【安価】続・ハーレムシミュレーター 第二部【R-18】 (999)

「はぁ…はぁっ…」

 身体が寒い。分厚い毛布を被っているのに、震えが止まらない。息が苦しい。
 夜が明けるまでに、アスラの体調は更に悪化した。

「ミルク粥です…食べられますか」

「…っ、はっ」

 薄く目を開けると、椀と匙を持ったミーア。どうにか身体を起こし、手を伸ばそうとして…ベッドから、転げ落ちた。



 噂話が聞こえる…

 ___勇者が体調を崩されたと…

 ___直ちに帰国させるべきだ。エルフ共は、一体何をしていたのだ?

 ___必ず、妾の元へ連れ戻せ。必ずだ!



「…?」

 言い争う声で、アスラは目を覚ました。



「だから、今動かせるわけ無いって言ってるだろうが!」

「これ以上ここに置いても、より悪くなるだけです! 我が領で、適切な医療を…」



「何…?」

「! アスラ様」

 窓から顔を出すと、外でラーラと諍いになっていたのは、クリストラ城メイド長のジャニスであった。後ろには、3人の部下も控えている。

「アスラ様が、お体を壊されたとお聞きして…すぐに、クリストラへ帰りましょう。ここは寒く、療養には不適です」

「森の中なら、気候はそう変わらない。看病だってしてる」

「それが至らぬから、このようなことになったのでしょう!」

「知るかよ! この寒い季節の夜にふらふら出歩いて、風邪引いてるってのに休みもしないで石の街まで行って…こいつには、良い薬になっただろうよ」

「な、何ということを…」

 ジャニスは息を呑んだ。

「自分たちの監督不行き届きの責任を、アスラ様に押し付けるとは…」

「こいつが、てめえでてめえの面倒も見切れねえガキだって、そう言いたいのかよ! ええ?!」

「ま、待って…っ、げほっ」

「フェバ、マルタ、メイ。すぐに、アスラ様を馬車へ」

 言いかけたその時、にわかに物々しい足音が響いた。
 現れたのは、オリエズマの女たち。北岸だけでなく、南岸の者もいる。その先頭に立って、ランメイが声を上げた。

「玉太后の勅命により、アスラ王を我が領へお連れ申し上げに参りました。…さあ、行きましょう」

「ま、待てよ…」

 教会に押し入ろうとする一団の前に、ラーラが慌てて立ち塞がった。

「邪魔をするな、バルバス」

 低い声で言ったのは、シェンウェン。腰には、大ぶりの曲剣を佩いている。

「もしもの時は実力行使をもやむを得ぬと、ユィーキ様のお達しだ」

「クソッ、どいつもこいつも…」

「お止めなさい! アスラ様はクリストラのお方です。療養は故郷たるクリストラが最も適しています」

「か、神の家で、流血沙汰など、あっては…」

 青褪めるミーア。アスラは…



安価下3票先取 どうする?
①バルバス領に残る

②クリストラ領へ行く

③オリエズマ領へ行く

「ま…待てよ…勝手なこと、言うなよ、げほっ」

 窓から身を乗り出し、アスラは割り込んだ。

「おれは、どこへも行かないぞ」

「ほら、こう言ってるぜ」

 ラーラは、クリストラとオリエズマの人々を睨んだ。

「アスラは責任を持って看病する。だから、もう帰れ」

「…」

「…アスラ様」

 ジャニスは、アスラの顔をじっと見て言った。

「それは、本心ですか? このエルフに脅されては」

「無いよ。無い。だから、帰ってくれ…寒いだろ。おれも寒い…くしゅっ」

 アスラは窓を閉めると、毛布にくるまって目を閉じた。



「…っ」

 蒸し暑い感触に、アスラは目を覚ました。

「…!」

「…ん…」

 いつの間にか、ラーラがベッドに横たわって、アスラを胸に抱いていた。

「起きたか…具合はどうだ」

「少し、良い」

「そうか。…悪かった」

「良いよ。ごほっ…おれのせいだ」

「…」

 もぞり。ラーラが動くと、彼の胸でラーラの乳房がくにゃりと形を変えた。彼女は、全くの裸であった。



安価下 どうする?

 何かしようとして…止めた。ここで体を休めなかったから、今こんなことになっているのだ。
 アスラは、目を閉じた。



「…んくっ。おかわり無いかな」

「ええ、お粥で良ければ。…もう、身体は大丈夫ですか?」

「ああ。すっかり良くなったよ」

 ミーアから、椀一杯のミルク粥を受け取ると、匙で掻き込む。これで2杯目だ。
 あれほど酷かった寒気やだるさはすっかり消えて、身体が軽い。

「だけど、まだ無理はするなよ」

「分かってるよ。…」

 釘を刺すラーラに返事すると、白湯を一口飲んだ。



安価下1〜3でコンマ最大 どうする?(2/5日目 午前)
①もう少し寝る

②図書室に行ってみる

③その他要記述



「…あら」

 立ち並ぶ本棚の間で、座って本を読んでいたアルは、アスラに気付くと顔を上げた。

「もう風邪は治ったのかしら」

「もう大丈夫だよ」

「そう」

 短く答えて…ふと、彼女は言った。

「コラール…私と、あなたの子も、ひどい風邪を引いたことがあったわ。治る前に無理してこじらせるのは、父親譲りね」

「…」

「あ…何か、読まれますか…?」

 ガンシュテナが、おずおずと声をかけた。



安価下 何の本を読む?



「油を敷いたフライパンで玉ねぎを弱火で炒め…」

 アスラが読んでいるのは、料理の本。以前ミーアに言った料理に興味があるというのは、別に方便というわけでもなく、純粋に料理をしてみたいと思っていた。
 ちなみに、今読んでいるのはハンバーグのレシピだ。サトン領ではラクマがハンバーグと称する挽き肉の塊焼きを出したことがあるが、やはり全く違う。今度、教えてあげよう。



安価下1〜3でコンマ最大 どうする?(2/5日目 午後)
①寝る

②もう少し読書

③その他要記述

ねる

『Harem Simulator』





「父さん…シーヴァについて書かれた本って無いかな」

「…」

 すると、アルは机の上から、一冊の真新しい本を取り上げ、差し出した。

「ここに。私の私見で良ければ、ここに記してあるわ」

「ありがとう」



「勇者シーヴァ。タルスムの行商人ヴァルナと、クリストラの看護師アンナの子。30歳手前で精霊の信託(?)を受け、決起。その後は各地の精霊の加護を受け、世界を分かつ『帳』を払い、人々を救った」

「『私』が彼の旅に同行したとき、彼は46歳だった。雨の帳を払い、嵐の精霊を打ち倒した彼は、島国のサムライや大陸の兵士を引き連れて西へ。幾つもの山を越え、獣のバルバスたちを服従させ、砂の帳を払った。…」

 おそらく、その過程で降参したのが、ロウルの父親だろう。ルナの統べていた『密林』も、この中に含まれるかも知れない。
 本はかなり分厚い。全て読むと、時間がかかりそうだ。



安価下1〜3でコンマ最大 何について読む?

分かりにくいか

安価下1〜3でコンマ最大 どれについて読む?
①勇者の戦いぶりについて

②勇者の仲間について

③勇者の好きなものについて

④その他要記述

「父さんは、何が好きだったんだろう?」

 ページを手繰っていくと、目当ての記述を見つけた。

「シーヴァは、酒を好んだ。タルスムでは宗教上の理由で酒が飲めない。彼はクリストラで生まれたが、飲酒は父に禁じられていたそうだ。旅立ち、父から離れた反動もあるのだろう。各地を旅する中で、その土地の酒を求めてはよく飲んだ。彼はいくら飲んでも酔わず、先に酔い潰れた仲間たちを夜明けまで見守った」

 酒好きだったとは、意外だ。サトンの戦士たちは酒盛りに喜んで参加したが、父の面影を見たのかも知れない。最も、彼女らが直接父と接した可能性は低いだろうが…



安価下コンマ ゾロ目で…

「…ここまでか」

 ページの途中で文字が終わってしまった。次のページからは他の話題だろう。
 アスラは本を閉じ、アルに返した。

「ふぁ…疲れた」

 病み上がりでずっと本を読んでいたせいで、頭が痛い。早めに寝た方が良いだろう…



安価下1〜3でコンマ最大 どうする?(2/5日目 夜)
①寝る

②その他要記述(コンマ70以下で寝落ち)



「おやすみ」

「ええ、おやすみなさいませ」

 ベッドに入ると、すぐに眠りに落ちた…



安価下コンマ ゾロ目で…



「…んーっ」

 大きく伸びをした。ゆっくり休んだおかげで、身体が軽い。すっかり風邪も治ったようだ。

「おはようございます…あら」

 起こしに来たミーアが、すっくと立ち上がるアスラに気付いた。

「もう、体調はよろしいですか?」

「ああ。すっかり良くなった」

「それは良かったです」



安価下1〜3でコンマ最大 どうする?(3/5日目 午前)
①ジオの調教

②狩り

③石の街に行く

④その他要記述

ねる



 教会の裏に行くと、ジオは何かの獣の背骨をがりがり齧っていた。彼は、アスラが近付いてくるのに気付くと、顔を上げ…ぶるんと鼻を鳴らし、また骨を齧り始めた。

「悪かった、悪かったよ。しばらく一人にして…」

 アスラはなだめるように、長いたてがみを撫でた。すっかり葉の無くなった枝から綱を外すと、軽く引っ張った。

「ほら、練習するぞ。今日は…」



 住処と食べ物が足りていれば、そこまで暴れないことが分かった。少なくともバルバス相手なら、敵意を剥き出しにすることも少ない。
 となると、後は主を素直に背中に乗せてくれるだけだ。

「座れ」

 鼻先を叩くと、勢いよく鼻息を吹いた。カチカチと牙を噛み合わせる。

「そうじゃなくて、座れってば…」



安価下コンマ
01〜30 乗れない
31〜70 なんとか
71〜98 普通に
ゾロ目 悲鳴



「いいか…大人しくしてろよ…それっ」

 どうにか雪の上に座らせると、大きな背中に跨った。

「よし、立て…うおっ!」

 ジオがすっくと立ち上がった瞬間、雪の積もった枝の中に頭が突っ込まれ、アスラは慌てた。一方のジオは冷静に、数歩進んで木の無い場所へ出ていた。

「あ、う…どうも…」

 ジオは、ふんと鼻を鳴らした。
 草原で走った時は興奮していたから気にならなかったが、こうしてみるとかなり高い。ジオを、というよりは、アスラが慣れていく必要がありそうだ。

「よし、もう座っていいぞ。…座れ、座れってば!」





安価下1〜3でコンマ最大 どうする?(3/5日目 午後)
①もう少し乗馬の練習

②教会で一休み

③森を散策

④その他要記述



 教会で一休みすることにした。

「どうぞ、お茶を淹れましたよ」

 チーズケーキと紅茶を持って、ミーアがやって来た。

「ありがとう。…ラーラは?」

「ラーラさん…そう言えば、今朝から見てませんね。シャナルさんと、狩りにでも行かれたのでしょうか」



安価下コンマ
01〜40 お茶を楽しんだ。
41〜60 ジーナがやって来た
61〜80 クリスタが入ってきた
81〜98 風の精霊
ゾロ目 騒ぎ

 平和なお茶会を楽しんだ。

「よう、戻ったぞ」

「おかえり。どこに行ってたんだ?」

「ちょいと、小用をな」

 手や体についた雪を払いながら、ラーラは答えた。流石に、いつもの胸当てと前垂れの上から、毛皮のマントを羽織っている。



安価下1〜3でコンマ最大 どうする? 自由安価(3/5日目 夜)

20:00まで待つ



「どういう風の吹き回しだぁ?」

 マントを脱ぎながら、ラーラは尋ねた。最も、その顔は崩れているし、悪い気持ちでは無さそうだ。

「別に。そういう気分だったってだけ」

「そうかよ」

 ベッドに上がると、膝立ちのままアスラを見る。

「さ、どうする?」



安価下 プレイ内容(おまかせも可)



「はぁ…ちゅ…んっ♥」

 ひとしきり唇を重ね、舌を絡め合うと、ラーラはアスラをベッドに押し倒した。ズボンを脱がせ、ペニスを取り出すと、その上に跨った。
 短い前垂れの中から、たらりと液体が垂れてくる。その出処に、先端をあてがった。

「ん…あぁっ♥♥」

 一気に根本まで、肉棒が熱い穴に包まれた。
 豊満な乳房を揺らしながら、激しく腰を上下に振るラーラ。

「はあっ♥ あっ♥ んあっ♥」

 動きながら胸当てに手を遣ると、ぐいと上にずらし、乳房を露わにした。

「ほら…好きだろ、触れよっ♥」

「…」

 アスラは…胸ではなく、腹に手を這わせた。

「んぅっ♥ なっ、何だよぉ…」

「…硬い」

「んっ、わ、悪いかよ…」

「良いなぁって」

 くっきりと割れた腹筋を指でなぞる。

「ん…ふぅぅ…っ♥ はぁっ♥」

 悩ましげな声が漏れ、膣穴がぎゅっと締まる。思い出したように、ラーラは腰を上下させた。

「…んあっ♥♥」

 筋肉の割れ目をなぞり、へそに指を入れる。ラーラは、ぶるりと震えながら腰を振った。

「んあぁ…やめっ…変な…ひぅっ♥」

「…出そう」

「! おいっ、そのタイミングで…っ、あ、ああっ」

「出るっ」

「っっっ♥♥ 出た、あぁっ…♥♥」

 熱い雌穴に、精液がどくどくと流れ込む。体温よりなお熱い子種に、ラーラは悶えた。



安価下コンマ ゾロ目で妊娠



「…起きたか」

 いつの間にか外は朝で、先に起きていたラーラが白湯の入ったカップを渡してきた。

「飲みな。目が覚める」

「ああ。…」

 よく吹き冷まして、一口。口の中が熱くなると、余計に部屋の寒さが身に沁みた。



安価下1〜3でコンマ最大 どうする?(4/5日目 午前)
①戦闘訓練

②狩り

③石の街に行く

④その他要記述



 ジオの綱を引き、石の街へ。この前はここで倒れてしまったが、今回は大丈夫だ。新しい雪は降っておらず、残っていた分が地面に固まっている。滑らないように気をつけよう。



安価下1〜3でコンマ最大 どうする?
①誰かの家に行く(https://haremsimulator.wiki.fc2.com/wiki/%E7%9F%B3%E3%81%AE%E8%A1%97 から1人併記)
②街を散策する

③はぐれ者の竹林に行く

④その他要記述

今日はここまで

遠出する予定ないから時間ある時はだいたい進めてると思う
それより前スレ余ってるからキャラ案投げて 森の仲間が足りなくなってきた

『Harem Simulator』





 高い木の幹を叩くと、リーリレウが降りてきた。彼女はいつになく急いでいる様子で、アスラの顔を見るなり何も言わず肩を掴み、さっさと巣まで飛び上がってしまった。
 巣の上で、卵を抱くとようやく彼女はアスラに向かって声を発した。

「寒い日は、あまり卵を離れちゃだめだ」

「ああ、ごめん」

「いい。…こうやって来てくれて、嬉しいぞ」



安価下 話題、行動

「最近」

 アスラは、リーリレウに質問した。

「何か、変わったことはなかった?」

「変わったことか?」

 彼女は首をひねった。

「そうだな…」



安価下コンマ
01〜20 忘れちゃった
21〜50 新入り
51〜70 久し振り
71〜98 珍しい顔
ゾロ目 物々しい

 しばらく考えて、不意にあっと声を上げた。

「そう言えば、珍しいのを見た…ぞ」

「どんな?」

「真っ白な女…あれは、雪の精霊、だな。竜の山に、行ったぞ」

「へえ、雪の精霊か」

 確かに、この季節にぴったりの存在だ。竜の山は標高が高く、特に寒い。街の雪は昼には融けてしまうが、山の方はずっと白い雪が積もっているから、雪の精霊には良い環境なのだろう。
 しばらく、リーリレウと語らった。



安価下1〜3でコンマ最大 どうする?(4/5日目 午後)
①誰かの家に行く(https://haremsimulator.wiki.fc2.com/wiki/%E7%9F%B3%E3%81%AE%E8%A1%97 から1人併記)

②はぐれ者の竹林に行く

③竜の山に行く

④その他要記述



 リーリレウの巣から降りてきたアスラは、半分埋まったような石の小屋の前にいた。他の家に比べると幾分手は込んでいるが、どうも細部に粗が目立つ。中途半端なのだ。
 見ていると、中から一人の獣人が顔を出した。猫の女だ。

「何だにゃ…っ!!?」

 黄色いレインコートを着たこの猫娘は、アスラを見て、それからジオを見て竦み上がった。

「なっ…何の用だにゃ…?」

「この前はお話できなかったから」

 すると彼女は、顔をしかめた。

「そっちから来られると、逆ににゃー…ていうか、寒いにゃ。レインコートも、寒さだけは防げないんだにゃあ」

「じゃあ早く入ろうよ。ほら」

「んぐっ…強引だにゃぁ…」



安価下1〜3でコンマ最大 話題や行動

続きは来年

「なっ、何するにゃあっ!?」

 家に入るなり自分を床に押し倒したアスラに、猫娘は叫んだ。ズボンを下ろして一物を露わにする彼に、更に叫んだ。

「にゃああっ!!?」

「そりゃあ、ここは『そのための』場所だからな」

「そのためって…ってぇ! めくるにゃっ」

 レインコートを捲り上げると、薄い毛に覆われた下半身が露わになった。彼女は、コートの下に何も着ていなかった。
 ボタンを毟るように外し、見た目に合わず豊満な胸を掴む。猫娘は喚きながら、アスラの腕に爪を立てる。

「はにゃせ、はにゃせっ」

「大人しく…しろっ!」

「な、何の騒ぎで…ひいぃっ!?」

 奥から、別の猫娘が出てきた。こちらは幾分背が高いが、起伏は控えめだ。彼女はアスラに気付くと、慌てて仲間の元へ駆け寄った。

「あっ、あねきっ、助けてっ」

「馬鹿っ! 勇者さまになんてことしてるのっ!」

「にゃ…?」

 青褪める猫娘。後から来たほうが、アスラにペコペコ頭を下げた。

「いっ、妹のミーニャが、ご迷惑おかけしてますぅ…どうぞ、好きにしてやってください…」

「やだっ! やだっ! 何するにゃ」

「お前はこれから、勇者さまと子作りをするの! 光栄に思いなさい」

「こづくり…っっ!?」

 脚を開かれて、もがくミーニャ。アスラは膝で腿を押し広げると、硬くなったペニスを閉じた割れ目に押し当てた。

「にゃあぁ…ちんちん、くっつけんにゃぁ…」

「くっつけないと、子作りできないよ」

 言いながら、竿で割れ目をぐいぐい擦る。

「やっ、にゃあぁ…おまたっ、恥ずかしいっ…にゃあっ……っ、痛っ!!?」

 まだ少ししか濡れていない膣穴に、ペニスを押し込んだ。

「いにゃあっ! やだっ! やああっ!?」

 もがく手首を床に押し付け、腰で抑えつけるように肉棒を挿入していく。ミーニャは泣きながら、腰をぶんぶん揺らして抵抗する。

「やらっっ! はにゃせっ、はにゃせっ」

「ゆっ、勇者さま…こ、こっちはわたしが押さえときますんで…」

 姉が、妹の両手を掴んだ。アスラは腰に持ち替えると、叩きつけるように腰を振った。

「いにゃあっ! やらっ! いたいっ、やだあっ!」

「我慢して…お願い、今は我慢して…っ」

 抵抗する妹を床に押さえつけながら、ぎゅっと目を閉じて呟く姉。
 泣き叫ぶミーニャの、狭い膣内に、たっぷりと射精した。



安価下コンマ ゾロ目で妊娠



「ひぐっ…えぐっ…」

 股を押さえて啜り泣くミーニャ。姉は、おずおずと頭を下げた。

「え、エレーニャって言います…ミーニャの姉で…」

「うん」

「あの、腕、大丈夫ですか…」

 ミーニャが爪を立てたせいで、アスラの腕にはくっきりと引っ掻き傷が残っている。
 エレーニャは突然、その場に土下座した。

「いっ、妹が、とんだ粗相を…わ、わたしで良ければ、何でもしますんで…」



安価下1〜3でコンマ最大 どうする? 自由安価(4/5日目 夜)

「いや、帰る」

「! そんな、ご気分を害されたなら…」

 慌てふためく姉を尻目に、アスラは石の街を後にした。



 外はもう暗い。森に踏み入ると、星の灯すら薄れ、辺りは暗闇に沈む。その中を、記憶を頼りに、ジオの綱を引き進んだ。



安価下コンマ
01〜10 無事に着いた
11〜60 道に迷った
61〜80 何かに襲われた
81〜98 誰かが襲われている
ゾロ目 闇



「どちら様ですか……っ、アスラ様!? 石の街から、歩いて来られたのですか?」

「そうだけど」

「お気をつけくださいね。夜の森は、とても危険ですので…」

 ミーアは、心配そうに言った。



安価下1〜3でコンマ最大 どうする? 自由安価



「石の街でさ」

 教会で、アスラは尋ねた。

「猫の獣人に会ったんだ。ミーニャと、その姉…名前は聞いてないけど」

「ええ、いるでしょうね。ここには、色々来ているもの」

 アルが、さして興味も無さそうに応えた。

「知ってる?」

 肩を竦めるアル。ラーラが、腕組して唸った。

「猫か…狼の連中と違って、あいつらの生活圏は人間と近かったから、表立って人間と敵対する奴らは少なかったな。いるにはいたが」

「どうして? 獣人だから?」

「不便だから、よ。獣人は皆そう。元の獣と比べたら、人間の身体はあまりにも貧弱だもの」

「ああ。…あの姉妹も、元はそうだったのかな…?」

 それにしては、家はそれなりにしっかりしていたし、一応服もちゃんと着ていた。人間が嫌いならそもそも後宮には来ないだろうし、来ても山の方にいるだろうから、あの姉妹はそこまで人間を嫌ってはいないのかもしれない。



 翌朝。外には、また雪が積もっていた。

「おはようございます。今日が、週の最終日ですね」

 起こしに来たミーアが、窓の外を見た。



安価下1〜3でコンマ最大 どうする?(5/5日目 午前)
①戦闘訓練

②狩り

③教会でだらだらする

④その他要記述

ねる

『Harem Simulator』



 外は寒いので、教会でゆっくりすることにした。

「ああ、それが良い。今日は狩りも休みだ」

 暖炉に火を熾しながら、ラーラが頷いた。



安価下コンマ
01〜10 特に何も起こらない
11〜30 ジーナが遊びに来た
31〜50 ユーリが遊びに来た
51〜60 ↑2人
61〜80 シャナルが何か持ってきた
81〜90 クリスタがやって来た
91〜98 窓の外に誰かいる
ゾロ目 襲撃



「おはようございます」

「お、シャナルか」

 教会の戸が開き、シャナルが顔を覗かせた。

「残滓が出たので、持ってきました。ジオのところに広げていて良いですか?」

「うん、そうして」

 少しして、彼女が教会に入ってきた。手には、片手ほどの瓶を3つ提げている。

「それは?」

「蜂蜜酒が出来たので、お持ちしました」

「おう、寒い時はこれに限るぜ。…」

 ほくほく顔で立ち上がるラーラ。台所に引っ込むと、ミーアと一緒にマグを持ってきた。一つをアスラに渡すと、シャナルが瓶の中身を注いだ。甘い香りが漂う。
 一口飲むと、薬草の匂いが鼻から全身に広がった。

「色々と混ぜてあります。身体が温まりますよ」

「確かに…」

 身体が熱くなってきた。これなら、一日を元気いっぱいに過ごせそうだ。



安価下1〜3でコンマ最大 どうする?
①戦闘訓練

②ジオの調教

③森を散策

④その他要記述



「よーし、今日もやるぞ」

 アスラが近寄ると、ジオは、何かのはらわたから顔を上げた。
 今日も騎乗の訓練だ。蜂蜜酒のおかげで、今日のアスラは気合が入っている。



安価下コンマ
01〜10 不調
11〜30 どうにか
31〜70 上手くいった
71〜98 とても上手く行った
ゾロ目 悲鳴



「…」

 アスラが手を挙げる。それだけで、ジオは前脚を折って頭を下げた。その背中に跨ると、ジオは再び立ち上がった。

「よし、進め。ゆっくりだぞ…」

 合図に合わせて、ジオが前進を始める。脚を高く上げ、一歩一歩行進していく。
 そのまま教会の周りを一周すると、再び合図して座らせ、背を降りた。

「…よし、完璧だ!」

 アスラはジオのたてがみを撫でた。

「よくやったぞ、ジオ!」

 ジオは、得意げに鼻を鳴らした。



安価下1〜3でコンマ最大 どうする? 自由安価(5/5日目 夜)

19:30まで待つ



 その夜、寝床に入る前に、アスラは教会にいる一同に質問している。

「あの後…おれが風邪引いて、この領に残るって決めた後…クリストラやオリエズマから何か言われたか?」

「いえ…私は何も聞いておりません」

「私もよ。ガンシュテナは、図書室からはあまり出ていないし」

 ミーアとアルが答える。
 ラーラも頷いた。

「あたしもだ。殺し合いを覚悟したが、案外すんなり引いてくれたな」

「そうか…なら、良かった」

「もうお休みになりますか。明日は早いですから、ゆっくりお休みくださいね」



「…」

「Zzz…」

「…おい」

「…っ、何…?」

 ベッドの上で、目を開ける。まだ外は真夜中で、窓から雪に反射した月の光だけが、ぼんやりと部屋の中を照らしていた。
 ベッドの傍らには、ラーラが立っていた。

「何、どうしたの…?」

「悪い。さっきのは、嘘だ」

「? ……!!?」

 彼女の言わんとすることを察し、彼は飛び起きた。

「じゃあ、本当は」

「3回…連れ戻しに来た奴らとかち合った。クリストラから1回、オリエズマから2回。全部、あたしたちで、教会に着く前に追い返した。だから、ミーアやアルたちは何も知らない。信じてくれ」

「まさか…あの時、教会にいなかったのは」

「オリエズマの刺客を、一人始末した。中々の手練だった」

「…っ」

 息を呑むアスラ。ラーラは、その肩に手を置いた。

「気負うな。自分を責めるな。どこに行ったって、同じことが起きてただろうよ。こっそり片を付けて、ずっと黙ってるのが一番だったんだろうが…あんたは、知ろうとした。それを無視するのは、あたしにはできなかった」

 深々と頭を下げ、絞り出すように言う。

「…済まなかった」

「…」

 何も言えずにいると、ラーラはさっと顔を上げ、彼に背中を向けた。

「待って、どこに」

「あたしはしばらく、姿をくらますことにした。もう、他の領からは完全に敵だと認識されたし…ここにいたら、他の皆に迷惑がかかる」

「待ってよ! そんなこと」

「本当は黙って去るつもりだった。…別れの挨拶ができて、良かった。……じゃあな。また…会おうぜ」

「待って! ラーラ、待ってよ! ラーラ…」

 寝室を飛び出し、教会を出て、ラーラの背を追う。しかし、見慣れた彼女の背中は、森の闇に踏み入るや、溶け込むように消えてしまった。



「おはようございます…あら」

 起こしに来たミーアは、既にベッドの上で座ってじっとしているアスラに気付いた。

「もう起きられていたんですね」

「…」

 赤い目で、黙り込むアスラ。ミーアが心配そうに、その顔を覗き込む。

「アスラ様…?」

「…ああ、ごめん」

 初めて気付いたように、アスラが顔を上げた。

「そろそろ出発だね。もう準備はできてる」



安価下3票先取 どこへ行く?
①クリストラ

②タルスム

③オリエズマ

④バルバス

サトン(バルバスと接していないので選択不可)

今日はここまで

キャラ案投げて投げて特にクリストラ

『Harem Simulator』



 噂話が聞こえる…

 ___何という、恐ろしい馬だ…

 ___きっと教皇猊下がお隠れになられて、世の中が乱れているのだわ!

 ___異教徒や異種族をこの地に置いているから、このようなことになるのだ。いっそ…





 城の前には、シャーロットとメイブが立っていた。

「おかえり、アスラ」

「おかえりなさいませ」

「ああ、戻った。…メイブは、もう大丈夫だね?」

「ええ」

 メイブは微笑んで…恐る恐る、彼の後ろに目を向けた。

「お噂には伺っておりましたが…」

「おっきい馬! 乗ってこなかったの?」

「まだ鞍が出来てないからね。でも、乗るだけなら大丈夫だよ」

 ジオは、落ち着かない様子で辺りを見回している。
 いつの間にか彼の周りには、城下の人々が集まって、遠巻きにこの魔物のような馬を眺めていた。

「…厩舎に連れて行こう。話はそれからだ」



安価下1〜3でコンマ最大 どうする?(1/5日目 午前)
①剣術の修行

②魔術の練習

③楽器の稽古

④その他要記述



「お久しぶりですね」

 リュートを調律しながら、ソフィーが言った。

「そうだね。…」

 長らく楽器が疎かになっていたことに気まずさを感じながらも、アスラは頷いた。数々の領を旅してきて、彼のリュートはすっかりボロボロになっていた。決して、手入れが疎かになっていたからではない…と、信じたい。
 しかし、そんな彼の思考を見透かすように、ソフィーはさらりと言った。

「では、勘を取り戻すところから始めましょう。まずは…」



 稽古を終えると、ソフィーが提案した。

「いかがでしょう。午後から、劇場に行きませんか?」

「劇場?」

「新しい劇ができたと…ご一緒に、いかがですか」

 誘うソフィーの頬が、わずかに赤らんでいることに、彼は気付いた。



安価下1〜3でコンマ最大 どうする?(1/5日目 午後)
①ソフィーとデート

②その他要記述



 舞台が煙に包まれると、祭壇の中からおどろおどろしい格好をした役者が飛び出してきた。
 祭壇を囲む修道女たちが、一斉にひれ伏す。

「我は邪神…この国を、支配する…!」

「何が邪神だ! マリーの仇…おれが、倒す! はあっ!」

 たちまち、華やかな剣戟が始まった。長剣を持つ主人公は邪神と斬り合いながら、割り込んでくる修道女をも斬り伏せていく。
 オーケストラとコーラスが、舞台を盛り上げる。



”父よ 大いなる主よ” ”守り給え 助け給え”

”教えこそ 彼の力 愛こそ 彼の力”





 ぼうっと舞台を見ていると、不意にソフィーが彼の手を握った。

「ソフィー?」

「…昔、あなたは私に、愛していると言ってくださいましたね」

「! そうだね」

「片時も忘れたことはありません。…ですが」

 彼女は、彼の目を見た。

「少し、遠くに行ってしまわれた気がします」

 そう言って、舞台に目を移す。そこで初めて、今演じられている劇が、数週間前に聖堂の地下で起きた出来事を基にしていることに気付いた。



安価下 発言、行動

「…確かに、色々あったね」

 アスラは、溜め息を吐いた。それから、真っ直ぐにソフィーを見つめた。

「でも、おれの気持ちは少しも変わってないよ」

「!」

「愛してる、ソフィー」

 肩を抱き寄せ、そのまま抱きしめ、そして唇を重ねた。

「んっ…アスラ、さま…っ♥」



安価下1〜3でコンマ最大 どうする? 自由安価(1/5日目 夜)
コンマ80以下でソフィーと寝る

今日はここまで



「ん…ちゅっ、は…ん…っ♥」

 ベッドの上で抱き合い、舌を絡め合う2人。既に一糸纏わぬ姿で、素肌を擦り合わせ、互いの身体を温め合う。
 出会った頃から大きかったソフィーの乳房は、更に大きく、柔らかくなった。かつて彼女がアスラの子を産んだ時には、色付いた乳首から滲む母乳を、彼も味わったものだ。

「あぁ…アスラ様」

 脚を広げ、青い茂みを広げてみせる。

「もう、魔術も要りませんね…私に、愛を」



安価下 プレイ内容

「あ…あぁ…っ♥」

「はぁっ…ふぅ」

 硬く勃起したペニスが、熱く蕩けた膣穴に呑み込まれていく。奥まで一つになると、2人は折り重なって抱き合った。
 そのまま、ゆっくりと腰を振る。

「あっ♥ んぁっ♥ ん…っ♥」

 唇を重ねると、膣がきゅうと、アスラに絡みついた。
 ゆっくり、ゆったりと、性器同士を擦り合わせる。融け合うような熱の中…

「…っ、あっ」

「はぁっ…♥」

「ソフィー、出ちゃった…」

 ソフィーは、両脚を彼の腰に絡めた。

「んっ♥ …いつでも…何度でも、私の膣内に…♥」

「んっ、はっ」

 射精しながら、もぞもぞと腰を揺する。とろとろとひだがうねり、アスラを包み込むと、魂ごと射精したかのような、心地よい脱力感に満たされていく。
 ソフィーの中で、ペニスが再び硬くなった。

「あ、あっ…♥」

 ゆっくりと腰を引き、ゆっくりと腰を進める。ぞくぞくと快感が走り、うなじに鳥肌が立つ。

「んむっ♥」

 唇を合わせ、舌を味わう。きゅっ、きゅっと、温かい粘膜が竦み、ペニスの凹凸にぴったりと吸い付く。

「ん、あっ…気持ちいいよ、ソフィー…っ」

「あぁっ、アスラ様…っ♥」

 柔らかな胸に彼を抱きしめると、ソフィーは歌うような、澄んだ声で囁いた。

「私のここが…アスラ様の、帰る場所です…あっ♥」

「うっ」

 とろとろの雌穴に、子種がどくどくと流れ込む。

「いつでも、出して…愛して、ください…んっ、あっ…んああっ♥♥」

 愛を注ぐアスラの男根を、ソフィーの女性器がきつく抱きしめた。ソフィーは、アスラを強く抱きしめた。



安価下コンマ ゾロ目 or 1の位が7で妊娠



 翌朝、ジャニスがアスラを起こしに来た。

「おはようございます。お体はもうよろしいですか?」

「ああ。もう大丈夫だ」

「それは何よりです。…ところで、朝早くから恐縮ですが、お客様が来られていますよ」

「客? 誰だろう…」



 外に出ると、ウェンディと並んでシュルーラが立っていた。

「やあ! 鞍が出来たから、届けに来たよ」

「ああ、そうだった」

 後ろの馬の背から、大きな包みを下ろす。鮮やかな布の包みを解くと、中から出てきたのは包みと真逆の、漆黒の鞍であった。黒革をふんだんに使った巨大なこの鞍は、縁取りに様々な織り目の黒い布を用いており、それ自体が3人までは乗れるほどの大きさと形をしていた。

「あの馬…ジオに、載せるとのことで」

 ウェンディが、アスラを見た。

「アスラ様、手づから調教されたとお聞きしております。載せても、大丈夫ですね?」

「ああ、問題ない」

 アスラは、大きく頷いた。



安価下1〜3でコンマ最大 どうする?(2/5日目 午前)
①乗馬の練習

②魔術の練習

③絵画の練習

④その他要記述



「お茶ですか? しばしお待ちを」



「お待たせしました」

 メリッサが、カップに紅茶を注ぐ。

「どうしたの、急に?」

「そういう気分だっただけ」

 シャーロットに答えながら、紅茶に口を付ける。



安価下コンマ
01〜20 外が騒がしい
21〜50 おいしい!
51〜80 何だか飲んだことがあるような…?
81〜98 もしかして…
ゾロ目 ところで…

「…」

 半分ほど飲んだところで、アスラはずっと感じていた既視感、というか既味感とでも言うべき感覚の正体に思い当たった。

「…あのさ。メリッサ」

「何でしょうか」

「この茶葉って、どこで仕入れてるの?」

 メリッサは一瞬口を閉じると、やがて答えた。

「後宮に、こういったものを扱う問屋がございます。まあ…正直に申し上げますと、極めて希少だとか、そういったものではなく、望めばいつでも手に入るものではあります。勿論、品質は保証いたしますが」

「それって、バルバスでも手に入るの?」

「バルバス?」

 メリッサが、怪訝な目でアスラを見た。

「うん。バルバスで、似たような味の紅茶を飲んだんだ。それも、竜の山の近くで」

「それは…」

 言いかけて、また口を閉じるメリッサ。それから、おもむろに2人に背を向けた。

「…失礼」

「メリッサ?」

「急用を思い出しました。茶器は、そこに置いておいてください。後で片付けますので」

 そう言うと彼女は、足早にその場を去ってしまった。



安価下1〜3でコンマ最大 どうする?
①ジオに乗ってみる

②街を散歩する

③劇場に行く

④その他要記述



「…」

 部屋から外を眺めながら、アスラは考えた。
 先日の療養場所を巡る争いでは、領間に軋轢が生じた。そうでなくとも、聖堂に広まっていた過激派を一斉に処刑したこともあった。この領に、まだそういった不穏な動きは無いだろうか。調べてみたい。

「だけど、おれ一人じゃな…」

 自分で聞いて回ったところで、誰も正直に答えることは無いだろう。誰かに協力を求めたほうが良さそうだ。



安価下1〜3でコンマ最大 誰に協力を求める?
https://haremsimulator.wiki.fc2.com/wiki/%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%A9%EF%BC%88%E7%AC%AC%E4%BA%8C%E9%83%A8%EF%BC%89 から記述。個人名だけでなく、集団名(メイドたち、劇場の役者など)でも可

ねる



 迷った末…彼は、聖堂にやって来た。
 確かに、聖堂こそがアスラや国に反逆せんとする者たちの巣窟であった。しかし、ここには週末に、領のほぼ全ての人々が集まる。情報を集めるにはもってこいだ。

「賭け…いや、そうでもない…よな」

 自分に言い聞かせるように呟く。確かにここには嫌な思い出がある。しかし、あの出来事を通じて、聖堂にいる悪い連中は駆逐されたはずだ。それならば、逆に聖堂が今、この領で最も安全と言えるのではないか?
 重い扉を開け、聖堂に足を踏み入れた。



安価下コンマ ゾロ目で…

「…アスラ様」

 黒い修道服に身を包んだ銀髪の女が、足早に近付いてきた。アナベラと言う名の修道女は、切れ長の目に涙を浮かべながらアスラの肩に手を置いた。

「分かってるよ。追悼の祈りなら、こっちだ」

「…」

 言われるままに祭壇の前へ進むと、聖母像の周りには祭壇を埋め尽くすほどの花が置かれ、周囲には祈りを捧げたり、祭壇を見上げて涙を流す人々がいた。
 後宮にずっといるアスラは知らなかったが、クリストラで信仰されている一神教の最高指導者である教皇が、数日前に亡くなったのだ。

「痛ましいことだ…」

 隣で、銀髪の修道女が言う。

「勇者シーヴァが繋がれたこの世界の平和を、猊下は誰より願っておいでだった。それなのに…」

「…あれで、全部だったのかな」

「…」

 彼女は、深い溜め息を吐いた。

「グィーディア、スターズ、スノア、ジャンヌ…誰もが心を一つに、主に奉仕していると信じてた。まさか、本当は」

「考えたくないことだけど…あれで全部じゃないかも知れない。ここはもう大丈夫かもしれないけど」

 アナベラが、アスラをじろりと見た。

「…どうしろって言うんだ?」

「ここの人たちで協力して、この領にまだグィーディアみたいな考えの人がいないか…後は、不満や反逆しようとしてる人がいないか、調べてほしいんだ」

「本庁からの役人が、この前やっと帰ったばっかりだ。それに、教皇猊下の葬儀もある」

「忙しいのは分かるけど…」

 するとアナベラは、ふっと微笑んだ。

「…ああ。分かってるって分かってるよ。…任せな。何とかしてみる」

「! アナベラ…」

「あんなことがあった後も、ウチらを…教会を信じてくれて、ありがとうな」

 アナベラは、アスラの背中を軽く叩いた。



安価下1〜3でコンマ最大 どうする?(2/5日目 夜)



「何を仰るのですか!」

 バルバスでの心持ちでジャニスに、抱けるだけ女を抱きたいと言うと、彼女は仰天した。

「一人の夫に、妻は一人。それが主の教えです。お忘れですか?」

「でも、ここにいるのは全員おれの妻なんだろ?」

「それはその、そういう名目が必要なのでございます。褥では、主の教えを守っていただかないと。教皇様もお隠れになった今、貴方様が教えを負って立っていただかないと」

「…」

 そうは言っても、バルバスの教会も同じ宗教だし、同じ神を信仰するタルスムでは一度に何人でも抱き放題だ。
 そんな彼の不平不満を見透かしたように、ジャニスが釘を刺した。

「よそはよそ、うちはうち、でございます。多様な文化が集まっている後宮でこそ、今いる場所の文化には従っていただかねばなりません。そもそも、ここは貴方様の故郷ですよ?」

「…」

「…何ですかその目は。わたくしの申し上げることに、何か反論でも」



安価下1〜3で>>1が気に入ったやつ どうやって説得する?

「…何か言わないと駄目?」

 するとジャニスは、深々と頭を下げて言った。

「後宮の主は、アスラ様に違いありません。しかし、後宮を含めあまねくこの国は国王陛下のもので、この世界は主の恵みによって成り立っているのです。どうか、ご容赦を」

 それから顔を上げ、問うた。

「…では、どなたに相手させましょう? もちろん、一人ですよ」



安価下1〜3でコンマ最大 夜伽の相手
https://haremsimulator.wiki.fc2.com/wiki/%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%A9%EF%BC%88%E7%AC%AC%E4%BA%8C%E9%83%A8%EF%BC%89 の『クリストラ城の人々』から一人併記

今日はここまで
まあ明日の朝まで我慢してよ、良いことあるから

安価下

『クリストラ城の人々』なので
『領内の人々』から下は対象外な

聖堂の過激派は駆逐されました
過激派のスターズも処刑されました

あといっこ

『Harem Simulator』





「お、お待たせしました…」

 恐る恐る、寝室に入ってくるヘレネー。いつもの白い貫頭衣ではなく、薄いネグリジェ姿だ。湯女のときとは別の、あどけなさを残した色気が香る。
 思えば、ここで彼女を抱くのは初めてだ。

「…あの、いかがいたしましょう? マッサージでも」

「そうだな…」



安価下 プレイ内容

「たまには、おれが君にマッサージするよ」

「ええっ? そんな、畏れ多い」

「いいから」

 彼はヘレネーをベッドにうつ伏せにすると、肩に手を置いた。いつかタルスムの湯女にもやったように、掌でぐいぐいと押していく。

「あっ、あっ…お、お上手です…んっ」

 戸惑いながらも、アスラのマッサージを受けるヘレネー。だんだん緊張がほぐれてきたのか、静かに彼の手に、身を任せるようになる。
 背中を上からとんとん叩くと…アスラは、おもむろに彼女の身体の下に、両手を滑り込ませた。

「ひんっ♥」

 いきなり胸を掴まれて、甘い声が漏れるヘレネー。うつ伏せの彼女の乳房をゆっくり揉みほぐしながら、彼は細い腰を膝立ちで跨いだ。
 胸から手を離すと、小さなお尻を両手で揉む。

「あ、あっ♥ あぁっ♥ …気持ち、いいっ…です…ぁっ♥」

 ネグリジェの裾を捲り上げると、スカートの前はもうじっとりと濡れている。白い尻の片側を掴むと、ゆっくりと指で押していく。

「ん…あ、あぁ…っ♥」

 太腿を軽く開かせると、その付け根でピンク色の入り口が、物欲しげにぱくぱく動いている。アスラは焦らすように、そこから離れて太腿へ、更に下へ。シミ一つ無い滑らかな肌を、丁寧に。
 足の裏までしっかり指圧すると、もう片方のお尻に手を伸ばした。

「はぁっ♥ …はぁ、あっ♥」

 ぷるぷると、ヘレネーのお尻が震えている。それを見ながら、アスラは自分自身も焦らすように、太腿から先をマッサージした。
 うつ伏せのまま湿った息を漏らすヘレネー。彼は、その脚から手を離すと、自分も服を脱いだ。そうして、彼女の腰を両手で、軽く持ち上げた。

「仕上げに、『ここ』をマッサージするよ」

「! お願い、します…っ♥」

 ぱっくりと開き、蜜を零すヘレネーの入り口。そこに、ぱんぱんに膨らんだ亀頭を押し当て…ゆっくりと、奥まで突っ込んだ。

「あ、あ、あっ…♥」

「はあぁ…っっ」

 蕩けきったヘレネーの膣壁から、肉棒が擦れるたびにじゅわじゅわと熱い蜜が溢れ出す。うつ伏せのまま軽く上げた腰に、のしかかるように挿入すると、熱い蜜壺の奥の奥まで男根が呑み込まれていった。
 亀頭で、子宮の入り口を軽く一突き。

「あんっ♥」

「どう、気持ち、いいっ?」

「あぁっ♥ 気持ちっ、よすぎぃっ♥」

 その言葉を裏付けるように、柔らかいひだが激しくうねって、アスラに絡みついて絞り上げる。女の温もりと柔らかさを味わうように、じっくりと抜いて、ゆっくりと進めた。

「ふぁああぁ…あぁんっ♥ ああぁ…ん、ああっ♥♥」

 子宮の入り口がノックされる度、ヘレネーはお尻を揺らし、膣穴を竦ませてよがる。
 アスラは、再びうつ伏せの彼女の乳房を掴むと、彼女の上に体重をかけて寝そべった。

「ああぁっ♥ ふかぁっ…あんっ♥」

「さっ…仕上げ…っ、あぁ…」

 小刻みに腰を振り、こつこつと膣を打つ。蕩けた肉壁が、ぎゅうっと狭まった。

「あ、あっ、あっ、ああぁ♥ はぁあぁ…」

「…出るっ」

「んあああぁぁっっっ♥♥♥」

 びゅうびゅうと大量の子種が、しっかりほぐれたヘレネーの子宮に、勢いよく噴き出した。



安価下コンマ ゾロ目 or 1の位が7で妊娠



 翌朝。朝食を摂っているアスラの元へ、ジャニスが一人の女を連れてきた。

「お食事中失礼します。この方が、どうしてもアスラ様にお会いしたいと」

 そういうジャニスは、渋い顔をしている。あまり会わせたい相手では無さそうだ。
 紹介された女は、丸眼鏡をかけた童顔でへにゃりと笑うと、ぺこりと頭を下げた。

「マリス、と申しますぅ…」

「何の用」

「あのぉ…アスラ様から、お話を伺いたくてぇ…あっ、わたし、記者をしてるんですけども…」

「キシャ? よく分かんないけど…」

「…ええと、そのぉ…」

 マリスは、ちらちらとジャニスの方を窺っている。アスラが手を上げると、ジャニスは渋々その場を去っていった。
 2人だけになると、彼女はずいと近寄り、言った。

「夕べ…あのメイドだんと、ひと悶着あったそうですねぇ…?」

「…それが?」

「ですよね! アスラ様も、そう思いますよね!」

「な、何が…?」

 急にはきはきと捲し立てるマリスに、戸惑うアスラ。机に突いた両手の間で、意外に大きなおっぱいが窮屈そうだ。

「つまり…今のままでは、クリストラは駄目なんです! オリエズマやバルバス、サトンでさえたくさんアスラ様の子を設けているというのに、肝心のクリストラはたったの24人! これじゃあ国が滅んじゃいます!」

「…だったら、どうしろって言うんだ」

 すると、マリスの丸眼鏡がきらりと光った。

「ここは、お隣タルスムを見習うべきです。一度に相手にするわけでは無くとも、褥に一人ずつ、一晩に何人も相手ができれば、効率化が図れます」

「…」

 アスラは、溜め息を吐いた。

「それでジャニスに怒られたんだよ。神の教えに背くんだと」

「お任せください。上手くやりますよぉ」

 再びへにゃっとした顔になると、マリスは彼に背を向けた。それから、ぼそっと言った。

「…今夜、劇場に来てくださぁい。そしたら、わたしの考えをお伝えしますねぇ」



安価下1〜3でコンマ最大 どうする?(3/5日目 午前)
①乗馬の練習

②剣術の修行

③魔術の練習

④その他要記述



 厩舎の横に、大きな囲いができていた。その中にジオはいた。

「よう。とうとう、お前に鞍を載せる日が来たぞ」

 アスラが合図すると、ジオはその場に座った。広く黒い背中に、巨大な鞍を載せると、ベルトで固定した。黒革と黒布の鞍は、ジオの毛並みを損なうこと無く彼の背中に収まった。

「よくぞ、ここまで心を通わせました」

 ウェンディが拍手する。彼女は、シャールーの手綱を曳いていた。

「たいそうな暴れ馬だったとお聞きしています。これからは、アスラ様の頼もしい相棒となるでしょう」

「ああ」

 アスラが頷くと、彼女はシャールーを振り返り、それから言った。

「シャールーは…マリウス様に、継いでいただこうと考えております」

「! それはいい」

 マリウス。彼の最初の子。すなわち、アスラとマリアの間に生まれた男児だ。今年で9歳になる。10歳のアスラが彼女で騎乗を学んだように、今度は彼の息子に騎乗を教えてくれるだろう。

「では、平原に出てみましょう」

「よし、いくぞジオ…」

 鞍に跨り、手綱を振るう。ジオがゆっくり立ち上がると、別の馬に乗るウェンディがはるか眼下に見えた。
 いつもより高い視点で、平原を走った。



安価下1〜3でコンマ最大 どうする?(3/5日目 午後)
①もう少し乗馬

②城をぶらつく

③劇場に行く

④その他要記述



 乗馬の練習を終え、一息ついたアスラは、場内をぶらつくことにした。
 クリストラ領内にもちらほらと雪が降り、屋根や柵の上などにはところどころ雪が積もっていた。



安価下コンマ
01〜20 シャーロット
21〜40 メイドが廊下を掃除している
41〜60 メイドが庭を掃除している
61〜70 メリッサが何か探しているようだ
71〜90 ソーマが風景をスケッチしてる
91〜98 クリスタがいた
ゾロ目 見たこと無いメイドだ



 廊下を歩いていると、床掃除をするメイドに出会った。

「…あら、ごきげんよう」

 ねっとりとお辞儀をするメイド。他の者よりもかなりスカートの短いメイド服を着て、ほとんど付け根まで露わな太腿はむっちりとしている。首筋で斜めに切り揃えた黒髪を軽く払うと、マルタと言う名のこのメイドは言った。

「お散歩ですか?」

「ああ」

「この季節になると、城内も冷えますね」

「そうだね」

「どうです。…『温まって』行かれませんか?」

 ぺろりと唇を舐めると…マルタは、壁に手を突いてお尻を突き出した。短いスカートは豊満な彼女の尻に押しのけられ、尻も、その下の割れ目も、丸出しだ。



安価下 どうする?
①『温まって』行く

②やめておく

 アスラは、ズボンを下ろすと、ペニスをマルタの膣口に押し当てた。

「ぁんっ♥」

「じゃあ、お言葉に甘えて」

 ずいと、腰を突き出す。冷たい空気に縮みかけていたペニスが、温かくなって大きくなった。

「あ、はぁんっ…おっきぃ…♥」

「はぁっ…はぁっ」

 柔らかな尻に、腰をぶつける。ぱしんぱしんと景気のいい音を立てながら、マルタは片手でシャツのボタンを外し、胸元を開けた。アスラの手を掴むと、その中へ引き込む。

「ぁんっ♥ 冷たいお手々…おっぱいで、温めて♥」

 尻ほどではないが豊満なおっぱいを掴み、腰を振る。乳首を指先でいじると、ぽってりと膨らんできた。きゅっとつまむと、膣穴がぴくんと跳ねた。

「んぅっ♥」

 緩いマルタの雌穴が、アスラのペニスを粘膜と蜜で温める。

「っ、出すよ」

「あぁんっ♥ 出して…ああぁんっ♥♥」

 温かな肉穴を満たす蜜に、子種をたっぷりと混ぜ込んだ。



安価下コンマ ゾロ目 or 1の位が7で妊娠



 もうじき日が沈む。アスラは寝室で、じっと窓の外を眺めていた。
 マリスなる女記者が言っていた、クリストラ領で一度に複数の女を抱く方法…劇場に来るようにと、彼女は言っていたが…



安価下1〜3でコンマ最大 どうする?(3/5日目 夜)
①劇場に行く

②その他要記述

ねる

『Harem Simulator』





 劇場の前には、マリスが待っていた。隣には、以前交わったニコもいる。

「待ってましたよぉ、アスラ様!」

 マリスは彼を、劇場の裏口まで案内した。

「どこに行くんだ?」

「出演者用の通用口です。それから、これを」

 ニコが、一冊の本を手渡した。表紙には『好色男爵の日々』と書かれている。歩きながらぱらぱらとめくると、ページは殆ど空白で、時々短いセリフが差し込まれるばかりで後は『アドリブ』と書かれている。

「…着きましたよぉ」

 薄暗い廊下を通って、辿り着いたのは舞台の袖であった。幕はもう上がっているが、客席に人は無い。

「凄い、初めて来た…」

 いつも観覧している席が、はるか向こうに見える。舞台の上には、大きなベッドがぽつんと置かれていた。
 ニコが、手渡したものと同じ本を開いて言った。

「これは脚本です。そして、主演はアスラ様です」

「おれ? 芝居なんてしたことないけど…」

「だぁいじょうぶ! これは建前。主演以外は全部その場で決めて、アドリブは好きにセックスするだけ! 1回ごとに劇中では日を跨ぐ設定だから、教会的にもセーフ!」

「セーフ…かな…?」

 首をひねるアスラ。マリスとニコは、同時にずいと迫った。

「良いんです! お芝居ってことにすれば、全部演技だから大丈夫!」

「これでアスラ様の望みが叶って、クリストラも救われますよぉ! さ、舞台へ…」

「わ、わっ」

 無人の舞台へ押し出される。実際に立ってみると、舞台は途方もなく広く感じた。観客はいないのに、無数の目に晒されている気がして、アスラは思わず身震いした。
 袖から、ニコが声を張り上げた。



”今宵お伝えするのは、遠い昔、どこか遠い国の貴族の男のお話。眉目秀麗、文武両道。誰もが羨む彼の名は『アスラ』。彼は3度の飯より女を愛し、毎晩様々な女を寝床へ誘っては、甘美な日々を送っていました___”



残り体力 250/250
安価下 相手とプレイ内容 コンマ分体力消費
https://haremsimulator.wiki.fc2.com/wiki/%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%A9%EF%BC%88%E7%AC%AC%E4%BA%8C%E9%83%A8%EF%BC%89 の『劇場』もしくはマリスから1人

プレイ内容書かなかったらおまかせになります



「…あっ、わたし?」

 袖から、ニコが走ってきた。彼女はアスラの前に跪くと、普段と違うよく通る声で言った。

「ああ、麗しきアスラ様! 男たちの羨望と、女たちの憧れの的! 褥にお呼びいただき、誠に嬉しく思います…」

 それからおもむろに、アスラのズボンに手をかけると、下着ごと一気に下ろした。

「っ!?」

「ああ、なんと立派なつるぎ…わたくし、精一杯ご奉仕いたしますね。…んむっ♥」

 まだ柔らかいアスラのペニスを両手で掴むと、口いっぱいに頬張った。そのまま、舌で舐め回す。

「ん…れろっ、んむ…っは♥ ぇろっ…んくっ」

「っ…はぁっ…」

 広々とした舞台の真ん中で、ニコに口淫されるアスラ。劇場の、それも役者たちの演じる舞台上で性器を剥き出し、女に舐められるというのは、腹の底が冷えるような緊張感がある。

「はぁ、おっきぃ…♥ ちゅ、んぐぅっ…じゅるるっ」

 温かな口腔が肉棒を包み、舌がぬるぬると這い回る。ニコはアスラの腰に両腕を回すと、ぐいと顔に押し付けた。

「んぐうぅぅっ…♥♥」

「! 大丈夫…」

 喉奥まで肉棒を突っ込まれ、ニコが苦しげに喉を鳴らす。しかし、涙を浮かべながらも、その目はとろんと蕩けている。
 片手を腰から離すと、スカートの中に突っ込んだ。

「ゔっ、ぐぅ…んっ♥ んんぅ…っ♥」

 くちゅくちゅと、濡れた音が舞台に響く。空気を求めてひくひく動く喉の中で、ようやく肉棒が硬く膨らんできた。

「…っ、はぁっ…はあっ…」

 ようやく、ペニスから口を離すと、ニコはアスラの手を取ってベッドに上がった。そのまま彼を仰向けに横たえると、上を向いた肉棒を跨ぎ、スカートを捲り上げた。

「どうぞ、ご覧になって…♥」

 白いショーツのクロッチは、茶色い陰毛が透けて見えるほどに濡れて、太腿まで汁が垂れている。両脇の紐をゆっくり解くと、裸の膣を膨れた亀頭に載せた。

「さあ、一つになりましょう…んっ♥」

 ずぶりと、ペニスが膣穴に突き刺さった。ストンと腰を落とすと、ニコは肩を震わせて喘いだ。

「あっ、あぁんっ♥♥ 大きくて、熱い…♥」

 そのまま腰を上下に振った。

「あんっ♥ はぁんっ♥ あ゛ぁっ♥♥」

 普段から張り型を咥えている彼女の膣穴は、既にふわふわにほぐれてアスラを優しく包み込む。熱い蜜が、だくだくと垂れてシーツに広がる。
 激しい抽迭を続けながら、ニコはシャツのボタンを外し、ぐいと前を開けた。形の良い乳房が晒されると、腰と一緒に上下に愛らしく揺れた。

「ああっ♥ アスラさまっ♥ …捧げます、おまんこも、おっぱいもぉっ♥ ああぁっ♥♥」

 アスラの手を取り、乳房を握らせる。柔らかいおっぱいとおまんこを感じながら、アスラは舞台の上で、とうとう射精した。


残り体力 250-52=198


安価下コンマ ゾロ目 or 1の位が7で妊娠
安価下2 次の相手とプレイ内容 コンマ分体力消費
https://haremsimulator.wiki.fc2.com/wiki/%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%A9%EF%BC%88%E7%AC%AC%E4%BA%8C%E9%83%A8%EF%BC%89 の『劇場』もしくはマリスから1人

どっちが犬?



 ニコはいそいそと袖に戻ると、再びナレーションを始めた。

「___翌日に呼ばれたのは、リリースノー。美しい彼女に、アスラは犬のような奉仕を求めました___」



「…わん、わんっ♥」

 袖から出てきたのは、長い白髪に赤い瞳の女。袖から四つん這いのまま現れた彼女は、全くの全裸で、豊満な肢体を露わにしている。身に付けているものといえば、犬耳のカチューシャと、尻に刺さった尻尾付きの張り型だけだ。
 彼女は、ベッドに腰掛けるアスラの脚の間に座ると、出したばかりで小さくなったペニスを、赤い舌でぺろぺろと舐め始めた。

「れろ、れろっ♥ ちゅっ、ぇろっ♥」

 先ほどとは違い、くすぐるような口淫。少し硬くなってくると、今度は骨でも咥えるように、横から唇で挟んだ。

「ん、ちゅぅ…れろっ♥」

 お尻を振り、突き刺さった尻尾を揺らしながら、口淫に励むリリースノー。ペニスだけでなく、その周りや脚、お腹まで、ぺろぺろと舌を這わせる。
 やがてアスラが勃起すると、彼女はベッドの上に這い上がり、うつ伏せのままお尻を高く突き出した。丸い尻をふるふると揺すると、整えられた白い茂みの中で、桃色の入り口がくぱっと開いた。

「じゃあ、ご褒美だ。…っ!」

「きゅうぅんっ…♥」

 熱い膣内に、ペニスがずぶりと突き刺さった。腰を尻にぶつけると、張り型が押し込まれて膣がきゅっと縮んだ。

「くぅっ♥ はっ、はっ…ぁんっ♥♥」

「はぁっ、はあっ…うぅっ!」

 敏感なペニスは、リリースノーの中であっという間に果てた。

「はぁ…ふぅ…」

 ペニスを抜くと、アスラはベッドの上で座り込んだ。脚を広げ、まだうつ伏せで余韻に浸るリリースノーに命じる。

「ほら、きれいにしろ」

「! わんっ」

 すかさず起き上がると、彼女はアスラの膝の間に這ってきた。それから、精液や愛液で汚れた肉棒を、ぺろりと舐めた。

「ふぅ…そうだ…」

「…ふんっ」

「!?」

 突然、リリースノーがアスラに飛びかかった。仰向けに倒れた彼の頭を跨ぐと、くるりと後ろを向き、再び『お掃除』に取り掛かった。
 アスラの顔の上で、桃色の膣穴がひくひく動いている。お尻から垂れた尻尾が、アスラの鼻をくすぐる。

「…そ、そうだな、よく見えるように…」

「…んっ♥」

 不意に、目の前の女性器がこわばった。と、次の瞬間

「…ふうぅん…♥」

「っ! うわっ、げほっ」

 緩んだ股の間から、黄色いおしっこが勢いよくアスラの顔に降り注いだ。

「ちょっ、やめっ」

「くぅん…ふふっ、くうぅ…♥」

 悩ましい声を上げながら、たっぷりとおしっこでアスラの顔にマーキングする雌犬。
 突然の出来事に、中途半端に勃起したまま、小便塗れで横たわるアスラを残して、リリースノーはさっさと舞台から降りていってしまった。



残り体力 198-84=114



安価下コンマ ゾロ目 or 1の位が7で妊娠
安価下2 次の相手とプレイ内容 コンマ分体力消費
https://haremsimulator.wiki.fc2.com/wiki/%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%A9%EF%BC%88%E7%AC%AC%E4%BA%8C%E9%83%A8%EF%BC%89 の『劇場』もしくはマリスから1人

「…えー、ハプニングはありましたが、それはそれとして翌日。呼ばれたのは、道化のエメル___」




 袖から、派手な衣装に身を包んだ小柄なピエロが、けんけんぱで入ってきた。彼女は、ベッドに腰掛けるアスラの前に来ると、丁寧にお辞儀をして…いきなり、抱きついてキスをした。と言っても、白い仮面越しだ。
 再び彼の前に立つと、今度は胸を張り、オレンジと赤のシャツのボタンを指差した。外せ、ということらしい。

「…」

 言われた通り、上から順番に大きなボタンを外していく。エメルは恥じらうように、大袈裟に肩をくねくねと揺らしてみせる。
 やがて、ズボンの上まで外し、前をはだけようとした時、突然シャツが後ろに引っ張られ、控えめな乳房が丸出しになった。いつの間にか手を後ろに回し、シャツの背中を自分で引っ張ったのだ。

「…♥」

 アスラの頭を両腕で抱き、胸に押し付ける。サイズこそ控えめだが、すべすべで柔らかい。ちょこんと載った木苺のような乳首をぱくりと咥えると、エメルは腰を揺すってヨガってみせた。仮面の中の表情を窺うことはできないが、ショートカットの金髪の下で、白い耳が真っ赤に染まっている。
 小さなおっぱいに頬ずりしていると、エメルがぴょんと跳ね、アスラの腰に両脚を巻きつけた。

「うおっ」

「…♥」

 腰をくねらせながら、いつの間にかズボンとショーツを脱いでいたらしい。裸の股間をアスラの腰に擦り付ける。
 アスラは胸から顔を離すと、引き締まった尻を両手で掴み、立ち上がった。片手で勃起した肉棒を掴み、産毛ばかりのエメルの入り口にあてがう。
 彼の耳元で、仮面越しにエメルの息遣いが聞こえた。

「はぁっ…はぁっ…っ」

 アスラは、エメルの腰を、ペニスの上に落とした。

「くっ、うぅぅっ…」

 苦しげなうめき声。エメルの膣は、思った以上に硬く、不慣れだった。
 カチカチと歯を鳴らす彼女を、アスラは抱っこしたまま下から支える。

「痛い?」

「…」

 首を横に振る。アスラはしっかりとお尻を支えたまま、ゆっくりと舞台の上を歩き出した。

「っ…」

「まだ痛い?」

 尋ねても、首を横に振るエメル。反対に、彼女の身体は震え、膣穴は硬くアスラを締め付ける。
 太腿に、熱いものが垂れた。

「…ほら、見て」

 舞台の縁を歩きながら、アスラは言った。

「いつもここで踊ったりしてるんだろ」

「…っ」

 くるりと客席を見て、恥ずかしいとばかりに顔を背ける。両脚で、ぎゅっとアスラの腰に抱きつく。
 アスラは、そんな彼女の尻を、少し強く腰に押し付けた。

「ひんっ♥ …っ!」

 慌てて両手で口を覆う。
 アスラは更に、突き上げるように腰を揺する。

「っ! …っ♥」

 だんだん、中が柔らかくなってきた。エメルも両腕をアスラの首に回して、声を噛み殺す。

「っ♥ っ…っ♥」

「はっ、はっ…ふっ」

 びくびくと、肉棒が震えてきた。

「…出していい?」

「…♥」

 こくこくと、首を縦に振る。

「じゃあ、出すよ…っ!」

「…っっ♥♥」

 狭い膣穴を子種でいっぱいにしながら、エメルは仮面を少しずらし…

「…んっ♥」

 アスラの唇に、直にキスをした。



残り体力 114-38=76



安価下コンマ ゾロ目 or 1の位が7で妊娠
安価下2 次の相手とプレイ内容 コンマ分体力消費
https://haremsimulator.wiki.fc2.com/wiki/%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%A9%EF%BC%88%E7%AC%AC%E4%BA%8C%E9%83%A8%EF%BC%89 の『劇場』もしくはマリスから1人

「次に彼の褥を訪れたのは、記者のマリス。何を隠そう、彼に女たちを供給している張本人___」



「お待たせしましたぁ。さ、始めましょっ♥」

 マリスはシャツのボタンを外すと、躊躇なく広げた。露わになった2つの果実は、やはりたわわだ。彼女はアスラの前に膝を突くと、丸い果実の谷間に、ペニスを挟んだ。

「ふぁっ…」

「んっ、んっ♥ いかがですかぁ…?」

 弾力のあるおっぱいが、ぽよんぽよんとペニスを刺激する。狭いエメルの膣に出した後で、マリスのおっぱいは柔らかく、優しい。
 ゆっくりと、肉棒が硬さを取り戻していく。

「あ、あっ♥ おっきくなってきましたぁ…♥」

 乳房の間から、亀頭が顔を出してきた。ぱんぱんに膨らんで、透明な汁がとろとろと滲んできて…

「…はい、ここまでっ!」

 突然、マリスがペニスを離して立ち上がった。ベッドの上に上がると、ショートパンツとタイツをずり下ろし、もっさりと茂った秘部を広げてみせた。

「ごめんなさぁい、眼鏡に掛かっちゃうと大変なのでぇ…出すのは、こっちですよぉ…♥」

 正常位で、ペニスを挿入した。

「あぁんっ♥」

 エメルほどではないが、少し硬く、不慣れな膣穴だ。それでも、しっかりとアスラのものを咥え込む。
 慣らすように、ゆっくりと腰を振る。

「あっ、あっ、あっ…あんっ♥」

 揺れるおっぱいを掴み、色の濃い乳房にしゃぶりついた。

「やあぁっ♥ おっぱい、そんな夢中にぃ…♥」

「っ、んっ、んっ」

 膨らんだ乳首を強く吸い、腰を大きく打ち付ける。甘い声を上げていると、身体もその気になったようで、すぐに柔らかく、熱く蕩けてきた。

「あぁんっ♥ はんっ♥ アスラ、さまぁっ♥」

 両脚をアスラの腰に絡め、ぎゅっと引き寄せる。
 マリスの膣内で、肉棒が膨らんだ。

「あ、あっ…出るんですね、出しちゃいますねっ♥」

「ああっ、出すぞっ!」

「出してぇっ♥ クリストラのためにっ…孕みますっ、頑張りますぅっ♥♥」

「孕めっ!」

「アスラさまあぁぁっっ…♥♥♥」

 最後に主の名を叫びながら、マリスは子種を子宮に受け入れた。



残り体力 76-50=26



安価下コンマ ゾロ目 or 1の位が7で妊娠
安価下2 次の相手とプレイ内容 コンマ分体力消費
https://haremsimulator.wiki.fc2.com/wiki/%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%A9%EF%BC%88%E7%AC%AC%E4%BA%8C%E9%83%A8%EF%BC%89 の『劇場』から1人

「次の夜、彼が求めたのは踊り子のデラ___」



 黒いチュチュを纏ったグラマラスな女が、しなやかな足取りで舞台に上がってきた。

「アスラ様ぁ…ご指名ありがとうございます…」

 ゆったりとお辞儀をすると、彼女はその場でバレエ・ダンスを始めた。美しく優美な動きだが、纏うチュチュは彼女の肢体にはあまりに窮屈で、胸元からは乳輪が半分ほどはみ出ていたし、スカートは短すぎて毛を剃り落とした秘部が丸見えだ。
 あられもない姿を寧ろ見せつけるように、デラは舞う。優美な動きが、だんだんと緩慢に、蠱惑的になっていく。両手を頭上で組み、胸を張ると、とうとう乳首がぷるんとこぼれ落ちた。そのまま、豊満な尻をゆっくりと回す。バレリーナというよりは、タルスムの踊り子のようだ。

「…♥」

 妖しく微笑み、腰を振りながら、ゆっくりとアスラに近付く。
 目の前までやってくると、おもむろに片足首を掴み、ぐいと持ち上げた。

「はぁっ…♥」

 脚が垂直に上を向く。柔らかな股関節の為せる、見事なI字バランスだ。しかし、この姿勢では股間が丸見えだ。つるつるの割れ目が、ぱっくりと口を開ける。
 デラは微動だにせず、広げた秘部を彼に見せつけた。

「どうぞ…間近で、ご覧になって…♥」

 アスラは…彼女の身体を、ひょいと抱き上げた。

「あぁっ♥」

 嬌声を上げるデラを、ベッドの上に仰向けに転がすと、アスラは彼女の両足を掴んでぐいと持ち上げた。
 一切の抵抗無く、彼女の身体はヘアピンのように折れ曲がった。顔の両脇に足が来ているのに、彼女は涼しい顔だ。

「あぁん…乱暴ですこと…♥」

 真上に向かってぱっくり開いた膣穴に、ペニスをあてがうと、そのままのしかかるように挿入した。

「あっ♥ あっ♥ あぁっ…♥」

 奥深くまで肉棒が収まると、壁全体が迫り、きつく締め付けた。
 上から下へ、押し付けるように腰を振る。

「あぁっ♥ おぉんっ♥ はぁんっ♥ …」

 体重をかけて犯されながら、デラは嬌声を上げ…それから、ちらりと袖を見た。

「はっ、はっ……?」

 アスラが視線の先に目を向けると、誰かがさっとカーテンの向こうに引っ込んだ。
 デラが、妖しく微笑んだ。

「いい娘…とっても、良いわ…♥ …ぁんっ♥」

 子宮の入り口をどんと突かれて、湿った声が漏れる。膣がうねり、肉棒を絡め取る。

「お出しになって、さぁっ♥」

「出るっ」

 デラの一番深いところに、子種を流し込んだ。



安価下コンマ ゾロ目 or 1の位が7で妊娠

「…今宵はここまで。続きは、また今度…」



 翌朝。起こしに来たジャニスが、尋ねた。

「アスラ様。昨夜は、どちらに?」

「ちょっとね」

 言葉を濁しながら、ベッドから起き上がる。久しぶりに何人も相手したせいで、腰が痛い…



安価下1〜3でコンマ最大 どうする?(4/5日目 午前)
①剣術の修行

②魔術の練習

③絵画の練習

④その他要記述



「…剣術とは、剣を振るう技術だけではありません。剣を握る者としての、精神を含めての術です」

 クリスティーヌが言う。
 剣を抜き、構える。

「弱きを助け、強きを挫く。悪に屈せず、正義を貫く!」

「はあっ!」

 構えた剣を、真っ直ぐ突き出した。すぐに身体に引きつけ、防御の構え。そこから振り上げ

「…たあっ!!」

 垂直に、振り下ろす。

「マリア様が、天国から見守っておられますよ!」

「はああっ!!」

 訓練場には、2人の声が響き続けた。



安価下1〜3でコンマ最大 どうする?
①汗を流す

②街をぶらつく

③昼寝する

④その他要記述



 一息つくと、アスラは街に繰り出した。例年ならクリスマスで人々も浮かれている頃だが、今年は静かだ。皆、軒先に花を飾っている。



安価下コンマ
01〜20 クリスタ
21〜50 果物屋とパン屋が話している
51〜60 花屋が近寄ってきた
61〜80 馬丁がこっちを見ている
81〜98 金髪の女
ゾロ目 眼鏡の女



「…おっと、失礼」

 俯いて歩いていた女にぶつかりかけて、さっと躱した。女は顔を上げて…

「と、これはこれは。失礼しました」

 長い前髪の女は軽く頭を下げると、さっさと歩いて行こうとした。

「あ、待って」

「…はあ」

 気の抜けた返事とともに振り返る。よく見ると、前髪の下には分厚い眼鏡も掛けている。だぼっとした服からも、あまり身だしなみに頓着する方では無さそうだ。
 手には、何かの入った紙袋を抱えている。

「どこに行くの?」

「それはもう、職場…図書館に。来られますか?」



安価下 どうする?
①ついていく

②やめておく

今日はここまで

『Harem Simulator』





「…懐かしいな」

 図書館に入って、アスラは思わず呟いた。

「昔、マリアに連れてきてもらったんだ。歴史の勉強の時に」

「そうですか」

 さして興味無さそうに、女はカウンター裏に引っ込んだ。

「その頃は、まだ私はここにはおりませんで」

「だろうね。見覚えがない」

 ずらりと並んだ本棚を、見回した。小さい頃は途轍もなく高く見えた本棚が、今では天辺まで手が届く。昔、手の届かない高いところにあった本を、マリアが取ってくれたのを思い出して、アスラは思わず鼻をすすった。



安価下1〜3でコンマ最大 話題、行動

「…」

 アスラは、『クリストラの歴史』と書かれた分厚い本を手に取ると、近くの椅子に座って開いた。



「最大大陸の西端を占めるクリストラは、自由と信仰の発祥であった。世界で最も進んだ技術と、父なる神の加護によって。この世で最も発展した。しかし、魔王の出現によって『子の生まれない呪い』を掛けられたクリストラは、数百年をかけた緩やかな滅亡を辿っていた」

「危機の中にあっても、たゆまぬ祈りに、神は英雄の誕生で応えられた。勇者シーヴァの活躍によって、再びクリストラに繁栄がもたらされた」

「それは同時に、世界の未だ大半を占める未開と異教への挑戦の始まりである。あまねくこの世界に、神の恵みをもたらすことが、我々の使命で…」



「…使命?」

 本の言い回しに、彼は違和感を感じた。
 クリストラは、クリストラの。タルスムはタルスムの信仰がある。バルバスの一部もそうだ。サトンは自然を崇める。オリエズマには多くの神が存在する。それぞれの地に根付いた教えに、その都度従ってきた彼には、相手の信仰を変えるべきという考えが受け入れ難かった。
 アスラは本を閉じると、棚に戻した。

「お帰りですか。お気をつけて」

 カウンターの向こうから、先程の女…ここの司書が声をかけた。



安価下1〜3でコンマ最大 どうする?(4/5日目 夜)

ねる

うわっマジじゃん

たまたま同じIDなら申し訳ないけど、両方無効にして後一個募集します
安価下



「…私ですか。人違いではありませんか」

「いいや、違わないよ」

 寝室に入ると、司書は怪訝な目でアスラを見た。

「私より若く、美しい女はたくさんおりますよ。こんな日陰者を捕まえて共寝など」

「良いから。ほら、来いよ」

「…」

 彼女は、渋々ベッドに上がってきた。それから、思い出したように言った。

「…スピーネ、と申します。一応」



安価下 プレイ内容

「…」

 黙々と、服を脱ぐスピーネ。もっさりしたセーターに、飾り気のないシャツのボタンを外すと、意外にその胸は豊満だった。茶色いズボンの下も、豊かだ。
 やがて白の地味な下着姿になると、彼女は尋ねた。

「…あまり、経験はありませんが。何かご要望はございますか」

「じゃあ、上に乗って」

「はあ」

 仰向けになったアスラの腰に跨る。

「穿いたままじゃ、子作りできないよ」

「…それはうっかり」

 たどたどしい手付きで、ショーツを下ろす。アスラも寝間着を脱ぐと、スピーネは露わになったアスラの股間に、一瞬絶句した。が、すぐに両手で掴むと、自らの茂みに押し当てた。

「では…失礼…っ、くっ!」

「ん…」

 息を呑むスピーネ。つっかえそうになりながらも、どうにか自らの膣穴にアスラの男根を収めていく。

「初めて?」

「いえ、ですが、あまり経験は…っ、はぁっ」

 どうにか根本まで挿入すると、スピーネは息を吐いた。

「…い、いかがなさいましょう」

「動いてよ。好きに」

「はあ。では…っ、あっ」

 ゆっくりと腰を上げ、途中で力尽きたように落ちる。乾いた膣壁に棒が擦れると、スピーネは苦しげに歯を鳴らした。
 見かねたアスラが、愛撫しようと手を伸ばすと、スピーネは制止した。

「いえっ…自分の体は…自分で、理解してますので…んっ、あっ」

「…じゃあ、おっぱいくらい見せてよ」

「…はい」

 背中に手を回すと、ブラを外して床に落とす。大きめのカップでも相当詰め込まれていたらしく、ずっしりと重たそうな2つの膨らみが、一層の存在感をもって露わになった。
 スピーネは自分の陰核を自分で触ると、腰を少し速めた。

「あっ…くっ、んっ…はぁっ…んっ♥」

 甘い声とともに、くちゅりと蜜の垂れる音がした。滑りが良くなり、動きが更に速くなっていく。

「んっ、んっ、ふっ、んっ♥ …あぁっ♥」

 腰の動きに合わせて、解放されたおっぱいが激しく揺れる。ぼってりと大きい乳首も、硬く膨れてぷるぷると揺れる。

「ああぁっ♥ …ふうぅんっ♥ …んあぁっ♥」

「良いぞ…そろそろ、出すぞ…」

「あぁんっ…んっ、くうぅぅっ…♥♥」

 獣のように喘ぐスピーネの膣内に、たっぷりと射精した。



安価下コンマ ゾロ目 or 1の位が7で妊娠



 朝。週末恒例の、聖堂での祈りを終えると、アナベラが歩いてきた。

「何か分かった?」

「まだ充分じゃないが、明日から別のところに行っちまうからな。分かった分だけ伝えとく」

 そう言うと彼女は、アスラを修道女たちの寮まで連れて行った。
 2人だけになると、彼女は口を開いた。



安価下コンマ
01〜40 教皇の死で不安が広がってる
41〜60 ↑+他の領への不満が強くなってきている
61〜80 ↑+???
81〜98 街にまだ過激派がいる
ゾロ目 ↑+その名前は…

「…気をつけろ」

 アナベラは、低い声で言った。

「グィーディアたちの仲間…『建国派』の奴らが、まだ城の外に残ってる」

「!?」

 アスラは息を呑んだ。

「本当か」

「ああ。ミサの最中に、明らかに他の奴とは違う祈りを唱える声が聞こえた。誰かまでは、分からなかったが…」

「そうか…」

 深呼吸するアスラ。それから、ふと尋ねた。

「…『建国派』って、何だ?」

「聞いてないのか。…教会の権威を高め、王政を廃してクリストラの政権までも教皇に譲り渡そうと考える連中だ。そいつらに言わせると、この世の混乱は全部異教徒や異種族、それから貴族みたいな特権階級のせいで、教皇を中心とした神の国の建国によって、クリストラは救われるらしい」

 そこまで言うと、アナベラは舌打ちした。

「…一体、何を救おうってんだ。逆らう人間を、片っ端から殺して…悪魔と、何が違う」

「…」

 アスラは、拳を握った。建国派は、マリアの仇だ。必ず見つけ出して…



安価下1〜3でコンマ最大 どうする?(5/5日目 午前)
①ジオに乗って散歩

②森へ狩りに出る

③二度寝する

④その他要記述



 部屋の扉をノックすると、中から声が聞こえてきた。

「早くお入りなさい。貴女には、言いたいことが沢山…」

「おれだ」

「! アスラ様…」

 部屋に入ると、座ってこちらに背中を向けていたメイブは、弾かれたように立ち上がった。

「これは、失礼しましたわ。てっきり、メリッサが帰ってきたものと」

「帰ってないのか?」

 メイブは、頷いて溜め息を吐いた。

「ええ、この間から。物騒ですから、早く帰ってきてほしいのですけれど」



安価下1〜3でコンマ最大 話題、行動

「…お茶でもどう?」

「ええ、ご一緒いたしますわ」



「…どうぞ」

 ジャニスは紅茶を淹れると、一歩下がった。
 ここは、食堂の窓際だ。大きな窓から外の雪景色が見えるし、食堂は暖炉があって暖かい。

「…体調はもう良いのかな」

「ええ、おかげさまで」

 スコーンに手を付けながら答える。

「それに、あの出来事からもうすぐ二月でしてよ。いつまでも、寝てはいられませんわ」

「そうだね。…」

 カップに口を付ける。いろんなところでお茶を飲むが、ここのが一番しっくりくる…



安価下コンマ
01〜50 特に何も起こらない
51〜80 シャーロットも来た
81〜98 メリッサが帰ってきた
ゾロ目 メリッサが帰ってきた



「あら」

 窓の外を眺めていると、後ろから馴染みの声が聞こえてきた。

「アスラ、叔母様。ここにいらっしゃったのね」

「ロティ。一緒にどう?」

「ええ、もちろん」

「椅子をお持ちしますね」

 ジャニスが、椅子を取りに引っ込んだ。
 シャーロットは、じろっとアスラを見た。

「水臭いじゃないの、わたしを放ったらかして」

「ごめん。見当たらなかったからさ」

「まあ良いわ。…」

「お待たせしました」

 ジャニスが持ってきた椅子に腰掛けると、スコーンを一つ、ちぎった。

「…メリッサのこと、聞いた?」

「ああ」

「また、何かに巻き込まれてないといいけど…」

 シャーロットは顔を曇らせた。
 以前もメリッサは行方を眩ませたことがある。その時は、クリストラ領で胎児を次々に殺す犯人を追って聖堂に辿り着き、逆に捕らえられていたのだ。そして今、聖堂にはまだ、奴らの仲間が残っている。シャーロット以上に、アスラも心配であった。



安価下1〜3でコンマ最大 どうする?
①劇場に行く

②街を散歩する

③狩りに行く

④その他要記述

×『そして今、聖堂にはまだ、奴らの仲間が残っている。』
◯『そして今、聖堂の外にはまだ、奴らの仲間が残っている。』



安価下



 不安に突き動かされるように、アスラは街へ出た。
 週末の街は、この前よりは少し活気付いている。クリスマスに向けて、お菓子を焼く甘い香りが漂ってきた。



安価下コンマ
01〜20 花屋のおばちゃん
21〜40 パン屋と果物屋
41〜60 農家
61〜80 3人の母娘…?
81〜90 クリスタ
91〜98 スピーネ
ゾロ目 スピーネ+???



 歩いていると、3人の娘たちが果物屋にいるのを見つけた。一人が年長で、後の2人は10歳かそこらに見える。母娘だろうか。

「やあ。何を見てるんだ?」

「! これは、アスラ様」

 年長の女が、丁寧にお辞儀した。二人の娘もならって頭を下げる。3人とも、マフラーに分厚いコートを着て、防寒対策はばっちりだ。
 一番幼い娘が、笑顔で答えた。

「干しぶどうを見てたんだよ! 先生が、シュトレンを焼いてくれるんだって!」

「先生?」

「ノエル、控えなさい。アスラ様の前ですよ! …わたくし、劇場でバレエダンサーをしております、オデと申します。こちらは教え子のノエルと、ノワール」

 質問に答えてくれたのがノエルのようだ。ノワールと呼ばれた10歳くらいの少女は、何故か顔を赤くして、先生の背中に隠れるようにしてアスラを見ている。

「ああ、バレリーナか。デラみたいな」

「! いいえ。あれとは断じて違う、由緒正しき踊りでございます」

「あ、ああ、そうか」

 オデの剣幕に、たじろぐアスラ。要は、デラが見せたような卑猥な踊りはしない、ということだろう。オデは更に言った。

「彼女らも、レッスンの都合でわたくしに同行していただいているに過ぎません。『お勤め』については、どうかご容赦を」

「わ、分かった」

 オデの後ろで、ノワールは更に、そわそわと落ち着かない様子であった。



安価下1〜3でコンマ最大 話題、行動

 ふと気になって、尋ねてみた。

「そもそも、正しいバレエって何なんだ?」

 すると、オデは困ったように眉をひそめた。

「…それを尋ねられると、答えに困ってしまいますが…古くは貴族の遊びから始まり、やがて言葉を伴わず、音楽に合わせた全身の動きによって表現する芸術で…」

「楽しいよ! お兄ちゃんもやってみようよ」

 ノエルが提案する。窘めようとしたオデは、少し考えて、頷いた。

「そうですね。長い歴史の中で、失伝した部分も多く、言葉で全てを伝えるのは殆ど不可能と言っていいでしょう。よろしければ、今夜劇場にお越しになって、レッスンをご覧になって行かれてください」

 その後ろで、ノワールの肩がびくんと跳ねた。



安価下1〜3でコンマ最大 どうする?(5/5日目 夜)
①劇場に行く

②その他要記述



 先日、マリスたちに連れられて来た劇場の裏口から中に入ると、オデが待っていた。

「お待ちしておりました。こちらへどうぞ」

 案内されたのは、鏡張りの広い部屋だった。部屋の隅の方では、ノエルとノワールが一緒にストレッチしている。2人とも、街で見たコート姿ではなく、白いタイツにレオタードと、ぴったりした格好をしていた。
 オデは手を叩くと、声をかけた。

「今夜は、アスラ様もご覧になります。しっかりと練習に励みましょう」

 それから、コートを脱いだ。彼女も、白いレオタード姿であった。骨が浮き出るほど痩せた身体が、くっきりと見えた。
 コートを隅に置くと、オデはアスラの方を見た。

「折角ですので、ストレッチだけでも」

「ええっ? …まあ」

 上着を脱ぎ、床に置く。オデはノワールに手招きすると、言った。

「ノワール、手伝って差し上げなさい。わたくしはノエルを見ていますので」

「! は、はい…」

 おずおずと、ノワールが近寄ってくる。少女特有のほっそりとした身体が、レオタードに強調されている。彼女はもぞもぞと膝を擦り合わせながら、アスラの前に立った。

「では、ストレッチからですね…」



安価下コンマ
01〜10 身体を痛めた
11〜30 ストレッチだけ
31〜50 基本姿勢まで
51〜70 基本動作まで
71〜90 才能あるかも?
91〜98 ↑+ノワールの様子がおかしい
ゾロ目 黒鳥



「はい、息を吐きながら…」

「ふうぅぅ…」

 足を開き、腰を前に倒す。腹を床に付ける手前で止めて、アスラは唸った。

「ど、どうかなー?」

「あ、えっと、その年頃の男性としては、柔らかい方だと思います、はい…」

 アスラは身体を起こすと、深呼吸してから聞いてみた。

「ちなみに、君はどのくらいできるの?」

「わたし…ですか? えっと…」

 ノワールはその場に直立すると、流れるように両脚を真横に広げ、すとんと床にお尻を突いた。そのまま、腰をべったりと前へ。まるで骨が無いかのような、柔軟な動きだ。

「す、凄い…」

 アスラは呆然とその様を見て、それから少し離れたところにいるオデとノエルを見て、慌てて言った。

「! もうおれの方は良いよ。自分の練習に戻って」

「あ、では、失礼します…」



「わたくしもダンサーとしてはまだまだですが、この娘達は素晴らしい才能を持っています」

 レッスンの終わりに、オデは言った。

「アスラ様にも是非、応援していただけると嬉しく思います。それから、劇場ではわたくしもステージに立って、ダンスを披露させていただくこともございます。ノワールも、近々デビューしますので、よろしければいらしてくださいね」



「んっ…ふぅーっ…」

 ベッドから身体を起こすと、肩を回した。性交以外で、あんなに身体を動かしたのは久しぶりだ。首や腰の関節が、メキメキと鳴っている。
 そこへ、ジャニスが顔を出した。

「お目覚めですか? …新しい週でございます」

「ああ、分かってる…」

 ベッドから降り、また伸びをする。外は、更に雪が深くなっている。



安価下3票先取 どこへ行く?
①クリストラ

②タルスム

③オリエズマ

④サトン

⑤バルバス



 ジオに跨り、後宮を東へ。このルートで行くと、途中で領を隔てる川にぶつかる。いつもなら舟で渡っていたが、今は違う。

「ジオ、行くぞ」

 アスラが手綱を振るうと、ジオは冷たい川に脚を入れ、ざぶざぶと中へ踏み入った。シャールーは鞍の辺りまで水が上がってきていたが、ジオは胴体すら濡れない。白い息を吐きながら川を渡って向こう岸に上がると、ジオはぶるぶると身体を揺すって水を振り払った。

「うわあっ! やめっ、降りるからっ…」

 危うく振り落とされそうになって、アスラは思わず叫んだ。ジオは、主の悲鳴などどこ吹く風とばかりに、すたすたとまた歩き始めた。



 噂話が聞こえる…

 ___どういうことだ。勇者は、大陸の皇女を最も慕っているのではないのか。

 ___ほんに、いらんことばっかりしよってからに…

 ___今度こそ、天子様へ謁見を…





「無事であったか、我が王!」

 西禁に入るや、ユィーキが駆け寄ってきた。

「バルバス領にて、病に倒れたと…使者を送ったというのに、帰ってこないので心配したぞ」

「ただの風邪だよ。無理して、少しこじらせただけだ。…」

 言いながら、アスラは苦々しく彼女を見た。ラーラの言葉が正しければ、オリエズマからバルバスへ、アスラを連れ戻すために刺客が送られ、そして倒された。北岸と南岸のどちらが送るかと問われれば、北岸としか思えない。せめて、ユィーキ自身の命令でないことを祈るのみだ。

「今は治ったとて、この寒さは身体に障ろう。南岸の温泉に行かぬか?」

「ああ、それは良さそうだ」

「ちちうえー! ははうえー!」

「おう、おう。ティエンファンも一緒に、な」



安価下1〜3でコンマ最大 どうする?(1/5日目 午前)
①温泉に行く

②その他要記述

今夜はここまで

『Harem Simulator』





「…ああ、温泉ですね。今日はユィーキ様と、娘様もご一緒で」

 浴場の入り口で、センがアスラたちに気付いた。

「やあ。サトンはどうなった?」

「源泉は掘り当てましたよ。拙の仕事は終わりだ。今は、建物を造っているところだそうで」

「それは何よりだ」

「どうぞ、ごゆっくり」



「ふぅーっ…こればかりは、我が領では得難いものよ…」

「さむい、さむい…」

 服を脱ぐと、いそいそと湯船に浸かる母娘。アスラも後を追って温かい湯に足を入れた。

「ふぅ…あったかい…」

 温泉からは、枯れ木に雪の積もっているのが見える。夏には、色鮮やかな紫陽花が咲いていたが、これはこれで風情がある。

「温まるなぁ、アスラ」

 ユィーキが、隣に寄ってきて言った。



安価下コンマ
01〜20 ティエンファン「おしっこー」
21〜40 温泉妖怪
41〜60 温泉妖怪+極悪大妖怪
61〜80 ??妖怪
81〜90 ユィーキが擦り寄ってきた
91〜98 ↑+ティエンファンも
ゾロ目 ツバキ?



 ゆっくり温泉に浸かっていると、湯けむりの中から誰かが近寄ってきた。白い湯気の中に、緋色の袴と長い黒髪が見えて、アスラは思わず口を開いた。

「ツバキ…?」

「…アスラ様」

 声が返ってくる。湯気の中から現れた少女を見て、アスラは首をひねった。
 確かに、格好も顔立ちも、ツバキにそっくりだ。しかし、明らかに彼女よりも幼い。ティエンファンと一回りくらいしか違わないように見える。
 ツバキそっくりの少女は、石の湯船のすぐ側まで来ると…突然、服を脱ぎだした。

「な、何、一緒に入りたいの?」

「これ、南岸の女。まずは王に断りを…」

 緋袴を落とし、白衣を脱ぎ、肌襦袢を解き…遂には幼い全裸に足袋ばかりの姿となった少女は、なんとその場に土下座した。それだけではない。普通ならアスラに頭を向けるところ、くるりと向こうを向いて、尻をアスラに差し出したのだ。

「お願いします、アスラ様!」

 ひれ伏したまま、小さな尻に両手を当て、ぐいと広げる。まだ産毛しか生えていない、白い割れ目を広げ、懇願する。

「もう一度、わたくしを…ツバキめを、孕ませてくださいませ…!」



安価下1〜3でコンマ最大 発言、行動

「…顔を上げろ」

「…」

「主の命であるぞ。こちらを向け」

「…はい」

 のそのそと、こちらを向く少女。この寒い中全裸でいるのは相当に堪えるようで、青い顔でカタカタ震えている。これでは、話すどころではない。

「悪い、一旦上がろう」

「えー、寒いよ」

「ティエンファンや、お父様の言葉であるぞ」

 ユィーキに促されて、ティエンファンは渋々湯船を出た。



「…はい、これで温まってください」

「…」

 ツクヨミの差し出した湯呑を、恐る恐る受け取る少女。アスラは椅子に座ったまま、ツバキを一回り小さくしたようなこの巫女服の少女に、尋ねた。

「君は、誰だ?」

「ツバキ」

「娘。我が王は寛大だが、程があるぞ」

 すると少女は、しばらく逡巡して…やがて、答えた。

「…ザクロ」

「ザクロ、か。ツバキとはどういう関係? 姉妹か?」

 ザクロは、こくんと頷いた。

「そうか。ツバキは向こうでどうしてる?」

「姉は、貴方様との間に生まれた子の母として、教育に専念しております」

「それを聞いて安心した。…で、何で君は、わざわざツバキとしてここに来た? 妹なら、最初から妹として来たら良いだろ」

 するとザクロは、ぎっと目を細めた。ツバキとそっくりな彼女であるが、姉とは明らかに違う点に気付いた。ザクロは、姉よりずっと若いのに、眉間には深い皺が刻まれている。まるで、生まれたときから、何かをずっと睨みつけていたかのように。

「…我らの巫の跡取りには、ツバキしかおりませねば。わたくしは、ツバキの代用。何かあった時の代役として作られてきました」

「…」

 アスラは溜め息を吐いた。それから、ツクヨミに目を向けた。
 島国の、こういった不可解な風習には、全く嫌気が差す。冗長で、無意味で、そのくせ傲慢で、いたずらに人を傷付けるばかりだ。ツクヨミは、そっぽを向いた。
 ザクロが、更に続ける。

「姉の不手際を取り戻すため、わたくしはキヌエ様と共にこの領に参りました。ですが、貴方様と会う機会は無く、更にはキヌエ様は処刑されてしまい、途方に暮れておりました。そんな折、温泉で貴方様を見かけましたので、夢中で近付かせていただいた次第でございます」

「…キヌエか」

 アスラは、唸るように言った。
 大陸に遅れを取った島国が、後宮での勢いを得るために遣わした外道。結局、彼女の工作はすぐに明るみに出て、2人の娘の命を失い、島国の信用を更に失っただけに終わった。

「今は、何も関わりは無いんだな?」

「勿論です。わたくしがツバキとして振る舞わねばならぬことを知っているのが、あの方だけでした。ここで更に貴方様の不興を買えば、姉妹ともども斬られていたでしょう…」

「分かった、分かった」

 遮るように手を振って、溜め息を吐いた。

「…我が王」

 ユィーキが、囁くように言った。

「諸悪の根源は、蒙昧なる島国であり、この者は被害者」

「ああ、分かってるよ」

 アスラは、ザクロを見て言った。

「もう、妙な決まりに従うのはやめろ。君はザクロであってツバキじゃない。何にも怯えずに暮らすといい。たまには、会いに行く」

「…ありがとうございます」

 ザクロは深々と頭を下げると、そのまま後ずさるように、ツクヨミの居宅を去っていった。

「…あれ、帰っちゃった」

「抱かれるのも本意ではない、ということでしょうか」

 ツクヨミの意見に、アスラは「ああ」と頷いた。そういうのもいるだろう。クリスタみたいなのもいることだし…
 と、今まで退屈そうに座っていたティエンファンが、ぽつりと言った。

「…お腹空いた」

「ああ、良い時間だな。食事にしようか」



安価下1〜3でコンマ最大 どうする?(1/5日目 午後)
①南岸で食事

②北岸で食事

③このままツクヨミの家で食事

④その他要記述



「びゃんびゃんみぇん」

「担々麺」

 赤い肉そぼろの載った麺を啜ると、これまた辛い。ツクヨミの分には、この辛いそぼろが山盛りになっている。
 ちなみに、ティエンファンの分には甘い味噌で作った別のそぼろが載っている。

「この料理は、どこで学んだのだ?」

「昔は、様々な国を巡っておりました。行く先々で、興味に任せて色々と学んで来ましたので」

 底に溜まった汁を、蓮華で掬って口に運ぶ。見ているだけで、舌がびりびりしてきそうだ。

「…この振り切った味付けが、どうしてかうちに合いました」



安価下 ゾロ目で…

 平和な食事を楽しんだ。



安価下1〜3でコンマ最大 どうする?(1/5日目夜)



「…西禁にお邪魔するのは、初めてだわ」

「2つの国の皇女を並べて、一度に孕まそうてか。流石は我が王」

 にやにや笑うユィーキ。寝台の上で膝立ちになり、裳をたくし上げる。ツクヨミも、おずおずと着物の帯に手を掛けた。

「さて…どう愛してくれる?」



安価下 プレイ内容

今夜はここまで



 裸のユィーキとツクヨミを、寝台の上でうつ伏せに重ねると、アスラはその後ろに膝を突いた。豊かな尻が、2つ上下に重なる光景は、刺激的だ。
 下のツクヨミが、絞り出すように言った。

「は、早くしなさい…苦しい」

「妾に、肥えておると申すか。このでか乳め。…さあアスラよ、好きな方から孕ますが良いぞ…♥」

「じゃあ…」

 アスラは近寄ると、勃起したペニスを、ツクヨミの膣口にあてがった。

「んっ♥」

「早く済ますよ。重いだろうし」

「あ、んっ♥ …そんな、急がなくとも…じっくり、あっ♥」

 押し殺したような、それでいて甘い吐息を零すツクヨミ。まだ充分に濡れていなかった膣穴が、たちまちじっとりと水を含む。
 小刻みに腰を振ると、ツクヨミと一緒に、彼女の上に乗っているユィーキも声を上げた。

「あっ♥ あんっ♥ はぁっ♥」

「ちょっとっ、あんたが、何で感じて…んんっ♥」

「…そろそろ、出していい?」

 すると、ツクヨミは膣をきゅっと締め、ねだるように言った。

「待ってっ♥ もうちょっと、ゆっくり、ゆっくりっ♥」

「ああっ、無理っ…ぅあっ!」

「ああぁ…♥♥」

 耐えきれず、ツクヨミの膣内で果てた。

「はあ…もう…っ」

 ペニスを抜くと、ユィーキの下から這い出ようと腕を伸ばした。
 しかし、その前にアスラが、萎えきらないペニスを、上のユィーキに挿入した。

「あぁんっ♥♥」

「やっ、ちょっとっ」

 腰を振ると、ユィーキの膣内ですぐに肉棒が硬くなる。

「あぁっ♥ はぁんっ♥ んあぁっ♥」

「んっ…♥ うちまで、また疼いてきたじゃないの…んぁっ♥」

 憚らず嬌声を上げるユィーキと、吐息を噛み殺すツクヨミ。アスラは下まで伝えんとばかりに、どんと腰を打ち付けた。

「んああぁっ♥♥」

「ふぅんっ…♥」

「あっ♥ あっ♥ あぁ、はぁっ♥」

「っ♥ っっ〜♥ …あんまり、擦りつけないでっ」

「何だっ…妾の身体にまで、欲情するかっ♥」

「っ! 肋が擦れて、痛いのっ♥ あぁっ♥」

「たわけ、このっ」

「やぁっ♥」

 ユィーキが、上からツクヨミの乳房を鷲掴みにした。そのまま、乱暴に揉みしだく。

「このっ、このっ、無駄乳めっ♥ これっ♥」

「あぁっ♥ …アスラっ、早くっ♥ 出しておやりなさいっ♥」

「ああ…ユィーキ、出すぞっ」

「んん…っ♥♥」

 ユィーキの子宮にも、子種を流し込んだ。



「はむっ♥ れろっ、ちゅ…♥」

「よ、よく舐められますね…」

 仰向けになったアスラの股間に顔を埋めて、肉棒を舐めるユィーキ。それを近くで見ながら、眉をひそめるツクヨミ。

「ん…ほれ、汝も奉仕せよ」

「ええっ? うちは…」

 言いながら、アスラの方をちらりと見て…

「…仕方ない」

 恐る恐る、亀頭に舌を這わせた。

「ぇろ…っ、ぅえっ」

「愛が足りんわ。…んむっ♥ れろ、れろ、じゅっ…」

 根本まで咥え、派手に音を立てて啜るユィーキに、複雑そうな顔をする。が、何か覚悟を決めた表情になると、ユィーキを押しのけた。

「…見くびらないでください。うちだって…はむっ♥」

 ぎゅっと目を瞑り、深くペニスを咥え込む。おずおずと舌を伸ばすと、裏筋をなぞるようにおっかなびっくり動かす。

「んっ…んんっ…ぅっ♥」

 ぎこちない仕草で、それでも懸命に、男性器を舌で愛撫する姿に、アスラは再び勃起した。

「…夜は長いぞ」

 ユィーキがにっと歯を剥き出した。



安価下コンマ(ツクヨミ) ゾロ目で妊娠
安価下2コンマ(ユィーキ) ゾロ目で妊娠



「おはようございます」

「う、ん…っ!?」

 起きてから、両腕に纏わりつくユィーキとツクヨミに気付いた。顔を上げると、起こしに来たのはランファンだ。彼女は、寝台の上の痴態に動じること無く、笑顔で近寄ってきた。

「待って、今服着るから…」

「ん…もう朝か」

「ええ。朝食の準備が出来ております。それから、墨と硯も」

「…?」

 首をひねるアスラに、ランファンはずいと顔を近づけた。

「…勿論、天子様へ奉る詩作のためです」

「…姉上」

 ユィーキが、身体を起こして彼女を睨んだ。

「その話はもう止めにしようと、申したではありませぬか」

「いいえ。天子様は、いつでも待っておいでです。我らは天子様の娘なれば、お応えし申し上げるのが道というもの」

「…」

 ユィーキは、アスラを見た。



安価下1〜3でコンマ最大 どうする?(2/5日目)
①武術の訓練

②道術の練習

③詩作

④その他要記述

短いけど今日はここまで

『Harem Simulator』





「…汝が望むなら、妾は止めはせん」

 硯に向かうアスラ。いつかオボロが言った、魂から湧き出るような詩は作れるだろうか。それほどの経験をできただろうか…



安価下コンマ
01〜30 まずまず
31〜60 なかなか
61〜80 わりと
81〜98 とても
ゾロ目 開眼



「…とても良い出来です」

「もう一歩、かな」

 アスラは筆を置くと、伸びをした。良いところには行っている気がするが、まだまだだ。ユィーキに送った文のような、会心の出来には程遠い…



安価下1〜3でコンマ最大 どうする?(2/5日目 午後)
①もう少し頑張る

②北岸を散歩する

③南岸を散歩する

④その他要記述



 小屋を覗くと、セツは箱に向かって座っていた。

「…やあ」

「! 殿様…」

「サチに挨拶しに来た」

「ありがとうございます、ありがとうございます…」

 セツはアスラを中に招き入れると、白い小さな木箱の前に座らせた。箱の前には、柿や線香、蝋燭などが並んでいる。

「ちょうど、二十八日でございました。殿様に拝んでいただいて、サチも喜んで成仏できましょう…」



安価下コンマ ゾロ目で…

「…夫が亡くなって、2人でここに流れてきましたが、今は一人ぼっちで…」

「寂しくはないか」

「心細くはあります。ですが…」

 その時、小屋の戸が開き、2人の女が入ってきた。

「あれ、セイコさんにイツキちゃん」

 入ってきたのは、黒髪に黒目、豊満な肢体の女と、それにしがみつく10歳くらいの少女であった。一見オリエズマ人の母娘に見えるが、2人が着ているのはクリストラ風の服で、しかも母親の方には畳んだ翼と長い尻尾が生えていた。

「バルバス…?」

「あなたが勇者アスラね。…わたしは、セイコ。この娘はイツキ」

「…」

 セイコの太腿にしがみつき、指をしゃぶりながらアスラを見るイツキ。ぼんやりとした顔つきで、何を考えているのか分からない。
 セイコはセツの側に座ると、言った。

「子持ち同士、セツさんには助けてもらってるわ」

「とんでもない、おらばっかり助けられて…」

 謙遜するセツ。アスラは、密かに安堵した。どうやら、相談相手がきちんといるようだ。
 それにしても、バルバスがこの領で暮らしているのは、どういうわけだろう…?
 アスラの疑問を見透かしたように、セイコは言った。

「…わたしたちのことは、説明がしづらいの」

「そ、そうか…」

 アスラは、おずおずと頷いた。



安価下1〜3でコンマ最大 どうする?(2/5日目 夜)

ねる

安価下

『Harem Simulator』





「…」

 南岸の外れにある、小ぢんまりした庵に辿り着くと、セイコはアスラを振り返り見た。

「…ええ、分かっているわ。ここで暮らすために必要なこと。イツキも、分かってくれるわね?」

「…」

 小さくうなずくイツキ。
 3人は、庵の中に入った。内装はクリストラ風で、簡素なベッドや机などが置かれ、何故かコーヒーの香りが漂っていた。

「…さあ、何がお望み?」

 セイコはイツキの肩を抱き、アスラに問いかけた。



安価下 プレイ内容



「っ…あ…っ」

 母親に抱きすくめられ、秘部を指で愛撫されるイツキ。つるりとして柔らかな割れ目の上には、赤紫色の紋様が刻まれていて、イツキの喘ぎに呼応するように鈍く光っていた。

「覚えるのよ。気持ちいいこと…」

「んっ、あぁ…ぁっ♥」

 割れ目が薄桃色に染まり、とろりと蜜が垂れる。
 アスラは下を脱ぐと、手招きした。

「さあ、行ってらっしゃい」

「…」

 イツキはこくんと頷くと、とことことアスラのもとへ歩み寄った。アスラは彼女をベッドに横たえると、脚を掴んで広げた。そうして、幼い少女の穴に、膨れた亀頭を押し当てた。
 ぐいと、腰を押し進める。

「っ」

 声もなく、歯を食いしばるイツキ。意外にスムーズに奥まで入ると、思い出したように腟内がぎゅうっと締まった。

「あっ、いっ」

 あまりの締め付けに、呻きながら腰を振るアスラ。イツキはベッドシーツを掴んだまま、何も言わない。

「っ…っ♥」

「あぁっ…くっ」

 ごりごりとペニスを削られるような締め付けを感じて、アスラは腰を止めてしまった。そのまま、じっとしていると、イツキの膣穴が小さく動いているのが分かる。顔を見ると、彼女はぼうっと天井を見つめたまま、ぽかんと口を開けていた。頬がかすかに赤い。
 静かにイツキの膣を感じていると、突然アスラの腹に衝動が湧き上がってきた。

「っ! あっ、出る…っ!」

「…っ!」

 狭い膣穴は、あっという間に精液でいっぱいになった。



「はぁっ♥ イツキちゃん、よく見てて…♥」

 ベッドに腰掛けたアスラの膝の上で、セイコがゆっくりと腰を下ろす。黒い茂みの中で、セイコの膣はふんわりとアスラのペニスを呑み込んだ。

「あぁぁ…んっ♥」

「はぁっ…」

 足元に座るイツキに見せつけるように、ゆっくりと腰を動かすセイコ。アスラは簡素なドレスの肩紐を外すと、ずっしりと大きい乳房を両手で掴んだ。

「あっ、あんっ♥」

「…」

 肉棒で犯されながら、乳首を指で弄られる母親を、じっと見ていたイツキは、おもむろに立ち上がると…

「ぁんっ♥」

「んっ」

 硬くなったセイコの乳首に、吸い付いた。そのまま、ちゅうちゅうと乳を吸う。

「あっ♥ 待って、それは後っ♥ あ、あっ♥」

 喘ぐセイコ。緩かった膣が、にわかに収縮し、アスラに絡みつく。

「っ、ああっ…」

「あっ♥ あつい…っ♥」

 アスラにもたれ掛かり、奥までペニスを咥え込み、セイコは子宮に子種を受けた。



安価下コンマ(イツキ) ゾロ目で妊娠
安価下2コンマ(セイコ) ゾロ目で妊娠



「夕べはどちらに?」

「南岸に」

「そうですか。…」

 笑みを崩さず、それでいて何か言いたげにアスラを見る、ランファン。

「…何だ」

「いいえ、何も」



安価下1〜3でコンマ最大 どうする?(3/5日目)
①詩作

②武術の訓練

③図書館で勉強

④その他要記述



 西禁の中を歩き、アスラが訪れたのはファン・レイの部屋だ。前回の訪問の際に、彼女の姉が命を落とした。あれ以来、レイとまともに会話ができていなかったのだ。

「レイ、いるかな…?」



安価下コンマ
01〜50 いない
51〜80 いた
81〜98 異臭
ゾロ目 遺骨

「開いてるよー」

 中から声が聞こえてきた。扉を開けると、積み上げられた布が廊下まで溢れてきた。

「うわっ」

「あーごめん、しばらく外出てなかったから…」

 埃の舞う部屋には、遂に少しの隙間もなく衣服や何かの道具が敷き詰められている。レイは寝台の上に寝そべって、アスラの方を見た。

「…で、何?」

「まだ、落ち込んでないかなって」

 するとレイは、少し淋しげに微笑んだ。

「…心配してくれて、ありがと。もう大丈夫だよ」

「でも、しばらく外に出てないって」

「稀によくある」

 そう言うと彼女は、寝台を降りた。床に散乱した物を蹴り飛ばしながら、アスラのもとへ近寄った。



安価下1〜3でコンマ最大 話題、行動

ねる



「占い?」

「ああ」

 どうにか床を掘り起こすと、アスラはスイリンから貰った星図を広げた。

「読めるの?」

「少しはね。何回か、自分でもやってみたから」

 日付から、今の星を調べ、図と照らし合わせる。
 結果を編み上げていく中で、アスラはどきりとした。顔を上げると、レイもまた険しい表情を浮かべていた。

「…西より、厄災が来る」

「分かっちゃう? 多分、素人でも分かるよね」

 不自然に密集した彗星。真っ直ぐこちらに向かってくる、凶兆。
 しかし、アスラが引っかかったのは、それだけではなかった。

「ここの、西…つまり」

 災いの出どころとは、つまり…



安価下1〜3でコンマ最大 どうする?(3/5日目 午後)
①北岸で食事

②南岸で食事

③南の寺院に行ってみる

④その他要記述



「着いたぞ」

「おお、もう完成したんだな…」

 シェンウェンの舟に乗って川を下ると、綺羅びやかな寺院が現れた。尖った屋根の形などはタルスムの宮殿に似ている気もするが、金の装飾がふんだんに使われていて、とても派手だ。
 舟を降りて歩くと、入り口で直立していたアチェが、はっとアスラの方を向いた。

「! 貴様…また来たか」

「ああ、来たよ。ブロイはこの中かな」

 ところが、アチェは寺院に入ろうとするアスラの前に立ち塞がった。

「姫様に会わせるわけにはいかん! 何故なら…」

「…あら、勇者アスラ」

 色めき立つアチェの背後から、チュイがやって来た。彼女は流れるようにアチェの肩を掴み、くるりと自分の方を向かせると、問答無用でバナナを彼女の口に突っ込んだ。

「おごっ!?」

「さあ、お入りになって。姫様も会いたがっておいででしたよ」



「…初めてです。子を授かるのは」

「! 身籠ったんだ」

 辛酸っぱいスープを口に運ぶと、ブロイは小さく頷いた。その顔には不安が浮かんでいるが、微かに頬が赤く染まっていた。

「陛下…ブロイ様のお父上も、たいそうお喜びでした」

「ですが…間もなくわたくしは、ここを離れなければなりません」

「出産は、祖国でってことだろ? ユィーキもそうだった」

「ええ、そうですが…」

 ブロイは、目を伏せた。



安価下1〜3でコンマ最大 話題、行動

「…何か、言いたいことがあるのか」

「…」

「話しておきたいことがあったら、遠慮なく言ってくれよ」

 するとブロイは、ぽつりと言った。

「…帰れば、もうここへ戻ることは無いでしょう」

「! …」

 チュイの方を見る。

「…ええ。生まれてくるお子様だけでなく、その後見としてブロイ様にも国での執政をお望みです」

「ブロイは、どう思ってるんだ」

「故郷に帰るのは、嬉しく思います。ですが、こちらで過ごした日々も忘れがたく…特に、クリスタさんにもう会えないのは、寂しいです…」

 プロイは、ぽたりと涙をこぼした。



安価下1〜3でコンマ最大 どうする?(3/5日目 夜)

「分かった。クリスタに伝えておくよ」



 そうは言ったものの、彼女が今どこにいるのか、アスラは知らない。バルバス領の小屋にいるかと思えば、オリエズマ、果てはサトン領にも行き来しているらしい。
 さて、どうしたものか。西禁の私室から外を眺めながら、アスラは考えた。



安価下1〜3でコンマ最大 クリスタを探す案

「…よし」

 こうなったら総当たりだ。アスラは筆と硯と大量の紙を取り寄せると、それぞれの領に向けて手紙を書き始めた。

「『クリスタ姫へ。オリエズマ南岸の寺院より、姫君ブロイが旅立ち前に姫に会いたがっております』…と。これで良いかな」

 同じ文面の手紙を何通も書いた。明日の朝イチで、各領に届くよう手配しよう。



「そうか。ではクリストラを通じて、各々へ届けるようにしよう。…パイラン」

「は」

 ユィーキはパイランを呼ぶと、手紙の束を渡した。

「これを、クリストラ城へ。全ての領へ届くよう、向こうの役人に伝えよ。何枚かは、我が領にも張り出そう」

「かしこまりました」

 パイランは手紙を手に、西禁を出ていった。



安価下1〜3でコンマ最大 どうする?(4/5日目 午前)
①詩作

②武術の訓練(北岸)

③武術の訓練(南岸)

④その他要記述

今日はここまで

『Harem Simulator』





「ホンファと申します」

 そう言うと少女はにっこり笑って、拳と掌を打ち合わせてお辞儀した。

「ホンファは、翻子拳の使い手です」

 ユゥウェイが紹介した。この9年間で、彼女はかなり背が伸びた。胸はあまり育たなかったが、ドレスのスリットから覗く太腿は白く、大ぶりだ。

「…内丹術は、このペースで学べるものではないと、フォンリン先生からお咎めを受けてしまいましたので…ワタシの功夫とどちらが良いか、実際に見て決められてください」

 そう言うと、2人は順に演武を披露した。
 ユゥウェイのものは何度か見たが、素早くしなやかな動きで、貫手や拳、あと蹴りを多用する。そしてホンファの翻子拳というものは、功夫以上の機敏な動きに、小刻みで手数を重視した正拳と、クリストラで言う所のボクシング、古くはパンクラチオンに似た動きであった。
 一通りの演武を終えると、ユゥウェイは言った。

「さて、どちらにしましょう?」



安価下 どちらを学ぶ?
①功夫

②翻子拳



「根本は、功夫とそう変わりはありません。どう枝分かれするかというだけの違いです」

「ホンファも、内丹だの宇宙だの言うの?」

 顔をしかめるアスラに、ホンファは笑みを崩すことなく首を横に振った。

「いえいえ。ユゥウェイ師のように、そこまで突き詰めることは出来ませんよ。ただ、身のこなしや呼吸などは共通です。では、基本姿勢から…」



「せっ! はっ! はあぁぁ…たあっ!」

「そこまで! …武術の体捌きは、ある程度ご存知のようですね。本日はこの辺にしておきましょう」

 ホンファは笑顔で礼をした。



安価下1〜3でコンマ最大 どうする?(4/5日目 午後)
①北岸で食事

②南岸で食事

③温泉に行く

④その他要記述



 しばらくいない無い間に、橋もすっかり再建された。それを渡って南岸へ向かうと、そこら中から美味しそうな匂いが漂ってきた。
 さて、どこに行こう?



安価下 どこに行く?
①郭

②神社

③出汁香る小屋



「おや、アスラ様」

 神社を覗くと、ザクロが出てきた。

「いかがなさいましたか」

「美味しそうな匂いがしたから」

「ああ。丁度鍋を炊いたところです。…ミズキさーん!」

「はぁ〜い」

 ザクロに呼ばれて、奥から一人の女中がやって来た。長い黒髪に真っ赤な唇で、一目見て分かるほどの巨乳を惜しげもなくはだけている。
 彼女はアスラに手招きすると、言った。

「さ、お上がりになって。寄せ鍋を作りましたの」



 白菜や大根に葱。鶏肉やすり身と、白身魚の切り身。様々な具材を土鍋で煮込んだ鍋を、4人で囲む。アスラとザクロと、ミズキと呼ばれた料理人、それに、最後にやってきた、一人の少女。顔立ちはオリエズマのそれなのだが、何故かノワールやノエルが着ていたようなレオタードを着ている。彼女は鍋を囲みながらも、興味津々でアスラの方を見ていた。

「クーコと申します、わたくしの娘です」

「あなたが勇者様! お話はよく聞いてます」

「アスラだ。…」

 怪訝な目でミズキを見る。どうも、訳ありのようだ。
 ミズキは、そっと目をそらした。その真っ赤な唇が、「いずれ、また」と動いた。
 ひとまず、温かい鍋を楽しむことにした。



安価下1〜3でコンマ最大 どうする?(4/5日目 夜)

酔っ払ってしまったのでまた今度



「久しぶりに、あちきの采配が鳴りんすなぁ」

 アズサは揉み手しながら座敷を歩いた。既に宴もたけなわ、食事に酒も入って、アスラは女が来るのを待ち構えていた。

「!」

 襖が開き、女たちが入ってきた。



安価下 最初の相手およびプレイ内容
https://haremsimulator.wiki.fc2.com/wiki/%E3%82%AA%E3%83%AA%E3%82%A8%E3%82%BA%E3%83%9E%EF%BC%88%E7%AC%AC%E4%BA%8C%E9%83%A8%EF%BC%89 の南岸から3人まで。但し寺院と妖怪は除外(温泉妖怪は可)

「では、僭越ながら最初はわたくしが…」

 周りに押し出されるように、一人の少女が前に進み出てきた。藍色の着物を着た、おかっぱ頭の少女だ。大人しくて生真面目な印象を受けるが、その胸元は不釣り合いなくらいに大きく膨らんでいる。

「スズランと申します。…あの、至らぬ者ですが、どうぞよろしくお願い…」

「ほら、来てよ」

「! は、はい」

 促され、正座したままそろそろと近寄ってくるスズラン。アスラは、膨らんだ胸に片手を載せた。

「!」

「へえ、凄いね」

「あ…はぁ…っ」

 布越しに、スズランの乳房を揉むアスラ。スズランは困惑と羞恥に顔を染めながら、どうにか逃げないように肩を張っている。
 そんな彼女の肩を引き寄せると、アスラは自分の膝の上に座らせた。

「あっ…失礼します…」

「…」

 遂に、両手で彼女の乳房を揉むアスラ。スズランはひっくり返らないよう、彼の肩に両手を置いて身体を支えている。
 だんだん、スズランの目がとろんとしてきた。

「ん…っ、あっ…んっ♥」

 ひたすら胸を揉まれて、変な気分になってきたようだ。顔が赤くなってくる。

「…直接触るよ?」

「ん…っ! は、はい、どうぞ…っ!?」

 言ってから、自分の言葉の意味に気付いたようだ。着物の襟元を掴んでぐいと開かれ、襦袢もはだけられ、露わになった自分のおっぱいに、彼女は息を呑んだ。
 そんな彼女の生おっぱいを、アスラは両手で揉んだ。

「あっ…あ、あっ…あぁっ♥」

「んむっ」

 赤い乳首の片方に、アスラが吸い付いた。

「ああぁ…♥ んっ♥ ひ、ぁ…♥」

 一心不乱に、乳を揉み、乳首を吸うアスラ。自分の胸をおもちゃにされながら、スズランは跨った腰に触れる硬いものに気付いた。

「! …失礼、します…んっ♥」

 下着をずらし、勃起した肉棒をそっと掴む。アスラは相変わらず彼女のおっぱいに夢中だ。
 腰を浮かし、亀頭を自らの着物の中へ…自分の入り口へ、誘うと…ゆっくりと、腰を下ろした。

「…っ! く…」

 絶え間ない愛撫に濡れてはいても、男を知らない彼女の穴は、痛みと共にアスラを受け入れた。

「ふぅーっ…くっ、うぅ…」

「…じっとしてろ。痛いだろ」

「! …」

 アスラに言われて、彼女はぎこちなく腰を動かすのを止めた。
 彼は、硬くなった乳首を摘むと、舌先でちろちろと舐めた。

「あっ♥ あっ♥ …んっ♥」

「…」

 乳首を刺激すると、甘い声がして、膣穴がぴくんと跳ねる。
 スズランは、ぎゅっとアスラの肩を掴んで、胸への刺激に耐える。

「んむっ、ちゅっ、れろっ」

「はあぁ…んぁっ♥ くうぅ…っ♥」

 掴み、押し、離し、摘み、舐め、吸う。体格に合わぬ豊満な2つのおっぱいは、アスラの掌でくにゃくにゃと形を変え、ぷるんぷるんと揺れる。
 スズランの声が、上ずってきた。

「あっ、あ、あぁっ♥ …あ、ああぁ…っ…」

 右のおっぱいを両手で掴むと、強く吸った。

「あああぁっっ…♥♥」

 びくんと、肩が跳ねた。と同時に、アスラも彼女の膣内で果てた。



安価下コンマ 体力消費&ゾロ目で妊娠
安価下2 次の相手 条件はさっきと一緒



「やめろ、離せっ!」

 一人の女が、数人の女に引きずられてやって来た。精悍な顔にすらりとした体型で、簡素な着流しを着たその女は、アスラの目線に気付くと、慌てて姿勢を正した。

「…ボクは、ミナミと申す…っ、よせっ! ボクはこんなこと…」

「嫌がってるけど…?」

「ちょいと、きさんじな経歴がありんす。…かまいんせん、抱いておくんなまし」

 アズサが手を上げると、女たちはミナミを畳の上に倒し、脚を開かせた。

「嫌だ! ボクは…ボクは、男だぞっ!」

「え?」

「確かめておくんなまし」

 女が着流しの裾を捲り上げると、下から現れたのは、薄い毛に覆われた女性器であった。

「女じゃん」

「ち、違うんだ、これは…」

「でも、これは…」

 茂みに手を入れ、肉の裂け目に指を挿し込んだ。

「あ、あっ♥ …やっ、そうじゃっ…これには、わけが、ぁんっ♥」

 抵抗するわりに、いい声で鳴くミナミ。アスラはペニスを勃たせると、彼女の脚の間に膝を突いた。

「やっ、やめろぉ…あ、ああっ…っ!」

 両脇から女たちがミナミの脚を掴み、ぐいと持ち上げた。無防備に開け放たれたミナミのおまんこに、亀頭を押し当て…ぐいと、突き入れた。

「はいっ…あああっっ♥♥♥」

「っっっ! 締まる…っ」

 挿入は驚くほどスムーズなのに、挿れた途端に膣穴がきつく締め付けてきた。熱く蕩けた膣肉が、アスラの肉棒に貪欲に絡みつく。

「はあっ! 凄い、おまんこだ…っ」

「嫌だあっ♥ ボクはっ♥ ボクぅっ…♥ …っ、うぅぅ…」

 啜り泣くミナミ。しかし、身体は明らかに悦んでいるようで、アスラは腰を止めることができない。

「やだあっ♥ 突くな、突くなっ♥ もう、衆道なんてっ♥ …ああっ♥」

 体重をかけ、のしかかるように、ペニスを奥まで突っ込む。
 不意に、アズサが何かに気付いたように、アスラに耳打ちした。

「…なぁる。ミナミ、魔羅には慣れてるようでありんすな。道理で、ほら」

 腰を打ち付けながら、顔を覆う手をどかす。

「! 見るな、見るなぁ…♥」

 涙をこぼしながらも、その目は蕩けて、頬も紅潮している。

「童の頃から、お魔羅には突かれておりんしょ。素直によがりんす」

「やらあっ♥ …しらにゃい、おまんこなんてっ♥ しらにゃあぁっっっ♥♥」

「出すっ、出すぞっ」

「はにゃっ、はなせええっ♥♥ いやらあぁぁっっ♥♥」

 必死にもがくが、女の細腕でアスラの体重はびくともしない。言葉と裏腹にぎゅうぎゅう絡みつく膣穴に

「…出るっ!」

「あっ、あっ♥ らしゅなっ♥ ああぁ…♥♥」

 たっぷりと、子種を付けられた。



安価下コンマ 体力消費&ゾロ目で妊娠
安価下2コンマ 次の相手とプレイ内容

いったんくぎる

体力消費をどのタイミングで判定するか未だに迷ってる



 ミナミが引きずられていくと、今度はイツキが進み出てきた。彼女はズボンを脱ぎ捨てると、下半身裸のままアスラの前に膝を突いた。

「…」

「…じゃあ、ここに」

 胡座をかいた膝を叩くと、イツキはその上に座った。間近に見ると、不思議と先程のミナミにも似た、奇妙な雰囲気を感じた。
 アスラは片手で彼女の首元を引き寄せると、薄い唇に口を付けた。

「…ん」

 キスを知らないのか、イツキは唇を合わせても動かない。ぼんやりと開いた歯列の間に舌を挿し込むと、イツキは驚いたように瞬きした。
 刺激するように舌を舌でつつきながら、アスラはもう片方の手を、彼女の脚の間に入れた。そうして、滑らかな彼女の割れ目に指を這わせた。

「ん…っ♥」

 ふるふると、イツキの肩が震える。彼女の陰唇は分厚くて、柔らかい。手触りの良い割れ目を指でなぞり、ふにふにとつまみ、ぱくぱくと開いてみる。その間にも、唇を重ね、舌を動かす。
 広げた彼女の膣穴に、人差し指をそっと挿し込んだ。

「っ…♥」

 ぴくんと、彼女の肩が跳ねた。と同時に、口が開いた。その口を吸いながら、アスラは指を小刻みに動かした。きゅうきゅう締め付けてくる狭い穴を、少しずつほぐすように、くいくいと指を曲げる。親指で陰核を擦ると、更に膣穴が締まった。

 細い腰を両手で掴むと、イツキの身体を持ち上げた。そうして、上を向いたペニスの上に、ゆっくりと下ろした。

「あ…ぁ…ぁっ♥」

「ふっ、ぅ…」

 柔らかく、弾力のある女の肉が、アスラに絡みついた。心地よい暖かさが、彼を包み込む。
 両腕を彼の首に回すと、不意にイツキが囁いた。

「…べろ、いれる、か?」

 返事する代わりに、アスラは唇を重ねた。

「んむっ♥」

 先程までのアスラのように、今度はイツキが舌を入れてきた。お互いの口を行ったり来たりしながら、舌を絡め合う。口づけが長引くに従って、彼女の膣穴は締め付けを強め、息継ぎをするたびにふわりと緩む。

「んっ♥ んっ、ちゅっ…っは♥ …ぁむっ♥ れろっ♥ …」

 貪るように唇を合わせ、舌を絡め、唾液を啜る。きつく抱き寄せると、根本まで彼女の中へ呑み込まれる。性交はまだ2度目の筈なのに、彼女の膣は自在に蠢き、アスラを刺激する。
 とうとう、アスラが彼女の中で射精した。

「! …っ♥」

「っはっ! あぁ、うっ…ぁ、あっ…」

 容赦なく絞るイツキの膣に、アスラは一層、射精の勢いを強くした。



安価下コンマ 体力消費&ゾロ目 or 1の位が1で妊娠
安価下2 次の相手とプレイ内容

「…御免」

 進み出たのは、一人の女。彼女を見て、アスラはあっと声を上げた。

「エルフ…」

「…いかにも」

 小さく頷く彼女は、金髪碧眼に尖った耳をしていて、オリエズマ島国の忍びの服を着ている他はどう見てもエルフであった。
 オリエズマに籍を置くエルフには、前にも会ったことがある。その手合だろうか。

「ユーリ、とお呼びください。…」

 ユーリは、試すような目でアスラを見ると…その場でくるりと背を向け、くいとお尻を突き出した。
 裾の短い装束から、白く小さな尻と、薄い金色の陰毛に覆われた秘部が覗く。

「…どうぞ」

 硬い声に戸惑いながらも、彼は半勃ちの肉棒を押し当てた。事前に準備してきたのか、そこは既に熱く、湿っている。

「じゃあ…っ」

「っ…」

 ずるりと、ユーリの膣穴に、ペニスを押し込んだ。

 何度も達した後の肉棒を奮い立たせるように、腰を振る。

「っ、っ…んっ…」

 声を殺して喘ぐユーリ。小ぶりな尻と一緒に、尖った耳が揺れているのが見えた。

「…っ」

 アスラは、殆ど無意識のうちに、その耳に口を寄せていた。

「…ひっ!?」

 初めて、ユーリが声を上げた。一緒に、膣穴が竦んだ。

「な…何を」

「…最近、ラー…いや、あるエルフと、ちょっと」

 言葉を濁すアスラ。そんな彼に、ユーリは何か思うところがあったらしい。幾分柔らかい声になって、言った。

「…いえ、構いませんよ」

「…」

 言葉に甘えて、アスラは彼女の耳に口づけした。

「ん…」

 舌を這わせながら、腰を振る。耳を刺激されると、ユーリは感じているように膣を竦ませる。その中で、ペニスがより太く、硬くなる。

「は…ぁっ…♥」

 甘い声を零すユーリ。脳裏に浮かぶ『彼女』の姿を掻き消すと、アスラは強く腰を振った。

「っ、あぁっ♥」

「うっ」

 耳から口を離すと、ユーリの膣内に射精した。



安価下コンマ 体力消費&ゾロ目で妊娠
安価下2 次の相手とプレイ内容

ずっと書いてなかった残り体力 250-90-6-19-11=124



「…久うありんす、旦那さま」

「どうも…」

 出てきたのは、アカツキとユリコだ。今日はアカツキだけでなく、ユリコも遊女風の綺羅びやかな着物を纏っている。

「また、ご奉仕できて、うれしゅうありんす」

「うん…」

 アスラは額を拭うと、深呼吸した。4人も立て続けに相手したせいで、流石に疲れた。
 布団の上にどっかり腰を下ろすと、言った。

「ちょっと…休ませて」

「! では…アカツキちゃん、こっちに」

「えっ? あ、はぁ……っ!? んっ!」

 突然、目を輝かせたユリコが、アカツキを畳の上に押し倒した。そのまま唇を奪い、着物の合わせに手を突っ込む。

「んんっ…やっ、やめなんしっ…いっ、やぁっ♥」

「んふふふふ…さあ、お姉さんに任せて…♥」

「あぁんっ♥」

 そういえば、前に会った時も、ユリコはアカツキにただならぬ目線を向けていた。もしかすると、ずっと狙っていたのかも知れない。

「旦那さまのためですっ…しっかり、ほぐして、ね…♥」

「あぁっ♥ あっ♥ やっ♥」

 胸元を広げ、控えめに育った乳房にしゃぶりつくユリコ。
 一休みして回復したアスラは、アカツキに夢中でふるふる揺れるユリコの尻に触れた。

「そろそろ挿れていいか?」

「んちゅっ♥ ぇーろっ♥ ちゅぅぅっ…♥♥」

「ひぃぃっ♥ んぁ、あぁ…ぁんっ♥」

「…」

 アスラは、着物の裾を乱暴に捲り上げると、糸を引くほど濡れたユリコの膣穴に、ペニスをぐいとねじ込んだ。

「あぁんっ♥ …あっ、ごめっ、申し訳、ありっ♥」

「良いから、続けなよ」

「…では、失礼して…んっ♥」

「やぁっ♥ おたっ、おたすけっ、旦那さ、まぁっ♥」

「あぁっ!」

 抽迭と無関係に、激しく動くユリコの膣内に射精した。
 出しながらアスラは、尻を叩いた。

「ぁんっ♥ …何ですか、旦那さま…」

「交代」

「あぁっ!」

 ペニスを抜くと、帯を掴んで引き倒した。それからアカツキを助け起こすと、仰向けにひっくり返ったユリコの上に跨がらせ、言った。

「今度は、アカツキの番だ。仕返ししてやれ」

「えっ? えっと…ごめんなんしっ!」

 アカツキは叫ぶと、ユリコの胸元をはだけ、彼女の乳首に吸い付いた。

「んああぁぁっっ♥♥♥」

 今までで一番の声を上げ、ユリコがよがった。夢中で乳首を吸うアカツキのお尻をめくると、既にユリコの手でしっかりとほぐされていた。薄い茂みの向こうで、ぱっくり開いた穴に亀頭をあてがうと、ずいと奥に挿し込んだ。

「! あっ、旦那さまぁっ♥」

 アカツキは、アスラの動きに合わせて声を零す。小柄な彼女の膣穴は、アスラの肉棒を少し余らせ、それでも健気に締め付ける。

「あ、あっ♥ 突いてっ♥ 突いてっ、おくんなっ、あっ♥」

「はぁっ♥ はぁっ♥ …はむっ♥」

「ひゃぁんっ♥♥」

 乳首を噛まれ、嬌声を上げるアカツキ。小さな膣が、いよいよアスラに絡みついて離さない。

「はぁっ、出るっ」

「んぁっ♥ 出してっ♥ 孕ませて、おくんなましっ♥ …あぁぁっっ♥♥」

「出るっ」

 前後から責められ、うねる小さな膣に、たっぷりと子種を放った。



安価下コンマ(ユリコ) ゾロ目で妊娠
安価下2コンマ(アカツキ) ゾロ目で妊娠 および合計分体力消費
安価下3 次の相手とプレイ内容

残り体力 124-38-48=38

今夜はここまで

 突然、座敷にいた人々が、慌てて部屋の端へと避けた。

「? …!」

 襖が開き、しずしずと入ってきた人物を見て、アスラは息を呑んだ。

「…」

 白く色褪せた、長い髪。太陽を織り込んだ華やかな着物に、分厚い布で隠せない大きな胸。眼帯で片方を覆っているが、切れ長な瞳は、アスラの知るある人物と同じであった。
 その場にいた女たちが、一斉にひれ伏す。きょとんとしていたイツキも、アズサに掴まれて正座した。

「…アマテラス、と申します」

 掠れた声で挨拶する、女。アスラは、口を開け、言葉を投げようとして…辛うじて、絞り出した。

「ツクヨミの…姉、か」

「いかにも」

 アスラは、言葉に詰まった。
 彼女は、ツクヨミが祖国を追われる原因となった張本人だ。しかし、この8年間でツクヨミは、島国に敵愾心を燃やすアスラに、何度も言い聞かせていた。



『アマテ様…うちの姉様は…島国でただひとり、うちの味方でした』



「麿が、ここに参ったことを…吾らが故郷の誠意と、受け取り給いますか」

「そ、そんなこと…だって…」

 ゆったりと近寄るアマテラスに、後ずさるアスラ。
 彼女は彼の前に、膝を突いた。

「…麿を、憎みますか」

「! …ツクヨミは…あんたは、悪くないって…嫌うなって…」

「…」

 アマテラスは、ふっと微笑んだ。暖かなひだまりのような、見ているだけで尖った心が和らぐような、優しさに満ちた笑顔だった。

「まことですか。妹が、そのように。…嬉しゅうございます」

「まだ、会ってないのか?」

「ええ。…麿は、妹に憎まれても仕方なく…お会い申し上げるのが、少し怖くありました」

 それから彼女は、おもむろに自らの帯に手を掛けた。

「何を?」

「無論、後宮に参りましたからには、お夜伽を」

 その場にいた女たちが、一斉に座敷を去っていく。広い屋敷に取り残されると、アマテラスは帯を解き、着物をはだけた。
 音がしそうなほどの勢いで、たわわな乳房がこぼれ落ちた。ほんのり頬を染め、彼女は言った。

「では…好きなように、してたもれ…」



「ん…んむっ…はぁ♥」

 抱き合いながら深く唇を重ねる。西瓜のようにまん丸く、シミ一つ無い乳房を掴むと、ずっしりと重い。桜色の乳首に口を付けると、アマテラスは小さく身じろぎして、お返しとばかりにほっそりとした指で彼の男根に触れた。

「あぁ…♥ ん、あっ♥」

 ぎこちない手付きで、肉棒を上下に擦る。アスラは、舌先で彼女の乳首を転がしながら、片手を彼女の茂みに伸ばした。

「…っ、あぁ♥」

 甘く、柔らかい声で喘ぐアマテラス。耳元で囁くような吐息に、興奮が増していく。

「…あっ♥」

 布団の上にアマテラスを押し倒すと、アスラは彼女の上に覆い被さった。

「挿れるぞ」

「…ええ、どうぞ…んあっ♥」

 熱く蕩けた穴に、一気に挿入した。

「はっ、はっ!」

「あっ♥ んっ♥ はぁっ♥」

 あの時見せた笑顔のように、温かくアスラを包むアマテラス。警戒していた相手であったことも忘れて、夢中で腰を振る。

「んぁ、あっ♥ はんっ♥ …ぁむっ♥」

 唇を重ねた。舌を絡め、強く吸いながら…温かなアマテラスの膣に、射精した。



安価下コンマ 体力消費&ゾロ目で妊娠



「…」

 頭痛に顔をしかめながら、布団から起き上がる。広い座敷にはアスラ一人で、周りはきれいに掃除されていた。
 障子から漏れる光は、朝。もう、週の最後の日だ。



安価下1〜3でコンマ最大 どうする?(5/5日目 午前)
①武術の訓練

②温泉で朝風呂

③詩作

④その他要記述

ねる

『Harem Simulator』





 朝食を終えると、アスラは座敷に、筆と硯を持ってこさせた。

「お勉強でありんすか」

「詩をね」

「へえ、漢詩でありんすか」

 筆を執り、半紙に向かうアスラ。
 アズサが、思いついたように立ち上がった。

「詩作の心得なら、あちきにもありんすが、ここにはもっと優れたものもおりんしょ。探してきんす」



安価下コンマ
01〜20 弟子
21〜50 結局アズサ
51〜80 ヤチヨ
81〜98 アマテラス
ゾロ目 原初



 しばらくすると、アズサは一人で戻ってきた。気まずそうに言う。

「思ったように、見つからなんでした。まあ、あちきもそれなりに漢詩は収めてありんす。どれ、見せておくんなまし…」



 出来上がった詩を見て、アズサはぼそっと言った。

「…お利口さんな詩でありんすな」

「…」

 渋い顔をするアスラを、慰めるように言う。

「異国の言葉で詩を作るのは、難しくありんす。殿様は、もうオリエズマの者と変わりないほどに頑張ってありんす」

「ユィーキに宛てたのは、こんなものじゃなかった」

「ふむ…思うに、言の葉を紡ぐには、送るお相手のことを考えるのが、更に上達する道やも」

「! そうか、確かに…」

 その時、郭の外から悲鳴が聞こえた。

「!?」

 慌てて顔を出すと、川の向こうにジオが立っていて、橋の周りをそわそわと歩き回っていた。彼はアスラの姿に気づくと、安心したように立ち止まり、川に顔を突っ込んで水を飲み始めた。

「…しまった」

 オリエズマ領に来てから、厩舎の横に繋いだきり、すっかり忘れていた。あまりにも構ってもらえないので、痺れを切らして飛び出してしまったようだ。ランメイや他の女たちが、助けを求めるようにアスラの方を見ていた。

「ごめん、すぐ連れ戻すから…」



安価下1〜3でコンマ最大 どうする?(5/5日目 午後)
①もう少し詩作

②ジオと北岸を散歩

③ジオと南岸を散歩

④その他要記述



 せっかくなので、ジオを南岸に連れてきた。

「大きな馬でありんすなぁ」

 巨大な黒馬に跨るアスラを見上げて、アズサが驚嘆する。

「偉大な将には、偉大な馬が連れ添うものでありんす。殿様も、その器でありんす」

「じゃあ、行ってくる」

 手綱を引き、南岸の領へと繰り出した。



安価下コンマ
01〜10 特に何も起こらない
11〜30 子どもたちが遊んでいる
31〜50 警備隊
51〜70 刀鍛冶
71〜98 クリスタ
ゾロ目 悲鳴



「…ん?」

「あっ! アスラじゃない!」

 川沿いに歩いていると、クリスタに出会った。彼女は長い縄を掴んでいて、その先には雌牛の獣人が繋がれていた。確か、ミノ太と言ったか。

「って、すんごいのに乗ってるわね…ひぃっ!?」

 ジオが鼻を鳴らすと、クリスタは竦み上がった。

「どうしたんだ、ここで」

「どうしたも何も、あんたが呼んだんでしょ? お迎えに上がるとは、中々感心じゃない」

 アスラは一瞬考えて…すぐに思い出した。ここを去るブロイが彼女に会いたいと言っていたのを、後宮中に伝えたんだった。

「もうブロイに挨拶は済ませたのか?」

「これから行くところよ。あたし、この前までバルバス領にいたもの」

「そうか…」



安価下1〜3でコンマ最大 どうする? 自由安価

「…では」

 アスラは、馬上からクリスタに向けて手を伸ばした。

「ええ」

 当然のように、その手を取るクリスタ。その手をぐいと引くと、鞍の前に彼女を跨がらせた。

「わっ、高い! ラクダみたい!」

「暴れるなよ。おれ以外の人を乗せるのは、これが初めてなんだ」

「だ、大丈夫なんでしょうね?」

「変なことしなければ、な。ところで、そっちは…」

 ぼんやり主を見上げるミノ太に目を向ける。彼女は、思い出したように目を見開くと、首を振った。

「おでは、結構だよ。歩くさ」

「そうか。じゃあ、行こう」

 ジオの手綱を握ると、南の寺院に向けて出発した。



「クリスタさん! またお会いできて、嬉しいです…」

「ブロイちゃん、もう行っちゃうのね。…大丈夫、今度、ブロイちゃんの国に遊びに行くから!」

「お待ちしておりますよ、クリスタ様。…あ、バナナをどうぞ」

 再開を喜ぶ姫たちを遠目に見ながら、アチェはアスラにぼそっと言った。

「…姫様には、いい思い出になった。感謝する」

「ああ」

「母になれば…自由も、減るだろう。我らには、どうすることも出来ん」

「…」

「アスラ!」

 クリスタが、こちらに駆け寄ってきた。

「あたしは、今日はここに泊まるわ。あんたは、どうするの?」

「おれは…」



安価下1〜3でコンマ最大 どうする? 自由安価(5/5日目 夜)



 その夜、アスラはツクヨミの住む離れを訪れた。

「ツクヨミ、いる…っ!」

 入ってすぐに、部屋がただならぬ空気に包まれているのに気づいた。



「…ツクヨミ」

「アマテ…様」



 そこには、向かい合って見つめ合う、姉妹の姿があった。アスラのことには全く気付かない様子で、ツクヨミが言った。

「色々と、お尋ね申し上げたいことはございますが…その御姿は、どうして」

「少し、風邪を」

「そんなはずがありますか! 御髪が白く、しかも片目が…」

「良いのじゃ。そなたに言うたとて、詮無きこと。麿は、気にしてはおらぬ」

「っ…そうやって、姉上は…!」

 歯ぎしりしながら目を逸らして…そこで初めて、アスラの存在に気付いた。

「! アスラ…」

「おや、そなたは…」



安価下1〜3でコンマ最大 話題、行動

いったんくぎる

「2人とも、落ち着くんだ」

 アスラは2人の間に割って入ると、交互に顔を見た。

「おれの前で、隠し事はなしだ。お互い、本当のことを…思ってることを、正直に言うんだ」

「では、うちの質問にお答えを。…何が、あったのです」

 するとアマテラスは、深い溜め息を吐いた。

「…昨年より、床に臥せっておりました。回復するのを待ってから、こちらへ参りました」

「そのような、恐ろしい病が流行っていたのですか」

「否…あれは病ではなく、毒」

「毒!? 一体、誰が」

「つい先程、詮無きことと申しました。…麿には、分からぬ。分からぬことは、話せぬ」

「…」

 歯ぎしりするツクヨミ。自分が殺されかけた話をしているというのに、アマテラスは穏やかな顔をしていた。
 やがてツクヨミが、震える声で問うた。

「…何故…復讐しようとは思わぬのですか」

「知らぬ相手には、復讐できぬではありませんか」

「突き止めればよろしい! アマテ様なら、間諜を遣わすなど造作もないでしょうに…どうして…」

 目に涙を浮かべながら、絞り出す。

「…そのように…優しいのですか。うちにまで…!」

 するとアマテラスは、それには答えずに、逆に尋ねた。

「麿のために、そなたが受けた仕打ちを、常に案じておりました。…麿を、憎みたもうか」

「先にお答えを!」

「…」

 アマテラスは、困ったように口元に手を当てた。それから、ぽつりと言った。

「…分からぬ」

「分からぬとは、どういうことですか!」

「麿は、日ノ本を愛する。民を愛する。そなたは、麿の同胞…愛するのに、何の理由が必要でしょうか」

「! …っ」

 ツクヨミは、よろよろと数歩進み出ると…その場に、膝を突いた。アマテラスも跪き、肩に手を置いた。

「もう一度問おう。…麿を、愛してはくれぬか」

「姉様…!」

 ツクヨミは、涙を流して姉に縋り付いた。アマテラスも、頬を涙で濡らしながら、妹を抱きしめた。
 抱き合う2人に背を向けると、アスラは静かにその場を去った。

「時は来ました」

 ランファンが、目を輝かせた。

「さあ、今こそ我らの故郷へ参る時です」

「…」

 少し後ろで、ユィーキは苦い顔をしている。

「アスラ、汝が決めることだ。…汝の心で決めよ」

「準備は整っております。後は、決心するだけ」



安価下3票先取 どこへ行く?
①クリストラ

②オリエズマ

③サトン

④バルバス

⑤オリエズマ大陸

タルスム(オリエズマと接していないので選択不可)

オリエズマ領に残るってことでおk?

いったんくぎる

『Harem Simulator』



 噂話が聞こえる…

 ___流石はアマテ様。まさに太陽の写し身だ。

 ___勇者は、今週もここにいてくださると。

 ___ユィーキは、王朝への忠誠があられるのか? もしや…



「そうかそうか。ではゆっくりしていくが良い」

「ちちうえ、まだいるの。やったー!」

「…」

 喜ぶ母娘を一瞥すると、ランファンが低い声で言った。

「…いつでも、準備は出来ておりますので」

 すると、今度はユィーキが姉を睨んだ。が、何も言わず再びアスラに笑顔を向けた。

「今日も冷える。ゆるりと時を過ごすがよかろう。また、温泉にでも行こうか…」



安価下1〜3でコンマ最大 どうする?(1/5日目 午前)
①親子で温泉

②西禁でだらだらする

③詩作

④その他要記述

「待って」

 しかし、アスラは動かず、ユィーキに問いかけた。

「おれが大陸に行くのが、そんなに嫌なのか? 何か理由があるのか?」

「! そうですよ!」

 ここぞとばかりに、ランファンが食いつく。

「何故、貴女は天子様へのお目通りを疎うのですか。…まさか、叛意が」

「たわけ!」

 突然、ユィーキが一喝した。ティエンファンが竦み上がり、涙を浮かべる。

「ひぃっ!?」

「な…っ」

「…姉上とて、限度がありましょう。妾に、父上への叛意などありましょうか。妾はただ、夫にして主たるアスラの望むことをし、望まぬことはせぬ。それだけです」

「では、他ならぬアスラ様が拝謁を望まれれば、従うのですね?」

「…無論」

 重々しく頷くユィーキ。ランファンは、じっと妹を見ていたが、やがてくるりと背を向け、どこかへと去っていった。
 残されたユィーキは、深い溜め息を吐いた。ランファンの姿が見えなくなるのを認めてから、ぽつりと言った。

「…ここは、オリエズマではない。いくら似せて造ったとて、クリストラであることに変わりない」

「…」

「妾の王は、汝だ、アスラ。…だが、王朝に渡れば汝は王ではない、ただの紅毛人よ。それが…堪えられぬのだ。許せ」

 そこまで言うと、ぐずっているティエンファンの前に屈み込み、頭を撫でた。

「おうおう、怖がらせたなぁ…もう怒ってはおらぬぞ。もう泣くな、ティエンファン…」



安価下1〜3でコンマ最大 どうする?(1/5日目 午後)
①北岸で食事

②南岸で食事

③温泉に入る

④その他要記述



「子どもの内から、あんまり濃い味付けばかり食べさせると、将来舌が利かなくなりますよ?」

「何を言うか、元々それは、我が国の料理だぞ。…して」

 テーブルの向こうで、ティエンファンと遊ぶ女を見る。

「そうかそうか、そなたは大陸の姫君であられるか。麿と一緒でおじゃるな」

「うん! おねーちゃんもおひめさま?」

「こら、無礼ですよ! …こちらを、アマテ様。お口に合うか分かりませんが…」

 アマテラスの前に、水餃子の椀を供するツクヨミ。

「よい、よい。それよりも、そなたが手づから料理とな。どれ…ん…っ! からっ」

「ああっ、やっぱり…」

 アスラとユィーキも、水餃子に口を付ける。スープは辣油の効いた辛い味付けだが、餃子はつるんとして、中から甘い肉汁が溢れてくる。
 アマテラスも、辛さに驚きながらも、また一口と食していく。

「ひぃ…から…しかし、これはこれで…」

「…あ、ティエンファンちゃんのはこっちね」

 辛くない味付けのものをティエンファンに供すると、自分は辣油のたっぷり入ったものを食べ始めた。

「…それにしても。汝まで出張ってきて、島国の皇室は大丈夫なのか」

「東宮は、別におりますゆえ…元より、麿の身体ではもはや、務めも果たし難く」

「…流されてきたってこと?」

「いいえ。同胞に会う良い機会と思い、自ずから送るよう申しました」

「そうか…」

「アマテ様…」



安価下1〜3でコンマ最大 話題、行動



 食事を終え、お茶を飲みながら、アスラはふと口を開いた。

「…この前、占いをしたんだ」

「占い、とな」

 アマテラスが身を乗り出す。ユィーキが目を細めた。

「わざわざここで話題に出すということは、ろくな結果では無いようだな」

 アスラは頷くと、レイの部屋で行った占星術の結果について話した。
 ここの西…すなわちクリストラ領より、多くの災いが来る、と。

「いつ、かは分かりませんよね」

 ツクヨミが唸った。

「向こうが、ざわついておるのは知ってるぞ。教祖が死んだとか。それに乗じて、良からぬことを企む輩がおるのかもしれぬ」

「アマテ様は、うちが守ります」

「事によっては…汝も、我が国へ逃げたほうが良いかも知れぬな」

 ユィーキは、溜め息を吐いた。



安価下1〜3でコンマ最大 どうする?(1/5日目 夜)

ねる



 ティエンファンを西禁へ返した後、アスラとユィーキはツクヨミ姉妹の暮らす離れにいた。

「な、な、な」

 顔を真赤にして、固まるアマテラス。ユィーキはくっくっと喉を鳴らした。

「2人では足らず、3人とな。まさに、天をも恐れぬ欲深さ」

「…こういう奴です、アマテ様…はぁ」

 頭を抱えるツクヨミ。
 寝台の上で、アスラはもう服を脱いで準備万端だ。



安価下 プレイ内容



「あっ♥ あぁっ♥」

「妹が妹なら、姉も姉よ。ほれ、ここが良いのか無駄乳姉よ」

「ひっ、控えなさい! アマテ様の玉体を、そのように…し、失礼っ!」

「んんぅっ…♥」

 布団の上に座り込んだアマテラスを、後ろからツクヨミが抱きすくめ、ユィーキが前から乳を揉みしだく。ユィーキはアマテラスの寝間着をはだけると、白い肌をなぞり、茂みに指を突っ込んだ。

「くぅんっ♥」

「ほれ、ほれ…随分と具合が良いの」

「い、痛くないように、仕方なくですので…」

「ひゃぁんっ♥」

 ツクヨミが後ろから胸を掴み、乳首を指先でくすぐった。アマテラスは、細く小さな声で喘ぐと、おもむろにその手を掴んだ。

「…もう、よい…」

 2人の手を離れると、アスラのもとへよろよろと歩み寄る。それから、仰向けに横たわった彼の、上を向いたペニスを、裸の秘部で跨いだ。
 ゆっくりと、腰を落とす。

「んっ…ふっ…うぅぅ…んっ♥」

 熱く、ふわふわの膣がアスラを呑み込んだ。そのまま、ぎこちない動きで腰を上下に振る。

「んっ♥ …んっ♥ …はぁ、んっ♥」

「あああ…姉様が、娼婦のように、淫らな…」

「…汝も、用意せよ」

「え? …あっ♥」

 向こうで、ユィーキとツクヨミの声と、水音が聞こえてくる。
 アスラは、頭上でぽよんぽよんと揺れる、アマテラスのおっぱいを両手で掴んだ。

「ひぅっ♥ …ぁ、んっ♥」

 柔らかなアマテラスの膣が、きゅっと縮んだ。女の穴が絡みつき、ペニスを上下に扱くと、あっという間にアスラはその中で果てた。

「あ、あっ…うっ…」

「はぁ…♥ はぁ…んっ♥」

 ゆっくりと腰を持ち上げ、ペニスを抜く。アスラの隣に腰を下ろすと、恐る恐る自らの股間に指を遣った。

「こ、ここに、そなたの子種が…」

「ツクヨミたちにも注いでくる」

 そう言うとアスラは、寝台から降りた。

 畳に敷いた布団の上で2人が、今度はユィーキが下になって重なり合っていた。
 アスラが近付くと、ユィーキは上に乗るツクヨミの尻に手を伸ばし、割れ目ごとぐいと広げてみせた。自分も大きく脚を広げ、女性器を見せつけながら誘う。

「アスラよ、準備は出来ておるぞ…♥」

「やだっ、こら、開くなっ…♥」

 よだれを垂らしながら、ぱくぱくと動く2つの入口。アスラはまず…下の穴に、亀頭を押し付けた。

「あんっ♥」

 そのまま、ぐいと奥まで挿入する。たちまち、甘い声と共に膣の壁が竦み、絡みついてきた。

「あんっ♥ アスラっ♥ あぁっ♥」

「はぁっ、もうっ…皇女のくせに、はしたないっ」

「たわけっ♥ 我が主、我が王の、おちんちん様であるぞっ♥ …見ておれ。このように、よがるのだっ♥」

 ツクヨミの頭を両手で押さえ、自分の顔の前に固定する。そのまま、声を上げてよがり始めた。

「あぁんっ♥ 気持ちぃっ♥ アスラのおちんちんっ♥ おまんこ、いぃっっ♥♥」

「ユィーキ、出すよっ」

「ああぁっ♥ どうぞっ♥ どうか、わらわをっ♥ また、孕ませて…っっっ♥♥♥」

「ああっ!」

 うねうね動くユィーキの膣穴に、たっぷりと射精した。

「はぁ…出たぁ…♥」

「はぁっ…ああもうっ…」

 目の前の痴態に、もじもじとお尻を揺らすツクヨミ。一緒にひくひくしているピンク色の穴に

「…ひぃああっ♥♥」

 萎える前に、一気に突っ込んだ。
 そのまま、最初から激しく腰を振る。

「あっ♥ やっ♥ もうちょっ、ゆっくりっ♥」

「痴れ者め、どう教えたか」

「…っ、あぁんっ♥♥」

 ユィーキの一言に、ツクヨミは吹っ切れたように声を上げ始めた。嬌声に合わせて、膣も激しく動き始める。

「突いてっ♥ 突いてっ♥ 子宮、突いてっ♥ …孕ませてっっ♥♥」

「ああっ、孕めよっ」

「あんっ♥ アスラ、あすらっ♥ いいわぁっ♥」

「…つ、ツクヨミが、このような声を…」

「!! あっ、アマテさまぁっ♥ もうしわけっ、もうしわけありませんっ♥ うちはっ♥ 淫らな…ひんっ♥」

「いいから、孕めよっ!」

「あっ、あっ…ああぁっ…♥」

 ツクヨミの子宮にも、子種を流し込んだ。



安価下コンマ(アマテラス) ゾロ目 or 1の位が0で妊娠
安価下2コンマ(ユィーキ) ゾロ目 or 1の位が6で妊娠
安価下3コンマ(ツクヨミ) ゾロ目 or 1の位が5で妊娠



「ん…」

「ふぅ…」

「んっ♥ …」

 寝台の上。真ん中に仰向けに横たわったアスラの上に、うつ伏せに寝そべるユィーキ。その両脇から、アマテラスとツクヨミ姉妹が、大きなおっぱいで彼の頭を左右から挟む。

「おなごの肌は、寒い夜のぬくもりで…ひんっ♥」

 アスラが首を回し、アマテラスの乳首に吸い付いた。ちゅぱちゅぱと乳首を吸いながら、目を閉じる彼を、アマテラスは優しく撫でた。

「童女の一人が、夜に泣いての…麿のおちちを吸いたがったことがあった。出ぬと言うに、夢中で吸いたもうて…んっ♥」



安価下1〜3でコンマ最大 どうする?(2/5日目 午前)
①武術の訓練(南岸)

②ジオと散歩(南岸)

③詩作

④その他要記述



「ほう、漢籍を習いたもうか」

「…」

 硯に向かうアスラを、複雑そうに見るユィーキ。

「麿が見奉ろうか」

「アマテ様のお手を煩わせることは…どなたか、見繕って参ります」



安価下コンマ
01〜30 結局ツクヨミ
31〜50 アズサ
51〜80 アマテラス
81〜98 極悪大妖怪
ゾロ目 ???

ねる

『Harem Simulator』





「あい、あい。あちきが来んしたよ」

 襖を開け、正座したままするすると入ってきたのは、アズサ。彼女はアスラの座る机の側まで寄ると、半紙を覗き込んだ。

「では、書いておくんなまし」

「よし…」

 アスラは深呼吸し、硯から筆を持ち上げた。



安価下コンマ
01〜10 不調
11〜50 よくできた
51〜85 とても良くできた
86〜98 開眼
ゾロ目 詩聖



「…ほう。中々やりたもうな」

「恐れながら…」

 口を開いたアマテラスに、アズサがおずおずと反論した。

「…殿様は、まだまだこんなものではありんせん」

「あまり煽ってくれるな」

 ユィーキが、彼の肩に手を置いた。

「よくできておる」

「…」

 アスラは筆を置くと、伸びをした。

「…ここまでにする」

「そう。…じゃあ、食事にしましょう」

 ツクヨミが手を叩いた。すかさずアマテラスが「麿は魚が食べたいぞ」と口を挟んだ。



安価下1〜3でコンマ最大 どうする?(2/5日目 午後)
①ツクヨミの料理

②南岸で魚料理

③北岸で魚料理

④その他要記述



「これはこれは、島国の皇女さまもこちらへ」

 マオジャンは、驚いたように言った。

「アマテ様はお魚をお召し上がりになりたいそうです。よろしく」

 ツクヨミの注文に、マオジャンは頷いた。

「かしこまりました。では、しばらくお待ち下さい」



 運ばれてきたのは、大きな淡水魚をまるごと一匹蒸して、香草や油、調味料を掛けたものだった。
 箸で切ると、薄っすらとゼリー質のものが表面を覆っている。

「ぁむ…」

「む…不思議な味わい…」

「懐かしいわね。南の方は、こんな感じだった…」

 甘辛い、とろけるような食感の魚を味わった。



安価下1〜3でコンマ最大 どうする?(2/5日目 夜)



「北岸と南岸が結ばれて、早5年になります」

 謁見の間。ランメイが、集まった女達に向けて言った。隣に立つアズサが、続ける。

「色々と荒波もありんしたが、殿様のお力でまた、一つに戻りんした」

「ここは一つ、国の隔てなく協力し、アスラ様への感謝を表し…」

「…ご奉仕しんしょ」

 アズサが振り返り、玉座のアスラを見る。

「時間と場所の都合で、それぞれ2人ずつでありんす。どうぞ選んでおくんなまし」

「まずは、北岸から」



安価下1〜4でコンマが高い順に2つ 北岸代表
https://haremsimulator.wiki.fc2.com/wiki/%E3%82%AA%E3%83%AA%E3%82%A8%E3%82%BA%E3%83%9E%EF%BC%88%E7%AC%AC%E4%BA%8C%E9%83%A8%EF%BC%89 から1レスにつき1人 死者とフォンリンとスイリンは不可

 アスラは、ランメイに耳打ちした。

「かしこまりました」

 ランメイが進み出て、指名された女を2人、連れてくる。
 前に出てきたのは、ゆったりとした着物を纏う気怠げな雰囲気の女と、逆に丈の短い道着を着た活発そうな少女だった。少女の腰からは、なんと細長い尻尾が生えている。

「…ファンでございます」

「ソンクーです。ご指名いただき、ありがとうございます」

「では、お次は南岸より」

 アズサがアスラのもとへ近寄った。



安価下1〜4でコンマが高い順に2つ 南岸代表
https://haremsimulator.wiki.fc2.com/wiki/%E3%82%AA%E3%83%AA%E3%82%A8%E3%82%BA%E3%83%9E%EF%BC%88%E7%AC%AC%E4%BA%8C%E9%83%A8%EF%BC%89 から1レスにつき1人 死者と妖怪(温泉妖怪は除く)と寺院の女は不可

 アスラの指名で前に出てきたのは、スズランとイツキであった。

「あ…また、ご愛顧いただき、ありがとうございます…」

「…」

 一方のイツキは、落ち着かない様子で辺りを見回している。母親が近くにいないのが不安なようだ。
 アズサが言った。

「では奥へ。なんでも言いつけておくんなまし」

 アスラは、4人の女たちと共に寝室へと向かった。



安価下 1人目の相手&プレイ内容

 部屋に入ると、寝台に腰掛け、まずはぐずるイツキを呼び寄せた。

「…うぅっ」

「よしよし、心配するな」

 彼女の頭を優しく撫でると、足の間に座らせ、ズボンを下ろした。硬くなったペニスを鼻先に突き出し、言う。

「おっぱいは無いけど、代わりにこいつを吸ってくれ」

「? …ん」

 おずおずと唇を突き出し、そっと亀頭に付ける。そのまま、ちゅばちゅぱと吸い始めた。

「ん…んっ、ちゅっ」

「ん…っ」

 だんだん、吸い方に遠慮が無くなってきた。強い吸い上げに耐えながら、彼はまた頭を撫でた。

「そう、そう。上手だ。もっと奥まで咥えて…」

「ん…んむっ」

「おぅっ」

 ぱくりと肉棒を咥えると、舌も使って激しく吸う。口の中で達しそうになり、思わず彼女の頭を引き離した。

「あ、ぅ…」

「も、もういい。…パンツを脱いで、乗ってごらん」

 しょんぼりするイツキのズボンと下着を脱がせると、膝の上に座らせた。後ろから彼女の身体を抱きすくめると、柔らかい陰唇を指でつまんだ。

「あ、ぁ、うっ」

「後は、おれに任せろ…」

 つるつるの割れ目を指でほぐすと、まだ硬いままの肉棒を入り口に押し当て、ゆっくりと奥まで挿し入れた。

「あ、ぁ…っ♥」

 もう3度目になるイツキの膣は、だいぶ慣れた様子で、柔らかくアスラに絡みつく。
 そのままぎゅっと抱きしめると、彼は囁いた。

「…大丈夫。おれがいる。心配するな」

「あ、あっ…あっ♥ ……っ♥」

 蕩けた目で、湿った息を吐くイツキ。その身体が、不意にぷるっと震えた。と思うや、ぱたぱたと絨毯を叩く音がした。

「? …あっ」

「ぁ…♥」

 肉棒を咥えてぱっくり開いた割れ目から、黄色い水流が絨毯へ落ちる。アスラの腕の中で、イツキは気持ちよさそうにおもらししている。
 その、緩みきった膣穴が、快感に合わせてきゅっきゅっと竦むと、耐えきれずアスラも、その中にたっぷりと『おもらし』した。



安価下コンマ ゾロ目 or 1か10の位が1で妊娠
安価下2 次の相手(北岸から)&プレイ内容

「あら、あら…」

 絨毯を拭こうと屈み込むファン。アスラは寝台を降りると、着物越しにも分かる豊満な尻に手を置いた。

「! もう少し、お待ちになっては…」

 裾を掴んで捲り上げ、尻を露わにすると、半勃ちのペニスを押し付けた。

「…いただけませんか、あっ♥」

 無理やりねじ込むと、掠れた声を上げた。アスラは、すぐには動かず、着物の上から垂れるほどの乳房を両手で掴んだ。

「あ、あっ…♥」

「…」

 動かないアスラに、ファンはおずおずと声をかける。

「…旦那さま?」

「…」

 アスラは何も言わずに着物の前をはだけると、こぼれ落ちた乳房を直に掴んだ。

「あんっ♥ …」

 乳房を揉まれ、乳首をつままれ、掠れた息を吐くファン。動かない彼の肉棒が、自身の中で膨らんでいくのを感じて、ファンは上ずった声を上げた。

「あ、あっ♥ あっ…旦那、さまぁっ♥」

「…どうして欲しい?」

「動いてっ♥ …どうか、気持ちよく、してぇっ♥♥」

 どんと腰を打ち付けられ、ファンは嬌声を上げた。
 激しく前後する肉棒が、焦らされた雌穴をごりごりと刺激する。ファンも求めるように、膣のひだを肉棒に食い込ませる。

「ああっ♥ あっ、はあっ♥ んっ♥」

 四つん這いのファンにのしかかり、乳を揉み、体重をかけて抽迭する。膨らんだ乳首を指でつまむと、ファンは黒髪を振り乱して喘いだ。

「ああんっ♥♥」

「出るっ」

 うねる膣穴の一番奥に、子種をぶちまけた。



安価下コンマ ゾロ目で妊娠
安価下2 スズランとのプレイ内容

「では、次はわたくしが…」

 アスラが寝台に戻ると、今度はスズランが近寄ってきた。縁に腰掛けたアスラの前に膝を突くと、着物の前を開け、よく育ったおっぱいを剥き出しにした。

「あ…では…♥」

 恥じらうように頬を染めると、2つのおっぱいで、彼の肉棒をそっと挟んだ。

「しょっ…んっ…とっ♥」

「あぁ…」

 柔らかく、温かい膨らみが、2度の射精を終えた肉棒を優しく労る。肌の間で膨らんで、硬くなっていく感触に、スズランは息を呑んだ。

「あっ♥ 大きく…♥」

「…よし」

「あっ♥」

 元通りに勃起すると、アスラはスズランの手を掴んで寝台に引き上げた。そのまま仰向けになると、スズランがその腰を跨いだ。

「では…し、失礼します…っ、あ、あっ♥」

 着物の裾の中で、ペニスがぬるりと、熱いものに包まれた。

「あっ♥ んっ♥ んっ♥」

 たんたんと音を立て、上下に腰を振るスズラン。目の前で、丸いおっぱいが上下に揺れる。
 アスラが手を伸ばすと、スズランはその手を掴んで指を絡めた。

「あっ♥ あん♥ あんっ♥ …」

 腰がぶつかる度、亀頭が子宮の入り口を叩く。スズランは、控えめに、可愛らしい声で喘ぐ。

「あんっ♥ おっきっ♥ あぁっ♥」

 だんだん、背中が曲がってきた。手に力が入り、腰の動きが速くなってくる。

「あっ♥ あっ♥ あ、あっ、ああぁぁ…♥♥」

「っ、ああっ!」

「あぁんっ…♥♥」

 狭い膣穴に、3度目の精液を放った。



安価下コンマ ゾロ目 or 1の位が3で妊娠
安価下2 ソンクーとのプレイ内容

「…では、最後はワタクシが」

 ソンクーはすたすたと歩み寄ると、寝台の上のアスラに飛びついた。

「わっ」

「んっ♥ …では、よろしくお願いします!」

 既に道着を脱いでいた彼女は、アスラの腹に自らの股間を擦りつけた。羽のように軽い彼女の身体を抱きながら、アスラはそっと、彼女の尻尾に触れた。

「んぁっ♥」

「これ、どうなってるの」

「んふっ…何を隠そうこのソンクー、元はオリエズマ大陸の険しい山に住む…んひっ♥」

 付け根を掴まれ、竦み上がるソンクー。

「…神獣、その毛の一つから生まれたのでっ、ひゃっ♥ …ちゃんと、聞いてっ♥」

「ここ、弱いのか」

「全くぅ…んっ♥」

 身体を柔軟に動かすと、腰の動きだけでペニスが彼女の膣に収まった。

「っ、あっ、きつっ…」

「んっ♥ ふふふっ…♥」

 ベッドの上で抱きついたまま、器用に腰を振るソンクー。狭い膣が、容赦なくペニスを扱く。
 一方的に責められるまいと、アスラは彼女の尻尾を掴んだ。

「ひんっ♥ はっ、はっ、もうっ♥」

 片手で引き締まったお尻を揉み、もう片方の手で尻尾をくすぐる。徐々に付け根の方に手を動かすと、膣穴がきゅうきゅうと締まってきた。

「あ、あぁ、ちょっ」

「んっ♥ …んんんっ♥」

「待って、出る、そんなに締めたら…っ」

「出せば、よろしいっ♥ 孕ませて、ご覧なさいっ♥」

「ああっ!」

 耐えきれず、ソンクーの中に射精した。子宮に噴き付ける子種の熱に、ソンクーはぷるぷるっと身を震わせた。



安価下コンマ ゾロ目で妊娠



「おはようございます」

「…っ、う」

「昨夜はお楽しみでしたね」

 起こしに来たランファンが、微笑んだ。

「やはり、オリエズマ領を味わうのに1週間では不十分です。最低でも2週間はいないと」

「そうかもね」

 アスラは起き上がると、欠伸をした。ここのところ一夜に多くの女を抱くことが多いせいで、疲労感が後を引く。腰も痛い…



安価下1〜3でコンマ最大 どうする?(3/5日目 午前)
①温泉へ

②西禁でだらだらする

③詩作

④その他要記述

 そのまま、西禁の食堂でだらだらすることにした。
 襖の透かし模様越しに外を眺めると、ちらほらと雪が舞っていた。火を焚く音や、子供の遊ぶ声が聞こえた。



安価下コンマ
01〜20 ジオが暴れた
21〜50 マオジャンがおやつを持ってきた
51〜70 フォンリンとティエンファンたちが遊んでいる
71〜90 スイリン
91〜98 ランファンが誰か連れてきた
ゾロ目 2人の従者



「カステラでもいかがですか?」

「ああ、いただくよ」

 マオジャンが、お菓子を持ってきた。甘い香りを放つ、山吹色のスポンジケーキのようだ。
 手に取って一口齧ると、甘い。とにかく甘く、それでいて滑らかな舌触りだ。

「これも、大陸のお菓子?」

「いえ、これは島国のレシピです。元はクリストラのお菓子だとか」

「へえ…」

 確かに、クリストラのケーキに近い気もする。でも、スポンジだけでこんなに甘いのは初めてだ。

「お気に召しましたら、またお作りしますよ」

 マオジャンが頭を下げた。



安価下1〜3でコンマ最大 どうする?
①ジオと散歩

②武術の訓練

③詩作

④その他要記述

ねる



 ジオに跨ると、北岸の平原へ繰り出した。冬のために畑はがらんとしていて、作業するものもちらほらしか見えない。小屋からは、湯気が上がっていた。
 外にいる人々は、巨大な黒馬が目に入るや、呆然と立ち尽くしたり、さっと距離を取ったりする。ジオは心なしか、伏し目がちにその中を進んだ。



安価下コンマ
01〜20 農民の娘が近寄ってきた
21〜40 水牛の群れだ
41〜60 小屋から臭いがする
61〜80 荷馬車が走っている
81〜98 見たこと無い屋敷だ
ゾロ目 スイリン



「…またここだ」

 いつの間にか周囲から家や畑が消え、険しい山道に変わった。寒々しい獣道を、ジオは不安げに進む。
 やがて目の前に、一軒の庵が現れた。中から、一人の女が姿を表す。

「また、お会いしましたね」

「スイリン…」

 スイリンがジオを見ると、彼はその場に足を折って座った。
 背を降りると、アスラは庵の中へ足を踏み入れた。



「…この世界は、そなたのためにある」

「えっ?」

 この前とは少し違う香りのお茶を飲みながら、スイリンは言った。

「この場所に足を踏み入れた時から…全ては、そなたのもの。私でさえも」

「だったら、何だ。おれは何でも好きなようにできるってことか?」

「求めるならば」

 そう言うとスイリンは、庵の隅から大きな箱を持ってきた。

「…求めるか」



安価下1〜3でコンマ最大 どうする?
①占星術を更に習う

②読心術を習う

③暗殺術を習う

④その他要記述

「そなたに、第三の目を授けよう」

 香を焚くと、スイリンは目を閉じたアスラの額に触れた。

「口に出さず、見目にも出さず、心のうちに秘めたる思いを、詳らかにする目…ただし、みだりに開いてはならぬ」

「…」

「硬く閉じ、必要な時にのみ、瞬くに止めよ。さもなくば、そなたの心が漏れ出す…」

「…!」

 目を開けた瞬間、声とも文字とも言い難いものが、脳内に直接流れ込んできた。
 と思うや、スイリンが彼の頭を叩くと、それは綺麗に消え去った。

「閉じよ! …一人の身体に、心は一つ。2つ以上の心を収めれば、人は壊れてしまう。…して」

 彼女は、目を細めた。

「…何が見えた?」

「…」

 アスラは深呼吸すると…言った。

「西方…クリストラより、災いあり…必要な荷物を纏め…ここから、去れ」



安価下1〜3でコンマ最大 どうする?(3/5日目 夜)



 ジオに跨り、冷たい暗闇を突き進む。
 去れというのは、災いから逃れよということなのだろう。しかし、その根源は他ならぬクリストラ、彼の故郷だ。ならば、一人で逃げ出すことなどできない。



 噂話が聞こえる…

 ___前代未聞のことです! 勇者が、週を待たずお渡りなど…

 ___ユィーキ様は、島国の皇女と遊んでばかり。これは、やはり。

 ___選挙が終わった! やはり、カイム枢機卿が当選したそうだ。





 恐ろしいほどに静かだ。風を切る音の中で、ようやく城の輪郭が見えてきた。



安価下コンマ
01〜30 特に何も起こらない
31〜70 城の周りが賑やかだ
71〜90 ジオが立ち止まった
91〜98 誰かが手を振っている
ゾロ目 襲撃

 突然、ジオが立ち止まった。

「っ、どうした、ジオ…!?」

 唸るジオ。その目が睨む先を見て、アスラは息を呑んだ。
 星明りに照らされて、何かがこちらを見ている。筋肉隆々の身体に、粗末な服を身に纏い、手に斧のようなものを持って…こっちに、突進してきた!

「ジオ、走れ!」

 アスラは剣を抜き、叫んだ。ジオが踵を返し、走り出す。
 ところが、いつの間にか他の影が次々に現れ、アスラとジオを取り囲んでしまった。どれも人の形はしているが、体型は歪で、言葉にならない唸り声を上げている。

「っ、仕方ない…」

 ジオの手綱を引っ張ると、敵を見回した。思えば、1対1は練習したが、こうやって囲まれるのは初めてだ…

「とにかく、突破しないと…」

 じりじりと輪を狭めてくる集団を品定めし…一番小さくて細い敵に、狙いを定めた。

「走れ、走れーっ!」

 ジオが吼える。地面を蹴ると、飛ぶように駆け出した。

「走れ、走れ…行け!!」

 巨獣に迫られても、怯える様子のない襲撃者。アスラが手綱を引くと、ジオは巨大な蹄を振り上げ…振り下ろした。

「がっ」

 巨槌の一撃が、敵の頭を踏み砕く。脳味噌の残骸を撒き散らしながら、ジオは城に向けて走った。



「何の騒ぎで…っ!? アスラ様!」

 城から出てきたジャニスは、憔悴したアスラと、血まみれのジオの前脚を見て仰天した。

「なっ、何があったのですか!?」

「ここから、災いが起こるんだと…来る最中に、襲われた」

「襲われた? 誰に」

「暗くて見えなかった。人間の形はしてた」

「…とにかく、中へお入りを。明朝、人を遣わして調べましょう」



「新しい教皇様が選出されて、これからお祭りってところだったわ」

 朝、朝食の席でシャーロットが言った。

「これで世の中も平和になるって、みんな思ってたのに…」

「おはようございます」

 そこへ、クリスティーヌがやってきた。既に甲冑に身を包んでいる。

「このような格好で失礼します。…間もなく、東に向けて出発します。アスラ様の仰るとおりなら、死体があるはずです」

「ああ…」

 アスラは、ナイフとフォークを置いた。



安価下1〜3でコンマ最大 どうする?(4/5日目 午前)
①調査隊に同行

②その他要記述

「…おれはここに残る」

「よろしいのですか」

「狙われてるのは、おれだけじゃないかも知れない。特に、ロティやメイブも危ない」

「アスラ…」

「かしこまりました」

 クリスティーヌが頷いた。

「では、行ってまいります」

「ああ、頼んだ」

 クリスティーヌが食堂を出ていく。シャーロットが、アスラを見た。

「…頼りにしてるわよ」

「ああ、任せろ」

 アスラは笑顔を見せた。



安価下コンマ
01〜30 特に何も起こらない
31〜60 外が賑やかだ
61〜80 襲撃
81〜90 誰かが駆け寄ってきた
91〜98 メリッサ
ゾロ目 メリッサ



 シャーロットと共にメイブの部屋に集まり、お茶を飲んでいる。椅子には、剣が立て掛けてあり、いつでも戦えるようにしてある。

「…外が賑やかだな」

 アスラがぼそっと呟いた。

「ええ。カイム枢機卿が選挙で、新たな教皇に当選されましたもの」

「どんな人なんだ?」

 するとメイブは、目を細めて言った。

「主の教えを体現するような、素晴らしいお方ですわ。元は裕福な商人の出だそうですが、若い頃から貧しい人々を援助し、寄付などもよく行ってらしたようです」

「へえ…」

 この前までの沈鬱な空気が嘘のように、窓の外ではあちこちに花が飾られ、音楽を奏でる人などが外に繰り出している。災いとは正反対の、幸福な光景に見えるが…

「…これで、メリッサが帰ってくればなお良いのですが」

「まだ戻ってないのか?」

 アスラは驚いて言った。シャーロットが頷く。

「ええ。あれっきり、まだ誰も見てないの」

「城下で見かけたとの噂もありますが、わたくしたちを差し置いて、城下に入り浸るなど、考えられませんわ」

 メイブが憮然として言った。

「…」



安価下1〜3でコンマ最大 どうする?(4/5日目 午後)
①もうしばらくここにいる

②城下街に行く

③その他要記述



 午後からもシャーロットたちと過ごすことにした。

「クリスティーヌたちは、まだ戻りませんの?」

「もうしばらくかかるんだろう。気長に待とう」

「メリッサみたいに、戻ってこなかったらどうしよう…」



安価下コンマ
01〜20 特に何も起こらない
21〜40 調査隊が戻ってきた
41〜60 襲撃
61〜70 誰かが駆け寄ってきた
71〜80 メリッサが戻ってきた
81〜98 メリッサが戻ってきた
ゾロ目 あんたは、確か…



 突然、廊下が騒がしくなった。



「なっ、何者で…ええっ!?」

「ひっ、こ、こちらです…」



 乱暴に扉が開くと、入ってきたのは何と一人の若い男であった。
 男はアスラの姿を認めるや、足音荒く歩み寄り、胸倉を掴んで凄んだ。

「貴様! 見損なったぞ!」 

「な、何のことだ…」

 剣を手に、立ち上がるアスラ。シャーロットとメイブが悲鳴を上げる。
 男は構わず、声を張り上げた。

「貴様がいながら、何故妹を守れなかった! クリスタを!」

「クリスタ? …あっ! あんたは、確か」

「見忘れたか! 俺だ。ヘンリだ!」

 思い出した。クリスタが後宮入りした日、兵士に化けてアスラを案内した、ヘンリ王子だ。彼は憔悴しきった目で、アスラを睨んだ。

「…クリスタが攫われた。お供のバルバスは殺された」

「何だと!? 誰に」

「そんなこと、知るか! だが目的は分かる。クリスタに子を産ませて、王権簒奪の足がかりにする気だ」

「王権を…まさか、建国派が」

「そこまで知っていて、何故止められなかったんだ…!」

 悲痛な面持ちで、床を蹴るヘンリ。それから不意にメイブを見ると、言った。

「…非常事態だ。こいつを借りて行く」

「! お、お待ちを」

 メイブが、慌てて呼び止める。

「ヘンリ…王子、でよろしいですね? この後宮にも、危機が迫っているのです。今、アスラ様が離れられては…」

「その危機の根源を、これから叩きに行くのだ! …貴様も勇者の子なら、武勇を示せ!」



安価下1〜3でコンマ最大 どうする?
①行く

②行かない

間違えた

安価下1〜5で多数決
①行く

②行かない



「…もう良い。貴様には失望した」

 肩を怒らせて部屋を出ていくヘンリを見送ると、アスラは椅子に深く腰掛けた。

「…ありがとうございます。今は、後宮も一大事」

「ああ、分かってる。クリスタのことは、兄に任せよう」



安価下1〜3でコンマ最大 どうする?(4/5日目 夜)



 剣を帯び、夜の廊下を歩く。災いとは、何だ。どんな形で迫るのか。そんなことを考えながら、ひたすら城内を歩き回る。



安価下コンマ
01〜40 特に何も起こらない
41〜70 メイドたちが遊んでいる
71〜80 窓の外に…
81〜98 メリッサ
ゾロ目 メリッサ



「…?」

 広い廊下で、数人のメイドたちが何かしている。
 よく見ると、彼女たちは何かを廊下の向こうに数本並べ、それに向かって玉を転がしてぶつけていた。

「何をしてる」

「! アスラ様」

 メイドたちが一斉に彼の方を見る。
 口を開いたのは、メイというメイドだった。

「ごめんなさい、お祭り気分で、つい」

「気をつけろよ。調査隊も、まだ帰ってきてないんだ」

「…よろしければ」

 不意に、一人のメイドが口を開いた。銀髪を2つに纏めた、小柄な少女だ。

「このあと、わたくしたちの部屋にお越しになりませんか」

 その言葉に、数人のメイドが息を呑んだ。
 金髪のメイドが、すかさず同調する。

「そうです。是非、ご一緒に」

「おめでたい日ですから。是非」

 メイドたちが、アスラを取り囲んだ。



安価下 どうする?
①行く

②行かない

いったんくぎる



 メイドたちに連れられて、別棟の広い部屋に来た。大きなクローゼットが立ち並び、湿ったソファが置いてあったり脱いだ衣類が散らばっているので、どうやらメイドたちの更衣室か何かのようだ。
 扉を締め、鍵をかけると、先程の銀髪のメイドが仲間たちを見回し、小声で言った。

「では」

 すると、メイドたちは小さく頷き…
 一斉にスカートの中に手を入れ、ショーツを脱ぎ始めた。

「!?」

「…」

 ある者は地味な白いショーツを。ある者は派手なランジェリーを。楽しげに、あるいは躊躇いながら、あるいは頬を染めながら脱ぐと、アスラの前に歩み寄り、足元にすとんと落とした。
 アスラの前に下着の山を作ると、メイドたちは何事もなかったかのようにそれぞれの場所に戻り、各々遊び始めた。

「えっと…?」

「…ご主人さまっ」

 そこへ、2人のメイドが歩み寄ってきた。片方はマルタ。もう片方も似たような改造メイド服を着ている、金髪ポニーテールのメイドだ。2人はアスラの肩に腕を回すと、囁いた。

「メイドたちには、ご主人さまは見えておりません」

「何をされても、気付きませ〜ん」

「つまり、何をやってもオナニーと一緒です。外に出すか、膣に出すかの違い」

 金髪メイドが、大きく開いた自身のシャツの胸元を、指でくいと引っ張る。既に赤い乳輪がちらちら見えていたが、ぼってりした乳首がぷるんと飛び出した。
 耳元で、ねっとりと囁く。

「メイド長が来るまで…さあ、遊びましょ…♥」



残り体力 250
安価下 最初の相手&プレイ内容(相手は反応しない) コンマ分体力消費
https://haremsimulator.wiki.fc2.com/wiki/%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%A9%EF%BC%88%E7%AC%AC%E4%BA%8C%E9%83%A8%EF%BC%89 のメイドから1人

 部屋を見回すと、隅の方に一人だけ、椅子に座って縮こまり、本を読んでいるメイドがいた。彼女は本に顔を埋めながらも、時折顔を出してちらちらとアスラの方を窺っている。

「…っ!」

 目が合った。すぐに顔を引っ込めるメイド。アスラが近寄ると、目に見えて震え始めた。
 金髪メイドが、目を輝かせた。

「ノバを、よろしくお願いしまぁす」

「っ…ひっ…」

 本に顔を隠したまま、しゃくり上げる少女。赤毛を三編みにして、丸い眼鏡を掛けている。

「…ノバって言うのか?」

「…」

「…ああ。反応しないって決まりか」

 そう言うとアスラは、ノバの肩を掴んで、絨毯の上に転がした。

「ひぃっ!? …あぁっ!」

 長いスカートを捲り上げると、茶色い毛に覆われた秘部に指を突っ込んだ。

「痛っ、あ、あっ…」

 本を取り落したノバは、そのまま両手を硬く組んで、がたがた震えている。
 入り口から奥へ、小刻みに指を動かしていると、少しずつ穴が湿ってきた。

「じゃあ、挿れるよ」

「っ!!」

「…って言っても、返事はできないんだったな」

 ズボンを下ろし、勃起したペニスを膣口にあてがう。ノバは固く目を閉じたまま、ひたすら「主よ、主よ、お赦しを」と呟いている。
 ゆっくりと、腰を進める。

「い゛いっ…あ゛っ、ぐっ…」

「っく、きつい…」

 ぶちぶちと、何かがちぎれる感触。ノバは嗚咽を漏らしながら、必死に神に祈る。
 小刻みに、腰を振り始めた。

「っ…っ、っ…」

「い゛っ! うっ、はっ…あ゛ぁうぅ…ひぐっ…」

 肉棒が膣穴に擦れるたび、ノバの腰が跳ね、肩ががくがくと震える。硬い膣がアスラのペニスを吐き出そうと、ぎりぎり締め付ける。
 しかし、アスラは一層奥まで腰を突き出す。

「ふぅっ」

「ひぐぅっ…えぐっ…」

 だんだん、膣が柔らかくなってきた。滑りが良くなってきて、腰の動きも速まってくる。

「いっ、いっ、あっ、ぐっ、んっ、あっ…あっ」

「ノバ、出すぞ」

「!! あ、あ、あ…」

 膣内射精を予告され、ノバが脚をばたばたと振り回した。それを押さえつけるように腰に体重をかけ、奥までペニスを押し込んだ。
 根本まで挿入された男性器が、破瓜の女性器の中で膨らむ感触に、ノバは悲鳴を上げた。

「ひいぃっ! 主よ…っ!!」

「出るっ!」

 とうとう、ノバの子宮に向けて子種が放たれた。どくどくと熱い精液を膣内に流し込みながら、アスラが耳元で囁いた。

「分かるか。子種が、お前の中に出てるぞ。…きちんと、孕めよ」

「ひっ…ひぐっ…うえぇ…」

 ノバは、声を上げてむせび泣いた。



残り体力 250-86=164
安価下コンマ ゾロ目 or 1の位が7で妊娠 90以上でジャニスが来る
安価下2 次の相手&プレイ内容 コンマ分体力消費

今日はここまで

とまあこんな感じで進めるので、時間停止とか透明人間プレイみたいに色々、できれば具体的に書いてくれると助かる

今週はシンプルに忙しいので更新が減ると思う



「…ああっ、あと1本!」

 9本だけ倒れたピンを前に嘆息するのは、赤毛をお下げにしたフェバ。毎朝、アスラが起きた後のベッドを綺麗にしている。
 アスラは後ろから歩み寄ると、ぐいとスカートを捲り上げた。

「!! …え、ええと」

「次、私の番ね」

 他のメイドが玉を拾いに行く。アスラは、おどおどと立ち尽くすフェバの尻に手を伸ばした。

「っ! …え、ええ、ゆっくりで良いわよ、ゆっくり…んっ♥」

 白い尻を掌で撫で、その間に指を這わせる。そのまま、前の割れ目へ。粘つく膣口をくすぐり、陰核を指先で弾いた。

「んっ♥」

 片手でフェバの秘部を愛撫しながら、もう片方の手でペニスを握った。硬さを取り戻してきたそれを、フェバの尻の谷間にぐいと押し当てた。

「! あ、あっ…♥」

 指でくちゅくちゅと膣穴を掻き回しながら、腰を揺すり、尻にペニスを擦り付ける。どんどん硬く、大きくなっていくのを尻で感じながら、フェバは強いて仲間たちの方を見る。

「…よーし、一番!」

「こ、今度はもっと…ひ、ぁっ♥」

 尻たぶから亀頭が離れ…下から一気に、膣へ差し込まれた。立ったまま、下から突き上げられる。

「あっ♥ あっ♥ …ひんっ♥」

 大きく腰を動かしながら、片手でシャツ越しに乳房を掴み、もう片手で陰核をつまむ。控えめな乳房を揉み上げ、陰核を指で引っ掻くと、膣穴がぴくんと跳ねた。更に深くペニスを突き入れると、壁がぎゅっと締まった。

「あっ♥ あんっ♥ あ…ひゃっ♥」

「わっ!?」

 やおら隣の少女の肩を掴むフェバ。すがるように身体を預けながら、彼女は自らの性器を、アスラの自慰行為に差し出す。

「あっ♥ ああっ♥ あっ…」

「先輩…は、離して…っ♥」

 耳元で嬌声を聞かされ、短いスカートの下で太腿をもぞもぞさせる後輩。
 アスラは、腰の動きを速くした。

「ひっ♥ あっ、あっ、あ、あっ、あぁっ…」

「うっ」

「! ん、うぅっ…♥♥」

 子宮に放たれる子種の熱に、フェバはうっとりと震えた。



残り体力 164-2=162
安価下コンマ ゾロ目 or 1の位が7で妊娠 80以上でジャニスが来る
安価下2 次の相手&プレイ内容 コンマ分体力消費
https://haremsimulator.wiki.fc2.com/wiki/%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%A9%EF%BC%88%E7%AC%AC%E4%BA%8C%E9%83%A8%EF%BC%89 のメイドから1人 専属メイドは不可

ジャニスは次のプレイの後に来るので次の相手投げて大丈夫
安価下



「っ、ま、また私の番ね…っ、やっ♥」

「はぁっ…お手洗いに行かれては? 床は…そ、掃除しておきます」

 スカート越しに股間を押さえるフェバを尻目に、メイドの物色に戻るアスラ。やがて辿り着いたのは、最初にここに来ることを提案した、銀髪のメイドのところだった。
 相方と思しき金髪メイドとじゃれ合っていた彼女は、アスラが近寄ってくるのに気付くと、急いで直立し、それから顔を逸らした。アスラは、そんな彼女の後ろに回ると、囁いた。

「動くな」

「!」

「他はおれに気付かないだけだが、お前は違う。お前は、時間が止まっている」

「…」

 にやにやしながら、距離を取る相方。小さく頷いた少女の頭を掴むと、耳元で言った。

「だから、動くな! 声も上げるな」

「っ…」

 また頷こうとして、固まるメイド。アスラは、後ろから彼女のシャツに手をかけると、ボタンを外し、前をはだけた。露わになったのは、体格の割に大きな胸を包む、白のブラジャー。しかしカップの中央はぱっくり割れて、ピンク色の乳首が顔を出している。
 乳首をつまむと、びくんと肩が跳ねた。

「動くなと言ってるだろ」

「…っ」

 片足を高く持ち上げると、綺麗に陰毛を処理した白い割れ目が晒しだされる。既に、乳首と同じピンクの粘膜を湿らせた穴に、ペニスを奥まで挿入した。

「っ〜〜〜♥♥♥」

「っ、締まるっ」

 挿れただけで絶頂したのか、狭い膣穴がきゅうきゅうとうねる。狭いがよくほぐれて、熱い蜜に満たされている。
 アスラは奥まで挿れたまま動かず、両手で乳首を交互につねり、引っ張り、指で弾いた。

「っ♥ っっ♥ っ〜〜♥♥」

 乳首が刺激されるたび、少女は嬌声を噛み殺し、代わりに膣をくねらせる。
 片手を胸から離すと、今度はスカートの中へ。性器で繋がった境目を探ると、その上でぷっくりと腫れた突起を、指でつまんだ。

「っっっ〜〜〜♥♥♥」

 くるくると周りをなぞり、軽く押しては離し…乳首と一緒に、ぎゅっとつまんだ。

「っ!」

 そのまま、指先で前後に扱く。

「っ♥ っ♥ ♥ っっ……っ! ぁっ♥」

 不意に、メイドが息を呑んだ。次の瞬間、しゅおっと音がして、繋がったところから透明な液体が勢いよく噴き出した。

「っっっ♥♥ っっ♥ やらっ、止まらなっっっ♥ ぁ…っ♥♥♥」

 何度も何度も潮を吹く。一緒に腰が跳ね、膣穴がぎゅっと絡みつき、ほぐれ、また絡みつく。

「っ!」

 たまらずアスラは、腰を引き、どんと叩きつけた。

「ひぃ、ああんっっっ♥♥♥」

 メイドの、膣穴の求めるまま、アスラはたっぷりと射精し、子袋を種で満たした。



安価下コンマ ゾロ目 or 1の位が7で妊娠

 突然、部屋の扉がノックされた。

「あなた達! いつまで起きているのですか!」



「!! アスラ様」

 膣内に射精されたばかりのメイドが、慌ててアスラを衣装箪笥の中に押し込む。
 薄い箪笥の外から、声が聞こえてくる。



「何をしているのですか! こんな夜遅くまで」

「申し訳ありません、みんなでナインピンをしていたら、夢中になってしまって」

「教皇選の後で浮かれる気持ちはわかりますが、明日のミサに遅刻しますよ。早く寝なさい」

「はい、分かりました」



 扉の締まる音がして、アスラは衣装箪笥を出た。先程のメイドが、申し訳無さそうに言う。

「申し訳ありません、今日は、ここまでとなります」

「分かった。…またやりたいな」

「! ええ、何とかして、必ず。…おやすみなさいませ。ジャニスさんに見つからないように」

「ああ。おやすみ」



 週末の朝。いつものように聖堂に集まると、修道女が前に出て言った。

「皆さん。喜ばしい日です。先日お隠れになられた、マルチネス12世教皇猊下に代わり、新たにカイム枢機卿が新たな教皇に選ばれました」

 笑顔で拍手する人々を見回し、続ける。

「枢機卿はかねてより、戦争で疲弊した人々のために私財をなげうち、貧しい人々を救ってこられました。さきの教皇猊下を喪った悲しみは尽きませんが、新たな教皇が我々を導いてくださるでしょう」

 祈りを捧げると、人々もそれに倣った。



 ミサが終わると、ジャニスがアスラを呼んだ。

「アスラ様、こちらに」

「どうした? …ああ、クリスティーヌ」

 城の裏に連れられて来ると、そこにはクリスティーヌと、数人の騎士が待っていた。騎士たちは1台の台車を曳いていて、上には何かが分厚い布で覆われていた。

「先に国王陛下へ報告に参りまして、アスラ様へのご報告が遅れました」

 頭を下げるクリスティーヌに、アスラは困惑気味に尋ねた。

「陛下に? そんな大変なことがあったのか」

「…こちらを」

 騎士が、台車の布を取り払う。

「? …!!」

 そこには、人が一人横たえられていた。頭を潰されて、完全に絶命している。しかもそれだけでなく、潰れた頭の天辺からは、尖った耳が2つ生えていた。

「獣人…?」

「オリエズマとの境界付近に倒れておりました。事務官が顔を改め、ミーニャなるバルバスと判明しました」

「!?」

 ミーニャと言えば、石の街で犯した猫の獣人だ。それが、どうして…?

「…アスラ様の証言と合わせ、陛下はバルバスによる組織的な反逆と判断されました」

「何だと? じゃあ、どうするつもりだ」

「関与した者を可能な限り捕らえ、首謀者を洗い出します。そして、さきのエルフによるアスラ様暗殺未遂と合わせ…バルバス領を全て没収。バルバス種は永久追放」

「ま…待てよ!」

 思わず、声を張り上げた。

「そんな、滅茶苦茶だ! バルバスは色々いるのに、全部一緒に追放なんて…」

「既に、反逆行為は2度目です。1度目はアスラ様のご意思もあり、温情をかけられましたが、2度目となると…」

 首を横に振る、クリスティーヌ。アスラはなおも食って掛かる。

「だったら、2度目もおれが許そう。ミーニャが勝手にやったことで…」

「アスラ様」

 不意に、クリスティーヌが低い声で言った。

「…後宮は陛下のものです」

「おれのものだ」

「後宮の主はアスラ様です。しかし、この土地は陛下のものです。陛下のご決定は、アスラ様の意思より尊重されます」

「そんなこと、知るかよ! 今までそんなこと言われなかった! そんな…」

 クリスティーヌが、片手を上げた。すると騎士たちがアスラのもとへ歩み寄り、両腕を掴んだ。

「っ、放せ! このっ」

「北へ進撃します。正門前に、10分後に隊列を組んで待機しなさい」

「はっ」

「放せよ! ああっ! この…クソっ!」

 城内へ引き摺られていくアスラ。騎士たちはアスラを寝室に放り込むと



「贅沢な坊っちゃんだな。人外どもがいなくなったところで、ヤれる女なんて腐るほどいるのによ」



 と吐き捨て、鍵を締めて行ってしまった。

「ふざけるな! 出せ、出せよ! あああ…」

 扉を何度も殴り、叫ぶ。下品な悪態が遠ざかり…やがて聞こえなくなると、アスラは開かない扉の前に崩れ落ちた。



 バルバス領が消滅しました。



安価下1〜3でコンマ最大 どうする?(5/5日目 午前) 成功判定あり

ほかもうない?



「…」

 扉の前で座り込んでいたアスラは、ふと顔を上げた。

「…戻らないと」

 思えば、週の途中でオリエズマ領を抜け出してきたのだ。きっと今頃、向こうは混乱しているだろう。
 扉を叩き、声を張り上げた。

「おーい! おーい、出してくれー!」



「御用ですか、アスラ様」



 外からジャニスの声。

「ここから出してくれ」

「なりません。陛下のご命令です」

「違う、バルバス領に行くんじゃない。オリエズマに戻るんだ!」

「オリエズマに?」

 怪訝な声色で尋ねるジャニス。

「そうだ。週の途中で、急いでこっちに来たんだ。戻らないと」

「…」

 カチャカチャと音がして、扉が細く開いた。

「…週末ゆっくりされて、明日ではいけませんか」

「週が変わったら、なおさら行きづらくなるだろ。…一言断って、また戻っても良い」

「…しばしお待ちを」

 再び扉が閉まる。
 数分後、ジャニスが戻ってきた。

「…分かりました。ただし、途中で気が変わらないよう、領まで伴の者を付けさせていただきます」



「…もういい」

「お気をつけて」

 ウェンディと別れると、川を渡ってオリエズマ領へ入った。
 西禁が近付くと、ユィーキが駆け寄ってきた。

「アスラ! 無事であったか」

「ああ、心配をかけた」

 ジオを降り、ユィーキを抱きとめる。後ろから、パイランと、もうひとり見覚えのない従者が付いてきた。銀髪の一房を赤く染め、チャイナドレスを着て、黒眼鏡を掛けている。

「何があったのだ?」

「クリストラが、ちょっと緊急事態で」

 そこまで言って、彼は口をつぐんだ。涙を浮かべ、地面を蹴る彼の肩を、ユィーキはそっと抱いた。

「…戻ろう。ランファンも心配しておったぞ」



「アスラ様! ああ、良かった…こちらに何か、粗相があったかと…」

「…」

 沈鬱な表情で、玉座に座り込むアスラ。ユィーキが、囁くように尋ねた。

「…何があったのだ、我が王?」

「…それが」

 アスラは、スイリンから聞いた占いの内容、クリストラに向かう道すがら襲撃されたこと、その犯人がバルバスで、領を没収されることになったことを、かいつまんで話した。
 話し終えると、ランファンが真っ先に口を開いた。

「時は一刻を争いましょう」

「…ここも、もう安全ではなかろう」

 ユィーキが、溜め息を吐いた。

「後宮にあって、オリエズマはあまりにも非力だ。闘士もいるとは言え、女ばかり」

「ええ。ですが、本国なら安全です。屈強な兵が多くおり、守りは万全。何より、天子さま始め王朝一同、アスラ様のご訪問を待ちわびております」

「おれは、クリストラ人だ! 故郷の危機に、故郷を見捨てて逃げるなんて…」

「だが…汝の心は、クリストラだけのものではあるまい」

 ユィーキが、真っ直ぐにアスラを見つめた。

「汝は、妾を愛すると言った。…妾の身体と魂は、すべからくオリエズマである」

「それを愛してくださるアスラ様の心もまた、オリエズマのもの」

「…」

 はっと、2人の皇女を見る。

「…ともかく、今は身体を休めよ。走り通しで疲れたであろう」



安価下1〜3でコンマ最大 どうする?(5/5日目 午後)
①寝室で休む

②詩作

③その他要記述

「…ああ、そうする」

 アスラはふらふらと、寝室へ入った。布団に埋まると、目を閉じた。



「…」

 眠れない。カーテン越しに真昼の日差しを感じながら、ぼんやりと天井を見つめていると、不意に寝室の扉が開いた。

「起きておるか」

「…ああ」

 身体を起こすと、そこにいたのはユィーキとティエンファン母娘、それにランファンだった。

「どうした?」

 アスラが尋ねると、やおらユィーキとランファンは自らの着物に手を掛け、するりと脱ぎ、裸になった。全裸のユィーキがティエンファンの帯に手をかけると、彼女はもぞもぞと身体を揺すった。

「ティエンファンも、はだかんぼ?」

「父上と、伯母様の前であるぞ? 恥ずかしくなどあるまい」

「…うん」

 小さく頷いたティエンファンの、ぶかぶかの漢服を脱がせると、真っ白でほっそりとした、幼い裸体が露わになった。
 一糸まとわぬ姿の3者が、寝台に上ってきた。

「一人では、心細かろ。添い寝に来た」

 一緒に布団に潜ると、ティエンファンを間に挟んで身を寄せてきた。ランファンも、後ろからアスラの背中に裸の胸を押し当てる。

「ちちうえは、はだかんぼじゃないの?」

「おれは…」

「…アスラ」

 ふと、ユィーキが囁いた。

「ティエンファンも…大きくなった」

「…そうだな」

「誰に嫁ぐのが最も相応しいと思う? 妾は…」

「…ひゃっ! ははうえ、くすぐったいー」

「…汝の他におるまいと、そう考えておる」

 ユィーキが布団の中で、ティエンファンの腰をアスラに向けて押し出した。

「んっ♥」

 アスラの脚に、つるりとして、柔らかいものが触れた。脚を動かすと、ティエンファンがくすぐったそうに、それでいてどこか艶かしく、喉を鳴らした。

「ん、んっ…ちちうえぇ…♥」



安価下1〜3でコンマ最大 どうする?

今夜はここまで

安価下

「…」

 アスラはごろりと仰向けになると、両腕を伸ばし、3人の女を抱き寄せた。

「…今は、これだけで」

「そうか」

「おやすみなさーい…」

 4人は、目を閉じた。



「…っ」

 それでも、眠りは浅く、アスラはすぐに目覚めてしまった。ぼんやりとした頭のまま、暖かな身体を押し付けるティエンファンに目を向けて…



”…母上、もっとティエンファンをみて”



「!? …ああ」

 慌てて、頭を振る。スイリンに与えられた読心術が、うっかり発動してしまったようだ。
 再び、ティエンファンを見る。そっと心の目を開くが、もう何も聞こえてこない。先程は夢でも見ていたのだろう。
 それから、恐る恐るその向こうのユィーキを見た。反対側の、ランファンも。今なら、彼女らの心も読めるかも知れない…



安価下コンマ
01〜30 3人共熟睡
31〜70 ユィーキだけ
71〜90 ユィーキとティエンファン
91〜98 ユィーキとランファン
ゾロ目 3人

「…よく寝てる」

 3人とも、何も聞こえてこない。夢を見る間もなく、ぐっすりと眠ってしまっているようだ。
 自分も寝よう。そう言い聞かせて、彼は再び目を閉じた。



「身体は休まりましたか」

 いつの間にか、一人服を着て寝台を出ていたランファンが、まだ布団の中のアスラに言った。

「ああ、だいぶ楽になった」

「それは何よりです」

「ん…今、何時だ…?」

 隣で、ユィーキも目を覚ました。

「いかがですか。もう一眠り。明日も早うございますので…」



安価下1〜3でコンマ最大 どうする?(5/5日目 夜)

「じゃあ、そうする」

「かしこまりました。では…」

 ランファンは、帯に手を掛けると、再び着物を脱ぎ捨て、布団に入った。

「お邪魔します。…おやすみなさい」



「…状況が変わった、と言わざるを得ぬ」

 ユィーキは溜め息を吐いた。それから、真っ直ぐにアスラを見た。

「妾たちの国へ、来てはくれぬか」

「準備は整っております。あとは、ご決断なさるのみ」

 ランファンが、力強く言った。



安価下3票先取 どこへ行く?
①オリエズマ大陸

②クリストラ

③オリエズマ

④サトン

タルスムはオリエズマと接していないので選択不可



 いつも乗っていた舟に乗り込むと、ユィーキとティエンファン、ランファン、それにランメイやユゥウェイたちまで乗ってきた。更に川には、同じ形の舟が何艘も連なっていて、北岸から女達が乗り込んでいた。

「今日は素晴らしい日です」

「随分と大人数だな」

 笑顔で言うランファンにこぼすと、彼女は頷いた。

「ええ。後宮に危機が迫っていると分かった以上、国の者をここへ残していくわけには参りません」

「それもそうか。…南岸は?」

「あちらは、あちらで用意されるでしょう。…シェンウェン、舟を」



「心得た!」



 シェンウェンが竿で岸を押すと、舟が動き出した。いつもと反対方向へ真っ直ぐ川を進むと、やがて前方に城壁が見えてきた。川は細い水路に変わり、城壁の中へと流れていく。

「懐かしいな」

 ふと、ユィーキが呟いた。

「8年前…妾はティエンファンを腹に宿して、この路を通ったものだ」

「…」

 舟が、壁に空いたトンネルに差し掛かる。ここを抜けると、ついに後宮の外だ。



 噂話が聞こえる…

 ___何故だ!? 石の街までもぬけの殻ではないか!

 ___こちらの動きが漏れたか。ええい、見つけ次第、全て捕らえよ!

 ___いよいよ今日が、新しい教皇様の就任式ですね。アスラ様も参加されるのでしょうか?



 嗅いだことのない匂いが漂っている。目の前には、見たことのないくらい巨大な船が浮かんでいた。しかも、その下はオリエズマ領の川とは比べ物にならないくらい、広い水がはるか彼方まで広がっているのだ。

「これで、オリエズマに?」

「ええ」

 船の側面から、大きな箱を何個も積み込む。それを見ながら、ランファンが頷いた。

「どのくらいかかるんだ?」

「潮の流れを読み、仙術などに頼り、やっと5日ほどでしょうか」

「やれやれ、また儂をこき使う気か」

 そこへフォンリンがひょっこり顔を出した。ランファンが、慇懃に頭を下げた。

「ええ、よろしくお願いしますね」



 にわかに港が騒がしくなった。数人の男に引っ張られて船に乗り込むのは、ジオだ。

「丁寧に、慎重に! アスラ様のお馬様ですよ!」

 ランメイが檄を飛ばしている。ジオは不安げにきょろきょろしながらも、甲板に蹄を載せた。

「だ、大丈夫か? 暴れたりしないのか…?」

「心配ありません。アスラ様の言うことは、何でも聞きますので…」



「そろそろ乗り込むぞ、アスラ!」

 ユィーキが声を張り上げた。



 広い甲板に立つと、塩辛い風が顔を叩いた。岸を船を繋ぐ綱が離れ…船が、ゆっくりと陸を離れていった。

「海は初めてか」

「海…これが」

「長旅だ。のんびりしていくが良かろう」



安価下1〜3でコンマ最大 どうする?(1/5日目 日中)
①船室でゆっくりする

②船内を散歩する

③その他要記述



「…」

 船が出てしばらくは、船室にいるよう言われた。数分待つと、いきなり船が大きく揺れた。

「!?」

「仙術で船を走らせたのだ。もう当分は揺れぬから、甲板に出ても大丈夫だぞ」

「じゃあ、少し散歩してくる」

 ユィーキに断ると、アスラは船室を出た。



安価下コンマ
01〜30 酔った
31〜50 部屋からガチャガチャと音がする
51〜70 部屋から変な臭いがする
71〜90 甲板でフォンリンが頑張っている
91〜98 マストの上にソンクーがいる
ゾロ目 2人の従者



 甲板に出た。先程のような潮風はびゅうびゅう吹き付ける強風に変わって、空高く伸びた柱に張られた白い帆をぱんぱんに膨らませていた。
 その柱の根元で、フォンリンが立って両手を広げていた。

「やあ」

「…」

「フォンリン?」

「…ええい話しかけるな! 今集中しておるのじゃ!」

「フォンリン師、我々にお任せを!」

 周りで手伝っている道術師たちが声をかけた。



安価下1〜3でコンマ最大 話題、行動

「…ふぅ。で、何じゃ儂に用か」

「えっと…身を守る術とか知らないかなって」

「たわけめ。その腰からぶら下げた火かき棒は、玩具か」

 腰に提げた剣を突いて、鼻を鳴らす。

「玩具じゃない! 本物だ」

「なら、それを使え。大体貴様は、あっちへふらふら、こっちへふらふら、内丹術を学ぼうかとすれば、翻子拳に浮気をし、さりとて極めるでもなく剣だの槍だの…それでは、何一つ修められはせん」

「…」

 唇を噛むアスラ。学べるものを、何でも学ぼうと思っていただけなのだが…
 そんな彼の思いを見透かしたように、フォンリンは憐れむような目を向けた。

「…人の命は短い。道を修めるならば、1つ、いいとこ2つが限度じゃ。わきまえよ」

 そういうとフォンリンは、寒い甲板にごろりと仰向けになると、いびきを掻いて眠り始めた。



安価下1〜3でコンマ最大 どうする?(1/5日目 夜)
①寝る

②その他要記述



 日が沈んだ後も、船内を見て回ることにした。



安価下コンマ
01〜10 酔った
11〜30 マオジャンが夜食を作っていた
31〜50 部屋から変な音がする
51〜70 部屋が騒がしい
71〜90 甲板でまだフォンリンが寝ている
91〜98 何だか寒い一角だ
ゾロ目 ユィーキ母娘



「寒…」

 真っ暗な甲板は、日が落ちると一層風が冷たい。船室への入り口にぶら下がったランタンの明かりを頼りに辺りを見回すと、マスト(帆を張る柱のことらしい)の根本に、まだフォンリンが寝ているのが見えた。
 他の道術師たちの姿はない。夜は休憩ということだろうか。



安価下1〜3でコンマ最大 どうする?

「…そうだ」

 アスラは一度船室に戻ると、毛布を抱えて甲板に戻ってきた。

「Zzz…」

 四肢を放り出して、道着の裾が捲れているのも構わず眠るフォンリンに、毛布を被せた。

「寒いだろうし、これで役立つか分からないけど…」

「…」

 するとフォンリンは、毛布を両手で抱えたままごろりと横向きに寝返った。

「…ま、いいか」

 アスラは、船室に戻った。



「…うぅっ、まだ慣れないな」

 天井が揺れている。船室は、流石に西禁の寝室よりも狭い。ユィーキとティエンファンと一緒に横たわった寝台は硬く、天井は絶えずガタガタと揺れていた。

「歩き回ると酔う者と、じっとしていると酔う者がおるらしいが、汝は後者らしい」

 ユィーキがくっくっと喉を鳴らした。



安価下1〜3でコンマ最大 どうする?(2/5日目 日中)
①船内を散歩する

②甲板に出てみる

③船室でおとなしくする

④その他要記述



 やはりじっとしていると気分が悪くなるので、風に当たりに甲板へ来た。うっすらと空を覆う雲が、猛スピードで後ろへ流れていく。マストの周りでは、また道術師たちが術を使っていた。



安価下コンマ
01〜30 釣りでもしてみるか
31〜70 フォンリンが近寄ってきた
71〜98 マストの上にソンクーがいる
ゾロ目 ↑+スイリン

「…ん?」

 マストの方から、フォンリンが近寄ってきた。手には、夕べ掛けた毛布を抱えている。
 彼女はそれをアスラに押し付けると、ぼそっと言った。

「…返す」

「あ、ああ。あんな寒いところで寝たら、風邪引くぞ」

「ぬしとは、身体の作りが違うのじゃ。…」

 そう言うと彼女は、おもむろにアスラの隣に移動し、そっと身体を寄せてきた。

「…どうした?」

「…」

 何も言わず、頭を擦り付けてくるフォンリン。何だか、気まぐれな猫のようだ…



安価下1〜3でコンマ最大 話題、行動

ねる



「…で、連れてきたと言うわけか」

 フォンリンを抱えて船室に戻ってきたアスラを、ユィーキはジトッと見た。

「久しいな、ユィーキよ」

「久しいな、ではないわ。ここ数年は、顔も見せぬで…おまけに、出会った頃のままではないか。仙人とふかしておったのは、嘘ではなかったのか」

「当然じゃ」

 ふふんと鼻を鳴らすフォンリン。

「…全く、殊勝になりおって。娘一人産んで、老け込んだか」

「たわけ、まだ若いわ。汝こそ…」

 おもむろに、フォンリンの纏う道着の裾を掴んで捲る。つるんとした無毛の股間を丸出しにすると、ユィーキは鼻で笑った。

「下の毛も生えぬ、小娘のままではないか」

 フォンリンは動じない。

「この、つるつる幼女まんこで、数多の男どもを食ってきたのじゃぞ? …試してみるか」

 2人一緒に、アスラを見る。
 その頃、ティエンファンは…



安価下コンマ 30以下で寝ている

「フォンリンねえちゃんもきたんだねー」

「おお、勿論じゃ。共に国へ帰ろうぞ。…おいユィーキ、ティエンファンはパイランにでも預けよ。これからは、オトナの時間じゃ」

「…ティエンファンや」

 不意に、ユィーキがティエンファンに向かって囁いた。

「そなたは、母上の子だ。つまり、その身体の半分は、このユィーキと同じ」

「うん…?」

「であるならば、母はそなたのことは何でも分かるぞ。…誰と契るが相応しいかも」

「…おい、まさか」

 ユィーキは、ティエンファンを抱き寄せると、裳の中に手を入れた。

「んっ♥ くすぐったいよぉ…」

「そなたの半分は、妾だ。すなわち、そなたに最も相応しい男も、妾と同じ。…我が王、そなたの父上よ」

 膝の上でティエンファンの身体を、くるりとアスラの方に向ける。それから裳をたくし上げると、白く幼い、無毛の割れ目を、指先でくぱっと開いてみせた。

「ははうえぇ…恥ずかしいよぉ…」

「馬鹿者め、娘を父に差し出すか」

「我が王よ。このティエンファンも、半分は妾と同じ」

 恥ずかしげにひくひく動く、薄桃色の小さな穴を、アスラに見せつける。

「ならば、この穴を愛で満たせるのは、汝を置いて他にはおるまいよ。…ティエンファンも、一緒に愛しておくれ…♥」



安価下 プレイ内容



「ほれ、ティエンファンや。よく見えるか」

「…」

 渋い顔のフォンリンを、寝台の上に座らせると、ユィーキは後ろから両脚を掴んで開かせた。その間に顔を埋め、丸出しの秘部を間近に見るティエンファン。

「自分のここは、見辛かろう。よっと見よ。この肌の割れ目の向こうにはな、子作りのための穴が開いておる」

 白い割れ目を指で広げ、小さな膣穴をむき出しにする。穴の縁を指でなぞり、その上に飛び出た小さな陰核をくすぐる。

「ここに、愛しい男を受け入れるのが、女に生れた者の極上の幸福よ」

「おとこのひと、ちちうえ…?」

「いかにも。…アスラ、汝の『男』を」

「…ああ」

 アスラはズボンを脱ぐと、まだ柔らかいペニスを出し、ティエンファンの鼻先に近づけた。

「わっ、ちんちん!」

「これ。お父様の摩羅棒、おちんちん様であるぞ。…丁度良い。フォンリンでまぐわい方を教えるとしよう」

「…ユィーキよ。一応言っておくが」

 寝台の上で脚を開いたまま、フォンリンが低い声で言った。

「儂がただの娘っ子だった頃から…大陸において、父が娘を娶ることが許されたためしはないぞ」

「それがどうした。…アスラ、手始めに、フォンリンに種をつけよ」

 アスラは寝台に上がると、ペニスをフォンリンの陰唇に押し付けた。

「んんっ♥ …懐かしいのう、アスラ…」

 腰を動かし、裏筋をぷにぷにの割れ目に擦りつける。

「んぁっ♥ はぁっ♥ …ちんぽばっかり太くなりおって。あの頃は、互いに小便を飲ませ合ったと言うに…」

 滑らかな幼女まんこが、蜜でねっとりと濡れてくる。裏筋が擦れるたび、甘い声が漏れ、艶めかしい水音が響いた。
 重なり合う2人の後ろに回り、ユィーキはティエンファンに囁いた。

「さあ、しかと見よ。これから父上の摩羅が、フォンリンを串刺しにするぞ」

「刺しちゃうの!? 痛いよ」

「あ、あっ…ああぁっ♥♥」

 蕩けた小さな穴に、ずぶりと太いペニスが入った。細いフォンリンの腹が、アスラのペニスの形に張り出す。

「おほぉっ♥ 太ぉっ♥」

「きっ、つっ」

 初めて交わった時は、アスラの方は10歳の子供ペニス。今や何倍にも太くなった男の棒が、フォンリンの膣穴を乱暴に押し広げる。フォンリンも、痛いくらいに締め付けながらも、器用に膣をくねらせ、肉棒に絡みつく。

「フォンリンねえちゃん、痛くない…?」

「あんっ♥ …最初は、痛いぞ! 引き裂かれるほどに…」

「ひっ!」

「じゃが、じきに慣れる…と、んぁっ♥」

 腰を引き、打ち付ける。狭い膣がきゅんきゅん疼き、甘い嬌声を零す。アスラは、細い両脚を抱え込むと、上から押さえつけるように腰を押し付けた。フォンリンは両腕を彼の首に回し、喘ぐ。

「あぁっ♥ おんっ♥ ほぁっ♥ あぁっ♥」

「き、きもちいい…?」

「気持ち良いに決まっておる。お父様に、この上なく愛していただけるのだから」

 ユィーキはそう言って、2人の結合部にティエンファンの顔を近付ける。

「ほれ、フォンリンのおまんこが、たらたらよだれを垂らしておろう。父上の摩羅が出入りするたび、ぴくぴく歓喜に震えておろう。これこそが、女の喜び。女の幸福。愛する男と一つになり、その身で奉仕し…」

「っ、フォンリンっ」

「…その子を、胎に授かる」

「んああぁぁっっっ♥♥♥」

 びくびくとペニスが震えながら、フォンリンの小さな子宮にたっぷり子種を注ぎ込む様を、ティエンファンは言葉もなく見つめていた。



「やんっ♥ ちちうえっ♥ …は、はずかしぃ…♥」

 仰向けに横たわるティエンファンの脚の間に顔を埋め、無毛の割れ目に舌を這わせるアスラ。塩辛い尿と、香の甘い香りを味わう父に、ティエンファンは声を張り上げる。

「やらっ、そこっ♥ …あ、んっ♥」

 薄桃色の粘膜が真っ赤に腫れて、ぷるぷる震える。つんと尖った包皮の中で、陰核がぷっくり膨れてはみ出した。

「おしっこ、でる…」

「…ん、いつでも良いよ」

「っ、やっ♥」

 構わず口淫を継続するアスラ。もがく娘の、右の大陰唇を舐め、左の大陰唇を舐める。それから、とろっと熱くなった小陰唇の間に舌先を差し入れる。

「んんんぅぅっ…♥ でる、でちゃう…」

 割れ目の真ん中を下から上へなぞる。舌先が、何かに引っかかった瞬間、アスラの口の中に、塩辛く熱い液体が勢いよく噴き出てきた。

「んああぁっ、ああぁっ♥ おしっこ、やぁっ…あぁっ♥」

 顔を離し、つるつるの割れ目から上がる可愛らしい噴水を、間近に眺める。
 おもらしが終わる前に、限界まで膨れ上がった亀頭を、娘の膣口にそっと当てた。

「ち、ちちうえ、ちちうえっ…ティエンファン、こわい…っ」

「案ずるな、ティエンファンよ」

 ユィーキが、優しく声をかける。

「我が子を愛さぬ父などおらぬ。お父様は、お前を深く愛すればこそ、お前と子作りをするのだぞ」

「…一応、娘を何人も娶った王は、遠い異国にはおった。じゃが…」

「黙れ、フォンリン。…ティエンファンや、父上は好きか」

「うん、好き…ちちうえ、すき…」

「おれも、愛してるぞ。ティエンファン。…っ」

 ぐっと、腰を突き出す。次の瞬間、ちょろちょろ漏れていたおしっこが、高く噴き上がった。

「痛ぁいっ!! 痛い、痛い、痛いっ」

 泣き叫ぶティエンファン。びゅっびゅっと失禁する股の穴に、亀頭だけを挿れたまま、アスラは必死になだめる。

「ごめん、落ち着いて、力を抜いて、落ち着いて!」

「痛い、痛い、うわああん」

 狭く硬い膣穴が、亀頭を押し潰さんばかりに締め付ける。布団が、尿と、破瓜の血で染まる。かつて、アカツキが彼女と同じ年頃だった頃に抱いたことがあるが、あの頃はアスラも幼かった。皮だけ剥けた細いペニスと、今の漲る男根では、わけが違う。
 喚く唇を口で塞ぐと、両手で頬をぱしぱし叩いてくる。構わず腰を小さく押し出すと、唇に噛み付いてきた。

「ティエンファン、堪えよ! お父様の愛を受けるのだ!」

「…」

 枕元に胡座をかき、腕組して父娘をじっと見つめるフォンリン。その目に『言わんこっちゃない』と浮かんでいる。
 しゃくり上げるティエンファンを抱きしめ、囁いた。

「ごめん、ごめんよ。もう少し我慢して。もう痛くしないから…」

「ひっ、ひぐっ、やだぁ…」

 ペニスの半分弱を辛うじて包む、娘の熱に集中する。幼く不慣れな膣壁が震えて、肉棒を小刻みに擦る…

「ティエンファン、出すからな…っ」

「…っ!? 痛、痛っ…」

 尿道が精液で膨らむと、ティエンファンが息を呑み、膣穴がびくんと跳ねた。その中に、どうにか子種を吐き出した。



安価下コンマ(フォンリン) ゾロ目で妊娠
安価下コンマ2(ティエンファン) 00で妊娠



 布団を替えてもらっているいる間、アスラはユィーキと甲板にいた。フォンリンは、まだ泣いているティエンファンを慰めている。

「…ああまで痛がるとは思わなんだ」

「ユィーキと初めてした時は、おれも子供だった。大きさが全然違う」

「あれは、慣れるだろうか。嫌になっておらねば良いが」

「どうだろう。しばらくは…」

 そこへ、フォンリンがやってきた。彼女は2人を睨むと、言った。

「『やり過ぎだ』。…儂が、このようなつまらぬ小言を言うことになるとは思わんかったぞ」

「次は、もっと慣らしてからに」

「そういう問題ではない。…アスラも、何故己が娘を犯すのに躊躇いがないのじゃ」

「前にも、こういうことあったし…」

 淫魔ミドナの娘、メアのことだ。
 フォンリンは頭を抱えた。

「…あそこが、オリエズマと程遠い世界であったことを忘れておったわ」

 それから、ユィーキを見た。

「あの娘が…初めて、『母に会いたくない』と言いおったぞ」

「!?」

「ティエンファンは、しばらく儂が預かるぞ。良いな」

 そう言うと彼女は2人に背を向け、船室へと戻っていった。



安価下1〜3でコンマ最大 どうする?(2/5日目 夜)



「…妾は戻るぞ」

「ああ」

 ユィーキが甲板を去った後、アスラは考えた。
 父娘が性交するのが非常識なことくらいは、アスラにも分かる。分かっているが、ミドナのように娘も相手するよう求める母親もいる。父娘だけではない。エリスアルネスは、他人と言うには顔が似ていた。もしかすると、彼女はアスラの姉なのかもしれない。そういう意味でも、近親相姦に対する忌避感は、普通よりもかなり低かった。
 そもそも、普通の親子とは何だ? 父は死に際にしか会ったことがなく、母は顔すら知らない。育ての親のマリアは、乳母であり妻であった。それも普通ではないのか…?

「…誰か、知らないかな」

 船室に戻る。そのまま、話し相手を求めて夜の船内を歩き始めた。



安価下コンマ
01〜30 フェイニャン
31〜60 ランファン
61〜80 ファン・レイ
81〜90 ハオ
91〜98 タオファ
ゾロ目 ソンクー



「…ん?」

 船室の窓際に持たれて、ぼんやり外を眺めているのは、ソンクーだ。道着の裾から伸びた尻尾が、ゆらゆら揺れている。

「やあ」

「! これは、アスラどの。いかがなさいましたか。…いや」

 尋ねておいて、ソンクーは片手を上げて制止した。それから、額に指を当て、言った。

「…なるほど、親子関係に悩んでおいでですな」

「分かるのか」

「無論。このソンクー、元はオリエズマ大陸の険しい山で修行した…」

「どうしたら良いと思う? そもそも、普通の親子って何だ?」

「…」

 話の腰を折られ、憮然とした顔でアスラを見るソンクー。が、やがて一言。

「…アスラどのは、どうしたいので?」

「おれ?」

「野を駆ける獣に、家族はありませぬ。あるのは、群れとつがい。ただ一匹の雄と、それを囲む雌のみ。ワタクシが、アナタ様の望む回答を持ち合わせているとは思えませぬ」

「…じゃあ、他を当たる」

 そう言って去りかけたアスラを、ソンクーは呼び止めた。

「まあまあ。誰に尋ねたとて結果は同じですよ」

「はあ?」

「…悩みとは、常に答えとともに心に浮かぶもの。人に尋ねるのは、答えを自覚するまでの時間稼ぎに過ぎませぬ」

「…じゃあ、おれの中に結論は出てるってことか」

「無論。目を閉じて、心に最初に浮かんだもの。それが、アナタ様の望む答え」

「…」

 アスラは、目を閉じた。親子は、どうあるべきか。
 …自分はティエンファンと、どうなりたいのか。



安価下1〜3でコンマ最大 ティエンファンとは
①身体を求めない関係

②身体も求める関係

③その他要記述

 考えた末…アスラは、首を横に振った。

「…やっぱり、間違ってる。父娘で子作りなんて」

「では、それがアナタ様の答えです」

「そうだな。…ありがとう、スッキリした」

「それは何より。…では、おやすみなさい」

「ああ」

 軽くなった気分で、アスラは寝室に戻った。
 寝台の上では、ユィーキが縮こまって塞ぎ込んでいた。

「…妾は、何を間違えた…」

「やっぱり、娘を抱くべきじゃなかった」

「しかし、ティエンファンは妾の娘であるぞ…ならば、最も愛するのは」

「愛してるさ。だけど、それは女としてじゃない。娘としてだ」

「汝ならば、父娘の垣根も越えられると」

「越えるべきじゃない垣根もある。何より、ティエンファンが嫌がるなら、それが全てだ」

「…」

 ユィーキは、布団の上にごろりと横になった。

「…汝がそう言うのならば、そうなのだろう」

 アスラは、その隣に横たわる。

「妾は寝る」

「ああ。おやすみ」



「おはようございます」

「…っ! 今何時…って」

 慌てて起きてから、まだ船の上であることに気付く。寝室の入り口には、ランファンが立っていた。

「船旅はいかがですか」

「ああ…そろそろ、慣れてきた…ふぁ」

「本国へ着く前に、お伝えせねばならぬことがございますゆえ。あと、詩作はお進みですか?」

「! 忘れてた」

 すると、ランファンが目を細めた。

「…天子さまは、アスラ様の詩を楽しみにしておいでですので」

「ああ。分かってるよ…」



安価下1〜3でコンマ最大 どうする?(3/5日目 日中)
①作法の勉強

②詩作

③その他要記述



 揺れる船内で、筆を執る。教えを請うにはもう遅いだろう。後は、誰かの言っていた『魂より湧き出る』何とかを信じるのみ…



安価下コンマ+50 出来栄え



「…」

 アスラは、筆を投げ捨てた。
 傍らで見ていたランファンも、眉をひそめている。

「…この前と比べて」

「分かってる。もう言うな」

 そう言うとアスラは寝台に飛び込み、布団を被って丸まった。



安価下1〜3でコンマ最大 どうする?(3/5日目 夜)



「アスラよ、まだ寝んのか」

「もう少し…」

 筆を執り、半紙に向かう。時間を置けば、あるいは…



安価下コンマ+30 出来栄え



「…」

 筆を置く。日中に比べれば随分マシになった。だが、凡庸だ。
 布団に潜ると、目を閉じた。寝たら、頭もすっきりするだろうか…



 朝。またランファンが起こしに来た。

「間もなく大陸が近付いて参ります。心のご準備を」

「ああ」

 欠伸をすると、寝台を降りた。



安価下1〜3でコンマ最大 どうする?(4/5日目 日中)
①作法の勉強

②詩作

③その他要記述

今日はここまで

ゾロ目ボーナスは本番だけかな

『Harem Simulator』





「アスラ様は、私たちの夫であらせられます。それはつまり、アスラ様もまた天子さまの子の一人というわけです」

 壁に掛けられた掛け軸には、年老いた男の絵が描かれている。

「何も特別なことはございません。父にし申し上げるように、すれば良いのです」

「おれの父は…」

「…と、とにかく。今からして見せますので、同じように。こちらは、天子さまのご尊影です。まずは、謁見の前に外で武器を預けて…」



「…おれ、父さんの前でこんなことした記憶無いんだけど」

 跪き、何度も頭を下げ、立ち上がり、また跪き…一セット終わったところで、思わず零した。

「天子さまは、遥か天上を統べる神々の長より、あまねく地上を治める使命を授かっておられるのです。これが私たちの払うべき敬意にございます」

「へえ。クリストラの国王陛下より偉いのか」

「勿論。王とは、皇帝に授けられる称号。ユィーキも、貴方様を『王』とお呼びするでしょう? 自分の父に代わって、称号を授けているのです」

「王と、皇帝は違うのか…」

 ぼんやり考えながらも、ランファンの作法講座は続いた。



安価下1〜3でコンマ最大 どうする?(4/5日目 夜)



 その夜、寝静まったユィーキを尻目に、アスラは詩作に励んでいた。
 いよいよ到着が近い。いい加減、モノにしないと…



安価下コンマ+30 出来栄え

「…まあまあかな」

 アスラは筆を置くと、布団に潜った。

「もう気は済んだか」

「! 起きてたのか」

 ユィーキは、か細い声で言った。

「…このようなことに巻き込んでしまって、済まん」

「良いんだよ。オリエズマの詩も、考えるのは楽しいし」

「そうか。…」

 そっと、アスラの首に手を伸ばす。そのまま抱き寄せると、ユィーキは何も言わず、彼の胸に顔を埋めた。
 船が揺れている。少しずつ仙術を緩め、速度を落としているようであった。



 朝。目覚めると、ユィーキがいない。部屋を見回すと扉が開いて、ランファンが顔を出した。

「おはようございます」

「あ、ああ。…ユィーキは?」

「ユィーキ? 見ておりませんが」

「そうか…」

 寝台を降りる。ランファンが言った。

「明日には到着です。心の準備はよろしいでしょうか?」



安価下1〜3でコンマ最大 どうする?(5/5日目 日中)



 ユィーキを探して船内を歩き回っていると、廊下の一角でフォンリンと話しているのを見つけた。

「どうしても、ティエンファンは会いたくないと申すか」

「ああ。特にぬし一人では、会わせるわけにはいかん」

「ではアスラを連れてくれば良いのか」

「…あやつの言い分は、二人一緒に聞かねば意味がない」



「なら、丁度いい」

「! 来たか、アスラよ」

 アスラはフォンリンの前に膝を突くと、じっと目を見て言った。

「…ソンクーと話した」

「あのエテ公か。して、何を得た」

「やっぱり、おれは間違ってた。最初から、心の中では分かってたんだ。父娘は、あんなことをする関係じゃないって…」

「…よかろう。入れ」

 フォンリンは部屋の扉を開け放つと、2人を招き入れた。
 寝台の上では、ティエンファンがうつ伏せのまま、枕に顔を埋めていた。

「ティエンファンや」

 ユィーキが、柔らかい声で言った。

「こっちを向いて、父と母に顔を見せてはくれぬか」

「や」

 すげなく拒絶するティエンファン。ユィーキが食い下がる。

「何故だ。母たちを嫌いになったか」

「…」

 黙り込むティエンファン。フォンリンが声をかけた。

「ティエンファン、ぬしの言いたいことを言ってやれ。特に母上に、どうして欲しいのか」

「…」

 すると、ティエンファンが枕の中で、ぼそっと何かを呟いた。

「何だ?」

 ユィーキが歩み寄る。

「…ばっかり。ちちうえばっかり」

「父上が、どうした」

「ははうえは、ちちうえのことばっかり! ちちうえが来たら、ティエンファンは放ったらかし!」

「!」

 はっと、目を見開くユィーキ。

「ちちうえも、ははうえばっかり! 一緒にいても、ははうえばっかり! ティエンファンは、一人ぼっち…」

 そう言うとティエンファンは、しくしくと泣き始めた。

「ティエンファンも、一緒がいいよぉ…おちんちん、してもいいからぁ…ティエンファンも、一緒ぉ…」

「…悪かった。母上を、お前から横取りしてたんだな」

 アスラは、横たわるティエンファンの肩を抱いた。ユィーキも、手を重ねる。

「母を許しておくれ。ティエンファンや…これからは、共に過ごそうぞ」

「ほんと…?」

「勿論だ。…それに、おちんちんはしなくていい。そんなことしなくても、お前はおれたちの子だからな」

 寝台の上で語り合う親子を遠目に眺めていたフォンリンは、ふと洟を啜ると、どこへともなく去っていった。

安価下1〜3でコンマ最大 どうする?(5/5日目 夜)

ねる

安価下



 寝台に3人、手を繋いで寝息を立てる。アスラとユィーキ、間にティエンファン。
 船の揺れが、少しずつ弱まってくる。日が沈み、夜が更け、そして日が昇る頃…船の舳先には、広い大地が浮かび上がっていた。

『Harem Simulator』



 噂話が聞こえない。



 ジオの背に乗り、広い街道を歩く。前にティエンファン、後ろにユィーキを乗せても、ジオの脚は揺るがない。それでも歩き出すまでに時間がかかったのは、流石に慣れない船での長旅が祟ったのだろう。
 ジオの後ろには、5台の荷馬車。更に10台近くの馬車。後宮から帰ってきた人々を乗せているのだ。
 そして、それらを囲むのは、大きな旗を持った騎馬隊だった。港で待っていた彼らは、アスラを中心に陣形を組み、馬車を護衛している。鮮やかな赤の旗には『西方天守阿須羅』『玉公主』『蘭公主』『守護皇家朋友』と書かれている。

「夜には、華禁へ着きましょう」

 隊を先導する騎兵が、振り返って言った。

「かなり道がぬかるんでるな」

 蹄が沈むほど濡れた地面を眺めて、アスラは呟いた。すると、後ろからユィーキが答えた。

「ほんの数十年前まで、ここは雨の降り止まぬ地域であったと言う。これでも、持ち直したほうと聞いたぞ」

「…! そうか、雨の帳か」

 バルバス領の教会で、アルに聞いたことを思い出す。と同時に、失われてしまったバルバス領のことを思い出し、言葉を詰まらせた。



 広い牧草地帯に差し掛かると、牛飼いの娘が隊を抜けた。更に農耕地帯へ入ると、農民の娘が離脱した。シェンウェンや彼女の仲間とは、港で別れた。
 隊は、少しずつ小さくなっていった。



 日が傾く頃、周りに家が増えてきた。農耕地帯から話が伝わっているのか、沿道には大勢の人々が集まって、アスラやその周りの人に向けて手を振っていた。

「歓迎されておるぞ、我が王」

「それは良かった」

 ティエンファンも、にこにこしながら手を振っている。宿を借りて一休みしたおかげで、だいぶ元気を取り戻したようだ。
 建物が密集し、道路が硬く舗装されたものに変わっていく。夕日が山の向こうに沈み、辺りが赤い提灯の灯りだけになった頃、目の前に巨大な朱塗りの城が現れた。

「華禁に到着しました」

 先導の騎兵が言う。
 門の中から、2人の女が出てきた。それぞれ赤と青のチャイナドレスを着た女達は、深々と頭を下げると言った。

「勇者アスラよ。遥かクリストラより、ようこそお越しくださいました」

「ああ。…随分遅くなってしまったな」

「ええ。お部屋をご用意致しておりますので、今夜はそちらでお休みください。明朝、皇帝陛下に謁見し奉ります」



 華禁と呼ばれる城に併設された、これまた広い屋敷の一室に通された。

「凄いな、西禁とは比べ物にならない」

「当然よ。ここは、王朝そのもの。あれは、この城を模して造ったものだ」

 ユィーキが得意げに言う。ティエンファンは疲れ果てて、寝台の上でぐっすり眠っている。

「…そして、ここは華禁の後宮である」

「ここも、後宮? じゃあ、皇帝の」

「いかにも。妾もランファンも、ここで生まれた」

 そこまで言うと、ユィーキも寝台に上がった。

「…さて、もう寝よう。明日は早いぞ。何しろ、父上に拝謁し申し上げるのだからな」



安価下1〜3でコンマ最大 どうする?(夜)

「ああ、そうだな」

 アスラも、蝋燭を吹き消して布団に入った。目を閉じると、移動の疲れがどっと遅い、あっという間に意識は眠りの彼方へ落ちていった。



「悪鬼羅刹を下し、天下に平和をもたらした英雄の長子。剣を修め、年若くして数多の武勇伝を持つ、勇士たちの長にして、あらゆる人の文化を学び、何より詩を能くする、文人たちの柱」



 分厚い扉の向こうから、ランファンの声が聞こえる。白い正装を纏うアスラは、謁見の間の扉の前で、彼女の紹介が終わるのを待っていた。



「西方世界の守り手。広大なる領地の王。そして、天子さまの治められるオリエズマ王朝の盟友にして、この私を始め数多の姫君の、頼もしき夫にございます。さあ」



「!」

 アスラは唾を呑んだ。目の前で、扉がゆっくりと開くと、アスラはユィーキ、ティエンファンを後ろに連れ、広い謁見の間へと足を踏み入れた。
 中央に敷かれた赤い絨毯に沿って進むと、一番向こうは数段高くなっており、簾が降りている。それを囲むように、初老の男や女、少し置いて若い少女らが控えていた。

「…!」

 その中に、見知った顔を見つけた。フェイグゥだ。彼女は、幼い男児を腕に抱いている。アスラとの間に生まれた子だ。フェイグゥはアスラと目が合うと、小さく頷いた。
 一行は、広間の真ん中で立ち止まった。
 隣に来たランファンが「ここです」と囁くと、アスラは船の中で教わったように、その場に跪き、頭を下げた。

「クリストラより、シーヴァの子、アスラです」

 それからランファンが小声で指示する通りに、ぎこちない動作で礼を行った。
 一連の動作を終えて立ち上がると、彼は密かに息を吐き、額を拭った。

「…ほう」

 簾の側で控えていた一人の男が、感心したように声を上げた。

「見事な三跪九叩頭の礼であるな。蘭花から教わったか」

「恐れながら」

 頭を下げるランファン。その顔に、にわかに緊張が走った。
 簾が半分ほど上がり、玉座に座る足が露わになったのだ。



「朕が、オリエズマ王朝皇帝、条(ティア)である」



「! アスラ様」

 ランファンが慌てて跪く。彼女にズボンの裾を引っ張られ、アスラもその場に膝を突いた。



「ようやくこの場で見えることができて、嬉しく思う。朝貢も確かに受け取った」



「ど、どうも」

 朝貢というのは、ランファンが予めクリストラで買い集めていた陶器や、クリストラ風のドレスなどである。具体的な内容をアスラが知ったのは、船に乗る直前であった。



「朕の娘たちは、汝の気に召したかな」



「! はい。素晴らしき姫たちです。特に、ユィーキ」



「玉妃か。何が起こるか分からぬものよ。まさか、あの我儘娘が、これほど成長するとは。…張涯」

「は」

 一人の従者が、何かの額を持って来る。よく見るとそれは、かつてアスラがユィーキに宛てた手紙であった。

「覚えておるか。汝が、出産を控えた玉妃に宛てたものである。これほどの手を持つクリストラ人を、朕は知らぬ。この後、汝と語らえることを、楽しみにしておるぞ」

 簾が下りていく。どうやら、謁見はここで一区切り…

「恐れながら、父上」

 不意に、先程の男が口を開いた。

「いかがです。今この場で、かの勇者の詩を、聞いてみたくはありませんか」



「あ、兄上!?」

「父上!」

 同時に声を上げたのは、ランファンとフェイグゥだった。つまりこの男は、フェイグゥの父親、すなわちこの国の皇太子ということだ。

「アスラ様は、慣れぬ異国の地にて、初めてお会いし奉る天子さまへの礼で頭が一杯でございます」

「そうです。詠める詩も詠めませぬ。…お祖父様」

 ところが、下りかけた簾は途中で止まった。
 左右から、筆と硯、それに紙を持った従者が、アスラのもとへ歩いてきた。そのまま、絨毯の上にせっせと並べられていく。



「…何度も詠ませることになろう。そのために呼んだのだからな。なに、そう硬くなるな。今の心を、素直に詠むが良い」



「…はい」

 アスラは、深呼吸した。早ければこのタイミング、とは最初から覚悟していた。
 筆を執り、墨に浸すと、目を閉じて魂より湧きいでる何かに、意識を向けた。



安価下コンマ+50 出来栄え ゾロ目は99扱い

「海原を駆け…遥か東の国へ…」

 後ろから覗いていたユィーキが、ゆっくりと声に出す。

「太陽の源へ…愛し姫の郷へ…」



「…!」

 簾の向こうで、影が動く。



「父を偲ぶのは、この場に立ち会えばこそ」



 言い出したはずの皇太子の顔が、少しずつ青褪めてくる。



「…この尊き国を永らえさせた、我が父よ」



 水を打ったように、静まり返る謁見の間。
 やがて、簾の向こうから手を叩く音が聞こえてきた。それから堰を切ったように、その場にいた全員が拍手した。

「汝をここへ招いて、本当に良かった…!」

 皇帝が何か囁くと、何と簾が上まで開き、中から金の衣装に身を包んだ、年老いた男が姿を現した。

「!! アスラ様!」

 ランファンに促され、跪いたまま深く頭を下げると、皇帝は自ら段を下り、アスラのもとへ歩み寄ってきた。
 アスラの肩に手を置き、言う。

「異国の者でありながら、礼を尽くし忠に篤く…詩は、歴史に残るほどの腕前。何より、父への孝もわきまえている。…面を上げよ」

「…」

 顔を上げると、細く白髭を伸ばした男の顔は、思いの外痩せこけて、震えていた。しかし、その目だけは爛々と輝いて、アスラを見ていた。
 気が付くと、その場にいた人々は…ランファンやユィーキ、フェイグゥ、それに皇太子までもが、その場に平伏していた。

「この条の、残り僅かな終生の友となってはくれぬか。勇者の子よ」

「あ…ありがたき、幸せに…」

 ランファンから教わった一節を、たどたどしく絞り出すと、彼は満足げに頷いて玉座へ戻っていった。
 従者が、詩の書かれた半紙を、慎重に持ち上げて回収していった。



「大成功! 素晴らしい、大成功ですよアスラ様!」

「ああ…と、とりあえず、良かった」

 寝泊まりした部屋に戻ると、緊張の糸が切れて寝台に倒れ込んだ。ランファンが飛びついて、大喜びで腕を握ってくる。ユィーキも、へなへなと椅子に座った。

「一先ず、アスラの一番の目的は果たしたな。…おうおう、疲れたな、ティエンファンや。しかし、これから母たちは、また父上のところへ行かねばならん…」

「まだ何かあるのか?」

「ええ」

 ランファンが、笑顔で頷く。

「客人としてのご挨拶は、ここまで。次は皇女として、天子さまに帰国のご報告を申し上げに参ります」

「ああ、そういう…」

 ぼろぼろのあばら家で、父と最初で最後に会ったことを思い出す。

「ゆっくり会ってくると良い。おれは、ティエンファンとここで休んでるから…」

「申し訳ありませんが、アスラ様」

「ん?」

 ランファンは、ずいと顔を近づけた。

「まだ、アスラ様にはお会いいただかなければならない相手が…」



 赤と青のチャイナドレスの従者に連れられてやって来たのは、城の中庭にある広い広場であった。
 そこには、10歳にも満たない子供たちがぎゅうぎゅうに集まっていた。

「静かに!」

 赤い服の従者…フォンが声を張り上げると、騒いでいた子供たちがしんと静まり返った。
 フォンが、更に続ける。

「お父様に、礼!」

 すると一斉に、子供たちが頭を下げた。



 10歳からの8年間で、実に166人。その全てが生き長らえたわけではないが、ここにいるのは全て、オリエズマ大陸の女たちとの間に生まれた、アスラの子供たちであった。



「…そうか。父親に…おれに会うのは、みんな初めてなんだったな」

 たった数分の、父との語らいを思い出す。この子達には、そんな思いはさせたくない。
 アスラは両手を広げて言った。

「…そうだ、父さんだぞ! ほら、おいで!」

 100人ちかくの子供たちが、歓声を上げて一斉に駆け寄ってきた。



「…」

「ちちうえ、おかえりー」

 ティエンファンにひらひら手を振ると、寝台に崩れ落ちた。
 あれからしばらく、子供たちと遊んだり、剣術を教えたり、詩を教えたりして大変だった。日が沈むと今度は皇帝たちと共に宴会だという。

「眠い…腹減った…」

 日没までは、もう少し時間がある。それまでどうしようか。



安価下1〜3でコンマ最大 どうする?(午後)
①寝る

②街を散歩

③その他要記述

じゃあ大陸の住民とか華禁の役人とかの案を
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今日はここまで



「すごーい、ひろーい!」

 少し休んでから、ティエンファンを一緒に街へ出てきた。護衛の兵士に囲まれて歩いていると、市街の人々は何事かと道を開け、そしてアスラの存在に気付くと興味津々で沿道に集まってきた。
 見回すと、女も男も同じくらい、寧ろ男のほうが多い。後宮とは大違いだ。自分以外の男がこんなにいるのが、アスラには新鮮であった。



安価下コンマ
01〜30 店で軽食
31〜50 屋台で誰か呑んだくれている
51〜70 屋台で数人が談合している
71〜90 大きな荷馬車だ
91〜98 …何でここに?
ゾロ目 宣教師



「…!」

 不意にアスラは足を止めた。

「ちちうえ、どうしたの…?」

「…」

 黙って見つめる先、広い通りの片隅に小さな台を設けて、一人の男が何やら声を張り上げていた。



「いずれ来る審判の日、赦されるには、神に全てを委ねること…」



 見覚えのある黒い服を着て、見覚えのある金の首飾りを下げているその男は、どこかで聞いたようなフレーズを数人の聴衆や素通りする人々に向けて延々と繰り返していた。



「良いですか、この世を創りたもうた神は、ただ一人。神を信じなさい。そうすれば、あなた方は救われます。全てが上手くいきます。神を…」



「…」



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①無視する

②声をかける

③その他要記述

「おい」

「…信じれば、神は必ずやそれに…何、もう少しで…って、ええっ!?」

 つかつかと歩み寄ってきたアスラに、男は驚いて台から降りてきた。

「これはこれは。こんな所で同郷の方にお会いできるとは思っておりませんでした。貴方も、信教を広めに?」

 アスラの手を握ると、ぞろぞろと集まってきた聴衆に向けて声を上げる。

「ほら、ご覧なさい! 私と同じく神を信じる、クリストラのお方です。ここでお会いしたのも、神の思し召し…」

「あんたは、ここで何をしている?」

「…はぁ?」

 男は眉をひそめる。

「見ての通り、布教活動ですよ。未開の民に、神の恵みを広めんと」

「未開だと? オリエズマの民が、未開だと!?」

 語気を強めるアスラに、男はたじろいだ。

「ひっ!? し、失礼ながら、貴方様は一体…」



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 それには答えず、アスラは逆に問うた。

「誰に言われて、ここに来た?」

「はあ?」

 また、眉をひそめる男。

「誰、と言いますと」

「誰の命令で、ここに布教に来たんだ」

 すると男は、ふんと鼻を鳴らして言った。

「誰の命令でもありませんとも。宣教師として、正しき神の教えを広めることは、当然の責務。強いて言うなら、カイム枢機卿…いえ、ユーダ1世教皇猊下のご就任に勇気づけられてはおりますが」

「…」

「よもや、クリストラ人でありながら、神の教えを否定なさると? まさか、そんな」

 そこまで言うと、男は台を拾い上げ、アスラに背を向けた。

「では。私は場所を変えます。貴方にも、神の御加護がありますように」

 そう言って、彼は去っていった。



 広間一面に、巨大なテーブルが並んでいる。大勢の給仕がワゴンを押して入ってくると、料理の山盛りになった大きな皿を、次々とテーブルの上に並べていく。
 アスラは他の皇族たちと共に、丸いテーブルを囲んでいた。隣には、ユィーキやティエンファン、ランファンにフェイグゥ。反対側に座るのは、他ならぬ皇帝、ティアである。

「万年の栄華を誇る、我が国の馳走である」

 皇帝が、厳かな声で言った。

「ゆるりと、楽しんでくれ。友よ」

 銅鑼の音が響く。たちまち給仕たちが忙しく動き回り、アスラや皇族たちに、料理を取り分け始めた。



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雰囲気が良さそうなら皇帝に話しかける

ねる
次の更新まで特になければ>>800



 山盛りの料理に舌鼓を打つ。量もだが、見た目も派手で、初めてオリエズマ北岸を訪れたときのような、鳥の丸焼きや豚の丸焼きのようなものが、あの時とすら比べ物にならないほどに並んでいた。味付けも、あっさりしたものからツクヨミの好む辛いものまで揃っている。
 食べながらアスラは、隣に座る皇帝のことを気にしていた。彼は、じっと料理の山を眺めたり、時折参加者たちを見回している。しかし、彼の前の料理が減っていない。

「食べられないのですか?」

「…何?」

 数拍置いて、くるりとアスラを見る皇帝。慌ててユィーキが口を挟んだ。

「体調が優れませんか、父上?」

「うん? …あ、ああ」

 彼は目を細め、口をもごもごさせながら言った。

「…考え事をしておった。客人を前に、無礼であったか」

「あっ、いえ、その…美味しい料理なので、つい」

 取り繕うようにアスラが言い訳すると、皇帝はしわしわの口元をにっと張った。

「それは何より」



 数時間後、ランファンが立ち上がり手を叩いた。

「皆様、お楽しみと思います。ここで、本日の客人、勇者アスラの武勇伝を劇にしてお届けしたいと思います」

 宴会場の一面に、建物を模った張りぼてが運ばれてくる。やがて綺羅びやかな衣装に身を包んだ役者たちが入ってきて、演劇が始まった。
 内容は、かつて後宮の劇場で見た、魔王とアスラの戦いであった。



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 目の前で繰り広げられるのは、若き勇者と恐るべき魔王の、手に汗握る剣戟。
 アスラは、思わず呟いた。

「…おれは、こんな勇者じゃない」

「今、何と?」

 皇帝が、横目で彼を見た。アスラは、静かに続けた。

「おれは…あんなに、戦えなかった。おれの剣は、父を救うことができなかった」

「剣折れた後も、鞘で魔王に挑んだのは真実でございます」

 ランファンが駆け寄ってきて、口を挟む。

「他にも、育ての親の敵を取るべく、邪教の信徒たちをたった一人で斬り伏せたのも」

「だが、遅かった。マリアを、救えなかった…!」

「…」

「…ふん」

 ここぞとばかりに鼻を鳴らす皇太子。皇帝は、目を伏せてしばらく考え込み…やがて、口を開いた。



「天網は疎く数多を漏らす。数多を掬えばこそ、数多を漏らす」



「…!」

 ランファンが、劇団に向けて手を上げる。すると、まさに盛り上がっていたシーンがぴたりと止まった。
 皇帝は朗々と続ける。



「北真君は己の輝きを知らず。誰より眩しく、輝きは皆人の知るところなり」



 その場にいる人々が、一斉に拍手をする。流石に勉強しただけあって、アスラには彼の言わんとすることが分かった。
 アスラは皇帝に向けて、深く頭を下げた。
 劇が、再開された。



 更に数時間後、一度席を外した数人の女たちが、着替えて戻ってきた。

「いかがでしょうか! アスラ様よりの贈り物でございます」

 フェイグゥや、他の皇女たちが着ているのは、クリストラのドレスだ。

「む、なんとも面妖な衣装かな」

 ぼそっと呟いたのは、一人の青年。

「しかし、悪くない。どれ、男物は無いのか…」

「食器もございます。後で見繕ってみましょう」

 ランファンが、抜け目なく言った。



安価下コンマ
01〜20 皇太子が絡んできた
21〜40 先程の男が話しかけてきた
41〜60 フェイグゥが息子を連れてきた
61〜80 皇帝と話した
81〜98 皇帝が誰か呼んだ
ゾロ目 皇帝が密かに囁いてきた



「おう、ようやっと話しかけられた」

 不意に後ろから声をかけられ、アスラは振り向いた。
 見ると、そこには皇太子が盃を片手に、にやにやしながら立っていた。既に出来上がっているようで、その顔は赤い。ふてぶてしく笑んでいるように見えるが、その目は落ち着かない様子で、皇帝の方をちらちらと気にしていた。
 皇帝は、あからさまに顔をしかめた。

「…何じゃ、パオか」

「つ、つれないことを仰る。…フェイグウの夫であれば、余の息子も同然。これ、父の盃の相手をせぬか」

「はいはい、兄上。私がやりますので…」

 ランファンが近寄ってきて、パオと呼ばれた皇太子の盃に酒を満たす。
 彼は、アスラの肩を掴んで立たせると、乱暴に盃を打ち合わせた。それからにわかに耳元に顔を近付けると、小声で囁いた。

「…貴様、分かっておろうな」

「はぁ?」

「いくら、父上の寵愛があろうと、貴様はクリストラ人。余所者よ。過ぎた真似をするなよ」

「…」



安価下1〜3でコンマ最大 話題、行動

ねる

安価下

「何故、わざわざおれに言う?」

 アスラは首を傾げた。皇太子は一瞬口ごもったが、やがて絞り出すように問うた。

「…父上の跡を継ぐのは、誰だ? 言ってみろ」

「皇太子殿下でしょう?」

「…分かっておるなら良い」

 それだけ言うと、彼は自分の席に戻っていった。
 椅子に座り直すと、皇帝は沈んだ声で言った。

「あれを許せよ。とかく小心者でかなわん」

「ああ、いえ…何事かと身構えましたが、気分を損ねたようでなくて何よりです」

「アスラ様、いかがですか。お似合いでしょう?」

 真っ赤なドレスを纏ったフェイグゥがやって来た。大きく開いた胸元が、大胆だ。

「ああ。…久しぶりだ。大きくなったな」

「貴方様も、一層逞しく、麗しくなられましたわ」

 肩に手を置き、囁く。

「いかがですか、今夜、久しぶりに」

「アスラよ、これも美味いぞ」

 ユィーキが皿を指し、わざとらしく声を張り上げた。フェイグゥは一瞬、この叔母をぎろりと睨んだが、すぐに笑みを取り戻して戻っていった。
 皇帝が、思い出したように言う。

「そうだ。汝の馬のことを、ランファンから聞いておった」

「ジオのことですね」

「然り。明日にでも、一目見てみたいものだ」

「勿論です」

 アスラは頷いた。
 それからは、特に問題なく宴は終わった。会場を出て、ふと窓から差し込む光に気付く。外は、もう夜明けであった。



安価下1〜3でコンマ最大 どうする?



 今から眠る気にもなれず、アスラは再び街に出ていた。護衛はついているが、今度は一人だ。
 殆ど徹夜で、頭がふわふわする。おまけに腹は膨れているし、酒も入っている。散歩くらいしかできないだろう…



安価下コンマ
01〜30 華禁から使者が飛んできた
31〜50 大荷物の馬車だ
51〜70 いつぞやの宣教師
71〜90 老人と女
91〜98 北の主従
ゾロ目 影の姉妹



「…あっ、いたいた!」

 不意に後ろから声がして振り返ると、一人の少年が息を切らして走ってきていた。

「おっ、お散歩中、失礼します…はぁっ」

 彼は息を整えると、両手を合わせて一礼し、それから言った。

「華禁より参りました。アスラ様に」

「どうした?」

「貴方様のお馬…天子様へお目通りする前に身繕いをばと思いましたが」

「…あ」

「はい、その。…厩舎から、動こうとせず。主人である貴方様の言うことしか聞かないと、蘭花公主のお言葉で」

「分かった、すぐ戻ろう」

 アスラは頷いた。
 少年に続いて歩きながら、彼は思わず大きな欠伸をした。



「ひええ、いくらでも喰うぞ、こいつ…」

「夕べの残りが、無くなっちまいそうだ」

「ジオはここか」

 厩舎に入って声をかけると、中にいた2人の馬丁が弾かれたようにこちらを向いた。

「! わざわざご足労いただき、誠にありがとうごぜえます」

「お馬様は、こちらに」

 見ると、囲いを3つ占領して、ジオが一心不乱に山盛りの餌を貪っていた。餌と言っても、昨日の宴で大量に出た残飯で、皇族と同じ贅沢な食事であった。
 ジオはアスラに気付くと、ちらりと顔を上げた。それから盛大に鼻を鳴らすと、再び食事に戻った。

「しばらく構ってなかったから、拗ねてるんだ。少し時間があれば、いけると思う」

「それなら、大丈夫でさ。…にしても、凄い馬で」

「農耕馬だって、こんなのはそうそう見ませんぜ」

「まあね。偶然、草原に迷い込んでいたのを手懐けたんだ。その時は、大変だった…」



 軒先に座る皇帝の前に、アスラがジオを曳いて来た。長いたてがみを綺麗に整えて、黒い体毛にもしっかりとブラシを通されている。

「ジオです」

「ほう、これは玉龍の生まれ変わりか」

「いえ、バルバスにも見せましたが、そのようなことは聞いておりません」

「しかし、見事な巨馬よ…」

「父上、乗ってみられては」

 側から、皇太子が口を挟む。皇帝は首を横に振った。

「ならん、ならん。朕の股が保たぬ」

「はあ、左様で。…おい、勇者の子よ。その馬は、どこの生まれか。50頭もおれば、最強の騎馬隊が作れそうだぞ」

「タルス…いえ、クリストラの草原に、偶然迷い込んだのを手懐けました。生まれがどこかは、分かりません」

「何だ、使えん」

 舌打ちする皇太子。そこで声をかけたのは、宴の最中にクリストラの衣装に興味を示した青年だった。

「この馬が50頭もおれば、五行山とて一夜で禿山になりましょうぞ。何より、いっぱいおってはムードがない」

「ムード…?」

 不意に飛び出したクリストラの言葉に、目を丸くするアスラ。青年は可笑しそうにくっくっと笑うと、「もうよい」と手を振った。
 ファンが手元の紙を広げ、言った。

「明日は陛下、アスラ様を交えて市街を行幸いたします。その後最後の会談を行い、アスラ様ご帰国となります。本日は、ごゆっくりお休みください」



 ユィーキ、ティエンファンと一緒に部屋に戻ってきた。寝台が目に入ると、それだけでどっと疲れが押し寄せてきた。

「丸2日寝てないよ」

「妾もよ」

 ユィーキは喉を鳴らした。

「ティエンファンめは、たっぷり昼寝しおった。父上も、死んだように眠っておったそうだ」

「皇帝が…」

 アスラは、思わず呟いた。

「…体調が悪いのかな」

「年よ」

 ユィーキは、溜め息を吐いた。

「もう80になろうと言うに…よく、また娘を産ませたものだ」

「えっ、子供が生まれたのか?」

「いかにも。妾も昨日聞いて驚いたわ。妾やランファンの時でさえ高齢だったというに…」

 そこまで言ってから、彼女は思い出したようにアスラを見た。

「…どうする、このまま寝るか」



安価下1〜3でコンマ最大 どうする?(夜)
①寝る

②その他要記述(コンマ70未満で寝落ち)

「ああ、そうする」

 アスラは頷くと、布団に潜った。ユィーキも、隣に入ってくる。
 目を閉じると、あっという間に意識が沈んでいった…



安価下コンマ
01〜80 特に何も起こらない
81〜98 ???
ゾロ目 ???



「…っ」

 身体が重い。妙な音がする…
 薄く目を開けて…

「…!!?」



「んっ♡ あんっ♡ んんっ…」



「だっ、誰だ!?」

「! 起こしてしまいました…ぁんっ♡」

「ぅあっ…な、何を」

 暗闇に目が慣れると、自分の上に一人の女が跨っているのが見えた。それと同時に、股間を包む熱く濡れた感触に気付く。
 隣に目を遣ると、ユィーキとティエンファンはぐっすりと眠っている。

「シーシーと申します。勇者の御種を、わたくしにも分けていただけないかと…んっ♡」

 艶かしく喘ぐと、ペニスを包む熱いものがきゅっと縮こまった。



安価下 どうする?

「…じゃあ、好きにしろ」

「はいっ♥ では、失礼…んっ♥」

 アスラの上で、腰を小刻みに動かすシーシー。動きながら、おもむろに自らの服に手をかけると、胸の留め具を外し、丸く美しい乳房を露わにした。アスラの手を取り、自らの乳房を掴ませる。

「お手が寂しいでしょう。わたくしのお乳を、お楽しみください…んぁっ♥」

 ふわふわと柔らかいおっぱいを両手で揉むと、シーシーは悩ましい声を漏らした。
 自らの乳を揉ませながら、腰をとんとんと揺すり、膣穴をうねらせる。

「あぁ、んっ♥ 何も、おっしゃらないで…いつでも、出して、あっ♥」

 小さな乳首を指先で突くと、つんと尖った。それをきゅっとつまむと、膣穴が竦んだ。

「ぁんっ♥ これでは、わたくしばかり、気持ちよく…あ、んっ♥」

 腰が、速くなってくる。

「あっ、あっ、あ、あっ…出して、出してっ♥ 出してっ♥」

「…!」

 アスラは、おっぱいから手を離すと、彼女の腰を両手で掴んでぐいと押し付けた。

「っっっ〜〜♥♥♥」

 ぎゅっと縮んだ膣穴に、数日ぶりの精液を勢いよく放った。

「あっ♥ あああっ♥♥ お、お美事にございますっ♥ こんなに、沢山…♥♥」

 肉棒を絞るように膣をくねらせながら、シーシーは囁いた。




安価下コンマ ゾロ目で妊娠



 初日も通った広い街道を、綺羅びやか装飾の馬車が6台、護衛の騎馬に守られてゆっくりと進む。先頭には皇太子を始め男の皇族。次にランファンはじめ後宮にいたことのある皇女たち。次にアスラとユィーキ母娘。次にその他の、女の皇族。最後に、一番大きな馬車に皇帝。他の馬車に壁がなく、皇族たちの姿が見えるのに反して、皇帝の馬車だけは四方を黄色い壁に囲まれていて、窓も硬く閉ざされている。
 皇族たちの行列を、人々は沿道に集まって見ている。手を振ったり、手を合わせたりしているが、やはり一番の興味の対象はアスラのようで、一人だけ金髪のクリストラ人の姿を認めると、ひそひそ話し合ったり、女たちは黄色い歓声を上げたりしていた。

「これから、丘の上の陵墓へ行く」

 隣に座るユィーキが、説明した。

「歴代の皇帝を祀っている。そこへ、挨拶に行くのだ」



 古めかしい霊廟の前には、酒や饅頭、それに花などがずらりと供えられている。その前に並んで、皇族たちが祈りを捧げている。アスラも、見様見真似で祈りを捧げる。
 一人の従者が、大きな額を持ってきた。それを、供え物の真ん中に置く。よく見るとそれは、皇帝と謁見した時、アスラが詠んだ詩であった。

「この善き日に感謝を。オリエズマ王朝と勇者の、末永き友好を願います」

 ランファンが締めくくると、一同は華禁への帰路についた。



「有意義な日々であった」

 謁見の間にて。跪くアスラの向こうには、玉座に座る皇帝。簾はもう、上まで上がっている。

「こちらも、素晴らしい訪問でした」

「汝を友とすることができたのを、嬉しく思う。汝を模範として、我が王朝の守りと繁栄はより堅くなるであろう」

 脇の皇太子が、青い顔で額を拭う。それから、ほっと息を吐いた。
 皇帝が、右手を上げる。すると、従者が厚い布に覆われた何かを持ってきた。

「汝へ、贈り物を用意した」

「ありがとうございます。…」

 アスラの前で、従者が包を解く。中から出てきたのは…



安価下コンマ
01〜10 三柱無双
11〜30 客卿
31〜60 西方侯
61〜98 克里斯托王
ゾロ目 玉璽

 中から出てきたのは、黒い漆塗りの印であった。裏返してみると、『親華封西客卿』と刻まれている。

「これにより、汝の領は朕の認めるところとなる」

「外国の者としては、最高の爵位であるぞ。感謝せよ」

 皇太子が口を挟む。どことなく、顔つきが柔らかい。何か緊張が解けたかのようだ。

「これがあれば、朕の民は汝を拒まぬ。いつでも遊びに来るが良い。歓迎しよう」

「有難き幸せ…」

 頭を下げるアスラに、皇帝が更に問いかけた。

「ときに、このまま帰るかな」

「と、言いますと」

「もうしばらく、この国を楽しんでも良いぞ。客人の身分は解かれるゆえ、後宮に置いておくことは叶わぬが、どこか宿を取らそう」

「それなら…」



安価下1〜3でコンマ最大 どうする?
①しばらく残る

②クリストラに帰る

③その他要記述

「…いえ、おれはこれにて帰ります。故郷に残してきた人々がおります」

「わたくしは、娘と共に我が夫に付いて行きます」

 ユィーキも同調する。皇帝は、頷いた。

「そうか。残念だが、仕方あるまい。…ケドゥ、勇者を港まで送って参れ」

「は」

 例の青年が頷く。アスラは立ち上がると、ユィーキたちと共に謁見の間を辞した。



 船に、また多くの荷物が積み込まれていく。これからまた、これに乗って1週間の長旅だ。
 行きは余裕がなかったが、こうして見ると港町も多くの人や店で賑わっている。出港まで時間があるから、見回ってみるのも良いかも知れない。



安価下1〜3でコンマ最大 どうする?
①土産物を見て回る

②屋台で軽食

③大道芸を見物

④その他要記述

同値勝負だった

安価下 1 or ケドゥと会話

 アスラは、見送りに来た皇子に話しかけた。

「ここまで送ってくれて、ありがとう」

「…む、私か」

 彼はわざとらしく、くるりとアスラの方を向いた。オリエズマ人ながら長身で、無駄のない筋肉が付いているのが分かる。それに、目は細いが整った顔立ちをしている。

「何、礼には及ばぬ。父上のともがらとあれば、無礼があってはならぬ」

「兄上、世話になりました」

 ユィーキが言うと、彼はくっくっと喉を鳴らした。

「玉妃、ぬしからそのような、殊勝な言葉が聞けるとはな。ついこの間まで、すぐ癇癪を起こしては、やれ斬首だやれ車裂きだ…」

「あ、あまりからかうな」

 珍しく狼狽えた様子で、兄を制止するユィーキ。ケドゥは細い目を更に細めると、しみじみと言う。

「…時の流れは、偉大である。そして、かくも容赦がない」

「…」

「父上は、もう長くはないだろう」

「! 兄上は…長兄に代わり皇位を継ごうとは」

「無い、その気はない」

 彼は、首を横に振った。

「太子は、あくまで兄上だ。慣例を見出しては、禍根を残そう。それに…保兄はあれで、優しいお方だ。ただ、人を頼らず何でも一人でやろうとするから、ボロばかり出して…」

 そこまで言うと、わざとらしく両手で口を押さえた。

「…む、いかんいかん。どこで間者が聞いておるか分からん。帰ったら、首切り台へ直行とあってはかなわんからな」

 それから、船の方を指差す。

「そして、準備ができたようだ」

「では…」

 アスラは、頭を下げた。ケドゥは、笑って手を振った。

「ああ。…達者でな」



安価下3票先取
①到着までも行動安価とる

②到着まで飛ばす(エンディング直行)

3票先取なのでどっちかに3票入るまで待つ

一旦区切る
船から降りた所で14週目開始なんですけど、このままエンディングにします? それともきっちり15週までやってからにします?

『Harem Simulator』





 遠ざかっていく陸を、甲板から眺める。

「あっという間の旅であったな」

「ああ。…良かったのか?」

「何が?」

 アスラは、去っていくケドゥの背中を見ながら、ユィーキに尋ねた。

「残らなくて。折角の故郷なのに」

「妾の故郷は、汝の隣よ」

 そう言って、肩を寄せてくるユィーキ。

「…そうか」



安価下1〜3でコンマ最大 どうする?(1/5日目 日中)

「…そうだ」

 アスラは思いついて、船室へ走った。
 戻ってきた彼の手には、埃被ったリュートが握られていた。潮風の吹く中で、ばらばらになってしまった音を合わせると、アスラは弦を爪弾いた。

「だいぶ忘れたけど…何とかなるか」

「では一曲、相伴に与ろうか」

 ユィーキは、彼の前に座り込んだ。



安価下コンマ+60 出来栄え

「月日は疾く去り、瞬く間に想起は難けれど」



 甲板にいた人々が、集まってくる。行きよりもだいぶ少ない。半分以上が、故郷に残ることを選んだのだ。



「華の星月は心に硬し。玉と環、我が腕に有れば」



「…ふっ」

 ユィーキがそっぽを向いて鼻を鳴らす。その顔が、微かに赤い。集まってきた人々が拍手をした。

「まあ、当然よな。妾とティエンファンがおれば…」

 風の音に隠すように、ユィーキが小さく呟いた。



安価下1〜3でコンマ最大 どうする?(1/5日目 夜)



 今回は、時間の進みがやけに遅い。船員に尋ねてみると、太陽の進みに沿って進んでいるので、日が沈むのが遅いのだそうだ。確かに、行きは逆に、昼と夜が目まぐるしく変わっていたように思える。
 ということで、まだ空が染まり始めたばかりだが、就寝したユィーキとティエンファンを尻目に、アスラは星図を広げていた。

「ちゃんと読めるかな…」



安価下コンマ
01〜30 星図が飛んでいった
31〜70 ぼんやりと
71〜90 すこし具体的に
91〜98 スイリン
ゾロ目 ???



「あ」

 突然、船室の扉が勢いよく開き、鋭い風が吹き込んできた。
 風は、床に広げた星図を巻き上げると

「…えっ」

 いつの間にか開け放たれていた窓から、遥か彼方へと吹き去ってしまった。

「お…おい!?」

 慌てて窓に駆け寄るが、もう遅い。夕陽を反射して輝く波の合間に、星図は一瞬の内に消えてしまった。

「…」

 アスラはしばらく、無情な海原を呆然と眺めていたが、やがて諦めて、ティエンファンの隣に横たわり、目を閉じた。当然、瞼の裏には未来など見えはしなかった。



安価下1〜3でコンマ最大 どうする?(2/5日目 日中)

早いけどここまで

安価下



 寝たような、寝ていないような、気持ち悪い目覚めだった。空は明るく、窓の外は果てしない海原だ。サトンの荒野をラクダに乗って移動しているときは、この水のない土地をどうやって生きていくのか疑問に思ったものだが、こうして水しか無いというのも、生命の気配を感じず不気味であった。
 アスラは部屋を出ると、船内を歩き回った。知り合いに会えないかと思ったのだ。
 意外なことだが、ランファンは故郷に残った。曰く、「ユィーキはもう自分がいなくても大丈夫」とのことであった。



安価下コンマ
01〜10 誰もいない
11〜30 シェンウェン
31〜50 ランメイ
51〜70 パイラン
71〜90 パイラン+???
91〜98 フォンリン
ゾロ目 スイリン



「…おや」

 船内の倉庫を覗くと、ランメイがいた。思えば、最初の頃は彼女の案内で北岸を訪れたものだ。ランファンが来てからは、彼女がその役割を担うようになり、彼女と話す機会も減ってしまった。

「何をしてるんだ?」

「物品に不備がないか、見直しておりました」

 手に持っている紙束を見せる。そこには、積み荷の内容がずらりと書かれていた。

「ですが、一段落ついたところです。御用であれば、何なりと」



安価下1〜3でコンマ最大 話題、行動

20:00まで待つ
この週は安価が少なければそのまま進める

「礼を言いたくて」

「礼? 私が何かいたしましたか」

「色々さ。オリエズマ領では、良くしてもらったから。それに、今回の訪問のことも」

「まるで、今生の別れにようにおっしゃいますね」

 ランメイは笑った。

「…私たちは皆、アスラ様の妻。夫に尽くすのは当然でございます。…とは言え、こうして感謝の言葉をいただくのは嬉しく思います」

 微笑み、頭を下げる。

「こちらこそ。大いなる庇護、愛を、感謝いたします」



安価下1〜3でコンマ最大 どうする?(2/5日目 夜)

20:15まで待つ



 その夜、アスラはランメイの案内で、船底に近い船室にいた。広い一角を占領して、眠っているのはジオだ。

「元気か?」

 声をかけるが、ジオは眠ったまま動かない。彼の脇には、山盛りの干し草が積んである。

「…食べ残すこと、あるんだな」

 アスラはぼやくと、長いたてがみを撫でた。皇帝との謁見の前に整えたのが、まだ残っている。ほんのり香の匂いがする。
 目を覚まさない彼を残して、アスラも寝室へと戻っていった。



安価下1〜3(20:30まで)でコンマ最大 どうする?(3/5日目 日中)



 その日、アスラは何となく、ティエンファンに尋ねてみた。

「オリエズマと後宮、どっちが好きかい?」

「どっちもオリエズマだよ?」

「そうではない、ティエンファンや」

 ユィーキが横から補足した。

「母上の故郷と、父上の故郷。どちらが好きか? ということだ」

「えー…」

 ティエンファンは考えて…

「…ははうえの」

「! それは、どうして?」

「おじさま、おばさま、ともだち、いっぱいいるから。寂しくなかった」

「…」

 どうやら、彼女は華禁で相当可愛がられたらしい。ユィーキが、気まずそうにアスラを見た。

「…また行こうな」



安価下1〜3(20:50まで)でコンマ最大 どうする?(3/5日目 夜)



 その夜、アスラは再び船内を散歩している。昨日のように、知り合いの顔を探していた。



安価下コンマ
01〜40 皆寝ているようだ
41〜60 マオジャン
61〜80 パイラン
81〜98 パイラン&???
ゾロ目 フォンリン&スイリン



 光の漏れる部屋を見つけて、アスラはそっと入ってみた。

「…おや? これは」

 机に向かい、蝋燭を灯して本を読んでいるのは、マオジャンだった。

「大陸には残らなかったのか」

「ええ。やはり、異国の食材への興味は尽きませんので」

「その本は?」

 するとマオジャンは、こちらに開いてみせた。そこには、筆書きの絵と大陸の文字がびっしりと記されていた。

「我が国の料理本です。長く離れておりましたので、一度基本に立ち返ろうと」



安価下1〜3(21:10まで)でコンマ最大 話題、行動



「どうぞ。このようなもので恐縮ですが」

 眠い目をこするユィーキとティエンファン。それからアスラの前に供されたのは、白い杏仁豆腐だ。船上では火を使うわけにはいかず、このような冷たいものや、乾いたものが多い。

「どういう風の吹き回しか?」

「マオジャンと会ったせいで、小腹が空いてさ」

 そう言うとアスラは、匙で白い塊を掬った。



安価下1〜3(21:30まで)でコンマ最大 どうする?(4/5日目 日中)



「…」

 何かに衝き動かされるかのように、船内を歩き回る。誰かに会いたい。誰かと話がしたい…



安価下コンマ
01〜20 誰もいない
21〜40 ヤーウェン
41〜60 パイラン
61〜80 ソンクー
81〜98 フォンリン
ゾロ目 スイリン

 部屋を出たところで、パイランと鉢合わせた。

「おや、おはようございます。アスラ様」

「おはよう。…」

「…いかがなさいましたか?」

 柔らかい目つきで、アスラを見つめるパイラン。



安価下1〜3でコンマ最大 話題、行動



と言った所で今夜はここまで
殆どできることは無いので飛ばしていく

「あ…ええと」

 とっさに考えて…口から出たのは、くだらない質問だった。

「この前、クリストラから戻ったときにパイランの隣りにいたのは、誰?」

「誰…はて、誰だったか」

「何か、黒い眼鏡をかけてた」

「ああ」

 パイランは、顔色を変えず頷いた。

「カナンですね。私の弟子でございます」

「弟子? 何を教えてるんだ?」

「それはもう、私の技術など、持てるものを。あまり出来の良い弟子ではありませんが」

「ふぅん…」

「…そろそろ、ユィーキ様にご挨拶申し上げても?」

「! あ、ああ」

 慌てて脇にどけると、パイランは恭しく頭を下げ、主のいる部屋へと入っていった。



安価下1〜3(19:30まで)でコンマ最大 どうする?(4/5日目 夜)



 船内でできることは少ない。歩き回って海を眺めるか、部屋に籠もって寝るか…机に向かうか。



安価下コンマ+40 出来栄え



「仲冬、華禁へ参る。天能く語り、詩尽くす…」

 筆を滑らせる。

「…疑うらくは我、其の求めを満たしたるや。我、其の礼と義に応え…っ、はあ」

 筆を置く。どうにもキレが悪い。やはり、夜は頭が働きにくいのだろう…
 書きかけの詩を残し、布団に入った。



安価下1〜3(20:30まで)でコンマ最大 どうする?(5/5日目 日中)



 船旅も最終日。アスラはティエンファンを連れて、甲板に上がってきていた。

「ちちうえー! ちちうえがおにー!」

 そう言うと、ティエンファンは甲板の上を走り回った。

「よーし、捕まえるぞ!」

 アスラは、逃げるティエンファンを追いかける。

「きゃはははは! あはははは!」

「はははっ! 待て待てーっ!」

 風の吹きすさぶ甲板を、笑いながら駆け回る。



安価下コンマ
01〜20 ティエンファンが転んだ
21〜50 捕まえた
51〜80 逃げ切られた
81〜98 捕まえた…
ゾロ目



「…捕ま、えた!」

「あー、つかまったー」

 息を切らして、どうにか追いついた。へとへとでその場に座り込むと、ティエンファンは無邪気に言った。

「じゃあ次、ティエンファンがおにね!」

「ちょっ、ちょっと…休ませて…はあっ」



安価下1〜3(21:10まで)でコンマ最大 どうする?(5/5日目 夜)



「ちちうえ、ははうえ、おやすみなさい」

「ああ、お休み」

「ゆっくりお休み。明日は、クリストラに帰るのだからな」



「…っ」

 ぐらりと、船が揺れた。きっと、移動用の道術を解いたのだろう。もうすぐ、クリストラに…



「…後は、この部屋か」



「…?」

 聞き慣れない声だ。それに、後はこの部屋とは、どういうことだ? 他の部屋は、もう…
 突然、扉が勢いよく開き、鎖帷子を纏った兵士が数人、部屋になだれ込んできた。

「! いたぞ! この方だ!」

「オリエズマ人もいる…どうする?」

「決まっている。…殺せ」



「!!」

 アスラは寝台から跳ね起きると、壁際の剣を拾って抜いた。

「抵抗なさらぬよう。クリストラ人は傷付けるなと、猊下のお達しです」

 兵士の一人が、槍を構える。穂先には、べったりと血が付いていた。

「まさか…他の人達は」

「異民族、異教徒は全て殺す! それが神の意志だ」

「ふざけるな!」

 アスラは剣を構えると、先頭の兵士に斬りかかった。

「くっ…捕らえろ!」

「んん…何事……っ!!?」

「ちちうえ!? ははうえ…」

 目を覚ましたユィーキとティエンファンに、兵士たちが迫る。

「やめろ! 2人に触るな!!」

 アスラは剣を振り回し、兵士を牽制する。しかし、狭い船室では思うように動けない。
 硬い防備の兵たちに囲まれ、身動きが取れなくなる。

「あ…アスラ!」

「ちちうえーっ!」

「やめろ…やめろーっ!!」

 兵士が剣を抜き、ユィーキとティエンファンに向け、そして…





「させん!」「!? ぐわっ」突然、兵士の腕が切り落とされた。「君は…」「お久しぶりです」そこにいたのは、分厚いマントを羽織った狼の獣人。太い両腕に、幅広の剣を握ると、ユィーキ母娘を庇うように立つ。「キママ! 助けに来てくれたんだ」「はい」「おのれバルバスめ! 纏めて殺して…ぐはあっ!?」兵士の胸を、槍が貫く。「勇者を助けよ!」「おおーっ!」なだれ込んできたのは、サトンの戦士たち。たちまち兵士を蹴散らすと、アスラとユィーキ、ティエンファンを、船の外へ…「助けて…」自由だ。これで、助かった…「助けて…」ユィーキも、ティエンファンも、オリエズマの皆も…



助けて…





「いたいよぉ…」

「…」

「いた…ぃ」

 啜り泣くティエンファンの声が、消えた。
 その隣で、ユィーキは血に塗れて、動かない。

「助けて…たすけて…」

「これで全部だな。連れて行け」「はっ」

 動かない2人を、呆然と見つめるアスラを無理やり立たせると、兵士たちは船を降りた。
 全ての兵とアスラが降りると、無人と化した船目掛けて、無数の松明が投げ込まれた。
 炎に包まれ、沈みゆく船を残して、兵士たちは隊列を組んだ。アスラは、馬車に詰め込まれた。列が、動き始めた。





「今ここに、神の国は訪れた」

 黒山の如き聴衆に向けて、教皇…ユーダ1世は言った。

「全ての原罪は赦され、神を信じるクリストラ人には、大いなる加護が保証された」

 拍手が起こる。聴衆を、武器を持った兵士が囲んで、じっと監視している。

「もはや、王は不要。この私が神の手足となり、人々を導こう」



「万歳! 万歳!」「教皇猊下、万歳!」「神の国、万歳!」



「そして…我らの勇者が、この国を守り抜こう」

 教皇の隣に、車椅子に乗せられた勇者…アスラが、ゆっくりと姿を現した。その目は虚ろで、唇には血がこびりついている。
 しかし、聴衆にはそれが見えない。



「勇者、万歳!」「勇者アスラ、万歳!」「護教騎士団よ、永遠なれ!」



 車椅子が下がっていく。
 人々の熱気から遠ざかり…彼は、幾つもの塀を潜っていく。彼の後ろで、幾つもの門が閉まっていく。
 最後に彼は、一軒の館に入った。車椅子を押す修道士が館を出ると、扉が閉まり、何度も釘を打つ音が響いた。



「おかえりなさいませ」

 中で、一人のメイドが頭を下げる。

「護教騎士団団長、勇者アスラ。今日からはここが、貴方様の後宮でございます」

 裸の女たちが、絨毯の上で待っている。ここにいる全てが、彼の妻であった。





『Harem Simulator』

『Story mode : Knight end』



 あなたは、自らの役割を見事にこなしました。
 あなたは平和と人類統合の象徴として、後宮を離れること無く、女たちと絆を育み続けました。
 心配はいりません。全てを失ったあなたは、これからも女たちと絆を育み続ければよいのです。ただ、飼い主が変わっただけ。

 あなたは、そこにいればいい。いるだけでいい。ただ、欲望のまま、女たちと交わればいい……

そういうメタ要素も含めて第三部ということにしようかな

『Harem Simulator』





 外で、花火の音がする。今日は、『護教騎士団団長アスラ』の、50歳の誕生日らしい。

「…」

 広い石の湯船に浸かっていた彼は、分厚い壁の向こうからその音を聞いた。そうして、ふと立ち上がった。
 一緒に湯に浸かっていた女たちは、怪訝な目でこの主を見た。



”『花火』である”



「…」

 細い廊下を、裸のまま、ふらふらと進む。開けっ放しのガラス戸をくぐると、この屋敷で唯一陽の光の差す、中庭へ。



”我らの発明した『火薬』で、クリストラ人は礫を撃ちおったが、風雅を重んじる我らはこうして、炎の花を咲かせて愛でるのだ!”



「…知ってるよ。君が、教えてくれたんだ…」

 空を見上げると…細く切り抜かれた空に、炎の花弁。



”アスラ…”



「!」

 振り返ると、愛しい人。
 急いで駆け寄る。そこにあったのは、古ぼけた水瓶。雨水が縁まで溜まって、その水面に…



”汝は、妾の婿にするぞ”



「ああ…ああ…」

 口づけを。初めて会った日のように。
 水面に顔を寄せ…唇を付け…顔を浸し…







 噂話が…水が…何も、音が…呼吸すら…





 ___何も、聞こえない…



「…!」

 気が付くと、アスラはオリエズマ島国風の、畳張りの部屋にいた。部屋の真ん中には、布団の張られた四角いちゃぶ台があって、その上には柑橘の盛られた籠が鎮座している。
 布団に足を入れてちゃぶ台を囲んでいるのは、エリスアルネス、ウラナエアルス、そしてシーヴァ。

「…?」

 首をひねっていると、エリスが空いているちゃぶ台の一面を叩いて言った。

「アスラ、いらっしゃい」

「…あ、ああ」

 言われるままに、布団に足を入れて座る。中はとても暖かい。
 エリスが、みかんを差し出して言った。

「お疲れ様。あなたは死んだわ」

「死んだ? …いや、こうして」

「人の殻を捨て、我らの領域に至ったのだ」

 みかんを剥きながら言うウラナエアルスに、アスラは今更のように驚いた。

「魔王が、何でこんなとこでくつろいでるんだ? それに…父さん…?」

「ああ」

 シーヴァが、気まずそうに顔を上げる。彼は申し訳無さそうに言った。

「心配をかけて済まなかったな。ウラノと再会してからは、おれはここにいた」

「あなたの子を身籠ってからは、わたしもいたわ。…これで、一家が揃ったわ」

「一家って…おれは魔王の子じゃないし、エリスの子は一体…」

「あなたも、ウラナエアルスの子よ。厳密には、ウラナエアルスが捨てた人の殻の子。あなたはシーヴァの体を受け継いで、わたしはシーヴァの魂を受け継いで生まれた。そして、わたしたちの子はシーヴァとなって、ここにいる」

「…?」

 訳がわからない。しかし、深く考えるのが無意味だということも、何故だか理解できる。
 アスラは諦めて、みかんを剥き始めた。

「ということで」

 エリスはおもむろにリモコンを手に取ると、ブラウン管の電源を入れた。そこに映るのは、幼い日のアスラ。

「思い出ビデオの鑑賞会としましょうか。…恥ずかしいでしょ。わたしも、ここに来てから数年間は同じことをやらされたわ」

「気休め程度だが、過去に通らなかった道を見ることもできる。お前の見たいところを見ていくとしようか」



安価下1〜3でコンマ最大 見たいシチュエーション

イツキとセイコの親子同時出産

とこんなノリで第三部をやっていこうと思う
前スレの方に娘案投げてもいい。先着1名で

あ、今日はここまでです
出先でノーパソの充電器を持ってき忘れたので

『リーリレウと生まれた娘に連れられて空をお散歩』





「レーが、飛べるようになった、ぞ!」



 石の街に来ると、リーリレウとその娘、レーレヌイが待っていた。
 10年間、卵を温め続けた末、遂に生まれたのは、人間の女の子だった。レーレヌイと名付けられたこの娘は、人間以上のスピードで成長し、数年で10歳くらいの見た目まで大きくなった。

「レー、パパに、飛んでるとこ、見せるぞ!」

「…はーい」

 気怠げに返事するレーレヌイ。どうも彼女は、見た目の割に考え方は進んでいるらしく、朴訥な母親に突っ込むことが多い。
 とは言え根は素直なので、言われたとおり広いところに立つと、両腕を広げて息を吸った。

「すぅーっ……ふんっ!」

 次の瞬間、レーレヌイの両腕から鮮やかな赤色の羽毛が生えてきた。それは腕から胴体、足、顔にまで広がり、彼女の全身を覆い尽くしてしまった。羽毛に埋まった顔に、黄色い目が開き、鋭い嘴が伸びる。両脚は鱗に覆われ、鋭い爪が伸びた。
 甲高い声で鳴くレーレヌイ。大きな翼をはためかせると、空へ飛び上がった。

「どうだ、飛んだ、ぞ!」

「ああ!」

 誇らしげなリーリレウ。自分も翼を広げ、アスラに向かって言った。

「背中に、乗れ」

 言われたとおり彼女の背に負ぶさると、リーリレウも翼をはためかせて空へ飛び上がった。
 少し上でレーレヌイと合流すると、言った。

「よし、一緒に、飛ぼう!」



 石の街が、遥か眼下に見える。冷たい空を、リーリレウは笑いながら飛び回り、レーレヌイがその後ろにぴったりと付いてくる。まだ飛ぶのに慣れていないのか、時折高度が下がったりするが、その都度リーリレウも高度を下げ、フォローに回った。
 しばらく飛び回ると、疲れたレーレヌイが先に地面へと降りていった。
 下からこちらを見上げる娘を見ながら…ふと、リーリレウが言った。

「夢が、叶った。家族は、いい、な!」

「ああ、そうだな」

「リー、もう一人、欲しくなった、ぞ!」

「…うん?」

『からのスカイセックス』



 気が付くとリーリレウは、アスラを背に乗せたまま、お尻を突き上げるような奇妙な姿勢になっていた。

「あ、危ないぞ」

「大丈夫、だ。ちゃんと、支えてる」

「…」

 片手でリーリレウの背中に掴まったまま、片手で慎重にズボンを下ろす。

「うわ、寒っ」

 冷たい風にさらされて、肉棒も縮こまってしまう。温かい羽毛にこすり付けると、どうにか元の大きさくらいには戻ってきた。

「ん…♥ ここ、ここ、だぞ」

 恐る恐る後ろへずり下がる。ペニスの先端でお尻を探ると、ぬるんと温かい穴に入った。

「ああっ♥」

「うわぁっ!?」

 嬌声と共にぐらりと揺れ、アスラは思わず叫んだ。リーリレウはすぐに姿勢を立て直すと、お尻を器用に揺する。

「わ、あっ、ああっ」

「ふぅっ♥ んっ、遠慮、するなっ♥」

「え、遠慮とか、そういうのじゃ、あ、ああっ!」

 また上下に大きく揺れた。慌ててしがみつくと、ペニスがどこかに当たったらしく、穴がきゅっとすぼんだ。

「はぁっ♥」

「うあっ」

 自分でも訳の分からない内に、アスラは射精していた。



「…何を上空で盛ってるんですか」

 地面に降りると、レーレヌイが白けた顔で母親を見た。

「み、見てた…のか」

「当然でしょう。全く、パパに何かあったらどうするんですか」

「ま、まあまあ」

 間に入るアスラ。レーレヌイは、そんな父親をちらりと見ると、ぷいと顔を背けてしまった。

「…のに」

「何?」

「…何でも無い、です!」

 レーレヌイは撥ねつけると、巣になっている木の根元の向こうに逃げてしまった。





「…レーレヌイ、か」

「そうか、彼女はあの時の怪鳥か」

 再生を終了すると、シーヴァがぼやいた。

「あの暴れん坊が、あんな風に」

「卵は、無事に孵ったのかな」

 アスラが呟くと、エリスはみかんの房を分けながら答えた。

「クリストラ兵が攻めてきた時、リーリレウは卵を守って動かなかったわ。木ごと巣を切り倒されて、落ちてそのまま死んだ。卵も割れた」

「…」

「さ、次にしましょ」

 エリスは、再びリモコンを取り上げた。



安価下1〜3でコンマ最大 見たいシチュエーション

アスラを返り討ちにして捕らえたスピーネの生み出した生物兵器によって崩壊する建国派
捕まったアスラは生物兵器を生み出すため搾精され続けた

基本1日1題ずつかな
あと採用されてないけど>>935 スピーネは建国派所属だが裏切るということでよろしいか

あ、ソフィーとの生活か
例によって子供案頂戴。最低でも2人。男の子でもいいよ

『Harem Simulator』





 馬車を降りると、一面の花畑であった。

「わあーっ!」

「綺麗…」

 感嘆の声を上げながら、次々に降りてくる2人の娘。母の手を握って降りてきたのは、末っ子でただ一人の男児、テイシロだ。最後にアスラが、大きなバスケットを持って馬車を降りた。

「ああ、良いところだ」

「本当に…」

 うっとりと呟くソフィー。長女のリアリーは、アスラの荷物運びを手伝い、次女のラシェーラは花畑を見つめて何か物思いに耽っている。
 アスラが敷物を敷き、ソフィーがバスケットを開けると、中からサンドイッチやソーセージ、ポテトやサラダの詰まった弁当箱が出てきた。

「さあ、皆さん」

 ソフィーが手を叩く。

「まずは、お昼にしましょう」



 快晴の野原で食事を終えると、一家は馬車から、各々の楽器を出してきた。アスラはリュート。ソフィーはフルート。リアリーがチェロで、ラシェーラとテイシロはヴァイオリンだ。
 調律を終えると、誰ともなく旋律を奏で、それに他の音が重なっていく。
 日が傾くまで、花畑には息のあった美しい音色が流れ続けた。



「ん…っ♥ 今日は、子どもたちが…ぁんっ♥」

「そうだね、だから声を抑えないと」

「あぁっ♥」

 ベッドの上で、アスラはソフィーの腰を抱き、豊かな乳房を掴む。
 一番下のテイシロでも10歳で、もう1人で寝られる歳だ。それでも、子どもたちが寝ているのは壁一枚隔てた隣の部屋。声を上げれば、簡単に聞こえてしまう。
 押し殺したような、細い声で喘ぐソフィー。アスラは寧ろ愉しむように、彼女の性感帯を指で愛撫していく。

「乳首、硬くなってる」

「あ…やっ♥」

「テイシロはとっくに乳離れしただろ。おっぱいがまだ張ってるぞ」

「んっ♥ あ、アスラ様が、いつも吸われるから…あ、ぁっ…♥」

 ショーツの中に手を伸ばし、湿った膣穴に指を挿し込んだ。たちまち、熱い蜜が溢れ出して泡を立てる。

「あっ♥ あっ、あっ♥」

「ほら、隣に聞こえるぞ」

「っ! …っっ♥」

 両手で口を塞ぐと、漏れる吐息に水音が混じって、却って寝室に響き渡る。ソフィーは口を押さえながら、涙を浮かべて快感に耐える。
 その手の隙間から、ソフィーは息を呑んだ。

「挿れるぞ」

「っっっ〜〜〜♥♥」

 ぱんぱんに張った肉棒が、とろとろのソフィーの膣穴に呑み込まれる。そのまま腰を振ると、ぱちんぱちんと肉のぶつかる音が響いた。

「っ♥ っっ♥」

「はっ、はあっ…」

 ソフィーの膣が、きゅうきゅう締まってアスラに絡みつく。まるで、きつくペニスを締め付ければ、水音が少しでも抑えられるとでも言わんばかりに。

「っ…っ、んむっ♥」

 喘ぎ声の代わりに、ソフィーはアスラの肩を掴んで引き寄せ、唇を押し付けた。そのまま激しく、舌を絡め合う。アスラのペニスが、びくびくと震え出し、更に膨らむ。

「っ…うっ」

「っっっ〜〜♥♥♥」

 びゅうびゅうと勢いよく、精液が子宮の奥を叩く。その熱にソフィーは絶頂し、膣の壁を絞るようにうねらせる。
 唇を離すと、アスラは囁いた。

「…4人目、だな」

「…はい…♥」





「…おれ、ソフィーの子供に会ったことなかった」

「…」

 興味なさげにみかんを口に運ぶウラノ。シーヴァはこたつから出ると、どこかへ行ってしまった。

「ソフィーは、無事だったのかな」

「概ね、この映像の通りよ」

 エリスの返答に、ほっと胸を撫で下ろす。

「そうか、良かった…」

「相手が、あなたでないことを除けばね」

「…っ!?」

 そこへ、シーヴァが戻ってきた。手には、肉や野菜、それに薄焼きのパンが盛られた大皿を持っている。

「アスラも来たことだし、折角だから作ってみた。親父の故郷の料理で、お袋も好きだった…ん? どうしたアスラ。浮かない顔で」

「…」

「さ、次にしましょ。…あなた、ケバブ以外に作れるものはないの?」

 雑にリモコンを操作すると、さっさと放り投げた。顔をしかめながらも、エリスは慣れた手付きでパンを取り、具を挟んで食べ始めた。



安価下1〜3でコンマ最大 見たいシチュエーション

今日はここまで

他スレからのゲストキャラにあんまり尺割くのもな…

ごめん、考えたけどやっぱり>>924は書けないわ
セイコの出産自体もう別スレでやってるし、イツキを横に並べた所で別に内容変わらないし、何よりシンプルに>>1が書きたくない

代わりにスレが終わるまでマリアによる質問コーナーでもしたいんだけど、いいかな

『Harem Simulator』



 何か聞こえる…

 ___人生とは、思い通りにいかないものです。

 ___そのくせ、一度しか無いもの。

 ___もしも、やり直せるなら? やり直せないまでも、どこでどう間違ったのか、どのような結末を迎えていたのか、知ることができるとしたら…?



「…ごきげんよう。私はアスラ様の乳母にして、第一の妻。第一子マリウス様の実母。シャーロットの母…マリア・カデンツァです」

「このSSをお読みの皆さんが希望されるので、僭越ながら解説を務めさせていただきます」

「ええと…>>1が用意したシナリオ…用意したと言うより、流れで決めたけど選ばれなかった分岐というのは、いくらでもありますので…ここは一つ」



「安価下1〜3でコンマ最大、何が知りたいですか?」

 あのままオリエズマに残っていたらどうなってたか



「残る経緯によって変わってきます。まず、>>832で克里斯托王か玉璽を引くとオリエズマ残留が確定します。克里斯托王とはクリストラを治める諸侯王の称号で、皇子に与えられるもの。すなわち、皇帝ティアの養子になるという意味です。その場合、皇太子パオと和解するか対立するか、また皇子ケドゥを味方に付けられるかで変わってきます」

「次期皇帝を狙う意思がないことを示せば、パオは敵意を無くし、自動的にケドゥも味方になります。その場合はみんな仲良くパオを皇帝に立ててめでたしめでたし。但しランファンはアスラ様への興味を失い、パオに付きます。この状態で中途半端に地位を狙えば、ランファンやその配下がアスラ様や皇女ユィーキらを暗殺しにきます」

「次期皇帝を狙うのであれば、必然的にパオが邪魔しに来ます。兄を立て、またクリストラを危険視しているケドゥも。パオは『自分が生きている限り、次期皇帝の座は譲らない』というルールで動いているので、彼の暗殺は必要条件です。ケドゥを説得すること無くパオを暗殺すると、遂に彼も次期皇帝に名乗りを上げ、ユィーキを除く全ての皇族がそちらに付きます。この時点でユィーキ、ティエンファンは死亡確定です。逆に、ケドゥの説得に成功すれば、協力してパオを暗殺し次期皇帝がほぼ確実になります」

「玉璽は最も簡単にオリエズマに留まる方法です。ティアから禅譲を受けると、皇帝としてこの国に残ることができます。この状態でパオを処刑しても、特にリスクはありません。寧ろ生かしておくと全力で殺しに来るので、速やかに処刑したほうが良いでしょう。皇女の方のパオは、玉璽と一緒にアスラ様のお嫁さんになります」

「さて、先の2つを引けなかった場合も、>>834でオリエズマに残る選択をすると、5日間滞在が延長されます。この場合、滞在を終えて船に乗ろうとしても、クリストラ行きの便が絶えており帰ることができなくなります。華禁に戻るか、街で慎ましく暮らすか。アスラ様は貨幣という概念をご存じないので、少々大変な道のりになるでしょうが…」

「全てを捨てて、仙女フォンリンと一緒に山に消えるルートもありますよ。最初の方で仙人の修行に失敗しましたが、一度死を経験したことで素質は持っていました」



「さて、他には何が知りたいですか? 安価下1〜3でコンマ最大」

平穏なクリストラルートはどういった感じだったか



「平穏なクリストラルート…? よく意味が分かりませんが」

「わたしや伯母様が殺されず、建国派に乗っ取られずに済むルートってこと? なら簡単よ」

「ロティ! あなたも、ここに来ていたのですね」

「うん。…アスラがオリエズマに行っている間に、行方不明になってたメリッサが帰ってきたの。でも、彼女は建国派のスピーネに洗脳されてて、戻って早々わたしと伯母様、それに貴族を何人か殺して回ったわ。結局捕まったけど、建国派蜂起や陛下の暗殺のゴタゴタで、いつの間にか無罪放免になったわ」

「…本題に戻るわね。建国派を完全に止めようと思ったら、聖堂や街だけじゃ足りないわ。ヘンリに付いて、後宮を出ることがまず前提よ。そこからは、貴族の三男坊や孤児のこそ泥みたいなイカれた仲間たちと一緒に、カイム枢機卿の暗躍を突き止める必要があったの。正直、ここまでアスラが後宮を出なかったのは>>1も想定外だったわ」

「ハーレムシミュレーターの隠れた主題は『お飾りが本物の勇者になれるか』だったの。スレのタイトル通り、最後まで女を抱いて過ごすか、ハーレムを抜け出して本物の英雄になるか…結局、何もかも中途半端なのよ。威勢の良いこと言って、見境なく何でも身に付けようとして、その癖一つも活かせない。満足行くまで女も抱けず、国も救えずにゲームオーバー。あんたたち、ギャルゲーでもヒロインの好感度を均等に上げて、誰のルートにも入れずに最終日を迎えちゃうクチでしょ」

「で…何だっけ? 建国派を倒したら、後は特にやることは無いわ。国王が老衰でお隠れになったら、ヘンリが新たな王になる。クリスタ姫は正式にアスラの妻になる。アスラは王国騎士団の名誉団長になって…ねえ、もう良いでしょ?」



「他に何か無いの? 安価下1〜3でコンマ最大」

バルバス領の消滅を防ぐために必要だったことは?



「サナギによるアスラ暗殺未遂、風邪を引いたアスラを引き渡さない、みたいな幾つかの積み重ねがあって、バルバス領消滅に至ったのだけど、最後の引き金はやっぱり、襲撃者の中にミーニャがいた『ことにされた』ことね。彼女は騙されて連れてこられて、後ろから殴り殺されて転がされただけ。彼女の無実を証明する一番簡単な方法は、調査隊にアスラが同行することよ。ジオに乗って行けば、彼女の頭の傷とジオの蹄の形が一致しないことが証明できるわ」

「それ以外では…どうしようもないわね。直前に姿をくらましていたラーラが、早い段階でクリストラの動きに気付いて、事前にバルバス領の住民を避難させていたのが不幸中の幸いだったわ」



「まだまだいけそうですね。安価下1〜3でコンマ最大。何が知りたいですか?」

>>121でラーラを止めるもしくは着いていく、とにかく別れにならなかった場合どうなるか



「止めた場合と着いていく場合で大きく異なります」

「止めた場合、クリストラ側によるバルバス領進撃が察知できないので、住民は順次捕縛、ないし殺害されていくことになります。実は、その次の週が終わった時点でバルバス領は、森の教会までを既にクリストラに没収されており、ミーアやアルたちは石の街に移り住んでいました」

「ついていく場合、バルバス領から竜の山を経由して後宮の外へ脱出するルートが生まれます。バルバス領と外を行き来しながら、他の領や建国派の動向を探ることになったでしょう。キママと再会する可能性もあるでしょうね」

「まあ、そもそも選択肢を用意していなかったので、考えるだけ仕方ない話ではあります」



「安価下1〜3でコンマ最大 何が知りたいですか?」

今日はここまで

始めといてなんだけど、邪教面白くできるビジョンが全く浮かばない…

妻子達のその後



「建国派が国を掌握したとは言え、最初から異民族、異教徒に強硬だったわけではありません。最初は国外退去に留めており、その時点で後宮のクリストラ人以外の方々は祖国へ帰っていかれました」

「同じ神を信仰するよしみで、タルスムの方々は比較的長く残れたようですが、それでも1、2週間程度の差です」

「クリストラ内では、アスラ様はオリエズマ大陸へ拉致されたと伝えられました。まず、南岸の方々が、アスラ様を連れ戻すという名目で追放されました。その後建国派の支配が強くなってくると、サトンの人々が領を追われました。それから少し置いてタルスムも」

「後宮の人々はそれぞれの領で、他の男性に娶られたり、元通りの暮らしをするなどしたようです。国の代表として勇者に嫁いだというステータスがありますから」

「アスラ様がお亡くなりになる頃には、皆さんもすっかりアスラ様のことを忘れられたでしょう」



「あといくつお話できるでしょうか。安価下1〜3でコンマ最大 何が知りたいですか?」

>>655からどんな分岐を考えてました?
あと>>1が出したかったけど特に出したかったキャラはいます?



「ええと、一つづつお答えしますね」

「まず、>>655まで行くとあまり分岐はありません。せいぜい、建国派による国の掌握が、目の前で行われるか、余所に行っている間に行われているかの違いしかありません。サトンの戦士を率いて抵抗することもできましたが、結末は変わりません」

「オリエズマに行ってからの分岐は前に述べたとおりですね」

「それから、>>1が特に出したかったキャラですが…」

「誰というほどでもありませんが、クリストラのメイドたちとの絡みは、もっと書きたかったそうです。たくさんの女に囲まれる様子…例えば、タルスムの踊り子もそうですね。後は、オデや彼女の弟子とデラ関連はもっと掘り下げたかったそうです」

「ついぞコンマに恵まれず、沢山用意した精霊が殆ど出てこなかったのも惜しいと言ってました」



「安価下1〜3でコンマ最大 何が知りたいですか?」

島国に関連した実装予定だったネタについて



「オリエズマ領にこれ以上何か実装する予定はありませんでした。両岸を繋ぐ橋くらいですね」

「キヌエの首を持って、オリエズマ島国へ攻め込むルートもありました」

「具体的には、キヌエ処刑の直後に大陸へ行った場合は、皇帝からの贈り物の候補に『蒙倭恵王』が出現しました。その金印と首を持って、島国へ出征する予定でした」

「まあ、船酔いや兵士の裏切りやらで、結局失敗するんですけどね」



「安価下1〜3でコンマ最大 何が知りたいですか?」

他にあった厄ネタ関連について



「ゾロ目で引く、ろくでもない展開ってことで良いかしら」

「ロティ、お願いします」

「はーい。…第一部はオリエズマのツバキ絡み、バルバスのエルフ絡みはもう知ってるわね。他だと、結局一度も使わなかったけどタオファ仕込みの暗殺術絡み。リュートに仕込んだ短刀で、アスラが女たちを殺して回る暴君ルートは考えてたみたいよ。北岸は他にも厄ネタの宝庫で、実はマオジャンがシャオの遺体を掘り起こして食べてたり、ランファンがユィーキを暗殺すべきかずっと迷っていたりしたわ。ファン・レイが北岸から離反する可能性もあったわね。ユィーキが孕まず、穏健にならなかったら、北岸と南岸の全面戦争だって起こり得たわ」

「タルスムは、厄ネタらしい厄ネタはそんなに無いけれど、アスラ暴君ルートの引き金を引く可能性が一番高いのがサーラだったわ。他の領を貶める彼女に、アスラがキレて殺しちゃうのね。バルバスは、保護者から離れなければそこまで危険は無かったわ。ただ、サナギが粛清された後にあんまりふらふら歩き回ってたから、自分で遺体を掘り起こしてしまう可能性はあった。この時点でバルバス領が消滅する可能性もあったわ。意外と危なかったのがサトン領で、予め予習せずに行ったら、気候は合わないわ食べ物はまずいわ服は取られるわで大嫌いになってたわ。それから、結局登場しなかったけど、ンゴバが出てれば他の領との諍いがもう少し起きてたかも知れないわね」

「第二部。みんながあんまりにも過激派過激派うるさいものだから、クリストラが厄ネタの塊になっちゃったわ。でも、本編で大体触れたから特に今言うことは無いわ。オリエズマもそう。一つ付け加えるなら、船でクリストラに帰る途中、ティエンファンと遊んだ時の最後のコンマ判定。あれのゾロ目はティエンファンが船から落ちて溺れ死ぬ展開よ。タルスムは厄ネタに触れるほど行ってないけど、ジオ用に作った鞍をクリストラ領か自分のところでは渡すけど他の領には届けないというささやかな嫌がらせを行ってたわ。サトン領では、住民が温泉開発に反対運動を起こすルートがあったわ。後は、勇者シーヴァの行方を占うことができるのがあそこだった。結局、一度もやらなかったけどね」

「バルバスは…あそこで風邪をこじらせたのが良くなかったわね。あそこの対応次第では、ラーラが処刑されてたわ。地味に危なかったのが、図書館でシーヴァについてアルが記した本を読んだ時。空白のページを挟んだ無効には、アルのシーヴァへの恋心がびっしりと綴られていたの」

「そうそう。メリッサよメリッサ。アスラからバルバス領で、クリストラの紅茶を飲んだと聞いた彼女は、姉の存在を予期してバルバス領へ旅立ったわ。そこでカイメラと再会し、彼女を拉致して変わり果てた姿にした張本人を求めてクリストラ領に戻ってきて以下同文」

「一応、思い出せる限りはこんなところ」



「安価下1〜3でコンマ最大 他に何か無い?」

>>960で最後まで女を抱いて過ごすかってあるけど、そう開き直った一番極端なルートってどんな感じになってた?



「どうもしないわ。何をしたって、どうにもならないのがアスラの人生だもの。後宮を抜け出し、本物の英雄になろうとでもしない限りね」

「迎えるエンドは本編と一緒。建国派が国を掌握して、異民族や異教徒は追放されて、アスラは名ばかりの地位を与えられて女たちと洋館に幽閉される。ただ、そこに悲壮感は無いわね。だって、やることはこれまでと一緒だもの。まあいいかで終了」



「こんなもの? あと一個だけ受け付けるわよ。 安価下1〜3でコンマ最大 最後に、何が知りたい?」

>>1的アスラとのベストカップル



「誰になっても良いように進めようとは心がけていたけれど、最初の時点ではわたしをメインヒロインに想定していたみたいよ。でも、本編を通して見る限りやっぱりユィーキがベストパートナーみたいね。オリエズマだけ他の領より、明らかに訪問頻度が高いもの」

「ちなみに、>>1の推しはフォンリンよ。レアキャラのつもりで登場は殆ど諦めてたから、初登場コンマでゾロ目を引けた時は、小躍りしながら書いてたわ」

 というわけで、カデンツァ母娘による質問コーナーはここまで
 次スレは立てようかどうか迷ってます。シーヴァ一家の食卓方式だと、どうにも>>1的に面白くないことが判明したので、趣向を変えてエディットモードをやってみようかと

 元々このスレを書こうと思ったきっかけが、とある海外ドラマで偉い女が侍女に身体を洗われている風呂に、これまた偉い男が入ってきて、偉い女と会話しながら無造作に侍女を犯すシーンを見て、こういうのが書きたいと思ったからです。
 だから、これまで出てきた女が入ってる風呂で、好きな女を抱いたり、広い部屋に女性器を広げた女たちをずらりと並べて、好きな女のを鑑賞したりする感じでやってみたい

 折角のエディットモードなので、現実でできないことがしたいですね

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