鞠莉「ray」(10)
どうも、名曲×ラブライブSSです。オリジナル設定ご容赦ください。では参ります
どうしたの急に?【あの時の話が聞きたいって】・・・まぁいいわ
そうね。最近思うのは【お別れしたのはもっと前のことだったような】気がしているの
でも、まだ2年しか経ってなかったんだって思って可笑しくなったわ
それだけ、【あの出来事は私たちにとってDEEPな出来事だったの】
【2人とも素っ気なくなって】【逃げるように留学を決めたわ】
【2人とも反対はしなかった】
え?向こうでの暮らし?・・・それなりに楽しかったわよ
・・・ごめんウソ、只の強がりよ。【あの時3人で見た光は見えなくなって】
心にぽっかり穴が開いたような感じだったわね
だから【しょっちゅう唄を歌ったわ】あの時の私たちの曲を
私たちの思い出だから、忘れないためにね
そして思ってたわ【お別れしたのは何のためだったんだろうな】って
え?寂しくなかったかって?そうね。寂しくなかったわ
ん~ちょっと違うわね。厳密には【ちょんと寂しくなれたから】【寂しくなかったわ】
ちょっと難しい?フフフ、貴女ももう少し大人になると分かるわ♪
話を戻すわよ
そんな時にココの理事長の話がきてね
2人にまた会えるそう思ったら早かったわね
【正常か異常かなんて考える暇もない程に急いでヘリを飛ばしたわ】
【伝えたかったことがあったんだと思う】
鞠莉「後は、ちかっちも知っての通りよ」
千歌「ほぇ~」
鞠莉「私が向こうでどんなことしてたか聞きたいっていうから話したけど」
千歌「うん!大体分かったよ」
鞠莉「そう」
千歌「鞠莉ちゃんが2人のことが気になって気になって他のことが手に着かなかったんだね」ニコッ
鞠莉「ちょ」
千歌「【良かったね2人とも!】」
鞠莉「え!?」クルッ
果南「アハハ・・・」
ダイヤ「」ポリポリ
鞠莉「oh・・・何時から?」
果南「最初から」
ダイヤ「ですわ!」
鞠莉「」ガクン
鞠莉「ちか~っち」
千歌「えへへ♪でも2人からのお願いだったから」
鞠莉「え?」
千歌「『鞠莉が向こうでどんなことしてたのか知りたいよ~』って」カナ~ン
果南「ちょっとそんな風に言ってない!」
鞠莉「もう・・・言ってくれれば普通に話すのに」
果南「いや~だってね」チラッ
ダイヤ「鞠莉さんは肝心なことは、はぐらかしますから千歌さんなら本音で話してくれるかなと思いまして」
鞠莉「してやられたわ」
千歌「ねぇ、なんで千歌なら話してくれるの?」
ダイかなまり「え」
千歌「ねぇ何で?」ジッ
ダイヤ「何でって・・・ねぇ」ポリポリ
果南「そうだね」
鞠莉「」ピューピュー
千歌「あ~ごまかした」
鞠莉「さ~てもう下校時刻よ。3人とも帰った帰った」
千歌「む~」プクー
果南「そうムクれないの」
ダイヤ「さぁ、帰りますわよ」
千歌「は~い。鞠莉ちゃんまた明日」フリフリ
鞠莉「yeah」
ピシャ
鞠莉「・・・」
だって・・・あんなに真っ直ぐ見つめられたら・・・ね
2人と仲直りができたのもこれまでの事も全部ちかっちのおかげ
でもね。1つだけ言っていないことがあるの。実はあの時の傷はまだ残ってる
果南やダイヤもきっと残ってる。でも、それでもいいって最近は思っているわ
この傷が教えてくれた。この痛みのおかげで2人を忘れなかった。
この傷が私たちをちかっちたちに会わせてくれた。私たちにもう一度、光をくれた
そして【この光の始まりには】・・・Aqours(みんな)がいる。だから、もう大丈夫だよ
鞠莉「さぁ、帰りましょう」
バタン
これでいいのかと思う毎日
後悔の連続、反省の日々
【生きるのは大変だ】そう思う
でも、そんな日々も愛おしく思う時が来る。もう数か月で私たちは・・・
その時が来るまで私は
鞠莉「シャイニー♪」
素敵な日々を送ろうと思う
~終わり~
以上です。今回参考にしたのはBUMP OF CHICKENの「ray」でした。鞠莉ちゃんお誕生日おめでとうございます!では!
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