安価とコンマで異世界転生 (1000)

俺は死んだ。
微小な隕石が頭部に直撃し、当たり所に恵まれず即死だ。

え?なぜ分かるかって?それは……

女神「……であるからして、あなたには異世界に転生してもらいます。……聞いてます?」

この偉そうな女神が先ほど俺に説明してくれたからだ。

男「はいはい、分かりましたよ」

女神「……まぁ、いいでしょう。それではごゆっくり」

女神が指パッチンを三回目で成功させると、俺の意識はブラックアウトした

>>3……どこで目覚めた?

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1613312054

森の中

小鳥のさえずり、ぬるい木漏れ日

目を覚ませばそこは森の中だった。


男「……まずい。知らない森にいる時点で、俺は遭難している……」

男「ともかく、歩かなければならない……どっちに行こうか?」


なんとなく、よく茂っている方と、そうでない方は分かる
ならば、そうでない方に進むしかない

こうして、無事に森を抜けることができた
けっこう歩いたが、そこまで大きな森ではなさそうだ


男「いい眺めじゃないか。まさしく、旅の始まりって感じだ」


そこは小高い丘になっていて、遠くまで見渡すことができる。村や町がいくつか見受けられ、最低限の文明レベルは感じる。


男「今なら、なんでもできそうだな……そうだ!」


折角生きるのであれば、何か目標がないとつまらない。目標を決めよう


>>4……これからの目標
1.世界征服
2.救世主になる
3.気まぐれに生きる

安価間違えました
>>7でどうぞ

俺は、久しぶりに感動していた
新緑に染まり、自然が息づく大地に。
そして、その中に生きようとする人の叡知の営みに。

______この世界を守りたい。

そんな考えが、ふと頭をよぎった
なら、なってやろう


男「俺は……救世主になるぞ!」

さぁ、どこへ行こう。

広大に広がる世界はまるで、俺を祝福し、受け入れてくれるようだった


>>11……どこに行く?
1.農村
2.栄えている町
3.立派な城下町

3

救世主になるため、城下町にやってきた。
人々の喧騒が心地よい。

ふと路地に目をやると、
何やら女性がチンピラに絡まれている。

こんなありがちなイベントがあるのか、
と思いつつ、救世主になるため彼女を助けることにした


男「そこのチンピラ。彼女は困っている……やめた方がいいぞ」

チンピラ「なんだテメェ、死にたいのか?」

男「もうこりごりだよ」

チンピラ「何言ってんだテメェ!?うぜぇんだよ!」


そう言うと、チンピラはこちらに殴りかかってきた


女性「危ない!」

男「!」


こちらも拳を受け止め、組み合う形になった

力比べだ!
>>15コンマ……男の筋力(高いほど強い)
チンピラは30として扱う

男「くっ!」

チンピラ「見た目より力はあるが……テメェみてぇなヒョロヒョロのガキに負けるほど俺は甘くねぇぜ!」


まずい。これはまずい。
元善良な一市民である俺がこんなチンピラに腕力で勝てる訳がなかった。


女性「……!」


どうやら、あの女性が加勢してくれるようだ

チンピラ「さァ、観念しな!」

男「くそっ……!」


女性はそこらに落ちている大きめの石を拾って、大きく振りかぶった


女性「……せいっ!」


彼女は全身全霊で石をチンピラの後頭部に叩きつけた!

ダメージ判定!

>>17コンマ下一桁……ダメージ量(ゾロ目でクリティカル。ダメージ二倍)
チンピラのHPは4です

a

すみませんまた安価先を間違えました
>>19でお願いします

下1とか下2でいいのよ

>>18のコンマでいきます


彼女は確かにチンピラにダメージを与えた。
彼は苦痛に顔を歪め、力が抜けた


男「今だ!」


俺は彼女の手を引き、大通りの人混みへと逃げ出した。

>>20アドバイスありがとうございます。そうします


人混みの中を走って走ってどうにか安全そうな場所まで辿り着いた


男「……ふぅ……あの、怪我はありませんか?」

女性「ええ。まぁ……あなたこそ、大丈夫なんですか?」

男「多分大丈夫ですよ。……つかぬことをお聞きしますが、どうしてチンピラに絡まれていたのですか?」

女性「>>下2」

女性「私は神託を受け取ったから」

男「神託……ですか」

女性「私の家系は代々巫女をやっておりまして、年に一度神託を授かるのですよ」

男「なるほど。それを利用しようとさっきのチンピラが絡んできた訳ですね」

巫女「恐らく、そうだと思います」


巫女なんているんだなぁ、と思いつつ、
彼はその神託の内容を知りたいとも考えた

男「うーん、立派な仕事ですが、災難ですね」

巫女「そう思いますか?あなたも知りたそうに見えますが」

男「ふふ、これはこれは。素晴らしい慧眼をお持ちのようだ」

巫女「でも……みだりに神託の内容を教えるのは良くないと教わってきましたから」

男「どうか教えていただけないか?別に、無理矢理聞こうという訳じゃないけれど」


好感度判定!
知り合ったばかりの相手なので顔の良さで判定します。
>>下1コンマがイケメン度です(今回は50以上で成功)

ぶっさwコミュ抜けるわw


巫女「いえ……すみませんが、教えることはできません」

巫女(なんかキモいし……)

男「そ、そうですか……では」

巫女「ええ、本日はありがとうございました」

一日一善。いいことをして気分が良い。

彼は実に楽しそうに城下町を歩いている
すると、大きな広場に出た

どうやら、いくつかのイベントや出店が出ているらしい。
折角なので、どれか見ていこう

>>下2……どこに行く?
1.魔法適正占い
2.ムキムキジム
3.ギルドメンバー募集掲示板

本日はここまでです
また明日再開します

・男
【筋力】26
【顔面】12


なにやら人だかりの出来ている所がある。

何事かと思い、寄って見るとそこにはギルドメンバー募集の掲示板があった


男「ギルドなんてものもあるんだな……」


確かに、この人だかりの90%は腕に覚えのありそうな人間で構成されている。

男「うむむ……ギルドか……」


色とりどりの紙が掲示板に貼られている。

それらには大抵、募集要項やギルドの本拠地の住所が記されており、活動内容についても書いてある

男「どうするか……」

>>下1……どうする?
1.高潔な騎士の集うギルド
2.トレジャーハンドギルド
3.魔法使いギルド
4.俺がギルドを作る!
5.ギルドになんか興味はない。俺は一匹狼だ

男「そうか……俺がギルドマスターになればいいのか!」


思い立ったが吉日。
さっそく安物の色紙に募集要項や活動内容を書いて、貼りつけた。

建物なんか持ってないので、
用意された待ち合いテーブルに座って入団希望者を待つことにした。

>>下1コンマ下一桁の半分が集まった人数(端数切り捨て)

~一人目~


ギルメン1「あの、あなたが男さんですか?」

男「はい。いかにも」

ギルメン1「ギルドに入団したいんですが……」

男「おお!それでは自己紹介をどうぞ!」

>>下1……ギルメン1の性別
>>下2……ギルメン1のセールスポイント

中華「中華料理ができますよ!」

男「……ちゅ、中華ぁ?」

中華「はい!実は最近、中華料理店が減っていまして……」

男「うんうん」

中華「中華料理の救世主になりたいんです!」

男「帰れェ!」

中華「お願いします!このままでは中華料理の未来が……」

男「……じゃあ、一品。中華を作ってくれ。その味で決める」

中華「……!は、はい!作ります!」


すると、彼は出店の屋台に調理器具を借りて料理を始めた

その唐突な行動に屋台の主人はキレたが、唐辛子粉の目眩ましで事なきを得た

どう考えても事なきを得ていないが、
手際よく中華料理を作り上げ、男の元へ運んだ。

……こいつ、やばいぞ。
迷わず唐辛子粉で目潰しを行うなんて正気の沙汰じゃない。今すぐこいつをクビにしたいが……とりあえず、料理を食べるとしよう


中華「できました!」

男「じゃあ、いただくよ」


出てきたのはオーソドックスな鍋料理。
箸で取って、口に放り込んだ。


>>下1コンマ……うまさ。高いほどうまい。(65以上で合格)

男「うっっっっっま!!なんだこれ!」

中華「お気に召したようでなによりです」

男「いや……すごいね君。疑って申し訳ないくらいだ」

中華「それでは、ギルドに加入してもよろしいですか?」

男「ウェルカムウェルカム」


中華料理人が仲間に加わった!

~二人目~


男「そういえば、なにが得意料理なんだい?」

中華「回鍋肉ですかねぇ」

男「いいね回鍋肉」


和気あいあいと話す二人に、
気後れしたのかうやうやしく話しかける人がそこにいた


ギルメン2「……あの」

男「ん?」

ギルメン2「ギルド……入団したいです」

男「おお!それじゃあ自己紹介よろしく!」


>>下1……性別
>>下2……セールスポイント

氷魔「氷魔法……撃てます……」

男「へぇー……魔法使いなんだね」

氷魔「ふん……そんじょそこらの魔法使いとは……違うんですよ?」

男「どう違うんだ?」


彼女は少し困った顔をして、周りを見た
そして、意を決して唱えた


氷魔「極大氷結魔法!」

すると、広場一帯をくまなく覆い尽くすほどの巨大な魔法陣が展開され、次の瞬間、
完全にその地表に氷がコーティングされた


中華「おっと!?」

男「これは……すごい威力だ。是非仲間に……あれ?」


俺は足元に違和感を覚え、足元を見ると、
彼女は気を失って倒れていた。
完全に力が抜けており、異様な状態に見える。

中華「これは、魔力切れですねぇ」

男「魔力切れ?」

中華「ええ。こんな威力の魔法、軽々しく撃つもんじゃないですからねぇ。魔力が枯渇すると気絶するんですよ、人は」

男「へー……そうなんだな」


氷の上に寝そべっていては体に悪いだろうと思い、彼女を持ち上げて椅子に座らせた。


中華「ははは。お姫様抱っこでもしてあげればいいのに、それじゃあ丸太を持つのと変わりませんよ」

男「あまり女と話したりする経験がないからな……」

~三人目~


中華「ま、彼女が起きるまでの面倒は僕が見ますから、男さんは新たなギルメンでも待ってて下さいよ」

男「いやぁ、流石にもう来ないだろう」

ギルメン3「ちわーっす。ギルド入りたいんですけど」

男「来たね!それじゃ自己紹介よろしく!」


>>下1……性別
>>下2……セールスポイント

やる気「やる気あります!」

男「おっ、おう……何ができるんだい?」

やる気「やる気があればなんだって!」


こいつ、頭がおかしいんじゃないか?
やる気は大いにあるが、根拠と実績があまりになさそうだ。


男「じゃあ、そうだな……この椅子を渾身の一撃で破壊してみてくれ」

やる気「ウス!」


するとやる気に満ちたその青年は、
精神統一を始めた
先ほどまで騒がしかった彼も、いまや『静』といった感じだ


やる気「せやあぁぁぁぁぁぁ!!」


青年は闘気を解放し、全力のチョップを放った


>>下1コンマ……やる気に満ちた青年の力の強さ(高いほど強い。65あれば椅子を破壊できる。やる気ボーナスで奇数なら-10、偶数なら+10)

すると、若干しなった様に震えた椅子は、
その次の瞬間に弾け飛んだ


男「……や、やるじゃん!」

やる気「ギルドに入っていいっすか!」

男「おう!素晴らしい腕っ節だな!」


こうして、やる気自慢の男性が仲間に加わった

~四人目~


男「………………」


やばい。みんな優秀だ……
俺は力も弱いし、顔もよくない。
これはこれで辛いものがある。
だれか、ポンコツなギルドメンバーでもいればいいのになぁ……


やる気「どうしたんすか?浮かない顔して。ほら、次の入団希望者が来ましたよ!」

男「えっ?ああ、すまないな。それじゃあ自己紹介してくれ」

>>下1ギルメン4の性別
>>下2セールスポイント

ぶりっ子「うぅ……私、なんにもできないんですけど……」

男「……そ、そうなのか?」

ぶりっ子「はいぃ……」


にわかに信じがたい。
今までのメンツは癖こそあれど強い連中だ。
彼女を試してみるとしよう

男「じゃあ……俺を倒してみろ」

ぶりっ子「えぇ!?」

男「さぁ来い!」

ぶりっ子(や、やばい!どうにか手加減しないと……ええいままよ!)


言われるがまま男に向かって、
ぶりっ子はタックルを繰り出した!


>>下1コンマ……ぶりっ子の力の強さ(高いほど強い。手加減しているときは-20)

男の【筋力】26 ぶりっ子の【筋力】42-20


ぶりっ子はそれなりの力で男に衝突する
しかし、男はギリギリでそれを受け止めきった


男「……や、やったぞ……」

ぶりっ子「……むぅ」

男「ああ、そんな顔をするな。ギルドには入れてやるからさ」

ぶりっ子「やったー!」


こうして、ぶりっ子も仲間に加わったのであった


氷魔「びゃあああああああ!?」

男「!?」

やる気「大成功っすね!」

中華「うん。やはり辛みは効くね!」


どうやら、辛いものを食べさせて無理矢理氷魔を起こしたらしい……
やっぱりこいつらは若干怖い。

氷魔「はぁ……はぁ……な、何するんですか……」

中華「気付けの料理さ。あと、魔力も回復するはずだよ」

氷魔「……あれ、本当ですね……」

男「そんなこともできるんだな……っ!」

やる気「あれ、男さん?どっか悪いんすか?」

ぶりっ子(ふふふ……さっきのタックルのとき、あの男にこっそり薬を盛ったのさ……)


>>下2……薬の効果

男「い、いや……なんかすごく体の調子がいいんだ」

ぶりっ子「いいことですねぇ」

中華「はて、薬膳を食わせた覚えはありませんが……」

男「……!!」


唐突に下る腹。
これはまさか、持病の便秘が改善された結果なのだろうか。


男「悪い、少し席を外す。便秘が解消されたからな」

ぶりっ子(便秘も治るんだなぁ、あの薬)

本日はここまでです
ありがとうございました

・男
【筋力】26【顔面】12
・中華
【中華料理】99
・氷魔
・やる気
【筋力】86
・ぶりっ子
【筋力】42

彼は急いでトイレを探し、溜まった汚濁を排出しきった
そして、ふたたび広場に戻ろうとしたとき、
何者かが彼に話しかけてきたのだ


黒ローブ「……あなたが、男?」

男「……は、はぁ。そうだが……ギルド入団希望ですか?」

黒ローブ「いや、そうではない」

男「じゃあ、何の要件なんだ?」

黒ローブ「>>下1」

黒ローブ「新規ギルド狩りじゃあああ!」

男「えっ!?そういうのあんの!?」

黒ローブ「いかにも。我らはいずれトップギルドとしてこの世界に名を轟かせるのだ!邪魔者はここで始末してやる!」


黒ローブは魔法使いの杖を取り出し、攻撃体勢に入った


男「誰か助けてくれえぇぇぇ!!」

~一方そのころ~


やる気「やー!皆さんお強そうですね」

ぶりっ子「ははは……まさかそんなこと……」

氷魔「……無論です。私の……氷結魔法は無敵ですからね……」

中華「僕はただの料理人ですけどねー」


「誰か助けてくれぇぇぇ!!」


氷魔「……あれ、この声……」

やる気「我らがギルマスの声っすね!今助けにいきまっす!」


やる気に満ちた男が先陣を切って救援に向かった!

黒ローブ「一撃で終わりにしてやる!」

男「こうなったらやるしかない!」


俺が奴に詰め寄って攻撃の姿勢を取ると、
近付くまでの時間で貯めた魔法が先にこちらを襲った。


黒ローブ「お前、さては戦闘慣れしていないな?魔法をわざわざ食らいにくるとはな……!」


>>下1コンマ下一桁がダメージ(男のHPは4)
>>下2……魔法の種別

濁った色の魔法の塊が彼を包み込む
威力はそこまでではなさそうだ


男「…………あれ?なんともないぞ」

黒ローブ「バ、バカな!これを食らったものは即座に下痢に襲われ、身動き一つとれなくなるはずだ!」


そう、いくら腹の中身を排出しきったといえど、本来なら彼は下痢に陥っているはずなのだ
しかし、彼は状態異常への耐性がついていたのだ


男「くらええええ!!」


>>下1コンマ下一桁÷2……男のパンチのダメージ(端数切り上げ)

0は10として扱います


黒ローブ「ぐわぁぁぁぁっ!!」

男「ふぅー……ふぅー……勝った……」

やる気「男さん!助けに来たっすよ!」

男「ありがとう。しかし、敵は俺がもう倒してしまった」

中華「おお!魔法使いを倒すとはやりますね!……どうして、戦闘に?」

氷魔「それは……私が説明しましょう……」

ぶりっ子「知っているのか氷魔さん!?」

氷魔「こいつのローブに刻まれた……この……エンブレム。これは……『ドラゴンクロウ』というギルドのマークです」


彼女が言う通り、確かに龍の爪のようなマークが見て取れる。


中華「ふむ。危険なギルドなのかい?」

氷魔「いえ。基本的には安全ですが……同業者には……あらゆる手を使って妨害を試みます」

男「詳しいんだな。ちなみに、どのくらいの規模のギルドなんだ?」

氷魔「>>下1」

氷魔「200人です」

男「にっ、200!?やべー……」

ぶりっ子「そ、そんなにいるんですか!?」

ぶりっ子(あいつら、もう喧嘩売ってきたのか……ほとんどが雑兵とはいえ、どうにか退いてもらいたい所だ)

やる気「200人っすか!まぁ救世主からすれば楽なモンっすね!」

中華「……200人前。用意するのは難しいな……」

男「困ったな。これからどうしようか?」

中華「ふむ。落ち着いて作戦を立てたい所だね。数的有利を覆すのはそう簡単じゃない」

氷魔「ギルド……ハウス……」

やる気「なるほど!ギルドハウスがあればいいんすね!でも俺っちは身一つで世を渡ってきたもんで、家なんか持ってないっすよ!」

中華「僕も、実家がなくなって困っているよ」

氷魔「三畳半……」


しかし、幸運の女神がここで微笑んだ


ぶりっ子「私の家でよければ、みなさんに使っていただけますよ♪」

ぶりっ子(……ちっ、貧乏人しかいないのか……)

俺たちは意気揚々と彼女の家へと向かった。
ぶりっ子はやたら道を間違えていたが、
無事、彼女の家に辿り着くことができた。


男「……いや、これは家ってよりも」

氷魔「館……」


そこにあったのは高級感溢れる三階建ての屋敷だった
さすがに掃除や庭の手入れは行き届いていないが、十分すぎるほど豪華だ


やる気「すごいっすね!どうしてこんなものを?」

ぶりっ子「ふふ……ヒ・ミ・ツ。ですよ」

中華「ぜひ厨房を見たいな。いいかい?」

ぶりっ子「ええ、構いませんよ!」

その後、俺たちはそれぞれ個室を割り当てられた。しばしの休息の後、夕食を摂りながら作戦会議をすることになった。


中華「はいっ、五人前いっちょ上がりです!」

男「待ってました!」

氷魔「いただきます……」

やる気「くぅーっ!ご飯が進むぜ!」

ぶりっ子「え?何これ……美味しい……!!」

ぶりっ子(あの中華とかいう奴、いつか専属のシェフとして雇ってやるわ……!)

一同は黙々と食べ進めていたが、ついに喋るために口を開いた者が現れた


ぶりっ子「明日から、どうしましょうねぇ」

やる気「んー、別に、普通に活動すればいいんじゃないすか?我々に敵なし!よって敵対勢力も眼中になし!ってさ!」

中華「それは、ちょっと怖いかなー……」

氷魔「対策のため、緊密に連絡を取り合いながら……修行を行うのはいかがでしょうか……」

ぶりっ子「ギルマスはどう思いますかぁ?」

男「うーん、そうだな……>>下2」

1.普通に活動
2.対策修行
3.自由安価

男「何でも屋をやろう!」

ぶりっ子「おぉ!どうしてですか?」

男「救世主となるための道でもあるし、経験を積むことで、我々の力も鍛えられるはずだ!」

やる気「いいっすね!なりましょう何でも屋!」

中華「料理の依頼は任せてよ!」

氷魔「む……まぁ、いいでしょう……」

~翌日~


俺たちはまず、屋台のセットをレンタルした。
そして、それを設営し、『何でも屋』と書いた札を立て掛けた。
今日は営業初日。どっしり構えて客を待とう。


氷魔「設営……疲れました……」

やる気「だから無理すんなって言ったじゃんよー、とりあえず休んどきな」

ぶりっ子「やる気さん、すごい手際でしたね!」

やる気「おう!こういうのには慣れてるからな!」


>>下1コンマ下一桁÷2……本日の客の人数

端数は切り捨てます


客「ここが何でも屋かい?」


ついに客がやってきた
初めての仕事に、全員の気が引き締まる


男「はい、そうですよ。ご用件をどうぞ」

客「>>下1」

客「わたくしと結婚してください」


なんだコイツ!
確かに何でもって書いてあるけどさ!
限度があるだろ限度が!


男「……おい、どうする?」

やる気「え……結婚すればいいんじゃないすか?」

男「雑!」

ぶりっ子「まぁまぁ、そう焦らないで、こんなにアピールしてくる女の子、そうそういないよ?」


本日はここまでです。ありがとうございました

男「……まぁ、そうかもな……」

中華「ついにモテ期到来かな!?」

氷魔「………………怪しい」


考えがまとまらない。
とりあえず、一つ質問をしてみることにした。

男「どうして、結婚なさりたいんですか?」

客「>>下2」

客「誰かと結婚しないと呪いで死ぬからです」

やる気「それは大変っすね!」

男「うーん……まぁ、それなら仕方ないか」

客「結婚してくださるんですか!?」


彼女は屋台に手を叩きつけ、前のめりになって男に質問をする


男「仮だぞ、仮。あなたにもっと良い相手が見つかるまでの間ならば構わない」

客「やった!助かります!」

ぶりっ子「結構あっさり受け入れるんですねぇ?」

男「仕方ないだろ?彼女だって命がかかってるんだ」

中華「ふふっ、それじゃあお祝いの品だ」

氷魔「……それは」


彼は小籠包を取り出し、客に手渡す


中華「ありがとうございます!後でいただきますね!」

男「それで、礼金はいくら貰えるんだ?」


>>下1……貰えた金額(円換算)

客「はい。こちらです」

男「どうも……ってこれ」


市場で売っていた果物や日用品の値段から推測するに……これは、5000円程度だろう。
5000円!?


客「それではまた……「ちょいちょいちょい」

男「5000円はないだろう!?命を救ったんだぞ!?」

客「やべっ、逃げろ!」


客は脱兎の如く逃げ去ってしまった


男「結婚って、書類とかいるの?」

ぶりっ子「特にいりませんよ。二人の真実の愛が結婚の唯一の証ですからね」

中華「……これ、彼女大丈夫かなぁ」

氷魔「……まぁ、自己責任でしょう……結婚を申し込むのに……その程度の甲斐性しかないのなら……」

男「はぁー……次だ次」


下1>>二人目の客の依頼内容

客「ペットのタマを探してください」


よかった。まともそうな依頼だ。
今、俺は心から安堵している。


男「ふむ。では、タマさんの特徴を教えて下さい」

客「はい。一つ目で、頭から沢山の触手みたいなのが生えてて、大きな口のついた、球形の動物です」

男「………………え?」

氷魔「……それはもしや、ビホルダー?」

客「ご存知でしたか。しかし、魔物の名でペットを呼ぶのは気が引けるので、タマと呼んでいます」

彼は大変苦悩したが、仕事はきっちりこなすことにした


男「わかりました。この城下町にはいますか?」

客「ええ、恐らくは」

男「よし、では二人で探しに行こう」

やる気「誰が行くんすか?」


>>下2……誰と誰で行く?

~二人が選ばれた後~


氷魔「………………」

ぶりっ子「ねぇ、氷魔ちゃん」

氷魔「……なんですか?」

ぶりっ子「あなた、もしかして何か訳ありなの?」

氷魔「……よして下さい……そういう詮索は……」

ぶりっ子「おっと、ごめんね☆」

氷魔「………………」

ぶりっ子「それじゃ、探しにいこうか」

氷魔「そうですね……私、探知魔法は使えないので、歩いて探すことになります」

ぶりっ子「んふふ、いいんだよ別に。捜索対象は魔物だし、絶対騒ぎになってるからね」

氷魔「……確かに、探すのはそこまで難しくなさそうですね……」

ぶりっ子「それじゃ、いくよー♪」

氷魔(めっちゃくちゃ疲れる……)

案の定、街中を徘徊していたビホルダーが騒ぎを起こしていた
しばらく商店街を移動した後、路地裏に入っていったらしい


ぶりっ子「けがとか被害とかない?」

住人「ええ、大丈夫です。あの生き物はただ徘徊しているだけでなにもしませんでした……」

氷魔「……悪い奴じゃなさそうだね……」

ぶりっ子「よし、それじゃあさっそく路地裏に入っていくよ!」

しばらくグネグネとした道を歩き、グロテスクな影を見つけた
そう、彼女らはビホルダーを発見したのだ


氷魔「……見つけましたよ……タマ……」

タマ「どうして追ってきた」

ぶりっ子「どうしても何も、あなたの主人からタマを探してこいって言われてるんですよぉ」

氷魔「……どうして、逃げ出したのですか?」

タマ「>>下1」

タマ「たまにはそんな日もある」

ぶりっ子「あーなるほど、分かりますよその気持ち」

氷魔「……どうにか連れ戻されてくれませんか?」

タマ「いいよ。手間をかけさせてしまったね」

ぶりっ子(こいつ、意外と話が通じるやつだな……)


こうして二人は、町中から奇異の視線で見られながらもタマを連れ戻すことができた

~一方そのころ、依頼人三人目~


客「ごきげんよう」

男「いらっしゃいませ」

中華「お茶入りました」

客「気が利くんですね」

やる気「それじゃ、落ち着いたら依頼内容をどうぞ」


客は出されたウーロン茶をゆっくりと飲み干し、そして、依頼内容を話し始めた


客「>>下2」

客「解毒薬製造の為、ヒーリングスライムから大量の体液を抽出してくれ」

男「なるほど、わかりました」

やる気「それじゃ、早速平原にでも出てボコりに行きますか!」

中華「ヒーリングスライムですか……それなら、魔物ショップで買うという手もありますね」

男「ふむ……どっちにしようか?」

>>下1……
1.平原で探す
2.魔物ショップで買う

城下町を出て徒歩10分、ここは近郊の平原


やる気「ここには低級の魔物がよくいるっすからね!ヒーリングスライムは特によく見かけるっすよ!」

中華「どうして僕まで戦いに駆り出されるんだ……」

男「いや技能はともかく君の精神構造は間違いなく戦闘に向いていると思うよ俺は」

やる気「お!魔物発見!行くっすよ!」


そう言うと、彼は魔物に向かって走りだした


>>下1コンマ……20以上でヒーリングスライム、そうでなければスライム、ゾロ目でヤバい

ヒーリングスライムが出たところで本日は終了です
ありがとうございました

・男
【筋力】26【顔面】12
・中華
【中華料理】99
・氷魔
・やる気
【筋力】86
・ぶりっ子
【筋力】42

ヒーリングスライムがあらわれた!

それは、ピンク色のスライムだった
ハリがとてもあり、コラーゲンが多量に含まれている


やる気「出たっすね!こいつ、戦闘力は大したことないけれど、再生力が異常なんで気をつけるっすよ!」

中華「なるほど……たたみかければ良いわけだね!」

男「よし!いくぞ!」


>>下1コンマ下一桁×3……三人の合体攻撃のダメージ
(ヒーリングスライムのHPは5ですが、このターンで倒しきれなければジリ貧で敗北した処理になります)

やる気「行くっすよ!」

男「おう!」


やる気は軽快なステップでスライムを追い詰め、攻撃を仕掛ける
男もそれと同時に攻撃を仕掛けるが、
どちらも向きがバラバラで、合体攻撃というよりただリンチしているだけのようだ
威力不足でなかなか倒れないヒーリングスライムだが、ここでもう一人が動いた


中華「七味唐辛子!」


中華料理人が特性の唐辛子の粉をヒーリングスライムに叩きつけたのだ
必死に再生していたスライムも、あまりの刺激に集中を切らして気絶してしまった

やる気「よし、それじゃこいつを絞るっすよ!」

中華「うん。鍋は持ってきたよ」

男「それじゃあ、捻ってエキスを出そう」


三人は、鍋の中に入れたスライムをそれぞれ掴んで雑巾の如く捻って絞りだした

正直骨の折れる作業だが、しばらく捻るとなんとスライムが弾けて液体になった。これが体液なのだろう。どれ、少し味見をしてみよう。

男「辛ッッッッッッ!」

中華「そりゃあんだけ辛み成分をかけたら辛くなるよ」

やる気「あはは、なかなか面白いっすね!リアクション芸人目指すっすか?」

男「完全に失念してた!あー辛い!早く帰ろう!」


こうして、三人は鍋を担いで城下町へと帰っていった

ステータスは後々上げられるのかな

店まで戻ってくると、客がウーロン茶をまだ飲んでいた


男「体液取れました!」

客「あら、ありがとう」

やる気「それじゃあ頑張って下さいね!」

客「えぇ。ああそうだ、ウーロン茶美味しかったわ。これは仕事のお代よ」


客は自分で持ってきた大きな瓶に体液を詰め、台車に乗せて帰っていった


>>下2……支払われた代金(円換算)

>>144
成長します。筋力など身体能力はトレーニングや戦闘を繰り返せば能力増強やレベルの上昇として成長します。外見や精神など本人の個性となる部分は魔法などで増強や変更が可能にしていきます。


男「すごい!10万円だ!」

やる気「おお!当面の食費には困らないっすね!」

中華「今のうちにギルドハウスに食糧を溜め込んでおくのもいいかもね」

三人が金を手に入れて喜んでいると、女性陣が帰還した


氷魔「……連れて、きた」

ぶりっ子「意外とかわいいですね、こういう生き物も」

タマ「褒めてくれてありがとうよ、お嬢さん」

男「!」

中華「……うーん……食材には向かなそうだ」

タマ「やめてくれ!私は食料ではないぞ!」

やる気「お客さーん!タマが帰ってきましたよー!」

客「なに!おお……タマよ……!」


客は感涙し、そのグロテスクな肉体に何のためらいもなく抱きつく


タマ「まったく大げさだなぁ、主人は」

客「これはほんのお礼です。それでは……行くよ、タマ」


客は報酬金を置き、楽しそうに去っていった


>>下1……報酬金(円換算)

男「2万円か。どう思う?」

氷魔「タマを探すのは楽勝だった……それに、2万は大金……これくらいの仕事が一番うれしい……」

ぶりっ子「そうですね!これくらいあれば十分遊べますよ~」


こうして、上々の成果で一日目の営業を終了した

現在の資金……125000円

さて、仕事も終わったし……
まだ夕食までは時間があるようだ。
どこかに行こうかな……


男「んー!」


男は一つ大きく伸びをして、気分を切り替えた


>>下1……どこに行く?
1.ムキムキジム
2.王立図書館
3.魔法道具店

>>下2……何人で行く?(二人以上の場合、その内訳も指定して下さい)

男「ぶりっ子ー!魔法道具店行かないか?」

ぶりっ子「私ですかぁ?いいですよー」

ぶりっ子(ふん……やはり私に魅力を感じているようね)


こうして二人は魔法道具店へと向かった
魔法道具店は、城下町のメインストリートを脇道に逸れた辺りにある、アンティークな佇まいが特徴の店で、開店したのは割と最近らしい

店内はかなりごちゃごちゃしているが、カフェのような特有の落ち着いた感じがある
淡い暖色の照明が優しく空間を照らしている


店主「いらっしゃいませ!」

男「どうも」

ぶりっ子「わぁ、とってもいい雰囲気のお店ですね!」

店主「ありがとうございます」

男「店主さん」

店主「はい。いかがなさいました?」

男「俺、ギルドやってるんですけど、そういった人におすすめの品ってありますか?」

店主「はい、それなら店内右奥角のスペースにある品は全ておすすめですよ」

男「ありがとうございます」


男は案内のあった方向へと歩き、
ぶりっ子もそれに続く


ぶりっ子(女連れてくんだったら下調べくらいすればいいのに……)

そこには、色とりどりの様々な品が並べられていた


男「うーん、迷うなぁ」

ぶりっ子「ええ、そうですねぇ」

男「うーむ……」

ぶりっ子「あ、これなんてどうですかぁ?」


>>下1……ぶりっ子が選んだもの
1.能力増強薬(5000円)
2.自動充填式MPタンク(20000円)
3.魔法の杖(10000円)

男「これは……能力増強薬?」

ぶりっ子「はい、よりパワフルな男さんが見たいです」

ぶりっ子(お前まじで筋力がないからこれ飲まないとどっかで死ぬぞ)

男「じゃあこれ下さい」

店主「はい、5000円になります」


現在の資金……120000

ぶりっ子「それじゃあ飲んでみて下さいよ」

男「そうだな。じゃあ早速」


そして俺は、やたらトロピカルな色合いの瓶を開け、一気に飲み干した!


ぶりっ子「いい飲みっぷりですねぇ」

男「こ……これは……」


>>下1コンマ……
01~20で筋力増強
21~40でHP増強
41~60でMP増強
61~80で素早さ増強
81~90で全能力増強
それ以上またはゾロ目で何かが起こる

男の素早さが上がった!


ぶりっ子「どうですか!?」

男「体が軽い!」

ぶりっ子「………………そ、そうですか!」

ぶりっ子(筋力じゃないのか~~~~!)

男「足が早くなったっぽいぞ!」


男は跳び跳ねて喜んでいる
ぶりっ子は複雑な心境だが、とりあえず笑った

今回の増強分を含めて能力値を決定します
>>下1コンマ+5……男の素早さ

韋駄天!!
男の【素早さ】103


男「少し走ってみるか」

ぶりっ子「置いてかないでくださいよー!」

男「いくぞ!……おおっと!?」


男は走り出したが、思いの外自分の足が速く、壁にぶつかりかけてしまう


ぶりっ子「……え?」

ぶりっ子(男……速くない?絶対常人のスピードではないんだけど……)

男「……こんなことができるとは」

ぶりっ子「ちょちょちょ、だから置いてかないでくださいってば!」

男「あ、悪い悪い」


お互いに男の素早さに戸惑いながらも、ギルドハウスに帰っていったのであった

本日はここまでです
ありがとうございました
何かご要望などありましたらどうぞ!

・男
【筋力】26【顔面】12【素早さ】103
(経験値9/10……レベル1)
・中華
【中華料理】99
(経験値2/10……レベル1)
・氷魔
・やる気
【筋力】86
(経験値2/10……レベル1)
・ぶりっ子
【筋力】42

【ギルドの資金】120000

経験値は敵に与えたダメージ分もらえます
合体攻撃の場合山分けとなります

ギルドに帰ると、もう夕食が始まるところだった
夕飯は今日も中華料理人お得意の中華料理
沢山出てくるが、ギルドハウスには回転するテーブルがないので、結構苦労する


男「うめぇ……」

やる気「そーいや、俺思ったんすけど」

ぶりっ子「どうしたの?」

やる気「何でも屋、一件ごとの値段決めたほうがいいんじゃないすか?」

氷魔「……賛成……」

中華「そうだね。10万手に入ったのは嬉しいけど、これからもこんな上手くいくとは限らない」

男「そうだな。値段決めるか」

ぶりっ子「そうですねぇ」

やる気「1万とかどうすかね?」

中華「うーん、気軽に依頼してほしければもっと安くてもいいと思うけどね」

氷魔「……5万……」

男「ごっ、ごま……」


会議の末、みんなが満腹になるころには結論が出た。
我々の何でも屋の利用料金は>>下2だ!

1.5000円
2.10000円
3.50000円
4.自由安価

会議の結果、最低1万円からということになった。1万円のサービスを目指して努力することが現状の目標だ。


男「よし!それじゃあ今夜は解散!」

氷魔「……今日は……たくさん動いて疲れた……もう寝ます……」

やる気「俺っちも今日はゆっくり休むっすよ!」

ぶりっ子「私も疲れちゃいましたぁー……」


ぶりっ子はテーブルでそのまま寝ようとしている
なので、見かねた中華料理人が起こして、部屋まで連れていった

俺も今日は眠いので、さっさと寝ることにしよう。
大きな屋敷なので、それなりにいい部屋、いいベッドで熟睡できる

男はベッドに入り、5分もしないうちに寝てしまった


>>1……深夜のイベント
1.何もなし。平穏
2.敵対ギルドが襲撃!?
3.自由安価

あっやべ下抜かしてました
すみません

平穏そのもの、団欒の名残すら残る屋敷に突如轟音が響いた
そう、『ドラゴンクロウ』が報復にやってきたのだ
流石にこの轟音では全員が飛び起き、事態を察することができた

>>下1コンマ下一桁÷2(端数切り上げ)……敵の人数

最も足が速い男と、まだ厨房で仕込みをしていた中華料理人が真っ先に敵と相対した


DC戦士「……てめぇらか、うちの魔法使いをボコボコにしたのは」

DC魔法使い「あの時の恨みを晴らしてやる!」


なんと、先日の黒ローブが仲間を連れてやってきたのだ
しかし、救世主はこんなところでは退かなかった


男「てめぇ『ら』?そこの魔法使いなんぞ俺一人で十分だったぜ」

DC戦士「ほぉ?言うじゃねぇか……なら、てめぇから殺してやるぜ!」

男の【素早さ】103 DC戦士の【素早さ】45
よって男と中華料理人の先攻です


DC戦士「でやぁぁぁぁっ!」


彼は両手剣を構えて突撃してくる
そこで、持ち前の素早さで男は懐に潜り込んだ


男「こいつを食らえ!」

DC戦士「く!速いな……!」


下1コンマ÷2(端数切り上げ)……男の攻撃のダメージ
(DC戦士のHPは7です)

5ダメージ!レベルアップ処理は戦闘後です


男の正拳突きは性格に敵のみぞおちを捉え、
無駄のないインパクトで出せる最大のダメージを与えた


男「っしゃ!」

DC戦士「ぐっ!……くそ!」


DC戦士は一度膝をついたものの、そのまま立ち上がった

今度こそ攻撃をしようと立ち上がった彼の前に、中華料理人が立ちふさがる


DC戦士「……料理人風情が」

中華「風情とはなかなかな言い草だね。僕も救世主になりたいんだよ?」


彼は敵めがけて全力のエルボーを繰り出した


>>下1コンマ……中華料理人の筋力
>>下2コンマ下一桁……エルボーのダメージ

2ダメージ ジャストキル!


DC戦士「ぐぁっ……」


二人の連続攻撃でDC戦士は倒れた
危険因子を排除したことに安堵する間もなく、DC魔法使いが遠距離から魔法を放ってくる


DC魔法使い「食らえ!!」

>>下1……魔法の種別(コンマ偶数で対象が中華、奇数で男)
>>下2コンマ下一桁……魔法の威力

何やら怪しい障気が男に向かって飛んでくる


男「何!」


男はその魔法を直接食らってしまった
すると……


女「う……なんだこの感じ……」

中華「あれ!?男さん!?」

女「……ど、どうした?」

中華「女性になってます!」

女「えぇーーー!!嘘だろ!?」

大体【顔面】30くらいのブスです
……元よりもいいじゃん!


~二ラウンド目~


ようやく残りの三人が駆けつけた
全員女(男)の姿を見てびっくりしているが、
とにかく今は決着をつけるつもりで彼女はいた


やる気「おらぁ!俺っちが一撃で終わらせてやるっすよ!」


やる気に満ちた青年はDC魔法使いに飛びかかり、なぎ払うようにキックを繰り出した

>>下1コンマ下一桁×2……キックのダメージ
DC魔法使いのHPは4

彼の強烈なキックにより、DC魔法使いはノックダウン
倒した二人を簀巻きにして、とりあえず朝まで寝た

男がレベルアップしました
>>下1コンマ……
01~20で筋力+5
21~40でHP+1
41~60でMP+3
61~80で素早さ+1
81~90で全能力+3
それ以上またはゾロ目で何かが起こる

ちなみに能力増強薬は使うほど効果が落ちますが、レベルアップはそういうことはありません

女(男)の【筋力】が31になりました


翌朝、ギルド一行は昨晩捕まえた二人組に話を聞いていた


DC戦士「くそっ!縄をはずせ!」

DC魔法使い「うぅ……」

女「さて、そこの魔法使い」

DC魔法使い「……な、なんだ」

女「俺を元に戻す方法を教えろ」

DC魔法使い「>>下2」

DC魔法使い「生きた子羊を潮に溺死させることだ」

女「潮?海まで行かなければならないのか……」

中華「海かい?海なら、そうだね……ここから馬車で二時間くらいかな」

氷魔「……それより、子羊が問題」

やる気「そっすねー。買ったらいくらになるか分からないっすもんね」

ぶりっ子「お金ならあるし、多分いけるよ!きっと!」

女「そうだね……必要な情報はこれだけかな」

やる気「お、なんすか?やるっすか?」

中華「何に期待してるんですか……」

氷魔「……でも、こいつらの処遇は自由……事実、こっちには被害も出てるし」

女「え?そういうことしていいの?」

ぶりっ子「一般人を巻き込まなければ、ギルドの抗争に政府が関与することはないんですよぉ」

氷魔「……だから、こいつらも好き勝手できてた」

女がふと縛られた二人の方を見ると、
二人はこれからの処遇を想像してすっかり怯えてしまっている

これではまるで、俺たちが悪者みたいではないか。


女「いやぁ、どうしようかなぁ……!」


>>下1……二人の処遇
1.救世主だし見逃す
2.身ぐるみ剥ぐ
3.金銭強奪
4.奴隷市場に売る

ぴょんぴょんさせて財布を奪い取りました
その後、町中で縄を解いて解放しました


女「よし」

ぶりっ子(……ただの良い子ちゃんではないのね)

中華「高めのお代を受け取ったということにしておきますか……」

氷魔「……いくら……入ってた……?」

やる気「よし!確認するっすよ!」


>>下2……いくら入ってた?

なんと30万も入っていた
【ギルドの資金】420000


女「よし!子羊を買いにいこう!」

中華「となると、家畜の販売所だね」

ぶりっ子「私が案内しますよ!」

氷魔「……めちゃくちゃ迷うんで……いいです……」

やる気「それじゃ、俺っちについてくるっすよ!」


一行は家畜の販売所へと歩き出した

城下町の中にも、緑はある
特に、小さな牧場のようになっている家畜の販売所はその典型例である
オーナーと顔見知りの者は、ここを公園のように使うこともあるという


女「すみませーん」

オーナー「はい嬢ちゃん!どうしたね!」

女「子羊が欲しいんですけど……いくらですか?」

オーナー「子羊?それなら>>下1だね」

オーナー「27万だね」

女「おお!それなら払えますよ!」


俺はバッグから札束を取り出し、提出した
オーナーはそれを受け取ると、牧場から一頭の元気な子羊を持ってきた


氷魔「……順調、ですね」

中華「そうだね」


【ギルドの資金】150000

本日はここまでです
ありがとうございました

・男(現在女体化中)
【筋力】31【顔面】12(女体化中は30)【素早さ】103
(経験値4/11……レベル2)
・中華
【中華料理】99【筋力】29
(経験値4/10……レベル1)
・氷魔
・やる気
【筋力】86
(経験値6/10……レベル1)
・ぶりっ子
【筋力】42

【ギルドの資金】150000

子羊を買って紐につないだ
紐は一番力持ちのやる気に満ちた青年が持つことになった

次は馬車屋を探さなければならないだろう。
どうしたものかと考えながら店を出ると、なぜかそこに二台の馬車があった。どうして?


御者「へい嬢ちゃんたち!馬車乗ってくかい!?」

女「……へ?」

中華「この馬車……『コンドル』という運送ギルドの物だね」

やる気「へぇー……どういうギルドなんすか?」

氷魔「……なんでも運ぶ。……人でも、虫でも、家でも……」

御者「詳しいねお嬢ちゃん!うちは公平主義!動物と人間は一律1000円で運んでやるぜ!」


御者が豪勢に手綱を引いてみせると、勇壮な馬がいななく


ぶりっ子「なんだか分からないですけど、これで行きましょ~」

ぶりっ子(私が話を通しておいたのよ……だから迷ってないでさっさと乗れ……)


【ギルドの資金】144000

こうして一行は馬車に乗り込み、海へと向かい始めた

今日は天気がよく、草原の風が心地よい
一方の馬車には女、中華料理人、やる気青年
もう一方の馬車には、氷魔、ぶりっ子、子羊が乗っている


女「今日は色々上手くいくな」

やる気「全くっすね!いやー救世主になるってのも簡単かもしれないっすね!」

中華「だといいね。……最近、あまり料理の勉強をしてないなぁ……」


>>下2……馬車のハプニング
1.特に何もない。快速・快適
2.野盗の襲撃だ!
3.敵対ギルドの待ち伏せ
4.魔物が襲ってきたぞ!

流石専門のギルドだけあり、特にハプニングなどはなく快速で進んでいく

馬車が海に近づくことで、どことなく空気に潮の匂いが立ちこめ、さざなみの音が聞こえてくるように感じる


子羊「メェェェ」

ぶりっ子「んー、かわいいですねぇ」

氷魔「………………」


氷魔は特に無反応で、ひたすら本を読んでいる
しかし、そこに子羊が寄ってきて……


子羊「メェェェ!」

氷魔「!?ちょ、ちょっと……やめて下さい……!これは餌じゃないんですよ……!」

ぶりっ子「あーこらこら、だめだよ子羊ちゃん。その本は食べ物じゃないんだよ~」

そんなこんなで、馬車は海まで着いた
一行は砂浜に下り立ち、磯の香りに鼻を突かれた


御者「それじゃ、用事を済ませてきな!帰りは割引にしとくからなっ!」


氷魔「……こっ、こいつ……この、子羊……!さっさと沈めてしまいましょう……!」

女「……なんかあったのか?」

やる気「なんだか知らないっすけど、さっさとやるのには賛成っすね」

中華「よし、それじゃあ行くとしよう。こいつが今日の夕飯になりますからね」

ぶりっ子「それじゃ、張り切ってどうぞ!」

やる気「おう!いくぜーっ!!」


青年は紐で括られた子羊を抱え、まるで釣竿の浮きのように海に向かって放り投げた
子羊は悲痛な叫びを上げながら海中へと吸い込まれていった


やる気「……紐の振動が感じられなくなって暫く経った……よし!これで溺死してるっすよ!」


すると、彼女の姿がみるみる変わり、彼に戻った


男「やったぞ!」

ぶりっ子「……わ、わぁ!おめでとうございます!」

ぶりっ子(まだ女のときの方がマシな顔だったんだけどなぁ……)「あれっ!?」


すっとんきょうな声を発したのは、やる気に満ちた青年であった
見れば、彼の持つ紐が異様なまでに伸びきっている


中華「ど、どうしたんだい!?」

氷魔「……まさか……なんか釣れてる……?」

やる気「そのまさかっすよ!うおおおおっ!」


彼は勢いよく、紐が切れてもおかしくないほどの力で紐を引いた
すると>>下1が釣れた

陸上に引き揚げられたのは、体長6mはあろうかという巨大な海竜だ


男「げげっ!なんだあれ!」

海竜「グオオオオオッ!!」

ぶりっ子「はわわっ!めっちゃ怒ってますよ!」

やる気「……上等!今夜は腹二十分目まで食えそうっすね!」

中華「僕たちが先に食べられなければね!」

氷魔「……来る……!」

男の【素早さ】103 巨大海竜の【素早さ】10(陸上のため)

よって、男らの先攻です


男「行くぞ!」

氷魔「男……待って。こいつは濡れてる……なら、ここは私に任せて」

海竜「ギャオオオッ!」


海竜が彼女を一口で食べようとする
その口が彼女に迫り、捕食に入ろうとした瞬間、魔法が炸裂した


氷魔「極大氷魔法っ!」


>>下1コンマ……魔法のダメージ
(海竜のHPは30)

16ダメージ!レベルアップ!

彼女が放った魔法は一瞬にして周囲の物体を氷に変えてしまった
局所的に氷河期が到来したかのような威力に、海竜も大ダメージを受けたが、まだ動き続けている


海竜「ギャオッ!?」

男「すごい威力だ!今のうちにたたみかけるぞ!」


男は高速で海竜に攻撃を仕掛け、やる気青年は同じ場所に的確な打撃を、中華料理人もどうにかそれに続き、ぶりっ子もこっそり全力の一撃をぶつけた


>>下1コンマ下一桁×4……連携攻撃のダメージ

16ダメージ!やる気のある青年がレベルアップ!


一同の連携により、海竜は遂に命を失い、
力なく咆哮し、地に倒れ臥せた


男「……俺たちの勝利だ!」

中華「まさか、ドラゴンも倒せちゃうなんてね」

ぶりっ子「すごいです!」

やる気「みんなすごいっすね!これが団結の力……!」

氷魔「」

氷魔とやる気青年がレベルアップしました
>>下1コンマ……氷魔の成長
>>下2コンマ……やる気青年の成長

~氷魔の成長テーブル~
01~20で筋力+3
21~40でHP+1
41~60でMP+5
61~80で素早さ+1
81~90で全能力+3
それ以上またはゾロ目で何かが起こる

~やる気青年の成長テーブル~
01~20で筋力+2
21~40でHP+2
41~60でMP+3
61~80で素早さ+3
81~90で全能力+3
それ以上またはゾロ目で何かが起こる

!?

>>下1……氷魔の成長
>>下2……やる気青年の成長

~氷魔の成長テーブル~
01~40で全能力+6
41~60で特性『MP消費1/2』
61~80で習得『究極氷魔法』
81~90で上記全て
それ以上またはゾロ目で何かが起こる


~やる気青年の成長テーブル~
01~40で全能力+6
41~60で特性『ブレイブハート』
61~80で習得『殺る気』
81~90で上記全て
それ以上またはゾロ目で何かが起こる

あっコンマですこのレスは含まないで下さい

やる気に満ちた青年は全能力が+6!
【筋力】92 (他の能力値も決定時に+6の補正がかかります)


やる気「……!」

男「どうした?」

やる気「全身に力が漲ってくるっす!……これは……やる気だけじゃない、俺っちの実力が上がったっすね!」

中華「ここ最近ずっと戦闘で活躍してたからね。何はともあれおめでとう!」

やる気「へへっ、なんか自分から言い出したのに照れるっすね」

一方そのころ、気絶している氷魔は、なんと自らの精神世界にいた


???「氷魔……」

氷魔「……こ、ここは……あなたは、誰……?」


私に語りかける『それ』は全身にもやがかかっていて、何なのか分からない。
でも、暖かい声だった。
私はコールドウィザードだから、溶けてしまうんじゃないかとも、うっかり思ってしまった。

???「この力を授けます。あなたは無理をし過ぎているようですからね……」

氷魔は『消費MP1/2』を習得した


氷魔「……はっ!」


彼女が気が付くと、砂浜の上だった


ぶりっ子「あ、起きたみたいですよ~」

中華「良かった、起きたようだね。ここでは気付けの為の料理も用意できないからさ」

やる気「お、なんかすっきりした顔してるっすね!?もしかして、俺っちみたいに成長したっすか!?」

氷魔「……うん、そうかも……!」

男「それは良かった。君の魔法はすごい威力だからね……さて、この海竜をどうしようか」


絶命した海竜を囲み、思案する

>>下1コンマ……氷魔のMP(本来の極大氷魔法の消費MPは80)

>>下2……海竜をどうしよう?
1.やっぱ夕飯にしよう!
2.売ってみよう!(4万円)
3.自由安価

氷魔は極大氷魔法を二回撃てます


男「よし!食べよう!」

中華「久しぶりだなぁ、こんな量の食材を料理するのは」

ぶりっ子「……そもそも、海竜の調理のしかたが分かるんですか?」

中華「やったことはないけど分かりはするよ」

やる気「これは期待が持てるっすね!」

氷魔「……私も……海竜なんて食べたことないから……楽しみ」

そして一行は帰りも快速で帰った
ちなみに海竜は大荷物として3000円を払う必要があるが、帰りも利用したので50%OFFだ

【ギルドの資金】140000


御者「はい!城下町についたよー!」


一行は城下町の大地に下り立つ
現実離れした体験をした一行は、
なぜかこの城下町が懐かしく感じた

さてさて、現在は夕方だ。まだ夕食まで時間はあるが……どこにいこうかな?


>>下1……何人で行く?(二人以上なら内訳も)
>>下2……どこへ行く?
1.武器屋
2.ジム
3.魔法道具店
4.王立図書館
5.中華料理人の海竜調理の手伝い

男と氷魔は一足先にギルドハウスに帰った
すると、厨房から美味しそうな匂いがする

よくよく考えれば、いくら並外れた調理テクニックを持つ彼といえど、あのサイズの調理は骨が折れるに違いないだろう。
ここは手伝いに行くとしよう。


男「おっ、氷魔いるじゃん。氷魔ー!」

氷魔「……な、なんですか……」

男「中華の料理を手伝いに行かないか?」

氷魔「……いや、ぶっちゃけ面倒ですね……」

男「でもあんだけのサイズじゃあ人手があったほうがいいと思うんだよね」

氷魔「……それも、そうですね……じゃあ、行きましょう」

厨房を伺うと、中華料理人が海竜を部位ごとに切断している所だった


男「あのー……」

中華「うん?ご飯はまだだよ?」

氷魔「……お手伝いに……来ました」

中華「えっ!?それは嬉しいね!じゃあ僕はこれをさばいてるから、二人は冷蔵庫の張り紙に書いてあるタレを作って」

男「了解!」

二人が張り紙を確認すると、そこにはタレの材料と分量が記してあった
いくつか潰したりかき混ぜたりする必要のある食材もあるが、
最終的にはそれらを鍋に入れて煮込めば完成らしい


男「よし、じゃあやっていこう」

氷魔「……ボウルとかも……用意しなきゃですね……」


二人は早速タレの製作に取りかかった

>>下1コンマ……男の料理の上手さ
>>下2コンマ……氷魔の料理の上手さ

男の【料理】91
氷魔の【料理】37


男は難なく調味料を入れたり、野菜をすりつぶしたりとテキパキ料理した
一方、氷魔は料理に不慣れなのかもたつく事が多く、殆ど男が介入して協力した


男「……できた!」

氷魔「……ふぅ……なんか、すごく疲れました……男さん……料理なんてできたんですね……」


丁度食材もさばききったようで、中華料理人がやってきた


中華「お、完成したみたいだね。ちょっと味見……」


彼はタレを一すくい取って、口へ運んだ


中華「ん!結構上手く作れてるね!」

本日はここまでです
ありがとうございました

あとは初心者に危険な工程だということで、
中華料理人が全て作りきってしまった
二人が作ったタレの他にも、この屋敷に来てから漬け込んであったタレもあり、それも使って料理していた


中華「完成!……はぁ、めちゃくちゃ汗かいたよ。塩分を補給しなきゃね……」


彼は調味料の中から塩をつまんでダイレクトに口内に放り込んだ
そして、料理をちょっと切って二人に差し出した


中華「味見、していくかい?」

男「したい!」

氷魔「……私も……」

ステ忘れてました

・男
【筋力】31【顔面】12【素早さ】103【料理】91
(経験値8/11……レベル2)
・中華
【中華料理】99【筋力】29
(経験値8/10……レベル1)
・氷魔【MP】91【料理】37 『消費MP1/2』
(経験値6/11……レベル2)
・やる気
【筋力】92
(経験値0/11……レベル2)
・ぶりっ子
【筋力】42
(経験値4/10……レベル1)

【ギルドの資金】140000

二人はちょっとした手伝いのご褒美のもらって、食卓についた


男「そろそろ夕食の時間だが……残りの二人はどうしたんだろうか?」

氷魔「……さぁ……」


すると、ドアの音がした。どうやらみんなが帰ってきたようだ


やる気「よし!ギリギリ間に合ったっすよ!」

ぶりっ子「ごめーん、五人じゃ絶対食べきれないと思ったから一人招待しちゃった!」

男「え?誰?」

ぶりっ子「>>下2」

ぶりっ子「放浪の狩人の鉄平さんだよ」

鉄平「うす!あっしは鉄平!狩人やってまさぁ!」


まるで日本人のような名前だが、服装や顔立ちから判断して、間違いなく異世界人だろう


やる気「偶然話すことになったんすけど、これも何かの縁ってことで連れてきました!」

中華「ふふ、そうかい。まぁ、食卓は賑やかな方が楽しいからね」

こうして夕飯が幕を開けた
ペースを守って食べる者、海竜の味に魅力された者、そして______


やる気「む!なかなかやるっすね!」

鉄平「お主こそ、豪快な食いっぷりだな!」


大食い選手権を開催する者もいた

俺は海竜をのんびりと食べていた。
竜にはブレスを吐く器官が備わっていることが多いらしく、(中華料理人談)海竜もその例に漏れない。
しかし海竜のそれは海中の水を飲み込んで高圧にして射出するだけの器官なので、多種のものと比べて堅すぎて食べれないことがないという。
実際旨い。歯ごたえがなかなかあって、海竜の部位では一番好きな部位だろう

そして、大体二時間後くらいには海竜は骨だけになっていた


鉄平「おぉー……いい骨でさぁ」

氷魔「……変わった、着眼点……ですね」

鉄平「いやあ、自然の中ではなんでも活用しなきゃあならんでよ。ご馳走してくれたお礼に、よければこいつで一本武器をこさえさせちゃあくれないか?」

やる気「お、それいいっすね!」

男「どんな武器にするつもりなんだ?」

鉄平「うーん……じゃあ>>下1」

1.剣
2.槍
3.クロスボウ

鉄平「槍を作ることにすっぺ」


こうして、彼はナイフなどの道具で骨を加工し、槍を作り始めた


男「……そういや、俺たち武器使ってないなぁ」

やる気「でも武器無しでも戦えるっすよ」

中華「極めればかっこいいんだけど、素人の徒手空拳はなんか締まらないよね」

ぶりっ子「その槍、だれが使うんですか?」

男「うーん、順当にいけば腕っぷしの強いやる気かなぁ」

やる気「いや、俺っちとしては中華を推すっすよ」

氷魔「……どうして?」

やる気「料理人だけあって生物の構造にはある程度精通してるからっすね。槍ってのはどうしてもダメージが局所的っすから、そこで急所を狙える人が持つのが効果的っすよ」

ぶりっ子「おぉー!よく考えてるんですね!」

中華「なんか照れちゃうな……」


その後、鉄平は無事にボーンランスを完成させ、帰っていった

~翌日~


最低1万円、高級何でも屋になった救世主ギルドの何でも屋が開店した


男「心配だ……」

やる気「心配ないっすよ!気張っていきましょう!」


>>下1コンマ下一桁÷3(端数切り上げ)……本日の客人数
>>下2……一人目の依頼内容

客「壁を塗装してほしい」

男「わかりました!」


正直、後悔した。
現場に連れてこられたのだが、あまりに険しい断崖絶壁。さらに建物も古城のようで、その規模は山のようだ。
なるほど、確かにこれは塗装屋も断るでろうことが容易に想像できる


ぶりっ子「ひょえ~!魔法でなんとかできないんですか!?」

氷魔「……私は、コールドウィザード……氷魔法以外は……使えない」

ぶりっ子(クソ!!!終わりが見えない!)

男「……や、やるしかねぇか……幸い、ペンキはいくらでもあるし、費用も依頼人持ちだ」

氷魔「……どうするの?」

中華「まず、ペンキを全て屋上まで運ぶ」

やる気「そうしたら、俺っちがペンキを壁に垂らしてぶちまけるっす」

ぶりっ子「えっ、それで大丈夫なの?」

男「……とりあえず、やってみよう」


こうして、作業が始まった。
数トンはあるペンキを分担して屋上まで運ぶ作業が終わった時点で、やる気に満ちた彼以外は全員グロッキーだった

そして、彼がペンキをぶちまけきった
当然、全然綺麗には塗装されなかった


中華「あちゃー……ところどころ塗装できてない所があるし、ムラがひどいね」

氷魔「………………じゃあ、私に任せて」

ぶりっ子「えっ!できるんですか!?」

氷魔「ムラはどうしようもないですが……塗装されてない場所まで……氷の足場を作ります………攻撃用なので……少し傷が付くかもしれませんけどね……」


彼女はそう言うと、魔法を放った
すると、爆発的に広がる氷が地面から生える氷柱のように塗られていない場所までの橋になった

氷は溶けるものであるから、そこからはスピード作業だった
全員が持てるだけペンキを持って、氷の橋の先へとペンキをかけた
かなり乱雑なやり方、仕上げだが、おおよそ全体にペイントがなされたと言える


やる気「はぁ……はぁ……できたっすよ」

客「ご苦労ご苦労……むっ、これは……!」


>>下1コンマ-30……塗装の出来

すみませんあまり進められておらず低浮上だったのですが本日はここまでです

ありがとうございました

・男
【筋力】31【顔面】12【素早さ】103【料理】91
(経験値8/11……レベル2)
・中華
【中華料理】99【筋力】29
武器:ボーンランス
(経験値8/10……レベル1)
・氷魔【MP】91【料理】37 『消費MP1/2』
(経験値6/11……レベル2)
・やる気
【筋力】92
(経験値0/11……レベル2)
・ぶりっ子
【筋力】42
(経験値4/10……レベル1)

【ギルドの資金】140000

出来:12


客「ん"ん"ん"ん"ん"ん"……」

男「どうですか……?」

客「及第点……ということにしよう。満足ラインには及ばないけれど、今まで塗装を試みたどの連中よりもまんべんなく塗れているだろう」

氷魔「……すみません……出来が悪くて……」

中華「申し訳ないね」


>>下1……報酬金(円換算最低でも1万)

【ギルドの資金】160000


先程の依頼で午前は終わってしまった
しかし、彼らに蓄積した疲労は丸一日分程だろう


ぶりっ子「あー疲れました!帰りませんか?」

やる気「それはダメっしょ!」

男「そうだな……でもあれだ、定休日を作るのもいいだろう」

中華「では、明日は定休日ということで」


中華料理人がカレンダーに印を付けていると、二人目の客がやってきた


客「あのー……」

氷魔「……ご依頼ですか……?でしたら……どうぞ内容を……」

客「>>下2」

客「私は魔王様から女幹部に昇格されたので、住みごごちの良いダンジョンを探してます(*^_^*)」

氷魔「あ……分かりました……」

男「……え、魔王とかいるの?」

中華「いますよ。じゃなきゃギルド関連でめちゃくちゃなルールができてたりしません」

ぶりっ子「やる気さん。ダンジョンに心当たりはありますか?」

やる気「まぁーそりゃあ……いくつかあるっすけど……」

女幹部「なる早でお願いね」


我々は何でも屋だ。仕事は遂行しなければならない。
例え魔王のところの幹部が相手でも。救世主志望だけど。
何より多分この女はメチャクチャ強いであろうことが予想されるので絶対に怒らせられない。


男「わ、分かりました……ちなみに、好きな魔物とかはいらっしゃいますか?」

女幹部「そうですね……>>下1」

女幹部「アラクネですね」

ぶりっ子「うぅ……蜘蛛かぁ……」

ぶりっ子(いい趣味してるじゃない)

やる気「アラクネっすか!分かりました!」


彼の余裕のある返事に、彼女は少し驚いたようだ


女幹部「知っているの?」

やる気「昔、大量発生した蜘蛛を追い払うバイトやったことがあるんすよ!そん時に蜘蛛達が逃げていったダンジョンがありますから、そこに行きましょう!」

中華「よし、蜘蛛料理か……」

女幹部「調理しちゃだめですよ(`Δ´)」

そのダンジョンは平原の中でもとくに起伏の激しい一帯にあると、彼は移動中に話した
かつて彼は蜘蛛を追撃しようとそのダンジョンを目指したが、
当時の依頼人に『そこにはアラクネが棲んでいるから、決して行くな』
と釘を刺されたという


やる気「だいたいここら辺っすかねぇ……」

女幹部「へーこんなところに……知らなかったなぁ」

男「よし、手分けして捜索しよう」


>>下2……どうなった?

1.無事ダンジョン発見!
2.敵対ギルドが襲ってきた!
3.魔物!?

ダンジョンの入口を探していたところ、突如地面に穴が空いた!
すんでの所で穴の隅に捕まり、難を逃れた。
あまりのことに穴を見ると、穴の底が蜘蛛の巣になっており、そこから三体のアラクネがこちらに向かってきた!


男「まずい!アラクネだ!」

女幹部「あらかわいい」

中華「こいつらが出てきたってことは、その穴がダンジョンへの入口の一つ」

やる気「こいつらをぶっ倒せば、目的は達成っすね!」

アラクネA「んふふ……なかなか華やかなお姉さんがいるじゃない……」

女幹部「えー、ナンパ?どーしよっかな?」

アラクネA「んふ、ふふふ!自惚れお姉さん!私がじっくり咀嚼してあげるわ!」


するとアラクネは彼女に飛びかかった

護衛対象がやられるのはまずい、と咄嗟に振り向いたが、ワンテンポ遅れてその心配のないことを思い出した


女幹部「獄炎魔法⊂(・∀・⊂*)」

その瞬間、アラクネは猛烈に発火した
古びた羊皮紙に放った炎が、隅から中央へとその紙をまったく消してしまうように、アラクネは影も形もなく消滅してしまった


女幹部「自惚れているのはあなただよ?」

氷魔「……なんと……忌々しい炎……」

女幹部「褒められちゃった。でも私疲れたから、あとは頑張ってね」

ぶりっ子「……よ、よーし!頑張っちゃうぞー!」

男の【素早さ】103 アラクネの【素早さ】65

救世主ギルドの先攻です
残りのアラクネは二体です


氷魔「とりあえず……極大氷魔法!」


アラクネに向かって、彼女は魔法を唱えた
炎ほどよく効かないが、その威力は申し分ないだろう


>>下1コンマ÷2……魔法のダメージ
(アラクネのHPは15)

3ダメージ

氷魔「……あ、あれ?……おかしいなぁ……」


確かに氷の塊は出現したが、大した威力は出なかった
何がいけないのか分からないが、不発に近い


やる気「や、やべぇっすよ!」

中華「そういうときもあるよね……」

男「落ち着け!ひとまず残りの四人で傷を負っていないアラクネを倒すぞ!」

ぶりっ子「そ、そうですね!氷魔ちゃんは別に何も悪くありません!」

男「よっと!」


男はアラクネに飛びかかり、そのままアラクネの上に乗った


アラクネC「かっ……!」

ぶりっ子「今です!行きますよぉ!」

やる気「任せるっす!」


慌てるアラクネの横に回り込み、二人で挟撃を仕掛ける


中華「よし……あとは僕が決める!」


中華料理人はボーンランスを手に、暴れるアラクネに駆け寄る
そして、正確無比な一突きで、アラクネの頭部を刺し貫いた


>>下1コンマ下一桁×6……連携のダメージ

60ダメージ!!連携参加者全員レベルアップ!


見事な連携により、アラクネはその肉体をバラバラに粉砕されてしまった


アラクネB「ぶっ……殺す!」

氷魔「ひ……!」


蜘蛛の魔物は、仲間を殺した四人を標的に攻撃を仕掛けた
なりふり構わず、素早い動きで噛みついたのだ


>>下1コンマ……1~25で男、26~50で中華、51~75でやる気、76~100でぶりっ子を攻撃
>>下2コンマ下一桁……攻撃のダメージ。また、本来の値が38以下の場合は男が回避する/させます

アラクネ「クソガキがぁっ!!」


アラクネの毒牙がやる気に満ちた青年に迫る
蜘蛛特有のスピードと、人の洞察力が合わさったスピードアタックだ


やる気「まずいっす!」

男「危ない!!」


そう思った瞬間、俺は走り出していた。
あと一歩で奴はアラクネに噛まれる、というところで彼を突き飛ばすことができた。
あと半歩で俺はアラクネに噛まれる、というところで俺も後ろ跳びで回避する。

~ROUND 2 ~


やる気「っ!!……男さん、助かったっす!」

アラクネ「うぬぬ……小癪な人間め!」

男「なまっちょろいんだよ!虫ケラ風情が!」

アラクネ「なんだと貴様……「……余所見は……死を招く……」

氷魔「極大氷結魔法!!」


>>下1コンマ÷2……魔法のダメージ
(アラクネBの残りHP:12)

11ダメージ!レベルアップ!


氷魔「……ま、まずいです……これは、……スランプってやつかもしれません……」


氷魔の調子が悪いのか、奴が異常にタフなのか、まだアラクネには息があるようだ


ぶりっ子「よし、でもこれなら倒せるよ!」

女幹部「いや、もういいよ」

男「……?」

彼女は突如としてアラクネに歩みより、話し始めた


女幹部「ごめんねーこんな乱暴しちゃって(;>_<;)」

アラクネ「うるさい……」

女幹部「でも全部私のせいなの。ただちょっと君たちの巣に住みたいなーって思っちゃってさ」

アラクネ「…………」

女幹部「私や、そこの彼らの力は君たちの女王にも匹敵することは分かるよね?」

アラクネ「貴様を、迎え入れろと?」

女幹部「拒否権があるとでも?」

彼女は強引に約束をさせ、アラクネのダンジョンに住むことになった


女幹部「いやー助かったよ!君たちのおかげだね(o^-^o)」

中華「そ、それほどでも……」

女幹部「それじゃあ私は行くからね、これはお代だよ~じゃあね~」


彼女は袋に入った報酬金を投げると、
何本か脚がもげて満身創痍のアラクネに跨がってダンジョンへと入っていった


>>下2……報酬金(円換算最低1万)

本日はここまでです
ありがとうございました

今回はレベルアップの処理があるため、ステータスより先に判定しようと思います
二人ずつ判定します

連携攻撃でダメージを与えた場合、
ダメージ÷攻撃人数で経験値を分配しますが、その値が攻撃対象のHPを超えることはありません

男と中華料理人がレベルアップしました
>>下1コンマ……男の成長
>>下2コンマ……中華料理人の成長

~男の成長テーブル~
01~20で筋力+3
21~40でHP+2
41~60でMP+2
61~80で素早さ+1
81~90で全能力+3
それ以上またはゾロ目で何かが起こる

~中華料理人の成長テーブル~
01~20で筋力+2
21~40でHP+2
41~60でMP+1
61~80で素早さ+3
81~90で全能力+3
それ以上またはゾロ目で何かが起こる

男の【筋力】34
中華料理人の【素早さ】??+3

やる気青年とぶりっ子がレベルアップしました
>>下1コンマ……やる気青年の成長
>>下2コンマ……ぶりっ子の成長

~やる気青年の成長テーブル~
01~20で筋力+2
21~40でHP+2
41~60でMP+1
61~80で素早さ+3
81~90で全能力+3
それ以上またはゾロ目で何かが起こる

~ぶりっ子の成長テーブル~
01~20で筋力+2
21~40でHP+1
41~60でMP+3
61~80で素早さ+2
81~90で全能力+3
それ以上またはゾロ目で何かが起こる

ぶりっ子の【筋力】44

91が出たのでやる気青年の成長は継続します
氷魔がレベルアップしました

氷魔とやる気青年がレベルアップしました
>>下1コンマ……やる気青年の成長
>>下2コンマ……氷魔の成長

~やる気青年の成長テーブル~
01~40で全能力+6
41~60で特性『ブレイブハート』
61~80で習得『殺る気』
81~90で上記全て
それ以上またはゾロ目で何かが起こる

~氷魔の成長テーブル~
01~20で筋力+1
21~40でHP+1
41~60でMP+4
61~80で素早さ+2
81~90で全能力+3
それ以上またはゾロ目で何かが起こる

やる気青年の成長力がおかしい

氷魔の【MP】95

>>下1コンマ……やる気青年の成長


~やる気青年の成長テーブル~
01~30で全能力+10
31~60で特性『ブレイブハート』特性『殺る気』全能力+6
61~90で『救世主の資格』
それ以上またはゾロ目で何かが起こる

全能力10アップ!
やる気の【筋力】102 不明な能力を決定する際に+16のボーナス

・男
【筋力】34【顔面】12【素早さ】103【料理】91
(経験値9/12……レベル3)
・中華
【中華料理】99【筋力】29【素早さ】??+3
武器:ボーンランス
(経験値10/11……レベル2)
・氷魔【MP】95【料理】37 『消費MP1/2』
(経験値9/12……レベル3)
・やる気
【筋力】102 (不明な能力値決定の際に+16)
(経験値1/12……レベル3)
・ぶりっ子
【筋力】44
(経験値6/11……レベル2)

【ギルドの資金】260000

彼らは十万も貰ったので、最高の気分で城下町に帰った

そろそろ営業終了の時間だなぁ、と思って帰ってくると、屋台の隣に座っている人がいた。結構待たせたに違いないだろう。


男「ああお客様!お待たせして申し訳ございません」

客「……まぁ、いいが」

ぶりっ子「ご用件はなんでしょうか?」

客「>>下1」

客「魔物と人が共存して暮らす村で迫害行為をするクレリック達をやっつけてほしい」

男「お任せください。しかし、そんな村があるんですね」

客「そうだな。クレリック達が今そうしているように、知られれば迫害の恐れもあるから、公的機関の発行する地図には載っていない村なんだ」

中華「他人事な目線ですまないけれど、ロマンがあるね」


客は屋台のテーブルに古びた地図を取り出した
地図には一ヶ所、赤い丸が描かれている


客「この丸の場所が村だ。結構遠いが急ぎなんだ。今晩、夜行馬車を出すから、そこに乗って向かってくれ」

×そこに ◯それに 誤字すみません


やる気「因みに、その時間は具体的にはいつっすか?」

客「十時を予定している。準備や食事の時間は用意したつもりなので、最善のコンディションで向かってくれ」

氷魔「……わかった……」


彼からは張り詰めるような使命感や、覚悟が伝わってくる
それほどまでに彼は故郷を愛しているのだろう

早速、まずは準備を始めることにした


男「彼からは強い意志を感じた……そう来れば、こちらも俄然乗り気になる」

ぶりっ子「そうですね!絶対成功させましょう!」


>>下1……準備のために向かう先
1.武器屋
2.防具屋
3.魔法道具店
4.王立図書館

>>下2……何人で行くか(内訳も)

氷魔「……では、王立図書館に行きましょう……」

男「王立図書館?何を調べるんだ?」

氷魔「……クレリック達についてです……そもそも、地図にないような村に……どうして奴らがいるのか……」


確かに、公的記録のない村にどうしてクレリックが、しかも複数いるのか不思議だ。


男「なるほど、よく分かったが……資料があるのか?」

ぶりっ子「んー、十中八九あると思いますよぉ」

やる気「どうしてあるんすか?」

ぶりっ子「人事や経理の書類を本にまとめて、図書館に寄贈する。ここではそれがクリーンな団体であることのアピールのひとつなんですぅ……聖職者達の教会には不可欠な行為ですから、多分あると思いますぅ」


彼女はいつもポンコツのふりをしているが、
こういった知識を語りたい欲望には弱い


中華「……ということは。もし書類がなければ怪しい団体ということだね?」

氷魔「……そんな所です……」

男「それじゃあ行こう!」

中華「あーちょっと今回はパス。夕飯はまだどうにかなるけど、明日の朝食も用意しなきゃいけないからね」

やる気「じゃあ俺っちもパスっす!どうも読書は苦手なんすよね……」


二人が行けないとのことなので、三人で向かった


男「ここが王立図書館かぁ」


図書館は石造りで、かなり古いことが分かる
特殊な形をしていることから、おそらく嘗ては神殿として使われていたのではないかと推測できる
また、二階建てのようだが、どうやら地下も三階まであるらしい

氷魔「……この手の資料は……地下三階にあることが多いです」


三人は、紙の匂い香る本棚のジャングルを下り、地下三階へとたどり着いた


氷魔「……ふぅ……ふぅ……」

ぶりっ子「疲れちゃった?おぶってあげようか?」

氷魔「……い、いえ……問題ありません。……では、探しましょう」


こうして、資料探しが始まった


>>下1……資料探しの結果
1.資料なし
2.ある教会の危険な派閥が客の村に
3.人魔非共存派団体のスパイ
4.自由安価

資料を調べた所、それらしい資料が見つかった
彼の話した村の名前と同じ地方に教団員の数割を移した教団が見つかった
しかし、かなりぞんざいな記録の取り方をしており、活動内容も過激である


男「……ひどいなこりゃ」

ぶりっ子「いくら王立図書館とはいえ、年度末に送られてくるこれらの書類を全部精査する時間はないんですよぉ?」

氷魔「……まぁ、これなら……心置きなく……やれそうですね」

ぶりっ子「きゃー、氷魔ちゃんかっこいー」

氷魔「……図書館では静かにしてくださいね」

調べ物を終え、一同は夕食を食べ始めた
本日は油淋鶏や酢豚など肉主体の精が付く料理が多く出された


中華「……あ、それでどうだったの?調べ物」

男「クレリックの集団はどうやら危険な教団に属しているらしい。ロクな教義じゃないし」

やる気「なるほどっすね……」

ぶりっ子「だから、容赦はいらないんですよぉ」

今日はここまでです
ありがとうございました

・男
【筋力】34【顔面】12【素早さ】103【料理】91
(経験値9/12……レベル3)
・中華
【中華料理】99【筋力】29【素早さ】??+3
武器:ボーンランス
(経験値10/11……レベル2)
・氷魔【MP】95【料理】37 『消費MP1/2』
(経験値9/12……レベル3)
・やる気
【筋力】102 (不明な能力値決定の際に+16)
(経験値1/12……レベル3)
・ぶりっ子
【筋力】44
(経験値6/11……レベル2)

【ギルドの資金】260000

食事を終えた我々は、広場へと向かい、手配された馬車へ乗り込んだ


客「大きめの馬車だが、やはり六人いると窮屈か……」

ぶりっ子「別にそこまで気にしなくてもいいんですよぉ?」

客「君たちにはゆっくり休んで欲しいからな」

中華「つかぬことをお伺いしますが……私にはあなたがただの正義感で動いているようには見えません。何か理由があるのですか?」

客「………………」

中華「別に、疑っているわけではありません。勿論、話しづらいことなら話す必要なんてありませんし」

客「……村に、恋人がいるんだ」


彼は伏し目がちになって、そう呟いた


氷魔「……なるほどね……そういうこと……」

客「あぁ……恐らく予想の通り、彼女は魔物だ。種族は>>下2」

客「雪女だ」

やる気「へぇー……じゃあ結構寒い地域なんすか?」

客「いや……別にそういう訳でもない。俺が雪山旅行に行ったときに知り合って、その時に引っ越してきたんだ」

ぶりっ子「素敵じゃないですか!」

客「……正直、賢い選択じゃなかったと思う。やはり彼女にはここの温暖な気候は合わない。頻繁に体調を崩すんだ」

男「だから、急いでいたんですね」

ひとまず、この夜は早めに眠った

そして翌朝の明け方、馬車が目的地に到着した


男「……ここが、人と魔物の村か」


村はそれなりの規模があり、回りを湿地帯に囲まれている

朝もやが湿地帯の深い緑に映えて美しい。
だが、今はそんなことを気にしている余裕はないのだ。


中華「朝ごはんだよ。持ち運べるように肉まんにしておいたよ」

全員が肉まんで腹ごしらえを終え、早速村へと立ち入った


客「魔物が迫害されているのは話した通りだが、融和派の人間も『魔女狩り』と称して迫害されている」


彼はそんな話をしながら、馬小屋へと向かった
彼は馬小屋を見渡し、少し安堵した表情で二回手拍子をした


女性「……どう?」

客「連れてきた。彼らが我々の希望だ」

女性は藁の山から顔を出して話している


男「どうして、そんなところに?」

女性「……いいの?」

客「問題ない」


すると、女性はぬるりと藁の山から出てきた
その下半身は蛇のような構造をしている


氷魔「……ラミア……初めて見る……」

中華「蛇料理か……」

ラミア「……ねぇ?私は食べ物じゃありませんことよ?」

彼女が藁を取り去ると、そこには階段があった


ラミア「私は穴を掘るのが得意でね。この通り、奴らの教会の地下まで穴を掘ったの」

やる気「へぇー。まるでミミズっすね」

ラミア「殺すぞ」


青年に掴みかかるラミアをどうにかなだめて、救世主ギルドの一行は地下の坑道のような道を進んでいった

しばらく歩くと、ひび割れたレンガの壁が現れた
恐らく、この先が教会地下だろう


中華「ここは槍の出番ですね」

ぶりっ子「おおっ!それではどうぞ」


彼は力を込めた一突きを繰り出し、レンガの壁を破壊した
一行は教会地下へと侵入することに成功したのだ

彼らが出たのは、牢屋のような場所であった
何体かの魔物が囚われている


魔物A「……な、なんだ?」

男「助けに来た。あと、ここのクレリック達を倒しにきた」

魔物B「お、おお!ありがたい……」

やる気「ふん!」


彼はその怪力で牢屋の格子を歪ませ、出口を作った


魔物C「我々の他にも、捕まった人がいます。その人たちの牢屋もありますが、今は『儀式室』に向かってください」

ぶりっ子「何かあるんですかぁ?」

魔物C「我々の同胞が>>下1されているのです」

魔物C「拷問されているのです」

男「何!?それはまずいな、行くぞ!」


一行は『儀式室』と書かれた重々しい扉を開き、中へと入った
そこでは、村人の女性や魔物が椅子に固定され、拷問を加えられていた


男「やめろお前たち!もう容赦はいらない!行くぞ!」

クレリックA「なんだお前ら!?」

救世主ギルド一行の不意討ちで戦闘開始です
敵はクレリックが3人です


クレリックB「さては魔女の仲間だな!?神罰を与えて生贄にしてやる!」

氷魔「いいや……黄泉に送られるのは……あなたの魂です……極大氷魔法!」


彼女が行使した魔法が強烈なファーストインパクトを相手に与える


>>下1コンマ÷2……魔法のダメージ
クレリックのHPは全員一律で6です

37ダメージ!レベルアップ!


彼女が生み出した巨大な氷はクレリックの一人を一瞬にして氷漬けにした
そして、その氷がクレリックの肉体と共に粉々に飛び散った


氷魔「……ふぅ……」

クレリックB「な、なんだこのガキ!」

男「おおっと!お前の相手はこの俺!」

中華「そして僕だ!」

クレリックB「二人がかりとは卑劣な!」

男「黙れ拷問趣味が!」


男はクレリックの背後に素早く回り込み、
全力で後頭部を殴打する
それにふらついたクレリックの胸を、
中華料理人が貫いた


中華「はっ!!」

クレリック「がはっ!」


下1コンマ×1.5(端数切り上げ)……連携攻撃のダメージ

すみませんダメージ倍率は3倍でした

27ダメージ!二人ともレベルアップ!


彼の放った一撃は、的確に敵の心臓を貫き、
一撃で絶命させた


中華「よし!」

男「………………本当に容赦とかないな、君」

クレリックC「あ、悪魔だ……」

やる気「じゃあお前が最後っすね!」

ぶりっ子「私も頑張っちゃいますよ!」


二人の攻撃はとてもシンプルで、力のあるやる気青年が組み合ってクレリックを地面に倒し、それを二人でひたすら踏みつけるというものだった


>>下1コンマ下一桁×3……ダメージ

21ダメージ!ぶりっ子のレベルアップ!


シンプルな暴力によって、クレリックは倒された


やる気「……ふぅ!」


男と中華料理人がレベルアップしました
>>下1コンマ……男の成長
>>下2コンマ……中華料理人の成長

~男の成長テーブル~
01~20で筋力+2
21~40でHP+2
41~60でMP+2
61~80で素早さ+2
81~90で全能力+3
それ以上またはゾロ目で何かが起こる

~中華料理人の成長テーブル~
01~20で筋力+2
21~40でHP+2
41~60でMP+1
61~80で素早さ+3
81~90で全能力+3
それ以上またはゾロ目で何かが起こる

!?!?
本日はここまでです
ありがとうございました

本日はレベルアップ処理から始めていきます


>>下1コンマ……男の成長
>>下2コンマ……中華料理人の成長

~男の成長テーブル~
01~40で全能力+6
41~60で習得『治療魔法』
61~80で習得『平凡人』
81~90で以上の全て
それ以上またはゾロ目で何かが起こる

~中華料理人の成長テーブル~
01~40で全能力+6
41~60で習得『器用』
61~80で習得『戦飯』
81~90で以上の全て
それ以上またはゾロ目で何かが起こる

中華料理人は全能力+6!
【筋力】35【素早さ】??+9(その他の能力も判定時に+6補正)

男は『平凡人』を習得!
これにより、【筋力】【HP】【MP】【素早さ】以外の能力が50で最低保証されます
よって、【顔面】50になります
(50以上の能力に変化はなく、これから決定する能力も50以下の場合のみ50になる)

氷魔とぶりっ子がレベルアップしました
>>下1コンマ……氷魔の成長
>>下2コンマ……ぶりっ子の成長

~氷魔の成長テーブル~
01~20で筋力+1
21~40でHP+1
41~60でMP+5
61~80で素早さ+1
81~90で全能力+3
それ以上またはゾロ目で何かが起こる

~ぶりっ子の成長テーブル~
01~20で筋力+2
21~40でHP+1
41~60でMP+3
61~80で素早さ+2
81~90で全能力+3
それ以上またはゾロ目で何かが起こる

氷魔の【素早さ】??+1

ぶりっ子はゾロ目なので成長続行です
>>下1コンマ……ぶりっ子の成長

~ぶりっ子の成長テーブル~
01~40で全能力+6
41~60で習得『誘惑』
61~80で習得『やりくり術』
81~90で以上の全て
それ以上またはゾロ目で何かが起こる

ずいぶん……鍛え直したな…………

ぶりっ子の全能力が+6
【筋力】50(それ以外の能力も決定時に+6補正)
『誘惑』を習得 これにより、彼女の【顔面】の値以下のMPを持つ生物はまれに行動できなくなります。また、交渉などで有利になるかもしれません
『やりくり術』を習得
アイテムの値段が全て二割引されます

・男
【筋力】34【顔面】50【素早さ】103【料理】91
『平凡人』(戦闘能力以外を最低保証50)
(経験値3/13……レベル4)
・中華
【中華料理】99【筋力】35【素早さ】??+9
(戦闘能力決定のとき+6補正)
武器:ボーンランス
(経験値5/12……レベル3)
・氷魔【MP】95【料理】37【素早さ】??+1
『消費MP1/2』
(経験値3/13……レベル4)
・やる気
【筋力】102 (不明な能力値決定の際に+16)
(経験値7/12……レベル3)
・ぶりっ子
【筋力】50
『誘惑』(【顔面】以下の【MP】の生物をたまに行動阻止)
『やりくり術』(アイテム値段を二割引)
(経験値1/12……レベル3)

【ギルドの資金】260000

>>下1コンマ……ぶりっ子の【顔面】

ぶっコミュw


男「よし、倒したな」

中華「……おや?」

男「?」

中華「なんか、ちょっと雰囲気が変わったね。無難な雰囲気になったし、顔も凛々しくなったんじゃないかい?」

氷魔「……本当ですね……」

やる気「戦いは人を変えるっすねぇ」

ぶりっ子「えっ!?わぁ、本当だ!」

ぶりっ子(お、おのれ……私と同等以下の顔だと安心してギルドに所属したのに……!)

男「そういうこともあるかもしれないな……何とも不思議だ」

ぶりっ子(まずい、これはまずい。私の容貌は間違いなくギルド内でも浮く……!しかし……このギルドのメンバーを捨てるのは惜しい!ならば私が捨てられないようにしなければ!)


誰にも代えがたいギルドの歯車になってやろうと彼女は心に決心した
その決心、覚悟が彼女に力をもたらした
それだけでなく、自らの魅力を利用する術も、金銭に対して貪欲になることも覚えたのだ

それはさておき、ギルドの一行は拷問を加えられていた人間と魔物を解放した
ペンチで指を潰されていたり、全身痣だらけだったり、目潰しされている者もいたが、
死人はおらず全員に脱出への意欲が認められた


やる気「よし、脱出するっすよ!」

???「おっと待ちたまえ、不届き者ども」


部屋のドアを開けようとすると、その前に武装した男が入ってきた
どうやら、クレリックの仲間のようだ

儀式室長「貴様ら不届き者はこの『儀式室長』が成敗してくれる」


そう言うと、彼は武器を構えた
彼に続き、二人のクレリックが入ってきて、彼を守るように立ち塞がった


儀式室長「これより『儀式』を始める!降臨せよ、神の御霊!」


彼が剣を高く掲げると、彼の隣に黒い球体が出現した

まさか、あれが神の御霊というやつなのだろうか?

戦闘開始です
男の【素早さ】103 儀式室長の【素早さ】75

~エネミーデータ~
・御霊
生贄が捧げられると戦闘能力を得る。撃破不可能で、儀式室長が倒されると消滅する
・儀式室長
毎ターン、戦闘に参加していないモブを魔法で殺害し、生贄とする【HP】20(装甲1)
・クレリック×2
彼らを撃破しなければ儀式室長に攻撃が当たらない【HP】6

氷魔「まずは確実に一人……」

男「待て。ここはあのリーダーを確実に倒すために待機してもらう」

氷魔「……分かりました」

男「さぁ行くぞ!」


男と中華料理人はクレリックの元に突撃し、拘束して槍で肉体を貫いた


>>下1コンマ下一桁×3.5……攻撃のダメージ

21ダメージ!


クレリックA「ぐはぁ……」

中華「よし、順調だね」

男「次はやる気とぶりっ子でもう一人を!」

やる気「おう!」

ぶりっ子「了解!」


二人はクレリックへ飛び込み、純粋な暴力でクレリックを攻撃した


>>下1コンマ下一桁×3……攻撃のダメージ

30ダメージ!やる気に満ちた青年がレベルアップ!


クレリックB「うぐ……」

やる気「これでお前への道は空いたぞ、外道野郎!」

ぶりっ子「さぁ、とどめをさしちゃって下さい!」

氷魔「……わかった。任せて……はぁぁぁ……極大氷魔法!!」


>>下1コンマ÷2……魔法のダメージ

23ダメージ!レベルアップ!


その圧倒的な出力で、敵は一瞬にして白い氷の塊になり、砕けてしまった
部屋中のレンガの細かい隙間にまで、氷が走っている

おぞましい謎の物体も、消失してしまった


氷魔「はぁ……はぁ……」

男「や、やったぞ!なんか強そうな奴を倒した!」

氷魔とやる気青年がレベルアップしました
>>下1コンマ……氷魔の成長
>>下2コンマ……やる気青年の成長

~氷魔の成長テーブル~
01~20で筋力+1
21~40でHP+1
41~60でMP+5
61~80で素早さ+1
81~90で全能力+3
それ以上またはゾロ目で何かが起こる

~やる気青年の成長テーブル~
01~20で筋力+2
21~40でHP+2
41~60でMP+1
61~80で素早さ+3
81~90で全能力+3
それ以上またはゾロ目で何かが起こる

氷魔の【筋力】??+1
やる気青年の全能力+3【筋力】105
(不明な戦闘能力決定の際に+19の補正)


一行はクレリックの親玉を倒し、村の平和を守った


男「……いやぁ……疲れたな」

中華「そうですね。今日は休暇のはずだったんですがねぇ……」


二人は村の広場で開かれた宴会の隅でしっぽりと語っていた


氷魔「……二人とも……ここにいたんだ……」

男「宴会って気分でもないんだよな」

中華「そうですね。どっと疲れが出ていますから」

太陽が真上に来たので、そろそろ帰りたいと一行は依頼人に伝えた


雪女「あ、あなた方が私たちを助けてくれたギルドですか?」

ぶりっ子「そうですよぉ、雪女さんですね?いやぁお綺麗ですねぇ」

雪女「ありがとうございます」

客「おや、もう帰ってしまうのか。じゃあこれがお代だ」

やる気「ありがとうございます!」

客「それと、これも。ほんの気持ちだがね」


>>下1……報酬金(円換算最低1万)
>>下2……追加報酬の内容

本日はここまでです
ありがとうございました

遅刻

・男
【筋力】34【顔面】50【素早さ】103【料理】91
『平凡人』(戦闘能力以外を最低保証50)
(経験値9/13……レベル4)
・中華
【中華料理】99【筋力】35【素早さ】??+9
(戦闘能力決定のとき+6補正)
武器:ボーンランス
(経験値11/12……レベル3)
・氷魔【筋力】??+1【MP】95【料理】37【素早さ】??+1
『消費MP1/2』
(経験値10/14……レベル5)
・やる気
【筋力】105 (不明な能力値決定の際に+19)
(経験値1/13……レベル4)
・ぶりっ子
【筋力】50
『誘惑』(【顔面】以下の【MP】の生物をたまに行動阻止)
『やりくり術』(アイテム値段を二割引)
(経験値7/12……レベル3)

【ギルドの資金】260000

午後の昼下がり
ギルドメンバーたちは馬車で帰路についていた


ぶりっ子「やりましたね!」

男「あぁ……そうだな。なんかテンション高いな」

中華「僕たちが低いだけじゃないかい?」

やる気「そうっすよ!」

氷魔「……やる気とぶりっ子は……さっきまで酒飲んでたからね……」

【ギルドの資金】300000


ぶりっ子「それにしても暑いですねぇ~……」

やる気「あはは、完全に酔っぱらってるじゃないすか!」

氷魔「……えい」


氷魔は先ほど貰った懐中時計の蓋を外し、スイッチを押した


ぶりっ子「あ、ちょうどよくなりましたねぇ」

中華「寒っ!結構冷えるね、それ」

やる気「なんすかその時計」

男「さっき貰ったマジックアイテムさ」

氷魔「これを使うと……周りの気温が下がるんですよ……」

ぶりっ子「なるほどねぇ……だから氷魔ちゃんが持ってるんだ」


遠出をしたが、そろそろ城下町だ。
俺の心の故郷は、既にそこにあった。

城下町に帰ってきた
時刻はもう夕方である


男「結局、いつもの営業終了時刻と一時間くらいしか変わらないじゃないか……」

やる気「何でも屋っすからね。一時の契約に応じて仕事しなきゃならないのが利点であり欠点なんすよ」

中華「急にIQ上がるね君」

やる気「俺はバカっすけど、何も知らないバカじゃないっす」


>>下1……短い休暇。どこにいこう?

1.酒場
2.魔法道具店
3.武器屋
4.防具屋
5.王立図書館
6.カジノ
7.闇市
8.城

>>下2……何人で行く?(その内訳も)

男、氷魔、中華の三人は城下町の武器屋にやってきた


店主「らっしゃい!」

男「どうも」

氷魔「…………」

店主「お、そこの兄ちゃん!変わった槍持ってるね!」

中華「ああ、これですか?」

店主「骨槍は強度も鋭さもまちまちだが、柄まで骨のやつは総じて高価だ。なんせ、デカイ魔物は珍しいか強いかだからな」

中華「へぇ、そうなんですね。それはとうとして、今日はこの二人に武器を買ってもらおうと思って来たんですよ」

店主「じゃあまさか、そこの嬢ちゃんは魔法使いだろうけどもう一人の方は格闘で戦ってきたのかい?」

男「そうですね」

店主「格闘家っぽい体つきでもないし、俺からも武器を買うことをおすすめするぜ」

男「じゃあ武器を選ぶとしますか」

武器には剣、槍、杖、ハンマー、クロスボウ、ガンがあります

剣は攻撃の威力が上昇し、唯一盾も同時に装備できます

槍は攻撃の威力が大きく上昇します

杖は魔法の威力や消費MPなどに関わります

ハンマーは槍以上に攻撃の威力が大きく上昇しますが、自分の【素早さ】が相手の【素早さ】を下回っている場合回避されることがあります

クロスボウは少し攻撃の威力が上がり、相手から狙われにくくなります

ガンはクロスボウ以上に攻撃の威力が上がり、狙われにくくなりますが、故障のリスクと一度に込められる弾薬に制限があり、戦闘力に込め直すのには1行動を消費します

~剣~
ショートソード(5000円)
ブロードソード(20000円)
ドラコンキラー(50000円)

~槍~
ビギナーランス(5000円)
ボーンランス(20000円)
スパイラルランス(50000円)

~杖~
ひのきのぼう(5000円)
スフィアロッド(20000円)
ホークワンド(50000円)

~ハンマー~
トンカチ(5000円)
鉄塊(20000円)
ノッキングハンマー(50000円)

~クロスボウ~
ライトボウ(5000円)
狩猟クロスボウ(10000円)
ストレングス・ストリングス(50000円)

~ガン~
フリントロッカー(5000円)
ピストル(10000円)
シードライフル(50000円)


>>下1……男の購入する装備
>>下2……氷魔の購入する装備

【ギルドの資金】200000

ドラゴンキラーは追加効果でドラゴン系へのダメージが増えます
ホークワンドは魔法ダメージ+5です


男「この剣かっこいいな」


男は先端が鋭利で返しのついた剣を手に取った


店主「お目が高いね、そいつぁドラゴンキラーだ!鋭い刃がドラゴンの鱗を貫き、返しが肉をえぐり取る!」

男「なるほど!買おう!」

氷魔「……じゃあ……私はこれ……」


彼女は、鷹の頭の飾りのついた杖を手に取った

かっこつけてるご老人が好きそうなやつだ。


店主「それはホークワンド。魔法の威力を上げてくれるすぐれものさ!」

氷魔「……では、これを……」

店主「あいよぉ!お会計は合計100000円だぁ!」

中華「いっ」

男「これが100000円だぁ!」

彼は楽しげに100000円を現ナマで叩きつけて店を出た


中華「随分豪快に金を使うんだね」

男「豪快に稼げるからね」

氷魔「……投資は……大事……」


こうして、彼らは武器屋での買い物を終えた

まだ少し夕飯までは時間がある。どこへ行こうか?

>>下1……どこに行く?

1.酒場
2.魔法道具店
3.武器屋
4.防具屋
5.王立図書館
6.カジノ
7.闇市
8.城

>>下2……何人で行く?(その内訳も)

男は王立図書館へと向かった

先日も訪れたが、やはり大きい。門の前に立つだけで圧倒されるサイズ感だ。


ぶりっ子「ああっ、男さん!」

やる気「何してるんすか?」

男「……ん?いやぁ、本でも読もうかなと思ったんだ。君たちも来る?」

ぶりっ子「いいですねぇ!酔いも冷めてきたことですし」

やる気「いやー……俺っちはちょっと……」

ぶりっ子「まぁまぁまぁ」


やる気に満ちた青年も彼女に引きずられて図書館へと入っていった


男「……さて、どんな本を読もうか?」

ぶりっ子「決まってないんですか?」

男「なんとなく来たからな」

やる気「漫画とかないんすかね」

ぶりっ子「それじゃあ魔導書コーナーに行きませんか?」

魔導書コーナーは地下1階
本と呼称するのが適切かどうか疑わしいほど薄いものや、そこらの辞典をゆうに超す大ボリュームの本が陳列されている


男「どれにしようか……」

ぶりっ子「色んな魔導書がありますからねぇ。難易度にもよりますけど、中身を覚えられれば強力ですよぉ」

やる気「へぇー……役に立つもんなんすね。それなら読んでみるのもありかもしれないっすね」


こうして各々、適当な魔導書を取って読み始めた


どんな魔導書なのかはコンマ下一桁で抽選され、低級魔法は50、上級は100、超上級は150以上のMPがないと魔法の習得に失敗する恐れがあります
1.火属性
2.水属性
3.氷属性
4.風属性
5.土属性
6.回復魔法
7.光属性
8.闇属性
9.日用魔法
0.上級魔法(再度抽選)

>>下1コンマ……男の【MP】(下一桁で魔導書も抽選)
>>下2コンマ+19……やる気の【MP】(下一桁で魔導書も抽選)
>>下3コンマ+6……ぶりっ子の【MP】(下一桁で魔導書も抽選)

男の【MP】38やる気の【MP】95
ぶりっ子の【MP】99

やる気に満ちた青年は回復魔法を覚えた!
消費MP:10 HPを5回復する

ぶりっ子は氷魔法を覚えた!
消費MP:10 コンマ下一桁のダメージ


男の頭がパンクしそうだ!
>>下1コンマ……76以下で習得成功

……と思ったらあっさり閃いて理解したようです

男は闇魔法を覚えた!
消費MP:20 コンマ下一桁のダメージとMPで勝っている相手を稀に怯ませる


男「く……けっこう難しいな」

ぶりっ子「そうですかね?」

やる気「確かに、仕組みは実にシンプルっすね」

男「お前ら才能あるな……くそ……」

こうして彼らは読書でほどよく脳の糖分を消費し、夕飯へと向かうのであった


中華「おまたせー。夕飯できたよ」


中華料理人がいつものように料理を並べ、食事が始まる


男「………………変なこと聞くけどさ」

氷魔「……?」

男「曜日っていくつあるっけ?」

中華「曜日?それなら日・月・火・水・金だよ」

男「あぁそうだった」

男(土曜と木曜がないのか……)


ギルドメンバー達は怪訝な顔をしていたが、やる気青年が閃いたような顔をした


やる気「もしかして今週の陰陽を忘れたんすか?」

男「お、陰陽?」

やる気「あれ、違うっすか?まぁ陰陽はない地域もあるかもしれないっすね」

男「陰陽ってなんだ?」

ぶりっ子「陰週と陽週ってのが交互にやってくるんです。今週は陽週で、来週は陰週ですぅ」

男「へー……何か違うのか?」

ぶりっ子「陽週の方が良いことが起こりやすいって迷信は昔からありますね……あと、陰週に2日、陽週に1日のペースで休む仕事場が多いですよぉ」

男「なるほどね!ためになった!」

今日の食事中の会話は、週と五曜についての話と、なぜ男がそれを知らなかったかが全てだった
彼はどうにかそれを誤魔化そうと色々言ったが、結局彼は記憶喪失の疑いをかけられてしまった


男「……ごちそうさま」


どうやら、今日は陽週の水曜日らしい。
なんか色々聞かれたが、まぁ明日にでも忘れているだろう。忘れてるといいなぁ。
ふと時計を見たが、就寝までまだ時間がある。何をしようか?


>>下1……何しよう?
1.中華と料理の後始末をする
2.やる気青年の部屋を訪ねる
3.氷魔の部屋を訪ねる
4.ぶりっ子の部屋を訪ねる
5.自由安価

本日はここまでです
ありがとうございました
このレスは安価をとりませんので下にずらしてください

・男
【筋力】34【顔面】50【素早さ】103【料理】91
『平凡人』(戦闘能力以外を最低保証50)
武器:ドラゴンキラー(ドラゴン系にダメージ増)
習得魔法:闇魔法
(経験値9/13……レベル4)

・中華
【中華料理】99【筋力】35【素早さ】??+9
(戦闘能力決定のとき+6補正)
武器:ボーンランス
(経験値11/12……レベル3)

・氷魔【筋力】??+1【MP】95【料理】37【素早さ】??+1
『消費MP1/2』
武器:ホークワンド(魔法ダメージ+5)
装飾品:冷却懐中時計(氷ダメージ+5)
習得魔法:極大氷魔法
(経験値10/14……レベル5)

・やる気
【筋力】105 (不明な能力値決定の際に+19)
習得魔法:回復魔法
(経験値1/13……レベル4)

・ぶりっ子
【筋力】50 【顔面】18
『誘惑』(【顔面】以下の【MP】の生物をたまに行動阻止)
『やりくり術』(アイテム値段を二割引)
習得魔法:氷魔法
(経験値7/12……レベル3)

【ギルドの資金】200000

男は屋敷の厨房を訪ねていた


男「ちーっす」

中華「ん?なんか用かい?」

男「いやなに、後片付けの手伝いでもと思ってさ」

中華「それはありがたいね。じゃあそこの皿を頼むよ」


彼は一つのシンクを指差した
水の入った桶に皿が漬けてあるが、その隣に桶に入りきらない皿が積まれている

男「俺も料理がうまくなりたいなぁ」


積まれた皿を洗いながら、なんとなく彼は呟いた


中華「僕は男さんは既に結構なお手前であると思っていますよ」

男「そうか?なら嬉しい」

中華「ええ。救世主を志すくらいですからね。料理は心です」

男「……そうだ、何か悩みとかないか?」

中華「悩み?」

男「一応ギルドマスターだしな。そういう相談には乗りたい」

中華「そうですね……>>下2」

中華「伝説の金の烏骨鶏を調理してみたいな


男「そんなものがあるのか?」

中華「あくまで伝説だけどね。でも、実際に調理された記録は残ってるよ」

男「夢があるな。もし手に入ったらさ、この国一の美食家に食わせてやろう。そしたら、君の夢も叶うかもしれない」

中華「そりゃいいね。じゃあ僕も頑張って、金の烏骨鶏を探しにいけるような名声あるギルドにしなきゃね。……よし、洗い物終わり」

男「こっちも終わったよ」

中華「それじゃあ終わりだね。じゃあまた明日」

こうして、俺は床についた

~翌朝・陽週金曜日~


男「さぁ、今日も開店だ」

中華「昨日は10万も使っちゃったからね。気合い入れて稼ごう」

ぶりっ子「え"っ」

氷魔「……ごめん……武器が欲しくて……」

ぶりっ子「いや、別に責めるつもりはないよぉ」


>>下1コンマ下一桁÷3(端数切り上げ)……本日の客人数
>>下2……一人目の依頼内容

客は4人です


客「何でも屋ですか?」

やる気「何でも屋っすよ!」

客「おお、よかった。それじゃあこいつを配達して貰えるかな?」


客は瓶に入った牛乳を提示した

どうやら仕事は牛乳配達らしい。そこまで量も多くなさそうだが、どうして最低1万円も出して牛乳配達を頼むのだろうか?
だが、詮索は野暮だろう。


男「承りました。どこまで運べばよろしいですか?」

客「となり村の村長の家まで頼むよ」

一行は準備をして、城下町を出た
牛乳は腐るとまずいので、ぶりっ子が氷魔法で冷却した


氷魔「……おや、氷魔法ですね……」

ぶりっ子「昨日覚えたんだー。結構便利だね」

氷魔「……ふふ、分かってますね……」

やる気「……何か、引っ掛かるっすね」

中華「同感です。嫌な予感がしますよ」


>>下1……ハプニング!
1.特に何もない
2.なぜか魔物が集まってきた!
3.盗賊が待ち伏せしていた!
4.げっ!あの時のギルド!
5.自由安価

男「みんな気を付けろ!魔物だ!」

ぶりっ子「ひぇっ!怖いです……」

ぶりっ子(野良のやつと遭遇したにしては数が多いし、囲まれている……何かあるな……)

中華「これはなかなか……厳しいね」

やる気「数こそ多いっすけど、そこまで強力なやつじゃなさそうっすね!」

氷魔「……面倒……」


一行の周りを魔物化した狼が取り囲んでいる
数は5匹だが、狼の性質上、仲間を呼ばれる恐れがある

戦闘開始!
男の【素早さ】103 魔狼の【素早さ】70


男「ここは一人一匹、確実に仕留めよう」

やる気「了解!」


流石に全部判定すると長引くので、攻撃の倍率が同じキャラは同時に判定します


>>下1コンマ下一桁×2.5……男と中華の攻撃ダメージ
>>下2コンマ下一桁×2……やる気の攻撃ダメージ
>>下3コンマ÷2……氷魔の魔法ダメージ
>>下4コンマ下一桁……ぶりっ子の攻撃ダメージ

ちなみに魔狼のHPは6です

やる気以外全員レベルアップです


男「でりゃあ!」

中華「せいっ!」


二人は最も的確に魔狼の急所を攻撃し、死に至らしめた
男は首を一撃で切り落とし、
中華料理人は槍を敵に貫通させ、焼き鳥のように刺したままにした


やる気「やっ!!」


やる気に満ちた青年は、うまく攻撃できなかったが、持ち前の筋力で狙いの甘さをカバーし、一撃で気絶させた

氷魔「極大氷魔法……!」


氷魔はその圧倒的出力で一瞬にして狼を氷像にしてしまった


ぶりっ子「ぜやぁ!」

魔狼「ガルルルルッ!」

ぶりっ子「ひぃ!」


可哀想なことに、彼女だけはギリギリで狼を倒せなかった
しかし、これほどまで力を見せつけたので、いくら狂暴な魔狼といえど身の危険を感じて帰っていった

男と中華料理人がレベルアップしました
>>下1コンマ……男の成長
>>下2コンマ……中華料理人の成長


~男の成長テーブル~
01~20で筋力+3
21~40でHP+2
41~60でMP+2
61~80で素早さ+1
81~90で全能力+3
それ以上またはゾロ目で何かが起こる

~中華料理人の成長テーブル~
01~20で筋力+2
21~40でHP+2
41~60でMP+1
61~80で素早さ+3
81~90で全能力+3
それ以上またはゾロ目で何かが起こる

男の【筋力】37 中華の【筋力】37

氷魔とぶりっ子がレベルアップしました
>>下1コンマ……氷魔の成長
>>下2コンマ……ぶりっ子の成長

~氷魔の成長テーブル~
01~20で筋力+1
21~40でHP+1
41~60でMP+5
61~80で素早さ+1
81~90で全能力+3
それ以上またはゾロ目で何かが起こる

~ぶりっ子の成長テーブル~
01~20で筋力+2
21~40でHP+1
41~60でMP+3
61~80で素早さ+2
81~90で全能力+3
それ以上またはゾロ目で何かが起こる

氷魔【筋力】??+4【MP】98【素早さ】??+4(HP決定の際に+3)

ぶりっ子は96なので成長続行です
>>下1コンマ……ぶりっ子の成長

~ぶりっ子の成長テーブル~
01~40で全能力+6
41~60で習得『毒手』
61~80で習得『ドジっ子』
81~90で以上の全て
それ以上またはゾロ目で何かが起こる

ぶりっ子は『ドジっ子』を習得した(攻撃の威力が期待値を下回った場合、攻撃の対象にならず、【顔面】に+10)
ぶりっ子の【顔面】28


ぶりっ子「ギリギリ倒せないなんて、ドジ踏んじゃいましたぁ」

男「だが、奴らは退散したから問題はないだろう」

ぶりっ子「そ、そうですねぇ。それじゃあ急ぎましょう」


一行は再び襲撃を受けることのないよう、急いで村へと向かった

村に到着し、村長の家を訪ねた
玄関のドアをノックすると、村長が現れた


村長「客人かの?」

やる気「いえ、配達っすよ!」

村長「おお、そうかそうか。牛乳か……」

氷魔「……その牛乳……何か特別な材料でも混ぜてあるんですか……?」

村長「材料?」

男「これを運搬する際に、やたら魔物が出ましてね。何か訳があるんじゃないかと」

村長「>>下2」

本日はここまでです
ありがとうございました
人の少ない時間に下2で安価を取るのは控えようと思います

・男
【筋力】37【顔面】50【素早さ】103【料理】91【MP】38
『平凡人』(戦闘能力以外を最低保証50)
武器:ドラゴンキラー(ドラゴン系にダメージ増)
習得魔法:闇魔法
(経験値2/14……レベル5)

・中華
【中華料理】99【筋力】37【素早さ】??+9
(戦闘能力決定のとき+6補正)
武器:ボーンランス
(経験値5/13……レベル4)

・氷魔【筋力】??+4【MP】95【料理】37【素早さ】??+1
『消費MP1/2』
武器:ホークワンド(魔法ダメージ+5)
装飾品:冷却懐中時計(氷ダメージ+5)
習得魔法:極大氷魔法
(経験値2/15……レベル6)

・やる気
【筋力】105【MP】95 (不明な能力値決定の際に+19)
習得魔法:回復魔法
(経験値7/13……レベル4)

・ぶりっ子
【筋力】50 【MP】99【顔面】28
『誘惑』(【顔面】以下の【MP】の生物をたまに行動阻止)
『やりくり術』(アイテム値段を二割引)
『ドジっ子』(ランダム攻撃の対象から外れ、【顔面】+10)
習得魔法:氷魔法
(経験値1/13……レベル4)

【ギルドの資金】200000

村長「めいっこにハレンチ行為をしたちゃったせいで、姪っ子の親からに魔獣を手名付ける魔法で逆襲されてるんじゃ」

男「じゃあ、あの依頼人は……」

中華「それよりも。この牛乳の方がまずいんじゃないかい?」

村長「ああ、気にせんでええよ。わしが解呪してから飲むのでな」

ぶりっ子(最低ですねこのジジイ!)


なんだか第三者の争いに巻き込まれて疲れてしまったが、とにかく依頼は達成した。城下町へと帰るとしよう。

一行は城下町に帰り、屋台へと戻った
そこにはさっきと同じように客が座っていた


やる気「配達終わったっすよ!」

客「おお!何かトラブルとかあったかい?」

氷魔「……魔狼が出た……」

客「そうか……それは手間だったね」


口では残念そうにしているが、表情はどこか喜んでいるような気がする


ぶりっ子「それじゃあ代金お願いしまーす!」


>>下1……代金(円換算1万以上)

客は1万円を置いて帰っていった

【ギルドの資金】210000


ぶりっ子「ちょっとぉ!こっちは狼6匹に襲われたんですよぉ!?それで1万円って……!」

男「まぁそういうこともあるよ」

中華「そうだね。これでも十分食費にはなるさ」


すると、いつの間にか消えていたやる気に満ちた青年が別の客を連れてきた


やる気「やー、トイレ行ってたら声かけられましてね!」

氷魔「……依頼の……内容は?」

客「>>下1」

客「オッス、オラ食堂を開きたいから看板と斬新なメニューを作ってくれ!」

中華「なるほど……なるほど……」

ぶりっ子「それじゃ、まずは斬新なメニューについて考えましょー!」

やる気「どうしてっすか?」

ぶりっ子「その料理を全面に出した看板を作ればインパクト大ですからね!」

男「いいアイデアだと思うよ。それじゃあメニューだね……」

一行は、メニューを考えるために食品市場に来ていた
そこには、カラフルな果物、豪快にカットされた肉、陽光で瑞々しく光る野菜などが所狭しと売られていた


氷魔「……初めてきた……」

中華「え?この城下町でまともに食材を漁れるのはここぐらいだと思うけど……」

氷魔「……魔法で作られた……インスタント食品ばかりだったから……」

やる気「このリンゴとかいいんじゃないすか?」

ぶりっ子「いやいや、この大根がいいと思いますよぉ」

コンマと安価でパーツを組み合わせて料理を作ります

>>下1コンマ下一桁……何風?
1.和風 2.洋風 3.中華風 4.異世界風
5.ワイルド 6.フレンチ風 7.インド風
8.海鮮風 9.ジャンクフード風 10.!?

>>下2……メインの食材

>>下3コンマ下一桁……完成形
1.焼き 2.フライ 3.サンド 4.おひたし
5.干し 6.ソース和え 7.カレー 
8.食材まるごと 9.サラダ 0.!?

海鮮風キノコカレー!
それがみんなで下した決断だった

まずはカレーのルーを用意する
そこに、魚介のエキスを投入する
そしてお好みのキノコをカットして入れる

実にシンプルなメニューだが、この組み合わせはあまりないのではなかろうか。


中華「じゃああとは看板を作ろう」

男「みんなが買い物してる間に木の板は買っておいた。自由に色を塗るなり店名を刻印するなりしていこう」

やる気「よぉし!やるっすよ!」

そしてギルドは完成した看板を客の元へと持っていった
緑を背景に、『満を持して海鮮風キノコカレーの開拓者現る!』『カレー料理店!』
と書かれた看板だ


客「おお!いい看板じゃねぇかぁ!そんでよ、海鮮風キノコカレーってどんな感じなんだ?」

中華「おおまかなレシピは作りましたので、それもお渡しします。また、そのカレーの試作品も作りました」

客「おめぇ気が利くなぁ!それじゃあいただきまーす!」


>>下1コンマ……カレーの旨さ(数字が大きいほどうまい)

客「!!」


一口カレーを口に運ぶと、客の様子が一変した
ものすごい速度でそのカレーを全て平らげてしまったのだ


中華「いかがでしたか?」

客「う……うめぇ!オラこんなうめぇもん食ったことねぇぞ!!口からビーム出るかと思ったらぞ!」

中華「そうですか。良かったです」

客「これはお代だ。これがあればオラはここでいくらでもやっていけっぞ!じゃあな!」


客はお代を置いて意気揚々とどこかへと駆け出していった


ぶりっ子「……ちょっと、食べたかったですねぇ」

やる気「そうっすね」


>>下1……客の置いていったお代(円換算1万以上)

なんと10万円も置いていってくれたようだ
ギルドの面々にとってこれはとてもありがたかった

【ギルドの資金】310000


氷魔「……じゅ、十万も……!」

男「すごいな……」

中華「自分の店を出そうってタイミングだろうし、これくらいなら出せるのかもね」

やる気「へぇ……金かかるんすね。そういうの」

ぶりっ子「そうだよぉ。特に城下町は土地も高いからねぇ」

昼の休憩を挟んで午後の営業
うたたね日和だが、寝付くより先に客がきた


ぶりっ子「いらっしゃいませー!」

客「あ……どうも……」

男「お客様だ。寝てないで起きてくれ」

やる気「……ん、分かったっす」

中華「それで、ご用件はなんでございましょうか?」

客「>>下1」

客「ムーディな酒場の踊り子(意味深)が足りてないので助っ人いただけませんか?」

男「………………いいですよ」

ぶりっ子「えっ!おい!?ちょっと!?」

氷魔「……困る……私……困る……」

やる気「じゃあちょっと裏で会議してくるっすよ!」

一行は場所を移し、会議を始めた


男「……どうする?」

ぶりっ子「どうするもこうするも男さんが言い出したことでしょぉ!?」

ぶりっ子(まぁ、私になることはなさそうだけど……)

中華「一番ルックスのいい人がいけばいいんじゃないかな?」

やる気「そりゃいいっすね!」

氷魔「……いいけど……別に女じゃないといけないとは……言われてないですし……」

男「……しまった。そうか」


>>下1コンマ……中華料理人の【顔面】
>>下2コンマ……やる気青年の【顔面】
>>下3コンマ……氷魔の【顔面】

このギルドの平均顔面偏差値の低さはなんなんだ!?

男の【顔面】50 中華の【顔面】56
やる気の【顔面】16 氷魔の【顔面】6
ぶりっ子の【顔面】28


厳正な会議の結果、中華料理人が生贄に捧げられた


中華「嘘だ……こんなことって……」

男「言い出しっぺの法則ってやつか、これは」

こうして、『ムーディな酒場』に連れてこられた中華料理人は、依頼人から説明を受けていた


客「それじゃあ、君にはステージで踊ってもらうよ」

中華「すみません、僕は男なんですが」

客「そっち向けのステージがあるから安心してくださいね」

中華「……くっ……」

客「結構精悍な顔立ちしてますし、人気出るはずですよ」

依頼人は、衣装箪笥から彼の着る衣装を引っ張り出し、渡した


客「じゃあこれを着て踊ってね」

中華「えっこれ……」


彼が渡されたのはサイズのきつい下着と、腕や脚に装着するヒラヒラの物体、そして紫のフェイスベールだった


客「じゃ、頑張ってね。結果次第では報酬金に色付けてあげるからさ」

中華「そ、そんな……」


しかし彼は何でも屋、やるしかなかったのだ
その格好でステージに立ち、熱を帯びた視線を一身に集めながら踊ったのだ


>>下1……基本報酬額(円換算最低1万)
>>下2コンマ……客の盛り上がり度(60以上で報酬1.5倍、80以上で2倍)

すごい盛り上がってる
本日はここまでです
ありがとうございました

彼は激しく、妖艶に舞った
ダンスの才能もあったのか、客のボルテージは急上昇
老若男女を問わず彼のダンスに魅了され、おひねりの雨を受けた

そして彼の持ち時間が終わり、彼は大量のおひねり、総額なんと10万を持って舞台裏へと帰っていった


中華「いやぁ……すごい熱気でしたね。精神的にもそうですが、肉体的にもかなり疲労が出ましたよ」

依頼人「ご苦労ご苦労。君はすごいダンサーだ!あんなに盛り上がったのは私の知る限りこれが初めてだ!」

中華「そ、そうですか?」

すみません貼り忘れてました

・男
【筋力】37【顔面】50【素早さ】103【料理】91【MP】38
『平凡人』(戦闘能力以外を最低保証50)
武器:ドラゴンキラー(ドラゴン系にダメージ増)
習得魔法:闇魔法
(経験値2/14……レベル5)

・中華
【中華料理】99【筋力】37【素早さ】??+9【顔面】56
(戦闘能力決定のとき+6補正)
武器:ボーンランス
(経験値5/13……レベル4)

・氷魔【筋力】??+4【MP】95【料理】37【素早さ】??+1【顔面】6
『消費MP1/2』
武器:ホークワンド(魔法ダメージ+5)
装飾品:冷却懐中時計(氷ダメージ+5)
習得魔法:極大氷魔法
(経験値2/15……レベル6)

・やる気
【筋力】105【MP】95 【顔面】16(不明な能力値決定の際に+19)
習得魔法:回復魔法
(経験値7/13……レベル4)

・ぶりっ子
【筋力】50 【MP】99【顔面】28
『誘惑』(【顔面】以下の【MP】の生物をたまに行動阻止)
『やりくり術』(アイテム値段を二割引)
『ドジっ子』(ランダム攻撃の対象から外れ、【顔面】+10)
習得魔法:氷魔法
(経験値1/13……レベル4)

【ギルドの資金】310000

依頼人「ああそうだとも!これは私からの報酬金だ」


なんと、依頼人からも10万を受け取った


中華「こ、こんなに……いいんですか?」

依頼人「全然構わん。話題性などを考えれば安いくらいだよ」

中華「じゃあありがたくもらっていきます。それでは」

依頼人「もし気が向いたら、ぜひここを訪ねてくれたまえ。君をダンサーとして歓迎しよう」


こうして彼は仕事を終え、大量の金を持ち帰ることができたのだ

【ギルドの資金】510000


一方そのころ、残りの面々は新たな客の来訪に備えていた


男「あいつ、大丈夫かなぁ」

ぶりっ子「結構自信なさげですからねぇ……何か騙されてないといいんですけど」

客「すみません!何でも屋に頼みたいことがあるのですが!」

やる気「わ、分かりましたっす。落ち着いて用件を話して欲しいっす」

客「>>下2」

客「いわくつきの古家を取り壊してほしいんです!」

男「いわくつき……ですか」

ぶりっ子「幽霊とかでるんですかぁ!?怖いですぅ!」

やる気「大丈夫っすよ!我々に恐れをなして幽霊も逃げ出すっす!」

氷魔「……幽霊……もしいるなら……会ってみたいです……」

一行は城下町の隅の方、比較的自然が豊かでのどかなエリアまで連れてこられた


客「これがその家です!さあ!やっちゃって下さい!」


その家は木造で、縁側こそないものの、軒下のような和風建築の特徴が見られる
いかにもボロ家といった感じで、柱のほとんどがささくれて中身が見えている


氷魔「……なかなか……雰囲気ありますね……」

やる気「曰く付きって、具体的にどういう言い伝えがあるんすか?」

客「>>下1」

客「騎士の亡霊が侵入した者を襲うんです」

やる気「そんな奴がいるんすか!?それは注意が必要っすね……」

客「家の大広間にとても太いメインの柱があるから、多分それを破壊すれば家は壊れるよ!」

男「なるほど!潰れるわ!」

客「いや、多分他の柱が少し耐えてくれるから!お願い!」

男「いや、やりますけどね」

早速一行は玄関に入り、廊下を抜けた
すると大広間に出た
大広間の中央に直径4m程の大きな柱がある

恐らく、この巨大な柱が家の大黒柱だろう。


破壊しようとすると、何かが破壊されたような轟音が家に響く

音のした方向を見ると、一つの個室のドアが破壊され、中から動く甲冑が迫って来た!


ぶりっ子「ぴぃ!お化けですよぉ!?」

氷魔「……すごい。でも……危険だし……見てる訳にもいかない」

やる気「こうなったら、先にあの柱を破壊するしかないっすね!」

戦闘開始
男の【素早さ】103
騎士の亡霊の【素早さ】25

騎士の亡霊には実体がないため、撃破することは不可能です
この戦闘の勝利条件は『大黒柱の破壊』です
この戦闘では経験値は入手できません


男「そうと決まれば……!」

やる気「さっさとこいつを壊して帰るっすよ!」

ぶりっ子「そ、そうです!」

ぶりっ子(まじありえないんですけど!お化けとかマジで!)


>>下1コンマ下一桁×5.5……三人の連携攻撃のダメージ
(大黒柱のHPは50)

切り上げ50ダメージ!ジャストキル!


男が最初に全身全霊をかけて柱を真一文字に斬った
すると、そこが深く抉れて一気に柱のバランスが崩れた


男「今だ!」

ぶりっ子「ここだね!?えいっ!」

やる気「せやあぁぁぁぁぁっ!!」


ぶりっ子とやる気青年はそこに向かって渾身の打撃を撃ち込んだ
すると柱はミシミシと音を立てて軋み、斜めに達磨落としされたかのような切り込みが出来た
あとはその柱が重力に従って崩壊するだけであった

それに伴って家中が軋み出した


男「逃げるぞ!」

氷魔「……はい……」

やる気「作成大成功っすね!」

ぶりっ子「いやだぁ!!潰されたくないいぃぃ!」


全員、特にぶりっ子が必死に走って家を脱出することに成功した


客「早くないですか!?すごいですね!」

物凄い音を立てて崩壊する家を、一同はのんびりと眺めた


男「仕事完了です」

客「まさかここまで手際がいいとは……」

ぶりっ子「えへへ」

氷魔「……出番……なかったです……」

やる気「そう落ち込まないで欲しいっすよ。リカバリーできる人がいるだけで心強いっすからね」

男「それで、報酬の件なのですが……」

客「はい、こちらです」


>>下1……報酬金

すみません途中で送信しました
>>下1……報酬金(円換算最低1万)です
すでに上の安価にレスが付いていた場合このレスは無視して下さい

すみません明日が早いので本日はここまでです
ありがとうございました

・男
【筋力】37【顔面】50【素早さ】103【料理】91【MP】38
『平凡人』(戦闘能力以外を最低保証50)
武器:ドラゴンキラー(ドラゴン系にダメージ増)
習得魔法:闇魔法
(経験値2/14……レベル5)

・中華
【中華料理】99【筋力】37【素早さ】??+9【顔面】56
(戦闘能力決定のとき+6補正)
武器:ボーンランス
(経験値5/13……レベル4)

・氷魔【筋力】??+4【MP】95【料理】37【素早さ】??+1【顔面】6
『消費MP1/2』
武器:ホークワンド(魔法ダメージ+5)
装飾品:冷却懐中時計(氷ダメージ+5)
習得魔法:極大氷魔法
(経験値2/15……レベル6)

・やる気
【筋力】105【MP】95 【顔面】16(不明な能力値決定の際に+19)
習得魔法:回復魔法
(経験値7/13……レベル4)

・ぶりっ子
【筋力】50 【MP】99【顔面】28
『誘惑』
(【顔面】以下の【MP】の生物をたまに行動阻止)
『やりくり術』(アイテム値段を二割引)
『ドジっ子』
(ランダム攻撃の対象から外れ、【顔面】+10)
習得魔法:氷魔法
(経験値1/13……レベル4)

【ギルドの資金】510000

【ギルドの資金】560000


依頼を終えた一行は店のある場所へと帰った
すると、丁度帰ってきた中華料理人と出くわした


中華「お、君たちも仕事を終えた所かな?」

男「え、あ、ああ。そうだが……やけに機嫌が良さげだな……いや、いつも通りなんだが……」

氷魔「……まさか、そういう趣味に目覚めた……?」

中華「ち、違うよ!ほら見てくれ!この大金!」


彼はバッグから20万を取り出した

やる気「なんすかこの額!?」

ぶりっ子「……まさか、こんなにお金を貰えるなんて……R-18なことでもしたんですか!?」


彼女は恐ろしいことが起こったかのような口調で喋ってこそいるものの、口元が緩んでいる


中華「なんでちょっと嬉しそうなんだい!?あと違うからね!僕のダンスが好評だっただけさ!」

やる気「なんか怪しいっすね……」

中華「怪しくない!余計なことを考えないでくれ!」

妙な疑惑が残ったが、ひとまず本日の営業を終了した


男「いやー……災難だったね」

中華「ほんとですよ……」


さて、夕食まで少し時間がある。
どこかに寄っていこう。


>>下1……どこへ行こう?

1.魔法道具店
2.武器屋
3.防具屋
4.王立図書館
5.闇市
6.本部ギルド

>>下2……何人で行こう?(その内訳も)

男「氷魔ー」

氷魔「……なんですか?」

男「王立図書館に行かないか?」

氷魔「……いいですよ。でもどうして私と?」

男「現役の魔法使いが一緒なら、魔法も覚えやすいかと思ってさ」

氷魔「……そういうことですか……」


二人は王立図書館にやってきた
既に何度も通った道なので、土地勘の薄い彼でもお目当てのエリアに辿り着いた

氷魔「……今さら……なんですが」

男「何だ?」

氷魔「私じゃあ氷魔法についてしか教えられませんよ?」

男「……え、そうなの?まぁいいや。氷魔法の魔導書を当てればいいだけだし」


どんな魔導書なのかはコンマ下一桁で抽選され、低級魔法は50、上級は100、超上級は150以上のMPがないと魔法の習得に失敗する恐れがあります

>>下1コンマ下一桁……男の魔導書
>>下2コンマ下一桁……氷魔の魔導書

~男の魔導書抽選テーブル~
1.火属性2.水属性3.氷属性
4.風属性5.土属性6.回復魔法
7.光属性8.日用魔法
9または0で上級魔法(再度抽選)

~氷魔の魔導書抽選テーブル~
1.火属性2.水属性3.風属性
4.土属性5.回復魔法6.光属性
7.闇属性8.光属性
9または0で上級魔法(再度抽選)

氷魔は回復魔法を習得した

一方男は、日用魔法の煩雑さに苦しんでいた


男「ぐおおお……」

氷魔「……それは……日用魔法ですか……戦闘には役立ちませんよ……?」

男「だろうな……だがとりあえず覚えるぞ」


>>下1コンマ……76以下で日用魔法を習得

男「……さっぱりわからん!」

氷魔「………………」

男「どうした?」

氷魔「……いえ、なんでもありません……」

男「そうか。……よし、帰るか」


こうして二人は図書館を出て、ギルドハウスへと帰った

帰ると早速、食事の時間のようでいつも通り食事が並べられている
しかし、まだ中華料理人が厨房にいるらしい
なぜだろうかと思案していると、
厨房から、スパイシーな香りが漂ってきた


中華「海鮮風キノコカレーだよー」

ぶりっ子「おぉ!作ってくれてたんですね!」

中華「試作の為の食材が余ったからね。だからこの鍋に入ってるので全部さ。おかわりはないってことだね」

やる気「む……じゃあ加減して食うっす」

男「やる気が全力で食うと俺が食えないからな」

氷魔「……楽しみ……」

この食事ではいつもの中華に加え、カレーにも皆が舌鼓を打った

実は俺はそこまでキノコが好きではないのだが……このカレーはなかなかイケる。

そして、楽しい食事の時間が終わった


男「……ふー……食った食った」


まだ就寝までは時間がある


>>下1……何しよう?
1.中華と料理の後始末をする
2.やる気青年の部屋を訪ねる
3.氷魔の部屋を訪ねる
4.ぶりっ子の部屋を訪ねる
5.自由安価

俺はやる気に満ちた青年の自室を訪ねることにした。

男はドアの前に立ち、ノックをした


やる気「ん?開いてるっすよー!」

男「なんだ開いてるのか」


部屋に入ると、やはりと言うべきか、
趣味や娯楽の品は一切置かれておらず、
殺風景そのものな部屋であった


やる気「なんか用っすか?」

男「別に、用って訳じゃないさ」

やる気「そうっすか。まぁ何もない部屋っすけどゆっくりしていって下さい」

男「おう。……なぁ、やる気よ」

やる気「なんすか?」

男「どうして、このギルドに入ろうと思ったんだ?」

やる気「うーん……金になりそうだと思ったからっすね!」


普通ならがめついと思われるようなことを堂々と彼は口にした

彼がポジティブな人間なのはわかっているので、別に悪感情は抱かないが。

男「ここ以外はどうだったんだ?得体の知れない新生ギルドより良いとこがあったんじゃないのか?」

やる気「ハッキリ言ってそれはそうっすね!でも、俺っちはガキの頃から流浪の身っすからね……対して金もないし、あまり信頼されちゃいなかったんすよ。だから断られてたんっすよ」

男「……なんか、悪いことを聞いたか?」

やる気「気にすることはないっす!」

男「そうか。なんか悩みとかあるか?」

やる気「悩みっすか?>>下1」

やる気「この歳でまだ 童貞なんです」

男「ははは。やる気はあってもヤる気はないってか」

やる気「ちょっと!笑わないで欲しいっすよ!」

男「や、悪い悪い。俺も童貞だからさ」

やる気「仲間っすね!」

男「そうだな。今度一緒に夜の街にでも繰り出してみるか?」

やる気「それもいいっすね!」

という所で俺は彼の部屋を去り、本日はもう就寝することにした

~翌日・陰週日曜日~


男「よし!それじゃあ本日も営業開始!」

ぶりっ子「はいはーい。提案がありますぅ」

男「なんだ?」

ぶりっ子「陰週の月曜日と水曜日は定休日にしませんか!?」

男「いいよ」

氷魔「……明日は、休み……」

中華「おっけー。じゃあそういうことにしよう」


彼は手際よくカレンダーと店の看板に休業予定を書き込んだ


やる気「じゃ、今日は気合い入れていくっすよ!」

男「そうだな!」


>>下1コンマ下一桁÷3……本日の客の数
>>下2……一人目の客の依頼内容

本日の客は二人です


早速、一人目の客がやってきた


客「湖に現れた魔物をどうにかして欲しいんです」

男「湖ですか」

客「はい、城下町から歩いて15分程の湖なんですが……」

氷魔「……戦闘なら……任せて……」

客「おお……!頼もしいですね!」

早速ギルド一行は城下町を出てその湖へと向かった

湖はなかなかの大きさで、マラソンの練習にも使えそうな外周の広さだ


男「ここに魔物がいるんだな」

ぶりっ子「うーん、見当たりませんね?」

中華「いないならいないで楽だけど……」

やる気「我々に恐れを為して逃げてる可能性もあるっすよ」

氷魔「……いや……見てください……水面から何かが……」


突如水面が波打ち、>>下1が湖から姿を現した

なんと、湖面から浮かび上がったそれは……


イグアナ「ゲェェェー!」


巨大なイグアナであった


男「なんじゃこりゃあ!!」

イグアナ「なんじゃこりゃあとはなんじゃ!!」

中華「イグアナ料理ってどうなんでしょうか?」

イグアナ「わしを調理するつもりかぁ!?やれるもんならやってみやがれ!!わしはもう500年は生きとるからな!!」

イグアナはこちらへと向かってくる
近づくとより鮮明にそのサイズ感が伝わってくる
全長50mはあるだろう

戦闘開始!
男の【素早さ】103
巨大アホイグアナの【素早さ】80

巨大アホイグアナはアホなので【MP】は0です


氷魔「……水に浸かっているということは……私の領分です」

ぶりっ子「あ!私も氷魔法でお手伝いしますよぉ!」

氷魔「……初めての合体技ですね……極大氷魔法!」

ぶりっ子「えーい!氷魔法!」


>>下1コンマ×1.25……合体攻撃の威力
巨大アホイグアナの【HP】は80です

50ダメージ!


イグアナ「ぐぉっ!なんてことじゃ!まさか氷河期か!?」

男「じゃあ氷河期ってことで!」

中華「もう一回冬眠してくれると!」

やる気「助かるっすね!!」


男は、先ほどの氷魔法で出来た湖上の氷道を剣で歩けるように切り開きながら突撃する
そこで男に気を取られたイグアナを攻撃するために、やる気青年が中華料理人を掴み、全力で放り投げる
彼は槍をまっすぐに構え、空気抵抗を減らしながら矢のように飛んでいく


>>下1コンマ下一桁×6.5……連携攻撃のダメージ
巨大アホイグアナには強靭な鱗があるため、物理ダメージは-5されます

26-5=21!


イグアナは三人の連携攻撃によってその肉体を貫かれた


イグアナ「が、がが、馬鹿な!!」

男「悪いな。お前に罪はないが、小市民の平和な活動の為だ」

イグアナ「くそ……ブクブクブク……」


イグアナは力なく湖の底へと沈んでいった
ギルドの勝利だ!

中華「……おかしい」

やる気「なにがおかしいんすか?」

中華「あの巨大イグアナ、まだ余力を残していたはずだ」

ぶりっ子「ええっ!?そうなんですかぁ!?」


不可解な現象に一行が悩んでいると、声をかける者がいた


老婆「ほっほっほ……どうやらあのアホイグアナと戦ったようじゃな。そして……お主らは奴を逃がしてしまった」

そこに居たのは、謎の老婆だった
先ほどまでの戦いの際には気配すら感じなかったが、今ここに老婆がいるのだ


氷魔「……逃げられた、とは……?」

老婆「あのイグアナは元々図体に伴って、なかなか頭の切れる奴じゃった」

男「つまり、我々を騙したのか?」

老婆「いいや、今のあいつにそんな知性はない。奴はかつて、この池に投棄されたマジックアイテムを飲み込んでしまったのじゃが……」

中華「ふむ……」

老婆「それによって知性を失い、その代わりに圧倒的な自然治癒能力を手に入れたのじゃ。奴は、自分の限界を勘違いしておる。そのお陰で、アホなのに生き長らえていられるんじゃがの……」

やる気「やけに詳しいっすね?」

ひとまずここでレベルアップ処理を挟みます

中華とやる気がレベルアップしました

>>下1コンマ……中華料理人の成長
>>下2コンマ……やる気青年の成長

~中華の成長テーブル~
01~20で筋力+2
21~40でHP+2
41~60でMP+1
61~80で素早さ+3
81~90で全能力+3
それ以上またはゾロ目で何かが起こる

~やる気青年の成長テーブル~
01~20で筋力+2
21~40でHP+2
41~60でMP+1
61~80で素早さ+3
81~90で全能力+3
それ以上またはゾロ目で何かが起こる

やる気青年の【素早さ】??+22

中華料理人はゾロ目なので続行です
氷魔がレベルアップしました

>>下1コンマ……中華料理人の成長
>>下2コンマ……氷魔の成長

~中華料理人の成長テーブル~
01~40で全能力+6
41~60で習得『器用』
61~80で習得『戦飯』
81~90で上記全て
それ以上またはゾロ目で何かが起こる

~氷魔の成長テーブル~
01~20で筋力+1
21~40でHP+1
41~60でMP+5
61~80で素早さ+1
81~90で全能力+3
それ以上またはゾロ目で何かが起こる

!?

>>下1コンマ……中華料理人の成長
>>下2コンマ……氷魔の成長

~中華料理人の成長テーブル~
01~30で全能力+10
41~60で習得『器用』『戦飯』全能力+6
61~90で『救世主の資格』
それ以上またはゾロ目で何かが起こる

~氷魔の成長テーブル~
01~40で全能力+6
41~60で習得『ポリシーブレイク』
61~80で習得『究極氷魔法』
81~90で上記全て
それ以上またはゾロ目で何かが起こる

すみません本日はここまでです
ありがとうございました
このレスはコンマ判定に含めません

氷魔の【MP】101【筋力】??+10【素早さ】??+7

中華料理人が『救世主の資格』を習得しました
(初回のみ特殊イベント発生、ステータス【運命力】【求心力】が解放)

ぶりっ子がレベルアップしました


>>下1コンマ……ぶりっ子の成長
>>下2コンマ÷2……中華料理人の【運命力】


~ぶりっ子の成長テーブル~
01~20で筋力+2
21~40でHP+1
41~60でMP+3
61~80で素早さ+2
81~90で全能力+3
それ以上またはゾロ目で何かが起こる

中華料理人の【運命力】29
ぶりっ子の【素早さ】??+7


・男
【筋力】37【顔面】50【素早さ】103【料理】91【MP】38
『平凡人』(戦闘能力以外を最低保証50)
武器:ドラゴンキラー(ドラゴン系にダメージ増)
習得魔法:闇魔法
(経験値10/14……レベル5)

・中華
【中華料理】99【筋力】37【素早さ】??+9【顔面】56
(MP決定のとき+6補正)【運命力】29
『救世主の資格』(【運命力】と【求心力】追加)
武器:ボーンランス
(経験値0/14……レベル5)

・氷魔【筋力】??+10【MP】101【料理】37【素早さ】??+7【顔面】6
『消費MP1/2』
武器:ホークワンド(魔法ダメージ+5)
装飾品:冷却懐中時計(氷ダメージ+5)
習得魔法:極大氷魔法
(経験値12/16……レベル7)

・やる気
【筋力】105【MP】95 【顔面】16 【素早さ】??+22
習得魔法:回復魔法
(経験値2/14……レベル5)

・ぶりっ子
【筋力】50 【MP】99【顔面】28【素早さ】??+8
『誘惑』(【顔面】以下の【MP】の生物をたまに行動阻止)
『やりくり術』(アイテム値段を二割引)
『ドジっ子』(ランダム攻撃の対象から外れ、【顔面】+10)
習得魔法:氷魔法
(経験値13/14……レベル5)

【ギルドの資金】560000

老婆「それはの……」


老婆が語り始めようとしたとき、中華料理人が唐突に気絶した


男「!?どうした!」


みんなが彼の身を案じて駆け寄ると、
空から一条の光が彼に向かって放たれた
その光はその場で炸裂し、一同の目が眩んだ


ぶりっ子「うひゃぁぁぁぁっ!?眩しいですぅ!」

やる気「うおおっっ!?」

その光が晴れると、彼も目をさました


中華「……あれ?なぜ僕はここで寝ているんだい?」

氷魔「……私たちが……知りたい……」

中華「まぁ、いいや」


彼が無事なのを確認すると、
老婆は再び話し始めた


老婆「わしは昔からこの湖を見てきたからの。そういう言い伝えも聞いてきたんじゃ」

中華「なるほど」

老婆「お主らのとる行動は二つに一つ。奴にとどめを刺すために行動するか……あと十年は目覚めんであろう奴を放置するかじゃ」

男「そうだなぁ……」


>>下1……どうする?
1.民の安全のため、ここでアホイグアナを殺す
2.もう依頼は達成したししばらくは安泰なので帰る

男「ここで、奴を殺そう」

老婆「ほほう、思いきったな。なら、これを使うがよかろう」


老婆はどこからか釣竿を取り出した

これで奴を釣ればよいのだろうか?


氷魔「……釣り?」

老婆「そうとも。餌には青梗菜を使うとよいじゃろう」

ぶりっ子「なるほど、じゃあ青梗菜はどこですかぁ?」

老婆「……持っておらん」

ぶりっ子「ずこーっ!」

ぶりっ子(このババア使えねぇな……)

中華「ははは、青梗菜なら持ってるよ」

男「そうか、お前なら持ってるか」

やる気「流石っすね……それじゃあ釣りの時間っすね!」

ちょうど池には、貸しボート屋から伸びる桟橋があった
一同はそこから湖へと糸を垂らし、イグアナがかかるのを待った


やる気「………………!」

男「来たか?」

やる気「来たっす!みんなで引くっすよ!」


約20分ほど待ったところで、ついに奴のお出まし
全員で釣竿を引き、水面へと顔を引きずり出していく

イグアナ「我が眠りを覚ますのは誰じゃ……」

ぶりっ子「私たちです!」

イグアナ「……え!まずい!逃げるぞ!」


イグアナは再び逃走の姿勢に入る

また逃げられてはまずい。ここで仕留めなければ。


やる気「まずいっす!」

氷魔「任せて下さい……!」

ぶりっ子「私もいきます!」


水上の敵を攻撃できる二人がここで動いた


>>下1コンマ×1.25……合体攻撃のダメージ
(巨大アホイグアナのHPは20)

すみません
本日は眠気がすごいのでここまでです
ありがとうございました

・男
【筋力】37【顔面】50【素早さ】103【料理】91【MP】38
『平凡人』(戦闘能力以外を最低保証50)
武器:ドラゴンキラー(ドラゴン系にダメージ増)
習得魔法:闇魔法
(経験値10/14……レベル5)

・中華
【中華料理】99【筋力】37【素早さ】??+9【顔面】56
(MP決定のとき+6補正)【運命力】29
『救世主の資格』(【運命力】と【求心力】追加)
武器:ボーンランス
(経験値0/14……レベル5)

・氷魔【筋力】??+10【MP】101【料理】37【素早さ】??+7【顔面】6
『消費MP1/2』
武器:ホークワンド(魔法ダメージ+5)
装飾品:冷却懐中時計(氷ダメージ+5)
習得魔法:極大氷魔法
(経験値12/16……レベル7)

・やる気
【筋力】105【MP】95 【顔面】16 【素早さ】??+22
習得魔法:回復魔法
(経験値2/14……レベル5)

・ぶりっ子
【筋力】50 【MP】99【顔面】28【素早さ】??+8
『誘惑』(【顔面】以下の【MP】の生物をたまに行動阻止)
『やりくり術』(アイテム値段を二割引)
『ドジっ子』(ランダム攻撃の対象から外れ、【顔面】+10)
習得魔法:氷魔法
(経験値13/14……レベル5)

【ギルドの資金】560000

36ダメージ!
氷魔とぶりっ子がレベルアップ!


二人の合体魔法は大きな氷の槍と化し、
逃走を図るイグアナの背面部を貫いた
イグアナは短く喘ぐと、そのまま絶命した
極低温により水面に張った氷に絡められながら、一切身動きしなくなったのだ


ぶりっ子「よーっしゃー!やってやりました!」

氷魔「……水場では、我々から逃れることはできません……残念でしたね……」

氷魔とぶりっ子がレベルアップしました
>>下1コンマ……氷魔の成長
>>下2コンマ……ぶりっ子の成長

~氷魔の成長テーブル~
01~20で筋力+1
21~40でHP+1
41~60でMP+5
61~80で素早さ+1
81~90で全能力+3
それ以上またはゾロ目で何かが起こる

~ぶりっ子の成長テーブル~
01~20で筋力+2
21~40でHP+1
41~60でMP+3
61~80で素早さ+2
81~90で全能力+3
それ以上またはゾロ目で何かが起こる

氷魔の【MP】106 ぶりっ子の【HP】??+1


一行は依頼を終えたので、城下町へと帰った
もう結構時間が経っているというのに、
客はそわそわした様子で待っていた


やる気「魔物は退治したっすよー」

客「ありがとうございます!」

男「なかなか手強かったな」

客「いやぁほんと助かりました!これがお代です。それでは!」


客はまたそわそわした様子で帰っていった


>>下1……報酬金(円換算最低1万)

イグアナの肉はギルドハウスに送られるので、これに気づくのは少し後になります

【ギルドの資金】590000


ぶりっ子「いやぁ疲れましたねぇ!」

男「そうだな……ん?」


氷魔が小籠包を食べている

小籠包なので、まず中華料理人の作ったものだと分かる。恐らく、魔力を回復させる料理だろう


氷魔「……こんな食べてたら……太りそうですね……」

男「トレーニングでもするか?」

氷魔「……いえ、お断りします……」

客「すみませーん……」

やる気「お!お客さんっすね!」

客「え、あ、はい」

やる気「一体なんの依頼っすか?」

客「>>下1」

客「絵を完成させずに失踪した父を探しています!」

男「画家さんなんですね」

客「はい。今でも絵を取り扱う店には置いてあると思います」

ぶりっ子「へぇーっ!すごいんですねぇ!」

中華「その、最後に描いていた絵……どんな絵なんでしょうか?」

客「うーん……ぶっちゃけよく覚えてないですね」

中華「早くも迷宮入りか……」

氷魔「……諦めるのが早いです……探偵のまねしてるくせに……」

客「あ!そうだ!」

やる気「どうしたんすか?」

客「ラフ画ならあります!後でこれ売って儲けようと思ってたんですけど……」

男「見せてくれ。きっと重要だ」

客「わかりました。これで大丈夫ですか?」


>>下1……ラフ画の内容

それは裸婦画だった。
裸婦画のラフ画だった。
写すとR-18になるところはうまいこと隠してはいるが、裸婦画だった。


ぶりっ子「ひぃ!」

男「はーなるほど……」

やる気「つまり、この女性のモデルが鍵のはずっすよ!」

氷魔「……だけど……探すのは難しい……」

中華「そうだね……」

やる気「こういうときは、とりあえず酒場に持ち込んでみるっすよ!」

男「なるほど……情報が集まる場所だしな」


一行は早速酒場へと向かった
酒場は昼間でも賑わっている
城下町は夜も働く人がいるので、そういった人は特に昼間の飲酒を好む

とりあえず、この裸婦画をマスターに見せよう


男「すみません。このラフ画の女性に見覚えはありませんか?」

マスター「>>下1」

マスター「無いなー」

男「無いかー」

ぶりっ子「完全に迷宮入りですね」

氷魔「……困りましたね……」


途方に暮れる一同に、声をかけたものがいた


???「そこのご一行。お困りのご様子だね」

中華「……あなたは?」

占い師「私は占い師だ。何か占ってやろうかい?」

やる気「初めて見たっすよ、占い師」

占い師「あんまし儲からんからのー……」

中華「一回いくらだい?」


占い師は気を良くして答えた


占い師「おお、その気になったかの?私の占いは一回>>下1ぽっきりぞよ!」

値段ですがな
下にずれるならこのレスのコンマ一桁万円

>>623を採用させていただきます


占い師「10万ポッキリぞよ!」

男「たけーな!」

ぶりっ子「は?」

占い師「……え?」

ぶりっ子「どうかしましたかぁ?」


占い師は狐につままれたような顔をして、
その後、気を取り直して話しはじめた

占い師「じゃ、じゃあ8万でどうぞよ!」

男「……どうする?」

中華「ぶっちゃけ怪しいかな……」

やる気「じゃあ前金で4万渡して、それで見つかったらもう4万渡すのはどうすか?」

氷魔「……それでも……ちょっと、高い……ですね……」

ぶりっ子「そうだねぇ」


一同はしばし沈黙し、悩んだ
結局、その決定権はギルドマスターが担うことになった

男「じゃあ、とりあえず4万。成功報酬でもう4万……受けてくれますか?」

占い師「むぅ……まぁいいであろう」


占い師は4万を現金で受けとると、
いかにも、といった雰囲気の水晶玉を出した


やる気「おおー……やっぱ持ってるんすね」

占い師「これが一番やりやすいんじゃ……それでは、行くぞ!」


占い師は水晶玉に向けてなにやら念じ、
格闘するように唸り声をあげた
数十秒これを続けた後に、ぴたりとそれを止め、
豪快に机を叩いた

さながら、アーケードゲームで負けが込んだときのような仕草である。


占い師「出たぞ!その裸婦画のねーちゃんの居場所は>>下1ぞよ!」

占い師「湖のほとりぞよ!」

氷魔「……まさか……」

占い師「城下町の近くにある湖をご存知か?」

男「ええ。存じております。なんせさっきまで居たので」

占い師「ほほーっ!数奇な運命だ。なんだか知らぬが、応援しておるぞ」

ぶりっ子「不思議なこともあるもんですねぇ」


一行は、なんだかとても不思議な気分になりながら、
先ほど向かった湖へと再び向かったのであった

本日はここまでです
ありがとうございました

・男
【筋力】37【顔面】50【素早さ】103【料理】91【MP】38
『平凡人』(戦闘能力以外を最低保証50)
武器:ドラゴンキラー(ドラゴン系にダメージ増)
習得魔法:闇魔法
(経験値10/14……レベル5)

・中華
【中華料理】99【筋力】37【素早さ】??+9【顔面】56
(MP決定のとき+6補正)【運命力】29
『救世主の資格』(【運命力】と【求心力】追加)
武器:ボーンランス
(経験値0/14……レベル5)

・氷魔【筋力】??+10【MP】106【料理】37【素早さ】??+7【顔面】6
『消費MP1/2』
武器:ホークワンド(魔法ダメージ+5)
装飾品:冷却懐中時計(氷ダメージ+5)
習得魔法:極大氷魔法
(経験値6/17……レベル8)

・やる気
【筋力】105【MP】95 【顔面】16 【素早さ】??+22
習得魔法:回復魔法
(経験値2/14……レベル5)

・ぶりっ子
【筋力】50 【HP】??+1【MP】99【顔面】28【素早さ】??+8
『誘惑』(【顔面】以下の【MP】の生物をたまに行動阻止)
『やりくり術』(アイテム値段を二割引)
『ドジっ子』(ランダム攻撃の対象から外れ、【顔面】+10)
習得魔法:氷魔法
(経験値9/15……レベル6)

【ギルドの資金】550000

再び池までやってきた
ランニングをしている人が多く見受けられる


男「これだけ人が居れば……分かるかもな」

ぶりっ子「と言っても、たくさんいますしねぇ」

やる気「ま、気長に待つしかないっすね」

女性「あのー……」

中華「はい?」


話しかけてきたのは、どうやら先ほど湖のイグアナ討伐依頼をしてきた女性であった


氷魔「……む……」


>>下1コンマ……女性のラフ画との類以度(高いほど似てる)

女性「またここに来られたんですか?」

氷魔「……ちょっとした、用事がありまして……」

氷魔(あまり、似ていない……)

男「ええ、ある女性を探しているんです」


全員それとなく彼女を見たが、ラフ画のそれとはまた違った顔立ちであった


女性「まるで探偵ですね」

ぶりっ子「探偵じゃなくて、名探偵ですよ!」

女性「ふふ、そうかもしれませんね」

中華「……失礼。あなたはこの一帯に住んでおられるのですか?」

女性「え……まぁ、そうですね」


急にうやうやしい態度で話に混ざってきた彼に対して、女性は恐る恐る肯定する


中華「では、こちらの女性に見覚えはありますか?」

女性「!?……ちょ、ちょっと!なんてもの見せるんですか!?」


彼はすっかり失念していたようだが、そのラフ画は裸婦画だ
よって、彼女が恥じらうのは当然であった


中華「あっ!すみません!でもそれはそれとして見覚えありませんか!?」

女性「む、むぅ……>>下1」

女性「そこまでしゃくれてる人知りません」

中華「まぁ、そうですよね」

男「……ん?しゃくれてる?」

中華「どうかしたのかい?」


俺には、そのラフ画がしゃくれている女性の絵には見えなかった。
どういうことなのだろうか?


やる気「別にしゃくれてなくないっすか?普通の黒髪の女性っすよ?」

男「ん、んんん?俺には緑髪の女性に見えるが……」

我々はパニックに陥った
この絵はなんと、見る者によって違う女性が写る、マジックアイテムだったのだ


氷魔「……困りましたね。これでは……ヒントになりません……」

男「そうだな……だが、あの占い師はここにその女がいると言っていた」

やる気「やはり、ここで張り込みするしかないっすよ……」


>>下1コンマ……張り込みの結果

01~20……全然分からない
21~60……もしかしてあの人は!?
61~80……本人
それ以上で何かが起こる

現在は昼過ぎである

太陽は傾き始め、アフタヌーンティーを啜る時間だ。いや、啜るのは行儀が悪い


氷魔「……あ……あの人……」

やる気「むっ!話を聞いてくるっす!」


やる気に満ちた青年はそこにいる女性に話しかけた
彼女はどうやら散歩にきたようだ

女A「えっ、なんですか?」

やる気「あの、俺っちたちは人を探してるんすよ!」

女A「はぁ、そうなんですか」

やる気「という訳でちょっと顔をよく見せて下さいっす!」


>>下1コンマ……ラフ画と顔面の類以度

やる気「うーん、あんまし似てないっすね」

女A「……なんか屈辱なんですけど!」

やる気「いやぁ、申し訳ないっす」


残念ながら、不発に終わったようだ
人は角度で全く印象が変わるものなので、難しい


中華「……張り込み続行だね」


>>下1コンマ……張り込みの結果

01~20……全然分からない
21~60……もしかしてあの人は!?
61~80……本人
それ以上で何かが起こる

時間は夕方

そろそろ夜だ……営業時間の終わりが近づく。


ぶりっ子「……む!あの人は!」

女B「え?私?」

男「ええそうですとも。少し顔をよく見せてほしいのです」

女B「えっ、ああ……はい」


>>下1コンマ……ラフ画と顔面の類以度

中華「うーん……なかなか似てるね?」

氷魔「……どこか、面影があるような……」


中華料理人と氷魔がそういうということは、
彼女の顎はなかなかしゃくれているということだ


男「……あなた……お母さんはご存命ですか?」

女B「え、そうですけど……」

男「ぜひ、会わせてほしい。もしかしたら我々の探し人はあなたの母親かもしれないんだ」

ギルドの一行はその女性の家を尋ねた


男「すみませーん……」

女性B「お母さーん。いるー?」

B母「はい。なんでしょう?」

やる気「あなたの顔をよく見せてほしいっす!」

B母「えっ、あらやだ……」


>>下1コンマ+50……ラフ画との類以度

すみません本日はあまり浮上できなかったのですがここまでです
ありがとうございました

・男
【筋力】37【顔面】50【素早さ】103【料理】91【MP】38
『平凡人』(戦闘能力以外を最低保証50)
武器:ドラゴンキラー(ドラゴン系にダメージ増)
習得魔法:闇魔法
(経験値10/14……レベル5)

・中華
【中華料理】99【筋力】37【素早さ】??+9【顔面】56
(MP決定のとき+6補正)【運命力】29
『救世主の資格』(【運命力】と【求心力】追加)
武器:ボーンランス
(経験値0/14……レベル5)

・氷魔【筋力】??+10【MP】106【料理】37【素早さ】??+7【顔面】6
『消費MP1/2』
武器:ホークワンド(魔法ダメージ+5)
装飾品:冷却懐中時計(氷ダメージ+5)
習得魔法:極大氷魔法
(経験値6/17……レベル8)

・やる気
【筋力】105【MP】95 【顔面】16 【素早さ】??+22
習得魔法:回復魔法
(経験値2/14……レベル5)

・ぶりっ子
【筋力】50 【HP】??+1【MP】99【顔面】28【素早さ】??+8
『誘惑』(【顔面】以下の【MP】の生物をたまに行動阻止)
『やりくり術』(アイテム値段を二割引)
『ドジっ子』(ランダム攻撃の対象から外れ、【顔面】+10)
習得魔法:氷魔法
(経験値9/15……レベル6)

【ギルドの資金】540000

やる気「うーん……」


あまり似ていない。
娘と同様、エッセンスのようなものは感じるが、それ止まり。


中華「……ひとまず、帰りますか」

ぶりっ子「そ、そうだね。お騒がせしてすいませんでしたぁー!」


我々は微妙な雰囲気のまま家を出て、
そのまま一旦城下町まで帰った

城下町の店まで帰ると、依頼人はまだ居た


客「……あ!解決、できましたか?」

男「……残念ながら……」

客「そうですか……まぁ難しいですよね……」

中華「こういう場合、どうするの?」

男「本日の営業時間はこれで終了となります。また、明日は定休日となっております。ここで依頼を撤回していただいても構いませんが……どういたしますか?」

客「>>下1」

客「いや、せっかくだから最後までお願いしたいのだが…よろしいかね?」

男「承知致しました」


これにて、本日の営業は終了となった

夕飯まではまだ時間がある。どうしようか?


>>下1……どこへ行こう?

1.魔法道具店
2.武器屋
3.防具屋
4.王立図書館
5.闇市
6.本部ギルド

>>下2……何人で行こう?(その内訳も)

ギルドの一行は、防具屋へと向かった


店主「らっしゃい!ここは鉄壁の防具店!」

男「どうも!俺たちは誰も防具を装備してないからな。防備の拡充は大きな課題だ」

ぶりっ子「うーん……でも防具ってなんかゴテゴテしててむさ苦しいイメージがありますよぉ」

店主「確かにそうだな!息子に若者向けの冒険譚を読ませてもらったことがあるが……伝説の剣とかは決まって話に出てくる」

中華「そうですね。言い伝えの数もなかなかですからね」

店主「しかし、防具は描写もされないことが多い。挿絵を見ても、ただ外を出歩くような格好でドラゴンを討伐していたりする」

やる気「分かるっすよ……重要っすよね、防具」

店主「ああ。だから、俺は防具のイメージを良くしていきたい!その為に、色んな防具を試作したんだ!」


確かに、店内を見渡すと奇抜だったりおしゃれな防具が見受けられる
だが、どれもあまり防具として優れたものには見えない


氷魔「……とりあえず、防具を選びましょう」


盾と鎧、またはローブは同時に装備することが可能です
しかし、現在盾を装備できるのは武器を持たないやる気とぶりっ子、剣を装備している男のみです
鎧は物理タイプ、ローブは魔法タイプのキャラに向いています

>>下1……男の買った防具
>>下2……中華料理人の買った防具
>>下3……氷魔の買った防具
>>下4……やる気青年の買った防具
>>下5……ぶりっ子の買った防具


~鎧~
レザーアーマー(5000円)
アイアンアーマー(20000円)
オブシディアンアーマー(50000円)

~盾~
バックラー(5000円)
ラウンドシールド(20000円)
タワーシールド(50000円)

~ローブ~
ノーマルローブ(5000円)
マナアーマー(20000円)
ミッドナイトローブ(50000円)

すみませんいくらなんでも5安価はやりすぎました
本日はここまでです
ありがとうございました
このレスは安価に含めません

・男
【筋力】37【顔面】50【素早さ】103【料理】91【MP】38
『平凡人』(戦闘能力以外を最低保証50)
武器:ドラゴンキラー(ドラゴン系にダメージ増)
防具:タワーシールド
習得魔法:闇魔法
(経験値10/14……レベル5)

・中華
【中華料理】99【筋力】37【素早さ】??+9【顔面】56
(MP決定のとき+6補正)【運命力】29
『救世主の資格』(【運命力】と【求心力】追加)
武器:ボーンランス
防具:オブシディアンアーマー
(経験値0/14……レベル5)

・氷魔【筋力】??+10【MP】106【料理】37【素早さ】??+7【顔面】6
『消費MP1/2』
武器:ホークワンド(魔法ダメージ+5)
防具:ミッドナイトローブ
装飾品:冷却懐中時計(氷ダメージ+5)
習得魔法:極大氷魔法
(経験値6/17……レベル8)

・やる気
【筋力】105【MP】95 【顔面】16 【素早さ】??+22
防具:オブシディアンアーマー
習得魔法:回復魔法
(経験値2/14……レベル5)

・ぶりっ子
【筋力】50 【HP】??+1【MP】99【顔面】28【素早さ】??+8
『誘惑』(【顔面】以下の【MP】の生物をたまに行動阻止)
『やりくり術』(アイテム値段を二割引)
『ドジっ子』(ランダム攻撃の対象から外れ、【顔面】+10)
防具:タワーシールド
習得魔法:氷魔法
(経験値9/15……レベル6)

【ギルドの資金】290000

ギルドの一行は防具を購入した


店主「ふむ……似合ってるね!」

中華「ありがとうございます」

氷魔「きっとこれが一番いいローブ……」

店主「おっ!それはミッドナイトローブ。そこそこダメージをカットしてくれるし、闇属性の攻撃を吸収するスグレモノさ!」

男「……じゃあ、このシールドは?」

店主「おっ!それはタワーシールド。高いダメージカット効果と、上空からの攻撃でも防御できるスグレモノさ!」

中華「……この店主、もしやロボットなのではないでしょうか?」

店主「おっ!それはオブシディアンアーマー______

ぶりっ子「何も聞いてないですよね!?」

店主「……………………」

中華「……………………?」

店主「高いダメージカット性能を持つ、高品質なスグレモノさ!」

やる気「な、なんなんすかこの人……」

店主に困惑しつつも、装備の安心感に満たされてギルドの一行はギルドハウスへと帰った

今日は誰も食事の用意をしていないはずなので、どうするのかと中華料理人に聞いた。


中華「え?それなら昨日の夜に作っておいた奴があるよ!出来立てに比べれば味は落ちるけど、再加熱して食べるよ」


この人はいつ寝ているんだろうか?
ともかく、さして待たずとも食事の時間がやって来た

意外といつも通りの味に一同は驚いた

食事が終わったので、男はなぜ味があまり変わらないのか聞いてみることにした


男「今日の夕飯、あんまし味が落ちてるようには思わなかったけどどうしてだ?」

中華「うーん。カレーとかは1日寝かせた方が旨いっていう人もいるからね。そこら辺の好みだと思うよ」

男「なるほど……そこまで考慮してるのか」

中華「手は最大限抜きたくないからね」


まだ就寝までは時間がある


>>下1……何しよう?
1.中華と料理の後始末をする
2.やる気青年の部屋を訪ねる
3.氷魔の部屋を訪ねる
4.ぶりっ子の部屋を訪ねる
5.自由安価

今日は氷魔の部屋を訪ねることにした。
一応異性なのでそれなりに緊張するが、
意を決して軽やかにドアをノックした。


男「………………」


返事がない。
もしや寝ているのだろうか?
しかし、魔法ライトの光がドアの隙間から漏れている。
マナバッテリーの無駄遣いはよくないので、照明だけ消して帰ろうとドアを開けた。

氷魔「……ちょっと待って……!」

男「え?」


彼がドアを開けると、部屋の中から本の山が倒れてきた
なぜか自室のドアに寄り掛かる形で本の山が放置されていたのだ
ちなみに彼は素早いので咄嗟に避けられた


氷魔「……もしかして……ノックしましたか……?」

男「したねぇ!」

氷魔「それは申し訳ないです……てっきり本の山がガタガタと震える音かと思って……」

あまりに彼女の部屋が汚かったので、彼は就寝前の時間のほとんどをその部屋の掃除に費やした


男「よし。これで一段落だな」

氷魔「……あ、ありがとうございます……」

男「じゃあ俺はもう寝るけど……あ!そうだ、なんか悩みとかある?」

氷魔「……悩み……」

男「そう、あと要望とかさ。俺は仮にもギルドマスターだし」

氷魔「>>下1」

氷魔「コールドウィザードとして名高い知名度が欲しい」

男「なるほど……アイデアを考えておこう」

氷魔「……絶対ですよ……」

男「わ、分かったよ……」


硬い決意を秘めた眼差しに若干恐れを抱きながらも自室に帰り、その日を終えた

~翌日・陰週月曜日~


朝起きて、軽く朝食をとる
今日は休日なのだから、みんなの気持ちが逸るのである
朝食ののち、ギルドハウスを訪ねる者がいた


やる気「はい。誰っすか?」

本部長「私は本部ギルドのギルドマスターだ。君たちに伝えたいことがあってやってきた」

ぶりっ子「ほ、本部長!?」


玄関でのやり取りを聞いた一行は殆どが取り乱している
そうこうしている内に、本部長がある女性を引き連れてギルドハウス内に入ってきた

唯一、男だけはその女性に見覚えがあった


男「あっ、あのときの巫女さんだ!」

巫女「おや?あなたは……なんか顔立ちがすっきりしてますが、あのとき助けてくれた方ですね?」

男「そうだ。今はここでギルドマスターをやっている」

本部長「へぇ。面識があるとは、実に不思議な巡り合わせだ」

氷魔「……本日は、一体なんの用で……いらしたのですか……?」

本部長「おっと、話が脱線したね。それじゃあ説明頼むよ」

巫女「はい。私は神より賜った託宣……神託を伝えに参りました」

男「そりゃまたどうして」

巫女「それは、そこにいる料理人の方に【救世主の資格】が認められたからです」

中華「へー……え!?僕!?」

巫女「はい。心して聞くように。今回賜ったのは世界を揺るがす魔の長、魔王を倒す為の鍵となる情報です」

やる気「おお!一体どんな情報っすか!?」

巫女「他言無用でお願いしますよ。>>下1です」

巫女「フェニックスの骨で作られた武器だからです」

氷魔「……フェニックス……実在するんですか……?」

本部長「実在する。まだ私が前線で活動していたときに出会ったことがあるからな」

男「なるほど……フェニックスはどこにいるんですか?」

本部長「んー……教えない。君たちの実力じゃあまだまだフェニックスには勝てないだろうからね。無茶されちゃ困るんだ」

ぶりっ子「つまり、私たちが強くなるのがひとまずの目標ですか?」

本部長「そうだな。じゃあ我々は帰らせてもらうよ」

巫女「……人は、鍛練の最中に救世主に目覚めることがあります。あなた方は『救世主』を目指すギルドですから、その可能性を大いに秘めています。……それでは」


二人組はどこかへと帰っていった


男「まぁ、鍛練なら仕事で積めるだろう」

やる気「そっすね!どんどん鍛えて魔王を倒すっすよ!」

中華「責任が重いなぁ……」


>>下1……休暇だ。どこにいこう?

1.酒場
2.魔法道具店
3.武器屋
4.防具屋
5.王立図書館
6.カジノ
7.闇市
8.城
9.本部ギルド
10.城下町の外

>>下2……何人で行く?(その内訳も)

男、氷魔、ぶりっ子の三人はきらびやかな城下町の裏の顔、闇市へと来ていた
物乞いのような風貌の人も、やたら豪奢でうさんくらい人も、並んで商売をしている


男「なんだここ……」

ぶりっ子「ここは闇市です。やたら高いものが売ってますし、粗悪品をつかまされるリスクがあるんですよぉ」

男「だめじゃん」

氷魔「……でも、認可がとれないほど……強力なアイテムや……貴重な素材が……売ってることもある……」

男「……確かに、なかなかロマンがある物が売ってるな」

ぶりっ子「そうですよぉ。こういうところは値切りもしやすいですしねぇ」

氷魔「………………」


氷魔は黙々とめぼしいもののリストをつけている

どうやら、リストの中から買うのが利口なようだ。


>>下1……何を買う?

1.[破損リスク有]小型電磁キャノン(16000円)
2.[当たり外れ有]惚れ薬(8000円)
3.[ペット用?]スライム(24000円)
4.[当たり外れ有]顔面ヨクナール(8000円)
5.[要注意]麻薬(24000円)
6.[分かり辛い]古典魔導書(40000円)
7.[曰く付き]闇の宝石(40000円)
8.[ただの石ころかも]隕石(16000円)
9.[MP効率最悪]思考盗聴器(24000円)
10.[信憑性無し及び邪悪]邪教典(32000円)

>>下2……いくつ買う?

【ギルドの資金】266000


三人が買ったのは、マーブルな色の錠剤

どうやら、これを飲めば顔がよくなるらしい。


男「よし、飲むか」

ぶりっ子「ちょ、ちょっと待った」

氷魔「……待ちなさい……」

男「何だ。一人一個では不満か?」

ぶりっ子「それはその、ほら、あれじゃないですかぁ!?」

男「いや、いいよ。全員で相談してこれ買ったんだからな。もうお互いに以心伝心だ。くれてやる。……ただし、氷魔にだ」

氷魔「……ありがとう……」

ぶりっ子「くっ……」

ぶりっ子(まぁ渡さないってことは私のほうがかわいいってことですしー?悔しくないですしー?)

氷魔「……ふふ、これで私も……」


二人は、水も使わずに一気に錠剤を飲み込んだ

>>下1コンマ……ぶりっ子の薬
>>下2コンマ……氷魔の薬
>>下3コンマ……氷魔の薬2

~顔面薬テーブル~
01~20……【顔面】-4
21~40……【顔面】+-0
41~60……【顔面】+2
61~80……【顔面】+4
それ以上またはゾロ目で何かが起こる

また、本日はここまでです
ありがとうございました

先日は能力変化の最中で終了したので、ステータスは後ほど貼ります


>>下1コンマ……ぶりっ子の薬
>>下2コンマ……氷魔の薬

~顔面薬テーブル2~
01~20……【顔面】+-0
21~40……【顔面】+-2
41~60……【顔面】+4
61~80……【顔面】+6
それ以上またはゾロ目で何かが起こる

これが二人の執念か

>>下1コンマ……ぶりっ子の薬
>>下2コンマ……氷魔の薬

~顔面薬テーブル3~
01~20……【顔面】+2
21~40……【顔面】+4
41~60……【顔面】+6
61~80……【顔面】+8
それ以上またはゾロ目で何かが起こる

氷魔の【顔面】12

>>下1コンマ……ぶりっ子の薬

~顔面薬テーブル4~
01~20……【顔面】+4
21~40……【顔面】+6
41~60……【顔面】+8
61~80……【顔面】+10
それ以上またはゾロ目で何かが起こる

・男
【筋力】37【顔面】50【素早さ】103【料理】91【MP】38
『平凡人』(戦闘能力以外を最低保証50)
武器:ドラゴンキラー(ドラゴン系にダメージ増)
防具:タワーシールド
習得魔法:闇魔法
(経験値10/14……レベル5)

・中華
【中華料理】99【筋力】37【素早さ】??+9【顔面】56
(MP決定のとき+6補正)【運命力】29
『救世主の資格』(【運命力】と【求心力】追加)
武器:ボーンランス
防具:オブシディアンアーマー
(経験値0/14……レベル5)

・氷魔【筋力】??+10【MP】106【料理】37【素早さ】??+7【顔面】12
『消費MP1/2』
武器:ホークワンド(魔法ダメージ+5)
防具:ミッドナイトローブ
装飾品:冷却懐中時計(氷ダメージ+5)
習得魔法:極大氷魔法
(経験値6/17……レベル8)

・やる気
【筋力】105【MP】95 【顔面】16 【素早さ】??+22
防具:オブシディアンアーマー
習得魔法:回復魔法
(経験値2/14……レベル5)

・ぶりっ子
【筋力】50 【HP】??+1【MP】99【顔面】38【素早さ】??+8
『誘惑』(【顔面】以下の【MP】の生物をたまに行動阻止)
『やりくり術』(アイテム値段を二割引)
『ドジっ子』(ランダム攻撃の対象から外れ、【顔面】+10)
防具:タワーシールド
習得魔法:氷魔法
(経験値9/15……レベル6)

【ギルドの資金】266000

氷魔「……ふふ、ちょっと良くなった気がします」

ぶりっ子「私も、かなり変わった気がしますよぉ」

男「ああ。綺麗になったと思うぞ」


見たところ、氷魔もぶりっ子もかなり顔が良くなっている。
特に、ぶりっ子はかなり良くなったと言えるだろう。


ぶりっ子「ありがとうございますぅ!」

氷魔「……なんか……照れる……」

こうして三人は闇市での買い物を終えた


男「まさか、あんな薬があるとは……流石異世界だな」


現在の時刻は昼時。
そこら辺の店でパンを買って食べた。
最初は菓子パンでも買おうかと思ったが、高級なプレーンのパンが今日は魅力的に映った


>>下1……休暇だ。どこにいこう?

1.酒場
2.魔法道具店
3.武器屋
4.防具屋
5.王立図書館
6.カジノ
7.闇市
8.城
9.本部ギルド
10.城下町の外

>>下2……何人で行く?(その内訳も)

男は、街中にいるギルドの面々を呼び集め、酒場へと向かった


やる気「酒場でなんかあるんすか?」

男「飲み放題をやってるらしい」

中華「へぇ……そういえば、酒なんて長いこと飲んでないな」

氷魔「……酒……」

ぶりっ子「氷魔ちゃん、お酒は飲める年齢なんですかぁ?」

氷魔「……一応……飲める年齢……」

酒場に着くと、既に飲んでいる者たちの騒ぎ声が耳に飛び込んでくる


男「飲み放題まだやってますか?」

マスター「あいよ!一人……1600円!」


【ギルドの資金】259600


こうして一行はテーブル席に通され、宴会が始まった
出されるおつまみを貪る者、おつまみもほどほどに酒を飲む者、酒を浴びるように飲む者もいる
宴会の前半、特に酒を飲んだ(または飲まされた)のは>>下1である

やる気「かーっ!酒はうまいっすねぇ!」


彼はまるで神話の竜のように酒を飲み、
その顔は烈火の如く赤に染まっていた


ぶりっ子「飲み過ぎじゃないですかぁ?」

やる気「んー……大丈夫っすよ!酒には強いんで!」

中華「食いっぷりもいいけど、飲みっぷりも中々だね」

やる気「俺っちはこれまで色んな飲み会や打ち上げに参加してきたっすからね!」

男「確かに、ビールが似合うな、やる気は」

やる気「そっすか!?まぁ冷えたビールは最高っすよ!」


そう言って彼はビールのようなものを飲んでいる

いや、あれはビールなのだろうか?
一部がシャーベット状になっていて、
小銭入れを揺すったときのような音をたてながら食べるように呑んでいる。


氷魔「……でしょう?」

男「お前がやったのか?」

氷魔「……ええ。私もこれくらいのビールが好きですし……彼も冷えている方が良いと……おっしゃったので」

男「なるほど……そういうのもあるのか」


彼が不思議なビールに気を取られているうちに、飲み会は後半戦を迎えた
酔いが回って呂律が回らなくなる者、ちびちびつまみと酒を飲む者、まるで変わらないザルもいる

後半戦で特に酒を飲んだ(飲まされた)のは>>下1だ

中華「……ふむ……なるほど?」


何やら中華料理人がメモを取っている

なにやら、計算式が書いてある様子だが……


男「なんだそれ?料理の研究……じゃなさそうだな」

中華「どのくらい食べれば元が取れるか計算していたんだよ」

男「へぇー……」

中華「おつまみは特別安価な原料を使ってるみたいだね。一方、城下町は酒飲みが多いから、ビールは常に不足気味。元が取りやすいね」

男「なるほど!やる気!」

やる気「なんすか?」

男「もっとビール飲め!」

やる気「……え?まぁいいっすけど。そんな飲み過ぎもあれっすよ?さっきは結構呑んでたっすけど……」


ここに来て控えめな対応だが、彼はもう何がなんでも元に近付けたいため、呑ませる決心は揺らがなかった


男「まぁまぁ。一番元取れるのがビールだからさ」

やる気「は、はぁ……」

ぶりっ子「ええっ!?元取れるんれすかぁ!?……よし飲めやる気!おらおらー!」

やる気「なんすか!?いつもより怖いっすよ!?」

本日はここまでです
ありがとうございました

・男
【筋力】37【顔面】50【素早さ】103【料理】91【MP】38
『平凡人』(戦闘能力以外を最低保証50)
武器:ドラゴンキラー(ドラゴン系にダメージ増)
防具:タワーシールド
習得魔法:闇魔法
(経験値10/14……レベル5)

・中華
【中華料理】99【筋力】37【素早さ】??+9【顔面】56
(MP決定のとき+6補正)【運命力】29
『救世主の資格』(【運命力】と【求心力】追加)
武器:ボーンランス
防具:オブシディアンアーマー
(経験値0/14……レベル5)

・氷魔【筋力】??+10【MP】106【料理】37【素早さ】??+7【顔面】12
『消費MP1/2』
武器:ホークワンド(魔法ダメージ+5)
防具:ミッドナイトローブ
装飾品:冷却懐中時計(氷ダメージ+5)
習得魔法:極大氷魔法
(経験値6/17……レベル8)

・やる気
【筋力】105【MP】95 【顔面】16 【素早さ】??+22
防具:オブシディアンアーマー
習得魔法:回復魔法
(経験値2/14……レベル5)

・ぶりっ子
【筋力】50 【HP】??+1【MP】99【顔面】38【素早さ】??+8
『誘惑』(【顔面】以下の【MP】の生物をたまに行動阻止)
『やりくり術』(アイテム値段を二割引)
『ドジっ子』(ランダム攻撃の対象から外れ、【顔面】+10)
防具:タワーシールド
習得魔法:氷魔法
(経験値9/15……レベル6)

【ギルドの資金】259600

そんなこんなでやる気に満ちた青年はめちゃくちゃ呑まされた
しかし、あまり酔っている様子ではない
相当なザルであることは間違いないだろう


マスター「飲み放題終了でーす!」

男「……お、もう終わりか、店出るぞ。立てるか?」

中華「うん。まぁ問題ないだろう」

氷魔「……うぅ……立てますけど……けっこう酔いましたね……」

やる気「いやー呑んだ呑んだ!こんな呑んだのは久しぶりっすよ!」

男「マジでなんでそんな呑んで平気なんだ……蟒蛇の肝臓を持っているのか」

やる気「これは分からんっす!飲み放題でもないと酔えないんでこれはこれで難儀してるんすよ」

中華「それで酔ってるんだ……」

ぶりっ子「………………」

やる気「ありゃ、ぶりっ子さん?大丈夫っすか?」

ぶりっ子「アァ?」


彼女は普段からは想像もできないような唸るような声、猛禽類の如き眼光で自らを立たせようとしたやる気青年を睨み付けた

やる気「ひぃ!怖いっすねー!」

ぶりっ子「……はっ!私、どうかしてました?」

中華「どうかしてたっていうか……」

ぶりっ子「わ、忘れて下さい!」


一行はドタバタ騒ぎながらも、
無事全員が最低限歩ける状態で店を出た

時刻はもう夜だ。
だがもう夕食は酒場で済ませたので、もう少しだけ出歩けるだろう。


>>下1……夜の城下町だ。どこにいこう?

1.酒場
2.魔法道具店
3.武器屋
4.防具屋
5.王立図書館
6.カジノ
7.闇市
8.城
9.本部ギルド
10.城下町の外

>>下2……何人で行く?(その内訳も)

ギルド一行は酒場を出たその足でカジノを目指した


やる気「あれがカジノっすよ!」

男「きらびやかでいいな。しかし……こういう所は怖いイメージもある」

中華「それに関しては気にしなくていい。ここは城下町だから、公的機関が強い。悪いことはできないはずさ」

ぶりっ子「カジノは久しぶりですぅ……」

氷魔「……本当?」

ぶりっ子「え?えぇ、そうです!」

ぶりっ子(まぁ、ギルド所属前は週2以上のペースで居ましたけど……)

カジノの中は機械の発する音がそこかしこから聞こえてとてもうるさい

見たところスロットマシン、ポーカー、ルーレットが置いてあり、この中から選ぶことにした。


男「うーん、色々あるね」

ぶりっ子「そうですねぇ。初心者はスロットなんかおすすめですよ。掛ける金額が少ないですからねぇ」

男「……へぇー……じゃ、じゃあ他のは?」

ぶりっ子「ポーカーはバランスが良いですね。ルーレットは掛け金こそかなりかかりますが、リターンもなかなかですよぉ!」

中華「……詳しいんだね?」

ぶりっ子「はっ!いやこれはアレですよ!噂です噂!」


>>下1……どのギャンブルをしようか?
1.スロット(低リスク低リターン)
2.ポーカー
3.ルーレット(高リスク高リターン)

一行はポーカーの台までやってきた
そこでは黒スーツの不敵な笑みを浮かべるゲームマスターが客を相手に真剣勝負をしている


男「ポーカーか。よし、やってみよう」

氷魔「……いや……ここは私が……」

中華「自信があるのかい?」

ぶりっ子「いえ……ポーカーは精神力の勝負。魔法使いが出るのが一番ですよぉ」

やる気「なるほど……よく考えてるっすね」


氷魔はゲームの開始を見計らって席に座り、
一万をベットしてポーカーを始めた


>>下1コンマ……結果
01~40……敗北。一万失う
41~60……引き分け
61~90……勝利。三万ゲット
それ以上で何かが起こる

【ギルドの資金】289600


氷魔「……私の勝ちです……」

GM「やるねぇ嬢ちゃん」

氷魔「……運がついてただけですよ……」


氷魔は席から立って、観戦していた我々の方へと帰ってきた


やる気「いやぁすごいポーカーフェイスだったっすね!」

氷魔「……いつも……こんな顔です……」

男「なるほどなぁ。向いてる訳だ」


>>下1……もう帰る?それともまだ遊ぶ?(遊ぶならゲームも指定)

ぶりっ子「……今日はキテますね」

やる気「キテる?」

ぶりっ子「運ですよ!運が!ルーレットやりませんか?」


そう言うが早いか、彼女は男の腕を引いてルーレットまで行った
まるで、おもちゃを見つけた子供のようだった

氷魔「……でも、ルーレットは完全に運ですよ……」

ぶりっ子「だから今日やるんです」

中華「なら、僕に任せてくれ。上手くいく予感がするんだ」


中華は二万を表すチップを出してルーレットに臨んだ
小さな鉄球が放たれ、回転を始めた______


>>下1コンマ……ゾロ目のみ勝利。9万獲得
(中華の【運命力】は29あるので、29以下でも勝利)

【ギルドの資金】269600


残念ながらルーレットの玉は、彼らの望む結果を示さなかった


中華「んんんんんん……」

ぶりっ子「いや!もう一回よぉ!もう一回やればいける!」

やる気「まずいっすよ!そりゃ自棄ってもんっすよ!」


一行はどうにかごねるぶりっ子をカジノから連れ出し、ギルドハウスへと帰った

初めてのまともな休日も、そろそろ終わりを迎えようとしている
心温まるギルドハウスの空気も、明日の影を示すように心を締め付ける


まだ就寝までは時間がある


>>下1……何しよう?
1.中華の部屋を訪ねる
2.やる気青年の部屋を訪ねる
3.氷魔の部屋を訪ねる
4.ぶりっ子の部屋を訪ねる
5.自由安価

男は中華料理人の部屋を訪ねることにした
ノックをすると、彼はドアを開けて出迎えた


中華「おっ、よく来たね。立ち話もなんだし、入りなよ」

男「おう、失礼する」


男が部屋に入ると、彼は部屋にある小さな冷蔵庫から酒を取り出してきた


中華「ほい、中国酒」

男「そんなのあるのか?」

中華「うん。素材も様々で特色豊かだし。二回戦どう?」

男「いいね」

しばらく酒を呑みながら他愛もない話をしていると、彼は一枚のメモを取り出した


男「なんだそれ」

中華「これは中華料理のコツを記したメモ、その1だ」

男「そんなのあるんだ」

中華「ああ。折角だし君に進呈するよ」


男は中華の極意①を獲得した!


>>下1コンマ+10……男の【中華料理】

男の【中華料理】77


男「……ん……なるほど」

中華「なんか酔いがまた回ってきたね」

男「そうだな……ここで寝る訳にはいかないし、俺はもう部屋に帰るよ」

中華「うん。おやすみ」


こうして、異世界の休日は幕を閉じた

本日はここまでです
ありがとうございました

・男
【筋力】37【顔面】50【素早さ】103【料理】91【MP】38
【中華料理】77
『平凡人』(戦闘能力以外を最低保証50)
武器:ドラゴンキラー(ドラゴン系にダメージ増)
防具:タワーシールド
習得魔法:闇魔法
(経験値10/14……レベル5)

・中華
【中華料理】99【筋力】37【素早さ】??+9【顔面】56
(MP決定のとき+6補正)【運命力】29
『救世主の資格』(【運命力】と【求心力】追加)
武器:ボーンランス
防具:オブシディアンアーマー
(経験値0/14……レベル5)

・氷魔【筋力】??+10【MP】106【料理】37【素早さ】??+7【顔面】12
『消費MP1/2』
武器:ホークワンド(魔法ダメージ+5)
防具:ミッドナイトローブ
装飾品:冷却懐中時計(氷ダメージ+5)
習得魔法:極大氷魔法
(経験値6/17……レベル8)

・やる気
【筋力】105【MP】95 【顔面】16 【素早さ】??+22
防具:オブシディアンアーマー
習得魔法:回復魔法
(経験値2/14……レベル5)

・ぶりっ子
【筋力】50 【HP】??+1【MP】99【顔面】38【素早さ】??+8
『誘惑』(【顔面】以下の【MP】の生物をたまに行動阻止)
『やりくり術』(アイテム値段を二割引)
『ドジっ子』(ランダム攻撃の対象から外れ、【顔面】+10)
防具:タワーシールド
習得魔法:氷魔法
(経験値9/15……レベル6)

【ギルドの資金】269600

~翌日・陰週火曜日~


一行はとりあえず屋台まで行き、店を開けた
そして、例の画家を探すための方策を考えていた


やる気「難しいっすねぇ……」

客「どうですか?」

男「……すみません。まだ分からないのです」

客「そうですか。やはりあなたの協力が要りますね?」


どうやら客は何者かを連れてきたらしい
あまり頼りにならなそうな男性だ

氷魔「……あなたは……?」

画家見習い「僕は画家見習いです。今捜索されている方は僕の師匠なのです」

ぶりっ子「おお!これは良い助っ人ですねぇ!」

中華「……では、質問いいかな?」

画家見習い「はい」

中華「この絵は見るものによって見えるものが変わる。顎がしゃくれた女性、黒髪の女性、緑髪の女性だ。そういった身体的特徴があり、あなたの師匠と関係のある方に心当たりは?」

画家見習い「>>下1」

画家見習い「画家の世界では「幻のモデル」として評判です」

男「幻のモデル?」

画家見習い「はい。遥か昔から、その時代を代表するような画家の前に現れ、その姿を描かせたと言われています」

やる気「そんなモデルがいるんすか!?」

画家見習い「はい……明らかに自然の摂理に逆らっているので魔物や悪魔の類ではないか、とそのモデルの描かれた絵がいくつも燃やされたこともあります」

男「だとすると……まずいな。魔物だか悪魔だかに客の親父さんは誘拐されたことになる」

氷魔「……その絵の主題はその女性たちだとしたら……その居所を示す……背景……きっと、最低限です……」

男「そうだな。だが先日……その女性は湖にいると占ってもらったな」

ぶりっ子「ということは!おおまかな色味からでもおおよその位置は特定できますねぇ!」

やる気「なるほど!やるっすね!じゃあ向かうっすよ!」


一行は三度目の湖へと向かった

背景の色彩は最低限のグラデーションで表されていた
しかし、そこからでもほのかな水の色と木々の緑を見てとることができた


中華「いくつかのそれっぽいポイントがあるから、そこに張り込もう」

やる気「了解っす!」


>>下1コンマ……発見判定

01~40……全然分からない
41~80……本人
それ以上で何かが起こる

しばらく張り込んでいるが、それらしい人影はどこにも見当たらない


中華「いない……」


すると、見知らぬ男性がぶりっ子に話しかけてきた


???「おや、それは……!」

ぶりっ子「え?なんでしょうか?」

画家「君が持っているのは私の描いたラフ画じゃないか!」

ぶりっ子「ええぇぇぇっ!?」

あまりの出来事だったが、とりあえず城下町まで同行を頼んだ
意外にもあっさり同意してくれたため、客のもとへと彼を連れ帰ることができた


客「おっ……親父!!」

画家「ん?どうしたそんな大声出して」

客「どうしたもクソもないですよ!急にいなくなって!」

画家「はは、悪い悪い。『幻のモデル』に呼ばれてな。ちょっとデッサンをしてた」

そう言うと、彼は小さな額縁に入った女性の絵を見せる


客「はぁ……まぁ無事ならなんでもいいや」

男「いやぁ、良かったですね」

画家「君たちが私を探していたということかい?」

男「はい。そうですね」

画家「いやぁ、世話をかけたね。お代は代わりに私が出そう」


>>下1……報酬金(円換算1万以上)

【ギルドの資金】349600

気前よく金銭を支払って、親子は帰っていった


やる気「やー……かつてない長期戦でしたね」

中華「うん。結局謎だらけだしね。依頼の達成条件を満たしただけに過ぎない」

ぶりっ子「まぁまぁ、いいじゃないですか!やるべきことはやったんです!」

氷魔「……ふふ……そうですね……」

時刻は既に昼、日差しが眩しい時間帯だ


係員「すみません。私は本部ギルドの係員なのですが」

男「え、はい。なんですか?」

係員「実はあなた達ギルドを対象に合宿の話が挙がっているんです」

中華「合宿?スポーツギルドじゃないですよここ」

係員「いえ、あなた達の目下の目標は強くなることです。ですから、本部長さんが強化合宿に参加しないか、と」

ぶりっ子「費用はどんなもんですかぁ?」

係員「本部長の計らいにより、無償となっております」

やる気「それならいいんじゃないすか?」

氷魔「……ここは……ギルドマスター……どうしますか……?」

男「うーん……>>下1」

男「やろう」

係員「分かりました!では明日、本部ギルド前まで来て下さい。それでは」


係員は帰っていった
大きな選択の余韻が、未だに彼を包んでいた


やる気「明日から合宿っすねぇ」

中華「そうだね。先日みたいに解決できない依頼を抱えると困るし、一旦店を休業させようか」

氷魔「……修行……苦手です……」

ぶりっ子「そうですねぇ。私も汗臭いのは好みません。……ま、ギルドマスターが言うのですから異議はないですけどねぇ」

男「あはは……ごめんな」


店を閉めたが、まだ夕飯までは全然時間がある


>>下1……どこにいこう?

1.魔法道具店
2.武器屋
3.防具屋
4.王立図書館
5.闇市
6.教会
7.本部ギルド

>>下2……何人で行く?(その内訳も)

男、やる気、氷魔の三人は城下町にある教会を訪れていた


男「ここが教会か」


教会は、よくイメージするような分かりやすい教会だった

三角の屋根、置かれたパイプオルガン、控えめな庭園、並べられた長椅子と神の像。間違いなく教会だろう


氷魔「……清廉な……空気ですね……」

やる気「やっぱ神ってのはいるんだって、こういう所に来ると思うっすね」

シスター「おや、よく参られましたね。祈っていかれますか?」

男「そうだな。祈らせてもらおう」


よく見ると、奉られている神像は転生の際に自分の前に現れた神だった
指パッチンもろくに出来ないクセに奉られているのか。そう思いながら祈り始めた。

……声が聞こえる。


女神「今、あなたの脳内に語りかけています」

男(………………そ)

女神「もっと興味を持ちなさい!……何か、質問があれば答えてあげてもいいですよ?」

男(>>下1)

俺はまず、あるときのことを思い出した。
それはあの丘の上から世界を眺め、救世主になろうと誓ったときのことだ


男(俺を救世主へと鼓舞させたのはお前の仕業か)

女神「……ふふ。まさかそんなことはしません。確かに、あなたが魔王になるとか言い出したら困りますけど」

男(そうか……)

女神「それではもう時間です。ごきげんよう」


三人は祈りを済ませた

男・やる気・氷魔の【加護】10


やる気「ふー……随分熱心に祈ってたっすね?」

男「え、あ、俺?まぁな。神の声が聞こえた気がしてな」

氷魔「……へぇ……私も聞いてみたいですね……神の声……」


教会を出ると、もう夕方だった
しかし、まだ夕食まで時間はある


>>下1……どこにいこう?

1.魔法道具店
2.武器屋
3.防具屋
4.王立図書館
5.闇市
6.教会
7.本部ギルド

>>下2……何人で行く?(その内訳も)

本日はここまでです
ありがとうございました

・男
【筋力】37【顔面】50【素早さ】103【料理】91【MP】38
【中華料理】77【加護】10
『平凡人』(戦闘能力以外を最低保証50)
武器:ドラゴンキラー(ドラゴン系にダメージ増)
防具:タワーシールド
習得魔法:闇魔法
(経験値10/14……レベル5)

・中華
【中華料理】99【筋力】37【素早さ】??+9【顔面】56
(MP決定のとき+6補正)【運命力】29
『救世主の資格』(【運命力】と【求心力】追加)
武器:ボーンランス
防具:オブシディアンアーマー
(経験値0/14……レベル5)

・氷魔【筋力】??+10【MP】106【料理】37【素早さ】??+7【顔面】12【加護】10
『消費MP1/2』
武器:ホークワンド(魔法ダメージ+5)
防具:ミッドナイトローブ
装飾品:冷却懐中時計(氷ダメージ+5)
習得魔法:極大氷魔法
(経験値6/17……レベル8)

・やる気
【筋力】105【MP】95 【顔面】16 【素早さ】??+22【加護】10
防具:オブシディアンアーマー
習得魔法:回復魔法
(経験値2/14……レベル5)

・ぶりっ子
【筋力】50 【HP】??+1【MP】99【顔面】38【素早さ】??+8
『誘惑』(【顔面】以下の【MP】の生物をたまに行動阻止)
『やりくり術』(アイテム値段を二割引)
『ドジっ子』(ランダム攻撃の対象から外れ、【顔面】+10)
防具:タワーシールド
習得魔法:氷魔法
(経験値9/15……レベル6)

【ギルドの資金】349600

男は、未だに武器を持っていないやる気とぶりっ子を武器屋へと連れてきた


店主「らっしゃい」

男「うす。今日はこの二人の武器を見繕ってやりに来たんだ」

やる気「どうもっす」

ぶりっ子「最近色々物騒ですし、武器は必要ですよね」

武器には剣、槍、杖、ハンマー、クロスボウ、ガンがあります

剣は攻撃の威力が上昇し、唯一盾も同時に装備できます

槍は攻撃の威力が大きく上昇します

杖は魔法の威力や消費MPなどに関わります

ハンマーは槍以上に攻撃の威力が大きく上昇しますが、自分の【素早さ】が相手の【素早さ】を下回っている場合回避されることがあります

クロスボウは少し攻撃の威力が上がり、相手から狙われにくくなります

ガンはクロスボウ以上に攻撃の威力が上がり、狙われにくくなりますが、故障のリスクと一度に込められる弾薬に制限があり、戦闘力に込め直すのには1行動を消費します

>>下1……ぶりっ子の購入する武器
>>下2……やる気青年の購入する武器
(ぶりっ子は現在盾を装備しているため、剣以外を購入すると盾が外れます)

~剣~
ショートソード(5000円)
ブロードソード(20000円)
ドラコンキラー(50000円)

~槍~
ビギナーランス(5000円)
ボーンランス(20000円)
スパイラルランス(50000円)

~杖~
ひのきのぼう(5000円)
スフィアロッド(20000円)
ホークワンド(50000円)

~ハンマー~
トンカチ(5000円)
鉄塊(20000円)
ノッキングハンマー(50000円)

~クロスボウ~
ライトボウ(5000円)
狩猟クロスボウ(10000円)
ストレングス・ストリングス(50000円)

~ガン~
フリントロッカー(5000円)
ピストル(10000円)
シードライフル(50000円)

ぶりっ子のスキルで50000→40000
【ギルドの資金】269600

ぶりっ子はドラゴンキラーを、やる気はスパイラルランスを購入した


店主「まいど!いやーおたくら、いい武器を買っていくね!」

男「高い武器は大体強いですからね」

ぶりっ子「私はそれよりも、この刀身の綺麗さに惹かれましたよぉ」


ドラゴンキラーは竜の鱗による守りを貫通するための特殊な形の刀身になっており、
その形に合わせた装飾がなされている

やる気「なるほど。確かにそっすね!俺っちもこの槍の形状が好みなんすよ!」


スパイラルランスは先端が渦を巻くような形になっている
ネジのように、深く刺すための工夫だ


店主「確かに、中々面白い形をしているよなぁ」

やる気「ドリルは漢のロマンっすからね!」


そんなやり取りの後、一行は武器屋を後にした
そろそろ夕飯なので、素早くギルドハウスへと帰った

帰ってすぐに夕飯が始まった
男はいつものように食事を摂りながら聞いた


男「合宿、って言うけどさ。どこ行くのかね?」

ぶりっ子「はいはい!私南国のリゾートがいいですぅ!」

やる気「いやいや、合宿といえば山!悠久の自然の中で己を鍛えるんすよ」

氷魔「……私は……寒冷地帯がいい……ですね……」

中華「どこでもいいけど、厨房があると嬉しいね」

若干脱線した夢物語に花を咲かせ、
その日の食事は終わった


男「なんか、遠足の前日みたいな気分だ」

中華「遠足?」

男「ああいや、なんでもない」


この世界に遠足というものはないらしい。
それもそうか、外に出れば魔物に襲われるリスクも半端ないだろう。

まだ就寝までは時間がある


>>下1……何しよう?
1.中華と料理の後始末をする
2.やる気青年の部屋を訪ねる
3.氷魔の部屋を訪ねる
4.ぶりっ子の部屋を訪ねる
5.自由安価

男は、一日ぶりに氷魔の部屋を訪ねていた
ドアをノックすると、今日は声が返ってきた


氷魔「……入って……いいですよ……」


許可が取れたので、部屋に入ることにした


男「お邪魔しまーす……俺のこと入れてもいいのか?」

氷魔「……この前、部屋の掃除をしてくれましたからね……」

男「そうか……今日はあまり散らかってないな」

氷魔「……迷惑……かけちゃいましたから……」

男「別に気にしなくてもいいんだけどな」

氷魔「……これ、あげます」


氷魔は謎の本を渡してきた
何やら沢山の付箋が挟まっている


男「これは?」

氷魔「氷魔法……基礎の魔導書です」

男「へぇ。じゃあ読ませてもらおうかな」

氷魔「……うん……なにか分からないことがあったら……質問して下さいね……」


魔導書を読む。
付箋に色々と解説がなされており、読みやすい
魔力は足りていないが、これなら簡単に覚えられそうだ


男は氷魔法を習得した

氷魔法を習得した男は礼を述べ、部屋に帰って寝た

~翌日・陰週水曜日~


一行は朝起きて朝食を摂り、そのままギルド本部へと向かった


係員「お!来ましたね!さぁさぁどうぞ、ここに馬車があります」

男「そういえば、合宿ってどこでやるんですか?」

係員「>>下1」

係員「拠点にしやすい廃村地でやるよ」

男「なるほど……」

係員「まぁインフラが完全に死んでる訳じゃないから水は出るし清潔な居住スペースもあるよ」

ぶりっ子「それなら問題ないですね」

やる気「じゃ、馬車に乗るっすよ!」


一行は馬車に乗り、廃村地へと向かった

低浮上でしたが本日はここまでです
ありがとうございました

・男
【筋力】37【顔面】50【素早さ】103【料理】91【MP】38
【中華料理】77【加護】10
『平凡人』(戦闘能力以外を最低保証50)
武器:ドラゴンキラー(ドラゴン系にダメージ増)
防具:タワーシールド
習得魔法:氷魔法 闇魔法
(経験値10/14……レベル5)

・中華
【中華料理】99【筋力】37【素早さ】??+9【顔面】56
(MP決定のとき+6補正)【運命力】29
『救世主の資格』(【運命力】と【求心力】追加)
武器:ボーンランス
防具:オブシディアンアーマー
(経験値0/14……レベル5)

・氷魔【筋力】??+10【MP】106【料理】37【素早さ】??+7【顔面】12【加護】10
『消費MP1/2』
武器:ホークワンド(魔法ダメージ+5)
防具:ミッドナイトローブ
装飾品:冷却懐中時計(氷ダメージ+5)
習得魔法:極大氷魔法
(経験値6/17……レベル8)

・やる気
【筋力】105【MP】95 【顔面】16 【素早さ】??+22【加護】10
武器:スパイラルランス
防具:オブシディアンアーマー
習得魔法:回復魔法
(経験値2/14……レベル5)

・ぶりっ子
【筋力】50 【HP】??+1【MP】99【顔面】38【素早さ】??+8
『誘惑』(【顔面】以下の【MP】の生物をたまに行動阻止)
『やりくり術』(アイテム値段を二割引)
『ドジっ子』(ランダム攻撃の対象から外れ、【顔面】+10)
武器:ドラゴンキラー
防具:タワーシールド
習得魔法:氷魔法
(経験値9/15……レベル6)

【ギルドの資金】269600

暫く馬車に揺られ、一行は廃村地までやってきた

馬車から降りると、そこは当然廃村だった。
全体的にちょっと不潔な感じが漂う、木材の演出する不安感が充満する空間だった。
じめっとした建物の間からは、水の腐った臭いがする。


係員「ついてきて下さい」


係員は廃村の中央部へと向かった


男「……気分が悪い所だなぁ」

中華「確かにね」

ぶりっ子「まったくですよ。こんなところにデートで連れてこられたら即破局ですぅ」

やる気「……ん?なんか見えてきたっすよ?」


村の中央には、それなりの大きさの洋風の家がある
村の寂れた出で立ちに対し、この家は整備されている感じがあった


係員「ここが、今回合宿で君たちが宿泊する家だ。メイドさーん!?」

メイド「はーい!」

氷魔「……わ……本物のメイドです……」


家からは快活な表情のメイドが走って出てきた

係員「それじゃあ紹介しよう。彼女がこの家の管理や清掃をしてくださるメイドさんだ」

メイド「ど、どうも!皆さんなかなか骨のありそうな顔してますね!よろしくお願いします!」

やる気「ども!よろしくっすー」

中華「……周り、本当に誰もいないようだけど……もしかしてメイドさんはこの為だけに来てくれたんですか?」

メイド「へ、そうですけど……」

男「俺が『やろう』と言わなかったらすごい徒労を味わってたってことか……」

メイド「べべ、別に気にしないで下さい!私、プロですから!」

その後、一同は食堂に集められた
食堂には全員が囲める長テーブルがあり、
一同はそこに座っている


ぶりっ子「で、合宿ってどんなことやるんですかぁ?」

係員「えー、それは……「ああ。私が説明しよう」

氷魔「……あなたは……確か……」

本部長「どうも、本部長だ」


彼はどうやらちょうど今ここに到着したらしい

係員「そうですか……では私はここら辺で失礼します」

本部長「うむ。気をつけて帰りたまえ」


係員と入れ替わり、本部長が席についた


男「それで、合宿の内容は……」

本部長「それだが、荒れた村の整備をしたり、ギルドから回ってくる仕事……クエストという奴だ。それを私が選別したものをやって貰ったりするだろう」

やる気「基礎鍛練とかはやるんすか?」

本部長「もちろん。毎日ちょっと時間を取ってやってもらうよ。だが、今日やってもらうのはそのどれでもない」

そして、なんやかんやあって、今俺たちは山道に居ます。


ぶりっ子「ほんとありえない……何のために山登りをしなきゃいけなんですかぁ……」

中華「山頂の社にお参りをしてこいと言われたけれどね……結構ハードな山道だ」

氷魔「……!……なんかいますよ……」


山道の脇、茂みに何かの気配を感じる。
そしてそれは今、こちらに向かって飛び出してきた!

>>下1……飛び出してきたもの

猪「キュオオオオッ!!」

男「いっ、猪!?」

中華「でかい……!」

やる気「来るっすよ!」


戦闘開始!
男の【素早さ】103 猪の【素早さ】90(戦闘開始後は45)


男「よし!それじゃあかますぞ!」

氷魔「……はい……!」

ぶりっ子「え!?男さんも使えるんですか!?」

男「ああ!昨日習得した!」

猪「ギュイイイイ!」


猪は魔法の詠唱中に突撃してくる


氷魔「……受け止めて差し上げます……合体、氷結魔法!!」


>>下1コンマ×0.75……魔法のダメージ
(巨大な猪の【HP】は20)

猪の残り【HP】14 男とぶりっ子がレベルアップ!


男「だ、駄目だ!」


猪を怯ませることはできたが、やはり初めての三人連携魔法なので、うまく合わせられなかった
結果として、威力は平常時よりも落ちてしまったのだ


中華「たたみかけるよ!ここで仕留める!」

やる気「うっす!」


二人組が猪の両脇から接近し、体を横に貫通するように槍を突き刺した


>>下1コンマ下一桁×5.5……連携攻撃のダメージ

33ダメージ! やる気と中華がレベルアップ!


猪「ギュウ……」

ぶりっ子「近くで見るともっと大きいですねぇ、この猪……」

氷魔「……熊ぐらいの……大きさがありますね……」

男「これは……夜までに帰れないとヤバそうだな」


大自然の恐怖を身近に感じつつ、一行は山を登っていく

男と中華料理人がレベルアップしました
>>下1コンマ……男の成長
>>下2コンマ……中華料理人の成長

~男の成長テーブル~
01~20で筋力+2
21~40でHP+2
41~60でMP+2
61~80で素早さ+2
81~90で全能力+3
それ以上またはゾロ目で何かが起こる

~中華料理人の成長テーブル~
01~20で筋力+2
21~40でHP+2
41~60でMP+1
61~80で素早さ+3
81~90で全能力+3
それ以上またはゾロ目で何かが起こる

男の【HP】??+2 中華の【素早さ】??+11

やる気とぶりっ子がレベルアップしました
>>下1コンマ……やる気青年の成長
>>下2コンマ……ぶりっ子の成長

~やる気青年の成長テーブル~
01~20で筋力+2
21~40でHP+2
41~60でMP+1
61~80で素早さ+3
81~90で全能力+3
それ以上またはゾロ目で何かが起こる

~ぶりっ子の成長テーブル~
01~20で筋力+2
21~40でHP+1
41~60でMP+3
61~80で素早さ+2
81~90で全能力+3
それ以上またはゾロ目で何かが起こる

やる気青年の
【筋力】108【MP】98 【素早さ】??+25
ぶりっ子の素早さ??+10


一行は延々と山道を登り続け、ようやく頂上へと到達した
頂上には一つだけ社があり、そこからはギルドの面々を労うかのような冷風が吹いている


中華「よ、よし……あと少しだ!」

やる気「そっすね!」

氷魔「……全然……元気そうですね……」

ぶりっ子「あ、あぁ……風が心地よい……」

社に着くと、そこには見慣れた箱があった

賽銭箱である。


男「お、賽銭箱だ。それっ」

ぶりっ子「ちょ、なに金投げてるんですかぁ!?」

男「ん?これはほら、賽銭箱だよ。お参りの前に金入れるやつ」

中華「あー……ああ!聞いたことあるよ!へぇ、これがそうなんだね」

やる気「じゃ、入れとくっすかね」

氷魔「私も……」

【ギルドの資金】269575


この前教会でやったように祈っていると、またもや声が聞こえてくる


女神「……私です」

男(またか)

女神「またかとは何ですか!この……おおっと!?」

???「こら!ここは儂の社じゃ!念話に入ってくるでない!」


どうやら、喧嘩しているらしいが……


男(ええっと、あなたは誰ですか?)

???「>>下1」

西郷「私は別世界で人間モルモットの研究をしてた西郷博士だ!」

男(は、はぁ……)

女神「人間モルモット!?なんて非人道的な!」

西郷「お前も別世界の人間を解き放って楽しんでおるではないか!」

女神「はぁ!?私は彼の為を思って______」


聞くだけ疲れるのみな気がしたので、
さっさと祈りを切り上げた


男の【加護】20 中華料理人の【加護】10
氷魔の【加護】20 やる気青年の【加護】20
ぶりっ子の【加護】10

本日はここまでです
ありがとうございました

・男
【筋力】37【HP】??+2【顔面】50【素早さ】103【料理】91【MP】38
【中華料理】77【加護】10
『平凡人』(戦闘能力以外を最低保証50)
武器:ドラゴンキラー(ドラゴン系にダメージ増)
防具:タワーシールド
習得魔法:氷魔法 闇魔法
(経験値2/15……レベル6)

・中華
【中華料理】99【筋力】37【素早さ】??+11【顔面】56
(MP決定のとき+6補正)【運命力】29
『救世主の資格』(【運命力】と【求心力】追加)
武器:ボーンランス
防具:オブシディアンアーマー
(経験値0/15……レベル6)

・氷魔【筋力】??+10【MP】106【料理】37【素早さ】??+7【顔面】12【加護】10
『消費MP1/2』
武器:ホークワンド(魔法ダメージ+5)
防具:ミッドナイトローブ
装飾品:冷却懐中時計(氷ダメージ+5)
習得魔法:極大氷魔法
(経験値12/17……レベル8)

・やる気
【筋力】108【MP】98 【顔面】16 【素早さ】??+25【加護】10
武器:スパイラルランス
防具:オブシディアンアーマー
習得魔法:回復魔法
(経験値2/15……レベル6)

・ぶりっ子
【筋力】50 【HP】??+1【MP】99【顔面】38【素早さ】??+10
『誘惑』(【顔面】以下の【MP】の生物をたまに行動阻止)
『やりくり術』(アイテム値段を二割引)
『ドジっ子』(ランダム攻撃の対象から外れ、【顔面】+10)
武器:ドラゴンキラー
防具:タワーシールド
習得魔法:氷魔法
(経験値0/16……レベル7)

【ギルドの資金】269575

あっ加護書き忘れましたすみません


一行はお参りを終えて、下山を始めた


男「登りよりはマシか……」

中華「そうだね……そこまでの山じゃないから気を抜いても問題ないでしょうし」

やる気「そろそろ日も落ちてくるし、それでも多少は急いだ方がいいっすよ」

そして夜、一行は合宿所へと帰ってきた


ぶりっ子「んー疲れましたぁ」

氷魔「……汗かいちゃいました……」

本部長「ご苦労様。そろそろご飯だから、食堂に行くといいぞ」

男「分かりました」

ぶりっ子「私たち、なんであんな山を登らされたんですかぁ?」

本部長「>>下1」

本部長「まさか!(しょしんしゃのダンジョン)寄ってないのかよ!」

中華「え?なんかあったんですか?」

本部長「いや、猪いなかったかい?」

やる気「いたっすね。なかなかタフだったっすよ」

本部長「なるほど……大体の冒険者はあいつに追い回されてダンジョンの入口にたどり着くのだが、見事討ち取ってきたという訳だ」

男「そうですね」

本部長「ふふ。そうか……ははは!それくらいでないと面白くない!」

氷魔「……えっと……褒めてるんですか……?」

本部長「当然だとも!もっとハードな訓練でも平気そうだな!」

ぶりっ子「ちょ、ちょっと!?楽なのがいいんですけどぉ!?」


といった風にわちゃわちゃしながら食堂へ向かった

メイド「はい!お食事です!」


食堂には食欲をそそる臭気が充満していた
メイドは巨大な鍋からカレーをよそって全員分の皿に盛り付け、配膳している


中華「カレーかぁ!おいしそうだね!」

メイド「ありがとうございます」

中華「最近中華料理しか食ってなかったからね」

男「お前がそれを言うか」


空腹に苛まれるギルドの面々はすぐさま食事を開始した

凄い勢いで全員はカレーを平らげ、満足がいくまでおかわりをした


男「いやー食った食った」

本部長「旨そうに食うね君たちは」

やる気「旨いっすからね!」

本部長「ははは。彼女に伝えておくよ」


就寝まではまだ時間がある
どこかへ行こうか?

>>下1……どこへ行こう?
1.中華料理人の部屋
2.氷魔の部屋
3.やる気青年の部屋
4.ぶりっ子の部屋
5.本部長の部屋
6.メイドの部屋

いつもの流れでぶりっ子の部屋のドアをノックした


ぶりっ子「はわわ……誰ですかぁ?」

男「俺だ。……入ってもいいか?」

ぶりっ子「え……ちょっと待って下さい!」

男「今日来たばかりなのに散らかしたのか?」

ぶりっ子「ちーがーいーまーすー!心の準備です!」

しばらくすると、ちょっとだけドアが開いた


ぶりっ子「……いいですよ」

男「うん。失礼する」


男は部屋に入り、その辺に座った


ぶりっ子「………………」

男「………………」

ぶりっ子(こいつ乙女の部屋に入ってきて無言!?ノーアクション!?ふざけてるの!?)

男「……あ、そうだ」

ぶりっ子「なっ、なんですかぁ!?」

男「どうしてそんな焦ってるんだ……まぁいいや。なんか悩みとか要望とかある?」

ぶりっ子「……あったら、どうするんですか?」

男「そんな怯えないでくれよ。話してくれ」

ぶりっ子「>>下1」

低浮上でしたが本日はここまでです
ありがとうございました

・男
【筋力】37【HP】??+2【顔面】50【素早さ】103【料理】91【MP】38
【中華料理】77【加護】20
『平凡人』(戦闘能力以外を最低保証50)
武器:ドラゴンキラー(ドラゴン系にダメージ増)
防具:タワーシールド
習得魔法:氷魔法 闇魔法
(経験値2/15……レベル6)

・中華
【中華料理】99【筋力】37【素早さ】??+11【顔面】56
(MP決定のとき+6補正)【加護】10【運命力】29
『救世主の資格』(【運命力】と【求心力】追加)
武器:ボーンランス
防具:オブシディアンアーマー
(経験値0/15……レベル6)

・氷魔【筋力】??+10【MP】106【料理】37【素早さ】??+7【顔面】12【加護】20
『消費MP1/2』
武器:ホークワンド(魔法ダメージ+5)
防具:ミッドナイトローブ
装飾品:冷却懐中時計(氷ダメージ+5)
習得魔法:極大氷魔法
(経験値12/17……レベル8)

・やる気
【筋力】108【MP】98 【顔面】16 【素早さ】??+25【加護】20
武器:スパイラルランス
防具:オブシディアンアーマー
習得魔法:回復魔法
(経験値2/15……レベル6)

・ぶりっ子
【筋力】50 【HP】??+1【MP】99【顔面】38【素早さ】??+10【加護】10
『誘惑』(【顔面】以下の【MP】の生物をたまに行動阻止)
『やりくり術』(アイテム値段を二割引)
『ドジっ子』(ランダム攻撃の対象から外れ、【顔面】+10)
武器:ドラゴンキラー
防具:タワーシールド
習得魔法:氷魔法
(経験値0/16……レベル7)

【ギルドの資金】269575

ぶりっ子「正直、このパーティー疲れたしんどい」

男「えっ……どうして?」

ぶりっ子「もっと私を持て囃して下さい」

男「うーん……気を遣ってたつもりではあるけれど……」

ぶりっ子「そういうことじゃなくて!もっとこう、なんですかね……!」


うまく言語にできないのか、言葉に詰まっている。それほど深刻かつ精神的な問題なのだろう。

男「う……ううむ……」

ぶりっ子「もっと特別扱いしてほしい!」

男「特別扱いか」

ぶりっ子「そうです。花を愛でるように!」


なるほど。
かなり難しいが、やってみよう。


>>下1……どうする?
1.抱きしめる
2.小遣いをプレゼントする
3.自由安価

男「あなた参ってるのよ。この辺の近くのお花畑でも休んでなさい」

ぶりっ子「は、花畑ぇ?」

男「そうだ。花畑だ」


男は就寝前の時間を使って彼女を花畑へと案内した
花畑は蒼い月光に照らされて静かに微笑んでいる


ぶりっ子「………………」

男「どうだ?」

ぶりっ子(……はぁ……こういうのとは違うんですけどね……)

ぶりっ子「………………はぁ…………」

男「……これじゃ、ダメか?」

ぶりっ子「ダメです。全っ然ダメですよ」

男「ごめんな……」

ぶりっ子「でもまぁ、許してあげますよぉ。ここも、悪くはないですからね」

男「……!そうか!ありがとう!」

ぶりっ子「うわーやだ、そういう暑苦しいのが良くないんですよ!?」

男「えっ!そうなのか!?」

~翌日・合宿二日目・陰週金曜日~


翌朝、我々はいつもの起床と同じくらいの時間に起こされた。
そして、合宿所の前に集められた


本部長「よし!まずは基礎練だ!」

男「基礎練では何をするのですか?」

本部長「いい質問だ!>>下1」

本部長「準備体操→ランニング→肉体トレーニング→休憩→学術→自由訓練の順に行う」

中華「なるほど」

やる気「よーし、準備体操するっすよ!」

氷魔「……うぅ……」

ぶりっ子「………………」

ぶりっ子(めんどくせぇ~~!)

一行はそれなりの負荷がかかった準備体操を行った


氷魔「……はぁ……はぁ……」

ぶりっ子「だ、大丈夫?バテすぎてない?」

男「氷魔法!」


男はそれなりの大きさの氷を出して氷魔に与えた


氷魔「……冷たいです……」

男「悪いな。とりあえずそいつで冷やしといてくれ」

その後、ランニングが始まった


本部長「よーし!いいか!全員ノルマは同じ週数だ!」


ハッキリ言って、無茶もいいところだった。
山の外周を何周も走らされるのだが、俺もかなりキツかった。
なので、氷魔やぶりっ子は早々に限界を迎えてしまった


氷魔「ヒュー……ヒュー……」

ぶりっ子「う……く……」

中華「これは……見ているだけでもつらいね」

やる気「そうっすね……本部長!」

本部長「……ふふ。構わないさ。君の言いたいことはよく分かる。手を引くなり、おぶるなり好きにしたまえ」


許可が下りたので、特に体力に自信のあるやる気青年が氷魔を、男と中華料理人が途中からぶりっ子をおぶって走りきった


男「はぁ……はぁ……」

本部長「トレーニングも重要だが、何より助け合いの精神が重要だよ」

中華「次は肉体トレーニングだね」

本部長「ああ。折角の合宿だから、自重トレーニングではなく、器具を用意した。これを持ちたまえ」


本部長は仰々しく石を取り出し、投げ捨てた
そして、それをやる気青年が拾う


やる気「!!」

本部長「それは>>下1だ」

本日はここまでです
ありがとうございました

・男
【筋力】37【HP】??+2【顔面】50【素早さ】103【料理】91【MP】38
【中華料理】77【加護】20
『平凡人』(戦闘能力以外を最低保証50)
武器:ドラゴンキラー(ドラゴン系にダメージ増)
防具:タワーシールド
習得魔法:氷魔法 闇魔法
(経験値2/15……レベル6)

・中華
【中華料理】99【筋力】37【素早さ】??+11【顔面】56
(MP決定のとき+6補正)【加護】10【運命力】29
『救世主の資格』(【運命力】と【求心力】追加)
武器:ボーンランス
防具:オブシディアンアーマー
(経験値0/15……レベル6)

・氷魔【筋力】??+10【MP】106【料理】37【素早さ】??+7【顔面】12【加護】20
『消費MP1/2』
武器:ホークワンド(魔法ダメージ+5)
防具:ミッドナイトローブ
装飾品:冷却懐中時計(氷ダメージ+5)
習得魔法:極大氷魔法
(経験値12/17……レベル8)

・やる気
【筋力】108【MP】98 【顔面】16 【素早さ】??+25【加護】20
武器:スパイラルランス
防具:オブシディアンアーマー
習得魔法:回復魔法
(経験値2/15……レベル6)

・ぶりっ子
【筋力】50 【HP】??+1【MP】99【顔面】38【素早さ】??+10【加護】10
『誘惑』(【顔面】以下の【MP】の生物をたまに行動阻止)
『やりくり術』(アイテム値段を二割引)
『ドジっ子』(ランダム攻撃の対象から外れ、【顔面】+10)
武器:ドラゴンキラー
防具:タワーシールド
習得魔法:氷魔法
(経験値0/16……レベル7)

【ギルドの資金】269575

本部長「投げるごとにカウントされる爆弾だ。私含め全員で一回ずつ投げ渡して、最後の奴はその辺に叩きつけろ。そしたら逃げる。これで『1』だ」

やる気「なるほど!ずいぶん長く説明してたっすけど、これ後どのぐらいで爆発するんすかね!?」

本部長「2秒だ」

やる気「無理っすよ!『2』!」

本部長「うんまぁ、流石にこれはナシとしよう」


やる気青年が放り投げ、宙に浮いた爆弾
それが地面に着くでも、誰かがキャッチするでもなく、その前に本部長は爆弾の元へと移動した


氷魔「……!?」

本部長「でぇい!」

本部長は宙に浮いた爆弾を素早く上空へと蹴り飛ばした
爆弾は真上に打ち上げられたのち、炸裂した
しかし、煙などは一切上がらず破裂したのみである

……そのはずなのに、鳥が落ちてきた。


鳥「ギャーッ!」

中華「これは一体……」

ぶりっ子「何かが爆発したようには見えませんでした……鳥も死んではいないようですし……」

本部長「これは『重力爆弾』だ。爆発した所に強烈な重力をかける。今回は下だったが、真横に吹き飛ばされることもあるだろう」

男「どうやってるんですかそれ」

本部長「魔法を応用して合体させればできるぞ」

本部長「このトレーニングでは巧緻性、判断力、そして瞬発力。『1』」

男「おわっと!これ重っ!『2』!」

本部長「あと筋力も鍛えられるぞ」

中華「『3』っ!」

やる気「『4』っすよ」

氷魔「……うぉわっとっと……ご、『5』……」

ぶりっ子「『6』!666!!」


彼女は勢いよく爆弾を地面に叩きつけた
それと同時に、全員が四方八方に逃げ出す

>>下1コンマ+11……中華料理人の【素早さ】
>>下2コンマ+7……氷魔の【素早さ】
>>下3コンマ+25……やる気青年の【素早さ】
>>下4コンマ+10……ぶりっ子の【素早さ】

50以上あれば無事逃げられます

中華の【素早さ】88 氷魔の【素早さ】61
やる気の【素早さ】114 
ぶりっ子の【素早さ】45


やる気「でりゃあああっ!」

中華「……あ、逃げるんだった」

氷魔「………………」

ぶりっ子「ひぃ~!」

男「やばい!ぶりっ子が巻き込まれるぞ!」

やる気「ここは俺っちに任せるっすよ!」

重力波がぶりっ子を襲う直前
やる気青年は彼女を思い切り引っ張り、助け出した


中華「ナイスやる気!」

やる気「あっっっぶねぇ……っす!」

ぶりっ子「あ、ありがとう……」

本部長「ほほほ。じゃああと5セット行くぞ!」

その後、我々はどうにか5セットをこなして休憩の時間になった


メイド「昼食ですよ!」

男「あぁ、ありがたい」

氷魔「……久しぶりに……とてもお腹が空きました……」

ぶりっ子「こんだけ運動しましたし、今ならいくら食っても太らなさそうですねぇ!」

そして食事を終え、学術の時間になった

我々は食堂のホワイトボードの前に集められた


本部長「それでは学術の時間だ」

男「うーむ……勉強は得意ではないのだけど」

本部長「じゃ、教科書を配るぞ。そして今からここのボードに問題を書いていくから、解けた人から、答えを伝えにきなさい」

本日はここまでです
明日か明後日にはいつものペースに戻れると思います
ありがとうございました

・男
【筋力】37【HP】??+2【顔面】50【素早さ】103【料理】91【MP】38
【中華料理】77【加護】20
『平凡人』(戦闘能力以外を最低保証50)
武器:ドラゴンキラー(ドラゴン系にダメージ増)
防具:タワーシールド
習得魔法:氷魔法 闇魔法
(経験値2/15……レベル6)

・中華
【中華料理】99【筋力】37【素早さ】88【顔面】56
(MP決定のとき+6補正)【加護】10【運命力】29
『救世主の資格』(【運命力】と【求心力】追加)
武器:ボーンランス
防具:オブシディアンアーマー
(経験値0/15……レベル6)

・氷魔【筋力】??+10【MP】106【料理】37【素早さ】61【顔面】12【加護】20
『消費MP1/2』
武器:ホークワンド(魔法ダメージ+5)
防具:ミッドナイトローブ
装飾品:冷却懐中時計(氷ダメージ+5)
習得魔法:極大氷魔法
(経験値12/17……レベル8)

・やる気
【筋力】108【MP】98 【顔面】16 【素早さ】114【加護】20
武器:スパイラルランス
防具:オブシディアンアーマー
習得魔法:回復魔法
(経験値2/15……レベル6)

・ぶりっ子
【筋力】50 【HP】??+1【MP】99【顔面】38【素早さ】45【加護】10
『誘惑』(【顔面】以下の【MP】の生物をたまに行動阻止)
『やりくり術』(アイテム値段を二割引)
『ドジっ子』(ランダム攻撃の対象から外れ、【顔面】+10)
武器:ドラゴンキラー
防具:タワーシールド
習得魔法:氷魔法
(経験値0/16……レベル7)

【ギルドの資金】269575

ホワイトボードにいくつかの問題が書かれていく。
言語や数学に関してはある程度の心得があるので、それなりに解けたが……


本部長「……君はどうやら、突出して地理・歴史・公民……これらが基礎からできていないな。むしろその惨状でなぜ経済がある程度できているのか不思議でならないが……」

男「くっ……」

氷魔「……やっぱり、記憶喪失ですか……?」

男「断じてそんなことはないぞ!うん!」

本部長「それじゃあそこまで。順位を発表するぞ。一番成績の悪い者には宿題を課すからな」


成績は【MP】の順番に付きます
>>下1コンマ+6……中華料理人の【MP】

1.氷魔
2.ぶりっ子
3.やる気
4.男
5.中華(【MP】12)


本部長「以上が今回の成績だ」

ぶりっ子「ええっ!?」

本部長「どうした」

ぶりっ子「中華そんな成績悪いんですかぁ!?」

中華「はは……子供の頃から料理の修行だけしてきたからね。勉強なんてしたことないんだ」

やる気「なるほど……っすねぇ」

男「なるほど……科学なら教えてやれるが」


知らない世界の社会科ができる訳がなかったが、一方のところ科学はあまり発達しておらず、俺にとってはぬるいモノだった


中華「うーむ……」

本部長「よし!次は自由訓練だ!さぼっても咎めないが、なるべく真面目にやってくれよ!」

男「自由訓練……」


>>下1……何をしよう?
1.走り込みだ!
2.勉強だ!
3.クライミングだ!
4.加重トレーニングだ!
5.自由安価

男は引き続き勉強をした


男「……まじで歴史やんないと話にならん……」

中華「男も勉強するのかい?」

男「ああ。苦手な科目があるからな」


男はじっくりと教科書を読み、
この世界の人類の成り立ちや創世神話について学んだ


>>下1コンマ下一桁……男の【MP】の上昇量

男の【MP】46


男「んー、やったやった」

本部長「おお君たち、ここにいたのか」


彼は食堂に入ってきて、話しかけてきた


中華「ええ、勉強したいので」

男「俺もそんな感じですね」

本部長「なるほどな。今から食事の準備を始めるから、ひとまず部屋に帰ってくれ」

男「あぁ……疲れた……」


疲労がどっと出た。
部屋のベッドに横たわり、疲れを癒す


男「……よし!どこか行こう!」


気分転換に、どこかへ行くことにした

>>下1……どこへ行こう?
1.中華料理人の部屋
2.氷魔の部屋
3.やる気青年の部屋
4.ぶりっ子の部屋
5.本部長の部屋
6.メイドの部屋

男は、氷魔の部屋の前にやってきていた

そして、もはや三回目。若干落ち着きを持った心でドアをノックした。


氷魔「はーい……男さんですね?」

男「え?どうして分かるんだ?」

氷魔「ノックの感じとか……そもそも、私の部屋なんか訪ねてくれるのは……あなたくらいのものですからね……」

男「ふーん、なんか嬉しいな」

男「こっちにはあんまり物はないな」

氷魔「……でも……ここの教科書とかは……ここにある図書館のものらしいですよ……」

男「へぇ。良いことを聞いた」

氷魔「……本に……興味があるんですか?」


本に興味があるかといえば、必ずしもそうではなかった。だが、彼女の好きな本を知りたいと思った。


男「……ある。あるね」

氷魔「おぉ!」

男「どういう本が好きなんだ?」

氷魔「>>下1」

本日はここまでです
ありがとうございました

・男
【筋力】37【HP】??+2【顔面】50【素早さ】103【料理】91【MP】46
【中華料理】77【加護】20
『平凡人』(戦闘能力以外を最低保証50)
武器:ドラゴンキラー(ドラゴン系にダメージ増)
防具:タワーシールド
習得魔法:氷魔法 闇魔法
(経験値2/15……レベル6)

・中華
【中華料理】99【筋力】37【素早さ】88【MP】12【顔面】56【加護】10【運命力】29
『救世主の資格』(【運命力】と【求心力】追加)
武器:ボーンランス
防具:オブシディアンアーマー
(経験値0/15……レベル6)

・氷魔【筋力】??+10【MP】106【料理】37【素早さ】61【顔面】12【加護】20
『消費MP1/2』
武器:ホークワンド(魔法ダメージ+5)
防具:ミッドナイトローブ
装飾品:冷却懐中時計(氷ダメージ+5)
習得魔法:極大氷魔法
(経験値12/17……レベル8)

・やる気
【筋力】108【MP】98 【顔面】16 【素早さ】114【加護】20
武器:スパイラルランス
防具:オブシディアンアーマー
習得魔法:回復魔法
(経験値2/15……レベル6)

・ぶりっ子
【筋力】50 【HP】??+1【MP】99【顔面】38【素早さ】45【加護】10
『誘惑』(【顔面】以下の【MP】の生物をたまに行動阻止)
『やりくり術』(アイテム値段を二割引)
『ドジっ子』(ランダム攻撃の対象から外れ、【顔面】+10)
武器:ドラゴンキラー
防具:タワーシールド
習得魔法:氷魔法
(経験値0/16……レベル7)

【ギルドの資金】269575

氷魔「やっぱりハッピーエンドで終わる物語ですね」

男「へぇ」

氷魔「人生、つらいことも多いですからね……やはり……お話の中ぐらいハッピーエンドに浸らせて欲しいんです……」

男「……なんか、辛いことでもあるのか?いや、今日の訓練とかは勿論そうだろうけど」

氷魔「……あっ、ああ……いえ……そういう訳ではありません……すみません、愚痴っぽくなっちゃって……」

男「いや、謝らなくてもいいよ」

そうこうしている内に、食事の時間になった

氷魔と一緒に食堂へ来たので、なんだか疑うような好奇の目で見られた。
もっとも、本人は気にしていないようなので安心だ。

今日の夕食メニューはシチューのようだ
優しい芋の味が染み渡る、オーソドックスなホワイトシチューである


中華「男」

男「ん、どうした?」

中華「僕は今日メイドさんに会いに行くことにしたんだ」

男「ほう。そりゃまたどうして」

口についたシチューを拭きながら聞くと、彼は答えた


中華「このシチュー、めちゃくちゃうまいじゃん」

男「うん」

中華「僕は料理人だからさ、どうやったらこれができるのか教えて欲しいんだ」

男「そうだな。毎日中華料理だと胃腸にダメージ入りそうだし」


主に中華料理人と話して食事を終えた。
さて、寝るまでは少し時間がある。どうしようか?

>>下1……どこへ行こう?
1.中華料理人の部屋
2.氷魔の部屋
3.やる気青年の部屋
4.ぶりっ子の部屋
5.本部長の部屋
6.メイドの部屋
7.厨房
8.図書室

俺は今日もぶりっ子の部屋を尋ねた。
なにしろ、先日あまりにもショッキングなカミングアウトをされたため、放ってはおけないのだ。


男「ぶりっ子。いるか?」

ぶりっ子「……いません」

男「入るぞ」

ぶりっ子「しょうがないですねぇ」

男はぶりっ子の部屋に入った

昨日は部屋に入る前に準備をされたが、今日はそんなことはなかった。


男「失礼しまーす」

ぶりっ子「はぁい。こちらお茶です」

男「ありがとう……ふぅ。でさ、今日はメンタルとか大丈夫か?不安とか不満とかないか?」

ぶりっ子「>>下1」

ぶりっ子「正直、訓練にはついてこれないと思うけどタオル配りならやれそうだと思うの!!」

男「そ、そうか」

ぶりっ子「スポーツとか部活動のマネージャーみたいなことができると思うの!」

男「う、うーん……>>下1」

1.甘えるなッッッ!
2.いいよ
3.自由安価

男「オリジナルブレンドしたお茶やドリンクも込みならいいよ」

ぶりっ子「むむ……いいでしょう」

男「料理とかできるの?」

ぶりっ子「……さ、さぁ?」

男「不安だ……」


一抹の不安を抱えながら、俺は部屋を去り、寝た。

~翌日・合宿三日目・陽週日曜日~


先日に引き続き本日も朝早く外に集められた


やる気「あれ、ぶりっ子がいないっすね?」

本部長「うむ。彼女は訓練をしないことになった」

氷魔「……ど、どういうこと……?」

本部長「まぁ、その代わりと言ってはなんだが……」

所変わって、ここは合宿所の厨房


ぶりっ子「……………………」

メイド「……………………」


ぶりっ子は小さな鍋で液体をかき混ぜている
そしてメイドはそれを見ている
しばらくしてぶりっ子はそこからすくって小皿に液体を乗せ、メイドに渡した


メイド「いただきます」


メイドはそれを上品に飲み干した

>>下1コンマ……ぶりっ子の【料理】

本日はここまでです
ありがとうございました

・男
【筋力】37【HP】??+2【顔面】50【素早さ】103【料理】91【MP】46
【中華料理】77【加護】20
『平凡人』(戦闘能力以外を最低保証50)
武器:ドラゴンキラー(ドラゴン系にダメージ増)
防具:タワーシールド
習得魔法:氷魔法 闇魔法
(経験値2/15……レベル6)

・中華
【中華料理】99【筋力】37【素早さ】88【MP】12【顔面】56【加護】10【運命力】29
『救世主の資格』(【運命力】と【求心力】追加)
武器:ボーンランス
防具:オブシディアンアーマー
(経験値0/15……レベル6)

・氷魔【筋力】??+10【MP】106【料理】37【素早さ】61【顔面】12【加護】20
『消費MP1/2』
武器:ホークワンド(魔法ダメージ+5)
防具:ミッドナイトローブ
装飾品:冷却懐中時計(氷ダメージ+5)
習得魔法:極大氷魔法
(経験値12/17……レベル8)

・やる気
【筋力】108【MP】98 【顔面】16 【素早さ】114【加護】20
武器:スパイラルランス
防具:オブシディアンアーマー
習得魔法:回復魔法
(経験値2/15……レベル6)

・ぶりっ子
【筋力】50 【HP】??+1【MP】99【顔面】38【素早さ】45【加護】10
『誘惑』(【顔面】以下の【MP】の生物をたまに行動阻止)
『やりくり術』(アイテム値段を二割引)
『ドジっ子』(ランダム攻撃の対象から外れ、【顔面】+10)
武器:ドラゴンキラー
防具:タワーシールド
習得魔法:氷魔法
(経験値0/16……レベル7)

【ギルドの資金】269575

ぶりっ子「どうですか?」

メイド「……まだまだですね。続けますよ」

ぶりっ子「は、はい!」


彼女は今日いつもより早い時間に起こされ、
それからずっと厨房で料理やドリンクを作らされていた
これは代替プログラムである


メイド「私もただのメイドではございません。ここでは私も教官でございます」

全員の本日の訓練が始まる前に、前日の訓練による成長を行います
成長量は能力値ごとに決められ、全員に同じ値が適用されます
なお、本日からぶりっ子が別のトレーニングに移ったので、翌日から成長ステータスが変更されます


>>下1コンマ下一桁……【筋力】の成長

>>下2コンマ下一桁……【素早さ】の成長

>>下3コンマ下一桁……【HP】の成長

>>下4コンマ下一桁……【MP】の成長

・男
【筋力】42【HP】??+6【素早さ】104【MP】48
・中華
【筋力】42【素早さ】89【HP】??+4【MP】14
・氷魔【筋力】??+15【HP】??+4【MP】108【素早さ】62
・やる気
【筋力】113【HP】??+4【MP】100 【素早さ】115
・ぶりっ子
【筋力】55 【HP】??+5【MP】101【素早さ】46

本部長「……ま、いいだろう。今日は準備体操とランニング、肉体トレーニングをやっていくぞ」

やる気「うっす!」

氷魔「……今日は……それで終わりですか?」

本部長「いや、その後に別メニューがある」

男「スパルタだなぁ……」


話もそこそこに、さっさと準備運動を始めた

本部長「それではランニングだ!」

氷魔「………………」

中華「氷魔。大丈夫か?」

氷魔「……ええ……ご心配には及びません」


先日のようにスタートラインに立ち、走り出した


本部長「はじめ!」

氷魔「……氷魔法!」


みんなが普通に走り出したところ、
氷魔だけは魔法を唱えた


男「どうした!?」

氷魔「……いきます……!」


彼女は氷魔法で路面を凍結させ、スケートのように走り出した


男「なるほど。その手があったか」

本部長「ふむ。面白い」

男「ならば!俺も氷魔法だ!」

中華「ずるいぞ男!」

男「なんとでも言え」

やる気「うおおおっ!負けてらんないっす!」


彼は一気に加速し、氷魔を追い抜いた
そして、元からスピードが高い上、さらに加速した男の後ろに付いた

結局、途中でMPが切れてやる気青年がぎりぎりで勝利した


男「はぁー……はぁ……くそっ!」

中華「みんな早いね……」

氷魔「……これでも十分疲れますね……」

やる気「久しぶりにここまで疲れたっすよ」

本部長「いやぁまさかあそこから勝つとはね。それじゃあやる気くんにご褒美をあげよう」

やる気「おお!何くれるんすか?」

本部長「>>下1」

本日はここまでです
ありがとうございました

・男
【筋力】42【HP】??+6【素早さ】104【MP】48【顔面】50【料理】91【中華料理】77【加護】20
『平凡人』(戦闘能力以外を最低保証50)
武器:ドラゴンキラー(ドラゴン系にダメージ増)
防具:タワーシールド
習得魔法:氷魔法 闇魔法
(経験値2/15……レベル6)

・中華
【筋力】42【素早さ】89【HP】??+4【MP】14【中華料理】99【顔面】56【加護】10【運命力】29
『救世主の資格』(【運命力】と【求心力】追加)
武器:ボーンランス
防具:オブシディアンアーマー
(経験値0/15……レベル6)

・氷魔【筋力】??+15【HP】??+4【MP】108【素早さ】62【料理】37【顔面】12【加護】20
『消費MP1/2』
武器:ホークワンド(魔法ダメージ+5)
防具:ミッドナイトローブ
装飾品:冷却懐中時計(氷ダメージ+5)
習得魔法:極大氷魔法
(経験値12/17……レベル8)

・やる気
【筋力】113【HP】??+4【MP】100 【素早さ】115【顔面】16【加護】20
武器:スパイラルランス
防具:オブシディアンアーマー
習得魔法:回復魔法
(経験値2/15……レベル6)

・ぶりっ子
【筋力】55 【HP】??+5【MP】101【素早さ】46【加護】10
【顔面】38
『誘惑』(【顔面】以下の【MP】の生物をたまに行動阻止)
『やりくり術』(アイテム値段を二割引)
『ドジっ子』(ランダム攻撃の対象から外れ、【顔面】+10)
武器:ドラゴンキラー
防具:タワーシールド
習得魔法:氷魔法
(経験値0/16……レベル7)

【ギルドの資金】269575

本部長「氷の上なら狙った場所に届くカーリングストーン爆弾だ」

氷魔「……げ……」

やる気「ははっ、これで訓練で有利になったっすね」

中華「……いや、それはどうかな?」

男「ああ。確かに訓練にも使えるが……」

中華「初対面で氷魔がやった、そこら中がスケートリンクのようになる極大氷魔法……あれと組み合わせれば強力だろうね」

男「問題はわざわざ爆弾を使わなくても大体極大氷魔法で敵は倒せるってとこだな」

そして、肉体トレーニングに関しては特に先日と変わらずにこなした
ただ、慣れはしても肉体に溜まる疲労は先日と同じだった


本部長「……よし休憩だ!カモン!二人とも!」

メイド「失礼いたします」

ぶりっ子「し、失礼いたします……」

やる気「あ!どこ行ってたんすか?」

ぶりっ子「厨房でドリンクを作ってましたぁ」

メイド「彼女が望んだことです。残念かもしれませんが、適材適所という言葉もございます」

氷魔「……なるほど……」

ぶりっ子「……こちらドリンクです」


彼女は妙に緊張した面持ちだ。
このドリンク……何かあるだろう。


中華「どうもありがとう」

男「これはどういうドリンクなんだ?」

ぶりっ子「>>下1」

ぶりっ子「ハーブエキス入りマムシドリンクです」

中華「あー……確かにそうだね」

メイド「おや、分かっていらっしゃるのですね」

中華「一応どっちも僕の料理で使えるからね。これは効くよ」


彼は楽しそうに飲んでいる

どうしてドリンクだけであそこまで楽しそうなのだろうか、とぶりっ子は思った

そして同時に、ちょっと料理ができるからって余裕ぶってドリンクを飲む彼を少し妬ましく思った


メイド「……ぶりっ子さん」

ぶりっ子「え、あはい」

メイド「よくないことを考えていましたね?」

ぶりっ子「……はい」

メイド「褒められた行いではありません。止めるべきですが……ふふ、頑張る理由はできたんじゃないですか?」

その後食堂で昼食を摂り、一行はふたたび外に集められた
これはぶりっ子も例外でなかった


本部長「よし!心して聞きたまえ!」

男「はい」

本部長「ギルドの本部からいくつかの依頼が回されてきた!そしてその中から君たちに丁度よさそうな物を見繕ったので、是非達成してもらいたい!」

中華「して、その内容とはなんですか?」

本部長「>>下1」

本部長「まず最初に性欲盛んなゴブリンの洞窟ではぐれた可愛い妹を探してください。というものだ」

やる気「重い!重いっすよ!」

本部長「そうだな。だから選んだ」

ぶりっ子「趣味悪いですね!でもとにかく急がなきゃ!」

氷魔「……そうですね……」

メイド「馬車は手配しておきました。本来なら徒歩で移動してもらいたいですが、今回は我々だけの問題ではありませんので」


ギルドの一行はバタバタしながらも急いで馬車に乗り込んだ

およそ20分後、洞窟の入口にやってきた
洞窟は岩にくり貫かれた横穴のようなタイプで、中は暗い


男「よし!急ぐぞ!」

中華「焦りすぎないでね」

氷魔「……怖いですね……」


一行は周りに注意を払いつつ、洞窟を進んでいった


>>下1コンマ……発生イベント

1~40……何もなし
41~80……オークが現れた!
81~90……オークのボスだ!
91~100……依頼のターゲット発見!

オーク「ぐふふ……」


洞窟を進んでいくと、オークの群れに遭遇した


ぶりっ子「豚野郎ども……」

男「なんか言ったか?」

ぶりっ子「なんでもないですぅ」

オークB「なんだお前ら?さっさと帰れ!」

中華「それは無理な相談だね。ここに人間の女性が訪ねてきただろう。どこへやった」

オークC「んー?知らんなぁ~!」

氷魔「……うわ……絶対嘘ついてますよ……」

オークD「でもお前らは見逃してやってもいいぞ。別に興奮しないし……」

ぶりっ子「ちょっとどういう意味ですかそれ!?」

やる気「ひどいこと言うっすね!?」

氷魔「……ぶっ潰します……!」

戦闘開始
オークの【素早さ】65 やる気の【素早さ】115


中華「相手の頭数が多い。ここは各個撃破でいこう!」

氷魔「……ならば、私が一匹仕留めます……極大氷結魔法!」


氷魔はオークの一人を目掛けて魔法を発動した


>>下1コンマ÷2+10……魔法のダメージ
(オークのHPは20)

本日はここまでです
ありがとうございました

・男
【筋力】42【HP】??+6【素早さ】104【MP】48【顔面】50【料理】91【中華料理】77【加護】20
『平凡人』(戦闘能力以外を最低保証50)
武器:ドラゴンキラー(ドラゴン系にダメージ増)
防具:タワーシールド
習得魔法:氷魔法 闇魔法
(経験値2/15……レベル6)

・中華
【筋力】42【素早さ】89【HP】??+4【MP】14【中華料理】99【顔面】56【加護】10【運命力】29
『救世主の資格』(【運命力】と【求心力】追加)
武器:ボーンランス
防具:オブシディアンアーマー
(経験値0/15……レベル6)

・氷魔【筋力】??+15【HP】??+4【MP】108【素早さ】62【料理】37【顔面】12【加護】20
『消費MP1/2』
武器:ホークワンド(魔法ダメージ+5)
防具:ミッドナイトローブ
装飾品:冷却懐中時計(氷ダメージ+5)
習得魔法:極大氷魔法
(経験値12/17……レベル8)

・やる気
【筋力】113【HP】??+4【MP】100 【素早さ】115【顔面】16【加護】20
武器:スパイラルランス
防具:オブシディアンアーマー
習得魔法:回復魔法
所持:氷の上なら狙った場所に届くカーリングストーン爆弾
(経験値2/15……レベル6)

・ぶりっ子
【筋力】55 【HP】??+5【MP】101【素早さ】46【加護】10
【顔面】38
『誘惑』(【顔面】以下の【MP】の生物をたまに行動阻止)
『やりくり術』(アイテム値段を二割引)
『ドジっ子』(ランダム攻撃の対象から外れ、【顔面】+10)
武器:ドラゴンキラー
防具:タワーシールド
習得魔法:氷魔法
(経験値0/16……レベル7)

【ギルドの資金】269575

34ダメージ!氷魔がレベルアップ!


彼女が放った魔法は、巨大な氷の槍となってオークを貫いた


オークA「……っ!?」

オークB「なんだありゃ……!」

男「おっと!ビビってる場合か!?俺たちもあいつ程じゃないが氷魔法が撃てるんだぜ!」

ぶりっ子「その通り!文字通り死ぬほど後悔させてあげますよぉ!」


>>下1コンマ下一桁×2……合体魔法のダメージ

10ダメージ!


氷の礫がオークの肉体を傷付ける


オークB「く……あまり効かないな」

男「うーん!大人しく武器で殴った方が強いな!」

ぶりっ子「傷付けるのも傷付けられるのも怖いんですけど」

中華「じゃあ僕がとどめを刺すよ」

やる気「俺っちはまだ健在のオークをやるっすよ!」


>>下1コンマ下一桁×2……中華の攻撃ダメージ
>>下2コンマ下一桁×3……やる気の攻撃ダメージ

中華は14ダメージ!
やる気は21ダメージ!レベルアップ!


二人の槍がそれぞれオークの心臓を貫く
オークの腹に付いた分厚い脂肪と筋肉の層を突き破ったのだ


中華「よし!」

やる気「あと2体っすね!」

オークD「こいつら……ここで殺さねばまずい!」

オークE「行くぞ!」


>>下1コンマ下一桁×3……オークの攻撃のダメージ
>>下2コンマ……攻撃の対象

対象のコンマテーブル忘れてました
1~20……男
21~40……中華
41~60……氷魔
61~80……やる気
81~100……ぶりっ子
です


やる気「げ!こっち来た!」

オークD「死ね!筋肉!」

オークE「ここがお前の墓場だ!」


>>下1コンマ……42以下で男が突き飛ばして回避させる

オーク二体がやる気青年の肉体をその豪腕で拘束し、壁に叩きつけた


やる気「ぐあぁっ!!」

男「おい!大丈夫か!?」

やる気「へっ……こんなんかすり傷っすよ」

オークD「おらぁ!」

やる気「ぐっ……!」


>>下1コンマ下一桁+10……やる気の【HP】

本日はここまでです
ありがとうございました

・男
【筋力】42【HP】??+6【素早さ】104【MP】48【顔面】50【料理】91【中華料理】77【加護】20
『平凡人』(戦闘能力以外を最低保証50)
武器:ドラゴンキラー(ドラゴン系にダメージ増)
防具:タワーシールド
習得魔法:氷魔法 闇魔法
(経験値2/15……レベル6)

・中華
【筋力】42【素早さ】89【HP】??+4【MP】14【中華料理】99【顔面】56【加護】10【運命力】29
『救世主の資格』(【運命力】と【求心力】追加)
武器:ボーンランス
防具:オブシディアンアーマー
(経験値0/15……レベル6)

・氷魔【筋力】??+15【HP】??+4【MP】108【素早さ】62【料理】37【顔面】12【加護】20
『消費MP1/2』
武器:ホークワンド(魔法ダメージ+5)
防具:ミッドナイトローブ
装飾品:冷却懐中時計(氷ダメージ+5)
習得魔法:極大氷魔法
(経験値12/17……レベル8)

・やる気
【筋力】113【HP】12【MP】100 【素早さ】115【顔面】16【加護】20
武器:スパイラルランス
防具:オブシディアンアーマー
習得魔法:回復魔法
所持:氷の上なら狙った場所に届くカーリングストーン爆弾
(経験値2/15……レベル6)

・ぶりっ子
【筋力】55 【HP】??+5【MP】101【素早さ】46【加護】10
【顔面】38
『誘惑』(【顔面】以下の【MP】の生物をたまに行動阻止)
『やりくり術』(アイテム値段を二割引)
『ドジっ子』(ランダム攻撃の対象から外れ、【顔面】+10)
武器:ドラゴンキラー
防具:タワーシールド
習得魔法:氷魔法
(経験値0/16……レベル7)

【ギルドの資金】269575

オブシディアンアーマーがダメージをカット!
やる気は9ダメージを受けた


彼は相当なダメージを受け、ボロボロの状態だ
しかし、まだ死んではいない


中華「おのれ……絶対に許さない!」

男「待て!勝手に先行するな!……くそっ!」


中華料理人は仲間が傷つけられたことにひどく怒り、槍を構えて突撃した
彼の一撃で確実にオークを倒しきれるか不安な男はその健脚で彼に追い付き、連携攻撃に入った


>>下1コンマ下一桁×4……連携攻撃のダメージ

36ダメージ!男がレベルアップ!中華は2レベルアップ!


男「でりゃあ!」

オークD「うっ……」

中華「これで二つめの心臓だ」

やる気「……それじゃ……あのオークも倒して……やるっす!」

ぶりっ子「無理しちゃいけません!回復に徹して下さい!」

やる気「それよりもあいつを今ここで確実に倒した方が安全っすよ……!」

ぶりっ子「なら私もいきます!」


>>下1コンマ下一桁×6……二人の連携のダメージ

12ダメージ!


オークE「っ……だが!パワーが足りてなさすぎるぜ!」

やる気「……くそっ……」

ぶりっ子「や、やっぱり……ダメージを受けてパワーが落ちているんですよぉ!」

やる気「……なんちゃって!」


彼は持っていたカーリング爆弾を取り出し、オークに向かって滑らせた

オークE「ぐお!?」


オークは爆発のダメージを受けて爆発四散した


やる気「残念だったっすね……」

氷魔「……逆に怖いです……」

中華「戦闘に関することだと何でも強いね」

ぶりっ子「あ!あれ見てください!」


爆発したはずの爆弾は、まだそこにあった

傷ついているものの、まだ使えそうだ。

男「めちゃくちゃだな……なんでオークは死んだのに爆弾は無事なんだ」

氷魔「……あの人が作ったとしたら……どんなことがあっても不思議ではありません」

やる気「回復魔法!」


やる気青年の傷がほとんど塞がった


やる気「回復魔法!」


やる気青年は完全に回復した!

中華「もう万全かい?」

やる気「うす!行くっすよ!」


あれほどのダメージを受けたというのに、まるで気にしていない様子で彼は歩き出した


>>下1コンマ……発生イベント

1~20……罠だ!
21~30……オークが現れた!
31~70……オークのボスだ!
81~90……依頼のターゲット発見!
91~100……トレジャー!

戦闘の前に前回の戦闘でのレベルアップを処理します


男と中華料理人がレベルアップしました
>>下1コンマ……男の成長
>>下2コンマ……中華料理人の成長

~男の成長テーブル~
01~20で筋力+2
21~40でHP+2
41~60でMP+2
61~80で素早さ+2
81~90で全能力+3
それ以上またはゾロ目で何かが起こる

~中華料理人の成長テーブル~
01~20で筋力+2
21~40でHP+2
41~60でMP+1
61~80で素早さ+3
81~90で全能力+3
それ以上またはゾロ目で何かが起こる

男の【筋力】45【素早さ】107【MP】51
中華料理人の【MP】15

氷魔がレベルアップしました

>>下1コンマ……中華料理人の成長
>>下2コンマ……氷魔の成長

~中華料理人の成長テーブル~
01~20で筋力+2
21~40でHP+2
41~60でMP+1
61~80で素早さ+3
81~90で全能力+3
それ以上またはゾロ目で何かが起こる

~氷魔の成長テーブル~
01~20で筋力+1
21~40でHP+1
41~60でMP+5
61~80で素早さ+1
81~90で全能力+3
それ以上またはゾロ目で何かが起こる

本日はここまでです
ありがとうございました

・男
【筋力】45【HP】??+6【素早さ】107【MP】51【顔面】50【料理】91【中華料理】77【加護】20
『平凡人』(戦闘能力以外を最低保証50)
武器:ドラゴンキラー(ドラゴン系にダメージ増)
防具:タワーシールド
習得魔法:氷魔法 闇魔法
(経験値10/16……レベル7)

・中華
【筋力】42【素早さ】92【HP】??+4【MP】15【中華料理】99【顔面】56【加護】10【運命力】29
『救世主の資格』(【運命力】と【求心力】追加)
武器:ボーンランス
防具:オブシディアンアーマー
(経験値1/17……レベル8)

・氷魔【筋力】??+15【HP】??+4【MP】113【素早さ】62【料理】37【顔面】12【加護】20
『消費MP1/2』
武器:ホークワンド(魔法ダメージ+5)
防具:ミッドナイトローブ
装飾品:冷却懐中時計(氷ダメージ+5)
習得魔法:極大氷魔法
(経験値15/18……レベル9)

・やる気
【筋力】113【HP】12【MP】100 【素早さ】115【顔面】16【加護】20
武器:スパイラルランス
防具:オブシディアンアーマー
習得魔法:回復魔法
所持:氷の上なら狙った場所に届くカーリングストーン爆弾
(経験値13/16……レベル7)

・ぶりっ子
【筋力】55 【HP】??+5【MP】101【素早さ】46【加護】10
【顔面】38
『誘惑』(【顔面】以下の【MP】の生物をたまに行動阻止)
『やりくり術』(アイテム値段を二割引)
『ドジっ子』(ランダム攻撃の対象から外れ、【顔面】+10)
武器:ドラゴンキラー
防具:タワーシールド
習得魔法:氷魔法
(経験値11/16……レベル7)

【ギルドの資金】269575

オーク3体との戦闘です

先ほどと同様、男たちの先攻です


男「ここは……氷魔のMPを温存する作戦でいこう」

オークG「温存?油断なんてしてるとそのまま死ぬぜ」

男「どうせお前らにはボスがいるんだろ?」

オークH「……さぁな!」

男「まぁいい、食らえ!」


>>下1コンマ下一桁×2.5……男の攻撃のダメージ

23ダメージ!男はレベルアップ!


男の剣はオークの首元を正確に捉え、
ドラゴンキラーの返しで掻き斬った


オークF「か……ぁ……!」

男「言っておくが、もう油断なんてしない」

中華「……ふ、そうだね。ノーダメージを狙おう」

やる気「じゃ、次は俺っちすよ!」


>>下1コンマ下一桁×4……やる気の与えたダメージ

20ダメージジャストキル!やる気青年は2レベルアップ!


オークG「ぐ……」

やる気「スパイラルランスはその名の通り回転するっす……お前の内臓それぞれはもはやあるべき所にないっすよ」


オークGは槍の一撃で即死した


中華「さて……それじゃあラストにしようか!」

ぶりっ子「はい!これで終わらせます!」


>>下1コンマ下一桁×5……連携攻撃のダメージ

20ダメージジャストキル!ぶりっ子がレベルアップ!


ぶりっ子「そりゃそりゃ!」


ぶりっ子は恐れを全面に出した守りの剣術でオークを攻撃する


オークH「む……ここは!」


その剣術を崩そうと強烈な一撃を放とうとするオークに向かい、溜めの隙をついた中華料理人の正確無比な一撃がオークの心臓を貫く


中華「……僕を忘れないことだ」

氷魔「……見事です……私が……何もせずに終わってしまいましたね」

男「そのための戦法だからな」

男とやる気がレベルアップしました

>>下1コンマ……男の成長
>>下2コンマ……やる気青年の成長

~男の成長テーブル~
01~20で筋力+2
21~40でHP+2
41~60でMP+2
61~80で素早さ+2
81~90で全能力+3
それ以上またはゾロ目で何かが起こる

~やる気青年の成長テーブル~
01~20で筋力+2
21~40でHP+2
41~60でMP+1
61~80で素早さ+3
81~90で全能力+3
それ以上またはゾロ目で何かが起こる

本日はここまでです
ありがとうございました

・男
【筋力】45【HP】??+8【素早さ】107【MP】51【顔面】50【料理】91【中華料理】77【加護】20
『平凡人』(戦闘能力以外を最低保証50)
武器:ドラゴンキラー(ドラゴン系にダメージ増)
防具:タワーシールド
習得魔法:氷魔法 闇魔法
(経験値14/17……レベル8)

・中華
【筋力】42【素早さ】92【HP】??+4【MP】15【中華料理】99【顔面】56【加護】10【運命力】29
『救世主の資格』(【運命力】と【求心力】追加)
武器:ボーンランス
防具:オブシディアンアーマー
(経験値11/17……レベル8)

・氷魔【筋力】??+15【HP】??+4【MP】113【素早さ】62【料理】37【顔面】12【加護】20
『消費MP1/2』
武器:ホークワンド(魔法ダメージ+5)
防具:ミッドナイトローブ
装飾品:冷却懐中時計(氷ダメージ+5)
習得魔法:極大氷魔法
(経験値15/18……レベル9)

・やる気
【筋力】113【HP】14【MP】100 【素早さ】115【顔面】16【加護】20
武器:スパイラルランス
防具:オブシディアンアーマー
習得魔法:回復魔法
所持:氷の上なら狙った場所に届くカーリングストーン爆弾
(経験値0/18……レベル9)

・ぶりっ子
【筋力】55 【HP】??+5【MP】101【素早さ】46【加護】10
【顔面】38
『誘惑』(【顔面】以下の【MP】の生物をたまに行動阻止)
『やりくり術』(アイテム値段を二割引)
『ドジっ子』(ランダム攻撃の対象から外れ、【顔面】+10)
武器:ドラゴンキラー
防具:タワーシールド
習得魔法:氷魔法
(経験値5/17……レベル8)

【ギルドの資金】269575

やる気とぶりっ子がレベルアップしました
>>下1コンマ……やる気青年の成長
>>下2コンマ……ぶりっ子の成長

~やる気青年の成長テーブル~
01~20で筋力+2
21~40でHP+2
41~60でMP+1
61~80で素早さ+3
81~90で全能力+3
それ以上またはゾロ目で何かが起こる

~ぶりっ子の成長テーブル~
01~20で筋力+2
21~40でHP+1
41~60でMP+3
61~80で素早さ+2
81~90で全能力+3
それ以上またはゾロ目で何かが起こる

やる気の【MP】101
ぶりっ子の【筋力】57


やる気「じゃ、オークどもも倒しましたし、突き進むっすよ!」

ぶりっ子「流石に疲れてきましたぁ……」

中華「しかし、親玉がいる可能性もある。まだ疲れに負けるべきじゃないだろうね」

氷魔「そうですね……」

洞窟は進めば進むほどじめじめしてくる
オークの製作したと思われる原始的構造物が散見され、人のほとんど踏み入らない領域であることが伺える


男「結構進んだな」

氷魔「……風の流れからして……もうあまり奥はないでしょう……」

やる気「へぇ……そんなの分かるんすね」

氷魔「……まぁ……こういう経験もありますからね……」


>>下1コンマ……発生イベント

1~20……罠だ!
21~60……オークのボスだ!
61~80……依頼のターゲット発見!
81~100……トレジャー!

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