女から『アイドルを引退したい』と伝えられたんだが....」ジロリ

P「(あばばばばばばばばばばばば)」チョロチョロ

まゆは引退の理由を言った or 言ってない >>368

言った

専務「なんでも、君と結婚するそうじゃないか」

専務「だから引退するんだと」

P「」チーン

専務「どういうことか聞かせてくれないか?」ジロリ

P「」チーン

Pの専務へのセリフ >>370

ちょっと嘘付きましたすみませんごめんなさい助けて

専務「どうした?」

専務「私は説明が欲しいだけなんだが?」

P「ちょっと嘘付きましたすみませんごめんなさい助けて」ドゲザ

専務「?」

P「助けてくださいお願いしますなんでもしますから!」ドゲザ

専務「ふむ....」

専務「一応話は聞こう」

~かくかくしかじか~

P「というわけでして....」

専務「....」

専務「....君は一体何をしているんだ?」

P「や、ほんと、はい、その通りです」ドゲザ

専務「社会人として、いやそれ以前に人間としてあまりにも浅はかすぎる」

P「はい、そうです」ドゲザ

専務「小学生がするような下らんことをするな」

P「っす」ドゲザ

専務「まったく....」

専務の判断は? >>373

ポナヤツングスカ支店に左遷、しばらく頭冷やしてこい

専務「....本来ならば、自主退職を勧める所だが」

専務「君は仕事に関しては成果を上げている、所属アイドル達からの信頼も厚い」

専務「諸々の事情を考慮して、一定期間の配置転換ということになるだろう」

P「は、配置転換ですか....」

専務「不満か?」

P「いえ....」

専務「ちなみに、これに従わない場合は」

専務「業務命令違反で処分が下るだろう」

専務「もちろん裁判で争って勝訴した事例もあるが、君の場合はどうだろうな」

P「まだチャンスを頂けるのであればこんなに嬉しいことはありません!」

専務「今配転となるとそうだな....」

専務「ポナヤツングスカ支店辺りか」

P「それはどこですか?」

専務「ロシアの奥地だ」

P「あ、はい(白目)」

専務「では、正式な処分は追って連絡する」

P「はい、申し訳ありませんでした」ペコ

スタスタ

P「....」

P「....」

P「」チーン

~1週間後、空港~

P「....」トボトボ

P「....こんなことになるなんてな」

~回想~

専務『君の処分が決まった』

専務『現地での勤務開始は1週間後だ』

専務『それまではもう出社しなくて結構』

P『え゛っ!?』

専務『今日の午後から出発までは休暇を取るといい、引っ越しの準備が必要だろう』

P『ひ、引継ぎとかは....』

専務『少々面倒になるが....』

専務『今の君に任せるよりはいい』

P『あー....そうですか....』

P「(....いつまでロシアの奥地で過ごすことになるんだろうか)」

P「(数か月?1年?)」

P「(それとも....)」

P「....」

P「(いや、俺が招いたことだ....)」

P「(己の罪を受け入れて、真面目に働こう)」

トントン

P「?」チラッ

まゆ「....」

P「ま、まゆ....どうしてここに....」

P「あ、そんなことはどうでもいいんだ」

P「本当にすまなかった、あんな嘘をついてしまって」ペコ

P「軽い気持ちというか、相手のことを何も考えていなかった....」

P「許してもらえるとは思わないが

まゆ「許します」ニコ

P「....まゆ」

まゆ「まゆは、あの瞬間、あの一言で夢を見られました」

まゆ「それだけで、十分だったんです」ニコ

P「....いつになるかわからないが、俺は必ず帰ってくるよ」

P「まゆの顔を正面から見られるようになって」ニコ

まゆ「?」キョトン

P「え?」

まゆ「....まゆ、思ったんです」

まゆ「プロデューサーさんは、嘘が原因でロシアに異動になったんですよね?」

P「....ああ」

まゆ「....だったら」

まゆ「嘘が嘘じゃなくなれば、ロシアなんていかなくてもいい」

まゆ「違いますか?」

P「何を言ってるんだ....」

まゆ「....」スッ

P「なんだそれ?」

まゆ「....」バチバチ

P「ちょ待

バチバチッ

P「う゛っ....」グラッ

P「」

まゆ「....」ガシッ

まゆ「安心して下さい」

まゆ「もうどこにも行かせませんよ」

まゆ「だってまゆたちは」

まゆ「夫婦になるんですから」ニッコリ

~なぞのばしょ~

P「....んん?」パチクリ

P「....?」

P「あれ、俺なんでこんなとこに」ガシャガシャ

P「....拘束されてる」

まゆ「お目覚めですか、プロデューサーさん」ニッコリ

P「まゆ、ここどこだ?」

P「てか俺飛行機に乗らなきゃいけないんだが....」

まゆ「....」

まゆ「まゆは、期待なんてしていませんでした」

まゆ「まゆはアイドルで、あなたはプロデューサーですから」

まゆ「だから、あの言葉は」

まゆ「ありえないはずの夢を叶えてくれたんです」

まゆ「そのひと時だけで、十分だった」

まゆ「はずでした」

P「まゆ....?」

まゆ「あんなこと言われてしまったら、もう止められません」ニコ

まゆ「止まらなくてもいいんですよね?」ニコ

まゆ「だって、プロデューサーさんの方から言ったんですから」ニコニコ

P「まゆさん?」

まゆ「まゆと結婚すれば、あの嘘は嘘ではなくなり」

まゆ「ロシアに行く理由もなくなります」

P「ま

まゆ「ここが私たちの新居です////」ポッ

まゆ「これからよろしくお願いします」ニッコリ

P「」

本日はここまでになります
明日からは初の回跨ぎ、P監禁編です、どうなるんでしょうか(何も考えていないです)
明日の夜20時以降に再開します

~いくらか後~

P「....」

P「(どれだけの時間が経った....)」

P「(この部屋には窓も時計もないから、外の様子が一切わからないな)」

P「(....そもそも空港で気絶してから、俺がここで目覚めるまでにどれくらいかかっているのかも定かではないから)」

P「(今の時間の特定は難しそうだ....)」

P「(まゆは最初に俺と話してから一切部屋には来ていない)」

P「(学校や仕事に行っているのか、別室で休んでいるのか)」

P「(脱出しようにも、あいつの行動が把握できていないから迂闊には動けない....)」

P「....」ガシャガシャ

P「(....あいつがしばらくここにやって来ないとしても)」

P「(この拘束を1人で解くのは無理だろう....)」

P「....」

P「....詰んでね?」

P「....」

P「(まゆはわかっていない....!)」

P「(俺とまゆが本当に結婚して、嘘を誠にしても)」

P「(俺がここにいる時点で、既に出ている会社からの配転命令に従っていないことになる)」

P「(だからいつクビになってもおかしくないんだよ....)」

P「(ロシアも嫌だがクビもなあ....)」

P「(それとも、まゆのことだからそこまで手を回しているのか....?)」

P「....」

P「(置かれている状況を踏まえると、俺の脱出手段はただ1つ....)」

P「(まゆのほうから解放してもらうしかない)」

P「(そのためには....)」

P「(今唯一自由に動かせる『頭』、そして『口』....)」

P「(これを駆使するしかないんだ....)」

P「(....本心から湧き出る精一杯の謝罪か)」

P「(....嘘をつくか)」

P「....」

P「(俺が取るべき選択肢は当然....)」

ガチャ

ウィーーーーーーーーーーーン

ウィーーーーーーーーーーーーーーーン

ガシャガシャガシャガシャ

プシューーーーーーッ

P「(扉を開けるときの音凄いな、どんだけ強固な設備なんだよ)」

まゆ「プロデューサーさん、お腹空きましたかぁ?」ニコ

まゆ「まゆがご飯を作ってきたので、食べさせてあげます////」ポッ

P「ああ、ありがとう....」

P「(さあ、400レス近く積み重ねてきた俺の嘘力の見せ所だ....!)」カッ

嘘の内容 >>397

今テレパシーでユッコに通信した、セクギルが攻めてくるのも時間の問題だぞ

まゆ「はい、どうぞ」ニコッ

P「....あむ」

P「....」モグモグ

P「....」ゴクン

P「....まゆ」

まゆ「はい?」

P「今テレパシーでユッコに通信した、セクギルが攻めてくるのも時間の問題だぞ」

まゆ「....」

まゆ「フフ、面白い冗談ですね」クスリ

まゆ「でも今は、お料理の感想が聞きたいです♪」

P「....美味いよ」

まゆ「嬉しい....////」ニッコリ

P「(これくらいじゃただの嘘と取られて動揺すらしないか....)」

P「(まあテレパシーなんて存在しないしな....)」

テレパシーは届く or 届かない >>400

このレスコンマで
偶数届く
奇数届かない

~事務所~

タスケテ

裕子「!?」

裕子「今、声が....?」

裕子「気のせいでしょうか....」

ユッコ タスケテクレ

裕子「!!!」

裕子「これは....テレパシー!?」

裕子「テレパシーで!プロデューサーが助けを求めています!!!」

裕子「ではこちらからも!」

裕子「ムムムムーン!」

裕子「プロデューサー!今どこにいるんですか!」

シーン

裕子「ムムムムーン!」

裕子「どうして助けを求めているんですか!」

シーン

裕子「どうやら一方通行のようですね....」

裕子「危機に瀕したプロデューサーが、新たな力を発現させたというところでしょうか....!」ワクワク

裕子「しかし....」

裕子「プロデューサーは助けを求めていますが、どこにいるかもわかりませんし」

裕子「なぜ助けを求めなければならないのかも不明です....」

裕子「どうしたら助けられるんでしょうか....」

ユッコはどうする? >>404

凛に相談してみる

裕子「....」

裕子「私には荷が重いです!!!」ババーン

凛「....」スタスタ

裕子「ミラクルなタイミングですね!」

凛「え?」

裕子「もしかして凛ちゃんもテレパシーを受信したんですか?」

凛「何言ってるの」

裕子「違いましたか」テヘ

裕子「実はですね....」

裕子「プロデューサーが助けを求めているんです!!!」

凛「ふーん....」

凛「なんで?」

裕子「わかりません!」

裕子「私はテレパシーを受信しただけなので、細かいところはわからないんです!!!」

凛「....」

凛の反応は? >>408

私はわかるよ(迫真)

凛「私はわかるよ(迫真)」

裕子「テレパシーを受信していないのにわかるんですか!?」

凛「うん、これ見て」スッ

裕子「?」

凛「空港に行ったはずのプロデューサーが突然引き返してきて」

凛「何時間も前からこの場所で止まってる」

凛「明らかにおかしいよ」

裕子「....?」

裕子「....あの、このアプリに表示されている点がプロデューサーなんですよね?」

凛「そうだよ」

裕子「これは一体どうやって位置を把握しているんですか....?」

凛「....」

凛「今はプロデューサーを助けることが先じゃない?」

裕子「ハッ!そうでした!」

裕子「それで、この場所は....?」

Pに取りつけた発信機が示している場所 >>411

あかりのりんご農園の地下

凛「この場所の名前は....」

【あかりんご農園】

凛「....」

凛「あかりがりんご農園をしてるなんて聞いたことある?」

裕子「ご実家がりんご農家というのは聞いていますが」

裕子「自分の農園を持っているのは知りませんでした」

凛「私も初めて聞いたよ」

凛「とにかく、急いでこの場所に行ってみよう」

裕子「はい!」

地図上の【あかりんご農園】の場所に広がっていた光景は? >>413

梨農園

~梨農園~

凛「....ここが、あかりんご農園」

裕子「いやいやいや!りんごじゃなくて梨農園じゃないですか!」

裕子「本当にここなんですか!?」

凛「いくつかの地図アプリを見てみたけど、名前は間違ってなかったし」

凛「それにこの看板にも思いっきり書いてあるよ、あかりんご農園って」

裕子「あかりちゃんの顔写真まで入っていますね....」

裕子「でも、りんごに異常な執着を見せるあかりちゃんが梨農園なんておかしいですよ」

凛「うん、あかりがこの農園に絡んでいないのか」

凛「それとも、何か裏があるのか....」

裕子「っ....」ゴクリ

凛「....」チラ

凛「人はいないみたいだし、プロデューサーを探そう」

裕子「ええ!?不法侵入では!?」

凛「裕子のサイキックでどうにかして」

裕子「わ、分かりました!ムムムムーン!」

凛「ほら、行くよ」

裕子「はいっ!」

梨園の中で見つけた手掛かり >>416

ドジっ娘まゆのリボンがここですよとばかりに落ちてる

裕子「凛ちゃ~ん!」

凛「声が大きいよ....」

裕子「これ見てください!」

凛「....これは、リボン?」

裕子「そうです!そしてこれを辿っていくと....」スタスタ

裕子「なぜか地面の中に吸い込まれているんです!」

裕子「これはなんでしょう!サイキックですか!?」

凛「....」チラ

凛「....ここ、プロデューサーの発信機の位置と重なってる」

裕子「えぇっ!?」

裕子「ここにプロデューサーはいませんよ!?」

裕子「これはまさか....」

裕子「幽霊!?」

裕子「困りました....サイキックは専門ですがホラーは専門外です....」

凛「ここの地下にいるってことじゃないの」

裕子「なんと!?」

裕子「つまりこのリボンは....」

凛「....プロデューサーへの道しるべ」

裕子「凄いですね!早速行きましょう!」

裕子「今開けますね!ムムムムーン!地下への扉よ開け~!」

裕子「開きません!!!」ペカー

凛「....待って」

裕子「?」

凛「こんなに目立つ証拠の残し方、するかな」

裕子「....」

裕子「これは偶然残ったものではなく、敵の誘導だということですか....」

凛「....その可能性も捨てきれない」

裕子「こ、怖いですね....」ゾクッ

凛「....」

~一方そのころ~

まゆ「プロデューサーさん////」

P「どうした?」

まゆ「これからは呼び方を変えてもいいですか?」

P「ええ?」

P「プロデューサー呼びのままで俺は構わないんだが....」

まゆ「まゆは呼びたいんです!」

まゆ「せっかく特別な関係になったんですから....」

まゆ「今までとは違う名前で呼んじゃ、ダメですか?」

P「うーん....」

P「....まあまゆがそこまで言うなら」

まゆ「ありがとうございますっ!」ギューッ

P「近い近い!」

まゆ「誓い誓い....?

まゆ「もしかして....愛の誓いですか....?」ジッ

P「そっちの誓いじゃねえよ!」

まゆ「プロデューサーさんったら、気が早いですよお....////」ポッ

P「(誰か助けてくれ~!)」トホホ

~再び地上~

凛「どうする....?」

凛「早期の救出を優先して、罠を覚悟で飛び込むか」

凛「ここは一旦立ち止まって、作戦を考えるか」

裕子「....多数決で決めましょう」

凛「....2人で?」

裕子「....はい」

凛「....わかった」

凛の意見(前者 or 後者)  >>425
裕子の意見(前者 or 後者) >>426

凛少尉、吶喊します!

増援としてなおかれん雫早苗を呼ぶ

凛「....私は、早く助けに行きたい」

凛「ここで立ち止まっている間に、プロデューサーがどんな目に遭わされるかわからない」

裕子「....私は反対です」

裕子「凛ちゃんの話を聞いた後だと、私たち2人で踏み込むのは危険に思えてきました」

裕子「返り討ちにあっては意味がありません」

裕子「一度作戦を立てた方がいいと思います」

凛「....」

裕子「....」

どっち?(コンマ2桁:偶数なら凛、奇数なら裕子の意見を採用) >>428

ほい

凛「....」

裕子「....」

凛「....」

裕子「....わかりました、突撃しましょう!」

凛「ありがとう」

裕子「その代わり、危険だと思ったらすぐに引き返しましょうね?」

凛「....私は負けない」

裕子「もっと臆病になりましょうよ!」

~一方そのころ~

P「あぁっ!まゆ!!そこは!!!そこはダメだ!!!!」

まゆ「うふふ、プロデューサーさんはココが弱いんですね」ニコニコ

P「んはぁっ!!!」ビクンビクン

P「やめてくれ!死ぬ!!死んじゃううううううううう!!!!!」ジタバタ

まゆ「そんなに大声を出したらご近所さんに迷惑ですよ?」ニッコリ

P「ご近所さんがいるのか!?」

まゆ「....梨です」

P「なし?いないってことか?」

まゆ「....」

まゆ「再開しますね」ニッコリ

P「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛」ガクガクガクガク

本日はここまでになります
アホとキチガイが大好きなのでユッコも好きです
明日の夜20時以降に再開します

ドカーン

凛「吶喊!」

裕子「むんっ!」ムンズ

P「凛!ユッコ!」パァッ

まゆ「....」ジー

P「(俺の方からも動いてみよう!)」

嘘の内容 >>434

テレパシーが通じたんだな!助かった!ユッコ!愛してるぞ!

P「テレパシーが通じたんだな!助かった!ユッコ!愛してるぞ!」

裕子「はい!プロデューサーの助けを求める声!しっかり聞こえました!」

P「(マジ?)」

まゆ「....今、まゆ以外の人に愛してると」

まゆ「言いましたか」

P「....」

P「言ってないんじゃないかな(大嘘)」アセアセ

まゆ「....」

まゆ「....許さない」

まゆ「2人の新居に土足で踏み入ったうえに、愛の言葉まで奪おうとするなんて....」

まゆ「裕子ちゃんとはいえ、容赦はできません....」ジロリ

裕子「ヒ、ヒィ....!」チョロチョロ

凛「裕子は下がってて、ここは私が」

まゆ「....凛ちゃん」

まゆ「そういうことですか....」

凛「....」

まゆ「同じ人を好きになった者同士、フェアに戦いたかったので通信機は黙認していましたが」

まゆ「それが裏目に出たようですねえ....」

凛「良い趣味してるよ、まゆ」

まゆ「でも、全ては終わったこと」

まゆ「まゆはプロデューサーさんと結婚するので」

まゆ「凛さんに勝ち目はありません....」ニコ

凛「....プロデューサー、それは本当なの?」

凛「それとも嘘?」

P「....嘘だ」

まゆ「嘘だった、が正しいです」

まゆ「これから本当になるんですから!」ニッコリ

凛「周りが見えなくなってるよ」

まゆ「プロデューサーさんだけが見えていればそれでいいんです!」

凛「....」ジッ

まゆ「....」ジッ

裕子「あわわわわわ」アタフタ

P「(よくわからんが、このままじゃ肉弾戦が始まっちまう....)」

P「(どうにかして止めないと....)」

P「(嘘を駆使してなんとか....)」

嘘の内容 >>441

日本では一夫多妻制が承認されたらしい!

P「2人とも待つんだ!」

まゆ「....」ピタ

凛「....」ピタ

P「日本では一夫多妻制が承認されたらしい!」

まゆ「....」

凛「....続けようか」

まゆ「....はい」ニコ

P「無視しないで!?」

凛「そんな突拍子のない嘘で私たちが止まるわけないでしょ」

まゆ「いくらプロデューサーさんの言うことでも、全てを信じられるわけではありません」

P「ぴえん」

P「確かに、現行法に照らし合わせると、今の言葉は嘘だ」

P「だがな、俺の心は全く嘘をついていない!!!」ババーン

凛「....どういうこと」

P「凛はきっと、俺がまゆと結婚することで」

P「俺が本当に好きな人と結婚できなくなることを心配しているんだろう」

凛「違うけど」

P「その心配は杞憂だ!」

P「なぜなら」

まゆ「....」

P「俺は、同時にたくさんの女性を愛することが出来るからだ!」

凛「何言ってるの?」

まゆ「プロデューサーさんが愛していいのは1人だけですよ」

P「俺は、たくさんの女性を同時に、そして全員に対して全く平等な愛を注ぐことが出来るんだ!」

P「法律では認められていないが、それなら俺は法的な婚姻関係は結ばなければいいだけのこと!」

P「俺は生涯、法的には独身」

P「しかしその実態は、内縁の妻を複数人持つ一夫多妻制になる!」

P「どうだ?これなら問題ないだろう」

P「世間体以外は」

凛「....ふーん」

まゆ「....」

まゆ「....まゆと結婚してくれるというのは、どうなるんですか」

P「....まゆも知っている通り、あれは俺の嘘だ」

P「本当に酷いことを言ってしまったと思う」

P「....だが、それでもまだ俺と結婚したいと言ってくれるのなら」

P「さっき俺が説明した方法ではダメだろうか」

まゆ「....」

P「今、法的に結婚してしまうのは簡単かもしれない」

P「でも、俺たちに紙切れ1枚の届け出なんて必要なのか?」

P「心が繋がっていれば、それでいいんじゃないのか?」

まゆ「心....」

P「まゆにとって俺は、そんなにありきたりな関係でしかないのかよ!!!」

まゆ「!!!」

P「(一夫多妻制の肯定によって現行法による婚姻関係の締結を阻止するこの作戦....)」

P「(もはや俺には、婚姻届けを出させないまま引っ張り続け)」

P「(有耶無耶になるのを待つしかない....)」

P「(これでまゆの意識が法的な婚姻から逸れてくれれば....)」

まゆの反応 >>449

全員と事実婚かつ、子は認知するというのか

まゆ「....これからプロデューサーさんを好きになる人が現れたら」

まゆ「全員と事実婚かつ、子供は認知するというんですか」

P「ああ、当然だ」

P「もちろん、俺の身体は1つしかないから、収入は人数で割らなきゃいけないが」

P「全てにおいて平等、どこにも差異をつけるつもりはない!」

P「愛の総量に限界はない!俺を愛してくれる女性とその子供たちには」

P「全員に100%の愛を注ぐと約束しよう!!!」ババババーン

まゆ「....」

まゆ「....だそうですよ」

凛「....耳ざわりの良い理想論にしか聞こえないけど」

凛「とりあえず録音はしたからいっか」

まゆ「はい、ここを切り抜けるためだけの嘘八百ではないと思いますが」

まゆ「今後どこかで使うかもしれませんし」

裕子「お2人とも、何を....?」

まゆ「....」ポチッ

P「ぐぇっ!?」バチバチバチッ

P「」ビクンビクン

P「」チーン

裕子「!?」

裕子「い、今何が起こったんですか!?」

まゆ「....」ヌギヌギ

凛「....」ヌギヌギ

裕子「なんで脱いでいるんですか!?」

凛「裕子はどうする?」

裕子「へ?」

凛「プロデューサーはみんなの愛に応えてくれるらしいよ」

裕子「そんなこと言ってましたっけ!?」

まゆ「自分が寝ている間とはいえ」

凛「私たちと肉体関係を持ってしまったら」

まゆ「優しいプロデューサーさんは」

まゆ・凛「「私たちを奥さんにしてくれる」」

裕子「」

まゆ「ここ、常時監視カメラが作動しているので映像は問題ありませんよ」

凛「私たちまだ未成年だし、今後のことを考えて避妊はちゃんとして」

まゆ「大ごとになっては元も子もありませんからね」ウフフ

まゆ・凛「「....」」

凛「....それで、裕子は?」

まゆ「裕子ちゃん、今なら間に合いますよ」ニッコリ

裕子「や、私は....」

凛「素直になった方が楽になると思うけど」

裕子「う゛う゛う゛....」

裕子はどうする? >>457

二人よりおっきいお山を駆使する

裕子「....」ヌギ

凛「うんうん」ウンウン

まゆ「これで3人とも仲間、いえ....」

まゆ「家族でしょうか....」ニッコリ

裕子「....プロデューサーはああ言っていましたが」ヌギ

ブルンッ

裕子「本当に、全員に平等な愛なんて可能なんでしょうか....」ブルンブルン

まゆ・凛「「....」

凛「....何が言いたいの」

裕子「....いえただ」

裕子「私を引きこんだことを」

裕子「後悔しないでいただきたいと思いまして」ババーン

凛「ふーん....面白いね....」フフッ

まゆ「大きさだけが全てではありませんよお....」ニッコリ

裕子「さて、どうでしょう」ニコニコ

P「」チーン

チュンチュン....

P「....んむう」

P「あれ、俺寝てた....?」モニュ

P「....?」チラッ

まゆ(全裸)「zzz....」

P「!?」ムニュ

P「なんだこれ!?」チラッ

凛(全裸)「zzz....」

P「!?!?!??」ポヨン

P「嘘だろ....?」チラッ

裕子(全裸)「zzz....」

P「」

P「どうなってるんだ....?」

まゆ「....プロデューサーさん」コソコソ

P「ま、まゆ....これは....その....」

まゆ「これでもう、家族ですね」ニッコリ

P「や、待ってくれ」

凛「昨日言ってたし、当然だよ」

P「みんな裸族なだけじゃないか?」

P「裸で布団に寝るのって気持ちいいしな!」

裕子「あのカメラは、全てを見ていたようですよ?」

P「あ、へー、ふーん、あはは」

まゆ「これから、楽しくなりそうですねえ....////」ギュッ

本日はここまでになりますが、皆さんにお聞きします
なんだか綺麗に締まっちゃいましたがこの後はどうすればいいでしょうか?
私の考える選択肢としては以下の3つですが、他にも妙案がありましたら挙げていただいてもかまいません

1.このままの時系列で嘘つき続行
2.まゆの前に戻り、別ルートで嘘つき続行
3.綺麗に終わったのでもうこれで完結

ご意見を教えていただけると幸いです

皆さん、お答えいただきありがとうございます
次回からは【2】で行こうと思います

加えてお知らせです
どうも忙しくなりそうでして、ここ最近のような更新頻度は維持できないと思います
なるべく週に数回は更新するつもりです
更新の数時間前にこちらでお伝えしますので、これからもよろしくお願いします

本日更新します
よろしくお願いします

セーブポイント:>>347

~翌日~

P「りあむのせいもあって、ここ数日全然嘘がつけなかったな....」

P「まあ仕事してたら嘘ばっかりではあるんだがそういうんじゃねえんだよ....」

P「あれは楽しくねえもん」

スタスタ

P「....?」

P「なんだかこの足音....」

P「無性に不安を覚えるな....気のせいか?」

誰が来た? >>474

ライラさん

ライラ「....」スタスタ

P「ライラの足音ってスタスタなんだ....」

ライラ「?」

ライラ「なにごとでございますかー?」

嘘の内容 >>476

お前のメイドさんが誘拐された

P「....ライラ」

ライラ「?」

P「....お前のメイドさんが、誘拐された」クッ

ライラ「....」

P「....」

ライラの反応 >>478

(母国語で)父に連絡します

ライラ「....」

ライラ「سأتصل بوالدي」

P「なんて!?」

ライラ「あー、すみません」

ライラ「今、父に連絡します、と言いました」

P「....」

P「(いつものようにマズい)」

P「(ライラのお父さんって絶対やべえ人だよな....)」

P「(しかもライラがお父さんに見つかるのはマズいはず....)」

P「(俺の嘘でお父さんに連絡しちゃったら....)」

P「(俺は死ぬ)」

P「(どうにかして阻止しなければ....)」

P「....ライラ」

ライラ「なんでしょう?」

P「お父さんとは連絡を絶っているんじゃなかったか?」

ライラ「....はい」

ライラ「きっとわたくしは、連れ戻されてしまうでしょう....」ショボン

ライラ「その代わり、メイドさんのことは助けてくれます」ニコ

P「(ううっ....なんていい子なんだ....)」ウルウル

P「(だがそれはマズい!なぜならメイドさんが誘拐されたのは嘘だから....)」

P「(....あれを使うしかないか)」

P「(秘儀・嘘重ね!)」

嘘の内容 >>483

マキノたちが捜索している

P「ライラ待ってくれ!」

P「今マキノたちが捜索している!」

P「その結果が出てからでも遅くはないはずだ!」

ライラ「....」

ライラの反応 >>486

ぶつぶつとつぶやいているが、日本語ではない

ライラ「اللعين....يموت....」ブツブツ

P「(全く効果が無ぇ....)」

P「(やべえよこのままじゃ大変なことに....)」

P「ラ、ライラ!本当に今マキノが!」

ライラ「私がどうかした?」

P「マママママママキノ!?」

ライラ「!」

マキノ「私がどうって今言ってなかった?」

P「や、言ったんだけどご本人登場までは望んでないというか」アタフタ

ライラ「マキノさん!」

マキノ「ライラ?今日は元気ね」

ライラ「メイドさんを!メイドさんを助けてください!」ギュッ

マキノ「メイドさん?」

マキノ「ライラのところのメイドさんに何かあったの?」ジッ

ライラ「....」コクコク

P「ここからは俺が説明しよう!」

P「マキノ!こっちに来てくれ!」

マキノ「え?ええ....」

P「(マキノが納得して、かつライラと食い違わないような嘘をつかなければ....)」

嘘の内容 >>490

メイドさんがたまたま出会ったこずえを迷子と勘違いして交番へ連れて行こうとしたら行方不明になった

P「実はな....」

P「メイドさんがたまたま出会ったこずえを迷子と勘違いして交番へ連れて行こうとしたら行方不明になったんだ....」

マキノ「そうだったのね....」

P「だからお前の諜報能力でメイドさんの居場所を特定して欲しいんだ!」

マキノ「....」

マキノの返答 >>493

度し難いわね

マキノ「....度し難いわね」

P「度し難い....?」

マキノ「プロデューサー、貴方は救いようがないほどの馬鹿よ」

P「ど、どういうことだ....?」

マキノ「自分の胸に聞いてみるといいわ」

P「....」

P「(まさか....バレているのか....?)」

P「(俺が嘘を付きまくっていることが....)」

P「(....いいや、99%クロでも残りの1%さえ守り通せば確定はしないんだ!)」

P「(俺は徹底抗戦するぞ!)」

P「(でないと今までの俺を否定することになる!)」

マキノ「自分の過ちを認めれば、協力してもいいわ」

P「(協力....?)」

P「(つまり、俺の嘘で塗り固めてがんじがらめになった身体を)」

P「(救ってくれるっていうのか!?)」

マキノ「....」ニコ

P「っ....」

Pはどうする? >>496

土下座

P「....す」

マキノ「す?」

P「すんませんしたっ!!!」ドゲザ

マキノ「!?」

P「ほんの、ほんの出来心だったんです!!!」ドゲザ

マキノ「あの、私そこまでしてもらうつもりはなかったんだけど....」

マキノ「ただ貴方が、『居場所を特定して欲しい』なんて頼むから....」

P「....?」

マキノ「ライラのメイドさんが困っているんでしょう?」

マキノ「そんなこと、頼まれなくても手伝うわよ!」

マキノ「なのに改まって頼んできたから、『度し難い』って言ったの!」

P「....」

P「....うむ」

P「わかっていた、わかっていたぞ」

P「だからこれが俺の謝罪兼お願いだ!」

マキノ「浮気がバレた男の謝り方だったわよ」

P「マキノ様よろしくお願いします!!!」ドゲザ

マキノ「それはもういいから」

~数分後~

マキノ「これがライラの家から半径数キロの範囲内にある全監視カメラよ」

ライラ「ほー、たくさんありますねー」

P「いやいや、なんでマキノの端末でそれが見られるんだよ」

マキノ「悪用するつもりはないわ」

P「その行為自体が犯罪だろ!?」

マキノ「どう?ライラ」

マキノ「メイドさんはいた?」

ライラ「むー....」

P「....」

P「(誘拐されたって嘘なのに、街中の監視カメラで見つかったらマズいんだが....)」

ライラ「あ!メイドさんが映っていますー!」

P「!?」

マキノ「どこ!」

P「(頼む!誘拐されたっぽい場所に映っていてくれ!)」

メイドさんの居場所 >>501

強盗が籠城中のコンビニ(店内にこずえもいる)

メイドさん『....』ブルブル

ライラ「メイドさん、裸です....」

マキノ「ここ、コンビニよね....」

マキノ「一体どうなっているの....」

P「付近のカメラの映像も出せるか?」

マキノ「ええ....」カチカチ

機動隊『....』ズラーッ

P「おいおい、機動隊に包囲されてるぞ!?」

強盗たち『『『....』』』

マキノ「この人、銃を持っているわ!」

マキノ「しかも周りには、裸の女性や子供達を並べている....」

こずえ『....』

P「こずえまでいるじゃねえか....」

ライラ「これはなんなのですか....?」

P「....おそらく、強盗だろう」

P「だが、それに失敗されて警察に包囲された」

P「強盗は逃亡のために、店内にいたお客さんや店員を人質にしている可能性が高い....」

マキノ「....しかも、警察が手出しをできないよう」

マキノ「その人たちを裸にして、自分の周りに置き」

マキノ「肉の盾にしているんだわ....」

ライラ「メイドさん....」

短いのですが本日はここまでになります
再開時にはまた連絡します

本日更新します
よろしくお願いします

P「....」

ライラ「....」

マキノ「....」

ライラ「....」スック

P「....?」

ライラ「メイドさんを助けに行きます」

P・マキノ「「!?」」

P「ライラ、気持ちはわかるがあの状況じゃ無理だ....」

P「相手は銃を持っている上に、大の男3人」

P「ライラや俺たちが行っても勝てるわけがない」

マキノ「それに、今から行っても現場に近付くことすらできないわ」

マキノ「映像を見る限り、コンビニの周りは機動隊、そして警察官に包囲されているのよ」

ライラ「....メイドさんは」

ライラ「私のために日本に来てくれました」

ライラ「だから私も助けなければいけません」

P「....」

マキノ「....」

どうする? >>

P「....助けたいのはやまやまだが」

P「実際問題、どうやってあれを解決するかなんだ....」

マキノ「警察が手を焼いている事件を、私たち個人でどうにかできるとは思えない....」

ライラ「そうですか....」

P「どうにか誰にも見られずあのコンビニに侵入して」

P「強盗たちをねじ伏せる方法はないのか....?」

小梅「....」ヒョコヒョコ

P「小梅ッ!」ガシッ

小梅「!?」

P「小梅!!!」スリスリスリスリ

小梅「ちょっ....私小梅ちゃんじゃ....」

P「小梅えええええええ!!!!!!!!」ハスハスハスハス

小梅「んっ////やめっ////」プシャア

マキノ「この空気の中でよくそんなことができるわね....」

P「名案を思い付いたんだ」

マキノ「名案?」

P「小梅の近くにいつもいる幽霊の『あの子』なら、どうにかできるんじゃないか....」

P「と....」

ライラ「なるほどー」

マキノ「幽霊ってそんなに便利な存在なのかしら」

小梅「あの、それはできません」

マキノ「ほらやっぱり」

小梅「というか、今私は小梅ちゃんじゃありませんから....」

マキノ「?」

P「どういうことだ?」

小梅?「実は今、小梅ちゃんの中にいるのは幽霊の私でして....」

ライラ「???」

P「小梅は悪霊に乗り移られてるのか!?」

小梅?「いえ、私は悪霊ではなく小梅ちゃんといつも一緒にいる」

小梅?「背後霊のようなものなんです」

マキノ「つまりあなたは....」

小梅?「はい、先ほどお話に出てきた『あの子』です」

P「どうなってんだよ....」

小梅?「お互いの利害が一致した時に」

小梅?「こうして身体を貸してもらっているんです」

小梅?「だから小梅ちゃんは、霊体になってこの近くのどこかを漂っています」

マキノ「小梅じゃないってそういうことだったの....」

ライラ「つまり、プロデューサー殿は」

ライラ「ここにいる、アノコさんをコンビニに突撃させるということですかー」

P「違う違う!」

P「この状態であそこにいかせたら、小梅の身体がハチの巣になっちゃうだろ!」

マキノ「今あなたが小梅ちゃんの身体から出ることはできないの?」

小梅?「人間の身体は、必ず1つ以上の魂が入っていないといけないんです」

小梅?「もし私が抜けてしまうと、小梅ちゃんの身体は死んでしまいます」

P「怖っ....」

P「あいつよく自分の身体から出られるな....」

小梅?「ですから、私が霊体になって協力をするというのは難しいかと....」

小梅?「借り物の身体を傷つけるわけにもいきませんし....」

P「そうか....」

P「物理干渉ができるなら、霊体であいつらを退治して欲しかったんだが....」

マキノ「その作戦を取るにしても、小梅の帰りを待たないといけないわね」

小梅?「霊体になった小梅ちゃんは2、3日帰って来ないと思いますよ」

P「どこで何をしてんだよあいつは....」

ライラ「ふむー....」ピーン

ライラさん、何かを思いつきましたー >>521

輝子にキノコ料理を作って貰う

ライラ「これは、ショウコさんにキノコ料理を作ってもらうしかありませんー」

P「....」

P「なんで?」

ライラ「食べてみればわかりますー」

マキノ「貴方がただ食べたいだけじゃないでしょうね」

ライラ「....そんなことはありませんー」

輝子「い、いきなりキノコ料理を作れって、どういう風の吹き回し....」

輝子「しかも、今この場で収穫をして欲しいなんて....」

P「俺にもわからん」

マキノ「さっきまで助ける助けるって言ってたのに」

マキノ「お腹が空いたからキノコを食べたいだなんて....」

ライラ「いえ、ライラさんはキノコの力で」

ライラ「メイドさんを助けますー」

一同「「「「?」」」」

ライラ「ショウコさん、キノコを収穫してください」

輝子「持ってきたけど、どれが、いい?」

ライラ「どれでも大丈夫です」

輝子「あ、そっか....」

輝子「じゃあ、これを」モギ

ライラ「すぐに調理を始めてくださいー」

輝子「調理....何にして食べるんだ....?」

ライラ「なんでも大丈夫です」

輝子「わかった....」

キノコの種類 >>525
できた料理 >>526

食べるとゾンビのようになるゾンビダケ

橘シェフのいちごパスタ

【パスタ】

輝子「できた、ぞ....」

P「これは?」

輝子「食べるとゾンビのようになるゾンビタケを」

輝子「ありすちゃん直伝のいちごパスタに入れた物....」

マキノ「クリーチャーじゃないの....」

ライラ「....」スッ

小梅?「え?」

ライラ「あーんしてくださいー」

小梅?「....私?」

ライラ「はい」

小梅?「でもそれ、食べるとゾンビのようになるって....」

ライラ「....」ポイッ

小梅?「モガッ」パクリ

小梅?「....」ゴクン

小梅?「」チーン

P「小梅の身体のあの子お!?」

マキノ「大丈夫!?」

あの子『....』スゥ

あの子『あ、あれ!?』

あの子『私、小梅ちゃんの身体から出ちゃいました!?』

ライラ「アノコさんは今、ゾンビタケのいちごパスタを食べたおかげでコウメさんの身体から出ましたー」

ライラ「私にも見えませんがー」

P「出たらやばいって言ってただろ!?」

マキノ「そうよ!早く戻さないと小梅が死んでしまうわ!?」

輝子「え、死ぬって、どういう話....?」

ライラ「コウメさんは大丈夫です」

ライラ「身体の中には、別の魂が入っていますからー」

あの子『!?』

P「どういうことなんだ!?」

ライラ「コウメさんの身体の中にいたアノコさんが出ていくのと同時に」

ライラ「身体の中にはゾンビタケの魂が入ったのですー」

マキノ「??????」

ライラ「先ほど収穫してもらったゾンビタケは、料理されることで」

ライラ「安らかに亡くなりました」

輝子「キノコの加熱調理が、必要なのは、確実に殺すため、だからな....」

ライラ「出たばかりの魂は、湯気と一緒に漂っています」

ライラ「それをパスタごとコウメさんが食べたのです」

P「お前が食べさせたんだろ」

ライラ「ですから、コウメさんの身体からアノコさんが出ても大丈夫ですー」

マキノ「なるほどね」

マキノ「意味が分からないわ」

小梅「ウ....ウ....」

P「おい、小梅が苦しそうに唸り声を上げてるぞ!?」

輝子「ああ、これはゾンビタケの作用、ゾンビみたいになるやつ....だ....」

輝子「食べると身体の自由が利かなくなり、意識はなくなり」

輝子「数日間唸り声を上げながら、フラフラと徘徊するだけの肉人形になり下がる」

P「恐ろしすぎるだろ....」

マキノ「ゾンビタケの作用はともかく、声が出せるということは生きてはいるのね....」

ライラ「この通り、コウメさんはお元気ですので」

ライラ「アノコさん、協力をお願いできますかー」

ライラ「オーケーなら私の身体を揉んでください」

P「俺もオーケーしたいな」

マキノ「あなたねえ....」

あの子『....』

あの子『わかりました』モミモミ

輝子「ひゃっ!?」

輝子「わ、私じゃなくて、ライラちゃんを、揉んでくれ....!」

ライラ「オーケーみたいですー」

短いのですが本日はここまでになります
先日、まとめサイトで私の作品が「薄い、盛り上がりに欠ける」とコメントされていました
なのでこれからはもっともっと濃くて盛り上がる作品を書いていけるよう精進します
明日の夜20時以降に再開します

P「というか、迅速にあの子を体外排出させちゃったが」

P「そもそも霊体が物理干渉はできるのか?」

マキノ「さあ、私霊体のデータは持っていないわ」

あの子『....』

あの子は物理干渉ができる or できない >>540

もう余裕のよっちゃん

あの子『もう余裕のよっちゃんですよ』

P「....」

あの子『あ、聞こえてないんでした』

あの子『モミモミ....』モミモミ

輝子「ひゃうっ!?」ビクン

マキノ「可能みたいね」

ライラ「これで人質になっている、メイドさんとこずえちゃんを助けられます....」

あの子『....わかりました、出来る限り協力します!』モミモミモミモミ

輝子「んふっ!?」ビクン

ライラ「それでは、アノコさんは....」

ライラ「コンビニに入って、犯人たちをボコボコにしてください」

マキノ「物騒ね....」

P「自分は干渉されないのに相手には物理干渉できるチートな存在だからな....」

P「まともな作戦なんて必要ないんだよ」

マキノ「それもそうね....」

あの子『行ってきます!』ヒューン

輝子「はぁ....はぁ....」チーン

P「輝子の喘ぎ声が止んだということは」

マキノ「あの子は行ったみたいね」

オイ!!!

ライラ「カメラの向こうが、騒がしいですよー」

P「もう到着したのか?早いな」

強盗A『おいお前!動くな!!!』カチャリ

こずえ『....』

P「こずえが銃を向けられてるぞ!?」

マキノ「お願い!間に合って!!!」

こずえ『といれー....』ヒョコヒョコ

強盗A『そこでしろって言ってるだろうが!!!』ブンッ

こずえ『....』

P「こずえっ!!!」

強盗A『....』ピタ

マキノ「止、止まった....」ホッ

P「よかった、さすがに小さい子を傷つけるのは思いとどまったか....」

強盗A『ウ....ガ....』グシャア

強盗A『ガアアアアアアアアア....』バチン

強盗A『』チーン

P「....?」

P「こいつ、倒れたぞ?」

マキノ「この映像じゃ何が起こったのかよく見えないわね....」

こずえ『といれー』ヒョコヒョコ

ライラ「....これは」フム

強盗B『おいどうした!?』

強盗C『こいつ、死んでるぞ!?』

ジャー

こずえ『....?』

強盗B『お前、何をした!!!』

強盗C『このチビ、勝手に動きやがって!!!』

P「ヤバイ!今度は別の強盗が!!!」

マキノ「こずえ!!!」

こずえ『....』

~コンビニ内~

あの子『ヒーロー参上!』ヒューン

メイドさん「あ....ああ....!」ガクブル

あの子『あれ?私が見えるんですか?』

メイドさん「あ....」

メイドさん「」ガクッ

あの子『気絶しちゃいました』

一般客「きゃあああああああ!!!!!!」

あの子『ここは霊感がある人が多いですねえ』

一般客「な、なんでこの人達、いきなり....」ブルブル

あの子『?』

あの子『私じゃないんだ』クルッ

強盗B『ぐわあああああああああああああ』グルグルンッ

強盗C『あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛』バキボキバキッ

強盗たち『『『 』』』チーン

あの子『?』

あの子『この人たち、どうしたんだろう?』

あの子『ずいぶんと苦しそうな顔をして寝ています』

あの子『....?』

あの子『よく見たら首が3回転くらいしてねじ切れそうになってますが....』

あの子『....』

あの子『死んでる!?』

こずえ「....」ジー

あの子『これは見ない方がいいですよ』アワアワ

こずえ「こうめのところにいる、あのこー....?」

あの子『こずえちゃん!怪我はありませんか?』

こずえ「うんー」

あの子『よかった~』

あの子『メイドさんも気絶しているだけで大丈夫そうですね!』

あの子『それより、この3人は?』

こずえ「こずえにさわったら、いきなりしんじゃったー」

あの子『....』

あの子『....とにかく、服を着て外に出ましょうか』

あの子『警察の人が入ってくる前にメイドさんにも服を着せてあげて』

こずえ「わかったー....」

ライラ「メイドさん!」ダッ

メイドさん「ライラ様!」ギュッ

ライラ「よかった....」

メイドさん「ご心配をおかけして....」ギューッ

こずえ「....」ジー

P「?」

こずえ「こずえもやるー」ダッ

P「!?」

こずえ「ぷろでゅーさー」ギュッ

P「こずえ!」ギューッ

小梅?「....」

小梅?「この人なら大丈夫なんですね」

マキノ「あら、小梅ちゃんの身体に戻っていたのね」

小梅?「ええ、私は特に何もしていませんけど」

マキノ「え?」

マキノ「だって、あの犯人たちみんな倒してたじゃない」

小梅?「....」

小梅?「....そうですね」

小梅?「そういうことにしておきましょうか」ボソッ

マキノ「え?」

小梅?「いえいえ!私の活躍見ていただけましたか!」

マキノ「ええ、こっちからはよく見えなかったけれど」

マキノ「突然強盗たちがバタバタと倒れていくのは爽快だったわ」

小梅?「そう、ですね....」

小梅?「お役に立てて何よりです」ニコ

小梅?「....」チラ

こずえ「....」ジー

小梅?「あはは....」ビクビク

こずえ「....」

こずえ「....」ニコ

短いのですが本日はここまでになります
もっと他のモバマス安価スレが出てきてほしいですね、私も参加したいです
明日の夜20時以降に再開します

直前になって申し訳ありませんが、本日腹痛でお休みします!
明日は更新します!

P「強盗に巻き込まれるなんて」

P「物騒な街だなあここは....」

スタスタ

P「お!次いこ次!」

誰が来た? >>566

梨沙

梨沙「....」スタスタ

P「(美味そうな獲物が来たな)」ジュルリ

梨沙「何よ、キモイ目で見て」

P「いやいや、こっちの事情だ」

梨沙「はあ?」

嘘の内容 >>568

梨沙って美味そうだよな

P「梨沙って美味そうだよな」

梨沙「」ゾッ

梨沙「あ、あんた何言ってんのよ....」ドンビキ

P「あーいや」

P「嘘嘘」ニッコリ

梨沙「こわ....」

P「(あれ、なんか反応がイマイチだな)」

P「(もうちょっといい反応が見たいな....)」

どうする? >>570

パパが桃華やありすと仲良さそうに歩いてたぞ

P「パパが桃華やありすと仲良さそうに歩いてたぞ」

梨沙「!?」

梨沙「それホントなんでしょうね!」

P「ホントホント」

P「だから梨沙は俺と仲良くしよう」

梨沙「どういう意味よ」

P「梨沙は今、パパが他の子と仲良くしているって聞いてどう思った?」

梨沙「うーん....」

梨沙「悔しい?」

P「そう、それは嫉妬だ」

P「同じように、パパも梨沙のことを大好きなわけだよな」

梨沙「ええ、愛してるわ」

P「だったら逆に、梨沙もパパ以外と仲良くして」

P「それを見せつけてやればいいんだよ」

梨沙「それでいい....のかしら?」

P「いい!」

梨沙「ふーん、それでプロデューサーと仲良くするってわけ?」

P「ああ、梨沙は美味しそうだから俺も嬉しいよ」

梨沙「ちょっと、それ本気でキモイからやめなさいよ」

P「....」ショボン

梨沙とどう仲良くする? >>574

抱っこしてなでなで

P「じゃあまず」

P「....」ポンポン

梨沙「?」

梨沙「膝がどうかしたの?」

P「ここに座ってくれ」

梨沙「?????」

梨沙「いきなり意味わかんないんだけど!」

P「パパに見せつけなきゃいけないんだ」

P「普段通りじゃダメだろ」

梨沙「そりゃそうだけど!」

梨沙「アンタの膝の上に座れっていうの!?」

P「いや、抱っこしてなでなでするんだ」

梨沙「よくそのセリフを真顔で言えるわね....」

梨沙「....そんなことして大丈夫なの?」

P「なんでだよ、めっちゃいいじゃん」

梨沙「アタシがいくら許可しても」

梨沙「誰かに見られたらヘンタイ確定で逮捕よ?」

P「....」

P「....梨沙のためなら、それでも一向に構わん!」

梨沙「プロデューサー....」

P「俺の覚悟は見せた」

P「あとは梨沙、お前だけだ」

梨沙「....」

梨沙「....!」ダッ

梨沙「....////」ポフ

梨沙「....これでいいの?」チラッ

P「....ああ、それじゃあ」

P「なでるぞ」

梨沙「....うん」コクリ

どこを撫でる? >>579

首筋

P「....」

P「なでなで」ナデナデ

梨沙「....////」

梨沙「なでるって、頭じゃないの?」

P「頭なでるのは普通すぎるからな」

P「わかってる大人はあえて首筋なんだよ」

梨沙「そうなのかしら....」

P「....」ナデナデ

梨沙「くすぐったいわね....」クネ

梨沙「んふっ....」クネ

P「....」

P「(誘ってるのかコイツ?)」ムラッ

P「(そういえばさっきの)」

P「(『梨沙って美味そうだよな』も回収しないとなあ)」

P「(せっかくだしかぶりついとくか!)」

P「(これは決して俺が梨沙にかぶりつきたいという欲求を解消するためではないぞ)」

P「(最初についた嘘にリアリティを持たせるための演技なんだ)」

P「(俺は梨沙の言うヘンタイではないからな)」

P「(そこんとこよろしく)」

どこにかぶりつく? >>583

ツインテール(左)

P「....」

P「あむっ!」パクリ

梨沙「!!??!!??!?」

P「もぐもぐ」パクパク

梨沙「な、なんで左のツインテールを食べてるのよ....」ゾゾッ

P「いやあ、梨沙をなでてたらやっぱり美味そうでなあ」

P「かぶりついちゃったよ」

梨沙「」

梨沙「アンタの提案に乗ったアタシがバカだったわ!」

梨沙「もう帰る!」プンスカ

P「そんなこと言うなよ」モグモグ

梨沙「いやよ!というかいい加減アタシの左ツインテール放しなさいよ!」

P「....」

P「ごっくん」

梨沙「ごっくん!?」

梨沙「ちょ、なにこれ!?」

梨沙「髪が抜けないんだけど!?」

P「ごっくんしたからな」

P「もう左ツインテの端は既に胃の中に収まっている」

P「お前はもう俺から逃れられない」

梨沙「何してくれてんのよ!」

P「美味そうな梨沙のツインテを味わっているところだ」

梨沙「何してるのかを聞いてるわけじゃないわ!!!」

P「....ヤバイ」

梨沙「こっちのセリフよ!」

P「ずっと喉から胃までツインテが残ってるから」

P「吐き気がすごい」

梨沙「当たり前でしょ....」

梨沙「後のこと考えずに飲み込んで体調崩すって」

梨沙「アンタ犬以下よ?」

P「....う」

梨沙「う?」

P「う、う....」

P「うべぇろばしゃあ」ゲロゲロ

梨沙「」ビチャ

【ビチャビチャの左ツインテ】

梨沙「どうしてくれるのよこれ....」

P「....」

どうする? >>590

舐めて綺麗にする

P「....すまん」

梨沙「謝って済むレベルは超えてるわよ!」

P「....梨沙の左ツインテについているのは俺のものだ」

P「だから俺が....」

P「舐めて綺麗にする!!!」ババーン

梨沙「!?」

梨沙「それじゃあ髪についてるのが胃液から唾液に入れ替わるだけじゃない!」

P「....等価交換だ」

梨沙「それっぽく言ってるけど全然誤魔化せてないから!」

P「ぺろぺろ」

梨沙「あー....」

~数分後~

P「よし!」ピカー

P「これでパパも嫉妬に狂い梨沙への愛を深めるだろう!」

【ベチョベチョの左ツインテ】

梨沙「....」

梨沙「....アンタ、覚えときなさいよ」

P「....」

P「(梨沙の目がヤバいぞ)」

P「(ここは得意の嘘で乗り切るしかないな....)」

嘘の内容 >>593

そういえば桃華今日は泊りでお出かけだって楽しそうに言ってたな

P「そういえば桃華今日は泊りでお出かけだって楽しそうに言ってたな」

梨沙「....」

梨沙「....ちょっと気になるけど」

梨沙「アンタの罪は消えないわよ」

P「(ぐっ....)」

桃華「あらプロデューサーちゃまと梨沙さん」

桃華「どうしましたの?」

P「桃華ぁ!?」

梨沙「....」

梨沙「....桃華、ちょっといい?」

桃華「なんですの?」

梨沙「聞きたいことがあるんだけど....」

梨沙「今日、誰かと泊りで出かけるって本当?」

P「」

桃華「....」

桃華のお返事 >>596

ええ。だからありすさんと梨沙さんを誘いに来ましたの

桃華「ええ。だからありすさんと梨沙さんを誘いに来ましたの」

梨沙「アタシを?」

桃華「はい」

桃華「今日はわたくしの家で、自分たちのお父様を自慢する会を計画していまして」

桃華「梨沙さんもご一緒にいかがかと」

梨沙「パパを自慢する会!?」

桃華「はい、現物持参でお願いします」

梨沙「わかった!パパと一緒に行くわね!」

桃華「はい、わたくしも裸のお父様を連れていきますわ」ウフフ

梨沙「わくわくしてきたわ!」

P「....」

P「よし、上手く切り抜けられたな!」

本日はここまでになります
再開時にはこちらで連絡します

~翌日~

P「いやあ、まさかあいつらにあんな趣味があったなんてなあ....」

P「しかもパパさんたちの方から頼んでたなんて....」

P「梨沙はあれが一番のヘンタイだってわかってるんだろうか....」

スタスタ

誰が来た? >>603

紗枝

紗枝「あら、プロデューサーはん♪」

P「紗枝か....」

紗枝「なんどすか?」

P「(強者かもしれんぞ....)」

嘘の内容 >>605

紗枝のセーラー服を周子が着ていた

P「紗枝のセーラー服を周子が着てたぞ」

紗枝「周子はんが?」

P「うん」

紗枝「ああ、また....」

P「また?」

紗枝「いつものことやさかい....」

P「いつものことなのか?」

紗枝「周子はん、うちの目を盗んでは」

紗枝「セーラー服をどこかに持って行きはるんどす」

P「セーラー服を持って....?」

P「自分の制服じゃダメなのか?」

紗枝「さあ....」

紗枝「持って行った後も、綺麗にして返してくれはりますから」

紗枝「別にええかな~って」

紗枝「持って行くのは必ず、次の日は着ないときどすし」

P「ふむ....」

P「何してるか気になるな」

紗枝「それは....まあ....」

P「....ちょっと周子を探しに行かないか?」

紗枝「....プロデューサーはんもいけずなんやから」ニコ

P「周子の居場所に心当たりはあるか?」

紗枝「そうどすなあ....」

心当たりの場所 >>610

周子の寮室の畳の下

紗枝「心当たりもなにも」

紗枝「周子はんがうちのセーラー服を持って行ったあとは」

紗枝「必ず自分の部屋に帰りはります~」

P「自分の部屋か....」

P「ということは今も自分の部屋にいる可能性が高いと....」

紗枝「そうなりますえ~」

P「....突撃してみるしかないな」

紗枝「しゃーないなあ」

~周子の部屋~

P「着いたぞ」

紗枝「ここにいはるんやろか....」

P「(そもそもセーラー服を着てたってのが嘘だからなあ)」

P「(いてもいなくてもどう転ぶかはわからん....)」

周子の部屋の中は? >>613

珠美・あやめ・歌鈴が倒れてる中、周子と芳乃が睨み合ってる

ガチャリ

珠美「」チーン

あやめ「」チーン

歌鈴「」チーン

周子「....」ギロリ

芳乃「....」ギロリ

紗枝「?」

紗枝「皆さん、なにしてはりますの?」

周子「紗枝はん!?」

芳乃「ふむー....」シュバ

P「消えた!?」

芳乃「少し眠っていてくださいー」ボゴォ

紗枝「がっ」

紗枝「」チーン

P「何してんだお前!?」

芳乃「みねうち、でございますー」

周子「ほら貝で殴っといてよく言うよ....」

P「で、お前ら」

P「この混沌とした状況はどうなってるんだ?」

周子「....」

周子「....それは」

この状況の説明 >>617

おっぱいの大きさ選手権

周子「胸の大きさの話をしたら」

周子「突然芳乃ちゃんがみんなを殴り始めちゃって....」

周子「私はこの部屋唯一の生き残りだったんだ....」

P「芳乃....」

P「お前まさか....」

芳乃「....周子さんの言い方ではまるで私が」

芳乃「胸が小さいことを気にしているようではありませんかー」

周子「気にしてるじゃん」

芳乃「気にしていません!!!」

P「部屋に入ってきてすぐ紗枝をぶん殴るなんて....」

芳乃「....なにも私は、無差別に人を襲っているわけではありませぬー」

周子「無差別じゃなくて、自分より大きい人を襲ってるんでしょ?」

P「だから俺は襲われなかったのか」

芳乃「違いますー」

芳乃「それならば、珠美さんを襲う必要はありませんからー」

周子「そうなの?」

P「俺の全所属アイドルバストサイズデータベースによると」

P「珠美の方が芳乃より1cm小さい」

周子「へー?」

芳乃「何か言いまして?」

周子「それならどうしてみんなに、こんな酷いことを?」

芳乃「....私は、世界をより正しい方向へと導きたいのです」

周子「世界を....?」

P「そ、そういうことか!?」

周子「何かわかったの!?」

P「俺の全所属アイドルバストサイズデータベースによると」

P「芳乃に殴られたアイドルのバストサイズは」

P「珠美:72、紗枝:78:、あやめ:78、歌鈴:80....」

P「そして周子は82だ....」

周子「....?」

P「....芳乃は」

P「バストサイズが偶数のアイドルを狙っている....」

周子「それじゃあ、芳乃ちゃんは....」

芳乃「言ってはなりませぬー」

P「....73」クッ

芳乃「....」

周子「なるほど....」

周子「....」

周子「なんでそれが襲う理由になるの?」

周子「シューコちゃんよくわかんない」

P「俺にもわからん....」

芳乃「教えてさしあげましょうー」

バストサイズが偶数のアイドルを襲う理由 >>623

セーラー服に取り付いたオタクの悪霊を祓うための儀式

芳乃「....これは、必要なことなのです」

P「お前の嫉妬じゃないって言うのか?」

芳乃「....こちらを」スッ

【紗枝のセーラー服】

P「これは....」

芳乃「紗枝さんのセーラー服ですー」

芳乃「....こちらには」

芳乃「悪霊が取り付いております」

P「セーラー服に悪霊!?」

芳乃「....はい」

芳乃「このセーラー服には、紗枝さんを慕うあまり」

芳乃「その愛が生霊となって、取り付いてしまっているのです」

P「なんてこった....」

P「でもなんで、紗枝本人じゃなくてセーラー服に憑りついてるんだ?」

芳乃「....これが見えますか」

P「....まさか....陰毛?」

芳乃「はい、恐らく犯人は」

芳乃「セーラー服を頻繁に、自らの陰部に擦りつけていたと思われますー」

P「なるほど、その行為のせいで」

P「セーラー服自体に悪霊が付いてしまったのか....」

周子「ソーナンダー....」

短いのですが本日はここまでになります
再開時はこちらで連絡をします

P「それで、なんで偶数のバストサイズのアイドルを昏倒させなきゃいけないんだ?」

芳乃「その条件に合致するアイドルを5人昏倒させることで」

芳乃「悪霊は祓われるのですー」

P「なるほど(?)」

芳乃「ですから周子さん....」

芳乃「ご協力をお願いしたくー」ブンッ

周子「うわっ!?」

芳乃「なぜ避けるのですかー」ブンブンッ

周子「そりゃ避けるでしょ!!!」

P「ちなみに、悪霊が祓われたらどうなるんだ?」

芳乃「どうなる、とはー?」

P「悪霊は生霊なんだろ?」

P「セーラー服からそいつがセーラー服から解き放たれた時」

P「生霊の主はどうなるのかなと思って」

芳乃「....」

芳乃「祓ってみなければ確かなことはわかりませぬがー」

周子「....」ゴクリ

悪霊の主はどうなる? >>632

なんかめっちゃヌルヌルになる

芳乃「....非常に」

周子「非常に?」

芳乃「ヌルヌルになりますー」

周子「ヌルヌルになるんだ....」

P「なるほど」

P「つまり、悪霊を祓ったら」

P「紗枝のセーラー服を陰部に擦りつけてたド変態野郎の正体もつかめるわけだな」

芳乃「犯人がこの近くにいれば、見た目で判別できるでしょうー」

芳乃「全身がヌルヌルになるので、立っていることもままならないはずですー」

周子「....」

P「そういうことらしいから、な?」

P「紗枝のためにここは1つ頼むよ、周子」

周子「....」

周子「....」スッ

芳乃「その構えは....」

周子「シューコちゃん、徹底抗戦させてもらうよ!」

P「なんでだよ!!!」

周子「....」

周子「痛いのは、嫌だ!!!」

P「なぜなんだ....」

P「単に痛いのが嫌なだけとは思えないほどの闘志を感じる....」

芳乃「....わかりました」

芳乃「それでは、わたくしも本気で行かせてもらいますー....」

P「レディ・ファイ!!!」カーン

勝者は? >>636

珠美の竹刀を隠し持っていた芳乃

芳乃「はぁー!」ブンッ

周子「甘い!」パシ

周子「おりゃ!」ヒョイ

P「芳乃のほら貝が!!!」

芳乃「....」

芳乃「....」スッ

周子「あれは、珠美ちゃんの竹刀!?」

芳乃「....これを使う時が来ましたかー」

周子「待った!」

芳乃「?」

周子「....リーチ長くない?」

P「この戦いにルールなんてものはないから」

P「続行!」

周子「待っ

芳乃「めえええええええええええええええええええええん!!!!!」バシィ

周子「カハッ」

P「気合十分、姿勢も良し、打突の形も適切、残心あり....」

P「面あり!!!」

紗枝のセーラー服「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛....」シュウウウウ

P「怖っ....」

芳乃「これにて、悪霊は祓われましたー....」

P「これで紗枝も安心してセーラー服を着られるな」

周子「」ヌルヌル

P「ん?」

P「周子がやたらと油汗をかいてるな、これ大丈夫か?」

芳乃「ふむー....」サワサワ

周子「」ヌルヌル

芳乃「....」

P「どうした?」

真相に気が付いた芳乃の行動 >>640

妖刀だった竹刀の影響で周子を襲おうとする

芳乃「....うう」

P「芳乃?」

芳乃「ぐあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!!!!!」

芳乃「きえええええええええええええええええ!!!!!!!!」

P「芳乃が壊れた!?」

P「まさかあの竹刀、妖刀だったのか....!?」

P「早くこいつらを連れて逃げないと!!!」ガシッ

芳乃「きしゃあああああああああああ!!!!!!!!!!」ガバッ

周子「」ヌルヌル

P「周子が芳乃に捕まった!」

P「....すまん周子!こいつらを避難させた後で、必ず助けに来るからな!」ダッ

ガチャリ

周子「」

周子「ハッ」

芳乃「....おはようございますー」

周子「....」ヌルヌル

周子「....みんなは?」

芳乃「遠ざけておきましたー」

芳乃「周子さんがヌルヌルしていたことは、誰にもばれていないかとー」

周子「....そっか」

芳乃「....」

芳乃「....人間誰しも、道を誤ってしまうことはあります」

周子「....」

芳乃「周子さんの行動も、元を辿れば愛ゆえのもの」

芳乃「反省して間違いを正し、これから歩んでゆけば良いと思います」

周子「....うん」

周子「....あたし、紗枝ちゃんに全部話す」

芳乃「....」

周子「あたしが紗枝ちゃんのセーラー服でやってたことも」

周子「....どうしてそんなことをしていたのかも」

芳乃「....それはつまり、想いを?」

周子「....」コクリ

芳乃「....本当によろしいのですか」

周子「じゃないと、これから一緒にアイドルやれないよ」

周子「全部話して、あとは紗枝ちゃんに任せる」

周子「その後どうなっても、受け入れるよ」

芳乃「....」

芳乃「....その決断が吉と出ることを願っています」

周子「....ありがと」

紗枝に全てを話した周子、その結果は? >>645

紗枝の尻に敷かれるも満更でもない
あとちょくちょくヌルヌルするようになった

~翌日~

P「....」カタカタ

ガチャリ

紗枝「おはようございます~」

周子「おはよ~」

P「おお、おはよう」

紗枝「ふう、ちょっと座ろかな」

紗枝「....周子はん!」

周子「はいっ!」シュバ

P「?」

紗枝「よいしょ」グッ

周子「んひっ////」

P「何してるんだお前ら....」

P「新しい遊びか?」

紗枝「遊び?ちゃいますえ~」

紗枝「ここに椅子があったから座っただけです~」

周子「いっ、椅子です////」ハァハァ

周子「////」ヌルヌル

紗枝「....」

紗枝「....周子はん?」

周子「はいっ!?」

紗枝「もう、椅子がこんなところヌルヌルさせてたらあきまへんえ~?」

周子「身体が反応しちゃって....」

紗枝「お風呂入り直さなあかんなあ....」

周子「お願いします!」

P「....」

P「今日も平和だなあ」

本日はここまでになります
更新頻度が落ち、人も減ってきたので、次で最終回にしようと思います
最後までお付き合いしていただけると幸いです
明日の夜20時以降に再開します

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